JP2017111011A - 位置検出方法、プログラム、位置検出装置、リソグラフィ装置、および物品の製造方法 - Google Patents

位置検出方法、プログラム、位置検出装置、リソグラフィ装置、および物品の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2017111011A
JP2017111011A JP2015245584A JP2015245584A JP2017111011A JP 2017111011 A JP2017111011 A JP 2017111011A JP 2015245584 A JP2015245584 A JP 2015245584A JP 2015245584 A JP2015245584 A JP 2015245584A JP 2017111011 A JP2017111011 A JP 2017111011A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
correlation
distribution
mark
position detection
detection method
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015245584A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6685715B2 (ja
Inventor
忠喜 宮崎
Tadayoshi Miyazaki
忠喜 宮崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2015245584A priority Critical patent/JP6685715B2/ja
Publication of JP2017111011A publication Critical patent/JP2017111011A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6685715B2 publication Critical patent/JP6685715B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Image Analysis (AREA)

Abstract

【課題】基板に形成されたマークの位置を検出する時間を短縮できる位置検出方法を提供する。【解決手段】マークの像を含む被検画像を取得する工程と、被検画像とマークに対応したテンプレートとのパターンマッチングにより、被検画像の各画素に対して求めた相関度の分布である第1相関度分布を求める第1工程と、マークについてのパターンマッチングにより求めた第2相関度分布と第1相関度分布の一部との類似度を第1相関度分布における複数の位置において求め、類似度に基づきマークの位置を求める第2工程と、を含む。【選択図】図8

