JP2017100084A - 濾過殺菌処理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】船舶に設けられたバラスト水処理装置に不具合が生じた緊急時に、船舶からのバラスト水を排水できるように殺菌する排水用処理をすることができる濾過殺菌処理システムを提供すること。【解決手段】濾過殺菌処理システム1の第2殺菌装置8は、高温流体を生成する高温流体生成部81と、高温流体生成部81で生成された高温流体が流通する高温流体ラインL61と、逆洗汚水下流排出ラインL41を流通する逆洗汚水W11と高温流体ラインL61を流通する高温流体との間で熱交換を行い、逆洗汚水W11を加熱殺菌する第1熱交換器83と、を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、被処理水に対して濾過及び殺菌を行なう濾過殺菌処理システムに関する。
タンカー等の船舶において、積み荷の原油等を降ろした後、再度目的地に向けて航行する際、航行中の船舶のバランスを取るため、一般的に、船舶に設けられたバラストタンク内にバラスト水と呼ばれる水を貯留する。バラスト水は、基本的に荷上港で取水されて、荷積港で排出される。そのため、それらの場所が異なっていれば、バラスト水中に含まれるプランクトンや細菌類の微生物が世界中を移動することになる。従って、荷上港と異なる海域の荷積港でバラスト水を排出すると、その港に別の海域の微生物を放出することになり、その海域の生態系を破壊するおそれがある。
船舶に貯留されるバラスト水や、その他汚染物質を含んだ汚染水などの被処理水を濾過するものとして、内部に流入した被処理水を濾過して外部へ流出させる円筒状のフィルタを備えた濾過器を有するバラスト水処理装置が知られている。バラスト水処理装置は、バラスト水の殺菌を行うために、バラスト水に対して紫外線を照射する紫外線処理を行う紫外線照射部を有している。紫外線照射部は、濾過器のフィルタにより濾過されたバラスト水(濾過処理水)に対して紫外線を照射して殺菌を行う(例えば、特許文献1参照)。
特開2014−161810号公報
バラストタンクには、紫外線照射部により十分に紫外線が照射されたバラスト水が貯留される。また、バラストタンクにおいてバラスト水に菌等が発生することも考慮して、バラスト水を排出する際にも、バラスト水に対して、紫外線照射部により紫外線を十分に照射することが行なわれる。
このような場合に、バラスト水をバラストタンクに対して流入又は排出する際に、紫外線照射部の不具合により、バラスト水に対して、紫外線を十分に照射することができない事態や、紫外線を全く照射することができない事態が生ずる、緊急の場合が想定される。
本発明は、船舶に設けられたバラスト水処理装置に不具合が生じた緊急時に、船舶からのバラスト水を排水できるように殺菌する排水用処理をすることができる濾過殺菌処理システムを提供することを目的とする。
本発明は、被処理水を濾過処理して濾過処理水を得る濾過処理装置と、濾過処理水の殺菌を行う第1殺菌装置と、前記濾過処理装置から排出される逆洗汚水を加熱して殺菌を行う第2殺菌装置と、を備える濾過殺菌処理システムであって、前記濾過処理装置は、被処理水を濾過して濾過処理水を得るフィルタと、前記フィルタに向けて被処理水が流通する被処理水導入ラインと、前記フィルタで濾過された濾過処理水が流通する処理水ラインと、前記フィルタに対して逆洗水を用いて逆洗浄を行う逆洗手段と、前記逆洗手段による逆洗浄後の逆洗汚水が流通する逆洗汚水ラインと、を有し、前記第2殺菌装置は、高温流体を生成する高温流体生成部と、前記高温流体生成部で生成された高温流体が流通する高温流体ラインと、前記逆洗汚水ラインを流通する逆洗汚水と前記高温流体ラインを流通する高温流体との間で熱交換を行い、逆洗汚水を加熱殺菌する第1熱交換器と、を有する、濾過殺菌処理システムに関する。
また、前記第1熱交換器よりも上流側の前記逆洗汚水ラインを流通する逆洗汚水と前記第1熱交換器よりも下流側の前記逆洗汚水ラインを流通する逆洗汚水との間で熱交換を行い、前記第1熱交換器よりも下流側の前記逆洗汚水ラインを流通する逆洗汚水を冷却する第2熱交換器と、を有することが好ましい。
