JP6296070B2 - バラスト水処理システムおよびその制御方法 - Google Patents
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Description
最初に本発明の実施態様を列記して説明する。以下において、「被処理水」との用語は、バラスト水処理システムによって処理される水を称する。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。
図1は、本発明の一実施形態に係るバラスト水処理システムを搭載した船舶を示した模式図である。図1に示すように、船舶1は、本発明の一実施形態に係るバラスト水処理システム100と、バラストタンク2とを有する。バラストタンク2はバラスト水4を貯留する。
図7は、本発明の一実施形態に係るバラスト水処理システム100によって実行される一連の処理を示したフローチャートである。図2および図7に示すように、ステップS1において、バラスト水処理システム100は、被処理水を浄化する。バラスト水処理システム100は、浄化された水をバラスト水としてバラストタンク2に注水する。
2 バラストタンク
3 海域
4 バラスト水
5 取水口
6 排水口
7 ドレイン
11 バラストポンプ
12 濾過装置
13 紫外線照射装置
14 洗浄液タンク
15 中和液タンク
16 循環ポンプ
17 温度センサ
18,19 圧力計
21,22 被処理水導入路
23,64 濾過水流路
24,25,29,39 排水流路
26,27,28,30,31,66 被処理水流路
32,33,34,35,36,37 循環流路
38 排水流路
40,45 清水流路
41 恒温循環流路
42 UV排水流路
43,44 エアベント管
61 フィルタ
62 被処理水ノズル
63,111 ケース
65 排出流路
67 ノズル口
71 外筒部
72 蓋部
73 底部
80 中心配管
81 取水穴
90 モータ
91 モータカバー
100 バラスト水処理システム
101 制御部
112 紫外線ランプ
113 ランプ電源
114 照度センサ
C 軸線
I 照度
S1〜S4,S10〜S15 ステップ
UVC 信号
W1〜W25 バルブ
Claims (8)
- 船舶に貯留されるバラスト水を生成するバラスト水処理システムであって、
被処理水を導入する被処理水流路と、前記被処理水を濾過するフィルタと、前記フィルタによって濾過された前記被処理水を導出する濾過水流路とを含む濾過装置と、
前記濾過水流路から分岐して前記被処理水流路に接続される循環流路と、
前記循環流路に接続されて、前記フィルタを洗浄するための塩素系の洗浄液を貯留する第1のタンクと、
前記循環流路に接続されて、前記洗浄液を中和するための中和液を貯留する第2のタンクと、
前記洗浄液を前記第1のタンクから前記循環流路に導入するための第1のバルブと、
前記中和液を前記第2のタンクから前記循環流路に導入するための第2のバルブと、
前記濾過水流路に設けられた紫外線ランプを含む紫外線照射装置と、
前記濾過水流路において、前記濾過水流路および前記循環流路の分岐部と、前記紫外線照射装置との間に設けられた第3のバルブと、
前記洗浄液、および前記洗浄液と混合された前記中和液を前記循環流路で循環させるポンプと、
前記循環流路から分岐して前記洗浄液および前記中和液を排出する排水流路と、
前記排水流路を開くための第4のバルブとを備える、バラスト水処理システム。 - 前記バラスト水処理システムは、
清水を前記濾過水流路に導入する清水流路と、
前記第3のバルブを迂回して前記清水が前記紫外線照射装置に流入するように前記濾過水流路に接続された恒温循環流路と、
前記恒温循環流路に設けられた第5のバルブと、
前記紫外線照射装置から出た前記清水を前記循環流路に導くように前記濾過水流路および前記循環流路に接続されたUV排水流路と、
前記UV排水流路に設けられた第6のバルブと、
前記濾過水流路に設けられて、前記濾過水流路を流れる前記清水の温度を計測する温度センサとをさらに備え、
前記温度センサによって計測された前記清水の温度が所定の温度よりも低い場合には、前記紫外線ランプが点灯するとともに前記ポンプは前記清水を循環させ、前記第1のバルブ、前記第2のバルブ、前記第3のバルブおよび前記第4のバルブは閉状態であり、前記第5のバルブおよび前記第6のバルブは開状態であり、
前記清水の前記温度が前記所定の温度である場合、前記第2のバルブ、前記第3のバルブ、前記第4のバルブ、前記第5のバルブおよび前記第6のバルブが閉状態であるとともに前記第1のバルブが開状態である、請求項1に記載のバラスト水処理システム。 - 前記第1のタンクおよび前記第2のタンクは、前記循環流路の途中に並列に配置され、
前記第1のバルブは、前記第1のタンクの入口に設けられ、
前記第2のバルブは、前記第2のタンクの入口に設けられ、
前記バラスト水処理システムは、
前記第1のタンクの出口に設けられ、前記洗浄液の循環時および前記中和液の循環時には、前記第1のバルブとともに開状態である第7のバルブと、
