JP2017094483A - 単相ブラシレスモータを有する電動工具 - Google Patents

単相ブラシレスモータを有する電動工具 Download PDF

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Yue Li
リ ユエ
ニン タ ジン
Jing Ning Ta
ニン タ ジン
ヨウ チョウ チュイ
You Zhou Chui
ヨウ チョウ チュイ
メイ リ チウ
Qiu Mei Li
メイ リ チウ
ワン ヨン
Wang Yong
ワン ヨン
チェン ミン
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チェン ミン
リアン イ ホン
hong liang Yi
リアン イ ホン
チャン タオ
Zhang Tao
チャン タオ
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Kwong Yip Poon
イプ プーン クォン
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チャイ ジエ
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リアン リ ウェン
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Abstract

【課題】軽量且つ安価な電動工具を提供する。【解決手段】電動工具200は、本体210及び作動部220を含む。前記作動部は、前記本体に回転可能に結合される。前記本体内に、単相ブラシレスモータが取り付けられて、前記作動部を両方向に回転駆動する。従来のモータと比較して、この単相ブラシレスモータによって、電動工具は、安定した性能を確保しながら、小型化され、コストが低減される。【選択図】図1

Description

[0001]
本発明は、電動工具に関し、特に、単相ブラシレスモータを有する電動工具に関する。
[0002]
通常、電動工具には、ユニバーサルモータが用いられる。しかしながら、ユニバーサルモータは、大きく且つ重く、多数の巻線を必要とし、このため、電動工具は、大きく、重く、コストが高くなる。
[0003]
したがって、軽量且つ安価な電動工具が望まれる。
[0004]
電動工具は、本体と、前記本体に回転可能に結合される作動部とを備える。前記本体内に、単相ブラシレスモータが取り付けられて、前記作動部を両方向に回転駆動する。
[0005]
前記単相ブラシレスモータは、同じ両方向起動能力を有し、前記単相ブラシレスモータは、ステータ及びロータを備え、前記ステータは、ステータコアと、前記ステータコアの周りに巻き付けられる巻線とを備え、前記ステータコアは、外側ヨーク部と、前記外側ヨーク部から内方に延在する少なくとも2つの歯とを備え、各歯の半径方向内端に、凹状の円弧面が形成され、前記歯の前記円弧面は、協働して、前記ロータを収容するためのキャビティを規定し、各円弧面の周方向の中心に、位置決め溝が形成され、各位置決め溝は、対応する前記歯の中心線上に位置することが好ましい。
[0006]
前記単相ブラシレスモータは、異なる両方向起動能力を有することが好ましい。
[0007]
前記単相ブラシレスモータは、ステータ及びロータを備え、前記ステータは、ステータコアと、前記ステータコアの周りに巻き付けられる巻線とを備え、前記ステータコアは、外側ヨーク部と、前記外側ヨーク部から内方に延在する少なくとも2つの歯とを備え、各歯の半径方向内端に、凹状の円弧面が形成され、前記歯の前記円弧面は、協働して、前記ロータを収容するためのキャビティを規定し、各円弧面に、位置決め溝が形成され、各位置決め溝は、対応する前記歯の中心線からそれることが好ましい。
[0008]
前記単相ブラシレスモータは、ステータ及びロータを備え、前記ステータは、ステータコアと、前記ステータコアの周りに巻き付けられる巻線とを備え、前記ステータコアは、外側ヨーク部と、前記外側ヨーク部から内方に延在する少なくとも2つの歯とを備え、各歯の半径方向内端に、凹状の円弧面が形成され、前記歯の前記円弧面は、協働して、前記ロータを収容するためのキャビティを規定し、各円弧面の周方向の中心は、対応する前記歯の中心線からそれることが好ましい。