Description

本発明は、位置検出方法、プログラム、位置検出装置、リソグラフィ装置、および物品の製造方法に関する。
近年、半導体デバイス、液晶表示素子等のデバイスの微細化、高集積化に伴い、それらの製造に用いられるリソグラフィ装置も高精度化、高機能化が進んでいる。特にマスク、レチクル等の原板と、ウエハ、ガラスプレート等の基板とのアライメント精度は、装置性能に直接影響する重要な性能である。そのため、原板に形成されたパターンと基板上に形成されているパターンとをナノメータのオーダーで位置合わせする微細化技術への期待は非常に大きい。ここで、リソグラフィ装置の例としては、露光装置、インプリント装置、電子描画装置等がある。例えば、露光装置は、基板をステップ駆動しながら、原板上に形成したパターンを基板の複数個所に順次転写していくものである。微細化の要求に加えて、生産性の観点から、スループット(例えば、単位時間内で処理できる基板の枚数)の向上も求められている。
原板と基板の相対的な位置合わせ技術として、基板上に設けられたマークを用いて、プリアライメント、ファインアライメントの2種類のアライメントを実行する方法がある。プリアライメントの役割は、基板搬送装置から基板ステージ上に基板を送り込んだ際の送り込みずれ量を検出し、ファインアライメントが正常に実行できるよう、基板の位置を粗く位置合わせすることである。また、ファインアライメントの役割は、基板ステージ上に置かれた基板の位置を正しく計測し、原板との位置合わせ誤差が許容範囲内になるように精密に位置合わせすることである。
前述したように、プリアライメントは、基板搬送装置から基板ステージ上に基板を送り込んだ際に発生する送り込みずれを検出しなければならない。そのため、マークサイズに比べて広範な検出範囲を有している。このような広範な検出範囲の中にあるマークを検出しX、Yの座標を算出する方法として、パターンマッチング処理が多く用いられている。
この種のパターンマッチング処理としては、大きく分けると2種類ある。1つは蓄積型光電変換素子を備えたカメラでマークを撮像した画像を2値化して、予め持っているテンプレートとのマッチングを行い、もっとも相関がある位置をマーク位置とする方法である。もう一つは、濃淡画像のまま、濃淡情報を持つテンプレートとの相関演算を行う方法である。後者には、正規化相互相関法などが良く用いられている。
上記のようなパターンマッチング処理は、低コントラスト画像、ノイズ画像、ウエハ加工の際に発生した不良を有する画像などにおいては、マーク検出が困難となる。このようなマークの検出が困難な画像に対して、マークの検出を行うことを可能とするマークの位置検出方法が、特許文献1により開示されている。この方法は、マークがテンプレートと一致しない場合に、あらかじめ用意した異なるテンプレートを用いて、再度パターンマッチングを行うことで、マークの位置の検出を可能とする。
特開2013−102234号公報
特許文献1の位置検出方法は、マークがテンプレートと一致しない場合、テンプレートの形状を変更して、パターンマッチングを繰り返し行う。しかし、あらかじめ用意したテンプレートの中にマークと一致するテンプレートがない場合には、マークの位置を検出できない可能性がある。そのため、より確実にマークの位置を検出できる方法が望まれていた。
そこで、本発明は、より確実にマークの位置を検出できる、位置検出方法、プログラム、位置検出装置、リソグラフィ装置、および物品の製造方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決する本発明の一側面としての位置検出方法は、基板に形成されたマークの位置を検出する位置検出方法であって、前記マークの像を含む被検画像を取得する工程と、前記被検画像と前記マークに対応したテンプレートとのパターンマッチングにより、前記被検画像の各画素に対して求めた相関度の分布である第1相関度分布を求める第1工程と、前記マークについてのパターンマッチングにより求めた第2相関度分布と前記第1相関度分布の一部との類似度を前記第1相関度分布における複数の位置において求め、前記類似度に基づき前記マークの位置を求める第2工程と、を含むことを特徴とする。
本発明によれば、より確実にマークの位置を検出できる、位置検出方法、プログラム、位置検出装置、リソグラフィ装置、および物品の製造方法を提供することができる。
位置検出装置を適用した露光装置を例示した図である。 アライメントスコープで取得された被検画像を例示した図である。 テンプレート倍率が一致した場合におけるマークの相関度分布を例示した図である。 被検画像内の類似パターンの相関度分布を例示した図である。 テンプレート倍率が一致しなかった場合におけるマークの相関度分布を例示した図である。 正規化した相関度分布を例示した図である。 サンプル画像とテンプレートとの相関度を例示した図である。 マークの位置を検出する位置検出方法のフローチャートを例示した図である。 検出範囲内のラインにおける相関度分布を例示した図である。 ウエハの露光処理のフローチャートを例示した図である。
以下に、本発明の好ましい実施形態について図面を参照して詳細に説明する。以下の実施例では、リソグラフィ装置として露光装置を用いた例について説明する。各図において、同一の部材については、同一の参照番号を付し、重複する説明は省略する。
