JP6009426B2 - タイヤ状態監視装置 - Google Patents

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本発明は、タイヤの内圧を検出して、その検出結果を車両本体に無線送信するタイヤ状態監視装置に関する。
従来、この種のタイヤ状態監視装置として、圧力センサ及び無線回路を含むセンサ通信回路とは別に、車輪の回転や振動等によって往復移動する錘を備え、その錘の運動エネルギーを電力に変換してセンサ通信回路の駆動電力を得る、所謂、自己発電機能を有したものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−187429号公報(段落[0024]〜[0026]、図4)
しかしながら、上述した従来のタイヤ状態監視装置では、十分な発電量を確保するために錘を大きくすると、タイヤ状態監視装置全体が嵩張るという問題があった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、自己発電機能を備えつつ小型化を図ることが可能なタイヤ状態監視装置の提供を目的とする。
上記目的を達成するためになされた請求項1の発明に係るタイヤ状態監視装置(10)は、圧力センサ(30)及び無線回路(34)を含むセンサ通信回路(10A)を有して、車輪(91)に取り付けられ、車輪(91)に備えたタイヤ(92)の内圧を圧力センサ(30)にて検出し、その検出結果を前記無線回路(34)にて車両本体(90H)に送信するタイヤ状態監視装置(10)であって、車輪(91)に固定される固定ベース(20)と、センサ通信回路(10A)及びそのセンサ通信回路(10A)に給電する蓄電手段(37)を搭載しかつ固定ベース(20)に往復移動可能に支持され、車輪(91)の動きの変化に伴って生じる慣性力により固定ベース(20)に対して往復移動するタイヤ状態監視装置本体(11)と、タイヤ状態監視装置本体(11)の固定ベース(20)に対する往復移動の運動エネルギーを電力に変換して蓄電手段(37)に給電する発電手段(25)と、を備えたところに特徴を有する。
なお、ここで、発電手段としては、変形により発電する圧電素子(25)や、電磁誘導により発電するコイル(56W)及び磁石(53W)や、静電誘導により発電するエレクトレット材料などが挙げられる。
請求項2の発明は、請求項1に記載のタイヤ状態監視装置(10)において、固定ベース(20)とタイヤ状態監視装置本体(11)との間を連絡し、タイヤ状態監視装置本体(11)の慣性力を受けて弾性変形すると共に、その弾性復元によってタイヤ状態監視装置本体(11)を固定ベース(20)に対して振動するように往復移動させる弾性部材(22)を備えたところに特徴を有する。
請求項3の発明は、請求項2に記載のタイヤ状態監視装置(10V)において、タイヤ状態監視装置本体(11)に、凹部(15)を形成して、凹部(15)の奥面(15M)に弾性部材(22)の端部を固定したところに特徴を有する。
請求項4の発明は、請求項2又は3に記載のタイヤ状態監視装置(10)において、固定ベース(20)に設けられ、タイヤ状態監視装置本体(11)を往復移動可能に収容した収容ケース(21)と、収容ケース(21)に設けられ、タイヤ状態監視装置本体(11)と当接してタイヤ状態監視装置本体(11)の移動範囲を制限するストッパ部(23)と、を備えたところに特徴を有する。
請求項5の発明は、請求項2乃至4のうち何れか1の請求項に記載のタイヤ状態監視装置(10)において、タイヤ状態監視装置本体(11)の慣性力を受けて曲げ変形する弾性部材(22)としての板バネ(22)と、板バネ(22)と平行に配置されて固定ベース(20)とタイヤ状態監視装置本体(11)との間を連絡し、タイヤ状態監視装置本体(11)の慣性力を受けて変形して電力を生成する発電手段(25)としての圧電素子(25)と、を備えたところに特徴を有する。
請求項6の発明は、請求項1乃至5のうち何れか1の請求項に記載のタイヤ状態監視装置(10W)において、固定ベース(20)とタイヤ状態監視装置本体(11)との一方に固定された挿通シャフト(52)と、挿通シャフト(52)に挿通されたスリーブ(55)とで構成されて、タイヤ状態監視装置本体(11)を固定ベース(20)に対して直線往復移動させる直動ガイド機構(50)を備えて、スリーブ(55)に巻回されたコイル(56W)と、挿通シャフト(52)に備えられてコイル(56W)を貫通する磁束を生じさせる磁石(53W)とで、発電手段(53W,56W)が構成されたところに特徴を有する。
