JP2017108536A - 発電装置及びタイヤ - Google Patents

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Abstract

【課題】タイヤの回転による発電効率が向上可能な発電装置及び該発電装置を備えたタイヤを提供する。【解決手段】タイヤ内面に装着され、走行時のタイヤの回転によって振動する振動素子により起電力を生じさせる発電装置であって、振動素子の共振周波数を、一定速度で回転するタイヤが一回転する間のタイヤ内面における加速度の変化に対応する周波数に合致させた。【選択図】図2

Description

本発明は、発電装置及びタイヤに関し、特にタイヤの回転による発電効率を向上可能な発電装置及び該発電装置を備えたタイヤに関する。
従来、タイヤの気室内の圧力や温度等の使用環境を検出する機器とともにタイヤ内に設けられる発電装置が知られている。特許文献1には、タイヤの表面が路面に接地する際に受ける衝撃力によって、主ばねを介して支持されたマグネットを振動させることにより、導電コイルに誘導起電力を生じさせて発電する発電装置が開示されている。
また、当該発電装置には、タイヤの回転速度が速いとき、主ばねに支持されたマグネットの中立位置から遠心力によって径方向外側に移動した際にマグネットを弾性的に支持する副ばねが設けられている。このような構成によれば、タイヤの回転速度が遅いときには主に主ばねの弾性により、回転速度が速いときには主に副ばねの弾性によりマグネットを振動させることが可能となり、発電効率を向上させることができる。
特開2015ー47003号公報
しかしながら、特許文献1の発電装置では、タイヤの回転速度に依らずマグネットを振動させて発電できるものの、各速度で発電される発電量が少ないという問題がある。即ち、特許文献1に係る副ばねの弾性力は、マグネットの中立位置よりも半径方向外側で作用するように構成されていることから、中立位置よりも半径方向内側が回転速度の遅いときのマグネットの振動範囲となり、半径方向外側が回転速度の速いときのマグネットの振動範囲となる。よって、特許文献1の発電装置では、副ばねが無いときに比べて、マグネットの振動範囲が半分に制限され、低速や高速の各速度において発電される発電量が少なくなるという問題がある。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、タイヤの回転による発電効率が向上可能な発電装置及び該発電装置を備えたタイヤを提供する。
上記課題を解決するための発電装置の構成として、タイヤ内面に装着され、走行時のタイヤの回転によって振動する振動素子により起電力を生じさせる発電装置であって、振動素子の共振周波数を、一定速度で回転するタイヤが一回転する間のタイヤ内面における加速度の変化に対応する周波数に合致させるようにした。
本構成によれば、発電効率を向上させることができる。即ち、振動素子の共振周波数を、一定速度で回転するタイヤが一回転する間のタイヤ内面の加速度の変化に対応する周波数に合致させることで振動素子を共振させ、振動素子の振幅を大きくすることで起電力も大きくなるため発電効率を向上させることができる。
また、タイヤ内面の加速度をタイヤ半径方向の加速度としたり、さらに加速度の変化に対応する周波数をタイヤ半径方向の加速度の時系列変化波形に現れる踏込み側ピークと蹴り出し側ピークとの間のピーク間時間に基づいて算出することにより、確実に発電効率を向上させることができる。
また、タイヤ内面の加速度をタイヤ円周方向の加速度とし、さらに、加速度の変化に対応する周波数をタイヤ円周方向の加速度の時系列変化波形に現れる踏込み側ピークと蹴り出し側ピークとの間のピーク間時間の2倍した時間に基づいて算出することにより、確実に発電効率を向上させることができる。