また、前記第1殺菌装置は、濾過処理水に対して紫外線を照射する紫外線リアクタである、ことが好ましい。また、前記濾過処理装置における被処理水は、船に設けられるバラスト水処理装置又はバラストタンクから排出される各種水であることが好ましい。また、前記濾過処理装置における被処理水は、陸上に貯留されている水であることが好ましい。また、前記高温流体は蒸気であることが好ましい。
本発明によれば、船舶に設けられたバラスト水処理装置に不具合が生じた緊急時に、船舶からのバラスト水を排水できるように殺菌する排水用処理をすることができる濾過殺菌処理システムを提供することができる。
本発明の第1実施形態の濾過殺菌処理システム1を示すフロー図である。 本発明の第1実施形態の濾過殺菌処理システム1に接続される船舶Sのバラスト水処理装置101を示すフロー図である。
本発明の第1実施形態の濾過殺菌処理システム1について、説明する。図1は、本発明の第1実施形態の濾過殺菌処理システム1を示すフロー図である。
〔第1実施形態〕
図1に示すように、濾過殺菌処理システム1は、荷積港(陸上)に設置され、濾過処理装置2と、第1殺菌装置としての紫外線リアクタ61と、逆洗水供給手段7と、第2殺菌装置としての加熱殺菌装置8と、制御部9と、を備える。制御部9は、制御対象の各機器を制御可能に、各機器に信号線(不図示)により接続されている。
濾過殺菌処理システム1は、ラインとして、被処理水導入ラインL1と、処理水ラインL11と、逆洗水流通ラインL21と、エア抜きラインL31と、を備える。「ライン」とは、流路、経路、管路等の流体の流通が可能なラインの総称である。
濾過処理装置2は、ケーシング51と、フィルタ52と、フィルタ回転手段3と、吸引ノズル4と、逆洗水噴射ノズル6と、逆洗汚水排出手段5と、を備える。
ケーシング51は、円筒状であり、その内部にフィルタ52を収納する。フィルタ52は、全体視で円筒状であり、内部に流入した被処理水W1を濾過して濾過処理水W2として外部へ流出させる。本実施形態における被処理水W1は、船舶Sに設けられるバラスト水処理装置101に接続されているバラストタンク162に貯留されたバラスト水W103であって、当該バラスト水処理装置101を通して排出されたバラスト水W103である。バラスト水処理装置101の詳細については、後述する。
フィルタ回転手段3は、フィルタ52を、その軸心を中心に回転させる。吸引ノズル4は、フィルタ52の一次側に設けられ、フィルタ52の内周面(内面)に向かって開口する。
逆洗水噴射ノズル6は、フィルタ52の二次側に設けられ、フィルタ52の外周面に向かって、後述の排水用処理運転中に逆洗水W2を噴射する。逆洗水噴射ノズル6からの逆洗水W2の噴射は、ケーシング51及びフィルタ52の内部に被処理水W1、濾過処理水W2が存在する(満たされる)状態で行われる。
逆洗汚水排出手段5は、吸引ノズル4で吸引された逆洗汚水W11を、ケーシング51の内部から外部へ排出する。制御部9は、フィルタ52の一次側と二次側との差圧などに基づいて、逆洗水W2の噴射の有無、逆洗水W2の噴射時の噴射圧力などを制御する。濾過処理装置2の詳細については後述する。紫外線リアクタ61は、濾過処理装置2のフィルタ52により濾過された濾過処理水W2に対して紫外線を照射して殺菌を行う。
紫外線リアクタ61は、濾過処理水W2の殺菌を行う殺菌装置を構成する。
次に、各ラインについて詳述する。被処理水導入ラインL1は、一端部において、後述の船舶Sの貯留処理水排出ラインL112に接続され、被処理水W1が導入され、他端部において被処理水導入口20に接続しており、被処理水W1が濾過処理装置2の被処理水導入口20に向けて流通するラインである。被処理水導入ラインL1には、吸い込みポンプP1、バルブV1、被処理水導入口20がこの順で設けられている。
