JP2017097595A - 情報提供装置、画像形成装置、情報提供方法およびプログラム - Google Patents

情報提供装置、画像形成装置、情報提供方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】放置印刷物の再発を防止するための対応をユーザに促して、放置印刷物による情報流出のリスクを低減する。
【解決手段】情報提供装置10は、少なくとも、放置印刷物の出力ユーザを特定する出力ユーザ情報を含む放置印刷物情報を取得する取得部11と、取得した放置印刷物情報を蓄積する記憶部12と、蓄積した放置印刷物情報を所定のタイミングで集計し、少なくとも、ユーザごとの印刷物の放置件数を含む放置レポートを生成する生成部13と、放置レポートを端末装置に送信する送信部15と、を備える。
【選択図】図5

Description

本発明は、情報提供装置、画像形成装置、情報提供方法およびプログラムに関する。
近年、情報セキュリティに対する関心が高まる中、例えば複合機(MFP:Multifunction Peripheral/Printer)などのオフィス関連機器の分野においても、情報の流出を抑制するための様々な取り組みが検討されている。印刷物を出力するMFPなどの画像形成装置では、出力した印刷物が回収されずに放置されると、この印刷物(以下、「放置印刷物」という。)が第三者により持ち去られたり、不正に複製されたりすることにより情報の流出が生じる。
このような問題への有効な対策として、電子透かし技術を用いた対策が知られている。例えば特許文献1には、原稿読取時に原稿に埋め込まれた電子透かし情報を抽出することで原稿の著作者を識別し、ユーザ認証によって認証したユーザが著作者とは異なる場合に、著作者に対して原稿の読み取りが行われた旨の通知を行ったり、複写を制限したりすることが記載されている。
また、印刷物が放置され続けることを防止する技術として、例えば特許文献2に記載の技術が知られている。特許文献2には、ユーザがドキュメントサーバの印刷物を指定して印刷要求を行うことに応じて該印刷物の印刷を行うと、印刷物の取り忘れチェック依頼メールをユーザに送信し、一定時間内に返答がない場合は、セキュリティ管理者に取り忘れ発生情報を通知する印刷装置が記載されている。
放置印刷物による情報流出のリスクを低減するには、放置印刷物が発生した場合の対策だけでなく、放置印刷物の再発を防止することも重要である。しかし、従来技術は、放置印刷物の再発防止について特に考慮されておらず、放置印刷物の再発を防止するための対応をユーザに促すことができない。
上述した課題を解決するため、本発明は、端末装置とネットワークを介して接続される情報提供装置であって、少なくとも、放置印刷物の出力ユーザを特定する出力ユーザ情報を含む放置印刷物情報を取得する取得部と、取得した前記放置印刷物情報を蓄積する記憶部と、蓄積した前記放置印刷物情報を所定のタイミングで集計し、少なくとも、ユーザごとの印刷物の放置件数を含む放置レポートを生成する生成部と、前記放置レポートを前記端末装置に送信する送信部と、を備える。
本発明によれば、放置印刷物の再発を防止するための対応をユーザに促すことができ、放置印刷物による情報流出のリスクを低減できるという効果を奏する。
図1は、実施形態のネットワークシステムの概要を示すシステム構成図である。 図2は、情報提供装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 図3は、画像形成装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 図4は、画像形成装置のソフトウェア構成の一例を示すブロック図である。 図5は、情報提供装置の機能的な構成例を示すブロック図である。 図6は、画像形成装置の機能的な構成例を示すブロック図である。 図7は、画像形成装置から情報提供装置に対して放置印刷物情報が送信されるシーンの一例を説明する図である。 図8は、情報セキュリティを管理する管理者が放置印刷物情報を入力するシーンの一例を説明する図である。 図9は、画像形成装置の処理手順の一例を示すフローチャートである。 図10は、情報提供装置の処理手順の一例を示すフローチャートである。 図11は、情報提供装置の記憶部が蓄積する放置印刷物情報の一例を示す図である。 図12は、ユーザ情報テーブルの一例を示す図である。 図13は、放置レポートの一例を示す図である。 図14は、高頻度放置ユーザを検知する処理手順の一例を示すフローチャートである。 図15は、高頻度放置レポートを送信する処理手順の一例を示すフローチャートである。 図16は、第2実施形態の画像形成装置の機能的な構成例を示すブロック図である。 図17は、高頻度放置ユーザに対して警告を行う処理手順の一例を示すフローチャートである。 図18は、高頻度放置ユーザによるユーザ認証の要求を拒否する処理手順の一例を示すフローチャートである。
以下、添付図面を参照しながら、本発明に係る情報提供装置、画像形成装置、情報提供方法およびプログラムの具体的な実施形態について詳細に説明する。
<第1実施形態>
まず、本発明に係る情報提供装置をネットワーク上のサーバ装置として実現した例を第1実施形態として説明する。
<システム構成>
まず、本実施形態のネットワークシステムの概要について説明する。図1は、本実施形態のネットワークシステム1の概要を示すシステム構成図である。ネットワークシステム1は、図1に示すように、情報提供装置10と、複数の画像形成装置20と、個々のユーザが使用する複数の端末装置30とを含む。これら情報提供装置10、画像形成装置20および端末装置30は、それぞれネットワーク40を介して通信可能に接続される。
情報提供装置10は、画像形成装置20により出力されて放置された放置印刷物に関する情報(放置印刷物情報)を取得して蓄積し、蓄積した放置印刷物情報を所定のタイミングで集計して放置レポートを生成し、端末装置30に送信するサーバ装置である。本実施形態では、情報提供装置10がネットワーク40を介して放置印刷物情報の取得や放置レポートの送信を行うことを想定する。ネットワーク40は、例えば、企業内などの限定された環境に設けられたLAN(Local Area Network)などを想定するが、これに限らない。ネットワーク40は、単一のネットワークから構成されるものに限らず、複数のサブネットワークを組み合わせた構成であってもよいし、無線による通信を行う部分を含んでいてもよい。
