JP2017103585A - 基地局、通信システム及び基地局の送信処理方法 - Google Patents

基地局、通信システム及び基地局の送信処理方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2017103585A
JP2017103585A JP2015234777A JP2015234777A JP2017103585A JP 2017103585 A JP2017103585 A JP 2017103585A JP 2015234777 A JP2015234777 A JP 2015234777A JP 2015234777 A JP2015234777 A JP 2015234777A JP 2017103585 A JP2017103585 A JP 2017103585A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transmission
base station
data
pattern
controller
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015234777A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6641937B2 (ja
Inventor
哲平 大山
Teppei Oyama
哲平 大山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2015234777A priority Critical patent/JP6641937B2/ja
Priority to US15/362,399 priority patent/US10158410B2/en
Publication of JP2017103585A publication Critical patent/JP2017103585A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6641937B2 publication Critical patent/JP6641937B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B7/00Radio transmission systems, i.e. using radiation field
    • H04B7/02Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas
    • H04B7/04Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas
    • H04B7/06Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas at the transmitting station
    • H04B7/0613Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas at the transmitting station using simultaneous transmission
    • H04B7/0615Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas at the transmitting station using simultaneous transmission of weighted versions of same signal
    • H04B7/0617Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas at the transmitting station using simultaneous transmission of weighted versions of same signal for beam forming
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B7/00Radio transmission systems, i.e. using radiation field
    • H04B7/02Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas
    • H04B7/022Site diversity; Macro-diversity
    • H04B7/024Co-operative use of antennas of several sites, e.g. in co-ordinated multipoint or co-operative multiple-input multiple-output [MIMO] systems
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B7/00Radio transmission systems, i.e. using radiation field
    • H04B7/02Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas
    • H04B7/04Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas
    • H04B7/0413MIMO systems
    • H04B7/0452Multi-user MIMO systems
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L5/00Arrangements affording multiple use of the transmission path
    • H04L5/003Arrangements for allocating sub-channels of the transmission path
    • H04L5/0048Allocation of pilot signals, i.e. of signals known to the receiver
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L5/00Arrangements affording multiple use of the transmission path
    • H04L5/0001Arrangements for dividing the transmission path
    • H04L5/0014Three-dimensional division
    • H04L5/0023Time-frequency-space
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L5/00Arrangements affording multiple use of the transmission path
    • H04L5/003Arrangements for allocating sub-channels of the transmission path
    • H04L5/0078Timing of allocation
    • H04L5/0085Timing of allocation when channel conditions change
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W88/00Devices specially adapted for wireless communication networks, e.g. terminals, base stations or access point devices
    • H04W88/12Access point controller devices

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Radio Transmission System (AREA)

Abstract

【課題】複数の無線端末と通信する基地局の送信処理量を低減する。
【解決手段】基地局1は、複数の無線端末3と無線によって通信し、推定部111と、制御部112,113,114と、を備える。推定部111は、複数の無線端末3との間の伝搬特性を推定する。制御部112,113,114は、或る送信機会においてデータ送信対象に選ぶ複数の無線端末3と、データ送信対象毎の送信データに適用する重み係数と、で示される複数の送信パターンのいずれかを、推定部111によって推定された伝搬特性に基づいて、選択する。
【選択図】図2