請求項7の発明は、請求項1乃至5のうち何れか1の請求項に記載のタイヤ状態監視装置(10Y)において、固定ベース(20)とタイヤ状態監視装置本体(11)との一方に固定されたコイル(56Y)と、固定ベース(20)とタイヤ状態監視装置本体(11)とに分けて固定されかつ何れか一方に磁石(53Y)を含んだ第1と第2の磁路構成体(53Y,71)とからなって、コイル(56Y)を貫通する磁気回路(75)を構成すると共に、第1と第2の磁路構成体(53Y,71)の間に、タイヤ状態監視装置本体(11)の往復移動により拡縮するギャップ(L)を有した可変磁気回路機構(76)とで、発電手段(56Y,76)が構成されたところに特徴を有する。
請求項8の発明は、請求項1乃至7のうち何れか1の請求項に記載のタイヤ状態監視装置(10)において、センサ通信回路(10A)及び蓄電手段(37)を実装した回路基板(40)を封止樹脂部材(45)にて封止してなるタイヤ状態監視装置本体(11)を備えたところに特徴を有する。
[請求項1の発明]
本発明では、センサ通信回路(10A)及び蓄電手段(37)を搭載したタイヤ状態監視装置本体(11)が固定ベースに対して往復移動すると、そのタイヤ状態監視装置本体(11)のセンサ通信回路(10A)を駆動する電力が生成される。このように、本発明では、センサ通信回路(10A)の駆動電力を生成する発電手段(25)が、センサ通信回路(10A)を搭載したタイヤ状態監視装置本体(11)の運動エネルギーを利用しているので、タイヤ状態監視装置本体(11)とは別個に設けた錘等の運動エネルギーを利用する場合と比較して、タイヤ状態監視装置(10)の小型化が図られる。
[請求項2の発明]
請求項2の発明によれば、車輪(91)の動きの変化によってタイヤ状態監視装置本体(11)が慣性力を受けたときに、タイヤ状態監視装置本体(11)が固定ベース(20)に対して振動するように往復移動するので、1回の車輪(91)の動きの変化に対する発電量を大きくすることができ、発電効率の向上が図られる。
[請求項3の発明]
請求項3の発明によれば、凹部(15)の深さ分だけ弾性部材(22)を長くすることができるので、弾性部材(22)が過度に変形されることが抑えられ、弾性部材(22)の耐久性向上が図られる。
[請求項4の発明]
請求項4の発明では、タイヤ状態監視装置本体(11)が収容ケース(21)内を移動すると、収容ケース(21)のストッパ部(23)と当接して、タイヤ状態監視装置本体(11)の過度の移動が抑えられる。これにより、弾性部材(22)の過度の変形が防がれ、弾性部材(22)の耐久性の向上が図られる。
[請求項5の発明]
本発明によれば、センサ通信回路(10A)の駆動電力を得るために必要なタイヤ状態監視装置本体(11)の往復移動量を小さくすることが可能になる。これにより、タイヤ状態監視装置(10)の小型化が図られる。なお、本発明の構成を請求項3の発明に適用した場合には、圧電素子(25)の変形量を大きくして、発電量を大きくすることができる。
[請求項6の発明]
請求項6の発明によれば、発電手段(53W,56W)としてのコイル(56W)及び磁石(53W)が、タイヤ状態監視装置本体(11)を固定ベース(20)に対して直線往復移動させる直動ガイド機構(50)に兼用されているので、タイヤ状態監視装置(10)の小型化が図られる。
[請求項7の発明]
請求項7の発明では、第1と第2の磁路構成体(53Y,71)の間のギャップ(L)が拡縮すると、コイル(56Y)を貫通する磁束が変化して発電する。そして、本発明によれば、磁路構成体(53Y,71)の移動距離を小さくして、センサ通信回路(10A)を駆動するために必要な発電量を確保することが可能となるので、コイル(56Y)の軸方向に磁石を移動させてコイル(56Y)内の磁束を変化させる場合と比較して、タイヤ状態監視装置(10Y)の小型化が図られる。
[請求項8の発明]
請求項8の発明によれば、センサ通信回路(10A)及び蓄電手段(37)の保護が図られる。また、本発明の構成を請求項2の発明に適用した場合には、封止樹脂材料(45)によってタイヤ状態監視装置本体(11)の重量が増すので、車輪(91)の動きによって加速度変化があったときにタイヤ状態監視装置本体(11)が受ける慣性力が大きくなり、タイヤ状態監視装置本体(11)の振動しやすくなって発電量の向上が図られる。