また、画像形成装置20は、ユーザ認証を行う機能、電子透かし情報を埋め込んだ印刷物を出力する機能、印刷物から電子透かし情報を抽出する機能などを備えた機器である。本実施形態では、このような画像形成装置20の一例としてMFPを想定する。ただし、複数の画像形成装置20の一部に、MFP以外の機器、例えば、印刷物の原稿を読み取って電子透かし情報を抽出する機能に特化したスキャナなどの機器が含まれていてもよい。本実施形態では、画像形成装置20からネットワーク40を介して情報提供装置10に放置印刷物情報が送信されることをユースケースとして想定する。ただし、情報提供装置10が放置印刷情報を取得する方法はこれに限らず、例えば、情報セキュリティを管理する管理者などが放置印刷情報を手入力で情報提供装置10に入力してもよい。
端末装置30は、情報提供装置10からネットワーク40を介して放置レポートを受信し、例えばディスプレイの表示やファイル出力などにより、放置印刷物に関する統計情報をユーザに提示する機器である。本実施形態では、端末装置30として、個々のユーザが使用するPC(Personal Computer)、タブレット端末、スマートフォンなどを想定するが、これに限らない。端末装置30は、少なくとも、情報提供装置10からネットワーク40を介して放置レポートを受信して放置印刷物に関する統計情報をユーザに提示できる構成であればよい。
<情報提供装置のハードウェア構成例>
次に、情報提供装置10のハードウェア構成例について説明する。情報提供装置10は、具体的なハードウェアとして一般的なコンピュータを用いることができる。図2は、情報提供装置10のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。情報提供装置10は、例えば図2に示すように、CPU(Central Processing Unit)101と、RAM(Random Access Memory)102と、ROM(Read Only Memory)103と、ハードディスクやフラッシュメモリなどの不揮発メモリ104と、ネットワーク40に接続する通信インタフェースであるネットワークI/F105とを備え、これらがバス106により接続された構成とされる。
本実施形態の情報提供装置10においては、CPU101が、RAM102をワークエリアとして利用して、ROM103や不揮発メモリ104などに格納された所定のプログラムを読み出して実行することにより、後述の様々な機能が実現される。すなわち、本実施形態の情報提供装置10は、コンピュータのハードウェアとソフトウェア(プログラム)との協働により、放置印刷物の統計情報を提供するための後述の様々な機能を実現する。
なお、図2では単一のコンピュータのハードウェアを示しているが、本実施形態の情報提供装置10は、複数のコンピュータの組み合わせで実現してもよい。すなわち、情報提供装置10の後述の機能的な構成要素を、複数のコンピュータに分散して持たせる構成であってもよい。この場合、情報提供装置10を構成する複数のコンピュータは、例えばネットワーク40を介して通信可能に接続されてもよいし、ケーブルによって直接接続される構成であってもよい。
<画像形成装置のハードウェア/ソフトウェア構成例>
次に、画像形成装置20のハードウェア構成例およびソフトウェア構成例について説明する。図3は、画像形成装置20のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。画像形成装置20は、例えば図3に示すように、オペレーションパネル201と、スキャナ202と、プロッタ203と、電子透かし埋め込み装置204と、電子透かし抽出装置205と、認証装置206と、1次記憶装置207と、2次記憶装置208と、外部通信装置209と、制御装置210とを備える。
オペレーションパネル201は、画像形成装置20を利用するユーザに対して各種情報を表示したり、ユーザからの操作入力を受け付けたりするユーザインタフェースである。スキャナ202は、原稿(印刷物を含む)を読み取る読取装置である。プロッタ203は、印刷物を出力する出力装置である。電子透かし埋め込み装置204は、プロッタ203が出力する印刷物に電子透かし情報を埋め込む。電子透かし抽出装置205は、電子透かし情報が埋め込まれた印刷物をスキャナ202が読み取ったときに、この印刷物から電子透かし情報を抽出する。認証装置206は、画像形成装置20を利用するユーザの権限を確認するためのユーザ認証を行う。1次記憶装置207および2次記憶装置208は、スキャナ202が読み取った画像データやネットワーク40を介して外部から受信した画像データを記憶する記憶装置である。2次記憶装置208は画像データ以外の各種情報も記憶する。外部通信装置209は、画像形成装置20がネットワーク40を介して外部と通信するための通信インタフェースである。
制御装置210は、画像形成装置20の全体制御を行う。制御装置210は、ソフトウェアとして実装される各種コントロールサービス、システムリソースマネージャ、各種ハンドラなどをオペレーションシステム上にそれぞれプロセスとして起動して実行させるとともに、各種のアプリケーションを制御するプログラムを起動して実行させることにより、画像形成装置20において必要とされる様々な制御を実施する。
図4は、画像形成装置20のソフトウェア構成の一例を示す図である。画像形成装置20は、例えば図4に示すように、ソフトウェア群220と、エンジン部230と、その他のハードウェア240とを含む。ソフトウェア群220は、アプリ層、サービス層およびハンドラ層を含む。エンジン部230とその他のハードウェア240は、ハード層を構成する。ソフトウェア群220のサービス層およびハンドラ層とハード層とを併せてプラットフォームと呼ぶ。
アプリ層は、各種アプリケーションに応じた制御をとりまとめるソフトウェアで構成されており、オペレーションパネル201からの指示や設定要求を受けて、プラットフォームに要求を行うことで各種アプリケーションの機能を実現する。
サービス層は、画像形成装置20における様々な機能を実現するための制御を行う。特に本実施形態の画像形成装置20では、サービス層を構成する各種ソフトウェアに応じた制御が実行されることで、後述の様々な機能が実現される。
ハンドラ層は、1次記憶装置207や2次記憶装置208に対する画像データの格納および取り出しの制御と、ハード層に属するエンジン部230やその他のハードウェア240に対する制御を行う。エンジン部230は、スキャナ202とプロッタ203とを含む。ハンドラ層は、スキャナ202を制御することで原稿(印刷物を含む)の読み取りを実行させ、プロッタ203を制御することで印刷物の出力を実行させる。また、ハンドラ層は、その他のハードウェアである外部通信装置209を制御することで、ネットワーク40を介した外部との通信を実行させる。
<情報提供装置の機能構成>
次に、情報提供装置10の機能構成について説明する。図5は、情報提供装置10の機能的な構成例を示すブロック図である。情報提供装置10は、上述のハードウェアとソフトウェア(プログラム)との協働により実現される機能的な構成要素として、例えば図5に示すように、取得部11と、記憶部12と、生成部13と、検知部14と、送信部15とを備える。
