JP2017099441A - 血液浄化装置 - Google Patents

血液浄化装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2017099441A
JP2017099441A JP2015232745A JP2015232745A JP2017099441A JP 2017099441 A JP2017099441 A JP 2017099441A JP 2015232745 A JP2015232745 A JP 2015232745A JP 2015232745 A JP2015232745 A JP 2015232745A JP 2017099441 A JP2017099441 A JP 2017099441A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blood
blood circuit
flow path
negative pressure
replenisher
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015232745A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6671159B2 (ja
Inventor
渡 松下
Wataru Matsushita
渡 松下
健太郎 小越
Kentaro Ogoshi
健太郎 小越
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikkiso Co Ltd
Original Assignee
Nikkiso Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nikkiso Co Ltd filed Critical Nikkiso Co Ltd
Priority to JP2015232745A priority Critical patent/JP6671159B2/ja
Publication of JP2017099441A publication Critical patent/JP2017099441A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6671159B2 publication Critical patent/JP6671159B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】別途新たにセンサ類を設けることなく流路の閉塞を検出することができる血液浄化装置を提供する。
【解決手段】挟持手段Hで挟持された流路に液体の流動がない状態で気泡検出手段10の超音波振動素子A3から超音波を発振させてその超音波を超音波受信素子A4にて受信させる陰圧検出工程を行わせ得る制御手段13と、陰圧検出工程において超音波受信素子A4で受信した超音波に基づき挟持手段Hで挟持された流路又はその連通した流路の陰圧を検出し得る陰圧検出手段14とを具備したものである。
【選択図】図1

