JP2017110074A - 粘着剤層付光学フィルム及び光学積層体 - Google Patents
粘着剤層付光学フィルム及び光学積層体 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2017110074A JP2017110074A JP2015244505A JP2015244505A JP2017110074A JP 2017110074 A JP2017110074 A JP 2017110074A JP 2015244505 A JP2015244505 A JP 2015244505A JP 2015244505 A JP2015244505 A JP 2015244505A JP 2017110074 A JP2017110074 A JP 2017110074A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- meth
- adhesive layer
- group
- acrylate
- optical film
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 0 CCC(C)(*C(C)C(C)(C)*)O[N+]([N+](*)[N-])[O-] Chemical compound CCC(C)(*C(C)C(C)(C)*)O[N+]([N+](*)[N-])[O-] 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09J—ADHESIVES; NON-MECHANICAL ASPECTS OF ADHESIVE PROCESSES IN GENERAL; ADHESIVE PROCESSES NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE; USE OF MATERIALS AS ADHESIVES
- C09J175/00—Adhesives based on polyureas or polyurethanes; Adhesives based on derivatives of such polymers
- C09J175/04—Polyurethanes
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09J—ADHESIVES; NON-MECHANICAL ASPECTS OF ADHESIVE PROCESSES IN GENERAL; ADHESIVE PROCESSES NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE; USE OF MATERIALS AS ADHESIVES
- C09J11/00—Features of adhesives not provided for in group C09J9/00, e.g. additives
- C09J11/02—Non-macromolecular additives
- C09J11/06—Non-macromolecular additives organic
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09J—ADHESIVES; NON-MECHANICAL ASPECTS OF ADHESIVE PROCESSES IN GENERAL; ADHESIVE PROCESSES NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE; USE OF MATERIALS AS ADHESIVES
- C09J133/00—Adhesives based on homopolymers or copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by only one carboxyl radical, or of salts, anhydrides, esters, amides, imides, or nitriles thereof; Adhesives based on derivatives of such polymers
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09J—ADHESIVES; NON-MECHANICAL ASPECTS OF ADHESIVE PROCESSES IN GENERAL; ADHESIVE PROCESSES NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE; USE OF MATERIALS AS ADHESIVES
- C09J133/00—Adhesives based on homopolymers or copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by only one carboxyl radical, or of salts, anhydrides, esters, amides, imides, or nitriles thereof; Adhesives based on derivatives of such polymers
- C09J133/04—Homopolymers or copolymers of esters
- C09J133/06—Homopolymers or copolymers of esters of esters containing only carbon, hydrogen and oxygen, the oxygen atom being present only as part of the carboxyl radical
- C09J133/08—Homopolymers or copolymers of acrylic acid esters
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09J—ADHESIVES; NON-MECHANICAL ASPECTS OF ADHESIVE PROCESSES IN GENERAL; ADHESIVE PROCESSES NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE; USE OF MATERIALS AS ADHESIVES
