JP2017111967A - ビル用蓄電システム - Google Patents

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Abstract

【課題】蓄電装置の排熱が十分であり、特に、高性能なハイブリッド蓄電池を含む蓄電装置を十分に排熱できるビル用蓄電システムを提供する。【解決手段】ビル用蓄電システム10は、蓄電装置12と伝熱装置14a〜14eと排熱装置とを有する。蓄電装置12は、ビルで使用される電力を充放電可能な二次電池12aおよび二次電池12aに接続され、二次電池12aへの充電電力と二次電池12aからの放電電力とをそれぞれ変換する電力変換部12bから成る。伝熱装置は、蓄電装置12で発生した熱を伝導する。排熱装置は、伝熱装置によって伝導された熱を排出する。ビル50の各階のフロア空間60は、配管空間62と床下空間64と床上空間66とから成り、蓄電装置12は、床下空間64に配置されるのに対して、排熱装置は、配管空間62、床上空間66およびビル50の外部空間の少なくとも1つの空間に配置される。【選択図】図1

Description

本発明は、ビルで使用される電力用の蓄電装置をビルの床下空間に配置するようにしたビル用蓄電システムに関する。
ビル内の企業活動を行う場所では、蓄電装置を設置して電力のピークカットや夜間電力の蓄電や再生エネルギーの蓄電などを行って、電力費の削減を図っている。しかしながら、蓄電装置は、大きなスペースを占有してしまうため、企業活動を行う場所を圧迫しない設置場所の確保が課題であった。
この課題に対して、特許文献1には、蓄電装置を床下空間、配線・配管スペース、階段下空間、地下ピット、屋上や屋外の空地、駐車場の地下等に設置することが記載されている。この設置方法によって、前述の課題は解消されたが、以下のような新たな課題が生じた。
特開2007−063971
第1に、特許文献1の構成では、蓄電装置の排熱が不十分であり、特に、高性能なハイブリッド蓄電池を含む蓄電装置を十分に排熱できないという問題があった。第2に、特許文献1の構成では、設置場所によっては、蓄電装置の排熱によって冬季の室温だけでなく夏季の室温も上昇するという問題があった。第3に、特許文献1の構成では、蓄電装置にリチウムイオン二次電池が含まれる場合には、使用温度などの安全性が考慮されていないという課題があった。
本発明は、従来のこのような問題点に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、蓄電装置の排熱が十分であり、特に、高性能なハイブリッド蓄電池を含む蓄電装置を十分に排熱できるビル用蓄電システムを提供することにある。
また、本発明の他の目的は、上記目的に加え、蓄電装置を十分に排熱すると共にその排熱を冬季のみ利用し、夏季の室温に影響を与えないビル用蓄電システムを提供することにある。
さらに、本発明の他の目的は、上記目的に加え、蓄電装置にリチウムイオン二次電池が含まれる場合に、使用温度などの安全性が考慮されたビル用蓄電システムを提供することにある。
本発明者は、上記目的を達成するために、鋭意研究を重ねた結果、まず、蓄電装置を床下空間に配置し、蓄電装置で発生した熱を伝熱装置で伝導し、その熱を配管空間、床上空間、ビルの外部空間の少なくとも1つの空間に配置された排熱装置で排出すれば、高性能なハイブリッド蓄電池を含む蓄電装置であっても十分に排熱できることを見出した。
また、本発明者は、互いに異なる2つの空間に熱交換装置をそれぞれ配置し、温度が低い方の空間に選択的に液体を循環させることによって、蓄電装置をより短時間に排熱できること、さらにこの延長線上で、居室空間の給気口に近接した位置と還気口に近接した位置に熱交換装置をそれぞれ配置し、夏季と冬季で液体を循環させる熱交換装置を切り換えることによって、蓄電装置を十分に排熱すると共にその排熱を冬季のみ利用し、夏季の室温に影響を与えないようにできることを見出し、本発明に至ったものである。
