JP2013228779A - 印刷制御装置、印刷装置、並びに、印刷システム - Google Patents

印刷制御装置、印刷装置、並びに、印刷システム Download PDF

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Abstract

【課題】秘匿性を維持しつつ、簡易な操作で他のユーザに印刷物を渡すことができる。
【解決手段】ユーザ端末のプリンタドライバが、印刷処理に係る印刷データD10と、印刷データD10に関する印刷処理を許可するユーザを特定する受取者識別子D12と、ユーザ端末1のユーザを特定するジョブ出力者識別子D14とを、印刷ジョブD1に含めて印刷装置に出力する。印刷装置は、受取者識別子D12とジョブ出力者識別子D14とが一致しない印刷ジョブD1を、受取者識別子D12のユーザが認証手続きすることで、印刷データD10の印刷物を出力する。
【選択図】図4

Description

本発明は、ユーザ端末におけるユーザの操作によって、ネットワークを介してユーザ端末に接続された印刷装置で印刷処理を行う印刷システムと、この印刷システムを構成する印刷制御装置及び印刷装置に関する。
コンピュータネットワークに印刷装置が接続されたネットワーク印刷システムでは、印刷装置を複数台のコンピュータで共有することが一般的である。このため、このようなネットワーク印刷システムでは、異なるユーザからの様々な印刷結果が出力されることになる。ここで、印刷物の中には、他人に見られたくないものや、秘匿性の高い資料等がある。このような印刷物を保護するために、所謂、認証出力機能を備えた印刷装置が知られている。この印刷装置では、ユーザが印刷装置に出向いて本人認証を行い、認証された場合にだけ印刷が実行される。
ところで、ネットワーク印刷システムのユーザが他のユーザに印刷物を渡したい場合は、近くの印刷装置で本人認証して印刷した印刷物を他のユーザの部署に出向いて手渡したり、他のユーザの部署の印刷装置で本人認証して印刷物を印刷しその場で他のユーザに手渡すことが考えられる。
ところが、ネットワーク印刷システムは、ビルの複数フロア、又はビル全体、あるいは複数の地域にわたって構築されることもある。そのため、印刷物を物理的に離れた部署の他のユーザに渡す場合は、業者等に依頼して印刷物を他のユーザの部署に運んだり、ユーザが自ら他のユーザの部署に出向きそこの印刷装置で本人認証した上で印刷物を印刷することが考えられる。
しかし、印刷物を他の部署のユーザに運ぶと、移動中に印刷物を紛失するリスクを負わなければならない。また、他のユーザに印刷物を渡すためにわざわざ自らが他のユーザの部署に出向くのは、時間と手間がかかってしまう。そこで、例えば、印刷データをメール等によって他のユーザに送信し、相手側にて印刷処理を行ってもらえれば便利であるが、この場合には、秘匿性を維持するために本人認証をどのように行うかが問題となる。
このような問題に関連した提案として、例えば、特許文献1に開示された印刷枚数管理システムがある。この印刷枚数管理システムでは、ジョブ出力者が印刷装置に出力した印刷ジョブの印刷処理を他のユーザが行おうとすると、そのユーザに印刷許可を与えるかどうかがジョブ出力者の情報端末に対して問い合わせられる。そして、ジョブ出力者が他のユーザの印刷処理を許可すると、他のユーザの印刷処理が認証されて印刷物が印刷される。
特開2006−248063号公報
上述したように、特許文献1の印刷枚数管理システムは、相手側が印刷を行う際に、ジョブ出力者に対して印刷許可の問い合わせを行うものである。このため、本来、印刷処理を許可して構わないユーザであっても、ジョブ出力者が不在の時には印刷処理が許可がされず、そのユーザは、ジョブ出力者が戻って許可してくれるまで印刷物をが取得することができないという問題がある。また、ジョブ出力者側にとっても、他のユーザが印刷を行うたびに、印刷実行の可否を回答しなければならず、その作業が煩雑であるという問題がある。
そこで、本発明は、以上の点に鑑みてなされたもので、認証出力機能を備えた印刷装置において、ジョブ出力者が許可した他のユーザによる印刷物の出力を、秘匿性を維持しつつ簡便に行える印刷システムと、この印刷システムを構成する際に用いて好適な印刷制御装置及び印刷装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、
印刷装置(例えば、図1の印刷装置2)に印刷ジョブを出力する印刷制御装置(例えば、図1のユーザ端末1a)において、
前記印刷ジョブの出力元以外の、該印刷ジョブの実行を許可するユーザ(例えば、図1の印刷物受取者6)を指定する許可ユーザ指定手段(例えば、図1のディスプレイ16)と、
前記許可ユーザ指定手段により指定された許可ユーザを識別する許可ユーザ識別情報(例えば、図4の受取者識別子D12)と、前記印刷ジョブの出力元のユーザ(例えば、図1のジョブ出力者5a)を識別するジョブ出力ユーザ識別情報(例えば、図4のジョブ出力者識別子D14)とを、前記印刷ジョブに付加するユーザ識別情報付加手段(例えば、図2のプリンタドライバ110)と、
を備えることを特徴とする印刷制御装置。
上記発明によれば、印刷ジョブにジョブ出力ユーザ識別情報と許可ユーザ識別情報とが付加して出力される。印刷ジョブを受け取った印刷装置は、出力ユーザ識別情報によってその印刷ジョブを出力元のユーザを特定し、許可ユーザ識別情報によってその印刷ジョブの実行を許可されたユーザを特定することができる。
したがって、出力ユーザ識別情報と許可ユーザ識別情報とが一致するかしないかによって、印刷ジョブを出力したユーザ本人が印刷物を出力する印刷ジョブであるのか、それとも、他のユーザが印刷物を出力する印刷ジョブであるのかを、出力元のユーザに確かめなくても印刷装置に認識させることができる。
これにより、認証出力機能を備えた印刷装置において、ジョブ出力者が許可した他のユーザによる印刷物の出力を、秘匿性を維持しつつ簡便に行えるようにすることができる。
また、上記発明において、前記許可ユーザに許可する印刷処理の機能を指定する許可機能指定手段(例えば、図1のディスプレイ16)と、該許可機能指定手段により指定された許可機能を識別する許可機能識別情報(例えば、図4の利用可能機能情報D13)を前記印刷ジョブに付加する許可機能識別情報付加手段(例えば、図2のプリンタドライバ110)とをさらに備えることを特徴とする。
上記発明によれば、印刷ジョブの出力元のユーザ以外に印刷物の出力を許可する際に、許可する印刷物の出力形態(使用可能とする印刷機能)を出力元のユーザに事前に決定させて、出力元のユーザが許可したユーザが必要以上の印刷物を出力して手に入れるのを防ぎ、印刷物内容の高い秘匿性を維持することができる。