- C09J7/00—Adhesives in the form of films or foils
- C09J7/20—Adhesives in the form of films or foils characterised by their carriers
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09J—ADHESIVES; NON-MECHANICAL ASPECTS OF ADHESIVE PROCESSES IN GENERAL; ADHESIVE PROCESSES NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE; USE OF MATERIALS AS ADHESIVES
- C09J2301/00—Additional features of adhesives in the form of films or foils
- C09J2301/30—Additional features of adhesives in the form of films or foils characterized by the chemical, physicochemical or physical properties of the adhesive or the carrier
- C09J2301/312—Additional features of adhesives in the form of films or foils characterized by the chemical, physicochemical or physical properties of the adhesive or the carrier parameters being the characterizing feature
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Polarising Elements (AREA)
- Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Adhesive Tapes (AREA)
Abstract
Description
すなわち、本発明には、以下のものが含まれる。
[1]光学フィルムと、該光学フィルムの少なくとも一方の面に積層された粘着剤層とを含む粘着剤層付光学フィルムであって、
前記粘着剤層は、(メタ)アクリル系樹脂(A)、架橋剤(B)、及びシラン化合物(C)を含む粘着剤組成物の反応生成物から構成され、
前記(メタ)アクリル系樹脂(A)は、下記式(a1)
で表されるヒドロキシ基含有(メタ)アクリレート由来の構成単位と、下記式(a2)
で表されるヒドロキシ基含有(メタ)アクリレート由来の構成単位とを含む、粘着剤層付光学フィルム。
[2](メタ)アクリル系樹脂を構成する全構成単位100重量部に対して、式(a1)で表されるヒドロキシ基含有(メタ)アクリレート由来の構成単位の割合は1.5〜4.5重量部であり、式(a2)で表されるヒドロキシ基含有(メタ)アクリレート由来の構成単位の割合は0.25〜1.0重量部である[1]に記載の粘着剤層付光学フィルム。
[3](メタ)アクリル系樹脂は、ホモポリマーのガラス転移温度が0℃未満のアルキルアクリレート(a3−1)由来の構成単位と、ホモポリマーのガラス転移温度が0℃以上のアルキルアクリレート(a3−2)由来の構成単位とを含有するアルキルアクリレート(a3)由来の構成単位を含む[1]又は[2]に記載の粘着剤層付光学フィルム。
[4]ホモポリマーのガラス転移温度が0℃未満のアルキルアクリレート(a3−1)由来の構成単位と、ホモポリマーのガラス転移温度が0℃以上のアルキルアクリレート(a3−2)由来の構成単位との割合(重量比)は、(a3−1)/(a3−2)=20/80〜95/5である[3]に記載の粘着剤層付光学フィルム。
[5](メタ)アクリル系樹脂の重量平均分子量は、ポリスチレン換算で、6.0×105〜2.5×106である[1]〜[4]のいずれかに記載の粘着剤層付光学フィルム。
[6]架橋剤(B)は、芳香族イソシアネート化合物及び/又は該芳香族イソシアネート化合物の多価アルコール化合物による付加体である[1]〜[5]のいずれかに記載の粘着剤層付光学フィルム。
[7]架橋剤(B)の割合は、(メタ)アクリル系樹脂(A)100重量部に対して、0.01〜10重量部である[1]〜[6]のいずれかに記載の粘着剤層付光学フィルム。
[8]シラン化合物(C)は、下記式(c1)
(式中、Bは、炭素数1〜20のアルカンジイル基又は炭素数3〜20の二価の脂環式炭化水素基を示し、前記アルカンジイル基及び前記脂環式炭化水素基を構成する−CH2−は、−O−又は−CO−に置換されてもよく、R1は炭素数1〜5のアルキル基を示し、R2、R3、R4、R5及びR6はそれぞれ独立して、炭素数1〜5のアルキル基又は炭素数1〜5のアルコキシ基を示す)
で表されるシラン化合物である[1]〜[7]のいずれかに記載の粘着剤層付光学フィルム。
[9]式(c1)のBは炭素数1〜10のアルカンジイル基であり、R1は炭素数1〜5のアルキル基であり、R2、R3、R4、R5及びR6はそれぞれ独立して、炭素数1〜5のアルコキシ基である[8]に記載の粘着剤層付光学フィルム。
[10]シラン化合物(C)の割合は、(メタ)アクリル系樹脂(A)100重量部に対して、0.01〜10重量部である[1]〜[9]のいずれかに記載の粘着剤層付光学フィルム。
[11]粘着剤層のゲル分率は、50〜95%である[1]〜[10]のいずれかに記載の粘着剤層付光学フィルム。
[12]ガラス基板に前記粘着剤層を貼合し、温度23℃、相対湿度50%の条件下、24時間後の前記粘着剤層の粘着力は、剥離速度300mm/分において、0.5〜10N/25mmである[1]〜[11]のいずれかに記載の粘着剤層付光学フィルム。
[13][1]〜[12]のいずれかに記載の粘着剤付光学フィルムを含む光学積層体。
本明細書において「(メタ)アクリル」は、アクリル又はメタクリルを意味し、「(メタ)アクリレート」や「(メタ)アクリロイル」などについても同様に、それぞれアクリレート又はメタクリレート、アクリロイル又はメタクリロイルを示す。
本発明の粘着剤層付光学フィルムは、光学フィルムと、該光学フィルムの少なくとも一方の面に積層された粘着剤層とを含む。
