JP2017096307A - リーマボルトおよびリーマボルトの取り外し方法 - Google Patents

リーマボルトおよびリーマボルトの取り外し方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 容易に取り外しをすることのできるリーマボルトを提供する。
【解決手段】 リーマボルト1は、被連結部材5を貫通する貫通孔6に挿入されるスリーブ部材2と、スリーブ部材2のボルト孔9に挿入されるボルト部材3と、ボルト部材3の先端部に螺着されるナット部材4を備える。ボルト孔9の内周には、第1のねじ部10が設けられ、ボルト部材3の軸部8の外周には、第1のねじ部10に螺合する第2のねじ部11が設けられる。ボルト部材3をスリーブ部材2に対してねじ緩め方向に回転させることにより、スリーブ部材2からボルト部材3を中間位置まで引き抜き、被連結部材5とボルト部材3の頭部7との間にスペーサ部材12を介在させた状態で、ボルト部材3をスリーブ部材2に対してねじ締め方向に回転させることにより、スリーブ部材2を貫通孔6から引き抜くことができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、リーマボルトに関し、特にリーマボルトの取り外し機能に関する。
従来から、軸継手のフランジを連結するのにリーマボルトが使用されている。従来のリーマボルトは、被連結部材(フランジ)を貫通する貫通穴に挿通され、先端部がナットで締め付けられる(例えば、特許文献1および2参照)。
リーマボルトは、連結部品同士の芯出しを行うことを目的としているため、通常のボルトに比べて高い位置決め精度(芯出し精度)が要求され、リーマボルトと貫通穴との間の隙間は極めて小さい。リーマボルトや貫通穴は炭素鋼で製造されることが多く、長期間の使用により錆が発生する場合があり、そのような場合にはリーマボルトを貫通穴から引き抜くのは容易ではない。
実開昭51−109344号公報 実開昭62−044136号公報
しかしながら、従来のリーマボルトにおいては、リーマボルトの取り外しについて何ら考慮がなされていなかった。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたもので、容易に取り外しをすることのできるリーマボルトを提供することを目的とする。
本発明のリーマボルトは、被連結部材を貫通する貫通孔に挿入されるスリーブ部材と、前記スリーブ部材のボルト孔に挿入されるボルト部材と、前記ボルト部材の先端部に螺着されるナット部材と、を備え、前記ボルト孔の内周には、第1のねじ部が設けられ、前記ボルト部材の軸部の外周には、前記第1のねじ部に螺合する第2のねじ部が設けられ、前記ボルト部材を前記スリーブ部材に対してねじ緩め方向に回転させることにより、前記スリーブ部材から前記ボルト部材を中間位置まで引き抜き、前記被連結部材と前記ボルト部材の頭部との間にスペーサ部材を介在させた状態で、前記ボルト部材を前記スリーブ部材に対してねじ締め方向に回転させることにより、前記スリーブ部材が前記貫通孔から引き抜き可能である。
この構成により、リーマボルトを容易に取り外すことができる。この場合、まず、ボルト部材をスリーブ部材に対してねじ緩め方向に回転させて、スリーブ部材からボルト部材を中間位置まで引き抜く。つぎに、被連結部材とボルト部材の頭部との間にスペーサ部材を介在させて、ボルト部材をスリーブ部材に対してねじ締め方向に回転させる。このとき、ボルト部材はスペーサ部材に当接しているのでねじ込み方向(下方向)に移動せず、その場で回転する。スリーブ部材の外周面と貫通孔の内周面との間の固着力(摩擦力)がボルト部材を回転させる力より大きい場合、スリーブ部材は貫通孔の中で回転しない。ボルト部材の回転力はスリーブ部材の引き抜き力に変換され、スリーブ部材が引き抜き方向(上方向)へ移動する。これにより、スリーブ部材を貫通孔から引き抜くことができる。
