JP2017100237A - ロボットシステム、およびロボット - Google Patents

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Abstract

【課題】ロボットが行う作業の対象物が設置される設置部を高精度に回転させることができ、製造コストの増大および制御の複雑化を抑制できるロボットシステムを提供する。【解決手段】本発明のロボットシステムの一つの態様は、複数の指部を有するハンドを含むロボットと、ロボットが作業を行う作業装置と、を備え、作業装置は、第1回転体と、第1回転体の回転に連動して回転する第2回転体と、第1回転体に設けられたグリップ部と、第2回転体に設けられ、ロボットが行う作業の対象物が設置される設置部と、を有し、ロボットは、指部によってグリップ部を把持して第1回転体を回転させることを特徴とする。【選択図】図5

Description

本発明は、ロボットシステム、およびロボットに関する。
従来、ハンドを備え、組み立て、加工等の所定の作業を行うロボットを含むロボットシステムが提案されている(例えば、特許文献1)。
特開2014−124798号公報
上記のようなロボットシステムにおいては、ロボットによる作業の効率を向上させるために、ロボットが行う作業の対象物を設置する作業台をモーターによって回転させることが考えられる。しかし、この場合、ロボットとは別にモーターを駆動する制御装置が必要となり、ロボットシステムの製造コストが増大するだけでなく、直接、作業台を回転させる場合、高精度に回転を行えない問題があった。また、作業台を回転させるモーターとロボットとを同期させて駆動する必要があり、制御が複雑化する問題があった。
本発明の一つの態様は、上記問題点に鑑みて成されたものであって、ロボットが行う作業の対象物が設置される設置部を高精度に回転させることができ、製造コストの増大および制御の複雑化を抑制できるロボットシステムを提供することを目的の一つとする。また、そのようなロボットを提供することを目的の一つとする。
本発明のロボットシステムの一つの態様は、複数の指部を有するハンドを含むロボットと、前記ロボットが作業を行う作業装置と、を備え、前記作業装置は、第1回転体と、前記第1回転体の回転に連動して回転する第2回転体と、前記第1回転体に設けられたグリップ部と、前記第2回転体に設けられ、前記ロボットが行う作業の対象物が設置される設置部と、を有し、前記ロボットは、前記指部によって前記グリップ部を把持して前記第1回転体を回転させることを特徴とする。
本発明のロボットシステムの一つの態様によれば、ロボットがハンドによってグリップ部を把持して第1回転体を回転させることで、設置部が設けられた第2回転体を回転させることができる。そのため、設置部を回転させるモーターおよび当該モーターを制御する制御システムを設ける必要がない。これにより、ロボットシステムの製造コストが増大することを抑制できる。また、設置部を回転させる制御とロボットの制御との同期を別途取る必要がなく、ロボットシステムの制御が複雑化することを抑制できる。また、高精度に回転可能なロボットのハンドを用いることで高精度に第1回転体を回転させることができる。したがって、ロボットが行う作業の対象物が設置される設置部を高精度に回転させることができ、製造コストの増大および制御の複雑化を抑制できるロボットシステムが得られる。
前記作業装置は、前記第1回転体と前記第2回転体とに巻き掛けられた環状の駆動部材を有し、前記第1回転体の回転は、前記駆動部材を介して前記第2回転体に伝達される構成としてもよい。
この構成によれば、第1回転体と第2回転体とを離して配置することができる。そのため、グリップ部を把持する動作、および設置部に設置される対象物に作業を行う動作のそれぞれを行いやすい。また、第2回転体に第1回転体の回転を伝達する機構を簡単にできる。
前記作業装置は、前記第1回転体を回転可能に支持する第1支持台と、前記第2回転体を回転可能に支持し、前記第1支持台と連結された第2支持台と、前記第1支持台と前記第2支持台との間の距離を調整可能な調整機構と、をさらに有する構成としてもよい。
この構成によれば、第1回転体および第2回転体に巻き掛けられる駆動部材がベルトである場合に、ベルトに掛けられる張力を調整できる。
前記第1回転体の直径は、前記第2回転体の直径よりも小さい構成としてもよい。
この構成によれば、第2回転体の回転精度を向上できる。
前記ハンドは、複数の前記指部を支持する基部と、前記基部に取り付けられ前記指部の間に位置する掌部と、をさらに有し、前記掌部は、前記ロボットが前記指部によって前記グリップ部を把持した際に、前記グリップ部と接触する構成としてもよい。
