JP2017091060A - 会計装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明が解決しようとする課題は、セキュリティを確保しつつ、顧客が操作する会計装置にストック部を設けることが可能な会計装置を提供することである。【解決手段】実施形態の会計装置は、釣銭を払出す釣銭機および当該釣銭機に金銭を補充するための金銭をストックするストック部を内部に収納する筐体と、前記筐体に設けられ前記ストック部を収納する収納部を閉止する開閉可能な扉と、前記扉を開放不可とする施錠状態と前記扉を開放可能とする開錠状態とに切り換わる第1電磁ロックと、販売対象の金額に対し前記釣銭機を駆動して釣銭を払出す会計処理を実行する通常モードでは前記第1電磁ロックを施錠状態に維持し、電磁ロックの開錠の許可情報の入力に基づく特定モードでは、前記第1電磁ロックの開錠状態への切り換わりを可能とする開閉制御手段と、を備える。【選択図】図10

Description

本発明の実施形態は、会計装置に関する。
従来、例えば商品等の販売対象の販売に係り、顧客自身が、商品等の販売対象を登録する操作および会計操作を実行するセルフ型の会計装置が提案されている。また、登録装置と会計装置を備えており、登録装置での登録操作をオペレータが実行し、会計装置での会計操作を顧客が実行するセミセルフ型のチェックアウトシステムが提案されている。これらの会計装置またはチェックアウトシステムに含まれる会計装置は、現金での会計に備えて硬貨および紙幣の釣銭機を具備している。
この釣銭機に釣銭を補充するための紙幣や硬貨(以降総称して「金銭」という)をストックするストック部というものがある。しかしながら、上記会計装置は顧客自身が操作するため、会計装置は、セキュリティ上ストック部を備えていなかった。そのため、アテンダント等の店員は、バックヤード等の管理エリアに設置されたストック部から会計装置に金銭を運んで釣銭機に補充していたため、店員に手間や負荷がかかっていた。
本発明が解決しようとする課題は、セキュリティを確保しつつ、顧客が操作する会計装置にストック部を設けることが可能な会計装置を提供することである。
実施形態の会計装置は、釣銭を払出す釣銭機および当該釣銭機に金銭を補充するための金銭をストックするストック部を内部に収納する筐体と、前記筐体に設けられ前記ストック部を収納する収納部を閉止する開閉可能な扉と、前記扉を開放不可とする施錠状態と前記扉を開放可能とする開錠状態とに切り換わる第1ロック機構と、販売対象の金額に対し前記釣銭機を駆動して釣銭を払出す会計処理を実行する通常モードでは前記第1ロック機構を施錠状態に維持し、ロック機構の開錠の許可情報の入力に基づく特定モードでは、前記第1ロック機構の開錠状態への切り換わりを可能とする開閉制御手段と、を備える。
図1は、実施形態に係るセルフPOS端末を含むシステムを示す模式図である。 図2は、セルフPOS端末の外観を示す斜視図である。 図3は、セルフPOS端末の扉を開放した外観を示す斜視図である。 図4は、セルフPOS端末の他の扉を開放した外観を示す斜視図である。 図5は、棒金ドロワの外観を示す斜視図である。 図6は、セルフPOS端末のハードウェア構成を示すブロック図である。 図7は、アテンダントPCのハードウェア構成を示すブロック図である。 図8は、モバイルアテンダントPCのハードウェア構成を示すブロック図である。 図9は、セルフPOS端末の機能構成を示す機能ブロック図である。 図10は、セルフPOS端末における制御処理の流れを示すフローチャートである。 図11は、セルフPOS端末の表示部における表示画面の一例を示す図である。 図12は、セルフPOS端末における開錠処理の制御の流れを示すフローチャートである。 図13は、セルフPOS端末における補充処理の制御の流れを示すフローチャートである。 図14は、セルフPOS端末の表示部における硬貨補充を表示した表示画面の一例を示す図である。 図15は、セルフPOS端末におけるエラー処理の制御の流れを示すフローチャートである。 図16は、セルフPOS端末における印字部のエラー処理の制御の流れを示すフローチャートである。 図17は、セルフPOS端末における印字部のエラー処理の制御の流れを示すフローチャートである。 図18は、セルフPOS端末の表示部における印字部のエラーを示す表示画面の一例を示す図である。 図19は、セルフPOS端末における釣銭機のエラー処理の制御の流れを示すフローチャートである。 図20は、セルフPOS端末における釣銭機のエラー処理の制御の流れを示すフローチャートである。 図21は、セルフPOS端末の表示部における釣銭機のエラーを示す表示画面の一例を示す図である。 図22は、セルフPOS端末における釣銭機の釣銭補充処理の制御の流れを示すフローチャートである。 図23は、セルフPOS端末における釣銭機の釣銭補充処理の制御の流れを示すフローチャートである。 図24は、セルフPOS端末の表示部における釣銭機の不足状態を示す表示画面の一例を示す図である。 図25は、アテンダントPCにおける制御処理の流れを示すフローチャートである。 図26は、モバイルアテンダントPCにおける制御処理の流れを示すフローチャートである。 図27は、実施形態の変形例であるセミセルフ型のチェックアウトシステムを示す模式図である。
以下、図1〜図26の添付図面を参照して、実施形態に係る会計装置について詳細に説明する。実施形態では、顧客が登録操作および会計操作を実行するセルフPOS(Point of Sales)端末を会計装置として説明する。また、実施形態では、硬貨釣銭機に補充する棒金(同一種類の硬貨を所定枚数(例えば50枚)重ねて、フィルム等で一体化したもの)をストックする棒金ドロワをストック部の一例として説明する。また、実施形態では、商品を販売対象の一例として説明する。なお、以下に説明する実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
図1は、実施形態に係るセルフPOS端末を含むシステムを示す模式図である。図1に示すように、システムは、複数台のセルフPOS端末1とアテンダントPC(Personal Computer)2とモバイルアテンダントPC3とを含む構成である。各セルフPOS端末1とアテンダントPC2とは、例えばLAN(Local Area Network)回線等の通信回線NT1で電気的に接続されている。また、アテンダントPC2とモバイルアテンダントPC3とは、例えば無線LAN等の通信回線NT2で電気的に接続されている。
セルフPOS端末1は、購入する商品を特定する商品コードを読取らせる登録部と、読み取らせた商品コードに対応した商品情報に基づいて会計操作を行う会計部とを備えている。登録部における登録操作と会計部における会計操作は、いずれも顧客自身が行う。セルフPOS端末1は、顧客が行った登録操作に基づいて売上登録処理を実行する。また、セルフPOS端末1は、顧客が行った会計操作に基づいて会計処理を実行する。なお、セルフPOS端末1の詳細な構成は図2〜図5において詳細に説明する。
ここで、売上登録処理とは、入力された商品コードに基づいて当該商品の商品名や価格等の商品情報を表示し記憶する処理をいう。また、会計処理とは、売上登録処理した商品情報に基づいて、取引に係る合計金額の表示、および顧客から預かった預り金に基づいて会計しレシートを発行する処理をいう。また、取引処理は売上登録処理と会計処理とを含む。また、取引情報は、商品情報と会計情報とを含む。
また、セルフPOS端末1は、通常モードと開錠モードとに切り換えることができる。通常モードは、顧客が登録操作および会計操作を行うことが可能なモードである。開錠モードは、例えば、セルフPOS端末1でエラーが発生したときの対応や、レシート用紙や釣銭の補充を行う対応のときに、セルフPOS端末1の電磁ロックを開錠することが可能なモードである。電磁ロックを開錠することで、セルフPOS端末1は内部を開放可能となる。なお、セルフPOS端末1は、例えば、マネージャ、店長、特定のアテンダント等の、開錠権限が与えられた者を特定する許可情報であるコード(実施形態ではアテンダントコード)が入力された場合に、開錠モードへの切り換えを可能とする。
また、各セルフPOS端末1の近傍には、顧客が登録操作と会計操作をする様子を監視するカメラが備えられている。アテンダントPC2の表示部208(図7を参照)は、各セルフPOS端末1における顧客の登録操作と会計操作の映像を映し出す。店舗の店員であるアテンダント(開錠権限が与えられている)は、アテンダントPC2の表示部208に映し出された映像を見て、顧客の登録操作と会計操作を監視して、例えば顧客による不正をチェックする。また、アテンダントPC2は、セルフPOS端末1において顧客がヘルプボタンを操作した情報を表示し、表示を見たアテンダントは該当するセルフPOS端末1に向かい、例えば操作の援助を行う。
モバイルアテンダントPC3は、例えばタブレット型のPCのように、アテンダントが携帯可能なPCである。モバイルアテンダントPC3は、アテンダントPCの機能の一部を備えている。モバイルアテンダントPC3は、セルフPOS端末1における顧客の登録操作と会計操作の映像をアテンダントPC2から受信して、表示部308(図8を参照)に映し出す。アテンダントは、表示部308に映し出された映像を見て、顧客の登録操作と会計操作を監視して、例えば顧客による不正をチェックする。アテンダントは、モバイルアテンダントPC3を携帯しているので、どの場所からも顧客の登録操作と会計操作を監視することができる。