本発明の第1実施形態に係るタイヤ状態監視装置が取り付けられた車両の概念図 タイヤ状態監視装置の斜視図 タイヤ状態監視装置の平断面図 (A)タイヤ状態監視装置本体の平断面図、(B)タイヤ状態監視装置本体の側断面図 タイヤ状態監視装置の平断面図 タイヤ状態監視装置本体のブロック図 本発明の第2実施形態に係るタイヤ状態監視装置の平断面図 タイヤ状態監視装置本体の平断面図 タイヤ状態監視装置の平断面図 本発明の第3実施形態に係るタイヤ状態監視装置の平断面図 本発明の第4実施形態に係るタイヤ状態監視装置の平断面図 本発明の第5実施形態に係るタイヤ状態監視装置の平断面図 変形例に係るタイヤ状態監視装置の平断面図 変形例に係るタイヤ状態監視装置の平断面図
[第1実施形態]
以下、本発明の第1実施形態を図1〜図6に基づいて説明する。図1に示すように、本実施形態に係るタイヤ状態監視装置10は、タイヤバルブ80と共に車両90の各車輪91(図1には、そのうちの1つの車輪91のみが示されている。)に取り付けられてタイヤ92の密閉空間内に配置されている。
図6には、タイヤ状態監視装置10の電気的な構成が示されている。同図に示すように、タイヤ状態監視装置10には、センサ通信回路10Aと、電源回路10Bとが備えられ、センサ通信回路10Aは、電源回路10Bから供給された電力により駆動される。
センサ通信回路10Aには、圧力センサ30、計測回路31、マイコン32、メモリ33及び無線回路34が備えられている。また、図示はしないが、圧力センサ30の他に、センサ通信回路10Aには、温度センサ及び加速度センサも備えられている。
そして、タイヤ状態監視装置10は、例えば、車輪91の回転により加速度センサが遠心力を検出したことを条件に、圧力センサ30及び温度センサにて検出したタイヤ92内の圧力及び温度を無線回路34により無線送信する。これに対し、図1に示すように、車両本体90Hには、無線回路96を有する信号処理装置95が備えられている。そして、タイヤ状態監視装置10が出力した無線信号を無線回路96が受信し、例えば、車両本体90Hに備えた表示器97でタイヤ92の内圧や温度に関する情報を表示する。
図6に示すように、タイヤ状態監視装置10の電源回路10Bには、1次電池35と2次電池37とが備えられている。2次電池37には、圧電素子25により生成された電力が整流回路36を介して蓄えられる。1次電池35と2次電池37には、切替スイッチ39が接続され、何れかの電池を電源として使用するようになっている。この切り替えは、以下のようにして行われる。
即ち、2次電池37には、切替スイッチ39とは別に、電源監視回路38が接続され、2次電池37の充電量が一定以上になると、切替スイッチ39に制御信号を送る。切替スイッチ39は、電源監視回路38から制御信号を受けていないときは、1次電池35に接続され、電源監視回路38からの制御信号を受けている間だけ、2次電池37に接続される。
次に、タイヤ状態監視装置10の具体的な構造について説明する。図2に示すように、タイヤ状態監視装置10は、タイヤバルブ80に固定された収容ケース21の内部に、タイヤ状態監視装置本体11を備えている。タイヤ状態監視装置本体11には、上述した圧電素子25(図6参照)を除く各部品が搭載されている。具体的には、図3(A)及び図3(B)に示すように、タイヤ状態監視装置本体11は、センサIC41、2次電池37及びアンテナ44等が実装された回路基板40を封止樹脂部材45(例えば、ウレタン樹脂)で封止してなる。センサIC41には、図6に示したセンサ通信回路10Aの各部品(圧力センサ30、計測回路32、無線回路34等)が実装されている。
なお、図2に示すように、収容ケース21には、通気孔21Aが設けられ、タイヤ92内の空気が収容ケース21内に流通するようになっている。また、タイヤ状態監視装置本体11には、センサIC41に実装された圧力センサ30(図6参照)に収容ケース21内の空気を導入するための圧力導入筒42が設けられている(図3(B)参照)。
ところで、本実施形態のタイヤ状態監視装置10では、図4に示すように、タイヤ状態監視装置本体11は、収容ケース21に基端部が固定された板バネ22にて片持ちに支持されている。詳細には、板バネ22は、収容ケース21の支持壁21Hから内側に突出し、収容ケース21の幅方向(図4の左右方向)に弾性変形可能となっている。
そして、タイヤ状態監視装置本体11は、車輪91の回転や振動等によって収容ケース21の幅方向に加速度の変化があると、その慣性力によって、図4から図5への変化に示すように、板バネ22の基端部を中心として振動する。即ち、タイヤ状態監視装置本体11は、収容ケース21に対して幅方向に往復移動可能となっている。なお、本実施形態では、タイヤバルブ80と収容ケース21とで、本発明に係る固定ベース20が構成され、板バネ22が本発明の「弾性部材」に相当する。