この構成によれば、グリップ部を安定して把持できる。
前記基部は、所定軸周りに回転可能であり、複数の前記指部は、前記所定軸の周りに周方向に沿って設けられ、前記掌部は、前記所定軸が延びる方向に沿って移動可能である構成としてもよい。
この構成によれば、グリップ部をより安定して把持できる。
前記グリップ部は、直方体状である構成としてもよい。
この構成によれば、グリップ部を把持しやすい。
前記第1回転体は、樹脂製である構成としてもよい。
この構成によれば、第1回転体の重量を小さくしやすく、第1回転体を回転させるハンドの出力を小さくできる。これにより、ハンドが大型化することを抑制できる。
本発明のロボットの一つの態様は、複数の指部を有するハンドを備え、作業装置において作業を行うロボットであって、前記作業装置は、第1回転体と、前記第1回転体の回転に連動して回転する第2回転体と、前記第1回転体に設けられたグリップ部と、前記第2回転体に設けられ、前記ロボットが行う作業の対象物が設置される設置部と、を有し、前記ロボットは、前記作業装置において、前記指部によって前記グリップ部を把持して前記第1回転体を回転させることを特徴とする。
本発明のロボットの一つの態様によれば、作業の対象物が設置される設置部を高精度に回転させることができ、ロボットシステムの製造コストの増大および制御の複雑化を抑制できる。
本実施形態の作業装置を示す斜視図である。 本実施形態のロボットを示す斜視図である。 本実施形態の作業装置を示す平面図である。 本実施形態のロボットシステムの部分を示す正面図である。 本実施形態のロボットシステムの部分を示す正面図である。 本実施形態の作業装置を示す平面図である。 本実施形態の作業装置を示す平面図である。 本実施形態の作業装置を示す平面図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態に係るロボットシステムについて説明する。なお、本発明の範囲は、以下の実施の形態に限定されず、本発明の技術的思想の範囲内で任意に変更可能である。また、以下の図面においては、各構成をわかりやすくするために、各構造における縮尺および数等を、実際の構造における縮尺および数等と異ならせる場合がある。
また、図面においては、適宜3次元直交座標系としてXYZ座標系を示す。XYZ座標系において、Z軸方向は、鉛直方向とする。X軸方向は、Z軸方向と直交する方向であって図1に示す操作部30と作業部40とが並ぶ方向とする。Y軸方向は、Z軸方向およびX軸方向と直交する方向とする。以下の説明においては、特に断りの無い限り、操作部30と作業部40とが並ぶ方向(X軸方向)を左右方向と呼ぶ場合があり、操作部30と作業部40とが並ぶ方向および鉛直方向と直交する方向(Y軸方向)を前後方向と呼ぶ場合がある。
図1および図2は、本実施形態のロボットシステム1の部分を示す斜視図である。図1は、本実施形態の作業装置10を示している。図2は、本実施形態のロボット20を示している。図3は、作業装置10を示す平面図である。図4および図5は、ロボットシステム1の部分を示す正面図である。
本実施形態のロボットシステム1では、図1に示す作業装置10において、図2に示すロボット20が作業を行う。ロボット20の行う作業は、例えば、箱の組み立て作業である。ロボット20が行う作業の対象物Pは、例えば、組み立てられる前の箱である。
図1および図3に示すように、作業装置10は、操作部30と、作業部40と、ベルト(駆動部材)50と、調整機構60と、補助固定部材61と、を有する。操作部30は、ロボット20によって操作される部分である。操作部30は、第1支持台31と、第1プーリー(第1回転体)32と、グリップ部33と、を有する。
第1支持台31は、第1プーリー32を回転可能に支持している。第1支持台31は、支持台本体31aと、固定部31bと、を有する。支持台本体31aの平面視形状は、例えば、左右方向(X軸方向)に長い長方形状である。固定部31bは、支持台本体31aの作業部40側(+X側)の端部から前後方向(Y軸方向)の両側に延びている。
第1プーリー32は、支持台本体31aの上面に設置されている。第1プーリー32は、鉛直方向と直交する方向に拡がる円盤状である。第1プーリー32は、支持台本体31aに、鉛直方向と平行な第1回転軸J1周り(±θ1方向)に回転可能に支持されている。第1回転軸J1は、第1プーリー32の中心を通る。第1プーリー32の直径D1は、後述する第2プーリー42の直径D2よりも小さい。第1プーリー32の直径D1は、支持台本体31aの前後方向(Y軸方向)の寸法とほぼ同じである。第1プーリー32は、例えば、樹脂製である。