Description

本明細書に記載する技術は、基地局、通信システム及び基地局の送信処理方法に関する。
近年、スマートフォン等の普及によって、モバイルトラフィックは増加の一途をたどっている。このような状況を鑑みて、ビームフォーミングやマルチユーザMIMO(Multiple-Input and Multiple-Output)の導入によって、セルキャパシティを増大することが検討されている。
「ビームフォーミング」は、送信信号に重みを付けて、特定の方向に送信ビームを方向づける技術の一例である。また、「マルチユーザMIMO」は、複数のユーザ宛ての信号を多重して同時に送信する技術の一例である。
特開2013−229727号公報 特開2013−74629号公報 特開2009−296598号公報
M. J. D. Powell, "A view of algorithms for optimization without derivatives," Cambridge University Technical Report DAMTP 2007, April, 2007
マルチユーザMIMOにおいて、複数のユーザ宛ての信号に重みを付けて多重する場合、例えば、多重した信号の宛先であるユーザと重みとを計算すると、処理量が増大するおそれがある。
ユーザ数Nue、多重度Ntxの場合の信号多重の組み合わせはNcomb(Nue,Ntx)となり、スケジューリング毎に信号多重の組及び送信ウェイトを決定すると処理時間が膨大となる。例えば、Nue=14、Ntx=5の場合は、2002通りの組み合わせから多重するユーザの組と送信ウェイトを探索することになる。
1つの側面では、本明細書に記載する技術は、複数の無線端末と通信する基地局の送信処理量を低減することを目的とする。
1つの側面において、基地局は、複数の無線端末と無線によって通信する基地局であって、前記複数の無線端末との間の伝搬特性を推定する推定部と、或る送信機会においてデータ送信対象に選ぶ複数の無線端末と、前記データ送信対象毎の送信データに適用する重み係数と、で示される複数の送信パターンのいずれかを、前記推定部によって推定された伝搬特性に基づいて、選択する制御部と、を備えてよい。
1つの側面として、複数の無線端末と通信する基地局の送信処理量を低減することができる。
実施形態の通信システムの構成例を示す図である。 実施形態の通信システムの機能的な構成例を示すブロック図である。 実施形態の通信システムにおける無線リソースのスケジューリングの概要を例示する図である。 実施形態の通信システムにおけるリソース比率を例示する図である。 実施形態の通信システムにおける無線リソースのスケジューリング例を説明するフローチャートである。 実施形態の通信システムにおける送信ウェイトの再計算例を説明するフローチャートである。 実施形態の通信システムにおける端末の割り当て電力に基づいた多重する端末の決定の第1の例を説明するフローチャートである。 実施形態の通信システムにおける端末の割り当て電力に基づいた多重する端末の決定の第2の例を説明するフローチャートである。 実施形態の通信システムにおけるリソース比率に基づいた多重する端末の決定例を説明するフローチャートである。 実施形態の通信システムにおける所定時間内のPFユーティリティの最適化例を説明するフローチャートである。 関連技術の通信システムにおける無線リソースのスケジューリング例を説明するフローチャートである。
以下、図面を参照して実施の形態を説明する。ただし、以下に示す実施形態はあくまでも例示に過ぎず、実施形態で明示しない種々の変形例や技術の適用を排除する意図はない。すなわち、本実施形態を、その趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
また、各図は、図中に示す構成要素のみを備えるという趣旨ではなく、他の構成要素を含むことができる。以下、図中において、同一の符号を付した部分は特に断らない限り、同一若しくは同様の部分を示す。
〔A〕実施形態
〔A−1〕システム構成例
図1は、実施形態の通信システムの構成例を示す図である。
通信システム100は、例示的に、集中制御局1、複数の送信点2及び複数の端末3(図2及び図3を用いて後述)を備えてよい。
集中制御局1は、例示的に、複数の送信点2を介して複数の端末3と無線により通信可能に接続される。「集中制御局」は、「基地局」と称されてもよい。
図1に示す例においては通信システム100が1つの集中制御局1を備えることとしているが、通信システム100が備える集中制御局1の数は種々変更することができる。
送信点2は、基地局1と有線又は無線によって接続された無線機器の一例であって、例示的に、RRE(Remote Radio Equipment)と称されてもよい。なお、「送信点」は、「送信局」と称されてもよい。送信点2は、例示的に、基地局1から変復調及び無線の機能を分離したブロックに相当し、基地局1本体に対して遠隔地に設置されることがある。
そのため、送信点2は、集中制御局1と有線(例えば光ファイバ等)又は無線により通信可能に接続されてよい。送信点2は、基地局1設備の一部であると捉えてもよいし、基地局1とは別の基地局に相当すると捉えてもよい。
また、送信点2は、例示的に、図2を用いて後述する受信アンテナ21及び送信アンテナ22を備えてよく、受信アンテナ21及び送信アンテナ22を介して端末3と無線による通信が可能であってよい。
例えば、送信点2は、端末3と無線通信が可能な無線エリア(「カバレッジ」と称してもよい。)を形成できる。無線エリアは、「セル」又は「セクタ」と称されてもよい。「セル」は、カバレッジの大小に応じて、マイクロセル、フェムトセル、ピコセル等と称されてもよい。
送信点2は、集中制御局1からの制御に応じて、当該送信点2が形成する無線エリアの空間的な形状(「指向性」と称してもよい。)を、例えばビームフォーミングによって変更できる。例えば、特定の端末3に向けて送信ビームを方向付けたり、特定の端末3に対する干渉を避けるために、特定の端末3を避ける方向に送信ビームを方向付けたりすることができる。
なお、図1に示す例においては通信システム100が11個の送信点2を備えるが、通信システム100が備える送信点2の数は種々変更することができる。なお、図1においては、1つの送信点に限って符号「2」を付してあり、その他の送信点に対する符号の図示は省略されている。
図2は、実施形態の通信システムの機能的な構成例を示すブロック図である。
端末3は、例示的に、パイロット信号生成部31、送信アンテナ32、受信アンテナ33及び受信処理部34を備えてよい。「端末」は、無線機器の一例である。
パイロット信号生成部31は、例示的に、送信点2を介して集中制御局1へ送信するパイロット信号を生成する。パイロット信号は、集中制御局1において、伝搬ベクトル(後述)の推定のために利用されてよい。
送信アンテナ32は、例示的に、パイロット信号生成部31によって生成されたパイロット信号を送信点2へ送信する。
受信アンテナ33は、例示的に、送信点2から送信された信号を受信する。
受信処理部34は、例示的に、受信アンテナ33によって受信された信号に対して、復調や復号等の種々の処理を行ない、受信データを取得する。
送信点2は、例示的に、受信アンテナ21及び送信アンテナ22を備える。
受信アンテナ21は、例示的に、無線通信によって端末3から送信されたパイロット信号を受信する。なお、送信点2に備えられる受信アンテナ21の数は、種々変更することができる。
送信アンテナ22は、例示的に、集中制御局1によって生成された送信信号を、無線通信によって端末3へ送信する。なお、送信点2に備えられる送信アンテナ22の数は、種々変更することができる。
集中制御局1は、例示的に、CPU(Central Processing Unit)11及びメモリ12を備えてよい。
メモリ12は、例示的に、ROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)を含む記憶装置であってよい。ROMには、BIOS(Basic Input/Output System)等のプログラムが書き込まれてよい。また、RAMは、CPU11の一次記録メモリあるいはワーキングメモリとして利用されてよい。
CPU11は、例示的に、種々の制御や演算を行なう処理装置であり、メモリ12に記憶されたプログラムを実行することにより、種々の機能を実現する。例えば、CPU11は、図1に示すように、チャネル推定部111、伝搬路変動検出部112、送信ウェイト決定部113、スケジューラ114及び送信信号生成部115として機能してよい。
なお、これらのチャネル推定部111、伝搬路変動検出部112、送信ウェイト決定部113、スケジューラ114及び送信信号生成部115としての機能を実現するためのプログラムは、記録媒体に記録された形態で提供されてよい。記録媒体は、例えば、フレキシブルディスク、CD、ブルーレイディスク、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク等であってよく、コンピュータ読み取り可能である。CDはCD−ROM、CD−R、CD−RW等であってよく、DVDはDVD−ROM、DVD−RAM、DVD−R、DVD+R、DVD−RW、DVD+RW、HD DVD等であってよい。そして、コンピュータ(本実施形態ではCPU11)は上述した記録媒体から図示しない読取装置を介してプログラムを読み取って内部記録装置または外部記録装置に転送し格納して用いてよい。また、プログラムを、例えば磁気ディスク,光ディスク,光磁気ディスク等の記憶装置(記録媒体)に記録しておき、記憶装置から通信経路を介してコンピュータに提供してもよい。