図2は、セルフPOS端末1の外観を示す斜視図である。図2に示すように、セルフPOS端末1は、第1筐体41と第2筐体42とを備えている。第1筐体41は、内部の収納部37(図3を参照)に硬貨釣銭機34、紙幣釣銭機35(総称して「釣銭機27」という)、棒金ドロワ33(ストック部)、制御装置36を収納している。硬貨釣銭機34は、顧客から預かった硬貨を金種別に収納する。また硬貨釣銭機34は、顧客に対して硬貨分の釣銭を払い出す。紙幣釣銭機35は、顧客から預かった紙幣を金種別に収納する。また紙幣釣銭機35は、顧客に対して紙幣分の釣銭を払い出す。棒金ドロワ33は、硬貨の各種金種の棒金をストックする。制御装置36は、セルフPOS端末1の制御処理を実行する。制御装置36は、図6における制御部100、メモリ部14、通信部43、電源部(図示せず)等を含む。
また、第1筐体41は開放及び閉止可能な第1扉411(扉)と、第2扉412(扉)を備える。第1扉411は、ヒンジ部411aを中心に上下方向に回動する。第2扉412は、ヒンジ部412aを中心に左右方向に回動する。第2扉412は、第1扉411に干渉されており、第2扉412を開放するにはまず、第1扉411を上方向に開放する必要がある。第1扉411および第2扉412がともに閉止状態である場合、第2扉412だけを開放することはできない。
第1扉411が上方に回動することで第1筐体41の内部上側が開放され、硬貨釣銭機34と紙幣釣銭機35が露出する。また、第2扉412が右方向に回動することで第1筐体41の内部下側が開放され、棒金ドロワ33と制御装置36が露出する。
また、第2扉412が左方向に回動することで第1筐体41の内部下側が閉止され、棒金ドロワ33と制御装置36が閉止した第2扉412によって隠される。その後に、第1扉411が下方に回動することで、第1筐体41の上部が閉止され、硬貨釣銭機34と紙幣釣銭機35は、第1扉411によって隠される。このように、第1扉411と第2扉412が閉止されることで、セルフPOS端末1は、硬貨釣銭機34、紙幣釣銭機35、棒金ドロワ33、制御装置36を収納する収納部37を、第1筐体41の内部に密閉的に閉止する。
すなわち、第1扉411および第2扉412を閉止して内部を密封的に閉止された状態では、顧客およびアテンダントは、第1筐体41の内部に位置する硬貨釣銭機34、紙幣釣銭機35、棒金ドロワ33、制御装置36を、セルフPOS端末1の外部から触ることができない。
また、第1筐体41は、第1扉411を閉止状態に維持して開放不可とする施錠状態と、第1扉411を開放可能とする開錠状態に切り換わる第1電磁ロック30(第1ロック機構)(図6を参照)を備えている。電磁ロックは、電磁的に開錠状態と施錠状態に切り換わる鍵である。電磁ロックは、例えばソレノイドに通電することでロックピンを施錠位置に位置させて施錠状態とし、一方、通電を遮断するとロックピンを開錠位置に位置させて開錠状態に切り換わる。
第1扉411および第2扉412を閉止した状態で第1電磁ロック30を施錠状態とすると、第1扉411および第2扉412は開放不可の状態となる。第1電磁ロック30を開錠状態とすると、第1扉411が開放可能となる。そして、第1扉411を開放すると第2扉412が開放可能となる。
また、第1筐体41は、棒金ドロワ33を閉止状態に維持して開放不可とする施錠状態と、棒金ドロワ33を開放可能とする開錠状態に切り換わる第2電磁ロック31(第2ロック機構)(図6を参照)を備えている。棒金ドロワ33を閉止状態にした状態で第2電磁ロック31を施錠状態とすると、棒金ドロワ33は開放できない。第2電磁ロック31を開錠状態とすると、棒金ドロワ33のロックが外れて開放可能となる。
また、第1扉411は、入金孔271と排出孔273と受皿272を備えている。入金孔271は、第1扉411の上面に位置しており、硬貨釣銭機34に入金するための硬貨の投入口を開放するための孔である。排出孔273は、硬貨釣銭機34から硬貨を払い出す払出口を開放する孔である。受皿272は、硬貨釣銭機34から払い出された釣銭の硬貨を受ける皿である。
また、第1扉411は、入金孔274と出金孔275を備える。入金孔274は、紙幣釣銭機35に入金するための紙幣の投入口を開放するための孔である。出金孔275は、紙幣釣銭機35から払い出された紙幣の釣銭を上向きに払い出す払出口を開放する孔である。
また、第1筐体41は、側面左右にカゴ載置台25とカゴ載置台26を備えている。カゴ載置台25は第1計量部251を有している。カゴ載置台26は第2計量部261を有している。
カゴ載置台25は、購入するための商品が投入されたカゴを載置する台である。第1計量部251は、カゴ載置台25に載置されたカゴとカゴ内の商品の合計重量を計量する。カゴ載置台26は、カゴ載置台25から取り出した商品を投入するカゴを載置する台である。第2計量部261は、カゴ載置台26に載置されたカゴとカゴ内の商品の合計重量を計量する。
また、カゴ載置台26は、カゴ載置台26の上面から上方に延出する2本の支柱43と支柱43の上部に形成された一時置台44と2本の延出棒45を備える。延出棒45は、読取部23で商品コードを読み取らせた商品を詰めるビニール上の袋(図示せず)を引っ掛ける棒である。袋は延出棒45に取っ手を引っ掛けられた状態で開口し、商品を投入し易くする。また、一時置台44は、読取部23で商品コードを読み取らせた商品のうち、壊れやすい商品(豆腐や卵)を一時的に載置する台である。一時置台44に載置された商品は最後に袋に詰める。
顧客は、カゴ載置台25に載置されたカゴから商品を取出して、後述する読取部23の前を通過させて、当該商品に付されたコードを読取部23に読み取らせる。そして顧客は、当該商品をカゴ載置台26に載置されたカゴに投入する。第1計量部251が、カゴ載置台25に載置されたカゴから商品を取出した前後の重量を計量することで、後述する制御部100(図6を参照)は重量変化を計測する。第2計量部261が、カゴ載置台26に載置されたカゴに商品が投入された前後の重量を計量することで、制御部100は重量変化を計測する。この両重量変化が等しいか否かで、制御部100は、顧客が正しく操作をしているかを判断する。
第2筐体42は、第1筐体41の上部に設けられている。第2筐体42は、内部の収納部38(図4を参照)に、読取部23と印字部24とカード部28を収納する。読取部23は、商品に付されたバーコードや二次元コード等のコードに含まれる商品コードを例えば光学的に読み取る装置である。印字部24は、顧客が購入した商品の取引情報を印字してレシートを発行する。カード部28は、例えば挿入されたクレジットカードから顧客特定情報を読み出す。セルフPOS端末1は、カード部28によって読み出された顧客特定情報に基づいて会計処理を実行する。
また、第2筐体42は、開放位置と閉止位置とで回動する2枚の第3扉421を備えている。第3扉421は、ヒンジ部421aを中心に観音開きに回動する。第3扉421が開放位置に位置する状態で、第2筐体42の収納部38は開放され、読取部23と印字部24とカード部28が露出状態となる。また、第3扉421が閉止位置に位置する状態で、第2筐体42の内部は密閉的に閉止され、読取部23と印字部24とカード部28は、第2筐体42の内部に密閉的に隠される。このように、第3扉421が閉止されることで、セルフPOS端末1は、読取部23、印字部24、カード部28を収納する収納部38を、第2筐体42の内部に密閉的に閉止する。
すなわち、第3扉421を閉止して収納部38を密封的に閉止された状態では、顧客およびアテンダントは、第2筐体42の内部の読取部23、印字部24、カード部28を、第2筐体42の外部から触ることができない。
また、第2筐体42は、第3扉421を閉止状態に維持して開放不可とする施錠状態と、第3扉421を開放可能とする開錠状態に切り換わる第3電磁ロック32(図6を参照)を備えている。第3扉421を閉止状態にした状態で第3電磁ロック32を施錠状態とすると、第3扉421は開放できない。第3電磁ロック32を開錠状態とすると、第3扉421のロックが外れて開放可能となる。
また、第3扉421は、読取部23の読取窓を露出する孔4212と印字部24から発行されるレシートを排出する孔4213とカード部28に対してカードを挿入する孔4211を備えている。
また、第2筐体42は、上部に、表示部22を備えている。表示部22は、顧客による登録操作に伴う商品の商品情報を表示する。また、表示部22は、顧客による会計操作に伴う会計情報を表示する。また、表示部22は、顧客に対し、顧客が適切に登録操作や会計操作を行うためのガイダンスを表示する。また、表示部22は、誤操作したときの解除方法やアテンダントの呼出方法を表示する。
表示部22は、表面にタッチパネル21を備えている。タッチパネル21はキーの役目を果たす。表示部22上に表示された各種キーに対応する位置のタッチパネル21を操作することで、当該キーが操作される。
また、第2筐体42は、後方に、上部に延出する円柱状のポール46を備えている。ポール46の上方先端部には、顧客がアテンダントを呼びだす操作をしたときに発光する発光部29を備えている。