Description

本発明は、患者の血液を体外循環させつつ浄化するための血液浄化装置に関するものである。
血液浄化装置としての透析装置は、先端に動脈側穿刺針が取り付け可能とされた動脈側血液回路、先端に静脈側穿刺針が取り付け可能とされた静脈側血液回路を有した血液回路と、動脈側血液回路及び静脈側血液回路の間に介装されて血液回路を流れる血液を浄化する血液浄化手段としてのダイアライザと、動脈側血液回路に配設された血液ポンプと、ダイアライザに透析液を供給し得るとともに当該ダイアライザからの排液を排出させ得る透析装置本体とを有して構成されている。
ところで、近時においては、ダイアライザに供給するための透析液を用いて緊急補液や返血を行わせる技術が提案されている。例えば、特許文献1には、ダイアライザに透析液を導入し得る透析液導入ラインと、ダイアライザからの排液を導出し得る透析液排出ラインと、基端が透析液導入ラインに接続されるとともに先端が動脈側血液回路(血液ポンプと動脈側血液回路の先端との間)に接続された補液導入ライン(補充液導入ライン)とを有し、緊急補液時、補液導入ラインを介して血液回路に透析液を導入し、患者の体内に補液を注入する血液浄化装置が開示されている。
特開2004−313522号公報
しかしながら、上記従来の血液浄化装置においては、何らかの要因(例えば、流路をクランプした際の復元が十分に行われない場合や流路が屈曲した状態となっている場合等)によって補充液を導入する流路が閉塞されている場合、緊急補液を行うことができない虞があった。また、補充液は、緊急補液に限らず、血液回路内の血液を患者に戻す返血時にも血液回路内に導入されるが、その場合も同様に、補充液を導入する流路が閉塞されている場合、返血を行うことができない虞がある。
これを解消すべく、陰圧を検出して流路の閉塞を検知するためのセンサ等を別途新たに配設しようとした場合、その分だけコストが嵩んでしまうとともに、当該センサ類を配設するために流路に分岐や段差等が必要となってしまい、治療時に血液を体外循環させる際の支障になってしまう虞があった。なお、かかる不具合は、緊急補液や返血とは異なる他の工程時、及び血液回路における他の部位(例えば静脈側血液回路側等)にも生じる虞がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、別途新たにセンサ類を設けることなく流路の閉塞を検出することができる血液浄化装置を提供することにある。
請求項1記載の発明は、動脈側血液回路及び静脈側血液回路を有するとともに、当該動脈側血液回路の先端から静脈側血液回路の先端まで患者の血液を体外循環させ得る血液回路と、該血液回路の動脈側血液回路及び静脈側血液回路の間に介装されて当該血液回路を流れる血液を浄化する血液浄化手段と、前記血液回路の一部を挟持し得る挟持手段、該挟持手段で挟持した流路に超音波を発振可能な発振手段、及び該発振手段から発振されて前記流路を透過又は反射した超音波を受信可能な受信手段を有するとともに、当該受信手段で受信した超音波に基づいて当該流路を流れる液体中の気泡を検出し得る気泡検出手段とを具備した血液浄化装置において、前記挟持手段で挟持された流路に液体の流動がない状態で前記発振手段から超音波を発振させてその超音波を前記受信手段にて受信させる陰圧検出工程を行わせ得る制御手段と、前記陰圧検出工程において前記受信手段で受信した超音波に基づき前記挟持手段で挟持された流路又はその連通した流路の陰圧を検出し得る陰圧検出手段とを具備したことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の血液浄化装置において、前記陰圧検出工程は、前記血液回路に補液を導入してその補液を患者に注入させ得る補液工程時、又は前記血液回路の血液を患者に戻す返血工程時に行われることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1又は請求項2記載の血液浄化装置において、前記気泡検出手段で気泡が検出されたことを条件として、前記挟持手段で挟持された流路をクランプして閉塞し得るクランプ手段を具備するとともに、当該クランプ手段にて前記流路を閉塞した状態とすることにより当該流路において液体の流動がない状態とし得ることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項3記載の血液浄化装置において、前記気泡検出手段は、前記動脈側血液回路の先端部に配設されるとともに、当該動脈側血液回路に配設された血液ポンプと前記気泡検出手段との間には、前記血液回路に補充される補充液を前記血液回路に導入するための補充液導入ラインが接続され、前記クランプ手段にて前記流路を閉塞した状態としつつ前記血液ポンプを正回転駆動させることにより、前記補充液導入ラインから補充液を導入しつつ前記陰圧検出工程を行わせ得ることを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項4記載の血液浄化装置において、前記補充液導入ラインは、その基端が前記血液浄化手段に透析液を導入する透析液導入ラインに接続され、当該透析液導入ラインから補充液としての透析液を前記血液回路に導入し得ることを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項4記載の血液浄化装置において、前記補充液導入ラインは、その基端が生理食塩液を所定容量収容した収容バッグに接続され、当該収容バッグから補充液としての生理食塩液を前記血液回路に導入し得ることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、挟持手段で挟持された流路に液体の流動がない状態で発振手段から超音波を発振させてその超音波を受信手段にて受信させる陰圧検出工程を行わせ得る制御手段と、陰圧検出工程において受信手段で受信した超音波に基づき挟持手段で挟持された流路又はその連通した流路の陰圧を検出し得る陰圧検出手段とを具備したので、別途新たにセンサ類を設けることなく流路の閉塞を検出することができる。
