JP2017109185A - 竪型研削式精米機 - Google Patents

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Abstract

【課題】精白室内への直接の送風を行わずに、間接的に精白室内の米粒を冷却する無孔の精白筒を備えた酒造用の竪型研削式精米機において、風路構造を簡略化してコストを低減することを目的とする。
【解決手段】立設した無孔の精白筒48,49内に研削搗精ロール22,23を回転自在に内装するとともに、研削搗精ロール22,23と精白筒48,49内との間隙を精白室15に形成し、該精白室15に連通する供給口39と排出口51とを設けた竪型研削式精米機であって、前記研削搗精ロール22,23の内腔には、精白室15内の米粒を間接的に冷却するための風路55を設けた。これにより、米粒が機外排出されたときの亀裂発生を防止できる効果に加えて、従来よりも風路構造を簡略化してコストを低減化することができる。
【選択図】図3

Description

本発明は、竪型研削式精米機に関し、特に、無孔の精白筒を有する酒造用の竪型研削式精米機の精穀室冷却構造に関するものである。
従来、歩留り70%以下の高精白度の酒造米を得るには、循環手段を備えた竪型研削式精米機が常用されている。この種の精米機においては、適度の糠を必要とするために無孔の精白筒が用いられ、また、米粒に送風することによる水分ロスを防ぐため、直接精白室内への送風は行われていない。このため、穀温が上昇したまま放熱されないで高温を維持していると、米粒が機外に排出されたときは瞬時に亀裂を生じるなどの悪影響を及ぼすものであった。
そこで、特許文献1記載の精穀機の空冷装置では、精白筒の外周に放熱板片を形成し、この外周を外壁にて包囲して配風管となし、送風管から配風管を介して放熱板片間に通風するように形成するといった技術的手段を講じている。これにより、精白筒から放熱板片に伝導した熱が通風によって奪取されるので、精白筒を空冷して精穀温度が低温に保持されるものである。
しかしながら、特許文献1記載の空冷装置では、各放熱板間に均等に空気が供給され難く、温度ムラが生じて悪影響が生じる懸念があった。
これに対し、特許文献2記載の精白室空冷装置では、精白筒を取り囲む空室を形成するよう外壁を設け、この空室には、空気の取入口と流出口を設け、さらに、空室内の精白筒外周壁には、ほぼ水平方向に延びる冷却翼を一体的に設けるという技術的手段を講じたものである。これにより、空気が垂直方向に移動することなく、精白筒の外周に沿って移動しながら徐徐に流出口に向かう間に、精白筒をムラなく冷却するという作用・効果がある。
特公昭39−730号公報 特開平2−191553号公報
しかしながら、上記特許文献のように精白筒の外側を取り囲んで風路を形成する方式では、1.構造が複雑化する、2.新たな風路を形成するためにコスト増となる、3.風路形成により精白筒の重量が増加し、メンテナンス時、特に、精白ロールを交換する際に、機体から精白筒を取り外すことが困難となる、といった問題点があった。
本発明は、上記問題点にかんがみ、精白室内への直接の送風を行わずに、間接的に精白室内の米粒を冷却する無孔の精白筒を備えた酒造用の竪型研削式精米機において、風路構造を簡略化してコストを低減化するとともに、精白筒の重量を増加させることのない精米機を提供することを技術的課題とする。
上記課題を解決するため本発明は、立設した無孔の精白筒内に研削搗精ロールを回転自在に内装するとともに、該研削搗精ロールと前記精白筒内との間隙を精白室に形成し、該精白室に連通する供給口と排出口とを設けた竪型研削式精米機であって、前記研削搗精ロールの内腔には、前記精白室内の米粒を間接的に冷却するための風路を設ける、という技術的手段を講じた。
また、前記研削搗精ロールは、環状の研削砥石と、該研削砥石の中央のボス部と、該ボス部と前記研削砥石を繋ぐ複数のアームと、該複数のアームどうしの間隙に形成する複数の空気流通口とから形成され、この研削搗精ロールの内腔に前記風路を形成するとよい。
