JP2017099158A - 磁性板の積層体及びモータ - Google Patents
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Abstract
【課題】モータ特性の低下を防ぎつつ、外部負荷応力に対する取扱いを容易にすること。【解決手段】軟磁性薄帯を積層した積層部1と、積層部1の上下に設けた金属板2と、積層部1の積層端面に設けた接着層4とを有し、積層部1と金属板2とは接着層4により結合されており、金属板2の上下面には接着層4を構成する接着剤が付着しない。これにより、軟磁性薄帯の積層部1において上下面と側面が固定されるので、積層体3の外形形状を容易に保つことができる。また、軟磁性薄帯の積層部1の上下面に接着剤が付着しないので、積層体3を他の部品や他の積層体3と積み重ねて使用することができ、取扱いを容易にすることができる。【選択図】図1
Description
本発明は、モータ用鉄心として用いられる磁性板の積層体及びモータに関する。
従来、モータ用鉄心には、純鉄や電磁鋼板が用いられている。また、より効率化を目的としたモータには、非晶質やナノ結晶粒を有する薄帯が鉄心に用いられたものがある(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1の技術では、まず、単ロール法、双ロール法等の液体急冷法により作製された非晶質薄帯に対して巻回、切断、打ち抜き、エッチング等を行うことでモータ用鉄心を作製する。次に、そのモータ用鉄心を熱処理して微細なナノ結晶粒を有する金属薄帯とし、これらを積層することで、図11に示す固定子鉄心及び回転子鉄心を作製する。
また、特許文献2の技術では、図12に示すように、接着剤が塗布された複数枚の非晶質薄帯51と上下の電磁鋼板52とを重ね合わせ、加熱圧着することで、積層材50を製造している。これにより取り扱いが容易になるとしている。
しかしながら、特許文献1の技術では、板厚が数10μm以下の薄帯では強度が小さく、非晶質薄帯を熱処理して作製されたナノ結晶粒を有する金属薄帯は脆いため、積層後に外力(外部負荷応力)が加わった場合に破損しやすく、モータ特性(モータの磁気特性)の低下につながりやすいという課題を有している。
また、特許文献2の技術では、各層に接着剤を塗布するので、厚さに占める軟磁性薄帯の比率が小さくなり、軟磁気特性が低下するという課題を有している。
本発明の目的は、上述した課題を解決するものであり、モータ特性の低下を防ぎつつ、取扱いが容易となる磁性板の積層体及びモータを提供することである。
本発明の一態様に係る磁性板の積層体は、軟磁性の薄帯を積層した積層部と、前記積層部の上下にそれぞれ設けられる薄板と、前記積層部の積層端面に設けられる接着層とを有し、前記積層部と前記薄板とが前記接着層により結合され、前記接着層を構成する接着剤は、前記薄板における前記積層部と接している面の反対側の面に付着していない構成を採る。
本発明の一態様に係るモータは、上記磁性板の積層体を有する構成を採る。
本発明によれば、モータ特性の低下を防ぎつつ、取扱いが容易になる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
本発明の実施の形態1について説明する。
本発明の実施の形態1について説明する。
まず、図1を用いて、本発明の実施の形態1に係る磁性板の積層体(以下、単に「積層体」という)3およびそれを備えたモータ100について説明する。図1は、本実施の形態の積層体3およびモータ100の構成図である。図1(a)は、モータ100の側面図である。図1(b)は、モータ100の上面図である。図1(c)は、図1(b)に示したA−B間の断面図である。
図1(a)〜図1(c)に示すように、モータ100は、軟磁性の薄帯が積層された積層部1、金属板(薄板の一例)2、積層体3、接着層4、ボルト5、ワッシャ6、金属基板7、スペーサ8、回転子9、巻線10を有する。
積層体3には、積層部1の上下に金属板2が配置され、積層部1の積層端面に接着層4が設けられている。積層部1と各金属板2とは、接着層4により結合されている。また、接着層4を構成する接着剤は、各金属板2における積層部1と接している面の反対側の面F1に付着していない。このように構成された積層体3は、モータ100の固定鉄心として用いられる。