図1は、位置検出装置を適用した露光装置を例示した図である。本実施例の位置検出装置AC(位置検出部)を適用した露光装置100を例に説明する。位置検出装置ACはコンピュータなどの情報処理装置(処理部)で構成され、当該情報処理装置はマークの位置を検出するためのプログラムを実行することができる。位置検出装置ACは、画像などの情報を記憶するメモリMEMと、マークの位置検出を行うアライメント処理装置APを備える。さらに、アライメント処理装置APは、後述の相関度を算出する相関度分布算出器CDPと、後述の基準相関度分布(第2相関度分布)を抽出する基準相関度分布抽出器MDPとを備える。さらに、前記相関度と前記基準相関度分布を比較する比較器CMPを備える。なお、位置検出装置ACは1つの情報処理装置で構成されても良いし、複数の情報処理装置で構成されても良い。
露光装置100は、レチクルRとウエハW(基板)をアライメントした後に、照明系ILでレチクルRに露光光を照射してレチクルRのパターンをウエハW上に投影光学系POを介して転写する装置である。ウエハWは、ウエハを保持するチャックCHを介して、XY方向に移動可能なXYステージSTGに搭載されている。ウエハW上には、例えばウエハWのアライメントを行うために、マークMAが形成されている。露光装置100は、マークMAを観察するために撮像手段としてのアライメントスコープSCを備えている。光源LIから出た光は、NDフィルタNDを介して光量が調整され、ファイバや専用光学系でハーフミラーMに導かれ、投影光学系(不図示)等を介してマークMAを照射する。光源LIやNDフィルタNDの制御は光量調整手段LPにて行われる。マークMAの像は、ハーフミラーMを通過した光によりマーク撮像用カメラCAM内のイメージセンサであるセンサSに投影される。
センサSで受光されたマークMAの像は光電変換される。この時、光を蓄積する時間は、ホスト制御装置HOよりマークMAの位置や光量の算出手段としての位置検出装置AC内のアライメント処理装置APに伝えられ、センサ制御装置AMPによって制御される。また、光を蓄積する開始タイミングは、ステージ制御手段としてのステージ制御装置STC内のステージ処理装置SPより、ホスト制御装置HOを介してアライメント処理装置APに伝えられ、センサ制御装置AMPに指示される。ステージ処理装置SPは、XYステージSTGをモーターMOTで駆動し、位置を干渉計PMで計測する。センサSで光電変換された信号は、センサ制御装置AMPにてA/D変換され、デジタル信号情報である画像としてメモリMEMに記憶される。メモリMEMに記憶された画像を用いてアライメント処理装置APでマークMAの位置が検出される。検出されたマークMAの位置のデータは、ホスト制御装置HOに伝送される。ホスト制御装置HOは、マークMAの位置のデータに基づいて、ステージSTGの移動量を算出して、ステージ制御装置STCに伝送する。ステージ制御装置STCが伝送された移動量に基づいてステージSTGを制御することによって、ステージSTGが位置合わせされる。
図2は、アライメントスコープで取得された被検画像を例示した図である。被検画像内の検出範囲ARにマークMAの像を含んでいる。また、マークMAと形状が類似したパターンDAの像も含んでいる。本実施例では、マークMAの位置をパターンマッチングにて検出する。そのために、相関度分布算出器CDPは、メモリMEMに記憶された被検画像の検出範囲AR内の各画素において、マークMAに対応したテンプレートとの相関度を求め、検出範囲AR内の相関度の分布を算出する。ここで、マークMAに対応したテンプレートとは、テンプレートを構成する特徴点をマークMAのエッジに配置し、各特徴点におけるエッジの位置と方向の情報を含み、マーク画像との相関度を求めるためのものである。なお、マーク画像は、マークMAを撮像して得られる画像としても良いし、マークMAの形状に関する設計情報から作成される画像としても良い。また、相関度とは被検画像の一部とテンプレートとの相関性(類似性)を表す尺度である。例えば、正規化された相互相関(NCC)といった類似度を用いて相関度を求めても良いし、差の二乗和(SSD)、差の絶対値和(SAD)といった相違度を用いて相関度を求めても良い。
基準相関度分布抽出器MDPは、メモリMEMに記憶されたマーク画像の各画素において、マークMAに対応したテンプレートとの相関度を求め、マークの画像内の相関度の分布を算出する。相関度分布算出器CDPにて算出した相関度分布と、基準相関度分布抽出器MDPであらかじめ算出しておいた基準相関度分布とを比較器CMPで比較し、相関度分布内の基準相関度分布と形状が類似である位置をマーク位置として検出する。ここで、相関度分布とは、画像における一定の範囲にある画素に対する相関度の分布である。X方向または、Y方向に対する一次元の分布であっても良いし、X、Y方向に対する2次元の分布であっても良い。また、基準相関度分布とは、例えばマークといった検出対象の画像における一定の範囲にある画素に対する相関度の分布であり、例えば被検画像における相関度分布との比較をするためのものである。また、相関度分布と同様の方向に対する分布であるので、Y方向に対する一次元の分布であっても良いし、X、Y方向に対する2次元の分布であっても良い。
