本発明は、コンピュータ技術分野に関し、特に、ネットワーク接続方法、機器、及び、システムに関する。
Zigbee(ジグビー。登録商標)技術は、近距離、低消費電力、低速、低費用な、双方向の無線通信技術であり、主に、距離が短く、消費電力が低く、且つ、転送速度がより低い、電子機器の間の様々なデータ転送に利用される。Zigbee(登録商標)機器は、一般的に、Zigbee(登録商標)ゲートウェイを介してネットワークに接続して、ネットワーク内の他の機器と通信しなければならない。Zigbee(登録商標)ゲートウェイは、通常は、機器接続禁止状態にある。しかし、Zigbee(登録商標)ゲートウェイは、端末とバインディング関係を構築でき、バインディングされた端末が送信した機器接続許可の命令を受信して、自身の状態を機器接続許可状態に切り替えて、所定の期間内に機器接続許可状態になることができる。
関連技術で、ネットワークに接続されていないZigbee(登録商標)機器(以下、Zigbee(登録商標)機器と呼ぶ)に電源を供給した後、当該Zigbee(登録商標)機器は、周囲のネットワークに既に接続されているZigbee(登録商標)ゲートウェイ(以下、Zigbee(登録商標)ゲートウェイと呼ぶ)に、自身のメディアアクセス制御(MAC、Media Access Control)アドレスが含まれたビーコンリクエスト(beacon request)メッセージをブロードキャストする。Zigbee(登録商標)ゲートウェイは、当該ビーコンリクエストメッセージを受信した後に、当該Zigbee(登録商標)ゲートウェイの現在の状態が機器接続許可状態にあると、Zigbee(登録商標)機器に、Zigbee(登録商標)機器の接続を許可する応答メッセージを送信すると同時に、当該Zigbee(登録商標)機器のMACアドレスに基づいて、Zigbee(登録商標)機器をネットワークに接続させる。もし、当該Zigbee(登録商標)ゲートウェイの現在の状態が機器接続禁止状態にあると、Zigbee(登録商標)ゲートウェイは、Zigbee(登録商標)機器に、Zigbee(登録商標)機器の接続を不可とする応答メッセージを送信する。なお、Zigbee(登録商標)ゲートウェイは、さらに、自分にバインディングされた携帯端末に提示通知を送信して、ユーザに現在ネットワークに接続されていないZigbee(登録商標)機器が存在することを知らせる。ユーザは、提示に基づいて、Zigbee(登録商標)ゲートウェイにバインディングされた端末を操作して、Zigbee(登録商標)ゲートウェイにバインディングされた端末がZigbee(登録商標)ゲートウェイに機器接続許可の命令を送信するようにする。Zigbee(登録商標)ゲートウェイは、自分とバインディングされた端末が送信した機器接続許可の命令に基づいて、自身の状態を機器接続許可状態に切り替えて、Zigbee(登録商標)機器がネットワークに接続できるようにする。
ネットワーク接続過程を簡素化する有益な効果を実現するために、本発明の実施例は、ネットワーク接続方法、機器、及び、システムを提供する。その構成は以下のとおりである。
本発明の実施例に係る第1の態様によると、ネットワーク接続方法を提供する。
前記方法は、
第1通信機器がブロードキャストした要求メッセージであって、ネットワーク接続を要求するための要求メッセージを、受信するステップと、
ネットワーク接続機器の現在の状態を検出するステップと、
前記ネットワーク接続機器の現在の状態が機器接続禁止状態にあると、前記ネットワーク接続機器にバインディングされた端末であって、状態切替要求に基づいて回答情報を生成するための端末に、前記状態切替要求を送信するステップと、
前記端末が送信した前記回答情報を受信するステップと、
前記回答情報が、前記ネットワーク接続機器の状態を機器接続許可状態に切り替えるための指示であると、前記ネットワーク接続機器の状態を機器接続許可状態に切り替えるステップと
を含む。
オプションとして、前記要求メッセージは、前記第1通信機器の機器識別子を含み、前記状態切替要求は、前記第1通信機器の機器識別子を含み、
前記ネットワーク接続機器にバインディングされた端末に状態切替要求を送信するステップは、
前記第1通信機器が送信した要求メッセージを受信したタイミングから所定の期間内に受信した要求メッセージを、前記所定の期間内に送信した全ての通信機器の機器識別子が記録された機器識別子リストを、生成するステップと、
前記ネットワーク接続機器にバインディングされた端末に、前記機器識別子リストが含まれた状態切替要求を送信するステップと
を含む。
オプションとして、前記回答情報は、前記端末のユーザが前記機器識別子リスト中から選択した機器識別子である目標機器識別子を含み、
前記目標機器識別子に対応する通信機器をネットワークに接続させるステップと、
前記目標機器識別子に対応する通信機器に、前記目標機器識別子に対応する通信機器に対するネットワーク接続に成功したことを指示するための応答メッセージを送信するステップと
をさらに含む。
オプションとして、
前記ネットワーク接続機器の現在の状態が機器接続許可状態にあると、前記第1通信機器が、前記ネットワーク接続機器により接続を許可する機器であるか否かを判断するステップと、
前記第1通信機器が、前記ネットワーク接続機器により接続を許可する機器であると、前記第1通信機器をネットワークに接続させるステップと、
前記第1通信機器に、前記第1通信機器に対するネットワーク接続に成功したことを指示するための応答メッセージを送信するステップと
をさらに含む。
オプションとして、前記要求メッセージは、前記第1通信機器の種類識別子を含み、
前記第1通信機器が、前記ネットワーク接続機器により接続を許可する機器であるか否かを判断するステップは、
前記第1通信機器の種類識別子に基づいて、前記第1通信機器の種類が、前記ネットワーク接続機器により接続を許可する種類であるか否かを判断するステップと、
前記第1通信機器の種類が、前記ネットワーク接続機器により接続を許可する種類であると、前記第1通信機器が、前記ネットワーク接続機器により接続を許可する機器であると判断するステップと
を含む。
オプションとして、前記要求メッセージは、前記第1通信機器のアドレスを含み、
前記第1通信機器が、前記ネットワーク接続機器により接続を許可する機器であるか否かを判断するステップは、
前記第1通信機器のアドレスが、前記ネットワーク接続機器により接続を許可するアドレス範囲に属するか否かを判断するステップと、
前記第1通信機器のアドレスが、前記ネットワーク接続機器により接続を許可するアドレス範囲に属すると、前記第1通信機器が、前記ネットワーク接続機器により接続を許可する機器であると判断するステップと
を含む。
オプションとして、前記ネットワーク接続機器の状態を機器接続許可状態に切り替えるステップは、
前記ネットワーク接続機器の状態を機器接続許可状態に切り替えて、前記ネットワーク接続機器が所定の期間内に前記機器接続許可状態になるようにするステップ
を含む。
本発明の実施例に係る第2の態様によると、ネットワーク接続方法を提供する。
前記方法は、
端末にバインディングされたネットワーク接続機器が送信する状態切替要求であって、前記ネットワーク接続機器が、第1通信機器がブロードキャストしたネットワーク接続を要求するための要求メッセージを受信して、前記ネットワーク接続機器の現在の状態が機器接続禁止状態にあると判断した後に送信した状態切替要求を、受信するステップと、
前記状態切替要求に基づいて、回答情報を生成するステップと、
前記回答情報を、前記回答情報が前記ネットワーク接続機器の状態を機器接続許可状態に切り替えるための指示であると前記ネットワーク接続機器の状態を機器接続許可状態に切り替えるための前記ネットワーク接続機器に、送信するステップと
を含む。
オプションとして、前記状態切替要求は、前記第1通信機器の機器識別子を含み、
前記端末にバインディングされたネットワーク接続機器が送信した状態切替要求を受信するステップは、
前記端末にバインディングされたネットワーク接続機器が送信する状態切替要求であって、前記第1通信機器が送信した要求メッセージを受信したタイミングから所定の期間内に受信した要求メッセージを、前記所定の期間内に送信した全ての通信機器の機器識別子が記録された機器識別子リストが含まれた状態切替要求を、受信するステップ
を含む。
オプションとして、前記状態切替要求に基づいて、回答情報を生成するステップは、
前記状態切替要求に基づいて、前記機器識別子リストを表示するステップと、
ユーザが、前記機器識別子リスト中から選択した機器識別子である目標機器識別子をトリガして生成したトリガ命令を受信するステップと、
前記トリガ命令に基づいて、前記目標機器識別子が含まれた回答情報を生成するステップと
を含む。
本発明の実施例に係る第3の態様によると、ネットワーク接続方法を提供する。
前記方法は、
ネットワーク接続機器の現在の状態を検出して、前記ネットワーク接続機器の現在の状態が機器接続禁止状態にあると、前記ネットワーク接続機器にバインディングされた端末に状態切替要求を送信するための前記ネットワーク接続機器に、ネットワーク接続を要求するための要求メッセージをブロードキャストするステップ
を含む。
オプションとして、前記要求メッセージは、前記第1通信機器の機器識別子を含み、前記要求メッセージは、前記第1通信機器の種類識別子、及び、前記第1通信機器のアドレスの中の少なくとも一つ
をさらに含む。
本発明の実施例に係る第4の態様によると、ネットワーク接続機器を提供する。
前記機器は、
第1通信機器がブロードキャストした要求メッセージであって、ネットワーク接続を要求するための要求メッセージを、受信するための第1受信モジュールと、
ネットワーク接続機器の現在の状態を検出するための検出モジュールと、
前記ネットワーク接続機器の現在の状態が機器接続禁止状態にあると、前記ネットワーク接続機器にバインディングされた端末であって、状態切替要求に基づいて回答情報を生成するための端末に、前記状態切替要求を送信するための第1送信モジュールと、
前記端末が送信した前記回答情報を受信するための第2受信モジュールと、
前記回答情報が、前記ネットワーク接続機器の状態を機器接続許可状態に切り替えるための指示であると、前記ネットワーク接続機器の状態を機器接続許可状態に切り替えるための切替モジュールと
を備える。
オプションとして、前記要求メッセージは、前記第1通信機器の機器識別子を含み、前記状態切替要求は、前記第1通信機器の機器識別子を含み、
前記第1送信モジュールは、前記第1通信機器が送信した要求メッセージを受信したタイミングから所定の期間内に受信した要求メッセージを、前記所定の期間内に送信した全ての通信機器の機器識別子が記録された機器識別子リストを、生成して、前記ネットワーク接続機器にバインディングされた端末に、前記機器識別子リストが含まれた状態切替要求を送信する。
オプションとして、前記回答情報は、前記端末のユーザが前記機器識別子リスト中から選択した機器識別子である目標機器識別子を含み、
前記目標機器識別子に対応する通信機器をネットワークに接続させるための第1接続モジュールと、
前記目標機器識別子に対応する通信機器に、前記目標機器識別子に対応する通信機器に対するネットワーク接続に成功したことを指示するための応答メッセージを送信するための第2送信モジュールと
をさらに備える。
オプションとして、
前記ネットワーク接続機器の現在の状態が機器接続許可状態にあると、前記第1通信機器が、前記ネットワーク接続機器により接続を許可する機器であるか否かを判断するための判断モジュールと、
前記第1通信機器が、前記ネットワーク接続機器により接続を許可する機器であると、前記第1通信機器をネットワークに接続させるための第2接続モジュールと、
前記第1通信機器に、前記第1通信機器に対するネットワーク接続に成功したことを指示するための応答メッセージを送信するための第3送信モジュールと
をさらに備える。
オプションとして、前記要求メッセージは、前記第1通信機器の種類識別子を含み、
前記判断モジュールは、前記第1通信機器の種類識別子に基づいて、前記第1通信機器の種類が、前記ネットワーク接続機器により接続を許可する種類であるか否かを判断して、前記第1通信機器の種類が、前記ネットワーク接続機器により接続を許可する種類であると、前記第1通信機器が、前記ネットワーク接続機器により接続を許可する機器であると判断する。
オプションとして、前記要求メッセージは、前記第1通信機器のアドレスを含み、
前記判断モジュールは、前記第1通信機器のアドレスが、前記ネットワーク接続機器により接続を許可するアドレス範囲に属するか否かを判断して、前記第1通信機器のアドレスが、前記ネットワーク接続機器により接続を許可するアドレス範囲に属すると、前記第1通信機器が、前記ネットワーク接続機器により接続を許可する機器であると判断する。
オプションとして、前記切替モジュールは、前記ネットワーク接続機器の状態を機器接続許可状態に切り替えて、前記ネットワーク接続機器が所定の期間内に前記機器接続許可状態になるようにする。
本発明の実施例に係る第5の態様によると、ネットワーク接続機器を提供する。
前記機器は、
端末にバインディングされたネットワーク接続機器が送信する状態切替要求であって、前記ネットワーク接続機器が、第1通信機器がブロードキャストしたネットワーク接続を要求するための要求メッセージを受信して、前記ネットワーク接続機器の現在の状態が機器接続禁止状態にあると判断した後に送信した状態切替要求を、受信するための受信モジュールと、
前記状態切替要求に基づいて、回答情報を生成するための生成モジュールと、
前記回答情報を、前記回答情報が前記ネットワーク接続機器の状態を機器接続許可状態に切り替えるための指示であると前記ネットワーク接続機器の状態を機器接続許可状態に切り替えるための前記ネットワーク接続機器に、送信するための送信モジュールと
を備える。
オプションとして、前記状態切替要求は、前記第1通信機器の機器識別子を含み、
前記受信モジュールは、前記端末にバインディングされたネットワーク接続機器が送信する状態切替要求であって、前記第1通信機器が送信した要求メッセージを受信したタイミングから所定の期間内に受信した要求メッセージを、前記所定の期間内に送信した全ての通信機器の機器識別子が記録された機器識別子リストが含まれた状態切替要求を、受信する。
オプションとして、前記生成モジュールは、前記状態切替要求に基づいて、前記機器識別子リストを表示して、ユーザが、前記機器識別子リスト中から選択した機器識別子である目標機器識別子をトリガして生成したトリガ命令を受信し、前記トリガ命令に基づいて、前記目標機器識別子が含まれた回答情報を生成する。
本発明の実施例に係る第6の態様によると、ネットワーク接続機器を提供する。
前記機器は、
ネットワーク接続機器の現在の状態を検出して、前記ネットワーク接続機器の現在の状態が機器接続禁止状態にあると、前記ネットワーク接続機器にバインディングされた端末に状態切替要求を送信するための前記ネットワーク接続機器に、ネットワーク接続を要求するための要求メッセージをブロードキャストするためのブロードキャストモジュール
を備える。
オプションとして、前記要求メッセージは、前記第1通信機器の機器識別子を含み、前記要求メッセージは、前記第1通信機器の種類識別子、及び、前記第1通信機器のアドレスの中の少なくとも一つ
をさらに含む。
本発明の実施例に係る第7の態様によると、ネットワーク接続機器を提供する。
当該機器は、
プロセッサと、
前記プロセッサが実行可能な命令を記憶するためのメモリと
を備え、
前記プロセッサは、
第1通信機器がブロードキャストした要求メッセージであって、ネットワーク接続を要求するための要求メッセージを、受信し、
ネットワーク接続機器の現在の状態を検出し、
前記ネットワーク接続機器の現在の状態が機器接続禁止状態にあると、前記ネットワーク接続機器にバインディングされた端末であって、状態切替要求に基づいて回答情報を生成するための端末に、前記状態切替要求を送信し、
前記端末が送信した前記回答情報を受信し、
前記回答情報が、前記ネットワーク接続機器の状態を機器接続許可状態に切り替えるための指示であると、前記ネットワーク接続機器の状態を機器接続許可状態に切り替えるように構成される。
本発明の実施例に係る第8の態様によると、ネットワーク接続機器を提供する。
当該機器は、
プロセッサと、
前記プロセッサが実行可能な命令を記憶するためのメモリと
を備え、
前記プロセッサは、
端末にバインディングされたネットワーク接続機器が送信する状態切替要求であって、前記ネットワーク接続機器が、第1通信機器がブロードキャストしたネットワーク接続を要求するための要求メッセージを受信して、前記ネットワーク接続機器の現在の状態が機器接続禁止状態にあると判断した後に送信した状態切替要求を、受信し、
前記状態切替要求に基づいて、回答情報を生成し、
前記回答情報を、前記回答情報が前記ネットワーク接続機器の状態を機器接続許可状態に切り替えるための指示であると前記ネットワーク接続機器の状態を機器接続許可状態に切り替えるための前記ネットワーク接続機器に、送信するように構成される。
本発明の実施例に係る第9の態様によると、ネットワーク接続機器を提供する。
当該機器は、
プロセッサと、
前記プロセッサが実行可能な命令を記憶するためのメモリと
を備え、
前記プロセッサは、
ネットワーク接続機器の現在の状態を検出して、前記ネットワーク接続機器の現在の状態が機器接続禁止状態にあると、前記ネットワーク接続機器にバインディングされた端末に状態切替要求を送信するための前記ネットワーク接続機器に、ネットワーク接続を要求するための要求メッセージをブロードキャストするように構成される。
本発明の実施例に係る第10の態様によると、ネットワーク接続システムを提供する。
前記システムは、
ネットワーク接続機器、端末、及び、第1通信機器を備え、
前記ネットワーク接続機器は、第4の態様、或いは、第4の態様の任意のオプションの前記のネットワーク接続機器を含み、
前記端末は、第5の態様、或いは、第5の態様の任意のオプションのネットワーク接続機器を含み、
前記第1通信機器は、第6の態様、或いは、第6の態様の任意のオプションのネットワーク接続機器を含む。
本発明の実施例に係る第11の態様によると、ネットワーク接続システムを提供する。
前記システムネットワーク接続機器、端末、及び、第1通信機器を備え、
前記ネットワーク接続機器は、第7の態様、或いは、第7の態様のオプションの前記のネットワーク接続機器を含み、
前記端末は、第8の態様、或いは、第8の態様の任意のオプションのネットワーク接続機器を含み、
前記第1通信機器は、第9の態様、或いは、第9の態様の任意のオプションのネットワーク接続機器を含む。
本発明の実施例が提供する構成の有益な効果は以下のとおりである。
本発明の実施例によって提供するネットワーク接続方法、機器、及び、システムによると、ネットワーク接続機器は、第1通信機器がブロードキャストした要求メッセージを受信して、ネットワーク接続機器の現在の状態を検出し、現在の状態が機器接続禁止状態にあると、ネットワーク接続機器にバインディングされた端末に状態切替要求を送信すると同時に、端末が送信した回答情報に基づいてネットワーク接続機器の状態を機器接続許可状態に切り替えることにより、ネットワーク接続機器の状態を機器接続許可状態に切り替えさせた後に、第1通信機器がネットワークに接続できるようにするようになる。本発明の実施例によると、ネットワーク接続機器を介して端末に状態切替要求を送信することにより、関連技術でのネットワーク接続過程が複雑になる問題を解決して、ネットワーク接続過程を簡素化する有益な効果を達成した。
以上の統括な記述と以下の細部記述は、単なる例示的なものであり、本発明を制限するものではないと、理解するべきである。
本発明の実施例の構成をより詳しく説明するために、以下、実施例の説明に必要な図面を簡単に説明する。当然ながら、以下に記載の図面は、単に、本発明の実施例の幾つかの例であり、当業者が創造的労働をせずにこれらに基づいて他の図面を得ることができることである。
図1は、本発明の各実施例によって提供するネットワーク接続方法に係る一実施環境の構成を示す模式図である。
図2は、例示的な一実施例に係るネットワーク接続方法を示すフローチャートである。
図3は、例示的な他の実施例に係るネットワーク接続方法を示すフローチャートである。
図4は、例示的なさらに他の実施例に係るネットワーク接続方法を示すフローチャートである。
図5−1は、例示的な他の実施例に係るネットワーク接続方法を示すフローチャートである。
図5−2は、図5−1に示す実施例によって提供するネットワーク接続機器が端末に状態切替要求を送信する方法を示すフローチャートである。