チャネル推定部111、伝搬路変動検出部112、送信ウェイト決定部113、スケジューラ114及び送信信号生成部115としての機能を実現する際には、内部記憶装置に記憶されたプログラムがコンピュータによって実行されてよい。本実施形態では、「内部記憶装置」はメモリ12であってよく、「コンピュータ」はCPU11であってよい。また、記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータが読み取って実行してもよい。
CPU11は、例示的に、集中制御局1全体の動作を制御する。集中制御局1全体の動作を制御するための装置は、CPU11に限定されない。集中制御局1全体の動作を制御するための装置は、例えば、MPU(Micro Processing Unit)やDSP(Digital Signal Processor)のいずれか1つであってもよい。また、集中制御局1全体の動作を制御するための装置は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、PLD(Programmable Logic Device)、FPGA(Field Programmable Gate Array)のいずれか1つであってもよい。更に、集中制御局1全体の動作を制御するための装置は、CPU、MPU、DSP、ASIC、PLD及びFPGAのうちの2種類以上の組み合わせであってもよい。
図3は、実施形態の通信システムにおける無線リソースのスケジューリングの概要を例示する図である。
集中制御局1は、図3の(1)及び(2)に例示するように、送信信号の送信対象とする端末3を時間的に切り替えてよい。
図3の(1)及び(2)に示す例において、通信システム100はUE#1〜#5で示される5つの端末3を備え、送信点2は3つの送信アンテナ22を備える。なお、図3の(1)及び(2)においては、集中制御局1及び送信点2が備える受信アンテナ21の図示は省略されている。
集中制御局1は、図3の(1)に例示する或るタイミングにおいて、送信点2の送信アンテナ22を介して、UE#1、#4及び#5に対してビームフォーミングを行なってよい。
図3の(1)において、行列Vは、UE#1に対する送信信号に送信ウェイトV11、V21及びV31を適用する例を示している。また、行列Vは、UE#4に対する送信信号に送信ウェイトV14、V24及びV34を適用し、UE#5に対する送信信号に送信ウェイトV15、V25及びV35を適用する例を示している。更に、行列Vは、UE#2及び#3に対しての送信信号に送信ウェイト0を適用する例を示している。
集中制御局1は、図3の(1)に例示したタイミングとは異なる図3の(2)に例示するタイミングにおいて、送信点2の送信アンテナ22を介して、UE#2、#3及び#4に対して送信信号を送信する制御を行なってよい。
図3の(2)において、行列Vは、UE#2に対する送信信号に送信ウェイトV12、V22及びV32を適用し、UE#3に対する送信信号に送信ウェイトV13、V23及びV33を適用し、UE#4に対する送信信号に送信ウェイトV14、V24及びV34を適用する例を示している。また、行列Vは、UE#1及び#5に対しての送信信号に送信ウェイト0を適用する例を示している。
図3の(1)及び(2)にそれぞれ示される行列V及びVは、「送信パターン」と称されてもよい。「送信パターン」は、例示的に、多重信号が送信される端末3(別言すれば、「ユーザ」)とユーザ毎の送信ウェイトとの組み合わせを示す。「多重信号が送信されるユーザ」を「多重ユーザ」と称したり、「複数のユーザ宛てに信号を送信するために信号を多重すること」を「ユーザ多重」と称したりする場合がある。
また、図3の(1)及び(2)に示される送信ウェイトV11〜V35は、「送信重み」や「重み係数」と称されてもよい。なお、図3においては、2つの送信パターンのみが示されているが、通信システム100において用いられる送信パターンの数は、種々変更することができる。
集中制御局1は、予め定義した複数の送信パターンに関する情報を例えばメモリ12に格納してよい。集中制御局1は、後述するスケジューラ114によるスケジューリングに基づき、時間的に複数の送信パターンを切り替えながら、複数の端末3(別言すれば、「ユーザ」)に送信信号を送信してよい。
端末3が送信点2を介して集中制御局1から受信する受信信号のモデルは、例示的に、下記の式(1)によって表される。
Figure 2017103585
はユーザkが受信する信号、xはユーザkに対する送信信号、
Figure 2017103585
はユーザkに関する伝搬ベクトル、
Figure 2017103585
は送信成分に対する送信パターンnにおける送信ウェイトベクトルを示す。以下、「送信ウェイトベクトルvkn」を単に「送信ウェイトv」と称する場合がある。また、xはユーザiに対する送信信号であってユーザkにとって干渉となる信号、vinは送信パターンnにおける干渉成分に対する送信ウェイト、nは熱雑音及びモデルに含まれない送信点(別言すれば、「協調外送信点」)からの干渉成分を示す。
チャネル推定部111は、推定部の一例であり、例示的に、送信点2を介して端末3から受信したパイロット信号から伝搬ベクトル
Figure 2017103585
を推定する。また、チャネル推定部111は、推定した伝搬ベクトルに関する情報を伝搬路変動検出部112及び送信ウェイト決定部113に入力してよい。
伝搬路変動検出部112は、例示的に、チャネル推定部111によって入力された伝搬ベクトルに関する情報から、伝搬路変動を検出する。伝搬路変動検出部112は、伝搬路変動を示す値が閾値以上である場合に、送信ウェイト決定部113に割り込みを入力してよい。これにより、伝送特性の変化が微小であることにより計算される送信ウェイトが変化しないのに送信ウェイトの再計算が行なわれることを防ぐことができ、集中制御局1における処理量及び消費電力を低減できる。
送信ウェイト決定部113は、例示的に、チャネル推定部111から入力された伝搬ベクトル
Figure 2017103585
に基づき、送信ウェイトvを決定する。送信ウェイト決定部113は、送信ウェイト決定部113からの割り込みの入力をトリガとして、送信ウェイトvを決定してよい。また、送信ウェイト決定部113は、PF(Proportional Fairness)ユーティリティ最適化問題を解くことにより、送信ウェイトvを決定してよい。送信ウェイト決定部113によって決定される送信ウェイトは、送信点2と端末3との間の伝搬路特性に依存してよい。
PFユーティリティ最適化問題は、例示的に、下記の式(2)〜(6)によって解かれる。
Figure 2017103585
例示的に、Uはユーザの平均スループットの対数和によって定義される量であり、Uを最大化することがPFスケジューリングと等価となる。Uを最大化することにより、例えば、異なる送信機会において、対応する送信パターンで送信データを送信した場合に期待されるスループットの対数和が大きくなるように、送信パターンの選択が行なわれる。これにより、通信システム100における無線リソースを有効に利用することができる。
ueは協調して送信する送信点がカバーするユーザ数、Npatは予め用意する切り替えパターン数、Rknはユーザkがパターンnの送信行列を用いて通信した際に得られる期待スループットを示す。また、fは、PFスケジューリングを実施した際にパターンnが占有する時間リソースや周波数リソースの比率を示す(変数fの詳細については、図4を用いて後述される)。
上記の式(2)で示すPFユーティリティ最適化問題を解くことによって、例示的に、PFスケジューリング後のスループットを算出することができ、スケジューリング後のスループットが高くなるような送信ウェイトを決定することができる。
下記の式(3)〜(6)は、上記の式(2)で示すPFユーティリティ最適化問題を解くための制約条件の一例である。
下記の式(3)は、例示的に、シャノンスループットを用いてSINR(Signal-to-interference-plus-noise ratio)から算出されるスループットを示す。
Figure 2017103585
γknはユーザkがパターンnの送信行列を用いて送信する際のSINR、σ はノイズを示す。
下記の式(4)は、例示的に、SINRを示す。
Figure 2017103585
下記の式(5)は、例示的に、各パターンのリソース比率の合計が1であることを示す。
Figure 2017103585
下記の式(6)は、例示的に、l番目の送信電力条件であって、Qlkで定められる複数の送信点2から送信される信号電力の総和がqであることを示す。
Figure 2017103585
送信ウェイト決定部113は、PF最適化問題のf及びvinについて解くことによって、各送信パターンにおける最適な送信ウェイトvkn及びvinを算出してよい。別言すれば、送信ウェイト決定部113は、最適な送信ウェイトvkn及びvinを算出することによって、送信パターンを決定(別言すれば、「ユーザを選択」)してよい。
ここで、PFユーティリティの最適化によって、例えば、送信パターンnにおいてユーザkが多重されない場合には、図3に示したように、ユーザkについての信号成分に対する送信ウェイトvknは、0ベクトルとなる。別言すれば、PFユーティリティの最適化を行なうことにより、送信ウェイトが決定されるとともに、多重するユーザが決定されてよい。
ただし、上記の式(2)〜(6)で示されるPFユーティリティ最適化問題は、送信ウェイトvinの変数の数が送信パターン毎にユーザ数×送信点数存在し、かつ、変数が複素数のため実部及び虚部の両方について解かれる。このため、送信ウェイト決定部113における計算が複雑になるおそれがある。
そこで、PFユーティリティ最適化問題における変数を減らすため、上記の式(2)〜(7)を、例示的に、下記の式(7)〜(13)に書き換えることができる。これにより、PFユーティリティ最適化問題は、より少ない変数に対する最適化問題に置き換えることができる。