相関度分布、基準相関度分布について、図3〜図7を用いて説明する。図3は、テンプレート倍率が一致した場合におけるマークの相関度分布を例示した図である。図3(A)は、テンプレートTPaにおける特徴点TP1a〜TP20aを示している。本実施例のパターンマッチングに用いるテンプレートTPaは複数の特徴点TP1a〜TP20aで構成されている。テンプレートTPaの各特徴点における、被検画像とテンプレートTPaとの相関度を、被検画像の画素毎に求めている。特徴点TP1a〜TP20aはマークMAのエッジ部に配置されるように設計されている。これにより、前後の画素の変化量が大きいエッジ部に配置された各特徴点において、テンプレートTPaと相関性がある場合には、際立って相関度が高くなる。図3(B)は検出範囲AR内のマークMA周辺におけるパターンマッチングを行った結果、各画素で求めた相関度を例示した図である。テンプレートTPaが最も一致するマークMA中心では相関度が高くなる。図3(C)は、マークMAの周辺におけるパターンマッチングの相関度分布を示しており、図3(B)に示すYCaのX方向のラインにおけるマークMA周辺のX1aからX2aまでの区間の相関度分布(第1相関度分布)を示している。マークMA周辺の相関度分布CD1aは図3(C)のように特有の分布を持つ。マークMA周辺の相関度分布CD1aを多項式近似したものが相関度分布CD2aとなる。この特有の分布はマークの形状とテンプレートの形状から決まる。
図4は、被検画像内の類似パターンの相関度分布を例示した図である。例えば、類似パターンDAはテンプレートTPaと比較的一致しやすいため、類似パターンDA中心での相関度も高くなる。この類似パターンDAをテンプレートTPaでパターンマッチングして求めた相関度を、図4(A)に示す。また、図4(B)は、図4(A)に示すYCdのX方向のラインにおけるX1dからX2dまでの区間の相関度分布を例示した図である。CD1dは、類似パターンDA周辺の相関度分布、CD2dは、類似パターンDA周辺の相関度分布CD1dを多項式近似したものである。同じテンプレートTPaを用いても、図3(C)に示す、マークMA周辺の相関度分布CD1a、CD2aと類似パターンDA周辺の相関度分布CD1d、CD2dは、それぞれ分布形状が異なることが分かる。
次に、図5は、テンプレート倍率が一致しなかった場合におけるマークの相関度分布を例示した図である。図5(A)は、テンプレートTPbにおける特徴点TP1b〜TP20bを示している。テンプレートTPbは、マークMAに対して特徴点TP1b〜TP20bが外側に拡がっているため、特徴点TP1b〜TP12bはマークMAのエッジに一致していない状態である。このような場合、図5(B)に示すように、マークMA中心の相関度も低くなる。図5(C)は、マークMAの周辺におけるパターンマッチングの相関度分布を示しており、図5(B)に示すYCbのラインにおけるマークMA周辺のX1bからX2bまでの区間の相関度分布を示している。このとき、マークMA周辺の相関度分布CD1bは、図3(C)のテンプレート倍率が一致しているときのマーク周辺の相関度分布CD1aと分布形状が類似になる特徴がある。なお、テンプレート倍率が一致しなかった場合だけでなく、被検画像が低コントラスト画像であった場合にも、同様に相関度分布CD1bと相関度分布CD1aが類似になる特徴がある。
図6は、正規化した相関度分布を例示した図である。図6(A)は、テンプレート倍率が一致しているときのマーク周辺の相関度分布CD1aを相関度の強度で正規化した正規化相関度分布CD3aを示している。また、正規化相関度分布CD3aを多項式近似したものが正規化相関度分布CD4aである。一方、図6(B)は、テンプレート倍率が一致していないときのマーク周辺の相関度分布CD1bを相関度の強度で正規化した正規化相関度分布CD3bを示している。また、正規化相関度分布CD3bを多項式近似したものが正規化相関度分布CD4bである。図6(A)と図6(B)におけるそれぞれの相関度分布を比較すると、形状が類似することが分かる。
上記の通り、テンプレートの倍率が異なる場合においても、マーク周辺の相関度分布の形状は類似する。この特徴を利用して、マーク周辺の相関度分布CD1aを基準相関度分布として位置検出に用いる。
基準相関度分布は、あらかじめサンプル画像を用いて求めておくことができる。図7は、サンプル画像とテンプレートとの相関度を例示した図である。図7(A)に示すように、サンプル画像にはマークMAと同じ形状のサンプルマークMAsが存在する。サンプル画像の検出範囲ARs内においてテンプレートTPaを用いてパターンマッチングにより、サンプル画像とテンプレートTPaとの相関度を求める。検出範囲ARs内で相関度が最も高い画素をサンプルマークMAsの中心位置とする。中心位置を求めたら、図7(B)に示すように、中心位置のラインYCsにおけるマーク中心位置を中心としたX1sからX2sの範囲の相関度分布を基準相関度分布CD1sとして抽出する。基準相関度分布CD1sを多項式近似したものが基準相関度分布CD2sである。また、図7(C)は、基準相関度分布CD1sを正規化した正規化基準相関度分布CD3sを示している。また、正規化基準相関度分布CD3sを多項式近似したものが正規化基準相関度分布CD4sである。なお、サンプルマークMAsから基準相関度分布CD1sを正しく抽出するためには、サンプル画像の検出範囲ARs内にはサンプルマークMAs以外に類似パターンが存在しないことが望ましい。また、テンプレート倍率はサンプルマークMAsと一致していることが望ましい。また、サンプル画像は、実際の基板上のマークMAを撮像して取得した画像から作成しても良いし、マークMAの形状に関する設計情報から演算によって作成しても良い。