なお、スリーブ部材の外周面と貫通孔の内周面との間の固着力(摩擦力)がボルト部材を回転させる力より小さい場合には、スリーブ部材は貫通孔の中で回転する。このような場合には、ボルト部材をスリーブ部材と一体の状態で引き抜くことによって、スリーブ部材を貫通孔から容易に引き抜くことができる。
また、本発明のリーマボルトでは、前記第1のねじ部は、前記ボルト孔の全長にわたって形成され、前記第2のねじ部は、前記ボルト部材の軸部の全長にわたって形成されてもよい。
この構成により、ボルト部材の軸部とボルト孔の全長を利用してスリーブ部材の引き抜きを行うことができる。
また、本発明のリーマボルトでは、前記ボルト部材の頭部の前記被連結部材側の面には、前記ボルト部材を前記スリーブ部材に対してねじ締め方向に回転させて前記スリーブ部材を前記貫通孔から引き抜くときに、前記スペーサ部材と当接する当接部が設けられてもよい。
この構成により、被連結部材とボルト部材の頭部との間にスペーサ部材を介在させて、ボルト部材をスリーブ部材に対してねじ締め方向に回転させるときに、ボルト部材の頭部の被連結部材の側の面(下面)の当接部がスペーサ部材に当接して、ボルト部材がねじ込み方向(下方向)に移動せず、その場で回転する。これにより、ボルト部材の回転力をスリーブ部材の引き抜き力に変換させることができる。
また、本発明のリーマボルトでは、前記被連結部材は、軸継手のフランジであってもよい。
この構成により、軸継手のフランジをリーマボルトで連結することができ、軸継手のメンテナンス時にはリーマボルトを容易に取り外すことができる。軸継手のフランジをリーマボルトで連結する場合には、リーマボルトの取り付けや取り外しのための作業スペースが限られることが多く、取り付けや取り外し用の工具が使用できない場合があるが、本発明のリーマボルトによれば、比較的小さい作業スペースでもリーマボルトを容易に取り外すことができる。
本発明のリーマボルトの取り外し方法は、被連結部材を貫通する貫通孔に挿入されるスリーブ部材と、前記スリーブ部材のボルト孔に挿入されるボルト部材と、前記ボルト部材の先端部に螺着されるナット部材と、を備えたリーマボルトの取り外し方法であって、前記ボルト孔の内周には、第1のねじ部が設けられ、前記ボルト部材の軸部の外周には、前記第1のねじ部に螺合する第2のねじ部が設けられ、前記リーマボルトの取り外し方法は、前記ボルト部材を前記スリーブ部材に対してねじ緩め方向に回転させることにより、前記スリーブ部材から前記ボルト部材を中間位置まで引き抜くことと、前記被連結部材と前記ボルト部材の頭部との間にスペーサ部材を介在させた状態で、前記ボルト部材を前記スリーブ部材に対してねじ締め方向に回転させることにより、前記スリーブ部材が前記貫通孔から引き抜くことと、を含んでいる。
この方法によっても、上記と同様に、リーマボルトを容易に取り外すことができる。この場合、まず、ボルト部材をスリーブ部材に対してねじ緩め方向に回転させて、スリーブ部材からボルト部材を中間位置まで引き抜く。つぎに、被連結部材とボルト部材の頭部との間にスペーサ部材を介在させて、ボルト部材をスリーブ部材に対してねじ締め方向に回転させる。このとき、ボルト部材はスペーサ部材に当接しているのでねじ込み方向(下方向)に移動せず、その場で回転する。スリーブ部材の外周面と貫通孔の内周面との間の固着力(摩擦力)がボルト部材を回転させる力より大きい場合、スリーブ部材は貫通孔の中で回転しない。ボルト部材の回転力はスリーブ部材の引き抜き力に変換され、スリーブ部材が引き抜き方向(上方向)へ移動する。これにより、スリーブ部材を貫通孔から引き抜くことができる。
本発明によれば、リーマボルトを容易に取り外すことができる。
本発明の実施の形態におけるリーマボルトの分解図である。 本発明の実施の形態におけるリーマボルト(取り付け状態)の側面図である。 本発明の実施の形態におけるリーマボルト(ボルト部材を中間位置まで引き抜いた状態)の側面図である。 本発明の実施の形態におけるリーマボルト(スペーサ部材を介在させた状態)の側面図である。 本発明の実施の形態におけるリーマボルト(スリーブ部材を中間位置まで引き抜いた状態)の側面図である。 本発明の実施の形態におけるリーマボルト(スリーブ部材を完全に引き抜いた状態)の側面図である。 本発明の実施の形態で用いられるスペーサ部材の斜視図である。 本発明の実施の形態で用いられるスペーサ部材の他の例の斜視図である。 本発明の実施の形態で用いられるスペーサ部材の更に他の例の斜視図である。
以下、本発明の実施の形態のリーマボルトについて、図面を用いて説明する。本実施の形態では、ポンプ等のトルクを伝達する軸継手に用いられるリーマボルトの場合を例示する。
本発明の実施の形態のリーマボルトの構成を、図面を参照して説明する。図1は、本実施の形態のリーマボルトの分解図であり、図2は、リーマボルトの取り付け状態の側面図である。図1および図2に示すように、リーマボルト1は、スリーブ部材2と、ボルト部材3と、ナット部材4を備えている。スリーブ部材2は、軸継手のフランジ5を貫通する貫通孔6に挿入される部材である。リーマボルト1は、通常のボルトに比べて高い位置決め精度(芯出し精度)が要求される。そのため、スリーブ部材2の外周面と貫通孔6の内周面は、高い精度で表面加工がなされている。
ボルト部材3は、頭部7と軸部8から構成される。ボルト部材3の頭部7は、スリーブ部材2のボルト孔9に挿入される。ナット部材4は、ボルト部材3の軸部8の先端部に螺着される。ボルト孔9の内周には、第1のねじ部10が設けられており、ボルト部材3の軸部8の外周には、第1のねじ部10に螺合する第2のねじ部11が設けられている。この場合、第1のねじ部10は、ボルト孔9の全長にわたって形成されており、第2のねじ部11は、ボルト部材3の軸部8の全長にわたって形成されている。ボルト孔9の内周(第1のねじ部10)およびボルト部材3の軸部8の外周(第2のねじ部11)の加工精度は、リーマボルト1の位置決め精度に影響を及ぼさない。したがって、ボルト孔9の内周(第1のねじ部10)およびボルト部材3の軸部8の外周(第2のねじ部11)の加工精度は、スリーブ部材2の外周面と貫通孔6の内周面の表面加工に比べて高くなくてよい。
また、ボルト部材3の頭部7の下面(被連結部材側の面)には、ボルト部材3をスリーブ部材2に対してねじ締め方向に回転させてスリーブ部材2を貫通孔6から引き抜くときに、スペーサ部材12と当接する当接部13が設けられている。ここで、「当接」とは、スペーサ部材12と直接当接することだけでなく、座金14などを介して間接的に当接することも含む(図4参照)。なお、スリーブ部材2の引き抜きおよびスペーサ部材12については、後で詳しく説明する。
リーマボルト1を取り付ける場合、すなわち、軸継手のフランジ5を連結する場合には、まず、スリーブ部材2を貫通孔6に挿入し、座金14を介した状態で、スリーブ部材2にボルト部材3を螺着し、ボルト部材3の先端にナット部材4を螺着する(図2参照)。
リーマボルト1を取り外す場合には、まず、ボルト部材3の先端からナット部材4を取り外し、ボルト部材3をねじ緩め方向に回転させることにより、スリーブ部材2からボルト部材3を中間位置まで引き抜く(図3参照)。中間位置は、スペーサ部材12の上面の高さより当接部13(ボルト部材3の頭部7の下面)が高くなる位置である。つぎに、ボルト部材3の頭部7の下面とフランジ5の上面との間にスペーサ部材12を挟む(図4参照)。そして、その状態で、ボルト部材3をスリーブ部材2に対してねじ締め方向に回転させることにより、スリーブ部材2を貫通孔6から中間位置まで引き抜く(図5参照)。
この状態から、さらに、ボルト部材3をねじ緩め方向に回転させることにより、スリーブ部材2からボルト部材3を引き抜き、ボルト部材3の頭部7の下面とフランジ5の上面との間に二つめのスペーサ部材12を挟み、その状態で、ボルト部材3をスリーブ部材2に対してねじ締め方向に回転させることにより、スリーブ部材2を貫通孔6から完全に引き抜く(図6参照)。
図7は、スペーサ部材12の一例を示す図である。図7に示すスペーサ部材12は、二つに分割可能とされており、一つに組み合わせた状態で、中央部にボルト部材3の軸部8が挿通する挿通孔15が形成されている。挿通孔15の大きさ(径)は、スリーブ部材2の外径より大きく、ボルト部材3の頭部7の外径より小さく設定される。このスペーサ部材12は、二つに分割できるので、ボルト部材3を中間位置まで引き抜いた状態で、ボルト部材3の両側(前後または左右)からボルト部材3を挟むように取り付けることができる。なお、スペーサ部材12は、分割可能でなくてもよい。その場合、図3の状態でボルト部材3をスリーブ部材2からすべて引き抜き、座金14を取り外した後、図8のような分割式でない円筒型のスペーサ部材12を設置し、スペーサ部材12の挿通孔15にボルト部材3の軸部8を挿入して、ボルト部材3をスリーブ部材2に中間位置まで螺着することにより、スペーサ部材12をボルト部材3の頭部7の下面とフランジ5の上面との間に介在させることができる。また、図7や図8のようスペーサ部材12を用意できない場合は、代わりとして図9のようなネジ穴15がスリーブ部材2の外径よりも大きい汎用品のナットを複数重ねて使用してもよい。
このような本実施の形態のリーマボルト1によれば、リーマボルト1を容易に取り外すことができる。すなわち、上述のように、まず、ボルト部材3をスリーブ部材2に対してねじ緩め方向に回転させて、スリーブ部材2からボルト部材3を中間位置まで引き抜き、つぎに、被連結部材とボルト部材3の頭部7との間にスペーサ部材12を介在させて、ボルト部材3をスリーブ部材2に対してねじ締め方向に回転させる。このとき、ボルト部材3はスペーサ部材12に当接しているのでねじ込み方向(下方向)に移動せず、その場で回転する。スリーブ部材2の外周面と貫通孔6の内周面との間の固着力(摩擦力)がボルト部材3を回転させる力より大きい場合、スリーブ部材2は貫通孔6の中で回転しない。ボルト部材3の回転力はスリーブ部材2の引き抜き力に変換され、スリーブ部材2が引き抜き方向(上方向)へ移動する。これにより、スリーブ部材2を貫通孔6から引き抜くことができる。
なお、スリーブ部材2の外周面と貫通孔6の内周面との間の固着力(摩擦力)がボルト部材3を回転させる力より小さい場合には、スリーブ部材2は貫通孔6の中で回転する。このような場合には、ボルト部材3をスリーブ部材2と一体の状態で引き抜くことによって、スリーブ部材2を貫通孔6から容易に引き抜くことができる。
本実施の形態では、第1のねじ部10が、ボルト孔9の全長にわたって形成され、第2のねじ部11は、ボルト部材3の軸部8の全長にわたって形成されているので、ボルト部材3の軸部8とボルト孔9の全長を利用してスリーブ部材2の引き抜きを行うことができる。
また、本実施の形態では、被連結部材とボルト部材3の頭部7との間にスペーサ部材12を介在させて、ボルト部材3をスリーブ部材2に対してねじ締め方向に回転させるときに、ボルト部材3の頭部7の被連結部材の側の面(下面)の当接部13がスペーサ部材12に当接して、ボルト部材3がねじ込み方向(下方向)に移動せず、その場で回転する。これにより、ボルト部材3の回転力をスリーブ部材2の引き抜き力に変換させることができる。
また、本実施の形態では、軸継手のフランジ5をリーマボルト1で連結することができ、軸継手のメンテナンス時にはリーマボルト1を容易に取り外すことができる。軸継手のフランジ5をリーマボルト1で連結する場合には、リーマボルト1の取り付けや取り外しのための作業スペースが限られることが多く、取り付けや取り外し用の工具が使用できない場合があるが、本実施の形態のリーマボルト1によれば、比較的小さい作業スペースでもリーマボルト1を容易に取り外すことができる。
以上、本発明の実施の形態を例示により説明したが、本発明の範囲はこれらに限定されるものではなく、請求項に記載された範囲内において目的に応じて変更・変形することが可能である。
例えば、上記の実施の形態では、リーマボルト1を軸継手のフランジ5を連結するために用いる場合を例示して説明したが、本発明の範囲はこれに限定されるものではなく、リーマボルトは、軸継手以外にも適用可能である。
以上のように、本発明にかかるリーマボルトは、容易に取り外すことができるという効果を有し、ポンプ等のトルクを伝達する軸継手に用いられ、有用である。
1 リーマボルト
2 スリーブ部材
3 ボルト部材
4 ナット部材
5 軸継手のフランジ(被連結部材)
6 貫通孔
7 頭部
8 軸部
9 ボルト孔
10 第1のねじ部
11 第2のねじ部
12 スペーサ部材
13 当接部
14 座金
15 挿通孔

Claims (5)

  1. 被連結部材を貫通する貫通孔に挿入されるスリーブ部材と、
    前記スリーブ部材のボルト孔に挿入されるボルト部材と、
    前記ボルト部材の先端部に螺着されるナット部材と、
    を備え、
    前記ボルト孔の内周には、第1のねじ部が設けられ、前記ボルト部材の軸部の外周には、前記第1のねじ部に螺合する第2のねじ部が設けられ、
    前記ボルト部材を前記スリーブ部材に対してねじ緩め方向に回転させることにより、前記スリーブ部材から前記ボルト部材を中間位置まで引き抜き、前記被連結部材と前記ボルト部材の頭部との間にスペーサ部材を介在させた状態で、前記ボルト部材を前記スリーブ部材に対してねじ締め方向に回転させることにより、前記スリーブ部材が前記貫通孔から引き抜き可能であることを特徴とするリーマボルト。
  2. 前記第1のねじ部は、前記ボルト孔の全長にわたって形成され、前記第2のねじ部は、前記ボルト部材の軸部の全長にわたって形成されている、請求項1に記載のリーマボルト。
  3. 前記ボルト部材の頭部の前記被連結部材側の面には、前記ボルト部材を前記スリーブ部材に対してねじ締め方向に回転させて前記スリーブ部材を前記貫通孔から引き抜くときに、前記スペーサ部材と当接する当接部が設けられている、請求項1または請求項2に記載のリーマボルト。
  4. 前記被連結部材は、軸継手のフランジである、請求項1〜請求項3のいずれかに記載のリーマボルト。
  5. 被連結部材を貫通する貫通孔に挿入されるスリーブ部材と、前記スリーブ部材のボルト孔に挿入されるボルト部材と、前記ボルト部材の先端部に螺着されるナット部材と、を備えたリーマボルトの取り外し方法であって、
    前記ボルト孔の内周には、第1のねじ部が設けられ、前記ボルト部材の軸部の外周には、前記第1のねじ部に螺合する第2のねじ部が設けられ、
    前記リーマボルトの取り外し方法は、
    前記ボルト部材を前記スリーブ部材に対してねじ緩め方向に回転させることにより、前記スリーブ部材から前記ボルト部材を中間位置まで引き抜くことと、
    前記被連結部材と前記ボルト部材の頭部との間にスペーサ部材を介在させた状態で、前記ボルト部材を前記スリーブ部材に対してねじ締め方向に回転させることにより、前記スリーブ部材が前記貫通孔から引き抜くことと、
    を含むリーマボルトの取り外し方法。
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