図1は、本発明に係る粘着剤層付光学フィルムの一例を示す概略断面図である。図1に示される粘着剤層付光学フィルム1は、光学フィルム10と、該光学フィルムの片面に粘着剤層20が積層された光学フィルムである。粘着剤層20は、通常、光学フィルム10の表面に直接積層され、(メタ)アクリル系樹脂(A)、架橋剤(B)、及びシラン化合物(C)を含む粘着剤組成物の反応生成物から構成される。該粘着剤層20は光学フィルムの両面に積層されていてもよい。
粘着剤層付光学フィルム1を構成する光学フィルム10は、液晶表示装置等の画像表示装置に組み込まれ得る各種の光学フィルム(光学特性を有するフィルム)であってもよい。該光学フィルム10は、単層構造(例えば偏光子、位相差フィルム、輝度向上フィルム、防眩フィルム、反射防止フィルム、拡散フィルム、集光フィルム等の光学機能性フィルムなど)であってもよく、多層構造(例えば偏光板、位相差板など)であってもよい。光学フィルム10は、偏光板、偏光子、位相差板又は位相差フィルムが好ましく、特に偏光板又は偏光子が好ましい。なお、本明細書において、光学フィルムとは、画像表示(表示画面等)のために機能するフィルム(例えば、画像の見やすさの向上のために機能するフィルム)を意味する。また、本明細書において偏光板とは、偏光子の少なくとも一方の面に樹脂フィルム又は樹脂層が積層されたものを意味し、位相差板とは、位相差フィルムの少なくとも一方の面に樹脂フィルム又は樹脂層が積層されたものを意味する。
図2及び図3は、偏光板の層構成の例を示す概略断面図である。図2に示される偏光板10aは、偏光子2の一方の面に第1樹脂フィルム3が積層(又は積層貼合)された片面保護偏光板であり、図3に示される偏光板10bは、偏光子2の他方の面にさらに第2樹脂フィルム4が積層(又は積層貼合)された両面保護偏光板である。第1,第2樹脂フィルム3,4は、図示しない接着剤層や粘着剤層を介して偏光子2に貼合することができる。なお、偏光板10a,10bは、第1,第2樹脂フィルム3,4以外の他のフィルムや層を含んでいてもよい。
ムとしては、後述する第1,第2樹脂フィルム3,4を構成し得る熱可塑性樹脂と同様の熱可塑性樹脂からなるフィルムを用いることができ、好ましくは、ポリエチレンテレフタレートなどのポリエステル系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、トリアセチルセルロースなどのセルロース系樹脂、ノルボルネン系樹脂などの環状ポリオレフィン系樹脂、ポリスチレン系樹脂などからなるフィルムである。上記2)の方法を利用すると、薄膜の偏光子2の作製が容易となり、例えば厚み7μm以下の偏光子2の作製も容易となる。
とができる。接着剤層を形成する接着剤として、水系接着剤又は活性エネルギー線硬化
性接着剤を用いることができる。
位相差板に含まれる位相差フィルムは、上述のとおり、光学異方性を示す光学フィルムであり、第1,第2樹脂フィルム3,4に用いることができるものとして上で例示した熱可塑性樹脂のほか、例えば、ポリビニルアルコール系樹脂、ポリアリレート系樹脂、ポリイミド系樹脂、ポリエーテルサルホン系樹脂、ポリビニリデンフルオライド/ポリメチルメタクリレート系樹脂、液晶ポリエステル系樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物、ポリ塩化ビニル系樹脂等からなる樹脂フィルムを1.01〜6倍程度に延伸することにより得られる延伸フィルムであることができる。これらのうち、ポリカーボネート系樹脂フィルムや環状オレフィン系樹脂フィルム、(メタ)アクリル系樹脂フィルム又はセルロース系樹脂フィルムを一軸延伸又は二軸延伸した延伸フィルムが好ましい。また本明細書においては、ゼロレタデーションフィルムも位相差フィルムに含まれる(ただし、保護フィルムとして用いることもできる。)。そのほか、一軸性位相差フィルム、広視野角位相差フィルム、低光弾性率位相差フィルム等と称されるフィルムも位相差フィルムとして適用可能である。
はともに−10〜10nmであり、より好ましくはともに−5〜5nmである。ここでいう面内位相差値Re及び厚み方向位相差値Rthは、波長590nmにおける値である。
Re=(nx−ny)×d
Rth=〔(nx+ny)/2−nz〕×d
で定義される。式中、nxはフィルム面内の遅相軸方向(x軸方向)の屈折率であり、nyはフィルム面内の進相軸方向(面内でx軸に直交するy軸方向)の屈折率であり、nzはフィルム厚み方向(フィルム面に垂直なz軸方向)の屈折率であり、dはフィルムの厚みである。
[2]粘着剤層
本発明の光学フィルムの少なくとも一方の面に積層された粘着剤層(前記粘着剤層20)は、(メタ)アクリル系樹脂(A)、架橋剤(B)、シラン化合物(C)を含む粘着剤組成物の反応生成物から構成される。
(メタ)アクリル系樹脂(A)は、(メタ)アクリル系単量体由来の構成単位を主成分とする(好ましくは50重量%以上含む)重合体又は共重合体であり、下記式(a1)及び(a2)に示されるヒドロキシ基含有(メタ)アクリレート由来の構成単位を含む。
式(a1)において、nは1〜4の整数を示し、好ましくは1〜3の整数、さらに好ましくは2である。また、式(a2)において、mは5以上の整数(例えば5〜20の整数)、好ましくは5〜15(例えば5〜11の整数)、さらに好ましくは5〜9(例えば5〜7の整数)、特に5である。また、mは、5以上の偶数(例えば6、8、10、12など)であってもよく、5以上の奇数(例えば5、7、9、11など)であってもよい。
一方、カルボキシ基を有する単量体由来の構成単位[カルボキシル基含有(メタ)アクリレート由来の構成単位]を含有すると耐久性をさらに向上できる。本発明では、カルボキシル基含有(メタ)アクリレート由来の構成単位の割合が少なくても有効に耐久性を向上できるため、ITOの腐食を抑制しつつ、耐久性を向上させることが可能である。
また、他の単量体(a5)由来の構成単位の割合は、(メタ)アクリル系樹脂(A)を構成する全構成単位100重量部に対して、例えば0〜20重量部、好ましくは0〜10重量部(例えば0.001〜10重量部)、さらに好ましくは0〜5重量部(例えば0.01〜3重量部)程度であってもよい。
粘着剤組成物は、架橋剤(B)を含む。該架橋剤(B)は、(メタ)アクリル系樹脂(A)中のヒドロキシ基を含む極性官能基と反応する。本発明では、(メタ)アクリル系樹脂(A)の側鎖に導入された異なる炭素鎖(n及びm)を有するヒドロキシアルキル基のOH基(ヒドロキシル基)と架橋剤(B)とが反応し、耐久性及びリワーク性に有利な架橋構造を形成する。