つぎに、図8に基づいてマークの位置を検出する位置検出方法について説明する。図8はマークの位置を検出する位置検出方法のフローチャートを例示した図である。ここでは、図2に示す検出範囲AR内のマークMAの位置を検出する例を示す。まず、位置検出を開始するために、検出を行う指定画素を検出範囲ARの原点に設定する(S100)。例えば、本実施例では検出範囲ARの原点を左上に置く。次に、指定画素において、テンプレートを用いてパターンマッチングを行い、テンプレートとの相関度を算出する(S101)。1ライン分の相関度の算出が完了したか判定する(S102)。1ライン分の相関度が完了していない場合は、指定画素をX方向に進めて(S104)、指定画素における相関度を算出するステップ(S101)に戻る。
1ライン分の相関度の算出が完了した場合、1ライン分の相関度分布から基準相関度分布を検出する(S103)。ここで、基準相関度分布を用いて検出範囲AR内のマークMAの位置を検出する具体的な方法について図9を用いて説明する。図9は、検出範囲内のラインにおける相関度分布を例示した図である。まず、図9(A)に示すように、検出範囲AR内の指定したラインYLにおいて、検出範囲ARのX方向の開始位置XSから終了位置XEまでの各画素でパターンマッチングを行い、相関度を算出する。図9(B)は、ラインYLでの開始位置XSから終了位置XEまでの相関度分布CD5(第1相関度分布)である。また、相関度分布CD5を相関度の強度で正規化したものが正規化相関度分布CD6である。次に、相関度分布CD5の開始位置XSから終了位置XEまで比較範囲CRを移動させ、比較範囲CR内における相関度分布CD5の一部が、基準相関度分布CD1sと類似の形状かどうかを検出する。比較範囲CRは、基準相関度分布CD1sの範囲を基準として定める。ここで、相関度分布CD5の一部と基準相関度分布CD1sとが類似の形状かどうかを比較して、類似であると判定された場合に基準相関度分布CD1sが相関度分布CD5で検出されたものとする。判定方法としては、比較範囲CR内で、正規化相関度分布CD6の一部と正規化基準相関度分布CD3sとの類似度を求め、前記類似度があらかじめ定めた閾値と比較して判定する。例えば、比較範囲CR内で、正規化相関度分布CD6の一部と正規化基準相関度分布CD3sと相関度の差分を求め、差分の絶対値の総和があらかじめ決められた閾値以下になる画素をマークMAの中心位置XCとして検出する方法がある。また、差分の絶対値の総和の代わりに、差分の二乗の総和を用いても良い。この際に、正規化基準相関度分布CD3sを、多項式近似した正規化基準相関度分布CD4sと、比較範囲CR内で、正規化相関度分布CD6の一部を多項式近似した分布との差分を求めても良い。多項式近似することで平滑化されるため、誤差などによる誤検出が減少し、正しくマークMAの中心位置が検出される確率が上がるという効果がある。
その他の方法として、相関度分布CD5の一部と基準相関度分布CD1sとの正規化された相互相関(NCC)を類似度として求め、類似度があらかじめ決められた閾値以上となる画素をマークMAの中心位置XCとして検出しても良い。また、基準相関度分布CD1sの代わりに、多項式近似された基準相関度分布CD2sを用いて、相関度分布CD5の比較範囲CR内も多項式近似して比較に用いても良い。多項式近似することで平滑化されるため、誤差などによる誤検出が減少し、正しくマークMAの中心位置が検出される確率が上がるという効果がある。
指定したラインYLで基準相関度分布CD1sと類似の形状になっている位置が検出できなかった場合は、ラインYLを移動し、再度位置検出を行う。また、相関度分布や基準相関度分布を多項式近似して平滑化する方法について説明したが、移動平均等の演算処理により平滑化した相関度分布や基準相関度分布を用いても良い。この場合も同様に、誤差などによる誤検出が減少し、正しくマークMAの中心位置が検出される確率が上がるという効果がある。
ここで、図8に戻って、S105から説明する。1ライン分の相関度分布から基準相関度分布が検出されたか判定する(S105)。基準相関度分布が検出された場合は、前記画素の周辺部に限定して精密検出を行う(S106)。精密検出では、前記画素の周辺部にてパターンマッチングをすることで、周辺部により相関度が高い画素が存在しないかどうかを確認してより正確なマーク中心位置を検出する。このとき、X方向だけでなくY方向にも移動して、一定範囲の画素について精密検出を行っても良い。精密検出でのパターンマッチングにて得られた相関度があらかじめ決められた相関度の閾値を超えている場合は、前記相関度が得られた画素をマークMAの中心位置として検出して正常終了する(S107)。また、精密検出では、テンプレートの倍率を変更してパターンマッチングをすることで、より高い相関度が得られるかどうかを確認しても良い。
一方で、S105で1ライン分の相関度分布から基準相関度分布が検出されなかったと判定した場合、検出範囲AR内の全ラインの処理が完了したかを判定する(S108)。全ラインの処理が完了していない場合、指定画素をY方向に進め、X方向を原点に戻してから(S109)、指定画素における相関度を算出するステップ(S101)に戻る。また、精密検出でのパターンマッチングで得られた相関度が閾値を超えなかった場合(S107)であって、検出範囲AR内の全ラインの処理が完了していない場合(S108)、も同様に、指定画素における相関度を算出するステップ(S101)に戻る。このような処理は、さらに高精度な位置検出が要求されている場合に有効である。また、検出範囲AR内の全ラインの処理が完了した場合(S108)、マークMAが検出できなかったとして検出エラーになり、終了する。なお、S106及びS107は、要求されているマークの検出精度によっては省略可能である。省略することで、さらにマークの位置を検出する時間が短縮されるという効果がある。