そして、前記研削搗精ロールは、複数段に積み重ねて構成されるものとするとよい。
前記研削搗精ロール下方には、該研削搗精ロールを受けるロール受台が設けられ、該ロール受台は、前記研削搗精ロールに嵌合させる凸状環部と、該凸状環部から外周方向の精白室側に張り出して米粒を受け止める米粒載置部と、中央のボス部と、該ボス部と前記凸状環部とを繋ぐ複数のアームと、該複数のアームどうしの間隙に形成する複数の空気流通口とにより形成するのが好ましい。
さらに、前記ロール受台下方には、該ロール受台の表面温度を監視する温度センサを設けるとよい。
本発明によれば、立設した無孔の精白筒内に研削搗精ロールを回転自在に内装するとともに、該研削搗精ロールと前記精白筒内との間隙を精白室に形成し、該精白室に連通する供給口と排出口とを設けた竪型研削式精米機であって、前記研削搗精ロールの内腔には、前記精白室内の米粒を間接的に冷却するための風路を設けたので、精白室内への直接の送風を行わずに、研削搗精ロールの内腔から間接的に精白室内の米粒を冷却することができる。すなわち、風路への外気の流通により、まず、研削搗精ロールの冷却が行われ、次いで、研削搗精ロールの熱伝導によって間接的に精白室内の米粒の温度を1〜2℃程度低下させ、穀温を30℃程度に維持しながら搗精することができる。このことは、特許文献1および特許文献2記載の技術と同様、米粒が機外排出されたときの亀裂発生を防止できる効果に加えて、従来よりも風路構造を簡略化してコストを低減化することができるものである。また、従来のように精白筒の重量を増加させることもなくなった。
また、前記研削搗精ロールは、環状の研削砥石と、該研削砥石の中央のボス部と、該ボス部と前記研削砥石を繋ぐ複数のアームと、該複数のアームどうしの間隙に形成する複数の空気流通口とから形成され、前記研削砥石の内腔側に前記風路を形成したので、新たな部材を設置することなく、風路構造や空気流通口の簡略化を実現することができた。
そして、前記研削搗精ロールは、複数段に積み重ねて構成されるものとしてもよく、これにより、消耗部品である研削搗精ロールの交換・組み付け作業の労力を低減することができる。また、精白筒の外側に風路が形成されていないから、機体から精白筒を簡単に取り外すことができる。
さらに、前記研削搗精ロール下方には、該研削搗精ロールを受けるロール受台が設けられ、該ロール受台は、前記研削搗精ロールに嵌合させる凸状環部と、該凸状環部から外周方向の精白室側に張り出して米粒を受け止める米粒載置部と、中央のボス部と、該ボス部と前記凸状環部とを繋ぐ複数のアームと、該複数のアームどうしの間隙に形成する複数の空気流通口とにより形成してあり、これにより、ロール受台の米粒載置部が精白室内下部において米粒と直接接しているため、ロール受台を空冷することで、精白室内の米粒の熱を熱伝導によって効率よく除去することができる。
また、前記ロール受台下方には、該ロール受台の表面温度を監視する温度センサを設けているから、ロール受台の表面温度が正常な範囲内であるか否かを確認し、正常な範囲を超えていれば、外気の流通手段となる吸引ファンが異常である等の運転状況を確認することや、外気の流通経路が閉塞している等の監視をすることができる。
竪型研削式精米機の全体を示す斜視図。 竪型研削式精米機の右側面図。 精米部の拡大縦断面図。 搗精ロール部の分解組立図である。 精白室下部の拡大縦断面図である。
本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の竪型研削式精米機の斜視図であり、図2は、研削式研削式精米機の右側面図である。
竪型研削式精米機1は、精米部2、貯留タンク部3、万石部4、揚穀部5および制御部6を備えてなる。
貯留タンク部3、精米部2および万石部4は、精米部基台7上に配置され、揚穀部5は揚穀部基台8に支持されている。符号9は上部作業台、符号10は下部作業台である。
精米部2(図2)は、機台11に回転可能に垂設した竪軸12と、該竪軸12に同心状に取り付けられた搗精ロール部13と、該搗精ロール部13から間隙を保って同心状に覆う精白筒部14と、搗精ロール部13と精白筒14との間隙に形成する精白室15内の圧力を調節する圧力調整部16とから主要部が構成される。