即ち、本発明は、ビルで使用される電力を充放電可能な二次電池、および二次電池に接続され、二次電池への充電電力と二次電池からの放電電力とをそれぞれ変換する電力変換部から成る蓄電装置と、蓄電装置で発生した熱を伝導する伝熱装置と、伝熱装置によって伝導された熱を排出する排熱装置と、を有し、ビルの各階は、床スラブと床スラブの直上階の上階床スラブとの間に、床スラブに垂直に設置された内壁および床スラブに平行に設置された床を備え、ビルの各階のフロア空間は、ビルの外壁と内壁との間または複数の内壁の間の配管空間と、配管空間を除く床スラブと床との間の床下空間と、配管空間を除く床と上階床スラブとの間の床上空間と、から成り、蓄電装置は、床下空間に配置され、排熱装置は、配管空間、床上空間およびビルの外部空間の少なくとも1つの空間に配置されるビル用蓄電システムを提供するものである。
ここで、上記においては、排熱装置は、配管内を流動する液体の熱を周囲の空気に排出する熱交換装置であり、伝熱装置は、蓄電装置と熱交換装置との間に設置された配管内に液体を循環させて熱を伝導する液冷装置であるのが好ましい。
ビルの各階は、さらに、床と上階床スラブとの間に、床に平行に設置された天井を備え、ビルの各階の床上空間は、配管空間を除く床と天井との間の居室空間と、配管空間を除く天井と上階床スラブとの間の天井空間と、から成り、排熱装置は、居室空間および天井空間の少なくとも1つの空間に配置されるのが好ましい。
ビルは、温度調節された空気を居室空間に給送する給気ダクトと、居室空間を通過した空気を居室空間から返送する還気ダクトと、を有する空調機を備え、居室空間の天井および内壁の少なくとも一方は、給気ダクトに接続された給気口を備えると共に還気ダクトに接続された還気口を備え、熱交換装置は、給気口に近接した位置に配置された第1熱交換装置と、還気口に近接した位置に配置された第2熱交換装置と、から成り、液冷装置は、蓄電装置と第1熱交換装置との間に設置された第1液冷装置と、蓄電装置と第2熱交換装置との間に設置された第2液冷装置と、液体を循環させる配管を第1熱交換装置の配管および第2熱交換装置の配管のいずれか一方または両方に切り換えるバルブと、空調機に供給される外気の温度に基づいてバルブを動作させるバルブ制御部と、を有するのが好ましい。
排熱装置は、配管内を流動する作動液蒸気の熱を周囲の空気に排出する熱交換装置であり、伝熱装置は、蓄電装置で作動液が加熱されて蒸発し、熱交換装置で作動液蒸気が冷却されて凝縮することによって熱を伝導するヒートパイプであるのが好ましい。
二次電池の単セルのエネルギー密度は、50Wh/kg以上であり、パワー密度は、50W/kgであるのが好ましい。
二次電池は、非水溶液を電解液として用いる非水溶液系二次電池と、水系電解液を用いる水溶液系二次電池と、を並列接続してなる仮想電池を複数個直列接続してなるハイブリッド蓄電池であるのが好ましい。
非水溶液系二次電池は、リチウムイオン二次電池であり、水溶液系二次電池は、鉛蓄電池であるのが好ましい。
リチウムイオン二次電池のそれぞれは、過温度、過電流、過充電および過放電の各保護回路を備えた電池管理システムを有するのが好ましい。
本発明によれば、蓄電装置の排熱が十分であり、特に、高性能なハイブリッド蓄電池を含む蓄電装置を十分に排熱することができる。
また、本発明によれば、上記効果に加え、蓄電装置を十分に排熱すると共にその排熱を冬季のみ利用し、夏季の室温に影響を与えないようにすることができる。
さらに、本発明によれば、上記効果に加え、蓄電装置にリチウムイオン二次電池が含まれる場合に、使用温度などの安全性が考慮された状態にすることができる。
本発明のビル用蓄電システムの一実施形態のビル内配置を模式的に示す正面図である。 図1に示すビル用蓄電システムの電気系統の一例を示すブロック図である。 図1に示すビル用蓄電システムの配管系統の一例を示すブロック図である。 図1に示すビル用蓄電システムに使用される二次電池の一実施形態の概略構成を示す模式図である。
以下に、本発明のビル用蓄電システムを添付の図面に示す好適実施形態に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明のビル用蓄電システムの一実施形態のビル内配置を模式的に示す正面図である。
