JP2017091030A - コンテンツ再生システム - Google Patents

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Abstract

【課題】機密性を高めたコンテンツ再生システムを提供する。【解決手段】端末は、鍵の入力操作を受け付ける受付部と、受付部に入力された鍵を用いて、コンテンツ再生装置との接続を確立する接続確立部と、接続確立部が接続を確立すると、鍵を新たな鍵に更新する更新部と、更新部が更新した鍵を表示する表示部と、を備える。コンテンツ再生装置に接続済みの端末に表示された鍵は、コンテンツ再生装置に未接続の端末に操作入力される。すると、未接続の端末は、コンテンツ再生装置との接続を確立する。これを繰り返すことで複数の端末はコンテンツ再生装置に接続される。このコンテンツ再生システムでは、接続の確立のための鍵は、コンテンツ再生装置に接続済みの端末によって更新される。従って、鍵の更新処理は、コンテンツ再生装置に集中することがない。【選択図】図3

Description

本発明は、コンテンツ再生装置と、複数の端末とを備えるコンテンツ再生システムに関し、特に、コンテンツ再生装置と各端末とが鍵を用いて接続を確立する技術に関する。
特許文献1には、コンテンツとして楽曲データを記憶する3台のソース機器(端末)と、各ソース機器から取得した楽曲データを再生するシンク機器(コンテンツ再生装置)とからなるコンテンツ再生システムが開示されている。特許文献1に開示されたコンテンツ再生システムでは、各端末は、Bluetooth(登録商標)規格によって、コンテンツ再生装置に接続されている。
国際公開第2012/117452号パンフレット
特許文献1に開示されたコンテンツ再生システムは、コンテンツ再生装置と各端末との間の接続の確立のために鍵を用いていないので、機密性が低い。
そこで、本発明は、機密性を高めたコンテンツ再生システムを提供することを目的とする。
本発明のコンテンツ再生システムは、それぞれコンテンツを保有する複数の端末と、接続された端末から受信するコンテンツを再生するコンテンツ再生装置と、を備える。
そして、前記端末は、鍵の入力操作を受け付ける受付部と、前記受付部に入力された鍵を用いて、前記コンテンツ再生装置との接続を確立する接続確立部と、前記接続確立部が接続を確立すると、前記鍵を新たな鍵に更新する更新部と、前記更新部が更新した鍵を表示する表示部と、を備える。
本発明のコンテンツ再生システムは、コンテンツ再生装置と端末との接続の確立のために鍵を用いるので機密性が高い。
コンテンツ再生装置に接続済みの端末は、更新した鍵を表示する。表示された鍵は、コンテンツ再生装置に未接続の端末に操作入力される。すると、未接続の端末は、コンテンツ再生装置との接続を確立する。これを繰り返すことで複数の端末はコンテンツ再生装置に接続される。なお、コンテンツ再生装置と最初に接続する端末は、例えば、コンテンツ再生装置に設定された初期値の鍵を用いて接続を確立する。
本発明のコンテンツ再生システムでは、接続の確立のための鍵は、コンテンツ再生装置に接続済みの端末によって更新される。これにより、鍵の更新元(端末)は、代わるので、悪意のある端末によって特定されにくくなる。従って、本発明のコンテンツ再生システムは、接続の確立に鍵を用いることだけでなく、鍵の更新元の特定を防止することによっても、機密性を高くすることができる。
また、鍵の更新処理は、コンテンツ再生装置に集中することがない。これにより、コンテンツ再生装置において、鍵の更新処理の集中によって例えばコンテンツ再生処理が遅延することがない。同様に、鍵の更新処理は、例えばコンテンツ再生装置に最初に接続した端末だけにも集中しにくくなる。従って、端末においても、鍵の更新処理によって処理が遅延することが抑えられる。
また、前記鍵は、前記コンテンツ再生装置に最後に接続した端末によって更新されてもよい。この構成では、鍵の更新元は、数珠繋ぎのように、端末から端末へ代わる。例えば、コンテンツ再生装置に最初に接続した端末がコンテンツ再生装置の通信圏外に移動したとしても、最後にコンテンツ再生装置に接続した端末は、当該通信圏内に位置すれば、鍵を更新することができる。これにより、コンテンツ再生システムは、多数の端末を接続する際の利便性を向上させることができる。
また、前記コンテンツ再生装置は、前記鍵を新たな鍵に更新する装置側更新部と、前記装置側更新部が更新した鍵を、自装置に接続済みの端末の前記表示部に表示させる表示手段と、を有してもよい。
この構成では、鍵は、接続済みの端末だけでなく、コンテンツ再生装置においても更新される。従って、この構成のコンテンツ再生システムは、鍵の更新処理がさらに分散されるので、鍵の生成元の特定をさらに防止することができる。また、この構成のコンテンツ再生システムは、さらに確実に処理の遅延を防止することもできる。
