JP2017107399A - 情報配信システム、情報配信プログラムおよび情報配信方法 - Google Patents

情報配信システム、情報配信プログラムおよび情報配信方法 Download PDF

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Abstract

【課題】電子タグの識別番号を管理するシステムにおいて、電子機器を所持する第三者が識別番号を用いて正当者になりすますことを防止する。【解決手段】情報配信システム9は、情報を配信するサーバ3と、更新可能なタグ識別子を保持する電子タグ2と、電子タグ2に保持されたタグ識別子に応じた情報をサーバ3から配信させる端末1と、を有する。端末1は、電子タグ2からタグ識別子を読み取り、電子タグ2に対して、読み取られたタグ識別子を、当該タグ識別子と異なるタグ識別子に更新し、更新されたタグ識別子を、所定のタイミングで、サーバ3に更新を依頼する。サーバ3は、電子タグ2に保持されたタグ識別子を記憶するタグ情報DB311に対して、端末1から更新を依頼されると、更新されたタグ識別子を更新する。【選択図】図1

Description

本発明は、情報配信システムなどに関する。
従来、電子タグの固有の番号を管理するシステムが知られている(例えば、特許文献1参照)。かかるシステムでは、電子機器が、電子タグと無線で交信して電子タグ内の固有番号を読み取り、固有番号が有効な番号である場合には、ネットワークを介して接続される管理サーバに、固有番号の真正性を問い合わせる。管理サーバは、履歴データベース、ブラックリストデータベース、プロセス遷移ルールなどを参照して、偽造の確率を計算し、確率が基準値内の場合には、真正と判定し、確率が基準値外の場合には、不正と判定する。
また、電子タグの識別番号を更新し、更新された識別番号を管理するシステムが知られている(例えば、特許文献2−4参照)。かかるシステムでは、個体識別タグが、個体識別装置からの識別番号の読出命令の応答として、保持された識別番号を読み出して送信し、予め定められた方法によって識別番号を更新する。個体識別装置は、個体識別タグに保持される識別番号の読出命令の応答として識別番号を取得し、個体識別タグと共通の方法によって識別番号を更新する。
特開2004−29984号公報 特開2009−53877号公報 特開2010−160673号公報 国際公開第2005/106680号
しかしながら、従来の技術では、任意の電子機器であっても電子タグの識別番号を読み取れるので、読み取った識別番号を用いれば、読み取った電子機器を所持する第三者が正当者になりすますことを防止できないという問題がある。
例えば、電子タグの固有の番号を管理するシステムでは、第三者が所持する電子機器が、電子タグと無線で交信して電子タグ内の固有番号を読み取れるので、管理サーバに、固有番号の真正性を問い合わせ、管理サーバは、固有番号を真正と判定できてしまう。したがって、システムは、第三者が正当者になりすますことを防止できない。
また、電子タグの識別番号を更新し、更新された識別番号を管理するシステムでは、個体識別タグは識別番号を更新する。しかしながら、第三者が個体識別装置を所持していれば、個体識別装置は、個体識別タグに保持される識別番号の読出命令の応答として識別番号を取得し、個体識別タグと共通の方法によって識別番号を更新する。したがって、個体識別装置は、個体識別タグにより更新された識別番号と同じ識別番号を読出し命令の応答のタイミングで更新するので、第三者が正当者になりすますことを防止できない。
1つの側面では、電子タグの識別番号を管理するシステムにおいて、電子機器を所持する第三者が識別番号を用いて正当者になりすますことを防止することを目的とする。
1つの態様では、情報配信システムは、情報を配信するサーバと、更新可能なタグ識別子を保持する電子タグと、前記電子タグに保持されたタグ識別子に応じた情報を前記サーバから配信させる端末と、を有する。前記端末は、前記電子タグから前記タグ識別子を読み取る読取部と、前記電子タグに対して、前記読取部によって読み取られたタグ識別子を、当該タグ識別子と異なるタグ識別子に更新する更新部と、前記更新部によって更新されたタグ識別子を、所定のタイミングで、前記サーバに更新を依頼する更新依頼部と、を有する。前記サーバは、前記電子タグに保持されたタグ識別子を記憶する記憶部と、前記記憶部に対して、前記端末から更新を依頼されると、前記更新されたタグ識別子を更新する第2の更新部、を有する。
1つの態様によれば、電子タグの識別番号を管理するシステムにおいて、電子機器を所持する第三者が識別番号を用いて正当者になりすますことを防止できる。
図1は、実施例1に係る情報配信システムの機能構成を示すブロック図である。 図2は、タグ情報DBのデータ構造の一例を示す図である。 図3は、作業予定DBのデータ構造の一例を示す図である。 図4は、実施例1に係る情報配信処理のフローチャートの一例を示す図である。 図5は、実施例1に係る更新依頼タイミング判定処理のフローチャートの一例を示す図である。 図6は、実施例2に係る情報配信システムの機能構成を示すブロック図である。 図7は、タグ情報DBのデータ構造の一例を示す図である。 図8は、実施例2に係る情報配信処理のフローチャートの一例を示す図である。 図9は、情報配信プログラムを実行するコンピュータの一例を示す図である。
以下に、本願の開示する情報配信システム、情報配信プログラムおよび情報配信方法の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施例によりこの発明が限定されるものではない。