本発明のビル用蓄電システム10は、蓄電装置12と伝熱装置14と排熱装置16とを有する。蓄電装置12は、ビルで使用される電力を充放電可能な二次電池12a、および二次電池12aに接続され、二次電池12aへの充電電力と二次電池12aからの放電電力とをそれぞれ変換する電力変換部12bから成る。伝熱装置14は、蓄電装置12で発生した熱を伝導する。排熱装置16は、伝熱装置14によって伝導された熱を排出する。
ビル50の各階は、床スラブと床スラブの直上階の上階床スラブとの間に、床スラブに垂直に設置された内壁54および床スラブに平行に設置された床56を備える。ここで、ビル50の1階の床スラブは、52aに対応し、上階床スラブは、52bに対応する。ビル50の2階の床スラブは、52bに対応し、上階床スラブは、52cに対応する。ビル50の3階の床スラブは、52cに対応し、上階床スラブは、52dに対応する。52dは、天井スラブともいう。
ビル50の各階のフロア空間60は、配管空間62と床下空間64と床上空間66とから成り、配管空間62は、ビル50の外壁と内壁54との間または複数の内壁54の間にあり、床下空間64は、配管空間62を除く床スラブと床56との間にあり、床上空間66は、配管空間62を除く床56と上階床スラブとの間にある。ここで、ビル50の各階の床スラブおよび上階床スラブは、上述と同様に対応する。
図1には、3階建てのビル50が記載されているが、本発明はこれに限定されるものではない。即ち、ビル50は、1階以上であれば、何階建てでも良い。また、図1には、ビル50の外壁の近くに設置された2つの内壁54a、54bが記載されているが、本発明はこれに限定されるものではない。即ち、内壁54は、ビル50内であれば、どこに何枚設置されても良い。さらに、図1には、ビル50の外壁と内壁54aとの間の配管空間62aおよびビル50の外壁と内壁54bとの間の配管空間62bが記載されているが、本発明はこれに限定されるものではない。即ち、配管空間62は、ビル50の外壁と内壁54との間または複数の内壁54の間であれば、どこにいくつあっても良い。
蓄電装置12は、床下空間64に配置されるのに対して、排熱装置16は、配管空間62、床上空間66およびビル50の外部空間の少なくとも1つの空間に配置される。図1には、1階と2階の床上空間66に排熱装置16a、16b、16cが配置され、3階の配管空間62bに排熱装置16dが配置され、ビル50の外部空間に排熱装置16eが配置され、蓄電装置12の下から排熱装置16a〜16eまでの間に伝熱装置14a〜14eがそれぞれ設置された状態が記載されているが、本発明はこれに限定されるものではない。即ち、各階の排熱装置16は、その階のフロア空間60を構成する各空間およびビル50の外部空間の少なくとも1つの空間であれば、どの空間に配置されても良い。また、その階の空間ではなく、別の階の空間に配置されても良いが、伝熱装置14が長くなると内部の配管の管路抵抗が増大するので、隣接する階の空間に配置するのが望ましい。このような構成とすることで、本発明のビル用蓄電システム10は、蓄電装置12を十分に排熱することができる。
ビル50の各階は、さらに、床56と上階床スラブとの間に、床56に平行に設置された天井58を備えても良い。その場合には、ビル50の各階の床上空間66は、居室空間66aと天井空間66bとから成り、居室空間66aは、配管空間62を除く床56と天井58との間にあり、天井空間66bは、配管空間62を除く天井58と上階床スラブとの間にあり、排熱装置16は、居室空間66aおよび天井空間66bの少なくとも1つの空間に配置されても良い。
次に、本発明のビル用蓄電システムの電気系統について説明する。図2は、図1に示すビル用蓄電システムの電気系統の一例を示すブロック図である。
ビルで使用される電力を供給する従来の商用電力供給ライン20は、商用電源22に接続された電力計24と、電力計24に接続された分電盤26と、分電盤26に接続されたコンセント28と、で構成される。商用電力供給ライン20は、切換装置30を介して本発明のビル用蓄電システム10に接続される。