また、前記鍵は、ワンタイムパスワードであってもよい。すなわち、鍵は、未接続の端末がコンテンツ再生装置に接続するたびに更新されてもよい。コンテンツ再生システムは、鍵を一度の接続のみに用いるので、機密性を高くすることができる。
本発明によれば、コンテンツ再生システムにおいて、機密性を高めることができる。
本発明の実施形態1に係るコンテンツ再生システムの概要を説明するための図である。 (A)は、ストレージ端末の構成の一部を示すハードウェアブロック図であり、(B)は、AVレシーバの構成の一部を示すハードウェアブロック図である。 コンテンツ再生システムの構成の一部を示す機能ブロック図である。 コンテンツ再生システムの動作を示すフローチャートである。 コンテンツ再生システムの効果を説明するための図である。 コンテンツ再生システムの動作の変形例1に係る動作を示すフローチャートである。 コンテンツ再生システムの動作の変形例2に係る動作を示すフローチャートである。 実施形態2に係るコンテンツ再生システムの構成の一部を示す機能ブロック図である。 実施形態2に係るコンテンツ再生システムの動作を示すフローチャートである。 実施形態3に係るコンテンツ再生システムのスマートフォンの構成の一部を示すハードウェアブロック図である。 実施形態3に係るコンテンツ再生システムの動作例を示す図である。
実施形態1に係るコンテンツ再生システム900について、図1、図2(A)、図2(B)、及び図3を用いて説明する。図1は、コンテンツ再生システム900の概要を説明するための図である。図2(A)は、ストレージ端末301の構成の一部を示すハードウェアブロック図であり、図2(B)は、AVレシーバ100の構成の一部を示すハードウェアブロック図である。図3は、コンテンツ再生システム900の構成の一部を示す機能ブロック図である。
図1に示すように、コンテンツ再生システム900は、AVレシーバ100と、2台のスピーカ200L及びスピーカ200Rと、4台のストレージ端末301、ストレージ端末302、ストレージ端末303、及びストレージ端末304と、を備えている。
AVレシーバ100は、本発明のコンテンツ再生装置に相当する。ストレージ端末301、ストレージ端末302、ストレージ端末303、及びストレージ端末304は、それぞれ本発明における端末に相当する。ただし、本発明のコンテンツ再生装置は、オーディオプレーヤ及びヘッドフォン型プレーヤ等であっても構わない。また、本発明における端末は、ウェアラブル端末であっても構わない。以下、ストレージ端末301、ストレージ端末302、ストレージ端末303、及びストレージ端末304をストレージ端末301〜304と省略して説明する場合がある。
コンテンツ再生システム900は、AVレシーバ100と、ストレージ端末301〜304とを接続するネットワーク910を形成する。AVレシーバ100は、ネットワーク910を介して接続されたストレージ端末からMP3形式の音声データを受信すると、当該音声データの音をスピーカ200L,200Rから出力する。
本実施形態では、AVレシーバ100は、機密性を高めるために、ストレージ端末301〜304と接続する際にワンタイムパスワードを用いる。コンテンツ再生システム900は、ワンタイムパスワードの更新処理を分散する。これにより、本実施形態に係るコンテンツ再生システム900は、ワンタイムパスワードの更新元が悪意のある端末によって特定されることを防止することで、機密性をさらに高めたものである。
次に、コンテンツ再生システム900のハードウェア構成及び機能的構成について説明する。図2(A)に示すように、ストレージ端末301は、タッチパネル31と、ディスプレイ32と、プロセッサ33と、メモリ34と、無線モジュール35とを備えている。各構成は共通のBUSに接続されている。
ストレージ端末301のプロセッサ33は、他の各構成から信号(例えばタッチ位置を示す検出信号)を受信する。プロセッサ33は、他の構成を制御する制御信号を出力する。これにより、プロセッサ33は、他の各構成を統括的に制御する。無線モジュール35は、Bluetooth(登録商標)規格及びWi−Fi(登録商標)規格等の無線信号を生成する。また、無線モジュール35は、アンテナ(不図示)で無線信号を入出力する。これにより、無線モジュール35は、無線通信で情報を送受信する。タッチパネル31は、タッチ位置を示す検出信号を出力する。これにより、タッチパネル33は、利用者からの操作入力を受け付ける。ストレージ端末301は、タッチパネル31とディスプレイ32とでGUI(Graphical User Interface)を実現する。メモリ34は、複数の音声データ(MP3形式)を記憶している。メモリ34は、プログラムも記憶している。メモリ34に記憶されるプログラムは、プロセッサ33によって実行される。
