JP2017111921A - イオン発生器 - Google Patents

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【課題】ブラシ電極の付着物を効率良く除去することができ、イオン発生量の減少を抑えることができるイオン発生器を提供する。【解決手段】イオン発生器101は、平行に配置された複数本の導電体の繊維の一方の端が束ねて保持されたものであるブラシ電極2と、ブラシ電極2に風が伝わるように配置された送風ファン3とを備え、ブラシ電極2によるイオン発生が作動していない状態において送風ファン3を作動させることによって、ブラシ電極2に付着した付着物を除去するモードを有する。【選択図】図1

Description

本発明は、イオン発生器に関するものである。
ブラシ電極を用いるイオン発生器が知られている。そのいくつかの例が、特開2008−34220号公報(特許文献1)、特開2012−38510号公報(特許文献2)に記載されている。
特開2008−34220号公報 特開2012−38510号公報
ブラシ電極を用いるイオン発生器では、ブラシ電極に電気的に付着する付着物によってイオン発生量が徐々に減少する傾向がある。そこで、付着物を除去することが求められる。
そこで、本発明は、ブラシ電極の付着物を効率良く除去することができ、イオン発生量の減少を抑えることができるイオン発生器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に基づくイオン発生器は、平行に配置された複数本の導電体の繊維の一方の端が束ねて保持されたものであるブラシ電極と、上記ブラシ電極に風が伝わるように配置された送風ファンとを備え、上記ブラシ電極によるイオン発生が作動していない状態において上記送風ファンを作動させることによって、上記ブラシ電極に付着した付着物を除去するモードを有する。
本発明によれば、付着力が無くなったまたは弱まった状態で、送風ファンの風の力で付着物を離脱させることができるので、ブラシ電極の付着物を効率良く除去することができ、イオン発生量の減少を抑えることができる。
本発明に基づく実施の形態1におけるイオン発生器の概念図である。 本発明に基づく実施の形態1におけるイオン発生器に備わるブラシ電極の第1の状態の側面図である。 本発明に基づく実施の形態1におけるイオン発生器に備わるブラシ電極の第2の状態の側面図である。 本発明に基づく実施の形態1におけるイオン発生器の製品全体の電源をONにしてしばらく後にOFFにしたときの、送風ファンおよびイオン発生素子の挙動を示すタイムチャートである。 本発明に基づく実施の形態2におけるイオン発生器の概念図である。 本発明に基づく実施の形態3におけるイオン発生器の概念図である。 本発明に基づく実施の形態4におけるイオン発生器の概念図である。 本発明に基づく実施の形態4におけるイオン発生器に備わる回動部材および回動軸を取り出して示す斜視図である。 本発明に基づく実施の形態4におけるイオン発生器に備わる回動部材および回動軸の近傍の平面図である。 本発明に基づく実施の形態4におけるイオン発生器の流路に風が吹いたときの回動部材の挙動の説明図である。 本発明に基づく実施の形態5におけるイオン発生器の概念図である。 本発明に基づく実施の形態5におけるイオン発生器に備わる回動部材を単独で取り出して示す斜視図である。 本発明に基づく実施の形態5におけるイオン発生器の変形例の概念図である。 参考技術に基づくイオン発生器の概念図である。 参考技術に基づくイオン発生器で、送風ファン側から見たときのブラシ電極および電磁石の第1の状態の説明図である。 参考技術に基づくイオン発生器で、送風ファン側から見たときのブラシ電極および電磁石の第2の状態の説明図である。
(実施の形態1)
(構成)
図1〜図4を参照して、本発明に基づく実施の形態1におけるイオン発生器について説明する。本実施の形態におけるイオン発生器101は、図1に示すように、流路10と、イオン発生素子6とを備える。流路10は出口13を有する。イオン発生素子6はブラシ電極2を備える。ブラシ電極2は、流路10の途中に露出するように配置されている。ブラシ電極2を拡大したところを図2に示す。ブラシ電極2は、導電体の繊維2aと、その一方の端を束ねて保持する結束部材2bと、結束部材2bの下側に連なる基端部2cとを含む。イオン発生素子6は、電極を内蔵していてもよい。ブラシ電極2と図示しない電極との間に電圧が印加されることによって、ブラシ電極2の繊維2aからイオンが発生し、このイオンが風に乗って空中に放出される。電圧が印加されている状態では、ブラシ電極2はたとえば図3に示すように繊維2aが開いた状態になる。