切換装置30は、電力変換部12bと電力計24との間に接続された充電スイッチ32と、電力変換部12bに接続された放電スイッチ34と、放電スイッチ34と分電盤26との間に接続された逆流防止用のダイオード36と、充電スイッチ32および放電スイッチ34を開閉する充放電制御部38と、で構成される。
従来の商用電源22からの交流電流は、電力計24および分電盤26を介してビル50内のコンセント28に常時供給されている。充放電制御部38は、割安な夜間電力時間帯には、充電スイッチ32をONすることによって、商用電源22からの交流電流が電力変換部12bによって直流電流に変換され、その直流電流の二次電池12aへの充電が開始される。二次電池12aが十分に充電された場合には、充放電制御部38は、充電スイッチ32をOFFすることによって、二次電池12aへの充電を停止する。また、二次電池12aの残容量が低下した場合には、充放電制御部38は、再度充電スイッチ32をONすることによって、二次電池12aへの充電を再開する。
次に、夜間電力時間帯以外の割高な時間帯には、充放電制御部38は、充電スイッチ32をOFFすることによって、二次電池12aへの充電を停止する。コンセント28には、従来の商用電源22からの交流電流が常時供給されているが、各電気器具の同時使用や大量使用でビル50内の電力需要が増加した場合には、充放電制御部38は、自動または手動で放電スイッチ34をONすることによって、夜間電力時間帯に充電されている二次電池12aからの直流電流が電力変換部12bによって交流電流に変換され、ダイオード36および分電盤26を介してのその交流電流のコンセント28への電力供給が開始される。
そして、二次電池12aの残容量が下限値まで低下した場合、または、ビル50内の電力需要が減少した場合には、充放電制御部38は、放電スイッチ34をOFFすることによって、二次電池12aからコンセント28への電力供給を停止する。この場合、二次電池12aからの電力供給が停止しても、コンセント28には、従来の商用電源22からの交流電流が常時供給されているので、その交流電流を使用することができる。
次に、第1の実施形態の排熱装置および伝熱装置、ならびにそれらの配置について説明する。図3は、図1に示すビル用蓄電システムの配管系統の一例を示すブロック図である。
第1の実施形態では、排熱装置16は、配管内を流動する液体の熱を周囲の空気に排出する熱交換装置116であり、ラジエータでも良い。また、伝熱装置14は、蓄電装置12の下から熱交換装置116までの間に設置された配管内に液体を循環させて熱を伝導する液冷装置114である。なお、配管内を流動する液体の種類(例えば、水)や配管の材質(例えば、アルミニウム)は、蓄電装置12から排熱装置16に熱を伝導できさえすれば特に限定的ではない。
排熱装置16としての熱交換装置116は、第1熱交換装置116aと第2熱交換装置116bとから成り、第1熱交換装置116aは、配管空間62(例えば、排熱装置16d)、床上空間66(例えば、排熱装置16a、16b、16c)およびビル50の外部空間(例えば、排熱装置16e)の内の1つの空間に配置され、第2熱交換装置116bは、第1熱交換装置116aが配置された空間以外の空間に配置されても良い。さらに、伝熱装置14としての液冷装置114は、第1液冷装置114aと第2液冷装置114bとを有し、第1液冷装置114aは、蓄電装置12の下から第1熱交換装置116aまでの間に設置され、第2液冷装置114bは、蓄電装置12の下から第2熱交換装置116bまでの間に設置されても良い。
伝熱装置14としての液冷装置114は、さらに、バルブ118とバルブ制御部120とを有し、そのバルブ118は、液体を循環させる配管を第1熱交換装置116aの配管および第2熱交換装置116bの配管のいずれか一方または両方に切り換えても良い。