図3は、セルフPOS端末1の第1扉411および第2扉412を開放とした状態の外観を示す斜視図である。図3に示すように、第1扉411が上方に開放状態であるため、セルフPOS端末1は、内部を開放し、硬貨釣銭機34と紙幣釣銭機35が収納された収納部37を露出状態としている。また、第2扉412が右方向に開放状態であるため、棒金ドロワ33と制御装置36が収納された収納部37を露出状態としている。
図4は、セルフPOS端末1の第3扉421を開放とした状態の外観を示す斜視図である。図4に示すように、第3扉421は、セルフPOS端末1の中心部から両側に観音開きの状態であるため、セルフPOS端末1は、内部を開放し、読取部23と印字部24とカード部28を収納する収納部38を露出状態としている。
図5は、棒金ドロワ33の外観を示す斜視図である。図5に示すように、棒金ドロワ33は、筐体部331とドロワ部332とを有している。筐体部331は、前面部が開放された箱状の直方体形状の筐体である。ドロワ部332は、前面部から筐体部331に対して出没可能である。ドロワ部332は、筐体部331に押し込まれた位置で閉止状態となり、筐体部331から飛び出た位置で開放状態となる。第2電磁ロック31は、ドロワ部332を筐体部331に押し込んだ位置で施錠状態とすることで、棒金ドロワ33の閉止状態を維持する(棒金ドロワ33を開放できない)。また、第2電磁ロック31を開錠状態とすることで、棒金ドロワ33のロックが外れ、ドロワ部332が筐体部331から少し突出した状態(開放状態)となる。
ドロワ部332は、2列に並列的に並んだ複数個の棒金収納部334を有している。また、各棒金収納部334は、2個の透過型の棒金センサ336と棒金センサ337を備えている。この棒金センサ336と棒金センサ337は、各棒金収納部334に棒金335が収納されているか否かの情報と、棒金収納部334に棒金335が収納されている場合に、当該棒金の金種を特定する情報を出力する。後述する制御部100は、この棒金センサ336と棒金センサ337が出力する情報に基づいて、棒金ドロワ33に収納されている棒金の金種と数を把握する。そして制御部100は、識別した棒金の金種と数に基づいて、棒金ドロワ33に収納されている硬貨の合計金額を算出する。制御部100は、棒金ドロワ33に収納されている棒金の数が変化する度に、新たな棒金の数と合計金額を算出する。
ここからは、セルフPOS端末1とアテンダントPC2とモバイルアテンダントPC3のハードウェア構成について説明する。図6は、セルフPOS端末1のハードウェア構成を示すブロック図である。図6に示すように、セルフPOS端末1は、CPU(Central Processing Unit)11、ROM(Read Only Memory)12、RAM(Random Access Memory)13、メモリ部14等を備えている。CPU11は、制御主体となる。ROM12は、各種プログラムを記憶する。RAM13は、各種データを展開する。メモリ部14は、各種プログラムを記憶する。CPU11、ROM12、RAM13、メモリ部14は、互いにデータバス15を介して接続されている。CPU11とROM12とRAM13が、制御部100を構成する。すなわち、制御部100は、CPU11がROM12やメモリ部14に記憶されRAM13に展開された制御プログラムに従って動作することによって、後述する制御処理を実行する。
メモリ部14は、電源を切っても記憶情報が保持されるHDD(Hard Disc Drive)やフラッシュメモリ等の不揮発性メモリで構成され、制御プログラムを記憶する制御プログラム部141を備えている。また、メモリ部14は、収納金部142と棒金部143を備えている。収納金部142は、釣銭機27に収納されている金銭の額を記憶する。具体的には、収納金部142は、釣銭機27の収納部に収納する金銭の金額と収納部から払い出す金銭の金額を金種毎に計数して、その差額を釣銭機27に収納されている金銭の額として記憶する。
また、棒金部143は、棒金ドロワ33にストックされている棒金の金種別の数と合計金額を記憶する。具体的には、棒金ドロワ33の棒金センサ336と棒金センサ337から出力される情報に基づいて、制御部100は、棒金ドロワ33にストックされている棒金の金種別の数と金額を算出して、棒金部143に記憶する。さらに具体的には、制御部100は、棒金センサ336と棒金センサ337から出力される情報に基づいて棒金の金種と数を把握する。また、棒金1本の枚数は例えば50枚と決められているため、金種ごとの棒金1本当たりの金額が分かる。例えば10円硬貨の棒金1本当たりの金額は500円である。そのため、棒金の金種と数が分かれば、1本当たりの棒金1本の金額に棒金の数を乗算し、すべての棒金について行えば、棒金ドロワ33にストックされている合計金額を求めることができる。
また、制御部100は、データバス15およびコントローラ16を介して、タッチパネル21、表示部22、読取部23、印字部24、第1計量部251、第2計量部261、釣銭機27、カード部28、発光部29、第1電磁ロック30、第2電磁ロック31、第3電磁ロック32、棒金センサ336、棒金センサ337と接続している。
タッチパネル21は、表示部22の「開錠1キー」の表示に対応した開錠1キー211、「開錠2キー」の表示に対応した開錠2キー212、「開錠3キー」の表示に対応した開錠3キー213、「補充キー」の表示に対応した補充キー214を備える。なお、以降の説明では、「表示部のキーの表示に対応したタッチパネル21に設けられたキー」を、例えば、「表示部に表示されたキー」のように簡略化して説明する。
開錠1キー211は、施錠状態の第1電磁ロック30を開錠状態にするために操作するキーである。開錠2キー212は、施錠状態の第2電磁ロック31を開錠状態にするために操作するキーである。開錠3キー213は、施錠状態の第3電磁ロック32を開錠状態にするために操作するキーである。補充キー214は、施錠状態の第1電磁ロック30および第2電磁ロック31をともに開錠状態にするために操作するキーである。
また、制御部100は、データバス15を介して通信部43と接続する。通信部43は、通信回線NT1を介して他のセルフPOS端末1やアテンダントPC2と情報の送受信を行う。
図7は、アテンダントPC2のハードウェア構成を示すブロック図である。図7に示すように、アテンダントPC2は、CPU201、ROM202、RAM203、メモリ部204等を備えている。CPU201は、制御主体となる。ROM202は、各種プログラムを記憶する。RAM203は、各種データを展開する。メモリ部204は、各種プログラムを記憶する。CPU201、ROM202、RAM203、メモリ部204は、互いにデータバス205を介して接続されている。CPU201とROM202とRAM203が、制御部200を構成する。すなわち、制御部200は、CPU201がROM202やメモリ部204に記憶されRAM203に展開された制御プログラムに従って動作することによって、後述する制御処理を実行する。
メモリ部204は、電源を切っても記憶情報が保持されるHDD(Hard Disc Drive)やフラッシュメモリ等の不揮発性メモリで構成され、制御プログラムを記憶する制御プログラム部2041を備えている。
また、制御部200は、データバス205およびコントローラ206を介して、タッチパネル207と表示部208と接続している。タッチパネル207は表示部208に表示される開錠1キー2071、開錠2キー2072、開錠3キー2073、補充キー2074を有している。開錠1キー2071の機能は、開錠1キー211の機能と同様である。開錠2キー2072の機能は、開錠2キー212の機能と同様である。開錠3キー2073の機能は、開錠3キー213の機能と同様である。補充キー2074の機能は、補充キー214の機能と同様である。
また、制御部200は、データバス205を介して通信部209と接続される。制御部200は、通信部209および通信回線NT1を介して各セルフPOS端末1と情報の送受信を行う。また、制御部200は、データバス205を介して通信部210と接続される。制御部200は、通信部210および通信回線NT2を介して、モバイルアテンダントPC3と情報の送受信を行う。
図8は、モバイルアテンダントPC3のハードウェア構成を示すブロック図である。図8に示すように、モバイルアテンダントPC3は、CPU301、ROM302、RAM303、メモリ部304等を備えている。CPU301は、制御主体となる。ROM302は、各種プログラムを記憶する。RAM303は、各種データを展開する。メモリ部304は、各種プログラムを記憶する。CPU301、ROM302、RAM303、メモリ部304は、互いにデータバス305を介して接続されている。CPU301とROM302とRAM303が、制御部300を構成する。すなわち、制御部300は、CPU301がROM302やメモリ部304に記憶されRAM303に展開された制御プログラムに従って動作することによって、後述する制御処理を実行する。
メモリ部304は、電源を切っても記憶情報が保持されるHDD(Hard Disc Drive)やフラッシュメモリ等の不揮発性メモリで構成され、制御プログラムを記憶する制御プログラム部3041を備えている。
また、制御部300は、データバス305およびコントローラ306を介して、タッチパネル307と表示部308と読取部309と接続している。タッチパネル307は表示部308に表示される開錠1キー3071、開錠2キー3072、開錠3キー3073、補充キー3074を有している。開錠1キー3071の機能は、開錠1キー211の機能と同様である。開錠2キー3072の機能は、開錠2キー212の機能と同様である。開錠3キー3073の機能は、開錠3キー213の機能と同様である。補充キー3074の機能は、補充キー214の機能と同様である。読取部309は、読取部23と同じ構成を備えている。
