JP2017097823A - 分散ネットワークで使用するための検索サーバ、端末装置、及び検索方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】分散ネットワークで使用するための検索サーバ、端末装置、及び検索方法を提供する。
【解決手段】分散ネットワーク1において、検索サーバは、大域的インデックスデータベースと、処理ユニットとを含む。処理ユニットは、非同期通信プロトコルに従うメッセージ・キュー・サービスを実行する。メッセージ・キュー・サービスは、キーワードを備える問い合せを受信し、大域的インデックスデータベースがキーワードに対応する大域的検索結果を有さないことを決定し、分散ネットワークにおける複数の端末装置にキーワードを配布し、端末装置の少なくとも一部分から複数の局所的検索結果を受信し、局所的検索結果に従ってキーワードに対する大域的検索結果を生成し、且つ大域的検索結果を大域的インデックスデータベースに格納する。
【選択図】図1
【解決手段】分散ネットワーク1において、検索サーバは、大域的インデックスデータベースと、処理ユニットとを含む。処理ユニットは、非同期通信プロトコルに従うメッセージ・キュー・サービスを実行する。メッセージ・キュー・サービスは、キーワードを備える問い合せを受信し、大域的インデックスデータベースがキーワードに対応する大域的検索結果を有さないことを決定し、分散ネットワークにおける複数の端末装置にキーワードを配布し、端末装置の少なくとも一部分から複数の局所的検索結果を受信し、局所的検索結果に従ってキーワードに対する大域的検索結果を生成し、且つ大域的検索結果を大域的インデックスデータベースに格納する。
【選択図】図1
Description
本発明は、分散ネットワークで使用するための検索サーバ、端末装置、及び検索方法に関する。より詳細には、本発明は、分散ネットワークでドキュメントを検索し、領域専門家を発見し、且つキーワード動向を発見する検索サーバ、端末装置、及び検索方法に関する。
分散ネットワーク(例えば、企業ネットワーク)に対してドキュメントを検索し、且つ領域専門家を発見することは、常に困難なタスクであった。従来、企業は、企業ネットワ−クのリポジトリデータベースに格納されたドキュメントを解析するために、幾つかのソフトウェアツールを採用し、且つこれらのドキュメントに対して、全文検索インデックスを作成している。いったん主要ドキュメントが決定されると、これらの主要ドキュメントに関連する人々は、これら主要ドキュメントの内容の領域専門家として、取り扱うことが可能である。
従来のこのアプローチは、いくつかの欠点を有する。第1番目に、これらのドキュメントに対して、リポジトリデータベースにおいてドキュメントを解析し、且つ全文検索インデックスを作成することは、莫大な量の時間を消費する。第2番目に、作成された全文検索インデックスは、格納するための、多大なスペースを必要とする。第3番目に、たいていの企業ネットワークでは、全文検索インデックスのほんの小さな部分が利用され、且つ全文検索インデックスのこれらの小さな部分は、繰り返し利用される。第4番目に、たいていの企業ネットワークでは、比較的少ないドキュメントだけが、企業ネットワークのリポジトリデータベースに格納され、且つ残りのドキュメントは、企業ネットワークの他のスペース(例えば、従業員のコンピュータ)に格納される。第5番目に、人々とドキュメント検索結果との間の関係は、リポジトリデータベースにおいて利用可能ではなく、また全文検索インデックスにおいても利用可能ではない。
従来のこのアプローチは、いくつかの欠点を有する。第1番目に、これらのドキュメントに対して、リポジトリデータベースにおいてドキュメントを解析し、且つ全文検索インデックスを作成することは、莫大な量の時間を消費する。第2番目に、作成された全文検索インデックスは、格納するための、多大なスペースを必要とする。第3番目に、たいていの企業ネットワークでは、全文検索インデックスのほんの小さな部分が利用され、且つ全文検索インデックスのこれらの小さな部分は、繰り返し利用される。第4番目に、たいていの企業ネットワークでは、比較的少ないドキュメントだけが、企業ネットワークのリポジトリデータベースに格納され、且つ残りのドキュメントは、企業ネットワークの他のスペース(例えば、従業員のコンピュータ)に格納される。第5番目に、人々とドキュメント検索結果との間の関係は、リポジトリデータベースにおいて利用可能ではなく、また全文検索インデックスにおいても利用可能ではない。
以上のように、前述の欠点無しに、分散ネットワークでドキュメントを検索し、且つ領域専門家を発見するための技術が必要とされている。
本開示は、分散ネットワークで使用するための検索サーバを含む。検索サーバは、大域的インデックスデータベースと処理ユニットとを備え、ここで処理ユニットは、大域的インデックスデータベースに電気的に接続される。処理ユニットは、非同期通信プロトコルに従うメッセージ・キュー・サービスを実行するように構成される。メッセージ・キュー・サービスは、キーワードを備えた問い合せを受信し、大域的インデックスデータベースがキーワードに対応する大域的検索結果を有さないことを決定し、分散ネットワークにおける複数の端末装置にキーワードを配布し、端末装置の少なくとも第1の部分からの、複数の第1の局所的検索結果を受信し、第1の局所的検索結果に従って、キーワードに対する第1の大域的検索結果を生成し、且つ大域的インデックスデータベースに第1の大域的検索結果を格納する。
本開示は、分散ネットワークで使用するための端末装置を含む。端末装置は、記憶ユニットと、局所的インデックスデータベースと、処理ユニットとを備え、ここで処理ユニットは、記憶ユニット及び局所的インデックスデータベースに電気的に接続される。処理ユニットは、オペレーティングシステム及びエージェントを実行する。エージェントは、分散ネットワークにおいて、検索サーバ上で実行されるメッセージ・キュー・サービスと協力し、ここでメッセージ・キュー・サービスは、非同期通信プロトコルに従う。エージェントは、メッセージ・キュー・サービスからキーワードを受信し、且つ局所的インデックスデータベースが、キーワードに対応する局所的検索結果を有さないことを決定する。オペレーティングシステムは、キーワードに従って記憶ユニットを検索することによって、局所的検索結果を引き出し、且つ局所的検索結果を局所的インデックスデータベースに格納する。エージェントは、局所的検索結果をメッセージ・キュー・サービスに戻す。
本開示は、分散ネットワークで検索サーバを使用するための検索方法を更に含む。検索サーバは、大域的インデックスデータベースと、処理ユニットとを備える。処理ユニットは、非同期通信プロトコルに従うメッセージ・キュー・サービスを実行する。検索方法は、次のように、(a)メッセージ・キュー・サービスによって、キーワードを備える問い合せを受信するステップと、(b)メッセージ・キュー・サービスによって、大域的インデックスデータベースが、キーワードに対応する大域的検索結果を有さないことを決定するステップと、(c)メッセージ・キュー・サービスによって、分散ネットワークにおける複数の端末装置にキーワードを配布するステップと、(d)メッセージ・キュー・サービスによって、端末装置の少なくとも第1の部分から、複数の第1の局所的検索結果を受信するステップと、(e)メッセージ・キュー・サービスによって、第1の局所的検索結果に従って、キーワードに対する第1の大域的検索結果を生成するステップと、(f)メッセージ・キュー・サービスによって、第1の大域的検索結果を大域的インデックスデータベースに格納するステップと、を備える。
本開示は、分散ネットワークにおける端末装置で使用するための検索方法を更に含む。端末装置は、記憶ユニットと、局所的インデックスデータベースと、処理ユニットとを備える。処理ユニットは、オペレーティングシステム及びエージェントを実行する。エージェントは、分散ネットワークにおける検索サーバ上で実行されるメッセージ・キュー・サービスと協力し、ここでメッセージ・キュー・サービスは、非同期通信プロトコルに従う。検索方法は、次のように、(a)エージェントによって、メッセージ・キュー・サービスからキーワードを受信するステップと、(b)エージェントによって、局所的インデックスデータベースが、キーワードに対応する局所的検索結果を有さないことを決定するステップと、(c)オペレーティングシステムによって、キーワードに従って記憶ユニットを検索することによって、局所的検索結果を引き出すステップと、(d)オペレーティングシステムによって、局所的検索結果を局所的インデックスデータベースに格納するステップと、(e)エージェントによって、局所的検索結果をメッセージ・キュー・サービスに戻すステップと、を備える。
ある実施形態によれば、ユーザは、分散ネットワークにおいてドキュメントを検索し、領域専門家を発見し、且つキーワード動向を発見してもよい。ドキュメントを検索することに関して、企業ネットワークのリポジトリデータベースに格納されたドキュメントだけの代わりに、分散ネットワークにおける全てのドキュメント(即ち、端末装置に格納された全てのドキュメント)が検索される。ユーザが、検索サーバで、キーワードを備えた問い合せを入力する場合、メッセージ・キュー・サービスは、キーワードを端末装置に必ずしも配布する必要はない。もし大域的インデックスデータベースが、キーワードに対応する少なくとも1つの大域的検索結果を有する場合、少なくとも1つの大域的検索結果が、ユーザに直接提供されるであろう。大域的インデックスデータベースが、キーワードに対応する大域的検索結果を有さない場合にのみ、メッセージ・キュー・サービスは、キーワードを端末装置に配布するであろう。その結果、分散ネットワークにおいてドキュメントを問い合せることは、たいていの場合、効率的に達成することが可能である。その上、検索サーバにおける大域的インデックスデータベースには、複数のキーワードに対応する、複数の大域的検索結果が格納されてもよいので、ユーザは、分散ネットワークにおいて、領域専門家及び/又はキーワード動向を容易に発見することが可能である。