また、振動素子を複数備えた発電装置であって、一部の振動素子の共振周波数を、一定速度で回転するタイヤが一回転する間のタイヤ内面におけるタイヤ半径方向の加速度の変化に対応する周波数に合致させ、他部の振動素子の共振周波数を、一定速度で回転するタイヤが一回転する間のタイヤ内面におけるタイヤ円周方向の加速度の変化に対応する周波数に合致させることにより、より発電効率を向上させることができる。
また、タイヤが請求項1に記載の発電装置を備えることにより、発電装置の発電効率を向上させることができ、従来よりも大きな発電量を得ることができる。
発電装置の装着状態を示す図である。 発電装置の構成を示すブロック図である。 発電装置の構成を示す図である。 マグネットにより構成される磁気回路を示す図である。 発電量が最大となるときの可動側ユニットの振動状態を示す図である。 内周面に生じるタイヤ半径方向の加速度の変化を示す時系列変化波形図である。 接地前後の遠心力の変化を示す図である。 本実施形態に係る発電のメカニズムを示す図である。 可動側ユニットを共振振動させたときの発電電圧の変化を示す図である。 発電装置の他の適用例を示す図である。 他の適用例に係る発電のメカニズムを示す図である。
以下、発明の実施形態を通じて本発明を詳説するが、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではなく、また実施形態の中で説明される特徴の組み合わせのすべてが発明の解決手段に必須であるとは限らず、選択的に採用される構成を含むものである。
図1は、タイヤ内に装着された発電装置の概要を示す図である。図2は、発電装置の構成を示すブロック図である。図1に示すように、発電装置10は、車両や航空機等のタイヤ2の内周面2a(タイヤ内面)に設けられる。発電装置10は、タイヤ2が図中矢印Aで示す方向に回転し、タイヤ2が路面4と接地する接地区間Eや非接地区間Fへの転動を繰り返すことにより振動素子を振動させて起電力を生じさせて発電する。
図2に示すように、発電装置10は、例えば、導電コイル22に生じた電流を整流する整流回路9、整流された電流を蓄電するキャパシタ8、キャパシタ8に蓄電された電力の出力を制御するスイッチ回路7、気室内における空気の圧力や温度等のタイヤ2の使用環境を検出するためのセンサ5、センサ5の検出値を送信する送信回路6等とともに一体的に構成される。整流回路9、キャパシタ8、スイッチ回路7、送信回路6、センサ5は、回路基板50上に一体に配設され、発電装置10内に収容される。そして、キャパシタ8に蓄電された電力がスイッチ回路7の制御により、センサ5や送信回路6に供給され、センサ5の検出した圧力や温度が送信回路6から後述するアンテナ52を介して、例えば車内に設けられた受信機に送信される。
図3(a)は、発電装置10の構成を示す分解斜視図、図3(b)は、発電装置10の平面図、図3(c)は、発電装置10の断面図である。なお、図3(b)に示す平面図では、一方のハーフ部材32及びマグネットホルダ46を省略して示した。また、各図に示す方向は、図3(b)の平面図に示す可動側ユニット40の可動方向(振動方向)を上下方向、これに直交する方向を左右方向とした。また、図3(c)の断面図に示す上下方向と直交する方向を前後方向とする。
発電装置10は、概略、タイヤ2の内周面2aに固定される固定側ユニット20と、タイヤ2の回転に伴って、固定側ユニット20に対して振動可能に設けられる可動側ユニット40とで構成される。固定側ユニット20は、ケース30と、コイルホルダ24とを備える。ケース30は、一対のハーフ部材31,32が組み合わされることにより構成され、例えば、樹脂等の軽量かつ所定の剛性を有する素材からなる。ハーフ部材31,32は、平面視において正方形に近い矩形状の外形形状の一方開口の箱体からなり、互いの開口部同士を対向させて組み合わされてコイルホルダ24や回路基板50及び可動側ユニット40を収容するための収容空間を形成する。各ハーフ部材31,32には、可動側ユニット40の移動を許容する可動空間Cと、ばね収容空間30cとが形成される。