また、上記課題を解決するために、本発明は、
印刷制御装置(例えば、図1のユーザ端末1a)から受信した印刷ジョブに基づいて印刷処理を行う印刷装置(例えば、図1の印刷装置2)において、
前記印刷制御装置から受信した印刷ジョブに含まれる、該印刷ジョブの実行を許可するユーザを識別する許可ユーザ識別情報と、前記印刷ジョブの出力元のユーザを識別するジョブ出力ユーザ識別情報とを、前記印刷ジョブと共に蓄積する蓄積手段(例えば、図5の記憶部25)と、
ユーザ(例えば、図1のジョブ出力者5a)を識別するユーザ識別情報(例えば、図4のジョブ出力者識別子D14)を識別情報記録媒体(例えば、図1のICカード8)から取得するユーザ識別情報取得手段(例えば、図5のIC読取部23)と、
前記許可ユーザ識別情報(例えば、図4の受取者識別子D12)が、前記ユーザ識別情報取得手段が取得した前記ユーザ識別情報と一致すると共に、前記ジョブ出力ユーザ識別情報が、前記ユーザ識別情報取得手段が取得した前記ユーザ識別情報と一致しない印刷ジョブを、許可対象の印刷ジョブとして抽出する抽出手段(例えば、図5の演算処理部20)と、
前記ユーザ識別情報取得手段が取得した前記ユーザ識別情報に対応するユーザに、前記抽出手段が抽出した前記許可対象の印刷ジョブの実行を許可する許可手段(例えば、図5の演算処理部20)と、
を備えることを特徴とする。
上記発明によれば、印刷ジョブに含まれる印刷ジョブの出力元のユーザの識別情報(ジョブ出力ユーザ識別情報)が、印刷ジョブの実行を許可されたユーザの識別情報(許可ユーザ識別情報)と一致しない場合、許可ユーザ識別情報が、識別情報記録媒体から取得したユーザ識別情報と一致すれば、そのユーザ識別情報のユーザによる印刷ジョブの実行が許可される。
したがって、出力ユーザ識別情報と許可ユーザ識別情報とが一致するかしないかによって、印刷ジョブを出力したユーザ本人が印刷物を出力する印刷ジョブであるのか、それとも、他のユーザが印刷物を出力する印刷ジョブであるのかを、出力元のユーザに確かめなくても印刷装置に認識させ、識別情報記録媒体から取得したユーザ識別情報との照合で、他のユーザの認証を行うことができる。
これにより、認証出力機能を備えた印刷装置において、ジョブ出力者が許可した他のユーザによる印刷物の出力を、秘匿性を維持しつつ簡便に行えるようにすることができる。
また、上記発明において、前記印刷ジョブには、前記許可ユーザ識別情報に対応する許可ユーザに許可する印刷処理の機能を識別する許可機能識別情報が含まれており、前記許可手段は、前記許可機能識別情報(例えば、図4の利用可能機能情報D13)に対応する機能に限定して、前記許可対象の印刷ジョブの実行を許可することを特徴とする。
上記発明によれば、印刷ジョブの出力元のユーザ以外に印刷物の出力を許可した印刷ジョブについて、許可する印刷物の出力形態(使用可能とする印刷機能)が許可機能識別情報によって特定できる。よって、出力元のユーザが許可したユーザが印刷物の出力形態を自由に利用して必要以上の印刷物を出力して手に入れてしまうのを防ぎ、印刷物内容の高い秘匿性を維持させることができる。
なお、上記課題を解決するために、印刷制御装置(例えば、図1のユーザ端末1a)から出力された印刷ジョブに基づいて、前記印刷制御装置にネットワーク(例えば、図1の通信ネットワーク4)を介して接続された印刷装置(例えば、図1の印刷装置2)において印刷処理を行う印刷システムにおいて、前記印刷制御装置として請求項1記載の印刷制御装置を備え、前記印刷装置として請求項3記載の印刷装置を備える印刷システムを構成してもよい。
同様に、上記課題を解決するために、印刷制御装置(例えば、図1のユーザ端末1a)から出力された印刷ジョブに基づいて、前記印刷制御装置にネットワーク(例えば、図1の通信ネットワーク4)を介して接続された印刷装置(例えば、図1の印刷装置2)において印刷処理を行う印刷システムにおいて、前記印刷制御装置として請求項2記載の印刷制御装置を備え、前記印刷装置として請求項4記載の印刷装置を備える印刷システムを構成してもよい。
上記各発明によれば、請求項1記載の印刷制御装置と請求項3記載の印刷装置の各効果や、請求項2記載の印刷制御装置と請求項4記載の印刷装置の各効果を発揮することができ、認証出力機能を備えた印刷装置を含む印刷システムにおいて、ジョブ出力者が許可した他のユーザによる印刷物の出力を、秘匿性を維持しつつ簡便に行えるようにすることができる。
また、上記発明の印刷システムにおいて、前記印刷制御装置は、前記許可ユーザに許可する印刷処理の機能を指定する許可機能指定手段(例えば、図2のプリンタドライバ110)と、該許可機能指定手段により指定された許可機能を識別する許可機能識別情報を前記印刷ジョブに付加する許可機能識別情報付加手段(例えば、図2のプリンタドライバ110)とをさらに備えており、前記許可機能指定手段は、前記印刷制御装置の許可ユーザ指定手段により指定された許可ユーザが、前記印刷装置に対する前記印刷ジョブの出力元のユーザと異なるネットワークのユーザである場合に、前記許可ユーザのネットワーク環境に応じた内容で、前記許可ユーザに許可する印刷処理の機能を指定することを特徴とする。
上記発明によれば、例えば、許可ユーザの属するネットワークが他部署を含んでいる場合や、ネットワーク内における使用ユーザ数が一定数よりも多い場合には、秘匿性を重視して、刷り増し機能等の機能を禁止するように機能を設定することができる。一方、ネットワークが他部署を含んでおらず、かつ、ネットワーク内の使用ユーザ数が少ない場合には、刷り増し機能等を実行可能とするように機能を設定することもできる。
これにより、ネットワークが他部署を含むか否かや、ネットワーク内の使用ユーザ数が多いか否かによって、刷り増し機能を禁止するか否かを決定する等して、情報漏洩のリスクを減らし、秘匿性を維持することができる。
また、上記発明の印刷システムにおいて、前記印刷制御装置は、前記許可ユーザに印刷処理を許可する許可時間帯を前記印刷装置の使用頻度に応じて決定する許可時間帯決定手段と、該許可時間帯決定手段により決定された前記許可時間帯を識別する時間帯識別情報を前記印刷ジョブに付加する時間帯識別情報付加手段とをさらに備えており、前記許可手段は、前記ユーザ識別情報取得手段が取得した前記ユーザ識別情報に対応するユーザに、前記抽出手段が抽出した前記許可対象の印刷ジョブの実行を、該許可対象の印刷ジョブの前記許可時間帯に限って許可することを特徴とする。
上記発明によれば、例えば、印刷装置の使用頻度が低い時間帯を許可時間帯として決定するようにして、使用頻度が高い時間帯に許可ユーザが印刷処理を実行し印刷物が他の印刷物と混ざって紛失等するのを防止し、情報漏洩のリスクを減らし、秘匿性を維持することができる。