図5−3は、図5−1に示す実施例によって提供する端末が、ネットワーク接続機器が送信した状態切替要求を受信する方法を示すフローチャートである。
図5−4は、図5−1に示す実施例によって提供する端末が状態切替要求に基づいて回答情報を生成する方法を示すフローチャートである。
図5−5は、図5−1に示す実施例によって提供する端末の表示インターフェイスを示す図である。
図5−6は、図5−1に示す実施例によって提供するネットワーク接続機器が自身の状態を機器接続許可状態に切り替える方法を示すフローチャートである。
図5−7は、図5−1に示す実施例によって提供するネットワーク接続機器が、第1通信機器がネットワーク接続機器により接続を許可する機器であるか否かを判断する方法を示すフローチャートである。
図5−8は、図5−1に示す実施例によって提供するネットワーク接続機器が、第1通信機器がネットワーク接続機器により接続を許可する機器であるか否かを判断する他の方法を示すフローチャートである。
図6は、例示的な一実施例に係るネットワーク接続機器を示すブロック図である。
図7は、例示的な他の実施例に係るネットワーク接続機器を示すブロック図である。
図8は、例示的なさらに他の実施例に係るネットワーク接続機器を示すブロック図である。
図9は、例示的な他の実施例に係るネットワーク接続機器を示すブロック図である。
図10は、例示的な一実施例に係るネットワーク接続機器を示すブロック図である。
図11は、例示的な他の実施例に係るネットワーク接続機器を示すブロック図である。
図12は、例示的なさらに他の実施例に係るネットワーク接続機器を示すブロック図である。
図13は、例示的な一実施例に係るネットワーク接続システムの構成を示す模式図である。
ここでの図面は、明細書に合併されて本明細書の一部を構成して本発明に合致する実施例を示し、明細書とともに本発明の原理の説明をするために用いられる。
以下、本発明の目的、技術案及び利点をさらに明確にするために、図面を参照しながら本発明の実施例をさらに詳しく説明する。当然ながら、記述する実施方法は、単に、本発明の一部の実施例に過ぎず、全ての実施例でなない。当業者が創造的労働をせずに本発明の中の実施例に基づいて得る全ての他の実施例は、本発明が保護しようとする範囲に属する。
図1は、本発明の各実施例によって提供するネットワーク接続方法に係る一実施環境の構成を示す模式図である。図1を参照すると、当該実施環境は、第1通信機器110、ネットワーク接続機器120及び端末130を含む。オプションとして、当該実施環境は、さらに、サーバ140及び第2通信機器150を含んでもよい。
図1を参照すると、第1通信機器110とネットワーク接続機器120との間、ネットワーク接続機器120とサーバ140との間、サーバ140と端末130との間、及び、第2通信機器150とネットワーク接続機器120との間は、すべて、有線ネットワーク或いは無線ネットワークを介して接続されてもよいが、本実施環境は、これに対して限定しない。且つ、一般的に、ネットワーク接続機器120は、有線ネットワーク或いは無線ネットワークを介して端末130に直接接続されてもよい。以上の各機器を接続する際に、その接続方法は、同じでもよいし、同じでなくてもよく、本実施環境は、これに対して限定しないことを説明する必要がある。一例として、第1通信機器110とネットワーク接続機器120とは有線ネットワークを介して接続され、ネットワーク接続機器120と端末130とは無線ネットワークを介して接続される。ここで、当該無線ネットワークは、ブルートゥース、赤外線、ワイヤレス・フィディリティー(WIFI、WIreless−FIdelity)、データネットワーク、及び、ジグビーネットワークを含んでもよいが、これに限定されない。
第1通信機器110は、ネットワーク接続を要求する機器であり、例えば、スマートカメラ、スマートソケット、スマートブレスレット、スマートテレビ、赤外線リモコン,等の機器であってもよい。図1を参照して、本実施環境で第1通信機器110がスマートカメラである例を挙げて説明する。第1通信機器110は、ネットワーク接続機器120にネットワーク接続を要求するための要求メッセージをブロードキャストしてもよい。当該要求メッセージは、第1通信機器110の機器識別子を含んでもよい。
オプションとして、当該要求メッセージは、第1通信機器110の種類識別子、或いは、第1通信機器110のアドレスをさらに含んでもよい。ここで、当該アドレスは、第1通信機器110のMACアドレスであってもよいし、第1通信機器110がネットワーク接続機器120にブロードキャストした要求メッセージは、ビーコンリクエスト(beacon request)メッセージであってもよく、本実施環境は、これに対して限定しない。ここで、第1通信機器110は、第1通信機器110に電源を投入し、また、自身がネットワークに接続されていない状態にあることが検出され、且つ、ネットワーク接続情報が保存されていない状態にある場合に、ネットワーク接続機器120に要求メッセージをブロードキャストしてもよい。
ネットワーク接続機器120は、通信機器にネットワーク接続サービスを提供できる機器であってもよいし、例えば、ゲートウェイ、または、ルータ、等のような機器であってもよい。ここで、ネットワーク接続機器120は、第1通信機器110がブロードキャストした、ネットワーク接続を要求するための要求メッセージを受信して、自身の現在の状態を検出し、自身の現在の状態が機器接続禁止状態にあると、ネットワーク接続機器120にバインディングされた端末(図1に示した実施環境中の端末130である)に、状態切替要求を送信すると同時に、端末130が送信した回答情報を受信して、当該回答情報がネットワーク接続機器120の状態を機器接続許可状態に切り替えるための指示であると、ネットワーク接続機器120の状態を機器接続許可状態に切り替えることにより、ネットワーク接続機器120が所定の期間内に機器接続許可状態になるようにした後に、第1通信機器110が所定の期間内にネットワーク接続機器120に再び要求メッセージをブロードキャストしたら、第1通信機器110をネットワークに接続させる。
オプションとして、もし、第1通信機器110がブロードキャストした要求メッセージ内に、第1通信機器110の機器識別子が含まれていると、ネットワーク接続機器120が端末130に送信した状態切替要求内にも、第1通信機器110の機器識別子が含まれもよい。ネットワーク接続機器120は、第1通信機器110がブロードキャストした要求メッセージを受信した後に、直ちに、端末130に状態切替要求を送信してもよいし、第1通信機器110がブロードキャストした要求メッセージを受信してから所定の期間の後に端末130に状態切替要求を送信してもよい。もし、ネットワーク接続機器120が、第1通信機器110がブロードキャストした要求メッセージを受信してから所定の期間の後に、端末130に状態切替要求を送信する場合、ネットワーク接続機器120は端末130に機器識別子リストが含まれた状態切替要求を送信することができる。当該機器識別子リストには、第1通信機器110が送信した要求メッセージを受信したタイミングから所定の期間内に受信した要求メッセージを、当該所定の期間内に送信した全ての通信機器の機器識別子(例えば、当該要求メッセージは、第2通信機器150の機器識別子を含んでもよい)が記録されている。このようにして、端末130のユーザがネットワーク接続を許可しようとする機器を選択できるようにする。ネットワーク接続機器120は、端末130が送信した回答情報内に含まれた目標機器識別子に基づいて、当該目標機器識別子に対応する通信機器をネットワークに接続させると同時に、目標機器識別子に対応する通信機器に、目標機器識別子に対応する通信機器に対するネットワーク接続に成功したことを指示するための応答メッセージを送信する。
オプションとして、ネットワーク接続機器120は、ネットワーク接続機器120の現在の状態を検出して、ネットワーク接続機器120の現在の状態が機器接続許可状態にあると、第1通信機器110が、ネットワーク接続機器120により接続を許可する機器であるか否かを判断して、第1通信機器110がネットワーク接続機器120により接続を許可する機器であると、第1通信機器110をネットワークに接続させると同時に、第1通信機器110に、第1通信機器110に対するネットワーク接続に成功したことを指示するための応答メッセージを送信する。ここで、第1通信機器110がブロードキャストした要求メッセージ内には、第1通信機器110の種類識別子及び第1通信機器110のアドレスの中の少なくとも一つが含まれてもよい。ネットワーク接続機器120は、第1通信機器110の種類識別子、或いは、第1通信機器110のアドレスに基づいて、第1通信機器110が、ネットワーク接続機器120により接続を許可する機器であるか否かを判断する。例えば、ネットワーク接続機器120は、第1通信機器110の種類識別子に基づいて、第1通信機器110の種類がネットワーク接続機器120により接続を許可する種類であるか否かを判断する。ネットワーク接続機器120は、第1通信機器110の種類がネットワーク接続機器120により接続を許可する種類であると、第1通信機器110がネットワーク接続機器により接続を許可する機器であると判断する。さらに、例えば、ネットワーク接続機器120は、第1通信機器110のアドレスがネットワーク接続機器120により接続を許可するアドレス範囲に属するか否かを判断して、第1通信機器110のアドレスがネットワーク接続機器120により接続を許可するアドレス範囲に属すると、第1通信機器110がネットワーク接続機器120により接続を許可する機器であると判断する。
端末130は、ネットワーク接続機器120にバインディングされた端末であってもよい。端末130は、ネットワーク接続機器120の機器接続状態を制御できる。一例として、当該端末130は、スマートフォン、タブレットPC、スマートテレビ、デスクトップコンピュータ、等であってもよい。端末130は、ネットワーク接続機器120が送信した状態切替要求を受信して、状態切替要求に基づいて、回答情報を生成すると同時に、ネットワーク接続機器120に回答情報を送信することにより、回答情報が、ネットワーク接続機器120の状態を機器接続許可状態に切り替えるための指示であると、ネットワーク接続機器120の状態を機器接続許可状態に切り替える。
オプションとして、状態切替要求は、第1通信機器110の機器識別子を含んでもよい。端末130は、ネットワーク接続機器120が送信した機器識別子リストが含まれた状態切替要求を受信してもよい。機器識別子リストには、第1通信機器110が送信した要求メッセージを受信したタイミングから所定の期間内に受信した要求メッセージを、当該所定の期間内に送信した全ての通信機器の機器識別子が記録されている。端末130は、状態切替要求に基づいて、機器識別子リストを表示して、ユーザが目標機器識別子(例えば、第2通信機器150の機器識別子である)をトリガして生成したトリガ命令を受信する。目標機器識別子は、ユーザが機器識別子リスト中から選択した機器識別子であってもよい。端末130は、トリガ命令に基づいて、目標機器識別子が含まれた回答情報を生成した後に、ネットワーク接続機器120に目標機器識別子が含まれた回答情報を送信して、ネットワーク接続機器120が当該目標機器識別子に対応する通信機器をネットワークに接続させるようにする。
端末130とネットワーク接続機器120との間はバインディング関係が予め構築されている。端末130とネットワーク接続機器120との間のバインディング関係を構築する過程は、上記の実施環境中のサーバ140により実行してもよいし、且つ、ネットワーク接続機器120が端末130に状態切替要求を送信する過程、及び、ネットワーク接続機器120が端末130が送信した回答情報を受信する過程も、サーバ140によって実現してもよいし、本実施環境ではこれに対して繰り返して説明しないことを説明する必要がある。
上記の実施環境中の第2通信機器150と第1通信機器110とは、同じ機器であってもよいし、同じ機器でなくてもよいし、本実施環境は、これに対して限定しないことをさらに説明する必要がある。
図2は、例示的な一実施例に係るネットワーク接続方法を示すフローチャートである。当該ネットワーク接続方法を図1に示した実施環境中のネットワーク接続機器120に適用する例を挙げて、本実施例を説明する。図2を参照すると、当該ネットワーク接続方法は、以下のステップを含んでもよい。
ステップ201において、第1通信機器がブロードキャストした要求メッセージであって、ネットワーク接続を要求するための要求メッセージを、受信する。
ステップ202において、ネットワーク接続機器の現在の状態を検出する。
ステップ203において、ネットワーク接続機器の現在の状態が機器接続禁止状態にあると、ネットワーク接続機器にバインディングされた端末であって、状態切替要求に基づいて回答情報を生成するための端末に、状態切替要求を送信する。
ステップ204において、端末が送信した回答情報を受信する。
ステップ205において、回答情報が、ネットワーク接続機器の状態を機器接続許可状態に切り替えるための指示であると、ネットワーク接続機器の状態を機器接続許可状態に切り替える。
上記のように、本発明の実施例によって提供するネットワーク接続方法によると、ネットワーク接続機器は、第1通信機器がブロードキャストした要求メッセージを受信して、ネットワーク接続機器の現在の状態を検出し、現在の状態が機器接続禁止状態にあると、ネットワーク接続機器にバインディングされた端末に状態切替要求を送信すると同時に、端末が送信した回答情報に基づいてネットワーク接続機器の状態を機器接続許可状態に切り替えることにより、ネットワーク接続機器の状態を機器接続許可状態に切り替えさせた後に、第1通信機器がネットワークに接続できるようにするようになる。本発明の実施例によると、ネットワーク接続機器を介して端末に状態切替要求を送信することにより、関連技術でのネットワーク接続過程が複雑になる問題を解決して、ネットワーク接続過程を簡素化する有益な効果を達成した。
オプションとして、要求メッセージは、第1通信機器の機器識別子を含み、状態切替要求は、第1通信機器の機器識別子を含む。
ステップ203は、
第1通信機器が送信した要求メッセージを受信したタイミングから所定の期間内に受信した要求メッセージを、当該所定の期間内に送信した全ての通信機器の機器識別子が記録された機器識別子リストを生成するステップと、
ネットワーク接続機器にバインディングされた端末に機器識別子リストが含まれた状態切替要求を送信するステップと
を含んでもよい。
オプションとして、回答情報は、端末のユーザが機器識別子リスト中から選択した機器識別子である目標機器識別子を含む。
当該方法は、
目標機器識別子に対応する通信機器をネットワークに接続させるステップと、
目標機器識別子に対応する通信機器に、目標機器識別子に対応する通信機器に対するネットワーク接続に成功したことを指示するための応答メッセージを送信するステップと
をさらに含む。
オプションとして、当該方法は、
ネットワーク接続機器の現在の状態が機器接続許可状態にあると、第1通信機器がネットワーク接続機器により接続を許可する機器であるか否かを判断するステップと、
第1通信機器がネットワーク接続機器により接続を許可する機器であると、第1通信機器をネットワークに接続させるステップと、
第1通信機器に、第1通信機器に対するネットワーク接続に成功したことを指示するための応答メッセージを送信するステップと
をさらに含む。
オプションとして、要求メッセージは、第1通信機器の種類識別子を含み、
第1通信機器がネットワーク接続機器により接続を許可する機器であるか否かを判断するステップは、
第1通信機器の種類識別子に基づいて、第1通信機器の種類がネットワーク接続機器により接続を許可する種類であるか否かを判断するステップと、
第1通信機器の種類がネットワーク接続機器により接続を許可する種類であると、第1通信機器がネットワーク接続機器により接続を許可する機器であると判断するステップと
を含む。
オプションとして、要求メッセージは、第1通信機器のアドレスを含み、
第1通信機器がネットワーク接続機器により接続を許可する機器であるか否かを判断するステップは、
第1通信機器のアドレスがネットワーク接続機器により接続を許可するアドレス範囲に属するか否かを判断するステップと、
第1通信機器のアドレスがネットワーク接続機器により接続を許可するアドレス範囲に属すると、第1通信機器がネットワーク接続機器により接続を許可する機器であると判断するステップと
を含む。
オプションとして、ステップ205は、
ネットワーク接続機器の状態を機器接続許可状態に切り替えて、ネットワーク接続機器が所定の期間内に機器接続許可状態になるようにするステップを含む。
上記のように、本発明の実施例によって提供するネットワーク接続方法によると、ネットワーク接続機器は、第1通信機器がブロードキャストした要求メッセージを受信して、ネットワーク接続機器の現在の状態を検出し、現在の状態が機器接続禁止状態にあると、ネットワーク接続機器にバインディングされた端末に状態切替要求を送信すると同時に、端末が送信した回答情報に基づいてネットワーク接続機器の状態を機器接続許可状態に切り替えることにより、ネットワーク接続機器の状態を機器接続許可状態に切り替えさせた後に、第1通信機器がネットワークに接続できるようにするようになる。本発明の実施例によると、ネットワーク接続機器を介して端末に状態切替要求を送信することにより、関連技術でのネットワーク接続過程が複雑になる問題を解決して、ネットワーク接続過程を簡素化する有益な効果を達成した。
図3は、例示的な他の実施例に係るネットワーク接続方法を示すフローチャートである。当該ネットワーク接続方法を図1に示した実施環境中の端末130に適用する例を挙げて、本実施例を説明する。図3を参照すると、当該ネットワーク接続方法は、以下のステップを含んでもよい。
ステップ301において、端末にバインディングされたネットワーク接続機器が送信する状態切替要求であって、ネットワーク接続機器が、第1通信機器がブロードキャストしたネットワーク接続を要求するための要求メッセージを受信して、ネットワーク接続機器の現在の状態が機器接続禁止状態にあると判断した後に送信した状態切替要求を、受信する。
ステップ302において、状態切替要求に基づいて、回答情報を生成する。
ステップ303において、回答情報が、ネットワーク接続機器の状態を機器接続許可状態に切り替えるための指示であると、ネットワーク接続機器の状態を機器接続許可状態に切り替えるためのネットワーク接続機器に、回答情報を送信する。
上記のように、本発明の実施例によって提供するネットワーク接続方法によると、端末は、端末にバインディングされたネットワーク接続機器が送信した状態切替要求を受信して、状態切替要求に基づいて回答情報を生成すると同時に、ネットワーク接続機器に回答情報を送信して、ネットワーク接続機器が回答情報に基づいてネットワーク接続機器の状態を機器接続許可状態に切り替えるようにすることにより、ネットワーク接続機器の状態を機器接続許可状態に切り替えさせた後に、第1通信機器はネットワークに接続できるようになる。本発明の実施例によると、端末が、ネットワーク接続機器が送信した状態切替要求を受信することにより、関連技術でのネットワーク接続過程が複雑になる問題を解決して、ネットワーク接続過程を簡素化する有益な効果を達成した。
オプションとして、状態切替要求は、第1通信機器の機器識別子を含み、
ステップ301は、
端末にバインディングされたネットワーク接続機器が送信した機器識別子リストが含まれた状態切替要求であって、第1通信機器が送信した要求メッセージを受信したタイミングから所定の期間内に受信した要求メッセージを、当該所定の期間内に送信した全ての通信機器の機器識別子が記録された機器識別子リストが含まれた状態切替要求を、受信するステップ
を含む。
オプションとして、ステップ302は、
状態切替要求に基づいて、機器識別子リストを表示するステップと、
ユーザが、機器識別子リスト中から選択した機器識別子である目標機器識別子をトリガして生成したトリガ命令を受信するステップと、
トリガ命令に基づいて、目標機器識別子が含まれた回答情報を生成するステップと
を含む。
上記のように、本発明の実施例によって提供するネットワーク接続方法によると、端末は、端末にバインディングされたネットワーク接続機器が送信した状態切替要求を受信して、状態切替要求に基づいて回答情報を生成すると同時に、ネットワーク接続機器に回答情報を送信して、ネットワーク接続機器が回答情報に基づいてネットワーク接続機器の状態を機器接続許可状態に切り替えるようにすることにより、ネットワーク接続機器の状態を機器接続許可状態に切り替えさせた後に、第1通信機器はネットワークに接続できるようになる。本発明の実施例によると、端末が、ネットワーク接続機器が送信した状態切替要求を受信することにより、関連技術でのネットワーク接続過程が複雑になる問題を解決して、ネットワーク接続過程を簡素化する有益な効果を達成した。