図3は、精米部の拡大縦断面図であり、図4は、搗精ロール部の分解組立図であり、これらを参考にして、精米部2の構成を詳細に説明する。
前記竪軸12は、内部が空洞の中空円筒状に形成されていて、軸の下端に空気取入口42を穿設するとともに、軸の上部に取り入れた空気を搗精ロール部の内腔に吐出させる空気吐出口43が複数穿設されている。前記機台11には、上部軸受18および下部軸受19が内装された筒軸17が立設され、前記竪軸12を筒軸17に挿通することで、竪軸12を回転可能に支持することができる。そして、前記竪軸12の下部には、駆動プーリ20を軸装するとともに、前記竪軸12の上部には、前記搗精ロール部13が軸装されることになる。
搗精ロール部13は、複数の部材から構成されていて、下側から、搗精ロールの台座となるロール受台21、該ロール受台21に嵌合されるように載置される第1の研削搗精ロール22、該第1の研削搗精ロール22上に載置される第2の研削搗精ロール23、該第2の研削搗精ロール23上に嵌合されるように載置し、ロールの押さえとなるロール押さえ部材24、前記各部材を竪軸12に締結するための締め付けボルト25とからなる。
この実施例では、搗精ロール部13の搗精ロールが2段に積み重ねて取り付けられているが、この例に限らず、1段でもよいし、3段以上の複数段に積み重ねて取り付けてもよい。
図3乃至図5に示すように、前記ロール受台21は、環状に形成されていて、前記第1の研削搗精ロール22に嵌合するための凸状環部26と、該凸状環部26から外周方向の精白室15側に張り出して該精白室15内の米粒を受け止める米粒載置部27と、中央のボス部28と、該ボス部28と前記凸状環部26とを繋ぐ複数のアーム29と、該複数のアーム29どうしの間の間隙に形成する複数の空気流通口30とにより形成される。
また、前記第1の研削搗精ロール22は、環状の研削砥石31と、その中央のボス部32と、該ボス部32と前記研削砥石31を繋ぐ複数のアーム33と、該複数のアーム33どうしの間の間隙に形成する複数の空気流通口34とにより形成される。そして、第2の研削搗精ロール23についても、同様に研削砥石35、ボス部36、アーム37および空気流通口38により形成されている。
そして、前記ボス部28,32,36によって各部材21,22,23が竪軸12へ相対的な回転が不能に取り付けられることになる。
前記ロール押さえ部材24は、原料の供給口39(図3)から投入される原料玄米を、周方向に位置する精白室15に均等に案内・拡散させるよう傘状に末広がりに形成されており、その周縁の凸部40(図3)を研削砥石35の凹部に嵌合させ、中央から止め部材41を介してボルト25を竪軸12に挿し込んで螺合する。これにより、ロール受台21、第1の研削搗精ロール22、第2の研削搗精ロール23およびロール押さえ部材24が竪軸12に固定されることになる。
そして、このロール押さえ部材24、第2の研削搗精ロール23および第1の研削搗精ロール22によって囲繞されて形成される空間が、精白室15内の米粒を間接的に冷却する風路55となっている。
前記機台11の天板44には、搗精ロール部13の内腔に吐出された空気を排出する排出口45を穿設し、該排出口45に空気を機外排出する連通管46を接続する。また、連通管46の末端には吸引ファン47が取り付けられており、これにより、吸引ファン47を作動させると、竪軸12の空気取入口42から外気を取り入れて、中空部、空気吐出口43を経て搗精ロール部13内腔の風路55に吐出される。
風路55では、取り入れた外気によって搗精ロール部13が空冷される一方、さらに、外気が空気流通口37,34,30を順次通過してロール受台21を空冷することになる。このロール受台21は、精白室15内の米粒と接している米粒載置部27を有しており、ロール受台21を空冷することで、精白室15内の米粒の熱を熱伝導によって効率よく除去することができる。その後、外気は、空気流通口30から排出口45に集約され、連通管46を通じて吸引ファン47から機外排出される。