また、上記発明において、前記印刷制御装置が前記印刷装置に出力した前記印刷ジョブの前記許可ユーザ識別情報と前記ジョブ出力ユーザ識別情報とが一致しない場合に、前記許可ユーザ識別情報のユーザに対応する前記印刷制御装置に印刷ジョブの出力を通知するための出力通知信号を前記ネットワークに出力する出力通知手段(例えば、図1のユーザ端末1a)をさらに備えることを特徴とする印刷システムを構成してもよい。
上記発明によれば、印刷ジョブの出力元のユーザ以外に印刷物の出力を許可する際に、印刷物の出力が許可された印刷ジョブの発生を、許可されたユーザに早急に認識させて、印刷物の迅速な出力を許可ユーザに促し、印刷物内容の高い秘匿性を維持することができる。
また、上記発明において、前記印刷装置の前記許可手段が許可した前記許可対象の印刷ジョブの実行後に、該許可対象の印刷ジョブの前記ジョブ出力ユーザ識別情報に対応する前記印刷制御装置に前記許可対象の印刷ジョブの実行完了を通知するための完了通知信号を前記ネットワークに出力する完了通知手段(例えば、図6の完了通知部35)をさらに備えることを特徴とする印刷システムを構成してもよい。
上記発明によれば、印刷ジョブの出力元のユーザに、自身が許可したユーザが無事に印刷物を出力したかどうかを認識させることができる。そのため、例えば、許可したユーザが印刷物を出力した後に、出力元のユーザが再び印刷ジョブを無用に出力して、許可したユーザが必要以上に印刷物を出力するきっかけや、許可していないユーザが印刷物を出力するきっかけを、不用意に発生させてしまうのを防ぎ、印刷物内容の高い秘匿性を維持することができる。
本発明によれば、認証出力機能を備えた印刷装置において、ジョブ出力者が許可した他のユーザによる印刷物の出力を、秘匿性を維持しつつ簡便に行うことができる。
本発明の一実施形態に係る印刷装置を含む印刷システムの全体構成を示す概念図である。 図1のユーザ端末装置の内部構成を示すブロック図である。 図1のユーザ端末の表示画面上に表示される認証出力に関する設定画面を示す説明図である。 図1のユーザ端末で生成される印刷ジョブの構成を示す説明図である。 図1の印刷装置の内部構成を示すブロック図である。 図1の認証サーバの内部構成を示すブロック図である。 図1の印刷システムの動作を示すシーケンス図である。
(印刷システムの全体構成)
以下に添付図面を参照して、本発明に係る印刷装置を含む印刷システムの実施形態について図面を参照して詳細に説明する。図1は、本実施形態に係る印刷システムの概要を示す概念図である。なお、通信ネットワーク4に接続される機器の種類及び台数は、図1に示す例に限定されない。
本実施形態における印刷システムは、図1に示すように、通信ネットワーク4に対して、複数のユーザ端末1(1a及び1b)と、認証サーバ3と、印刷装置2が接続されている。そして、ユーザ端末1を操作するジョブ出力者5(5a及び5b)が、印刷ジョブを、通信ネットワーク4を介して印刷装置2へ出力する。その後、ジョブ出力者5とは異なるユーザであって、印刷物の受取りを許可された印刷物受取者6が、印刷装置2において、自身の識別用のICカード8を用い、ジョブ出力者5が出力した印刷ジョブの印刷処理を実行させるものである。
ユーザ端末1(1a及び1b)は、CPUを備えた演算処理装置であり、各種アプリケーションソフトにより印刷用のデータを作成し、そのデータの印刷処理の実行を指示する機能を備えている。ユーザ端末1は、例えば、パーソナルコンピュータ等の汎用コンピュータや、機能を特化させた専用装置により実現することができ、モバイルコンピュータやPDA(Personal Digital Assistance )、携帯電話機であってもよい。
印刷装置2は、ユーザ操作に基づく印刷指示に従って、通信ネットワーク4を通じてユーザ端末1から受信した印刷ジョブを印刷するネットワークプリンタである。この印刷装置2は、インクジェット方式 、熱転写方式 、感熱式電子、又は写真方式など種々の印刷装置を用いることができる。
通信ネットワーク4は、通信プロトコルTCP/IPを用いて種々の通信回線(FTTHなどの光回線、ADSL回線などの公衆回線、専用回線、無線通信網)を相互に接続して構築される分散型のIP網であり、このIP網には、10BASE−Tや100BASE−TX等によるイントラネット(企業内ネットワーク)や家庭内ネットワークなどのLANも含まれる。
認証サーバ3は、通信ネットワーク4上において、印刷処理を実行するユーザの正当性を検証するコンピュータ或いはその機能を持ったソフトウェアである。本実施形態では、認証サーバ3は、認証部としての機能とメールサーバとしての機能とを備えている。認証部としての認証サーバ3は、通信ネットワーク4或いは無線通信を通じて入力されるICカード8の認証情報と、自身が蓄積している認証情報とを照合し、その一致又は不一致に基づいて認証処理を行う。また、メールサーバとしての認証サーバ3は、印刷ジョブの出力結果をジョブ出力者に対して通知する。なお、本実施形態では、認証サーバ3内にメール機能を備えたが、認証サーバ3とは、別個にメール機能を備えたメールサーバを設置させる構成としてもよい。
ICカード8は、ユーザ(ジョブ出力者5、及び印刷物受取者6を含む)毎に付与された携帯可能な記録媒体である。ICカード8には、各ユーザを識別するユーザ識別子D2(請求項中の第2の識別情報に相当)が記録されている。本実施形態においては、ICカード8は、社員証などのカード式の記録媒体であり、図1に示すように、例えば、磁気帯8aや、ICチップ8bを有している。そして、この磁気帯8aや、ICチップ8bにユーザ識別子D2を記憶保持している。また、このユーザ識別子D2は、印刷処理の禁止を解除するための認証情報(請求項1に記載の第2の認証情報)としても作用する。
なお、本実施形態において、ICカード8は、カード式の記録媒体としたが、これに限定されるものではなく、ジョブ出力者5の識別情報が記録され、携帯することができればよく、例えば、ICチップを内蔵した携帯電話等の携帯認証装置であってもよい。
(各装置の内部構造)
次いで、各装置の内部構造について説明する。なお、本実施形態中で用いられる「モジュール」とは、装置や機器等のハードウェア、或いはその機能を持ったソフトウェア、又はこれらの組み合わせなどによって構成され、所定の動作を達成するための機能単位を示す。
(1)ユーザ端末の構成
先ず、ユーザ端末1について説明する。図2は、ユーザ端末1の内部構成を示すブロック図である。図3は、ユーザ端末の表示画面上に表示される認証出力に関する設定画面を示す説明図である。図4は、ユーザ端末1で生成される印刷ジョブの構成を示す説明図である。