ケース30内において可動空間Cを形成する上端壁30a、及び下端壁30bには、左右方向に帯状に延びるクッション材26が貼付される。クッション材26は、可動側ユニット40が上下方向に振動したときの振幅が一定値以上になったときに可動側ユニット40と接触し、可動側ユニット40の過振幅での振動を規制するとともに、接触時の衝撃力を緩和させて可動側ユニット40の破損を防ぐ。
各ハーフ部材31,32の左右両側部には、ばね12を収容するための1対のばね収容部30c,30cが上下方向に延長するように形成される。一方のハーフ部材31の各ばね収容部30cの上下両側には、ばね12を係止するためのピン30dが設けられ、他方のハーフ部材32の各ばね収容部30cの上下両側には、ピン30dの先端側を挿入可能なピン受け30fが設けられている。各ハーフ部材31,32の下端側の壁部の左右方向中央には、コイルホルダ24の左右方向の位置を位置決めする突部30gが設けられる。ハーフ部材31の上部には、回路基板50を収容するための回路基板収容部30eが形成される。
コイルホルダ24は、平面視において正方形に近い矩形状の外形形状を有する板状の部材であって、ケース30内の略中央に配置される。コイルホルダ24の下端面の左右中央位置には、逆U字状の位置決め凹部24bが設けられる。コイルホルダ24は、当該凹部24bがケース30の突部30gと嵌め合わせることで、ケース30内における左右方向の位置が位置決めされ、ケース30の内壁によってその上下両端部側及び前後両面側から挟持される。
コイルホルダ24には、導電コイル22を収容するためのコイル収容部24aが前後方向(板厚方向)に貫通する孔として設けられる。コイル収容部24aは、左右方向に延長する角丸長方形状に形成される。コイルホルダ24の前後両面には、コイル収容部24aを収容した後に図外の摩擦低減フィルムが貼り付けられる。コイルホルダ24は、例えば、樹脂により構成される。
導電コイル22は、コイル収容部24aと同形な外形形状を有するように形成され、コイルホルダ24に収容されたときに、導線が左右方向に延長するように所定回数巻き回して形成される。導電コイル22の巻開始端と巻終了端は、回路基板50に対して電気的に接続される。
次に、可動側ユニット40の構成について説明する。可動側ユニット40は、コイルホルダ24と所定間隔をおいて、コイルホルダ24を囲むように形成された磁気ユニットとして構成される。可動側ユニット40は、コイルホルダ24の前後方向に設けられる一対のマグネットホルダ46,46と、各マグネットホルダ46に配設されるマグネット42及びヨーク44とを備える。
マグネットホルダ46,46は、コイルホルダ24の左右方向寸法よりも長い横長矩形状の外形形状に形成された板状部材であって、コイルホルダ24の前面側及び後面側において左右方向に延長するように設けられる。各マグネットホルダ46は、例えば、樹脂製部材で構成され、マグネット42を収容するマグネット収容部46a及びマグネットホルダ46同士を連結する連結部46bが形成される。
マグネット収容部46aは、マグネットホルダ46を前後方向に貫通する横長矩形状の孔として上下に複数設けられる。連結部46bは、間に位置するコイルホルダ24を避けるように四隅に設けられる。例えば、一方のマグネットホルダ46に形成される連結部46bは、後方に向けて突出する軸状連結部として形成され、他方のマグネットホルダ46に形成される連結部46bは、一方のマグネットホルダ46に形成された連結部46bの外周に嵌合する筒状連結部として形成される。そして、各連結部46b同士が前後方向に突き当たるまで挿入されることにより、マグネットホルダ46,46同士が前後方向に所定距離離間した状態で一体化される。図3(c)に示すように、マグネットホルダ46,46同士が連結部46bを介して一体化されると、コイルホルダ24の前面側及び後面側には所定の空隙が確保される。