具体的には、第1形態の配管構成として、図3(a)のように、蓄電装置12の下に設けた分岐管の一方から、第1液冷装置114aの往路側、第1熱交換装置116a、第1液冷装置114aの復路側、蓄電装置12の下の順に液体を循環させるように第1液冷装置114aを構成し、分岐管の他方から、第2液冷装置114bの往路側、第2熱交換装置116b、第2液冷装置114bの復路側、蓄電装置12の下の順に液体を循環させるように第2液冷装置114bを構成し、第1液冷装置114aの往路側と復路側にそれぞれ第1開閉バルブ118a、118bを設け、第2液冷装置114bの往路側と復路側にそれぞれ第2開閉バルブ118c、118dを設ける。
そして、第1バルブ制御部120aは、第1開閉バルブ118a、118bおよび第2開閉バルブ118c、118dをそれぞれ同時に開閉させることによって、液体を循環させる配管を第1熱交換装置116aの配管および第2熱交換装置116bの配管のいずれか一方または両方に切り換えても良い。なお、第1開閉バルブ118a、118bおよび第2開閉バルブ118c、118dを共に開放位置にすれば、液体を両方の配管に循環させることができる。また、蓄電装置12は、第1液冷装置114aおよび第2液冷装置114bが重なり合う領域に配置され、蓄電装置12で発生した熱は、第1液冷装置114aおよび第2液冷装置114bのこの領域に伝導される。
また、第2形態の配管構成として、図3(b)のように、蓄電装置12の下、第3液冷装置114cの往路側、第1熱交換装置116a、第3液冷装置114cの復路側、蓄電装置12の下、第4液冷装置114dの往路側、第2熱交換装置116b、第4液冷装置114dの復路側、蓄電装置12の下の順に液体を循環させるように液冷装置全体を構成し、第3液冷装置114cの往路側および復路側にそれぞれ設けた第1分岐バルブ118e、118fの間に第1バイパス管を接続し、第4液冷装置114dの往路側および復路側にそれぞれ設けた第2分岐バルブ118g、118hの間に第2バイパス管を接続する。
そして、第2バルブ制御部120bは、第1分岐バルブ118e、118fおよび第2分岐バルブ118g、118hをそれぞれ同時に切り換えることによって、液体を循環させる配管を第1熱交換装置116aの配管および第2熱交換装置116bの配管のいずれか一方または両方に切り換えても良い。なお、第1分岐バルブ118e、118fおよび第2分岐バルブ118g、118hを共にバイパスさせない位置にすれば、液体を両方の配管に循環させることができる。また、蓄電装置12は、第3液冷装置114cおよび第4液冷装置114dが重なり合う領域に配置され、蓄電装置12で発生した熱は、第3液冷装置114cおよび第4液冷装置114dのこの領域に伝導される。
バルブ制御部120は、第1熱交換装置116aおよび第2熱交換装置116bが配置された各空間の温度に基づいてバルブ118を動作させても良い。具体的には、そのバルブ制御部120は、第1熱交換装置116aが配置された空間の温度と第2熱交換装置116bが配置された空間の温度とを比較し、温度が低い方の空間に配置された熱交換装置116で排熱するように制御する。このような構成とすることで、本発明のビル用蓄電システム10は、蓄電装置12をより短時間に排熱することができる。
ビル50は、居室空間66aの空気の温度を調節する空調システム70を備えても良い。空調システム70は、空調機72と冷凍機74と冷却塔76とボイラ78とを有し、空調機72は、供給された外気および居室空間66aから返送された空気を冷却する冷却器80とそれらを加熱する加熱器82と外気を供給する外気ダクト84とを備えても良い。冷却器80は、冷水配管を介して冷凍機74に接続され、冷凍機74は、冷却水配管を介して冷却塔76に接続され、冷却塔76には、補給水を供給する配管が接続される。加熱器82は、温水配管を介してボイラ78に接続され、ボイラ78には、燃料を供給する配管が接続される。
冷水配管は、密閉式であり、冷熱源機器である冷凍機74の蒸発器(エバポレータ)で発生した冷水(通常5℃〜7℃)を空調機72の冷却器80まで送り、約10℃〜12℃に昇温した冷水還水を、再び冷凍機74の蒸発器まで戻す配管である。また、冷却水配管は、開放式であり、冷熱源機器である冷凍機74の凝縮器(コンデンサ)から送り出される37℃程度の冷却水を冷却塔76まで送り、冷却塔76で約32℃まで冷却し、冷凍機74の凝縮器まで送り返す配管である。さらに、温水配管は、密閉式であり、温熱源機器であるボイラ78で発生した温水(40℃〜60℃程度)を空調機72の加熱器82まで送水し、ボイラ78まで還水して循環させる配管である。