積層部1は、複数の軟磁性金属薄帯(以下、単に「薄帯」ともいう)17が積層されて形成されている。薄帯17としては、例えば、鉄系の非晶質薄帯や、その非晶質薄帯を熱処理して結晶を現出させた薄帯が挙げられる。軟磁気特性は、結晶化させた方が良いものがある。金属板2は、積層部1の軟磁性を阻害しないように、非磁性の材料、または、軟磁性の電磁鋼板が望ましい。
上述した積層体3は、金属基板7の上のスペーサ8の上に配置される。そして、積層体3は、ワッシャ6を介してボルト5により金属基板7に締結される。巻線10は上下の金属板2のそれぞれに施される。また、モータ100の中央部分には、回転子9が設置される。
次に、図2を用いて、上述した積層体3における接着剤塗布工程(接着層4の形成工程)について説明する。図2は、積層体3における接着剤塗布工程を説明する図である。
図2において、11は固定板、12は加圧機構、13はマスク、14はホース、15はノズル、16は塗布される接着剤を示す。
まず、薄帯17を結晶化させた積層部1の上下を板厚2mmの金属板2ではさみ、それらを固定板11の上に置く。
次に、上側の金属板2の上から加圧機構12で圧力を加え押さえ付ける。ここで、圧力を加えないと、積層部1の薄帯17間に空気が存在し、厚さ方向の磁性板の占有比率である占積率が小さくなる。占積率が小さくなると、同じ厚さにおける磁気特性が低下する。圧力の大きさにより占積率は変化する。例えば、直径120mmで幅10mmの薄帯17を積層した積層部1に対して、加圧機構12により荷重6kgfを与えた場合、86%の占積率が得られる。
次に、加圧機構12により加圧した状態で、固定板11、加圧機構12、および金属板2に対してマスク13を設置する。マスク13は、接着剤16を塗布したくない場所に設置される。例えば、マスク13は、図2に示すように、固定板11、加圧機構12、金属板2の面F1を含む部分に設置される。
次に、ホース14を通してノズル15から噴射される接着剤16を、積層部1と金属板2の積層端面F2に塗布する。接着剤16は、室温により、または、加熱して焼き付けることにより、固化する。焼き付ける場合は、150℃から200℃で数分から1時間程度の加熱を行うことが好ましい。ただし、焼き付ける場合では、積層部1を構成する薄帯17の特性が変化することもある、よって、薄帯17は、室温で硬化する材料であることが望ましい。
また、冷蔵庫やエアコン等の圧縮機に用いられるハーメチックモータは冷媒中で運転されるため、接着剤16は固化後に耐冷媒性を有するものが好ましい。耐冷媒性を有することで、浸蝕性の強い冷媒によって溶け出し、キャピラリーチューブ内で目詰りを起こして圧縮機が破損することを防ぐことができる。
次に、積層端面F2に塗布した接着剤16が固化した後、加圧機構12の圧力を緩める。このとき、固定板11と加圧機構12には接着剤16が付着していないため、金属板2は、固定板11と加圧機構12から容易に分離する。
以上の接着剤塗布工程により、図3に示す積層体3が形成される。図3は、積層体3の断面構成図である。図3に示すように、積層体3は、複数の薄帯17が積層された積層部1を上下の金属板2ではさみ、それらの側面を接着層4で固定する構造である。接着層4で積層端面が固定されているので、図2に示した加圧機構12により与えられる圧力がなくなっても、積層部1の各薄帯17は分離しない。
以上説明したように、本実施の形態の積層体3によれば、2つの金属板2の間に軟磁性金属薄帯17の積層部1を設けることにより、積層体3を搭載したモータ100の磁気特性の低下を防ぐことができる。
また、本実施の形態の積層体3によれば、積層部1は、上下面と側面が固定されるので積層体1の外形形状を容易に保つことができ、また、上下面に接着剤16等の付着物が無いので積層体1を他の部品や積層体1と隙間無く積み重ねて使用することもでき、取扱いを容易にすることができる。
(実施の形態2)
本発明の実施の形態2について説明する。
本発明の実施の形態2について説明する。