マグネットホルダ46,46に収容される各マグネット42は、例えばネオジウム磁石であって、マグネット収容部46aの形状と同一の外形形状を呈し、各マグネット収容部46aに嵌め込まれる。マグネットホルダ46,46に収容される各ヨーク44は、軟鉄板で構成されており、各マグネットホルダ46の外形形状と同一の外形形状を有し、各マグネットホルダ46に対して、上下1対のマグネット42の吸引力による吸着、及び接着剤の併用により所定の位置に位置決め固定される。
図4は、マグネット42により構成される磁気回路を示す図である。同図に示すように、マグネット42は、各マグネットホルダ46の同一面側において上下で異なる極性となるように、かつ、マグネットホルダ46;46同士を結合した際に、前後に対向する各マグネット42の磁極が異なる極性となるように配置される。即ち、上下1対のマグネット42,42同士は、互いに磁極の極性が逆となる状態で配置され、かつ、前後1対のヨーク44,44の相互間においてもその極性が逆となる状態で配置される。このようなマグネット42の配置により、可動側ユニット40には、各組のマグネット42相互間の空間を横切る磁束(図4矢印Hで示す)を生じさせる磁気回路が形成される。
図3(a),(b)に示すように、上記可動側ユニット40は、複数のばね12によって固定側ユニット20に対して吊り支持され、振動素子として機能する。図3(b)に示すように、複数のばね12は、可動ユニット40の左右両側において、上下に分かれて配設される。複数のばね12は、いずれも同一の構成を有するコイルばねであって、ケース30に形成された左右1対のばね収容部30cに沿って上下方向に伸縮するように配置される。なお、ばね12としては圧縮ばね、引張ばね等が適用される。
可動側ユニット40の上側に位置する左右1対のバネ12,12は、それぞれ上端部がケース30の上部に形成されたピン30dに係止され、下端部がマグネットホルダ46,46の上部側の連結部46bに係止される。また、可動側ユニット40の下側に位置する左右1対のばね12は、それぞれ下端部がケース30の下部に形成されたピン30dに係止され、上端部がマグネットホルダ46,46の下部側の連結部46bに係止される。
図3(c)及び図4に示すように、複数のばね12により固定側ユニット20に対して吊り支持された可動側ユニット40のマグネット42は、コイルホルダ24に収容された導電コイル22と重複する位置関係となるように設定される。具体的には、回転していないタイヤ2の接地区間Eの内周面2aに発電装置10が正立している状態において、コイル収容部24aは、上下に配置されたマグネット42,42の中間位置に、コイルホルダ24に収容された導電コイル22の上下方向の中間位置に対応するように、コイルホルダ24に形成される。これにより、可動側ユニット30は、導電コイル22の上下方向の中間位置を中立位置Nにして振動する。
図5(a)乃至(c)は、発電量を最大とするような可動側ユニット40の振動状態を示す図である。同図に示すように、発電量を最大とするには、例えば、可動側ユニット40に設けられた上下のマグネット42,42を、図5(a)に示す中立位置Nから、図5(b)に示す導電コイル22と重複しないタイヤ半径方向外側(下方)の範囲までに移動させるとともに、当該位置から図5(c)に示す導電コイル22と重複しないタイヤ半径方向内側(上方)の範囲に移動させる。このように可動側ユニット40を大きく振動させることにより導電コイル22に生じる誘導起電力を大きくすることができる。
そして、可動側ユニット40の振幅を最大にするには、可動側ユニット40を吊り支持する4つのばねによる合成ばね特性k及び可動側ユニット40の質量Mとで決定される固有周波数、いわゆる共振周波数f1を、特定の走行速度でタイヤ2が回転するときのタイヤ2の内周面2aに作用する加速度の変化に対する周波数fzと一致させることで可能となる。