0.01〜10重量部(例えば0.05〜5重量部)、好ましくは0.1〜3重量部(例えば0.1〜2重量部)、さらに好ましくは0.2〜1重量部(例えば0.3〜0.8重量部)であってもよい。上限値以下であると、追従性(又は耐剥がれ性)の向上に有利であり、下限値以上であると、耐凝集性(又は耐発泡性)やリワーク性の向上に有利である。
粘着剤組成物は、シラン化合物(C)を含む。該シラン化合物(C)を含むことにより、粘着剤層と、金属層、透明電極、ガラス基板等との密着性(又は接着性)を向上できる。シラン化合物(C)としては、(メタ)アクリル系樹脂(A)の反応性基(例えばヒドロキシル基のOH基)と結合可能なシラン化合物であればよく、例えば、ビニルトリメトキシシラン、ビニルトリエトキシシラン、ビニルトリス(2−メトキシエトキシ)シラン、3−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、3−グリシドキシプロピルトリエトキシシラン、3−グリシドキシプロピルメチルジメトキシシラン、3−グリシドキシプロピルエトキシジメチルシラン、2−(3,4−エポキシシクロヘキシル)エチルトリメトキシシラン、3−クロロプロピルメチルジメトキシシラン、3−クロロプロピルトリメトキシシラン、3−メタクリロイルオキシプロピルトリメトキシシラン、3−メルカプトプロピルトリメトキシシラン、1,3−ビス(3’−トリメトキシプロピル)ウレアなどが挙げられる。
粘着剤組成物は、帯電防止剤をさらに含んでもよい。帯電防止剤を含むことで、粘着剤層付光学フィルムの帯電防止性を向上(例えば離形フィルム、保護フィルムなどを剥離した際に生じる静電気による不具合などを抑制)することができる。帯電防止剤としては、慣用のものが挙げられ、イオン性帯電防止剤が好適である。イオン性帯電防止剤を構成するカチオン成分としては、有機カチオン、無機カチオンなどが挙げられる。有機カチオンとしては、例えばピリジニウムカチオン、イミダゾリウムカチオン、アンモニウムカチオン、スルホニウムカチオン、ホスホニウムカチオンなどが挙げられる。無機カチオンとしては、例えばリチウムカチオン、カリウムカチオン、ナトリウムカチオン、セシウムカチオンなどのアルカリ金属カチオン、マグネシウムカチオン、カルシウムカチオンなどのアルカリ土類金属カチオンなどが挙げられる。イオン性帯電防止剤を構成するアニオン成分としては、無機アニオン及び有機アニオンのいずれでもよいが、帯電防止性能に優れるという点で、フッ素原子を含むアニオン成分が好ましい。フッ素原子を含むアニオン成分としては、例えばヘキサフルオロホスフェートアニオン(PF6−)、ビス(トリフルオロメタンスルホニル)イミドアニオン[(CF3SO2)2N−]、ビス(フルオロスルホニル)イミドアニオン[(FSO2)2N−]、テトラ(ペンタフルオロフェニル)ボレートアニオン[(C6F5)4B−]などが挙げられる。これらの帯電防止剤は単独又は二種以上組み合わせて使用できる。特に、ビス(トリフルオロメタンスルホニル)イミドアニオン[(CF3SO2)2N−]、ビス(フルオロスルホニル)イミドアニオン[(FSO2)2N−]、テトラ(ペンタフルオロフェニル)ボレートアニオン[(C6F5)4B−]が好ましい。
粘着剤組成物の帯電防止性能の経時安定性に優れるという点で、室温で固体であるイオン性帯電防止剤が好ましい。
帯電防止剤の割合は、(メタ)アクリル系樹脂(A)100重量部に対して、例えば、0.01〜10重量部、好ましくは0.1〜5重量部、さらに好ましくは1〜3重量であってもよい。
粘着剤組成物は、溶剤、架橋触媒、紫外線吸収剤、耐候安定剤、タッキファイヤー、可塑剤、軟化剤、染料、顔料、無機フィラー、光散乱性微粒子等の添加剤を単独又は2種以上含むことができる。また、粘着剤組成物に紫外線硬化性化合物を配合し、粘着剤層を形成した後に紫外線を照射して硬化させ、より硬い粘着剤層とすることも有用である。架橋触媒としては、例えばヘキサメチレンジアミン、エチレンジアミン、ポリエチレンイミン、ヘキサメチレンテトラミン、ジエチレントリアミン、トリエチレンテトラミン、イソホロンジアミン、トリメチレンジアミン、ポリアミノ樹脂及びメラミン樹脂等のアミン系化合物などが挙げられる。
図1に示されるように、粘着剤層付光学フィルム1は、光学フィルム10とその少なくとも一方の面に積層された粘着剤層20とを含む。光学フィルム10の片面又は両面に粘着剤層20が積層される。粘着剤層20を光学フィルム10の表面に積層する際には、光学フィルム10の貼合面及び/又は粘着剤層20の貼合面にプライマー層を形成させること、又は表面活性化処理(例えばプラズマ処理、コロナ処理など)を施すことが好ましく、特にコロナ処理を施すことが好ましい。
<光学積層体>
図4に示される光学積層体5は、基板40上に積層された金属層30(又は金属配線層30)を、前記粘着剤層付光学フィルム1a(又は粘着剤層付偏光板1a)の粘着剤層側の面に積層した光学積層体である。前記粘着剤層付光学フィルム1aは、前記偏光板10aの偏光子2側の面に粘着剤層20を積層したものである。
本発明に係る液晶表示装置は、上記本発明に係る粘着剤層付光学フィルム1を含むものであり、より典型的には上記光学積層体を含むものである。このため、本発明に係る液晶表示装置は、優れた耐久性を有する。
冷却管、窒素導入管、温度計及び攪拌機を備えた反応容器に、表1に示す組成(表1の数値は重量部である。)の単量体を酢酸エチル81.8部と混合して得られた溶液を仕込んだ。反応容器内の空気を窒素ガスで置換した後、内温を60℃にした。その後、アゾビスイソブチロニトリル0.12部を酢酸エチル10部に溶解させた溶液を添加した。1時間同温で保持した後、内温を54〜56℃に保ちながら、添加速度17.3部/Hrで酢酸エチルを、重合体の濃度がほぼ35%となるように反応容器内へ連続的に加えた。酢酸エチルの添加開始から12時間経過するまで内温を54〜56℃に保持した後、酢酸エ
チルをさらに加えて重合体の濃度が20%となるように調整し、(メタ)アクリル系樹脂(A−1)の酢酸エチル溶液を得た。得られた(メタ)アクリル系樹脂(A−1)の重量平均分子量Mwは139万、重量平均分子量Mwと数平均分子量Mnとの比(Mw/Mn)は5.32であった。
単量体の組成を、表1に示す組成にしたこと以外は、製造例1と同様にして、(メタ)アクリル系樹脂(A−2〜12)の酢酸エチル溶液を得た(樹脂濃度:20%)。得られた(メタ)アクリル系樹脂(A−2〜12)の重量平均分子量Mwはいずれも130万〜150万の範囲であり、Mw/Mnは4〜6の範囲であった。