[実施例に係る情報配信システムの構成]
図1は、実施例1に係る情報配信システムの機能構成を示す機能ブロック図である。図1に示すように、情報配信システム9は、端末1、電子タグ2およびサーバ3を有する。情報配信システム9は、端末1を所持する作業者の業務(作業)に応じて、作業時に、作業場で、作業に必要な情報を、電子タグ2に保持されたタグIDを用いてサーバ3から端末1へ配信する。例えば、情報配信システム9は、在宅医療の訪問診療で用いられる。すなわち、情報配信システム9は、医師が患者宅へ訪問した際の患者の電子カルテを、患者宅に配置された電子タグ2に保持されたタグIDを用いてサーバ3から医師の端末1へ配信する。なお、以降では、情報配信システム9は在宅医療の訪問診療で用いられる場合を説明する。但し、情報配信システム9が在宅医療の訪問診療で用いられる場合は一例であって、これに限定されるものではない。
端末1は、GPS機能を有するとともに、電子タグ2およびサーバ3と接続されている。端末1は、電子タグ2と無線通信を介して接続されている。無線通信は、一例として、WiFi(Wireless Fidelity)であったり、Bluetooth(登録商標)規格の無線通信であったりするが、近距離無線通信であれば良い。
電子タグ2は、タグに固有のタグID(identifier)20を保持し、保持されるタグID20を端末1に与える。電子タグ2は、例えば、NFCタグやBLEビーコンであれば良いが、これに限定されない。電子タグ2は、一例として、患者宅に配置される。なお、電子タグ2がNFCタグである場合には、タグID20は電子タグ2のユーザ領域に保持されるIDを表す。電子タグ2がBLEビーコンである場合には、タグID20はUUIDやMAJOR、MINOR等のIDを表す。
また、端末1は、サーバ3とネットワークを介して接続されている。ネットワークは、一例として、インターネットであるが、これに限定されず、イントラネットであっても良いし、専用回線を用いたネットワークであっても良い。
サーバ3は、端末1を所持する作業者の作業に応じて、作業に必要な情報を端末1へ配信する。サーバ3は、記憶部31、真正性判定部32、サービス配信部33およびタグID更新部34を有する。
記憶部31は、例えばフラッシュメモリ(Flash Memory)やFRAM(登録商標)(Ferroelectric Random Access Memory)などの不揮発性の半導体メモリ素子などの記憶装置に対応する。記憶部31は、タグ情報DB(database)311および作業予定DB312を有する。タグ情報DB311は、複数の場所に配置されたそれぞれの電子タグ2に関する情報を記憶する。作業予定DB312は、情報配信システム9を利用する複数の作業者のそれぞれの作業予定を記憶する。
ここで、タグ情報DB311および作業予定DB312のデータ構造を、図2および図3を参照して説明する。図2は、タグ情報DBのデータ構造の一例を示す図である。図2に示すように、タグ情報DB311は、タグ名311a、タグ種別311bおよびタグID311cを対応付けて記憶する。タグ名311aは、電子タグ2を一意に表す名称である。タグ種別311bは、電子タグ2のタグ種別のことをいう。タグ種別311bには、一例として、「BLEビーコン」やNFCタグを示す「NFC」が挙げられる。タグID311cは、電子タグ2に保持されるタグID20の識別子のことをいう。
一例として、タグ名311aが「患者A宅」である場合に、タグ種別311bとして「BLEビーコン」、タグID311cとして「UUID:FFFF・・・MAJOR:0001MINOR:0267」と記憶している。
図3は、作業予定DBのデータ構造の一例を示す図である。図3に示すように、作業予定DB312は、作業番号312a、作業名312b、作業者312c、作業先312d、作業日時312eおよび作業位置312fを対応付けて記憶する。作業番号312aは、作業毎に対応付けられた番号である。一例として、作業番号312aは、作業者312cおよび作業先312d毎に対応付けられる。作業名312bは、作業の名称を示す。作業者312cは、作業を行う者を示す。作業先312dは、作業を行う場所を示す。作業日時312eは、作業を行う日時を示す。作業位置312fは、作業先312dの位置を示す。作業位置312fは、住所であっても良いし、経緯度であっても良い。
一例として、作業番号312aが「555」である場合に、作業名312bとして「訪問診療」、作業者312cとして「β医師」、作業先312dとして「患者A宅」と記憶している。作業日時312eとして「2015/9/29 11:00」、作業位置312fとして「X市Y区Z町1−1」と記憶している。端末1は、作業予定DB312を参照することで、同一の作業先へ訪れる作業者の作業日時の遷移を探索できる。
図1に戻って、真正性判定部32は、タグID20の真正性を判定する。例えば、真正性判定部32は、端末1から、当該端末1の物理位置およびタグID20を受け取ると、タグ情報DB311および作業予定DB312を参照して、タグID20の真正性を判定する。一例として、真正性判定部32は、作業予定DB312を参照して、端末1の物理位置と合致する作業位置312fの作業先312dを読み込む。真正性判定部32は、タグ情報DB311を参照して、読み込んだ作業先312dが示す作業先と合致するタグ名311aのタグID311cを読み込む。真正性判定部32は、読み込んだタグID311cが示すタグIDと、端末1から受け取ったタグID20とを照合し、一致しているか否かを判定する。そして、真正性判定部32は、一致している場合には、タグID20が真正であると判定する。真正性判定部32は、一致していない場合には、タグID20が真正でないと判定する。真正性判定部32は、タグID20が真正であると判定した場合には、タグID20が真正である旨をサービス配信部33に出力する。なお、真正性の判定方法は、これに限定されるものではなく、従来のいかなる技術を用いる方法であっても良い。