以下、可動側ユニット40の振動方向がタイヤ半径方向を向くように発電装置10をタイヤ2の内周面2aのうちトレッド部の裏面のタイヤ幅方向中央位置に取り付けた場合について、可動側ユニット40の振幅を最大にする例を説明する。なお、可動ユニット40の振動方向がタイヤ半径方向を向くとは、厳密に半径方向と平行な方向に限られるものではなく、タイヤ半径方向に対して傾斜する方向をも許容するものである。また、以下の説明では、発電に寄与するタイヤ2の回転速度は、タイヤ2を車両に装着した状態において車両が特定の一定速度で走行しているときを想定する。
図6は、特定の一定速度で回転するタイヤ2の内周面2aに生じるタイヤ半径方向の加速度Gzの変化を示す時系列変化波形図である。同図に示すように、路面4に接地した状態で回転するタイヤ2の内周面2aには、遠心力によるタイヤ半径方向の加速度Gzが作用している。また、加速度Gzは、破線により囲む部分において上下に大きく変化しているが、当該加速度Gzの変化は、タイヤ2が路面4に接地する際の影響によるものである。
図7は、タイヤ2の接地前後の遠心力の変化を示す図である。同図に示すように、非接地区間Fにおいてタイヤ2の内周面2aには遠心力が作用しており、当該区間においては、可動側ユニット40が中立位置Nよりも半径方向外側に加圧され振動不能の状態となる。一方、接地区間Eではタイヤ2が路面4に沿うように移動する等速直線運動と見なせるため、遠心力は理論的には作用せず、破線で示すようにパルス状に変化するものと考えられる。
つまり、タイヤ2の内周面2aに1の着目点を設定し、一定速度で回転する当該着目点の運動を考えると、当該着目点は、タイヤ一回転毎に非接地区間Fにおいてタイヤ回転中心軸周りを回転する円運動と、接地区間Eにおいて直線運動とをしているものと見なすことができる。
一方、実際のタイヤ2は踏込側の非接地区間Fから接地区間へ、接地区間から蹴出側の非接地区間Fへ滑らかに変形するため、遠心力は、破線で示すようにパルス状に変形せず、図7の実線で示すように接地前後において最大、接地面の中央で最小となるように変化する。
そして、この遠心力が変化(減少または増加)するタイミングを利用して可動側ユニット40の振動を誘起するとともに、遠心力が変化(減少または増加)する周波数の波形に沿うように可動側ユニット40を振動させることで効率的な発電が可能となる。
図8(a)は、接地変形したタイヤの形状を誇張して示した図である。図8(b)は、接地変形したタイヤ2の内周面2aに作用する遠心力(加速度Gz)の時間変化を示す図である。図8(c)は、振幅が最大化されたときの可動側ユニット40の振動を示すモデル図である。
図8(a)に示すように、回転中のタイヤ2は、接地部近傍(Q2,Q3)においてタイヤ2に設定された曲率よりも大きな曲率の円弧状に変形する。具体的には、タイヤ2は、路面4に直接接地して変形する接地変形部Q1と、接地変形部Q1の前後近傍においてタイヤ2に設定された所定の曲率よりも大きな曲率で変形する踏込側変形部Q2及び蹴出側変形部Q3と、変形がないものと見なせる非変形部Q4とを有するように変形する。踏込側変形部Q2及び蹴出側変形部Q3は、平面状に変形する接地変形部Q1と非変形部Q4とを滑らかに結ぶように変形する。なお、以下の説明では、接地変形部Q1と踏込側変形部Q2及び蹴出側変形部Q3を含む範囲を変形区間、非変形部Q4を非変形区間という。
図8(b)に示すように、非変形区間では、上述した円運動によりタイヤ2の内周面2aに遠心力により略一定の加速度Gzが作用する。一方、変形区間では路面4との接地によりタイヤ2の形状が変形するため内周面2aに作用する遠心力に変化が生じる。タイヤ2の内周面2aに作用する遠心力は、非変形区間では全体的に一定と見なすことができる。一方、遠心力は、非変形区間から変形区間に近づくにつれて徐々に大きくなり、非変形区間と変形区間とが連続する部分において最大となり、接地区間の中央において最小となるように減少した後に、変形区間と非変形区間とが連続する部分において再び最大となり、変形区間から離れるにつれて徐々に減少して一定となる。