図2に示すように、ユーザ端末1は、種々の演算処理を行う演算処理部10と、データや実行プログラム等のデータを保存する記憶部11と、ユーザ端末1に対してデータや操作信号、映像・音声信号等の入出力を行う出力インターフェース12及び入力インターフェース13と、通信ネットワーク4を介して通信を行うための通信インターフェース14と、これらの各モジュールを接続するバス15とを有している。
出力インターフェース12及び入力インターフェース13は、データや映像・音声信号等の入出力を行う外部端子を含むデータ転送モジュールである。これらには、具体的には、ディスプレイ16等の表示装置や、フレキシブルディスクドライブ、CD−ROMドライブ、記憶部(ハードディスクドライブ)11、マウス13aやキーボード13b等の入力デバイスなど、一般的に用いられているデバイスが接続される。そして、出力インターフェース12及び入力インターフェース13は、各デバイスに適合した信号形式でデータや信号の送受信を行う。
通信インターフェース14は、印刷装置2との間でデータの送受信を行う通信インターフェースであり、例えば、シリアル方式や、USB方式によりデータの通信を行う。
記憶部11は、各種データを蓄積する記憶装置であり、マウス13aやキーボード13b等の入力デバイスから入力されたデータや演算処理部10による演算処理の結果を保存するものである。
また、本実施形態において、記憶部11は、予め、各ユーザ(ジョブ出力者5及び印刷物受取者6)を識別するユーザ識別子と、ユーザ名とを関連付けて記憶している。さらに、記憶部11は、ユーザ端末1及び印刷装置2の装置名称と、各装置のネットワークアドレスであるIPアドレスと、各印刷装置2における実行可能な印刷機能の情報とを関連付けて記憶している。
演算処理部10は、プロセッサやメモリその他の周辺装置によって構成される演算装置である。特に、本実施形態において、この演算処理部10上では、OS(オペレーティングシステム)101が実行され、OS101上でアプリケーション102や、上記各部11〜14の制御を行うプリンタドライバ110が実行される。
プリンタドライバ110は、ユーザ端末1に接続された印刷装置2を制御するために、ユーザ端末1上で実行される印刷制御プログラムである。このプリンタドライバ110は、例えばユーザ端末1内において、ワープロソフト等のアプリケーション102で作成された原稿データを取得し、ユーザ操作に従って印刷用のイメージデータである印刷データD10を生成する。
さらに、プリンタドライバ110は、印刷装置2が認証出力機能において出力する認証内容を設定する機能も備えている。この機能によりプリンタドライバ110は、マウス13aやキーボード13b等の入力デバイスから入力された認証出力に関する情報を受け付け、この認証出力に関する情報を印刷データD10に付加して、印刷ジョブD1を生成する。そして、この印刷ジョブD1を印刷装置2に送出し、印刷装置2において印刷処理を実行させる。
設定する認証内容には、例えば、他のユーザに対して印刷データD10による印刷物の受取りを許可する設定、所定の印刷機能の実行を制限する機能制限の設定、印刷ジョブを出力する印刷装置2の設定などが含まれる。これらの設定は、ディスプレイ16に表示させた各種の設定画面において、入力デバイスのユーザ操作により受け付ける。
印刷物の受取りを許可する設定では、印刷物の受取りを許可する印刷物受取者6を選択するためのインターフェースを画面上に構築させる。具体的には、図3に示すように、ディスプレイ16上のウインドウ16aに、「印刷許可ユーザ設定」画面を表示させる。この画面上では、許可する印刷物受取者6のユーザ名を表示欄161に入力するようになっている。この印刷物受取者6の入力は、例えば、別画面において、ユーザ名の一覧を選択可能な状態で表示させて、ユーザの選択操作を受け付けることで行うことができる。
そして、ユーザ操作によって、印刷物受取者6が入力された場合には、選択された印刷物受取者6を識別するユーザ識別子を記憶部11から抽出して、このユーザ識別子を受取者識別子D12(請求項中の第1の識別情報に相当)として、印刷ジョブD1内に付加する。なお、この受取者識別子D12は、許可されたユーザ以外に対しては、印刷データD10に関する印刷処理を禁止する認証情報(請求項中の第1の認証情報に相当)としても作用する。
また、機能制限の設定では、印刷ジョブ生成の際に、図3に示すように、ウインドウ16aに入力した印刷物の受け取り許可対象の印刷物受取者6に対して許可する印刷機能の一覧162を表示させる。そして、ユーザ操作によって、画面上に表示された各機能のチェックボックス163がチェックされた場合には、チェックした項目の印刷機能の情報D13を、許可する印刷機能の内容として印刷ジョブD1内に付加する。
さらに、印刷装置2の認証内容の設定では、例えば、別ウインドウに、印刷物の出力(印刷処理)の実行可能な印刷システム上の印刷装置2の名称を表示させる。そして、ユーザ操作によって、印刷装置2が選択されると、記憶部11に記憶された装置情報を参照して、生成された印刷データD10に印刷装置2の宛先アドレス情報(IPアドレス及びMACアドレス)D11が付加される。
そして、プリンタドライバ110は、図4に示すように、各設定情報D11〜D13を含む印刷ジョブD1に、ジョブ出力者5のユーザ識別子であるジョブ出力者識別子D14を関連付けて印刷ジョブD1として生成する。そして、この印刷ジョブD1は、通信ネットワーク4を介して印刷装置2に送信される。
(2)印刷装置の構成
次いで、印刷装置2の構成について説明する。図5は、印刷装置2の内部構成を示すブロック図である。図5に示すように、印刷装置2には、ネットワークを通じて受信されたデータを印刷するためのモジュールとして、通信インターフェース21と、操作パネル22と、記憶部25と、演算処理部20と、IC読取部23とを備えている。
通信インターフェース21は、ユーザ端末1との間でデータの送受信を行う通信インターフェースであり、例えば、有線・無線LANやシリアル方式、USB方式等によりデータの通信を行う。操作パネル22は、ユーザによる指示操作や設定操作を受け付けるモジュールであり、本実施形態においては、例えば、記憶部25にスプールされている印刷ジョブD1の中から、印刷すべきデータを選択するための情報を表示したり、認証情報を設定するための情報が表示可能なタッチパネルとなっている。
IC読取部23は、ICカード8内に蓄積されたユーザ識別子D2を読み取るリーダライタ装置である。リーダライタ装置としては、例えば、ICカード8に搭載されたアンテナに弱い電波を送信し、ICチップ8bに記録された識別用のデータで変調された信号を受信しデータを読み取る非接触式を用いることができる。なお、IC読取部23は、非接触式のリーダライタ装置に限定されず、例えば、ICチップ8b等が搭載されたカードや磁気カードなどをスロットに挿入する接触式を用いてもよく、ユーザ識別子D2を蓄積する媒体に対応した読取装置を用いるようにする。
記憶部25は、各種のデータや、プログラムを記憶保持する記憶装置等であり、この記憶部25には、ユーザ端末1から取得した印刷ジョブD1が保存される。この印刷ジョブD1は、複数の印刷ジョブD1を印刷処理と非同期に受信できるようになっており、ユーザ操作によって、印刷処理の実行指示があるまで記憶部25に蓄積される。
本実施形態において、記憶部25に保存される印刷ジョブD1には、図4に示すように、画像形成に係る画像情報を有する印刷データD10と、ジョブ出力者5を識別するジョブ出力者識別子D14と、印刷物受取者6を識別する受取者識別子D12と、利用可能な印刷機能に関する情報D13と、宛先アドレス情報D11とが関連付けられて記憶されている。
演算処理部20は、CPUやDSP(Digital Signal Prosessor)等のプロセッサ、メモリ、及びその他の電子回路等のハードウェア、或いはその機能を持ったプログラム等のソフトウェア、又はこれらの組み合わせなどによって構成された演算モジュールである。この演算処理部20は、プログラムを適宜読み込んで実行することにより種々の機能モジュールを仮想的に構築し、構築された各機能モジュールによって、画像データに関する処理や、各部の動作制御、ユーザ操作に対する種々の処理を行う。
特に、本実施形態における認証出力機能に関する制御は、操作パネル22、又はユーザ端末1上のプリンタドライバ110を通じて受け付けたユーザ操作の内容に応じて、演算処理部20によって行われる。そのために、認証出力に関するモジュールとして、演算処理部20には、操作信号取得部201と、認証制御部203と、ジョブデータ受信部204と、画像制御部202とが構築される。
操作信号取得部201は、操作パネル22、及び通信インターフェース21を通じて、ユーザによる操作信号を受信するモジュールであり、受信した操作信号を解析し、ユーザ操作に応じた処理を他のモジュールに実行させる。特に、本実施形態において、この操作信号取得部201は、通信インターフェース21を介して接続されたプリンタドライバ110や、操作パネル22から、印刷処理の指示操作を受け付けたり、認証出力に関する操作を受け付ける。この操作信号取得部201で受信された操作信号は、制御信号として、認証制御部203に入力される。
なお、操作信号取得部201には、印刷に係る印刷媒体のサイズ、種類又は厚さ等の用紙種別データとして取得する機能も備えられている。ジョブデータ受信部204は、一連の印刷処理単位である印刷ジョブD1を受信するモジュールであり、受信した印刷ジョブD1を記憶部25に受け渡す。
認証制御部203は、印刷システムへのログインを制御するモジュールであり、具体的には、印刷実行の操作信号を取得すると、IC読取部23から取得されたユーザ識別子D2を認証サーバ3へ送信する。また、認証制御部203は、認証サーバ3から送出された認証信号を取得し、認証信号が認証許可であった場合には、印刷システムにログインさせ、記憶部25に記憶された印刷ジョブD1の中から、IC読取部23から取得されたユーザ識別子D2と一致する受取者識別子D12を有する印刷ジョブD1を検索する。
そして、ユーザ識別子D2と一致する受取者識別子D12を有する印刷ジョブD1が検索された場合には、その印刷ジョブ名を操作パネル22上に表示させて、ユーザ操作を受け付ける。一方、ユーザ識別子D2と一致する受取者識別子D12を有する印刷ジョブD1がない場合には、操作パネル22上に印刷ジョブが存在しない旨を表示させる。
画像制御部202は、印刷処理に関する処理を制御し、操作パネル22上に表示された印刷ジョブD1の印刷処理を実行するモジュールである。具体的に、画像制御部202は、画像処理に特化したディジタル信号処理を行う機能を有し、印刷の処理単位である印刷ジョブD1を取得し、この印刷ジョブD1に含まれる印刷データD10のRGB印刷画像をCMYK印刷画像に変換する。
また、この画像制御部202は、印刷処理を実行する印字手段24である各インクヘッドの駆動や、搬送経路の駆動手段の動作を制御し、画像形成処理全体を制御し、スケジューリングに従ったタイミング及び印字速度で画像形成を行う。
この際、画像制御部202は、印刷ジョブD1中の印刷機能情報D13に基づいて、印刷機能における許可された印刷機能を、操作パネル22上でアクティブ表示させる。例えば、印刷機能情報D13において刷り増し印刷が許可されている場合には、画像制御部202は、操作パネル22の印刷部数入力部分をアクティブ表示とし、印刷部数入力を受付可能とする。印刷機能情報D13において刷り増し印刷が許可されていない場合は、画像制御部202は、操作パネル22の印刷部数入力部分をイナクティブ表示とし、印刷部数入力を受付不可能とする。
(3)認証サーバ
次いで、認証サーバ3の内部構成について説明する。図6は、本実施形態に係る認証サーバの内部構成を示すブロック図である。認証サーバ3には、通信インターフェース31と、認証部32と、認証情報取得部33と、履歴情報取得部34と、完了通知部35とが備えられている。
記憶部36は、認証出力に関する情報を蓄積するメモリ装置である。記憶部36には、印刷物受取者6及びジョブ出力者5を含む印刷システムの各ユーザを識別するユーザ識別子、各ユーザの電子メールアドレス、各ユーザの使用するユーザ端末1の宛先アドレス、及び使用履歴等が関連付けて蓄積されている。
認証情報取得部33は、印刷装置2によって読み取られたユーザ識別子D2を、通信インターフェース31を介して取得するモジュールである。そして、取得されたユーザ識別子D2は、認証部32に送出される。通信インターフェース31は、印刷装置2との間でデータの送受信を行うインターフェースである。
認証部32は、記憶部36に蓄積されたユーザ識別子と、印刷装置2から取得したユーザ識別子D2とを比較して認証を行い、印刷システムへのログインを許可するモジュールである。具体的には、印刷装置2から取得したICカード8のユーザ識別子D2と一致するユーザ情報が記憶部36内に存在するか否かを判断する。
印刷装置2から取得したユーザ識別子D2と一致するユーザ情報が記憶部36内に存在する場合には、印刷システムへのログインを許可する認証許可の信号を生成する。一方、印刷装置2から取得したユーザ識別子D2と一致するユーザ情報が記憶部36内に存在しない場合には、印刷システムへのログインを禁止する認証不可の信号を生成する。そして、認証部32は、これらの認証に関する信号を印刷装置2の認証制御部203へ送信する。
履歴情報取得部34は、認証出力に関する履歴情報を取得するモジュールであり、例えば、印刷システムへのログイン、ログアウトの情報を取得する。なお、ログインは上述した認証許可信号の印刷装置2への送信をトリガとし、ログアウトは、例えば、ログイン後に印刷装置2で実行された印刷処理の完了をトリガとすることができる。ログイン後に印刷装置2で実行された印刷処理の完了は、印刷装置2から履歴情報取得部34に通知され、このうち、ジョブ出力者5と印刷物受取者6とが異なる印刷ジョブの印刷完了通知は、完了通知部35へ送出される。
完了通知部35は、ジョブ出力者5と印刷物受取者6とが異なる印刷ジョブの印刷完了通知を受け取った場合に、印刷物受取者6による印刷処理が完了した旨をジョブ出力者5に対して通知するモジュールである。この場合には、記憶部36に蓄積された、ジョブ出力者5のメールアドレスを取得し、この宛先アドレスに基づいて電子メールを送信する。
なお、本実施形態において、完了通知部35は、電子メールによって出力完了を通知したが、これに限定するものではなく、例えば、ジョブ出力者5が認証情報を設定したユーザ端末1(1a)に対して完了通知信号を送信し、この完了通知信号を受信したユーザ端末1(1a)のプリンタドライバ110によってディスプレイ16のウインドウ16aにポップアップ表示させる構成であってもよい。
また、完了通知部35を認証サーバ3から切り離して独立のメールサーバで構成するようにしてもよい。
これにより、印刷ジョブの出力元のユーザ(ジョブ出力者5)に、自身が許可したユーザ(印刷物受取者6)が無事に印刷物を出力したかどうかを認識させることができる。そのため、例えば、許可したユーザ(印刷物受取者6)が印刷物を出力した後に、出力元のユーザ(ジョブ出力者5)が再び印刷ジョブを無用に出力して、許可したユーザ(印刷物受取者6)が必要以上に印刷物を出力するきっかけや、許可していないユーザが印刷物を出力するきっかけを、不用意に発生させてしまうのを防ぎ、印刷物内容の高い秘匿性を維持することができる。
(印刷システムの動作)
以上の構成を有する印刷システムの動作について説明する。図7は、本実施形態に係る印刷システムの動作を示すシーケンス図である。
先ず、図7に示すように、ジョブ出力者5がユーザ端末1(1a)において、印刷処理を開始する操作を行うと、ユーザ端末1(1a)のプリンタドライバ110は、アプリケーション102で作成されたデータから印刷用のイメージデータである印刷データD10を生成する。
さらに、プリンタドライバ110は、その印刷データD10に対して印刷設定を受け付ける。具体的には、プリンタドライバ110は、ディスプレイ16上のウインドウ16aに表示された「印刷許可ユーザ設定」画面からの、ユーザ操作による印刷物の受け取り許可対象の印刷物受取者6の選択(入力)を受け付ける(ステップS101)。また、プリンタドライバ110は、ジョブ出力者5の操作によって、印刷装置2における機能制限の設定や、印刷処理を実行させる印刷装置2の選択を受け付ける。
これにより、プリンタドライバ110は、印刷データD10に、印刷装置2の宛先アドレス情報D11、受取者識別子D12、印刷機能の情報D13、及びジョブ出力者識別子D14を付加して印刷ジョブD1を生成する。そして、この印刷ジョブD1は、通信ネットワーク4を介して印刷装置2に出力される(ステップS102)。ユーザ端末1から送出された印刷ジョブD1は、印刷装置2で受信され(ステップS103)、記憶部11に蓄積される(ステップS104)。
なお、この段階でユーザ端末1(1a)が、印刷物受取者6に出力を許可した印刷ジョブを印刷装置2に出力したことを通知する電子メールを、印刷物受取者6のユーザ端末1(1b)に自動的に送信するようにしてもよい。
また、電子メールに代えて、印刷物受取者6に出力を許可した印刷ジョブを印刷装置2に出力したことを示す出力通知信号を、印刷物受取者6のユーザ端末1(1b)に送信し、この出力通知信号を受信したユーザ端末1(1b)のプリンタドライバ110によってディスプレイ16のウインドウ16aにポップアップ表示させてもよい。
これにより、印刷ジョブの出力元のユーザ(ジョブ出力者5)以外のユーザ(印刷物受取者6)に印刷物の出力を許可する際に、印刷物の出力が許可された印刷ジョブの発生を、許可されたユーザ(印刷物受取者6)に早急に認識させて、印刷物の迅速な出力を許可ユーザ(印刷物受取者6)に促し、印刷物内容の高い秘匿性を維持することができる。
その後、印刷物受取者6が印刷装置2の近傍において、印刷物受取者6が携帯するICカード8をIC読取部23にセットすると(ステップS105)、IC読取部23は、ICカード8に蓄積されたユーザ識別子D2を読み取る。そして、認証制御部203は、ユーザ識別子D2を認証サーバ3へ送信する(ステップS106)。
認証サーバ3の認証情報取得部33は、ユーザ識別子D2を取得すると、記憶部36に蓄積されたユーザ識別子と照合し、その一致又は不一致に基づいて認証処理を行う(ステップS107)。記憶部36に蓄積されたユーザ識別子に、印刷装置2から送出されたユーザ識別子D2と一致するユーザ識別子が存在していない場合には(ステップS108におけるNO)、印刷システムへのログインを禁止する認証不可の認証結果を印刷装置2に送信する。印刷装置2の認証制御部203では、認証不可である認証結果を受信すると、印刷処理できないユーザであるとして、操作パネル22上でエラー表示を行い(ステップS109)、処理を終了する。
一方、記憶部36に蓄積されたユーザ識別子に、印刷装置2から送出されたユーザ識別子D2と一致するユーザ識別子が存在している場合には(ステップS108におけるYES)は、印刷システムへのログインを許可する認証許可の認証結果を印刷装置2に送信する。
印刷装置2の認証制御部203では、認証許可である認証結果を受信すると、印刷物受取者6をログインさせる(ステップS110)。このとき、認証制御部203は、記憶部25内から、IC読取部23から取得したユーザ識別子D2と一致する受取者識別子D12を含んだ印刷ジョブD1を検索して、出力可能な印刷ジョブD1があるか否かを判断する(ステップS111)。
記憶部25内に出力可能な印刷ジョブD1がない場合には(ステップS111におけるNO)、出力可能な印刷ジョブD1がない旨を操作パネル22上で表示させ(ステップ109)、処理を終了する。
一方、記憶部25内に出力可能な印刷ジョブD1がある場合には(ステップS111におけるYES)、ICカード8から読み取ったユーザ識別子D2が受取者識別子D12と一致する印刷ジョブD1を操作パネル22に一覧表示させる。そして、画像制御部202が、印刷物受取者6が一覧表示から選択した印刷ジョブD1を記憶部25から抽出し、印字手段24において印刷処理を実行させる(ステップS112)。
そして、印刷ジョブD1の印刷処理が完了した後、その印刷ジョブD1の受取者識別子D12がジョブ出力者識別子D14と同じでない場合には、その印刷ジョブD1のジョブ出力者識別子D14を含む印刷処理の完了情報が、認証サーバ3へ送出される(ステップS113)。
この印刷処理の完了情報を取得した認証サーバ3の履歴情報取得部34では(ステップS114)、取得した完了情報を完了通知部35へ送信し、完了通知部35では、完了情報のジョブ出力者識別子D14と関連付けられたメールアドレス情報を記憶部36から取得する。そして、ジョブ出力者5に対して、印刷物受取者6による印刷処理が完了した旨の完了メールを送信する(ステップS115)。ユーザ端末1(1a)では、この完了メールを受信する(ステップS116)。
(作用・効果)
このような本実施形態によれば、ジョブ出力者5は、異なるユーザを印刷物受取者6とし、印刷物受取者6を識別する受取者識別子D12を印刷データD10と関連付けて、印刷装置2へ送信する。そして、印刷装置2では、ICカード8から読み込んだユーザ識別子D2に基づくログイン処理後に、ユーザ識別子D2と一致する受取者識別子D12を有する印刷データD10の印刷実行を許可する。このため、ジョブ出力者5と異なる特定のユーザに印刷物の受け取りを許可した印刷ジョブD1の印刷処理を、秘匿性を維持しつつ、許可を受けた相手のみ実行可能とすることができる。また、本実施形態では、予め印刷物受取者6を指定しているので、ジョブ出力者5は、印刷物受取者6が印刷処理を行うたびに許可の回答を行う必要がなく、簡易な操作で他のユーザに印刷物を渡すことができる。
また、本実施形態では、選択手段は、所定の印刷機能を制限する情報を受け付ける機能を有しているので、例えば、刷り増し機能の使用を禁止とした場合には、印刷物が、複数部数印刷されることを防止することができ、秘匿性を維持することができる。
さらに、本実施形態では、印刷処理が完了した際には、その情報をジョブ出力者5へ通知するので、印刷ジョブD1に対する印刷処理が許可した印刷物受取者6により行われたか否かを確認できる。これにより、長期間に印刷ジョブD1が印刷装置2内に蓄積されることを防止して、秘匿性を維持することができる。
(変形例)
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、以下のような変更を加えることができる。
(1)変形例1
例えば、上述した実施形態では、認証出力の設定において、単独の印刷物受取者6を選択した場合を説明したが、変形例1では、印刷物受取者6を複数選択可能としてもよい。この際、プリンタドライバ110は、ウインドウ16aに複数の印刷物受取者6を選択させる画面を表示させ、ユーザ操作によって選択された複数の印刷物受取者6に該当する受取者識別子D12を印刷ジョブD1内に付加する。このような変形例1によれば、複数のユーザを選択可能であるので、各ユーザに対して認証出力の設定を行う必要がなく、より簡易な操作で複数のユーザに印刷物を渡すことができる。
(2)変形例2
また、プリンタドライバ110では、印刷ジョブD1に対して、印刷処理を実行する期限を設けてもよい。この場合には、印刷ジョブD1に印刷期限に関するデータをさらに付加する。そして、印刷物受取者6が印刷処理の操作を行った場合には、現在時刻情報を取得して、現在時刻情報と、印刷ジョブD1に付加された印刷期限に関するデータとを比較し、現在時刻情報が印刷期限内である場合のみ、印刷処理を可能とする。
また、この際、印刷装置2の認証制御部203では、周期的に現在の時刻情報を取得して、現在時刻情報と、印刷ジョブD1に付加された印刷期限に関するデータとを比較し、印刷期限が過ぎた印刷ジョブD1については、記憶部25から削除するようにしてもよい。
このような変形例2によれば、印刷可能な期限を設定するとともに、印刷期限を過ぎた印刷ジョブD1を削除することができるので、情報漏洩のリスクを減らし、秘匿性を維持することができる。
さらに、変形例2において、認証制御部203は、印刷期限が近づくと、ジョブ出力者5又は、印刷物受取者6のユーザ端末1に対して、印刷期限に関する情報を通知する機能を備えてもよい。この処理は、例えば、印刷装置2にメール通知機能を持たせて、電子メールと送信してもよいし、プリンタドライバ110の機能として、未完了通知のウインドウ16aにポップアップ表示させてもよい。ここで、ジョブ出力者5に対しては、例えば、「Aさんの出力が未完了です」等のメッセージを通知し、印刷物受取者6に対しては、例えば、「あと○○時間で印刷期限です」等のメッセージを通知する。
このような変形例2によれば、印刷期限が近づくと、ジョブ出力者5、又は印刷物受取者6に対して、印刷期限に関する情報を通知することができるので、早期に印刷ジョブD1に対する印刷処理を実行させることができる。これにより、情報漏洩のリスクを減らし、秘匿性を維持することができる。
(3)変形例3
また、印刷物受取者6が、ジョブ出力者5とは異なるLANネットワークエリアに滞在している場合には、その異なるLANネットワークエリアの環境に応じて、機能制限を設定できる範囲を変動させる処理を行ってもよい。
ここで、LANネットワークエリアの環境とは、例えば、LANネットワークエリアがジョブ出力者5や印刷物受取者6とは異なる部署(他部署)を含んでいるか否かや、LANネットワーク内における使用ユーザ数が含まれる。そして、例えば、LANネットワークエリアが他部署を含んでいる場合や、LANネットワークエリア内における使用ユーザ数が一定数よりも多い場合には、秘匿性を重視して、プリンタドライバ110において、刷り増し機能等の機能を禁止するように制御する。一方、他部署が存在せず、かつ、使用ユーザ数が少ない場合には、プリンタドライバ110において、刷り増し機能等を実行可能となるように制御する。
このような変形例3によれば、他部署が存在する場合や、LANネットワーク内における使用ユーザ数が多い場合には、刷り増し機能を禁止することができるので、情報漏洩のリスクを減らし、秘匿性を維持することができる。
(4)変形例4
また、印刷装置2の使用状況に応じて、印刷物受取者6による印刷処理の実行を許可する時間帯を自動で決定するように制御してもよい。この場合、各印刷装置2の使用状況を管理する機能を有する管理サーバを、各LANネットワークエリア毎に設置させる。そして、管理サーバは、ユーザ識別子に基づいた各ユーザの使用履歴を取得して、解析することで、印刷装置2における時間帯毎の使用頻度の情報を算出する。その後、各管理サーバは、相互に使用頻度の情報を送受信して共有し、さらに、自己のエリア内における各ユーザ端末1にその使用頻度の情報を送信する。
ユーザ端末1のプリンタドライバ110では、認証出力の設定に際して、使用頻度の情報を参照して、印刷装置2毎に定められた印刷可能な時間帯を識別する時間帯識別情報を印刷ジョブD1に付加する。印刷ジョブD1を受信した印刷装置2は、印刷物受取者6が印刷処理を行う際に時刻情報を取得し、現在時刻が印刷ジョブD1に付加された時間帯識別情報が示す時間帯の範囲内である場合のみ、印刷処理の許可を行う。
このような変形例4によれば、各印刷装置2の使用頻度に応じて、印刷物受取者6が印刷処理の実行可能な時間帯を自動で決定することができるので、設定時刻を使用頻度が低い時間帯として設定することで、印刷物が交ざり合い、紛失することを防止できる。
(5)変形例5
また、各ユーザの印刷処理の履歴情報に基づいて、ジョブ出力者5が選択できる印刷物受取者6を制限させてもよい。この場合、認証サーバ3の履歴情報取得部34は、各印刷装置2において、印刷ジョブD1を取得してから、印刷処理が実行されるまでの経過時間を監視し、ユーザ識別子と関連付けて記憶する。そして、記憶された経過時間情報は、各ユーザ端末1へ送出される。そして、ユーザ端末1のプリンタドライバ110は、認証出力の設定がされる際、この経過時間情報を参照して、所定の時間以上経過してから印刷処理を実行させたユーザについては、選択不可となるように制御する。
このような変形例5によれば、認証出力の許可を受けてから、実際に印刷処理を行うまでの経過時間が短いユーザのみに印刷処理を実行させることができるので、情報漏洩を防止することができる。
D1 印刷ジョブ
D10 印刷データ
D11 宛先アドレス情報
D12 受取者識別子
D13 印刷機能情報
D14 ジョブ出力者識別子
1(1a,1b) ユーザ端末
2 印刷装置
3 認証サーバ
4 プリンタ
4 通信ネットワーク
5(5a,5b) ジョブ出力者
6 印刷許可者
8 ICカード
8a 磁気帯
8b ICチップ
10 演算処理部
11 記憶部
12 出力インターフェース
13 入力インターフェース
13a マウス
13b キーボード
14 通信インターフェース
15 バス
16 ディスプレイ
16a ウインドウ
20 演算処理部
21 通信インターフェース
22 操作パネル
23 IC読取部
24 印字手段
25 記憶部
31 通信インターフェース
32 認証部
33 認証情報取得部
34 履歴情報取得部
35 完了通知部
36 記憶部
101 OS
102 アプリケーション
110 プリンタドライバ
161 表示欄
162 一覧
163 チェックボックス
201 操作信号取得部
202 画像制御部
203 管理部
203 認証制御部
204 ジョブデータ受信部

Claims (7)

  1. 印刷装置に印刷ジョブを出力する印刷制御装置において、
    前記印刷ジョブの出力元以外の、該印刷ジョブの実行を許可するユーザを指定する許可ユーザ指定手段と、
    前記許可ユーザ指定手段により指定された許可ユーザを識別する許可ユーザ識別情報と、前記印刷ジョブの出力元のユーザを識別するジョブ出力ユーザ識別情報とを、前記印刷ジョブに付加するユーザ識別情報付加手段と、
    を備えることを特徴とする印刷制御装置。
  2. 前記許可ユーザに許可する印刷処理の機能を指定する許可機能指定手段と、該許可機能指定手段により指定された許可機能を識別する許可機能識別情報を前記印刷ジョブに付加する許可機能識別情報付加手段とをさらに備えることを特徴とする請求項1記載の印刷制御装置。
  3. 印刷制御装置から受信した印刷ジョブに基づいて印刷処理を行う印刷装置において、
    前記印刷制御装置から受信した印刷ジョブに含まれる、該印刷ジョブの実行を許可するユーザを識別する許可ユーザ識別情報と、前記印刷ジョブの出力元のユーザを識別するジョブ出力ユーザ識別情報とを、前記印刷ジョブと共に蓄積する蓄積手段と、
    ユーザを識別するユーザ識別情報を識別情報記録媒体から取得するユーザ識別情報取得手段と、
    前記許可ユーザ識別情報が、前記ユーザ識別情報取得手段が取得した前記ユーザ識別情報と一致すると共に、前記ジョブ出力ユーザ識別情報が、前記ユーザ識別情報取得手段が取得した前記ユーザ識別情報と一致しない印刷ジョブを、許可対象の印刷ジョブとして抽出する抽出手段と、
    前記ユーザ識別情報取得手段が取得した前記ユーザ識別情報に対応するユーザに、前記抽出手段が抽出した前記許可対象の印刷ジョブの実行を許可する許可手段と、
    を備えることを特徴とする印刷装置。
  4. 前記印刷ジョブには、前記許可ユーザ識別情報に対応する許可ユーザに許可する印刷処理の機能を識別する許可機能識別情報が含まれており、前記許可手段は、前記許可機能識別情報に対応する機能に限定して、前記許可対象の印刷ジョブの実行を許可することを特徴とする請求項3記載の印刷装置。
  5. 印刷制御装置から出力された印刷ジョブに基づいて、前記印刷制御装置にネットワークを介して接続された印刷装置において印刷処理を行う印刷システムにおいて、
    前記印刷制御装置として請求項1記載の印刷制御装置を備え、
    前記印刷装置として請求項3記載の印刷制御装置を備える、
    ことを特徴とする印刷システム。
  6. 前記印刷制御装置は、前記許可ユーザに許可する印刷処理の機能を指定する許可機能指定手段と、該許可機能指定手段により指定された許可機能を識別する許可機能識別情報を前記印刷ジョブに付加する許可機能識別情報付加手段とをさらに備えており、前記許可機能指定手段は、前記印刷制御装置の許可ユーザ指定手段により指定された許可ユーザが、前記印刷装置に対する前記印刷ジョブの出力元のユーザと異なるネットワークのユーザである場合に、前記許可ユーザのネットワーク環境に応じた内容で、前記許可ユーザに許可する印刷処理の機能を指定することを特徴とする請求項5記載の印刷システム。
  7. 前記印刷制御装置は、前記許可ユーザに印刷処理を許可する許可時間帯を前記印刷装置の使用頻度に応じて決定する許可時間帯決定手段と、該許可時間帯決定手段により決定された前記許可時間帯を識別する時間帯識別情報を前記印刷ジョブに付加する時間帯識別情報付加手段とをさらに備えており、前記許可手段は、前記ユーザ識別情報取得手段が取得した前記ユーザ識別情報に対応するユーザに、前記抽出手段が抽出した前記許可対象の印刷ジョブの実行を、該許可対象の印刷ジョブの前記許可時間帯に限って許可することを特徴とする請求項5又は6記載の印刷システム。
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