請求項2の発明によれば、陰圧検出工程は、血液回路に補液を導入してその補液を患者に注入させ得る補液工程時、又は血液回路の血液を患者に戻す返血工程時に行われるので、補液又は返血を確実に行わせることができる。
請求項3の発明によれば、気泡検出手段で気泡が検出されたことを条件として、挟持手段で挟持された流路をクランプして閉塞し得るクランプ手段を具備するとともに、当該クランプ手段にて流路を閉塞した状態とすることにより当該流路において液体の流動がない状態とし得るので、気泡検出手段及びクランプ手段により気泡が患者の体内に至るのを防止する機能を流用して、陰圧検出工程を行わせることができる。
請求項4の発明によれば、気泡検出手段は、動脈側血液回路の先端部に配設されるとともに、当該動脈側血液回路に配設された血液ポンプと気泡検出手段との間には、血液回路に補充される補充液を血液回路に導入するための補充液導入ラインが接続され、クランプ手段にて流路を閉塞した状態としつつ血液ポンプを正回転駆動させることにより、補充液導入ラインから補充液を導入しつつ陰圧検出工程を行わせ得るので、補液導入ライン及び動脈側血液回路の先端部における流路の閉塞を検出することができる。
請求項5の発明によれば、補充液導入ラインは、その基端が血液浄化手段に透析液を導入する透析液導入ラインに接続され、当該透析液導入ラインから補充液としての透析液を血液回路に導入し得るので、透析液を補充液として利用する血液浄化装置に適用することができる。
請求項6の発明によれば、補充液導入ラインは、その基端が生理食塩液を所定容量収容した収容バッグに接続され、当該収容バッグから補充液としての生理食塩液を血液回路に導入し得るので、生理食塩液を補充液として利用する血液浄化装置に適用することができる。
本発明の実施形態に係る血液浄化装置を示す模式図 同血液浄化装置における気泡検出手段を示す側面図 同気泡検出手段を示す正面図 図3におけるIV−IV線断面図 同気泡検出手段における挟持手段に配設された血液判別手段を示す断面図(図2におけるV−V線断面図) 同気泡検出手段(挟持手段による挟持がなされていない状態)を示す断面図(図2におけるVI−VI線断面図) 同気泡検出手段(挟持手段による挟持がなされた状態)を示す断面図 同気泡検出手段の挟持手段により挟持がなされた流路(陰圧が生じた状態)を示す模式図 同気泡検出手段の挟持手段により挟持がなされた流路(陰圧が生じていない状態)を示す模式図 同気泡検出手段による検出値(気泡を検出した場合)を示すグラフ 同気泡検出手段による検出値(陰圧を検出した場合)を示すグラフ 本発明の他の実施形態に係る血液浄化装置を示す模式図
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら具体的に説明する。
本実施形態に係る血液浄化装置は、患者の血液を体外循環させて血液浄化治療(例えば血液透析治療)を行わせるためのもので、図1に示すように、先端1aaに動脈側穿刺針(不図示)が接続可能で内部に液体の流路を備える動脈側血液回路1a、及び先端1baに静脈側穿刺針(不図示)が接続可能な静脈側血液回路1bを有し、患者の血液を体外循環させ得る血液回路1と、動脈側血液回路1a及び静脈側血液回路1bの間に介装されて血液回路1を流れる血液を浄化するダイアライザ2(血液浄化手段)と、動脈側血液回路1aに配設された血液ポンプ3(しごき型ポンプ)と、動脈側血液回路1aに接続された動脈側エアトラップチャンバ4と、静脈側血液回路1bに接続された静脈側エアトラップチャンバ5と、ダイアライザ2に透析液を導入する透析液導入ラインL1と、ダイアライザ2からの排液を排出する透析液排出ラインL2と、制御手段13と、陰圧検出手段14とを有して構成されている。動脈側血液回路1a及び静脈側血液回路1bの各々は、その内部に液体の流路を備えている。
動脈側血液回路1aは、その先端1aaにコネクタ(不図示)が接続されており、当該コネクタを介して動脈側穿刺針が接続可能とされるとともに、途中にしごき型の血液ポンプ3と、動脈側エアトラップチャンバ4が配設されている。一方、静脈側血液回路1bは、その先端1baにコネクタ(不図示)が接続されており、当該コネクタを介して静脈側穿刺針が接続可能とされるとともに、途中に静脈側エアトラップチャンバ5が接続されている。
そして、動脈側血液回路1aの先端1aaに接続された動脈側穿刺針及び静脈側血液回路1bの先端1baに接続された静脈側穿刺針を患者に穿刺した状態で、血液ポンプ3を駆動(正回転駆動)させると、患者の血液は、動脈側エアトラップチャンバ4で除泡(気泡の除去)がなされつつ動脈側血液回路1aを通ってダイアライザ2に至り、該ダイアライザ2によって血液浄化が施された後、静脈側エアトラップチャンバ5で除泡(気泡の除去)がなされつつ静脈側血液回路1bを通って患者の体内に戻るようになっている。これにより、患者の血液を血液回路1の動脈側血液回路1aの先端1aaから静脈側血液回路1bの先端1baまで体外循環させつつダイアライザ2にて浄化し得るのである。
また、動脈側血液回路1aの途中には、被しごきチューブCが接続されており、かかる被しごきチューブCを血液ポンプ3に取り付けることが可能とされている。被しごきチューブCは、血液ポンプ3(しごき型ポンプ)のローラにて径方向に圧縮して流路を締切しつつ長手方向にしごかれて内部の液体をロータの回転方向に流動させ得るものであり、動脈側血液回路1を構成する他の可撓性チューブより軟質且つ大径の可撓性チューブから成る。
ダイアライザ2は、その筐体部に、血液導入口2a(血液導入ポート)、血液導出口2b(血液導出ポート)、透析液導入口2c(透析液流路入口:透析液導入ポート)及び透析液導出口2d(透析液流路出口:透析液導出ポート)が形成されており、このうち血液導入口2aには動脈側血液回路1aが、血液導出口2bには静脈側血液回路1bがそれぞれ接続されている。また、透析液導入口2c及び透析液導出口2dは、透析液導入ラインL1及び透析液排出ラインL2とそれぞれ接続されている。