図4は、例示的なさらに他の実施例に係るネットワーク接続方法を示すフローチャートである。当該ネットワーク接続方法を図1に示した実施環境中の第1通信機器110に適用する例を挙げて、本実施例を説明する。図4を参照すると、当該ネットワーク接続方法は、以下のステップを含んでもよい。
ステップ401において、ネットワーク接続機器の現在の状態を検出して、ネットワーク接続機器の現在の状態が機器接続禁止状態にあると、ネットワーク接続機器にバインディングされた端末に状態切替要求を送信するためのネットワーク接続機器に、ネットワーク接続を要求するための要求メッセージをブロードキャストする。
オプションとして、要求メッセージは、第1通信機器の機器識別子を含み、要求メッセージは、第1通信機器の種類識別子及び第1通信機器のアドレスの中の少なくとも一つを含む。
上記のように、本発明の実施例によって提供するネットワーク接続方法によると、第1通信機器は、ネットワーク接続機器にネットワーク接続を要求するための要求メッセージをブロードキャストして、ネットワーク接続機器が、ネットワーク接続機器の現在の状態が機器接続禁止状態にあると、ネットワーク接続機器にバインディングされた端末に状態切替要求を送信して、端末が送信した回答情報に基づいてネットワーク接続機器の状態を機器接続許可状態に切り替えるようにすることにより、ネットワーク接続機器の状態を機器接続許可状態に切り替えさせた後に、第1通信機器はネットワークに接続できるようになる。本発明の実施例によると、ネットワーク接続機器を介して端末に状態切替要求を送信することにより、関連技術でのネットワーク接続過程が複雑になる問題を解決して、ネットワーク接続過程を簡素化する有益な効果を達成した。
図5−1は、例示的な他の実施例に係るネットワーク接続方法を示すフローチャートである。当該ネットワーク接続方法を図1に示した実施環境中に適用する例を挙げて、本実施例を説明する。図5−1を参照すると、当該ネットワーク接続方法は、以下のステップを含んでもよい。
ステップ501において、第1通信機器は、ネットワーク接続機器の現在の状態を検出して、ネットワーク接続機器の現在の状態が機器接続禁止状態にあると、ネットワーク接続機器にバインディングされた端末に状態切替要求を送信するためのネットワーク接続機器に、ネットワーク接続を要求するための要求メッセージをブロードキャストする。
ここで、本発明の実施例においては、第1通信機器が図1に示した実施環境中の第1通信機器110であり、ネットワーク接続機器が図1に示した実施環境中のネットワーク接続機器120であり、ネットワーク接続機器にバインディングされた端末が図1に示した実施環境中の端末130である例を挙げて、説明する。
ここで、第1通信機器110は、スマートカメラ、スマートソケット、スマートブレスレット、スマートテレビ、赤外線リモコン、等のような機器であってもよい。第1通信機器110は、ネットワークに接続されていない状態にあると、第1通信機器110にネットワーク接続サービスを提供するためのネットワーク接続機器120に、ネットワーク接続を要求するための要求メッセージをブロードキャストしてもよい。
ここで、当該要求メッセージは、第1通信機器110の機器識別子を含み、第1通信機器110の種類識別子及び第1通信機器110のアドレスの中の少なくとも一つをさらに含む。一例として、当該要求メッセージは、ビーコンリクエストメッセージであってもよいし、第1通信機器110のアドレスは、第1通信機器110のMACアドレスであってもよい。第1通信機器110の機器識別子がID−Aであり、種類識別子がID−mであり、MACアドレスがID−2であると想定すると、要求メッセージ内には、機器識別子ID−Aと、種類識別子ID−m及びMACアドレスID−2の中の少なくとも一つとが、含まれている。
第1通信機器110は、第1通信機器110に電源を投入したと同時に、自身がネットワークに接続されていない状態にあることが検出されると、ネットワーク接続機器120に、ネットワーク接続を要求するための要求メッセージをブロードキャストしてもよいし、第1通信機器110がリセットされた後に、ネットワーク接続機器120に、ネットワーク接続を要求するための要求メッセージをブロードキャストしてもよいし、本発明の実施例においてはこれに対して限定しないことを説明する必要がある。一実現方法において、第1通信機器110は、第1通信機器110がこの前にネットワーク接続したことがあり、第1通信機器110にネットワーク接続情報が保存されていると、第1通信機器110に電源を投入した際に、優先に、自身に保存されたネットワーク接続情報に基づいてネットワークに接続してもよいし、本発明の実施例においてはこれに対して限定しない。
ステップ502において、ネットワーク接続機器は、第1通信機器がブロードキャストした要求メッセージであって、ネットワーク接続を要求するための要求メッセージを、受信する。
ネットワーク接続機器120は、第1通信機器110がネットワーク接続機器120にネットワーク接続を要求するための要求メッセージをブロードキャストすると、第1通信機器110がブロードキャストした、ネットワーク接続を要求するための要求メッセージを受信することになる。一例として、ネットワーク接続機器120は、第1通信機器110がブロードキャストしたビーコンリクエストメッセージを受信する。当該ビーコンリクエストメッセージは、第1通信機器110の機器識別子ID−Aと、第1通信機器110種類識別子ID−m及びMACアドレスID−2の中の少なくとも一つとを含む。
ステップ503において、ネットワーク接続機器は、ネットワーク接続機器の現在の状態を検出する。ネットワーク接続機器の現在の状態が機器接続禁止状態にあると、ステップ504乃至ステップ511を実行し、ネットワーク接続機器の現在の状態が機器接続許可状態にあると、ステップ512乃至ステップ514を実行する。
ネットワーク接続機器120は、第1通信機器110がブロードキャストしてネットワーク接続を要求するための要求メッセージを受信した後に、ネットワーク接続機器120の現在の状態を検出してもよい。ネットワーク接続機器120の現在の状態は、機器接続禁止状態及び機器接続許可状態の中の任意の一つであってもよい。
ステップ504において、ネットワーク接続機器の現在の状態が機器接続禁止状態にあると、ネットワーク接続機器にバインディングされた端末であって、状態切替要求に基づいて回答情報を生成するための端末に、状態切替要求を送信する。
ステップ503において、ネットワーク接続機器120は、ネットワーク接続機器120の現在の状態が機器接続禁止状態にあることが検出されると、ネットワーク接続機器120にバインディングされた端末に状態切替要求を送信してもよい。ここで、ネットワーク接続機器120にバインディングされた端末は、図1に示した実施環境中の端末130であってもよい。このため、ネットワーク接続機器120は、端末130に、第1通信機器110の機器識別子ID−Aが含まれた状態切替要求を送信する。
本発明の実施例において、ネットワーク接続機器120は、第1通信機器110がブロードキャストした要求メッセージを受信した後に、直ちに、端末130に状態切替要求を送信してもよいし、所定の期間をあけて要求メッセージが受信されたか否かを検出して、要求メッセージが受信されたら、端末130に状態切替要求を送信してもよいことを説明する必要がある。ここで、ネットワーク接続機器120は、所定の期間内で、複数の通信機器からの要求メッセージを受信する可能性もある。また、所定の期間は実際の場面によって設定してもよく、本発明の実施例においてはこれに対して限定しない。
一例として、図5−2は、図5−1に示す実施例によって提供するネットワーク接続機器がネットワーク接続機器にバインディングされた端末に状態切替要求を送信する方法を示すフローチャートである。本実施例においては、ネットワーク接続機器120が所定の期間をあけて端末130に状態切替要求を送信する例を挙げて、説明する。図5−2を参照すると、当該方法は、以下のステップを含んでもよい。
サブステップ5041において、ネットワーク接続機器は、第1通信機器が送信した要求メッセージを受信したタイミングから所定の期間内に受信した要求メッセージを、当該所定の期間内に送信した全ての通信機器の機器識別子が記録された機器識別子リストを生成する。
ネットワーク接続機器120が所定の期間をあけて端末130に状態切替要求を送信すると、ネットワーク接続機器120は、まず、受信した要求メッセージ内の通信機器の機器識別子に基づいて、機器識別子リストを生成してもよい。当該機器識別子リストには、ネットワーク接続機器120が、第1通信機器110が送信した要求メッセージを受信したタイミングから所定の期間内に受信した要求メッセージを、当該所定の期間内に送信した全ての通信機器の機器識別子が記録されてもよい。当該所定の期間内に、ネットワーク接続機器120が、さらに、図1に示した実施環境中の第2通信機器150、等の他の通信機器が送信したネットワーク接続を要求するための要求メッセージを受信したと想定し、且つ、第2通信機器150の機器識別子がID−Bであると想定すると、ネットワーク接続機器120は、第1通信機器110の機器識別子ID−A及び第2通信機器150の機器識別子ID−Bに基づいて、機器識別子リストを生成する。当該機器識別子リストは、以下の表1に示したようなものである。
サブステップ5042において、ネットワーク接続機器は、ネットワーク接続機器にバインディングされた端末に機器識別子リストが含まれた状態切替要求を送信する。
ネットワーク接続機器120は、機器識別子リストを生成した後に、ネットワーク接続機器120にバインディングされた端末に、機器識別子リストが含まれた状態切替要求を送信してもよい。一例として、ネットワーク接続機器120は、端末130に、表1に示した機器識別子リストが含まれた状態切替要求を送信する。
ステップ505において、端末は、端末にバインディングされたネットワーク接続機器が送信する状態切替要求であって、ネットワーク接続機器が、第1通信機器がブロードキャストしたネットワーク接続を要求するための要求メッセージを受信して、ネットワーク接続機器の現在の状態が機器接続禁止状態にあると判断した後に送信した状態切替要求を、受信する。
ネットワーク接続機器120は、ネットワーク接続機器120にバインディングされた端末に状態切替要求を送信すると、ネットワーク接続機器120にバインディングされた端末はネットワーク接続機器120が送信した状態切替要求を受信することになる。
一例として、図5−3は、図5−1に示す実施例によって提供する端末が、ネットワーク接続機器が送信した状態切替要求を受信する方法を示すフローチャートである。図5−3を参照すると、当該方法は、以下のステップを含んでもよい。
サブステップ5051において、端末は、端末にバインディングされたネットワーク接続機器が送信した機器識別子リストが含まれた状態切替要求であって、第1通信機器が送信した要求メッセージを受信したタイミングから所定の期間内に受信した要求メッセージを、当該所定の期間内に送信した全ての通信機器の機器識別子が記録された機器識別子リストが含まれた状態切替要求を、受信する。
一例として、端末130は、ネットワーク接続機器120が送信した表1に示した機器識別子リストが含まれた状態切替要求を受信してもよい。当該表1に示した機器識別子リストには、ネットワーク接続機器120が第1通信機器110が送信した要求メッセージを受信したタイミングから所定の期間内に受信した要求メッセージを、当該所定の期間内に送信した全ての通信機器の機器識別子が記録されている。
ステップ506において、端末は、状態切替要求に基づいて、回答情報を生成する。
端末130は、ネットワーク接続機器120が送信した状態切替要求を受信した後に、状態切替要求に基づいて回答情報を生成してもよい。
一例として、図5−4は、図5−1に示す実施例によって提供する端末が状態切替要求に基づいて回答情報を生成する方法を示すフローチャートである。図5−4を参照すると、当該方法は、以下のステップを含んでもよい。
サブステップ5061において、端末は、状態切替要求に基づいて、機器識別子リストを表示する。
端末130は、端末130が受信した状態切替要求に機器識別子リストを含まれていると、機器表示リストを表示してもよい。一例として、端末130は、表1に示した機器識別子リストを表示する。端末130は、機器識別子リストを表示する際に、さらに、機器識別子に対応する通信機器の名称と提示情報とを表示してもよいことを説明する必要がある。
一例として、図5−5は、図5−1に示す実施例によって提供する端末の表示インターフェイスを示す図である。図5−5を参照すると、端末130に、現在、表示インターフェイス510が表示されている。表示インターフェイス510には、機器識別子リスト511、及び、「以下の機器がネットワーク接続を要求しています。状態を切り替えますか?」との提示情報が含まれている。ここで、機器識別子リスト511には、第1通信機器と第1通信機器の機器識別子ID−A、及び、第2通信機器と第2通信機器の機器識別子ID−Bが含まれている。図5−5を参照すると、表示インターフェイス510には、さらに、「はい」、及び、「いいえ」のボタンが含まれている。
本発明の実施例においては、端末130が状態切替要求に基づいて機器識別子リストを表示する例を挙げて説明したが、実際に適用する場合には、ネットワーク接続機器120が送信した状態切替要求内に機器識別子リストが含まれていないと、端末130により提示情報のみ表示してもよいし、一例として、提示情報は、「通信機器がネットワーク接続を要求しています。状態を切り替えますか?」、或いは、「2つの通信機器がネットワーク接続を要求しています。状態を切り替えますか?」等であってもよいし、本発明の実施例においてはこれに対して限定しないことを説明する必要がある。
サブステップ5062において、端末のユーザが、機器識別子リスト中から選択した機器識別子である目標機器識別子をトリガして生成したトリガ命令を受信する。
ユーザは、端末130が機器識別子リストを表示した後に、機器識別子リスト中から機器識別子を選択してもよい。ここで、ユーザが選択した機器識別子を目標機器識別子として、ネットワーク接続機器120の現在の状態を機器接続許可状態に切り替えて、目標機器識別子に対応する通信機器をネットワークに接続させる。ユーザが目標機器識別子を選択する際にトリガ命令を生成してもよい。端末130は、ユーザが目標機器識別子をトリガして生成したトリガ命令を受信する。
一例として、図5−5に示したように、ユーザは、図5−5に示した機器識別子リスト511中の機器識別子ID−Bをクリックしてもよい。この時、当該機器識別子ID−Bが目標機器識別子になる。端末130は、ユーザが目標機器識別子ID−Bをトリガして生成したトリガ命令を受信してもよい。
本発明の実施例において、端末130のユーザが目標機器識別子をトリガして生成したトリガ命令を受信したことを、ユーザが、ネットワーク接続機器120が現在の状態を機器接続許可状態に切り替えることに同意したと同時に、ネットワーク接続機器120が目標機器識別子に対応する通信機器のみをネットワークに接続させることに同意したことであると考えてもよいことを説明する必要がある。例えば、端末130がユーザによって目標機器識別子ID−Bをトリガして生成したトリガ命令を受信したことは、ユーザが、ネットワーク接続機器120が現在の状態を機器接続許可状態に切り替えることに同意したと同時に、ネットワーク接続機器120が目標機器識別子ID−Bに対応する通信機器(第2通信機器である)のみをネットワークに接続させることに同意したことを、説明する。
図5−5に示したように、ユーザが、図5−5に示した表示インターフェイス510の「はい」ボタンをクリックする時にも、該当するトリガ命令を生成できるし、端末130は当該トリガ命令を受信することになることをさらに説明する必要がある。
ユーザが、ネットワーク接続機器120が現在の状態を機器接続許可状態に切り替えることに同意したと同時に、ネットワーク接続機器120がネットワーク接続を要求した全ての通信機器をネットワークに接続させることを許可したと、見てもよい。当然ながら、ユーザは、ネットワーク接続機器120が現在の状態を機器接続許可状態に切り替えることに同意しないと、図5−5に示した表示インターフェイス510の「いいえ」ボタンをクリックして該当するトリガ命令を生成してもよい。
サブステップ5063において、端末は、トリガ命令に基づいて、目標機器識別子が含まれた回答情報を生成する。
端末130は、ユーザが目標機器識別子をトリガして生成したトリガ命令を受信した場合、トリガ命令に基づいて目標機器識別子が含まれた回答情報を生成してもよい。一例として、当該回答情報は、「機器識別子ID−Bに対応する通信機器に対するネットワーク接続を許可する」との情報であってもよい。
ユーザがクリックしたボタンが、図5−5に示した表示インターフェイス510の「はい」ボタンであれば、端末130により生成した回答情報は「現在の状態を機器接続許可状態に切り替えることを許可する」との情報であってもよいことを説明する必要がある。当然ながら、ユーザがクリックしたボタンが、図5−5に示した表示インターフェイス510の「いいえ」ボタンであれば、端末130によって生成した回答情報は「現在の状態を機器接続許可状態に切り替えることを不可する」との情報であってもよい。ここで、本実施例に示した回答情報は、単に、例示的なものであり、本発明を限定しない。
ステップ507において、端末の回答情報が、ネットワーク接続機器の状態を機器接続許可状態に切り替えるための指示であると、ネットワーク接続機器の状態を機器接続許可状態に切り替えるためのネットワーク接続機器に、回答情報を送信する。
端末130は、ネットワーク接続機器120が送信した状態切替要求を受信した後に、ネットワーク接続機器120に、回答情報を送信してもよい。一例として、端末130は、ネットワーク接続機器120に、「現在の状態を機器接続許可状態に切り替えることを許可する」、或いは、「機器識別子ID−Bに対応する通信機器に対するネットワーク接続を許可する」との回答情報を送信する。
ステップ508において、ネットワーク接続機器は、端末が送信した回答情報を受信する。
端末130がネットワーク接続機器120に回答情報を送信すると、ネットワーク接続機器120は、端末130が送信した回答情報を受信してもよい。一例として、ネットワーク接続機器120は、端末130が送信した、「現在の状態を機器接続許可状態に切り替えることを許可する」、或いは、「機器識別子ID−Bに対応する通信機器に対するネットワーク接続を許可する」との回答情報を受信する。
ステップ509において、ネットワーク接続機器は、回答情報が、ネットワーク接続機器の状態を機器接続許可状態に切り替えるための指示であると、ネットワーク接続機器の状態を機器接続許可状態に切り替える。
ネットワーク接続機器120は、端末130が送信した回答情報を受信した後、回答情報が、ネットワーク接続機器120が状態を機器接続許可状態に切り替えるようにするための指示であると、ネットワーク接続機器120の現在の状態を機器接続許可状態に切り替える。本発明の実施例において、回答情報は、「現在の状態を機器接続許可状態に切り替える」、或いは、「機器識別子ID−Bに対応する通信機器に対する接続ネットワークを許可する」との情報であってもよい。当該回答情報がネットワーク接続機器120の状態を機器接続許可状態に切り替えるように指示するため、ネットワーク接続機器120は、ネットワーク接続機器120の状態を機器接続許可状態に切り替える。
ネットワーク接続機器120がネットワーク接続機器120の状態を機器接続許可状態に切り替えさせた後に、もし、ネットワーク接続機器120がずっと機器接続許可状態にあると、ネットワーク接続機器120が、ネットワークを悪意に利用しようとする機器もネットワークに接続させるおそれもあるため、ネットワーク接続機器120が所定の期間内に機器接続許可状態を維持するようにした後に、再び状態を機器接続禁止状態に切り替える必要があることを説明する必要がある。一例として、図5−6は、図5−1に示す実施例によって提供するネットワーク接続機器がネットワーク接続機器の状態を機器接続許可状態に切り替える方法を示すフローチャートである。図5−6を参照すると、当該方法は、以下のステップを含んでもよい。
