JP2017093055A - 駆動装置及び輸送機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】コスト及び装置規模をできる限り縮小した、電圧の異なる2つの蓄電器から駆動部に印加する電圧を調整可能な駆動装置を提供すること。【解決手段】駆動装置は、第1蓄電器と、第1蓄電器よりも低電圧の第2蓄電器と、第1蓄電器の出力電圧に対する昇圧と降圧のうち降圧のみ可能であり、かつ、第1蓄電器の出力電圧を降圧する降圧部と、第2蓄電器の出力電圧に対する昇圧と降圧のうち昇圧のみ可能であり、かつ、第2蓄電器の出力電圧を昇圧する昇圧部と、降圧部を介した第1蓄電器から供給される電力及び昇圧部を介した第2蓄電器から供給される電力の少なくとも一方によって駆動する駆動部と、降圧部及び昇圧部を制御する制御部とを含む。【選択図】図6

Description

本発明は、電圧の異なる2つの蓄電器を備えた駆動装置及び輸送機器に関する。
特許文献1には、モータを備える車両に搭載され、該モータに、昇圧回路を介して電気的に接続されたバッテリと、該モータに、昇降圧回路を介して電気的に接続されたキャパシタとを備えた電源装置が記載されている。
特開2012−095428号公報
上記説明した特許文献1に記載の電源装置のように、2つの蓄電器を備えたシステムにおいて、一方の蓄電器(バッテリ)に対して昇圧回路を設け、もう一方の蓄電器(キャパシタ)に対して昇降圧回路を設けると、電装品のコストや装置規模が大きくなり好ましくない。特に昇降圧回路は、昇圧と降圧の双方を可能とするため、回路を構成する素子が多く、コストや装置規模に与える影響が大きい。一方、昇圧回路又は昇降圧回路を除いた構成に変更すると、モータに印加される電圧は昇圧も降圧も行われない蓄電器の電圧に束縛されるため、最適電圧でのモータの駆動が困難となりシステム効率が低下する。
本発明の目的は、コスト及び装置規模をできる限り縮小した、電圧の異なる2つの蓄電器から駆動部に印加する電圧を調整可能な駆動装置及び輸送機器を提供することである。
上記の目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、
第1蓄電器(例えば、後述の実施形態での高容量型バッテリES−E)と、
前記第1蓄電器よりも低電圧の第2蓄電器(例えば、後述の実施形態での高出力型バッテリES−P)と、
前記第1蓄電器の出力電圧に対する昇圧と降圧のうち降圧のみ可能であり、かつ、前記第1蓄電器の出力電圧を降圧する降圧部(例えば、後述の実施形態での第1VCU103)と、
前記第2蓄電器の出力電圧に対する昇圧と降圧のうち昇圧のみ可能であり、かつ、前記第2蓄電器の出力電圧を昇圧する昇圧部(例えば、後述の実施形態での第2VCU105)と、
前記降圧部を介した前記第1蓄電器から供給される電力及び前記昇圧部を介した前記第2蓄電器から供給される電力の少なくとも一方によって駆動する駆動部(例えば、後述の実施形態でのモータジェネレータ101,PDU107)と、
前記降圧部及び前記昇圧部を制御する制御部(例えば、後述の実施形態でのECU117)と、
を含む、駆動装置である。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、
前記制御部は、
前記駆動部に対する要求駆動力を取得する取得部(例えば、後述の実施形態でのECU117)を、含み、
前記制御部は、
前記駆動部が前記要求駆動力を出力する際の、前記駆動部に対する印加電圧と駆動効率との関係を、各要求駆動力に対して記憶していて、
前記駆動効率がしきい値以上である好適電圧を、前記降圧部と前記昇圧部の少なくとも一方が出力するよう、前記降圧部及び前記昇圧部を制御する。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、