ダイアライザ2内には、複数の中空糸膜(不図示)が収容されており、この中空糸が血液を浄化するための血液浄化膜を構成している。かかるダイアライザ2内には、血液浄化膜を介して患者の血液が流れる血液流路(血液導入口2aと血液導出口2bとの間の流路)及び透析液が流れる透析液流路(透析液導入口2cと透析液導出口2dとの間の流路)が形成されている。通常、中空糸の内側には血液が、外側には透析液が、それぞれ流れるようになっている。そして、血液浄化膜を構成する中空糸膜には、その外周面と内周面とを貫通した微小な孔(ポア)が多数形成されて中空糸膜を形成しており、該膜を介して血液中の不純物等が透析液内に透過し得るよう構成されている。
一方、透析液導入ラインL1及び透析液排出ラインL2には、所定濃度に調製された透析液をダイアライザ2に送液しつつ、当該ダイアライザ2から透析液と共に老廃物等(排液)を排出させる複式ポンプ6が接続されている。すなわち、透析液導入ラインL1及び透析液排出ラインL2に跨って複式ポンプ6が配設されており、かかる複式ポンプ6を駆動させることにより、ダイアライザ2に対して透析液導入ラインL1にて透析液を導入及び透析液排出ラインL2にて排液を排出させ得るよう構成されているのである。
また、透析液導入ラインL1には、電磁弁V1、V3及び濾過フィルタF1、F2が接続されており、ダイアライザ2に導入する透析液を濾過フィルタF1、F2にて濾過し得るとともに、電磁弁V1、V3にて任意タイミングで流路を遮断又は開放可能とされている。なお、透析液導入ラインL1は、バイパスラインL4、L5にて透析液排出ラインL2と接続されており、これらバイパスラインL4、L5には、電磁弁V4、V5がそれぞれ接続されている。
さらに、透析液排出ラインL2には、複式ポンプ6を迂回する迂回ラインL3、L6が接続されており、迂回ラインL6には電磁弁V6が接続されるとともに、迂回ラインL3には除水ポンプ7が接続されている。しかして、血液回路1にて患者の血液を体外循環させる過程で除水ポンプ7を駆動させることにより、ダイアライザ2を流れる血液から水分を取り除いて除水し得るようになっている。
また、透析液排出ラインL2における複式ポンプ6より上流側(図1中左側)には、当該複式ポンプ6における透析液排出ラインL2の液圧調整を行う加圧ポンプ8が接続されており、当該加圧ポンプ8と複式ポンプ6との間からは、脱ガスチャンバ9を介して開放ラインL7が延設されている。透析液排出ラインL2及びそこから分岐する開放ラインL7には、電磁弁V2、V7がそれぞれ接続されており、任意タイミングで透析液の流路を遮断又は開放可能とされている。
補充ラインL8(補充液導入ライン)は、基端が透析液導入ラインL1の所定部位(本実施形態においては、電磁弁V1と濾過フィルタF2との間)に形成された採取口P(サンプルポート)に接続されるとともに、先端が動脈側血液回路1a(血液ポンプ3の配設位置より先端1aa側)に接続され、当該透析液導入ラインL1の透析液(補充液)を動脈側血液回路1aに供給し得る流路から成るものである。また、この補充ラインL8には、クランプ手段V10が接続されており、当該クランプ手段V10を開状態とすることにより、透析液導入ラインL1の透析液を血液回路1(動脈側血液回路1a)に供給し得るとともに、当該クランプ手段V10を閉状態とすることにより、流路を閉止し得るようになっている。
しかるに、透析治療中において、患者の血圧が急激に下がったりした場合、緊急補液を行うことがある。かかる緊急補液時には、電磁弁V1、V2及び動脈側血液回路1aにおける先端部のクランプ手段12を閉状態(静脈側血液回路1bにおける先端部のクランプ手段12は開状態)とするとともに、クランプ手段V10を開状態として補液導入ラインL8の流路を開放する。そして、複式ポンプ6及び血液ポンプ3を駆動(血液ポンプ3は正回転駆動)させれば、透析液導入ラインL1の透析液が動脈側血液回路1a及び静脈側血液回路1bを流れ、静脈側穿刺針を介して患者の体内に補充されて緊急補液されることとなる。
さらに、動脈側血液回路1aの先端部(動脈側血液回路1aの先端1aaと補液導入ラインL8の接続部との間)、及び静脈側血液回路1bにおける先端部1ba(静脈側血液回路1bの先端1baと静脈側エアトラップチャンバ5との間)には、それぞれ気泡検出手段10、血液判別手段11及びクランプ手段12がそれぞれ配設されている。これら気泡検出手段10、血液判別手段11及びクランプ手段12は、共通の挟持手段Hを具備している。
かかる挟持手段Hは、動脈側血液回路1aの先端部及び静脈側血液回路1bの先端部のそれぞれに配設されており、図2〜7に示すように、本体部Haと、蓋部Hbとを有して構成されているとともに、本体部Haには、動脈側血液回路1a又は静脈側血液回路1bを構成する可撓性チューブを嵌合させ得る嵌合溝Haaが形成されている。また、蓋部Hbは、揺動軸Lを介して本体部Haに対して揺動自在に取り付けられており、当該揺動軸Lを中心とした揺動によって開閉可能とされている。
そして、嵌合溝Haaに可撓性チューブを嵌合させた状態で蓋部Hbを閉状態とすることにより、図7、9に示すように、本体部Ha及び蓋部Hbにより当該可撓性チューブ(血液回路の一部)を上下から挟持し得るようになっている。また、嵌合溝Haaの所定位置には、スイッチfが形成されており、可撓性チューブを嵌合溝Haaにて正常に挟持させると当該スイッチfがオンするよう構成されている。これにより、可撓性チューブが嵌合溝Haaに正常に挟持されているか否かを検知することが可能とされている。
さらに、蓋部Hbには、閉状態で本体部Haと係止し得るロック部Hbaが形成されており、当該ロック部Hbaによるロックにて、可撓性チューブを挟持した状態が確実に保持される。なお、気泡検出手段10、血液判別手段11及びクランプ手段12は、本体部Haにおいて嵌合溝Haaの延設方向に沿って配設されており、挟持手段Hにて挟持した血液回路の一部に対して、気泡検出手段10による気泡の検出、血液判別手段11による血液判別、及びクランプ手段12による流路の開閉を行い得るよう構成されている。