サブステップ5091において、ネットワーク接続機器は、ネットワーク接続機器の状態を機器接続許可状態に切り替えて、ネットワーク接続機器が所定の期間内に機器接続許可状態になるようにする。
ネットワーク接続機器120は、端末130が送信した回答情報を受信した後に、回答情報が、ネットワーク接続機器120の状態を機器接続許可状態に切り替えるようにするための指示であると、ネットワーク接続機器120の状態を機器接続許可状態に切り替えて、ネットワーク接続機器120が所定の期間内に機器接続許可状態になるようにする。ここで、所定の期間は、実際の場面によって設定してもよいし、本発明の実施例においてはこれに対して限定しない。一例として、所定の期間は、1分間である。
所定の期間は、ネットワーク接続機器120と端末130との間で予め決められたものであってもよいし、ネットワーク接続機器120が自身の状况によって設定したものであってもよいし、或いは、端末130が送信した回答情報内に含まれているものであってもよいことを説明する必要がある。ネットワーク接続機器120は、回答情報内の期間に基づいて、ネットワーク接続機器120の状態を機器接続許可状態に切り替えた後に、ネットワーク接続機器120が当該期間内に機器接続許可状態になるようにする。
ステップ510において、ネットワーク接続機器は、目標機器識別子に対応する通信機器をネットワークに接続させる。
ネットワーク接続機器120は、ネットワーク接続機器120がステップ508で受信した回答情報内に目標機器識別子が含まれていると、当該目標機器識別子に対応する通信機器をネットワークに接続させる。一例として、ネットワーク接続機器120は、ネットワーク接続機器120が受信した回答情報が、「機器識別子ID−Bに対応する通信機器に対するネットワーク接続を許可する」との情報であると、機器識別子ID−Bに対応する通信機器(第2通信機器である)をネットワークに接続させる。
ステップ511において、ネットワーク接続機器は、目標機器識別子に対応する通信機器に、目標機器識別子に対応する通信機器に対するネットワーク接続に成功したことを指示するための応答メッセージを送信する。
ネットワーク接続機器120は、目標機器識別子に対応する通信機器をネットワークに接続させた後に、目標機器識別子に対応する通信機器に、応答メッセージを送信してもよい。ここで、応答メッセージ内には関連許可ビットが含まれてもよい。当該関連許可ビットの値が第1所定の数値であると、当該応答メッセージはネットワーク接続成功を指示し、当該関連許可ビットの値が第2所定の数値であると、当該応答メッセージはネットワーク接続失敗を指示する。一例として、第1所定の数値は「1」であり、第2所定の数値は「0」である。
本発明の実施例において、目標機器識別子に対応する通信機器に対するネットワーク接続に成功したため、応答メッセージ内の当該関連許可ビットの値は第1所定の数値である。例えば、ネットワーク接続機器120が第2通信機器に応答メッセージを送信して、当該応答メッセージ内の関連許可ビットの値が第1所定の数値であると、当該応答メッセージは第2通信機器に対するネットワーク接続に成功したことを指示する。
ステップ512において、ネットワーク接続機器の現在の状態が機器接続許可状態にあると、ネットワーク接続機器が、第1通信機器がネットワーク接続機器により接続を許可する機器であるか否かを判断する。
ネットワーク接続機器120は、ステップ503でネットワーク接続機器120の現在の状態が機器接続許可状態にあることが検出されると、第1通信機器110が、ネットワーク接続機器120により接続を許可する機器であるか否かを判断してもよい。
ここで、ネットワーク接続機器120は、第1通信機器110がブロードキャストした要求メッセージ内に、第1通信機器110の種類識別子及び第1通信機器110のアドレスの中の少なくとも一つが含まれているため、第1通信機器110の種類識別子、或いは、第1通信機器110のアドレスに基づいて、第1通信機器110が、ネットワーク接続機器120により接続を許可する機器であるか否かを判断してもよい。
一例として、図5−7は、図5−1に示す実施例によって提供するネットワーク接続機器120が、第1通信機器110がネットワーク接続機器120により接続を許可する機器であるか否かを判断する方法を示すフローチャートである。本実施例において、ネットワーク接続機器120は、第1通信機器110の種類識別子に基づいて第1通信機器110が、ネットワーク接続機器120により接続を許可する機器であるか否かを判断する。図5−7を参照すると、当該方法は、以下のステップを含んでもよい。
サブステップ5121aにおいて、ネットワーク接続機器は、第1通信機器の種類識別子に基づいて、第1通信機器の種類がネットワーク接続機器により接続を許可する種類であるか否かを判断する。
ここで、ネットワーク接続機器120は、接続を許可する種類識別子を保存して、第1通信機器110の種類識別子、及び、ネットワーク接続機器120に保存した種類識別子に基づいて、第1通信機器110の種類がネットワーク接続機器120により接続を許可する種類であるか否かを判断してもよい。一例として、ネットワーク接続機器120は、第1通信機器110の種類識別子に基づいて、ネットワーク接続機器120に保存した種類識別子を検索して、ネットワーク接続機器120に保存した種類識別子の中に第1通信機器110の種類識別子と同一な識別子が存在すると、ネットワーク接続機器120は、第1通信機器110の種類がネットワーク接続機器120により接続を許可する種類であると判断する。一例として、ネットワーク接続機器120に保存した種類識別子は、表2に示したようなものである。
表2を参照すると、ネットワーク接続機器120に保存した種類識別子は、ID−n及びID−mを含む。ステップ501から分かるように、第1通信機器110の種類識別子がID−mであり、ネットワーク接続機器120に保存した種類識別子の中に第1通信機器110の種類識別子ID−mと同一な識別子が存在する。そのため、ネットワーク接続機器120は、第1通信機器110の種類がネットワーク接続機器120により接続を許可する種類であると判断する。
サブステップ5122aにおいて、ネットワーク接続機器は、第1通信機器の種類がネットワーク接続機器により接続を許可する種類であると、第1通信機器がネットワーク接続機器により接続を許可する機器であると判断する。
ネットワーク接続機器120は、ネットワーク接続機器120がサブステップ5121aで第1通信機器110の種類がネットワーク接続機器120により接続を許可する種類であると判断すると、第1通信機器110がネットワーク接続機器120により接続を許可する機器であると判断する。本発明の実施例において、第1通信機器110の種類がネットワーク接続機器120により接続を許可する種類であるため、第1通信機器110はネットワーク接続機器120により接続を許可する機器である。
他の例として、図5−8は、図5−1に示す実施例によって提供するネットワーク接続機器が第1通信機器がネットワーク接続機器により接続を許可する機器であるか否かを判断する他の方法を示すフローチャートである。本実施例において、ネットワーク接続機器120は、第1通信機器110のアドレスに基づいて、第1通信機器110が、ネットワーク接続機器120により接続を許可する機器であるか否かを判断する。図5−8を参照すると、当該方法は、以下のステップを含んでもよい。
サブステップ5121bにおいて、ネットワーク接続機器は、第1通信機器のアドレスがネットワーク接続機器により接続を許可するアドレス範囲に属するか否かを判断する。
ここで、ネットワーク接続機器120に、接続を許可するアドレス範囲を保存してもよい。ネットワーク接続機器120は、第1通信機器110のアドレスに基づいて、第1通信機器110のアドレスがネットワーク接続機器120に保存した接続を許可するアドレス範囲に属するか否かを判断する。一例として、ネットワーク接続機器120に保存した接続を許可するアドレス範囲は、[ID−1、ID−100]であってもよいし、当該アドレス範囲である[ID−1、ID−100]内には、アドレスID−1、ID−2、ID−3.......ID−100の合計100個のアドレスが含まれている。
ステップ501から分かるように、第1通信機器110のアドレスがID−2であり、第1通信機器110のアドレスがネットワーク接続機器120により接続を許可するアドレス範囲である[ID−1、ID−100]に属する。
サブステップ5122bにおいて、ネットワーク接続機器は、第1通信機器のアドレスがネットワーク接続機器により接続を許可するアドレス範囲に属すると、第1通信機器がネットワーク接続機器により接続を許可する機器であると判断する。
ネットワーク接続機器120は、ネットワーク接続機器120がサブステップ5121bで第1通信機器110のアドレスがネットワーク接続機器120により接続を許可するアドレス範囲に属すると判断すると、第1通信機器110がネットワーク接続機器120により接続を許可する機器であると判断する。本発明の実施例において、第1通信機器110のアドレスID−2がネットワーク接続機器120により接続を許可するアドレス範囲である[ID−1、ID−100]に属するため、ネットワーク接続機器120は、第1通信機器110がネットワーク接続機器120により接続を許可する機器であると判断する。
ステップ513において、ネットワーク接続機器は、第1通信機器がネットワーク接続機器により接続を許可する機器であると、第1通信機器をネットワークに接続させる。
ネットワーク接続機器120は、ネットワーク接続機器120がステップ512で第1通信機器110がネットワーク接続機器120により接続を許可する機器であると判断すると、第1通信機器110をネットワークに接続させる。本発明の実施例において、第1通信機器110がネットワーク接続機器120により接続を許可する機器であるため、ネットワーク接続機器120は、第1通信機器110をネットワークに接続させる。
ステップ514において、ネットワーク接続機器は、第1通信機器に、第1通信機器に対するネットワーク接続に成功したことを指示するための応答メッセージを送信する。
ネットワーク接続機器120は、第1通信機器110をネットワークに接続させた後に、第1通信機器110に応答メッセージを送信してもよい。ここで、応答メッセージ内には、関連許可ビットが含まれてもよいし、当該関連許可ビットの値が第1所定の数値であると、当該応答メッセージはネットワーク接続成功を指示し、当該関連許可ビットの値が第2所定の数値であると、当該応答メッセージはネットワーク接続失敗を指示する。一例として、第1所定の数値は「1」であり、第2所定の数値は「0」である。本発明の実施例において、第1通信機器110に対するネットワーク接続に成功したため、応答メッセージ内の当該関連許可ビットの値は第1所定の数値である。
ネットワーク接続機器120は、ネットワーク接続機器120によってステップ503でネットワーク接続機器120の現在の状態が機器接続禁止状態にあることが検出されると、第1通信機器110に応答メッセージを送信してもよいし、当該応答メッセージ内の関連許可ビットの値は第2所定の数値であり、当該応答メッセージは第1通信機器110に対するネットワーク接続に失敗したことを指示するため、第1通信機器110が再びネットワーク接続機器120にネットワークに接続するための要求メッセージをブロードキャストするようにしてもよいことを説明する必要がある。
本発明の実施例によって提供するネットワーク接続方法のステップの順序を適当に調整してもよいし、場合によってはステップを増やしたり減らしたりしてもよいことを説明する必要がある。一例として、ステップ512乃至514をステップ504乃至511の後に位置させてもよいし、ステップ504乃至511の前に位置させてもよい。当業者が創造的労働をせずに本発明の技術範囲内で変更して得られた方法は、すべて本発明の保護範囲内に含まれるため、ここでは詳細に説明しない。
上記のように、本発明の実施例によって提供するネットワーク接続方法によると、ネットワーク接続機器は、第1通信機器がブロードキャストした要求メッセージを受信して、ネットワーク接続機器の現在の状態を検出し、現在の状態が機器接続禁止状態にあると、ネットワーク接続機器にバインディングされた端末に状態切替要求を送信すると同時に、端末が送信した回答情報に基づいてネットワーク接続機器の状態を機器接続許可状態に切り替えることにより、ネットワーク接続機器の状態を機器接続許可状態に切り替えさせた後に、第1通信機器がネットワークに接続できるようにするようになる。本発明の実施例によると、ネットワーク接続機器を介して端末に状態切替要求を送信することにより、関連技術でのネットワーク接続過程が複雑になる問題を解決して、ネットワーク接続過程を簡素化する有益な効果を達成した。
以下は、本発明の装置の実施例であり、本発明の方法の実施例を実行することができる。本発明の装置の実施例において記述していない細部内容に対しては、本発明の方法の実施例を参照してください。
図6は、例示的な一実施例に係るネットワーク接続機器を示すブロック図である。当該ネットワーク接続機器は、ソフトウェア、ハードウェア、或いは、両方の組合せによって、図1に示した実施環境中のネットワーク接続機器120の一部、或いは、全部を、実現されてもよい。図6を参照すると、当該ネットワーク接続機器は、第1受信モジュール610、検出モジュール620、第1送信モジュール630、第2受信モジュール640、及び、切替モジュール650を備える。
第1受信モジュール610は、第1通信機器がブロードキャストした要求メッセージであって、ネットワーク接続を要求するための要求メッセージを、受信する。
検出モジュール620は、ネットワーク接続機器の現在の状態を検出する。
第1送信モジュール630は、検出モジュール620によりネットワーク接続機器の現在の状態が機器接続禁止状態にあることが検出されると、ネットワーク接続機器にバインディングされた端末であって、状態切替要求に基づいて回答情報を生成するための端末に、状態切替要求を送信する。
第2受信モジュール640は、端末が送信した回答情報を受信する。
切替モジュール650は、第2受信モジュール640が受信した回答情報が、ネットワーク接続機器の状態を機器接続許可状態に切り替えるための指示であると、ネットワーク接続機器の状態を機器接続許可状態に切り替える。
上記のように、本発明の実施例によって提供するネットワーク接続機器によると、ネットワーク接続機器は、第1通信機器がブロードキャストした要求メッセージを受信して、ネットワーク接続機器の現在の状態を検出し、現在の状態が機器接続禁止状態にあると、ネットワーク接続機器にバインディングされた端末に状態切替要求を送信すると同時に、端末が送信した回答情報に基づいてネットワーク接続機器の状態を機器接続許可状態に切り替えることにより、ネットワーク接続機器の状態を機器接続許可状態に切り替えさせた後に、第1通信機器がネットワークに接続できるようにするようになる。本発明の実施例によると、ネットワーク接続機器を介して端末に状態切替要求を送信することにより、関連技術でのネットワーク接続過程が複雑になる問題を解決して、ネットワーク接続過程を簡素化する有益な効果を達成した。
図7は、例示的な他の実施例に係るネットワーク接続機器を示すブロック図である。当該ネットワーク接続機器は、ソフトウェア、ハードウェア、或いは、両方の組合せによって、図1に示した実施環境中のネットワーク接続機器120の一部、或いは、全部を、実現されてもよい。図7を参照すると、当該ネットワーク接続機器は、第1受信モジュール701、検出モジュール702、第1送信モジュール703、第2受信モジュール704、及び、切替モジュール705を備えてもよいが、これに限定されない:
第1受信モジュール701は、第1通信機器がブロードキャストした要求メッセージであって、ネットワーク接続を要求するための要求メッセージを、受信する。
検出モジュール702は、ネットワーク接続機器の現在の状態を検出する。
第1送信モジュール703は、検出モジュール702によりネットワーク接続機器の現在の状態が機器接続禁止状態にあると判断すると、ネットワーク接続機器にバインディングされた端末であって、状態切替要求に基づいて回答情報を生成するための端末に、状態切替要求を送信する。
第2受信モジュール704は、端末が送信した回答情報を受信する。
切替モジュール705は、第2受信モジュール704が受信した回答情報が、ネットワーク接続機器の状態を機器接続許可状態に切り替えるための指示であると、ネットワーク接続機器の状態を機器接続許可状態に切り替える。
オプションとして、要求メッセージは、第1通信機器の機器識別子を含み、状態切替要求は、第1通信機器の機器識別子を含む。
第1送信モジュール703は、第1通信機器が送信した要求メッセージを受信したタイミングから所定の期間内に受信した要求メッセージを、当該所定の期間内に送信した全ての通信機器の機器識別子が記録された機器識別子リストを生成して、ネットワーク接続機器にバインディングされた端末に、機器識別子リストが含まれた状態切替要求を送信する。
オプションとして、回答情報は、端末のユーザが機器識別子リスト中から選択した機器識別子である目標機器識別子を含む。
当該ネットワーク接続機器は、第1接続モジュール706、及び第2送信モジュール707をさらに備える。
第1接続モジュール706は、目標機器識別子に対応する通信機器をネットワークに接続させる。
第2送信モジュール707は、目標機器識別子に対応する通信機器に、目標機器識別子に対応する通信機器に対するネットワーク接続に成功したことを指示するための応答メッセージを送信する。
オプションとして、当該ネットワーク接続機器は、判断モジュール708、第2接続モジュール709、および、第3送信モジュール710をさらに備える。
判断モジュール708は、検出モジュール702によりネットワーク接続機器の現在の状態が機器接続許可状態にあると判断すると、第1通信機器がネットワーク接続機器により接続を許可する機器であるか否かを判断する。
第2接続モジュール709は、判断モジュール708により第1通信機器がネットワーク接続機器により接続を許可する機器であると判断すると、第1通信機器をネットワークに接続させる。
第3送信モジュール710は、第1通信機器に、第1通信機器に対するネットワーク接続に成功したことを指示するための応答メッセージを送信する。
オプションとして、要求メッセージは、第1通信機器の種類識別子を含む。
判断モジュール708は、第1通信機器の種類識別子に基づいて、第1通信機器の種類がネットワーク接続機器により接続を許可する種類であるか否かを判断して、第1通信機器の種類がネットワーク接続機器により接続を許可する種類であると、第1通信機器がネットワーク接続機器により接続を許可する機器であると判断する。
オプションとして、要求メッセージは、第1通信機器のアドレスを含む。
判断モジュール708は、第1通信機器のアドレスがネットワーク接続機器により接続を許可するアドレス範囲に属するか否かを判断して、第1通信機器のアドレスがネットワーク接続機器により接続を許可するアドレス範囲に属すると、第1通信機器がネットワーク接続機器により接続を許可する機器であると判断する。
オプションとして、切替モジュール705は、ネットワーク接続機器の状態を機器接続許可状態に切り替えて、ネットワーク接続機器が所定の期間内に機器接続許可状態になるようにする。
上記のように、本発明の実施例によって提供するネットワーク接続機器によると、ネットワーク接続機器は、第1通信機器がブロードキャストした要求メッセージを受信して、ネットワーク接続機器の現在の状態を検出し、現在の状態が機器接続禁止状態にあると、ネットワーク接続機器にバインディングされた端末に状態切替要求を送信すると同時に、端末が送信した回答情報に基づいてネットワーク接続機器の状態を機器接続許可状態に切り替えることにより、ネットワーク接続機器の状態を機器接続許可状態に切り替えさせた後に、第1通信機器がネットワークに接続できるようにするようになる。本発明の実施例によると、ネットワーク接続機器を介して端末に状態切替要求を送信することにより、関連技術でのネットワーク接続過程が複雑になる問題を解決して、ネットワーク接続過程を簡素化する有益な効果を達成した。
図8は、例示的なさらに他の実施例に係るネットワーク接続機器を示すブロック図である。当該ネットワーク接続機器は、ソフトウェア、ハードウェア、或いは、両方の組合せによって、図1に示した実施環境中の端末130の一部、或いは、全部を、実現されてもよい。図8を参照すると、当該ネットワーク接続機器は、受信モジュール810、生成モジュール820、及び、送信モジュール830を備える。