サービス配信部33は、タグID20が真正である旨を受け取った場合には、タグID20に対応するサービスを、タグID20の真正判定を依頼した端末1に配信する。一例として、サービス配信部33は、タグID20に対応する患者の電子カルテをタグID20の真正判定を依頼した端末1に配信する。
タグID更新部34は、端末1から更新依頼された新規のタグID20をタグ情報DB311に更新する。例えば、タグID更新部34は、端末1から新規のタグID20の更新依頼を受け付けると、タグ情報DB311に対して、更新依頼に含まれる電子タグ2のタグ名に対応するタグID311cに新規のタグID20を更新する。
端末1は、タグID読取部11、物理位置取得部12、サービス実施部13、タグID更新部14および更新依頼タイミング判定部15を有する。
タグID読取部11は、電子タグ2からタグID20を読み取る。例えば、タグID読取部11は、端末1が電子タグ2と無線通信可能な範囲にはいると、タグID20の読取要求を電子タグ2へ送信し、電子タグ2からタグID20を読み取る。一例として、タグID読取部11は、医師が所持する端末1が患者宅に配置された電子タグ2と無線通信可能な範囲にはいると、タグID20の読取要求を電子タグ2へ送信し、電子タグ2からタグID20を読み取る。タグID読取部11は、読み取ったタグID20を物理位置取得部12に出力する。
物理位置取得部12は、GPS機能を介して物理位置を取得する。物理位置取得部12は、取得された物理位置をタグID20とともに真正性判定部32に送信する。真正性判定部32によってタグID20の真正性が判定される。
サービス実施部13は、サーバ3から配信されたサービスを実施する。一例として、サービス実施部13は、サーバ3から配信された患者の電子カルテを医師が所持する端末1のモニタに表示する。これにより、サービス実施部13は、医師に手間なく患者のカルテを表示することができ、スムーズ且つ安全に診療に関する情報を閲覧させることができる。
タグID更新部14は、電子タグ2に保持されたタグID20を更新する。例えば、タグID更新部14は、サービス実施部13によってサービスが実施されると、新規のタグIDの生成をサーバ3に依頼する。一例として、タグID更新部14は、現タグID20および物理位置取得部12によって取得された物理位置を含む、新規のタグIDの生成依頼をサーバ3に送信する。そして、タグID更新部14は、電子タグ2のタグID20をサーバ3によって割り当てられた新規のタグIDに書き換える。タグID更新部14は、書き換えられた新規のタグID20を更新依頼タイミング判定部15に出力する。
更新依頼タイミング判定部15は、所定のタイミングで、タグID更新部14によって更新された新規のタグID20の更新をサーバ3に依頼する。例えば、更新依頼タイミング判定部15は、作業予定DB312を参照し、次にこの電子タグ2からタグID20を読み取るまでのタイミングで、サーバ3に対して新規のタグID20の更新を依頼する。所定のタイミングは、作業者が次に作業でこの作業先へ訪れる直前である。
直前であるか否かの判断は、例えば以下のように行う。一例として、更新依頼タイミング判定部15は、作業を他者と共有していない場合には、作業予定DB312を参照し、現に作業中の作業者312cおよび作業先312dに対応するレコードの中で次の作業予定のレコードの作業日時312eおよび作業位置312fを取得する。すなわち、更新依頼タイミング判定部15は、作業を他者と共有していない場合には、現に作業している作業者と同じ作業者が、次に同じ作業で同じ作業先を訪問するタイミングを取得する。また、更新依頼タイミング判定部15は、作業を他者と共有している場合には、作業予定DB312を参照し、現に作業を共有している作業者312cおよび作業先312dに対応するレコードの中で次の作業予定のレコードの作業日時312eおよび作業位置312fを取得する。すなわち、更新依頼タイミング判定部15は、作業を他者と共有している場合には、現に作業を共有している作業者が、次に同じ作業で同じ作業先を訪問するタイミングを取得する。そして、更新依頼タイミング判定部15は、作業日時312eのみを取得した場合には、作業日時312eの規定時間前に新規のタグID20の更新を依頼する。規定時間とは、一例として、30分であるが、これに限定されない。更新依頼タイミング判定部15は、作業位置312fのみを取得した場合には、次の作業者312cが作業位置312fから規定の距離内に近づいた時に新規のタグID20の更新を依頼する。規定の距離とは、一例として、1kmであるが、これに限定されない。更新依頼タイミング判定部15は、作業日時312eおよび作業位置312fを取得した場合には、次の作業者312cが規定時間前に規定の距離に近づいた時に新規のタグID20の更新を依頼する。
[情報配信処理のフローチャート]