Figure 2017103585
Figure 2017103585
Figure 2017103585
Figure 2017103585
Figure 2017103585
Figure 2017103585
Figure 2017103585
λinは送信パターンnにおいてユーザiに対する送信データに割り当てられる電力比率に相当する変数、μlnは送信電力条件に関する条件、qは送信点lの送信電力を示す。
式(7)に示すUをλin、μln及びfについて最大化することは、式(2)〜(6)に示したPFユーティリティ最適化問題と同様であってよい。
λin、μlnと送信ウェイトvinとの間には、例示的に、以下の式(14)及び(15)で示される関係が成立する。
Figure 2017103585
Figure 2017103585
式(7)〜(13)で示すPFユーティリティ最適化問題の変数の数は、例示的に、(ユーザ数+送信点数+1)×送信パターン数である。一方、式(2)〜(6)で示したPFユーティリティ最適化問題の変数の数は、例示的に、(ユーザ数×送信点数)×送信パターン数×2+送信パターン数である。よって、式(7)〜(13)で示すPFユーティリティ最適化問題の変数の数は、式(2)〜(6)で示したPFユーティリティ最適化問題の変数の数よりも少ない。
なお、PFユーティリティ最適化問題を解く手法については、限定されるものではなく、既知の種々の手法を適用されることができる。例えば、PFユーティリティ最適化問題を解く手法としては、非特許文献1に示すような手法が用いられてもよい。
式(7)〜(13)で示すPFユーティリティの最適化によって得られるλinは、各送信パターンにおいて値が大きいユーザほど、データを多重する際に大きな送信電力が割り当てられることを示す。よって、ユーザの決定は、例示的に、λinの値が大きいユーザを選択するための閾値Thmuxを用いた式(16)に基づいて行なわれてよい。
Figure 2017103585
UEは、送信パターンqで多重するユーザの集合を示し、送信パターン毎にλpqを計算して、λpqが閾値以上となるユーザを多重するユーザとして選択することを示す。
送信ウェイト決定部113は、送信点2と端末3との間の伝搬路特性の変化に追従して、送信ウェイトを更新してよい。下記の式(17)は、例示的に、時刻t〜tの区間における伝搬路特性の変化分Δh(t−t)を示す。
Figure 2017103585
Figure 2017103585
は、ユーザiについての時刻tにおける伝搬ベクトルを示す。例えば、Δh(t−t)は、各ユーザの伝搬ベクトルの変化分の絶対値を足し合わせた量を示してよい。そして、送信ウェイト決定部113は、算出された変化分が閾値Thprop以上である場合に、送信ウェイトを再計算(別言すれば、「更新」)してよい。
伝搬ベクトルの変化により送信ウェイトが変化するとともに多重するユーザも変化するが、多重するユーザは端末3毎に送信データに割り当てる送信電力に関する値が閾値を超えるまでは変化しない。一方、送信ウェイトは、微小な伝搬ベクトル変化によっても変化する。
そこで、送信ウェイト決定部113は、送信電力に関する指標が閾値以下である場合に、チャネル推定部111によって推定された伝搬特性の変化に応じて、送信ウェイトを更新してよい。別言すれば、送信ウェイトを決めるためのλの値は更新せずに、送信ウェイトの計算のために伝搬路変動に限って反映させることにより、ある程度の伝搬路変動に追従した送信ウェイトを決定することができる。この場合に、スケジューラ114は、チャネル推定部111から最新の伝搬ベクトルを取得し、更新された送信ウェイトに基づいて瞬時スループットを算出することにより、PFメトリックを計算してよい。これにより、各送信パターンに割り当てる送信ウェイトを適切に設定することができる。
なお、送信ウェイト決定部113は、PFユーティリティの最大化によって送信ウェイト又は送信ウェイトを決定するためのλを計算している途中であっても、計算途中のλから多重するユーザを決定してよい。そして、送信ウェイト決定部113は、チャネル推定部111によって推定された伝搬特性の変化に応じて、計算途中のλから最適な送信ウェイトを再計算してよい。これにより、送信信号の生成までに要する時間を低減できる。
送信ウェイト決定部113は、所定時間Tミリ秒(ms)内において、送信パターン及び変数λの計算を行なってよい。そして、所定時間T(ms)が経過した場合には、送信ウェイト決定部113は、送信パターン及び変数λの計算を中止してよい。この場合には、スケジューラ114は、送信ウェイト決定部113よって所定時間T(ms)内で計算された送信パターン及び変数λ(別言すれば、「PFユーティリティの最適化の途中結果」)に基づいて、送信パターンの選択を行なってよい。
所定時間Tに関する情報は、例えば、メモリ12のRAM(不図示)に記憶されてよい。
スケジューラ114は、例示的に、送信ウェイト決定部113によって決定された複数の送信パターンの中から、送信信号に適用する送信パターンを決定することにより、スケジューリングを行なう。スケジューラ114は、送信ウェイト決定部113から送信ウェイトvknやλ、μに関する情報を取得することによって、取得した情報からPFメトリックを計算してよい。そして、スケジューラ114は、計算したPFメトリックに基づいて、複数の送信ウェイトの中から、送信信号に適用する送信ウェイトを選択してよい。スケジューラ114が送信ウェイト決定部113から取得する情報の中には、多重するユーザに関する情報が含まれてよい。
図4は、実施形態の通信システムにおけるリソース比率を例示する図である。
図4においては、送信パターンn(n=1、2、3、・・・)がf=f、f2、、・・・の時間又は周波数を占有する例が示されている。別言すれば、図4においては、スケジューリングの過程において、各送信パターンが選択される全体に対する比率が示されている。
スケジューラ114は、スケジューリング周期fが経過する毎に、スケジューリングを行なってよい。別言すれば、スケジューラ114は、送信ウェイトvkn及び多重ユーザ情報UEを用いて、スケジューリング周期で送信パターンの選択を行なってよい。
スケジューラ114は、上記の式(2)〜(6)又は式(7)〜(13)で示したPFユーティリティ最適化問題の解に基づき、スケジューリング後のスループットが高くなると推定される送信パターンを選択してよい。
上述したPFユーティリティ最適化問題においては、スケジューリングを行なった結果、送信パターンnが用いられる比率を示す変数fが算出される。スケジューラ114は、変数fが閾値Thpat未満である場合には、送信パターンnを選択候補から除外してよい。これにより、送信パターンが頻繁に切り替わることを防ぐことができ、通信システム100における消費電力を低減できる。
スケジューラ114は、異なる送信機会において、対応する送信パターンで送信する送信データに割り当てるリソースの比率が平均化されるように、送信パターンの選択を行なってよい。これにより、複数のユーザ間における無線リソースの割り当て機会の公平化を図ることができる。
スケジューラ114は、PFユーティリティの最適化によって求められた複数の送信ウェイトから時刻tにおける最適パターンqmax(t)を選択する際に、下記の式(18)に示すように、各送信パターンqに関するPFメトリックを算出してよい。そして、スケジューラ114は、算出したPFメトリックが最大となる送信パターンqmax(t)を送信パターン集合Ptnの中から選択してよい。
Figure 2017103585
Figure 2017103585
は、時刻tにおけるユーザiの平均スループットを示し、下記の式(19)に示す忘却係数βと時刻tにおける瞬時スループットR(t)とを用いてスケジューリング毎に更新されてよい。
Figure 2017103585
スケジューラ114は、端末3毎の送信データに割り当てる電力に関する指標が閾値よりも大きい端末3群のうち指標が大きい上位の所定数をデータ送信対象に選んでよい。別言すれば、スケジューラ114は、ユーザkのλであるλkqの値が大きなユーザから順に多重数Nmuxのユーザを選択し、選択したユーザをパターンqにおいて多重するユーザとしてよい。これにより、各送信パターンに割り当てるユーザを適切に選択することができる。
送信信号生成部115は、例示的に、スケジューラ114から通知された送信ウェイトと多重するユーザを示す情報(「多重ユーザ情報」と称されてよい。)とに基づき、送信信号を生成してよい。
時刻tにおける送信信号データ
Figure 2017103585
は、上記の式(18)において求められた時刻tで用いる送信パターン番号qmax(t)に基づき、下記の式(20)によって生成されてよい。
Figure 2017103585
伝搬路変動検出部112、送信ウェイト決定部113及びスケジューラ114は、制御部の一例として機能してよい。制御部は、例示的に、或る送信機会においてデータ送信対象に選ぶ複数の端末3と、データ送信対象毎の送信データに適用する重み係数と、で示される複数の送信パターンのいずれかを、推定部111によって推定された伝搬特性に基づいて、選択してよい。これにより、多重するユーザの組及び送信ウェイトを決定するための処理量を低減することができる。
〔A−2〕動作例
上述の如く構成された実施形態の通信システム100における無線リソースのスケジューリング例を、図5に示すフローチャート(ステップS1〜S9)に従って説明する。
送信ウェイト決定部113は、チャネル推定部111によって推定された伝搬特性の変化に応じて、複数の送信ウェイトvを計算する(ステップS1)。
スケジューラ114は、送信ウェイト決定部113によって計算された複数の送信ウェイトvを取得する(ステップS2)。
スケジューラ114は、変数jを1に設定する(ステップS3)。