受信モジュール810は、端末にバインディングされたネットワーク接続機器が送信する状態切替要求であって、ネットワーク接続機器が、第1通信機器がブロードキャストしたネットワーク接続を要求するための要求メッセージを受信して、ネットワーク接続機器の現在の状態が機器接続禁止状態にあると判断した後に送信した状態切替要求を、受信する。
生成モジュール820は、受信モジュール810が受信した状態切替要求に基づいて、回答情報を生成する。
送信モジュール830は、生成モジュール820が生成した回答情報を、回答情報が、ネットワーク接続機器の状態を機器接続許可状態に切り替えるための指示であると、ネットワーク接続機器の状態を機器接続許可状態に切り替えるためのネットワーク接続機器に、送信する。
上記のように、本発明の実施例によって提供するネットワーク接続機器によると、端末は、端末にバインディングされたネットワーク接続機器が送信した状態切替要求を受信して、状態切替要求に基づいて回答情報を生成すると同時に、ネットワーク接続機器に回答情報を送信して、ネットワーク接続機器が回答情報に基づいてネットワーク接続機器の状態を機器接続許可状態に切り替えることにより、ネットワーク接続機器の状態を機器接続許可状態に切り替えさせた後に、第1通信機器はネットワークに接続できるようになる。本発明の実施例によると、端末が、ネットワーク接続機器が送信した状態切替要求を受信することにより、関連技術でのネットワーク接続過程が複雑になる問題を解決して、ネットワーク接続過程を簡素化する有益な効果を達成した。
オプションとして、状態切替要求は、第1通信機器の機器識別子を含む。
受信モジュール810は、端末にバインディングされたネットワーク接続機器が送信した機器識別子リストが含まれた状態切替要求であって、第1通信機器が送信した要求メッセージを受信したタイミングから所定の期間内に受信した要求メッセージを、当該所定の期間内に送信した全ての通信機器の機器識別子が記録された機器識別子リストが含まれた状態切替要求を、受信する。
オプションとして、生成モジュール820は、状態切替要求に基づいて、機器識別子リストを表示して、ユーザが、機器識別子リスト中から選択した機器識別子である目標機器識別子をトリガして生成したトリガ命令を受信して、トリガ命令に基づいて、目標機器識別子が含まれた回答情報を生成する。
上記のように、本発明の実施例によって提供するネットワーク接続機器によると、端末は、端末にバインディングされたネットワーク接続機器が送信した状態切替要求を受信して、状態切替要求に基づいて回答情報を生成すると同時に、ネットワーク接続機器に回答情報を送信して、ネットワーク接続機器が回答情報に基づいてネットワーク接続機器の状態を機器接続許可状態に切り替えるようにすることにより、ネットワーク接続機器の状態を機器接続許可状態に切り替えさせた後に、第1通信機器はネットワークに接続できるようになる。本発明の実施例によると、端末が、ネットワーク接続機器が送信した状態切替要求を受信することにより、関連技術でのネットワーク接続過程が複雑になる問題を解決して、ネットワーク接続過程を簡素化する有益な効果を達成した。
図9は、例示的な他の実施例に係るネットワーク接続機器を示すブロック図である。当該ネットワーク接続機器は、ソフトウェア、ハードウェア、或いは、両方の組合せによって、図1に示した実施環境中の第1通信機器110の一部、或いは、全部を、実現されてもよい。図9を参照すると、当該ネットワーク接続機器は、ブロードキャストモジュール910を備える。
ブロードキャストモジュール910は、ネットワーク接続機器の現在の状態を検出して、ネットワーク接続機器の現在の状態が機器接続禁止状態にあると、ネットワーク接続機器にバインディングされた端末に状態切替要求を送信するためのネットワーク接続機器に、ネットワーク接続を要求するための要求メッセージをブロードキャストする。
オプションとして、要求メッセージは、第1通信機器の機器識別子を含み、要求メッセージは、第1通信機器の種類識別子及び第1通信機器のアドレスの中の少なくとも一つを含む。
上記のように、本発明の実施例によって提供するネットワーク接続機器によると、第1通信機器は、ネットワーク接続機器にネットワーク接続を要求するための要求メッセージをブロードキャストして、ネットワーク接続機器が、ネットワーク接続機器の現在の状態が機器接続禁止状態にあると、ネットワーク接続機器にバインディングされた端末に状態切替要求を送信して、端末が送信した回答情報に基づいてネットワーク接続機器の状態を機器接続許可状態に切り替えるようにすることにより、ネットワーク接続機器の状態を機器接続許可状態に切り替えさせた後に、第1通信機器はネットワークに接続できるようになる。本発明の実施例によると、ネットワーク接続機器を介して端末に状態切替要求を送信することにより、関連技術でのネットワーク接続過程が複雑になる問題を解決して、ネットワーク接続過程を簡素化する有益な効果を達成した。
図10は、例示的な一実施例に係るネットワーク接続機器1000を示すブロック図である。ネットワーク接続機器1000は、図1に示した実施環境中のネットワーク接続機器120であってもよい。例えば、装置1000は、ゲートウェイ、ルータ、等であってもよい。
図10を参照して、装置1000は、プロセスアセンブリ1002、メモリ1004、電源アセンブリ1006、マルチメディアアセンブリ1008、オーディオアセンブリ1010、入出力(I/O)インターフェイス1012、センサアセンブリ1014、及び通信アセンブリ1016のような一つ以上のアセンブリを含んでよい。
プロセスアセンブリ1002は、一般的には装置1000の全体の動作を制御するものであり、例えば、表示、電話呼び出し、データ通信、カメラ動作、及び記録動作と関連する動作を制御する。プロセスアセンブリ1002は、一つ以上のプロセッサ1020を含み、これらによって命令を実行することにより、上記の方法の全部、或いは一部のステップを実現するようにしてもよい。なお、プロセスアセンブリ1002は、一つ以上のモジュールを含み、これらによってプロセスアセンブリ1002と他のアセンブリの間のインタラクションを容易にするようにしてもよい。例えば、プロセスアセンブリ1002は、マルチメディアモジュールを含み、これらによってマルチメディアアセンブリ1008とプロセスアセンブリ1002の間のインタラクションを容易にするようにしてもよい。
メモリ1004は、各種類のデータを記憶することにより装置1000の動作を支援するように構成される。これらのデータの例は、装置1000において動作するいずれのアプリケーションプログラム又は方法の命令、連絡対象データ、電話帳データ、メッセージ、画像、ビデオ等を含む。メモリ1004は、いずれの種類の揮発性メモリ、不揮発性メモリ記憶デバイスまたはそれらの組み合わせによって実現されてもよく、例えば、SRAM(StaticRandomAccessMemory)EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read−Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、PROM(Programmable ROM)、ROM(Read Only Member)、磁気メモリ、フラッシュメモリ、磁気ディスク、或いは光ディスクである。
電源アセンブリ1006は、装置1000の多様なアセンブリに電力を供給する。電源アセンブリ1006は、電源管理システム、一つ以上の電源、及び装置1000のための電力の生成、管理及び割り当てに関連付けられている他のアセンブリを含んでもよい。
マルチメディアアセンブリ1008は、前記装置1000とユーザの間に一つの出力インターフェイスを提供するスクリーンを含む。上記の実施例において、スクリーンは液晶モニター(LCD)とタッチパネル(TP)を含んでもよい。スクリーンがタッチパネルを含むことにより、スクリーンはタッチスクリーンを実現することができ、ユーザからの入力信号を受信することができる。タッチパネルは一つ以上のタッチセンサを含んでおり、タッチ、スワイプ、及びタッチパネル上のジェスチャを検出することができる。前記タッチセンサは、タッチ、或いはスワイプの動作の境界だけでなく、前記のタッチ、或いはスワイプ操作に係る継続時間及び圧力も検出できる。上記の実施例において、マルチメディアアセンブリ1008は、一つのフロントカメラ、及び/又はリアカメラを含む。装置1000が、例えば撮影モード、或いはビデオモード等の動作モードにある場合、フロントカメラ、及び/又はリアカメラは外部からマルチメディアデータを受信できる。フロントカメラとリアカメラのそれぞれは、一つの固定型の光レンズ系、或いは可変焦点距離と光学ズーム機能を有するものであってもよい。
オーディオアセンブリ1010は、オーディオ信号を入出力するように構成されてもよい。例えば、オーディオアセンブリ1010は、一つのマイク(MIC)を含み、装置1000が、例えば呼出しモード、記録モード、及び音声認識モード等の動作モードにある場合、マイクは外部のオーディオ信号を受信することができる。受信されたオーディオ信号は、さらにメモリ1004に記憶されたり、通信アセンブリ1016を介して送信されたりされる。上記の実施例において、オーディオアセンブリ1010は、オーディオ信号を出力するための一つのスピーカーをさらに含む。
I/Oインターフェイス1012は、プロセスアセンブリ1002と周辺インターフェイスモジュールの間にインターフェイスを提供するものであり、上記周辺インターフェイスモジュールは、キーボード、クリックホイール、ボタン等であってもよい。これらのボタンは、ホームボタン、ボリュームボタン、作動ボタン、ロッキングボタンを含んでもよいが、これらに限定されない。
センサアセンブリ1014は、装置1000に各種の状態に対する評価を提供するための一つ以上のセンサを含む。例えば、センサアセンブリ1014は、装置1000のON/OFF状態、装置1000のディスプレイとキーパッドのようなアセンブリの相対的な位置決めを検出できる。また、例えば、センサアセンブリ1014は、装置1000、或いは装置1000の一つのアセンブリの位置変更、ユーザと装置1000とが接触しているか否か、装置1000の方位、又は加速/減速、装置1000の温度の変化を検出できる。センサアセンブリ1014は、何れの物理的接触がない状態にて付近の物体の存在を検出するための近接センサを含んでもよい。センサアセンブリ1014は、撮影アプリケーションに適用するため、CMOS、又はCCD画像センサのような光センサを含んでもよい。上記の実施例において、当該センサアセンブリ1014は、加速度センサ、ジャイロスコープセンサ、磁気センサ、圧力センサ、及び温度センサをさらに含んでもよい。
通信アセンブリ1016は、装置1000と他の機器の間に有線、又は利便性のよい形態の通信を提供する。装置1000は、例えばWiFi(登録商標)、2G、3G、或いはこれらの組み合わせのような、通信規格に基づいた無線ネットワークに接続されてもよい。一つの例示的な実施例において、通信アセンブリ1016は、放送チャンネルを介して外部の放送管理システムからの放送信号、又は放送に関連する情報を受信する。一つの例示的な実施例において、前記通信アセンブリ1016は、近距離無線通信(NFC)モジュールをさらに含むことにより、近距離通信を可能にする。例えば、NFCモジュールは、RFID(Radio Frequency IDentification)技術、IrDA(Infrared Data Association)技術、UWB(Ultra Wide Band)技術、BT(Bluetooth(登録商標))技術、他の技術に基づいて実現できる。
例示的な実施例において、装置1000は、一つ以上のASIC(ApplicationSpecific Integrated Circuit)、DSP(Digital Signal Processor)、DSPD(Digital Signal Processing Device)、PLD(Programmable Logic Device)、FPGA(Field−Programmable Gate Array)、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサ、または他の電子部品によって実現されるものであり、上記方法を実行する。
例示的な実施例において、さらに、命令を含むコンピュータ読取り可能な非一時的な記録媒体、例えば命令を含むメモリ1004を提供しており、装置1000のプロセッサ1020により上記命令を実行して上記方法を実現する。例えば、前記コンピュータ読取り可能な非一時的な記録媒体は、ROM、RAM、CD−ROM、磁気テープ、フロッピー(登録商標)ディスク、光データ記憶デバイス等である。
コンピュータ読取り可能な非一時的な記録媒体は、当該記録媒体中の命令が装置1000のプロセッサによって実行される際に、装置1000に、ネットワーク接続方法を実行させる。
当該方法は、
第1通信機器がブロードキャストした要求メッセージであって、ネットワーク接続を要求するための要求メッセージを、受信するステップと、
ネットワーク接続機器の現在の状態を検出するステップと、
ネットワーク接続機器の現在の状態が機器接続禁止状態にあると、ネットワーク接続機器にバインディングされた端末であって、状態切替要求に基づいて回答情報を生成するための端末に、状態切替要求を送信するステップと、
端末が送信した回答情報を受信するステップと;
回答情報が、ネットワーク接続機器の状態を機器接続許可状態に切り替えるための指示であると、ネットワーク接続機器の状態を機器接続許可状態に切り替えるステップと
を含む。
オプションとして、要求メッセージは、第1通信機器の機器識別子を含み、状態切替要求は、第1通信機器の機器識別子を含み、
ネットワーク接続機器にバインディングされた端末に状態切替要求を送信するステップは、
第1通信機器が送信した要求メッセージを受信したタイミングから所定の期間内に受信した要求メッセージを、当該所定の期間内に送信した全ての通信機器の機器識別子が記録された機器識別子リストを生成するステップと、
ネットワーク接続機器にバインディングされた端末に機器識別子リストが含まれた状態切替要求を送信するステップと
を含む。
オプションとして、回答情報は、端末のユーザが機器識別子リスト中から選択した機器識別子である目標機器識別子を含む。
当該方法は、
目標機器識別子に対応する通信機器をネットワークに接続させるステップと、
目標機器識別子に対応する通信機器に、目標機器識別子に対応する通信機器に対するネットワーク接続に成功したことを指示するための応答メッセージを送信するステップと
をさらに含む。
オプションとして、当該方法は、
ネットワーク接続機器の現在の状態が機器接続許可状態にあると、第1通信機器がネットワーク接続機器により接続を許可する機器であるか否かを判断するステップと、
第1通信機器がネットワーク接続機器により接続を許可する機器であると、第1通信機器をネットワークに接続させるステップと、
第1通信機器に、第1通信機器に対するネットワーク接続に成功したことを指示するための応答メッセージを送信するステップと
をさらに含む。
オプションとして、要求メッセージは、第1通信機器の種類識別子を含み、
第1通信機器がネットワーク接続機器により接続を許可する機器であるか否かを判断するステップは、
第1通信機器の種類識別子に基づいて、第1通信機器の種類がネットワーク接続機器により接続を許可する種類であるか否かを判断するステップと、
第1通信機器の種類がネットワーク接続機器により接続を許可する種類であると、第1通信機器がネットワーク接続機器により接続を許可する機器であると判断するステップと
を含む。
オプションとして、要求メッセージは、第1通信機器のアドレスを含み、
第1通信機器がネットワーク接続機器により接続を許可する機器であるか否かを判断するステップは、
第1通信機器のアドレスがネットワーク接続機器により接続を許可するアドレス範囲に属するか否かを判断するステップと、
第1通信機器のアドレスがネットワーク接続機器により接続を許可するアドレス範囲に属すると、第1通信機器がネットワーク接続機器により接続を許可する機器であると判断するステップと
を含む。
オプションとして、ネットワーク接続機器の状態を機器接続許可状態に切り替えるステップは、
ネットワーク接続機器の状態を機器接続許可状態に切り替えて、ネットワーク接続機器が所定の期間内に機器接続許可状態になるようにするステップ
を含む。
上記のように、本発明の実施例によって提供するネットワーク接続機器によると、ネットワーク接続機器は、第1通信機器がブロードキャストした要求メッセージを受信して、ネットワーク接続機器の現在の状態を検出し、現在の状態が機器接続禁止状態にあると、ネットワーク接続機器にバインディングされた端末に状態切替要求を送信すると同時に、端末が送信した回答情報に基づいてネットワーク接続機器の状態を機器接続許可状態に切り替えることにより、ネットワーク接続機器の状態を機器接続許可状態に切り替えさせた後に、第1通信機器がネットワークに接続できるようにするようになる。本発明の実施例によると、ネットワーク接続機器を介して端末に状態切替要求を送信することにより、関連技術でのネットワーク接続過程が複雑になる問題を解決して、ネットワーク接続過程を簡素化する有益な効果を達成した。
図11は、例示的な他の実施例に係るネットワーク接続機器1100を示すブロック図である。当該ネットワーク接続機器1100は、図1に示した実施環境中の端末130であってもよい。例えば、装置1100は、携帯電話、コンピュータ、デジタル放送端末、メッセージ送受信デバイス、ゲームコンソール、タブレットデバイス、医療機器、フィットネス機器、パーソナルデジタルアシスタント等であってもよい。
図11を参照して、装置1100は、プロセスアセンブリ1102、メモリ1104、電源アセンブリ1106、マルチメディアアセンブリ1108、オーディオアセンブリ1110、入出力(I/O)インターフェイス1112、センサアセンブリ1114、及び通信アセンブリ1116のような一つ以上のアセンブリを含んでよい。
プロセスアセンブリ1102は、一般的には装置1100の全体の動作を制御するものであり、例えば、表示、電話呼び出し、データ通信、カメラ動作、及び記録動作と関連する動作を制御する。プロセスアセンブリ1102は、一つ以上のプロセッサ1120を含み、これらによって命令を実行することにより、上記の方法の全部、或いは一部のステップを実現するようにしてもよい。なお、プロセスアセンブリ1102は、一つ以上のモジュールを含み、これらによってプロセスアセンブリ1102と他のアセンブリの間のインタラクションを容易にするようにしてもよい。例えば、プロセスアセンブリ1102は、マルチメディアモジュールを含み、これらによってマルチメディアアセンブリ1108とプロセスアセンブリ1102の間のインタラクションを容易にするようにしてもよい。
メモリ1104は、各種類のデータを記憶することにより装置1100の動作を支援するように構成される。これらのデータの例は、装置1100において動作するいずれのアプリケーションプログラム又は方法の命令、連絡対象データ、電話帳データ、メッセージ、画像、ビデオ等を含む。メモリ1104は、いずれの種類の揮発性メモリ、不揮発性メモリ記憶デバイスまたはそれらの組み合わせによって実現されてもよく、例えば、SRAM(StaticRandomAccessMemory)EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read−Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、PROM(Programmable ROM)、ROM(Read Only Member)、磁気メモリ、フラッシュメモリ、磁気ディスク、或いは光ディスクである。
電源アセンブリ1106は、装置1100の多様なアセンブリに電力を供給する。電源アセンブリ1106は、電源管理システム、一つ以上の電源、及び装置1100のための電力の生成、管理及び割り当てに関連付けられている他のアセンブリを含んでもよい。