また、制御部300は、データバス305を介して通信部310と接続される。制御部300は、通信部310および通信回線NT2を介してアテンダントPC2と情報の送受信を行う。
ここからは、図9〜図24を用いて、顧客の操作に伴うセルフPOS端末1の制御について詳細に説明する。図9は、セルフPOS端末1の機能構成を示す機能ブロック図である。制御部100は、ROM12やメモリ部14の制御プログラム部141に記憶された制御プログラムに従うことで、開閉制御手段101、補充キー表示手段102、検出手段103、送信手段104として機能する。
開閉制御手段101は、商品の金額に対し硬貨釣銭機34を駆動して釣銭を払出す会計処理を実行する通常モードでは第1電磁ロック30を施錠状態に維持し、電磁ロックの開錠を許可する権限があるアテンダントコードの入力に基づく開錠モードでは、第1電磁ロック30の開錠状態への切り換わりを可能とする機能を有する。
補充キー表示手段102は、棒金ドロワ33から硬貨釣銭機34への硬貨の補充を指示する補充キー214を表示部22に表示する機能を有する。
検出手段103は、硬貨釣銭機34における硬貨の不足を検出する機能を有する。
送信手段104は、補充キー3074を携帯可能なモバイルアテンダントPC3に表示させる表示情報を外部に送信する機能を有する。
図10〜図24は、セルフPOS端末1の制御処理の流れを示すフローチャートおよび関連する表示画面を示す図である。まず、制御部100は、セルフPOS端末1が待機状態のときは通常モードに設定している。そして、図10に示すように、制御部100は、セルフPOS端末1が待機状態で、表示部22に表示されているスタートキー(図示せず)が操作されたか否かを判断する(S11)。スタートキーは、セルフPOS端末1の操作を開始する際に顧客が操作する。操作されたと判断した場合には(S11のYes)、次に制御部100は、顧客の登録操作により読取部23から商品を特定する商品コードが入力されたか否かを判断する(S12)。入力されたと判断した場合には(S12のYes)、制御部100は、入力された商品コードに対応した商品情報を商品マスタ(図示せず)から読み出して、商品情報部131に記憶する売上登録処理を実行する(S13)。そして制御部100は、S12に戻る。制御部100は、このS11〜S15の処理を通常モードで実行する。この通常モードにおいて、顧客およびアテンダントは、セルフPOS端末1の第1扉411、第2扉412、第3扉421を開放して、内部の各要素に触れることはできない。
また、商品コードは入力されていないと判断した場合には(S12のNo)、制御部100は、表示部22に表示されている売上登録処理を終了する終了キー(図示せず)が操作されたか否かを判断する(S14)。終了キーは、セルフPOS端末1での登録操作を終了する際に顧客が操作する。操作されたと判断した場合には(S14のYes)、制御部100は、商品情報部131に記憶された商品情報に基づいて会計処理を実行する(S15)。そして制御部100は、S11に戻る。なお、終了キーは操作されていないと判断した場合には(S14のNo)、制御部100は、S12に戻る。
一方、S11において、スタートキーは操作されていないと判断した場合には(S11のNo)、制御部100は、読取部23からアテンダントコードが入力されたか否かを判断する(S21)。アテンダントコードはアテンダントを特定するためのコードであり、例えばバーコードのような形でアテンダントが携帯している例えば社員証に印刷されている。セルフPOS端末1は、アテンダントが社員証を読取部23によって読み取らせることで、アテンダントコードを入力する。
アテンダントコードが入力されたと判断した場合には(S21のYes)、次に制御部100は、入力されたアテンダントコードが、セルフPOS端末1を開錠する権限があるか否かを判断する(S22)。セルフPOS端末1に収納された金銭を扱う関係上、店舗は、売り場の責任者やリーダといった特定者に対してのみセルフPOS端末1を開錠する権限を与えている。そのため、制御部100は、入力されたアテンダントコードに基づいて、当該アテンダントがセルフPOS端末1を開錠する権限を与えられている者であるか否かを判断する。
権限を与えられているアテンダントコード(ロック機構の開錠の許可情報)であると判断した場合には(S22のYes)、制御部100は、当該セルフPOS端末1を通常モードから開錠モードに切り換える(S23)。そして制御部100(補充キー表示手段102)は、電磁ロックを開錠をする開錠キーを表示した表示画面を表示部22に表示する(S24)。
図11は、S24において、表示部22に開錠キーを表示した表示画面の一例を示す図である。図11に示すように、制御部100は、表示部22に、開錠1キー211、開錠2キー212、開錠3キー213、補充キー214を表示する。
図10の説明に戻る。次に制御部100は、アテンダントが、開錠1キー211、開錠2キー212、開錠3キー213のいずれかを操作したか否かを判断する(S25)。いずれかの開錠キーを操作したと判断した場合には(S25のYes)、制御部100は、図12で詳細に説明する開錠処理を実行する(S26)。そして制御部100は、S11に戻る。また、いずれの開錠キーも操作していないと判断した場合には(S25のNo)、次に制御部100は、補充キー214を操作したか否かを判断する(S27)。補充キー214を操作したと判断した場合には(S27のYes)、制御部100は、図13で詳細に説明する釣銭の補充処理を実行する(S28)。そして制御部100は、S11に戻る。また、アテンダントは補充キー214を操作していないと判断した場合には(S27のNo)、制御部100は、S25に戻る。
なお、S22において、入力されたアテンダントコードがセルフPOS端末1を開錠する権限がないと判断した場合には(S22のNo)、制御部100は、当該アテンダントコードは開錠の権限がないことを示すエラーメッセージを表示部22に表示する(S29)。そして制御部100は、S11に戻る。
一方、S21において、読取部23からアテンダントコードは入力されていないと判断した場合には(S21のNo)、次に制御部100(検出手段103)は、セルフPOS端末1において、エラーが発生しているか否かを判断する(S31)。このエラーは、例えば、印字部24におけるレシート用紙の詰りや釣銭機27での金銭の詰りといった所謂エラーに加え、エラーではないが、例えば印字部24に収納しているロール状のレシート用紙がもうすぐなくなる状態や、釣銭機27に収納している釣銭の枚数が所定数量より不足している状態(これらを総称して「不足状態」という)を含む。
エラーが発生していると判断した場合には(S31のYes)、制御部100は、図15〜図24で詳細に説明するエラー処理を実行する(S32)。そして制御部100は、S11に戻る。また、エラーは発生していないと判断した場合には(S31のNo)、制御部100は、S11に戻る。
次にS26における開錠処理について説明する。図12は、セルフPOS端末1における開錠処理の制御の流れを示すフローチャートである。図12に示すように、制御部100は、S25で操作された開錠キーが開錠1キー211であるか否かを判断する(S41)。アテンダントは、釣銭機27において例えば釣銭詰り等のエラーが発生した場合に、開錠1キー211を操作する。開錠1キー211であると判断した場合には(S41のYes)、制御部100は、第1電磁ロック30を開錠状態とする(S42)。この状態で、第1扉411は閉止状態を解除され、ヒンジ部411aを中心に上方に回動可能となって開放状態となる。アテンダントは、第1扉411を開放し、続いて第2扉412をヒンジ部412aを中心にして開放する。この状態では、第2電磁ロック31は施錠状態を維持している。そして、アテンダントは、硬貨釣銭機34または紙幣釣銭機35を開放して金銭の詰り等のエラー状態を解消する。
アテンダントは、エラー状態を解消後、第2扉412そして第1扉411の順で扉を閉める。制御部100は、第1扉411が閉止されたか否かを判断する(S43)。制御部100は、第1扉411の開閉を検知するセンサの出力に基づいてS43を判断する。第1扉411が閉止されるまで待機し(S43のNo)、第1扉411が閉止されたと判断した場合には(S43のYes)、制御部100は、第1電磁ロック30を施錠状態として、第1扉411を開放不可状態とする(S44)。そして制御部100は、セルフPOS端末1を通常モードに切り換える(S45)。そして制御部100は、S11に戻る。
一方、S25で操作された開錠キーが開錠1キー211ではないと判断した場合には(S41のNo)、制御部100は、S25で操作された開錠キーが開錠2キー212であるか否かを判断する(S51)。アテンダントは、開錠1キー211が操作された後に、例えば棒金を補充するか棒金を取り出すために棒金ドロワ33を開放する場合に、開錠2キー212を操作して第2電磁ロック31を開錠する。開錠2キー212であると判断した場合には(S51のYes)、制御部100は、第2電磁ロック31を開錠状態とする(S52)。この状態で、棒金ドロワ33は閉止状態を解除され、筐体部331からドロワ部332が前方に少し突出した開放状態となる。アテンダントは、突出したドロワ部332を手前に引き出す。そして、アテンダントは、棒金ドロワ33に対する棒金の補充や、取り出しを行う。