また、別の位置検出方法として、検出範囲AR内の全画素における相関度を算出し、相関度があらかじめ決められた閾値を超えていない場合、検出範囲AR内の相関度分布から基準相関度分布を検出しマークMAの中心位置を検出するという方法でも良い。この方法でも、テンプレートの倍率が一致していない場合において、基準相関度分布を検出範囲AR内のそれぞれの画素について1度だけ相関度を算出すれば良い。よって、従来技術のように、相関度が高い画素が見つかるまでテンプレートの倍率を繰り返し変更して検出する必要がなく、マークの位置を検出する時間が短縮されるという効果がある。また、指定したライン単位で位置検出を行うのではなく、1画素毎に基準相関度分布での位置検出を行っても良い。これにより、検出範囲AR内の相関度分布から基準相関度分布を検出したときに、位置検出を終了することができるので、マークの位置を検出する時間が短縮されるという効果がある。
また、本実施例では、X方向の1次元での相関度分布に対して位置検出する方法を説明したが、Y方向の1次元での相関度分布に対して位置検出しても良い。マークとテンプレートの形状によっては、Y方向に特有の基準相関度分布を持つものもあり、位置検出ができる確率が上がるという効果がある。
また、X方向とY方向での位置検出を組合せても良い。例えば、図8のS108において、X方向の位置検出において、全画素について完了して検出エラーになった場合に、S100に戻り、被検画像の原点からY方向に進んで、位置検出を行っても良い。Y方向に沿って相関度分布(第2相関度分布)を求め、マークの画像から求めたY方向に沿った基準相関度分布を検出することで、マークMAの中心位置XCの検出を行う。2方向での位置検出を行うことで、例えば、マークの不良、マーク上にある異物等の影響により1方向で位置検出ができないときに、位置検出ができる確率が上がるという効果がある。
また、XY方向の2次元での相関度分布に対して位置検出しても良い。XY方向の2次元で位置検出することで、検出精度が向上するという効果がある。
また、上記でも説明した通り、基準相関度分布はマークとテンプレートの組み合わせで変わるため、基準相関度分布は、マークとテンプレートの組み合わせ毎に保持することが望ましい。
以上、実施例1の実施形態について説明した。実施例1の実施形態に係る位置検出装置によれば、より確実にマークの位置を検出することができる。
(露光装置を用いたウエハの露光処理)
以下、図10に基づいて、露光装置を用いたウエハの露光処理について説明する。図10は、ウエハの露光処理のフローチャートを例示した図である。露光装置のシーケンスがスタートすると、まず、ステージにウエハを搬入する(S001)。ステージに搬入されたウエハに対して、プリアライメント(S002)、グローバルアライメント(S003)の順番でアライメント処理を行う。プリアライメントは、ウエハ上に形成されたマークを低倍率のアライメントスコープで観察する。そして、位置検出装置でマーク位置を検出し、大まかなウエハシフト、ウエハ倍率、及び、ウエハローテーションを求めて、グローバルアライメントを行うために必要なアライメントを行う。グローバルアライメントは、ウエハ上に形成された複数のマークを高倍率のアライメントスコープで観察する。そして、位置検出装置でマーク位置を検出し、検出したマーク位置を統計処理してウエハ上の各ショット位置を高精度に求める。前記プリアライメントやグローバルアライメントの位置検出装置には、本実施例の位置検出装置を用いることができる。グローバルアライメントで求めたショット位置に基づいて、露光処理を行う(S004)。全ショットの露光が完了したらウエハを搬出(S005)し、次のウエハを搬入する(S001)。
全ウエハの露光処理が終了したら(S006)、シーケンスを終了する。
以上、本実施例の位置検出装置を用いてアライメントすることで、より確実にアライメントすることができ、スループットが向上する。
(物品の製造方法)
物品として、例えば、デバイス(半導体デバイス、磁気記憶媒体、液晶表示素子等)、カラーフィルター、またはハードディスク等の製造方法について説明する。かかる製造方法は、リソグラフィ装置(例えば、露光装置、インプリント装置、描画装置等)を用いてパターンを基板(ウエハ、ガラスプレート、フィルム状基板等)に形成する工程を含む。かかる製造方法は、パターンを形成された基板を処理する工程を更に含む。該処理ステップは、該パターンの残膜を除去するステップを含みうる。また、該パターンをマスクとして基板をエッチングするステップなどの周知の他のステップを含みうる。本実施形態における物品の製造方法は、従来に比べて、物品の性能、品質、生産性および生産コストの少なくとも1つにおいて有利である。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されないことはいうまでもなく、その要旨の範囲内で種々の変形および変更が可能である。例えば、リソグラフィ装置は、基板を露光することでパターン形成を行う露光装置に限定されるものではない。リソグラフィ装置は、荷電粒子光学系を介して荷電粒子線(電子線やイオンビームなど)で基板に描画を行って、基板にパターン形成を行う描画装置などの装置であっても良い。また、リソグラフィ装置は、基板の上のインプリント材(樹脂など)を型により成形(成型)して、基板にパターン形成を行うインプリント装置であっても良い。