BA:ブチルアクリレート(ホモポリマーのガラス転移温度:−54℃)
MA:メチルアクリレート(ホモポリマーのガラス転移温度:10℃)
HEA:2−ヒドロキシエチルアクリレート
4HBA:4−ヒドロキシブチルアクリレート
5HPA:5−ヒドロキシペンチルアクリレート
PEA:フェノキシエチルアクリレート
PEA2:フェノキシジエチレングリコールアクリレート
BMAA:ブトキシメチルアクリルアミド
AA:アクリル酸
(1)粘着剤組成物の調製
上記製造例で得られた(メタ)アクリル系樹脂の酢酸エチル溶液(樹脂濃度:20%)に、該溶液の固形分100部に対して、表2に示す量(重量部)の架橋剤(B)、シラン化合物(C)、及びイオン性化合物(D)を混合し、さらに固形分濃度が14%となるように酢酸エチルを添加して粘着剤組成物を得た。表2に示す各配合成分の配合量は、使用した商品が溶剤等を含む場合は、そこに含まれる有効成分としての重量部数である。
(架橋剤)
B−1:トリレンジイソシアネートのトリメチロールプロパンアダクト体の酢酸エチル溶液(固形分濃度75%)、東ソー(株)から入手した商品名「コロネートL」。
B−2:キシリレンジイソシアネートのトリメチロールプロパンアダクト体の酢酸エチル溶液(固形分濃度75%)、三井化学(株)から入手した商品名「タケネート D−110N」。
C−1:1,6−ビス(トリメトキシシリル)ヘキサン、C−2:1,8−ビス(トリメトキシシリル)ヘキサン、C−3:メチル基/メトキシ基含有シリコーンオリゴマー、信越化学工業(株)から入手した商品名「X−40−9250」、C−4:1,3−ビス(3’−トリメトキシプロピル)ウレア。
D−1:N−デシルピリジニウム ビス(フロオロスルホニル)イミド、D−2:カリウム ビス(フロオロスルホニル)イミド、 D−3:リチウム ビス(トリフルオロメチルスルホニル)イミド、D−4:N−デシルピリジニウム テトラ(ペンタフルオロフェニル)ボレート。
上記(1)で調製した各粘着剤組成物を、離型処理が施されたポリエチレンテレフタレートフィルムからなるセパレートフィルム〔リンテック(株)から入手した商品名「PLR−382051」〕の離型処理面に、アプリケーターを用いて乾燥後の厚みが20μmとなるように塗布し、100℃で1分間乾燥して粘着剤層(粘着剤シート)を作製した。
平均重合度約2400、ケン化度99.9モル%、厚み60μmのポリビニルアルコールフィルム〔(株)クラレ製の商品名「クラレビニロン VF−PE♯6000」〕を、37℃の純水に浸漬した後、ヨウ素とヨウ化カリウムとを含む水溶液(ヨウ素/ヨウ化カリウム/水(重量比)=0.04/1.5/100)に30℃で浸漬した。その後、ヨウ化カリウムとホウ酸とを含む水溶液(ヨウ化カリウム/ホウ酸/水(重量比)=12/3.6/100)に56.5℃で浸漬した。フィルムを10℃の純水で洗浄した後、85℃で乾燥して、ポリビニルアルコールにヨウ素が吸着配向された厚み約23μmの偏光子を
得た。延伸は、主に、ヨウ素染色及びホウ酸処理の工程で行い、トータルの延伸倍率は5.3倍であった。
向上のためのコロナ放電処理を施した後、上記(2)で作製した粘着剤層のセパレートフィルムとは反対側の面(粘着剤層面)をラミネーターにより貼り合わせた後、温度23℃、相対湿度65%の条件で7日間養生し、粘着剤層付光学フィルム(P−1)を得た。
上記(3)で作製した粘着剤層付光学フィルム(P−1)を、偏光板の延伸軸方向が長辺となるように300mm×220mmの大きさに裁断してセパレートフィルムを剥離し、露出した粘着剤層面をガラス基板又はITO(錫ドープ酸化インジウム)付きガラス基盤に貼合した。得られたガラス基板が貼り付けられた試験片(ガラス基板が貼り付けられた粘着剤層付光学フィルム)を、オートクレーブ中、温度50℃、圧力5kg/cm2(490.3kPa)で、20分間加圧した。ガラス基板には、コーニング社製の無アルカリガラス 商品名「Eagle XG」を使用した。また、ITO付きガラス基板として、コーニング社製の無アルカリガラス[商品名「Eagle XG」]に、ITO蒸着によって30nmのITO層を形成したものを使用した。
得られた光学積層体について、次の3種の耐久性試験を実施した。
・温度95℃の乾燥条件下で1000時間保持する耐熱試験、(ガラス基板)
・温度95℃の乾燥条件下で1000時間保持する耐熱試験、(ITO付きガラス)
・温度60℃、相対湿度90%の環境下で1000時間保持する耐湿熱試験(ガラス基板)、
・温度85℃の乾燥条件下で30分保持し、次いで温度−40℃の乾燥条件下で30分保持する操作を1サイクルとし、これを1000サイクル繰り返す耐ヒートショック(HS)試験(ガラス基板)。
4:浮き、剥れ、発泡等の外観変化がほとんどみられない、
3:浮き、剥れ、発泡等の外観変化がやや目立つ、
2:浮き、剥れ、発泡等の外観変化が目立つ、
1:浮き、剥れ、発泡等の外観変化が顕著に認められる。
上記(3)で作製した粘着剤層付光学フィルム(P−1)を、25mm×150mmの大きさの試験片に裁断した。試験片からセパレーターを剥がし、その粘着剤面をガラス基板に貼り付けた。得られたガラス基板が貼り付けられた試験片(ガラス基板が貼り付けられた粘着剤層付光学フィルム)を、オートクレーブ中、温度50℃、圧力5kg/cm2(490.3kPa)で、20分間加圧した。温度23℃、相対湿度50%の雰囲気中で24時間保管したのちに、試験片から光学フィルムを粘着剤層とともに300mm/分の速度で180°方向に剥離した。剥離時の平均剥離力を粘着力として表3に示す。粘着力が10N以下である場合にはリワーク性に優れ、また0.5N以上である場合には、偏光板端部から衝撃を受けた際にも剥がれが生じにくい。
ITO層付きガラス基板のITO層の表面の表面抵抗(試験前表面抵抗値)を低抵抗率計〔三菱化学アナリテック(株)製の商品名「ロレスタ―AX」〕で測定した。次に、上記(3)で作製した粘着剤層が形成された偏光板を、20mm×40mmの大きさの試験片に裁断し、ガラス基板のITO層側に、粘着剤層を介して貼着した。得られた光学積層体を、温度60℃、相対湿度90%のオーブン中で500時間保管した後、温度23℃、相対湿度50%の雰囲気下で、ITO層と粘着剤層との間で剥離した。剥離後のITO層の表面抵抗(試験後表面抵抗値)を測定した。試験前後の抵抗変化率を、下記式により算出し、以下の基準で評価した。抵抗変化率が小さいほど、ITO腐食性が低い。結果を表3に示す。
