JP2017092570A - 無線通信アダプタ - Google Patents

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Abstract

【課題】エアコンECUに長期間に亘って継続的に接続され、エアコンECUから受けた情報を無線で携帯電話に送信する無線通信アダプタを、エアコンECUに新たにコネクタを設けることなく利用可能とする。
【解決手段】エアコンECU2の制御コネクタ21は、アクチュエータを制御する制御端子212およびエアコンECU2の情報を送信するための診断端子214、215を有し、当該無線通信アダプタは、第1中継コネクタ11と第2中継コネクタ12と通信回路15とを備え、第1中継コネクタ11は、制御コネクタ21と接続したときに制御端子212、診断端子214、215と接続する第1制御中継端子112、通信端子114、115を備え、第2中継コネクタ12は第1制御中継端子112と接続する第2制御中継端子122を備え、CPU15は通信端子114、115を介してエアコンECU2から受信した情報を、アンテナ14を介して無線で送信する。
【選択図】図4

Description

本発明は、車両用のエアコンECUに接続される無線通信アダプタに関するものである。
従来、車両用のエアコンECUに配置されている車両診断コネクタに接続され、エアコンECUから受けた情報を無線で携帯電話に送信する無線通信装置が、特許文献1に記載されている。
特開2015−3693号公報
発明者の検討によれば、特許文献1に記載の車両診断コネクタは、診断時にのみ短期的に接続されることが想定されており、長期間に亘って継続的に接続されることは想定されていない。これに鑑み、発明者は、エアコンECUに長期間に亘って継続的に接続され、エアコンECUから受けた情報を無線で携帯電話に送信する無線通信アダプタについて検討を加えた。
その検討の結果、発明者は、エアコンECUに長期間に亘って継続的に接続される無線通信アダプタのために、エアコンECUに新たにコネクタを設けると、エアコンECUの部品点数の増大を招くという問題があることを見出した。
本発明は上記点に鑑み、エアコンECUに長期間に亘って継続的に接続され、エアコンECUから受けた情報を無線で携帯電話に送信する無線通信アダプタを、エアコンECUに新たにコネクタを設けることなく利用可能とすることを目的とする。
上記目的を達成するための請求項1に記載の発明は、車両用空調装置の作動を制御するエアコンECU(2)と接続する無線通信アダプタであって、前記エアコンECUは制御コネクタ(21)を有し、前記制御コネクタは、前記車両空調装置のアクチュエータ(7、8、9)を制御する制御命令を送信するための制御端子(212)および当該エアコンECUの情報を送信するための診断端子(214、215)を有し、当該無線通信アダプタは、前記制御コネクタに接続可能な第1中継コネクタ(11)と、前記制御コネクタに接続可能な他のコネクタ(41a)と接続可能な第2中継コネクタ(12)と、アンテナ(14)と、前記アンテナを用いて無線で通信を行う通信回路(15)と、を備え、前記第1中継コネクタは、当該第1中継コネクタが前記制御コネクタと接続したときに前記制御端子と電気的に接続する第1制御中継端子(112)と、当該第1中継コネクタが前記制御コネクタと接続したときに前記診断端子と電気的に接続する通信端子(114、115)と、を備え、前記第2中継コネクタは、前記第1制御中継端子と接続する第2制御中継端子(122)を備え、前記通信回路は、前記通信端子と接続し、前記通信端子を介して前記エアコンECUから受信した情報を、前記アンテナ14を介して送信し、または、前記アンテナ14を介して受信した情報に基づいて、前記エアコンECUを制御する信号を、前記通信端子を介して前記エアコンECUに送信する無線通信アダプタである。
このように構成された無線通信アダプタは、第1中継コネクタをエアコンECUの制御コネクタに接続すれば、制御端子、第1制御中継端子、第2制御中継端子が導通する。そして更に、上記他のコネクタと、当該他のコネクタから車両空調装置のアクチュエータまたは当該アクチュエータを制御する回路(4、5、6)まで伸びるケーブルを用意し、当該他のコネクタを第2中継コネクタに接続したとする。すると、エアコンECUの制御端子から当該アクチュエータが制御可能になる。
このようにすれば、元々空調装置のアクチュエータを制御するためにエアコンECUに存在していた制御コネクタを利用して、長期間に亘って継続的に、無線通信アダプタを利用することができる。しかもその際、エアコンECUは通常通り空調装置のアクチュエータを制御することができる。
なお、上記および特許請求の範囲における括弧内の符号は、特許請求の範囲に記載された用語と後述の実施形態に記載される当該用語を例示する具体物等との対応関係を示すものである。