前記第1蓄電器の満充電電圧は、前記制御部が記憶している前記好適電圧の最大値以上である。
請求項4に記載の発明では、請求項2又は3に記載の発明において、
前記第2蓄電器の放電終止電圧は、前記制御部が記憶している前記好適電圧の最小値以下である。
請求項5に記載の発明は、請求項2から4のいずれか1項に記載の発明において、
前記第2蓄電器は、蓄電容量に対する容量劣化係数の依存が前記第1蓄電器より大きく、前記容量劣化係数がしきい値未満となる前記第2蓄電器の蓄電容量の範囲である好適範囲内で用いられ、
前記第2蓄電器の蓄電容量が前記好適範囲の最大値であるときの前記第2蓄電器の電圧は、前記制御部が記憶している前記好適電圧の最小値以下である。
請求項6に記載の発明は、請求項2から5のいずれか1項に記載の発明において、
前記第1蓄電器の放電終止電圧は、前記制御部が記憶している前記好適電圧の最大値以上である。
請求項7に記載の発明は、請求項2から6のいずれか1項に記載の発明において、
前記第2蓄電器の満充電電圧は、前記制御部が記憶している前記好適電圧の最小値以下である。
請求項8に記載の発明は、請求項1から7のいずれか1項に記載の発明において、
前記第2蓄電器は、前記第1蓄電器に比べて、出力重量密度が優れ、かつ、エネルギー重量密度が劣る。
請求項9に記載の発明は、請求項1から8のいずれか1項に記載の駆動装置を有する、輸送機器である。
請求項1の発明及び請求項9の発明によれば、高電圧の第1蓄電器の出力電圧は降圧部によって降圧され、低電圧の第2蓄電器の出力電圧は昇圧部によって昇圧されて駆動部に印加されるため、制御部が降圧率と昇圧率をそれぞれ制御することによって、駆動部に印加する電圧を調整できる。また、当該発明に係る駆動装置は降圧部及び昇圧部を備えるが、比較的高価かつ大型である昇降圧回路を有していないため、駆動装置のコスト及び装置規模を縮小できる。
請求項2の発明によれば、降圧部及び昇圧部が出力し駆動部に印加される電圧は、要求駆動力に応じて駆動効率が閾値以上となる好適電圧であるため、駆動部は良好な駆動効率で駆動され、電費が向上する。
請求項3の発明によれば、降圧部を介して第1蓄電器から供給される電力によって駆動部に好適電圧を印加できる。
請求項4の発明によれば、昇圧部を介して第2蓄電器から供給される電力によって駆動部に好適電圧を印加できる。
請求項5の発明によれば、第2蓄電器は蓄電容量が好適範囲内の状態で用いられるため、第2蓄電器の好適範囲内の蓄電容量値に依らず、昇圧部を介して第2蓄電器から供給される電力によって駆動部に好適電圧を印加できる。また、昇圧部に要求される最大昇圧率を低減できるため、使用する昇圧部のコストを大きく削減できる。
請求項6の発明によれば、第1蓄電器の蓄電容量値に依らず、降圧部を介して第1蓄電器から供給される電力によって駆動部に所望の好適電圧を印加できる。
請求項7の発明によれば、第2蓄電器の蓄電容量値に依らず、昇圧部を介して第2蓄電器から供給される電力によって駆動部に所望の好適電圧を印加できる。
請求項8の発明によれば、特性の異なる2つの蓄電器を併用する当該駆動装置において、駆動装置のコスト及び装置規模を抑制しつつ駆動部に印加する電圧を調整できる。
本発明に係る一実施形態の電動車両の内部構成を示すブロック図である。 高出力型バッテリのSOCに対する容量劣化係数を示す図である。 高容量型バッテリ、高出力型バッテリ、第1VCU、第2VCU、PDU及びモータジェネレータの関係を示す電気回路図である。 高容量型バッテリES−E及び高出力型バッテリES−Pの各電圧と駆動部の好適電圧との関係の一例を示す図である。 図4に示す関係の構成では各バッテリが出力できない電圧があることを示す図である。 高容量型バッテリES−E及び高出力型バッテリES−Pの各電圧と駆動部の好適電圧との関係の他の例を示す図である。 