[0009]
各円弧面に、位置決め溝が形成され、各位置決め溝は、対応する前記歯の中心線上に位置することが好ましい。
[0010]
前記単相ブラシレスモータは、ステータ及びロータを備え、前記ステータは、ステータコアと、前記ステータコアの周りに巻き付けられる巻線とを備え、前記ステータコアは、外側ヨーク部と、前記外側ヨーク部から内方に延在する少なくとも2つの歯とを備え、各歯の半径方向内端に、凹状の円弧面が形成され、前記歯の前記円弧面は、協働して、前記ロータを収容するためのキャビティを規定し、前記ロータと前記歯の前記円弧面との間に、実質的に均一な空隙が形成されることが好ましい。
[0011]
前記単相ブラシレスモータは、ステータ及びロータを備え、前記ステータは、ステータコアと、前記ステータコアの周りに巻き付けられる巻線とを備え、前記ステータコアは、外側ヨーク部と、前記外側ヨーク部から内方に延在する少なくとも2つの歯とを備え、各歯の半径方向内端に、凹状の円弧面が形成され、前記歯の前記円弧面は、協働して、前記ロータを収容するためのキャビティを規定し、前記ロータと前記歯の前記円弧面との間に、対称形の不均一な空隙が形成されることが好ましい。
[0012]
各2つの隣接する歯の間に、開口部が形成され、各開口部の幅は、前記空隙の幅の3倍以下であることが好ましい。
[0013]
各2つの隣接する歯の間に、開口部又は磁気ブリッジが形成され、前記ロータの中心と前記開口部又は磁気ブリッジの中心とを結ぶ連結線、及び前記歯の1つの延長方向は、60〜90度の角度を形成することが好ましい。
[0014]
各歯の周方向の幅は、前記ロータの外径の0.8〜1.6倍であり、前記外側ヨーク部の直径方向の厚さは、前記ロータの外径の0.3〜0.7倍であることが好ましい。
[0015]
前記単相ブラシレスモータは、ステータ及びロータを備え、前記ステータは、ステータコアを備え、前記ステータコアは、前記ロータの直径方向に沿って互いに対向する第1の歯及び第2の歯を備え、前記第1の歯の半径方向内端に、第1の円弧面が形成され、前記第2の歯の半径方向内端に、第2の円弧面が形成され、前記第1の円弧面の周方向の両端部に、第1の切断面及び第2の切断面が形成され、前記第2の円弧面の周方向の両端部に、第3の切断面及び第4の切断面が形成され、前記第1の切断面と前記第3の切断面との間に、第1の開口部が形成され、前記第2の切断面と前記第4の切断面との間に、第2の開口部が形成され、前記第1、第2、第3及び第4の切断面は、前記歯の延長方向に対して垂直であるか又は傾斜していることが好ましい。
[0016]
前記電動工具は、電気ドリルであることが好ましい。
[0017]
本発明の電動工具は、単相ブラシレスモータを含む。従来のモータと比較して、この単相ブラシレスモータによって、電動工具は、安定した性能を確保しながら、小型化され、コストが低減される。
本発明の第1の実施形態による電動工具の見取図である。 図1の電動工具の単相モータの組立斜視図である。 図2の単相モータの断面図である。 図2の単相モータのステータコア及びロータの平面図である。 図2の単相モータのロータの分解図である。 図2の単相モータの第1の固定ブラケット、第2のブラケット及びステータコアの分解図である。 図2の単相モータの絶縁ブラケット及び巻線の分解図である。 電動工具の第2の実施形態による単相モータのステータ及びロータの平面図である。 図8の単相モータのステータコアの平面図である。 電動工具の第3の実施形態による単相モータのステータコア及びロータの平面図である。
[0028]
以下、図面に例示する実施形態と併せて、本発明を更に説明する。
[0029]
図1を参照すると、本発明の第1の実施形態による電動工具200は、本体210及び作動部220を含む。本体210内に、モータ30(図2に示す)が取り付けられて、作動部220を作動させる。少なくとも1つの実施形態では、電動工具200は、電気ドリルである。
[0030]
図2〜図5を参照すると、電動工具200の一実施形態によるモータ30は、単相ブラシレスモータである。モータ30は、ステータ40及びロータ60を含む。
[0031]