処理水ラインL11は、一端部において濾過処理装置2の処理水流出口26に接続しており、他端部において岸壁付近の海に向けて開口しており、濾過処理装置2で濾過処理された濾過処理水W2が海に向けて流通するラインである。処理水ラインL11には、処理水流出口26、接続部J21、バルブV11、紫外線リアクタ61、バルブV12がこの順で設けられている。
逆洗水流通ラインL21は、一端部において処理水ラインL11の接続部J21に接続しており、他端部において逆洗水噴射ノズル6に接続しているラインである。逆洗水流通ラインL21には、濾過処理水W2が逆洗水噴射ノズル6に向けて流通する。逆洗水流通ラインL21には、接続部J21、バルブV21、逆洗水加圧ポンプP21、逆洗水噴射ノズル6がこの順で設けられている。
ラインの各所には、各種のバルブ及びポンプが設けられている。具体的には、被処理水導入ラインL1には、吸い込みポンプP1が設けられている。吸い込みポンプP1は、被処理水導入ラインL1の一端部から被処理水W1を吸い込む。被処理水導入ラインL1における吸い込みポンプP1よりも下流側には、バルブV1が設けられている。
処理水ラインL11における処理水流出口26と紫外線リアクタ61との間(詳細には、接続部J21と紫外線リアクタ61との間)には、バルブV11が設けられている。処理水ラインL11における紫外線リアクタ61よりも下流側には、バルブV12が設けられている。
逆洗水流通ラインL21における接続部J21と逆洗水加圧ポンプP21との間には、バルブV21が設けられている。逆洗水流通ラインL21におけるバルブV21と逆洗水噴射ノズル6との間には、逆洗水加圧ポンプP21が設けられている。逆洗水加圧ポンプP21は、逆洗水流通ラインL21を流通する水を加圧する。
次に、濾過処理装置2の詳細について説明する。濾過処理装置2は、被処理水W1を濾過処理する。具体的には、ケーシング51は、上部開口部及び下部開口部を有する円筒状に形成されており、上部開口部が蓋部10で密閉され、下部開口部が底部11で密閉されている。蓋部10には、エア抜きラインL31が接続されている。エア抜きラインL31には、ケーシング51の内部のエアを抜くためのエア抜きバルブV31が設けられている。
フィルタ52は、上部開口部及び下部開口部を有し、全体視で円筒状に形成されている。フィルタ52の詳細については後述する。ケーシング51とフィルタ52との間には、処理水流出空間27が形成される。上部開口部は、上閉止部13で密閉されている。下部開口部は、下閉止部14及び後述する下部回転軸部材16とで密閉されている。
フィルタ回転手段3は、上部回転軸部材15と、下部回転軸部材16と、上部回転軸部材15を回転させるモータ17とで構成されている。上部回転軸部材15は、フィルタ52の上閉止部13に、フィルタ52の軸心位置に軸心方向上向きに突設して設けられている。下部回転軸部材16は、フィルタ52の下閉止部14に、フィルタ52の軸心位置に軸心方向下向きに突設して設けられている。
上部回転軸部材15は、ケーシング51の蓋部10を貫通し且つシーリングされた軸受部材18を介して、蓋部10に回転自在に且つ液密に支持されている。下部回転軸部材16は、ケーシング51の底部11を貫通し且つシーリングされた軸受部材19を介して、底部11に回転自在に且つ液密に支持されている。下部回転軸部材16は、フィルタ52の内部と連通する管状体となっており、ケーシング51の底部11からケーシング51の外部に突出する。下部回転軸部材16には、ケーシング51への被処理水導入口20が接続されている。
被処理水導入口20には、被処理水導入ラインL1が接続されている。ケーシング51の側部には、処理水流出口26が設けられている。処理水流出口26には、処理水ラインL11が接続されている。
被処理水導入ラインL1を流通し且つ被処理水導入口20から導入された被処理水W1は、下部回転軸部材16を通ってフィルタ52の内部に入る。その被処理水W1は、フィルタ52を通過して濾過されて、ケーシング51とフィルタ52との間に形成される処理水流出空間27に入り、処理水流出口26から流出する。