本発明の実施形態に係る通信システムの構成図である。 無線通信アダプタ1およびエアコンECU2の搭載位置を示す図である。 無線通信アダプタ1およびエアコンECU2の斜視図である。 無線通信アダプタ1およびエアコンECU2の構成図である。 無線通信アダプタのCPUが実行する通信処理のフローチャートである。 無線通信アダプタ1の他の形態を示す図である。
以下、本発明の一実施形態について説明する。図1に示すように、本実施形態に係る通信システムは、無線通信アダプタ1、エアコンECU2、携帯端末3、バスIC4、5、6、吸込口ドアアクチュエータ7、吹出口ドアアクチュエータ8、エアミックスドアアクチュエータ9、および接続ケーブル41を有している。
エアコンECU2は、車両用空調装置の作動を制御する装置である。具体的には、エアコンECU2は、車両の乗員の設定操作、および、各種センサ(外気温センサ、内気温センサ等)の検出結果に基づいて、当該車両空調装置のアクチュエータを制御する。
また、エアコンECU2は、図2に示すように、車両のダッシュボード内に配置される。なお、図2は、ダッシュボードの外殻を外した状態で、前席下部からダッシュボードを見たときの斜視図である。
エアコンECU2が制御する当該アクチュエータとしては、送風機、圧縮機、吸込口ドアアクチュエータ7、吹出口ドアアクチュエータ8、エアミックスドアアクチュエータ9等がある。送風機は、車室内に吹き出される空調風を付勢する。圧縮機は、周知の冷凍サイクルにおいて、送風空気と熱交換するための冷媒を吸入、圧縮、吐出する。
吸込口ドアアクチュエータ7は、内外気切替ドアを作動させるサーボモータである。内外気切替ドアは、車両用空調装置の空調ケーシングの入口に設けられる。そして内外気切替ドアは、外気導入口と内気導入口を選択的に開閉して内気と外気の導入比率を調整する。
空調ケーシングは、空調風通路を形成するケーシングである。空調風通路は、空調風を車室内に送るための通路である。空調風通路には、上述の送風機、上述の冷凍サイクルの蒸発器、および内外気切替ドア等が収容されている。外気導入口は外気を空調ケーシング内の空調風通路に導入する開口部である。内気導入口は内気を空調ケーシング内の空調風通路に導入する開口部である。外気は車室外の空気である。内気は車室内の空気である。
吹出口ドアアクチュエータ8は、複数個の吹出口ドアを連動して作動させるサーボモータである。複数個の吹出口ドアは、それぞれ、複数個の吹出口を開閉する。
これら複数個の吹出口は、車両用空調装置の空調ケーシングの出口に設けられる。これら複数個の吹出口は、フェイス吹出口、フット吹出口、デフロスタ吹出口を含む。フェイス吹出口は、車室内の乗員の上半身に向けて開口する。フット吹出口は、車室内の乗員の下半身に向けて開口する。デフロスタ吹出口は、車両のフロントガラスの車室内側面に向けて開口する。これら複数個の吹出口も、空調ケーシング内の空調風通路に収容される。
エアミックスドアアクチュエータ9は、エアミックスドアを作動させるサーボモータである。エアミックスドアは、空調ケーシング内の空調風通路に収容される。このエアミックスドアは、空調ケーシング内の空調風通路において、エアミックス割合を調節する。エアミックス割合は、加熱用熱交換器を通る空調風の風量と加熱用熱交換器をバイパスする空調風の風量との風量割合である。加熱用熱交換器は、空調ケーシング内の空調風通路に配置される。また加熱用交換器は、当該加熱用熱交換器を通る空調風を加熱する。加熱用熱交換器の熱源は、車両のエンジンの冷却水であってもよいし、上記冷凍サイクルにおいて圧縮されて加熱された冷媒であってもよい。
また、図1、図3に示すように、エアコンECU2は、バスサーボコネクタ21を有している。図4に示すように、バスサーボコネクタ21は、フード210、給電端子211、制御端子212、グラウンド端子213、送信用診断端子214、受信用診断端子215を有している。バスサーボコネクタ21は、制御コネクタに対応する。
フード210は、有底筒形状の部材である。そしてフード210の内部に、給電端子211、制御端子212、グラウンド端子213、送信用診断端子214、受信用診断端子215が互いに離れて配置されている。
給電端子211は、この給電端子211を介してエアコンECU2からエアコンECU2の外部(具体的には、無線通信アダプタ1、バスIC4、5、6)に12Vの電圧を印加して電力を供給するための端子である。
制御端子212は、この制御端子212を介してエアコンECU2とバスIC4、5、6が通信するための端子である。エアコンECU2とバスIC4、5、6の通信は、エアコンECU2からバスIC4、5、6への制御命令の送信を含む。制御命令は、エアコンECU2がバスIC4、5、6を制御することで間接的にアクチュエータ7、8、9を制御するための信号である。
また、エアコンECU2とバスIC4、5、6の通信は、バスIC4、5、6からエアコンECU2への回転位置情報の送信を含む。回転位置情報は、制御対象のアクチュエータの回転位置を示す情報である。