クランプ手段12は、開閉動作により、配設された各々の部位における流路(すなわち、動脈側血液回路1aの先端部又は静脈側血液回路1bの先端部の流路)を閉塞及び開放し得るものであり、気泡検出手段10で気泡が検出されたことを条件として、挟持手段Hで挟持された流路をクランプして閉塞し得るよう構成されている。なお、図2、4中符号Rは、クランプ手段12に配設されたプッシュロッドを示しており、このプッシュロッドRを嵌合溝Haaに対して進退させることにより、当該嵌合溝Haaにて挟持された流路を閉塞及び開放し得るようになっている。
血液判別手段11は、動脈側血液回路1aの先端部又は静脈側血液回路1bの先端部の流路において血液が流通しているか否かを判別するためのもので、図5に示すように、例えばLEDから成る発光素子A1と、受光素子A2とを具備している。これら発光素子A1と受光素子A2は、嵌合溝Haaを挟んで左右にそれぞれ配設されており、当該嵌合溝Haaで嵌合された動脈側血液回路1及び静脈側血液回路2を構成する可撓性チューブに向けて発光素子A1から光を照射させ得るとともに、その光を受光素子A2にて受け得るようになっている。
この受光素子A2は、その受光量に応じて電圧が変化するよう構成されており、検出される電圧により動脈側血液回路1a及び静脈側血液回路1bを流れる血液の有無を判別し得るよう構成されている。すなわち、血液と補充液(本実施形態においては透析液)とでは、発光素子A1から照射される光の透過率が異なる(血液より透析液や生理食塩液等の補充液の方が光の透過率が高い)ので、受光素子A2により検出された電圧が所定の閾値を超えたことにより、流動する液体が血液から補充液に置換されたことが検出されるのである。
気泡検出手段10は、挟持手段Hにて挟持された部位(所定位置)における動脈側血液回路1a及び静脈側血液回路1bを流れる気泡(エア)を検出可能なセンサから成り、図6に示すように、例えば圧電素子から成る超音波振動素子A3(発振手段)と、圧電素子から成る超音波受信素子A4(受信手段)とを具備している。超音波振動素子A3(発振手段)は、本体部Haにおける嵌合溝Haaの下方に配設され、挟持手段Hで挟持した流路に超音波を発振可能とされている。また、超音波受信素子A4(受信手段)は、蓋部Hbにおける所定部位(蓋部Hbが閉状態とされたとき、超音波振動素子A3と対向する部位)に配設され、超音波受信素子A4から発振されて流路を透過した超音波を受信可能とされている。
そして、嵌合溝Haaで嵌合された動脈側血液回路1及び静脈側血液回路2を構成する可撓性チューブに向けて超音波振動素子A3から超音波を照射させ得るとともに、その振動を超音波受信素子A4にて受け得るようになっている。この超音波受信素子A4は、その受信した振動に応じて電圧が変化するよう構成されており、検出される電圧が所定の閾値を超えたことにより動脈側血液回路1a及び静脈側血液回路1bに気泡が流動したことを検出し得るよう構成されている。
すなわち、気泡検出手段10による検出値(超音波受信素子A4により受信した振動に応じた電圧)は、図10に示すように、一定の範囲で推移するよう構成されており、気泡が流動すると、気泡の方が血液や補充液に比べ超音波の減衰率が高いので、同図αに示すように、超音波受信素子A4により検出された電圧が低下することとなる。そして、超音波受信素子A4により検出された電圧が所定の閾値を超えて下降すると、気泡が流動したことが検出されるのである。
上記構成の気泡検出手段7により、超音波受信素子A4(受信手段)で受信した超音波に基づいて当該流路を流れる液体中の気泡を検出することができる。しかして、本実施形態によれば、動脈側血液回路1a及び静脈側血液回路1bにて患者の血液を体外循環させつつダイアライザ3にて血液浄化治療を行わせるとともに、血液判別手段11にて所定位置を流動する液体が血液から補充液に置換されたことを検出、或いは気泡検出手段10にて気泡の流動を検出すると、クランプ手段12を閉状態として透析治療や返血を終了又は中断させることができる。
さらに、本実施形態に係る透析装置本体内には、例えばマイコン等から成る制御手段13及び陰圧検出手段14が配設されている。制御手段13は、挟持手段Hで挟持された流路に液体の流動がない状態で気泡検出手段10の超音波振動素子A3(発振手段)から超音波を発振させてその超音波を超音波受信素子A4(受信手段)にて受信させる陰圧検出工程を行わせ得るもので、本実施形態においては、血液回路1に補液(補充液)を導入してその補液を患者に注入させ得る補液工程時に陰圧検出工程が行われるよう構成されている。
陰圧検出手段14は、陰圧検出工程において超音波受信素子A4(受信手段)で受信した超音波に基づき挟持手段Hで挟持された流路又はその連通した流路の陰圧を検出し得るものである。すなわち、陰圧検出工程時、補液導入ラインL8又は動脈側血液回路1aの先端部(動脈側血液回路1aにおける先端1aaと血液ポンプ3の配設位置との間、本実施形態では、動脈側血液回路1aにおけるクランプ手段12の配設位置と血液ポンプ3の配設位置との間)が閉塞していると、挟持手段Hで挟持された流路内が陰圧となり、図9で示す状態から図8で示す状態に流路の径が縮小してしまう。
このように流路の径が縮小した状態で、気泡検出手段10の超音波振動素子A3(発振手段)から超音波を発振させてその超音波を超音波受信素子A4(受信手段)にて受信させると、図8に示すように、超音波振動素子A3(発振手段)及び超音波受信素子A4(受信手段)と挟持手段Hで挟持された流路との接触面積が小さくなっているので、図11のβで示すように、超音波受信素子A4により検出される電圧が低下することとなる。この電圧の低下を検出することにより、挟持手段Hで挟持された流路又はその連通した流路の陰圧を検出することができるのである。
より具体的には、緊急補液時、既述したように、電磁弁V1、V2及び動脈側血液回路1aにおける先端部のクランプ手段12を閉状態(静脈側血液回路1bにおける先端部のクランプ手段12は開状態)としつつクランプV10を開状態として補液導入ラインL8の流路を開放し、複式ポンプ6及び血液ポンプ3を駆動(血液ポンプ3は正回転駆動)させることにより、透析液導入ラインL1の透析液を患者の体内に補充して緊急補液がなされる。このような緊急補液中においては、動脈側血液回路1aの先端部における挟持手段Hで挟持された流路には、液体の流動がない状態となっている。