抵抗変化率(%)=[(試験後表面抵抗値)−(試験前表面抵抗値)]/[試験前表面抵抗値]×100
○:抵抗変化率が50%未満であり、ITO腐食性が良好な光学積層体である。
×:抵抗変化率が50%以上であり、光学積層体のITO腐食性は不良である。
得られた粘着剤層付き偏光フィルムのセパレーターを剥離したのちに、粘着剤の表面抵抗値を表面固有抵抗測定装置〔三菱化学(株)製の「ハイレスタ-up MCP-HT450」(商品名)〕により測定した。印加電圧250V、印加時間10秒の測定条件で実施した。表面抵抗値が1.0×1012Ω/□以下であれば、良好な帯電防止性が得られる。
本発明の粘着剤シートのゲル分率評価方法を示す。ゲル分率が大きいほど粘着剤中で多くの架橋反応が進行していることになり、架橋密度の目安とすることができる。ゲル分率は、以下の(1)〜(4)に従って測定される値である。
(2)上記(1)で得られた貼合物を秤量して、その重量をWs とし、次に粘着剤シートを包み込むように4回折りたたんでホッチキス(ステープラー)で留めた後秤量し、その重量をWb とする。
(3)上記(2)でホッチキス留めしたメッシュをガラス容器に入れ、酢酸エチル60mLを加えて浸漬した後、このガラス容器を室温で3日間保管する。
(4)ガラス容器からメッシュを取り出し、120℃で24時間乾燥した後秤量し、その重量をWa とし、次式に基づいてゲル分率を計算する。
ゲル分率(重量%)=〔{Wa−(Wb−Ws)−Wm}/(Ws−Wm)〕×100
Claims (13)
- 光学フィルムと、該光学フィルムの少なくとも一方の面に積層された粘着剤層とを含む粘着剤層付光学フィルムであって、
前記粘着剤層は、(メタ)アクリル系樹脂(A)、架橋剤(B)、及びシラン化合物(C)を含む粘着剤組成物の反応生成物から構成され、
前記(メタ)アクリル系樹脂(A)は、下記式(a1)
で表されるヒドロキシ基含有(メタ)アクリレート由来の構成単位と、下記式(a2)
で表されるヒドロキシ基含有(メタ)アクリレート由来の構成単位とを含む、粘着剤層付光学フィルム。 - (メタ)アクリル系樹脂を構成する全構成単位100重量部に対して、式(a1)で表されるヒドロキシ基含有(メタ)アクリレート由来の構成単位の割合は1.5〜4.5重量部であり、式(a2)で表されるヒドロキシ基含有(メタ)アクリレート由来の構成単位の割合は0.25〜1.0重量部である請求項1に記載の粘着剤層付光学フィルム。
- (メタ)アクリル系樹脂は、ホモポリマーのガラス転移温度が0℃未満のアルキルアクリレート(a3−1)由来の構成単位と、ホモポリマーのガラス転移温度が0℃以上のアルキルアクリレート(a3−2)由来の構成単位とを含有するアルキルアクリレート(a3)由来の構成単位を含む請求項1又は2に記載の粘着剤層付光学フィルム。
- ホモポリマーのガラス転移温度が0℃未満のアルキルアクリレート(a3−1)由来の構成単位と、ホモポリマーのガラス転移温度が0℃以上のアルキルアクリレート(a3−2)由来の構成単位との割合(重量比)は、(a3−1)/(a3−2)=20/80〜95/5である請求項3に記載の粘着剤層付光学フィルム。
- (メタ)アクリル系樹脂の重量平均分子量は、ポリスチレン換算で、6.0×105〜2.5×106である請求項1〜4のいずれかに記載の粘着剤層付光学フィルム。
- 架橋剤(B)は、芳香族イソシアネート化合物及び/又は該芳香族イソシアネート化合物の多価アルコール化合物による付加体である請求項1〜5のいずれかに記載の粘着剤層付光学フィルム。
- 架橋剤(B)の割合は、(メタ)アクリル系樹脂(A)100重量部に対して、0.01〜10重量部である請求項1〜6のいずれかに記載の粘着剤層付光学フィルム。
- 式(c1)のBは炭素数1〜10のアルカンジイル基であり、R1は炭素数1〜5のアルキル基であり、R2、R3、R4、R5及びR6はそれぞれ独立して、炭素数1〜5のアルコキシ基である請求項8に記載の粘着剤層付光学フィルム。
- シラン化合物(C)の割合は、(メタ)アクリル系樹脂(A)100重量部に対して、0.01〜10重量部である請求項1〜9のいずれかに記載の粘着剤層付光学フィルム。
- 粘着剤層のゲル分率は、50〜95%である請求項1〜10のいずれかに記載の粘着剤層付光学フィルム。
- ガラス基板に前記粘着剤層を貼合し、温度23℃、相対湿度50%の条件下、24時間後の前記粘着剤層の粘着力は、剥離速度300mm/分において、0.5〜10N/25mmである請求項1〜11のいずれかに記載の粘着剤層付光学フィルム。
- 請求項1〜12のいずれかに記載の粘着剤付光学フィルムを含む光学積層体。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015244505A JP6700032B2 (ja) | 2015-12-15 | 2015-12-15 | 粘着剤層付光学フィルム及び光学積層体 |
KR1020187019522A KR102666263B1 (ko) | 2015-12-15 | 2016-11-21 | 점착제층을 갖춘 광학 필름 및 광학 적층체 |
PCT/JP2016/084409 WO2017104348A1 (ja) | 2015-12-15 | 2016-11-21 | 粘着剤層付光学フィルム及び光学積層体 |
CN201680073165.9A CN108368397A (zh) | 2015-12-15 | 2016-11-21 | 附带粘合剂层的光学膜和光学层叠体 |
TW105140824A TWI721064B (zh) | 2015-12-15 | 2016-12-09 | 附黏著劑層的光學膜及光學積層體 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015244505A JP6700032B2 (ja) | 2015-12-15 | 2015-12-15 | 粘着剤層付光学フィルム及び光学積層体 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017110074A true JP2017110074A (ja) | 2017-06-22 |
JP2017110074A5 JP2017110074A5 (ja) | 2018-12-20 |
JP6700032B2 JP6700032B2 (ja) | 2020-05-27 |
Family