スケジューラ114は、送信ウェイトvを用いて、PFメトリックを計算する(ステップS4)。
スケジューラ114は、送信ウェイトvについてのPFメトリックが最大であるかを判定する(ステップS5)。
PFメトリックが最大でない場合には(ステップS5のNoルート参照)、処理はステップS7へ移行する。
一方、PFメトリックが最大である場合には(ステップS5のYesルート参照)、スケジューラ114は、PFメトリックが最大となる変数jを示すjmaxに変数jを設定する(ステップS6)。
スケジューラ114は、変数jが送信パターン数Npatと等しいかを判定する(ステップS7)。
変数jが送信パターン数Npatと等しくない場合には(ステップS7のNoルート参照)、スケジューラ114は、変数jを1インクリメントし(ステップS8)、処理はステップS4へ戻る。
一方、変数jが送信パターン数Npatと等しい場合には(ステップS7のYesルート参照)、送信信号生成部115は、j=jmaxの際の送信ウェイトvに基づき、送信信号を生成する(ステップS9)。そして、処理は終了する。
次に、実施形態の通信システム100における送信ウェイトの再計算例を、図6に示すフローチャート(ステップS11〜S21)に従って説明する。
チャネル推定部111は、伝搬ベクトルhを更新する(ステップS11)。
伝搬路変動検出部112は、伝搬ベクトルhの変化量Δhが閾値Thprop以上であるかを判定する(ステップS12)。
Δhが閾値Thprop未満である場合には(ステップS12のNoルート参照)、送信ウェイト決定部113は、送信電力の比率λpqを固定して、複数の送信ベクトルvを再計算する(ステップS13)。そして、処理はステップS15へ移行する。
一方、Δhが閾値Thprop以上である場合には(ステップS12のYesルート参照)、送信ウェイト決定部113は、送信電力の比率λpqを含めた、複数の送信ベクトルvを再計算する(ステップS14)。
スケジューラ114は、変数jを1に設定する(ステップS15)。
スケジューラ114は、送信ウェイトvを用いて、PFメトリックを計算する(ステップS16)。
スケジューラ114は、送信ウェイトvについてのPFメトリックが最大であるかを判定する(ステップS17)。
PFメトリックが最大でない場合には(ステップS17のNoルート参照)、処理はステップS19へ移行する。
一方、PFメトリックが最大である場合には(ステップS17のYesルート参照)、スケジューラ114は、PFメトリックが最大となる変数jを示すjmaxに変数jを設定する(ステップS18)。
スケジューラ114は、変数jが送信パターン数Npatと等しいかを判定する(ステップS19)。
変数jが送信パターン数Npatと等しくない場合には(ステップS19のNoルート参照)、スケジューラ114は、変数jを1インクリメントし(ステップS20)、処理はステップS16へ戻る。
一方、変数jが送信パターン数Npatと等しい場合には(ステップS19のYesルート参照)、送信信号生成部115は、j=jmaxの際の送信ウェイトvに基づき、送信信号を生成する(ステップS21)。そして、処理は終了する。
次に、実施形態の通信システム100における端末3の割り当て電力に基づいた多重する端末3の決定の第1の例を、図7に示すフローチャート(ステップS31〜S39)に従って説明する。図7には、送信電力の比率λpqが閾値以上のユーザを多重するユーザとする際の動作例が示されている。
スケジューラ114は、送信パターン番号についての変数qを1に設定する(ステップS31)。
スケジューラ114は、ユーザ番号についての変数pを1に設定する(ステップS32)。
スケジューラ114は、送信電力の比率λpqが閾値Thmux以上であるか判定する(ステップS33)。
送信電力の比率λpqが閾値Thmux未満である場合には(ステップS33のNoルート参照)、スケジューラ114は、送信パターンqにおいて、ユーザpを多重しない(ステップS34)。そして、処理はステップS36へ移行する。
一方、送信電力の比率λpqが閾値Thmux以上である場合には(ステップS33のYesルート参照)、スケジューラ114は、送信パターンqにおいて、ユーザpを多重する(ステップS35)。
スケジューラ114は、変数pがユーザ数Nueと等しいかを判定する(ステップS36)。
変数pがユーザ数Nueと等しくない場合には(ステップS36のNoルート参照)、スケジューラ114は、変数pを1インクリメントし(ステップS37)、処理はステップS33へ戻る。
一方、変数pがユーザ数Nueと等しい場合には(ステップS36のYesルート参照)、スケジューラ114は、変数qが送信パターン数Npatと等しいかを判定する(ステップS38)。
変数qが送信パターン数Npatと等しくない場合には(ステップS38のNoルート参照)、スケジューラ114は、変数qを1インクリメントし(ステップS39)、処理はステップS33へ戻る。
一方、変数qが送信パターン数Npatと等しい場合には(ステップS38のYesルート参照)、処理は終了する。
次に、実施形態の通信システム100における端末3の割り当て電力に基づいた多重する端末3の決定の第2の例を、図8に示すフローチャート(ステップS41〜S49)に従って説明する。図8には、送信電力の比率λpqの大きさを考慮したユーザの優先順位に基づいた多重するユーザの選択の動作例が示されている。
スケジューラ114は、多重されるユーザの番号についての変数iを1に設定する(ステップS41)。
スケジューラ114は、送信パターン番号についての変数qを1に設定する(ステップS42)。
スケジューラ114は、送信パターンqについての多重数を示すNmux(q)を取得する(ステップS43)。
mux(q)に関する情報は例えばメモリ12のRAM(不図示)に格納されてよく、送信ウェイト決定部113はRAMからNmux(q)に関する情報を取得してよい。Nmux(q)は、複数の送信パターンqについて、共通の値であってもよいし、異なる値であってもよい。
スケジューラ114は、送信電力の比率λpqを大きい順に並び変える(ステップS44)。
スケジューラ114は、送信電力の比率λpqがi番目に大きな端末3を多重する端末3に選択する(ステップS45)。
スケジューラ114は、変数iが多重数Nmuxと等しいかを判定する(ステップS46)。
変数iが多重数Nmuxと等しくない場合には(ステップS46のNoルート参照)、スケジューラ114は、変数iを1インクリメントし(ステップS47)、処理はステップS45へ戻る。
一方、変数iが多重数Nmuxと等しい場合には(ステップS46のYesルート参照)、スケジューラ114は、変数qが送信パターン数Npatと等しいかを判定する(ステップS48)。
変数qが送信パターン数Npatと等しくない場合には(ステップS48のNoルート参照)、スケジューラ114は、変数qを1インクリメントし(ステップS49)、処理はステップS43へ戻る。
一方、変数qが送信パターン数Npatと等しい場合には(ステップS48のYesルート参照)、処理は終了する。
次に、実施形態の通信システム100におけるリソース比率に基づいた、多重する端末3の決定例を、図9に示すフローチャート(ステップS51〜S55)に従って説明する。
スケジューラ114は、変数nを送信パターン数Npatに設定する(ステップS51)。
スケジューラ114は、送信パターンnが占有するリソースの比率を示すfが閾値Thpat以下であるかを判定する(ステップS52)。
送信パターンnが占有するリソースの比率を示すfが閾値Thpatより大きい場合には(ステップS52のNoルート参照)、スケジューラ114は、変数nを1デクリメントする(ステップS53)。
一方、送信パターンnが占有するリソースの比率を示すfが閾値Thpat以下である場合には(ステップS52のYesルート参照)、スケジューラ114は、送信パターンnを選択候補から除外し、変数を1デクリメントする(ステップS54)。
スケジューラ114は、変数nが0以下であるかを判定する(ステップS55)。
変数nが0より大きい場合には(ステップS55のNoルート参照)、処理はステップS52へ戻る。
一方、変数nが0以下である場合には(ステップS55のYesルート参照)、処理は終了する。
次に、実施形態の通信システムにおける所定時間内のPFユーティリティの最適化例を、図10に示すフローチャート(ステップS61〜S70)に従って説明する。
送信ウェイト決定部113は、所定時間T(ms)内において、送信ウェイトvを計算する(ステップS61)。
スケジューラ114は、送信パターン番号についての変数qを1に設定する(ステップS62)。
スケジューラ114は、ユーザ番号についての変数pを1に設定する(ステップS63)。
スケジューラ114は、送信電力の比率λpqが閾値Thmux以上であるか判定する(ステップS64)。
送信電力の比率λpqが閾値Thmux未満である場合には(ステップS64のNoルート参照)、スケジューラ114は、送信パターンqにおいて、ユーザpを多重しない(ステップS65)。そして、処理はステップS67へ移行する。
一方、送信電力の比率λpqが閾値Thmux以上である場合には(ステップS64のYesルート参照)、スケジューラ114は、送信パターンqにおいて、ユーザpを多重する(ステップS66)。
スケジューラ114は、変数pがユーザ数Nueと等しいかを判定する(ステップS67)。
変数pがユーザ数Nueと等しくない場合には(ステップS67のNoルート参照)、スケジューラ114は、変数pを1インクリメントし(ステップS68)、処理はステップS64へ戻る。
一方、変数pがユーザ数Nueと等しい場合には(ステップS67のYesルート参照)、スケジューラ114は、変数qが送信パターン数Npatと等しいかを判定する(ステップS69)。