また、タイヤ状態監視装置10では、帯状の圧電素子25が板バネ22と平行に配置され、この圧電素子25の両端部が収容ケース21の支持壁21Hとタイヤ状態監視装置本体11の支持壁21Hとの対向面11Mとに固定されている。そして、上述の如く、タイヤ状態監視装置本体11が収容ケース21に対して振動すると、圧電素子25が収容ケース21の幅方向に変形して電力を生成し、この電力が、上述した2次電池37に蓄えられる。
なお、図3(A)に示すように、センサIC41及び2次電池37は、回路基板40のうち板バネ22から離れた側に寄せて配置されている。即ち、本実施形態では、タイヤ状態監視装置本体11の重心が、板バネ22から遠い側に偏在されている。これにより、板バネ22が弾性変形し易くなり、発電量を増やすことができる。また、図3(A)及び図3(B)の例では、タイヤ状態監視装置本体11の重量及び重心位置を調整するための調整用ウェイト43が、回路基板40の板バネから離れた側に備えられているが、この調整用ウェイト43を備えない構成としてもよい。
図5に示すように、タイヤ状態監視装置本体11は、板バネ22の弾性変形量が大きくなると、収容ケース21のうち幅方向で対向した1対の対向壁23,23と当接して、振動が規制される。即ち、1対の対向壁23,23は、タイヤ状態監視装置本体11の移動範囲を制限するストッパ部となっている。これにより、板バネ22及び圧電素子25の過度の変形を抑えて、板バネ22及び圧電素子25の耐久性向上が図られる。しかも、タイヤ状態監視装置本体11を保護する収容ケース11を、タイヤ状態監視装置本体11の移動範囲を制限するストッパ部に兼用したので、タイヤ状態監視装置10の小型化が図られる。
本実施形態に係るタイヤ状態監視装置10の構成に関する説明は以上である。次に、タイヤ状態監視装置10の作用効果について説明する。
本実施形態のタイヤ状態監視装置10では、車輪91の回転又は振動等によって収容ケース21の幅方向に加速度の変化が生じると、慣性力によってタイヤ状態監視装置本体11が収容ケース21(固定ベース20)に対して幅方向に往復移動する。すると、その往復移動の運動エネルギーが圧電素子25によって電力に変換され、その電力が2次電池37に蓄電される。即ち、センサ通信回路10A及び2次電池37を搭載したタイヤ状態監視装置本体11が収容ケース21(固定ベース20)に対して往復移動すると、そのタイヤ状態監視装置本体11のセンサ通信回路10Aを駆動する電力が生成される。このように、本実施形態では、センサ通信回路(10A)の駆動電力を生成する圧電素子25が、センサ通信回路10Aを搭載したタイヤ状態監視装置本体11の運動エネルギーを利用しているので、タイヤ状態監視装置本体11とは別個に設けた錘等の運動エネルギーを利用する場合と比較して、タイヤ状態監視装置10の小型化が図られる。
また、本実施形態では、車輪91の動きの変化によってタイヤ状態監視装置本体11が慣性力を受けたときに、板バネ22によって、タイヤ状態監視装置本体11が収容ケース21(固定ベース20)に対して振動するように往復移動するので、1回の車輪91の動きの変化に対する発電量を大きくすることができ、発電効率の向上が図られる。しかも、タイヤ状態監視装置本体11は、収容ケース21内を移動すると、収容ケース21の1対の対向壁23,23と当接して、過度の移動が抑えられる。これにより、板バネ22の過度の変形を防がれ、板バネ22の耐久性の向上が図られる。
さらに、本実施形態では、タイヤ状態監視装置本体11の運動エネルギーを電力に変換する発電手段として、タイヤ状態監視装置本体11の慣性力を受けて変形する圧電素子25を用いたので、センサ通信回路10Aの駆動電力を得るために必要なタイヤ状態監視装置本体11の往復移動量を小さくすることができ、これにより、タイヤ状態監視装置10の小型化が図られる。
[第2実施形態]
以下、本発明の第2実施形態を図7〜図9に基づいて説明する。本実施形態は、上記第1実施形態を変形したものであり、タイヤ状態監視装置本体の構造が異なっている。具体的には、図7に示すように、本実施形態のタイヤ状態監視装置10Vでは、タイヤ状態監視装置本体11における収容ケース21の支持壁21との対向面11Mに、凹部15が形成されている。
凹部15は、タイヤ状態監視装置本体11の幅方向の中央部に配置されて、板バネ22と圧電素子25の先端部を受容している。そして、凹部15の奥面15Mに、板バネ22と圧電素子25の両先端部が固定されている。即ち、板バネ22及び圧電素子25は、上記第1実施形態と比較して、凹部15の深さ分だけ長くなっている。