アテンダントは、棒金の取り出しや補充後に筐体部331に対してドロワ部332を押し込む。制御部100は、棒金ドロワ33が閉止されたか否かを判断する(S53)。制御部100は、棒金ドロワ33の開閉を検知するセンサの出力に基づいてS53を判断する。棒金ドロワ33が閉止されるまで待機し(S53のNo)、棒金ドロワ33が閉止されたと判断した場合には(S53のYes)、制御部100は、第2電磁ロック31を施錠状態として、棒金ドロワ33を開放不可状態とする(S54)。そして制御部100は、S45を実行する。そして制御部100は、S11に戻る。
また、S25で操作された開錠キーが開錠2キー212ではないと判断した場合には(S51のNo)、制御部100は、S25で操作された開錠キーが開錠3キー213であるか否かを判断する(S61)。開錠3キー213であると判断した場合には(S61のYes)、制御部100は、第3電磁ロック32を開錠状態とする(S62)。この状態で、第3扉421は閉止状態を解除され、ヒンジ部421aを中心に観音開き状に回動可能となって開放状態となる。アテンダントは、第3扉421を開放する。そして、アテンダントは、印字部24やカード部28におけるエラー状態を解消する。なお、操作された開錠キーが開錠3キー213ではないと判断した場合には(S61のNo)、制御部100は、S41に戻る。
アテンダントは、エラー状態を解消後、第3扉421を閉める。制御部100は、第3扉421が閉止されたか否かを判断する(S63)。制御部100は、第3扉421の開閉を検知するセンサの出力に基づいてS63を判断する。第3扉421が閉止されるまで待機し(S63のNo)、第3扉421が閉止されたと判断した場合には(S63のYes)、制御部100は、第3電磁ロック32を施錠状態として、第3扉421を開放不可状態とする(S64)。そして制御部100は、S45の処理を実行する。そして制御部100は、S11に戻る。
次に、S28における釣銭の補充処理について説明する。図13は、セルフPOS端末1における釣銭の補充処理の制御の流れを示すフローチャートである。まず制御部100は、硬貨釣銭機34に収納されている硬貨の金額を算出する。具体的には、制御部100は、硬貨釣銭機34は、金種毎に適正な収納枚数を把握しているため、制御部100は、適正な収納枚数と現在収納部に収納している硬貨の枚数と比較する。そして制御部100は、硬貨釣銭機34内の硬貨の不足の有無と、どのくらいの数量を補充すべきかを算出する(S71)。そして不足している金種について、補充数量を棒金の本数で表示する(S72)。
図14は、S72における表示画面の表示例を示す図であり、10円硬貨と100円硬貨を補充することを示すメッセージと、補充する硬貨として、10円硬貨と100円硬貨の棒金1本であることの表示224を表示している。
図13の説明に戻る。次に制御部100は、第1電磁ロック30を開錠して、第1扉411を開放状態にする(S73)。続いて制御部100は、第2電磁ロック31を開錠して、棒金ドロワ33を開放状態にする(S74)。この状態で、アテンダントは棒金ドロワ33から10円硬貨と100円硬貨の棒金を取り出す。そしてアテンダントは、取り出した10円硬貨の棒金の包装シールを破壊して10円硬貨50枚を10円硬貨の収納部に補充し、さらに100円硬貨の棒金の包装シールを破壊して100円硬貨50枚を100円硬貨の収納部に補充する。
制御部100は、棒金ドロワ33から10円硬貨の棒金と100円硬貨の棒金を取り出したことによって、棒金センサ336と棒金センサ337の出力が変化したか否かを判断する(S75)。変化したと判断した場合には(S75のYes)、制御部100は、変化した棒金センサ336と棒金センサ337の検知出力に基づいて、棒金部143に記憶されている棒金ドロワ33内の10円硬貨の棒金と100円硬貨の棒金の数をそれぞれ−1する再集計を行う(S76)。また、制御部100は、硬貨釣銭機34に補充された10円硬貨50枚と100円硬貨50枚を計数して、収納金部142の数値を更新する。
硬貨の補充が終了したら、アテンダントはまず棒金ドロワ33のドロワ部332を筐体部331に押し込んで、棒金ドロワ33を閉止状態とする。制御部100は、棒金ドロワ33が閉止状態となったか否かを判断する(S77)。閉止状態となるまで待機し(S77のNo)、閉止状態となったと判断した場合には(S77のYes)、制御部100は、第2電磁ロック31を施錠状態とする(S78)。
次に制御部100は、第1扉411が閉止状態となったか否かを判断する(S79)。閉止状態となるまで待機し(S79のNo)、閉止状態となったと判断した場合には(S79のYes)、制御部100は、第1電磁ロック30を施錠状態とする(S80)。そして制御部100は、セルフPOS端末1を通常モードに切り換える(S81)。そして制御部100は、S11に戻る。なお、S75において、棒金センサ336と棒金センサ337の出力に変化がない場合は(S75のNo)、制御部100は、S76の処理をすることなくS77以降の処理を実行する。
このように、セルフPOS端末1は、開錠モードにおいて、表示部22に表示された開錠キーをアテンダントが操作することで、制御部100は、該当する電磁ロックを開錠して、それぞれの扉を開放状態とする。アテンダントは、扉を開放して収納部に収納されている要素についてエラー処理を実行する。また、表示部22に表示された補充キー214をアテンダントが操作することで、第1電磁ロック30と第2電磁ロック31がともに開放状態となり、第1扉441と棒金ドロワ33が開放状態となる。アテンダントは、開放された棒金ドロワ33から表示された金種の棒金を取り出して、硬貨釣銭機34に補充する。
次に、S32のエラー処理について説明する。図15〜図24は、セルフPOS端末1におけるエラー処理の制御の流れを示すフローチャート及びこれに関連する表示画面の表示例を示す図である。なお、以下に説明する各要素でのエラー状態または不足状態の有無は、それぞれのエラー検出センサの出力に応じて制御部100が判断する。
図15に示すように、まず制御部100は、印字部24でエラーまたは不足状態が発生したか否かを判断する(S91)。印字部24でエラーまたは不足状態が発生したと判断した場合には(S91のYes)、制御部100は、印字部24のエラー処理または不足状態処理を実行する(S92)。そして制御部100は、S11に戻る。
また、印字部24でのエラー状態または不足状態ではないと判断した場合には(S91のNo)、次に制御部100は、釣銭機27でエラー状態または硬貨の不足状態が発生したか否かを判断する(S93)。釣銭機27でのエラー状態は、例えば搬送途中の硬貨または紙幣の詰りをいう。また硬貨釣銭機34での不足状態は、例えば収納部に収納されている硬貨が所定枚数より不足している状態をいう。
釣銭機27でエラー状態または不足状態が発生したと判断した場合には(S93のYes)、制御部100は、エラー状態なのか不足状態なのかを判断する(S94)。エラー状態であると判断した場合には(S94のエラー)、制御部100は、釣銭エラー処理を実行する(S95)。そして制御部100は、S11に戻る。また、不足状態であると判断した場合には(S94の不足)、制御部100は、釣銭補充処理を実行する(S96)。そして制御部100は、S11に戻る。
また、釣銭機27ではエラー状態または硬貨の不足状態のいずれも発生していないと判断した場合には、制御部100は、印字部24および釣銭機27以外の要素のエラー処理を実行する(S97)。そして制御部100は、S11に戻る。
次に、S92の印字部エラー処理に付いて説明する。図16および図17は、セルフPOS端末1における印字部24のエラー処理の制御の流れを示すフローチャートである。図16に示すように、制御部100は、印字部24で発生したエラー状態または不足状態を表示部22に表示する(S101)。そして制御部100は、アテンダントPC2に、表示部22に表示する画面情報を送信する(S102)。
次に制御部100は、読取部23からアテンダントコードを入力したか否かを判断する(S103)。入力したと判断した場合には(S103のYes)、当該入力されたアテンダントコードが、セルフPOS端末1を開錠する権限があるか否かを判断する(S104)。権限があると判断した場合には(S104のYes)、制御部100は、セルフPOS端末1を開錠モードに切り換える(S105)。そして制御部100は、表示部22に開錠3キー213を表示する(S106)。このとき、他の開錠キーや補充キー214は表示しない。
図18は、S106で表示部22に表示した画面情報の一例である。図18に示すように、制御部100は、表示部22に、印字部24がエラー状態または不足状態となったことを示すメッセージ221と、開錠3キー213を表示する。アテンダントは、この開錠3キー213を操作する。
次に制御部100は、アテンダントが開錠3キー213を操作したか否かを判断する(S107)。操作するまで待機し(S107のNo)、操作したと判断した場合には(S107のYes)、制御部100は、第3電磁ロック32を開錠状態とする(S108)。アテンダントは、この状態で第3扉421を開放して、印字部24におけるエラーを解消する。そしてアテンダントは、第3扉421を閉止する。