前記搗精ロール部13の周囲には、精白筒部14が配置されているが、この精白筒部14は上下に2分割可能となっていて、上部側の上部精白筒部48と、下部側の下部精白筒部49とにより形成される。上部精白筒部48と下部精白筒部49との組み付けは、ボルト等の締結部材で簡単に取り外し可能となっている。また、基礎となる機台11と下部精白筒部49との組み付けについても、同様にボルト等の締結部材により簡単に取り外し可能となっている。また、精白筒部14の外側は、風路が形成されていないから、重量が軽く、機台11から精白筒部14を簡単に取り外すことができる。したがって、研削搗精ロール22,23の交換・組み付け作業の労力を低減することができる。
前記ロール受台21の裏面には、空気を撹拌する撹拌翼56を植設してもよく、該撹拌翼56の回転により、前記搗精ロール部13の内腔に充満した外気が撹拌されて効率よく冷却することができる。
なお、符号50は、ロール受台21の米粒載置部27付近の表面温度を監視する温度センサであり(例えば、非接触式のレーザ温度計とするのがよい。)、これにより、前記吸引ファン47の運転状況を確認することや、前記外気の流通経路が閉塞しているか否かの監視をすることができる。
前記下部精白筒部49の正面側下部には、精白室15の米粒を排出させる排出口51が設けられている。この排出口51に接続して排出樋52が設けられ、圧力調整部16が配置されている。圧力調整部16は、前記排出口51を開閉する抵抗板53と、分銅やエアシリンダなどの負荷機構(図示せず)とからなり、負荷機構の作動により前記抵抗板53を閉じ方向に排出口51を付勢することで、搗精度を制御することができる。
前記排出樋52は、その下端が連絡ダクト54に接続され、連絡ダクト54から万石部4に米粒と糠の混合物が供給される。万石部4は、篩が傾斜して配置された構成となっていて、振動装置(図示せず)の駆動によって米粒と糠との篩分けが行われる。
上記構成における作用について説明する。図1乃至図3に示すように、貯留タンク部3に張り込まれた玄米は、精米部2における研削による精米作用を受けた後、排出口51、排出樋52及び連絡ダクト54を経て万石部4に至る。万石部4では、糠が分離されて米粒のみが揚穀部5下部に移送される。そして、揚穀部5により貯留タンク部3の上部に米粒が返還されて再び精米部2において研削による精米作用を受けるといった循環が繰り返される。循環は、原料玄米が、目標とした歩留りに仕上がるまで繰り返し行われる。
このように、歩留り70%以下の高精白度の酒造米を得る精米作用は、精米部2において精米作用が進行する間に、米粒が搗精ロール部13の切削による切削作用を受けて穀温が上昇する。しかし、図3に示す吸引ファン47を作動させると、竪軸12の空気取入口42から外気が取り入れられ、竪軸12の中空部および空気吐出口43を通じて搗精ロール部13内の風路55に外気が吐出される。この搗精ロール部13内腔の風路55に外気が流通されると、研削砥石31,35が冷却され、熱伝導によって精白室15で発生する米粒の熱を効率よく除去する。
そして、搗精ロール部13内腔の外気は、空気流通口37,34,30を順次通過してロール受台21をも空冷することになる。このロール受台21は、米粒載置部27により精白室15内下部において米粒と直接接しているため、ロール受台21を空冷することで、精白室15内の米粒の熱を熱伝導によって効率よく除去することができる。
そして、ロール受台21の空気流通口30から流出した空気は、天板44に穿設した排出口45に集約されて、連通管46から吸引ファン47を経て機外に排出されるようになる。
このような搗精ロール部13内腔への外気の流通により、精白室15内の米粒の温度を1〜2℃程度低下させ、穀温を30℃程度に維持しながら搗精することができる。これは、前述の特許文献1および特許文献2記載の技術と同様、米粒が機外排出されたときの亀裂発生を防止できる効果に加えて、従来よりも風路構造を簡略化してコストを低減化することができるものである。