なお、図8に示すように、センサIC41、調整用ウェイト43及び2次電池37は、凹部15の奥面15Mよりも支持壁21Hから離れた側に寄せて配置されている。従って、上記第1実施形態と同様に、板バネ22が弾性変形し易くなり、発電量を増やすことができる。
タイヤ状態監視装置10Vのその他の構成については、上記第1実施形態と同様になっているので、同一符号を付すことで説明を省略する。次に、タイヤ状態監視装置10Vの作用効果について説明する。
本実施形態のタイヤ状態監視装置10Vでは、上記第1実施形態と同様に、車輪の回転又は振動等によって収容ケース21の幅方向で加速度変化が生じると、慣性力によってタイヤ状態監視装置本体11が収容ケース21(固定ベース20)に対して幅方向に往復移動する(図9参照)。そして、このタイヤ状態監視装置本体11の運動エネルギーが圧電素子25によって、タイヤ状態監視装置本体11に搭載したセンサ通信回路10A(上記第1実施形態の図6を参照)の駆動電力に変換される。従って、本実施形態においても、上記第1実施形態と同様の効果を奏することができる。
また、本実施形態では、上記第1実施形態と比較して、凹部15の深さ分だけ板バネ22を長くすることができるので、板バネ22にかかる負荷を分散させることができ、板バネ22の耐久性向上が図られる。また、圧電素子25についても、凹部15の深さ分だけ長くすることができるので、圧電素子25の変形量が大きくなり、発電量を大きくすることができる。
[第3実施形態]
以下、本発明の第3実施形態を図10に基づいて説明する。本実施形態のタイヤ状態監視装置では、タイヤ状態監視装置本体が収容ケース(固定ベース)に直動可能に支持されている。
具体的には、図10に示すように、タイヤ状態監視装置10Wは、収容ケース21内に、収容ケース21の幅方向に中心軸を有したスリーブ55を備えている。スリーブ55は、収容ケース21の支持壁21Hに固定されている。
一方、タイヤ状態監視装置本体11には、スリーブ55を挿通する挿通シャフト52が固定されている。詳細には、挿通シャフト52は、タイヤ状態監視装置本体11における支持壁21との対向面11Mから張り出した張り出し突部51の先端部から収容ケース21の幅方向の一方側に延びている。そして、挿通シャフト52が、スリーブ55の軸方向に沿って移動することで、タイヤ状態監視装置本体11は、収容ケース21の幅方向に往復移動する。なお、本実施形態では、挿通シャフト52とスリーブ55とで、本発明の直動ガイド機構50が構成されている。
なお、タイヤ状態監視装置本体11と収容ケース21の対向壁23,23との間には、圧縮コイルバネ54,54(本発明の「弾性部材」に相当する。)が設けられていて、タイヤ状態監視装置本体11が収容ケース21の幅方向で振動するようになっている。
さて、本実施形態では、挿通シャフト52の一端部が磁石53Wで構成される一方、スリーブ55の外側には、コイル56Wが巻回されている。即ち、本実施形態では、収容ケース21に、収容ケース21の幅方向に中心軸を有するコイル56Wが固定される一方、そのコイル56W内を挿通する磁石53Wがタイヤ状態監視装置本体11と一体に移動するようになっている。
そして、車輪91(上記第1実施形態の図1を参照)の回転又は振動等によって収容ケース21の幅方向に加速度変化が生じると、慣性力によってタイヤ状態監視装置本体11が収容ケース21の幅方向に振動する。すると、タイヤ状態監視装置本体11と一体に移動する挿通シャフト52の磁石53Wがコイル56W内を往復移動し、電磁誘導によりコイル56Wに誘導起電力が発生する。なお、コイル56Wの末端は、タイヤ状態監視装置本体11まで取り回されて2次電池37(第1実施形態の図3(A)及び図6を参照)に接続され、誘導起電力に起因した電力が2次電池37に蓄えられる。即ち、本実施形態では、磁石53Wとコイル56Wとで本発明の「発電手段」が構成されている。
本実施形態のタイヤ状態監視装置10Wのその他の構成については、上記第1実施形態と同様になっているので、同一符号を付すことで説明を省略する。次に、タイヤ状態監視装置10Wの作用効果について説明する。