グリップ部33は、第1プーリー32に設けられている。グリップ部33は、第1プーリー32の上面に固定されている。グリップ部33は、直方体状である。グリップ部33は、鉛直方向と直交する方向に延びている。グリップ部33の長さは、第1プーリー32の直径D1よりも短い。グリップ部33は、第1プーリー32と一体となって、第1回転軸J1周り(±θ1方向)に回転する。
作業部40は、ロボット20による作業が行われる部分である。作業部40は、第2支持台41と、第2プーリー(第2回転体)42と、作業台(設置部)43と、を有する。第2支持台41は、第2プーリー42を回転可能に支持している。第2支持台41の平面視形状は、例えば、正方形状である。第2支持台41は、第1支持台31と連結されている。より詳細には、第2支持台41は、調整機構60および補助固定部材61によって、第1支持台31と連結されている。
第2プーリー42は、第2支持台41の上面に設置されている。第2プーリー42は、鉛直方向と直交する方向に拡がる円盤状である。第2プーリー42は、第2支持台41に、鉛直方向と平行な第2回転軸J2周り(±θ2方向)に回転可能に支持されている。第2回転軸J2は、第2プーリー42の中心を通る。第2プーリー42の直径D2は、第1プーリー32の直径D1よりも大きい。第2プーリー42の直径D2は、第2支持台41の前後方向(Y軸方向)の寸法および左右方向(X軸方向)の寸法とほぼ同じである。本実施形態において第1プーリー32の直径D1と第2プーリー42の直径D2との比は、例えば、1:3である。第2プーリー42は、例えば、樹脂製である。
作業台43には、ロボット20が行う作業の対象物Pが設置される。作業台43は、第2プーリー42に設けられている。作業台43は、第2プーリー42と一体となって、第2回転軸J2周り(±θ2方向)に回転する。
作業台43は、作業台本体45と、脚部44と、を有する。作業台本体45は、鉛直方向と直交する方向に拡がる板状である。作業台本体45の平面視形状は、長方形状である。作業台本体45の上面45aには、対象物Pが設置される。図1に示すように、脚部44は、作業台本体45の下面から鉛直方向下側に延びている。脚部44の下端は、第2プーリー42の上面に固定されている。脚部44は、作業台本体45の下面における四隅近傍にそれぞれ1つずつ設けられている。脚部44は、例えば、円柱状である。
ベルト50は、環状である。ベルト50は、第1プーリー32と第2プーリー42とに巻き掛けられている。ベルト50には、張力が掛けられている。ベルト50は、第1プーリー32の回転に伴って、ベルト50が延びる方向に沿って移動する。第1プーリー32の回転は、ベルト50を介して第2プーリー42に伝達される。すなわち、第1プーリー32が回転してベルト50が移動すると、ベルト50の移動に伴って第2プーリー42が回転する。これにより、第2プーリー42は、第1プーリー32の回転に連動して回転する。
図3に示すように、調整機構60は、第1支持台31と第2支持台41との間の距離Lを調整可能である。本実施形態において調整機構60は、例えば、左右方向(X軸方向)に延びるネジである。調整機構60は、第1支持台31の固定部31bを左右方向に貫通する貫通孔に通されている。固定部31bに設けられた貫通孔の内側にはネジが切られており、調整機構60は、固定部31bの貫通孔に螺合されている。調整機構60の第2支持台41側(+X側)の端部は、第2支持台41に対して、左右方向周りに回転可能に取り付けられている。調整機構60は、2つの固定部31bにそれぞれ設けられている。調整機構60を回転させることで、固定部31bを左右方向に移動させることができる。これにより、距離Lを調整することができる。
補助固定部材61は、第1支持台31と第2支持台41とを連結している。補助固定部材61は、第1支持台31の固定部31bを左右方向に貫通している。固定部31bは、補助固定部材61に対して左右方向(X軸方向)に移動可能である。補助固定部材61の第2支持台41側(+X側)の端部は、第2支持台41に固定されている。補助固定部材61は、調整機構60よりも前後方向(Y軸方向)における支持台本体31aと逆側に設けられている。補助固定部材61が設けられることで、第1支持台31と第2支持台41とを安定して連結できる。
図2に示すように、ロボット20は、第1アームと、第2アームと、第1アームおよび第2アームを支持する支持台と、ロボット制御装置25と、を備える双腕ロボットである。双腕ロボットは、図2に示す一例における第1アームと第2アームのような2本のアーム(腕)を備えるロボットである。なお、ロボット20は、双腕ロボットに代えて、単腕ロボットであってもよい。単腕ロボットは、1本のアームを備えるロボットである。例えば、単腕ロボットは、第1アームと第2アームのいずれか一方を備える。また、ロボット20は、双腕ロボットに代えて、3本以上のアームを備える複腕ロボットであってもよい。