主題発明に対して履行される詳細技術及び好ましい実施形態は、添付された図面を伴いながら以下の段落で説明する。これによって、当業者は、請求された発明の特徴を正しく認識することができる。
以下で、検索サーバ、端末装置、及び検索方法について、これらの実施例を参照しながら説明する。ただし、これらの実施例は、本発明を任意の特定例、実施形態、環境、応用、又は、これらの実施例において説明される履行例に限定することを意図するものではない。つまり、これらの実施例の説明は、本発明の範囲を限定するというよりも、単に例証を目的としたものである。本発明に直接関連しない要素は、次の実施形態及び添付図面における描写から省略されることを認識されたい。
本発明の第1実施形態は分散ネットワーク1であり、この概略図が図1に例示されている。分散ネットワーク1は、検索サーバ11と、複数の端末装置13、15、・・、17とを備える。企業によって分散ネットワーク1が採用される場合、分散ネットワーク1は企業ネットワークであり、且つ端末装置13、15、・・、17の各々は、従業員のコンピュータであってもよい。
分散ネットワーク1においてドキュメントを検索し、領域専門家を発見し、且つ/又はキーワードの動向を発見する観点から、端末装置13、15、・・、17は、同様に動作する。つまり、次の説明では、検索サーバ11及び、端末装置13、15、・・、17の1つ(例えば、端末装置13)に焦点を合わせる。
分散ネットワーク1においてドキュメントを検索し、領域専門家を発見し、且つ/又はキーワードの動向を発見する観点から、端末装置13、15、・・、17は、同様に動作する。つまり、次の説明では、検索サーバ11及び、端末装置13、15、・・、17の1つ(例えば、端末装置13)に焦点を合わせる。
検索サーバ11は、処理ユニット111と、大域的インデックスデータベース113とを備え、ここで処理ユニット111は、大域的インデックスデータベース113に電気的に接続される。処理ユニット111は、様々な任意のプロセッサ、中央処理ユニット(CPU)、マイクロプロセッサ、又は当業者に良く知られた、他のコンピューティング装置であってもよい。大域的インデックスデータベース113は、収集したデータを格納できる任意の記憶ユニットであってもよい。
端末装置13は、処理ユニット131と、局所的インデックスデータベース133と、記憶ユニット135とを備え、処理ユニットは、局所的インデックスデータベース133及び記憶ユニット135に電気的に接続される。
処理ユニット131は、様々な任意のプロセッサ、中央処理ユニット、マイクロプロセッサ、又は当業者に良く知られた、他のコンピューティング装置であってもよい。局所的インデックスデータベース133は、収集したデータを格納できる任意の記憶ユニットであってもよい。記憶ユニット135は、メモリ、ユニバーサル・シリアル・バス(USB)ディスク、ハードディスク、コンパクトディスク(CD)、携帯型ディスク、磁気テープ、データベース、又は同じ機能を有すると共に当業者に良く知られた、他の任意の記憶媒体又は回路であってもよい。
処理ユニット131は、様々な任意のプロセッサ、中央処理ユニット、マイクロプロセッサ、又は当業者に良く知られた、他のコンピューティング装置であってもよい。局所的インデックスデータベース133は、収集したデータを格納できる任意の記憶ユニットであってもよい。記憶ユニット135は、メモリ、ユニバーサル・シリアル・バス(USB)ディスク、ハードディスク、コンパクトディスク(CD)、携帯型ディスク、磁気テープ、データベース、又は同じ機能を有すると共に当業者に良く知られた、他の任意の記憶媒体又は回路であってもよい。
検索サーバ11の処理ユニット111は、非同期通信プロトコルに従うメッセージ・キュー・サービス120を実行する。端末装置13、15、・・、17の各々は、メッセージ・キュー・サービス120及びオペレーティングシステムと協力するエージントを実行する。例として端末装置13を取り上げると、処理ユニット131は、エージェント122及びオペレーティングシステム124を実行する。
この実施形態では、ユーザは、分散ネットワーク1におけるどの端末装置が、キーワードに関連するドキュメントを備えるかを知りたいと考える。その情報を得るために、ユーザは、検索サーバ11のユーザインターフェースを通して、キーワード(図示せず)を備える問い合せ(図示せず)を入力する。問い合せは、その後、メッセージ・キュー・サービス120に転送される。問い合せを受信することに呼応して、メッセージ・キュー・サービス120は、大域的インデックスデータベース113が、キーワードに関連する大域的検索結果を有するかどうかを決定する。
留意することであるが、キーワードの大域的検索結果は情報を備えるが、その情報は、どの端末装置が、キーワードに関連するドキュメントを、どれだけ多く備えるかに関するものである。
留意することであるが、キーワードの大域的検索結果は情報を備えるが、その情報は、どの端末装置が、キーワードに関連するドキュメントを、どれだけ多く備えるかに関するものである。
メッセージ・キュー・サービス120が、大域的インデックスデータベース113における、少なくとも1つの大域的検索結果(図示せず)がキーワードに対応することを決定する場合、メッセージ・キュー・サービス120は、少なくとも1つの大域的検索結果に基づいて、問い合せの結果をユーザに提供する。
メッセージ・キュー・サービス120は、少なくとも1つの大域的検索結果を、異なる方法でユーザに提供してもよい。例えば、キーワードに対応する大域的検索結果が1つだけ存在する場合、メッセージ・キュー・サービス120は、このただ1つの大域的検索結果をユーザに提供する。キーワードに対応する大域的検索結果が幾つか存在する場合、メッセージ・キュー・サービス120は、キーワードに対応する全ての大域的検索結果をユーザに提供してもよく、又は最新の大域的検索結果をユーザに提供してもよい。その上で、メッセージ・キュー・サービス120は、異なる出力機構を介して(例えば、ディスプレイ上に結果を示す、結果をユーザにeメールする、など)、問い合せの結果をユーザに提供してもよい。
メッセージ・キュー・サービス120は、少なくとも1つの大域的検索結果を、異なる方法でユーザに提供してもよい。例えば、キーワードに対応する大域的検索結果が1つだけ存在する場合、メッセージ・キュー・サービス120は、このただ1つの大域的検索結果をユーザに提供する。キーワードに対応する大域的検索結果が幾つか存在する場合、メッセージ・キュー・サービス120は、キーワードに対応する全ての大域的検索結果をユーザに提供してもよく、又は最新の大域的検索結果をユーザに提供してもよい。その上で、メッセージ・キュー・サービス120は、異なる出力機構を介して(例えば、ディスプレイ上に結果を示す、結果をユーザにeメールする、など)、問い合せの結果をユーザに提供してもよい。
メッセージ・キュー・サービス120が、大域的インデックスデータベース113がキーワードに対応する大域的検索結果を有さないことを決定する場合、メッセージ・キュー・サービス120は、キーワードを端末装置13、15、・・、17に配布し、且つそれらの応答を待つ。強調することであるが、メッセージ・キュー・サービス120は、非同期通信プロトコルに従う。非同期通信プロトコルの特性によって、端末装置13、15、・・、17は、メッセージ・キュー・サービス120からキーワードを非同期的に受信し、且つメッセージ・キュー・サービス120に非同期的に応答するであろう。
検索サーバ11からキーワードを受信した後、端末装置13、15、・・、17は同様に動作する。そのため、次の説明では、端末装置13に焦点を合わせる。端末装置13のエージェント122は、メッセージ・キュー・サービス120からキーワードを受信する。キーワードを受信することに呼応して、エージェント122は、局所的インデックスデータベース133がキーワードに対応する局所的検索結果を有するかどうかを決定する。
局所的インデックスデータベース133において、キーワードに対応する局所的検索結果が存在する場合、エージェント122は、局所的検索結果をメッセージ・キュー・サービス120に戻す。エージェント122が、局所的インデックスデータベース133がキーワードに対応する局所的検索結果を有さないことを決定する場合、オペレーティングシステム124は、キーワードに従って記憶ユニット135を検索し、且つ局所的検索結果を引き出す。端末装置13もまた、クラウド記憶装置に接続されている場合、オペレーティングシステム124は、キーワードに従って記憶ユニット135及びクラウド記憶装置の両方を検索し、且つ局所的検索結果を引き出す。
オペレーティングシステム124は、局所的検索結果を局所的インデックスデータベース135に格納し、且つエージェント122は、局所的検索結果をメッセージ・キュー・サービス120に戻す。留意することであるが、キーワードの局所的検索結果は情報を備え、その情報は、端末装置13における、及び更にはそのクラウド記憶装置(もし存在するなら)における、キーワードに関連するドキュメントの数に関するものである。