ロータ60は、回転軸61と、回転軸61の周囲に位置するロータコア62と、ロータコア62の周囲に位置する永久磁石63とを含む。永久磁石63は、一体に形成された環状の永久磁石である。他の実施形態では、永久磁石63は、複数の磁石を含むことができ、永久磁石63は、回転軸61に直接固定することができる。永久磁石63の半径方向の厚さD2は、ロータ60の外径D1の0.2〜0.24倍であることが好ましい。
[0032]
ステータ40は、ステータコア41と、ステータコア41の周りに巻き付けられる巻線49とを含む。ステータコア41は、外側ヨーク部50と、外側ヨーク部50からステータコア41の中心に向かって延在する複数の歯と含む。本実施形態では、歯は、第1の歯52及び第2の歯56からなる。第1の歯52及び第2の歯56は、第1の歯52及び第2の歯56の延長方向に対して垂直な幅W1を有し、幅W1は、ロータ60の外径D1の0.8〜1.6倍である。外側ヨーク部50は、矩形状のフレームであり、外側ヨーク部50は、ステータ40の半径方向に沿って、厚さW2を有し、厚さW2は、ロータ60の外径D1の0.3〜0.7倍である。
[0033]
各歯のその半径方向の内端に、円弧面が形成される。第1の歯52は、ロータ60側に面する凹状の第1の円弧面52aを含み、第2の歯56は、ロータ60側に面する凹状の第2の円弧面56aを含む。第1の円弧面52a及び第2の円弧面56aは、互いに対向して、両者間に、永久磁石63を収容するための収容キャビティを規定する。
[0034]
第1の歯52と第2の歯56との間において、永久磁石63の両側に、磁気抵抗が大きい第1の開口部53及び第2の開口部54が形成される。第1の円弧面52aの周方向の両端部に、第1の切断面52c及び第2の切断面52dが形成される。第2の円弧面56aの周方向の両端部に、第3の切断面56c及び第4の切断面56dが形成される。第1の開口部53は、第1の切断面52cと第3の切断面56cとの間に形成され、第2の開口部54は、第2の切断面52dと第4の切断面56dとの間に形成される。第1の開口部53及び第2の開口部54は、大きさが実質的に同じであり、ロータ60の回転中心に関して対称であることが好ましい。第1の開口部53及び第2の開口部54の中心とロータ60の中心とを結ぶ連結線、及び第1の歯52及び第2の歯56の一方の延長方向は、60〜90度の角度を形成する。この実施形態では、角度は90度であり、第1及び第2の開口部53及び54の中心を結ぶ連結線は、第1の歯52及び第2の歯56の延長方向に対して垂直である。第1の切断面52c、第2の切断面52d、第3の切断面56c及び第4の切断面56dは、第1及び第2の歯52及び56の延長方向に対して垂直である。
[0035]
第1の歯52は、第1の円弧面52aに、第1の位置決め溝52bを形成する。第2の歯56は、第2の円弧面56aに、第2の位置決め溝56bを形成する。第1の位置決め溝52b及び第2の位置決め溝56bは、ロータ60の直径方向に沿って互いに対向して、モータ30が消勢されると、ステータ40に対して相対的なロータ60の初期/停止位置を制御する。ロータ60の停止位置又は初期位置は、第1及び第2の位置決め溝52b及び56bの位置を調整することによって、調整することができる。第1及び第2の位置決め溝52b及び56bの開口部は、永久磁石63側に面する。第1及び第2の位置決め溝52b及び56bの中心を結ぶ線は、第1及び第2の歯52及び56の中心線と一致する。モータ30は、同じ両方向起動能力を有する。他の実施形態では、位置決め溝は、歯の中心線からそれて形成されて、ロータ60に異なる両方向起動能力を持たせることができる。
[0036]
好ましくは、第1の円弧面52a及び第2の円弧面56aは、ロータと同軸の円筒面上に位置して、永久磁石63と第1及び第2の円弧面52a及び56aとの間に、実質的に均一な空隙65が形成されるようにする(第1及び第2の位置決め溝52b及び56b、及び第1及び第2の開口部53及び54の領域を除いて、他の領域の空隙は均一である)。第1及び第2の歯52及び56の延長方向に対して垂直な方向に沿う第1及び第2の開口部53及び54の各々の幅は、均一な間隙65の厚さの3倍以下である。この実施形態では、第1の円弧面52aの周方向の中心は、第1の歯52の対称中心線上に位置し、第2の円弧面56aの周方向の中心は、第2の歯56の対称中心線上に位置し、第1及び第2の円弧面52a及び56aは、それぞれ、第1及び第2の歯52及び56の対称中心線に関して対称である。
[0037]