空調機72は、さらに、給気ダクト86と還気ダクト88とを備えても良い。その場合には、給気ダクト86は、冷却器80および加熱器82を使用して温度調節された空気を居室空間66aに給送し、還気ダクト88は、居室空間66aを通過した空気を居室空間66aから返送する。また、居室空間66aの天井58および内壁54の少なくとも一方は、給気ダクト86に接続された給気口を備えると共に還気ダクト88に接続された還気口を備える。即ち、給気口と還気口は、居室空間66aの天井58および内壁54の少なくとも一方であれば、どこにいくつあっても良い。
また、その場合には、排熱装置16としての熱交換装置116は、第1熱交換装置116aと第2熱交換装置116bとから成り、第1熱交換装置116aは、給気口に近接した位置(例えば、排熱装置16a)に配置され、第2熱交換装置116bは、還気口に近接した位置(例えば、排熱装置16b)に配置されても良い。さらに、伝熱装置14としての液冷装置114は、第1液冷装置114aまたは第3液冷装置114cと第2液冷装置114bまたは第4液冷装置114dとを有し、第1液冷装置114aまたは第3液冷装置114cは、蓄電装置12の下から第1熱交換装置116aまでの間(例えば、伝熱装置14a)に設置され、第2液冷装置114bまたは第4液冷装置114dは、蓄電装置12の下から第2熱交換装置116bまでの間(例えば、伝熱装置14b)に設置されても良い。
伝熱装置14としての液冷装置114は、さらに、バルブ118とバルブ制御部120とを有し、そのバルブ118は、液体を循環させる配管を第1熱交換装置116aの配管および第2熱交換装置116bの配管のいずれか一方または両方に切り換えても良い。具体的には、上述の第1形態の配管構成または上述の第2形態の配管構成と同様である。
バルブ制御部120は、空調機72に供給される外気の温度に基づいてバルブ118を動作させても良い。具体的には、そのバルブ制御部120は、空調機72に供給される外気の温度が夏季のように高い場合には、還気口に近接した位置に配置された第2熱交換装置116bで排熱するように制御する。また、空調機72に供給される外気の温度が冬季のように低い場合には、給気口に近接した位置に配置された第1熱交換装置116aで排熱するように制御する。このような構成とすることで、本発明のビル用蓄電システム10は、蓄電装置12を十分に排熱すると共にその排熱を冬季のみ利用し、夏季の室温に影響を与えないようにすることができる。なお、春季と秋季には、第1熱交換装置116aおよび第2熱交換装置116bの両方で排熱するように制御しても良い。
次に、第2の実施形態の排熱装置および伝熱装置について説明する。
第2の実施形態では、排熱装置16は、配管内を流動する作動液蒸気の熱を周囲の空気に排出する熱交換装置である。また、伝熱装置14は、蓄電装置12で作動液が加熱されて蒸発し、熱交換装置で作動液蒸気が冷却されて凝縮することによって熱を伝導するヒートパイプである。なお、配管内を流動する作動液の種類(例えば、水)や配管の材質(例えば、銅)は、蓄電装置12から排熱装置16に熱を伝導できさえすれば特に限定的ではない。
次に、蓄電装置12を構成する二次電池12aについて説明する。図4は、図1に示すビル用蓄電システムに使用される二次電池の一実施形態の概略構成を示す模式図である。
二次電池12aの性能、構成は、ビルで使用される電力を充放電できさえすれば特に限定的ではないが、二次電池の単セルのエネルギー密度は、50Wh/kg以上であり、パワー密度は、50W/kgであるのが望ましい。本発明のビル用蓄電システム10は、このように高性能な二次電池を含む蓄電装置12でも十分に排熱することができる。
二次電池12aは、仮想電池42を複数個(図示例では4個)直列接続してなるハイブリッド蓄電池であり、仮想電池42は、非水溶液を電解液として用いる非水溶液系二次電池と、水系電解液を用いる水溶液系二次電池と、を並列接続してなるのが望ましい。また、非水溶液系二次電池は、リチウムイオン二次電池42a(LiB)であり、水溶液系二次電池は、鉛蓄電池42b(PbB)であるのが望ましい。