本実施形態のタイヤ状態監視装置10Wでは、タイヤ状態監視装置本体11に搭載したセンサ通信回路10A(上記第1実施形態の図6を参照)の駆動電力を生成するコイル56W及び磁石53Wが、センサ通信回路10Aを搭載したタイヤ状態監視装置本体11の運動エネルギーを利用しているのでタイヤ状態監視装置本体11とは別個に設けた錘等の運動エネルギーを利用する場合と比較して、タイヤ状態監視装置10の小型化が図られる。また、圧縮コイルバネ54,54によって、タイヤ状態監視装置本体11が収容ケース21(固定ベース20)に対して振動するように往復移動するので、1回の車輪91の動きの変化に対する発電量を大きくすることができ、発電効率の向上が図られる。
また、本実施形態では、発電手段としてのコイル56W及び磁石53Wが、タイヤ状態監視装置本体11を収容ケース21(固定ベース20)に対して直線往復移動させる直動ガイド機構50に兼用されているので、タイヤ状態監視装置10の小型化が図られる。しかも、磁石53Wは、タイヤ状態監視装置本体11と一体に移動する構成になっているので、車輪91の動きの変化によって加速度変化があったときにタイヤ状態監視装置本体11が受ける慣性力を大きくして、タイヤ状態監視装置本体11を移動させやすくすることができる。
[第4実施形態]
以下、本発明の第4実施形態を図11に基づいて説明する。図11に示すように、本実施形態のタイヤ状態監視装置10Xでは、収容ケース21に、収容ケース21の幅方向で直線状に延びた挿通シャフト61が固定されている。詳細には、挿通シャフト61は、支持壁21Hから内側に突出した連絡壁62,62に両端部が固定されている。
一方、タイヤ状態監視装置本体11には、挿通シャフト61に挿通されるスリーブ65が固定されている。そして、スリーブ65が挿通シャフト61に沿って移動することで、タイヤ状態監視装置本体11は、収容ケース21の幅方向に往復移動する。なお、本実施形態では、挿通シャフト61とスリーブ65とで本発明の直動ガイド機構60が構成されている。
そして、本実施形態では、挿通シャフト61の一端部が磁石53Xで構成される一方、スリーブ65の外側にコイル56Xが巻回されている。即ち、本実施形態では、収容ケース21に、収容ケース21の幅方向に延びた磁石53Xが固定される一方、磁石53Xに挿通されるコイル56Xが、タイヤ状態監視装置本体11と一体に移動するようになっている。
なお、上記第3実施形態と同様に、タイヤ状態監視装置本体11Xと収容ケース21の対向壁23,23との間には、圧縮コイルバネ54,54が設けられていて、タイヤ状態監視装置本体11Xは、収容ケース21の幅方向で振動するようになっている。
本実施形態のタイヤ状態監視装置10Xのその他の構成については、上記第1,3実施形態と同様になっているので、同一符号を付すことで説明を省略する。次に、タイヤ状態監視装置10Xの作用効果について説明する。
本実施形態のタイヤ状態監視装置10Xによれば、上記第3実施形態と同様の効果を奏することができる。また、コイル56Xをタイヤ状態監視装置本体11に固定したので、上記第3実施形態のように、コイルを収容ケースに固定した場合と比較して、コイル56Xの末端部を取り回してタイヤ状態監視装置本体11に接続する必要がなくなる。
[第5実施形態]
以下、本発明の第5実施形態を図12に基づいて説明する。図12に示すように、本実施形態のタイヤ監視圧装置10Yでは、収容ケース21に設けられた図示しない直動ガイドによってタイヤ状態監視装置本体11が収容ケース21内を幅方向(図12の左右方向)に直動可能となっている。
また、収容ケース21における1対の対向壁23,23のうち一方の対向壁23(図12の例では、左側の対向壁23)とタイヤ状態監視装置本体11との間には、圧縮コイルバネ54Y,54Yが備えられ、タイヤ状態監視装置本体11が収容ケース21の幅方向の一方側に付勢されている。なお、以下では、1対の対向壁23,23のうちタイヤ状態監視装置本体11が付勢される側の対向壁23(図12の右側の対向壁23)を、第1の対向壁23Aと、他方の対向壁23(図12の左側の対向壁)を第2の対向壁23Bと称して、適宜区別することにする。
図12に示すように、第2の対向壁23Bには、磁石53Yが固定されている。詳細には、磁石53Yは、第2の対向壁23Bの厚さ方向に扁平な形状をなして、第2の対向壁23Bの内面に固定されている。
また、タイヤ状態監視装置本体11の第2の対向壁23B側の端部には、第2の対向壁23Bと平行な中心軸を有した支持筒70が固定され、この支持筒70の外側にコイル56Yが巻回されている。
また、支持筒70の内側には、磁性材料で構成された磁性コア部材71が挿通されている。磁性コア部材71は、支持筒70を軸方向に貫通し、両端部を第2の対向壁23B側に折り曲げてなる屈曲部71Aによって支持筒70から抜け止めされている。磁性コア部材71の屈曲部71A,71Aは、通常は、圧縮コイルバネ54,54の付勢力によって磁石53Yから離れた位置に配置され、タイヤ状態監視装置本体11が第2の対向壁23Bに近づくと、磁石53Yとの間隔Lが小さくなる。