前記第2のタンクの出口に設けられ、前記中和液の循環時には前記第2のバルブとともに開状態である第8のバルブとをさらに備える、請求項2に記載のバラスト水処理システム。 - 前記洗浄液および前記中和液を前記排水流路へと導いた後に、前記第1から第8のバルブは閉状態であり、前記濾過装置は、前記清水流路を通じて導入された清水を貯留する、請求項3に記載のバラスト水処理システム。
- 船舶に貯留されるバラスト水を生成するバラスト水処理システムの制御方法であって、
前記バラスト水処理システムは、
被処理水を導入する被処理水流路と、前記被処理水を濾過するフィルタと、前記フィルタによって濾過された前記被処理水を導出する濾過水流路とを含む濾過装置と、
前記濾過水流路から分岐して前記被処理水流路に接続される循環流路と、
前記循環流路に接続されて、前記フィルタを洗浄するための塩素系の洗浄液を貯留する第1のタンクと、
前記循環流路に接続されて、前記洗浄液を中和するための中和液を貯留する第2のタンクと、
前記洗浄液を前記第1のタンクから前記循環流路に導入するための第1のバルブと、
前記中和液を前記第2のタンクから前記循環流路に導入するための第2のバルブと、
前記濾過水流路に設けられた紫外線ランプを含む紫外線照射装置と、
前記濾過水流路において、前記濾過水流路および前記循環流路の分岐部と、前記紫外線照射装置との間に設けられた第3のバルブと、
前記洗浄液、および前記洗浄液と前記中和液との混合液を前記循環流路で循環させるポンプと、
前記循環流路から分岐して前記洗浄液および前記中和液を排出する排水流路と、
前記排水流路を開くための第4のバルブと、
前記第1のバルブ、前記第2のバルブ、前記第3のバルブおよび前記第4のバルブを制御する制御部とを備え、
前記制御方法は、
前記制御部によって前記第1のバルブが開かれた状態において、前記ポンプによって前記洗浄液を前記循環流路で循環させるステップと、
前記制御部によって前記第1のバルブおよび前記第2のバルブが開かれた状態において、前記ポンプによって前記洗浄液と前記中和液との前記混合液を前記循環流路で循環させるステップと、
前記制御部によって前記第4のバルブが開かれた状態において、前記ポンプによって前記混合液を前記排水流路を通じて排出するステップとを備える、バラスト水処理システムの制御方法。 - 前記バラスト水処理システムは、
清水を前記濾過水流路に導入する清水流路と、
前記第3のバルブを迂回して前記清水が前記紫外線照射装置に流入するように前記濾過水流路に接続された恒温循環流路と、
前記恒温循環流路に設けられ、前記制御部によって制御される第5のバルブと、
前記紫外線照射装置から出た前記清水を前記循環流路に導くように前記濾過水流路および前記循環流路に接続されたUV排水流路と、
前記UV排水流路に設けられ、前記制御部によって制御される第6のバルブと、
前記濾過水流路に設けられて、前記濾過水流路を流れる前記清水の温度を計測する温度センサとをさらに備え、
前記制御方法は、
前記フィルタの洗浄に先立って、前記濾過装置の内部および前記紫外線照射装置の内部に残る残水を排水するステップと、
前記残水を前記濾過装置および前記紫外線照射装置から排水した後に前記濾過装置の内部および前記紫外線照射装置の内部に清水を導入するステップと、
前記温度センサによって計測された前記清水の温度が所定の温度よりも低い場合には、前記紫外線ランプが点灯するとともに前記ポンプが前記清水を循環させ、さらに、前記制御部によって前記第1のバルブ、前記第2のバルブ、前記第3のバルブおよび前記第4のバルブを閉じるとともに、前記第5のバルブおよび前記第6のバルブを開くステップと、
前記清水の前記温度が前記所定の温度である場合、前記制御部によって前記第2のバルブ、前記第3のバルブ、前記第4のバルブ、前記第5のバルブおよび前記第6のバルブを閉じるとともに前記第1のバルブを開くステップとをさらに備える、請求項5に記載のバラスト水処理システムの制御方法。 - 前記第1のタンクおよび前記第2のタンクは、前記循環流路の途中に並列に配置され、
前記第1のバルブは、前記第1のタンクの入口に設けられ、
前記第2のバルブは、前記第2のタンクの入口に設けられ、
前記バラスト水処理システムは、
前記第1のタンクの出口に設けられる第7のバルブと、
前記第2のタンクの出口に設けられる第8のバルブとをさらに備え、
前記洗浄液を前記循環流路で循環させるステップは、前記制御部によって前記第1のバルブおよび前記第7のバルブを開くステップを含み、
前記混合液を前記循環流路で循環させるステップは、前記制御部によって前記第2のバルブおよび前記第8のバルブを開くステップを含む、請求項6に記載のバラスト水処理システムの制御方法。 - 前記制御方法は、
前記混合液を前記排水流路へと導いた後に、前記制御部によって、前記第1から第8のバルブを閉状態にするステップと、
前記濾過装置が前記清水流路を通じて導入された清水を貯留するステップとをさらに備える、請求項7に記載のバラスト水処理システムの制御方法。
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