次に制御部100は、第3扉421が閉止状態とされたか否かを判断する(S109)。閉止状態とされるまで待機し(S109のNo)、閉止状態とされたと判断した場合には(S109のYes)、制御部100は、第3電磁ロック32を施錠状態とする(S110)。そして制御部100は、セルフPOS端末1を通常モードに切り換える(S111)。そして制御部100は、S11へ戻る。
一方、S104において、入力されたアテンダントコードがセルフPOS端末1を開錠する権限がないと判断した場合には(S104のNo)、制御部100は、当該アテンダントコードは開錠の権限がないことを示すエラーメッセージを表示部22に表示する(S112)。そして制御部100は、S11に戻る。
また、S103において、読取部23からアテンダントコードを入力していないと判断した場合には(S103のNo)、制御部100は、図17に示すように、アテンダントPC2からアテンダントコードを受信したか否かを判断する(S121)。受信していないと判断した場合には(S121のNo)、制御部100はS103に戻り、受信したと判断した場合には(S121のYes)、制御部100は、当該受信したアテンダントコードが、セルフPOS端末1を開錠する権限があるか否かを判断する(S122)。権限があると判断した場合には(S122のYes)、制御部100は、セルフPOS端末1を開錠モードに切り換える(S123)。
そして制御部100は、表示部22に開錠3キー213を表示したS106で表示した画面情報を、アテンダントPC2に送信する(S124)。次に制御部100は、アテンダントPC2から、モバイルアテンダントPC3の表示部308に表示された開錠3キー3073をアテンダントが操作したことを示す開錠3情報を受信したか否かを判断する(S125)。受信するまで待機し(S125のNo)、受信したと判断した場合には(S125のYes)、制御部100は、S108以降の処理を実行する。なお、S122において、受信したアテンダントコードがセルフPOS端末1を開錠する権限がないと判断した場合には(S122のNo)、制御部100は、S112の処理を実行する。
次に、S95における釣銭エラー処理について説明する。図19および図20は、セルフPOS端末1における釣銭機のエラー処理の制御の流れを示すフローチャートである。図19に示すように、制御部100は、釣銭機27で発生したエラー状態を表示部22に表示する(S131)。そして制御部100は、アテンダントPC2に、表示部22に表示する画面情報を送信する(S132)。
次に制御部100は、読取部23からアテンダントコードを入力したか否かを判断する(S133)。入力したと判断した場合には(S133のYes)、当該入力されたアテンダントコードが、セルフPOS端末1を開錠する権限があるか否かを判断する(S134)。権限があると判断した場合には(S134のYes)、制御部100は、セルフPOS端末1を開錠モードに切り換える(S135)。そして制御部100は、表示部22に開錠1キー211を表示する(S136)。このとき、他の開錠キーや補充キー214は表示しない。
図21は、S136で表示部22に表示した画面情報の一例である。図21に示すように、制御部100は、表示部22に、釣銭機27がエラー状態であることを示すメッセージ222と、開錠1キー211を表示する。アテンダントは、この開錠1キー211を操作する。
次に制御部100は、アテンダントが開錠1キー211を操作したか否かを判断する(S137)。操作するまで待機し(S137のNo)、操作したと判断した場合には(S137のYes)、制御部100は、第1電磁ロック30を開錠状態とする(S138)。アテンダントは、この状態で第1扉411および第2扉412を開放して、釣銭機27におけるエラーを解消する。そしてアテンダントは、第2扉412および第1扉411の順で閉止する。
次に制御部100は、第1扉411が閉止状態とされたか否かを判断する(S139)。閉止状態とされるまで待機し(S139のNo)、閉止状態とされたと判断した場合には(S139のYes)、制御部100は、第1電磁ロック30を施錠状態とする(S140)。そして制御部100は、セルフPOS端末1を通常モードに切り換える(S141)。そして制御部100は、S11へ戻る。
一方、S134において、入力されたアテンダントコードがセルフPOS端末1を開錠する権限がないと判断した場合には(S134のNo)、制御部100は、当該アテンダントコードは開錠する権限がないことを示すエラーメッセージを表示部22に表示する(S142)。そして制御部100は、S11に戻る。
また、S133において、読取部23からアテンダントコードを入力していないと判断した場合には(S133のNo)、制御部100は、図20に示すように、アテンダントPC2からアテンダントコードを受信したか否かを判断する(S151)。受信していないと判断した場合には(S151のNo)、制御部100はS133に戻り、受信したと判断した場合には(S151のYes)、制御部100は、当該受信したアテンダントコードが、セルフPOS端末1を開錠する権限があるか否かを判断する(S152)。権限があると判断した場合には(S152のYes)、制御部100は、セルフPOS端末1を開錠モードに切り換える(S153)。
そして制御部100は、表示部22に開錠1キー211を表示したS136で表示した画面情報を、アテンダントPC2に送信する(S154)。次に制御部100は、アテンダントPC2から、モバイルアテンダントPC3の表示部308に表示された開錠1キー3071をアテンダントが操作したことを示す開錠1情報を受信したか否かを判断する(S155)。受信するまで待機し(S155のNo)、受信したと判断した場合には(S155のYes)、制御部100は、S138以降の処理を実行する。なお、S152において、受信したアテンダントコードがセルフPOS端末1を開錠する権限がないと判断した場合には(S152のNo)、制御部100は、S142の処理を実行する。
次に、S96における釣銭補充処理について説明する。図22および図23は、セルフPOS端末1における釣銭補充処理の制御の流れを示すフローチャートである。図22に示すように、制御部100は、硬貨釣銭機34で発生した釣銭の不足状態を表示部22に表示する(S161)。そして制御部100は、アテンダントPC2に、表示部22に表示する画面情報を送信する(S162)。
次に制御部100は、読取部23からアテンダントコードを入力したか否かを判断する(S163)。入力したと判断した場合には(S163のYes)、当該入力されたアテンダントコードが、セルフPOS端末1を開錠する権限があるか否かを判断する(S164)。権限があると判断した場合には(S164のYes)、制御部100は、セルフPOS端末1を開錠モードに切り換える(S165)。
次に制御部100は、硬貨釣銭機34のセンサが不足状態を検出している金種の硬貨について、補充する硬貨の数量(棒金の数)を算出する(S166)。そして制御部100(補充キー表示手段102)は、表示部22に補充キー214を表示する(S167)。
図24は、S167で表示部22に表示した表示画面の一例である。図24に示すように、制御部100は、表示部22に、10円硬貨が不足していること、および10円硬貨の棒金3本を補充することを示すメッセージ223を表示する。また、制御部100は、表示部22に、補充キー214を表示する。アテンダントはこの補充キー214を操作する。
次に制御部100は、アテンダントが補充キー214を操作したか否かを判断する(S168)。操作するまで待機し(S168のNo)、操作したと判断した場合には(S168のYes)、制御部100は、第1電磁ロック30を開錠状態とする(S169)。続いて、あるいは同時に、制御部100は、第2電磁ロック31を開錠状態とする(S170)。アテンダントは、この状態で第1扉411および第2扉412を開放して、さらに棒金ドロワ33を開放状態として、棒金ドロワ33から10円硬貨の棒金3本を取り出して、硬貨釣銭機34に補充する。
制御部100は、棒金センサ336と棒金センサ337が棒金ドロワの33から棒金を取り出したことを検出したか否かを判断する(S171)。検出したと判断した場合には(S171のYes)、制御部100は、棒金センサ336と棒金センサ337の出力に基づいて、棒金部143に記憶されている棒金ドロワ33内の10円硬貨の棒金の数を−3する再計算を行う(S172)。このとき、棒金部143に記憶されている、棒金ドロワ33にストックされている硬貨の合計金額も再計算する(S172)。また、制御部100は、硬貨釣銭機34に補充された10円硬貨150枚を計数して、収納金部142の数値を再計算する(S172)。なお、棒金を取り出したことを検出していないと判断した場合には(S171のNo)、制御部100は、S173以降の処理を実行する。
次に、アテンダントは、棒金ドロワ33、第2扉412および第1扉411の順で閉止する。次に制御部100は、棒金ドロワ33が閉止状態となったか否かを判断する(S173)。閉止状態とされるまで待機し(S173のNo)、閉止状態とされたと判断した場合には(S173のYes)、制御部100は、第2電磁ロック31を施錠状態とする(S174)。