なお、本実施形態では、磁石53Yと磁性コア部材71とによって、支持筒70に巻回されたコイル56Yを貫通する磁気回路75が形成されている。即ち、磁石53Yと磁性コア部材71とが本発明の「第1と第2の磁路構成体」に相当する。また、磁石53Yと屈曲部71A,71Aとの間隔Lが本発明の「ギャップ」に相当し、磁石53Yと磁性コア部材71とで、本発明の可変磁気回路機構76が構成されている。
さて、車輪の回転又は振動等によってタイヤ状態監視装置本体11に収容ケース21の幅方向で慣性力が作用すると、タイヤ状態監視装置本体11は、収容ケース21の幅方向に振動する。このとき、磁性コア部材71が磁石53Yに対して接近、離間を繰り返すことで、コイル56Y内を貫く磁場が変化し、コイル56Yに誘導起電力が発生する。コイル56Yの末端部は、タイヤ状態監視装置本体11の2次電池37(上記第1実施形態の図6を参照)に接続され、誘導起電力に起因した電力が2次電池37に蓄えられる。なお、本実施形態では、上述の可変磁気回路機構76と、コイル56Yとで、本発明の「発電手段」が構成されている。
本実施形態のタイヤ状態監視装置10Yのその他の構成については、上記第1実施形態と同様になっているので、同一符号を付すことで説明を省略する。次に、タイヤ状態監視装置10Yの作用効果について説明する。
本実施形態のタイヤ状態監視装置10Yによれば、上記第1実施形態と同様の効果を奏することができる。また、本実施形態によれば、磁石53Yの接近、離間により磁性コア部材71が発生する磁場の変化を大きくすることで、十分な発電量を確保するために必要なタイヤ状態監視装置本体11のストロークを小さくすることができ、タイヤ状態監視装置10Yの小型化が図られる。
[他の実施形態]
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、例えば、以下に説明するような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)上記実施形態において、2次電池37の代わりにコンデンサを用いてもよい。なお、本構成では、コンデンサが本発明の「蓄電手段」に相当する。また、1次電池35との切り替えは、コンデンサの電圧が一定以上になったときに電源監視回路38が制御信号を発するように構成すればよい。
(2)上記実施形態では、タイヤ状態監視装置本体11は、1次電池35と2次電池37とを切り替えて駆動される構成であったが、2次電池37のみで駆動される構成であってもよい。
(3)上記第5実施形態では、磁石53Yが収容ケース21に固定され、コイル56Y及び磁性コア部材71がタイヤ状態監視装置本体11に固定された構成であったが、図13に示すタイヤ状態監視装置110のように、磁石53Yがタイヤ状態監視装置本体11に固定され、支持筒70(コイル56Y)及び磁性コア部材71が収容ケース21に固定された構成であってもよい。
(4)上記実施形態では、タイヤ状態監視装置本体11は、回路基板40を封止樹脂材料45で封止してなる構成であったが、回路基板40をケースで覆っただけの構成であってもよいし、タイヤ状態監視装置本体11をさらにケースで覆った構成としてもよい。なお、後者の構成は、ケース内に回路基板40を収容した状態で、そのケースに封止樹脂材料45を充填固化することで得られる。
(5)図14に示すように、上記第3実施形態において、タイヤ状態監視装置本体11の両側部に凹部15W,15Wを形成し、それら凹部15W,15Wに圧縮コイルバネ54,54の端部を受容させて、各凹部15Wの奥面15Mに圧縮コイルバネ54を固定した構成としてもよい。本構成によれば、圧縮コイルバネ54の耐久性向上が図られる。また、本構成を上記第4実施形態に適用してもよい。
(6)上記第3〜5実施形態において、圧縮コイルバネ54W〜54Yを備えない構成としてもよい。このような構成であっても、タイヤ状態監視装置本体11が往復移動したときに、その運動エネルギーを電力に変換することは可能である。
10,10V,10W,10X,10Y,110 タイヤ状態監視装置
11 タイヤ状態監視装置本体
20 固定ベース
21 収容ケース
22 板バネ
25 圧電素子
30 圧力センサ
34 無線回路
37 2次電池(蓄電手段)
45 封止樹脂材料
50,60 直動ガイド機構