グラウンド端子213は、この給電端子211を介してエアコンECU2からエアコンECU2の外部(具体的には、無線通信アダプタ1、バスIC4、5、6)に共通のグラウンド電位を提供するための端子である。
送信用診断端子214は、この送信用診断端子214を介してエアコンECU2の外部へエアコンデータを送信するための端子である。エアコンデータは、車両用空調装置の作動に関する情報のうち、エアコンECU2が有する情報である。エアコンデータの送信先は、図4のような接続状態では、無線通信アダプタ1である。しかし、車両の診断時は例外である。車両の診断時には、短期的に、無線通信アダプタ1がエアコンECU2から取り外されて、バスサーボコネクタ21に他の診断装置が接続される。そのような場合は、当該診断装置が、エアコンデータの送信先となる。
受信用診断端子215は、この受信用診断端子215を介してエアコンECU2の外部から要求を送信するための端子である。要求の送信元は、図4のような接続状態では、無線通信アダプタ1である。
無線通信アダプタ1は、図1、図2、図3に示すように、エアコンECU2のバスサーボコネクタ21に接続されることで、エアコンECU2と電気的に接続される。また無線通信アダプタ1は、図1に示すように、接続ケーブル41とも電気的に接続される。更に無線通信アダプタ1は、図1に示すように携帯端末3と無線で通信する。
図4に示すように、無線通信アダプタ1は、筐体10、第1中継コネクタ11、第2中継コネクタ12、降圧回路13、アンテナ14、CPU15、配線161〜165を有している。
筐体10は、樹脂等によって形成されたケーシングである。筐体10は、その内部に、降圧回路13、アンテナ14、CPU15、配線161〜165を収容する。それにより、筐体10は、降圧回路13、アンテナ14、CPU15、配線161〜165保護する。
第1中継コネクタ11は、筐体10の一端側に固定して取り付けられている。第1中継コネクタ11は、フード110、第1給電中継端子111、第1制御中継端子112、第1グラウンド中継端子113、シリアル受信端子114、シリアル送信端子115を有している。
フード110は、有邸筒形状の部材である。そしてフード110の内部に、第1給電中継端子111、第1制御中継端子112、第1グラウンド中継端子113、シリアル受信端子114、シリアル送信端子115が互いに離れて配置されている。
このフード110は、バスサーボコネクタ21のフード210に嵌合可能な形状になっている。そして実際、フード110は、図3、図4に示すように、フード210に嵌合される。そしてその嵌合により、第1中継コネクタ11とバスサーボコネクタ21が接続する。
また、フード110は、図示しない抜け止め機構を有していてもよい。この抜け止め機構は、フード110がフード210から重力または振動によって自然にかつ意図せず脱落することを防止する周知の機構である。
第1給電中継端子111は、第1中継コネクタ11がバスサーボコネクタ21と接続したときに、給電端子211と嵌合して電気的に接続する。第1制御中継端子112は、第1中継コネクタ11がバスサーボコネクタ21と接続したときに、制御端子212と嵌合して電気的に接続する。第1グラウンド中継端子113は、第1中継コネクタ11がバスサーボコネクタ21と接続したときに、グラウンド端子213と嵌合して電気的に接続する。
シリアル受信端子114は、第1中継コネクタ11がバスサーボコネクタ21と接続したときに、送信用診断端子214と嵌合して電気的に接続する。シリアル送信端子115は、第1中継コネクタ11がバスサーボコネクタ21と接続したときに、受信用診断端子215と嵌合して電気的に接続する。シリアル受信端子114およびシリアル送信端子115は、それぞれ、通信端子に対応する。
第2中継コネクタ12は、筐体10の他端側に固定して取り付けられている。第2中継コネクタ12は、フード120、第2給電中継端子121、第2制御中継端子122、第2グラウンド中継端子123を有している。
フード120は、有底筒形状の部材である。そしてフード120の内部に、第2給電中継端子121、第2制御中継端子122、第2グラウンド中継端子123が互いに離れて配置されている。
第2給電中継端子121は、第1給電中継端子111と電気的に接続している。具体的には、第2給電中継端子121と第1給電中継端子111は配線161を介して導通している。
第2制御中継端子122は、第1制御中継端子112と電気的に接続している。具体的には、第2制御中継端子122と第1制御中継端子112は配線162を介して導通している。
第2グラウンド中継端子123は、第1グラウンド中継端子113と電気的に接続している。具体的には、第2グラウンド中継端子123と第1グラウンド中継端子113は配線163を介して導通している。
降圧回路13は、配線161、162と電気的に接続する。そして降圧回路13は、これら配線161、162から提供される12V、グラウンド電圧(すなわち0V)の電圧を利用して3Vの電圧を生成し、CPU15に供給する。