次に制御部100は、第1扉411が閉止状態とされたか否かを判断する(S175)。閉止状態とされるまで待機し(S175のNo)、閉止状態とされたと判断した場合には(S175のYes)、制御部100は、第1電磁ロック30を施錠状態とする(S176)。そして制御部100は、セルフPOS端末1を通常モードに切り換える(S177)。そして制御部100は、S11へ戻る。
一方、S164において、入力されたアテンダントコードがセルフPOS端末1を開錠する権限がないと判断した場合には(S164のNo)、制御部100は、当該アテンダントコードは開錠する権限がないことを示すエラーメッセージを表示部22に表示する(S178)。そして制御部100は、S11に戻る。
また、S163において、読取部23からアテンダントコードを入力していないと判断した場合には(S163のNo)、制御部100は、図23に示すように、アテンダントPC2からアテンダントコードを受信したか否かを判断する(S191)。受信していないと判断した場合には(S191のNo)、制御部100はS163に戻り、受信したと判断した場合には(S191のYes)、制御部100は、当該受信したアテンダントコードが、セルフPOS端末1を開錠する権限があるか否かを判断する(S192)。権限があると判断した場合には(S192のYes)、制御部100は、セルフPOS端末1を開錠モードに切り換える(S193)。
そして制御部100(送信手段104)は、表示部22に補充キー214を表示したS167で表示した画面情報を、モバイルアテンダントPC3に表示させるためにアテンダントPC2に送信する(S194)。次に制御部100は、アテンダントPC2から、モバイルアテンダントPC3の表示部308に表示された補充キー3074をアテンダントが操作したことを示す補充情報を受信したか否かを判断する(S195)。受信するまで待機し(S195のNo)、受信したと判断した場合には(S195のYes)、制御部100は、S169以降の処理を実行する。なお、S192において、受信したアテンダントコードがセルフPOS端末1を開錠する権限がないと判断した場合には(S192のNo)、制御部100は、S178の処理を実行する。
ここからは、アテンダントPC2およびモバイルアテンダントPC3の制御処理に付いて説明する。図25は、アテンダントPC2における制御処理の流れを示すフローチャートである。図25に示すように、制御部200は、セルフPOS端末1からエラー情報を表示する画面情報を受信したか否かを判断する(S201)。受信したと判断した場合には(S201のYes)、制御部200は、受信したエラー情報を含む画面情報を表示部208に表示する(S202)。そして制御部200は、受信した画面情報をモバイルアテンダントPC3に送信する(S203)。
次に制御部200は、送信した画面情報に応答して、モバイルアテンダントPC3からアテンダントコードを受信したか否かを判断する(S204)。受信するまで待機し(S204のNo)、受信したと判断した場合には(S204のYes)、制御部200は、当該アテンダントコードをセルフPOS端末1に送信する(S205)。
次に制御部200は、セルフPOS端末1から、該当するエラーに対応した開錠キーを含む画面情報を受信したか否かを判断する(S206)。受信するまで待機し(S206のNo)、受信したと判断した場合には(S206のYes)、制御部200は、当該受信した画面情報をモバイルアテンダントPC3に送信する(S207)。
次に制御部200は、画面情報を送信したモバイルアテンダントPC3から、アテンダントが開錠キーを操作した操作情報を受信したか否かを判断する(S208)。受信するまで待機し(S208のNo)、受信したと判断した場合には(S208のYes)、制御部200は、受信した操作情報をセルフPOS端末1に送信する(S209)。そして制御部200は、S201に戻る。
一方、S201において、セルフPOS端末1からエラー情報を表示する画面情報を受信していないと判断した場合には(S201のNo)、制御部200は、セルフPOS端末1から印字部24の不足情報を表示する画面情報を受信したか否かを判断する(S211)。受信したと判断した場合には(S211のYes)、制御部200は、受信した不足情報を含む画面情報を表示部208に表示する(S212)。そして制御部200は、S203以降の処理を実行する。
また、印字部24の不足情報を表示する画面情報は受信していないと判断した場合には(S211のNo)、次に制御部200は、セルフPOS端末1から硬貨釣銭機34における硬貨の不足情報を表示する画面情報を受信したか否かを判断する(S221)。受信したと判断した場合には(S221のYes)、制御部200は、受信した不足情報を含む画面情報を表示部208に表示する(S222)。そして制御部200は、受信した画面情報をモバイルアテンダントPC3に送信する(S223)。
次に制御部200は、送信した画面情報に応答して、モバイルアテンダントPC3からアテンダントコードを受信したか否かを判断する(S224)。受信するまで待機し(S224のNo)、受信したと判断した場合には(S224のYes)、制御部200は、当該アテンダントコードをセルフPOS端末1に送信する(S225)。
次に制御部200は、セルフPOS端末1から、不足情報に対応した補充キー214を含む画面情報を受信したか否かを判断する(S226)。受信するまで待機し(S226のNo)、受信したと判断した場合には(S226のYes)、制御部200は、当該受信した画面情報をモバイルアテンダントPC3に送信する(S227)。
次に制御部200は、画面情報を送信したモバイルアテンダントPC3から、モバイルアテンダントPC3の表示部308に表示された補充キー3074をアテンダントが操作した操作情報を受信したか否かを判断する(S228)。受信するまで待機し(S228のNo)、受信したと判断した場合には(S228のYes)、制御部200は、受信した操作情報をセルフPOS端末1に送信する(S229)。そして制御部200は、S201に戻る。
また、セルフPOS端末1から硬貨釣銭機34における硬貨の不足情報を表示する画面情報を受信していないと判断した場合には(S221のNo)、制御部200は、その他の処理を実行する(S230)。そして制御部200は、S201に戻る。
図26は、モバイルアテンダントPC3における制御処理の流れを示すフローチャートである。図26に示すように、制御部300は、アテンダントPC2からエラー情報を表示する画面情報を受信したか否かを判断する(S231)。受信したと判断した場合には(S231のYes)、制御部300は、受信したエラー情報を含む画面情報を表示部308に表示する(S232)。
次に制御部300は、表示した画面情報に応答して、読取部309からアテンダントコードを入力したか否かを判断する(S233)。入力するまで待機し(S233のNo)、入力したと判断した場合には(S233のYes)、制御部300は、当該アテンダントコードをアテンダントPC2に送信する(S234)。
次に制御部300は、アテンダントPC2から、該当するエラーに対応した開錠キーを含む画面情報を受信したか否かを判断する(S235)。受信するまで待機し(S235のNo)、受信したと判断した場合には(S235のYes)、制御部300は、当該受信した画面情報を表示部308に表示する(S236)。
次に制御部300は、アテンダントが、表示部308に表示された画面情報に含まれる開錠キーを操作したか否かを判断する(S237)。操作するまで待機し(S237のNo)、操作したと判断した場合には(S237のYes)、制御部300は、操作した開錠キーの操作情報をアテンダントPC2に送信する(S238)。そして制御部200は、S231に戻る。
一方、S231において、アテンダントPC2からエラー情報を表示する画面情報を受信していないと判断した場合には(S231のNo)、制御部300は、アテンダントPC2から印字部24の不足情報を表示する画面情報を受信したか否かを判断する(S241)。受信したと判断した場合には(S241のYes)、制御部300は、受信した不足情報を含む画面情報を表示部308に表示する(S242)。そして制御部300は、S233以降の処理を実行する。
また、アテンダントPC2から印字部24の不足情報を表示する画面情報は受信していないと判断した場合には(S241のNo)、次に制御部300は、アテンダントPC2から、硬貨釣銭機34における硬貨の不足情報を表示する画面情報を受信したか否かを判断する(S251)。受信したと判断した場合には(S251のYes)、制御部300は、受信した不足情報を含む画面情報を表示部308に表示する(S252)。
次に制御部300は、表示した画面情報に応答して、アテンダントが読取部309からアテンダントコードを入力したか否かを判断する(S253)。受信するまで待機し(S253のNo)、受信したと判断した場合には(S253のYes)、制御部300は、当該アテンダントコードをアテンダントPC2に送信する(S254)。
次に制御部300は、アテンダントPC2から、不足情報に対応した補充キー3074を含む画面情報を受信したか否かを判断する(S255)。受信するまで待機し(S255のNo)、受信したと判断した場合には(S255のYes)、制御部300は、当該受信した画面情報を表示部308に表示する(S256)。