つまり、一定速度で回転するタイヤ2において遠心力は、一回転する間に変形区間の変形始端z1で最大となる踏込側ピークp1と、変形区間の中央で最小となる最小値ピークp2と、変形終端z2で再び最大となる蹴出側ピークp3とを有するように変化する。
そして、発電装置10の発電量を最大にするためには、可動側ユニット40の振動が上述のような遠心力の変化と同期するように構成する。具体的には、図8(c)に示すように、遠心力の変化により、(1)可動側ユニット40が、踏込側ピークp1でタイヤ半径方向外側に最も移動し、(2)遠心力の減少とばね12の弾性力とによりタイヤ半径方向内側移動し、(3)最小値ピークp2でタイヤ半径方向内側に最も移動し、(4)その後の遠心力の増加とばね12の弾性力によりタイヤ半径方向外側に移動し、(5)蹴出側ピークp3でタイヤ半径方向外側に最も移動するサイクルで振動するように構成すればよい。
即ち、予め設定した一定速度で回転するタイヤ2の一回転における踏込側ピークp1と蹴出側ピークp3との間のピーク間時間と、合成ばね特性k及び可動側ユニット40の質量Mで構成される可動側ユニット40の共振周期とが合致するように、4つのばね12の合成ばね特性kや可動側ユニット40の質量Mを設定することで、タイヤ2の回転に対応させて可動側ユニット40を共振させることができる。換言すれば、遠心力の変化に対応する周波数に、可動側ユニット40の共振周波数f1が合致するように、合成ばね特性kや可動側ユニット40の質量Mを設定すれば良い。これは、発電装置10が、図8(a)に示す変形長さL2を移動する時間と、可動側ユニット40の共振周期T1を一致させることと同意であり、変形長さL2を可動側ユニット40の共振周波数f1の波長λ1に一致させるとも言うことができる。
このような可動側ユニット40の共振周期を有する共振周波数f1は、可動側ユニット40の質量M及び4つのばね12の合成ばね特性kとの関係(1/2π)√(k/M)により算出できる。なお、ばね12の質量は無視できるものとした。
可動側ユニット40の共振周波数f1の共振周期を、一定速度で回転する発電装置10が変形長さL2(変形区間)を通過する通過時間Δtに合致させることで、可動側ユニット40をタイヤ2の回転に共振させることができる。共振周波数f1の共振周期が、加速度Gzが変化するピーク間時間Tzと合致するように、例えば、合成ばね特性kや可動側ユニット40の質量Mを設定することにより、可動側ユニット40の上下方向への振動の振幅、及び上下方向への移動速度が最大となり、得られる機械的振動エネルギーを最大にできる。
図8(b)に示すピーク間時間Tzは、マグネット42(可動側ユニット40)に作用する遠心力の一周期に相当している。そこで、ピーク間時間Tz(周期)の逆数をとることにより、周波数fz=1/Tzが得られる。従って、タイヤ2の回転する周波数fzが可動側ユニット40の共振周波数f1と等しい時に発電量が最大となる。この周波数fzは、タイヤ2の回転速度に置き換えることができる。このように、タイヤ2の回転により生じる遠心力の変化時間と、可動側ユニット40の振動時の変位速度の位相を揃えることで、可動側ユニット40の振動を円滑に継続させることが可能となる。なお、上述のように誘起された可動側ユニット40の振動は、発電によるエネルギー変換及び摩擦による損失等により振動が徐々に減衰する。
図9は、可動側ユニット40を共振振動させたときの発電電圧の変化を示す図である。同図に示すように、発電装置10では、接地に伴なって可動側ユニット40が共振振動するため、加速度Gzの変化に追従するように発電されている。また、非変形区間では、遠心力による加速度Gzの変化が無くなっているにも関わらず、可動側ユニット40の振動が減衰しつつも発電が継続されていることが分かる。このように、可動側ユニット40をタイヤ2の回転に共振させて振幅を大きくすることで、大きな発電量を得ることができる。即ち、可動側ユニット40の複数のマグネット42により形成された磁気回路の磁束が導電コイル22を貫く変化量、及び磁束の変化速度を最大にできるため、発電量を大きくすることができる。