図2、図3、図6及び図7を参照すると、巻線49は、第1及び第2の歯52及び56の周りに巻き付けられ、巻線49は、モータ30が付勢されると、ロータ60を通る2つの磁気回路を発生させることができる。巻線49と第1及び第2の歯52及び56との間に、絶縁ブラケット47が取り付けられる。図7に示すように、絶縁ブラケット47は、第1及び第2の歯52及び56を収容するための2つの第1の絶縁部36と、第1の絶縁部36の間に形成されて、第1及び第2の円弧面52a及び56aにそれぞれ隣接する第1及び第2の歯52及び56の末端を収容するための第2の絶縁部37とを含む。各第1の絶縁部36の両端部から、2つの止め板38が延在し、巻線49は、対応する止め板38の間で、第1の絶縁部36の周りに巻き付けられる。この実施形態では、絶縁ブラケット47は、モータ30の軸方向に沿って互いに離間している2つの部分を含む。第2の絶縁部37の上面の第1の側に、第1のスロット57が形成され、第1の側と反対側の第2の絶縁部37の底面の第2の側に、第2のスロット58が形成される。第1のスロット57及び第2のスロット58内に、ホールセンサを取り付けることができる。
[0038]
この実施形態では、外側ヨーク部50は、モータ30の軸方向に積層されるケイ素鋼板などの複数の一体形の磁気伝導性ラミネーションによって形成される。他の実施形態では、外側ヨーク部50は、第1の半ヨーク部及び第2の半ヨーク部によって接合することができる。
[0039]
図2及び図6を参照すると、ステータ40は、モータ30の軸方向に沿って、ステータコア41の両側に取り付けられる第1の固定ブラケット21及び第2の固定ブラケット23を含む。第1の固定ブラケット21は、軸受42を取り付けるための第1のハブ22を含む。第1のハブ22は、軸受42によって、回転軸61に取り付けられ、回転軸61を支持する。同様に、第2の固定ブラケット23は、第2のハブ24を含む。第2のハブ24は、軸受42によって、回転軸61に取り付けられ、回転軸61を支持する。これによって、ロータ60は、第1及び第2の固定ブラケット21及び23によって、ステータ40に回転可能に取り付けられる。この実施形態では、第1及び第2の固定ブラケット21及び23の各々は、実質的にΩ字状であり、第1の固定ブラケット21の両端部に、2つの第1の貫通穴27が形成され、第2の固定ブラケット23の両端部に、2つの第2の貫通穴28が形成される。ステータコア41の外側ヨーク部50の両端部に、2つの第3の貫通穴29が軸方向に形成される。位置決めボルトなどの2つの固締具48が、第1の貫通穴27、第3の貫通穴29及び第2の貫通穴28を貫通して延在し、第1及び第2の固定ブラケット21及び23をステータコア41に固定する。
[0040]
この実施形態では、2つの直角の第1の屈曲部66が、第1の固定ブラケット21の両端部から下方に延在して、外側ヨーク部50の両端縁と係合する。同様に、2つの直角の第2の屈曲部64が、第2の固定ブラケット23の両端部から上方に延在して、外側ヨーク部50の両端縁と係合する。
[0041]
図8及び図9を参照すると、第2の実施形態による電動工具200の単相ブラシレスモータのステータコア41は、第1の半コア部及び第2の半コア部からなる。第1の半コア部及び第2の半コア部の接合面には、凹凸相互係合構造体が設けられる。第1の半コア部は、第1の半ヨーク部51と、第1の半ヨーク部51からステータコアの中心に向かって延在する第1の歯52とを含む。第2の半コア部は、第2の半ヨーク部55と、第2の半ヨーク部55からステータコアの中心に向かって延在する第2の歯56とを含む。第1の半ヨーク部51及び第2の半ヨーク部55は、協働して、リング形状の外側ヨーク部50を形成する。この実施形態では、外側ヨーク部50は円形である。第1の歯52と第2の歯56との間において、永久磁石63の両側に、磁気抵抗が大きい第1の開口部53及び第2の開口部54が形成される。この実施形態では、第1の歯52及び第2の歯56の幅W1は、ロータの外径D1の0.8〜1.6倍である。外側ヨーク部50の厚さW2は、ロータの外径D1の0.3〜0.7倍である。第1の歯52は、第1の円弧面52aを含み、第1の円弧面52aに、第1の位置決め溝52bが形成される。第2の歯56は、第2の円弧面56aを含み、第2の円弧面56aに、第2の位置決め溝56bが形成される。