次に、実施例1に係る情報配信処理の処理手順の一例を、図4を参照して説明する。図4は、実施例1に係る情報配信処理のフローチャートの一例を示す図である。端末1が、電子タグ2と無線通信可能な範囲にはいったとする。
図4に示すように、端末1では、タグID読取部11は、電子タグ2からタグID20を読み取る(ステップS11)。物理位置取得部12は、端末1の物理位置を取得し、取得された物理位置をタグID20とともにサーバ3に送信し、タグID20の真正性の判定を依頼する(ステップS12)。
サーバ3では、真正性判定部32は、タグ情報DB311および作業予定DB312を参照し、タグID20の真正性を判定する(ステップS13)。真正性判定部32は、タグID20が真正であるか否かを判定する(ステップS14)。タグID20が真正であると判定した場合には(ステップS14;Yes)、サービス配信部33は、タグID20に対応するサービスを、端末1に配信する(ステップS15)。一方、タグID20が真正でないと判定した場合には(ステップS14;No)、サービス配信部33は、情報配信処理を終了する。
端末1では、サービス実施部13は、サービスの配信を受け付けたか否かを判定する(ステップS16)。サービスの配信を受け付けなかったと判定した場合には(ステップS16;No)、サービス実施部13は、情報配信処理を終了する。一方、サービスの配信を受け付けたと判定した場合には(ステップS16;Yes)、サービス実施部13は、受け付けたサービスを実施する(ステップS17)。
タグID更新部14は、新規のタグIDの生成をサーバ3へ依頼する(ステップS18)。タグID更新部14は、サーバ3によって生成された新規のタグIDをサーバ3から取得する(ステップS19)。タグID更新部14は、電子タグ2のタグID20を新規のタグIDに書き換える(ステップS20)。更新依頼タイミング判定部15は、新規のタグID20の更新依頼タイミングを判定する(ステップS21)。なお、更新依頼タイミング判定処理は、後述する。
そして、更新依頼タイミング判定部15は、更新依頼タイミング判定処理で判定された更新依頼タイミングで、新規のタグID20の更新をサーバ3へ依頼する(ステップS22)。
サーバ3では、タグID更新部34は、端末1から更新依頼された新規のタグID20をタグ情報DB311に更新する(ステップS23)。
[更新依頼タイミング判定処理のフローチャート]
次に、実施例1に係る更新依頼タイミング判定処理の処理手順の一例を、図5を参照して説明する。図5は、実施例1に係る更新依頼タイミング判定処理のフローチャートの一例を示す図である。
更新依頼タイミング判定部15は、作業を他者と共有しているか否かを判定する(ステップS31)。例えば、更新依頼タイミング判定部15は、作業予定DB312を参照し、現に作業している作業の作業名および作業先をキーとして、合致するレコードの作業者312cのいずれかが異なっているか否かで判定する。
作業を他者と共有していないと判定した場合には(ステップS31;No)、更新依頼タイミング判定部15は、作業予定DB312を参照し、同一作業者、同一作業先に対応する次の予定の作業日時、作業位置を取得する(ステップS32)。例えば、更新依頼タイミング判定部15は、作業予定DB312を参照し、現に作業中の作業者312cおよび作業先312dに対応するレコードの中で次の作業予定のレコードの作業日時312eおよび作業位置312fを取得する。そして、更新依頼タイミング判定部15は、ステップS34に移行する。
一方、作業を他者と共有していると判定した場合には(ステップS31;Yes)、更新依頼タイミング判定部15は、作業を共有している作業者、同一作業先に対応する次の予定の作業日時、作業位置を取得する(ステップS33)。例えば、更新依頼タイミング判定部15は、作業予定DB312を参照し、現に作業を共有している作業者312cおよび作業先312dに対応するレコードの中で次の作業予定のレコードの作業日時312eおよび作業位置312fを取得する。そして、更新依頼タイミング判定部15は、ステップS34に移行する。
更新依頼タイミング判定部15は、作業日時および作業位置の両方を取得したか否かを判定する(ステップS34)。作業日時および作業位置の両方を取得したと判定した場合には(ステップS34;Yes)、更新依頼タイミング判定部15は、更新依頼タイミングを、作業日時の規定時間前、且つ、作業位置に対して規定距離の範囲内になった時とする(ステップS35)。そして、更新依頼タイミング判定部15は、更新依頼タイミング判定処理を終了する。
一方、作業日時および作業位置の両方を取得しなかったと判定した場合には(ステップS34;No)、更新依頼タイミング判定部15は、作業日時のみを取得したか否かを判定する(ステップS36)。作業日時のみを取得したと判定した場合には(ステップS36;Yes)、更新依頼タイミング判定部15は、更新依頼タイミングを、作業日時の規定時間前になった時とする(ステップS37)。そして、更新依頼タイミング判定部15は、更新依頼タイミング判定処理を終了する。
一方、作業日時のみを取得しなかったと判定した場合には(ステップS36;No)、更新依頼タイミング判定部15は、作業位置のみを取得したか否かを判定する(ステップS38)。作業位置のみを取得したと判定した場合には(ステップS38;Yes)、更新依頼タイミング判定部15は、更新依頼タイミングを、作業位置に対して規定距離の範囲内になった時とする(ステップS39)。そして、更新依頼タイミング判定部15は、更新依頼タイミング判定処理を終了する。