第1アームは、第1ハンド(ハンド)71と、第1マニピュレーターM1と、第1力検出部11と、を有する。なお、本実施形態では、第1アームに第1ハンド71が含まれる場合について説明するが、第1アームと第1ハンド71とが別体であってもよい。この場合、第1アームは、第1マニピュレーターM1と、第1力検出部11と、を有する。
第1ハンド71は、第1アームの手先に相当する部位である。図4に示すように、第1ハンド71は、基部73と、複数の指部74と、掌部75と、軸部76と、を有する。基部73は、複数の指部74を支持している。基部73は、例えば、四角柱状である。本実施形態において基部73には、モーターが設けられている。これにより、基部73は、第3回転軸(所定軸)J3周り(±θ3方向)に回転可能である。また、モーターの回転軸には高精度のエンコーダーが設けられており、基部73を高精度に回転させることが可能である。第3回転軸J3は、基部73における第1力検出部11と逆側(図4では下側)の支持面73aに直交する。基部73に設けられたモーターは減速機に接続されており、モーターの出力は減速機によって減速されて基部73に伝達される。
指部74は、基部73の支持面73aから、第3回転軸J3にほぼ沿って延びている。複数の指部74は、第3回転軸J3の周りに周方向に沿って設けられている。図2に示すように、複数の指部74は、初期状態において、基部73の四隅に配置されている。指部74は、第3回転軸J3と直交する方向に移動可能である。本実施形態において指部74は、基部73の辺に沿って移動可能である。例えば、図4では、指部74は、左右方向(X軸方向)に沿って移動可能である。
掌部75は、軸部76を介して、基部73に取り付けられている。掌部75は、例えば、四角柱状である。掌部75は、指部74の間に位置する。軸部76は、基部73に対して第3回転軸J3が延びる方向に沿って移動可能に取り付けられている。軸部76は、例えば、第3回転軸J3を中心とする円柱状である。軸部76の基部73と逆側の端部には、掌部75が固定されている。これにより、掌部75は、第3回転軸J3が延びる方向に沿って移動可能である。
第1ハンド71は、ケーブルによってロボット制御装置25と通信可能に接続されている。これにより、第1ハンド71は、ロボット制御装置25から取得される制御信号に基づく動作を行う。なお、ケーブルを介した有線通信は、例えば、イーサネット(登録商標)やUSB(Universal Serial Bus)等の規格によって行われる。また、第1ハンド71は、Wi−Fi(登録商標)等の通信規格により行われる無線通信によってロボット制御装置25と接続される構成であってもよい。
第1マニピュレーターM1は、7つの関節と、第1撮像部21と、を有する。7つの関節はそれぞれ、図示しないアクチュエーターを有する。すなわち、第1マニピュレーターM1を備える第1アームは、7軸垂直多関節型のアームである。なお、第1アームは、8軸以上の自由度で動作する構成であってもよい。
第1マニピュレーターM1における7つの関節が有するアクチュエーターはそれぞれ、ケーブルによってロボット制御装置25と通信可能に接続されている。これにより、当該アクチュエーターは、ロボット制御装置25から取得される制御信号に基づいて、第1マニピュレーターM1を動作させる。なお、ケーブルを介した有線通信は、例えば、イーサネット(登録商標)やUSB等の規格によって行われる。また、第1マニピュレーターM1における7つのアクチュエーターのうちの一部または全部は、Wi−Fi(登録商標)等の通信規格により行われる無線通信によってロボット制御装置25と接続される構成であってもよい。
第1撮像部21は、例えば、集光された光を電気信号に変換する撮像素子であるCCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等を備えたカメラである。この一例において、第1撮像部21は、第1マニピュレーターM1の一部に設けられている。そのため、第1撮像部21は、第1アームの動きに応じて移動する。また、第1撮像部21が撮像可能な範囲は、第1アームの動きに応じて変化する。第1撮像部21は、当該範囲の静止画像を撮像してもよく、当該範囲の動画像を撮像してもよい。