高容量型バッテリES−E及び高出力型バッテリES−Pの各電圧と駆動部の好適電圧との関係の他の例を示す図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明に係る一実施形態の電動車両の内部構成を示すブロック図である。図1に示す1MOT型の電動車両は、モータジェネレータ(MG)101と、高容量型バッテリES−Eと、高出力型バッテリES−Pと、第1VCU(Voltage Control Unit)103と、第2VCU105と、PDU(Power Drive Unit)107と、電圧センサ109e,109pと、電流センサ111e,111pと、車速センサ113と、スイッチ部115と、ECU(Electronic Control Unit)117とを備える。なお、図1中の太い実線は機械連結を示し、二重点線は電力配線を示し、細い実線は制御信号を示す。
モータジェネレータ101は、第1VCU103を介した高容量型バッテリES−Eから得られる電力及び第2VCU105を介した高出力型バッテリES−Pから得られる電力の少なくとも一方によって駆動して、電動車両が走行するための動力を発生する。モータジェネレータ101で発生したトルクは、変速段又は固定段を含むギヤボックスGB及びデファレンシャル・ギアDを介して駆動輪Wに伝達される。また、モータジェネレータ101は、電動車両の減速時には発電機として動作して、電動車両の制動力を出力する。なお、モータジェネレータ101を発電機として動作させることで生じた回生電力は、高容量型バッテリES−E及び高出力型バッテリES−Pの少なくともいずれか一方に蓄えられる。
高容量型バッテリES−Eは、リチウムイオン電池やニッケル水素電池等といった複数の蓄電セルを有し、第1VCU103を介してモータジェネレータ101に所定電圧の電力を供給する。また、高出力型バッテリES−Pも、リチウムイオン電池やニッケル水素電池等といった複数の蓄電セルを有し、第2VCU105を介してモータジェネレータ101に所定電圧の電力を供給する。高出力型バッテリES−P及び高出力型バッテリES−Pは、それぞれ第1VCU103及び第2VCU105を介して、PDU107に対して並列に接続されている。また、一般的に、高容量型バッテリES−Eの電圧は、高出力型バッテリES−Pの電圧よりも高く、高出力型バッテリES−Pの電圧は、高容量型バッテリES−Eの電圧よりも低い。したがって、高容量型バッテリES−Eの電力は、第1VCU103によって降圧された後、PDU107を介してモータジェネレータ101に供給される。また、高出力型バッテリES−Pの電力は、第2VCU105によって昇圧された後、PDU107を介してモータジェネレータ101に供給される。
なお、高容量型バッテリES−Eや高出力型バッテリES−Pは、前述したニッケル水素電池やリチウムイオン電池といった二次電池や、電池外部より活物質の供給を必要とする燃料電池や空気電池に限定される訳ではない。例えば、蓄電容量が少ないものの、短時間に大量の電力を充放電可能なコンデンサやキャパシタを高出力型バッテリES−Pとして用いても構わない。
また、高容量型バッテリES−Eの特性と高出力型バッテリES−Pの特性は互いに異なる。高容量型バッテリES−Eは、高出力型バッテリES−Pよりも、出力重量密度は低いが、エネルギー重量密度は高い。一方、高出力型バッテリES−Pは、高容量型バッテリES−Eよりも、エネルギー重量密度は低いが、出力重量密度は高い。このように、高容量型バッテリES−Eは、エネルギー重量密度の点で相対的に優れ、高出力型バッテリES−Pは、出力重量密度の点で相対的に優れる。なお、エネルギー重量密度とは、単位重量あたりの電力量(Wh/kg)であり、出力重量密度とは、単位重量あたりの電力(W/kg)である。したがって、エネルギー重量密度が優れている高容量型バッテリES−Eは、高容量を主目的とした蓄電器であり、出力重量密度が優れている高出力型バッテリES−Pは、高出力を主目的とした蓄電器である。