アンテナ14は、電波(例えば2.4GHz帯)の送信を行うためのアンテナである。
CPU15は、降圧回路13から供給された3Vの電圧によって作動する。CPU15は、通信回路に対応する。
またCPU15は、送信用診断端子214と電気的に接続している。具体的には、CPU15のRXDポートは、配線164を介してシリアル受信端子114と導通している。またCPU15は、受信用診断端子215と電気的に接続している。具体的には、CPU15のTXDポートは、配線165を介してシリアル送信端子115と導通している。
そしてCPU15は、図示しない無線通信アダプタ1のメモリに記録されたプログラムに従って種々の処理を行う。
これらの処理においてCPU15は、RXDポートを介してシリアル通信によってエアコンECU2から上記のエアコンデータを受信する。また、これらの処理においてCPU15は、TXDポートを介してシリアル通信によってエアコンECU2に上記の要求を送信する。また、これらの処理においてCPU15は、アンテナ14を用いて無線で携帯端末3と通信する。通信に使用する規格は、例えば、Bluetooth(Bluetoothは登録商標である)の4.1のプロコルを利用する。
なお、後述するCPU15の処理は、すべてCPU15が当該プログラムを実行することで実現する。
携帯端末3は、図示しない操作部、通信部、表示部、制御部、を備える。操作部は、携帯端末3のユーザの操作を受け付ける。通信部は、携帯端末3と無線で通信を行うための通信インターフェースである。表示部は、携帯端末3のユーザに情報を視覚的に提示する装置(例えば、液晶ディスプレイ)である。制御部は、自己のメモリに記録されたプログラムを実行することで、操作部に対するユーザの操作に基づいて、通信部および表示部を制御する。携帯端末3は、例えば、スマートフォンでもよいし、タブレットPCでもよい。
接続ケーブル41は、図4に示すように、一端に接続コネクタ41aを備え、他の位置ではバスIC4、5、6と接続する。接続コネクタ41aは、フード410、給電接続端子411、制御接続端子412、グラウンド接続端子413を有している。
フード410は、有邸筒形状の部材である。そしてフード410の内部に、給電接続端子411、制御接続端子412、グラウンド接続端子413が互いに離れて配置されている。
このフード410は、バスサーボコネクタ21のフード210に嵌合可能な形状になっている。仮に、フード410がフード210に嵌合すると、接続コネクタ41aとバスサーボコネクタ21が接続する。また、仮に、接続ケーブル41がバスサーボコネクタ21に接続すると、給電接続端子411、制御接続端子412、グラウンド接続端子413は、それぞれ、給電端子211、制御端子212、グラウンド端子213と、嵌合して電気的に接続する。
しかし、本実施形態では、図4に示すように、フード410は、第2中継コネクタ12のフード120に嵌合される。つまり、フード120は、エアコンECU2のフード210に嵌合可能なフード410と嵌合可能な形状を有している。したがって、第2中継コネクタ12は、バスサーボコネクタ21に接続可能な接続コネクタ41aと接続可能である。
給電接続端子411は、接続コネクタ41aが第2中継コネクタ12と接続したときに、第2給電中継端子121と嵌合して電気的に接続する。制御接続端子412は、接続コネクタ41aが第2中継コネクタ12と接続したときに、第2制御中継端子122と嵌合して電気的に接続する。グラウンド接続端子413は、接続コネクタ41aが第2中継コネクタ12と接続したときに、第2グラウンド中継端子123と嵌合して電気的に接続する。
また、給電接続端子411、制御接続端子412、グラウンド接続端子413は、それぞれ、接続ケーブル41の内部を通る3本の導線414、415、416と導通する。そして導線414、415、416は、バスIC4と電気的に接続する。
バスIC4は、吸込口ドアアクチュエータ7の回転位置を検出および制御する回路である。このバスIC4は、接続ケーブル41の導線414、415、416を介して無線通信アダプタ1と接続されている。したがって、バスIC4は、エアコンECU2の給電端子211、制御端子212、グラウンド端子213と接続されている。
したがって、バスIC4は、エアコンECU2の給電端子211から12Vの電圧が供給され、グラウンド端子213からグラウンド電圧が供給される。その結果、バスIC4は、エアコンECU2から電力供給を受け、この電力供給によって作動する。
また、バスIC4は、制御端子212を介してエアコンECU2から制御命令を受信し、受信した制御命令に従って、吸込口ドアアクチュエータ7を作動させる。具体的には、バスIC4は、受信した制御命令に含まれる目標位置まで吸込口ドアアクチュエータ7が回転するよう、吸込口ドアアクチュエータ7を制御する。このような吸込口ドアアクチュエータ7の作動により、内外気切替ドアの位置が調整される。また、バスIC4は、作動状況に応じて、制御端子212を介して制御端子212に吸込口ドアアクチュエータ7の」回転位置情報、および、停止情報を送信する。停止情報は、吸込口ドアアクチュエータ7が目標位置まで回転して停止したことを示す情報である。