ストレージ端末302〜304は、それぞれストレージ端末301の構成と同様のハードウェア構成を備える。
図2(B)に示すように、AVレシーバ100は、CPU(Central Processing Unit)1と、メモリ2と、DSP(Digital Signal Processor)3と、無線モジュール4と、AMP(Amplifier)5と、を備える。各構成は、共通のBUSに接続されている。
DSP3は、コンテンツに含まれる音声データに対する各種音響処理のためのプロセッサである。無線モジュール4は、Bluetooth(登録商標)規格及びWi−Fi(登録商標)規格等の無線信号を生成する。また、無線モジュール4は、アンテナ(不図示)で無線信号を入出力する。これにより、無線モジュール4は、無線通信で情報を送受信する。AMP5は、音声信号を増幅する回路である。AMP5によって増幅された音声信号は、スピーカ200L及びスピーカ200Rへ出力される。メモリ2は、ストレージ端末301〜304とAVレシーバ100との接続のための初期パスワードを記憶している。メモリ2は、プログラムも記憶している。CPU1は、メモリ2からプログラムを読み出し、読み出したプログラムを実行する。
ストレージ端末301〜304によるプログラムの実行と、AVレシーバ100によるプログラムの実行とは、図3に示す各種機能部を実現する。ただし、図3は、ワンタイムパスワードを鍵と示している。また、図3において、実線矢印は、ワンタイムパスワードを更新する権限の移行を示している。図3において、点線矢印は、AVレシーバ100とストレージ端末との接続に係る情報の送受信を示している。
図3に示すように、ストレージ端末301は、接続確立部60、付与部61、取得部62、GUI部63、及び更新部64を機能部として備えている。接続確立部60、付与部61、及び取得部62は、プロセッサ33とメモリ34と無線モジュール35とで実現されている。GUI部63は、タッチパネル31、ディスプレイ32、及びプロセッサ33で実現されている。
接続確立部60は、ワンタイムパスワードを用いてAVレシーバ100との接続を確立する。付与部61は、ワンタイムパスワードを更新する権限を他のストレージ端末へ付与する。取得部62は、当該権限を他のストレージ端末又はAVレシーバ100から取得する。GUI部63は、ワンタイムパスワードを表示する。GUI部63は、ワンタイムパスワードの入力操作を受け付ける。更新部64は、取得部62が取得した権限で、使用済みのワンタイムパスワードを新たなワンタイムパスワードに更新する。
ストレージ端末302〜304は、ストレージ端末301と同様に、接続確立部60、付与部61、取得部62、GUI部63、及び更新部64を機能部として備えている。
AVレシーバ100は、接続確立部50、付与部51、及び再生部53を機能部として備えている。接続確立部50及び付与部51は、CPU1とメモリ2と無線モジュール4とで実現されている。再生部53は、メモリ2と、DSP3と、AMP5とで実現されている。
接続確立部50は、ワンタイムパスワードを用いてストレージ端末301〜304との接続を確立する。付与部51は、ワンタイムパスワードを更新する権限をストレージ端末301へ付与する。再生部53は、MP3形式の音声データをデコードし、音響処理を施す。その後、再生部53は、音声データの音声信号を増幅し、増幅した音声信号をスピーカ200L,200Rへ出力する。
これら機能部の詳細な動作について、図4を用いて説明する。図4は、コンテンツ再生システム900の動作を示すフローチャートである。ただし、AVレシーバ100は、図4に示す各動作の前に、いずれのストレージ端末にも接続されていないものとする。
図4に示すように、ストレージ端末301及びAVレシーバ100は、接続を確立し、グループを新規に作成する(S1)。ただし、グループとは、AVレシーバ100に接続済みのストレージ端末のグループである。ステップS1の時点では、ストレージ端末301のみがグループに参加することになる。従って、AVレシーバ100は、ストレージ端末301の識別情報(例えばMACアドレス)を記憶することで、グループの情報を作成する。
具体的には、ストレージ端末301とAVレシーバ100は、次のようにして接続を確立する。AVレシーバ100の接続確立部50は、自装置が接続可能な状態である情報を含むビーコンをAVレシーバ100の周囲に出力する。このビーコンは、Bluetooth Low Energy規格に適合する。ストレージ端末301のGUI部63は、接続確立部60がこのビーコンを受信すると、AVレシーバ100への接続を促す表示を行う。接続確立部60は、初期パスワードの入力操作をGUI部63が受け付けると、初期パスワードを含めた接続要求を接続確立部50へ送信する。AVレシーバ100の接続確立部50は、この接続要求に含まれる初期パスワードとAVレシーバ100で記憶する初期パスワードを照合する。接続確立部50は、両パスワードが一致する場合、接続を許可する情報を含む接続応答を接続確立部60へ送信する。これにより、AVレシーバ100とストレージ端末301の接続は確立される。AVレシーバ100とストレージ端末301は、接続が確立されると、各機能部間で情報の送受信が可能となる。