しかして、緊急補液中において、制御手段13による制御にて陰圧検出工程が行われる。すなわち、緊急補液中、制御手段13による制御にて、気泡検出手段10の超音波振動素子A3(発振手段)から超音波を発振させてその超音波を超音波受信素子A4(受信手段)にて受信させるとともに、陰圧検出手段14にて、陰圧検出工程において超音波受信素子A4(受信手段)で受信した超音波に基づき挟持手段Hで挟持された流路又はその連通した流路の陰圧を検出することにより、補液導入ラインL8又は動脈側血液回路1aの先端部(動脈側血液回路1aにおける先端1aaと血液ポンプ3の配設位置との間)の閉塞を検出することができるのである。
このように、陰圧検出手段14により陰圧が検出された際、補液導入ラインL8又は動脈側血液回路1aの先端部(動脈側血液回路1aにおける先端1aaと血液ポンプ3の配設位置との間)が閉塞している旨の報知(例えば、モニタによる表示やスピーカによる警報音の出力等)を行わせることができる。これにより、医療従事者に流路の閉塞を素早く把握させることができる。
上記実施形態によれば、挟持手段Hで挟持された流路に液体の流動がない状態で超音波振動素子A3(発振手段)から超音波を発振させてその超音波を超音波受信素子A4(受信手段)にて受信させる陰圧検出工程を行わせ得る制御手段13と、陰圧検出工程において超音波受信素子A4で受信した超音波に基づき挟持手段Hで挟持された流路又はその連通した流路の陰圧を検出し得る陰圧検出手段14とを具備したので、別途新たにセンサ類を設けることなく流路の閉塞を検出することができる。
すなわち、挟持手段Hで挟持された流路に液体の流動がない状態で陰圧検出工程(気泡検出手段10による超音波の発振及び受信)を行わせるので、気泡の検出信号(図10参照)と混同してしまうのを確実に回避することができ、流路の陰圧をより精度よく検出することができるのである。
また、本実施形態に係る陰圧検出工程は、血液回路1に補液を導入してその補液を患者に注入させ得る補液工程時に行われるので、補液を確実に行わせることができる。なお、陰圧検出工程は、補液工程時に限定されず、他の工程(例えば血液回路1の血液を患者に戻す返血工程時)に行われるようにしてもよい。このように、陰圧検出工程を補液時又は返血工程時に行わせることにより、補液又は返血を確実に行わせることができる。
さらに、気泡検出手段10で気泡が検出されたことを条件として、挟持手段Hで挟持された流路をクランプして閉塞し得るクランプ手段12を具備するとともに、当該クランプ手段12にて流路を閉塞した状態とすることにより当該流路において液体の流動がない状態とし得るので、気泡検出手段10及びクランプ手段12により気泡が患者の体内に至るのを防止する機能を流用して、陰圧検出工程を行わせることができる。
またさらに、気泡検出手段10は、動脈側血液回路1aの先端部に配設されるとともに、当該動脈側血液回路1aに配設された血液ポンプ3と気泡検出手段10との間には、血液回路1に補充される補充液を血液回路1に導入するための補充液導入ラインL8が接続され、クランプ手段12にて流路を閉塞した状態としつつ血液ポンプ3を正回転駆動させることにより、補充液導入ラインL8から補充液(透析液)を導入しつつ陰圧検出工程を行わせ得るので、補液導入ラインL8及び動脈側血液回路1aの先端部における流路の閉塞を検出することができる。特に、補充液導入ラインL8は、その基端がダイアライザ2(血液浄化手段)に透析液を導入する透析液導入ラインL1に接続され、当該透析液導入ラインL1から補充液としての透析液を血液回路1に導入し得るので、透析液を補充液として利用する血液浄化装置に適用することができる。
以上、本実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば図12に示すように、補充液導入ラインは、基端が生理食塩液を所定容量収容した収容バッグBに接続され、当該収容バッグBから補充液としての生理食塩液を血液回路1に導入し得る補充液導入ラインL9を具備したものとしてもよい。この場合、補充液導入ラインL9は、先端が動脈側血液回路1aにおける挟持手段Hと血液ポンプ3との間に接続されるとともに、クランプ手段V11を具備して構成され、当該クランプ手段V11を開状態とすることにより、収容バッグBから補充液としての生理食塩液を血液回路1に導入することができるので、生理食塩液を補充液として利用する血液浄化装置に適用することができる。
また、本実施形態においては、気泡検出手段10、血液判別手段11及びクランプ手段12が挟持手段H内に配設されているが、気泡検出手段10が単独で挟持手段H内に配設されるものであってもよく、あるいは気泡検出手段10及びクランプ手段12のみが挟持手段H内に配設されるものであってもよい。なお、本実施形態においては、透析治療時に用いられる透析装置に適用しているが、患者の血液を体外循環させつつ浄化し得る他の装置(例えば血液濾過透析法、血液濾過法、AFBFで使用される血液浄化装置、血漿吸着装置等)に適用してもよい。
挟持手段で挟持された流路に液体の流動がない状態で発振手段から超音波を発振させてその超音波を受信手段にて受信させる陰圧検出工程を行わせ得る制御手段と、陰圧検出工程において受信手段で受信した超音波に基づき挟持手段で挟持された流路又はその連通した流路の陰圧を検出し得る陰圧検出手段とを具備した血液浄化装置であれば、他の機能が付加されたもの等にも適用することができる。
1 血液回路
1a 動脈側血液回路
1b 静脈側血液回路
2 ダイアライザ(血液浄化手段)
3 血液ポンプ
4 動脈側エアトラップチャンバ
5 静脈側エアトラップチャンバ
6 複式ポンプ
7 除水ポンプ
8 加圧ポンプ
9 脱ガスチャンバ
10 気泡検出手段
11 血液判別手段
12 クランプ手段
13 制御手段
14 陰圧検出手段
H 挟持手段