マルチメディアアセンブリ1108は、前記装置1100とユーザの間に一つの出力インターフェイスを提供するスクリーンを含む。上記の実施例において、スクリーンは液晶モニター(LCD)とタッチパネル(TP)を含んでもよい。スクリーンがタッチパネルを含むことにより、スクリーンはタッチスクリーンを実現することができ、ユーザからの入力信号を受信することができる。タッチパネルは一つ以上のタッチセンサを含んでおり、タッチ、スワイプ、及びタッチパネル上のジェスチャを検出することができる。前記タッチセンサは、タッチ、或いはスワイプの動作の境界だけでなく、前記のタッチ、或いはスワイプ操作に係る継続時間及び圧力も検出できる。上記の実施例において、マルチメディアアセンブリ1108は、一つのフロントカメラ、及び/又はリアカメラを含む。装置1100が、例えば撮影モード、或いはビデオモード等の動作モードにある場合、フロントカメラ、及び/又はリアカメラは外部からマルチメディアデータを受信できる。フロントカメラとリアカメラのそれぞれは、一つの固定型の光レンズ系、或いは可変焦点距離と光学ズーム機能を有するものであってもよい。
オーディオアセンブリ1110は、オーディオ信号を入出力するように構成されてもよい。例えば、オーディオアセンブリ1110は、一つのマイク(MIC)を含み、装置1100が、例えば呼出しモード、記録モード、及び音声認識モード等の動作モードにある場合、マイクは外部のオーディオ信号を受信することができる。受信されたオーディオ信号は、さらにメモリ1104に記憶されたり、通信アセンブリ1116を介して送信されたりされる。上記の実施例において、オーディオアセンブリ1110は、オーディオ信号を出力するための一つのスピーカーをさらに含む。
I/Oインターフェイス1112は、プロセスアセンブリ1102と周辺インターフェイスモジュールの間にインターフェイスを提供するものであり、上記周辺インターフェイスモジュールは、キーボード、クリックホイール、ボタン等であってもよい。これらのボタンは、ホームボタン、ボリュームボタン、作動ボタン、ロッキングボタンを含んでもよいが、これらに限定されない。
センサアセンブリ1114は、装置1100に各種の状態に対する評価を提供するための一つ以上のセンサを含む。例えば、センサアセンブリ1114は、装置1100のON/OFF状態、装置1100のディスプレイとキーパッドのようなアセンブリの相対的な位置決めを検出できる。また、例えば、センサアセンブリ1114は、装置1100、或いは装置1100の一つのアセンブリの位置変更、ユーザと装置1100とが接触しているか否か、装置1100の方位、又は加速/減速、装置1100の温度の変化を検出できる。センサアセンブリ1114は、何れの物理的接触がない状態にて付近の物体の存在を検出するための近接センサを含んでもよい。センサアセンブリ1114は、撮影アプリケーションに適用するため、CMOS、又はCCD画像センサのような光センサを含んでもよい。上記の実施例において、当該センサアセンブリ1114は、加速度センサ、ジャイロスコープセンサ、磁気センサ、圧力センサ、及び温度センサをさらに含んでもよい。
通信アセンブリ1116は、装置1100と他の機器の間に有線、又は利便性のよい形態の通信を提供する。装置1100は、例えばWiFi(登録商標)、2G、3G、或いはこれらの組み合わせのような、通信規格に基づいた無線ネットワークに接続されてもよい。一つの例示的な実施例において、通信アセンブリ1116は、放送チャンネルを介して外部の放送管理システムからの放送信号、又は放送に関連する情報を受信する。一つの例示的な実施例において、前記通信アセンブリ1116は、近距離無線通信(NFC)モジュールをさらに含むことにより、近距離通信を可能にする。例えば、NFCモジュールは、RFID(Radio Frequency IDentification)技術、IrDA(Infrared Data Association)技術、UWB(Ultra Wide Band)技術、BT(Bluetooth(登録商標))技術、他の技術に基づいて実現できる。
例示的な実施例において、装置1100は、一つ以上のASIC(ApplicationSpecific Integrated Circuit)、DSP(Digital Signal Processor)、DSPD(Digital Signal Processing Device)、PLD(Programmable Logic Device)、FPGA(Field−Programmable Gate Array)、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサ、または他の電子部品によって実現されるものであり、上記方法を実行する。
例示的な実施例において、さらに、命令を含むコンピュータ読取り可能な非一時的な記録媒体、例えば命令を含むメモリ1104を提供しており、装置1100のプロセッサ1120により上記命令を実行して上記方法を実現する。例えば、前記コンピュータ読取り可能な非一時的な記録媒体は、ROM、RAM、CD−ROM、磁気テープ、フロッピー(登録商標)ディスク、光データ記憶デバイス等である。
コンピュータ読取り可能な非一時的な記録媒体は、当該記録媒体中の命令が装置1100のプロセッサによって実行される際に、装置1100に、ネットワーク接続方法を実行させる。
当該方法は、
端末にバインディングされたネットワーク接続機器が送信する状態切替要求であって、ネットワーク接続機器が、第1通信機器がブロードキャストしたネットワーク接続を要求するための要求メッセージを受信して、ネットワーク接続機器の現在の状態が機器接続禁止状態にあると判断した後に送信した状態切替要求を、受信するステップと、
状態切替要求に基づいて、回答情報を生成するステップと、
回答情報が、ネットワーク接続機器の状態を機器接続許可状態に切り替えるための指示であると、ネットワーク接続機器の状態を機器接続許可状態に切り替えるためのネットワーク接続機器に、回答情報を送信するステップと
を含む。
オプションとして、状態切替要求は、第1通信機器の機器識別子を含み、端末にバインディングされたネットワーク接続機器が送信する状態切替要求であって、を受信するステップは、
端末にバインディングされたネットワーク接続機器が送信した機器識別子リストが含まれた状態切替要求であって、第1通信機器が送信した要求メッセージを受信したタイミングから所定の期間内に受信した要求メッセージを、当該所定の期間内に送信した全ての通信機器の機器識別子が記録された機器識別子リストが含まれた状態切替要求を、受信するステップ
を含む。
オプションとして、状態切替要求に基づいて、回答情報を生成するステップは、
状態切替要求に基づいて、機器識別子リストを表示するステップと、
ユーザが、機器識別子リスト中から選択した機器識別子である目標機器識別子をトリガして生成したトリガ命令を受信するステップと、
トリガ命令に基づいて、目標機器識別子が含まれた回答情報を生成するステップと
を含む。
上記のように、本発明の実施例によって提供するネットワーク接続機器によると、端末は、端末にバインディングされたネットワーク接続機器が送信した状態切替要求を受信して、状態切替要求に基づいて回答情報を生成すると同時に、ネットワーク接続機器に回答情報を送信して、ネットワーク接続機器が回答情報に基づいてネットワーク接続機器の状態を機器接続許可状態に切り替えるようにすることにより、ネットワーク接続機器の状態を機器接続許可状態に切り替えさせた後に、第1通信機器はネットワークに接続できるようになる。本発明の実施例によると、端末が、ネットワーク接続機器が送信した状態切替要求を受信することにより、関連技術でのネットワーク接続過程が複雑になる問題を解決して、ネットワーク接続過程を簡素化する有益な効果を達成した。
図12は、例示的なさらに他の実施例に係るネットワーク接続機器1200を示すブロック図である。当該ネットワーク接続機器1200は、図1に示した実施環境中の第1通信機器110であってもよい。例えば、装置1200は、スマートカメラ、スマートソケット、携帯電話、コンピュータ、デジタル放送端末、メッセージ送受信デバイス、ゲームコンソール、タブレットデバイス、医療機器、フィットネス機器、パーソナルデジタルアシスタント等であってもよい。
図12を参照して、装置1200は、プロセスアセンブリ1202、メモリ1204、電源アセンブリ1206、マルチメディアアセンブリ1208、オーディオアセンブリ1210、入出力(I/O)インターフェイス1212、センサアセンブリ1214、及び通信アセンブリ1216のような一つ以上のアセンブリを含んでよい。
プロセスアセンブリ1202は、一般的には装置1200の全体の動作を制御するものであり、例えば、表示、電話呼び出し、データ通信、カメラ動作、及び記録動作と関連する動作を制御する。プロセスアセンブリ1202は、一つ以上のプロセッサ1220を含み、これらによって命令を実行することにより、上記の方法の全部、或いは一部のステップを実現するようにしてもよい。なお、プロセスアセンブリ1202は、一つ以上のモジュールを含み、これらによってプロセスアセンブリ1202と他のアセンブリの間のインタラクションを容易にするようにしてもよい。例えば、プロセスアセンブリ1202は、マルチメディアモジュールを含み、これらによってマルチメディアアセンブリ1208とプロセスアセンブリ1202の間のインタラクションを容易にするようにしてもよい。
メモリ1204は、各種類のデータを記憶することにより装置1200の動作を支援するように構成される。これらのデータの例は、装置1200において動作するいずれのアプリケーションプログラム又は方法の命令、連絡対象データ、電話帳データ、メッセージ、画像、ビデオ等を含む。メモリ1204は、いずれの種類の揮発性メモリ、不揮発性メモリ記憶デバイスまたはそれらの組み合わせによって実現されてもよく、例えば、SRAM(StaticRandomAccessMemory)EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read−Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、PROM(Programmable ROM)、ROM(Read Only Member)、磁気メモリ、フラッシュメモリ、磁気ディスク、或いは光ディスクである。
電源アセンブリ1206は、装置1200の多様なアセンブリに電力を供給する。電源アセンブリ1206は、電源管理システム、一つ以上の電源、及び装置1200のための電力の生成、管理及び割り当てに関連付けられている他のアセンブリを含んでもよい。
マルチメディアアセンブリ1208は、前記装置1200とユーザの間に一つの出力インターフェイスを提供するスクリーンを含む。上記の実施例において、スクリーンは液晶モニター(LCD)とタッチパネル(TP)を含んでもよい。スクリーンがタッチパネルを含むことにより、スクリーンはタッチスクリーンを実現することができ、ユーザからの入力信号を受信することができる。タッチパネルは一つ以上のタッチセンサを含んでおり、タッチ、スワイプ、及びタッチパネル上のジェスチャを検出することができる。前記タッチセンサは、タッチ、或いはスワイプの動作の境界だけでなく、前記のタッチ、或いはスワイプ操作に係る継続時間及び圧力も検出できる。上記の実施例において、マルチメディアアセンブリ1208は、一つのフロントカメラ、及び/又はリアカメラを含む。装置1200が、例えば撮影モード、或いはビデオモード等の動作モードにある場合、フロントカメラ、及び/又はリアカメラは外部からマルチメディアデータを受信できる。フロントカメラとリアカメラのそれぞれは、一つの固定型の光レンズ系、或いは可変焦点距離と光学ズーム機能を有するものであってもよい。
オーディオアセンブリ1210は、オーディオ信号を入出力するように構成されてもよい。例えば、オーディオアセンブリ1210は、一つのマイク(MIC)を含み、装置1200が、例えば呼出しモード、記録モード、及び音声認識モード等の動作モードにある場合、マイクは外部のオーディオ信号を受信することができる。受信されたオーディオ信号は、さらにメモリ1204に記憶されたり、通信アセンブリ1216を介して送信されたりされる。上記の実施例において、オーディオアセンブリ1210は、オーディオ信号を出力するための一つのスピーカーをさらに含む。
I/Oインターフェイス1212は、プロセスアセンブリ1202と周辺インターフェイスモジュールの間にインターフェイスを提供するものであり、上記周辺インターフェイスモジュールは、キーボード、クリックホイール、ボタン等であってもよい。これらのボタンは、ホームボタン、ボリュームボタン、作動ボタン、ロッキングボタンを含んでもよいが、これらに限定されない。
センサアセンブリ1214は、装置1200に各種の状態に対する評価を提供するための一つ以上のセンサを含む。例えば、センサアセンブリ1214は、装置1200のON/OFF状態、装置1200のディスプレイとキーパッドのようなアセンブリの相対的な位置決めを検出できる。また、例えば、センサアセンブリ1214は、装置1200、或いは装置1200の一つのアセンブリの位置変更、ユーザと装置1200とが接触しているか否か、装置1200の方位、又は加速/減速、装置1200の温度の変化を検出できる。センサアセンブリ1214は、何れの物理的接触がない状態にて付近の物体の存在を検出するための近接センサを含んでもよい。センサアセンブリ1214は、撮影アプリケーションに適用するため、CMOS、又はCCD画像センサのような光センサを含んでもよい。上記の実施例において、当該センサアセンブリ1214は、加速度センサ、ジャイロスコープセンサ、磁気センサ、圧力センサ、及び温度センサをさらに含んでもよい。
通信アセンブリ1216は、装置1200と他の機器の間に有線、又は利便性のよい形態の通信を提供する。装置1200は、例えばWiFi(登録商標)、2G、3G、或いはこれらの組み合わせのような、通信規格に基づいた無線ネットワークに接続されてもよい。一つの例示的な実施例において、通信アセンブリ1216は、放送チャンネルを介して外部の放送管理システムからの放送信号、又は放送に関連する情報を受信する。一つの例示的な実施例において、前記通信アセンブリ1216は、近距離無線通信(NFC)モジュールをさらに含むことにより、近距離通信を可能にする。例えば、NFCモジュールは、RFID(Radio Frequency IDentification)技術、IrDA(Infrared Data Association)技術、UWB(Ultra Wide Band)技術、BT(Bluetooth(登録商標))技術、他の技術に基づいて実現できる。
例示的な実施例において、装置1200は、一つ以上のASIC(ApplicationSpecific Integrated Circuit)、DSP(Digital Signal Processor)、DSPD(Digital Signal Processing Device)、PLD(Programmable Logic Device)、FPGA(Field−Programmable Gate Array)、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサ、または他の電子部品によって実現されるものであり、上記方法を実行する。
例示的な実施例において、さらに、命令を含むコンピュータ読取り可能な非一時的な記録媒体、例えば命令を含むメモリ1204を提供しており、装置1200のプロセッサ1220により上記命令を実行して上記方法を実現する。例えば、前記コンピュータ読取り可能な非一時的な記録媒体は、ROM、RAM、CD−ROM、磁気テープ、フロッピー(登録商標)ディスク、光データ記憶デバイス等である。
コンピュータ読取り可能な非一時的な記録媒体は、当該記録媒体中の命令が装置1200のプロセッサによって実行される際に、装置1200に、ネットワーク接続方法を実行させる。
当該方法は、
ネットワーク接続機器の現在の状態を検出して、ネットワーク接続機器の現在の状態が機器接続禁止状態にあると、ネットワーク接続機器にバインディングされた端末に状態切替要求を送信するためのネットワーク接続機器に、ネットワーク接続を要求するための要求メッセージをブロードキャストするステップ
を含む。
オプションとして、要求メッセージは、第1通信機器の機器識別子を含み、要求メッセージは、第1通信機器の種類識別子及び第1通信機器のアドレスの中の少なくとも一つを含む。
上記のように、本発明の実施例によって提供するネットワーク接続機器によると、第1通信機器は、ネットワーク接続機器にネットワーク接続を要求するための要求メッセージをブロードキャストして、ネットワーク接続機器が、ネットワーク接続機器の現在の状態が機器接続禁止状態にあると、ネットワーク接続機器にバインディングされた端末に状態切替要求を送信して、端末が送信した回答情報に基づいてネットワーク接続機器の状態を機器接続許可状態に切り替えるようにすることにより、ネットワーク接続機器の状態を機器接続許可状態に切り替えさせた後に、第1通信機器はネットワークに接続できるようになる。本発明の実施例によると、ネットワーク接続機器を介して端末に状態切替要求を送信することにより、関連技術でのネットワーク接続過程が複雑になる問題を解決して、ネットワーク接続過程を簡素化する有益な効果を達成した。
図13は、例示的な一実施例に係るネットワーク接続システム1300の構成を示す模式図である。図13を参照すると、当該ネットワーク接続システム1300は、第1通信機器1310、ネットワーク接続機器1320及び端末1330を備える。
ここで、第1通信機器1310は、図9、或いは、図12に示したネットワーク接続機器を含む。
ネットワーク接続機器1320は、図6、図7、或いは、図10に示したネットワーク接続機器を含む。
端末1330は、図8、或いは、図11に示したネットワーク接続機器を含む。
上記のように、本発明の実施例によって提供するネットワーク接続システムによると、第1通信機器は、ネットワーク接続機器に要求メッセージを送信し、ネットワーク接続機器は、第1通信機器がブロードキャストした要求メッセージを受信して、ネットワーク接続機器の現在の状態を検出して、現在の状態が機器接続禁止状態にあると、ネットワーク接続機器にバインディングされた端末に状態切替要求を送信すると同時に、端末が送信した回答情報に基づいてネットワーク接続機器の状態を機器接続許可状態に切り替えることにより、ネットワーク接続機器の状態を機器接続許可状態に切り替えさせた後に、第1通信機器がネットワークに接続できるようにするようになる。本発明の実施例によると、ネットワーク接続機器を介して端末に状態切替要求を送信することにより、関連技術でのネットワーク接続過程が複雑になる問題を解決して、ネットワーク接続過程を簡素化する有益な効果を達成した。
当業者は、明細書を検討して本発明を実施した後、本発明の他の実施例を容易に考え出すことができる。本願は、本発明のいずれの変形、用途、又は適応的な変更をカバーすることを意図しており、これらの変形、用途、又は適応的な変更は、本発明の一般的な原理に従い、また、本発明は公開していない当該技術分野の公知の知識又は通常の技術手段を含む。明細書と実施例は単なる例示として考慮され、本発明の本当の範囲と趣旨は以下の特許請求の範囲に記載される。
本発明は上記に記述され、また図面で示した厳密な構成に限定されず、その範囲を逸脱しない限り多様な置換えと変更を行うことができると、理解されるべきである。本発明の範囲は添付の特許請求の範囲のみにより限定される。
本願は、出願番号がCN201510463356.3であって、出願日が2015年7月31日である中国特許出願に基づいて優先権を主張し、当該中国特許出願のすべての内容を援用する。
本発明は、コンピュータ技術分野に関し、特に、ネットワーク接続方法、機器、システム、プログラム及び記録媒体に関する。
Zigbee(ジグビー。登録商標)技術は、近距離、低消費電力、低速、低費用な、双方向の無線通信技術であり、主に、距離が短く、消費電力が低く、且つ、転送速度がより低い、電子機器の間の様々なデータ転送に利用される。Zigbee(登録商標)機器は、一般的に、Zigbee(登録商標)ゲートウェイを介してネットワークに接続して、ネットワーク内の他の機器と通信しなければならない。Zigbee(登録商標)ゲートウェイは、通常は、機器接続禁止状態にある。しかし、Zigbee(登録商標)ゲートウェイは、端末とバインディング関係を構築でき、バインディングされた端末が送信した機器接続許可の命令を受信して、自身の状態を機器接続許可状態に切り替えて、所定の期間内に機器接続許可状態になることができる。