図2および図3では、ブラシ電極2が基端部2cと繊維2aとの間に結束部材2bを備える構成を例示したが、結束部材2bは必須ではなく、基端部2cに繊維2aが直接接続されていてもよい。たとえば、ブラシ電極2は、複数の導電体の繊維2aと、複数の導電体の繊維2aが取り付けられた基端部2cとを備えるものであってもよい。
なお、基端部2cと結束部材2bとがはっきり区別できる必要はない。基端部2cと結束部材2bとは同一部材が兼ねていてもよい。
本実施の形態におけるイオン発生器101は、平行に配置された複数本の導電体の繊維の一方の端が束ねて保持されたものであるブラシ電極2と、ブラシ電極2に風が伝わるように配置された送風ファン3とを備え、ブラシ電極2によるイオン発生が作動していない状態において送風ファン3を作動させることによって、ブラシ電極2に付着した付着物を除去するモードを有する。
イオン発生器101は、送風ファン3と、イオン発生素子6との動作の有無を制御することができるコントローラ4を備える。図示しないスイッチにおいてイオン発生器101の装置全体の電源をONにしたときには、図4に示すように、送風ファン3とイオン発生素子6との両方がほぼ同時にONになる。イオン発生器101全体をOFFにしたときには、イオン発生素子6はOFFになり、ブラシ電極2からのイオン発生は止まるが、その後もしばらく送風ファン3はONであり、作動し続ける。
(作用・効果)
本実施の形態におけるイオン発生器101では、イオン発生素子6の電源が停止した状態で、送風ファン3が作動し続けるモードを有しているが、イオン発生素子6の電源が停止している状態では、ブラシ電極2に電気的に付着している付着物の付着力は無くなる、または、弱まるので、送風ファン3から送り込まれる風の力で付着物を容易に離脱させることができる。特にブラシ電極2の繊維2aは風によって揺れ動くので、付着物は落ちやすい。ブラシ電極2の繊維2aの長手方向に対して垂直な方向から風を当てることが好ましい。
本実施の形態では、付着力が無くなったまたは弱まった状態で、送風ファン3の風の力で付着物を離脱させることができるので、ブラシ電極2の付着物を効率良く除去することができ、イオン発生量の減少を抑えることができる。これにより長期に渡って安定した性能を発揮することができるイオン発生器とすることができる。言い換えれば、耐久性に優れたイオン発生器とすることができる。
ここでは、ブラシ電極2は、平行に配置された複数本の導電体の繊維の一方の端が束ねて保持されたものとして説明したが、ブラシ電極2の構成はこれに限らない。ブラシ電極2は、複数の線状の導電体と、前記複数の線状の導電体が取り付けられる部材とを備えるものであってもよい。複数の線状の導電体が取り付けられる部材は結束部材であってもよい。このことは、以下の実施の形態においても同様である。
「繊維」は、線状の導電体であってもよい。したがって、複数本の導電体の繊維は、複数の線状の導電体であってもよい。このことは、以下の実施の形態においても同様である。
本実施の形態で示したように、付着物を除去するモードは、ブラシ電極2によるイオン発生を終了した直後に一定時間行なわれるように設定されていることが好ましい。このような設定は、コントローラ4において予めそのようにプログラミングしておくことによって実現してもよい。付着物を除去するモードが、ブラシ電極2によるイオン発生を終了した直後に一定時間行なわれるようになっていれば、装置全体の電源をオフにする度に確実に付着物の除去が行なわれるので、付着物の蓄積を回避することができ、好ましい。
なお、ブラシ電極2によるイオン発生が作動していない状態において送風ファン3を作動させることによって、ブラシ電極2に付着した付着物を除去するモードは、ブラシ電極2によるイオン発生を終了した直後に限らず他の任意のタイミングで行なわれるものであってもよい。
ここでは、一例として流路10の途中にブラシ電極2が1つ配置されているものとしたが、ブラシ電極2の数は、ここで示したものに限らない。ブラシ電極2の個数は、2つ以上であってもよい。1つのイオン発生素子6が備えるブラシ電極2の個数は1とは限らず2以上であってもよい。