本実施の形態の積層体3aについて、図4を用いて説明する。図4は、積層体3aの接着層4近傍の断面構成図である。なお、図4において、図3と同じ構成要素には同一符号を付し、その説明は省略する。
図4に示す積層体3aは、図2を用いて説明した接着剤塗布工程により形成されたものである。図4aに示す積層体3aは、図3に示した積層体3と比べて、各薄帯17が金属板2の端面から外側へはみ出している点が異なる。この積層体3aは、例えば、実施の形態1で説明したモータ100の固定鉄心として用いられる。
図4に示すように、積層体3aでは、各薄帯17が金属板2の端面からはみ出しており、各薄帯17を被覆して接着層4が形成されている。上下の金属板2の端面には、それぞれ、上述した接着剤塗布工程で使用されるマスク13の設置により、接着層4が形成されていない未接着部18が存在する。また、各金属板2における積層部1と接している面の反対側の面F1にも、接着層4は形成されていない。
本実施の形態の積層体3aでは、上述した実施の形態1の効果を得ることができ、さらに、銅線からなる巻線19が金属板2と接着層4との間を最短距離で巻きつけられるので巻線19の長さが短くなり、銅損が小さくなってモータ効率が高くなる。
(実施の形態3)
本発明の実施の形態3について説明する。
本発明の実施の形態3について説明する。
本実施の形態の積層体3bについて、図5を用いて説明する。図5は、積層体3bの接着層4近傍の断面構成図である。なお、図5において、図4と同じ構成要素には同一符号を付し、その説明は省略する。
図5に示す積層体3bは、図2を用いて説明した接着剤塗布工程により形成されたものである。図5に示す積層体3bは、図4に示した積層体3aと比べて、金属板2が薄帯17よりも外側へはみ出している点が異なる。この積層体3bは、例えば、実施の形態1で説明したモータ100の固定鉄心として用いられる。
図5に示すように、積層体3bでは、上下の金属板2が各薄帯17の端面からはみ出しており、各薄帯17を被覆して接着層4が形成されている。上下の金属板2の端面には、それぞれ、上述した接着剤塗布工程で使用されるマスク13の設置により、接着層4が形成されていない未接着部18が存在する。また、各金属板2における積層部1と接している面の反対側の面F1にも、接着層4は形成されていない。
本実施の形態の積層体3bは、上述した実施の形態1の効果を得ることができる。また、本実施の形態の積層体3bは、実施の形態2の積層体3aに比べて、はみ出した金属板2によって積層部1の全体が被覆されて保護されるため、巻線19が巻きつける圧力により積層部1が損傷することを防止できる点が優れている。
(実施の形態4)
本発明の実施の形態4について説明する。
本発明の実施の形態4について説明する。
本実施の形態の積層体3cおよびモータ100aについて、図6を用いて説明する。図6は、積層体3cおよびモータ100aの構成図である。なお、図6において、図1と同じ構成要素には同一符号を付し、その説明は省略する。
図6に示す積層体3cは、図2を用いて説明した接着剤塗布工程により形成されたものである。図6に示す積層体3cは、図4に示した積層体3aと同様、各薄帯17が金属板2よりも外側へはみ出している。
図6に示すように、積層体3cでは、各薄帯17が金属板2の端面からはみ出しており、各薄帯17を被覆して接着層4が形成されている。
そして、図6に示すように、3つの積層体3cが積み重ねられることで、モータ100aの固定鉄心24が構成されている。固定鉄心24は、図1と同様、ボルト5およびワッシャ6により金属基板7に固定されている。
本実施の形態によれば、実施の形態1で説明した効果を得ることができ、さらに、積層体3cの積層数を変えることで、固定子鉄心24の高さを容易に変更でき、モータ特性を変更できるという利点がある。
(実施の形態5)
本発明の実施の形態5について説明する。
本発明の実施の形態5について説明する。
図7は、積層体3dの断面構成図である。なお、図7において、図3と同じ構成要素には同一符号を付し、その説明は省略する。
図7に示すように、積層体3dでは、上下の金属板2の代わりに、上下の樹脂フィルム32が用いられている。すなわち、積層体3dでは、上下の樹脂フィルム32の間に、複数の薄帯17が積層された積層体1が配置される。