関連技術で、ネットワークに接続されていないZigbee(登録商標)機器(以下、Zigbee(登録商標)機器と呼ぶ)に電源を供給した後、当該Zigbee(登録商標)機器は、周囲のネットワークに既に接続されているZigbee(登録商標)ゲートウェイ(以下、Zigbee(登録商標)ゲートウェイと呼ぶ)に、自身のメディアアクセス制御(MAC、Media Access Control)アドレスが含まれたビーコンリクエスト(beacon request)メッセージをブロードキャストする。Zigbee(登録商標)ゲートウェイは、当該ビーコンリクエストメッセージを受信した後に、当該Zigbee(登録商標)ゲートウェイの現在の状態が機器接続許可状態にあると、Zigbee(登録商標)機器に、Zigbee(登録商標)機器の接続を許可する応答メッセージを送信すると同時に、当該Zigbee(登録商標)機器のMACアドレスに基づいて、Zigbee(登録商標)機器をネットワークに接続させる。もし、当該Zigbee(登録商標)ゲートウェイの現在の状態が機器接続禁止状態にあると、Zigbee(登録商標)ゲートウェイは、Zigbee(登録商標)機器に、Zigbee(登録商標)機器の接続を不可とする応答メッセージを送信する。なお、Zigbee(登録商標)ゲートウェイは、さらに、自分にバインディングされた携帯端末に提示通知を送信して、ユーザに現在ネットワークに接続されていないZigbee(登録商標)機器が存在することを知らせる。ユーザは、提示に基づいて、Zigbee(登録商標)ゲートウェイにバインディングされた端末を操作して、Zigbee(登録商標)ゲートウェイにバインディングされた端末がZigbee(登録商標)ゲートウェイに機器接続許可の命令を送信するようにする。Zigbee(登録商標)ゲートウェイは、自分とバインディングされた端末が送信した機器接続許可の命令に基づいて、自身の状態を機器接続許可状態に切り替えて、Zigbee(登録商標)機器がネットワークに接続できるようにする。
ネットワーク接続過程を簡素化する有益な効果を実現するために、本発明の実施例は、ネットワーク接続方法、機器、システム、プログラム及び記録媒体を提供する。その構成は以下のとおりである。
本発明の実施例に係る第1の態様によると、ネットワーク接続方法を提供する。
前記方法は、
第1通信機器がブロードキャストした要求メッセージであって、ネットワーク接続を要求するための要求メッセージを、受信するステップと、
ネットワーク接続機器の現在の状態を検出するステップと、
前記ネットワーク接続機器の現在の状態が機器接続禁止状態にあると、前記ネットワーク接続機器にバインディングされた端末であって、状態切替要求に基づいて回答情報を生成するための端末に、前記状態切替要求を送信するステップと、
前記端末が送信した前記回答情報を受信するステップと、
前記回答情報が、前記ネットワーク接続機器の状態を機器接続許可状態に切り替えるための指示であると、前記ネットワーク接続機器の状態を機器接続許可状態に切り替えるステップと
を含む。
オプションとして、前記要求メッセージは、前記第1通信機器の機器識別子を含み、前記状態切替要求は、前記第1通信機器の機器識別子を含み、
前記ネットワーク接続機器にバインディングされた端末に状態切替要求を送信するステップは、
前記第1通信機器が送信した要求メッセージを受信したタイミングから所定の期間内に受信した要求メッセージを、前記所定の期間内に送信した全ての通信機器の機器識別子が記録された機器識別子リストを、生成するステップと、
前記ネットワーク接続機器にバインディングされた端末に、前記機器識別子リストが含まれた状態切替要求を送信するステップと
を含む。
オプションとして、前記回答情報は、前記端末のユーザが前記機器識別子リスト中から選択した機器識別子である目標機器識別子を含み、
前記目標機器識別子に対応する通信機器をネットワークに接続させるステップと、
前記目標機器識別子に対応する通信機器に、前記目標機器識別子に対応する通信機器に対するネットワーク接続に成功したことを指示するための応答メッセージを送信するステップと
をさらに含む。
オプションとして、
前記ネットワーク接続機器の現在の状態が機器接続許可状態にあると、前記第1通信機器が、前記ネットワーク接続機器により接続を許可する機器であるか否かを判断するステップと、
前記第1通信機器が、前記ネットワーク接続機器により接続を許可する機器であると、前記第1通信機器をネットワークに接続させるステップと、
前記第1通信機器に、前記第1通信機器に対するネットワーク接続に成功したことを指示するための応答メッセージを送信するステップと
をさらに含む。
オプションとして、前記要求メッセージは、前記第1通信機器の種類識別子を含み、
前記第1通信機器が、前記ネットワーク接続機器により接続を許可する機器であるか否かを判断するステップは、
前記第1通信機器の種類識別子に基づいて、前記第1通信機器の種類が、前記ネットワーク接続機器により接続を許可する種類であるか否かを判断するステップと、
前記第1通信機器の種類が、前記ネットワーク接続機器により接続を許可する種類であると、前記第1通信機器が、前記ネットワーク接続機器により接続を許可する機器であると判断するステップと
を含む。
オプションとして、前記要求メッセージは、前記第1通信機器のアドレスを含み、
前記第1通信機器が、前記ネットワーク接続機器により接続を許可する機器であるか否かを判断するステップは、
前記第1通信機器のアドレスが、前記ネットワーク接続機器により接続を許可するアドレス範囲に属するか否かを判断するステップと、
前記第1通信機器のアドレスが、前記ネットワーク接続機器により接続を許可するアドレス範囲に属すると、前記第1通信機器が、前記ネットワーク接続機器により接続を許可する機器であると判断するステップと
を含む。
オプションとして、前記ネットワーク接続機器の状態を機器接続許可状態に切り替えるステップは、
前記ネットワーク接続機器の状態を機器接続許可状態に切り替えて、前記ネットワーク接続機器が所定の期間内に前記機器接続許可状態になるようにするステップ
を含む。
本発明の実施例に係る第2の態様によると、ネットワーク接続方法を提供する。
前記方法は、
端末にバインディングされたネットワーク接続機器が送信する状態切替要求であって、前記ネットワーク接続機器が、第1通信機器がブロードキャストしたネットワーク接続を要求するための要求メッセージを受信して、前記ネットワーク接続機器の現在の状態が機器接続禁止状態にあると判断した後に送信した状態切替要求を、受信するステップと、
前記状態切替要求に基づいて、回答情報を生成するステップと、
前記回答情報を、前記回答情報が前記ネットワーク接続機器の状態を機器接続許可状態に切り替えるための指示であると前記ネットワーク接続機器の状態を機器接続許可状態に切り替えるための前記ネットワーク接続機器に、送信するステップと
を含む。
オプションとして、前記状態切替要求は、前記第1通信機器の機器識別子を含み、
前記端末にバインディングされたネットワーク接続機器が送信した状態切替要求を受信するステップは、
前記端末にバインディングされたネットワーク接続機器が送信する状態切替要求であって、前記第1通信機器が送信した要求メッセージを受信したタイミングから所定の期間内に受信した要求メッセージを、前記所定の期間内に送信した全ての通信機器の機器識別子が記録された機器識別子リストが含まれた状態切替要求を、受信するステップ
を含む。
オプションとして、前記状態切替要求に基づいて、回答情報を生成するステップは、
前記状態切替要求に基づいて、前記機器識別子リストを表示するステップと、
ユーザが、前記機器識別子リスト中から選択した機器識別子である目標機器識別子をトリガして生成したトリガ命令を受信するステップと、
前記トリガ命令に基づいて、前記目標機器識別子が含まれた回答情報を生成するステップと
を含む。
本発明の実施例に係る第3の態様によると、ネットワーク接続方法を提供する。
前記方法は、
ネットワーク接続機器の現在の状態を検出して、前記ネットワーク接続機器の現在の状態が機器接続禁止状態にあると、前記ネットワーク接続機器にバインディングされた端末に状態切替要求を送信するための前記ネットワーク接続機器に、ネットワーク接続を要求するための要求メッセージをブロードキャストするステップ
を含む。
オプションとして、前記要求メッセージは、前記第1通信機器の機器識別子を含み、前記要求メッセージは、前記第1通信機器の種類識別子、及び、前記第1通信機器のアドレスの中の少なくとも一つ
をさらに含む。
本発明の実施例に係る第4の態様によると、ネットワーク接続機器を提供する。
前記機器は、
第1通信機器がブロードキャストした要求メッセージであって、ネットワーク接続を要求するための要求メッセージを、受信するための第1受信モジュールと、
ネットワーク接続機器の現在の状態を検出するための検出モジュールと、
前記ネットワーク接続機器の現在の状態が機器接続禁止状態にあると、前記ネットワーク接続機器にバインディングされた端末であって、状態切替要求に基づいて回答情報を生成するための端末に、前記状態切替要求を送信するための第1送信モジュールと、
前記端末が送信した前記回答情報を受信するための第2受信モジュールと、
前記回答情報が、前記ネットワーク接続機器の状態を機器接続許可状態に切り替えるための指示であると、前記ネットワーク接続機器の状態を機器接続許可状態に切り替えるための切替モジュールと
を備える。
オプションとして、前記要求メッセージは、前記第1通信機器の機器識別子を含み、前記状態切替要求は、前記第1通信機器の機器識別子を含み、
前記第1送信モジュールは、前記第1通信機器が送信した要求メッセージを受信したタイミングから所定の期間内に受信した要求メッセージを、前記所定の期間内に送信した全ての通信機器の機器識別子が記録された機器識別子リストを、生成して、前記ネットワーク接続機器にバインディングされた端末に、前記機器識別子リストが含まれた状態切替要求を送信する。
オプションとして、前記回答情報は、前記端末のユーザが前記機器識別子リスト中から選択した機器識別子である目標機器識別子を含み、
前記目標機器識別子に対応する通信機器をネットワークに接続させるための第1接続モジュールと、
前記目標機器識別子に対応する通信機器に、前記目標機器識別子に対応する通信機器に対するネットワーク接続に成功したことを指示するための応答メッセージを送信するための第2送信モジュールと
をさらに備える。
オプションとして、
前記ネットワーク接続機器の現在の状態が機器接続許可状態にあると、前記第1通信機器が、前記ネットワーク接続機器により接続を許可する機器であるか否かを判断するための判断モジュールと、
前記第1通信機器が、前記ネットワーク接続機器により接続を許可する機器であると、前記第1通信機器をネットワークに接続させるための第2接続モジュールと、
前記第1通信機器に、前記第1通信機器に対するネットワーク接続に成功したことを指示するための応答メッセージを送信するための第3送信モジュールと
をさらに備える。
オプションとして、前記要求メッセージは、前記第1通信機器の種類識別子を含み、
前記判断モジュールは、前記第1通信機器の種類識別子に基づいて、前記第1通信機器の種類が、前記ネットワーク接続機器により接続を許可する種類であるか否かを判断して、前記第1通信機器の種類が、前記ネットワーク接続機器により接続を許可する種類であると、前記第1通信機器が、前記ネットワーク接続機器により接続を許可する機器であると判断する。
オプションとして、前記要求メッセージは、前記第1通信機器のアドレスを含み、
前記判断モジュールは、前記第1通信機器のアドレスが、前記ネットワーク接続機器により接続を許可するアドレス範囲に属するか否かを判断して、前記第1通信機器のアドレスが、前記ネットワーク接続機器により接続を許可するアドレス範囲に属すると、前記第1通信機器が、前記ネットワーク接続機器により接続を許可する機器であると判断する。
オプションとして、前記切替モジュールは、前記ネットワーク接続機器の状態を機器接続許可状態に切り替えて、前記ネットワーク接続機器が所定の期間内に前記機器接続許可状態になるようにする。
本発明の実施例に係る第5の態様によると、ネットワーク接続機器を提供する。
前記機器は、
端末にバインディングされたネットワーク接続機器が送信する状態切替要求であって、前記ネットワーク接続機器が、第1通信機器がブロードキャストしたネットワーク接続を要求するための要求メッセージを受信して、前記ネットワーク接続機器の現在の状態が機器接続禁止状態にあると判断した後に送信した状態切替要求を、受信するための受信モジュールと、
前記状態切替要求に基づいて、回答情報を生成するための生成モジュールと、
前記回答情報を、前記回答情報が前記ネットワーク接続機器の状態を機器接続許可状態に切り替えるための指示であると前記ネットワーク接続機器の状態を機器接続許可状態に切り替えるための前記ネットワーク接続機器に、送信するための送信モジュールと
を備える。
オプションとして、前記状態切替要求は、前記第1通信機器の機器識別子を含み、
前記受信モジュールは、前記端末にバインディングされたネットワーク接続機器が送信する状態切替要求であって、前記第1通信機器が送信した要求メッセージを受信したタイミングから所定の期間内に受信した要求メッセージを、前記所定の期間内に送信した全ての通信機器の機器識別子が記録された機器識別子リストが含まれた状態切替要求を、受信する。
オプションとして、前記生成モジュールは、前記状態切替要求に基づいて、前記機器識別子リストを表示して、ユーザが、前記機器識別子リスト中から選択した機器識別子である目標機器識別子をトリガして生成したトリガ命令を受信し、前記トリガ命令に基づいて、前記目標機器識別子が含まれた回答情報を生成する。
本発明の実施例に係る第6の態様によると、ネットワーク接続機器を提供する。
前記機器は、
ネットワーク接続機器の現在の状態を検出して、前記ネットワーク接続機器の現在の状態が機器接続禁止状態にあると、前記ネットワーク接続機器にバインディングされた端末に状態切替要求を送信するための前記ネットワーク接続機器に、ネットワーク接続を要求するための要求メッセージをブロードキャストするためのブロードキャストモジュール
を備える。
オプションとして、前記要求メッセージは、前記第1通信機器の機器識別子を含み、前記要求メッセージは、前記第1通信機器の種類識別子、及び、前記第1通信機器のアドレスの中の少なくとも一つ
をさらに含む。
本発明の実施例に係る第7の態様によると、ネットワーク接続機器を提供する。
当該機器は、
プロセッサと、
前記プロセッサが実行可能な命令を記憶するためのメモリと
を備え、
前記プロセッサは、
第1通信機器がブロードキャストした要求メッセージであって、ネットワーク接続を要求するための要求メッセージを、受信し、
ネットワーク接続機器の現在の状態を検出し、
前記ネットワーク接続機器の現在の状態が機器接続禁止状態にあると、前記ネットワーク接続機器にバインディングされた端末であって、状態切替要求に基づいて回答情報を生成するための端末に、前記状態切替要求を送信し、
前記端末が送信した前記回答情報を受信し、
前記回答情報が、前記ネットワーク接続機器の状態を機器接続許可状態に切り替えるための指示であると、前記ネットワーク接続機器の状態を機器接続許可状態に切り替えるように構成される。
本発明の実施例に係る第8の態様によると、ネットワーク接続機器を提供する。
当該機器は、
プロセッサと、
前記プロセッサが実行可能な命令を記憶するためのメモリと
を備え、
前記プロセッサは、
端末にバインディングされたネットワーク接続機器が送信する状態切替要求であって、前記ネットワーク接続機器が、第1通信機器がブロードキャストしたネットワーク接続を要求するための要求メッセージを受信して、前記ネットワーク接続機器の現在の状態が機器接続禁止状態にあると判断した後に送信した状態切替要求を、受信し、
前記状態切替要求に基づいて、回答情報を生成し、
前記回答情報を、前記回答情報が前記ネットワーク接続機器の状態を機器接続許可状態に切り替えるための指示であると前記ネットワーク接続機器の状態を機器接続許可状態に切り替えるための前記ネットワーク接続機器に、送信するように構成される。
本発明の実施例に係る第9の態様によると、ネットワーク接続機器を提供する。
当該機器は、
プロセッサと、
前記プロセッサが実行可能な命令を記憶するためのメモリと
を備え、
前記プロセッサは、
ネットワーク接続機器の現在の状態を検出して、前記ネットワーク接続機器の現在の状態が機器接続禁止状態にあると、前記ネットワーク接続機器にバインディングされた端末に状態切替要求を送信するための前記ネットワーク接続機器に、ネットワーク接続を要求するための要求メッセージをブロードキャストするように構成される。
本発明の実施例に係る第10の態様によると、ネットワーク接続システムを提供する。
前記システムは、
ネットワーク接続機器、端末、及び、第1通信機器を備え、
前記ネットワーク接続機器は、第4の態様、或いは、第4の態様の任意のオプションの前記のネットワーク接続機器を含み、
前記端末は、第5の態様、或いは、第5の態様の任意のオプションのネットワーク接続機器を含み、
前記第1通信機器は、第6の態様、或いは、第6の態様の任意のオプションのネットワーク接続機器を含む。
本発明の実施例に係る第11の態様によると、ネットワーク接続システムを提供する。
前記システムネットワーク接続機器、端末、及び、第1通信機器を備え、
前記ネットワーク接続機器は、第7の態様、或いは、第7の態様のオプションの前記のネットワーク接続機器を含み、
前記端末は、第8の態様、或いは、第8の態様の任意のオプションのネットワーク接続機器を含み、
前記第1通信機器は、第9の態様、或いは、第9の態様の任意のオプションのネットワーク接続機器を含む。
本発明の実施例の第12の態様によると、プログラムを提供し、当該プログラムは、プロセッサに実行されることにより、上記のネットワーク接続方法を実現する。
本発明の実施例の第13の態様によると、記録媒体を提供し、当該記録媒体には、上記プログラムが記録されている。
本発明の実施例が提供する構成の有益な効果は以下のとおりである。
本発明の実施例によって提供するネットワーク接続方法、機器、及び、システムによると、ネットワーク接続機器は、第1通信機器がブロードキャストした要求メッセージを受信して、ネットワーク接続機器の現在の状態を検出し、現在の状態が機器接続禁止状態にあると、ネットワーク接続機器にバインディングされた端末に状態切替要求を送信すると同時に、端末が送信した回答情報に基づいてネットワーク接続機器の状態を機器接続許可状態に切り替えることにより、ネットワーク接続機器の状態を機器接続許可状態に切り替えさせた後に、第1通信機器がネットワークに接続できるようにするようになる。本発明の実施例によると、ネットワーク接続機器を介して端末に状態切替要求を送信することにより、関連技術でのネットワーク接続過程が複雑になる問題を解決して、ネットワーク接続過程を簡素化する有益な効果を達成した。
以上の統括な記述と以下の細部記述は、単なる例示的なものであり、本発明を制限するものではないと、理解するべきである。
本発明の実施例の構成をより詳しく説明するために、以下、実施例の説明に必要な図面を簡単に説明する。当然ながら、以下に記載の図面は、単に、本発明の実施例の幾つかの例であり、当業者が創造的労働をせずにこれらに基づいて他の図面を得ることができることである。
図1は、本発明の各実施例によって提供するネットワーク接続方法に係る一実施環境の構成を示す模式図である。
図2は、例示的な一実施例に係るネットワーク接続方法を示すフローチャートである。
図3は、例示的な他の実施例に係るネットワーク接続方法を示すフローチャートである。
図4は、例示的なさらに他の実施例に係るネットワーク接続方法を示すフローチャートである。
図5−1は、例示的な他の実施例に係るネットワーク接続方法を示すフローチャートである。
図5−2は、図5−1に示す実施例によって提供するネットワーク接続機器が端末に状態切替要求を送信する方法を示すフローチャートである。
図5−3は、図5−1に示す実施例によって提供する端末が、ネットワーク接続機器が送信した状態切替要求を受信する方法を示すフローチャートである。
図5−4は、図5−1に示す実施例によって提供する端末が状態切替要求に基づいて回答情報を生成する方法を示すフローチャートである。
図5−5は、図5−1に示す実施例によって提供する端末の表示インターフェイスを示す図である。
図5−6は、図5−1に示す実施例によって提供するネットワーク接続機器が自身の状態を機器接続許可状態に切り替える方法を示すフローチャートである。
図5−7は、図5−1に示す実施例によって提供するネットワーク接続機器が、第1通信機器がネットワーク接続機器により接続を許可する機器であるか否かを判断する方法を示すフローチャートである。
図5−8は、図5−1に示す実施例によって提供するネットワーク接続機器が、第1通信機器がネットワーク接続機器により接続を許可する機器であるか否かを判断する他の方法を示すフローチャートである。