また、第1撮像部21は、ケーブルによってロボット制御装置25と通信可能に接続されている。ケーブルを介した有線通信は、例えば、イーサネット(登録商標)やUSB等の規格によって行われる。なお、第1撮像部21は、Wi−Fi(登録商標)等の通信規格により行われる無線通信によってロボット制御装置25と接続される構成であってもよい。
第1力検出部11は、第1ハンド71と第1マニピュレーターM1との間に設けられている。第1力検出部11は、例えば、力センサーである。第1力検出部11は、第1ハンド71(または第1マニピュレーターM1に第1ハンド71を設けるためのフランジ)に作用した力やモーメント(トルク)を検出する。第1力検出部11は、検出した力やモーメントの大きさを示す値を出力値として含む第1力検出情報を通信によりロボット制御装置25へ出力する。
第1力検出情報は、ロボット制御装置25による第1アームの第1力検出情報に基づく制御に用いられる。第1力検出情報に基づく制御は、例えば、インピーダンス制御等のコンプライアンス制御のことである。なお、第1力検出部11は、トルクセンサー等の第1ハンド71(または第1マニピュレーターM1に第1ハンド71を設けるためのフランジ)に加わる力やモーメントの大きさを示す値を検出する他のセンサーであってもよい。
第1力検出部11は、ケーブルによってロボット制御装置25と通信可能に接続されている。ケーブルを介した有線通信は、例えば、イーサネット(登録商標)やUSB等の規格によって行われる。なお、第1力検出部11とロボット制御装置25とは、Wi−Fi(登録商標)等の通信規格により行われる無線通信によって接続される構成であってもよい。
第2アームは、第2ハンド(ハンド)72と、第2マニピュレーターM2と、第2力検出部12と、を有する。なお、本実施形態では、第2アームと第2ハンド72が含まれる場合について説明するが、第2アームと第2ハンド72とが別体であってもよい。この場合、第2アームは、第2マニピュレーターM2と、第2力検出部12と、を有する。第2マニピュレーターM2は、7つの関節と、第2撮像部22と、を有する。
第2ハンド72、第2マニピュレーターM2、および第2力検出部12は、設けられているアームが異なる点を除いて、第1ハンド71、第1マニピュレーターM1、および第1力検出部11と同様の構成である。
ロボット20は、第3撮像部23と、第4撮像部24と、を有する。第3撮像部23は、例えば、集光された光を電気信号に変換する撮像素子であるCCDやCMOS等を備えたカメラである。第3撮像部23は、第4撮像部24が撮像可能な範囲を第4撮像部24とともにステレオ撮像可能な部位に設けられている。第3撮像部23は、ケーブルによってロボット制御装置25と通信可能に接続されている。ケーブルを介した有線通信は、例えば、イーサネット(登録商標)やUSB等の規格によって行われる。なお、第3撮像部23は、Wi−Fi(登録商標)等の通信規格により行われる無線通信によってロボット制御装置25と接続される構成であってもよい。第4撮像部24は、設けられている位置を除いて第3撮像部23と同様である。第4撮像部24は、第3撮像部23が撮像可能な範囲を第3撮像部23とともにステレオ撮像可能な部位に設けられている。
上記で説明したロボット20が備えるこれらの各機能部は、この一例において、ロボット20に内蔵されたロボット制御装置25から制御信号を取得する。そして、当該各機能部は、取得した制御信号に基づいた動作を行う。なお、ロボット20は、ロボット制御装置25を内蔵する構成に代えて、外部に設置されたロボット制御装置25により制御される構成であってもよい。また、ロボット20は、第1撮像部21と、第2撮像部22と、第3撮像部23と、第4撮像部24と、のうちの一部または全部を備えない構成であってもよい。
次に、ロボット20の動作の一例について説明する。本実施形態においてロボット20は、第1ハンド71を用いて第1プーリー32を回転させることが可能である。図4に示すように、ロボット20は、第1ハンド71をグリップ部33の直上に移動させる。そして、図5に示すように、ロボット20は、第1ハンド71を上側からグリップ部33に近づける。ロボット20は、掌部75を基部73に対して下側に移動させて、掌部75の下面をグリップ部33の上面に接触させる。
そして、ロボット20は、グリップ部33が指部74の間に位置した後、指部74を左右方向(X軸方向)に移動させて、グリップ部33を把持する。このとき複数の指部74は、それぞれグリップ部33に近づく向きに移動する。掌部75は、ロボット20が指部74によってグリップ部33を把持した際に、グリップ部33と接触している。