ただし、ストレージ端末301とAVレシーバ100との間においてビーコンを用いて接続を確立することは必須ではない。また、ストレージ端末301とAVレシーバ100は、機密性が高ければ他の方式(例えばWi−Fi Protected Setup。ただしWi−Fiは登録商標。)で接続を確立してもよい。
次に、AVレシーバ100の付与部51は、ワンタイムパスワードを更新する権限を付与する情報をストレージ端末301へ送信する(S2)。ストレージ端末301の取得部62は、AVレシーバ100から当該情報を受信することで、ワンタイムパスワードを更新する権限を取得する(S11)。
ストレージ端末301の更新部64は、取得部62が取得した権限で、初期パスワードをワンタイムパスワードAに更新する(S12)。ワンタイムパスワードの更新アルゴリズムは特に限定されないが、例えばランダム関数を用いる。更新部64は、更新したワンタイムパスワードAをAVレシーバ100へ送信する(S13)。AVレシーバ100は、ワンタイムパスワードAを受信する(S3)。ワンタイムパスワードAの送受信は、接続確立部50及び接続確立部60を介して行われる。
AVレシーバ100は、ワンタイムパスワードAの受信の際に(S3)、ワンタイムパスワードAの送信元のMACアドレスがステップS2で権限を付与したストレージ端末のMACアドレスに一致することを確認するとよい。これにより、AVレシーバ100は、悪意のあるストレージ端末からワンタイムパスワードを受信することを防止することができる。また、ストレージ端末301及びAVレシーバ100は、ワンタイムパスワードAの送受信の秘匿性を高めるために、例えば公開鍵暗号方式等で暗号化したワンタイムパスワードAを送受信してもよい。
次に、ストレージ端末301のGUI部63は、ワンタイムパスワードAを表示する(S14)。ストレージ端末302のユーザは、ストレージ端末301に表示されたワンタイムパスワードAをストレージ端末302のGUI部63に入力する(S21)。
そして、ストレージ端末302と、AVレシーバ100とは、ワンタイムパスワードAを用いて接続を確立する(S4)。具体的には、ストレージ端末302の接続確立部60は、GUI部63に入力されたワンタイムパスワードAを含む接続要求をAVレシーバ100の接続確立部50へ送信する。接続確立部50は、接続要求に含まれるワンタイムパスワードAが、ステップS3で受信したワンタイムパスワードAと一致するか否かを判断する。また、接続確立部50は、ワンタイムパスワードAが既に他の接続要求で使用したものと一致するか否かを判断する。接続確立部50は、パスワードが一致しない場合、又は、ワンタイムパスワードAが既に使用済みである場合、ストレージ端末302の接続確立部60と接続を確立しない。以下、本実施形態では、ステップS4ではワンタイムパスワードAは一致し、かつ、他の接続要求で使用されていないものとして説明する。
接続確立部50は、接続を許可する情報をストレージ端末302の接続確立部60へ送信する。これにより、AVレシーバ100とストレージ端末302とは、接続を確立する(S4)。この際、AVレシーバ100は、ストレージ端末302の識別情報を追加することで、グループの情報を更新する。
次に、AVレシーバ100の接続確立部50は、ストレージ端末301の接続確立部60へ、グループ情報を送信する(S5)。ストレージ端末301の接続確立部60は、グループ情報を接続確立部50から受信する(S15)。
そして、ストレージ端末301の付与部61は、ワンタイムパスワードAを更新する権限を付与する旨の情報を他のストレージ端末へ送信する(S16)。具体的には、付与部61は、ステップS15で受信されたグループ情報を参照することで、グループに参加済みのストレージ端末301以外のストレージ端末を特定する。グループ情報は、図4のフローチャートのステップS16の時点では、ストレージ端末301及びストレージ端末302の識別情報(MACアドレス)を含んでいる。そこで、付与部61は、権限を付与する旨の情報をストレージ端末302へ送信する(S16)。ストレージ端末302の取得部62は、ストレージ端末301から当該情報を受信する(S22)。これにより、ワンタイムパスワードAを更新する権限は、ストレージ端末301からストレージ端末302へ移行される。なお、この権限の移行は、AVレシーバ100を介して行われてもよい。