ID=59056337
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015244505A Active JP6700032B2 (ja) | 2015-12-15 | 2015-12-15 | 粘着剤層付光学フィルム及び光学積層体 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6700032B2 (ja) |
KR (1) | KR102666263B1 (ja) |
CN (1) | CN108368397A (ja) |
TW (1) | TWI721064B (ja) |
WO (1) | WO2017104348A1 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110016296A (zh) * | 2017-12-27 | 2019-07-16 | 住友化学株式会社 | 带有粘合剂层的光学膜及显示装置 |
JP2020531657A (ja) * | 2017-09-13 | 2020-11-05 | エルジー・ケム・リミテッド | 光学積層体 |
US11208534B2 (en) * | 2017-06-26 | 2021-12-28 | The Regents Of The University Of California | Dynamic polymers based on silyl ether exchange |
KR102718409B1 (ko) | 2021-04-28 | 2024-10-17 | 닛토덴코 가부시키가이샤 | 점착제층 부착 편광판 및 그것을 이용한 화상 표시 장치 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112646371A (zh) * | 2019-10-11 | 2021-04-13 | 住友化学株式会社 | 光学膜及柔性显示装置 |
JP6857771B1 (ja) * | 2019-10-28 | 2021-04-14 | 住友化学株式会社 | 光学積層体及び表示装置 |
Citations (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11131033A (ja) * | 1997-08-28 | 1999-05-18 | Lintec Corp | 粘着剤組成物およびそれを用いた粘着シート |
JPH11140405A (ja) * | 1997-11-04 | 1999-05-25 | Mitsubishi Rayon Co Ltd | 粘着剤用樹脂 |
WO2004099334A1 (ja) * | 2003-05-07 | 2004-11-18 | Soken Chemical & Engineering Co., Ltd. | 光学部材用粘着剤および積層体 |
JP2008266590A (ja) * | 2007-03-23 | 2008-11-06 | Nitto Denko Corp | 粘着剤組成物、粘着剤層およびその製造方法、ならびに粘着剤付光学部材 |
JP2010131901A (ja) * | 2008-12-05 | 2010-06-17 | Three M Innovative Properties Co | 積層シート、それを貼り付けた部品およびその製造方法 |
KR101529983B1 (ko) * | 2014-09-25 | 2015-06-19 | 동우 화인켐 주식회사 | 점착제 조성물 |
JP2015140380A (ja) * | 2014-01-28 | 2015-08-03 | 藤森工業株式会社 | 光拡散粘着剤層、及び光拡散粘着フィルム |
WO2015132888A1 (ja) * | 2014-03-04 | 2015-09-11 | リンテック株式会社 | 粘着剤および粘着シート |
JP2015214677A (ja) * | 2014-04-23 | 2015-12-03 | 日本合成化学工業株式会社 | 粘着剤組成物、粘着剤及び粘着シート |
JP2016037534A (ja) * | 2014-08-06 | 2016-03-22 | 藤森工業株式会社 | 粘着剤層、及び粘着フィルム |
JP2016037533A (ja) * | 2014-08-06 | 2016-03-22 | 藤森工業株式会社 | 粘着剤組成物及び粘着フィルム |
JP2016108484A (ja) * | 2014-12-09 | 2016-06-20 | 藤森工業株式会社 | 粘着剤層及び粘着フィルム |
JP2016204406A (ja) * | 2015-04-15 | 2016-12-08 | 藤森工業株式会社 | 粘着剤層及び粘着フィルム |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100784995B1 (ko) * | 2005-09-05 | 2007-12-11 | 주식회사 엘지화학 | 편광판용 아크릴계 점착제 조성물 |
JP5322280B2 (ja) | 2009-03-27 | 2013-10-23 | サイデン化学株式会社 | 光学用粘着剤組成物 |
JP5648494B2 (ja) * | 2011-01-25 | 2015-01-07 | 住友化学株式会社 | 粘着剤シート、粘着剤付き光学フィルム及び光学積層体 |
JP6206070B2 (ja) | 2013-10-15 | 2017-10-04 | 住友化学株式会社 | 粘着剤付き樹脂フィルム及びそれを用いた光学積層体 |
-
2015
- 2015-12-15 JP JP2015244505A patent/JP6700032B2/ja active Active
-
2016
- 2016-11-21 KR KR1020187019522A patent/KR102666263B1/ko active IP Right Grant
- 2016-11-21 CN CN201680073165.9A patent/CN108368397A/zh active Pending
- 2016-11-21 WO PCT/JP2016/084409 patent/WO2017104348A1/ja active Application Filing
- 2016-12-09 TW TW105140824A patent/TWI721064B/zh active