また導線414、415、416は、バスIC5と電気的に接続する。バスIC5は、吹出口ドアアクチュエータ8の回転位置を検出および制御する回路である。このバスIC5は、接続ケーブル41の導線414、415、416を介して無線通信アダプタ1と接続されている。したがって、バスIC5は、エアコンECU2の給電端子211、制御端子212、グラウンド端子213と接続されている。
したがって、バスIC5は、エアコンECU2の給電端子211から12Vの電圧が供給され、グラウンド端子213からグラウンド電圧が供給される。その結果、バスIC5は、エアコンECU2から電力供給を受け、この電力供給によって作動する。
また、バスIC5は、制御端子212を介してエアコンECU2から制御命令を受信し、受信した制御命令に従って、吹出口ドアアクチュエータ8を作動させる。具体的には、バスIC5は、受信した制御命令に含まれる目標位置まで吹出口ドアアクチュエータ8が回転するよう、吹出口ドアアクチュエータ8を制御する。このような吹出口ドアアクチュエータ8の作動により、吹出口ドアの位置が調整される。また、バスIC5は、作動状況に応じて、制御端子212を介して制御端子212に吹出口ドアアクチュエータ8の回転位置情報、および、停止情報を送信する。停止情報は、吹出口ドアアクチュエータ8が目標位置まで回転して停止したことを示す情報である。
また導線414、415、416は、バスIC6と電気的に接続する。バスIC6は、エアミックスドアアクチュエータ9の回転位置を検出および制御する回路である。このバスIC6は、接続ケーブル41の導線414、415、416を介して無線通信アダプタ1と接続されている。したがって、バスIC6は、エアコンECU2の給電端子211、制御端子212、グラウンド端子213と接続されている。
したがって、バスIC6は、エアコンECU2の給電端子211から12Vの電圧が供給され、グラウンド端子213からグラウンド電圧が供給される。その結果、バスIC6は、エアコンECU2から電力供給を受け、この電力供給によって作動する。
また、バスIC6は、制御端子212を介してエアコンECU2から制御命令を受信し、受信した制御命令に従って、エアミックスドアアクチュエータ9を作動させる。具体的には、バスIC6は、受信した制御命令に含まれる目標位置までエアミックスドアアクチュエータ9が回転するよう、エアミックスドアアクチュエータ9を制御する。このようなエアミックスドアアクチュエータ9の作動により、エアミックスドアの位置が調整される。また、バスIC6は、作動状況に応じて、制御端子212を介して制御端子212にエアミックスドアアクチュエータ9の回転位置情報、および、停止情報を送信する。停止情報は、エアミックスドアアクチュエータ9が目標位置まで回転して停止したことを示す情報である。
無線通信アダプタ1は、上記のような構成となっていることにより、配線162を用いて、バスIC4、5、6とエアコンECU2の双方向通信を中継することができる。また、無線通信アダプタ1は、上記のような構成となっていることにより、配線161、163を用いて、エアコンECU2からバスIC4、5、6への電力供給を中継することができる。
以下、上記のように構成された通信システムの作動について説明する。無線通信アダプタ1は、車両の診断時等の短期的な場面のみならず、長期(例えば1年、5年)に亘り、車両が走行しているときも、走行していないときも、上記のようにエアコンECU2に接続されている。つまり、無線通信アダプタ1はエアコンECU2にほぼ常時接続されている。
車両の主電源(例えばIG)がオフの場合もオンの場合も、エアコンECU2の給電端子211の電圧は12Vとなっている。したがって、車両の主電源がオフの場合もオンの場合も、無線通信アダプタ1は作動可能である。
エアコンECU2の作動中、エアコンECU2は、内外気切替ドアを作動させる場合は、制御端子212からバスIC4宛に制御命令を送信する。この制御命令は、吸込口ドアアクチュエータ7の目標停止位置を含む。この制御命令は、制御端子212、第1制御中継端子112、配線162、第2制御中継端子122、導線415を通って、バスIC4で受信される。
エアコンECU2が吹出口ドアを作動させる場合は、上記の作動において、バスIC4、吸込口ドアアクチュエータ7を、それぞれ、バスIC5、吹出口ドアアクチュエータ8に置き換えた作動となる。エアコンECU2がエアミックスドアを作動させる場合は、上記の作動において、バスIC4、吸込口ドアアクチュエータ7を、それぞれ、バスIC6、エアミックスドアアクチュエータ9に置き換えた作動となる。
また、無線通信アダプタ1およびエアコンECU2の作動中、無線通信アダプタ1のCPU15は、所定のプログラムを実行することで図5に示すような通信処理を実行する。