逆洗汚水排出手段5は、逆洗汚水ラインとしての逆洗汚水集合管28と、逆洗汚水ラインとしての逆洗汚水排出管29と、バルブV32とを備える。逆洗汚水集合管28には、吸引ノズル4で吸引された逆洗汚水W11が集合する。逆洗汚水排出管29は、逆洗汚水集合管28の下端部に接続し、逆洗汚水W11を外部へ排出する。バルブV32は、逆洗汚水排出管29に設けられている。
バルブV32よりも下流側の逆洗汚水排出管29の端部は、逆洗汚水ラインとしての逆洗汚水下流排出ラインL41の一端部に接続されている。逆洗汚水下流排出ラインL41の他端部は、岸壁付近の海に向けて開口している。逆洗汚水下流排出ラインL41は、逆洗手段(逆洗水供給手段7、逆洗水噴射ノズル6、逆洗汚水排出手段5)による逆洗浄後の逆洗汚水W11が流通し、加熱殺菌装置8によって加熱殺菌された逆洗汚水W11が、海に向けて流通するラインである。
逆洗汚水集合管28においては、上端部が閉鎖し、下端部が開口している。逆洗汚水集合管28は、フィルタ52の軸心に配置されている。逆洗汚水集合管28の上端部は、フィルタ52の上閉止部13の中央に設けられた孔に、嵌合して支持されている。逆洗汚水集合管28の下端部は、フィルタ52の下閉止部14の下部回転軸部材16の内部を、フィルタ52の回転を妨げないように通り、ケーシング51の被処理水導入口20に固定されて支持されている。
逆洗水供給手段7は、フィルタ52で濾過処理された濾過処理水W2を加圧して、逆洗水W2として逆洗水噴射ノズル6に供給する。逆洗水供給手段7は、逆洗水加圧ポンプP21、バルブV21などから構成される。
逆洗水噴射ノズル6は、フィルタ52の外周面(二次側)に逆洗水W2を噴射して、フィルタ52の一次側に堆積した異物を剥離する。剥離した直後に吸引ノズル4による吸引が行われる。逆洗水噴射ノズル6から噴射された逆洗水W2によりフィルタ52から剥離した異物は、逆洗汚水排出管29に設けられたバルブV32を開くことにより、吸引ノズル4により効果的に吸引される。バルブV32の二次側の圧力は大気圧に開放されているため、逆洗汚水集合管28の内部の圧力がフィルタ52の二次側の圧力よりも低くなり、フィルタ52の二次側にある濾過処理水W2の一部及び逆洗水噴射ノズル6から噴射した逆洗水W2は、逆洗汚水W11となって逆洗汚水集合管28の内部を流通し、逆洗汚水排出管29から逆洗汚水下流排出ラインL41へ排出される。
逆洗水噴射ノズル6に供給される逆洗水としては、本実施形態においては、フィルタ52で濾過処理された濾過処理水W2が用いられる。逆洗水供給手段7、逆洗水噴射ノズル6、逆洗汚水排出手段5は、逆洗手段を構成する。
次に、加熱殺菌装置8について説明する。加熱殺菌装置8は、濾過処理装置2から排出される逆洗汚水W11を加熱して殺菌を行う。具体的には、加熱殺菌装置8は、高温流体生成部81と、高温流体ラインL61と、第1熱交換器83と、第2熱交換器84と、ヒートポンプ/クローズドドレン回収システム85と、を有している。
高温流体ラインL61には、高温流体生成部81(ボイラ81)で生成された高温流体としての蒸気SM1が流通する。具体的には、高温流体ラインL61は、蒸気供給ラインL611と、蒸気回収ラインL612と、ドレン回収ラインL613と、を有している。蒸気供給ラインL611の一端部は、ボイラ81に接続しており、蒸気供給ラインL611の他端部は、第1熱交換器83に接続している。蒸気供給ラインL611には、ボイラ81で生成された蒸気SM1が第1熱交換器83へ向けて流通する。
ドレン回収ラインL613の一端部は、第1熱交換器83に接続しており、ドレン回収ラインL613の他端部は、ボイラ81に接続されている。ドレン回収ラインL613の途中には、ヒートポンプ/クローズドドレン回収システム85が接続されている。ドレン回収ラインL613には、第1熱交換器83において生じたドレンSM2を含む蒸気SM1を、ヒートポンプ/クローズドドレン回収システム85へ向けて流通する。そして、ドレン回収ラインL613には、ヒートポンプ/クローズドドレン回収システム85において回収されたドレンSM2がボイラ81へ向けて流通する。