一方、作業位置のみを取得しなかったと判定した場合には(ステップS38;No)、更新依頼タイミング判定部15は、更新依頼タイミングを、現時点とする(ステップS40)。そして、更新依頼タイミング判定部15は、更新依頼タイミング判定処理を終了する。
[実施例1の効果]
このようにして、上記実施例1では、情報配信システム9は、端末1と、電子タグ2と、サーバ3とを有する。端末1は、電子タグ2からタグID20を読み取り、電子タグ2に対して、読み取られたタグID20を、当該タグID20と異なるタグID20に更新する。端末1は、作業予定DB312を参照し、更新されたタグID20を、次に電子タグ2からタグID20を読み取るまでのタイミングで、サーバ3に更新を依頼する。サーバ3は、タグ情報DB311に対して、端末1から更新を依頼されると、更新されたタグID20を更新する。かかる構成によれば、情報配信システム9は、利用者が情報配信を利用する都度、電子タグ2のタグID20を更新し、次に電子タグ2からタグID20を読み取るまでのタイミングまでサーバ3に反映しない。したがって、第三者が、所持する別の端末1または盗んだ端末1から読み取れたタグID20を複製しても、複製したタグID20を用いて正当者になりすますことを防止できる。すなわち、情報配信システム9は、電子タグ2に更新されたタグID20を、サーバ3のタグ情報DB311へ反映するタイミングを判定して更新するので、更新タイミングの時期までタグID20を使用できず安全性を向上できる。また、情報配信システム9は、かかる構成を、電子タグ2にハードウェアを追加せずに実現するので、低コストで実現できる。
ところで、実施例1に係る情報配信システム9では、端末1が、所定のタイミングで、電子タグ2に更新された新規のタグID20の更新をサーバ3に依頼し、サーバ3が更新依頼を受けて新規のタグID20を反映すると説明した。しかしながら、情報配信システム9では、これに限定されず、サーバ3が、更新依頼を受けて新規のタグID20を更新するが、所定のタイミングで、更新されたタグID20を有効化しても良い。
そこで、実施例2に係る情報配信システム9では、サーバ3が、更新依頼を受けて新規のタグID20を更新するが、所定のタイミングで、更新されたタグID20を有効化する場合を説明する。
[実施例2に係る情報配信システムの構成]
図6は、実施例2に係る情報配信システムの機能構成を示すブロック図である。なお、図1に示す情報配信システム9と同一の構成については同一符号を付すことで、その重複する構成および動作の説明については省略する。端末1において、実施例1と実施例2とが異なるところは、更新依頼タイミング判定部15を削除した点にある。サーバ3において、実施例1と実施例2とが異なるところは、タグID有効化タイミング判定部35を追加した点にある。タグ情報DB311Aを変更した点にある。
ここで、タグ情報DB311Aのデータ構造を、図7を参照して説明する。図7は、タグ情報DBのデータ構造の一例を示す図である。図7に示すように、タグ情報DB311Aは、タグ名311a、タグ種別311b、タグID311cおよび有効化311dを対応付けて記憶する。タグ名311aは、電子タグ2を一意に表す名称である。タグ種別311bは、電子タグ2のタグ種別のことをいう。タグ種別311bには、一例として、「BLEビーコン」やNFCタグを示す「NFC」が挙げられる。タグID311cは、電子タグ2に保持されるタグID20の識別子のことをいう。有効化311dは、タグID311cが示すタグIDが有効であるか無効であるかを示すフラグである。有効化311dには、一例として、有効であることを示す「TRUE」、無効であることを示す「FALSE」が挙げられる。
一例として、タグ名311aが「患者A宅」である場合に、タグ種別311bとして「BLEビーコン」、タグID311cとして「UUID:FFFF・・・MAJOR:0001MINOR:0267」、有効化311dとして「TRUE」と記憶している。
タグID更新部14は、電子タグ2に保持されたタグID20を更新する。例えば、タグID更新部14は、サービス実施部13によってサービスが実施されると、新規のタグIDの生成をサーバ3に依頼する。一例として、タグID更新部14は、現タグID20および物理位置取得部12によって取得された物理位置を含む、新規のタグIDの生成依頼をサーバ3に送信する。そして、タグID更新部14は、電子タグ2のタグID20をサーバ3によって割り当てられた新規のタグIDに書き換える。
また、タグID更新部14は、書き換えられた新規のタグID20の更新をサーバ3に依頼する。
タグID更新部34は、端末1から更新依頼された新規のタグID20をタグ情報DB311Aに更新する。例えば、タグID更新部34は、端末1から新規のタグID20の更新依頼を受け付けると、タグ情報DB311Aに対して、更新依頼に含まれる電子タグ2のタグ名に対応するタグID311cに新規のタグID20を更新する。
タグID有効化タイミング判定部35は、所定のタイミングで、タグID更新部34によって更新された新規のタグID20を有効化する。例えば、タグID有効化タイミング判定部35は、タグID更新部34によって更新された新規のタグID20に関し、作業予定DB312を参照し、次に電子タグ2からタグID20を読み取るまでのタイミングで、当該タグID20を有効化する。所定のタイミングは、作業者が次に作業でこの作業先へ訪れる直前である。