上記実施形態では、発電装置10を、可動側ユニット40の振動方向が内周面2aに作用する遠心力に沿うように設けた形態について説明した。図10は、発電装置10を、可動側ユニット40の振動方向が内周面2aの円周方向に沿うように設けた形態を示す図である。以下、本実施形態に係る発電装置10における発電のメカニズムについて説明する。なお、発電装置10の内周面2aへの装着において、可動側ユニット40の振動方向が内周面2aの円周方向に沿うとは、厳密に円周方向に沿うのではなく、内周面2aの円周に接する接線方向に振動することをいい、接線方向に対して傾斜する方向をも許容するものである。以下の説明では、円周方向ではなく接線方向として説明する。
図11(a)は、接地変形したタイヤの形状を示す図である。図11(b)は、接地変形したタイヤ2の内周面2aの接線方向に沿って生じる加速度Gxの時間変化を示す図である。図11(c)は、振幅が最大化されたときの可動側ユニット40の振動を示すモデル図である。回転するタイヤ2には路面4に接地することにより摩擦力が生じる。この摩擦力は、踏込側では回転を減速させる加速度Gxを、蹴出側では回転を加速させる加速度Gxを生じさせる。このため、図11(b)に示すように、発電装置10に加わる加速度Gxは、接地面の前後端で負号が異なるピークとなる。以下、正値側で加速度が最大となる前端側のピークを踏込側ピークp4、負値側で加速度が最大となる後端側のピークを蹴出側ピークp5という。この踏込側ピークp4と蹴出側ピークp5との間の加速度Gxの変化は、ある波長を有する周波数の1周期のうちの半周期に対応するものとみなすことができる。したがって、可動側ユニット40を共振させるためには、共振周期の半周期が、踏込側ピークp4から蹴出側ピークp5までの時間に合致すれば良い。
具体的には、図11(c)に示すように、(1)可動側ユニット40が加速度Gxの踏込側ピークp4でタイヤ接線方向踏込側に最も移動し、(2)加速度Gxの減少とばね12の弾性力とによりタイヤ接線方向蹴出側に移動し、(3)加速度Gxの蹴出側ピークp5でタイヤ接線方向蹴出側に最も移動するサイクルで振動するように構成すれば良い。
図11(b)に示す踏込側ピークp4と蹴出側ピークp5のピーク間時間Txは、可動側ユニット40を共振させるための半周期に相当している。そこで、ピーク間時間Txの逆数をとることにより、周波数fx=1/(2Tx)が得られる。なお、本形態のピーク間時間Txは半周期であるため1周期に直すため2倍している。この周波数fxは、タイヤ2の回転速度に置き換えることができる。したがって、タイヤ2の回転する周波数fxが可動側ユニット40の共振周波数f2と等しい時に発電量が最大となる。
また、タイヤ2の回転速度でより多くの発電量を得るには、可動側ユニット40の振動方向がタイヤ半径方向に沿って振動するように構成した上述の発電装置10と、タイヤ接線方向に沿って振動するように構成した本実施形態に係る発電装置10とをタイヤ2の内周面2aに設けても良い。
また、1つの発電装置10の中に、タイヤ半径方向に沿って振動する可動側ユニット(半径方向ユニット)及びこれと対をなす導電コイルと、タイヤ接線方向に振動する可動側ユニット(接線方向ユニット)及びこれと対をなす導電コイルとを設け、一定速度で回転するタイヤが一回転する間に半径方向ユニット及び接線方向ユニットがそれぞれの方向の加速度の変化に対応する周波数で共振するように発電装置10を構成しても良い。
また、各実施形態では、可動側ユニット40がタイヤ半径方向やタイヤ接線方向に沿って振動するように、発電装置10をタイヤ幅方向中央の内周面2aに設けるとして説明したが、これに限定されない。タイヤ2の内周面2aは、設計時の形状としてタイヤ幅方向及びタイヤ円周方向に所定の曲率で湾曲する3次元曲面として形成されている。このように3次元曲面で形成された内周面2aは、路面4への接地によりタイヤ半径方向、タイヤ幅方向及びタイヤ円周方向に引き伸ばされるように変形するため、各方向に力が作用する。つまり、各方向に加速度が生じることになる。