次に制御部300は、アテンダントが、表示部308に表示された補充キー3074を操作したか否かを判断する(S257)。操作するまで待機し(S257のNo)、操作したと判断した場合には(S257のYes)、制御部300は、補充キー3074を操作したことを示す操作情報をアテンダントPC2に送信する(S258)。そして制御部200は、S231に戻る。
また、アテンダントPC2から硬貨釣銭機34における硬貨の不足情報を表示する画面情報を受信していないと判断した場合には(S251のNo)、制御部300は、その他の処理を実行する(S259)。そして制御部300は、S231に戻る。
このような実施形態のセルフPOS端末1によれば、セルフPOS端末1が通常モードの場合は、第1電磁ロック30を施錠状態とすることで第1扉411が閉止状態となる。また、セルフPOS端末1が開錠モードである場合には、第1電磁ロック30を開錠状態とすることで第1扉411が開放状態となる。そのため、セルフPOS端末1は、通常モードにおいて、閉止した第1扉411に遮られて顧客が棒金ドロワ33を触ることは不可である。また、開錠モードでは、アテンダントは棒金ドロワ33から硬貨を硬貨釣銭機34に補充することができる。したがって、セキュリティを確保しつつ、棒金ドロワ33をセルフPOS端末1に設けることができる。
また、実施形態では、開錠モードにおいて、第1電磁ロック30および第2電磁ロック31をともに開錠する開錠キーや補充キー214を表示するため、セキュリティを確保しつつ、棒金ドロワ33をセルフPOS端末1に設けることができる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。この新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。この実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
例えば、実施形態では、硬貨釣銭機34に硬貨を補充するための硬貨をストックする棒金ドロワ33をストック部として説明したが、これに限らず、ストック部は、紙幣釣銭機35に紙幣を補充するための構成であってもよい。
また、実施形態では、エラーが発生する装置として印字部24および釣銭機27を用いて説明したが、これに限らず、印字部24以外の要素でエラーが発生するようにしてもよい。
また、実施形態では、第2扉412を第1扉411とともに開閉するようにしたが、第2扉412は必須の要件ではない。
また、実施形態では、第1扉を開閉する第1電磁ロック30の他に、棒金ドロワ33を開閉する第2電磁ロック31を設けたが、これに限らず、第2電磁ロックは必須の要件ではない。
また、実施形態では、釣銭機27と棒金ドロワ33を第1筐体41の収納部37に設け、印字部24やカード部28を第2筐体42の収納部38に設けたが、これに限らず、すべての要素を同一の筐体内の収納部に設けるようにしてもよい。
また、実施形態では、商品を販売対象の例として説明したが、販売対象は、例えばサービスであってもよい。
また、実施形態では、セルフPOS端末1を会計装置として説明したが、これに限らず、登録装置と会計装置を備えたセミセルフ型のチェックアウトシステムにおける会計装置としてもよい。図27は、実施形態の変形例としてのセミセルフ型のチェックアウトシステムを示す模式図である。図27に示すように、チェックアウトシステム501は、店員であるオペレータOが操作する登録装置502と、顧客C自身が操作する会計装置503と、を備えている。
登録装置502は、横長テーブル状の作業台505の上に設置されている。各登録装置502と各会計装置503とは、例えばLAN(Local Area Network)等のネットワークNTで互いに電気的に接続されている。
会計装置503は、1台の登録装置502に対して2台設けられている。図27の例では、一つの登録装置502に会計装置1と会計装置2の2台の会計装置503が接続されている。また、他の登録装置502に会計装置3と会計装置4の2台の会計装置503が接続されている。会計装置1と会計装置2と会計装置3と会計装置4は同じ構造と機能を備えた会計装置503である。各会計装置503は、作業台505に隣接して直線的に設置される。したがって、変形例においては、複数の作業台505の間に顧客Cの通路が形成される。
また、会計装置503は、内部に釣銭機と棒金ドロワを備えている。また、会計装置503は、棒金ドロワを閉止する扉と電磁ロックを具備している。また、会計装置503は、通常モードと開錠モードに切り換え可能である。
このようなチェックアウトシステム501において、顧客Cが、購入する商品を入れたカゴを登録装置502の作業台505に載置すると、オペレータOは、カゴから商品を取出して、当該商品に付されている商品コードをスキャナ(図示せず)を用いて読み取らせる登録操作を実行する。登録装置502は読み取った商品コードに基づいて商品情報を読み出して売上登録処理を実行する。登録装置502は、売上登録処理された商品の商品情報を会計装置503に送信する。
オペレータOによる登録操作が終了すると、顧客Cは、指定された会計装置に向かう。顧客Cが向かった会計装置503は、登録装置502から商品情報を受信する。会計装置503は、商品情報を受信して表示部(図示せず)に表示する。顧客Cは表示された商品情報に基づいて会計操作を実行する。
このような変形例において、会計装置503が通常モードの場合には、会計装置503は、電磁ロックが施錠状態となるため、棒金ドロワを内蔵する収納部を扉が閉止状態に維持する。したがって、顧客Cは、棒金ドロワに触れることができない。一方、会計装置503が開錠モードの場合は、オペレータOは扉を開放して棒金ドロワから棒金を取り出して、釣銭機に補充することができる。
なお、実施形態のセルフPOS端末1で実行されるプログラムは、インストール可能な形式または実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disc)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されて提供される。
また、実施形態のセルフPOS端末1で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成してもよい。また、実施形態のセルフPOS端末1で実行されるプログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成してもよい。
また、実施形態のセルフPOS端末1で実行されるプログラムを、ROM等に予め組み込んで提供するように構成してもよい。
1 セルフPOS端末
2 アテンダントPC
3 モバイルアテンダントPC
22 表示部
30 第1電磁ロック
31 第2電磁ロック
32 第3電磁ロック
33 棒金ドロワ
34 硬貨釣銭機
35 紙幣釣銭機
100 制御部
101 開閉制御手段
102 補充キー表示手段
103 検出手段
104 送信手段
335 棒金
336 棒金センサ
337 棒金センサ
411 第1扉
412 第2扉
421 第3扉
特開2013−181377号公報

Claims (5)

  1. 釣銭を払出す釣銭機および当該釣銭機に金銭を補充するための金銭をストックするストック部を内部に収納する筐体と、
    前記筐体に設けられ前記ストック部を収納する収納部を閉止する開閉可能な扉と、
    前記扉を開放不可とする施錠状態と前記扉を開放可能とする開錠状態とに切り換わる第1ロック機構と、
    販売対象の金額に対し前記釣銭機を駆動して釣銭を払出す会計処理を実行する通常モードでは前記第1ロック機構を施錠状態に維持し、ロック機構の開錠の許可情報の入力に基づく特定モードでは、前記第1ロック機構の開錠状態への切り換わりを可能とする開閉制御手段と、
    を備えた会計装置。
  2. 前記ストック部を閉止する施錠状態と前記ストック部を開放可能な開錠状態に切り換わる第2ロック機構、
    をさらに備え、
    前記開閉制御手段は、前記特定モードにおいて、前記第2ロック機構の開錠状態への切り換わりを可能とする、
    請求項1に記載の会計装置。
  3. 表示部と、
    前記ストック部から前記釣銭機への金銭の補充を指示する補充キーを前記表示部に表示する補充キー表示手段と、
    をさらに備え、
    前記開閉制御手段は、前記特定モードにおいて前記補充キーが操作されたことを条件に前記第1ロック機構および前記第2ロック機構を開錠状態とする、
    請求項2に記載の会計装置。
  4. 前記釣銭機における前記金銭の不足を検出する検出手段、
    をさらに備え、
    前記補充キー表示手段は、前記検出手段による前記金銭の不足の検出を条件に前記補充キーを表示する、
    請求項3に記載の会計装置。
  5. 前記補充キーを携帯可能な情報処理装置に表示させる表示情報を外部に送信する送信手段、
    をさらに備え、
    前記開閉制御手段は、前記送信手段による前記表示情報の送信に応答して前記情報処理装置に表示された前記補充キーの操作に伴う操作情報を受信したことを条件に前記第1ロック機構および前記第2ロック機構を開錠状態とする、
    請求項4に記載の会計装置。
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