変数qが送信パターン数Npatと等しくない場合には(ステップS69のNoルート参照)、スケジューラ114は、変数qを1インクリメントし(ステップS70)、処理はステップS64へ戻る。
一方、変数qが送信パターン数Npatと等しい場合には(ステップS69のYesルート参照)、処理は終了する。
次に、関連技術としての通信システムにおける無線リソースのスケジューリング例を、図11に示すフローチャート(ステップS81〜S89)に従って説明する。
ユーザの組み合わせ番号を示す変数jが1に設定される(ステップS81)。
ユーザが選択される(ステップS82)。
ユーザの組み合わせjにおける送信ウェイトvが計算される(ステップS83)。
送信ウェイトvを用いて、PFメトリックが計算される(ステップS84)。
送信ウェイトvにおけるPFメトリックが最大であるかが判定される(ステップS85)。
PFメトリックが最大でない場合には(ステップS85のNoルート参照)、処理はステップS87へ移行する。
一方、PFメトリックが最大である場合には(ステップS85のYesルート参照)、PFメトリックが最大であるユーザの組み合わせ番号を示すjmaxに変数jが設定される(ステップS86)。
変数jがユーザの組み合わせ数Ncombと等しいかが判定される(ステップS87)。
変数jがユーザの組み合わせ数Ncombと等しくない場合には(ステップS87のNoルート参照)、変数jが1インクリメントされ(ステップS88)、処理はステップS82へ戻る。
一方、変数jがユーザの組み合わせ数Ncombと等しい場合には(ステップS87のYesルート参照)、j=jmaxの際の送信ウェイトvを用いて、送信信号が生成される(ステップS89)。
図11に示す関連技術において、ユーザ数Nue、多重度Ntxの場合のユーザ多重の組み合わせはNcomb(Nue,Ntx)となる。例えば、Nue=14、Ntx=5の場合は、2002通りの組み合わせから多重するユーザの組と送信ウェイトを探索することになる。すなわち、すべてのユーザ多重の組み合わせについてPFメトリックを計算するためには、Nue=14、Ntx=5の場合は、図11のステップS82〜S88の処理を2002回行なうことになり、処理時間が膨大となる。
一方、本実施形態において、送信ウェイトvを用いたPFメトリックの計算は、高々ユーザ数に一致する回数を行なわれればよく、ユーザ数未満の回数だけ行なわれてもよい。これにより、多重するユーザの組及び送信ウェイトを決定するための処理時間(別言すれば、「処理量」)を低減することができる。
〔B〕その他
開示の技術は上述した各実施形態に限定されるものではなく、各実施形態の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。各実施形態の各構成及び各処理は、必要に応じて取捨選択することができ、あるいは適宜組み合わせてもよい。
〔C〕付記
(付記1)
複数の無線端末と無線によって通信する基地局であって、
前記複数の無線端末との間の伝搬特性を推定する推定部と、
或る送信機会においてデータ送信対象に選ぶ複数の無線端末と、前記データ送信対象毎の送信データに適用する重み係数と、で示される複数の送信パターンのいずれかを、前記推定部によって推定された伝搬特性に基づいて、選択する制御部と、
を備えた、基地局。
(付記2)
前記制御部は、
異なる前記送信機会において、対応する前記送信パターンで送信する送信データに割り当てるリソースの比率が平均化されるように、前記送信パターンの選択を行なう、付記1に記載の基地局。
(付記3)
前記制御部は、
前記重み係数を基に前記無線端末毎の送信データに割り当てる送信電力に関する指標を算出し、前記指標が閾値よりも大きい無線端末を前記データ送信対象に選ぶ、付記1又は2に記載の基地局。
(付記4)
前記制御部は、
前記指標が前記閾値よりも大きい無線端末群のうち前記指標が大きい上位の所定数を前記データ送信対象に選ぶ、付記3に記載の基地局。
(付記5)
前記制御部は、
前記リソースの比率が閾値未満の送信パターンを選択候補から除外する、付記2に記載の基地局。
(付記6)
前記制御部は、
異なる前記送信機会において、対応する前記送信パターンで前記送信データを送信した場合に期待されるスループットの対数和が大きくなるように、前記送信パターンの選択を行なう、付記1に記載の基地局。
(付記7)
前記制御部は、
前記推定部によって推定された伝搬特性の変化量を検出する検出部を備え、
前記検出された変化量が閾値以上である場合に、前記変化量に応じて前記重み係数を更新する、付記1に記載の基地局。
(付記8)
前記制御部は、
前記送信電力に関する指標が前記閾値以下である場合に、前記推定部によって推定された伝搬特性の変化に応じて、前記重み係数を更新する、付記3に記載の基地局。
(付記9)
前記制御部は、
所定時間内において前記送信パターンを算出し、前記所定時間が経過した場合には、前記所定時間内に得られた前記算出の結果に基づいて前記送信パターンの選択を行なう、付記1〜8のいずれか1項に記載の基地局。
(付記10)
複数の無線端末と無線によって通信する基地局と前記複数の無線端末とを有する通信システムであって、
前記基地局は、
前記複数の無線端末との間の伝搬特性を推定する推定部と、
或る送信機会においてデータ送信対象に選ぶ複数の無線端末と、前記データ送信対象毎の送信データに適用する重み係数と、で示される複数の送信パターンのいずれかを、前記推定部によって推定された伝搬特性に基づいて、選択する制御部と、
を備えた、通信システム。
(付記11)
前記制御部は、
異なる前記送信機会において、対応する前記送信パターンで送信する送信データに割り当てるリソースの比率が平均化されるように、前記送信パターンの選択を行なう、付記10に記載の通信システム。
(付記12)
前記制御部は、
前記重み係数を基に前記無線端末毎の送信データに割り当てる送信電力に関する指標を算出し、前記指標が閾値よりも大きい無線端末を前記データ送信対象に選ぶ、付記10又は11に記載の通信システム。
(付記13)
前記制御部は、
前記指標が前記閾値よりも大きい無線端末群のうち前記指標が大きい上位の所定数を前記データ送信対象に選ぶ、付記12に記載の通信システム。
(付記14)
前記制御部は、
前記リソースの比率が閾値未満の送信パターンを選択候補から除外する、付記11に記載の通信システム。
(付記15)
前記制御部は、
異なる前記送信機会において、対応する前記送信パターンで前記送信データを送信した場合に期待されるスループットの対数和が大きくなるように、前記送信パターンの選択を行なう、付記10に記載の通信システム。
(付記16)
前記制御部は、
前記推定部によって推定された伝搬特性の変化量を検出する検出部を備え、
前記検出された変化量が閾値以上である場合に、前記変化量に応じて前記重み係数を更新する、付記10に記載の通信システム。
(付記17)
前記制御部は、
前記送信電力に関する指標が前記閾値以下である場合に、前記推定部によって推定された伝搬特性の変化に応じて、前記重み係数を更新する、付記12に記載の通信システム。
(付記18)
前記制御部は、
所定時間内において前記送信パターンを算出し、前記所定時間が経過した場合には、前記所定時間内に得られた前記算出の結果に基づいて前記送信パターンの選択を行なう、付記10〜17のいずれか1項に記載の通信システム。
(付記19)
複数の無線端末と無線によって通信する基地局の送信処理方法であって、
前記複数の無線端末との間の伝搬特性を推定し、
或る送信機会においてデータ送信対象に選ぶ複数の無線端末と、前記データ送信対象毎の送信データに適用する重み係数と、で示される複数の送信パターンのいずれかを、前記推定された伝搬特性に基づいて、選択する、
を備えた、基地局の送信処理方法。
(付記20)
異なる前記送信機会において、対応する前記送信パターンで送信する送信データに割り当てるリソースの比率が平均化されるように、前記送信パターンの選択を行なう、付記19に記載の基地局の送信処理方法。
(付記21)
前記重み係数を基に前記無線端末毎の送信データに割り当てる送信電力に関する指標を算出し、前記指標が閾値よりも大きい無線端末を前記データ送信対象に選ぶ、付記19又は20に記載の基地局の送信処理方法。
(付記22)
前記指標が前記閾値よりも大きい無線端末群のうち前記指標が大きい上位の所定数を前記データ送信対象に選ぶ、付記21に記載の基地局の送信処理方法。
(付記23)
前記リソースの比率が閾値未満の送信パターンを選択候補から除外する、付記20に記載の基地局の送信処理方法。
(付記24)
異なる前記送信機会において、対応する前記送信パターンで前記送信データを送信した場合に期待されるスループットの対数和が大きくなるように、前記送信パターンの選択を行なう、付記19に記載の基地局の送信処理方法。
(付記25)
前記推定された伝搬特性の変化量を検出し、
前記検出された変化量が閾値以上である場合に、前記変化量に応じて前記重み係数を更新する、付記19に記載の基地局の送信処理方法。
(付記26)
前記送信電力に関する指標が前記閾値以下である場合に、前記推定された伝搬特性の変化に応じて、前記重み係数を更新する、付記21に記載の基地局の送信処理方法。
(付記27)
所定時間内において前記送信パターンを算出し、前記所定時間が経過した場合には、前記所定時間内に得られた前記算出の結果に基づいて前記送信パターンの選択を行なう、付記19〜26のいずれか1項に記載の基地局の送信処理方法。
100 通信システム
1 集中制御局
11 CPU
111 チャネル推定部
112 伝搬路変動検出部
113 送信ウェイト決定部
114 スケジューラ
115 送信信号生成部
2 送信点
21 受信アンテナ
22 送信アンテナ
3 端末
31 パイロット信号生成部
32 送信アンテナ
33 受信アンテナ
34 受信処理部