従って、タイヤ2の内周面2aの各位置において加速度の変化が大きく得られる方向に可動側ユニット40の振動方向を沿わせるとともに、加速度の踏込側ピークと蹴出側ピークとの間の周期に可動側ユニット40の共振周波数が合致するように発電装置10を構成すれば良い。
例えば、接地したタイヤ2は、サイド部ではタイヤ幅方向に膨出するように変形することから主として幅方向に加速度Gyが作用する。そこで、可動側ユニット40の振動方向をタイヤ幅方向に沿うように内周面2aのサイド部に発電装置10を設けても良い。そしてこの場合、踏込側ピークと蹴出側ピークのピーク間の周期Tyに、可動側ユニット40の共振周期を合致させることで、効率良く発電させることができる。
また、上述の発電装置10は、導電コイル22を固定し、この導電コイル22に対して振動素子として機能するマグネット42を振動させる構成としたが、マグネット42を固定し、固定されたマグネット42に対して導電コイル22を振動させる構成としても良い。つまり、導電コイル22が振動素子として機能する。この場合、導電コイル22をマグネット42で囲むという位置関係をそのままにしても上記構成の発電装置10と同じ発電量が得られる。
以上説明したような、発電装置をタイヤが備えることにより、発電装置の発電効率を向上させ、従来よりも大きな発電量を得ることができる。
2 タイヤ、2a 内周面、4 路面、10 発電装置、12 ばね、
20 固定側ユニット、22 導電コイル、24 コイルホルダ、
24a コイル収容部、24b 位置決め凹部、24c 切欠き部、
26 クッション材、30 ケース、31;32 ハーフ部材、30a 上端壁、
30b 下端壁、30c ばね収容部、30d ピン、
30e 回路基板収容部、40 可動側ユニット、42 マグネット、44 ヨーク、
46 マグネットホルダ、50 回路基板、52 コード、C 可動空間。

Claims (7)

  1. タイヤ内面に装着され、走行時のタイヤの回転によって振動する振動素子により起電力を生じさせる発電装置であって、
    前記振動素子の共振周波数を、一定速度で回転するタイヤが一回転する間のタイヤ内面における加速度の変化に対応する周波数に合致させたことを特徴とする発電装置。
  2. 前記加速度は、タイヤ半径方向の加速度であることを特徴とする請求項1に記載の発電装置。
  3. 前記加速度の変化に対応する周波数は、タイヤ半径方向の加速度の時系列変化波形に現れる踏込み側ピークと蹴り出し側ピークとの間のピーク間時間に基づいて算出されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の発電装置。
  4. 前記加速度は、タイヤ円周方向の加速度であることを特徴とする請求項1に記載の発電装置。
  5. 前記加速度の変化に対応する周波数は、タイヤ円周方向の加速度の時系列変化波形に現れる踏込み側ピークと蹴り出し側ピークとの間のピーク間時間の2倍したものに基づいて算出されることを特徴とする請求項4に記載の発電装置。
  6. 前記振動素子を複数備えた発電装置であって、
    一部の振動素子の共振周波数を、一定速度で回転するタイヤが一回転する間のタイヤ内面におけるタイヤ半径方向の加速度の変化に対応する周波数に合致させ、
    他部の振動素子の共振周波数を、一定速度で回転するタイヤが一回転する間のタイヤ内面におけるタイヤ円周方向の加速度の変化に対応する周波数に合致させたことを特徴とする請求項1記載の発電装置。
  7. 請求項1に記載の発電装置を備えたタイヤ。
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