蒸気回収ラインL612の一端部は、ヒートポンプ/クローズドドレン回収システム85に接続されている。蒸気回収ラインL612の他端部は、蒸気供給ラインL611の途中に設けられた接続部J611に接続されている。蒸気回収ラインL612には、ヒートポンプ/クローズドドレン回収システム85において回収された蒸気SM1が蒸気供給ラインL611へ向けて流通する。
ボイラ81は、高温流体としての蒸気SM1を生成する。第1熱交換器83は、前述のように、蒸気供給ラインL611及びドレン回収ラインL613と、逆洗汚水下流排出ラインL41と、に接続されており、逆洗汚水下流排出ラインL41を流通する逆洗汚水W11と高温流体ラインL61の蒸気供給ラインL611を流通する高温流体としての蒸気SM1の間で熱交換を行う。これにより、逆洗汚水W11が50℃以上の高温とされ、逆洗汚水W11は加熱殺菌される。
第2熱交換器84は、第1熱交換器83よりも上流側の逆洗汚水下流排出ラインL41の部分と、第1熱交換器83よりも下流側の逆洗汚水下流排出ラインL41の部分と、に接続されている。第2熱交換器84は、第1熱交換器83よりも上流側の逆洗汚水下流排出ラインL41を流通する逆洗汚水W11と第1熱交換器83よりも下流側の逆洗汚水下流排出ラインL41を流通する逆洗汚水W11との間で熱交換を行う。これにより、第2熱交換器84において、第1熱交換器83よりも上流側の逆洗汚水下流排出ラインL41を流通する逆洗汚水W11は加熱されると共に、第1熱交換器83よりも下流側の逆洗汚水下流排出ラインL41を流通する逆洗汚水W11は冷却される。
次に、本実施形態による濾過殺菌処理システム1に接続されて、濾過殺菌処理システム1へ被処理水(バラスト水)W3を排出する、船舶Sに設けられたバラスト水処理装置101の構成について説明する。図2は、本発明の第1実施形態の濾過殺菌処理システム1に接続される船舶Sのバラスト水処理装置101を示すフロー図である。
バラスト水処理装置101は、濾過殺菌処理システム1と同様の構成を有しているため、異なる構成についてのみ説明し、同様の構成については、濾過殺菌処理システム1における各構成の符号に100足した符号(100番台の符号とした符号)を付して、説明を省略する。なお、異なる構成の符号についても、100足した符号(100番台の符号とした符号)を付して説明する。
バラスト水処理装置101は、ラインとして、被処理水導入ラインL101と、被処理水排出ラインL102と、処理水ラインL111と、貯留処理水排出ラインL112と、エア抜きラインL131と、を備える。「ライン」とは、流路、経路、管路等の流体の流通が可能なラインの総称である。
バラストタンク162は、紫外線リアクタ161により紫外線の照射が行われたバラスト水(濾過処理水)W102を、貯留処理水W103として貯留する。
また、紫外線リアクタ161は、バラストタンク162に貯留されるバラスト水(貯留処理水)W103を船外へ排出する際に、貯留処理水W103に対して紫外線を照射して殺菌を行う。
次に、各ラインについて詳述する。被処理水導入ラインL101は、一端部から被処理水W101(主に海水)が導入され、他端部において被処理水導入口120に接続しており、被処理水W101がバラスト水濾過装置102の被処理水導入口120に向けて流通するラインである。被処理水導入ラインL101には、汲み上げポンプP101、バルブV101、接続部J101、被処理水導入口120がこの順で設けられている。
被処理水排出ラインL102は、一端部において被処理水導入ラインL101の接続部J101に接続しており、他端部からフィルタ152内の水(バラスト水W101)が排出されるラインである。
処理水ラインL111は、一端部においてバラスト水濾過装置102の処理水流出口126に接続しており、他端部においてバラストタンク162に接続しており、バラスト水濾過装置102で濾過処理されたバラスト水(濾過処理水)W102がバラストタンク162に向けて流通するラインである。処理水ラインL111には、処理水流出口126、接続部J121、バルブV111、接続部J111、紫外線リアクタ161、バルブV112、バラストタンク162がこの順で設けられている。