各仮想電池42は、さらに、各仮想電池間の充電レベルを揃えたり、そのバランスを所定の範囲に保ったりする仮想電池バランス回路44を有するのが望ましい。また、ハイブリッド蓄電池では、各リチウムイオン二次電池42aと各鉛蓄電池42bとは並列接続されて各仮想電池42を構成している必要があるが、複数(図示例では4個)の仮想電池42は、直列接続されているので、複数(図示例では4個)の直列接続されたリチウムイオン二次電池42aから成るリチウムイオン二次電池群42a−gと、複数(図示例では4個)の直列接続された鉛蓄電池42bから成る鉛蓄電池群42b−gと、をユニットとして構成し、各リチウムイオン二次電池42aと各鉛蓄電池42bとが並列接続されるように構成しても良い。このようにユニット化することで、同種の二次電池を一体として取り扱うことができ、特に、リチウムイオン二次電池群42a−gのカセットモジュール化を容易にすることができる。同様に、複数(図示例では4個)の直列接続された仮想電池バランス回路44から成る仮想電池バランス回路群44−gをユニットとして構成しても良い。
各リチウムイオン二次電池42aは、過温度、過電流、過充電および過放電の各保護回路を備えた電池管理システム46を有するのが望ましい。電池管理システム46は、バッテリマネジメントシステム(BMS)ともいい、過温度の保護回路は、例えば、61℃以上または0℃以下で作動するように設定され、過電流の保護回路は、例えば、81〜117A以上で作動するように設定され、過充電の保護回路は、例えば、4.2V以上で作動するように設定され、過放電の保護回路は、例えば、2.4V以下で作動するように設定される。このような構成とすることで、本発明のビル用蓄電システム10は、蓄電装置12にリチウムイオン二次電池42aが含まれる場合に、使用温度などの安全性が考慮された状態にすることができる。
本発明のビル用蓄電システムは、基本的に以上のように構成される。
以上、本発明のビル用蓄電システムについて詳細に説明したが、本発明は上記記載に限定されず、本発明の主旨を逸脱しない範囲において、種々の改良や変更をしても良いのはもちろんである。
本発明のビル用蓄電システムは、蓄電装置の排熱が十分であり、特に、高性能なハイブリッド蓄電池を含む蓄電装置を十分に排熱することができるという効果に加え、蓄電装置を十分に排熱すると共にその排熱を冬季のみ利用し、夏季の室温に影響を与えないようにすることができるという効果および蓄電装置にリチウムイオン二次電池が含まれる場合に、使用温度などの安全性が考慮された状態にすることができるという効果もあるので、産業上有用である。
10 ビル用蓄電システム
12 蓄電装置
12a 二次電池
12b 電力変換部
14a、14b、14c、14d、14e 伝熱装置
16a、16b、16c、16d、16e 排熱装置
20 商用電力供給ライン
22 商用電源
24 電力計
26 分電盤
28 コンセント
30 切換装置
32 充電スイッチ
34 放電スイッチ
36 ダイオード
38 充放電制御部
42 仮想電池
42a リチウムイオン二次電池
42a−g リチウムイオン二次電池群
42b 鉛蓄電池
42b−g 鉛蓄電池群
44 仮想電池バランス回路
44−g 仮想電池バランス回路群
46 電池管理システム
50 ビル
52a、52b、52c 床スラブ
52d 天井スラブ
54、54a、54b 内壁
56 床
58 天井
60 フロア空間
62、62a、62b 配管空間
64 床下空間
66 床上空間
66a 居室空間
66b 天井空間
70 空調システム
72 空調機
74 冷凍機
76 冷却塔
78 ボイラ
80 冷却器
82 加熱器
84 外気ダクト
86 給気ダクト
88 還気ダクト
114、114a、114b、114c、114d 液冷装置
116、116a、116b 熱交換装置
118、118a、118b、118c、118d、118e、118f、118g、118h バルブ