図4では、装置全体をONにしてから、送風ファンおよびイオン発生素子がONになるまでに一定のタイムラグがあるが、このタイムラグは無くてもよい。図4では、装置全体をOFFにしてから、イオン発生素子がOFFになるまでに一定のタイムラグがあるが、このタイムラグは無くてもよい。図4では、イオン発生素子がOFFになってから、送風ファンがOFFになるまでに一定の時間が確保されている。
(実施の形態2)
(構成)
図5を参照して、本発明に基づく実施の形態2におけるイオン発生器について説明する。
本実施の形態におけるイオン発生器102は、平行に配置された複数本の導電体の繊維の一方の端が束ねて保持されたものであるブラシ電極2と、送風ファン3と、送風ファン3によって生じる風を受けて回動することによってブラシ電極2に衝突するように配置された回動部材5とを備える。回動部材5は、回動軸11によって回動可能に支持されている。回動軸11は、イオン発生素子6に設けられた支柱12によって支持されている。回動部材5は、回動軸11を中心として、風によって上がり、自重によって下がる。回動部材5は、自重ではなくばねの力で戻るように構成されていてもよい。
(作用・効果)
本実施の形態では、回動部材5が風によって回動することによってブラシ電極2に衝突するので、ブラシ電極2に付着している付着物を回動部材5の衝突の衝撃で離脱させることができる。本実施の形態では、送風ファン3の動作開始および終了の際に毎回回動部材5が回動することとなるので、こまめに付着物の除去を行なうことができる。
回動部材5の動作のエネルギ源となるのは、イオンを送り出すために元々備わっている送風ファン3によって引き起こされる風であるので、新たな動力源を必要とせず、簡単な構造で実現することができる。
本実施の形態では、このように回動部材5の動作によって頻繁に付着物が離脱することとなるので、イオン発生量の減少を抑えることができる。
なお、本実施の形態で示したように、回動部材5は、板状部材であり、前記繊維の長手方向に垂直な方向の回動軸11を有することが好ましい。この向きに回動軸11が配置されていれば、回動部材5は、ブラシ電極2を効率良く叩くことができる。
(実施の形態3)
(構成)
図6を参照して、本発明に基づく実施の形態3におけるイオン発生器について説明する。実施の形態2におけるイオン発生装置102は、回動軸11によって回動自在に支持された回動部材5を備えていたが、本実施の形態におけるイオン発生装置103では、図6に示すように、回動軸11iによって回動自在に支持された回動部材5iを備える。実施の形態2では、回動軸11はイオン発生素子6に設けられた支柱12によって支持されていたが、本実施の形態では、回動軸11iは流路10の天井に配置されている。回動部材5iは回動軸11iを中心として回動する。他の構成は、実施の形態2で説明したものと同様である。回動部材5iは、風に押されて上がった後は、自重またはばねの力で元の姿勢に戻るように構成されている。
(作用・効果)
本実施の形態においても、実施の形態2と同様の効果を得ることができる。回動軸11iが配置される位置は天井に限らず、流路10の内面のいずれかの位置であってもよい。
(実施の形態4)
(構成)
図7〜図10を参照して、本発明に基づく実施の形態4におけるイオン発生器について説明する。本実施の形態におけるイオン発生器104の概念図を図7に示す。ここで示す例では、回動軸11jは流路10の底面に垂直に設けられている。イオン発生器104は、ブラシ電極2の繊維の長手方向と平行に立つ回動軸11jを備える。回動部材5jは回動軸11jによって回動可能に支持されている。回動部材5jおよび回動軸11jを取り出したところを図8に示す。回動部材5jは面積が大きい部分51と小さい部分52とを備えている。ここで示す例では、部分51と部分52とは、回動軸11jから半径方向の寸法は等しく、上下方向の寸法が異なっている。矢印91に示すように一方向から一律に風を受けた場合であっても、部分51,52間で面積の大小により受ける力に不釣り合いが生じ、矢印93に示す向きに回転する。図7における回動部材5jおよび回動軸11jの近傍を上から見たところを図9に示す。図9に示すように、流路10の途中に、流路10の長手方向とは垂直な方向に並ぶように2つのブラシ電極2が配置されているものとする。回動軸11jは、2つのブラシ電極2の中点に配置されている。図9に示すように逆回転を防止するためのストッパ14が設けられていてもよい。ストッパ14は、たとえばブラシ電極2と平行に突出する丸棒であってもよい。図9においては、ストッパ14が回動部材5jに引っ掛かっているので、回動部材5jは反時計回りには回転できるが、時計回りにはこれ以上回転できない。