第1の位置決め溝52b及び第2の位置決め溝56bは、ロータの直径方向に沿って互いに対向して、モータが消勢されると、ステータに対して相対的なロータの初期/停止位置を制御する。ロータの停止位置又は初期位置は、第1及び第2の位置決め溝52b及び56bの位置を調整することによって、調整することができる。第1の円弧面52a及び第2の円弧面56aは、互いに対向して、両者間に、永久磁石63を収容するための収容キャビティを規定する。好ましくは、第1の円弧面52a及び第2の円弧面56aは、ロータと同軸の円筒面上に位置して、永久磁石63と第1及び第2の円弧面52a及び56aとの間に、実質的に均一な空隙65が形成されるようにする(第1及び第2の位置決め溝52b及び56b、及び第1及び第2の開口部53及び54の領域を除いて、他の領域の空隙は均一である)。
[0042]
図9を参照すると、より具体的には、第1の円弧面52aの周方向の両端部に、第1の切断面52c及び第2の切断面52dが形成される。第2の円弧面56aの周方向の両端部に、第3の切断面56c及び第4の切断面56dが形成される。第1の開口部53は、第1の切断面52cと第3の切断面56cとの間に形成され、第2の開口部54は、第2の切断面52dと第4の切断面56dとの間に形成される。
[0043]
第1の開口部53の幅(すなわち、第1の切断面52cと第3の切断面56cとの間の距離)は、ロータの外径D1の0.09〜0.13倍であり、第2の開口部54の幅(すなわち、第2の切断面52dと第4の切断面56dとの間の距離)も、ロータの外径D1の0.09〜0.13倍である。
[0044]
第1の開口部53及び第2の開口部54は、大きさが実質的に同じであり、ロータの回転中心に関して対称であることが好ましい。第1の開口部53及び第2の開口部54の中心を結ぶ連結線、及び第1の歯52及び第2の歯56の一方の延長方向は、60〜90度の角度Qを形成する。角度Qは、60〜65度であることがより好ましい。
[0045]
第1及び第2の位置決め溝52b及び56bの開口部は、永久磁石63側に面する。第1の位置決め溝52b及び第2の位置決め溝56bの開口部の幅は、ロータの外径D1の0.24〜0.28倍である。ここでいう「開口部の幅」という語は、永久磁石の周方向に沿う第1の位置決め溝52b及び第2の位置決め溝56bの大きさを指す。第1の位置決め溝52bと第2の位置決め溝56bとを結ぶ線は、第1の歯52及び第2の歯56の中心線と一致する。この実施形態では、第1の位置決め溝52bの中心は、第1の円弧面52aの周方向の中心からオフセットされ、第2の位置決め溝56bの中心は、第2の円弧面56aの周方向の中心からそらされる。したがって、ロータは、異なる両方向起動能力を有し、モータは、電気ドリルや電気ねじ回しなどの、異なる両方向起動能力を必要とする用途に適している。
[0046]
図10を参照すると、本発明の別の実施形態の電動工具200の単相ブラシレスモータ30は、ステータ70と、ステータ70に対して相対的に回転可能なロータ80とを含む。ロータ80は、回転軸81と、回転軸81に結合されるロータコア82と、ロータコア82に結合される永久磁石83とを含む。ステータ70は、ステータコア及び巻線(図示せず)を含む。ステータコアは、外側ヨーク部71と、外側ヨーク部71から内方に延在する少なくとも2つの歯72とを含む。歯72は、外側ヨーク部71の周方向に沿って離間している。歯72の数は、実際の要件に応じて決めることができる。各歯72は、歯72の末端に、歯先端部74を形成する。巻線は、ステータコアの周りに巻き付けられる。この実施形態では、巻線は、歯72の歯本体(外側ヨーク部71と歯先端部74との間に位置する)の周りに巻き付けられる。各歯先端部74は、歯先端部74の2つの側に向かってそれぞれ延在する第1の磁極片75及び第2の磁極片76を含む。ステータの周方向に沿う第2の磁極片76の長さは、ステータの周方向に沿う第1の磁極片75の長さよりも大きい。各歯先端部74の第1の磁極片75及び第2の磁極片76の内側に、円弧面が形成される。各円弧面の周方向の中心は、対応する歯72の歯本体の対称中心線からそれる。したがって、ロータ80は、異なる両方向起動能力を有する。好ましくは、歯72の円弧面は、ロータ80と同軸の同一の円筒面上に位置し、永久磁石83の外面は、ロータ80と同軸の別の円筒面上に位置し、これによって、歯72の円弧面と永久磁石83との間に、実質的に均一な空隙85が形成され、これにより、振動及び騒音を低減し、モータ30の作動を円滑化し、モータ30の起動安定性を高める。