また、高容量型バッテリES−Eは、蓄電容量(SOC:State of Charge、「残容量」ともいう。)に対する容量劣化係数の変動が小さく、満充電電圧や放電終止電圧においても大幅に劣化することはない。一方、高出力型バッテリES−Pは、図2に示すように、SOCに対する容量劣化係数の変動が大きく、中間域のSOCにおける容量劣化係数は小さいが、中間域以外のSOCにおける容量劣化係数は大きい。
このような高容量型バッテリES−Eと高出力型バッテリES−Pの特性の違いは、例えば電極や活物質、電解質/液といった電池の構成要素の構造や材質等により定まる種々のパラメータに起因するものである。例えば、充放電可能な電気の総量を示すパラメータである蓄電可能容量は、高出力型バッテリES−Pより高容量型バッテリES−Eの方が優れる。一方、充放電に対する蓄電可能容量の劣化耐性を示すパラメータであるCレート特性や充放電に対する電気抵抗値を示すパラメータである内部抵抗(インピーダンス)は、高容量型バッテリES−Eより高出力型バッテリES−Pの方が優れる。
第1VCU103は、高容量型バッテリES−Eの出力電圧に対する昇圧と降圧のうち降圧のみ可能であり、高容量型バッテリES−Eの出力電圧を直流のまま降圧する。また、第1VCU103は、電動車両の減速時にモータジェネレータ101が発電して直流に変換された電力を昇圧する。第1VCU103によって昇圧された電力は、高容量型バッテリES−Eに充電される。なお、第1VCU103が出力する直流電力の電圧レベル又は電流レベルは、ECU117によって制御される。
第2VCU105は、高出力型バッテリES−Pの出力電圧に対する昇圧と降圧のうち昇圧のみ可能であり、高出力型バッテリES−Pの出力電圧を直流のまま昇圧する。また、第2VCU105は、電動車両の減速時にモータジェネレータ101が発電して直流に変換された電力を降圧する。第2VCU105によって降圧された電力は、高出力型バッテリES−Pに充電される。なお、第2VCU105が出力する直流電力の電圧レベル又は電流レベルは、ECU117よって制御される。
図3は、高容量型バッテリES−E、高出力型バッテリES−P、第1VCU103、第2VCU105、PDU107及びモータジェネレータ101の関係を示す電気回路図である。図3に示すように、第1VCU103は、高容量型バッテリES−Eの出力電圧を入力電圧として、ECU117によって制御される所定のデューティ比で2つのスイッチング素子を交互にオンオフ切換動作することによって、所定の降圧率で高容量型バッテリES−Eの電圧を降圧して出力する。また、第2VCU105は、高出力型バッテリES−Pの出力電圧を入力電圧として、ECU117によって制御される所定のデューティ比で2つのスイッチング素子を交互にオンオフ切換動作することによって、所定の昇圧率で高出力型バッテリES−Pの電圧を昇圧して出力する。
PDU107は、直流電圧を交流電圧に変換して3相電流をモータジェネレータ101に供給する。また、PDU107は、モータジェネレータ101の回生動作時に入力される交流電圧を直流電圧に変換する。図3に示すように、PDU107は、第1VCU103及び第2VCU105の出力電圧を入力電圧として6つのスイッチング素子をオンオフ切換動作することによって、直流電圧を交流電圧に変換してモータジェネレータ101に出力する。
電圧センサ109eは、高容量型バッテリES−Eの電圧Veを検出する。電圧センサ109eが検出した電圧Veを示す信号はECU117に送られる。電圧センサ109pは、高出力型バッテリES−Pの電圧Vpを検出する。電圧センサ109pが検出した電圧Vpを示す信号はECU117に送られる。