ロボット20は、グリップ部33を第1ハンド71で把持した後、基部73を第3回転軸J3周り(±θ3方向)に回転させる。これにより、グリップ部33が第1回転軸J1周り(±θ1方向)に回転し、第1プーリー32が第1回転軸J1周りに回転する。このように、ロボット20は、指部74によってグリップ部33を把持して第1プーリー32を回転させる。第1プーリー32が回転することで、ベルト50を介して、第2プーリー42が第2回転軸J2周り(±θ2方向)に回転する。第2プーリー42が回転することで、作業台43が回転する。以上のようにして、ロボット20は、第1ハンド71によって第1プーリー32を高精度に回転させることで、作業台43を高精度に回転させることができる。
作業台43が回転させることで、作業台43に設置された対象物Pの向きを変えることができる。ロボット20は、対象物Pに行う作業の間に、上述した作業台43を回転させる動作を適宜行う。これにより、ロボット20による作業を効率化できる。
上述した第1プーリー32を回転させるロボット20の動作は、ロボット制御装置25によって制御される。言い換えると、ロボット制御装置25は、指部74によってグリップ部33を把持して第1プーリー32を回転させるように、第1ハンド71を制御する。
なお、上記説明においては、第1ハンド71によってグリップ部33を把持して回転させる例について説明したが、ロボット20は第2ハンド72を用いてグリップ部33を把持して回転させることもできる。
第1プーリー32を回転させた場合の一例を、図3、および図6から図8を用いて説明する。図6から図8は、作業装置10を示す平面図である。例えば、図3に示す状態を、第1プーリー32(グリップ部33)の回転角度θ1が0°で、かつ、第2プーリー42(作業台43)の回転角度θ2が0°の初期状態とする。
本実施形態においては、第1プーリー32の直径D1と第2プーリー42の直径D2との比は、1:3である。そのため、第1プーリー32が回転すると、第1プーリー32の回転角度θ1の3分の1だけ第2プーリー42が回転する。具体的には、図6に示すように、第1プーリー32を90°回転させると、第2プーリー42は、30°回転する。図7に示すように、第1プーリー32を180°回転させると、第2プーリー42は60°回転する。図8に示すように、第1プーリー32を270°回転させると、第2プーリー42は90°回転する。図示は省略するが、同様にして、第1プーリー32を540°回転させると、第2プーリー42は180°回転する。これにより、作業台43の向きを180°反対向きにすることができる。
本実施形態によれば、ロボット20が第1ハンド71によってグリップ部33を把持して第1プーリー32を回転させることで、作業台43が設けられた第2プーリー42を回転させることができる。そのため、作業台43を回転させるモーターおよび当該モーターを制御する制御システムをロボット制御装置25の他に設ける必要がない。これにより、ロボットシステム1の製造コストが増大することを抑制できる。また、ロボット制御装置25によってロボット20の動作を制御することで作業台43を回転させることができるため、作業台43を回転させる制御とロボット20の制御との同期を別途取る必要がなく、ロボットシステム1の制御が複雑化することを抑制できる。したがって、ロボット20が行う作業の対象物Pが設置される作業台43を高精度に回転させることができ、製造コストの増大および制御の複雑化を抑制できるロボットシステム1が得られる。
また、本実施形態によれば、第1ハンド71で作業台43を回転させることができるため、第1ハンド71(基部73)が有する高い回転精度で、作業台43を回転させることができる。これにより、作業台43の回転位置を精度よく決められる。本実施形態においては、基部73を回転させるモーターには高精度なエンコーダーが設けられ、またモーターの出力軸には減速機が設けられている。そのため、基部73の回転位置の精度を向上でき、結果として、作業台43の回転位置の精度をより向上できる。
また、本実施形態によれば、第1プーリー32の回転は、第1プーリー32と第2プーリー42とに巻き掛けられたベルト50によって第2プーリー42に伝達される。そのため、第1プーリー32と第2プーリー42とを離して配置することができる。これにより、操作部30と作業部40とを離して配置することができ、操作部30と作業部40とのうちの一方においてロボット20が動作を行う際に、操作部30と作業部40とのうちの他方が邪魔になることを抑制できる。したがって、操作部30および作業部40の両方において、ロボット20の作業をしやすくできる。また、第1プーリー32の回転を第2プーリー42に伝達する構成を簡単にできるため、作業装置10の製造コストを下げることができる。