ストレージ端末302の更新部64は、取得部62が権限を取得すると(S22)、ワンタイムパスワードBに更新する(S23)。この際、ストレージ端末302の更新部64は、ストレージ端末301によるパスワード更新のアルゴリズムと異なるアルゴリズムでワンタイムパスワードBに更新してもよい。更新部64は、接続確立部60を介して、ワンタイムパスワードBをAVレシーバ100へ送信する(S24)。AVレシーバ100は、ワンタイムパスワードBを受信する(S6)。
ストレージ端末302のGUI部63は、更新部64が更新したワンタイムパスワードBを表示する(S25)。ストレージ端末303のユーザは、ストレージ端末302で表示されたワンタイムパスワードBをストレージ端末303のGUI部63に入力する(S31)。
そして、ストレージ端末303と、AVレシーバ100とは、ワンタイムパスワードBを用いて接続を確立し、グループ情報を更新する(S7)。
その後、AVレシーバ100は、更新したグループ情報を、最後にワンタイムパスワードを更新したストレージ端末302へ送信する(S8)。ストレージ端末302は、ステップS15と同様に、更新されたグループ情報をAVレシーバ100から受信する(S26)。そして、図示は省略するが、ストレージ端末302は、ワンタイムパスワードを更新する権限を他のストレージ端末へ付与する。この際、ストレージ端末302は、図3に示すように、AVレシーバ100に最後に接続したストレージ端末303へ権限を付与する。これにより、ワンタイムパスワードを更新する権限は、図1に示すように、数珠つなぎのように、AVレシーバ100に最後に接続したストレージ端末へ順次移行される。その結果、ストレージ端末301〜304は、AVレシーバ100に接続される端末のグループに参加する。
ストレージ端末301〜304は、グループへ参加すると、公開リストをAVレシーバ100へ送信する。公開リストとは、ストレージ端末301〜304が保有する音声データのうち、グループに参加済みの他のストレージ端末に公開可能な音声データのリストである。AVレシーバ100は、各公開リストを併合することで共有リストを作成する。AVレシーバ100は、作成した共有リストを、グループに参加済みのストレージ端末301〜304へ送信する。ストレージ端末301〜304は、共有リストをディスプレイ32に表示する。ストレージ端末301〜304は、共有リストに含まれる音声データの名称(楽曲名及びアーティスト名)を選択する操作をタッチパネル31で受け付ける。すると、ストレージ端末301〜304は、選択された音声データを再生する指示をAVレシーバ100へ送信する。AVレシーバ100は、再生指示に示す音声データをストレージ端末から受信しつつ、受信した音声データの信号をスピーカ200L,200Rに出力することで、当該音声データを再生する。このように、ストレージ端末301〜304は、他のストレージ端末が保有する音声データをAVレシーバ100に再生させる。すなわち、ストレージ端末301〜304は、自端末が保有する音声データを他のストレージ端末と共有してAVレシーバ100に再生させることができる。
以上のように、コンテンツ再生システム900は、ストレージ端末302〜304とAVレシーバ100の接続の確立にワンタイムパスワードを用いている。従って、本実施形態に係るコンテンツ再生システム900は、固定の鍵を用いる場合に比べて機密性が高い。
また、ワンタイムパスワードの更新元は、ストレージ端末301〜304間で代わるので、悪意のある端末に特定されにくくなる。従って、コンテンツ再生システム900は、ワンタイムパスワードの更新元が悪意のある端末に特定されにくくなるので、機密性をさらに高くすることができる。
また、コンテンツ再生システム900は、ワンタイムパスワードを更新する権限をストレージ端末301〜304の間で移行するので、ワンタイムパスワードの更新処理を分散している。すなわち、ワンタイムパスワードの更新処理は、AVレシーバ100に集中することがない。従って、コンテンツ再生システム900は、ワンタイムパスワードの更新処理の集中によって、その他の処理(例えばAVレシーバ100によるコンテンツ再生処理)が遅延することを防止している。
同様に、ワンタイムパスワードの更新処理は、1台のストレージ端末にも集中することがない。従って、1台のストレージ端末は、何度もワンタイムパスワードを更新し、表示する必要がない。
以上のように、本実施形態に係るコンテンツ再生システム900は、処理の遅延を防止しながらも機密性を高めることができる。
また、コンテンツ再生システム900は、数珠つなぎのように権限を順次移行することで、次の効果も有している。図5は、コンテンツ再生システム900の効果を説明するための図である。ただし、図5は、ワンタイムパスワードを更新する権限がストレージ端末301からストレージ端末302を経てストレージ端末303へ移行した状態を示すものとする。