取得部11は、画像形成装置20により出力されて回収されずに放置された放置印刷物に関する情報である放置印刷物情報を取得する。本実施形態では、取得部11が、放置印刷物を出力した画像形成装置20からネットワーク40を介して放置印刷物情報を取得(受信)することをユースケースとして想定する。ただし、取得部11は、放置印刷物を出力した画像形成装置20とは別の画像形成装置20からネットワーク40を介して放置印刷物情報を取得(受信)する構成であってもよいし、情報セキュリティを管理する管理者などが入力した放置印刷物情報を取得する構成であってもよい。
放置印刷物情報は、例えば、放置印刷物の出力ユーザを特定する出力ユーザ情報と、放置印刷物の出力時刻を示す時刻情報と、放置印刷物を出力した出力機器である画像形成装置20を特定する出力機器情報とを含む。これらの情報は、放置印刷物に電子透かし情報として埋め込まれている。放置印刷物情報を情報提供装置10に送信する画像形成装置20は、放置印刷物を読み取ることで放置印刷物に埋め込まれた電子透かし情報を抽出して、上述の出力ユーザ情報、時刻情報および出力機器情報を、放置印刷物情報として予め定められた所定の形式で情報提供装置10に送信する。また、情報セキュリティを管理する管理者などが放置印刷物情報を情報提供装置10に入力する場合は、画像形成装置20が放置印刷物情報に埋め込まれた電子透かし情報を抽出することで得られた上述の出力ユーザ情報、時刻情報および出力機器情報を、放置印刷物情報として予め定められた所定の形式で情報提供装置10に入力する。
なお、放置印刷物情報は、少なくとも出力ユーザ情報を含んでいればよく、時刻情報や出力機器情報は含まない構成であってもよい。また、放置印刷物情報は、上述の出力ユーザ情報、時刻情報および出力機器情報以外の他の情報を含んでいてもよい。
記憶部12は、取得部11が取得した放置印刷物情報を蓄積する。取得部11が取得した放置印刷物情報は、取得されるたびに記憶部12に格納される。記憶部12が蓄積する放置印刷物情報は、後述の生成部13が放置レポートを生成するために用いられる。したがって、生成部13が放置レポートを作成した後は、当該放置レポートの対象期間に含まれる放置印刷物情報を記憶部12から削除してもよい。あるいは、生成部13が放置レポートを作成した後も永続的または一定期間の間、放置レポートの対象期間に含まれる放置印刷物情報を記憶部12に履歴として残しておくようにしてもよい。
生成部13は、記憶部12が蓄積した放置印刷物情報を所定のタイミングで(例えば30日ごとに)集計し、放置印刷物に関する統計情報である放置レポートを生成する。放置印刷物情報の集計は、前回の放置レポート生成時から今回の放置レポート生成時の間に取得部11により取得されて記憶部12に蓄積された放置印刷物情報を対象とする。この放置レポートには、例えば、ユーザごとの印刷物の放置件数と、時間帯ごとの印刷物の放置件数と、出力機器(放置印刷物を出力した画像形成装置20)ごとの印刷物の放置件数とが含まれる。情報提供装置10がユーザの所属するグループを特定できるようにユーザ情報を管理している場合は、グループごとの印刷物の放置件数をさらに含む放置レポートを生成してもよい。放置レポートの具体例については後述する。
なお、放置レポートに含まれる情報は、記憶部12が蓄積する放置印刷物情報の構成によって異なる。すなわち、放置印刷物情報が時刻情報を含まない場合は、放置レポートには時間帯ごとの印刷物の放置件数が含まれず、放置印刷物情報が出力機器情報を含まない場合は、放置レポートには出力機器ごとの印刷物の放置件数が含まれない。また、放置印刷物情報が出力ユーザ情報、時刻情報および出力機器情報以外の他の情報を含んでいる場合は、他の情報を用いた統計情報を放置レポートに含ませてもよい。
また、生成部13は、後述の検知部14が高頻度放置ユーザを検知した場合に、放置レポートを生成するタイミングとは異なるタイミングで、高頻度放置レポートを生成する。高頻度放置ユーザは、印刷物の放置件数が基準値を超えるユーザである。高頻度放置レポートは、少なくとも、高頻度放置ユーザによる印刷物の放置件数を含む統計情報である。高頻度放置レポートは、検知部14が検知したすべての高頻度放置ユーザをまとめて生成してもよいし、高頻度放置ユーザごとに生成してもよい。
検知部14は、印刷物の放置件数が基準値を超える高頻度放置ユーザを検知する。検知部14は、例えば、高頻度放置ユーザを高頻度放置ユーザリストによって管理する。具体的には、検知部14は、生成部13が放置印刷物情報を集計する際に、記憶部12から取り出された放置印刷物情報に基づいて、集計時から遡って所定期間(例えば1週間)の間の印刷物の放置件数が基準値(例えば1)を超えるユーザが存在するか否かを確認する。そして、そのようなユーザが存在する場合、そのユーザを高頻度放置ユーザとして高頻度放置ユーザリストに登録する。また、検知部14は、高頻度放置ユーザリストに登録されたユーザの中に、集計時から遡って所定期間(例えば1週間)の間の印刷物の放置件数が基準値以下のユーザが含まれている場合は、そのユーザを高頻度放置ユーザリストから削除する。生成部13は、高頻度放置レポートを生成する際に、この高頻度放置ユーザリストを用いて高頻度放置ユーザを特定し、高頻度放置ユーザによる印刷物の放置件数を含む高頻度放置レポートを生成することができる。
送信部15は、生成部13が生成した放置レポートを、ネットワーク40に接続された端末装置30に送信する。本実施形態では、ネットワーク40に接続されたすべての端末装置30に放置レポートを送信することを想定するが、これに限らない。例えば、情報セキュリティを管理する管理者が使用する端末装置30や各グループのリーダーが使用する端末装置30など、予め定めた特定の端末装置30に対して放置レポートを送信する構成であってもよい。
また、送信部15は、生成部13が高頻度放置レポートを生成した場合には、この高頻度放置レポートを高頻度放置ユーザが使用する端末装置30に送信する。高頻度放置レポートは放置レポートと異なるタイミングで送信されるため、高頻度放置ユーザが使用する端末装置30は、定期的な放置レポートに加えて高頻度放置レポートを受信することになる。これにより、高頻度放置ユーザに対して特に印刷物を放置しないように注意喚起することができる。なお、高頻度放置レポートは、高頻度放置ユーザが使用する端末装置30に対してだけでなく、例えば、情報セキュリティを管理する管理者が使用する端末装置30や、高頻度放置ユーザが所属するグループのリーダーが使用する端末装置30などにも送信されるように構成してもよい。
<画像形成装置の機能構成>
次に、画像形成装置20の機能構成について説明する。図6は、画像形成装置20の機能的な構成例を示すブロック図である。画像形成装置20は、上述のハードウェアとソフトウェア(プログラム)との協働により実現される機能的な構成要素として、例えば図6に示すように、操作受付部21と、認証部22と、画像取得部23と、電子透かし抽出部24と、通知部25と、電子透かし埋め込み部26と、印刷出力部27とを備える。