また、本実施形態によれば、第1支持台31と第2支持台41との間の距離Lを調整可能な調整機構60が設けられている。そのため、調整機構60によって、第1支持台31に支持された第1プーリー32と第2支持台41に支持された第2プーリー42との間の距離を調整することができる。これにより、ベルト50に加えられる張力を調整することができる。したがって、第1プーリー32、第2プーリー42、ベルト50等を交換した際に、ベルト50の張力を適切に調整して、第1プーリー32の回転を好適に第2プーリー42に伝達させることができる。
また、本実施形態によれば、第1プーリー32の直径D1は、第2プーリー42の直径D2よりも小さい。そのため、第1プーリー32を回転させた場合、第1プーリー32の回転角度θ1よりも第2プーリー42の回転角度θ2が小さくなる。これにより、ロボット20によって第1プーリー32を回転させた際、目標とする回転角度θ1に対して誤差が生じた場合であっても、第2プーリー42における誤差を、第1プーリー32における誤差よりも小さくすることができる。すなわち、第2プーリー42の回転精度を高くできる。したがって、作業台43の回転位置精度を向上することができる。また、第1プーリー32を小さくできるため、第1プーリー32の重量を小さくできる。これにより、ロボット20によって第1プーリー32を回転させる際に必要な力を小さくできる。したがって、第1ハンド71の基部73を回転させるモーターの出力を小さくしやすく、第1ハンド71が大型化することを抑制できる。
また、本実施形態によれば、第1ハンド71は掌部75を有し、掌部75は、ロボット20が指部74によってグリップ部33を把持した際に、グリップ部33と接触する。そのため、第1ハンド71によってグリップ部33を安定して把持することができる。
また、本実施形態によれば、掌部75は、第3回転軸J3が延びる方向に沿って移動可能である。そのため、ロボット20は、グリップ部33を把持する前に、掌部75を移動させて掌部75とグリップ部33とを接触させ、グリップ部33の位置をより正確に把握することができる。これにより、ロボット20は、指部74でグリップ部33を把持しやすく、グリップ部33をより安定して把持することができる。
また、本実施形態によれば、グリップ部33は、直方体状である。そのため、第1ハンド71によってグリップ部33を把持しやすい。
また、本実施形態によれば、第1プーリー32は、樹脂製である。そのため、第1プーリー32の重量をより小さくできる。これにより、ロボット20によって第1プーリー32を回転させる際に必要な力をより小さくできる。したがって、第1ハンド71の基部73を回転させるモーターの出力を小さくしやすく、第1ハンド71が大型化することをより抑制できる。
なお、本発明は上述の実施形態に限られず、他の構成を採用することもできる。以下の説明において上記説明と同様の構成については、適宜同一の符号を付す等により説明を省略する場合がある。
上記説明においては、第1回転体および第2回転体として第1プーリー32および第2プーリー42を示したが、これに限られない。第1回転体および第2回転体は、第1回転体の回転に連動して第2回転体が回転するならば、特に限定されない。第1回転体および第2回転体は、互いに噛み合う歯車であってもよいし、互いに接触する摩擦車であってもよい。この場合、ベルト50は設けられない。
また、上記説明においては、環状の駆動部材としてベルト50を示したが、これに限られない。環状の駆動部材は、第1プーリー32の回転を第2プーリー42に伝達できるならば、特に限定されない。環状の駆動部材は、チェーンであってもよい。この場合、第1回転体および第2回転体は、スプロケットである。
また、上記説明においては、第1回転軸J1と第2回転軸J2とは、平行としたが、これに限られない。第1回転軸J1と第2回転軸J2とは、交差してもよい。この場合、第1回転体および第2回転体は、例えば、互いに噛み合う傘歯車であってもよい。
また、上記説明においては、設置部として作業台43を示したが、これに限られない。設置部は、対象物Pが設置可能であれば、特に限定されない。設置部は、第2プーリー42の上面の少なくとも一部であってもよい。この場合、第2プーリー42の上面に、直接、対象物Pが設置される。
また、第1支持台31の形状および第2支持台41の形状は、特に限定されない。また、第1支持台31および第2支持台41は、設けられなくてもよい。また、調整機構60は、第1支持台31と第2支持台41との距離Lを調整できるならば、特に限定されない。
また、第1プーリー32の直径D1と第2プーリー42の直径D2との比は、特に限定されない。第1プーリー32の直径D1は、第2プーリー42の直径D2よりも大きくてもよい。第1プーリー32の直径D1は、第2プーリー42の直径D2と同じであってもよい。