電流センサ111eは、高容量型バッテリES−Eの入出力電流Ieを検出する。電流センサ111eが検出した入出力電流Ieを示す信号はECU117に送られる。電流センサ111pは、高出力型バッテリES−Pの入出力電流Ipを検出する。電流センサ111pが検出した入出力電流Ipを示す信号はECU117に送られる。
車速センサ113は、電動車両の走行速度(車速)VPを検出する。車速センサ113によって検出された車速VPを示す信号は、ECU117に送られる。
スイッチ部115は、高容量型バッテリES−Eから第1VCU103までの電流経路を断接するコンタクタMCeと、高出力型バッテリES−Pから第2VCU105までの電流経路を断接するコンタクタMCpとを有する。各コンタクタMCe,MCpは、ECU117の制御によって開閉される。
ECU117は、PDU107、第1VCU103及び第2VCU105の制御、並びに、スイッチ部115の開閉制御を行う。また、ECU117は、電流積算方式及び/又はOCV(開放電圧)推定方式によって、高容量型バッテリES−Eと高出力型バッテリES−Pの各蓄電容量(SOC:State of Charge、「残容量」ともいう。)を導出する。
また、ECU117は、特性の異なる高容量型バッテリES−Eと高出力型バッテリES−Pの各々の特性を活かすよう、第1VCU103及び第2VCU105を用いた電力分配制御を行う。この電力分配制御を行えば、高容量型バッテリES−Eは、電動車両の走行時に一定の電力をモータジェネレータ101に電力を供給するよう用いられ、高出力型バッテリES−Pは、電動車両の走行のために大きな駆動力が必要なときに、モータジェネレータ101に電力を供給するよう用いられる。また、モータジェネレータ101が発電した回生電力は、高出力型バッテリES−Pに優先的に入力される。したがって、高容量型バッテリES−EのSOCは、0%〜100%までの略全域が使用範囲として設定され、走行に伴い継続的に低下する。一方、高出力型バッテリES−PのSOCは、例えば40%〜70%の略中間域が使用範囲として設定され、この中間域に属する所定の中間値を維持するようその近傍で変動する。このように、高容量型バッテリES−Eが使用されるSOCの範囲は、高出力型バッテリES−Pが使用されるSOCの範囲より広い。
また、ECU117は、車速センサ113から得られた信号が示す車速VPと、電動車両のドライバのアクセルペダル操作に応じたアクセルペダル開度(AP開度)とに基づいて、モータジェネレータ101及びPDU107によって構成される駆動部に対する要求駆動力を算出する。また、ECU117は、駆動部が要求駆動力を出力する際の、当該駆動部に対する印加電圧と駆動効率との関係を、各要求駆動力に対して記憶しており、要求駆動力に応じた駆動部の駆動効率が閾値以上となる好適電圧を第1VCU103及び第2VCU105が出力するよう、高容量型バッテリES−Eの電圧Veと好適電圧との比に応じたデューティ比(降圧率)で第1VCU103を制御し、高出力型バッテリES−Pの電圧Vpと好適電圧との比に応じたデューティ比(昇圧率)で第2VCU105を制御する。その結果、モータジェネレータ101及びPDU107の駆動効率を最適化できる。なお、第1VCU103の制御は、好適電圧を指令値とするフィードフォワード制御、又は、第1VCU103の出力電圧と好適電圧の差分を指令値とするフィードバック制御が用いられ、第2VCU105の制御は、好適電圧を指令値とするフィードフォワード制御、又は、第2VCU105の出力電圧と好適電圧の差分を指令値とするフィードバック制御が用いられる。
次に、高容量型バッテリES−E及び高出力型バッテリES−Pの各電圧と駆動部の好適電圧との関係について、図4〜7を参照して説明する。高電圧の高容量型バッテリES−E及び低電圧の高出力型バッテリES−Pの各電圧は、各バッテリのSOCに応じて値が異なり、SOCが上限値(例えば90%)であるときの満充電電圧は高く、SOCが下限値(例えば10%)であるときの放電終止電圧は低い。