[0047]
この実施形態では、各歯72の円弧面は、ロータ80に対向する位置決め溝77を形成する。各位置決め溝77の中心は、対応する歯72の歯本体の対称中心線上に位置する。すなわち、各位置決め溝77は、対応する円弧面の周方向の中心からそれる。位置決め溝77及び非対称の磁極片は、死点位置からそれるように、ロータ80の停止位置(すなわち、初期位置)を制御するように構成且つ設計される。
[0048]
この実施形態では、少なくとも2つの歯72のうち、一方の歯72の第2の磁極片76及び他方の歯72の第1の磁極片75は、互いに隣接して配設され、両者間に、開口部79が形成されている。開口部79は、比較的大きな磁気抵抗を有し、開口部79の2つの側の第2の磁極片76と第1の磁極片75との間の磁気漏れを防止し、モータ30のコギングトルクを増加させる。開口部79の代わりに、磁気抵抗がより大きい磁気ブリッジを用いることができることを理解されたい。第1の磁極片75及び第2の磁極片76の長さは異なるので、開口部79又は磁気ブリッジの位置は、2つの隣接する歯72の歯本体の間の中央線からそれる。
[0049]
他の実施形態では、永久磁石83の外面及び歯72の円弧面は、両者間に、対称形の不均一な空隙を形成することができ、これによって、コギングトルクの波形を、正弦波形にすることができ、これにより、モータ30を円滑且つ静かに作動させる。
[0050]
本発明では、電動工具200の単相ブラシレスモータ30は、従来のモータと比較して、コンパクトな構造を有し、巻線が少なく、これにより、電動工具200は、安定した性能を確保しながら、小型化され、コストが低減される。
[0051]
本発明は、1つ以上の好ましい実施形態を参照して説明されるが、当業者であれば種々の変更が可能であるものと理解される。したがって、本発明の範囲は、以下の特許請求の範囲を参照することにより決定されるべきである。
21 第1の固定ブラケット
22 第1のハブ
23 第2の固定ブラケット
24 第2のハブ
27 第1の貫通穴
28 第2の貫通穴
29 第3の貫通穴
30 モータ
36 第1の絶縁部
37 第2の絶縁部
38 止め板
40 ステータ
41 ステータコア
42 軸受
47 絶縁ブラケット
48 固締具
49 巻線
50 外側ヨーク部
51 第1の半ヨーク部
52 第1の歯
52a 第1の円弧面
52b 第1の位置決め溝
52c 第1の切断面
52d 第2の切断面
53 第1の開口部
54 第2の開口部
55 第2の半ヨーク部
56 第2の歯
56a 第2の円弧面
56b 第2の位置決め溝
56c 第3の切断面
56d 第4の切断面
57 第1のスロット
58 第2のスロット
60 ロータ
61 回転軸
62 ロータコア
63 永久磁石
64 第2の屈曲部
65 空隙
66 第1の屈曲部
70 ステータ
71 外側ヨーク部
72 歯
74 歯先端部
75 第1の磁極片
76 第2の磁極片
77 位置決め溝
79 開口部
80 ロータ
81 回転軸
82 ロータコア
83 永久磁石
85 空隙
200 電動工具
210 本体
220 作動部
D1 ロータの外径
D2 永久磁石の半径方向の厚さ
Q 角度
W1 歯の幅
W2 外側ヨーク部の厚さ

Claims (13)

  1. 本体と、前記本体に回転可能に結合される作動部とを備える電動工具であって、前記本体内に、単相ブラシレスモータが取り付けられて、前記作動部を両方向に回転駆動することを特徴とする電動工具。
  2. 前記単相ブラシレスモータは、同じ両方向起動能力を有し、前記単相ブラシレスモータは、ステータ及びロータを備え、前記ステータは、ステータコアと、前記ステータコアの周りに巻き付けられる巻線とを備え、前記ステータコアは、外側ヨーク部と、前記外側ヨーク部から内方に延在する少なくとも2つの歯とを備え、各歯の半径方向内端に、凹状の円弧面が形成され、前記歯の前記円弧面は、協働して、前記ロータを収容するためのキャビティを規定し、各円弧面の周方向の中心に、位置決め溝が形成され、各位置決め溝は、対応する前記歯の中心線上に位置することを特徴とする、請求項1に記載の電動工具。