また、図7に示すように、積層体3dでは、樹脂フィルム32が各薄帯17よりも外側へはみ出しており、各薄帯17を被覆して接着層4が形成されている。
次に、図8を用いて、上述した積層体3における接着剤塗布工程(接着層4の形成工程)について説明する。図8は、積層体3dにおける接着剤塗布工程を説明する図である。なお、図8において、図2と同じ構成要素には同一符号を付し、その説明は省略する。
まず、薄帯17を結晶化させた積層部1の上下を板厚20μmの樹脂フィルム32ではさみ、それらを固定板11の上に置く。
次に、上側の樹脂フィルム32の上から加圧機構12で圧力を加え押さえ付ける。ここで、圧力を加えないと、積層部1の薄帯17間に空気が存在し、厚さ方向の磁性板の占有比率である占積率が小さくなる。占積率が小さくなると、同じ厚さにおける磁気特性が低下する。圧力の大きさにより占積率は変化する。例えば、直径120mmで幅10mmの薄帯17を積層した積層部1に対して、加圧機構12により荷重6kgfを与えた場合、86%の占積率が得られる。
次に、加圧機構12により加圧した状態で、固定板11および加圧機構12に対してマスク13を設置する。マスク13は、接着剤16を塗布したくない場所に設置される。例えば、マスク13は、図8に示すように、固定板11および加圧機構12を含む部分に設置される。このとき、樹脂フィルム32の厚さは数10μmまでで、金属性のマスク13の厚さは現実的には100μm以上となるので、樹脂フィルム32の端面、および、樹脂フィルム32における積層部1と接している面の反対側の面F3はマスク13で覆われることになる。
次に、ホース14を通してノズル15から噴射される接着剤16を、積層部1の積層端面F4に塗布する。樹脂フィルム32の熱変形温度は、温度の高いガラス繊維強化樹脂でも、エポキシ系で190℃まで、PBT樹脂で218℃である。接着剤16は、焼付け温度が樹脂フィルム32の熱変形温度より低いもの、できれば室温で硬化する材料であることが望ましい。
次に、積層端面F4に塗布した接着剤16が固化した後、加圧機構12の圧力を緩める。このとき、固定板11と加圧機構12には接着剤16が付着していないため、金属板2は、固定板11と加圧機構12から容易に分離する。
以上の接着剤塗布工程により、図7に示した積層体3dが形成される。
以上説明したように、本実施の形態の積層体3dによれば、積層部1の上下を樹脂フィルム32ではさみ、積層部1の積層端面を接着層4で固定するため、図8に示した加圧機構12により与えられた圧力がなくなっても各薄帯17は分離せず、積層体3dの形を保つこととなる。また、上下に樹脂フィルム32を設けることで、積層体3dの外周部に対して電気絶縁性を確保することができる。また、樹脂フィルム32の厚さは、数10μmまでであるので、実施の形態1等で説明した金属板2よりも薄い。したがって、積層体3dの厚さが同じであれば、樹脂フィルム32の厚さ比率は小さくなり、薄帯17の占積率を高くすることができる。また、図8を用いて説明したように、樹脂フィルム32の厚さよりもマスク13の厚さの方が厚いので、樹脂フィルム32の端面および面F3に接着剤16が塗布されない。接着層4は硬化後に収縮するので、樹脂フィルム32の端面は、上下で多少間隔が狭くなる傾向にある。
上述した積層体3dを備えたモータ100bの構成例を図9に示す。図9は、積層体3dおよびモータ100bの構成図である。なお、図9において、図1と同じ構成要素には同一符号を付し、その説明は省略する。
図9に示すように、3つの積層体3dが積み重ねられることで、モータ100bの固定鉄心42が構成されている。固定鉄心42は、図1と同様、ボルト5およびワッシャ6により金属基板7に固定されている。
本実施の形態によれば、実施の形態1で説明した効果を得ることができ、さらに、積層体3dの積層数を変えることで、固定鉄心42の高さを容易に変更でき、モータ特性を変更できるという利点がある。
(実施の形態6)
本発明の実施の形態6について説明する。
本発明の実施の形態6について説明する。
本実施の形態の積層体3eについて、図10を用いて説明する。図10は、積層体3eの接着層4近傍の断面構成図である。なお、図10において、図7と同じ構成要素には同一符号を付し、その説明は省略する。