Claims (16)

  1. 基板に形成されたマークの位置を検出する位置検出方法であって、
    前記マークの像を含む被検画像を取得する工程と、
    前記被検画像と前記マークに対応したテンプレートとのパターンマッチングにより、前記被検画像の各画素に対して求めた相関度の分布である第1相関度分布を求める第1工程と、
    前記マークについてのパターンマッチングにより求めた第2相関度分布と前記第1相関度分布の一部との類似度を前記第1相関度分布における複数の位置において求め、前記類似度に基づき前記マークの位置を求める第2工程と、を含む
    ことを特徴とする位置検出方法。
  2. 前記第2相関度分布は、基板に形成されたマークを撮像して取得された画像と前記テンプレートとのパターンマッチングにより、前記取得された画像の各画素に対して求めた相関度の分布である
    ことを特徴とする、請求項1に記載の位置検出方法。
  3. 前記第2相関度分布は、前記マークの設計情報から作成された画像と前記テンプレートとのパターンマッチングにより、前記作成された画像の各画素に対して求めた相関度の分布である
    ことを特徴とする、請求項1に記載の位置検出方法。
  4. 前記第2工程において求めた前記マークの位置に基づいて定めた範囲内において、前記テンプレートとは異なるテンプレートとのパターンマッチングにより相関度を求める第3工程と、
    前記第3工程において求めた前記相関度が予め定めた閾値より高い画素の位置から、前記マークの位置を求める第4工程と、を含む
    ことを特徴とする、請求項1乃至請求項3のうちいずれか1項に記載の位置検出方法。
  5. 前記第2工程において、前記第1相関度分布の一部を平滑化した分布と、前記第2相関度分布を平滑化した分布との類似度に基づいて、前記マークの位置を求める
    ことを特徴とする、請求項1乃至請求項4のうちいずれか1項に記載の位置検出方法。
  6. 前記平滑化した分布は、多項式近似した分布である、
    ことを特徴とする、請求項5に記載の位置検出方法。
  7. 前記平滑化した分布は、移動平均した分布である、
    ことを特徴とする、請求項5に記載の位置検出方法。
  8. 前記第2工程において、前記第1相関度分布の一部と、前記第2相関度分布との正規化された相互相関を求め、前記相互相関が、予め定めた閾値以上となる画素の位置から前記マークの位置を求める
    ことを特徴とする、請求項1乃至請求項7のうちいずれか1項に記載の位置検出方法。
  9. 前記第2工程において、前記第1相関度分布を正規化した相関度分布の一部と、前記第2相関度分布を正規化した相関度分布から、画素毎の相関度の差分の絶対値の総和が、予め定めた閾値以下となる画素の位置から前記マークの位置を求める
    ことを特徴とする、請求項1乃至請求項7のうちいずれか1項に記載の位置検出方法。
  10. 前記第2工程において、前記第1相関度分布を正規化した相関度分布の一部と、前記第2相関度分布を正規化した相関度分布から、画素毎の相関度の差分の二乗の総和が、予め定めた閾値以下となる画素の位置から前記位置を求める
    ことを特徴とする、請求項1乃至請求項7のうちいずれか1項に記載の位置検出方法。
  11. 前記第3工程において、前記テンプレートとは異なるテンプレートは、前記テンプレートと倍率が異なるテンプレートである
    ことを特徴とする、請求項4乃至請求項10のうちいずれか1項に記載の位置検出方法。
  12. 前記第1工程における前記第1相関度分布を求めた前記被検画像における方向とは異なる方向に沿って前記被検画像の画素に対する第1相関度分布を求める第5工程と、
    前記マークについてのパターンマッチングにより、前記異なる方向に沿って求めた第2相関度分布と、前記第1相関度分布の一部との類似度を前記第1相関度分布における複数の位置で求め、前記類似度に基づいて前記マークの位置を求める第6工程と、を含む
    ことを特徴とする、請求項1乃至請求項11のうちいずれか1項に記載の位置検出方法。
  13. 請求項1乃至請求項12のうちいずれかの1項に記載の位置検出方法を情報処理装置に実行させるプログラム。
  14. 請求項1乃至請求項12のうちいずれかの1項に記載の位置検出方法を用いて基板に形成されたマークの位置を検出する位置検出装置。
  15. 基板上にパターンを形成するリソグラフィ装置であって、請求項14に記載の位置検出装置を有することを特徴とするリソグラフィ装置。
  16. 請求項15に記載のリソグラフィ装置を用いて、パターンを基板に形成する工程と、
    前記工程で前記パターンを形成された前記基板を処理する工程と、を有する
    ことを特徴とする物品の製造方法。
JP2015245584A 2015-12-16 2015-12-16 位置検出方法、プログラム、位置検出装置、リソグラフィ装置、および物品の製造方法 Active JP6685715B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015245584A JP6685715B2 (ja) 2015-12-16 2015-12-16 位置検出方法、プログラム、位置検出装置、リソグラフィ装置、および物品の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015245584A JP6685715B2 (ja) 2015-12-16 2015-12-16 位置検出方法、プログラム、位置検出装置、リソグラフィ装置、および物品の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017111011A true JP2017111011A (ja) 2017-06-22
JP6685715B2 JP6685715B2 (ja) 2020-04-22