また、前記機台11に取り付けたレーザ温度計50は、常時、ロール受台21の米粒載置部27付近の表面温度を監視しており、例えば、米粒載置部27の表面温度が30〜40℃の範囲内であれば、正常に搗精ロール部13内腔に外気が流通されていると判断することができる。そして、例えば、レーザ温度計50の温度が40℃を超えた場合は、精白室15内の温度上昇が過剰であると判断して、吸引ファン47が故障しているおそれ(例えば、モータの焼損)や、竪軸12の空気取入口42、竪軸12の中空部、又は竪軸12の空気吐出口43などの経路が閉塞していることを疑う必要がある。例えば、レーザ温度計50の温度が40℃を超えた場合に、警報を報知するとか、精米部2を駆動する駆動源(駆動モータなど、図示せず)等と連動して全停止するなどの措置を施すのが好ましい。
以上のように本実施形態によれば、立設した無孔の精白筒部14内に研削式の搗精ロール部13を回転自在に内装し、該搗精ロール部13と前記精白筒部14内との間隙を精白室15に形成し、該精白室15に連通する供給口39と排出口51とを設けた精米部2であって、研削式の搗精ロール部13内腔に、精白室15内の米粒を間接的に冷却するための風路55を設けたので、精白室15内への直接の送風を行わずに、搗精ロール部13の内腔から間接的に精白室15内の米粒を冷却することができる。これにより、風路構造を簡略化してコストを低減化するとともに、従来のように精白筒の外側に風路を形成していないから、精白筒の重量が増加するおそれもなくなった。
本発明は無孔の精白筒を有する酒造用の竪型研削式精米機に適用することができる。
1 竪型研削式精米機
2 精米部
3 貯留タンク部
4 万石部
5 揚穀部
6 制御部
7 精米部基台
8 揚穀部基台
9 上部作業台
10 下部作業台
11 機台
12 竪軸
13 搗精ロール部
14 精白筒部
15 精白室
16 圧力調整部
17 筒軸
18 上部軸受
19 下部軸受
20 駆動プーリ
21 ロール受台
22 第1研削搗精ロール
23 第2研削搗精ロール
24 ロール押さえ部材
25 締め付けボルト
26 凸状環部
27 米粒載置部
28 ボス部
29 アーム
30 空気流通口
31 研削砥石
32 ボス部
33 アーム
34 空気流通口
35 研削砥石
36 ボス部
37 アーム
38 空気流通口
39 供給口
40 凸部
41 止め部材
42 空気取入口
43 空気吐出口
44 天板
45 排出口
46 連通管
47 吸引ファン
48 上部精白筒部
49 下部精白筒部
50 レーザ温度計
51 排出口
52 排出樋
53 抵抗板
54 連絡ダクト
55 風路

Claims (5)

  1. 立設した無孔の精白筒内に研削搗精ロールを回転自在に内装するとともに、該研削搗精ロールと前記精白筒内との間隙を精白室に形成し、該精白室に連通する供給口と排出口とを設けた竪型研削式精米機であって、前記研削搗精ロールの内腔には、前記精白室内の米粒を間接的に冷却するための風路を設けたことを特徴とする竪型研削式精米機。
  2. 前記研削搗精ロールは、環状の研削砥石と、該研削砥石の中央のボス部と、該ボス部と前記研削砥石を繋ぐ複数のアームと、該複数のアームどうしの間隙に形成する複数の空気流通口とから形成されてなる請求項1記載の竪型研削式精米機。
  3. 前記研削搗精ロールが複数段に積み重ねて構成される請求項1又は2記載の竪型研削式精米機。
  4. 前記研削搗精ロール下方に、該研削搗精ロールを受けるロール受台が設けられ、該ロール受台は、前記研削搗精ロールに嵌合させる凸状環部と、該凸状環部から外周方向の精白室側に張り出して米粒を受け止める米粒載置部と、中央のボス部と、該ボス部と前記凸状環部とを繋ぐ複数のアームと、該複数のアームどうしの間隙に形成する複数の空気流通口とにより形成される請求項1乃至3のいずれかに記載の竪型研削式精米機。
  5. 前記ロール受台下方に、該ロール受台の表面温度を監視する温度センサを設けてなる請求項4記載の竪型研削式精米機。
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