貯留処理水排出ラインL112は、一端部において処理水ラインL111の接続部J111に接続しており、他端部からバラスト水(貯留処理水)W103を排出するラインである。貯留処理水排出ラインL112には、接続部J111、バルブV113、貯留処理水排出ポンプP111がこの順で設けられている。
ラインの各所には、各種のバルブ及びポンプが設けられている。具体的には、被処理水導入ラインL101における接続部J101よりも上流側には、汲み上げポンプP101が設けられている。汲み上げポンプP101は、被処理水導入ラインL101の一端部から被処理水W101(主に海水)を汲み上げる。被処理水導入ラインL101における汲み上げポンプP101と接続部J101との間には、バルブV101が設けられている。被処理水排出ラインL102には、バルブV102が設けられている。
処理水ラインL111における紫外線リアクタ161とバラストタンク162との間には、バルブV112が設けられている。貯留処理水排出ラインL112には、バルブV113及び貯留処理水排出ポンプP111が設けられている。
次に、本実施形態の濾過殺菌処理システム1の主な動作について簡単に説明する。ここでは、バラスト水処理装置101において紫外線リアクタ161に不具合が生じている緊急の場合について説明する。
(1)濾過処理装置2による被処理水W1の濾過処理(排水用処理運転)
図1に示すように、被処理水導入ラインL1の一端部を、バラスト水処理装置101による殺菌処理が十分に機能していない船舶Sの貯留処理水排出ラインL112(図2参照)に接続する。船舶Sにおいては、バルブV112及びバルブV113を開き、バルブV111を閉じる。この状態で貯留処理水排出ラインL112に設けられた貯留処理水排出ポンプP111を稼働させる。これにより、被処理水W1(=バラスト水(貯留処理水)W103)が被処理水導入ラインL1の一端部に流入する。
バルブV1、バルブV11及びバルブV12を開き、バルブV21、バルブV31及びバルブV32を閉じる。この状態で、吸い込みポンプP1を駆動させる。これにより、被処理水導入ラインL1の一端部から流入した被処理水W1は、被処理水導入ラインL1を流通する。この際、必要に応じて、吸い込みポンプP1、貯留処理水排出ポンプP111のうちのいずれか一方を用いるようにしてもよい。被処理水導入口20から導入された被処理水W1は、フィルタ52で濾過処理され、濾過処理水W2として処理水流出口26から排出される。濾過処理水W2は、処理水ラインL11を流通し、紫外線リアクタ61により紫外線処理され、海に向けて排出される。
(2)逆洗水噴射ノズル6によるフィルタ52の逆洗処理(排水用処理運転中の逆洗)
バルブV1、バルブV11、バルブV12、バルブV21及びバルブV32を開き、他のバルブを閉じて、濾過処理水W2(逆洗水W2)が逆洗水噴射ノズル6に向けて流通する状態とする。そして、ケーシング51及びフィルタ52の内部に被処理水W1、濾過処理水W2が存在した状態で、逆洗水加圧ポンプP21及び吸引ノズル4の吸引を稼働させる。これにより、逆洗水噴射ノズル6からの逆洗水(濾過処理水)W2は、フィルタ52に向けて噴射され、逆洗が行われる。
次に、逆洗汚水W11の加熱殺菌処理について説明する。
前述のように、上記(2)逆洗水噴射ノズル6によるフィルタ52の逆洗処理(排水用処理運転中の逆洗)において、逆洗が行なわれることにより、逆洗汚水W11は、逆洗
汚水排出管29から逆洗汚水下流排出ラインL41へ排出される。逆洗汚水下流排出ラインL41を流通する逆洗汚水W11は、先ず、第2熱交換器84において、第1熱交換器83よりも下流側の逆洗汚水下流排出ラインL41を流通する逆洗汚水W11と熱交換を行ない、加熱される。