直前であるか否かの判断は、例えば以下のように行う。一例として、タグID有効化タイミング判定部35は、作業を他者と共有していない場合には、作業予定DB312を参照し、現に作業中の作業者312cおよび作業先312dに対応するレコードの中で次の作業予定のレコードの作業日時312eおよび作業位置312fを取得する。すなわち、タグID有効化タイミング判定部35は、作業を他者と共有していない場合には、現に作業している作業者と同じ作業者が、次に同じ作業で同じ作業先を訪問するタイミングを取得する。また、タグID有効化タイミング判定部35は、作業を他者と共有している場合には、作業予定DB312を参照し、現に作業を共有している作業者312cおよび作業先312dに対応するレコードの中で次の作業予定のレコードの作業日時312eおよび作業位置312fを取得する。すなわち、タグID有効化タイミング判定部35は、作業を他者と共有している場合には、現に作業を共有している作業者が、次に同じ作業で同じ作業先を訪問するタイミングを取得する。そして、タグID有効化タイミング判定部35は、作業日時312eのみを取得した場合には、作業日時312eの規定時間前に新規のタグID20を有効化する。規定時間とは、一例として、30分であるが、これに限定されない。タグID有効化タイミング判定部35は、作業位置312fのみを取得した場合には、次の作業者312cが作業位置312fから規定の距離内に近づいた時に新規のタグID20を有効化する。規定の距離とは、一例として、1kmであるが、これに限定されない。タグID有効化タイミング判定部35は、作業日時312eおよび作業位置312fを取得した場合には、次の作業者312cが規定時間前に規定の距離に近づいた時に新規のタグID20を有効化する。
[情報配信処理のフローチャート]
次に、実施例2に係る情報配信処理の処理手順の一例を、図8を参照して説明する。図8は、実施例2に係る情報配信処理のフローチャートの一例を示す図である。なお、図4に示す情報配信処理のフローチャートと同一の処理については同一符号を付すことで、その重複する動作の説明については簡略する。端末1が、電子タグ2と無線通信可能な範囲にはいったとする。
図8に示すように、端末1では、タグID読取部11は、電子タグ2からタグID20を読み取る(ステップS11)。物理位置取得部12は、端末1の物理位置を取得し、取得された物理位置をタグID20とともにサーバ3に送信し、タグID20の真正性の判定を依頼する(ステップS12)。
サーバ3では、真正性判定部32は、タグ情報DB311Aおよび作業予定DB312を参照し、タグID20の真正性を判定する(ステップS13)。真正性判定部32は、タグID20が真正であるか否かを判定する(ステップS14)。タグID20が真正であると判定した場合には(ステップS14;Yes)、サービス配信部33は、タグID20に対応するサービスを、端末1に配信する(ステップS15)。一方、タグID20が真正でないと判定した場合には(ステップS14;No)、サービス配信部33は、情報配信処理を終了する。
端末1では、サービス実施部13は、サービスの配信を受け付けたか否かを判定する(ステップS16)。サービスの配信を受け付けなかったと判定した場合には(ステップS16;No)、サービス実施部13は、情報配信処理を終了する。一方、サービスの配信を受け付けたと判定した場合には(ステップS16;Yes)、サービス実施部13は、受け付けたサービスを実施する(ステップS17)。
タグID更新部14は、新規のタグIDの生成をサーバ3へ依頼する(ステップS18)。タグID更新部14は、サーバ3によって生成された新規のタグIDをサーバ3から取得する(ステップS19)。タグID更新部14は、電子タグ2のタグID20を新規のタグIDに書き換える(ステップS20)。
そして、タグID更新部14は、書き換えられた新規のタグID20の更新をサーバ3へ依頼する(ステップS22)。
サーバ3では、タグID更新部34は、端末1から更新依頼された新規のタグID20をタグ情報DB311Aに更新する(ステップS23)。そして、タグID有効化タイミング判定部35は、新規のタグID20の有効化タイミングを判定する(ステップS24)。なお、有効化タイミング判定処理は、図5の更新依頼タイミング判定処理の動作と同一であるので、その説明を省略する。
そして、タグID有効化タイミング判定部35は、判定された有効化タイミングで、新規のタグID20を有効化する(ステップS25)。例えば、タグID有効化タイミング判定部35は、タグ情報DB311Aに対して、新規のタグID20と合致するタグID311cに対応する有効化311dを有効であることを示す「TRUE」に設定する。
[実施例2の効果]
このようにして、上記実施例2では、情報配信システム9は、端末1と、電子タグ2と、サーバ3とを有する。端末1は、電子タグ2からタグID20を読み取り、電子タグ2に対して、読み取られたタグID20を、当該タグID20と異なるタグID20に更新する。端末1は、更新されたタグID20を、サーバ3に更新を依頼する。サーバ3は、タグ情報DB311Aに対して、更新されたタグIDを更新する。そして、サーバ3は、作業予定DB312を参照し、次に電子タグ2からタグID20を読み取るまでのタイミングで、更新されたタグID20を有効にする。かかる構成によれば、情報配信システム9は、利用者が情報配信を使用する都度、電子タグ2のタグID20を更新し、次に電子タグ2からタグID20を読み取るまでのタイミングまでサーバ3に反映しない。したがって、第三者が、所持する別の端末1または盗んだ端末1から読み取れたタグID20を複製しても、複製したタグID20を用いて正当者になりすますことを防止できる。すなわち、情報配信システム9は、電子タグ2に更新されたタグID20を、サーバ3のタグ情報DB311Aへ反映するタイミングを判定してタグID20を有効化するので、有効化のタイミングの時期までタグID20を使用できず安全性を向上できる。また、情報配信システム9は、かかる構成を、電子タグ2にハードウェアを追加せずに実現するので、低コストで実現できる。