局所的インデックスデータベース133において、キーワードに対応する局所的検索結果が存在する場合、エージェント122は、局所的検索結果をメッセージ・キュー・サービス120に戻す。エージェント122が、局所的インデックスデータベース133がキーワードに対応する局所的検索結果を有さないことを決定する場合、オペレーティングシステム124は、キーワードに従って記憶ユニット135を検索し、且つ局所的検索結果を引き出す。端末装置13もまた、クラウド記憶装置に接続されている場合、オペレーティングシステム124は、キーワードに従って記憶ユニット135及びクラウド記憶装置の両方を検索し、且つ局所的検索結果を引き出す。
オペレーティングシステム124は、局所的検索結果を局所的インデックスデータベース135に格納し、且つエージェント122は、局所的検索結果をメッセージ・キュー・サービス120に戻す。留意することであるが、キーワードの局所的検索結果は情報を備え、その情報は、端末装置13における、及び更にはそのクラウド記憶装置(もし存在するなら)における、キーワードに関連するドキュメントの数に関するものである。
検索サーバ11の観点から、メッセージ・キュー・サービス120は、端末装置13、15、・・、17の少なくとも一部分から、複数の局所的検索結果を受信する。すでに述べたことであるが、メッセージ・キュー・サービス120は、端末装置13、15、・・、17の少なくとも一部分から、局所的検索結果を非同期的に受信する。便宜上、メッセージ・キュー・サービス120は、端末装置17以外の全ての端末装置から局所的検索結果を受信すると仮定する。その時は、メッセージ・キュー・サービス120は、局所的検索結果に従ってキーワードの大域的検索結果を生成し、且つ大域的検索結果を大域的インデックスデータベース113に格納する。
キーワードの大域的検索結果は情報を備えるが、その情報は、どの端末装置が、キーワードに関連して、どれだけ多くのドキュメントを備えるかに関するものである。キーワードに対する大域的検索結果を生成した後、メッセージ・キュー・サービス120は、この大域的検索結果をユーザに提供する。同様に、メッセージ・キュー・サービス120は、異なる出力機構を介して、大域的検索結果をユーザに提供してもよい。
キーワードの大域的検索結果は情報を備えるが、その情報は、どの端末装置が、キーワードに関連して、どれだけ多くのドキュメントを備えるかに関するものである。キーワードに対する大域的検索結果を生成した後、メッセージ・キュー・サービス120は、この大域的検索結果をユーザに提供する。同様に、メッセージ・キュー・サービス120は、異なる出力機構を介して、大域的検索結果をユーザに提供してもよい。
第1実施形態の幾つかの変形例が存在する。幾つかの変形例では、局所的検索結果の各々は、キーワードに対応するドキュメント数(即ち、キーワードを含むドキュメントの数、及び/又はキーワードに関連するドキュメントの数)、各ドキュメントの著者、及び/又は最新の更新日付(即ち、端末装置においてキーワードによる検索が実施される最新の日付)を記録する。
幾つかの変形例では、メッセージ・キュー・サービス120が、キーワードに対応する大域的検索結果をユーザに提供する場合、幾つかの付加的情報も、同様にユーザに提供されてもよい。例えば、メッセージ・キュー・サービス120は、回復率(即ち、メッセージ・キュー・サービス120に応答した端末装置13、15、・・、17の数)、及び/又はこの大域的検索結果の最新の更新日付も同様に、ユーザに提供してもよい。
幾つかの変形例では、メッセージ・キュー・サービス120が、キーワードの大域的検索結果をユーザに提供する場合、メッセージ・キュー・サービス120はまた、回復率及び/又はこの大域的検索結果の最新の更新日付を、ユーザに提供する。回復率及び/又は最新の更新日付を見直した後で、ユーザは、大域的検索結果に満足しないかもしれない。そのような環境下では、ユーザは、検索サーバ11のユーザインターフェースを通して、更新命令(図示せず)を入力してもよい。
更新命令は、メッセージ・キュー・サービス120によって受信されるであろう。更新命令を受信することに呼応して、メッセージ・キュー・サービス120は、キーワードを端末装置13、15、・・、17に配布し、それによって、それらの端末装置から最新の局所的検索結果を引き出す。その後、端末装置13、15、・・、17及び検索サーバ11によって実施される動作は、上の記述において説明されたものと同様である。そのため、ここでは詳細は繰り返さない。
更新命令は、メッセージ・キュー・サービス120によって受信されるであろう。更新命令を受信することに呼応して、メッセージ・キュー・サービス120は、キーワードを端末装置13、15、・・、17に配布し、それによって、それらの端末装置から最新の局所的検索結果を引き出す。その後、端末装置13、15、・・、17及び検索サーバ11によって実施される動作は、上の記述において説明されたものと同様である。そのため、ここでは詳細は繰り返さない。
上の説明によれば、企業ネットワークのリポジトリデータベースに格納されたドキュメントの代わりに、分散ネットワーク1における全てのドキュメント(即ち、端末装置13、15、・・、17に格納された全てのドキュメント)は、ユーザによって問い合せられることが可能である。
ユーザが、検索サーバ11で、キーワードを備える問い合せを入力する場合、メッセージ・キュー・サービス120は、キーワードを端末装置13、15、・・、17に必ずしも配布する必要はない。もし大域的インデックスデータベース113が、キーワードに対応する、少なくとも1つの大域的検索結果を有する場合、少なくとも1つの大域的検索結果が、ユーザに直接提供される。大域的インデックスデータベース113が、キーワードに対応する、大域的検索結果を有さない場合にだけ、メッセージ・キュー・サービス120は、キーワードを端末装置13、15、・・、17に配布する。その結果、たいていの場合、分散ネットワーク1において効率的にドキュメントを問い合せ可能である。
ユーザが、検索サーバ11で、キーワードを備える問い合せを入力する場合、メッセージ・キュー・サービス120は、キーワードを端末装置13、15、・・、17に必ずしも配布する必要はない。もし大域的インデックスデータベース113が、キーワードに対応する、少なくとも1つの大域的検索結果を有する場合、少なくとも1つの大域的検索結果が、ユーザに直接提供される。大域的インデックスデータベース113が、キーワードに対応する、大域的検索結果を有さない場合にだけ、メッセージ・キュー・サービス120は、キーワードを端末装置13、15、・・、17に配布する。その結果、たいていの場合、分散ネットワーク1において効率的にドキュメントを問い合せ可能である。
本発明の第2実施形態に対してもまた、図1を参照されたい。次の説明では、この実施形態と第1実施形態との間の違いに、焦点を合わせる。
この実施形態では、ユーザは、分散ネットワーク1において、どの端末装置が、キーワードに関連するドキュメントを備えるかを知りたいと考える。その情報を得るために、ユーザは、キーワードを備える問い合せ(図示せず)を、端末装置13、15、・・、17のいずれかから入力する。便宜上、端末装置13が該当の端末装置であると仮定する。
より具体的には、ユーザは、端末装置13のユーザインターフェースを通して、キーワード(図示せず)を備える問い合せ(図示せず)を入力する。問い合せは、エージェント122に転送される。問い合せを受信することに呼応して、エージェント122は、メッセージ・キュー・サービス120にキーワードを発行する。エージェント122から問い合せを受信した後、メッセージ・キュー・サービス120は、端末装置13、15、・・、17にキーワードを配布し、且つそれらの応答を待つ。
その後、端末装置13、15、・・、17及び検索サーバ11によって実施される動作は、第1実施形態で説明されたものと同様である。
簡単に言うと、端末装置に対しては、その局所的インデックスデータベースが、キーワードに対応する局所的検索結果を有する場合、端末装置は、メッセージ・キュー・サービス120に局所的検索結果を単に戻す。端末装置に対しては、その局所的インデックスデータベースが、キーワードに対応する局所的検索結果を有さない場合、端末装置は、キーワードに従ってその記憶ユニット(又は、更にクラウド記憶装置)を検索することによって、キーワードの局所的検索結果を引き出し、且つメッセージ・キュー・サービス120に局所的検索結果を戻す。
簡単に言うと、端末装置に対しては、その局所的インデックスデータベースが、キーワードに対応する局所的検索結果を有する場合、端末装置は、メッセージ・キュー・サービス120に局所的検索結果を単に戻す。端末装置に対しては、その局所的インデックスデータベースが、キーワードに対応する局所的検索結果を有さない場合、端末装置は、キーワードに従ってその記憶ユニット(又は、更にクラウド記憶装置)を検索することによって、キーワードの局所的検索結果を引き出し、且つメッセージ・キュー・サービス120に局所的検索結果を戻す。
後に、ユーザは、検索サーバ11から、問い合せの結果をチェックしてもよい。簡単に言えば、問い合せの結果は、以前に述べた局所的検索結果を備えた大域的検索結果であり、以前に述べた局所的検索結果とは、端末装置13、15、・・、17の少なくとも一部分に由来する。
第1実施形態と同様に、キーワードの大域的検索結果は情報を備えるが、その情報は、どの端末装置が、キーワードに関連して、どれだけ多くのドキュメントを備えるかに関するものである。
第1実施形態と同様に、キーワードの大域的検索結果は情報を備えるが、その情報は、どの端末装置が、キーワードに関連して、どれだけ多くのドキュメントを備えるかに関するものである。
以前に述べた動作に加えて、第2実施形態も、全ての動作を実行し、且つ第1実施形態で明記された全ての機能を有することが可能である。これらの動作を実行すると共に、これらの機能を有する第2実施形態は、第1実施形態の説明に基づいて、当業者によって容易に正しく認識されるであろう。それ故に、詳細は、ここでは更に説明しない。加えて、第2実施形態は、同様に、様々な変形例を有してもよく、且つ変形例は、第1実施形態で説明されたものと同様である。そのため、詳細は、ここでは更に説明しない。