図4に示す関係は、高容量型バッテリES−Eの満充電電圧が好適電圧の最大値以上であり、高出力型バッテリES−Pの放電終止電圧が好適電圧の最小値以下である。この関係を担保できるよう、高容量型バッテリES−E及び高出力型バッテリES−Pが選択され、第1VCU103の最大降圧率及び第2VCU105の最大昇圧率が設計される。この関係を有した構成によって、第1VCU103及び第2VCU105を介して各バッテリから供給される電力によって駆動部に好適電圧を印加できる。
但し、図4に示した関係の構成では、図5に示すように、高容量型バッテリES−EのSOCが低下したために高容量型バッテリES−Eの電圧Veが低下すると、好適電圧のうち、高容量型バッテリES−Eが出力できない領域が生じる。また、高出力型バッテリES−PのSOCが高いため高出力型バッテリES−Pの電圧Vpが高いと、好適電圧のうち、高出力型バッテリES−Pが出力できない領域が生じる。このように、図4に示した関係の構成によれば、高容量型バッテリES−E及び高出力型バッテリES−PのSOCによっては、好適電圧を出力できない場合が生じる。したがって、次に説明する図6に示す関係の構成が望ましい。
図6に示す関係は、高容量型バッテリES−Eの放電終止電圧が好適電圧の最大値以上であり、高出力型バッテリES−Pの満充電電圧が好適電圧の最小値以下である。この関係を担保できるよう、高容量型バッテリES−E及び高出力型バッテリES−Pが選択され、第1VCU103の最大降圧率及び第2VCU105の最大昇圧率が設計される。この関係を有した構成によって、高容量型バッテリES−E及び高出力型バッテリES−PのSOCに依らず、第1VCU103及び第2VCU105を介して各バッテリから供給される電力によって駆動部に所望の好適電圧を印加できる。
なお、上述したように、高出力型バッテリES−PのSOCは、例えば40%〜70%の略中間域が使用範囲として設定され、この中間域に属する所定の中間値を維持するようその近傍で変動する。このため、図7に示すように、高出力型バッテリES−PのSOCが当該中間域の最大値(例えば70%)であるときの電圧が好適電圧の最小値以下となる構成であっても良い。このような構成にすれば、第2VCU105に要求される最大昇圧率を低減できるため、使用する第2VCU105のコストを大きく削減できる。
以上説明したように、本実施形態によれば、高電圧の高容量型バッテリES−Eの電圧Veは第1VCU103によって降圧され、低電圧の高出力型バッテリES−Pの電圧Vpは第2VCU105によって昇圧されて、モータジェネレータ101及びPDU107によって構成される駆動部に印加されるため、ECU117が第1VCU103の降圧率と第2VCU105の昇圧率をそれぞれ制御することによって、駆動部に印加する電圧を調整できる。また、第1VCU103及び第2VCU105はいずれも降圧のみ又は昇圧のみを行うものであり、比較的高価かつ大型である昇降圧回路を有していないため、電動車両のコスト及び装置規模を縮小できる。
また、ECU117によって制御される第1VCU103及び第2VCU105が出力し駆動部に印加される電圧は、要求駆動力に応じて駆動効率が閾値以上となる好適電圧であるため、駆動部は良好な駆動効率で駆動され、電費が向上する。
また、図4に示した関係の構成によれば、第1VCU103及び第2VCU105を介して各蓄電器から供給される電力によって駆動部に好適電圧を印加できる。また、図6に示した関係の構成によれば、高容量型バッテリES−E及び高出力型バッテリES−PのSOCに依らず、第1VCU103及び第2VCU105を介して各バッテリから供給される電力によって駆動部に所望の好適電圧を印加できる。また、高出力型バッテリES−PはSOCが略中間域の範囲内で用いられる場合であっても、図7に示した関係によれば、高出力型バッテリES−Pの中間域内のSOCに依らず、第2VCU105を介して高出力型バッテリES−Pから供給される電力によって駆動部に好適電圧を印加できる。