Claims (6)

  1. 動脈側血液回路及び静脈側血液回路を有するとともに、当該動脈側血液回路の先端から静脈側血液回路の先端まで患者の血液を体外循環させ得る血液回路と、
    該血液回路の動脈側血液回路及び静脈側血液回路の間に介装されて当該血液回路を流れる血液を浄化する血液浄化手段と、
    前記血液回路の一部を挟持し得る挟持手段、該挟持手段で挟持した流路に超音波を発振可能な発振手段、及び該発振手段から発振されて前記流路を透過又は反射した超音波を受信可能な受信手段を有するとともに、当該受信手段で受信した超音波に基づいて当該流路を流れる液体中の気泡を検出し得る気泡検出手段と、
    を具備した血液浄化装置において、
    前記挟持手段で挟持された流路に液体の流動がない状態で前記発振手段から超音波を発振させてその超音波を前記受信手段にて受信させる陰圧検出工程を行わせ得る制御手段と、
    前記陰圧検出工程において前記受信手段で受信した超音波に基づき前記挟持手段で挟持された流路又はその連通した流路の陰圧を検出し得る陰圧検出手段と、
    を具備したことを特徴とする血液浄化装置。
  2. 前記陰圧検出工程は、前記血液回路に補液を導入してその補液を患者に注入させ得る補液工程時、又は前記血液回路の血液を患者に戻す返血工程時に行われることを特徴とする請求項1記載の血液浄化装置。
  3. 前記気泡検出手段で気泡が検出されたことを条件として、前記挟持手段で挟持された流路をクランプして閉塞し得るクランプ手段を具備するとともに、当該クランプ手段にて前記流路を閉塞した状態とすることにより当該流路において液体の流動がない状態とし得ることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の血液浄化装置。
  4. 前記気泡検出手段は、前記動脈側血液回路の先端部に配設されるとともに、当該動脈側血液回路に配設された血液ポンプと前記気泡検出手段との間には、前記血液回路に補充される補充液を前記血液回路に導入するための補充液導入ラインが接続され、前記クランプ手段にて前記流路を閉塞した状態としつつ前記血液ポンプを正回転駆動させることにより、前記補充液導入ラインから置換液を導入しつつ前記陰圧検出工程を行わせ得ることを特徴とする請求項3記載の血液浄化装置。
  5. 前記補充液導入ラインは、その基端が前記血液浄化手段に透析液を導入する透析液導入ラインに接続され、当該透析液導入ラインから補充液としての透析液を前記血液回路に導入し得ることを特徴とする請求項4記載の血液浄化装置。
  6. 前記補充液導入ラインは、その基端が生理食塩液を所定容量収容した収容バッグに接続され、当該収容バッグから補充液としての生理食塩液を前記血液回路に導入し得ることを特徴とする請求項4記載の血液浄化装置。
JP2015232745A 2015-11-30 2015-11-30 血液浄化装置 Active JP6671159B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015232745A JP6671159B2 (ja) 2015-11-30 2015-11-30 血液浄化装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015232745A JP6671159B2 (ja) 2015-11-30 2015-11-30 血液浄化装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017099441A true JP2017099441A (ja) 2017-06-08
JP6671159B2 JP6671159B2 (ja) 2020-03-25