次に、逆洗汚水下流排出ラインL41を流通する逆洗汚水W11は、第1熱交換器83において、高温流体生成部(ボイラ)81からの蒸気SM1と熱交換を行い、加熱殺菌される。そして、逆洗汚水W11は、更に、逆洗汚水下流排出ラインL41を流通し、第2熱交換器84において、第1熱交換器83よりも上流側の逆洗汚水下流排出ラインL41を流通する逆洗汚水W11と熱交換を行ない、冷却される。そして、逆洗汚水W11は、海に向けて排出される。
第1実施形態の濾過殺菌処理システム1によれば、例えば、次のような効果を奏する。
濾過殺菌処理システム1は、被処理水を濾過処理して濾過処理水W2を得る濾過処理装置2と、濾過処理水W2の殺菌を行う第1殺菌装置としての紫外線リアクタ61と、濾過処理装置2から排出される逆洗汚水W11を加熱して殺菌を行う第2殺菌装置としての加熱殺菌装置8と、を備える。
濾過処理装置2は、被処理水W1を濾過して濾過処理水W2を得るフィルタ52と、フィルタ52に向けて被処理水W1が流通する被処理水導入ラインL1と、フィルタ52で濾過された濾過処理水W2が流通する処理水ラインL11と、フィルタ52に対して逆洗水W2を用いて逆洗浄を行う逆洗手段(逆洗水供給手段7、逆洗水噴射ノズル6、逆洗汚水排出手段5)と、逆洗手段による逆洗浄後の逆洗汚水W11が流通する逆洗汚水ラインとしての逆洗汚水下流排出ラインL41と、を有する。
加熱殺菌装置8は、高温流体としての蒸気SM1を生成する高温流体生成部81と、高温流体生成部81で生成された蒸気SM1が流通する高温流体ラインL61と、逆洗汚水下流排出ラインL41を流通する逆洗汚水W11と高温流体ラインL61を流通する蒸気SM1との間で熱交換を行い、逆洗汚水W11を加熱殺菌する第1熱交換器83と、を有する。
そのため、船舶Sにおいてバラスト水をバラストタンク162に対して流入又は排出する際に、紫外線リアクタ61の不具合により、バラスト水W2、W3に対して、紫外線を十分に照射することができない、又は、紫外線を全く照射することができない緊急の場合に、バラスト水W3に対して、陸上に設けられた濾過殺菌処理システム1において濾過処理及び紫外線による殺菌をすることができる。このため、紫外線による殺菌がなされていないバラスト水W3を、海へ直接排出することを防ぐことができる。更に、フィルタ52を逆洗浄することにより生ずる逆洗汚水W11を加熱殺菌処理するため、逆洗汚水W11が海にそのまま排出されることを防ぐことができる。
また、濾過殺菌処理システム1は、第1熱交換器83よりも上流側の逆洗汚水下流排出ラインL41を流通する逆洗汚水W11と第1熱交換器83よりも下流側の逆洗汚水下流排出ラインL41を流通する逆洗汚水W11との間で熱交換を行い、第1熱交換器83よりも下流側の逆洗汚水ラインとしての逆洗汚水下流排出ラインL41を流通する逆洗汚水W11を冷却する第2熱交換器84を有する。
そのため、加熱殺菌処理された高温の逆洗汚水W11を、排出する前に冷却することができると共に、逆洗汚水W11を第1熱交換器83において加熱殺菌する前に、予めある程度加熱することができる。このため、第1熱交換器83において加熱殺菌する際に必要な熱量を低減することができ、且つ、第1熱交換器83において加熱殺菌された高温の逆洗汚水W11の熱を、第1熱交換器83において加熱殺菌する前の逆洗汚水W11の加熱に用いて熱の有効利用を図ることができる。また、第1熱交換器83において加熱殺菌された高温の逆洗汚水W11を、第2熱交換器84において冷却できるため、高温の逆洗汚水W11が濾過殺菌処理システム1から排出されることを防ぐことができる。
また、濾過殺菌処理システム1は、濾過処理水W2に対して紫外線を照射をして殺菌を行う第1殺菌装置としての紫外線リアクタ61を更に備える。そのため、濾過処理水W2に対して紫外線による殺菌を行なうことができる。また、高温流体は蒸気SM1である。そのため、第1熱交換器83において高効率な熱交換を行なうことができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明した。しかし、本発明は、上述した実施形態に限定されることなく、種々の形態で実施することができる。