[その他]
なお、実施例1に係る端末1の更新依頼タイミング判定部15は、サーバ3に記憶された作業予定DB312を参照し、次にこの電子タグ2からタグID20を読み取るまでのタイミングで、サーバ3に対して新規のタグID20の更新を依頼すると説明した。しかしながら、更新依頼タイミング判定部15は、端末1に記憶された作業予定DBを参照し、次にこの電子タグ2からタグID20を読み取るまでのタイミングで、サーバ3に対して新規のタグID20の更新を依頼しても良い。端末1に記憶された作業予定DBは、一例として、サーバ3の作業予定DB312が変更された時点に、サーバ3から転送されるようにすれば良い。これにより、更新依頼タイミング判定部15は、通信負荷をかけないで、新規のタグIDの更新タイミングを取得することができる。
また、図示した装置の各構成要素は、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、装置の分散・統合の具体的態様は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況等に応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。例えば、更新依頼タイミング判定部15を、作業を他者と共有していない場合と、共有している場合とに分離しても良い。また、記憶部31をサーバ3の外部装置としてネットワーク経由で接続するようにしても良い。
また、上記実施例で説明した各種の処理は、あらかじめ用意されたプログラムをパーソナルコンピュータやワークステーション等のコンピュータで実行することによって実現することができる。そこで、以下では、図1に示した端末1およびサーバ3と同様の機能を実現する情報配信プログラムを実行するコンピュータの一例を説明する。図9は、情報配信プログラムを実行するコンピュータの一例を示す図である。
図9に示すように、コンピュータ200は、各種演算処理を実行するCPU203と、ユーザからのデータの入力を受け付ける入力装置215と、表示装置209を制御する表示制御部207とを有する。また、コンピュータ200は、記憶媒体からプログラムなどを読取るドライブ装置213と、ネットワークを介して他のコンピュータとの間でデータの授受を行う通信制御部217とを有する。また、コンピュータ200は、各種情報を一時記憶するメモリ201と、HDD205を有する。そして、メモリ201、CPU203、HDD205、表示制御部207、ドライブ装置213、入力装置215、通信制御部217は、バス219で接続されている。
ドライブ装置213は、例えばリムーバブルディスク211用の装置である。
CPU203は、情報配信プログラム205aを読み出して、メモリ201に展開し、プロセスとして実行する。かかるプロセスは、端末1およびサーバ3の各機能部に対応する。情報配信関連情報205bは、サーバ3では、タグ情報DB311および作業予定DB312に対応する。そして、例えばリムーバブルディスク211が、情報配信プログラム205aなどの各情報を記憶する。
なお、情報配信プログラム205aについては、必ずしも最初からHDD205に記憶させておかなくても良い。例えば、コンピュータ200に挿入されるフレキシブルディスク(FD)、CD−ROM、DVDディスク、光磁気ディスク、ICカード等の「可搬用の物理媒体」に当該プログラムを記憶させておく。そして、コンピュータ200がこれらから情報配信プログラム205aを読み出して実行するようにしても良い。
以上の実施例を含む実施形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)情報を配信するサーバと、
更新可能なタグ識別子を保持する電子タグと、
前記電子タグに保持されたタグ識別子に応じた情報を前記サーバから配信させる端末と、を有し、
前記端末は、
前記電子タグから前記タグ識別子を読み取る読取部と、
前記電子タグに対して、前記読取部によって読み取られたタグ識別子を、当該タグ識別子と異なるタグ識別子に更新する更新部と、
前記更新部によって更新されたタグ識別子を、所定のタイミングで、前記サーバに更新を依頼する更新依頼部と、を有し、
前記サーバは、
前記電子タグに保持されたタグ識別子を記憶する記憶部と、
前記記憶部に対して、前記端末から更新を依頼されると、前記更新されたタグ識別子を更新する第2の更新部と、を有する
ことを特徴とする情報配信システム。
(付記2)前記更新依頼部は、前記情報を利用するユーザの利用予定を記憶する利用予定表を参照し、前記更新されたタグ識別子を、次に前記電子タグから前記タグ識別子を読み取るまでのタイミングで、前記サーバに更新を依頼し、
前記第2の更新部は、前記端末から更新を依頼されると、前記記憶部に対して、前記端末で更新されたタグ識別子を更新する
ことを特徴とする付記1に記載の情報配信システム。
(付記3)前記更新依頼部は、前記更新されたタグ識別子が前記電子タグに更新されたタイミングで、前記サーバに更新を依頼し、