図10に示す積層体3eは、図8を用いて説明した接着剤塗布工程により形成されたものである。図10に示す積層体3eは、図7に示した積層体3dと比べて、樹脂フィルム32が薄帯17よりも外側へはみ出している点が異なる。この積層体3eは、例えば、実施の形態5で説明したモータ100bの固定鉄心として用いられる。
図10に示すように、積層体3eでは、上下の樹脂フィルム32が各薄帯17の端面からはみ出しており、各薄帯17を被覆して接着層4が形成されている。上下の樹脂フィルム32の端面には、それぞれ、上述した接着剤塗布工程で使用されるマスク13の設置により、接着層4が形成されていない未接着部40が存在する。また、各樹脂フィルム32における積層部1と接している面の反対側の面F3にも、接着層4は形成されていない。
このような本実施の形態の積層体3eは、上述した実施の形態5の効果を得ることができる。
本発明の磁性板の積層体及びモータは、トランス等の磁気応用した電子部品の用途にも適用できる。
1 積層部
2 金属板
3、3a、3b、3c、3d、3e 磁性体の積層体
4 接着層
5 ボルト
6 ワッシャ
7 金属基板
8 スペーサ
9 回転子
10、19 巻線
11 固定板
12 加圧機構
13 マスク
14 ホース
15 ノズル
16 接着剤
17 軟磁性金属薄帯
18、40 未接着部
24、42 固定鉄心
32 樹脂フィルム
100、100a、100b モータ
2 金属板
3、3a、3b、3c、3d、3e 磁性体の積層体
4 接着層
5 ボルト
6 ワッシャ
7 金属基板
8 スペーサ
9 回転子
10、19 巻線
11 固定板
12 加圧機構
13 マスク
14 ホース
15 ノズル
16 接着剤
17 軟磁性金属薄帯
18、40 未接着部
24、42 固定鉄心
32 樹脂フィルム
100、100a、100b モータ
Claims (8)
- 軟磁性の薄帯を積層した積層部と、前記積層部の上下にそれぞれ設けられる薄板と、前記積層部の積層端面に設けられる接着層とを有し、
前記積層部と前記薄板とが前記接着層により結合され、
前記接着層を構成する接着剤は、前記薄板における前記積層部と接している面の反対側の面に付着していない、
磁性板の積層体。 - 前記薄板は、金属板である、
請求項1記載の磁性板の積層体。 - 前記薄板は、非磁性である、
請求項2記載の磁性板の積層体。 - 前記薄板は、軟磁性である、
請求項2記載の磁性板の積層体。 - 前記薄板は、樹脂材料である、
請求項1記載の磁性板の積層体。 - 前記接着層は、耐冷媒性を有する、
請求項1記載の磁性板の積層体。 - 前記磁性板の積層体が複数個積層されて固定されている、
請求項1記載の磁性板の積層体。 - 請求項1から7のいずれか1項に記載の磁性板の積層体を有する、
モータ。
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---|---|---|---|
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017143251A (ja) * | 2016-02-09 | 2017-08-17 | 国立大学法人東北大学 | 磁性板の積層体及びモータ |
US10461589B2 (en) | 2016-02-09 | 2019-10-29 | Tohoku Magnet Institute Co., Ltd. | Magnetic-plate laminated body and motor |
WO2020044745A1 (ja) * | 2018-08-28 | 2020-03-05 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 固定子の製造方法、固定子、およびモータ |
-
2015
- 2015-11-25 JP JP2015229655A patent/JP2017099158A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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