図5の処理においては、CPU15は、まずステップ105で、エアコンECU2からシリアル通信でデータを受信しているか否かを確認する。具体的には、RXDポートからデータを受信しているか否かを確認する。続いてステップ110では、ステップ110の確認結果に基づいて、シリアル通信でデータを受信していなければステップ115に進み、受信していればステップ125に進む。
ステップ115では、まだエアコンECU2からシリアル通信でデータを受信していないので、シリアルデータ送信要求を、シリアル通信で、TXDポートからエアコンECU2に送信する。
このようにしてTXDポートから送信されたシリアルデータ送信要求は、配線165、シリアル送信端子115、受信用診断端子215を介して、エアコンECU2に届く。エアコンECU2は、このようにしてシリアルデータ送信要求を受信したことに基づいて、送信用診断端子214から、エアコンデータを送信する。エアコンデータは、例えば、空調装置の設定温度、内外気切替ドアの位置、吹出口ドアの位置、エアミックスドアの位置、送風機の回転数、車室内温度、車室外温度のうち全部または一部であってもよい。
CPU15は、ステップ115に続いては、ステップ120で、エアコンECU2から応答があったか否かを判定する。具体的には、ステップ115でシリアルデータ送信要求を送信した後に、RXDポートからデータを受信しているか否かを確認する。エアコンECU2から応答があった場合はステップ125に進み、ない場合はステップ105に戻る。
CPU15は、ステップ110またはステップ120からステップ125に進むと、エアコンデータ受信処理を行う。具体的には、RXDポートから受信したデータから、エアコンデータを抽出する。
続いてステップ130では、エアコンデータ編集処理を行う。具体的には、ステップ125で抽出したエアコンデータを、無線送信用のデータのフォーマットに合うように編集して、無線通信アダプタ1の記憶媒体(RAM等)に記録する。
続いてステップ135では、エアコンデータ暗号化処理を行う。具体的には、ステップ130で編集されたエアコンデータを所定の暗号化方式で暗号化する。
続いてステップ140では、無線データ通信処理において、アンテナ14を用いて携帯端末3と通信する。具体的には、ステップ135で暗号化されたエアコンデータを、Bluetoothの規格に従って、携帯端末3が受信できるよう、アンテナ14から電波として送信する。
このようにして送信された電波は、車内の乗員が携帯する携帯端末3の通信部によって受信される。そして携帯端末3の制御部は、この通信部が受信した電波に含まれるエアコンデータを復号して取得し、取得したエアコンデータが示す情報を携帯端末3の表示部に表示させる。
また、携帯端末3の操作部に対して乗員が所定の操作を行ったとき、携帯端末3の制御部は、当該操作の内容に応じた制御命令を生成する。そして当該制御部は、携帯端末3の通信部を用いて、Bluetoothの規格に従って、当該制御命令を、無線通信アダプタ1が受信できるよう、電波として送信する。
無線通信アダプタ1のCPU15は、ステップ140において、このようにして携帯端末3送信された電波を受信し、受信した電波に含まれる制御命令を抽出する。つまり、CPU15は、ステップ140の無線データ通信処理で、電波の送信も受信も行う。CPU15は、ステップ140の後、ステップ105に戻る。
なおCPU15は、ステップ140で受信して抽出した制御命令を、次のステップ130でエアコンECU2に送信する。
具体的には、ステップ130では、前回のステップ140で携帯端末3から受信した制御命令をエアコンECU2に送信する処理も行う。この際、CPU15は、TXDポートから、当該制御命令を送信する。
このようにしてTXDポートから送信された制御命令は、配線165、シリアル送信端子115、受信用診断端子215を介して、エアコンECU2に届く。エアコンECU2は、このようにして制御命令を受信したことに基づいて、当該制御命令の内容に従った作動を行う。例えば、当該制御命令の内容に従って、設定温度を変更する。また例えば、当該制御命令の内容に従って、内外気切替ドアの位置を制御する。
以上説明した通り、第1中継コネクタ11は、第1中継コネクタ11がバスサーボコネクタ21と接続したときに制御端子212と電気的に接続する第1制御中継端子112を備える。また、第1中継コネクタ11は、当該第1中継コネクタ11がバスサーボコネクタ21と接続したときに送信用診断端子214と電気的に接続するシリアル受信端子114を備える。また、第1中継コネクタ11は、当該第1中継コネクタ11がバスサーボコネクタ21と接続したときに受信用診断端子215と電気的に接続するシリアル送信端子115を備える。