Family

ID=59017761

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015232745A Active JP6671159B2 (ja) 2015-11-30 2015-11-30 血液浄化装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6671159B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20200105873A (ko) * 2017-12-29 2020-09-09 감브로 룬디아 아베 체외 혈액 치료 장치
CN115364339A (zh) * 2017-06-12 2022-11-22 株式会社Jms 夹具单元及具有该夹具单元的透析装置

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH047846U (ja) * 1990-05-14 1992-01-24
JP2012115613A (ja) * 2010-12-03 2012-06-21 Junken Medical株式会社 輸血・輸液又は血液浄化用の装置及び当該装置におけるポンプの吸引不良検知方法
JP2013208162A (ja) * 2012-03-30 2013-10-10 Nikkiso Co Ltd 血液浄化装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH047846U (ja) * 1990-05-14 1992-01-24
JP2012115613A (ja) * 2010-12-03 2012-06-21 Junken Medical株式会社 輸血・輸液又は血液浄化用の装置及び当該装置におけるポンプの吸引不良検知方法
JP2013208162A (ja) * 2012-03-30 2013-10-10 Nikkiso Co Ltd 血液浄化装置

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN115364339A (zh) * 2017-06-12 2022-11-22 株式会社Jms 夹具单元及具有该夹具单元的透析装置
CN115364339B (zh) * 2017-06-12 2024-04-16 株式会社Jms 夹具单元及具有该夹具单元的透析装置
KR20200105873A (ko) * 2017-12-29 2020-09-09 감브로 룬디아 아베 체외 혈액 치료 장치
JP2021508505A (ja) * 2017-12-29 2021-03-11 ガンブロ・ルンディア・エービーGambro Lundia Ab 体外血液処理用の装置
KR102630474B1 (ko) 2017-12-29 2024-01-29 감브로 룬디아 아베 체외 혈액 치료 장치
US11951295B2 (en) 2017-12-29 2024-04-09 Gambro Lundia Ab Apparatus for extracorporeal blood treatment

Also Published As

Publication number Publication date
JP6671159B2 (ja) 2020-03-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4798653B2 (ja) 血液浄化装置
EP2883558B1 (en) Blood purification device and priming method therefor
JP4716409B2 (ja) 血液浄化装置
JP5247864B2 (ja) 血液浄化装置
JP6813484B2 (ja) 血液浄化装置
JP6516559B2 (ja) 血液浄化装置
US10940253B2 (en) Blood purification apparatus
JP5399218B2 (ja) 血液浄化装置
JP6571234B1 (ja) 血液浄化装置
US10940252B2 (en) Blood purification apparatus
JP6053107B2 (ja) 血液浄化装置及びそのプライミング方法
JP6429527B2 (ja) 血液浄化装置
JP6424041B2 (ja) 血液浄化装置
JP6671159B2 (ja) 血液浄化装置
JP5931128B2 (ja) 血液浄化装置
JP6501340B2 (ja) 血液浄化装置
JP7293761B2 (ja) 透析装置及び回路セットの判定方法
JP6543305B2 (ja) 血液浄化装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20181002

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190524

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190624

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190807

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20191004

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200106

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20200115

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200228

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200303

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6671159

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250