風が吹いたときには、図10に示すような状態となる。図10においては、矢印91に示す向きに流路10内に風が吹いているものとする。回動部材5jは、部分51が風下側にくるようにして、風の方向と平行な姿勢となっている。図9に示した状態から図10に示した状態に至る途中では、回動部材5jは回転してブラシ電極2に衝突している。この衝突によって、それまでブラシ電極2に付着していた付着物はブラシ電極2から離脱する。
回動部材5jは、図10に示す状態で風がやんだときには、図9に示す姿勢に戻ることが好ましい。そのためには、回動軸11jにはばねを設けておいて、風がやんだときにはばねの復元力を以て図9に示す姿勢に戻ることとすることが好ましい。
ここでは、一例としてブラシ電極2が2つ配置されているものとしたが、ブラシ電極2の数、配列の仕方は、ここで示したものに限らない。ブラシ電極2の個数は、1つだけであってもよく、3つ以上であってもよい。
(作用・効果)
本実施の形態では、風が吹き始めるとき、および、風がやんだときに、回動部材5jが回動軸11jを中心として回動し、ブラシ電極2に衝突する。したがって、ブラシ電極2に付着している付着物は、回動部材5jの衝突の衝撃でブラシ電極2から離脱する。
本実施の形態では、このように回動部材5jの衝突によって頻繁に付着物が離脱することとなるので、イオン発生量の減少を抑えることができる。
本実施の形態では、図8に示したような回動部材5jを例として説明したが、回動部材の形状はこれに限らない。回動部材は、一方向から風を受けたときに一定の向きの回転が生じる構造であればよい。
(実施の形態5)
(構成)
図11〜図12を参照して、本発明に基づく実施の形態5におけるイオン発生器について説明する。本実施の形態におけるイオン発生器105の概念図を図11に示す。
イオン発生器105は、基本的な構成は実施の形態2におけるイオン発生器102(図5参照)と共通するが、回動部材5に代えて回動部材5kを備える。
本実施の形態におけるイオン発生器105は、図11に示すように、平行に配置された複数本の導電体の繊維の一方の端が束ねて保持されたものであるブラシ電極2と、送風ファン3と、送風ファン3によって生じる風を受けて回動することによってブラシ電極2に衝突するように配置された回動部材5kとを備える。回動部材5kを単独で取り出したところを図12に示す。イオン発生器105においては、回動部材5kは、風を受ける板状部53と、板状部53から延在する清掃ブラシ54とを備える。回動部材5kは、風によって回動することによって清掃ブラシ54がブラシ電極2に衝突するように配置されている。回動部材5kは、中央に板状部53を備え、左右の端にそれぞれ切欠きを有する。左右の各切欠きに清掃ブラシ54が配置されている。板状部53は風を受けるためにある程度広い部分を有する。
(作用・効果)
本実施の形態では、回動部材5kが風によって回動することによってブラシ電極2に衝突する。ただし、ブラシ電極2に衝突するのは回動部材5kの一部である清掃ブラシ54である。本実施の形態では、清掃ブラシ54がブラシ電極2に衝突することで、ブラシ電極2に付着している付着物を離脱させることができる。本実施の形態では、送風ファン3の動作開始および終了の際に毎回回動部材5kが回動して清掃ブラシ54がブラシ電極2に衝突することとなるので、こまめに付着物の除去を行なうことができる。
本実施の形態では、実施の形態2におけるイオン発生器102(図5参照)に似た構成を示したが、実施の形態3におけるイオン発生器103(図6参照)に似た構成としてもよい。すなわち、図13に示すイオン発生器106のように、回動軸11nに支持される回動部材5nを備える構成であってもよい。回動軸11nは流路10の天井に配置されている。回動軸11nが配置される位置は天井に限らず、流路10の内面のいずれかの位置であってもよい。
(参考技術)
(構成)