また、第2中継コネクタ12は、第1制御中継端子112と接続する第2制御中継端子122を備えている。また、CPU15は、シリアル受信端子114、シリアル送信端子115と接続する。そしてCPU15は、シリアル受信端子114を介してエアコンECUから受信した情報(すなわち、エアコンデータ)を、アンテナ14を介して携帯端末3に送信する。そしてCPU15は、アンテナ14を介して受信した情報(すなわち、制御命令)に基づいて、エアコンECU2を制御する信号(すなわち、制御命令)を、シリアル送信端子115を介してエアコンECUに送信する。
このように構成された無線通信アダプタ1は、第1中継コネクタ11をエアコンECU2のバスサーボコネクタ21に接続すれば、制御端子212、第1制御中継端子112、第2制御中継端子122が互いに導通する。そして更に、上記接続コネクタ41aと、当該接続コネクタ41aからアクチュエータ7、8、9を制御するバスIC4、5、6まで伸びるケーブル41を用意し、当該接続コネクタ41aをバスサーボコネクタ21に接続したとする。すると、エアコンECU2の制御端子212から当該アクチュエータ7、8、9が制御可能になる。
このようにすれば、元々空調装置のアクチュエータ7、8、9を制御するためにエアコンECU2に存在していたバスサーボコネクタ21を利用して、長期間に亘って継続的に、無線通信アダプタ1を利用することができる。しかもその際、エアコンECU2は通常通り空調装置のアクチュエータ7、8、9を制御することができる。
また。このようになっていることで、エアコンECU2と無線通信アダプタ1とは双方向通信することができるので、無線通信アダプタ1は、無線通信で受信した制御命令をエアコンECU2に送ることも可能になる。
また、エアコンECU2のバスサーボコネクタ21は、給電端子211を有する。また、第1中継コネクタ11は、当該第1中継コネクタ11がバスサーボコネクタ21と接続したときに給電端子211と電気的に接続する第1給電中継端子111を備えている。また、第2中継コネクタ12は、第1給電中継端子111と接続する第2給電中継端子121を備えている。このようにすることで、エアコンECU2かバスIC4、5、6への給電も実現する。
また、エアコンECU2のバスサーボコネクタ21は、グラウンド端子213を有している。また、第1中継コネクタ11は、第1中継コネクタ11がバスサーボコネクタ21と接続したときにグラウンド端子213と電気的に接続する第1グラウンド中継端子113を備えている。そして、第2中継コネクタ12は、第1グラウンド中継端子113と接続する第2グラウンド中継端子123を備えている。このようにすることで、エアコンECUからバスIC4、5、6へのグラウンドの共有も可能になる。
また、降圧回路13は、第1給電中継端子111と第1グラウンド中継端子113に接続し、第1給電中継端子111の電圧と第1グラウンド中継端子113の電圧を利用して、第1給電中継端子111の電圧よりも低い電圧をCPU15に供給する。
このようになっていることで、無線通信アダプタ1は、エアコンECU2からバスIC4、5、6への給電線およびグラウンド線を利用して、降圧された電力供給を受けることができる。
なお、上記各実施形態における記憶媒体またはメモリは、すべて非一時的実体的記録媒体である。
(他の実施形態)
なお、本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した範囲内において適宜変更が可能である。また、また、上記実施形態において、実施形態を構成する要素は、特に必須であると明示した場合および原理的に明らかに必須であると考えられる場合等を除き、必ずしも必須のものではない。また、上記実施形態において、実施形態の構成要素の個数、数値、量、範囲等の数値が言及されている場合、特に必須であると明示した場合および原理的に明らかに特定の数に限定される場合等を除き、その特定の数に限定されるものではない。特に、ある量について複数個の値が例示されている場合、特に別記した場合および原理的に明らかに不可能な場合を除き、それら複数個の値の間の値を採用することも可能である。また、上記実施形態において、構成要素等の形状、位置関係等に言及するときは、特に明示した場合および原理的に特定の形状、位置関係等に限定される場合等を除き、その形状、位置関係等に限定されるものではない。また、本発明は、上記実施形態に対する以下のような変形例も許容される。なお、以下の変形例は、それぞれ独立に、上記実施形態に適用および不適用を選択できる。すなわち、以下の変形例のうち明らかに矛盾する組み合わせを除く任意の組み合わせを、上記実施形態に適用することができる。
(変形例1)
上記実施形態において、無線通信アダプタ1は、筐体10、第1中継コネクタ11、第2中継コネクタ12は、互いに相対的に位置変化しないように、固定的に組み付けられている。したがって、上記実施形態の無線通信アダプタ1は全体として変形しない。
しかし、必ずしもこのようになっておらずともよい。例えば、図6に示すように、筐体10と第1中継コネクタ11は、フレキシブルなケーブルによって接続されていてもよい。また、筐体10と第2中継コネクタ12も、フレキシブルなケーブルによって接続されていてもよい。このようにすることで、筐体10、第1中継コネクタ11、第2中継コネクタ12の相対的配置が可変になるので、筐体10、第1中継コネクタ11、第2中継コネクタ12の配置の自由度が高まる。