操作受付部21は、画像形成装置20に対するユーザの操作を受け付ける。例えば、操作受付部21は、ユーザによるジョブ(スキャン、プリント、コピーなど)の実行指示や、ジョブにおける各種の設定操作などを受け付ける。また、ユーザが入力したユーザ名やパスワードなどに基づいて後述の認証部22がユーザ認証を行う場合、操作受付部21はユーザによるユーザ名やパスワードなどの入力を受け付ける。操作受付部21は、例えば、図3に示したオペレーションパネル201と制御装置210が実行するソフトウェアとの協働により実現される。
認証部22は、画像形成装置20を操作するユーザに対するユーザ認証を行う。ユーザ認証は、ユーザが入力したユーザ名やパスワードの照合によるものであってもよいし、近距離無線通信などによりユーザが所持するスマートフォンなどの端末装置30やICカードなどから読み取った情報の照合によるものであってもよい。なお、認証部22によるユーザ認証の方式は特に限定されるものではなく、公知技術をそのまま利用できるため、詳細な説明は省略する。認証部22は、例えば、図3に示した認証装置206と制御装置210が実行するソフトウェアとの協働により実現される。
画像取得部23は、画像形成装置20が処理する画像を取得する。画像取得部23が取得する画像はスキャナ202によって読み取られた画像であってもよいし、画像形成装置20の外部からネットワーク40を介して送信された画像であってもよい。画像取得部23は、スキャナ202によって読み取られた画像を取得する場合、例えば、図3に示したスキャナ202と制御装置210が実行するソフトウェアとの協働により実現される。また、画像取得部23は、画像形成装置20の外部からネットワーク40を介して送信された画像を取得する場合、例えば、図3に示した外部通信装置209と制御装置210が実行するソフトウェアとの協働により実現される。
電子透かし抽出部24は、画像取得部23が取得した画像に電子透かし情報が埋め込まれている場合に、その電子透かし情報を画像から抽出する。本実施形態では、電子透かし情報が埋め込まれた放置印刷物を拾得したユーザが、その放置印刷物をスキャナ202で読み取る操作を行うことを想定する。この場合、画像取得部23が取得した画像に電子透かし情報が埋め込まれているため、電子透かし抽出部24によってその電子透かし情報が抽出される。電子透かし情報は、例えば、上述の出力ユーザ情報、時刻情報および出力機器情報などを含んでいる。なお、電子透かし情報の埋め込みや抽出の方式は特に限定されるものではなく、公知技術をそのまま利用できるため、詳細な説明は省略する。電子透かし抽出部24は、例えば、図3に示した電子透かし抽出装置205と制御装置210が実行するソフトウェアとの協働により実現される。
通知部25は、電子透かし抽出部24によって抽出された電子透かし情報と、認証部22がユーザ認証に用いた情報とに基づいて、電子透かし抽出部24によって抽出された電子透かし情報が放置印刷物に埋め込まれたものであるか否か、つまり、抽出された電子透かし情報が埋め込まれていた印刷物が放置印刷物であるか否かを判定する。すなわち、通知部25は、電子透かし情報に含まれる出力ユーザ情報から特定されるユーザと、認証部22が認証したユーザとが異なる場合に、電子透かし情報が放置印刷物に埋め込まれたものであると判定する。そして、通知部25は、電子透かし抽出部24によって抽出された電子透かし情報が放置印刷物に埋め込まれたものであると判定した場合、この電子透かし情報に含まれる出力ユーザ情報、時刻情報および出力機器情報を、放置印刷物情報として、ネットワーク40を介して情報提供装置10に送信する。
また、画像形成装置20がユーザごとの連絡先、例えば、ユーザが使用する端末装置30の電子メールアドレスなどを特定できるようにユーザ情報を管理している場合、通知部25は、情報提供装置10に対する放置印刷物情報の送信と併せて、放置印刷物の出力ユーザの連絡先を宛先として、印刷物が放置されていることを示す警告メッセージなどを例えば電子メールの形式でネットワーク40を介して送信してもよい。これにより、放置印刷物の出力ユーザに対して個別に注意喚起を行うことができる。通知部25は、例えば、図3に示した外部通信装置209と制御装置210が実行するソフトウェアとの協働により実現される。
電子透かし埋め込み部26は、画像取得部23が取得した画像に電子透かし情報が埋め込まれておらず、かつ、ユーザにより実行指示されたジョブがプリントまたはコピーである場合に、画像取得部23が取得した画像に対して、例えば、出力ユーザ情報、時刻情報、出力機器情報などを含む電子透かし情報の埋め込みを行う。ここでの出力ユーザ情報は、認証部22が認証したユーザを特定する情報である。また、時刻情報は現在時刻であり、出力機器情報は当該画像形成装置20を特定する機器固有情報であり、例えば、画像形成装置20のシリアルナンバー、MACアドレス、機器IDなどである。電子透かし埋め込み部26は、例えば、図3に示した電子透かし埋め込み装置204と制御装置210が実行するソフトウェアとの協働により実現される。
印刷出力部27は、電子透かし埋め込み部26によって電子透かし情報が埋め込まれた画像を印刷出力する。印刷出力部27は、例えば、図3に示したプロッタ203と制御装置210が実行するソフトウェアとの協働により実現される。
<端末装置>
個々のユーザが使用する端末装置30については、上述したように、情報提供装置10からネットワーク40を介して放置レポートを受信して放置印刷物に関する統計情報をユーザに提示できる構成であればよい。このような端末装置30としては、一般的なPC、タブレット端末、スマートフォンなどをそのまま利用できる。このため、端末装置30の具体的なハードウェア構成や機能構成についての詳細な説明は省略する。
<動作説明>
次に、本実施形態のネットワークシステム1における主要な動作について、図面を用いて具体例を挙げながら説明する。
図7は、画像形成装置20から情報提供装置10に対して放置印刷物情報が送信されるシーンの一例を説明する図である。図7に示すように、ユーザAがユーザ認証を行った画像形成装置20に対して電子透かし埋め込み設定で印刷(コピーまたはプリント)を指示すると、画像形成装置20が、ユーザAを特定する出力ユーザ情報と、現在時刻(印刷物の出力時刻)を示す時刻情報と、画像形成装置20(出力機器)を特定する出力機器情報とを電子透かし情報として埋め込んだ印刷物を出力する。この印刷物がユーザAにより回収されずに放置印刷物となり、ユーザBにより拾得されたとする。ユーザBがユーザ認証を行った画像形成装置20に対して電子透かし抽出モードでこの放置印刷物の読み取りを指示すると、画像形成装置20は、読み取った放置印刷物から電子透かし情報を抽出し、ユーザ認証で取得したユーザBのユーザ情報と電子透かし情報に出力ユーザ情報として含まれるユーザAのユーザ情報とが異なることから、読み取った印刷物が放置印刷物であると判定する。そして、画像形成装置20は、この放置印刷物から抽出した電子透かし情報に含まれる出力ユーザ情報、時刻情報および出力機器情報を、放置印刷物情報として情報提供装置10に送信する。このとき画像形成装置20は、ユーザAが使用する端末装置30に対して印刷物が放置されていることを示す警告メッセージなどを送信してもよい。情報提供装置10は、画像形成装置20から受信した放置印刷物情報を蓄積する。
図8は、情報セキュリティを管理する管理者が放置印刷物情報を入力するシーンの一例を説明する図である。図8に示すように、電子透かし情報が埋め込まれた放置印刷物を、情報セキュリティを管理する管理者であるユーザCが拾得したとする。ユーザCは、例えば電子透かし抽出機能を持つスキャナを用いて放置印刷物の読み取りを行うことで、放置印刷物に埋め込まれた電子透かし情報を取得する。そして、ユーザCは、電子透かし情報に含まれる出力ユーザ情報、時刻情報および出力機器情報を、放置印刷物情報として情報提供装置10に入力する。情報提供装置10は、ユーザCにより入力された放置印刷物情報を蓄積する。なお、スキャナが画像形成装置20の一つとしてネットワーク40に接続されている場合、スキャナが、放置印刷物から読み取った電子透かし情報に含まれる出力ユーザ情報、時刻情報および出力機器情報を、放置印刷物情報として情報提供装置10に送信してもよい。
図9は、画像形成装置20の処理手順の一例を示すフローチャートであり、ユーザによるジョブの実行指示に応じて画像形成装置20が実行する処理の一例を示している。ここでは、ユーザが実行指示するジョブがスキャン、プリント、コピーのいずれかであり、プリントまたはコピーの場合はプロッタ203で印刷物を出力し、スキャンの場合はスキャナ202で読み取った画像を2次記憶装置208に保存するものとする。また、ユーザによるジョブの実行指示は、電子透かし埋め込み設定で行われるものとする。
まず、認証部22がユーザ認証を行う(ステップS101)。そして、ユーザ認証に成功すると(ステップS102:Yes)、画像取得部23が処理対象の画像を取得する(ステップS103)。なお、認証部22によるユーザ認証に失敗した場合は(ステップS102:No)、例えばオペレーションパネル201に認証失敗のメッセージを表示するなどして処理を終了する。
次に、電子透かし抽出部24が、ステップS103で取得された画像に電子透かし情報が埋め込まれているか判断し(ステップS104)、電子透かし情報が埋め込まれている場合には(ステップS104:Yes)、これを抽出する(ステップS105)。そして、通知部25が、ステップS105で抽出された電子透かし情報に含まれる出力ユーザ情報と、ステップS101のユーザ認証で用いたユーザ情報とを比較し、出力ユーザ情報により特定されるユーザが認証したユーザと一致するか否かを判定する(ステップS106)。
ステップS106の判定の結果、出力ユーザ情報により特定されるユーザが認証したユーザと一致しない場合(ステップS106:No)、通知部25は、ステップS103で取得された画像が放置印刷物を読み取った画像であると判断し、ステップS105で抽出された電子透かし情報に含まれる出力ユーザ情報、時刻情報および出力機器情報を、放置印刷物情報として情報提供装置10に送信する(ステップS107)。
一方、出力ユーザ情報により特定されるユーザが認証したユーザと一致する場合は(ステップS106:Yes)、実行指示されたジョブがプリントまたはコピーであるか、スキャンであるかが判定される(ステップS108)。そして、実行指示されたジョブがプリントまたはコピーであれば(ステップS108:Yes)、ステップS103で取得された画像が印刷される(ステップS109)。一方、実行指示されたジョブがスキャンであれば(ステップS108:No)、ステップS103で取得された画像が保存される(ステップS110)。
また、ステップS103で取得された画像に電子透かし情報が埋め込まれていない場合も(ステップS104:No)、実行指示されたジョブがプリントまたはコピーであるか、スキャンであるかが判定される(ステップS111)。そして、実行指示されたジョブがプリントまたはコピーであれば(ステップS111:Yes)、電子透かし埋め込み部26が、認証されたユーザを特定する情報を出力ユーザ情報、現在時刻を時刻情報、画像形成装置20の機器固有情報を出力機器情報とする電子透かし情報を、ステップS103で取得された画像に埋め込む(ステップS112)。そして、印刷出力部27が、ステップS112で電子透かし情報が埋め込まれた画像を印刷する(ステップS113)。一方、実行指示されたジョブがスキャンであれば(ステップS111:No)、ステップS103で取得された画像が保存される(ステップS114)。
図10は、情報提供装置10の処理手順の一例を示すフローチャートであり、放置レポートを生成する所定のタイミングで、情報提供装置10の生成部13および送信部15が実行する処理の一例を示している。なお、情報提供装置10の取得部11による放置印刷物情報の取得および記憶部12への蓄積は、画像形成装置20から放置印刷物情報が送信されることに応じて随時行われる。
放置レポートを生成する所定のタイミングになると、まず、生成部13が、記憶部12から対象期間の放置印刷物情報を読み出す(ステップS201)。対象期間の放置印刷物情報とは、前回の放置レポート生成時から今回の放置レポート生成時の間に取得部11により取得されて記憶部12に蓄積された放置印刷物情報である。
情報提供装置10の記憶部12が蓄積する放置印刷物情報の一例を図11に示す。情報提供装置10の取得部11が取得した放置印刷物情報は、例えば図11に示すような放置印刷物情報テーブルT1のレコードとして記憶部12に蓄積される。この図11に例示する放置印刷物情報テーブルT1は、取得時刻カラム、拾得ユーザカラム、出力時刻カラム、出力ユーザカラム、出力ユーザグループカラム、出力機器カラムを持ち、行Noで特定される行ごとに、取得部11が取得した放置印刷物情報が取得順に格納される。
取得時刻カラムには、放置印刷物情報を取得した時刻が格納される。拾得ユーザカラムには、放置印刷物情報に放置印刷物を拾得したユーザ情報が含まれている場合に、その情報が格納される。出力時刻カラムには、放置印刷物情報に含まれる時刻情報が格納される。出力ユーザカラムには、放置印刷物情報に含まれる出力ユーザ情報が格納される。出力ユーザグループカラムには、放置印刷物情報に含まれる出力ユーザ情報により特定されるユーザが所属するグループの情報が格納される。出力機器カラムには、放置印刷物情報に含まれる出力機器情報が格納される。
なお、出力ユーザグループカラムに格納されるグループの情報は、例えば図12に示すようなユーザ情報テーブルT2を用いて特定することができる。このユーザ情報テーブルT2は、ユーザとそのユーザが所属するグループとを対応付けたテーブルであり、予め生成して情報提供装置10の記憶部12などに格納しておけばよい。
次に、生成部13は、ステップS201で読み出した放置印刷物情報を集計する(ステップS202)。放置印刷物情報の集計は、例えば、ユーザごと、グループごと、機器(画像形成装置20)ごと、時間帯ごとに印刷物の放置件数をカウントすることで行う。生成部13は、例えば図11に例示した放置印刷物情報テーブルT1から、取得時刻が対象期間に含まれる各レコードの出力時刻カラム、出力ユーザカラム、出力ユーザグループカラム、出力機器カラムに格納された情報をそれぞれ抽出し、このような集計を行うことができる。
次に、生成部13は、ステップS202での集計結果に基づき、例えば、ユーザごとの印刷物の放置件数と、グループごとの印刷物の放置件数と、機器ごとの印刷物の放置件数と、時間帯ごとの印刷物の放置件数とを含む放置レポートを生成する(ステップS203)。そして、送信部15が、ステップS203で生成された放置レポートを、ネットワーク40に接続された各端末装置30に送信する(ステップS204)。
生成部13により生成され、送信部15により端末装置30に送信される放置レポートの一例を図13に示す。情報提供装置10の送信部15からネットワーク40を介して端末装置30に送信される放置レポートには、例えば図13に示すように、ユーザごとの印刷物の放置件数と、グループごとの印刷物の放置件数と、機器ごとの印刷物の放置件数と、時間帯ごとの印刷物の放置件数とが含まれている。この放置レポートを受信した端末装置30は、受信した放置レポートをそのまま、あるいは加工してディスプレイの表示やファイル出力などを行うことで、放置印刷物に関する統計情報をユーザに提示することができる。
次に、情報提供装置10による高頻度放置レポートの送信について説明する。図14は、高頻度放置ユーザを検知する処理手順の一例を示すフローチャートである。この図14のフローチャートで示す処理は、情報提供装置10の生成部13が放置印刷物情報を集計する際に、検知部14により実行される。
検知部14は、まず、生成部13によって集計のために記憶部12から読み出された放置印刷物情報に基づいて、現時点(集計時)から遡って所定期間(例えば1週間)の間の印刷物の放置件数が基準値(例えば1)を超えるユーザが存在するか否かを判定する(ステップS301)。そして、該当するユーザが存在する場合(ステップS301:Yes)、検知部14は、該当するユーザが、自身が管理する高頻度放置ユーザリストに登録されているか否かを判定し(ステップS302)、高頻度放置ユーザリストに登録されていなければ(ステップS302:No)、該当するユーザを高頻度放置ユーザリストに登録する(ステップS303)。
次に、検知部14は、現時点(集計時)から遡って所定期間(例えば1週間)の間の印刷物の放置件数が基準値(例えば1)以下のユーザが、高頻度放置ユーザリストに登録されているか否かを判定する(ステップS304)。そして、該当するユーザが高頻度放置ユーザリストに登録されていれば(ステップS304:Yes)、該当するユーザを高頻度放置ユーザリストから削除する(ステップS305)。なお、ステップS304およびステップS305の処理は、ステップS301〜ステップS303の処理より先に行うようにしてもよい。
検知部14は、生成部13が放置印刷物情報を集計する際に以上の一連の処理を実行することで、特に直近で印刷物を頻繁に放置している高頻度放置ユーザを、高頻度放置ユーザリストの登録ユーザとして適切に管理することができる。
図15は、高頻度放置レポートを送信する処理手順の一例を示すフローチャートであり、高頻度放置レポートを送信するタイミング(放置レポートを生成するタイミングとは異なるタイミング)で、情報提供装置10の生成部13および送信部15が実行する処理の一例を示している。
高頻度放置レポートを生成する所定のタイミングになると、生成部13は、記憶部12から対象期間の放置印刷物情報を読み出し(ステップS401)、読み出した放置印刷物情報を集計する(ステップS402)。次に、生成部13は、検知部14から高頻度放置ユーザリストを取得する(ステップS403)。そして、生成部13は、ステップS402での集計結果から、高頻度放置ユーザリストに登録されている高頻度放置ユーザによる印刷物の放置件数を抽出し(ステップS404)、抽出した高頻度放置ユーザによる印刷物の放置件数を含む高頻度放置レポートを生成する(ステップS405)。そして、送信部15が、ステップS405で生成された高頻度放置レポートを、例えば高頻度放置ユーザが使用する端末装置30に対してネットワーク40を介して送信する(ステップS406)。
<実施形態の効果>
以上、具体的な例を挙げながら詳細に説明したように、本実施形態の情報提供装置10は、放置印刷物情報を取得して蓄積し、所定のタイミングで蓄積した放置印刷物情報を集計して放置レポートを生成し、ユーザが使用する端末装置30に送信する。したがって、この情報提供装置10によれば、放置印刷物に関する統計情報をユーザに提供して、例えば、印刷物を放置したユーザに対して指導を与えたり、印刷物が放置されやすい画像形成装置20の配置を変更したり、印刷物が放置されやすい時間帯での画像形成装置20の使用を制限したりといったように、放置印刷物の再発防止のための対応を促すことができる。その結果、放置印刷物が発生した場合の対策だけを行う場合に比べて、情報流出のリスクをさらに低減することができる。
また、本実施形態の情報提供装置10は、印刷物を頻繁に放置する高頻度放置ユーザを検知して、高頻度放置ユーザが使用する端末装置30に対しては、通常の放置レポートに加えて高頻度放置レポートも送信するようにしているので、高頻度放置ユーザに対して特に印刷物を放置しないように注意喚起することができる。
<補足説明>
本実施形態の情報提供装置10の上述した各機能的な構成要素は、一例として、図2に示した一般的なコンピュータとしてのハードウェアと、このハードウェアを用いて実行されるプログラム(ソフトウェア)との協働により実現することができる。この場合、情報提供装置10の機能的な構成要素を実現するプログラムは、例えば、情報提供装置10内部のROM103や不揮発メモリ104などに予め組み込んで提供することができる。また、このプログラムは、例えば、インストール可能な形式または実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disc)などのコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して提供するようにしてもよい。
また、このプログラムを、ネットワーク40に接続された他のコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由で情報提供装置10にダウンロードさせることにより提供するように構成してもよい。また、これらのプログラムを、ネットワーク40経由で提供または配布するように構成してもよい。
情報提供装置10で実行されるプログラムは、例えば、情報提供装置10の上述した各機能的な構成要素(取得部11、生成部13、検知部14および送信部15)に対応するプログラムコンポーネントを含むモジュール構成となっている。そして、実際のハードウェアとしては、例えば、CPU101がROM103や不揮発メモリ104からこのプログラムを読み出して実行することにより、これらの機能的な構成要素がRAM102などの主記憶部上にロードされ、これらの機能的な構成要素が主記憶部上に生成されるようになっている。
なお、情報提供装置10を複数のコンピュータの組み合わせで実現する場合は、それぞれのコンピュータに対して、そのコンピュータで実現する機能的な構成要素に対応するプログラムが提供されればよい。また、情報提供装置10の上述した機能的な構成要素は、その一部または全部を、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field-Programmable Gate Array)などの専用のハードウェアを用いて実現することも可能である。
<第2実施形態>
次に、本発明に係る情報提供装置を画像形成装置の一機能として画像形成装置に組み込んだ例を第2実施形態として説明する。第2実施形態の画像形成装置(以下、第1実施形態と区別して画像形成装置50と表記する)は、図1に示した第1実施形態の画像形成装置20と同様に、個々のユーザが使用する複数の端末装置30に対して、ネットワーク40を介して通信可能に接続される。
本実施形態の画像形成装置20のハードウェア構成やソフトウェア構成は、第1実施形態の画像形成装置20(図3および図4参照)と同様である。ただし、本実施形態の画像形成装置50では、例えば図4のサービス層に属するソフトウェアとして、本発明に係る情報提供装置としての機能を実現するためのソフトウェアが含まれる。
図16は、第2実施形態の画像形成装置50の機能的な構成例を示すブロック図である。本実施形態の画像形成装置50は、例えば図3に示したハードウェアと図4に示したソフトウェア(プログラム)との協働により実現される機能的な構成要素として、例えば図16に示すように、操作受付部51と、認証部52と、画像取得部53と、電子透かし抽出部54と、電子透かし埋め込み部55と、印刷出力部56と、取得部57と、記憶部58と、生成部59と、検知部60と、送信部61と、警告出力部62とを備える。
操作受付部51、認証部52、画像取得部53、電子透かし抽出部54、電子透かし埋め込み部55および印刷出力部56は、第1実施形態の画像形成装置20が備える操作受付部21、認証部22、画像取得部23、電子透かし抽出部24、電子透かし埋め込み部26および印刷出力部27(図6参照)と同様である。ただし、電子透かし抽出部54が放置印刷物から抽出した電子透かし情報(出力ユーザ情報、時刻情報および出力機器情報)は、放置印刷物情報として取得部57に渡される。
取得部57、記憶部58、生成部59、検知部60および送信部61は、第1実施形態の情報提供装置10が備える取得部11、記憶部12、生成部13、検知部14および送信部15と同様である。ただし、取得部57は、出力ユーザ情報、時刻情報および出力機器情報を含む放置印刷物情報を電子透かし抽出部54から取得する。なお、本実施形態の画像形成装置50が出力した放置印刷物のみを集計の対象として放置レポートを生成する場合は、放置印刷物情報に出力機器情報が含まれていなくてもよい。
本実施形態の画像形成装置50は、第1実施形態の情報提供装置10と同様に、端末装置30に対する放置レポートの送信を行う。すなわち、生成部59が、所定のタイミングで記憶部58から対象期間の放置印刷物情報を読み出して集計し、放置レポートを生成する。そして、送信部61が、生成部59により生成された放置レポートを、ネットワーク40に接続された各端末装置30に送信する。また、検知部60が高頻度放置ユーザを検知して高頻度放置ユーザリストに登録して管理し、放置レポートを生成するタイミングとは異なるタイミングで、生成部59が高頻度放置レポートを生成し、送信部61が高頻度放置レポートを高頻度放置ユーザの端末装置30に送信する。
警告出力部62は、認証部52が認証したユーザが高頻度放置ユーザである場合に、所定のタイミングでユーザに対する警告を行う。この警告は、印刷物を放置しないようにユーザに注意喚起する警告であり、例えば、オペレーションパネル201に警告メッセージを表示するといった方法で実現できる。警告を行うタイミングは、例えば、認証部52によるユーザ認証時、あるいは、印刷出力部56による印刷実行時、あるいは、ユーザ認証時と印刷実行時の両方とすることで、高頻度放置ユーザに対する注意喚起を効果的に行うことができる。
図17は、高頻度放置ユーザに対して警告を行う処理手順の一例を示すフローチャートであり、認証部52によりユーザ認証が行われるたびに、警告出力部62が実行する処理の一例を示している。
認証部52によりユーザ認証が行われると、警告出力部62は、検知部60から高頻度放置ユーザリストを取得する(ステップS501)。そして、警告出力部62は、認証部52により認証されたユーザが、ステップS501で取得した高頻度放置ユーザリストに登録されているか否かを判定する(ステップS502)。そして、認証されたユーザが高頻度放置ユーザリストに登録されている場合(ステップS502:Yes)、警告出力部62は、所定の警告出力タイミングになったときに(ステップS503:Yes)、ユーザに対する警告を行う(ステップS504)。
なお、以上のような高頻度放置ユーザに対する警告を行う代わりに、高頻度放置ユーザによるユーザ認証の要求を受け付けないように構成してもよい。すなわち、ユーザ認証の要求があったときに、ユーザ認証を要求したユーザが高頻度放置ユーザであるか否かを認証部52が判定し、ユーザ認証を要求したユーザが高頻度放置ユーザであればユーザ認証を拒否する構成としてもよい。
図18は、高頻度放置ユーザによるユーザ認証の要求を拒否する処理手順の一例を示すフローチャートであり、ユーザ認証の要求があるたびに、認証部52が実行する処理の一例を示している。
ユーザ認証の要求があると、認証部52は、検知部60から高頻度放置ユーザリストを取得する(ステップS601)。そして、認証部52は、ユーザ認証を要求したユーザが、ステップS601で取得した高頻度放置ユーザリストに登録されているか否かを判定する(ステップS602)。そして、ユーザ認証を要求したユーザが高頻度放置ユーザリストに登録されている場合(ステップS602:Yes)、認証部52は、ユーザ認証を拒否する(ステップS603)。この場合、例えばオペレーションパネル201に認証が拒否された旨のメッセージを表示するようにしてもよい。
以上のように、本実施形態の画像形成装置50は、第1実施形態の情報提供装置10と同様に、放置印刷物情報を取得して蓄積し、所定のタイミングで蓄積した放置印刷物情報を集計して放置レポートを生成し、ユーザが使用する端末装置30に送信する。したがって、この画像形成装置50によれば、第1実施形態の情報提供装置10と同様に、放置印刷物に関する統計情報をユーザに提供して再発防止のための対応を促すことができ、情報流出のリスクを低減することができる。また、本実施形態の画像形成装置50は、高頻度放置ユーザに対して注意喚起の警告を行う、あるいは、高頻度放置ユーザによるユーザ認証の要求を受け付けない構成とすることで、高頻度放置ユーザによる放置印刷物の再発を有効に防止することができる。
以上、本発明の具体的な実施形態について説明したが、上述した実施形態は本発明の一適用例を示したものである。本発明は、上述した実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で様々な変形や変更を加えて具体化することができる。
1 ネットワークシステム
10 情報提供装置
11 取得部
12 記憶部
13 生成部
14 検知部
15 送信部
20 画像形成装置
21 操作受付部
22 認証部
23 画像取得部
24 電子透かし抽出部
25 通知部
26 電子透かし埋め込み部
27 印刷出力部
30 端末装置
40 ネットワーク
50 画像形成装置
51 操作受付部
52 認証部
53 画像取得部
54 電子透かし抽出部
55 電子透かし埋め込み部
56 印刷出力部
57 取得部
58 記憶部
59 生成部
60 検知部
61 送信部
62 警告出力部
特許第4147764号公報 特開2014−178848号公報

Claims (11)

  1. 端末装置とネットワークを介して接続される情報提供装置であって、
    少なくとも、放置印刷物の出力ユーザを特定する出力ユーザ情報を含む放置印刷物情報を取得する取得部と、
    取得した前記放置印刷物情報を蓄積する記憶部と、
    蓄積した前記放置印刷物情報を所定のタイミングで集計し、少なくとも、ユーザごとの印刷物の放置件数を含む放置レポートを生成する生成部と、
    前記放置レポートを前記端末装置に送信する送信部と、を備える情報提供装置。
  2. 印刷物の放置件数が基準値を超える高頻度放置ユーザを検知する検知部をさらに備え、
    前記生成部は、前記放置レポートを生成するタイミングとは異なるタイミングで、少なくとも、前記高頻度放置ユーザによる印刷物の放置件数を含む高頻度放置レポートをさらに生成し、
    前記送信部は、前記高頻度放置レポートを、少なくとも前記高頻度放置ユーザに対応する前記端末装置にさらに送信する、請求項1に記載の情報提供装置。
  3. 前記放置印刷物は、前記出力ユーザの要求に応じて画像形成装置により出力され、前記出力ユーザによって回収されずに放置された印刷物であり、
    前記出力ユーザ情報は、電子透かし情報として前記放置印刷物に埋め込まれており、
    前記放置印刷物情報は、前記出力印刷物が前記出力ユーザとは異なる他のユーザによって回収され、前記放置印刷物から前記電子透かし情報が抽出されることに応じて、前記取得部により取得される、請求項1または2に記載の情報提供装置。
  4. 前記取得部は、前記放置印刷物から前記電子透かし情報を抽出した機器から、前記出力ユーザ情報を含む前記放置印刷物情報を取得する、請求項3に記載の情報提供装置。
  5. 前記電子透かし情報は、前記放置印刷物の出力時刻を示す時刻情報をさらに含み、
    前記取得部は、前記放置印刷物から前記電子透かし情報を抽出した前記機器から、前記時刻情報をさらに含む前記放置印刷物情報を取得し、
    前記生成部は、ユーザごとの印刷物の放置件数と、時間帯ごとの印刷物の放置件数とを含む前記放置レポートを生成する、請求項4に記載の情報提供装置。
  6. 前記電子透かし情報は、前記放置印刷物を出力した出力機器を特定する出力機器情報をさらに含み、
    前記取得部は、前記放置印刷物から前記電子透かし情報を抽出した前記機器から、前記出力機器情報をさらに含む前記放置印刷物情報を取得し、
    前記生成部は、ユーザごとの印刷物の放置件数と、出力機器ごとの印刷物の放置件数とを含む前記放置レポートを生成する、請求項4または5に記載の情報提供装置。
  7. 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の情報提供装置と、
    ユーザ認証を行う認証部と、
    少なくとも前記出力ユーザ情報を電子透かし情報として埋め込んだ印刷物を出力する出力部と、
    印刷物から前記電子透かし情報を抽出する抽出部と、を備え、
    前記取得部は、前記放置印刷物から前記電子透かし情報を抽出した前記抽出部から、前記出力ユーザ情報を含む前記放置印刷物情報を取得する、画像形成装置。
  8. 印刷物の放置件数が基準値を超える高頻度放置ユーザを検知する検知部と、
    前記認証部が前記高頻度放置ユーザを認証した場合に、所定のタイミングで所定の警告を出力する警告出力部と、をさらに備える、請求項7に記載の画像形成装置。
  9. 印刷物の放置件数が基準値を超える高頻度放置ユーザを検知する検知部をさらに備え、
    前記認証部は、前記高頻度放置ユーザによるユーザ認証の要求を受け付けない、請求項7に記載の画像形成装置。
  10. 端末装置とネットワークを介して接続される情報提供装置において実行される情報提供方法であって、
    少なくとも、放置印刷物の出力ユーザを特定する出力ユーザ情報を含む放置印刷物情報を取得するステップと、
    取得した前記放置印刷物情報を記憶部に格納するステップと、
    前記記憶部に蓄積した前記放置印刷物情報を所定のタイミングで集計し、少なくとも、ユーザごとの印刷物の放置件数を含む放置レポートを生成するステップと、
    前記放置レポートを前記端末装置に送信するステップと、を含む情報提供方法。
  11. 端末装置とネットワークを介して接続されるコンピュータに、
    少なくとも、放置印刷物の出力ユーザを特定する出力ユーザ情報を含む放置印刷物情報を取得する機能と、
    取得した前記放置印刷物情報を記憶部に格納する機能と、
    前記記憶部に蓄積した前記放置印刷物情報を所定のタイミングで集計し、少なくとも、ユーザごとの印刷物の放置件数を含む放置レポートを生成する機能と、
    前記放置レポートを前記端末装置に送信する機能と、を実現させるためのプログラム。
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