ここで、図5に示すように、ワンタイムパスワードAに更新したストレージ端末301は、AVレシーバ100の通信圏外に移動している。これにより、ストレージ端末301は、ストレージ端末302,303及びAVレシーバ100を接続するネットワーク911に接続されていないので、AVレシーバ100と情報の送受信ができない。しかしながら、最後にAVレシーバ100に接続したストレージ端末303は、AVレシーバ100と通信可能であるので、ストレージ端末304のための新たなワンタイムパスワードをAVレシーバ100へ送信することができる。このように、コンテンツ再生システム900は、数珠つなぎのように権限を順次移行するので、ストレージ端末301がAVレシーバ100の通信圏外に移動したとしても、未接続のストレージ端末をグループに参加させることができる。これにより、コンテンツ再生システム900は、ストレージ端末を順次グループへ参加させる際の利便性を向上させている。
ただし、AVレシーバ100に最後に接続したストレージ端末へ権限を移行することは、本実施形態に必須の構成ではない。また、コンテンツ再生システム900は、グループに参加済みのストレージ端末の負荷状況に応じて、権限の移行先を決定してもよい。例えば、ストレージ端末301は、権限の移行前に、移行先として仮決定したストレージ端末302のプロセッサ33の負荷状況を取得する。そして、ストレージ端末301は、ストレージ端末302のプロセッサ33の負荷が多い(例えばCPU使用率が50%以上)場合、ストレージ端末302以外のストレージ端末へ権限を移行する。これにより、コンテンツ再生システム900は、さらに確実に処理の遅延を防止することができる。
また、権限の付与は、図4のフローチャートに示すように、通知の送受信で実現されてもよいが、次のように実現されてもよい。AVレシーバ100のメモリ2は、AVレシーバ100に接続済みのストレージ端末に読み書き可能な共有エリアを有する。共有エリアは、ワンタイムパスワードを記憶する。AVレシーバ100は、ワンタイムパスワードの共有エリアへの書き込みを排他制御する。図4のステップS2及びS11においては、AVレシーバ100は、共有エリアに記憶されたワンタイムパスワードを書き込みするアクセス権限をストレージ端末301に与える。これにより、ストレージ端末301は、ワンタイムパスワードを更新する権限を取得する。その後、アクセス権限は、AVレシーバ100に最後に接続したストレージ端末に与えられる。
次に、実施形態1に係るコンテンツ再生システム900の動作の変形例1に係る動作について図6を用いて説明する。図6は、変形例1に係る動作を示すフローチャートである。
コンテンツ再生システム900は、変形例1に係る動作として、ワンタイムパスワードではないパスワードを用いる。すなわち、当該パスワードは、AVレシーバ100と複数台のストレージ端末との接続の確立に用いられる。
具体的には、図6に示すフローチャートは、ストレージ端末301のステップS15(AVレシーバ100のステップS5)を繰り返す点、ストレージ端末301のステップS16Aを実行する点、並びに、ストレージ端末303のステップS31A、S7A、S32、及びS33を実行する点において、図4に示すフローチャートと相違する。
図6に示すように、ストレージ端末302及びストレージ端末303のGUI部63は、パスワードAの入力操作を受け付ける(S21及びS31A)。ストレージ端末302及びストレージ端末303は、それぞれ、AVレシーバ100と接続を確立する(S4及びS7A)。AVレシーバ100は、それら接続の確立毎に、ストレージ端末302及びストレージ端末303のMACアドレスを含むグループ情報をストレージ端末301へ送信する(2回のステップS5)。
ストレージ端末301は、AVレシーバ100からグループ情報を2回受信すると(2回のステップS15)、権限をストレージ端末303へ付与する(S16A)。ストレージ端末303は、権限を取得すると(S32)、取得した権限でパスワードBに更新する(S33)。
このように、コンテンツ再生システム900は、パスワードAを複数回の接続の確立に用いたとしても、その後にパスワードAをパスワードBへ更新するので、機密性を高めることができる。また、コンテンツ再生システム900は、パスワードAを複数回の接続の確立に用いたとしても、パスワードの更新元が代わるので、パスワードの更新元が悪意のある端末によって特定されることを防止することができる。さらに、コンテンツ再生システム900は、パスワードの更新処理を分散するので、処理の遅延を防止することもできる。
次に、変形例2に係る動作について説明する。図7は、変形例2に係る動作を示すフローチャートである。