例えば、濾過殺菌処理システム1は、港湾の陸上に設けられ、船舶Sのバラスト水W103を被処理水W1として処理したが、この構成に限定されない。例えば、被処理水は、船舶に設けられるバラスト水処理装置又はバラストタンクから排出される各種水であってもよい。従って、被処理水は、例えば、船舶に設けられるバラスト水処理装置を介さずに、バラストタンクから排出されるバラスト水であってもよい。また、濾過殺菌処理システムは、港湾の陸上に設けられていなくてもよく、例えば、他の船舶に設けられていてもよい。また、被処理水は、陸上に貯留されている水、例えば、湖沼や池等に貯留されている水であってもよく、濾過殺菌処理システムは、これらの水を濾過し、紫外線により殺菌し、加熱殺菌してもよい。即ち、濾過殺菌処理システムによって処理される、貯留されている水とは、濾過殺菌処理システムによる処理後に得られる水に対しては、所定の微生物や細菌が除去されていることが要求されるが、処理前には、当該所定の微生物や細菌が含まれた状態となっている水を意味する。この場合には、例えば,逆洗水には廃棄物が多く含まれることがあるので、廃棄物については、乾燥させたり、焼却したりしてもよい。
また、濾過殺菌処理システムの構成は、本実施形態における濾過殺菌処理システム1の構成に限定されない。
1 濾過殺菌処理システム
2 濾過処理装置
5 逆洗汚水排出手段(逆洗手段)
6 逆洗水噴射ノズル(逆洗手段)
7 逆洗水供給手段(逆洗手段)
8 加熱殺菌装置
28 逆洗汚水集合管(逆洗汚水ライン)
29 逆洗汚水排出管(逆洗汚水ライン)
52 フィルタ
81 高温流体生成部
83 第1熱交換器
84 第2熱交換器
101 バラスト水処理装置
L1 被処理水導入ライン
L11 処理水ラインと
L41 逆洗汚水下流排出ライン(逆洗汚水ライン)
L61 高温流体ライン
S 船舶(船)
SM1 蒸気(高温流体)
W1 被処理水
W2 濾過処理水
W11 逆洗汚水

Claims (6)

  1. 被処理水を濾過処理して濾過処理水を得る濾過処理装置と、濾過処理水の殺菌を行う第1殺菌装置と、前記濾過処理装置から排出される逆洗汚水を加熱して殺菌を行う第2殺菌装置と、を備える濾過殺菌処理システムであって、
    前記濾過処理装置は、
    被処理水を濾過して濾過処理水を得るフィルタと、
    前記フィルタに向けて被処理水が流通する被処理水導入ラインと、
    前記フィルタで濾過された濾過処理水が流通する処理水ラインと、
    前記フィルタに対して逆洗水を用いて逆洗浄を行う逆洗手段と、
    前記逆洗手段による逆洗浄後の逆洗汚水が流通する逆洗汚水ラインと、を有し、
    前記第2殺菌装置は、
    高温流体を生成する高温流体生成部と、
    前記高温流体生成部で生成された高温流体が流通する高温流体ラインと、
    前記逆洗汚水ラインを流通する逆洗汚水と前記高温流体ラインを流通する高温流体との間で熱交換を行い、逆洗汚水を加熱殺菌する第1熱交換器と、を有する、
    濾過殺菌処理システム。
  2. 前記第1熱交換器よりも上流側の前記逆洗汚水ラインを流通する逆洗汚水と前記第1熱交換器よりも下流側の前記逆洗汚水ラインを流通する逆洗汚水との間で熱交換を行い、前記第1熱交換器よりも下流側の前記逆洗汚水ラインを流通する逆洗汚水を冷却する第2熱交換器と、を有する、
    請求項1に記載の濾過殺菌処理システム。
  3. 前記第1殺菌装置は、濾過処理水に対して紫外線を照射する紫外線リアクタである、
    請求項1又は2に記載の濾過殺菌処理システム。
  4. 前記濾過処理装置における被処理水は、船に設けられるバラスト水処理装置又はバラストタンクから排出される各種水である、
    請求項1〜3の何れかに記載の濾過殺菌処理システム。
  5. 前記濾過処理装置における被処理水は、陸上に貯留されている水である、
    請求項1〜3の何れかに記載の濾過殺菌処理システム。
  6. 前記高温流体は蒸気である、
    請求項1〜5の何れかに記載の濾過殺菌処理システム。
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