Claims (11)

  1. 複数の無線端末と無線によって通信する基地局であって、
    前記複数の無線端末との間の伝搬特性を推定する推定部と、
    或る送信機会においてデータ送信対象に選ぶ複数の無線端末と、前記データ送信対象毎の送信データに適用する重み係数と、で示される複数の送信パターンのいずれかを、前記推定部によって推定された伝搬特性に基づいて、選択する制御部と、
    を備えた、基地局。
  2. 前記制御部は、
    異なる前記送信機会において、対応する前記送信パターンで送信する送信データに割り当てるリソースの比率が平均化されるように、前記送信パターンの選択を行なう、請求項1に記載の基地局。
  3. 前記制御部は、
    前記重み係数を基に前記無線端末毎の送信データに割り当てる送信電力に関する指標を算出し、前記指標が閾値よりも大きい無線端末を前記データ送信対象に選ぶ、請求項1又は2に記載の基地局。
  4. 前記制御部は、
    前記指標が前記閾値よりも大きい無線端末群のうち前記指標が大きい上位の所定数を前記データ送信対象に選ぶ、請求項3に記載の基地局。
  5. 前記制御部は、
    前記リソースの比率が閾値未満の送信パターンを選択候補から除外する、請求項2に記載の基地局。
  6. 前記制御部は、
    異なる前記送信機会において、対応する前記送信パターンで前記送信データを送信した場合に期待されるスループットの対数和が大きくなるように、前記送信パターンの選択を行なう、請求項1に記載の基地局。
  7. 前記制御部は、
    前記推定部によって推定された伝搬特性の変化量を検出する検出部を備え、
    前記検出された変化量が閾値以上である場合に、前記変化量に応じて前記重み係数を更新する、請求項1に記載の基地局。
  8. 前記制御部は、
    前記送信電力に関する指標が前記閾値以下である場合に、前記推定部によって推定された伝搬特性の変化に応じて、前記重み係数を更新する、請求項3に記載の基地局。
  9. 前記制御部は、
    所定時間内において前記送信パターンを算出し、前記所定時間が経過した場合には、前記所定時間内に得られた前記算出の結果に基づいて前記送信パターンの選択を行なう、請求項1〜8のいずれか1項に記載の基地局。
  10. 複数の無線端末と無線によって通信する基地局と前記複数の無線端末とを有する通信システムであって、
    前記基地局は、
    前記複数の無線端末との間の伝搬特性を推定する推定部と、
    或る送信機会においてデータ送信対象に選ぶ複数の無線端末と、前記データ送信対象毎の送信データに適用する重み係数と、で示される複数の送信パターンのいずれかを、前記推定部によって推定された伝搬特性に基づいて、選択する制御部と、
    を備えた、通信システム。
  11. 複数の無線端末と無線によって通信する基地局の送信処理方法であって、
    前記複数の無線端末との間の伝搬特性を推定し、
    或る送信機会においてデータ送信対象に選ぶ複数の無線端末と、前記データ送信対象毎の送信データに適用する重み係数と、で示される複数の送信パターンのいずれかを、前記推定された伝搬特性に基づいて、選択する、
    を備えた、基地局の送信処理方法。
JP2015234777A 2015-12-01 2015-12-01 基地局、通信システム及び基地局の送信処理方法 Expired - Fee Related JP6641937B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015234777A JP6641937B2 (ja) 2015-12-01 2015-12-01 基地局、通信システム及び基地局の送信処理方法
US15/362,399 US10158410B2 (en) 2015-12-01 2016-11-28 Base station, wireless communication system, and wireless communication method using transmission weight patterns