変形例2に係る動作では、ストレージ端末301は、グループへのストレージ端末の追加の終了を示す情報をAVレシーバ100へ送信する。
具体的には、図7に示すフローチャートは、ストレージ端末301がステップS17を実行する点、及び、AVレシーバ100がステップS9を実行する点において、図4に示すフローチャートと相違する。ただし、図7は、図4のフローチャートと重複するステップの一部を省略して示している。
図7に示すように、ストレージ端末301は、ストレージ端末302及びストレージ端末303がAVレシーバ100に接続し、グループに参加すると、終了通知をAVレシーバ100へ送信する(S17)。例えば、ストレージ端末301は、グループ作成終了を示すソフトウェアキーをユーザがタップする操作をGUI部63が受け付けると、終了通知を送信する。
AVレシーバ100は、ストレージ端末301から終了通知を受信すると(S9)、アクセス禁止状態に遷移する。AVレシーバ100は、アクセス禁止状態になると、未接続のストレージ端末からの接続要求をすべて拒絶する。AVレシーバ100は、アクセス禁止状態において、接続済みのストレージ端末からワンタイムパスワードを受信したとしても、当該ワンタイムパスワードを用いた接続要求を拒絶する。これにより、コンテンツ再生システム900は、グループ作成後に、悪意のあるストレージ端末がAVレシーバ100に接続することを効果的に防ぐことができる。
ただし、終了通知は、ストレージ端末301に限らず、グループに参加済みのストレージ端末302及びストレージ端末303が送信してもよい。
次に、実施形態2に係るコンテンツ再生システム900Bについて図8及び図9を用いて説明する。図8は、コンテンツ再生システム900Bの構成の一部を示す機能ブロック図である。図9は、コンテンツ再生システム900Bの動作を示すフローチャートである。
実施形態2に係るコンテンツ再生システム900Bは、ワンタイムパスワードを更新する権限がAVレシーバ100Bにも移行される点において、実施形態1に係るコンテンツ再生システム900と相違する。
図8に示すように、AVレシーバ100Bは、取得部52及び更新部54を機能部として備える点において、AVレシーバ100と相違する。取得部52は、ストレージ端末301〜304の取得部62と同様の機能を備えている。更新部54は、ストレージ端末301〜304の更新部64と同様の機能を備えている。取得部52及び更新部54は、CPU1及びメモリ2によって実現される。
図9に示すフローチャートは、ストレージ端末301のステップS16B、AVレシーバ100BのステップS22B、S23及びS24B1、並びに、ストレージ端末302のステップS24B2及びS25を実行する点において図4に示すフローチャートと相違する。
ストレージ端末301の付与部51は、グループ情報を受信すると(S15)、ワンタイムパスワードを更新する権限を付与する旨の情報をAVレシーバ100Bへ送信する(S16B)。AVレシーバ100Bの取得部52は、当該情報をストレージ端末301から受信する(S22B)。AVレシーバ100Bの更新部54は、当該権限でワンタイムパスワードBに更新する(S23B)。そして、AVレシーバ100Bは、更新したワンタイムパスワードBをストレージ端末302へ送信する(S24B1)。ストレージ端末302は、ワンタイムパスワードBを受信する(S24B2)。実施形態1に係るコンテンツ再生システム900と同様に、このワンタイムパスワードBは、ストレージ端末302のGUI部63によって表示される。すなわち、AVレシーバ100Bは、更新したワンタイムパスワードBを、自装置に接続済みのストレージ端末に表示させる表示手段を有している。このワンタイムパスワードBは、ストレージ端末303とAVレシーバ100Bの接続の確立に用いられる(S7)。
以上のように、コンテンツ再生システム900Bは、ワンタイムパスワードを更新する権限をAVレシーバ100Bに戻したとしても、ワンタイムパスワードの更新処理を分散する。従って、コンテンツ再生システム900Bは、処理の遅延を防止しながらも機密性を高めることができる。
次に、実施形態3に係るコンテンツ再生システム900Cについて図10及び図11を用いて説明する。図10は、スマートフォン301Cの構成の一部を示すハードウェアブロック図である。図11は、コンテンツ再生システム900Cの動作例を示す図である。
実施形態3に係るコンテンツ再生システム900Cは、スマートフォン302C〜304CとAVレシーバ100の接続の確立のために用いるワンタイムパスワードとして画像データ(コンテンツ)を用いる点において、実施形態1に係るコンテンツ再生システム900と相違する。