本発明の第3実施形態は分散ネットワーク2であり、且つこれの概略図が図2に例示されている。分散ネットワーク2は、検索サーバ21と、複数の端末装置13、15、・・、17とを備える。分散ネットワーク2が企業によって採用される場合、分散ネットワーク2は企業ネットワークであり、且つ端末装置13、15、・・、17の各々は、従業員のコンピュータであってもよい。
端末装置13、15、・・、17は、第1及び第2実施形態で説明された端末装置と同様である。検索サーバ21は、処理ユニット111と、大域的インデックスデータベース113と、従業員データベース215とを備え、ここで処理ユニット111は、大域的インデックスデータベース113及び従業員データベース215に電気的に接続される。留意することであるが、検索サーバ21の処理ユニット111及び大域的インデックスデータベース113は、第1及び第2実施形態で説明されたものと同様であり、且つ従業員データベース215は、収集したデータを格納できる任意の記憶ユニットであってもよい。
第3実施形態の幾つかの変形例では、従業員データベース215は、検索サーバ21に備えられる代わりに、検索サーバ21の外側にあってもよい。この実施形態では、端末装置13、15、・・、17の各々は、ユーザに対応する。分散ネットワーク2が企業によって採用される場合、端末装置13、15、・・、17の各々は、企業における従業員に対応する。従業員データベース215には、ユーザと端末装置13、15、・・、17との間の通信記録が格納される。
第3実施形態の幾つかの変形例では、従業員データベース215は、検索サーバ21に備えられる代わりに、検索サーバ21の外側にあってもよい。この実施形態では、端末装置13、15、・・、17の各々は、ユーザに対応する。分散ネットワーク2が企業によって採用される場合、端末装置13、15、・・、17の各々は、企業における従業員に対応する。従業員データベース215には、ユーザと端末装置13、15、・・、17との間の通信記録が格納される。
第3実施形態は、第1実施形態及び/又は第2実施形態に基づいている。より具体的には、1人以上のユーザが、キーワードによって分散ネットワーク2に少なくとも1回は問い合せるが、このことは、大域的インデックスデータベース113には、キーワードの、少なくとも1つの大域的検索結果が格納されることを意味する。
この実施形態では、ユーザは、分散ネットワーク2から領域専門家を発見したいと考える。この情報を得るために、ユーザは、検索サーバ21のユーザインターフェースを通して、キーワードを備える領域専門家問い合せ(図示せず)を入力する。領域専門家問い合せは、その後、メッセージ・キュー・サービス120に転送される。領域専門家問い合せを受信することに呼応して、メッセージ・キュー・サービス120は、大域的インデックスデータベース113から、キーワードに対応する大域的検索結果を取り出す。キーワードに対応して、1つ以上の大域的検索結果が存在する場合、メッセージ・キュー・サービス120は、最新の検索結果を取り出してもよい。
第1及び第2実施形態で説明されたのと同様に、メッセージ・キュー・サービス120によって取り出された大域的検索結果は、複数の局所的検索結果を備え、且つ局所的検索結果の各々は、端末装置13、15、・・、17の1つに由来する。留意することであるが、局所的検索結果の各々は端末装置13、15、・・、17の1つに由来し、且つ端末装置13、15、・・、17の各々はユーザに対応するので、局所的検索結果の各々はユーザに対応する。
第1及び第2実施形態で説明されたのと同様に、メッセージ・キュー・サービス120によって取り出された大域的検索結果は、複数の局所的検索結果を備え、且つ局所的検索結果の各々は、端末装置13、15、・・、17の1つに由来する。留意することであるが、局所的検索結果の各々は端末装置13、15、・・、17の1つに由来し、且つ端末装置13、15、・・、17の各々はユーザに対応するので、局所的検索結果の各々はユーザに対応する。
メッセージ・キュー・サービス120は、局所的検索結果の各々に対して、加重を計算する。例えば、端末装置13の局所的検索結果に対しては、メッセージ・キュー・サービス120は、キーワードに対応するドキュメント数(即ち、端末装置13における、キーワードを含むドキュメントの数、及び/又は端末装置13における、キーワードに関連するドキュメントの数)、各ドキュメントの著者、及び/又は各ドキュメントの最新の更新日付に従って、局所的検索結果に対する加重を計算してもよい。この例では、残りの局所的検索結果に対しては、メッセージ・キュー・サービス120は、同じアプローチによって、それらの加重を計算する。
すでに述べたことであるが、局所的検索結果の各々は、端末装置13、15、・・、17の1つに由来し、且つ従業員データベース215には、ユーザと端末装置13、15、・・、17との間の通信記録が格納される。そのため、メッセージ・キュー・サービス120は、どの局所的検索結果が、どのユーザに対応するかを識別することが可能である。
その後、メッセージ・キュー・サービス120は、対応する局所的検索結果の加重に従って、ユーザの各々に対する等級を計算する。例えば、各ユーザに対して、メッセージ・キュー・サービス120は、ユーザの等級として、対応する局所的検索結果の加重を単に採用する。更に別の例では、各ユーザに対して、メッセージ・キュー・サービス120は、ユーザの給料に対応する表示及び対応する局所的検索結果の加重に従って、等級を計算してもよく、且つ企業にとっては、予算の制約を伴う新しいプロジェクトチームを形成するために、特定の領域専門家を発見することは有用である。
その後、メッセージ・キュー・サービス120は、等級に従ってユーザを更に分類し、且つ分類された結果を、ユーザに提供してもよい。留意することであるが、メッセージ・キュー・サービス120は、異なる出力機構を介して(例えば、ディスプレイ上に分類された結果を示す、分類された結果をユーザにeメールする、など)、分類された結果をユーザに提供してもよい。こうして、領域専門家問い合せを入力したユーザは、分散ネットワーク2から領域専門家を知る。
その後、メッセージ・キュー・サービス120は、対応する局所的検索結果の加重に従って、ユーザの各々に対する等級を計算する。例えば、各ユーザに対して、メッセージ・キュー・サービス120は、ユーザの等級として、対応する局所的検索結果の加重を単に採用する。更に別の例では、各ユーザに対して、メッセージ・キュー・サービス120は、ユーザの給料に対応する表示及び対応する局所的検索結果の加重に従って、等級を計算してもよく、且つ企業にとっては、予算の制約を伴う新しいプロジェクトチームを形成するために、特定の領域専門家を発見することは有用である。
その後、メッセージ・キュー・サービス120は、等級に従ってユーザを更に分類し、且つ分類された結果を、ユーザに提供してもよい。留意することであるが、メッセージ・キュー・サービス120は、異なる出力機構を介して(例えば、ディスプレイ上に分類された結果を示す、分類された結果をユーザにeメールする、など)、分類された結果をユーザに提供してもよい。こうして、領域専門家問い合せを入力したユーザは、分散ネットワーク2から領域専門家を知る。
前述の動作に加えて、第3実施形態は、全ての動作を実行し、且つ第1及び第2実施形態で明記された全ての機能を有することが可能である。これらの動作を実行すると共に、これらの機能を有する第3実施形態は、第1及び第2実施形態の説明に基づいて、当業者によって容易に正しく認識されるであろう。それ故に、詳細は、ここでは更には説明しない。加えて、第3実施形態は、同様に、様々な変形例を有してもよく、且つ様々な変形例は、第1及び第2実施形態で説明されたものと同様である。そのため、詳細は、ここでは更には説明しない。
上の説明によれば、大域的インデックスデータベース113における大域的検索結果によって、ユーザは、単にキーワードを使用することによって、分散ネットワーク2において領域専門家に問い合せることが可能である。
本発明の第4実施形態に対して、図1、図2、及び図3を参照されたい。第4実施形態は、第1実施形態、第2実施形態、及び/又は第3実施形態に基づいている。
より具体的には、1人以上のユーザが、複数のキーワードによって、(第1実施形態及び/又は第2実施形態における)分散ネットワーク1及び/又は(第3実施形態における)分散ネットワーク2に問い合せをする。このことは、大域的インデックスデータベース113には、複数の存在する大域的検索結果(図示せず)が格納され、且つ存在する大域的検索結果の各々は、検索されたキーワードに対応する、ということを意味する。
より具体的には、1人以上のユーザが、複数のキーワードによって、(第1実施形態及び/又は第2実施形態における)分散ネットワーク1及び/又は(第3実施形態における)分散ネットワーク2に問い合せをする。このことは、大域的インデックスデータベース113には、複数の存在する大域的検索結果(図示せず)が格納され、且つ存在する大域的検索結果の各々は、検索されたキーワードに対応する、ということを意味する。
この実施形態では、ユーザは、(第1実施形態及び/又は第2実施形態における)分散ネットワーク1及び/又は(第3実施形態における)分散ネットワーク2において、キーワードの動向を発見したいと考える。その情報を得るために、ユーザは、(第1実施形態及び/又は第2実施形態における)検索サーバ11の、及び/又は(第3実施形態における)検索サーバ21のユーザインターフェースを通して、キーワード動向問い合せ(図示せず)を入力する。キーワード動向問い合せは、その後、メッセージ・キュー・サービス120に転送される。
キーワード動向問い合せを受信することに呼応して、メッセージ・キュー・サービス120は、大域的インデックスデータベースが、キーワード動向結果を有するかどうかを決定する。第4実施形態の幾つかの変形例において、キーワード動向結果は、他のデータベース又は記憶ユニットに格納されてもよい点に留意されたい。
キーワード動向問い合せを受信することに呼応して、メッセージ・キュー・サービス120は、大域的インデックスデータベースが、キーワード動向結果を有するかどうかを決定する。第4実施形態の幾つかの変形例において、キーワード動向結果は、他のデータベース又は記憶ユニットに格納されてもよい点に留意されたい。
もしメッセージ・キュー・サービス120が、大域的インデックスデータベース113において、少なくとも1つのキーワード動向結果が存在することを決定する場合、メッセージ・キュー・サービス120は、少なくとも1つのキーワード動向結果に基づいて、キーワード動向問い合せの結果をユーザに提供する。
メッセージ・キュー・サービス120は、異なる方法で、少なくとも1つのキーワード動向結果をユーザに提供してもよい。例えば、もしキーワード動向結果が1つだけ存在する場合、メッセージ・キュー・サービス120は、このただ1つのキーワード動向結果をユーザに提供する。もし幾つかのキーワード動向結果が存在する場合、メッセージ・キュー・サービス120は、全てのキーワード動向結果をユーザに提供してもよく、又は最新のキーワード動向結果をユーザに提供してもよい。その上、メッセージ・キュー・サービス120は、異なる出力機構を介して(例えば、ディスプレイ上にキーワード動向結果を示す、キーワード動向結果をユーザにeメールする、など)、キーワード動向結果を提供してもよい。
メッセージ・キュー・サービス120は、異なる方法で、少なくとも1つのキーワード動向結果をユーザに提供してもよい。例えば、もしキーワード動向結果が1つだけ存在する場合、メッセージ・キュー・サービス120は、このただ1つのキーワード動向結果をユーザに提供する。もし幾つかのキーワード動向結果が存在する場合、メッセージ・キュー・サービス120は、全てのキーワード動向結果をユーザに提供してもよく、又は最新のキーワード動向結果をユーザに提供してもよい。その上、メッセージ・キュー・サービス120は、異なる出力機構を介して(例えば、ディスプレイ上にキーワード動向結果を示す、キーワード動向結果をユーザにeメールする、など)、キーワード動向結果を提供してもよい。
もしメッセージ・キュー・サービス120が、大域的インデックスデータベース113においてキーワード動向結果が存在しないことを決定する場合、メッセージ・キュー・サービス120は、新しいキーワード動向結果を作成する。特に、メッセージ・キュー・サービス120は、存在する大域的検索結果に従って、検索されたキーワードの各々に対して統計的な数を計算する(即ち、検索されたキーワードの各々に対して、問い合せ回数を計算する)。
メッセージ・キュー・サービス120はまた、検索されたキーワードの各々に対してキーワード動向を作成する。検索されたキーワードのキーワード動向は、ドキュメント数、専門家数(第3実施形態に基づく場合にのみ)、問い合せ回数、及び/又は様々な時間期間における他の情報を備えてもよい。
図3は、検索されたキーワードの代表的なキーワード動向を例示するが、この図は、本発明の範囲を制限するために使用されるものではない。次に、メッセージ・キュー・サービス120は、統計的な数に従って、検索されたキーワードを分類する。新しいキーワード動向結果は、検索され、分類されたキーワードと、検索されたキーワードの各々のキーワード動向とを備える。その後、メッセージ・キュー・サービス120は、新しいキーワード動向結果をユーザに提供する。もしユーザが、任意の検索されたキーワードを更に選択する場合、メッセージ・キュー・サービス120は、検索され、選択されたキーワードのキーワード動向をユーザに提供する。
メッセージ・キュー・サービス120はまた、検索されたキーワードの各々に対してキーワード動向を作成する。検索されたキーワードのキーワード動向は、ドキュメント数、専門家数(第3実施形態に基づく場合にのみ)、問い合せ回数、及び/又は様々な時間期間における他の情報を備えてもよい。
図3は、検索されたキーワードの代表的なキーワード動向を例示するが、この図は、本発明の範囲を制限するために使用されるものではない。次に、メッセージ・キュー・サービス120は、統計的な数に従って、検索されたキーワードを分類する。新しいキーワード動向結果は、検索され、分類されたキーワードと、検索されたキーワードの各々のキーワード動向とを備える。その後、メッセージ・キュー・サービス120は、新しいキーワード動向結果をユーザに提供する。もしユーザが、任意の検索されたキーワードを更に選択する場合、メッセージ・キュー・サービス120は、検索され、選択されたキーワードのキーワード動向をユーザに提供する。
第4実施形態の幾つかの変形例において、ユーザは、キーワード動向結果を見直した後、キーワード動向問い合せの結果に満足していないかもしれない(例えば、ユーザは、結果が十分新しいものではないと疑うかもしれない)。そのような環境下では、ユーザは、(第1実施形態及び/又は第2実施形態における)検索サーバ11の、又は(第3実施形態における)検索サーバ21のユーザインターフェースを通して、更新命令(図示せず)を入力してもよく、この更新命令は、メッセージ・キュー・サービス120によって受信される。更新命令を受信することに呼応して、メッセージ・キュー・サービス120は、上で説明された動作に従って、新しいキーワード動向結果を再び生成する。
前述の動作に加えて、第4実施形態は、全ての動作を実行し、且つ第1、第2、及び第3実施形態において明記された全ての機能を有することが可能である。これらの動作を実行すると共に、これらの機能を有する第4実施形態は、第1、第2、及び第3実施形態の説明に基づいて、当業者によって容易に正しく認識されるであろう。それ故に、詳細は、ここでは更には説明しない。加えて、第4実施形態は、同様に、様々な変形例を有してもよく、且つ変形例は、第1、第2、及び第3実施形態で説明されたものと同様である。そのため、詳細は、ここでは更には説明しない。
上記の説明に従えば、大域的インデックスデータベース113における、存在する大域的検索結果によって、ユーザは、(第1実施形態及び/又は第2実施形態における)分散ネットワーク1及び/又は(第3実施形態における)分散ネットワーク2におけるキーワードの動向を発見することが可能である。
本発明の第5実施形態は、分散ネットワークの検索サーバ(例えば、第1実施形態における検索サーバ11)で使用するための検索方法であり、これのフローチャートが図4に例示されている。検索サーバは、大域的インデックスデータベースと、処理ユニットとを備え、ここで処理ユニットは、非同期通信プロトコルに従うメッセージ・キュー・サービスを実行する。
先ず、キーワードを備える問い合せを検索サーバのユーザインターフェースから受信するために、ステップS401がメッセージ・キュー・サービスによって実行される。次に、大域的インデックスデータベースが、キーワードに対応する大域的検索結果を有するかどうかを決定するために、ステップS403がメッセージ・キュー・サービスによって実行される。ステップS403が、大域的インデックスデータベースがキーワードに対応する大域的検索結果を有さないことを決定する場合に、分散ネットワークにおける複数の端末装置にキーワードを配布するために、ステップS405がメッセージ・キュー・サービスによって実行される。続いて、端末装置の少なくとも一部分から、キーワードに対応する、複数の局所的検索結果を受信するために、ステップS407がメッセージ・キュー・サービスによって実行される。局所的検索結果の各々は、ドキュメント数、最新の更新日付、少なくとも1人の著者、及びこれらの組み合わせの1つを記録してもよい点に留意されたい。
次に、局所的検索結果に従って、キーワードに対する大域的検索結果を生成するために、ステップS409がメッセージ・キュー・サービスによって実行される。続いて、大域的検索結果を大域的インデックスデータベースに格納するために、ステップS411がメッセージ・キュー・サービスによって実行される。ステップS413では、メッセージ・キュー・サービスは、大域的インデックスデータベースから大域的検索結果をユーザに提供する。ステップS403が、大域的インデックスデータベースがキーワードに対応する大域的検索結果を有することを決定する場合、検索方法はS413を直接実行する点に留意されたい。
次に、局所的検索結果に従って、キーワードに対する大域的検索結果を生成するために、ステップS409がメッセージ・キュー・サービスによって実行される。続いて、大域的検索結果を大域的インデックスデータベースに格納するために、ステップS411がメッセージ・キュー・サービスによって実行される。ステップS413では、メッセージ・キュー・サービスは、大域的インデックスデータベースから大域的検索結果をユーザに提供する。ステップS403が、大域的インデックスデータベースがキーワードに対応する大域的検索結果を有することを決定する場合、検索方法はS413を直接実行する点に留意されたい。
続いて、更新命令が受信されるかどうかを決定するために、ステップS415がメッセージ・キュー・サービスによって実行される。ステップS415が、更新命令が受信されないことを決定する場合、検索方法は終了する。もしステップS415が、更新命令が受信されることを決定する場合、その時は、検索方法はステップS405に進む。この実施形態の幾つかの変更例では、ステップS415は省略可能である点に留意されたい。
前述のステップに加えて、第5実施形態は、全ての動作を実行すると共に、第1実施形態で明記された検索サーバの全ての機能を有することが可能である。これらの動作を実行すると共に、これらの機能を有する第5実施形態は、第1実施形態の説明に基づいて、当業者によって容易に正しく認識されるであろう。従って、ここでは更に説明しない。
本発明の第6実施形態は、分散ネットワークの端末装置(例えば、第1実施形態における端末装置13)で使用するための検索方法であり、このフローチャートが図5に例示されている。
端末装置は、記憶ユニットと、局所的インデックスデータベースと、処理ユニットとを備える。処理ユニットは、オペレーティングシステム及びエージェントを実行する。エージェントは、分散ネットワークにおける検索サーバ上で実行されるメッセージ・キュー・サービスと協力する。メッセージ・キュー・サービスは、非同期通信プロトコルに従う。この実施形態における検索方法は、第5実施形態で説明された検索方法と協力する。
端末装置は、記憶ユニットと、局所的インデックスデータベースと、処理ユニットとを備える。処理ユニットは、オペレーティングシステム及びエージェントを実行する。エージェントは、分散ネットワークにおける検索サーバ上で実行されるメッセージ・キュー・サービスと協力する。メッセージ・キュー・サービスは、非同期通信プロトコルに従う。この実施形態における検索方法は、第5実施形態で説明された検索方法と協力する。
先ず、メッセージ・キュー・サービスからキーワードを受信するために、ステップS501がエージェントによって実行される。次に、局所的インデックスデータベースが、キーワードに対応する局所的検索結果を有するかどうかを決定するために、ステップS503が実行される。ここで、局所的インデックスデータベースが局所的検索結果を有することは、次のことを意味する。即ち、局所的インデックスデータベースは、最後の更新時間が予め画成された時間閾値よりも遅い局所的検索結果を有するということである。換言すれば、局所的インデックスデータベースが、キーワードに対応する局所的検索結果を有さない場合、又は、局所的インデックスデータベースが、十分には最新でない局所的検索結果を有する場合、局所的インデックスデータベースは、局所的検索結果を有さないものとして決定される。局所的検索結果は、ドキュメント数、最新の更新日付、少なくとも1人の著者、及びこれらの組み合わせの1つを記録してもよい点に留意されたい。
ステップS503が、局所的インデックスデータベースがキーワードに対応する局所的検索結果を有さないことを決定する場合、ステップS505は、オペレーティングシステムによって実行されるが、これは、キーワードに従って記憶ユニットを検索することによって、局所的検索結果を引き出すためである。続いて、局所的検索結果を局所的インデックスデータベースに格納するために、ステップS507がオペレーティングシステムによって実行される。局所的検索をメッセージ・キュー・サービスに戻すために、ステップS509がエージェントによって実行される。ステップS503が、局所的インデックスデータベースがキーワードに対応する局所的検索結果を有することを決定する場合、検索方法はステップS509に進む。
ステップS503が、局所的インデックスデータベースがキーワードに対応する局所的検索結果を有さないことを決定する場合、ステップS505は、オペレーティングシステムによって実行されるが、これは、キーワードに従って記憶ユニットを検索することによって、局所的検索結果を引き出すためである。続いて、局所的検索結果を局所的インデックスデータベースに格納するために、ステップS507がオペレーティングシステムによって実行される。局所的検索をメッセージ・キュー・サービスに戻すために、ステップS509がエージェントによって実行される。ステップS503が、局所的インデックスデータベースがキーワードに対応する局所的検索結果を有することを決定する場合、検索方法はステップS509に進む。
前述のステップに加えて、第6実施形態は、全ての動作を実行すると共に、第1実施形態で明記された端末装置の全ての機能を有することが可能である。これらの動作を実行すると共に、これらの機能を有する第6実施形態は、第1実施形態の説明に基づいて、当業者によって容易に正しく認識されるであろう。従って、ここでは更に説明しない。
本発明の第7実施形態は、分散ネットワークの検索サーバ(例えば、第2実施形態における検索サーバ11)で使用するための検索方法であり、このフローチャートが図6に例示されている。検索サーバは、大域的インデックスデータベースと、処理ユニットとを備え、ここで処理ユニットは、非同期通信プロトコルに従うメッセージ・キュー・サービスを実行する。
先ず、分散ネットワークにおける端末装置上で実行されるエージェントから、キーワードを備える問い合せを受信するために、ステップS601がメッセージ・キュー・サービスによって実行される。その後、検索方法は、ステップS405、S407、S409、S411、及びS413を順に実行する。ステップS405、S407、S409、S411、及びS413は、第5実施形態で説明されたものと同じであるため、ここでは説明は繰り返さない点に留意されたい。
前述のステップに加えて、第7実施形態は、全ての動作を実行すると共に、第2実施形態で明記された検索サーバの全ての機能を有することが可能である。これらの動作を実行すると共に、これらの機能を有する第7実施形態は、第2実施形態の説明に基づいて、当業者によって容易に正しく認識されるであろう。従って、ここでは更に説明しない。
本発明の第8実施形態は、分散ネットワークの端末装置(例えば、第2実施形態における端末装置13)で使用するための検索方法であり、これのフローチャートが図7に例示されている。
端末装置は、記憶ユニットと、局所的インデックスデータベースと、処理ユニットとを備える。処理ユニットは、オペレーティングシステム及びエージェントを実行する。エージェントは、分散ネットワークにおける検索サーバ上で実行されるメッセージ・キュー・サービスと協力する。メッセージ・キュー・サービスは、非同期通信プロトコルに従う。この実施形態における検索方法は、第7実施形態で説明された検索方法と協力する。
端末装置は、記憶ユニットと、局所的インデックスデータベースと、処理ユニットとを備える。処理ユニットは、オペレーティングシステム及びエージェントを実行する。エージェントは、分散ネットワークにおける検索サーバ上で実行されるメッセージ・キュー・サービスと協力する。メッセージ・キュー・サービスは、非同期通信プロトコルに従う。この実施形態における検索方法は、第7実施形態で説明された検索方法と協力する。
先ず、端末装置のユーザインターフェースから、キーワードを備える問い合せを受信するために、ステップS701がエージェントによって実行される。次に、メッセージ・キュー・サービスにキーワードを発行するために、ステップS703がエージェントによって実行される。その後、検索方法は、ステップS501、S503、S505、S507、及びS509を順に実行する。ステップS501、S503、S505、S507、及びS509は、第6実施形態で説明されたものと同じであるため、ここでは説明は繰り返さない点に留意されたい。
前述のステップに加えて、第8実施形態は、全ての動作を実行すると共に、第2実施形態で明記された端末装置の全ての機能を有することが可能である。これらの動作を実行すると共に、これらの機能を有する第8実施形態は、第2実施形態の説明に基づいて、当業者によって容易に正しく認識されるであろう。従って、ここでは更に説明しない。
本発明の第9実施形態は、分散ネットワークの検索サーバ(例えば、第3実施形態における検索サーバ21)で使用するための検索方法であり、且つこれのフローチャートが図8に例示されている。検索サーバは、大域的インデックスデータベースと、処理ユニットと、従業員データベースとを備える。処理ユニットは、非同期通信プロトコルに従うメッセージ・キュー・サービスを実行する。従業員データベースには、複数のユーザと端末装置との間の通信記録が格納される。
この実施形態において、1人以上のユーザが、キーワードによって分散ネットワークに少なくとも1回は問い合せる。このことは、大域的インデックスデータベースには、キーワードの、少なくとも1つの検索結果が格納されることを意味する。この実施形態における検索方法は、分散ネットワークから領域専門家を発見することが可能である。
先ず、キーワードを備える領域専門家問い合せを受信するために、ステップS801がメッセージ・キュー・サービスによって実行される。次に、局所的検索結果の各々に対して加重を計算するために、ステップS803がメッセージ・キュー・サービスによって実行される。局所的検索結果の各々は、ユーザに対応する点に留意されたい。
その後、ステップS804がメッセージ・キュー・サービスによって実行されるが、これは、従業員データベースに格納された通信記録に従って、第1の局所的検索結果に一対一で対応するユーザを識別するためである。続いて、対応する局所的検索結果の加重に従って、ユーザの各々に対する等級を計算するために、ステップS805がメッセージ・キュー・サービスによって実行される。次に、等級に従ってユーザを分類するために、ステップS807がメッセージ・キュー・サービスによって実行される。その後、領域専門家問い合せの結果を提供するために、ステップS809がメッセージ・キュー・サービスによって実行されるが、この領域専門家問い合せの結果は、分類されたユーザのリストを備える。
その後、ステップS804がメッセージ・キュー・サービスによって実行されるが、これは、従業員データベースに格納された通信記録に従って、第1の局所的検索結果に一対一で対応するユーザを識別するためである。続いて、対応する局所的検索結果の加重に従って、ユーザの各々に対する等級を計算するために、ステップS805がメッセージ・キュー・サービスによって実行される。次に、等級に従ってユーザを分類するために、ステップS807がメッセージ・キュー・サービスによって実行される。その後、領域専門家問い合せの結果を提供するために、ステップS809がメッセージ・キュー・サービスによって実行されるが、この領域専門家問い合せの結果は、分類されたユーザのリストを備える。
前述のステップに加えて、第9実施形態は、全ての動作を実行すると共に、第3実施形態で明記された検索サーバの全ての機能を有することが可能である。これらの動作を実行すると共に、これらの機能を有する第9実施形態は、第3実施形態の説明に基づいて、当業者によって容易に正しく認識されるであろう。従って、ここでは更に説明しない。
本発明の第10実施形態は、分散ネットワークの検索サーバ(例えば、第3実施形態における検索サーバ21)で使用するための検索方法であり、且つこれのフローチャートが図9に例示されている。検索サーバは、大域的インデックスデータベースと、処理ユニットと、従業員データベースとを備える。処理ユニットは、非同期通信プロトコルに従うメッセージ・キュー・サービスを実行する。従業員データベースには、複数のユーザと端末装置との間の通信記録が格納される。
この実施形態において、1人以上のユーザが、複数のキーワードによって分散ネットワークに問い合せる。このことは、大域的インデックスデータベースには、複数の、存在する大域的検索結果(図示せず)が格納され、且つ存在する大域的検索結果の各々は、検索されたキーワードに対応することを意味する。この実施形態における検索方法は、分散ネットワークにおけるキーワードの動向を発見することが可能である。
先ず、キーワード動向問い合せを受信するために、ステップS901がメッセージ・キュー・サービスによって実行される。次に、大域的インデックスデータベース又は他のデータベースにおいて、キーワード動向結果が存在するかどうかを決定するために、ステップS903がメッセージ・キュー・サービスによって実行される。ステップS903が、キーワード動向結果が存在しないことを決定する場合、ステップS905は、メッセージ・キュー・サービスによって実行される。これは、存在する大域的検索結果に従って、検索されたキーワードの各々に対して統計的な数を計算するためである。
次に、検索されたキーワードの各々に対して、キーワード動向を作成するために、ステップS907がメッセージ・キュー・サービスによって実行される。検索されたキーワードのキーワード動向は、ドキュメント数、専門家数、問い合せ回数、及び/又は様々な時間期間における他の情報を備えてもよい。続いて、統計的な数に従って、検索されたキーワードを分類するために、ステップS909がメッセージ・キュー・サービスによって実行される。その後、キーワード動向結果をユーザに提供するために、ステップS911がメッセージ・キュー・サービスによって実行される。キーワード動向結果は、検索され、分類されたキーワードと、検索されたキーワードの各々のキーワード動向とを備える点に留意されたい。ステップS903が、キーワード動向結果が存在することを決定する場合、検索結果はステップS911に直接進む。
次に、検索されたキーワードの各々に対して、キーワード動向を作成するために、ステップS907がメッセージ・キュー・サービスによって実行される。検索されたキーワードのキーワード動向は、ドキュメント数、専門家数、問い合せ回数、及び/又は様々な時間期間における他の情報を備えてもよい。続いて、統計的な数に従って、検索されたキーワードを分類するために、ステップS909がメッセージ・キュー・サービスによって実行される。その後、キーワード動向結果をユーザに提供するために、ステップS911がメッセージ・キュー・サービスによって実行される。キーワード動向結果は、検索され、分類されたキーワードと、検索されたキーワードの各々のキーワード動向とを備える点に留意されたい。ステップS903が、キーワード動向結果が存在することを決定する場合、検索結果はステップS911に直接進む。
ステップS911の後、キーワード動向結果のキーワードがユーザによって選択されるかどうかを決定するために、ステップS913がメッセージ・キュー・サービスによって実行される。ステップS913の応答が「はい」である場合、検索され、選択されたキーワードのキーワード動向をユーザに提供するために、ステップS915がメッセージ・キュー・サービスによって実行される。ステップS915の後、検索方法は終了する。ステップS913が、キーワード動向結果のキーワードがユーザによって選択されないことを決定する場合、検索方法は終了する。
前述のステップに加えて、第10実施形態は、全ての動作を実行すると共に、第4実施形態で明記された検索サーバの全ての機能を有することが可能である。これらの動作を実行すると共に、これらの機能を有する第10実施形態は、第4実施形態の説明に基づいて、当業者によって容易に正しく認識されるであろう。従って、ここでは更に説明しない。
上の実施形態によれば、ユーザは、分散ネットワークにおいてドキュメントを検索し、領域専門家を発見し、且つキーワード動向を発見できる。ドキュメントを検索することに関しては、企業ネットワークのリポジトリデータベースに格納されたドキュメントの代わりに、分散ネットワークにおける全てのドキュメント(即ち、端末装置に格納された全てのドキュメント)が検索される。
ユーザが、検索サーバで、キーワードを備える問い合せを入力する場合、メッセージ・キュー・サービスは、キーワードを端末装置に必ずしも配布する必要はない。もし大域的インデックスデータベースが、キーワードに対応する少なくとも1つの大域的検索結果を有する場合、少なくとも1つの大域的検索結果が、ユーザに直接提供される。大域的インデックスデータベースが、キーワードに対応する大域的検索結果を有さない場合にのみ、メッセージ・キュー・サービスは、キーワードを端末装置に配布する。その結果、分散ネットワークにおいてドキュメントを問い合せることは、たいていの場合、効率的に達成することが可能である。その上、検索サーバにおける大域的インデックスデータベースには、複数のキーワードに対応する複数の大域的検索結果が格納されてもよいので、ユーザは、分散ネットワークにおいて、領域専門家及び/又はキーワード動向を容易に発見することが可能である。
ユーザが、検索サーバで、キーワードを備える問い合せを入力する場合、メッセージ・キュー・サービスは、キーワードを端末装置に必ずしも配布する必要はない。もし大域的インデックスデータベースが、キーワードに対応する少なくとも1つの大域的検索結果を有する場合、少なくとも1つの大域的検索結果が、ユーザに直接提供される。大域的インデックスデータベースが、キーワードに対応する大域的検索結果を有さない場合にのみ、メッセージ・キュー・サービスは、キーワードを端末装置に配布する。その結果、分散ネットワークにおいてドキュメントを問い合せることは、たいていの場合、効率的に達成することが可能である。その上、検索サーバにおける大域的インデックスデータベースには、複数のキーワードに対応する複数の大域的検索結果が格納されてもよいので、ユーザは、分散ネットワークにおいて、領域専門家及び/又はキーワード動向を容易に発見することが可能である。
上記開示は、詳細な技術的内容及び、その技術的内容の進歩的な特徴に関連する。当業者は、説明された本発明の開示及び提案に基づいて、本発明の特性から外れることなく、様々な変更例及び代替例を進めることができる。そのような変更例及び代替例は、上の説明において十分に開示されていないが、添付された次の請求項に実質的に含まれている。
Claims (20)
- 分散ネットワークで使用するための検索サーバであって、
大域的インデックスデータベースと、
前記大域的インデックスデータベースに電気的に接続され、且つ非同期通信プロトコルに従うメッセージ・キュー・サービスを実行するように構成される処理ユニットと、
を備え、
前記メッセージ・キュー・サービスは、キーワードを備える第1の問い合せを受信し、前記大域的インデックスデータベースが前記キーワードに対応する大域的検索結果を有さないことを決定し、前記分散ネットワークにおける複数の端末装置に前記キーワードを配布し、前記端末装置の少なくとも第1の部分から、複数の第1の局所的検索結果を受信し、前記第1の局所的検索結果に従って、前記キーワードに対して第1の大域的検索結果を生成し、且つ前記第1の大域的検索結果を前記大域的インデックスデータベースに格納することを特徴とする、
検索サーバ。 - 前記メッセージ・キュー・サービスは、前記キーワードを備える第2の問い合せを受信し、前記大域的インデックスデータベースにおける前記第1の大域的検索結果が前記キーワードに対応することを決定し、且つ前記第1の大域的検索結果を前記大域的インデックスデータベースから提供することを特徴とする、請求項1に記載の検索サーバ。
- 前記メッセージ・キュー・サービスは、前記キーワードの前記第1の大域的検索結果を提供した後に、更新命令を更に受信し、前記キーワードを前記端末装置に配布し、前記端末装置の少なくとも第2の部分から、複数の第2の局所的検索結果を受信し、前記第2の局所的検索結果に従って、前記キーワードに対して第2の大域的検索結果を生成し、且つ前記第2の大域的検索結果を前記大域的インデックスデータベースに格納することを特徴とする、請求項2に記載の検索サーバ。
- 前記第1の局所的検索結果の各々は、ドキュメント数、最新の更新日付、少なくとも1人の著者、及びこれらの組み合わせの1つを記録することを特徴とする、請求項1に記載の検索サーバ。
- 複数のユーザと前記端末装置との間の通信記録が格納される従業員データベースを更に備え、
前記メッセージ・キュー・サービスは、前記通信記録に従って、前記第1の局所的検索結果に一対一で対応する前記ユーザを識別し、前記メッセージ・キュー・サービスは、前記キーワードを備える領域専門家問い合せを更に受信し、前記第1の局所的検索結果の各々に対して加重を計算し、前記対応する第1の局所的検索結果の前記加重に従って、前記ユーザの各々に対して等級を計算し、且つ前記等級に従って前記ユーザを分類することを特徴とする、請求項1に記載の検索サーバ。 - 前記大域的インデックスデータベースには、複数の存在する大域的検索結果が格納され、前記存在する大域的検索結果の各々は、検索されたキーワードに対応し、且つ前記メッセージ・キュー・サービスは、キーワード動向問い合せを更に受信し、前記存在する大域的検索結果に従って、前記検索されたキーワードの各々に対して統計的な数を計算し、前記検索されたキーワードの各々に対してキーワード動向を作成し、且つ前記統計的な数に従って、前記検索されたキーワードを分類することを特徴とする、請求項1に記載の検索サーバ。
- 分散ネットワークで使用するための端末装置であって、
記憶ユニットと、
局所的インデックスデータベースと、
処理ユニットであって、前記記憶ユニット及び前記局所的インデックスデータベースに電気的に接続され、且つオペレーティングシステム及びエージェントを実行するように構成され、前記エージェントは、前記分散ネットワークにおける検索サーバ上で実行されるメッセージ・キュー・サービスと協力し、且つ前記メッセージ・キュー・サービスは、非同期通信プロトコルに従う、処理ユニットと、
を備え、
前記エージェントは、前記メッセージ・キュー・サービスからキーワードを受信し、前記エージェントは、前記局所的インデックスデータベースが、前記キーワードに対応する局所的検索結果を有さないことを決定し、前記オペレーティングシステムは、前記キーワードに従って前記記憶ユニットを検索することによって、局所的検索結果を引き出し、且つ前記局所的検索結果を前記局所的インデックスデータベースに格納し、且つ前記エージェントは、前記局所的検索結果を前記メッセージ・キュー・サービスに戻すことを特徴とする、
端末装置。 - 前記エージェントは、前記メッセージ・キュー・サービスから前記キーワードを更に受信し、前記局所的インデックスデータベースにおける前記局所的検索結果が前記キーワードに対応することを決定し、且つ前記局所的検索結果を前記メッセージ・キュー・サービスに戻すことを特徴とする、請求項7に記載の端末装置。
- 前記局所的検索結果は、ドキュメント数、最新の更新日付、少なくとも1人の著者、及びこれらの組み合わせの1つを記録することを特徴とする、請求項7に記載の端末装置。
- 前記エージェントは、前記キーワードを備える問い合せを受信し、且つ前記メッセージ・キュー・サービスに前記キーワードを発行することを特徴とする、請求項7に記載の端末装置。
- 分散ネットワークにおける検索サーバで使用するための検索方法であって、
前記検索サーバは、大域的インデックスデータベースと処理ユニットとを備え、前記処理ユニットは、非同期通信プロトコルに従うメッセージ・キュー・サービスを実行し、前記検索方法は、
前記メッセージ・キュー・サービスによって、キーワードを備える第1の問い合せを受信するステップと、
前記メッセージ・キュー・サービスによって、前記大域的インデックスデータベースが、前記キーワードに対応する大域的検索結果を有さないことを決定するステップと、
前記メッセージ・キュー・サービスによって、前記分散ネットワークにおける複数の端末装置に前記キーワードを配布するステップと、
前記メッセージ・キュー・サービスによって、前記端末装置の少なくとも第1の部分から、複数の第1の局所的検索結果を受信するステップと、
前記メッセージ・キュー・サービスによって、前記第1の局所的検索結果に従って、前記キーワードに対する第1の大域的検索結果を生成するステップと、
前記メッセージ・キュー・サービスによって、前記第1の大域的検索結果を前記大域的インデックスデータベースに格納するステップと、
を備えることを特徴とする、
検索方法。 - 前記メッセージ・キュー・サービスによって、前記キーワードを備える第2の問い合せを受信するステップと、
前記メッセージ・キュー・サービスによって、前記大域的インデックスデータベースにおける前記第1の大域的検索結果が、前記キーワードに対応することを決定するステップと、
前記メッセージ・キュー・サービスによって、前記大域的インデックスデータベースから前記第1の大域的検索結果を提供するステップと、
を更に備えることを特徴とする、請求項11に記載の検索方法。 - 前記キーワードの前記第1の大域的検索結果を提供した後に、前記メッセージ・キュー・サービスによって、更新命令を受信するステップと、
前記メッセージ・キュー・サービスによって、前記キーワードを前記端末装置に配布するステップと、
前記メッセージ・キュー・サービスによって、前記端末装置の少なくとも第2の部分から、複数の第2の局所的検索結果を受信するステップと、
前記メッセージ・キュー・サービスによって、前記第2の局所的検索結果に従って、前記キーワードに対する第2の大域的検索結果を生成するステップと、
前記メッセージ・キュー・サービスによって、前記第2の大域的検索結果を前記大域的インデックスデータベースに格納するステップと、
を更に備えることを特徴とする、請求項12に記載の検索方法。 - 前記第1の局所的検索結果の各々は、ドキュメント数、最新の更新日付、少なくとも1人の著者、及びこれらの組み合わせの1つを記録することを特徴とする、請求項11に記載の検索方法。
- 前記検索サーバは、従業員データベースを更に備え、前記従業員データベースには、複数のユーザと前記端末装置との間の通信記録が格納され、且つ前記検索方法は、
前記メッセージ・キュー・サービスによって、前記キーワードを備える領域専門家問い合せを受信するステップと、
前記メッセージ・キュー・サービスによって、前記第1の局所的検索結果の各々に対する加重を計算するステップと、
前記メッセージ・キュー・サービスによって、前記通信記録に従って、前記第1の局所的検索結果に一対一で対応する前記ユーザを識別するステップと、
前記メッセージ・キュー・サービスによって、前記対応する第1の局所的検索結果の前記加重に従って、前記ユーザの各々に対する等級を計算するステップと、
前記メッセージ・キュー・サービスによって、前記等級に従って、前記ユーザを分類するステップと、
を更に備える、請求項11に記載の検索方法。 - 前記大域的インデックスデータベースには、複数の存在する大域的検索結果が格納され、前記存在する大域的検索結果の各々は、検索されたキーワードに対応し、且つ前記検索方法は、
前記メッセージ・キュー・サービスによって、キーワード動向問い合せを受信するステップと、
前記メッセージ・キュー・サービスによって、前記存在する大域的検索結果に従って、前記検索されたキーワードの各々に対する統計的な数を計算するステップと、
前記メッセージ・キュー・サービスによって、前記検索されたキーワードの各々に対するキーワード動向を作成するステップと、
前記メッセージ・キュー・サービスによって、前記統計的な数に従って、前記検索されたキーワードを分類するステップと、
を更に備えることを特徴とする、請求項11に記載の検索方法。 - 分散ネットワークにおける端末装置で使用するための検索方法であって、
前記端末装置は、記憶ユニットと、局所的インデックスデータベースと、処理ユニットとを備え、前記処理ユニットは、オペレーティングシステム及びエージェントを実行し、前記エージェントは、前記分散ネットワークにおける検索サーバ上で実行されるメッセージ・キュー・サービスと協力し、前記メッセージ・キュー・サービスは、非同期通信プロトコルに従い、且つ前記検索方法は、
前記エージェントによって、前記メッセージ・キュー・サービスからキーワードを受信するステップと、
前記エージェントによって、前記局所的インデックスデータベースが、前記キーワードに対応する局所的検索結果を有さないことを決定するステップと、
前記オペレーティングシステムによって、前記キーワードに従って前記記憶ユニットを検索することによって、局所的検索結果を引き出すステップと、
前記オペレーティングシステムによって、前記局所的検索結果を前記局所的インデックスデータベースに格納するステップと、
前記エージェントによって、前記局所的検索結果を前記メッセージ・キュー・サービスに戻すステップと、
を備えることを特徴とする、
検索方法。 - 前記エージェントによって、前記メッセージ・キュー・サービスから前記キーワードを受信するステップと、
前記エージェントによって、前記局所的インデックスデータベースにおける前記局所的検索結果が、前記キーワードに対応することを決定するステップと、
前記エージェントによって、前記局所的検索結果を前記メッセージ・キュー・サービスに戻すステップと、
を更に備えることを特徴とする、請求項17に記載の検索方法。 - 前記局所的検査結果は、ドキュメント数、最新の更新日付、少なくとも1人の著者、及びこれらの組み合わせの1つを記録することを特徴とする、請求項17に記載の検索方法。
- 前記エージェントによって、前記キーワードを備える問い合せを受信するステップと、
前記エージェントによって、前記メッセージ・キュー・サービスに前記キーワードを発行するステップと、
を更に備える、請求項17に記載の検索方法。
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