また、掌部75は、基部73に対する位置が固定されていてもよい。また、第1ハンド71は、掌部75を有していなくてもよい。また、グリップ部33は、第1ハンド71で把持できるならば、特に限定されない。
また、第1プーリー32および第2プーリー42の材質は、特に限定されない。第1プーリー32および第2プーリー42の材質は、金属であってもよい。
また、ロボット20は、少なくとも一つのハンドを備えていればよい。すなわち、第1ハンド71と第2ハンド72とのうちの一方は、ハンド以外のエンドエフェクターであってもよい。
また、上記説明においては、基部73が第3回転軸J3周り(±θ3方向)に回転する構成としたが、これに限られない。把持したグリップ部33を第1回転軸J1周り(±θ1方向)に回転できるならば、ロボット20の構成は特に限定されない。例えば、ロボット20は、回転機構が第1アームにおける第1ハンド71以外の部分に設けられ、当該回転機構によってグリップ部33(第1プーリー32)を回転させる構成であってもよい。
また、ロボット20が作業装置10において行う作業は、特に限定されない。ロボット20が行う作業は、箱以外の物の組み立てであってもよいし、対象となる物の切削、溶接等の加工であってもよい。
なお、上記の各構成は、相互に矛盾しない範囲内において、適宜組み合わせることができる。
1…ロボットシステム、10…作業装置、20…ロボット、31…第1支持台、33…グリップ部、41…第2支持台、43…作業台(設置部)、50…ベルト(駆動部材)、60…調整機構、71…第1ハンド(ハンド)、72…第2ハンド(ハンド)、73…基部、74…指部、75…掌部、D1,D2…直径、J3…第3回転軸(所定軸)、L…距離、P…対象物

Claims (9)

  1. 複数の指部を有するハンドを含むロボットと、
    前記ロボットが作業を行う作業装置と、
    を備え、
    前記作業装置は、
    第1回転体と、
    前記第1回転体の回転に連動して回転する第2回転体と、
    前記第1回転体に設けられたグリップ部と、
    前記第2回転体に設けられ、前記ロボットが行う作業の対象物が設置される設置部と、
    を有し、
    前記ロボットは、
    前記指部によって前記グリップ部を把持して前記第1回転体を回転させることを特徴とするロボットシステム。
  2. 前記作業装置は、前記第1回転体と前記第2回転体とに巻き掛けられた環状の駆動部材を有し、
    前記第1回転体の回転は、前記駆動部材を介して前記第2回転体に伝達される、請求項1に記載のロボットシステム。
  3. 前記作業装置は、
    前記第1回転体を回転可能に支持する第1支持台と、
    前記第2回転体を回転可能に支持し、前記第1支持台と連結された第2支持台と、
    前記第1支持台と前記第2支持台との間の距離を調整可能な調整機構と、
    をさらに有する、請求項2に記載のロボットシステム。
  4. 前記第1回転体の直径は、前記第2回転体の直径よりも小さい、請求項1から3のいずれか一項に記載のロボットシステム。
  5. 前記ハンドは、複数の前記指部を支持する基部と、前記基部に取り付けられ前記指部の間に位置する掌部と、をさらに有し、
    前記掌部は、前記ロボットが前記指部によって前記グリップ部を把持した際に、前記グリップ部と接触する、請求項1から4のいずれか一項に記載のロボットシステム。
  6. 前記基部は、所定軸周りに回転可能であり、
    複数の前記指部は、前記所定軸の周りに周方向に沿って設けられ、
    前記掌部は、前記所定軸が延びる方向に沿って移動可能である、請求項5に記載のロボットシステム。
  7. 前記グリップ部は、直方体状である、請求項1から6のいずれか一項に記載のロボットシステム。
  8. 前記第1回転体は、樹脂製である、請求項1から7のいずれか一項に記載のロボットシステム。
  9. 複数の指部を有するハンドを備え、作業装置において作業を行うロボットであって、
    前記作業装置は、
    第1回転体と、
    前記第1回転体の回転に連動して回転する第2回転体と、
    前記第1回転体に設けられたグリップ部と、
    前記第2回転体に設けられ、前記ロボットが行う作業の対象物が設置される設置部と、
    を有し、
    前記ロボットは、前記作業装置において、前記指部によって前記グリップ部を把持して前記第1回転体を回転させることを特徴とするロボット。
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