図10に示すように、スマートフォン301Cは、カメラ36と、マイク37と、スピーカ38と、を備える点において、ストレージ端末301と相違する。ただし、スマートフォン301Cの電話機能を実現する構成は説明を省略する。
カメラ36は、受光した光を電気的信号に変換するCOMSイメージセンサを有する。これにより、カメラ36は、スマートフォン301Cの周囲を撮像する。マイク37は、スマートフォン301Cの周囲の音を電気的信号に変換して出力する。スピーカ38は、音声データの音声信号に基づいて振動板(不図示)を振動させることで、放音する。
図示は省略するが、スマートフォン302C〜304Cは、スマートフォン301Cと同様に、カメラ36と、マイク37と、スピーカ38と、を備える点において、ストレージ端末302〜304と相違する。
スマートフォン301Cの更新部64は、ワンタイムパスワードを更新する権限を取得すると、カメラ36を制御することで、図11に示すように、AVレシーバ100が設置された部屋の窓920からの風景を撮像する。スマートフォン301Cは、風景の撮像画像をワンタイムパスワードAとしてAVレシーバ100へ送信する。
スマートフォン302Cのユーザは、図11に示すように、スマートフォン301Cのユーザの指示に従って、スマートフォン302Cに窓920からの風景を撮像させる。スマートフォン302Cは、撮像画像を含めた接続要求をAVレシーバ100へ送信する。AVレシーバ100の接続確立部50は、当該接続要求に含められた撮像画像と、スマートフォン301Cから受信した撮像画像とが合致するか否かを判断する。画像の合致判断は、各種従来技術(例えばパターン認識)によって行われる。AVレシーバ100の接続確立部50は、両撮像画像が合致すると、スマートフォン302Cの接続確立部60と接続を確立する。
このように、コンテンツ再生システム900Cは、コンテンツである画像データをワンタイムパスワードとして用いる。従って、コンテンツ再生システム900Cは、画像データが文字からなるパスワードよりも情報量が多いので、機密性をさらに高くすることができる。
なお、ワンタイムパスワードとしてのコンテンツは、マイク37で収音する音を含んでもよい。また、ワンタイムパスワードとしてのコンテンツは、スマートフォン301Cのディスプレイ32で表示する画像であってもよいし、スマートフォン301Cのスピーカ38から放音する音であってもよい。
上述の例は、コンテンツ再生装置として音声信号を外部のスピーカへ出力するAVレシーバを用いて説明したが、コンテンツ再生装置は、スピーカを備えるものであってもかまわない。また、コンテンツ再生装置は、室内に設置されるものに限らず、例えば車内に設置されるカーオーディオ装置であってもかまわない。
900,900B,900C…コンテンツ再生システム
100…AVレシーバ
301,302,303,304…ストレージ端末
301C,302C,303C,304C…スマートフォン
200L,200R…スピーカ
1…CPU
2…メモリ
3…DSP
4…無線モジュール
5…AMP
31…タッチパネル
32…ディスプレイ
33…プロセッサ
34…メモリ
35…無線モジュール
36…カメラ
37…マイク
38…スピーカ
50…接続確立部
51…付与部
52…取得部
53…再生部
54…更新部
60…接続確立部
61…付与部
62…取得部
63…GUI部
64…更新部

Claims (5)

  1. それぞれコンテンツを保有する複数の端末と、接続された端末から受信するコンテンツを再生するコンテンツ再生装置と、を備えるコンテンツ再生システムであって、
    前記端末は、
    鍵の入力操作を受け付ける受付部と、
    前記受付部に入力された鍵を用いて、前記コンテンツ再生装置との接続を確立する接続確立部と、
    前記接続確立部が接続を確立すると、前記鍵を新たな鍵に更新する更新部と、
    前記更新部が更新した鍵を表示する表示部と、
    を有するコンテンツ再生システム。
  2. 前記鍵は、前記コンテンツ再生装置に最後に接続した端末によって更新される、
    請求項1に記載のコンテンツ再生システム。
  3. 前記コンテンツ再生装置は、前記鍵を新たな鍵に更新する装置側更新部と、
    前記装置側更新部が更新した鍵を、自装置に接続済みの端末の前記表示部に表示させる表示手段と、
    を有する請求項1又は2に記載のコンテンツ再生システム。
  4. 前記鍵は、ワンタイムパスワードである、
    請求項1〜3のいずれかに記載のコンテンツ再生システム。
  5. 前記端末と異なる他の端末は、前記端末が表示した鍵を用いて前記コンテンツ再生装置との接続を確立する、
    請求項1〜4のいずれかに記載のコンテンツ再生システム。
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