  3. 前記単相ブラシレスモータは、異なる両方向起動能力を有することを特徴とする、請求項1に記載の電動工具。
  4. 前記単相ブラシレスモータは、ステータ及びロータを備え、前記ステータは、ステータコアと、前記ステータコアの周りに巻き付けられる巻線とを備え、前記ステータコアは、外側ヨーク部と、前記外側ヨーク部から内方に延在する少なくとも2つの歯とを備え、各歯の半径方向内端に、凹状の円弧面が形成され、前記歯の前記円弧面は、協働して、前記ロータを収容するためのキャビティを規定し、各円弧面に、位置決め溝が形成され、各位置決め溝は、対応する前記歯の中心線からそれることを特徴とする、請求項3に記載の電動工具。
  5. 前記単相ブラシレスモータは、ステータ及びロータを備え、前記ステータは、ステータコアと、前記ステータコアの周りに巻き付けられる巻線とを備え、前記ステータコアは、外側ヨーク部と、前記外側ヨーク部から内方に延在する少なくとも2つの歯とを備え、各歯の半径方向内端に、凹状の円弧面が形成され、前記歯の前記円弧面は、協働して、前記ロータを収容するためのキャビティを規定し、各円弧面の周方向の中心は、対応する前記歯の中心線からそれることを特徴とする、請求項3に記載の電動工具。
  6. 各円弧面に、位置決め溝が形成され、各位置決め溝は、対応する前記歯の中心線上に位置することを特徴とする、請求項5に記載の電動工具。
  7. 前記単相ブラシレスモータは、ステータ及びロータを備え、前記ステータは、ステータコアと、前記ステータコアの周りに巻き付けられる巻線とを備え、前記ステータコアは、外側ヨーク部と、前記外側ヨーク部から内方に延在する少なくとも2つの歯とを備え、各歯の半径方向内端に、凹状の円弧面が形成され、前記歯の前記円弧面は、協働して、前記ロータを収容するためのキャビティを規定し、前記ロータと前記歯の前記円弧面との間に、実質的に均一な空隙が形成されることを特徴とする、請求項1に記載の電動工具。
  8. 前記単相ブラシレスモータは、ステータ及びロータを備え、前記ステータは、ステータコアと、前記ステータコアの周りに巻き付けられる巻線とを備え、前記ステータコアは、外側ヨーク部と、前記外側ヨーク部から内方に延在する少なくとも2つの歯とを備え、各歯の半径方向内端に、凹状の円弧面が形成され、前記歯の前記円弧面は、協働して、前記ロータを収容するためのキャビティを規定し、前記ロータと前記歯の前記円弧面との間に、対称形の不均一な空隙が形成されることを特徴とする、請求項1に記載の電動工具。
  9. 各2つの隣接する歯の間に、開口部が形成され、各開口部の幅は、前記空隙の幅の3倍以下であることを特徴とする、請求項7又は8に記載の電動工具。
  10. 各2つの隣接する歯の間に、開口部又は磁気ブリッジが形成され、前記ロータの中心と前記開口部又は磁気ブリッジの中心とを結ぶ連結線、及び前記歯の1つの延長方向は、60〜90度の角度を形成することを特徴とする、請求項2及び4乃至9のいずれか一項に記載の電動工具。
  11. 各歯の周方向の幅は、前記ロータの外径の0.8〜1.6倍であり、前記外側ヨーク部の直径方向の厚さは、前記ロータの外径の0.3〜0.7倍であることを特徴とする、請求項2及び4乃至10のいずれか一項に記載の電動工具。
  12. 前記単相ブラシレスモータは、ステータ及びロータを備え、前記ステータは、ステータコアを備え、前記ステータコアは、前記ロータの直径方向に沿って互いに対向する第1の歯及び第2の歯を備え、前記第1の歯の半径方向内端に、第1の円弧面が形成され、前記第2の歯の半径方向内端に、第2の円弧面が形成され、前記第1の円弧面の周方向の両端部に、第1の切断面及び第2の切断面が形成され、前記第2の円弧面の周方向の両端部に、第3の切断面及び第4の切断面が形成され、前記第1の切断面と前記第3の切断面との間に、第1の開口部が形成され、前記第2の切断面と前記第4の切断面との間に、第2の開口部が形成され、前記第1、第2、第3及び第4の切断面は、前記歯の延長方向に対して垂直であるか又は傾斜していることを特徴とする、請求項1に記載の電動工具。
  13. 電気ドリルであることを特徴とする、請求項1乃至12のいずれか一項に記載の電動工具。
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