Family

ID=59081261

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015245584A Active JP6685715B2 (ja) 2015-12-16 2015-12-16 位置検出方法、プログラム、位置検出装置、リソグラフィ装置、および物品の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6685715B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021180473A1 (en) * 2020-03-13 2021-09-16 Asml Netherlands B.V. Leveling sensor in multiple charged-particle beam inspection

Citations (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6376448A (ja) * 1986-09-19 1988-04-06 Hitachi Ltd 基板等の位置検出装置
JPH1021389A (ja) * 1996-07-03 1998-01-23 Mitsubishi Electric Corp テンプレートマッチング方法およびその装置
JP2002354230A (ja) * 2001-03-23 2002-12-06 Fujitsu Ltd 画像処理装置,画像処理方法および画像処理プログラム
JP2005030963A (ja) * 2003-07-08 2005-02-03 Canon Inc 位置検出方法
JP2007272732A (ja) * 2006-03-31 2007-10-18 Sony Corp 画像処理装置および方法、並びにプログラム
JP2008065458A (ja) * 2006-09-05 2008-03-21 Hitachi High-Technologies Corp 類似度分布を利用したテンプレートマッチング方法を用いた検査装置
JP2009086920A (ja) * 2007-09-28 2009-04-23 Hitachi High-Technologies Corp 検査装置及び検査方法
JP2010282536A (ja) * 2009-06-08 2010-12-16 Juki Corp 画像処理方法及び画像処理装置
JP2011070264A (ja) * 2009-09-24 2011-04-07 Nec Corp パターン認識装置
JP2013102234A (ja) * 2002-03-15 2013-05-23 Canon Inc 検出装置及び方法、露光装置、デバイス製造方法
JP2013109589A (ja) * 2011-11-21 2013-06-06 Nikon Corp 相関演算装置
JP2014179971A (ja) * 2013-02-14 2014-09-25 Canon Inc 画像処理装置、画像処理方法、およびプログラム

Patent Citations (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6376448A (ja) * 1986-09-19 1988-04-06 Hitachi Ltd 基板等の位置検出装置
JPH1021389A (ja) * 1996-07-03 1998-01-23 Mitsubishi Electric Corp テンプレートマッチング方法およびその装置
JP2002354230A (ja) * 2001-03-23 2002-12-06 Fujitsu Ltd 画像処理装置,画像処理方法および画像処理プログラム
JP2013102234A (ja) * 2002-03-15 2013-05-23 Canon Inc 検出装置及び方法、露光装置、デバイス製造方法
JP2005030963A (ja) * 2003-07-08 2005-02-03 Canon Inc 位置検出方法
JP2007272732A (ja) * 2006-03-31 2007-10-18 Sony Corp 画像処理装置および方法、並びにプログラム
JP2008065458A (ja) * 2006-09-05 2008-03-21 Hitachi High-Technologies Corp 類似度分布を利用したテンプレートマッチング方法を用いた検査装置
JP2009086920A (ja) * 2007-09-28 2009-04-23 Hitachi High-Technologies Corp 検査装置及び検査方法
JP2010282536A (ja) * 2009-06-08 2010-12-16 Juki Corp 画像処理方法及び画像処理装置
JP2011070264A (ja) * 2009-09-24 2011-04-07 Nec Corp パターン認識装置
JP2013109589A (ja) * 2011-11-21 2013-06-06 Nikon Corp 相関演算装置
JP2014179971A (ja) * 2013-02-14 2014-09-25 Canon Inc 画像処理装置、画像処理方法、およびプログラム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021180473A1 (en) * 2020-03-13 2021-09-16 Asml Netherlands B.V. Leveling sensor in multiple charged-particle beam inspection

Also Published As

Publication number Publication date
JP6685715B2 (ja) 2020-04-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11487209B2 (en) Method for controlling a lithographic apparatus and associated apparatuses
US11599027B2 (en) Lithographic process and apparatus and inspection process and apparatus
US10816907B2 (en) Method for determining an optimized set of measurement locations for measurement of a parameter of a lithographic process, metrology system and computer program products for implementing such methods
US11669017B2 (en) Method for controlling a manufacturing apparatus and associated apparatuses
US11194258B2 (en) Method and apparatus for determining a fingerprint of a performance parameter
US10444647B2 (en) Methods and apparatus for determining the position of a target structure on a substrate, methods and apparatus for determining the position of a substrate
US20190072496A1 (en) Methods and apparatus for monitoring a manufacturing process, inspection apparatus, lithographic system, device manufacturing method
US11061336B2 (en) Device manufacturing method
US20230359134A1 (en) Processing system, processing method, measurement apparatus, substrate processing apparatus and article manufacturing method
US11226567B2 (en) Methods and apparatus for use in a device manufacturing method
JP6685715B2 (ja) 位置検出方法、プログラム、位置検出装置、リソグラフィ装置、および物品の製造方法
CN109782548B (zh) 光刻装置、光刻方法、决定方法、存储介质和物品制造方法
JP2022018203A (ja) 情報処理装置、判定方法、検査装置、成形装置、および物品の製造方法
US10831111B2 (en) Metrology method and lithographic method, lithographic cell and computer program
US10928737B2 (en) Method for characterizing distortions in a lithographic process, lithographic apparatus, lithographic cell and computer program
US20230176490A1 (en) Method for optimizing a sampling scheme and associated apparatuses
CN114114850B (zh) 光刻过程和设备以及检测过程和设备

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20181207

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20191017

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20191112

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20191227

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200303

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200401

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6685715

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151