Patent Citations (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11131033A (ja) * | 1997-08-28 | 1999-05-18 | Lintec Corp | 粘着剤組成物およびそれを用いた粘着シート |
JPH11140405A (ja) * | 1997-11-04 | 1999-05-25 | Mitsubishi Rayon Co Ltd | 粘着剤用樹脂 |
WO2004099334A1 (ja) * | 2003-05-07 | 2004-11-18 | Soken Chemical & Engineering Co., Ltd. | 光学部材用粘着剤および積層体 |
JP2008266590A (ja) * | 2007-03-23 | 2008-11-06 | Nitto Denko Corp | 粘着剤組成物、粘着剤層およびその製造方法、ならびに粘着剤付光学部材 |
JP2010131901A (ja) * | 2008-12-05 | 2010-06-17 | Three M Innovative Properties Co | 積層シート、それを貼り付けた部品およびその製造方法 |
JP2015140380A (ja) * | 2014-01-28 | 2015-08-03 | 藤森工業株式会社 | 光拡散粘着剤層、及び光拡散粘着フィルム |
WO2015132888A1 (ja) * | 2014-03-04 | 2015-09-11 | リンテック株式会社 | 粘着剤および粘着シート |
JP2015214677A (ja) * | 2014-04-23 | 2015-12-03 | 日本合成化学工業株式会社 | 粘着剤組成物、粘着剤及び粘着シート |
JP2016037534A (ja) * | 2014-08-06 | 2016-03-22 | 藤森工業株式会社 | 粘着剤層、及び粘着フィルム |
JP2016037533A (ja) * | 2014-08-06 | 2016-03-22 | 藤森工業株式会社 | 粘着剤組成物及び粘着フィルム |
KR101529983B1 (ko) * | 2014-09-25 | 2015-06-19 | 동우 화인켐 주식회사 | 점착제 조성물 |
JP2016108484A (ja) * | 2014-12-09 | 2016-06-20 | 藤森工業株式会社 | 粘着剤層及び粘着フィルム |
JP2016204406A (ja) * | 2015-04-15 | 2016-12-08 | 藤森工業株式会社 | 粘着剤層及び粘着フィルム |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11208534B2 (en) * | 2017-06-26 | 2021-12-28 | The Regents Of The University Of California | Dynamic polymers based on silyl ether exchange |
JP2020531657A (ja) * | 2017-09-13 | 2020-11-05 | エルジー・ケム・リミテッド | 光学積層体 |
US11505726B2 (en) | 2017-09-13 | 2022-11-22 | Shanjin Optoelectronics (Suzhou) Co., Ltd. | Optical laminate |
CN110016296A (zh) * | 2017-12-27 | 2019-07-16 | 住友化学株式会社 | 带有粘合剂层的光学膜及显示装置 |
KR102718409B1 (ko) | 2021-04-28 | 2024-10-17 | 닛토덴코 가부시키가이샤 | 점착제층 부착 편광판 및 그것을 이용한 화상 표시 장치 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
WO2017104348A1 (ja) | 2017-06-22 |
TW201732001A (zh) | 2017-09-16 |
JP6700032B2 (ja) | 2020-05-27 |
KR20180097621A (ko) | 2018-08-31 |
KR102666263B1 (ko) | 2024-05-14 |
CN108368397A (zh) | 2018-08-03 |
TWI721064B (zh) | 2021-03-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
WO2017104349A1 (ja) | 粘着剤組成物 | |
JP6615597B2 (ja) | 粘着剤組成物 | |
JP6991860B2 (ja) | 粘着剤組成物 | |
WO2018142815A1 (ja) | 粘着剤組成物 | |
WO2017104348A1 (ja) | 粘着剤層付光学フィルム及び光学積層体 | |
JP7184990B2 (ja) | 粘着剤組成物 | |
WO2017104351A1 (ja) | 粘着剤組成物 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20170419 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20181108 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20181108 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20191126 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20200123 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20200407 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20200430 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6700032 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |