JP2017097615A - クレジットカードギフトシステムおよびギフト管理サーバ - Google Patents

クレジットカードギフトシステムおよびギフト管理サーバ Download PDF

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ゆみ子 中山
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Abstract

【課題】クレジットカードの与信枠を他人に提供した場合に、経過時間によらず、提供された与信枠を利用した決済を行うことができるようにする。【解決手段】贈り主からギフト管理サーバ10にギフト要求が与えられたときに発行されるギフトIDを用いて、贈り先から決済要求がギフト管理サーバ10に与えられたとき、決済金額がギフト対象とされた与信枠の範囲内であることを条件として、贈り主のクレジットカード情報を用いて決済を行うように決済サーバ20に要求する決済要求部14と、決済金額の与信枠がとれることを条件として、贈り主のクレジットカード情報を用いた決済を行う決済処理部21とを備え、プレゼントされた与信枠を用いて実際に決済を行おうとする際に、プレゼント対象とされた金額の範囲内で実際に与信枠がとれることを確認して決済を行うことにより、与信期限が切れて決済ができないということを防止する。【選択図】図2

Description

本発明は、クレジットカードギフトシステムおよびギフト管理サーバに関し、特に、クレジットカードの与信枠を他人にプレゼントすることを可能にしたシステムに用いて好適なものである。
従来、クレジットカードの与信枠を他人にプレゼントすることを可能にしたシステムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。この特許文献1に記載の与信枠振替システムでは、所定のクレジットアカウントを有する第1の利用者が、オンライン手続によって、その与信枠の一部を第2の利用者に提供できるようにし、第2の利用者が、提供された与信枠の範囲内で、第1の利用者のクレジットアカウントを利用した決済を行うことができるように成されている。
具体的には、利用者Aは、与信枠管理部に対して、自己のカード番号を告げ、1万円分の与信枠を利用者Bにプレゼントする。与信枠管理部は、決済サーバに1万円分の与信枠を求め、与信IDの発行を受け、この与信IDに対応するギフトIDを発行して、電子メールにて利用者Bに送付する。その後、利用者Bが、実店舗用CAT端末もしくは仮想店舗用サーバにギフトIDを入力して、1万円相当の商品購入についての決済要求を行うと、決済要求承認部は、与信枠管理部に問い合わせ、当該ギフトIDが正規のものであり、1万円が与信枠内の金額であることを確認した上で、これを承認する。決済処理部は、承認後、決済サーバに対して、該当する与信IDについての決済処理を行う。
特開2006−163466号公報
上記の通り、特許文献1に記載の与信枠振替システムは、利用者Aが1万円分の与信枠を利用者Bにプレゼントすると、利用者Bがその1万円分の与信枠を使って商品を購入するまで、利用者Aのクレジットアカウントの中で1万円分の与信枠を利用者Bのために確保しておく仕組みとなっている。
しかしながら、現実のクレジットカード決済では、与信枠を確保できるのは、決済要求の承認(オーソリ処理)を行ってから一定の与信期限以内に限定されている。すなわち、与信期限を超えて与信枠を確保し続けることはできない。そのため、利用者Bが利用者Aからプレゼントされた与信枠を使って商品を購入しようとしたとき、与信期限を過ぎていると、クレジットカード決済を行うことができないという問題があった。
本発明は、このような問題を解決するために成されたものであり、クレジットカードの与信枠の一部を他人に提供した場合に、その提供日からの経過時間によらず、提供された与信枠を利用したクレジットカード決済を行うことができるようにすることを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明では、贈り主ユーザからギフト管理サーバに対してギフト要求が与えられたときに発行されるギフトIDを用いて、贈り先ユーザからクレジットカードの決済要求がギフト管理サーバに与えられたときに、決済金額がギフト対象とされた与信枠の範囲内であることを条件として、贈り主ユーザのクレジットカード情報を用いて決済金額の決済を行うように決済サーバに要求し、決済サーバが決済金額の与信枠がとれることを確認して、贈り主ユーザのクレジットカード情報を用いた決済を行うようにしている。
上記のように構成した本発明によれば、贈り主ユーザから贈り先ユーザに対してクレジットカードの与信枠のギフトが行われたときに、ギフト対象とされた金額の与信枠を決済サーバが前もって確保するというやり方ではなく、プレゼントされた与信枠を用いて贈り先ユーザがクレジットカード決済を行おうとする際に、ギフト対象とされた金額の範囲内で実際に決済金額の与信枠がとれることを確認して決済を行うやり方なので、プレゼントされた与信枠の与信期限が切れてクレジットカード決済を行うことができないということがなくなる。これにより、贈り主ユーザが自身のクレジットカードの与信枠の一部を贈り先ユーザに提供した場合に、贈り先ユーザは、その提供日からの経過時間によらず、提供された与信枠を利用したクレジットカード決済を行うことができる。
第1、第2の実施形態によるクレジットカードギフトシステムの全体構成例を示す図である。 第1の実施形態によるギフト管理サーバおよび決済サーバの機能構成例を示すブロック図である。 第1の実施形態において、贈り主ユーザが自身のクレジットカード情報をギフト管理サーバに登録する際におけるギフト管理サーバの動作例を示すフローチャートである。 第1の実施形態において、贈り主ユーザが自身のクレジットカード情報の与信枠の一部を贈り先ユーザにプレゼントする際におけるギフト管理サーバの動作例を示すフローチャートである。 第1の実施形態において、贈り先ユーザがプレゼントされた与信枠を使って決済を行う際におけるギフト管理サーバおよび決済サーバの動作例を示すフローチャートである。 第1の実施形態において、カード情報記憶部に記憶されているクレジットカード情報の有効性を定期的に確認する際におけるギフト管理サーバの動作例を示すフローチャートである。 第2の実施形態によるギフト管理サーバおよび決済サーバの機能構成例を示すブロック図である。 第2の実施形態において、贈り先ユーザがプレゼントされた与信枠を使って決済を行う際におけるギフト管理サーバおよび決済サーバの動作例を示すフローチャートである。 第3の実施形態によるクレジットカードギフトシステムの全体構成例を示す図である。 第3の実施形態によるギフト管理サーバおよび決済サーバの機能構成例を示すブロック図である。 第3の実施形態において、贈り先ユーザがプレゼントされた与信枠を使って決済を行う際におけるギフト管理サーバおよび決済サーバの動作例を示すフローチャートである。 第3の実施形態の変形例に係るギフト管理サーバおよび決済サーバの機能構成例を示すブロック図である。 第3の実施形態の変形例に係るギフト管理サーバおよび決済サーバの機能構成例を示すブロック図である。
(第1の実施形態)
以下、本発明の第1の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、第1の実施形態によるクレジットカードギフトシステムの全体構成例を示す図である。第1の実施形態によるクレジットカードギフトシステムは、贈り主ユーザが自身のクレジットカードの与信枠の一部を贈り先ユーザに提供し、当該贈り先ユーザが、提供された与信枠の範囲内で、贈り主ユーザのクレジットカードを利用した決済を行うことができるように成されたシステムである。
図1に示すように、第1の実施形態によるクレジットカードギフトシステムは、ギフト管理サーバ10、決済サーバ20、贈り主ユーザが使用する贈り主端末装置30、贈り先ユーザが使用する贈り先端末装置40、およびEC管理サーバ50を備え、これらがインターネット等の通信ネットワークを介して接続可能に構成されている。
ギフト管理サーバ10は、クレジットカードの与信枠のギフトに関する管理を行う。決済サーバ20は、クレジットカードを用いた決済処理を行う。EC管理サーバ50は、後述するギフトIDを用いたクレジットカード決済により取引を行うことが可能に成された電子商取引サイト(以下、ECサイトという)に関する管理を行う。
図2は、第1の実施形態によるギフト管理サーバ10および決済サーバ20の機能構成例を示すブロック図である。図2に示すように、ギフト管理サーバ10は、データ記憶媒体として、カード情報記憶部101およびギフト情報記憶部102を備えている。また、ギフト管理サーバ10は、その機能構成として、カード登録部11、ギフト登録部12、ギフト通知部13、決済要求部14、与信枠確認部15および確認結果通知部16を備えている。また、決済サーバ20は、その機能構成として、決済処理部21を備えている。
ギフト管理サーバ10の各機能ブロック11〜16は、ハードウェア、DSP(Digital Signal Processor)、ソフトウェアの何れによっても構成することが可能である。例えばソフトウェアによって構成する場合、上記各機能ブロック11〜16は、実際にはコンピュータのCPU、RAM、ROMなどを備えて構成され、RAMやROM、ハードディスクまたは半導体メモリ等の記録媒体に記憶されたプログラムが動作することによって実現される。
同様に、決済サーバ20の機能ブロック21も、ハードウェア、DSP、ソフトウェアの何れによっても構成することが可能である。例えばソフトウェアによって構成する場合、上記機能ブロック21は、実際にはコンピュータのCPU、RAM、ROMなどを備えて構成され、RAMやROM、ハードディスクまたは半導体メモリ等の記録媒体に記憶されたプログラムが動作することによって実現される。
カード情報記憶部101は、クレジットカードの与信枠の一部を他人にプレゼントする贈り主ユーザのクレジットカード情報を記憶する。クレジットカード情報は、贈り主ユーザの氏名、クレジットカード番号、クレジットカードの有効期限などの情報を含む。
ギフト情報記憶部102は、クレジットカードの与信枠のギフトに関するギフト情報を記憶する。ギフト情報は、与信枠をプレゼントした贈り主ユーザを特定する贈り主情報、ギフト対象となる与信枠の金額を示す金額情報、ギフトの際に発行されるギフトIDなどの情報を含む。ギフト情報は、上記の情報に加えて、与信枠の贈り先ユーザを特定する贈り先情報を更に含んでもよい。
カード登録部11は、贈り主ユーザから贈り主端末装置30を介して、クレジットカード情報の登録要求が与えられたときに、当該クレジットカード情報をカード情報記憶部101に記憶させる。このクレジットカード情報の登録は、例えば、ギフト管理サーバ10により提供されるウェブサイトに贈り主端末装置30からログインし、カード登録画面に必要な情報を入力することによって行うことが可能である。
本実施形態において、カード登録部11は、贈り主ユーザから贈り主端末装置30を介して与えられる要求に応じて、1人の贈り主ユーザについて複数のクレジットカード情報をカード情報記憶部101に記憶させることが可能である。また、カード登録部11は、贈り主ユーザから贈り主端末装置30を介して与えられる要求に応じて、カード情報記憶部101に記憶されている複数のクレジットカード情報の中から、何れかのクレジットカード情報をギフト対象として使用することを指定することが可能である。
ギフト登録部12は、贈り主ユーザから贈り主端末装置30を介して、贈り主情報、贈り先情報および与信枠の金額情報を含むギフト要求が与えられたときに、ギフトIDを発行し、贈り主情報、金額情報およびギフトID(更に贈り先情報を含めてもよい)を互いに関連付けてギフト情報記憶部102に記憶させる。このギフト情報の登録は、例えば、ギフト管理サーバ10により提供されるウェブサイトに贈り主端末装置30からログインし、ギフト登録画面に必要な情報を入力することによって行うことが可能である。
なお、上記のように、ギフト対象として使用するクレジットカード情報をカード登録部11があらかじめ指定しておく方法に代えて、ギフト登録部12が送信するギフト要求の中に、ギフト対象として使用するクレジットカード情報の指定情報を含めることにより、贈り主ユーザがギフトを行う都度、使用するクレジットカード情報を任意に指定できるようにしてもよい。
ギフト通知部13は、ギフト登録部12によりギフト情報記憶部102に記憶された贈り主情報、金額情報およびギフトIDを、贈り先情報で特定される贈り先ユーザの贈り先端末装置40に通知する。このギフト通知は、例えば、電子メールの送信によって行うことが可能である。あるいは、ギフト管理サーバ10により提供されるウェブサイト上にギフト通知に関する情報をアップロードしておいて、贈り先端末装置40から当該ウェブサイトにログインし、通知画面にてギフト通知に関する情報を閲覧できるようにしてもよい。
決済要求部14は、贈り先ユーザの贈り先端末装置40からEC管理サーバ50を介して、入力ギフトIDおよび決済金額を含む決済要求が与えられたときに、ギフト情報記憶部102を参照して、入力ギフトIDから贈り主情報および与信枠の金額情報を特定する。さらに、決済要求部14は、決済金額が金額情報で示される与信枠の範囲内であることを条件として、贈り主情報で特定される贈り主ユーザのクレジットカード情報をカード情報記憶部101から読み出し、当該読み出したクレジットカード情報を用いて、決済サーバ20に対して決済金額の決済を行うように要求する。
ここで、入力ギフトIDとは、贈り先ユーザがECサイトで商品やサービスの購入といった取引を行う際に、ギフトIDを用いたクレジットカード決済を支払方法として選択した場合に、贈り先ユーザが贈り先端末装置40を介してECサイト上で入力したギフトIDのことである。ここで入力するギフトIDは、ギフト通知部13により通知されたギフトIDである。ECサイト上でギフトIDを入力して商品やサービスを注文すると、その商品やサービスの購入金額(つまり、クレジットカードの決済金額)と入力ギフトIDとを含む決済要求がEC管理サーバ50からギフト管理サーバ10の決済要求部14に送信される。
決済要求部14は、EC管理サーバ50から受信した入力ギフトIDおよび決済金額を用いて、上述したように、贈り主ユーザのクレジットカード情報を用いて、決済サーバ20に対して決済金額の決済を行うように要求する。なお、ここでは、決済金額が金額情報で示される与信枠の範囲内であることを条件として、贈り主ユーザのクレジットカード情報を用いた決済要求を行うこととしている。これに対し、ギフト情報の1つとして贈り先情報もギフト情報記憶部102に記憶させている場合は、正しい贈り先ユーザから入力ギフトIDが送られてきたかどうかを更に確認するようにしてもよい。
決済サーバ20の決済処理部21は、贈り主ユーザのクレジットカード情報および決済金額を含む決済要求がギフト管理サーバ10の決済要求部14から与えられたときに、決済金額の与信枠がとれることを条件として、贈り主ユーザのクレジットカード情報を用いた決済を行う。
例えば、贈り主ユーザに与えられている最大の与信枠が10万円だったとして、その一部である5万円を贈り先ユーザにプレゼントした後、贈り主ユーザが自身の買い物で6万円をクレジットカード決済すると、残りの与信枠は4万円となる。このとき、決済金額が4万円以下の決済要求が決済要求部14から与えられた場合、その時点で決済金額の与信枠をとることができるので、決済処理部21は贈り主ユーザのクレジットカード情報を用いた決済を行う。一方、決済金額が4万円超の決済要求が決済要求部14から与えられた場合、その時点で決済金額の与信枠をとることができないので、決済処理部21は贈り主ユーザのクレジットカード情報を用いた決済を行わず、エラーメッセージを出力する。
ギフト管理サーバ10の与信枠確認部15は、ギフト登録部12により贈り主情報、金額情報およびギフトIDがギフト情報記憶部102に記憶された後、所定のタイミングで、ギフト情報記憶部102から贈り主情報および金額情報を読み出すとともに、当該贈り主情報で特定される贈り主ユーザのクレジットカード情報をカード情報記憶部101から読み出す。そして、当該読み出したクレジットカード情報によって、当該読み出した金額情報で示される与信枠が確保可能かどうかを決済サーバ20に確認する。
所定のタイミングは、例えば、一定の時間間隔をおいた繰り返しのタイミングとすることが可能である。すなわち、与信枠確認部15は、カード情報記憶部101に記憶されているクレジットカード情報の有効性(プレゼントした与信枠を確保可能かどうか)を定期的に確認する。あるいは、所定のタイミングは、贈り主ユーザから贈り主端末装置30を介してギフト管理サーバ10に確認要求が与えられたタイミングとしてもよい。なお、クレジットカード情報の有効性として、クレジットカードの有効期限が切れていないかどうか、クレジットカードの利用が停止されていないかどうか等を併せて確認するようにしてもよい。
確認結果通知部16は、与信枠確認部15により与信枠を確保できないことが確認された場合に、贈り主情報で特定される贈り主ユーザの贈り主端末装置30に対し、与信枠を確保できないことを通知する。この通知は、例えば、電子メールの送信によって行うことが可能である。あるいは、ギフト管理サーバ10により提供されるウェブサイト上に通知に関する情報をアップロードしておいて、贈り主端末装置30から当該ウェブサイトにログインし、通知画面にて通知に関する情報を閲覧できるようにしてもよい。
この通知を見た贈り主ユーザは、贈り主端末装置30を介して、カード情報記憶部101に記憶されている複数のクレジットカード情報の中から、ギフト対象として使用するクレジットカード情報の指定を変更することギフト管理サーバ10に要求する。この要求を受けて、カード登録部11は、カード情報記憶部101に記憶されている複数のクレジットカード情報のうち、ギフト対象として使用するクレジットカード情報の指定を変更する。
このように、与信枠確認部15および確認結果通知部16を備えることにより、贈り主ユーザが自身のクレジットカードの与信枠の一部を贈り先ユーザにプレゼントした後、そのことを忘れて贈り主ユーザが自身の買い物をすることにより、プレゼントした与信枠を確保できなくなった場合でも、その旨の通知を受けて別のクレジットカード情報をギフト対象として使用するように指定を変更すれば、プレゼントした与信枠を確保可能な状態とすることができる。これにより、贈り主ユーザから与信枠のギフトを受けた贈り先ユーザがその与信枠を使って決済しようとしたときに、決済できないという不都合を抑制することができる。
なお、ここでは、ギフト対象とされた与信枠を確保できないことが与信枠確認部15により確認された場合にのみ、確認結果通知部16がその旨を贈り主ユーザに通知する例を示したが、ギフト対象とされた与信枠を確保できるか否かによらず、その確認結果を贈り主ユーザに通知するようにしてもよい。このようにすれば、贈り主ユーザが自身のクレジットカードの与信枠の一部を贈り先ユーザにプレゼントした後、そのことを忘れて贈り主ユーザが自身の買い物をし、プレゼントした与信枠が確保できなくなってしまうことを未然に抑制することができる。
また、ここでは、プレゼントした与信枠を確保できないことの通知を受けた贈り主ユーザが、贈り主端末装置30を操作することにより、ギフト対象として使用するクレジットカード情報の指定を変更する例を説明したが、カード登録部11が自動的に行うようにしてもよい。例えば、決済に使用する優先順位を持たせて複数のクレジットカード情報をカード情報記憶部101に記憶させ、最優先のクレジットカード情報ではプレゼントされた与信枠を確保できない場合に、次に優先順位の高いクレジットカード情報に指定を自動的に変えるようにしてもよい。
図3〜図6は、上記のように構成した第1の実施形態によるクレジットカードギフトシステムの動作例を示すフローチャートである。図3は、贈り主ユーザが自身のクレジットカード情報をギフト管理サーバ10に登録する際におけるギフト管理サーバ10の動作例を示すフローチャートである。なお、図3に示すフローチャートは、贈り主ユーザが贈り主端末装置30からギフト管理サーバ10にログインしてカード登録画面にアクセスしたときに開始する。
まず、カード登録部11は、クレジットカード情報の登録要求が贈り主端末装置30から送られてきたか否かを判定する(ステップS1)。登録要求が送られてきていない場合、カード登録部11は、ステップS1の判定処理を繰り返す。一方、登録要求が送られてきた場合、カード登録部11は、当該登録要求と共に送られてきた贈り主ユーザのクレジットカード情報をカード情報記憶部101に記憶させる(ステップS2)。
ここで、カード登録部11は、その贈り主ユーザについて複数のクレジットカード情報がカード情報記憶部101に記憶されているか否かを判定する(ステップS3)。複数のクレジットカード情報がカード情報記憶部101に記憶されていない場合は、図3に示すフローチャートの処理は終了する。一方、複数のクレジットカード情報がカード情報記憶部101に記憶されている場合、カード登録部11は、贈り主端末装置30から与えられる贈り主ユーザの要求に応じて、ギフト対象として使用するクレジットカード情報を指定する(ステップS4)。これにより、図3に示すフローチャートの処理は終了する。
図4は、贈り主ユーザが自身のクレジットカード情報の与信枠の一部を贈り先ユーザにプレゼントする際におけるギフト管理サーバ10の動作例を示すフローチャートである。なお、図4に示すフローチャートは、贈り主ユーザが贈り主端末装置30からギフト管理サーバ10にログインしてギフト登録画面にアクセスしたときに開始する。
まず、ギフト登録部12は、贈り主端末装置30からギフト要求が送られてきたか否かを判定する(ステップS11)。ギフト要求が送られてきていない場合、ギフト登録部12は、ステップS11の判定処理を繰り返す。一方、ギフト要求が送られてきた場合、ギフト登録部12は、ギフトIDを発行し(ステップS12)、ギフト要求に含まれる贈り主情報および金額情報と上記ギフトIDとを互いに関連付けてギフト情報記憶部102に記憶させる(ステップS13)。
次に、ギフト通知部13は、ギフト登録部12によりギフト情報記憶部102に記憶された贈り主情報、金額情報およびギフトIDを、ギフト要求に含まれる贈り先情報で特定される贈り先ユーザの贈り先端末装置40に通知する(ステップS14)。これにより、図4に示すフローチャートの処理は終了する。
図5は、贈り先ユーザがプレゼントされた与信枠を使ってクレジットカード決済を行う際におけるギフト管理サーバ10および決済サーバ20の動作例を示すフローチャートである。なお、図5に示すフローチャートは、ギフト管理サーバ10の電源がオンの間は常時繰り返し実行される。
まず、決済要求部14は、EC管理サーバ50から決済要求が送られてきたか否かを判定する(ステップS21)。決済要求が送られてきていない場合、決済要求部14は、ステップS21の判定処理を繰り返す。一方、決済要求が送られてきた場合、決済要求部14は、ギフト情報記憶部102を参照して、当該決済要求に含まれる入力ギフトIDをもとに、贈り主情報および与信枠の金額情報を特定する(ステップS22)。
さらに、決済要求部14は、決済要求に含まれる決済金額が、上記特定した金額情報で示される与信枠の範囲内か否かを判定する(ステップS23)。ここで、与信枠の範囲内であると判定した場合、決済要求部14は、贈り主情報で特定される贈り主ユーザのクレジットカード情報をカード情報記憶部101から読み出す(ステップS24)。そして、決済要求部14は、当該読み出したクレジットカード情報を用いて、決済サーバ20に対して決済金額の決済を行うように要求する(ステップS25)。
この要求を受けて、決済サーバ20の決済処理部21は、決済金額の与信枠がとれるか否かを判定する(ステップS26)。ここで、決済金額の与信枠がとれると判定した場合、決済処理部21は、贈り主ユーザのクレジットカード情報を用いた決済を行う(ステップS27)。これにより、図5に示すフローチャートの処理は終了する。
なお、上記ステップS23において、決済金額が与信枠の範囲内ではないと判定された場合、および、上記ステップS26において、決済金額の与信枠がとれないと判定された場合、決済要求部14は、エラーメッセージをEC管理サーバ50に出力し(ステップS28)、図5に示すフローチャートの処理は終了する。EC管理サーバ50に出力されたエラーメッセージは、ECサイトを通じて贈
り先ユーザに提示される。
図6は、カード情報記憶部101に記憶されているクレジットカード情報の有効性を定期的に確認する際におけるギフト管理サーバ10の動作例を示すフローチャートである。なお、図6に示すフローチャートは、ギフト管理サーバ10の電源がオンの間は常時繰り返し実行される。
まず、与信枠確認部15は、一定の時間間隔をおいた繰り返しの所定のタイミングになったか否かを判定する(ステップS31)。所定のタイミングになっていない場合、与信枠確認部15は、ステップS31の判定を繰り返す。一方、所定のタイミングになった場合、与信枠確認部15は、ギフト情報記憶部102から贈り主情報および金額情報を読み出すとともに(ステップS32)、当該贈り主情報に対応するクレジットカード情報をカード情報記憶部101から読み出す(ステップS33)。そして、与信枠確認部15は、当該読み出したクレジットカード情報によって、当該読み出した金額情報で示される与信枠が確保可能かどうかを決済サーバ20に確認する(ステップS34)。
ここで、確認結果通知部16は、決済サーバ20からの回答に基づいて、与信枠を確保できるか否かを判定する(ステップS35)。与信枠を確保することができないと判定された場合、確認結果通知部16は、贈り主情報で特定される贈り主ユーザの贈り主端末装置30に対して、与信枠を確保できないことを通知する(ステップS36)。そして、図6に示すフローチャートの処理は終了する。一方、与信枠を確保することができると判定された場合は、何もせずに図6に示すフローチャートの処理は終了する。
以上詳しく説明したように、第1の実施形態では、贈り主ユーザからギフト管理サーバ10に対してギフト要求が与えられたときに発行されるギフトIDを用いて、贈り先ユーザからクレジットカードの決済要求がギフト管理サーバ10に与えられたときに、決済金額がギフト対象とされた与信枠の範囲内であることを条件として、贈り主ユーザのクレジットカード情報を用いて決済金額の決済を行うように決済サーバ20に要求し、決済サーバ20が決済金額の与信枠がとれることを確認して、贈り主ユーザのクレジットカード情報を用いた決済を行うようにしている。
このように構成した第1の実施形態によれば、贈り主ユーザから贈り先ユーザに対してクレジットカードの与信枠のギフトが行われたときに、ギフト対象とされた金額の与信枠を決済サーバ20が前もって確保するというやり方ではなく、プレゼントされた与信枠を用いて贈り先ユーザがクレジットカード決済を行おうとする際に、ギフト対象とされた金額の範囲内で実際に決済金額の与信枠がとれることを確認して決済を行うやり方なので、プレゼントされた与信枠の与信期限が切れてクレジットカード決済を行うことができないということがなくなる。これにより、贈り主ユーザが自身のクレジットカードの与信枠の一部を贈り先ユーザに提供した場合に、贈り先ユーザは、その提供日からの経過時間によらず、提供された与信枠を利用したクレジットカード決済を行うことができる。
また、第1の実施形態では、贈り主ユーザからプレゼントされた与信枠に関するギフト情報がギフト情報記憶部102に記憶された後、所定のタイミングで、カード情報記憶部101に記憶されているクレジットカード情報の有効性(プレゼントした与信枠を確保可能かどうか)を確認し、与信枠を確保できないことが確認された場合に、その旨を贈り主ユーザに通知するようにしている。
このように構成した第1の実施形態によれば、贈り主ユーザが自身のクレジットカードの与信枠の一部を贈り先ユーザにプレゼントした後、そのことを忘れて贈り主ユーザが自身の買い物をすることにより、プレゼントした与信枠を確保できなくなった場合でも、その旨の通知を受けて別のクレジットカード情報をギフト対象として使用するように指定を変更すれば、プレゼントした与信枠を確保可能な状態とすることができる。これにより、贈り主ユーザから与信枠のギフトを受けた贈り先ユーザがその与信枠を使って決済しようとしたときに、決済できないという不都合を抑制することができる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態を図面に基づいて説明する。第2の実施形態によるクレジットカードギフトシステムの全体構成例は、図1と同様である。図7は、第2の実施形態によるギフト管理サーバ10および決済サーバ20の機能構成例を示すブロック図である。なお、この図7において、図2に示した符号と同一の符号を付したものは同一の機能を有するものであるので、ここでは重複する説明を省略する。
図7に示すように、第2の実施形態によるギフト管理サーバ10は、与信枠確認部15および確認結果通知部16に代えて、ステータス管理部17および決済不能通知部18を備えている。
ステータス管理部17は、EC管理サーバ50から決済要求が決済要求部14に与えられたときに、決済不能状態であることが決済要求部14により確認された場合、ECサイトでのステータスを「取引受付中」とするようにEC管理サーバ50に指示を出力する。
決済不能状態とは、決済金額がギフト対象の与信枠の範囲内ではあるものの、決済サーバ20で決済金額の決済を行うことができない(与信枠をとることができない)状態をいう。すなわち、決済要求部14が贈り主ユーザのクレジットカード情報を用いて決済を行うように決済サーバ20に要求を行った結果、決済金額の与信枠をとることができないことが決済処理部21より通知された状態が、決済不能状態である。また、ECサイトで「取引受付中」の状態とは、クレジットカード決済を行うために入力された各種の情報をキャンセルせずに保持し、決済が完了するのを待機している状態を言う。
決済不能通知部18は、決済不能状態であることが決済要求部14により確認された場合、決済要求に含まれる入力ギフトIDに対応する贈り主情報をギフト情報記憶部102から読み出し、読み出した贈り主情報で特定される贈り主ユーザに対し、決済不能状態であることを通知する。この通知は、例えば、電子メールの送信によって行うのが好ましい。ECサイトから決済要求が行われて決済不能状態であることが判明してから、できるだけ早いタイミングで贈り主ユーザにそのことを通知する必要があるからである。
この決済不能状態の通知を見た贈り主ユーザは、贈り主端末装置30を介して、カード情報記憶部101に記憶されている複数のクレジットカード情報の中から、ギフト対象として使用するクレジットカード情報の指定を変更することギフト管理サーバ10に要求する。この要求を受けて、カード登録部11は、カード情報記憶部101に記憶されている複数のクレジットカード情報のうち、ギフト対象として使用するクレジットカード情報の指定を変更する。
ステータス管理部17は、決済不能通知部18により贈り主ユーザに対して決済不能状態であることを通知した後、贈り主ユーザから贈り主端末装置30を介して、ギフト対象に使用するクレジットカード情報の変更を要求する変更要求が与えられたときに、上述のようにカード登録部11により指定が変更された後のクレジットカード情報をカード情報記憶部101から読み出す。そして、読み出したクレジットカード情報を用いて決済金額の与信枠がとれることを決済処理部21に確認することを条件として、ECサイトでのステータスを「取引受付中」から「取引受付完了」に変更するようにEC管理サーバ50に指示を出力する。
通常、ECサイトでクレジットカード決済を行うために必要な情報を入力して決済要求を行ったとき、決済不能状態であることが確認された場合は、エラーメッセージが出力された後、取引受付中の状態が直ちにキャンセルされる。この場合、ユーザは、決済方法を変えて、変更後の方法による決済に必要な情報を入力し直して決済要求を再度行う必要がある。
これに対して、第2の実施形態では、決済不能状態であることが確認された場合でも、取引受付中の状態を直ちにキャンセルすることなく維持する。そして、贈り主ユーザがギフト対象に使用するクレジットカード情報を変更することにより、変更後のクレジットカード情報を用いて決済金額の与信枠がとれるようになれば、ECサイトでのステータスを「取引受付中」から「取引受付完了」に変えて取引を完了させることができる。このため、贈り先ユーザに決済要求のやり直しをさせなくても済むというメリットを有する。
なお、贈り主ユーザに対して決済不能状態であることを通知した後、ECサイトでのステータスを「取引受付中」に維持する期間として、一定の制限時間を設けるようにしてもよい。この場合、一定の制限時間を過ぎても、ギフト対象に使用するクレジットカード情報の変更が行われない場合は、エラーメッセージを出力して、取引受付中の状態をキャンセルする。取引が完了せず、かつ、エラーによって取引受付中の状態がキャンセルされることもない時間があまりにも長く続くのは好ましくないからである。
図8は、第2の実施形態において、贈り先ユーザがプレゼントされた与信枠を使ってクレジットカード決済を行う際におけるギフト管理サーバ10および決済サーバ20の動作例を示すフローチャートである。なお、図8に示すフローチャートは、ギフト管理サーバ10の電源がオンの間は常時繰り返し実行される。
まず、決済要求部14は、EC管理サーバ50から決済要求が送られてきたか否かを判定する(ステップS21)。決済要求が送られてきていない場合、決済要求部14は、ステップS21の判定処理を繰り返す。一方、決済要求が送られてきた場合、決済要求部14は、ギフト情報記憶部102を参照して、当該決済要求に含まれる入力ギフトIDをもとに、贈り主情報および与信枠の金額情報を特定する(ステップS22)。
さらに、決済要求部14は、決済要求に含まれる決済金額が、上記特定した金額情報で示される与信枠の範囲内か否かを判定する(ステップS23)。ここで、与信枠の範囲内であると判定した場合、決済要求部14は、贈り主情報で特定される贈り主ユーザのクレジットカード情報をカード情報記憶部101から読み出す(ステップS24)。そして、決済要求部14は、当該読み出したクレジットカード情報を用いて、決済サーバ20に対して決済金額の決済を行うように要求する(ステップS25)。
この要求を受けて、決済サーバ20の決済処理部21は、決済金額の与信枠がとれるか否かを判定する(ステップS26)。ここで、決済金額の与信枠がとれると判定した場合、決済処理部21は、贈り主ユーザのクレジットカード情報を用いた決済を行う(ステップS27)。これにより、図8に示すフローチャートの処理は終了する。
上記ステップS23において、決済金額が与信枠の範囲内ではないと判定された場合、決済要求部14は、エラーメッセージをEC管理サーバ50に出力し(ステップS28)、図8に示すフローチャートの処理は終了する。EC管理サーバ50に出力されたエラーメッセージは、ECサイトを通じて贈り先ユーザに提示される。
また、上記ステップS26において、決済金額の与信枠がとれないと判定された場合、つまり、決済不能状態であることが決済要求部14により確認された場合、ステータス管理部17は、ECサイトでのステータスを「取引受付中」とするようにEC管理サーバ50に指示を出力する(ステップS41)。また、決済不能通知部18は、ステップS22で特定した贈り主情報で特定される贈り主ユーザに対し、決済不能状態であることを通知する(ステップS42)。
その後、カード登録部11は、ギフト対象として使用するクレジットカード情報の指定を変更する要求が贈り主端末装置30から送られてきたか否かを判定する(ステップS43)。この変更要求が送られてきた場合、カード登録部11は、カード情報記憶部101に記憶されている複数のクレジットカード情報のうち、ギフト対象として使用するクレジットカード情報の指定を変更する(ステップS44)。
次に、ステータス管理部17は、上述のようにカード登録部11によりギフト対象とする指定が変更された後のクレジットカード情報を用いて、決済金額の与信枠がとれるか否かを決済処理部21に確認する(ステップS45)。ここで、決済金額の与信枠がとれると判定された場合、ステータス管理部17は、ECサイトでのステータスを「取引受付中」から「取引受付完了」に変更するようにEC管理サーバ50に指示を出力する(ステップS46)。その後、処理はステップS27に遷移する。
上記ステップS43において、ギフト対象として使用するクレジットカード情報の変更要求が送られてきていないと判定された場合、および、上記ステップS45において、変更後のクレジットカード情報であっても決済金額の与信枠がとれないと判定された場合、ステータス管理部17は、ステップS21で決済要求を受け取ってから一定の時間が経過したか否かを判定する(ステップS47)。一定の時間が経過していない場合、処理はステップS43に戻る。一方、一定の時間が経過した場合、処理はステップS28に遷移する。
なお、第2の実施形態において、贈り主ユーザが自身のクレジットカード情報をギフト管理サーバ10に登録する際におけるギフト管理サーバ10の動作は、図3に示したフローチャートと同様である。また、第2の実施形態において、贈り主ユーザが自身のクレジットカード情報の与信枠の一部を贈り先ユーザにプレゼントする際におけるギフト管理サーバ10の動作は、図4に示したフローチャートと同様である。
以上詳しく説明したように、第2の実施形態によれば、EC管理サーバ50から決済要求が与えられたときに、決済サーバ20で決済金額の決済を行うことができない(与信枠をとることができない)決済不能状態であることが確認された場合は、ECサイトでのステータスを「取引受付中」に維持しておいて、決済不能状態であることを贈り主ユーザに通知するようにしている。そして、この通知に応じて贈り主ユーザが、ギフト対象として使用するクレジットカード情報を変更した場合には、変更後のクレジットカード情報を用いて決済金額の与信枠がとれることを条件として、ECサイトでのステータスを「取引受付中」から「取引受付完了」に変更するようにしている。
このように構成した第2の実施形態によれば、決済不能状態であることが確認された場合でも、その通知を受けた贈り主ユーザがギフト対象に使用するクレジットカード情報を変更することによって決済可能な状態になれば、ECサイトでのステータスを「取引受付中」から「取引受付完了」に変えて取引を完了させることができる。このため、贈り先ユーザは、ECサイトにて決済要求のやり直しをしなくても済み、非常に便利である。
(第3の実施形態)
次に、本発明の第3の実施形態を図面に基づいて説明する。図9は、第3の実施形態によるクレジットカードギフトシステムの全体構成例を示す図である。図9に示すように、第3の実施形態によるクレジットカードギフトシステムは、複数の贈り主端末装置30-1,30-2,30-3を備えている。第3の実施形態は、複数の贈り主ユーザが共同で1人の贈り先ユーザに対してクレジットカードの与信枠をプレゼントする場合の例を示したものである。
図10は、第3の実施形態によるギフト管理サーバ10および決済サーバ20の機能構成例を示すブロック図である。なお、この図10において、図2に示した符号と同一の符号を付したものは同一の機能を有するものであるので、ここでは重複する説明を省略する。
図10に示すように、第3の実施形態によるクレジットカードギフトシステムは、図2に示したギフト登録部12、決済要求部14、決済処理部21およびギフト情報記憶部102に代えて、ギフト登録部12’、決済要求部14’、決済処理部21’およびギフト情報記憶部102’を備えている。また、第3の実施形態によるギフト管理サーバ10は、図2に示した与信枠確認部15および確認結果通知部16を備えていない。また、第3の実施形態によるギフト管理サーバ10は、ID無効化部19を更に備えている。
ギフト登録部12’は、贈り主ユーザから贈り主端末装置30を介して、複数の贈り主ユーザを特定する贈り主情報、1人の贈り先ユーザを特定する贈り先情報、およびギフト対象となる与信枠の金額を示す金額情報を含むギフト要求が与えられたときに、ギフトIDを発行し、複数の贈り主情報、金額情報およびギフトID(更に贈り先情報を含めてもよい)を互いに関連付けてギフト情報記憶部102’に記憶させる。
例えば、3つの贈り主端末装置30-1,30-2,30-3を使用する3人の贈り主ユーザが共同で、それぞれのクレジットカードの与信枠を合計して1人の贈り先ユーザにプレゼントするケースを考える。この場合、3つの贈り主端末装置30-1,30-2,30-3の何れか1つからギフト管理サーバ10に対し、3人の贈り主ユーザを特定する贈り主情報と、1人の贈り先ユーザを特定する贈り先情報と、ギフト対象となる与信枠の金額を示す金額情報とを含むギフト要求を送信する。ここで、ギフト対象となる与信枠の金額とは、3人がそれぞれプレゼントする与信枠の合計金額である。本実施形態では、3人がそれぞれ同じ金額の与信枠を贈り先ユーザにプレゼントすることを前提としている。
決済要求部14’は、EC管理サーバ50を介して贈り先ユーザから入力ギフトIDおよび決済金額を含む決済要求が与えられたときに、ギフト情報記憶部102’を参照して、入力ギフトIDから複数の贈り主情報および与信枠の金額情報を特定する。そして、決済要求部14’は、決済金額が金額情報で示される与信枠の範囲内であることを確認する。
決済要求部14’は、決済金額が金額情報で示される与信枠の範囲内であることが確認できた場合、複数の贈り主情報で特定される複数の贈り主ユーザのクレジットカード情報をカード情報記憶部101から読み出し、当該読み出した複数のクレジットカード情報を用いて、決済金額を複数の贈り主ユーザの数で分割した金額の決済をそれぞれ行うように決済サーバ20に対して要求する。ここで、「複数の贈り主ユーザの数で分割した金額」とは、決済金額を贈り主ユーザの人数で等分した金額を意味する。
決済処理部21’は、複数の贈り主ユーザのクレジットカード情報と、決済金額を贈り主ユーザの人数で分割した金額とを含む決済要求が決済要求部14’から与えられたときに、複数の贈り主ユーザのクレジットカード情報に関して、分割した金額の与信枠が全てとれることを条件として、複数の贈り主ユーザのクレジットカード情報を用いた決済を行う。
ここで、複数の贈り主ユーザのうち、分割した金額の与信枠をとることができない贈り主ユーザ(以下、決済不能者という)がいることが決済処理部21’により確認された場合、決済要求部14’は、当該決済不能者に割り振られた金額の決済を、代替の贈り主ユーザのクレジットカード情報を用いて行うように決済サーバ20に対して要求する。
例えば、決済要求部14’は、代替の贈り主ユーザとして、複数の贈り主ユーザの中からあらかじめ選定された代表者のクレジットカード情報を用いて、決済不能者に割り振られた金額の決済を行うように決済サーバ20に対して要求する。なお、代表者の贈り主ユーザは、例えば、贈り主端末装置30-1,30-2,30-3の何れかよりギフト管理サーバ10にギフト要求を送信する際に、あらかじめ選定しておく。すなわち、複数の贈り主ユーザを特定する贈り主情報に加え、その中の誰を代表者とするかを示す選定情報も併せて送信するようにする。そして、ギフト登録部12’がこれをギフト情報記憶部102’に記憶させておく。
別の例として、決済要求部14’は、代替の贈り主ユーザとして、決済不能者以外の贈り主ユーザのクレジットカード情報を用いて、決済不能者に割り振られた金額の決済を行うように決済サーバ20に対して要求する。具体的には、決済不能者に割り振られた金額を決済不能者以外の贈り主ユーザの数で按分し、当該按分した金額の決済を、決済不能者以外の贈り主ユーザのクレジットカード情報を用いてそれぞれ行うようにする。この場合は、代表者をあらかじめ選定しておく必要はない。
ID無効化部19は、代替の贈り主ユーザのクレジットカード情報を用いても、決済不能者に割り振られた金額の与信枠をとることができないことが決済要求部14’により確認された場合、ギフトIDを無効にする。例えば、決済不能者に割り振られた金額を代表者が代替して決済する場合、当該決済不能者に割り振られた金額の与信枠を代表者のクレジットカードでは確保できないときに、ID無効化部19はギフトIDを無効化する。
また、決済不能者に割り振られた金額を決済不能者以外の贈り主ユーザが按分して決済する場合、1人当たりの合計決済金額が、ギフト対象とした与信枠の金額を超えてしまうときに、ID無効化部19はギフトIDを無効化する。例えば、3人の贈り主ユーザがそれぞれ10,000円分(合計30,000円)の与信枠を贈り先ユーザにプレゼントした後、贈り先ユーザが21,000円分(贈り主ユーザ1人当たり7,000円)のクレジットカード決済をしようとした場合において、1人の贈り主ユーザが決済不能者であったときに、7,000円を残り2人の贈り主ユーザで按分すると、1人当たりの合計決済金額は10,500円(7,000円+3,500円)となる。この場合、元々ギフト対象としていた1人当たりの与信枠である10,000円を超えてしまうので、ID無効化部19はギフトIDを無効化する。
図11は、第3の実施形態において、贈り先ユーザがプレゼントされた与信枠を使ってクレジットカード決済を行う際におけるギフト管理サーバ10および決済サーバ20の動作例を示すフローチャートである。なお、図11に示すフローチャートは、ギフト管理サーバ10の電源がオンの間は常時繰り返し実行される。
まず、決済要求部14’は、EC管理サーバ50から決済要求が送られてきたか否かを判定する(ステップS21)。決済要求が送られてきていない場合、決済要求部14’は、ステップS21の判定処理を繰り返す。一方、決済要求が送られてきた場合、決済要求部14’は、ギフト情報記憶部102’を参照して、当該決済要求に含まれる入力ギフトIDをもとに、贈り主情報および与信枠の金額情報を特定する(ステップS22)。
さらに、決済要求部14’は、決済要求に含まれる決済金額が、上記特定した金額情報で示される与信枠の範囲内か否かを判定する(ステップS23)。ここで、与信枠の範囲内であると判定した場合、決済要求部14’は、贈り主情報で特定される複数の贈り主ユーザのクレジットカード情報をカード情報記憶部101から読み出す(ステップS24’)。そして、決済要求部14’は、当該読み出した複数のクレジットカード情報を用いて、決済金額を複数の贈り主ユーザの数で等分した金額の決済をそれぞれ行うように決済サーバ20に対して要求する(ステップS25’)。
この要求を受けて、決済サーバ20の決済処理部21’は、全ての贈り主ユーザのクレジットカードについて、決済金額を等分した金額の与信枠がとれるか否かをそれぞれ判定する(ステップS26’)。ここで、全ての贈り主ユーザについて上記等分した金額の与信枠がとれると判定した場合、決済処理部21’は、複数の贈り主ユーザのクレジットカード情報を用いた決済を行う(ステップS27’)。これにより、図11に示すフローチャートの処理は終了する。
上記ステップS23において、決済金額が与信枠の範囲内ではないと判定された場合、決済要求部14’は、エラーメッセージをEC管理サーバ50に出力し(ステップS28)、図11に示すフローチャートの処理は終了する。EC管理サーバ50に出力されたエラーメッセージは、ECサイトを通じて贈り先ユーザに提示される。
また、上記ステップS26’において、複数の贈り主ユーザのクレジットカードうち、等分した金額の与信枠をとることができない決済不能者のクレジットカードがあると決済要求部14’により判定された場合、決済要求部14’は、当該決済不能者に割り振られた金額を代替の贈り主ユーザに割り振る(ステップS51)。すなわち、代替者に元々割り振られていた金額に対して、決済不能者に割り振られていた金額を(按分して)加算する。
そして、決済要求部14’は、ステップS51で割り振られた金額を、代替者のクレジットカード情報を用いて決済するように決済サーバ20に対して要求する(ステップS52)。この要求を受けて、決済サーバ20の決済処理部21’は、代替者のクレジットカードについて、それぞれに割り振られた金額の与信枠がとれるか否かをそれぞれ判定する(ステップS53)。
ここで、代替者のクレジットカードについて与信枠がとれると判定された場合、決済処理部21’は、決済不能者以外の贈り主ユーザのクレジットカード情報を用いた決済を行う(ステップS27’)。これにより、図11に示すフローチャートの処理は終了する。一方、代替者のクレジットカードについて与信枠がとれないと判定された場合、ID無効化部19は、ギフトIDを無効にする(ステップS54)。そして、エラーメッセージを出力して(ステップS28)、図11に示すフローチャートの処理は終了する。
なお、第3の実施形態において、贈り主ユーザが自身のクレジットカード情報をギフト管理サーバ10に登録する際におけるギフト管理サーバ10の動作は、図3に示したフローチャートと同様である。また、第3の実施形態において、贈り主ユーザが自身のクレジットカード情報の与信枠の一部を贈り先ユーザにプレゼントする際におけるギフト管理サーバ10の動作は、複数の贈り主ユーザに関する与信枠をプレゼントすること以外は、図4に示したフローチャートと同様である。
以上詳しく説明したように、第3の実施形態によれば、複数の贈り主ユーザから1人の贈り先ユーザに対してクレジットカードの与信枠をプレゼントすることができる。そして、複数の贈り主ユーザの中に、ギフト対象として割り振られた金額(プレゼントされた金額を贈り主ユーザの人数で等分した金額)の与信枠をとることができない決済不能者がいる場合でも、その決済不能者に割り振られた金額を代替の贈り主ユーザに割り振って決済することができる。よって、贈り主ユーザから与信枠のギフトを受けた贈り先ユーザがその与信枠を使って決済しようとしたときに、決済できないという不都合を抑制することができる。
なお、上記第3の実施形態では、複数の贈り主ユーザが共同でプレゼントした金額を等分し、等分した金額を各贈り主ユーザのクレジットカードで決済する例について説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、複数の贈り主ユーザがプレゼントする与信枠の金額をそれぞれ指定できるようにしてもよい。例えば、贈り主端末装置30からギフト管理サーバ10に対して与信枠の金額情報を含んだギフト要求を送信する際に、各贈り主ユーザがプレゼントする金額をそれぞれ指定した情報を金額情報として送信するようにする。
この場合、ステップS23’において決済要求部14’は、決済金額が、複数の贈り主ユーザについてギフト対象として設定された個々の金額を合計した金額の範囲内であるか否かを判定する。また、ステップS26’において決済処理部21’は、個々の贈り主ユーザについて、ギフト対象として設定された金額の比率で決済金額を分割した金額の与信枠がとれるか否かをそれぞれ判定する。
また、上記第3の実施形態において、第1の実施形態で説明した与信枠確認部15および確認結果通知部16と同様の機能を更に備えるようにしてもよい。図12は、この場合におけるギフト管理サーバ10および決済サーバ20の機能構成例を示すブロック図である。
図12に示す構成例において、与信枠確認部15’は、ギフト登録部12’により複数の贈り主情報、金額情報およびギフトIDがギフト情報記憶部102’に記憶された後、所定のタイミングで、ギフト情報記憶部102’から複数の贈り主情報および金額情報を読み出すとともに、当該複数の贈り主情報に対応するクレジットカード情報をカード情報記憶部101からそれぞれ読み出す。そして、当該読み出した複数のクレジットカード情報によって、当該読み出した金額情報で示される与信枠(複数の贈り主ユーザの数で分割した金額の与信枠)がそれぞれ確保可能かどうかを決済サーバ20に確認する。
また、確認結果通知部16’は、複数の贈り主ユーザの中の何れか1人でも与信枠を確保できないことが与信枠確認部15’により確認された場合に、その贈り主ユーザの贈り主端末装置30(30-1,30-2,30-3の何れか)に対し、与信枠を確保できないことを通知する。
また、上記第3の実施形態において、第2の実施形態で説明したステータス管理部17および決済不能通知部18と同様の機能を更に備えるようにしてもよい。図13は、この場合におけるギフト管理サーバ10および決済サーバ20の機能構成例を示すブロック図である。図13に示す構成例では、代替の贈り主ユーザのクレジットカード情報を用いても、決済不能者に割り振られた金額の与信枠をとることができない場合に、ID無効化部19によってギフトIDを直ちに無効にするのではなく、その前にステータス管理部17’および決済不能通知部18’の処理を行うようにする。
すなわち、ステータス管理部17’は、代替の贈り主ユーザのクレジットカード情報を用いて決済不能者に割り振られた金額の与信枠をとることができないという決済不能状態であることが決済要求部14’により確認された場合、ECサイトでのステータスを「取引受付中」とするようにEC管理サーバ50に指示を出力する。そして、決済不能通知部18’が、決済不能者および代替の贈り主ユーザの少なくとも一方に対し、決済不能状態であることを通知する。
その後、この通知に応じて、決済不能者および代替の贈り主ユーザの少なくとも一方が、最初にECサイトを通じて決済要求が行われてから一定の時間以内に、ギフト対象として使用するクレジットカード情報を変更した場合、ステータス管理部17’は、変更後のクレジットカード情報を用いて、決済不能者に割り振られた金額の与信枠がとれることを決済処理部21’により確認することを条件として、ECサイトでのステータスを「取引受付中」から「取引受付完了」に変更するようにEC管理サーバ50に指示を出力する。
ここで、決済不能者および代替の贈り主ユーザの両方ともギフト対象として使用するクレジットカード情報が一定の時間を過ぎても変更されない場合、および、決済不能者および代替の贈り主ユーザの少なくとも一方に関して変更されたクレジットカード情報を用いても与信枠がとれない場合に、ID無効化部19によってギフトIDを無効にする。このようにすれば、贈り主ユーザから与信枠のギフトを受けた贈り先ユーザがその与信枠を使って決済しようとしたときに、決済できないという不都合をより抑制することができる。
なお、上記第3の実施形態では、複数の贈り主ユーザの中に決済不能者がいる場合に、その決済不能者に割り振られた金額を代替の贈り主ユーザに割り振って決済する例について説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、各贈り主ユーザについて、決済に使用する優先順位を持たせて複数のクレジットカード情報をカード情報記憶部101に記憶させる。そして、一部の贈り主ユーザに関して、最優先のクレジットカード情報ではプレゼントした与信枠を確保できない場合に、その一部の贈り主ユーザについては、次に優先順位の高いクレジットカード情報に指定を自動的に変えて決済するようにしてもよい。
この場合、決済要求部14’は、入力ギフトIDおよび決済金額を含む決済要求が与えられたときに、複数の贈り主ユーザのそれぞれについて優先順位に従ってクレジットカード情報を選択的に用いて、決済サーバ20に対して決済金額の決済を行うように要求する。そして、一部の贈り主ユーザに関して、決済サーバ20で上記割り振られた金額の決済を行うことができないという決済不能状態であることが確認された場合、当該一部の贈り主ユーザについては、次に優先順位の高いクレジットカード情報に選択を自動的に切り替えて、決済サーバ20に対して上記割り振られた金額の決済を行うように要求する。
また、上記第1、第3の実施形態では、贈り先ユーザがECサイトで商品またはサービスを購入するときのクレジットカード決済に本発明を適用する場合について説明したが、実店舗でのクレジットカード決済にも適用することが可能である。この場合の決済要求は、例えば、POS端末から決済金額の情報を入力するとともに、POS端末に接続された別端末からギフトIDを入力し、これらの情報を決済要求と共にギフト管理サーバ10に送信するようにしてもよい。
また、上記各実施形態では、プレゼントされた与信枠の範囲を決済金額が超える場合や、プレゼントされた与信枠をクレジットカード決済の際に確保できない場合(贈り主ユーザの残存与信枠を決済金額が超える場合)に、エラーメッセージを出力したり、ギフトIDを無効にしたりする例について説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、不足分は贈り先ユーザのクレジットカードと組み合わせて決済できるようにしてもよい。
また、上記第1〜第3の実施形態を適宜組み合わせて適用することも可能である。例えば、与信枠確認部15(15’)、確認結果通知部16(16’)、ステータス管理部17(17’)、決済不能通知部18(18’)およびID無効化部19を全て備える構成としてもよい。
また、上記各実施形態では、ギフト管理サーバ10がカード情報記憶部101およびギフト情報記憶部102(102’)を備える構成について説明したが、ギフト管理サーバ10の外部にカード情報記憶部101およびギフト情報記憶部102(102’)を備える構成としてもよい。
その他、上記各実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の一例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその要旨、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
10 ギフト管理サーバ
11 カード登録部
12 ギフト登録部
13 ギフト通知部
14,14’ 決済要求部
15,15’ 与信枠確認部
16,16’ 確認結果通知部
17,17’ ステータス管理部
18,18’ 決済不能通知部
19 ID無効化部
20 決済サーバ
21,21’ 決済処理部
30 贈り主端末装置
40 贈り先端末装置
50 EC管理サーバ
101 カード情報記憶部
102 ギフト情報記憶部

Claims (15)

  1. クレジットカードの与信枠のギフトに関する管理を行うギフト管理サーバと、クレジットカード決済を行う決済サーバとを備え、贈り主ユーザが自身のクレジットカードの与信枠の一部を贈り先ユーザに提供し、当該贈り先ユーザが、提供された与信枠の範囲内で、上記贈り主ユーザのクレジットカードを利用した決済を行うことができるように成されたクレジットカードギフトシステムであって、
    上記ギフト管理サーバは、
    上記贈り主ユーザを特定する贈り主情報、上記贈り先ユーザを特定する贈り先情報、およびギフト対象となる与信枠の金額を示す金額情報を含むギフト要求が上記贈り主ユーザから与えられたときに、ギフトIDを発行し、上記贈り主情報、上記金額情報および上記ギフトIDを互いに関連付けてギフト情報記憶部に記憶させるギフト登録部と、
    上記ギフト登録部により上記ギフト情報記憶部に記憶された上記贈り主情報、上記金額情報および上記ギフトIDを、上記贈り先情報で特定される上記贈り先ユーザに通知するギフト通知部と、
    入力ギフトIDおよび決済金額を含む決済要求が上記贈り先ユーザから与えられたときに、上記ギフト情報記憶部を参照して上記入力ギフトIDから上記贈り主情報および上記金額情報を特定し、上記決済金額が上記金額情報で示される与信枠の範囲内であることを条件として、上記贈り主情報で特定される上記贈り主ユーザのクレジットカード情報をカード情報記憶部から読み出し、当該読み出した上記クレジットカード情報を用いて、上記決済サーバに対して上記決済金額の決済を行うように要求する決済要求部とを備え、
    上記決済サーバは、
    上記贈り主ユーザのクレジットカード情報および上記決済金額を含む決済要求が上記決済要求部から与えられたときに、上記決済金額の与信枠がとれることを条件として、上記贈り主ユーザのクレジットカード情報を用いた決済を行う決済処理部を備えたことを特徴とするクレジットカードギフトシステム。
  2. 上記ギフト管理サーバは、
    上記ギフト登録部により上記贈り主情報、上記金額情報および上記ギフトIDが上記ギフト情報記憶部に記憶された後、所定のタイミングで、上記ギフト情報記憶部から上記贈り主情報および上記金額情報を読み出すとともに、上記贈り主情報に対応するクレジットカード情報を上記カード情報記憶部から読み出し、当該読み出したクレジットカード情報によって、当該読み出した金額情報で示される与信枠が確保可能かどうかを上記決済サーバに確認する与信枠確認部と、
    上記与信枠確認部により上記与信枠を確保できないことが確認された場合に、上記贈り主情報で特定される上記贈り主ユーザに対し、上記与信枠を確保できないことを通知する確認結果通知部とを更に備えたことを特徴とする請求項1に記載のクレジットカードギフトシステム。
  3. 上記ギフトIDを用いたクレジットカード決済により取引を行うことが可能に成された電子商取引サイトを管理するEC管理サーバを更に備え、
    上記ギフト管理サーバは、
    上記贈り先ユーザにより上記電子商取引サイトにて入力された上記入力ギフトIDおよび上記決済金額を含む決済要求が与えられたときに、上記決済要求部による要求に従って上記決済サーバで上記決済金額の決済を行うことができないという決済不能状態であることが上記決済要求部により確認された場合、上記電子商取引サイトでのステータスを取引受付中とするように上記EC管理サーバに指示を出力するステータス管理部と、
    上記決済不能状態であることが上記決済要求部により確認された場合、上記入力ギフトIDに対応する上記贈り主情報で特定される上記贈り主ユーザに対し、上記決済不能状態であることを通知する決済不能通知部とを更に備えたことを特徴とする請求項1または2に記載のクレジットカードギフトシステム。
  4. 上記ギフト管理サーバは、上記クレジットカード情報の登録要求が上記贈り主ユーザから与えられたときに、当該クレジットカード情報をカード情報記憶部に記憶させるカード登録部を更に備え、
    上記カード登録部は、上記カード情報記憶部に上記クレジットカード情報を複数記憶させ、上記贈り主ユーザから与えられる要求に応じて、何れかのクレジットカード情報をギフト対象として使用することを指定することが可能に成され、
    上記ステータス管理部は、上記決済不能通知部により上記贈り主ユーザに対して上記決済不能状態であることを通知した後、ギフト対象に使用するクレジットカード情報の変更を要求する変更要求が上記贈り主ユーザから与えられたときに、当該変更後のクレジットカード情報を用いて上記決済金額の与信枠がとれることを上記決済処理部に確認することを条件として、上記電子商取引サイトでのステータスを上記取引受付中から取引受付完了に変更するように上記EC管理サーバに指示を出力することを特徴とする請求項3に記載のクレジットカードギフトシステム。
  5. 上記ギフト管理サーバは、上記クレジットカード情報の登録要求が上記贈り主ユーザから与えられたときに、当該クレジットカード情報をカード情報記憶部に記憶させるカード登録部を更に備え、
    上記カード登録部は、上記贈り主ユーザから与えられる要求に応じて、決済に使用する優先順位を持たせて複数の上記クレジットカード情報を上記カード情報記憶部に記憶させ、
    上記決済要求部は、上記入力ギフトIDおよび上記決済金額を含む決済要求が与えられたときに、上記優先順位に従って上記クレジットカード情報を選択的に用いて、上記決済サーバに対して上記決済金額の決済を行うように要求するようになされ、上記決済サーバで上記決済金額の決済を行うことができないという決済不能状態であることが確認された場合、次に優先順位の高いクレジットカード情報に選択を自動的に切り替えて、上記決済サーバに対して上記決済金額の決済を行うように要求することを特徴とする請求項1または2に記載のクレジットカードギフトシステム。
  6. 上記ギフト登録部は、複数の贈り主ユーザを特定する贈り主情報、一人の贈り先ユーザを特定する贈り先情報、およびギフト対象となる与信枠の金額を示す金額情報を含むギフト要求が上記贈り主ユーザから与えられたときに、ギフトIDを発行し、上記複数の贈り主情報、上記金額情報および上記ギフトIDを互いに関連付けてギフト情報記憶部に記憶させ、
    上記決済要求部は、上記入力ギフトIDおよび上記決済金額を含む決済要求が上記贈り先ユーザから与えられたときに、上記ギフト情報記憶部を参照して上記入力ギフトIDから上記複数の贈り主情報および上記金額情報を特定し、上記決済金額が上記金額情報で示される与信枠の範囲内であることを条件として、上記複数の贈り主情報で特定される上記複数の贈り主ユーザのクレジットカード情報を上記カード情報記憶部から読み出し、当該読み出した複数の上記クレジットカード情報を用いて、上記決済金額を上記複数の贈り主ユーザの数で分割した金額の決済をそれぞれ行うように上記決済サーバに対して要求し、
    上記決済処理部は、上記複数の贈り主ユーザのクレジットカード情報および上記分割した金額を含む決済要求が上記決済要求部から与えられたときに、上記複数の贈り主ユーザのクレジットカード情報に関して上記分割した金額の与信枠が全てとれることを条件として、上記複数の贈り主ユーザのクレジットカード情報を用いた決済を行うことを特徴とする請求項1または2に記載のクレジットカードギフトシステム。
  7. 上記複数の贈り主ユーザのうち、上記分割した金額の与信枠をとることができない決済不能者がいることが上記決済処理部により確認された場合、上記決済要求部は、上記決済不能者に割り振られた金額の決済を、代替の贈り主ユーザのクレジットカード情報を用いて行うように上記決済サーバに対して要求することを特徴とする請求項6に記載のクレジットカードギフトシステム。
  8. 上記決済要求部は、上記代替の贈り主ユーザとして、上記複数の贈り主ユーザの中からあらかじめ選定された代表者のクレジットカード情報を用いて、上記決済不能者に割り振られた金額の決済を行うように上記決済サーバに対して要求することを特徴とする請求項7に記載のクレジットカードギフトシステム。
  9. 上記決済要求部は、上記決済不能者に割り振られた金額を上記決済不能者以外の贈り主ユーザの数で按分し、上記代替の贈り主ユーザとして、上記決済不能者以外の贈り主ユーザのクレジットカード情報を用いて上記按分した金額の決済をそれぞれ行うように上記決済サーバに対して要求することを特徴とする請求項7に記載のクレジットカードギフトシステム。
  10. 上記ギフトIDを用いたクレジットカード決済により取引を行うことが可能に成された電子商取引サイトを管理するEC管理サーバを更に備え、
    上記ギフト管理サーバは、
    上記贈り先ユーザにより上記電子商取引サイトにて入力された上記入力ギフトIDおよび上記決済金額を含む決済要求が与えられたときに、上記代替の贈り主ユーザのクレジットカード情報を用いて上記決済不能者に割り振られた金額の与信枠をとることができないという決済不能状態であることが上記決済要求部により確認された場合、上記電子商取引サイトでのステータスを取引受付中とするように上記EC管理サーバに指示を出力するステータス管理部と、
    上記決済不能状態であることが上記決済要求部により確認された場合、上記決済不能者および上記代替の贈り主ユーザの少なくとも一方に対し、上記決済不能状態であることを通知する決済不能通知部とを更に備えたことを特徴とする請求項7に記載のクレジットカードギフトシステム。
  11. 上記ギフト管理サーバは、上記クレジットカード情報の登録要求が上記贈り主ユーザから与えられたときに、当該クレジットカード情報をカード情報記憶部に記憶させるカード登録部を更に備え、
    上記カード登録部は、上記カード情報記憶部に上記クレジットカード情報を複数記憶させ、上記贈り主ユーザから与えられる要求に応じて、何れかのクレジットカード情報をギフト対象として使用することを指定することが可能に成され、
    上記ステータス管理部は、上記決済不能通知部により上記決済不能者および上記代替の贈り主ユーザの少なくとも一方に対して上記決済不能状態であることを通知した後、ギフト対象に使用するクレジットカード情報の変更を要求する変更要求が上記決済不能者および上記代替の贈り主ユーザの少なくとも一方から与えられたときに、当該変更後のクレジットカード情報を用いて上記決済不能者に割り振られた金額の与信枠がとれることを上記決済処理部により確認することを条件として、上記電子商取引サイトでのステータスを上記取引受付中から取引受付完了に変更するように上記EC管理サーバに指示を出力することを特徴とする請求項10に記載のクレジットカードギフトシステム。
  12. 上記ギフト管理サーバは、上記代替の贈り主ユーザのクレジットカード情報を用いて上記決済不能者に割り振られた金額の与信枠をとることができないことが上記決済要求部により確認された場合、上記ギフトIDを無効にするID無効化部を更に備えたことを特徴とする請求項7に記載のクレジットカードギフトシステム。
  13. ギフト対象に使用するクレジットカード情報の変更を要求する変更要求が上記決済不能者および上記代替の贈り主ユーザの何れからも一定の時間内に与えられない場合、および、上記決済不能者および上記代替の贈り主ユーザの少なくとも一方について変更されたクレジットカード情報を用いても、上記決済不能者に割り振られた金額の与信枠をとることができないことが上記決済要求部により確認された場合、上記ギフトIDを無効にするID無効化部を更に備えたことを特徴とする請求項11に記載のクレジットカードギフトシステム。
  14. 上記ギフト管理サーバは、上記クレジットカード情報の登録要求が上記贈り主ユーザから与えられたときに、当該クレジットカード情報をカード情報記憶部に記憶させるカード登録部を更に備え、
    上記カード登録部は、上記贈り主ユーザから与えられる要求に応じて、決済に使用する優先順位を持たせて複数の上記クレジットカード情報を上記カード情報記憶部に記憶させ、
    上記決済要求部は、上記入力ギフトIDおよび上記決済金額を含む決済要求が与えられたときに、上記複数の贈り主ユーザのそれぞれについて上記優先順位に従って上記クレジットカード情報を選択的に用いて、上記決済サーバに対して上記決済金額の決済を行うように要求するようになされ、一部の贈り主ユーザに関して上記決済サーバで上記分割した金額の決済を行うことができないという決済不能状態であることが確認された場合、当該一部の贈り主ユーザについては次に優先順位の高いクレジットカード情報に選択を自動的に切り替えて、上記決済サーバに対して上記分割した金額の決済を行うように要求することを特徴とする請求項6に記載のクレジットカードギフトシステム。
  15. 贈り主ユーザが自身のクレジットカードの与信枠の一部を贈り先ユーザに提供し、当該贈り先ユーザが、提供された与信枠の範囲内で、上記贈り主ユーザのクレジットカードを利用した決済を行うための管理を行うギフト管理サーバであって、
    上記贈り主ユーザを特定する贈り主情報、上記贈り先ユーザを特定する贈り先情報、およびギフト対象となる与信枠の金額を示す金額情報を含むギフト要求が上記贈り主ユーザから与えられたときに、ギフトIDを発行し、上記贈り主情報、上記金額情報および上記ギフトIDを互いに関連付けてギフト情報記憶部に記憶させるギフト登録部と、
    上記ギフト登録部により上記ギフト情報記憶部に記憶された上記贈り主情報、上記金額情報および上記ギフトIDを、上記贈り先情報で特定される上記贈り先ユーザに通知するギフト通知部と、
    入力ギフトIDおよび決済金額を含む決済要求が上記贈り先ユーザから与えられたときに、上記ギフト情報記憶部を参照して上記入力ギフトIDから上記贈り主情報および上記金額情報を特定し、上記決済金額が上記金額情報で示される与信枠の範囲内であることを条件として、上記贈り主情報で特定される上記贈り主ユーザのクレジットカード情報をカード情報記憶部から読み出し、当該読み出した上記クレジットカード情報を用いて、決済サーバに対して上記決済金額の決済を行うように要求する決済要求部とを備えたことを特徴とするギフト管理サーバ。
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