図14〜図16を参照して、本発明に関連する参考技術に基づくイオン発生器について説明する。このイオン発生器107は、図14に概念的に示すように、流路10の途中に電磁石15を備える。図14では、2つのブラシ電極2が紙面奥手前方向に並ぶように配置されている。送風ファン3の側から2つのブラシ電極2および電磁石15を見たところを図15に示す。電磁石15は、2つのブラシ電極2の中間に配置されている。ブラシ電極2と電磁石15とは離れている。ブラシ電極2の繊維は、磁石によって吸引可能な材料で形成されている。電磁石15には、電源16と、スイッチ17とが接続されている。スイッチ17がOFFとなっているときには、図15に示すように、電磁石15はブラシ電極2に対して何ら影響を及ぼしていないが、スイッチ17がONとなったときには、図16に示すように、電磁石15は磁力を発揮し、2つのブラシ電極2の繊維を引き寄せる。ブラシ電極2は繊維部分が引き寄せられたことによって曲がっている。再びスイッチ17がOFFになったときには、電磁石15の磁力が途絶えるので、ブラシ電極2は図15に示す状態に戻る。
なお、図15および図16では、電源16およびスイッチ17を2つのブラシ電極2の間に表示しているが、これは概念的に示したものであり、実際にこの位置にあるという意味ではない。
構成を整理すると、参考技術に基づくイオン発生器107は、平行に配置された複数本の導電体の繊維の一方の端が束ねて保持されたものであるブラシ電極2と、ブラシ電極2に風が伝わるように配置された送風ファン3と、電磁石15とを備え、前記繊維は電磁石15によって吸引可能な材料で形成されており、ブラシ電極2は、電磁石15の磁力に吸引されているときに示す第1の形状と、前記第1の形状とは異なり、電磁石15の磁力に吸引されていないときに示す第2の形状との少なくとも2通りを取り得る。
(作用・効果)
本参考技術によれば、電磁石15が配置されており、電磁石15のON/OFFの切替えによってブラシ電極2が曲がっている状態と真っ直ぐな状態との間で切り替わるので、ブラシ電極2の姿勢が変化する際の衝撃によって、ブラシ電極2の付着物を離脱させることができる。
ここでは、1つのイオン発生素子6が2つのブラシ電極2を備えている構成として説明したが、ブラシ電極2の個数は2とは限らない。1であってもよく、3以上であってもよい。
なお、上記各実施の形態では、ブラシ電極2は、流路10の長手方向に対して垂直な向きに突出するように配置されていたが、流路10の中で他の向きに配置されていてもよい。
なお、上記実施の形態のうち複数を適宜組み合わせて採用してもよい。
なお、今回開示した上記実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではない。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更を含むものである。
2 ブラシ電極、2a 繊維、2b 結束部材、3 送風ファン、4 コントローラ、5,5i,5j,5k,5n 回動部材、6 イオン発生素子、10 流路、11,11i,11j,11k,11n 回動軸、12 支柱、13 出口、14 ストッパ、15 電磁石、16 電源、17 スイッチ、51,52 部分、53 板状部、54 清掃ブラシ、91 (風の向きを表す)矢印、93 (回転の向きを表す)矢印、94 (磁力を表す)矢印、101,102,103,104,105,106,107 イオン発生器。

Claims (5)

  1. 平行に配置された複数本の導電体の繊維の一方の端が束ねて保持されたものであるブラシ電極と、
    前記ブラシ電極に風が伝わるように配置された送風ファンとを備え、
    前記ブラシ電極によるイオン発生が作動していない状態において前記送風ファンを作動させることによって、前記ブラシ電極に付着した付着物を除去するモードを有する、イオン発生器。
  2. 前記付着物を除去するモードは、前記ブラシ電極によるイオン発生を終了した直後に一定時間行なわれるように設定されている、請求項1に記載のイオン発生器。
  3. 平行に配置された複数本の導電体の繊維の一方の端が束ねて保持されたものであるブラシ電極と、
    送風ファンと、
    前記送風ファンによって生じる風を受けて回動することによって前記ブラシ電極に衝突するように配置された回動部材とを備える、イオン発生器。
  4. 前記回動部材は、板状部材であり、前記繊維の長手方向に垂直な方向の回動軸を有する、請求項3に記載のイオン発生器。
  5. 前記回動部材は、風を受ける板状部と、前記板状部から延在する清掃ブラシとを備え、前記回動部材は、風によって回動することによって前記清掃ブラシが前記ブラシ電極に衝突するように配置されている、請求項3または4に記載のイオン発生器。
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