(変形例2)
上記実施形態においては、無線通信アダプタ1は、シリアル受信端子114、シリアル送信端子115を有しているが、必ずしも両方有していなくともよい。例えば、無線通信アダプタ1は、シリアル受信端子114、シリアル送信端子115のうち前者のみを有していてもよい。また例えば、シリアル受信端子114、シリアル送信端子115のうち後者のみを有していてもよい。
また、上記実施形態においては、無線通信アダプタ1は、第1給電中継端子111および第2給電中継端子121を有している。しかし、無線通信アダプタ1からこれら第1給電中継端子111および第2給電中継端子121を廃してもよい。この場合、バスIC4、5、6は、エアコンECU2以外から電力供給を受ける。
また、上記実施形態においては、無線通信アダプタ1は、第1グラウンド中継端子113および第2グラウンド中継端子123を有している。しかし、無線通信アダプタ1からこれら第1給電中継端子111および第2給電中継端子121を廃してもよい。
1 無線通信アダプタ
2 エアコンECU
4、5、6 バスIC
11 第1中継コネクタ
12 第2中継コネクタ
13 降圧回路
14 アンテナ
15 CPU
21 バスサーボコネクタ

Claims (5)

  1. 車両用空調装置の作動を制御するエアコンECU(2)と接続する無線通信アダプタであって、
    前記エアコンECUは制御コネクタ(21)を有し、前記制御コネクタは、前記車両空調装置のアクチュエータ(7、8、9)を制御する制御命令を送信するための制御端子(212)および当該エアコンECUの情報を送信するための診断端子(214、215)を有し、
    当該無線通信アダプタは、
    前記制御コネクタに接続可能な第1中継コネクタ(11)と、
    前記制御コネクタに接続可能な他のコネクタ(41a)と接続可能な第2中継コネクタ(12)と、
    アンテナ(14)と、
    前記アンテナを用いて無線で通信を行う通信回路(15)と、を備え、
    前記第1中継コネクタは、当該第1中継コネクタが前記制御コネクタと接続したときに前記制御端子と電気的に接続する第1制御中継端子(112)と、当該第1中継コネクタが前記制御コネクタと接続したときに前記診断端子と電気的に接続する通信端子(114、115)と、を備え、
    前記第2中継コネクタは、前記第1制御中継端子と接続する第2制御中継端子(122)を備え、
    前記通信回路は、前記通信端子と接続し、前記通信端子を介して前記エアコンECUから受信した情報を、前記アンテナ14を介して送信し、または、前記アンテナ14を介して受信した情報に基づいて、前記エアコンECUを制御する信号を、前記通信端子を介して前記エアコンECUに送信する無線通信アダプタ。
  2. 前記診断端子は送信用診断端子(214)であり、前記通信端子は受信端子(114)であり、
    前記エアコンECUの前記制御コネクタは、受信用診断端子(215)を有し、
    前記第1中継コネクタは、当該第1中継コネクタが前記制御コネクタと接続したときに前記受信用診断端子と電気的に接続する送信端子(115)を備え、
    前記通信回路は、前記受信端子および前記送信端子と接続し、前記受信端子を介して前記エアコンECUから受信した情報を、前記アンテナを介して送信し、かつ、前記アンテナ14を介して受信した情報に基づいて、前記エアコンECUを制御する信号を、前記送信端子を介して前記エアコンECUに送信する請求項1に記載の無線通信アダプタ。
  3. 前記エアコンECUの前記制御コネクタは、給電端子(211)を有し、
    前記第1中継コネクタは、当該第1中継コネクタが前記制御コネクタと接続したときに前記給電端子と電気的に接続する第1給電中継端子(111)を備え、
    前記第2中継コネクタは、前記第1給電中継端子と接続する第2給電中継端子(121)を備えた請求項1または2に記載の無線通信アダプタ。
  4. 前記エアコンECUの前記制御コネクタは、グラウンド端子(213)を有し、
    前記第1中継コネクタは、当該第1中継コネクタが前記制御コネクタと接続したときに前記グラウンド端子と電気的に接続する第1グラウンド中継端子(113)を備え、
    前記第2中継コネクタは、前記第1グラウンド中継端子と接続する第2グラウンド中継端子(123)を備えた請求項3に記載の無線通信アダプタ。
  5. 前記第1給電中継端子と前記第1グラウンド中継端子に接続し、前記第1給電中継端子の電圧と前記第1グラウンド中継端子の電圧を利用して、前記第1給電中継端子の電圧よりも低い電圧を前記通信回路に供給する降圧回路(13)を備えた請求項4に記載の無線通信アダプタ。
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