53W,53X,53Y 磁石
56W,56X,56Y コイル
71 磁性コア部材
76 可変磁気回路機構

Claims (8)

  1. 圧力センサ(30)及び無線回路(34)を含むセンサ通信回路(10A)を有して、車輪(91)に取り付けられ、前記車輪(91)に備えたタイヤ(92)の内圧を前記圧力センサ(30)にて検出し、その検出結果を前記無線回路(34)にて車両本体(90H)に送信するタイヤ状態監視装置(10)であって、
    前記車輪(91)に固定される固定ベース(20)と、
    前記センサ通信回路(10A)及びそのセンサ通信回路(10A)に給電する蓄電手段(37)を搭載しかつ前記固定ベース(20)に往復移動可能に支持され、前記車輪(91)の動きの変化に伴って生じる慣性力により前記固定ベース(20)に対して往復移動するタイヤ状態監視装置本体(11)と、
    前記タイヤ状態監視装置本体(11)の前記固定ベース(20)に対する前記往復移動の運動エネルギーを電力に変換して前記蓄電手段(37)に給電する発電手段(25)と、を備えたことを特徴とするタイヤ状態監視装置(10)。
  2. 前記固定ベース(20)と前記タイヤ状態監視装置本体(11)との間を連絡し、前記タイヤ状態監視装置本体(11)の前記慣性力を受けて弾性変形すると共に、その弾性復元によって前記タイヤ状態監視装置本体(11)を前記固定ベース(20)に対して振動するように往復移動させる弾性部材(22)を備えたことを特徴とする請求項1に記載のタイヤ状態監視装置(10)。
  3. 前記タイヤ状態監視装置本体(11)に、凹部(15)を形成して、前記凹部(15)の奥面(15M)に前記弾性部材(22)の端部を固定したことを特徴とする請求項2に記載のタイヤ状態監視装置(10V)。
  4. 前記固定ベース(20)に設けられ、前記タイヤ状態監視装置本体(11)を往復移動可能に収容した収容ケース(21)と、
    前記収容ケース(21)に設けられ、前記タイヤ状態監視装置本体(11)と当接して前記タイヤ状態監視装置本体(11)の移動範囲を制限するストッパ部(23)と、を備えたことを特徴とする請求項2又は3に記載のタイヤ状態監視装置(10)。
  5. 前記タイヤ状態監視装置本体(11)の前記慣性力を受けて曲げ変形する前記弾性部材(22)としての板バネ(22)と、
    前記板バネ(22)と平行に配置されて前記固定ベース(20)と前記タイヤ状態監視装置本体(11)との間を連絡し、前記タイヤ状態監視装置本体(11)の前記慣性力を受けて変形して前記電力を生成する前記発電手段(25)としての圧電素子(25)と、を備えたことを特徴とする請求項2乃至4のうち何れか1の請求項に記載のタイヤ状態監視装置(10)。
  6. 前記固定ベース(20)と前記タイヤ状態監視装置本体(11)との一方に固定された挿通シャフト(52)と、前記挿通シャフト(52)に挿通されたスリーブ(55)とで構成されて、前記タイヤ状態監視装置本体(11)を前記固定ベースに対して直線往復移動させる直動ガイド機構(50)を備えて、
    前記スリーブ(55)に巻回されたコイル(56W)と、前記挿通シャフト(52)に備えられて前記コイル(56W)を貫通する磁束を生じさせる磁石(53W)とで、前記発電手段(53W,56W)が構成されたことを特徴とする請求項1乃至5のうち何れか1の請求項に記載のタイヤ状態監視装置(10W)。
  7. 前記固定ベース(20)と前記タイヤ状態監視装置本体(11)との一方に固定されたコイル(56Y)と、
    前記固定ベース(20)と前記タイヤ状態監視装置本体(11)とに分けて固定されかつ何れか一方に磁石(53Y)を含んだ第1と第2の磁路構成体(53Y,71)とからなって、前記コイル(56Y)を貫通する磁気回路(75)を構成すると共に、前記第1と第2の磁路構成体(53Y,71)の間に、前記タイヤ状態監視装置本体(11)の往復移動により拡縮するギャップ(L)を有した可変磁気回路機構(76)とで、前記発電手段(56Y,76)が構成されたことを特徴とする請求項1乃至5のうち何れか1の請求項に記載のタイヤ状態監視装置(10Y)。
  8. 前記センサ通信回路(10A)及び前記蓄電手段(37)を実装した回路基板(40)を封止樹脂部材(45)にて封止してなる前記タイヤ状態監視装置本体(11)を備えたことを特徴とする請求項1乃至7のうち何れか1の請求項に記載のタイヤ状態監視装置(10)。
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