なお、本発明は、前述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。例えば、上記説明した電動車両は、1MOT型のEV(Electrical Vehicle)であるが、複数のモータジェネレータを搭載したEVであっても、少なくとも1つのモータジェネレータと共に内燃機関を搭載したHEV(Hybrid Electrical Vehicle)やPHEV(Plug-in Hybrid Electrical Vehicle)であっても、FCV(Fuel Cell Vehicle)であっても良い。
101 モータジェネレータ(MG)
103 第1VCU
105 第2VCU
107 PDU
109e,109p 電圧センサ
111e,111p 電流センサ
113 車速センサ
115 スイッチ部
117 ECU
ES−E 高容量型バッテリ
ES−P 高出力型バッテリ
MCe,MCp コンタクタ

Claims (9)

  1. 第1蓄電器と、
    前記第1蓄電器よりも低電圧の第2蓄電器と、
    前記第1蓄電器の出力電圧に対する昇圧と降圧のうち降圧のみ可能であり、かつ、前記第1蓄電器の出力電圧を降圧する降圧部と、
    前記第2蓄電器の出力電圧に対する昇圧と降圧のうち昇圧のみ可能であり、かつ、前記第2蓄電器の出力電圧を昇圧する昇圧部と、
    前記降圧部を介した前記第1蓄電器から供給される電力及び前記昇圧部を介した前記第2蓄電器から供給される電力の少なくとも一方によって駆動する駆動部と、
    前記降圧部及び前記昇圧部を制御する制御部と、
    を含む、駆動装置。
  2. 請求項1に記載の駆動装置であって、
    前記駆動部に対する要求駆動力を取得する取得部を、含み、
    前記制御部は、
    前記駆動部が前記要求駆動力を出力する際の、前記駆動部に対する印加電圧と駆動効率との関係を、各要求駆動力に対して記憶していて、
    前記駆動効率がしきい値以上である好適電圧を、前記降圧部と前記昇圧部の少なくとも一方が出力するよう、前記降圧部及び前記昇圧部を制御する、駆動装置。
  3. 請求項2に記載の駆動装置であって、
    前記第1蓄電器の満充電電圧は、前記制御部が記憶している前記好適電圧の最大値以上である、駆動装置。
  4. 請求項2又は3に記載の駆動装置であって、
    前記第2蓄電器の放電終止電圧は、前記制御部が記憶している前記好適電圧の最小値以下である、駆動装置。
  5. 請求項2から4のいずれか1項に記載の駆動装置であって、
    前記第2蓄電器は、蓄電容量に対する容量劣化係数の依存が前記第1蓄電器より大きく、前記容量劣化係数がしきい値未満となる前記第2蓄電器の蓄電容量の範囲である好適範囲内で用いられ、
    前記第2蓄電器の蓄電容量が前記好適範囲の最大値であるときの前記第2蓄電器の電圧は、前記制御部が記憶している前記好適電圧の最小値以下である、駆動装置。
  6. 請求項2から5のいずれか1項に記載の駆動装置であって、
    前記第1蓄電器の放電終止電圧は、前記制御部が記憶している前記好適電圧の最大値以上である、駆動装置。
  7. 請求項2から6のいずれか1項に記載の駆動装置であって、
    前記第2蓄電器の満充電電圧は、前記制御部が記憶している前記好適電圧の最小値以下である、駆動装置。
  8. 請求項1から7のいずれか1項に記載の駆動装置であって、
    前記第2蓄電器は、前記第1蓄電器に比べて、出力重量密度が優れ、かつ、エネルギー重量密度が劣る、駆動装置。
  9. 請求項1から8のいずれか1項に記載の駆動装置を有する、輸送機器。
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