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015234777A JP6641937B2 (ja) 2015-12-01 2015-12-01 基地局、通信システム及び基地局の送信処理方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017103585A true JP2017103585A (ja) 2017-06-08
JP6641937B2 JP6641937B2 (ja) 2020-02-05

Family

ID=58777839

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015234777A Expired - Fee Related JP6641937B2 (ja) 2015-12-01 2015-12-01 基地局、通信システム及び基地局の送信処理方法

Country Status (2)

Country Link
US (1) US10158410B2 (ja)
JP (1) JP6641937B2 (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006254235A (ja) * 2005-03-11 2006-09-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd 無線送信装置及び無線受信装置
JP2013214899A (ja) * 2012-04-03 2013-10-17 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 基地局装置、無線通信方法、及び無線通信システム
JP2013214896A (ja) * 2012-04-03 2013-10-17 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 基地局装置、無線通信方法、及び無線通信システム
WO2015099202A1 (en) * 2013-12-27 2015-07-02 Kabushiki Kaisha Toshiba Communication controlling device, wireless terminal, memory card, integrated circuit, and wireless communication method

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100723804B1 (ko) * 2004-12-15 2007-05-31 삼성전자주식회사 스마트 안테나 통신 시스템의 호 절단 방지 장치 및 방법
EP2134003B1 (en) 2008-06-06 2011-12-28 NTT DoCoMo, Inc. A user selection apparatus and method for a mobile communication system
US8195098B2 (en) * 2009-04-03 2012-06-05 Mediatek Singapore Pte. Ltd. Method for beamforming training and communications apparatuses utilizing the same
JP5396306B2 (ja) * 2010-02-24 2014-01-22 株式会社Nttドコモ プリコーディングウェイト生成方法及び制御装置
JP5711466B2 (ja) * 2010-03-08 2015-04-30 富士通株式会社 基地局装置および通信帯域割り当て方法
CN102263580A (zh) * 2010-05-24 2011-11-30 华为技术有限公司 广播信号发射方法和装置
EP2663136B1 (en) * 2011-01-07 2017-10-18 Panasonic Intellectual Property Corporation of America Wireless communication terminal and power control method
EP2575274B1 (en) 2011-09-27 2013-10-09 NTT DoCoMo, Inc. Method and receiver for recovering a desired signal transmitted in the presence of one or more interference signals
JP2013229727A (ja) 2012-04-25 2013-11-07 Kddi Corp 移動局選択装置、移動局選択方法およびコンピュータプログラム
US10063342B2 (en) * 2013-12-27 2018-08-28 Kabushiki Kaisha Toshiba Wireless communication device and wireless communication method
JP6205491B2 (ja) * 2014-06-09 2017-09-27 京セラ株式会社 無線通信装置および信号処理の制御方法

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006254235A (ja) * 2005-03-11 2006-09-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd 無線送信装置及び無線受信装置
JP2013214899A (ja) * 2012-04-03 2013-10-17 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 基地局装置、無線通信方法、及び無線通信システム
JP2013214896A (ja) * 2012-04-03 2013-10-17 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 基地局装置、無線通信方法、及び無線通信システム
WO2015099202A1 (en) * 2013-12-27 2015-07-02 Kabushiki Kaisha Toshiba Communication controlling device, wireless terminal, memory card, integrated circuit, and wireless communication method

Also Published As

Publication number Publication date
US20170155438A1 (en) 2017-06-01
JP6641937B2 (ja) 2020-02-05
US10158410B2 (en) 2018-12-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10327159B2 (en) Autonomous, closed-loop and adaptive simulated annealing based machine learning approach for intelligent analytics-assisted self-organizing-networks (SONs)
KR101567018B1 (ko) 네트워크 백홀 환경 및 기지국 협력 수준 기반 mimo/dsm 동작 모드 결정 시스템
JP5379177B2 (ja) 分散アンテナシステム、基地局装置、無線リソース制御方法
CN101931993B (zh) 小区选择方法、辅助小区选择方法、设备及通信系统
KR101727016B1 (ko) 상향 링크에서의 다중 사용자 간섭 정렬 시스템 및 방법
JP7375035B2 (ja) ビームフォーミングプロファイルを調整するためのデバイス、方法およびコンピュータ読み取り可能なメディア
KR101970279B1 (ko) 무선 통신 시스템에서 상향 링크 전력 제어장치 및 방법
US10285186B2 (en) System and method for grouping and selecting transmission points
JP6595694B2 (ja) 下りプリコーディング方法および基地局
EP4000228A1 (en) Proactive mobile network optimization
US11706642B2 (en) Systems and methods for orchestration and optimization of wireless networks
US11764839B2 (en) Cell-free massive MIMO transmission method, and apparatus for the same
CN107431937B (zh) 自适应天线系统的自适应扇区配置
KR20150126137A (ko) 무선 통신 시스템에서 실시간 송신 전력 조절 방법 및 장치
JP2016524391A (ja) ヘテロジニアスネットワークにおける下りリンク送信方法、制御装置、基地局、およびヘテロジニアスシステム
KR20190094678A (ko) 스몰 셀 제어 방법 및 이를 위한 장치
Chikha et al. Radio environment map based inter-cell interference coordination for massive-MIMO systems
JP2019504549A (ja) ジョイントデータ送信方法及び装置
WO2014020661A1 (ja) 無線通信システム、通信制御方法、制御装置及び無線端末
JP5867111B2 (ja) 通信システム、通信方法および制御装置
JP6096952B1 (ja) スケジューリング装置および方法
KR20180027748A (ko) 다중 입출력 시스템에서 빔포밍을 위한 방법 및 장치
JP6641937B2 (ja) 基地局、通信システム及び基地局の送信処理方法
Neogi et al. Multi-player multi-armed bandit based resource allocation for D2D communications
JP2014239351A (ja) アップチルト情報生成装置、アップチルト情報生成方法およびコンピュータプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180810

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190531

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20190607

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190702

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190902

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190917

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20191118

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20191203

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20191216

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6641937

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees