JP2017096016A - コンクリート構造物の補修構造及び補修方法 - Google Patents

コンクリート構造物の補修構造及び補修方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2017096016A
JP2017096016A JP2015230569A JP2015230569A JP2017096016A JP 2017096016 A JP2017096016 A JP 2017096016A JP 2015230569 A JP2015230569 A JP 2015230569A JP 2015230569 A JP2015230569 A JP 2015230569A JP 2017096016 A JP2017096016 A JP 2017096016A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stress
concrete structure
base material
adhesive
repair
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2015230569A
Other languages
English (en)
Inventor
悠 小泉
Yu Koizumi
悠 小泉
山本 拓治
Takuji Yamamoto
拓治 山本
侑子 岡田
Yuko Okada
侑子 岡田
泰宏 横田
Yasuhiro Yokota
泰宏 横田
厚 井本
Atsushi Imoto
厚 井本
西里 亮
Akira Nishisato
亮 西里
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kajima Corp
KFC Ltd
Original Assignee
Kajima Corp
KFC Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kajima Corp, KFC Ltd filed Critical Kajima Corp
Priority to JP2015230569A priority Critical patent/JP2017096016A/ja
Publication of JP2017096016A publication Critical patent/JP2017096016A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Working Measures On Existing Buildindgs (AREA)

Abstract

【課題】 ひび割れ補修機能に加えて補修後の応力状態を比較的簡単に確認する機能を備えたコンクリート構造物の補修構造を提供する。【解決手段】 コンクリート構造物1のひび割れ発生箇所に塗布されて含浸される低粘度の下地材2と、この下地材2の上から塗布される高粘度の接着材3と、この接着材3を介して接着される繊維シート4と、を含んで構成される。ここで、下地材2に、応力の変化を受けて発光する応力発光体10が配合される。尚、接着材3、あるいは、繊維シート4への上塗り材に、応力発光体10が配合されてもよい。【選択図】 図1

Description

本発明は、トンネル、橋梁などのコンクリート構造物のひび割れに対する補修(補強を含む)のための補修構造及び補修方法に関する。
我が国では、高度成長期に整備されたトンネル、橋梁などの社会基盤の多くが今後10〜20年の間に耐用年数を迎える。このため、これらの構造物の事故防止や長寿命化に向けた技術、特にコンクリート構造物のひび割れ補修及び管理のための技術へのニーズが急速に高まっている。
コンクリート構造物のひび割れ補修は、特許文献1などに示されるように、コンクリート構造物の表面(ひび割れ発生面)に、下地材(プライマー)を塗布し、その上に接着材を塗布して、繊維シートを貼り付けている。
ところで、ひび割れが発生する原因としては、材料の劣化やひび割れ発生部への過度な応力載荷などがあげられる。つまり、ひび割れが発生した部分は弱部となっており、継続的に点検を行って、安全を確保する必要がある。
従来のひび割れ点検としては、デジタルカメラやクラックスケールを用いて目視でひび割れの状態を把握する目視点検や、ハンマーで叩いて音を確認することによりひび割れの程度を把握する打音検査が、一般的に行われてきた。
また、最近では、レーザー変位計やひずみゲージを用いたモニタリングも実施されている。更に、特許文献2などに示されるように、コンクリート表面に貼付され、ひび割れが発生すると白く変色するシート状のコンクリートひび割れセンサを用いて、ひび割れをモニタリングする技術も提案されている。
特開2012−007290号公報 特許第5567057号公報
しかしながら、最近のモニタリングシステムにおいても、計測領域が点や線に限定されるため、構造物全体の安定性を把握するには多数のセンサが必要であった。
本発明は、このような実状に鑑み、ひび割れ補修機能に加えて補修後の応力状態を比較的簡単に確認する機能を備えたコンクリート構造物の補修構造及び補修方法を提供することを課題とする。
上記の課題を解決するために、本発明に係るコンクリート構造物の補修構造は、コンクリート構造物のひび割れ発生箇所に接着される補修用の繊維シートと、前記ひび割れ発生箇所と前記繊維シートとの間、又は、前記繊維シートの表面側に塗布される塗布材と、を含んで構成され、前記塗布材に、応力の変化を受けて発光する応力発光体が配合されていることを特徴とする。
すなわち、ひび割れ発生箇所と繊維シートとの間の接着用の塗布材に前記応力発光体を配合する構成、又は、繊維シートの表面側の上塗り用の塗布材に前記応力発光体を配合する構成とする。
前記接着用の塗布材は、コンクリート構造物のひび割れ発生箇所に塗布される下地材(プライマー)と、前記下地材の上から塗布される接着材とから構成される。この場合、前記下地材と前記接着材とのうち、少なくとも一方に、前記応力発光体が配合されているとよい。
本発明に係るコンクリート構造物の補修方法は、コンクリート構造物のひび割れ発生箇所に、応力の変化を受けて発光する応力発光体が配合された塗布材を塗布する工程と、前記ひび割れ発生箇所に前記塗布材を介して繊維シートを接着する工程と、を含むことを特徴とする。
又は、コンクリート構造物のひび割れ発生箇所に繊維シートを接着する工程と、前記繊維シートの上に、応力の変化を受けて発光する応力発光体が配合された塗布材を塗布する工程と、を含むことを特徴とする。
本発明によれば、コンクリート構造物のひび割れ発生箇所に繊維シートを接着することで、ひび割れを補修することができる。そして、接着用の塗布材又は上塗り用の塗布材に応力発光体が配合されるので、補修後に応力がかかると、応力発光体が発光することから、補修後の応力状態を容易に把握することができる。従って、「危険の見える化」を図ることができる。
本発明の第1実施形態として、(A)ひび割れ発生、(B)補修、(C)応力発光の様子を示す図 本発明の第2実施形態を示す図 本発明の第3実施形態を示す図
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して、詳細に説明する。
図1は本発明の第1実施形態を示している。先ずこれについて説明する。
図1(A)は、コンクリート構造物1、例えばトンネル冠部あるいは橋梁の下面1aに、ひび割れ(Cr)が発生した様子を示している。
図1(B)は、補修構造(及び補修方法)を示している。
コンクリート構造物1のひび割れ発生面1aに、先ず、下地材(プライマー)2を塗布する。下地材2は、後述する接着材3と同じく、エポキシ、アクリル、又はウレタン系の接着物質で、接着材3と比べ、低粘度である。従って、ひび割れ発生面1aへの塗布により、コンクリート構造物1の内部、すなわち、ひび割れ部に含浸される。尚、下から塗ったときに亀裂が上方向に延びていても自然としみこんでいく。含浸後は、ひび割れ部内で固化する。
下地材2にはまた、応力の変化を受けて発光する応力発光体10が配合されている。下地材2そのものは透明又は半透明とするのがよいが、含有する応力発光体10の発光を視認可能であれば、これに限らない。
応力発光体10は、粉末状のセラミック粒子であり、個々の微粒子が、力学的エネルギーを光エネルギーに変換するセンサ素子の役割を果たす。
尚、応力発光体材料としては、例えば、下記の(1)〜(5)を挙げることができる。
(1)スピネル構造のMgAl24及びCaAl24、コランダ構造のAl23、及びβ−アルミナ構造のSrMgAl1017の中から選ばれた少なくとも1種の金属酸化物又は複合酸化物の母体結晶を用いるもの(特開2000−119647号公報参照)
(2)Y、Ba及びMgの中から選ばれた少なくとも1種の金属の酸化物とSiの酸化物との複合体を少なくとも主成分とする母体材料を用いるもの(特開2000−313878号公報参照)
(3)非化学量論的組成を有するアルミン酸塩の少なくとも1種を用いるもの(特開2001−049251号公報参照)
(4)特定のアルミノケイ酸塩、アルミン酸塩、ケイ酸塩、タンタル酸塩、又は、ニオブ酸塩などを母体材料として用いるもの(特開2003−165973号公報参照)
(5)ウルツ鉱型構造とせん亜鉛鉱型構造との共存構造を有する複合半導体結晶を用いるもの(特開2004−043656号公報参照)
コンクリート構造物1のひび割れ発生面1aには、下地材2の塗布後、接着材3を塗布する。接着材3は、エポキシ、アクリル又はウレタン系の接着物質で、下地材2に比べ、高粘度である。下地材2と接着材3とを同系の物質とすることで、界面での剥離防止を図ることができる。
接着材3は、下地材2中の応力発光体10の発光を視認可能とするため、光透過性を有するように透明又は半透明とする。
コンクリート構造物1のひび割れ発生面1aには、下地材2及び接着材3の塗布後、補修・補強用の繊維シート4を貼り付ける。
繊維シート4は、アラミド、カーボン、ポリエステル、ビニロンなどの素材繊維からなり、メッシュ状に形成されている。詳しくは、上記の素材繊維をタテ・ヨコに積層し、その交点を樹脂で接着した2軸積層構造をなしている。従って、繊維シート4はメッシュ状に形成されているゆえ、外部から下地材2中の応力発光体10の発光を視認できる。
要求される補強の程度が低い場合は、繊維シート4として、ポリエステルやビニロン製の繊維シートを用いることができるが、補強強度が重視される場合は、アラミドやカーボン製の繊維シートを用いるのが好ましい。但し、カーボンの場合は黒色系のため視認性に劣る。
よって、補強強度と視認性の両方が要求される場合は、繊維シート4として、繊維自体が透明又は半透明のアラミド製の繊維シート(アラミド補強シート)を用いるのが好ましい。
従って、本実施形態の補修方法は、コンクリート構造物1のひび割れ発生箇所に応力発光体10が配合された下地材2を塗布して含浸させる工程と、下地材2の上から接着材3を塗布する工程と、接着材3の上に繊維シート4を貼り付ける工程と、を含む。
かかる補修構造によれば、接着用の塗布材(下地材2及び接着材3)のうち、低粘度の下地材2は、コンクリート構造物1の内部、すなわち、ひび割れ部に含浸され、この後に固化するので、ひび割れ部を補修することができる。また、ひび割れ発生面1aを高粘度の接着材3を介して繊維シート4により覆うことで、ひび割れ発生面1aを補修でき、コンクリート塊の剥落を繊維シート4によって阻止することができる。
図1(C)は、補修後の応力発光について示している。尚、本図では、発光を黒塗りで示している。
応力発光体10を配合した下地材2はひび割れ部に含浸されて固化されているので、補修後、例えば車両が通過する毎などに、ひび割れ部に応力(引張応力又は圧縮応力)がかかると、下地材2中の粉末状の応力発光体10が発光する。また、既存のひび割れ部から離れた表面側に応力がかかった場合、下地材2の層状部で応力発光体10が同様に発光する。従って、外部から、メッシュ状の繊維シート4、透明又は半透明の接着材3の層を介して、発光を確認することができる。従って、発光により大きな荷重を受けている箇所を知ったり、発光をコンクリート塊の剥落の予兆ととらえたりするなど、補修後の応力状態を容易に把握することができる。
従って、本実施形態によれば、コンクリート構造物の状態監視を極めて簡易に行うことができ、コンクリート構造物の現場での変状の発生・進展、あるいは危険度の増大を簡単に検知することができる。
また、本実施形態では、接着用の塗布材として、コンクリート構造物1のひび割れ発生箇所に塗布される下地材2と、下地材2の上から塗布される接着材3とを用い、下地材2と接着材3とのうち、下地材2に応力発光体10を配合している。
これによれば、コンクリート構造物1及びそのひび割れ部に近い下地材2の側に応力発光体10を配合することで、応力がほとんど吸収されることなく応力発光体10に伝わり、応力状態に見合った発光を得ることができる。
また、本実施形態では、接着用の塗布材として、コンクリート構造物1のひび割れ発生箇所に塗布される下地材2と、下地材2の上から塗布される接着材3とを用い、下地材2は、接着材3に比べ、低粘度としている。
言い換えれば、接着用の塗布材として、コンクリート構造物1のひび割れ発生箇所に塗布されて含浸される低粘度の下地材2と、下地材2の上から塗布される高粘度の接着材3とを用いている。
これによれば、下地材2のひび割れ部への含浸性を高めることができ、補修機能の向上を図ることができる。また、下地材2への応力発光体10の配合と併用することで、ひび割れ部の応力状態把握機能の向上を図ることができる。
より具体的には、下地材2及び接着材3の粘度は、次のようにするとよい。
下地材2の粘度:100〜1000mPa・s、好ましくは、100〜500mPa・s
接着材3の粘度:500mPa・s以上、好ましくは、1000mPa・s以上
また、本実施形態によれば、繊維シート4として、アラミド繊維を使用することによって、十分な補強機能と、応力発光体に対する、より十分な視認機能とを確保することができる。
図2は本発明の第2実施形態を示している。第2実施形態の説明に際し、第1実施形態と対応する要素には同一符号を付して、説明を簡略化する。
本実施形態では、接着用の塗布材として、コンクリート構造物1のひび割れ発生箇所に塗布される下地材2と、下地材2の上から塗布される接着材3とを用い、下地材2と接着材3とのうち、接着材3に応力発光体10を配合している。
従って、本実施形態の補修方法は、コンクリート構造物1のひび割れ発生箇所に下地材2を塗布して含浸させる工程と、下地材2の上から応力発光体10が配合された接着材3を塗布する工程と、接着材3の上に繊維シート4を貼り付ける工程と、を含む。
本実施形態では、補修後に、コンクリート構造物1に応力がかかると、これが下地材2の層を介して、接着材3の層に伝わり、含有する応力発光体10が発光する。
本実施形態の効果は次の通りである。
下地材2に応力発光体10を配合する場合、接着材3に高い光透過性(透明性)が求められる。
これに対し、本実施形態のように、接着材3に応力発光体10を配合する場合は、接着材3からの発光を視認できればよく、接着材3そのものに求められる光透過性のレベルは低くてもよい。従って、材料選択の幅を広げることができる。
尚、下地材2及び接着材3の両方に応力発光体10を配合するようにしてもよい。
図3は本発明の第3実施形態を示している。第3実施形態の説明に際しても、第1実施形態と対応する要素には同一符号を付して、説明を簡略化する。
本実施形態では、補修用の繊維シート4の表面側に、上塗り用の塗布材として、上塗り材5を塗布している。そして、この上塗り材5に、応力発光体10を配合している。
従って、本実施形態の補修方法は、コンクリート構造物1のひび割れ発生箇所に下地材2を塗布して含浸させる工程と、下地材2の上から接着材3を塗布する工程と、接着材3の上に繊維シート4を貼り付ける工程と、繊維シート4の上に応力発光体10が配合された上塗り材5wを塗布する工程と、を含む。
本実施形態では、補修後に、コンクリート構造物1に応力がかかると、これが下地材2、接着材3及び繊維シート4の層を介して、上塗り材5の層に伝わり、含有する応力発光体10が発光する。
また、補修後にコンクリート構造物1に応力がかかり、コンクリートに破壊が発生した後、コンクリート片等の剥落が発生しても繊維シート4がコンクリート片等の荷重を受けて、応力発光体10が発光する。実際に破壊が発生した後であって、下地材2、接着材3が破壊されている場合であっても、上塗り材5に配合された応力発光体10が発光するので、剥落等の破損箇所を把握することができる。
本実施形態によれば、補修の最終段階で応力発光体10を入れ込むことができ、後付けも可能になるという効果が得られる。
尚、図示の実施形態はあくまで本発明を例示するものであり、本発明は、説明した実施形態により直接的に示されるものに加え、特許請求の範囲内で当業者によりなされる各種の改良・変更を包含するものであることは言うまでもない。
1 コンクリート構造物
1a ひび割れ発生面
2 下地材(プライマー)
3 接着材
4 繊維シート
5 上塗り材
10 応力発光体

Claims (9)

  1. ひび割れを生じたコンクリート構造物の補修構造であって、
    コンクリート構造物のひび割れ発生箇所に接着される補修用の繊維シートと、
    前記ひび割れ発生箇所と前記繊維シートとの間に塗布される塗布材と、
    を含んで構成され、
    前記塗布材に、応力の変化を受けて発光する応力発光体が配合されていることを特徴とする、コンクリート構造物の補修構造。
  2. 前記塗布材は、前記コンクリート構造物のひび割れ発生箇所に塗布される下地材と、前記下地材の上から塗布される接着材とから構成され、
    前記下地材と前記接着材とのうち、少なくとも前記下地材に、前記応力発光体が配合されていることを特徴とする、請求項1記載のコンクリート構造物の補修構造。
  3. 前記塗布材は、前記コンクリート構造物のひび割れ発生箇所に塗布される下地材と、前記下地材の上から塗布される接着材とから構成され、
    前記下地材と前記接着材とのうち、少なくとも前記接着材に、前記応力発光体が配合されていることを特徴とする、請求項1記載のコンクリート構造物の補修構造。
  4. 前記下地材は、前記接着材に比べ、低粘度であることを特徴とする、請求項2又は請求項3記載のコンクリート構造物の補修構造。
  5. ひび割れを生じたコンクリート構造物の補修構造であって、
    コンクリート構造物のひび割れ発生箇所に接着される補修用の繊維シートと、
    前記繊維シートの表面側に塗布される塗布材と、
    を含んで構成され、
    前記塗布材に、応力の変化を受けて発光する応力発光体が配合されていることを特徴とする、コンクリート構造物の補修構造。
  6. 前記繊維シートは、アラミド繊維からなることを特徴とする、請求項1〜請求項5のいずれか1つに記載のコンクリート構造物の補修構造。
  7. ひび割れを生じたコンクリート構造物の補修方法であって、
    コンクリート構造物のひび割れ発生箇所に、応力の変化を受けて発光する応力発光体が配合された塗布材を塗布する工程と、
    前記ひび割れ発生箇所に前記塗布材を介して繊維シートを接着する工程と、
    を含むことを特徴とする、コンクリート構造物の補修方法。
  8. 前記塗布材を塗布する工程は、コンクリート構造物のひび割れ発生箇所に下地材を塗布して含浸させる工程と、前記下地材の上から接着材を塗布する工程とを含み、
    前記下地材と前記接着材とのうち、少なくとも一方に、前記応力発光体が配合されていることを特徴とする、請求項7記載のコンクリート構造物の補修方法。
  9. ひび割れを生じたコンクリート構造物の補修方法であって、
    コンクリート構造物のひび割れ発生箇所に繊維シートを接着する工程と、
    前記繊維シートの上に、応力の変化を受けて発光する応力発光体が配合された塗布材を塗布する工程と、
    を含むことを特徴とする、コンクリート構造物の補修方法。
JP2015230569A 2015-11-26 2015-11-26 コンクリート構造物の補修構造及び補修方法 Pending JP2017096016A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015230569A JP2017096016A (ja) 2015-11-26 2015-11-26 コンクリート構造物の補修構造及び補修方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015230569A JP2017096016A (ja) 2015-11-26 2015-11-26 コンクリート構造物の補修構造及び補修方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2017096016A true JP2017096016A (ja) 2017-06-01

Family

ID=58817003

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015230569A Pending JP2017096016A (ja) 2015-11-26 2015-11-26 コンクリート構造物の補修構造及び補修方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2017096016A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102329523B1 (ko) * 2021-04-22 2021-11-22 주식회사 다우 콘크리트 구조물의 균열부위 및 이탈부위의 내진보강 및 보수보강공법

Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001355343A (ja) * 2000-06-13 2001-12-26 Denki Kagaku Kogyo Kk コンクリート構造物およびその補修方法
JP2007002553A (ja) * 2005-06-24 2007-01-11 Shimizu Corp 自己診断機能を有するコンクリート構造物及びその点検・調査・診断方法。
JP2009092644A (ja) * 2007-09-21 2009-04-30 National Institute Of Advanced Industrial & Technology 構造体の欠陥を検知するための方法及びシステム
JP2009286927A (ja) * 2008-05-30 2009-12-10 National Institute Of Advanced Industrial & Technology 応力発光体、その製造方法、それを用いた複合材料及びレベルセンサー
JP2010180280A (ja) * 2009-02-03 2010-08-19 National Institute Of Advanced Industrial Science & Technology 複層型応力発光積層体
JP2012007290A (ja) * 2010-06-22 2012-01-12 Denki Kagaku Kogyo Kk コンクリート構造物の補修方法及びそのコンクリート構造物
JP2012026238A (ja) * 2010-07-28 2012-02-09 Sho Bond Constr Co Ltd コンクリート構造物に使用する補強・補修シート及びコンクリート構造物の補強・補修工法
JP2013155062A (ja) * 2012-01-27 2013-08-15 Komaihaltec Inc コンクリート構造物の表面被覆材とこれを用いた変状検知方法
JP2014085195A (ja) * 2012-10-23 2014-05-12 Koichi Takahashi コンクリート構造物の亀裂検査方法及びコンクリート構造物
JP2016180229A (ja) * 2015-03-24 2016-10-13 株式会社エムビーエス コンクリートのコーティング構造、および、コンクリート表面のコーティング方法

Patent Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001355343A (ja) * 2000-06-13 2001-12-26 Denki Kagaku Kogyo Kk コンクリート構造物およびその補修方法
JP2007002553A (ja) * 2005-06-24 2007-01-11 Shimizu Corp 自己診断機能を有するコンクリート構造物及びその点検・調査・診断方法。
JP2009092644A (ja) * 2007-09-21 2009-04-30 National Institute Of Advanced Industrial & Technology 構造体の欠陥を検知するための方法及びシステム
JP2009286927A (ja) * 2008-05-30 2009-12-10 National Institute Of Advanced Industrial & Technology 応力発光体、その製造方法、それを用いた複合材料及びレベルセンサー
JP2010180280A (ja) * 2009-02-03 2010-08-19 National Institute Of Advanced Industrial Science & Technology 複層型応力発光積層体
JP2012007290A (ja) * 2010-06-22 2012-01-12 Denki Kagaku Kogyo Kk コンクリート構造物の補修方法及びそのコンクリート構造物
JP2012026238A (ja) * 2010-07-28 2012-02-09 Sho Bond Constr Co Ltd コンクリート構造物に使用する補強・補修シート及びコンクリート構造物の補強・補修工法
JP2013155062A (ja) * 2012-01-27 2013-08-15 Komaihaltec Inc コンクリート構造物の表面被覆材とこれを用いた変状検知方法
JP2014085195A (ja) * 2012-10-23 2014-05-12 Koichi Takahashi コンクリート構造物の亀裂検査方法及びコンクリート構造物
JP2016180229A (ja) * 2015-03-24 2016-10-13 株式会社エムビーエス コンクリートのコーティング構造、および、コンクリート表面のコーティング方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102329523B1 (ko) * 2021-04-22 2021-11-22 주식회사 다우 콘크리트 구조물의 균열부위 및 이탈부위의 내진보강 및 보수보강공법

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Campilho et al. Strength improvement of adhesively-bonded joints using a reverse-bent geometry
GB2194062A (en) Detection of damage in materials
Zhang et al. Environmental effects on fatigue behavior of adhesively-bonded pultruded structural joints
JP5629501B2 (ja) コンクリート構造物の補修方法及びそのコンクリート構造物
Bhatia et al. The role of patch-parent configurations on the tensile response of patch repaired carbon/epoxy laminates
JP2017096016A (ja) コンクリート構造物の補修構造及び補修方法
US7647809B1 (en) Approach for indicating the occurrence of a mechanical impact on a material, such as a low-ductility composite material
JP2014085195A (ja) コンクリート構造物の亀裂検査方法及びコンクリート構造物
Islam et al. Effects of initial blister radius and shaft diameter on energy release rate of metal–polymer composite coating
JP2001355343A (ja) コンクリート構造物およびその補修方法
JP5485502B2 (ja) 壁面の補修構造
WO2016092685A1 (ja) シート部材、検査システム及び検査方法
JP2004060359A (ja) コンクリート表面構造体およびその構築方法
JP2016180229A (ja) コンクリートのコーティング構造、および、コンクリート表面のコーティング方法
CN105421813B (zh) 混凝土桁架的体外预应力加固方法
CN209538597U (zh) 一种含有玄武岩纤维涂料的地坪结构
JP2007046263A (ja) コンクリート補強層の構造および形成方法
CN110107316B (zh) 一种ecc复合纤维编制网加固结构
WO2016098148A1 (ja) 応力発光部材、検査方法および検査システム
Jiao et al. Fatigue behaviour of steel elements strengthened with stand CFRP sheets
JP2017145568A (ja) 外壁補修方法
Purnowidodo et al. Effect surface roughness on fatigue crack propagation behaviour of fibre Metal Laminates (FMLs)
JP4721811B2 (ja) コンクリート補強層の構造および形成方法
Olajumoke et al. Methods for flexural strengthening of reinforced concrete elements using steel plates
JP6579932B2 (ja) 剥落防止工法

Legal Events

Date Code Title Description
RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7426

Effective date: 20151126

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20151126

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180427

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190227

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190312

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190508

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190917

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20191113

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20200324

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200624

C60 Trial request (containing other claim documents, opposition documents)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C60

Effective date: 20200624

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20200708

C21 Notice of transfer of a case for reconsideration by examiners before appeal proceedings

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C21

Effective date: 20200714

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20200911

C211 Notice of termination of reconsideration by examiners before appeal proceedings

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C211

Effective date: 20200915

C22 Notice of designation (change) of administrative judge

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C22

Effective date: 20210105

C22 Notice of designation (change) of administrative judge

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C22

Effective date: 20210302

C13 Notice of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C13

Effective date: 20210323

C22 Notice of designation (change) of administrative judge

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C22

Effective date: 20210413

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210521

C13 Notice of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C13

Effective date: 20210629

C23 Notice of termination of proceedings

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C23

Effective date: 20211012

C03 Trial/appeal decision taken

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C03

Effective date: 20211116

C30A Notification sent

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C3012

Effective date: 20211116