120、120a、120b バルブ制御部

Claims (9)

  1. ビルで使用される電力を充放電可能な二次電池、および前記二次電池に接続され、前記二次電池への充電電力と前記二次電池からの放電電力とをそれぞれ変換する電力変換部から成る蓄電装置と、
    前記蓄電装置で発生した熱を伝導する伝熱装置と、
    前記伝熱装置によって伝導された熱を排出する排熱装置と、を有し、
    前記ビルの各階は、床スラブと前記床スラブの直上階の上階床スラブとの間に、前記床スラブに垂直に設置された内壁および前記床スラブに平行に設置された床を備え、
    前記ビルの各階のフロア空間は、前記ビルの外壁と前記内壁との間または複数の前記内壁の間の配管空間と、前記配管空間を除く前記床スラブと前記床との間の床下空間と、前記配管空間を除く前記床と前記上階床スラブとの間の床上空間と、から成り、
    前記蓄電装置は、前記床下空間に配置され、
    前記排熱装置は、前記配管空間、前記床上空間および前記ビルの外部空間の少なくとも1つの空間に配置されるビル用蓄電システム。
  2. 前記排熱装置は、配管内を流動する液体の熱を周囲の空気に排出する熱交換装置であり、
    前記伝熱装置は、前記蓄電装置と前記熱交換装置との間に設置された配管内に液体を循環させて熱を伝導する液冷装置である請求項1に記載のビル用蓄電システム。
  3. 前記ビルの各階は、さらに、前記床と前記上階床スラブとの間に、前記床に平行に設置された天井を備え、
    前記ビルの各階の床上空間は、前記配管空間を除く前記床と前記天井との間の居室空間と、前記配管空間を除く前記天井と前記上階床スラブとの間の天井空間と、から成り、
    前記排熱装置は、前記居室空間および前記天井空間の少なくとも1つの空間に配置される請求項2に記載のビル用蓄電システム。
  4. 前記ビルは、温度調節された空気を前記居室空間に給送する給気ダクトと、前記居室空間を通過した空気を前記居室空間から返送する還気ダクトと、を有する空調機を備え、
    前記居室空間の天井および内壁の少なくとも一方は、前記給気ダクトに接続された給気口を備えると共に前記還気ダクトに接続された還気口を備え、
    前記熱交換装置は、前記給気口に近接した位置に配置された第1熱交換装置と、前記還気口に近接した位置に配置された第2熱交換装置と、から成り、
    前記液冷装置は、前記蓄電装置と前記第1熱交換装置との間に設置された第1液冷装置と、前記蓄電装置と前記第2熱交換装置との間に設置された第2液冷装置と、液体を循環させる配管を前記第1熱交換装置の配管および前記第2熱交換装置の配管のいずれか一方または両方に切り換えるバルブと、前記空調機に供給される外気の温度に基づいて前記バルブを動作させるバルブ制御部と、を有する請求項3に記載のビル用蓄電システム。
  5. 前記排熱装置は、配管内を流動する作動液蒸気の熱を周囲の空気に排出する熱交換装置であり、
    前記伝熱装置は、前記蓄電装置で作動液が加熱されて蒸発し、前記熱交換装置で作動液蒸気が冷却されて凝縮することによって熱を伝導するヒートパイプである請求項1に記載のビル用蓄電システム。
  6. 前記二次電池の単セルのエネルギー密度は、50Wh/kg以上であり、パワー密度は、50W/kgである請求項1〜5のいずれか1項に記載のビル用蓄電システム。
  7. 前記二次電池は、非水溶液を電解液として用いる非水溶液系二次電池と、水系電解液を用いる水溶液系二次電池と、を並列接続してなる仮想電池を複数個直列接続してなるハイブリッド蓄電池である請求項6に記載のビル用蓄電システム。
  8. 前記非水溶液系二次電池は、リチウムイオン二次電池であり、前記水溶液系二次電池は、鉛蓄電池である請求項7に記載のビル用蓄電システム。
  9. 前記リチウムイオン二次電池のそれぞれは、過温度、過電流、過充電および過放電の各保護回路を備えた電池管理システムを有する請求項8に記載のビル用蓄電システム。
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