前記第2の更新部は、前記端末から更新を依頼されたタイミングで、前記記憶部に対して、前記端末で更新されたタグ識別子を更新し、前記情報を利用するユーザの利用予定を記憶する利用予定表を参照し、前記第2の更新部によって更新されたタグ識別子を、次に前記電子タグから前記タグ識別子を読み取るまでのタイミングで有効にする
ことを特徴とする付記1に記載の情報配信システム。
(付記4)次に前記電子タグから前記タグ識別子を読み取るまでのタイミングは、次に前記電子タグから前記タグ識別子を読み取る直前である
ことを特徴とする付記2または付記3に記載の情報配信システム。
(付記5)更新可能なタグ識別子を保持する電子タグから前記タグ識別子を読み取り、
読み取ったタグ識別子に応じた情報を、情報を配信するサーバから配信させ、
前記電子タグに対して、読み取られたタグ識別子を、当該タグ識別子と異なるタグ識別子に更新し、
更新されたタグ識別子を、所定のタイミングで、前記サーバに更新を依頼する
処理をコンピュータに実行させることを特徴とする情報配信プログラム。
(付記6)情報を配信するサーバと更新可能なタグ識別子を保持する電子タグと端末とを有する情報配信システムにおける情報配信方法であって、
前記端末は、
前記電子タグから前記タグ識別子を読み取り、
読み取ったタグ識別子に応じた情報を前記サーバから配信させ、
前記電子タグに対して、読み取られたタグ識別子を、当該タグ識別子と異なるタグ識別子に更新し、
更新されたタグ識別子を前記サーバに更新を依頼し、
前記サーバは、
前記電子タグに保持されたタグ識別子を記憶する記憶部に対して、前記端末から更新を依頼されると、前記更新されたタグ識別子を更新する
各処理をコンピュータが実行することを特徴とする情報配信方法。
1 端末
11 タグID読取部
12 物理位置取得部
13 サービス実施部
14 タグID更新部
15 更新依頼タイミング判定部
2 電子タグ
20 タグID
3 サーバ
31 記憶部
311,311A タグ情報DB
312 作業予定DB
32 真正性判定部
33 サービス配信部
34 タグID更新部
35 タグID有効化タイミング判定部
9 情報配信システム

Claims (5)

  1. 情報を配信するサーバと、
    更新可能なタグ識別子を保持する電子タグと、
    前記電子タグに保持されたタグ識別子に応じた情報を前記サーバから配信させる端末と、を有し、
    前記端末は、
    前記電子タグから前記タグ識別子を読み取る読取部と、
    前記電子タグに対して、前記読取部によって読み取られたタグ識別子を、当該タグ識別子と異なるタグ識別子に更新する更新部と、
    前記更新部によって更新されたタグ識別子を、所定のタイミングで、前記サーバに更新を依頼する更新依頼部と、を有し、
    前記サーバは、
    前記電子タグに保持されたタグ識別子を記憶する記憶部と、
    前記記憶部に対して、前記端末から更新を依頼されると、前記更新されたタグ識別子を更新する第2の更新部と、を有する
    ことを特徴とする情報配信システム。
  2. 前記更新依頼部は、前記情報を利用するユーザの利用予定を記憶する利用予定表を参照し、前記更新されたタグ識別子を、次に前記電子タグから前記タグ識別子を読み取るまでのタイミングで、前記サーバに更新を依頼し、
    前記第2の更新部は、前記端末から更新を依頼されると、前記記憶部に対して、前記端末で更新されたタグ識別子を更新する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報配信システム。
  3. 前記更新依頼部は、前記更新されたタグ識別子が前記電子タグに更新されたタイミングで、前記サーバに更新を依頼し、
    前記第2の更新部は、前記端末から更新を依頼されたタイミングで、前記記憶部に対して、前記端末で更新されたタグ識別子を更新し、前記情報を利用するユーザの利用予定を記憶する利用予定表を参照し、前記第2の更新部によって更新されたタグ識別子を、次に前記電子タグから前記タグ識別子を読み取るまでのタイミングで有効にする
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報配信システム。
  4. 更新可能なタグ識別子を保持する電子タグから前記タグ識別子を読み取り、
    読み取ったタグ識別子に応じた情報を、情報を配信するサーバから配信させ、
    前記電子タグに対して、読み取られたタグ識別子を、当該タグ識別子と異なるタグ識別子に更新し、
    更新されたタグ識別子を、所定のタイミングで、前記サーバに更新を依頼する
    処理をコンピュータに実行させることを特徴とする情報配信プログラム。
  5. 情報を配信するサーバと更新可能なタグ識別子を保持する電子タグと端末とを有する情報配信システムにおける情報配信方法であって、
    前記端末は、
    前記電子タグから前記タグ識別子を読み取り、
    読み取ったタグ識別子に応じた情報を前記サーバから配信させ、
    前記電子タグに対して、読み取られたタグ識別子を、当該タグ識別子と異なるタグ識別子に更新し、
    更新されたタグ識別子を、所定のタイミングで、前記サーバに更新を依頼し、
    前記サーバは、
    前記電子タグに保持されたタグ識別子を記憶する記憶部に対して、前記端末から更新を依頼されると、前記更新されたタグ識別子を更新する
    各処理をコンピュータが実行することを特徴とする情報配信方法。
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