図6は、例示的な一実施例に係るネットワーク接続機器を示すブロック図である。
図7は、例示的な他の実施例に係るネットワーク接続機器を示すブロック図である。
図8は、例示的なさらに他の実施例に係るネットワーク接続機器を示すブロック図である。
図9は、例示的な他の実施例に係るネットワーク接続機器を示すブロック図である。
図10は、例示的な一実施例に係るネットワーク接続機器を示すブロック図である。
図11は、例示的な他の実施例に係るネットワーク接続機器を示すブロック図である。
図12は、例示的なさらに他の実施例に係るネットワーク接続機器を示すブロック図である。
図13は、例示的な一実施例に係るネットワーク接続システムの構成を示す模式図である。
ここでの図面は、明細書に合併されて本明細書の一部を構成して本発明に合致する実施例を示し、明細書とともに本発明の原理の説明をするために用いられる。
以下、本発明の目的、技術案及び利点をさらに明確にするために、図面を参照しながら本発明の実施例をさらに詳しく説明する。当然ながら、記述する実施方法は、単に、本発明の一部の実施例に過ぎず、全ての実施例でなない。当業者が創造的労働をせずに本発明の中の実施例に基づいて得る全ての他の実施例は、本発明が保護しようとする範囲に属する。
図1は、本発明の各実施例によって提供するネットワーク接続方法に係る一実施環境の構成を示す模式図である。図1を参照すると、当該実施環境は、第1通信機器110、ネットワーク接続機器120及び端末130を含む。オプションとして、当該実施環境は、さらに、サーバ140及び第2通信機器150を含んでもよい。
図1を参照すると、第1通信機器110とネットワーク接続機器120との間、ネットワーク接続機器120とサーバ140との間、サーバ140と端末130との間、及び、第2通信機器150とネットワーク接続機器120との間は、すべて、有線ネットワーク或いは無線ネットワークを介して接続されてもよいが、本実施環境は、これに対して限定しない。且つ、一般的に、ネットワーク接続機器120は、有線ネットワーク或いは無線ネットワークを介して端末130に直接接続されてもよい。以上の各機器を接続する際に、その接続方法は、同じでもよいし、同じでなくてもよく、本実施環境は、これに対して限定しないことを説明する必要がある。一例として、第1通信機器110とネットワーク接続機器120とは有線ネットワークを介して接続され、ネットワーク接続機器120と端末130とは無線ネットワークを介して接続される。ここで、当該無線ネットワークは、ブルートゥース、赤外線、ワイヤレス・フィディリティー(WIFI、WIreless−FIdelity)、データネットワーク、及び、ジグビーネットワークを含んでもよいが、これに限定されない。
第1通信機器110は、ネットワーク接続を要求する機器であり、例えば、スマートカメラ、スマートソケット、スマートブレスレット、スマートテレビ、赤外線リモコン,等の機器であってもよい。図1を参照して、本実施環境で第1通信機器110がスマートカメラである例を挙げて説明する。第1通信機器110は、ネットワーク接続機器120にネットワーク接続を要求するための要求メッセージをブロードキャストしてもよい。当該要求メッセージは、第1通信機器110の機器識別子を含んでもよい。
オプションとして、当該要求メッセージは、第1通信機器110の種類識別子、或いは、第1通信機器110のアドレスをさらに含んでもよい。ここで、当該アドレスは、第1通信機器110のMACアドレスであってもよいし、第1通信機器110がネットワーク接続機器120にブロードキャストした要求メッセージは、ビーコンリクエスト(beacon request)メッセージであってもよく、本実施環境は、これに対して限定しない。ここで、第1通信機器110は、第1通信機器110に電源を投入し、また、自身がネットワークに接続されていない状態にあることが検出され、且つ、ネットワーク接続情報が保存されていない状態にある場合に、ネットワーク接続機器120に要求メッセージをブロードキャストしてもよい。
ネットワーク接続機器120は、通信機器にネットワーク接続サービスを提供できる機器であってもよいし、例えば、ゲートウェイ、または、ルータ、等のような機器であってもよい。ここで、ネットワーク接続機器120は、第1通信機器110がブロードキャストした、ネットワーク接続を要求するための要求メッセージを受信して、自身の現在の状態を検出し、自身の現在の状態が機器接続禁止状態にあると、ネットワーク接続機器120にバインディングされた端末(図1に示した実施環境中の端末130である)に、状態切替要求を送信すると同時に、端末130が送信した回答情報を受信して、当該回答情報がネットワーク接続機器120の状態を機器接続許可状態に切り替えるための指示であると、ネットワーク接続機器120の状態を機器接続許可状態に切り替えることにより、ネットワーク接続機器120が所定の期間内に機器接続許可状態になるようにした後に、第1通信機器110が所定の期間内にネットワーク接続機器120に再び要求メッセージをブロードキャストしたら、第1通信機器110をネットワークに接続させる。
オプションとして、もし、第1通信機器110がブロードキャストした要求メッセージ内に、第1通信機器110の機器識別子が含まれていると、ネットワーク接続機器120が端末130に送信した状態切替要求内にも、第1通信機器110の機器識別子が含まれもよい。ネットワーク接続機器120は、第1通信機器110がブロードキャストした要求メッセージを受信した後に、直ちに、端末130に状態切替要求を送信してもよいし、第1通信機器110がブロードキャストした要求メッセージを受信してから所定の期間の後に端末130に状態切替要求を送信してもよい。もし、ネットワーク接続機器120が、第1通信機器110がブロードキャストした要求メッセージを受信してから所定の期間の後に、端末130に状態切替要求を送信する場合、ネットワーク接続機器120は端末130に機器識別子リストが含まれた状態切替要求を送信することができる。当該機器識別子リストには、第1通信機器110が送信した要求メッセージを受信したタイミングから所定の期間内に受信した要求メッセージを、当該所定の期間内に送信した全ての通信機器の機器識別子(例えば、当該要求メッセージは、第2通信機器150の機器識別子を含んでもよい)が記録されている。このようにして、端末130のユーザがネットワーク接続を許可しようとする機器を選択できるようにする。ネットワーク接続機器120は、端末130が送信した回答情報内に含まれた目標機器識別子に基づいて、当該目標機器識別子に対応する通信機器をネットワークに接続させると同時に、目標機器識別子に対応する通信機器に、目標機器識別子に対応する通信機器に対するネットワーク接続に成功したことを指示するための応答メッセージを送信する。
オプションとして、ネットワーク接続機器120は、ネットワーク接続機器120の現在の状態を検出して、ネットワーク接続機器120の現在の状態が機器接続許可状態にあると、第1通信機器110が、ネットワーク接続機器120により接続を許可する機器であるか否かを判断して、第1通信機器110がネットワーク接続機器120により接続を許可する機器であると、第1通信機器110をネットワークに接続させると同時に、第1通信機器110に、第1通信機器110に対するネットワーク接続に成功したことを指示するための応答メッセージを送信する。ここで、第1通信機器110がブロードキャストした要求メッセージ内には、第1通信機器110の種類識別子及び第1通信機器110のアドレスの中の少なくとも一つが含まれてもよい。ネットワーク接続機器120は、第1通信機器110の種類識別子、或いは、第1通信機器110のアドレスに基づいて、第1通信機器110が、ネットワーク接続機器120により接続を許可する機器であるか否かを判断する。例えば、ネットワーク接続機器120は、第1通信機器110の種類識別子に基づいて、第1通信機器110の種類がネットワーク接続機器120により接続を許可する種類であるか否かを判断する。ネットワーク接続機器120は、第1通信機器110の種類がネットワーク接続機器120により接続を許可する種類であると、第1通信機器110がネットワーク接続機器により接続を許可する機器であると判断する。さらに、例えば、ネットワーク接続機器120は、第1通信機器110のアドレスがネットワーク接続機器120により接続を許可するアドレス範囲に属するか否かを判断して、第1通信機器110のアドレスがネットワーク接続機器120により接続を許可するアドレス範囲に属すると、第1通信機器110がネットワーク接続機器120により接続を許可する機器であると判断する。
端末130は、ネットワーク接続機器120にバインディングされた端末であってもよい。端末130は、ネットワーク接続機器120の機器接続状態を制御できる。一例として、当該端末130は、スマートフォン、タブレットPC、スマートテレビ、デスクトップコンピュータ、等であってもよい。端末130は、ネットワーク接続機器120が送信した状態切替要求を受信して、状態切替要求に基づいて、回答情報を生成すると同時に、ネットワーク接続機器120に回答情報を送信することにより、回答情報が、ネットワーク接続機器120の状態を機器接続許可状態に切り替えるための指示であると、ネットワーク接続機器120の状態を機器接続許可状態に切り替える。
オプションとして、状態切替要求は、第1通信機器110の機器識別子を含んでもよい。端末130は、ネットワーク接続機器120が送信した機器識別子リストが含まれた状態切替要求を受信してもよい。機器識別子リストには、第1通信機器110が送信した要求メッセージを受信したタイミングから所定の期間内に受信した要求メッセージを、当該所定の期間内に送信した全ての通信機器の機器識別子が記録されている。端末130は、状態切替要求に基づいて、機器識別子リストを表示して、ユーザが目標機器識別子(例えば、第2通信機器150の機器識別子である)をトリガして生成したトリガ命令を受信する。目標機器識別子は、ユーザが機器識別子リスト中から選択した機器識別子であってもよい。端末130は、トリガ命令に基づいて、目標機器識別子が含まれた回答情報を生成した後に、ネットワーク接続機器120に目標機器識別子が含まれた回答情報を送信して、ネットワーク接続機器120が当該目標機器識別子に対応する通信機器をネットワークに接続させるようにする。
端末130とネットワーク接続機器120との間はバインディング関係が予め構築されている。端末130とネットワーク接続機器120との間のバインディング関係を構築する過程は、上記の実施環境中のサーバ140により実行してもよいし、且つ、ネットワーク接続機器120が端末130に状態切替要求を送信する過程、及び、ネットワーク接続機器120が端末130が送信した回答情報を受信する過程も、サーバ140によって実現してもよいし、本実施環境ではこれに対して繰り返して説明しないことを説明する必要がある。
上記の実施環境中の第2通信機器150と第1通信機器110とは、同じ機器であってもよいし、同じ機器でなくてもよいし、本実施環境は、これに対して限定しないことをさらに説明する必要がある。
図2は、例示的な一実施例に係るネットワーク接続方法を示すフローチャートである。当該ネットワーク接続方法を図1に示した実施環境中のネットワーク接続機器120に適用する例を挙げて、本実施例を説明する。図2を参照すると、当該ネットワーク接続方法は、以下のステップを含んでもよい。
ステップ201において、第1通信機器がブロードキャストした要求メッセージであって、ネットワーク接続を要求するための要求メッセージを、受信する。
ステップ202において、ネットワーク接続機器の現在の状態を検出する。
ステップ203において、ネットワーク接続機器の現在の状態が機器接続禁止状態にあると、ネットワーク接続機器にバインディングされた端末であって、状態切替要求に基づいて回答情報を生成するための端末に、状態切替要求を送信する。
ステップ204において、端末が送信した回答情報を受信する。
ステップ205において、回答情報が、ネットワーク接続機器の状態を機器接続許可状態に切り替えるための指示であると、ネットワーク接続機器の状態を機器接続許可状態に切り替える。
上記のように、本発明の実施例によって提供するネットワーク接続方法によると、ネットワーク接続機器は、第1通信機器がブロードキャストした要求メッセージを受信して、ネットワーク接続機器の現在の状態を検出し、現在の状態が機器接続禁止状態にあると、ネットワーク接続機器にバインディングされた端末に状態切替要求を送信すると同時に、端末が送信した回答情報に基づいてネットワーク接続機器の状態を機器接続許可状態に切り替えることにより、ネットワーク接続機器の状態を機器接続許可状態に切り替えさせた後に、第1通信機器がネットワークに接続できるようにするようになる。本発明の実施例によると、ネットワーク接続機器を介して端末に状態切替要求を送信することにより、関連技術でのネットワーク接続過程が複雑になる問題を解決して、ネットワーク接続過程を簡素化する有益な効果を達成した。
オプションとして、要求メッセージは、第1通信機器の機器識別子を含み、状態切替要求は、第1通信機器の機器識別子を含む。
ステップ203は、
第1通信機器が送信した要求メッセージを受信したタイミングから所定の期間内に受信した要求メッセージを、当該所定の期間内に送信した全ての通信機器の機器識別子が記録された機器識別子リストを生成するステップと、
ネットワーク接続機器にバインディングされた端末に機器識別子リストが含まれた状態切替要求を送信するステップと
を含んでもよい。
オプションとして、回答情報は、端末のユーザが機器識別子リスト中から選択した機器識別子である目標機器識別子を含む。
当該方法は、
目標機器識別子に対応する通信機器をネットワークに接続させるステップと、
目標機器識別子に対応する通信機器に、目標機器識別子に対応する通信機器に対するネットワーク接続に成功したことを指示するための応答メッセージを送信するステップと
をさらに含む。
オプションとして、当該方法は、
ネットワーク接続機器の現在の状態が機器接続許可状態にあると、第1通信機器がネットワーク接続機器により接続を許可する機器であるか否かを判断するステップと、
第1通信機器がネットワーク接続機器により接続を許可する機器であると、第1通信機器をネットワークに接続させるステップと、
第1通信機器に、第1通信機器に対するネットワーク接続に成功したことを指示するための応答メッセージを送信するステップと
をさらに含む。
オプションとして、要求メッセージは、第1通信機器の種類識別子を含み、
第1通信機器がネットワーク接続機器により接続を許可する機器であるか否かを判断するステップは、
第1通信機器の種類識別子に基づいて、第1通信機器の種類がネットワーク接続機器により接続を許可する種類であるか否かを判断するステップと、
第1通信機器の種類がネットワーク接続機器により接続を許可する種類であると、第1通信機器がネットワーク接続機器により接続を許可する機器であると判断するステップと
を含む。
オプションとして、要求メッセージは、第1通信機器のアドレスを含み、
第1通信機器がネットワーク接続機器により接続を許可する機器であるか否かを判断するステップは、
第1通信機器のアドレスがネットワーク接続機器により接続を許可するアドレス範囲に属するか否かを判断するステップと、
第1通信機器のアドレスがネットワーク接続機器により接続を許可するアドレス範囲に属すると、第1通信機器がネットワーク接続機器により接続を許可する機器であると判断するステップと
を含む。
オプションとして、ステップ205は、
ネットワーク接続機器の状態を機器接続許可状態に切り替えて、ネットワーク接続機器が所定の期間内に機器接続許可状態になるようにするステップを含む。
上記のように、本発明の実施例によって提供するネットワーク接続方法によると、ネットワーク接続機器は、第1通信機器がブロードキャストした要求メッセージを受信して、ネットワーク接続機器の現在の状態を検出し、現在の状態が機器接続禁止状態にあると、ネットワーク接続機器にバインディングされた端末に状態切替要求を送信すると同時に、端末が送信した回答情報に基づいてネットワーク接続機器の状態を機器接続許可状態に切り替えることにより、ネットワーク接続機器の状態を機器接続許可状態に切り替えさせた後に、第1通信機器がネットワークに接続できるようにするようになる。本発明の実施例によると、ネットワーク接続機器を介して端末に状態切替要求を送信することにより、関連技術でのネットワーク接続過程が複雑になる問題を解決して、ネットワーク接続過程を簡素化する有益な効果を達成した。
図3は、例示的な他の実施例に係るネットワーク接続方法を示すフローチャートである。当該ネットワーク接続方法を図1に示した実施環境中の端末130に適用する例を挙げて、本実施例を説明する。図3を参照すると、当該ネットワーク接続方法は、以下のステップを含んでもよい。
ステップ301において、端末にバインディングされたネットワーク接続機器が送信する状態切替要求であって、ネットワーク接続機器が、第1通信機器がブロードキャストしたネットワーク接続を要求するための要求メッセージを受信して、ネットワーク接続機器の現在の状態が機器接続禁止状態にあると判断した後に送信した状態切替要求を、受信する。
ステップ302において、状態切替要求に基づいて、回答情報を生成する。
ステップ303において、回答情報が、ネットワーク接続機器の状態を機器接続許可状態に切り替えるための指示であると、ネットワーク接続機器の状態を機器接続許可状態に切り替えるためのネットワーク接続機器に、回答情報を送信する。
上記のように、本発明の実施例によって提供するネットワーク接続方法によると、端末は、端末にバインディングされたネットワーク接続機器が送信した状態切替要求を受信して、状態切替要求に基づいて回答情報を生成すると同時に、ネットワーク接続機器に回答情報を送信して、ネットワーク接続機器が回答情報に基づいてネットワーク接続機器の状態を機器接続許可状態に切り替えるようにすることにより、ネットワーク接続機器の状態を機器接続許可状態に切り替えさせた後に、第1通信機器はネットワークに接続できるようになる。本発明の実施例によると、端末が、ネットワーク接続機器が送信した状態切替要求を受信することにより、関連技術でのネットワーク接続過程が複雑になる問題を解決して、ネットワーク接続過程を簡素化する有益な効果を達成した。
オプションとして、状態切替要求は、第1通信機器の機器識別子を含み、
ステップ301は、
端末にバインディングされたネットワーク接続機器が送信した機器識別子リストが含まれた状態切替要求であって、第1通信機器が送信した要求メッセージを受信したタイミングから所定の期間内に受信した要求メッセージを、当該所定の期間内に送信した全ての通信機器の機器識別子が記録された機器識別子リストが含まれた状態切替要求を、受信するステップ
を含む。
オプションとして、ステップ302は、
状態切替要求に基づいて、機器識別子リストを表示するステップと、
ユーザが、機器識別子リスト中から選択した機器識別子である目標機器識別子をトリガして生成したトリガ命令を受信するステップと、
トリガ命令に基づいて、目標機器識別子が含まれた回答情報を生成するステップと
を含む。
上記のように、本発明の実施例によって提供するネットワーク接続方法によると、端末は、端末にバインディングされたネットワーク接続機器が送信した状態切替要求を受信して、状態切替要求に基づいて回答情報を生成すると同時に、ネットワーク接続機器に回答情報を送信して、ネットワーク接続機器が回答情報に基づいてネットワーク接続機器の状態を機器接続許可状態に切り替えるようにすることにより、ネットワーク接続機器の状態を機器接続許可状態に切り替えさせた後に、第1通信機器はネットワークに接続できるようになる。本発明の実施例によると、端末が、ネットワーク接続機器が送信した状態切替要求を受信することにより、関連技術でのネットワーク接続過程が複雑になる問題を解決して、ネットワーク接続過程を簡素化する有益な効果を達成した。
図4は、例示的なさらに他の実施例に係るネットワーク接続方法を示すフローチャートである。当該ネットワーク接続方法を図1に示した実施環境中の第1通信機器110に適用する例を挙げて、本実施例を説明する。図4を参照すると、当該ネットワーク接続方法は、以下のステップを含んでもよい。
ステップ401において、ネットワーク接続機器の現在の状態を検出して、ネットワーク接続機器の現在の状態が機器接続禁止状態にあると、ネットワーク接続機器にバインディングされた端末に状態切替要求を送信するためのネットワーク接続機器に、ネットワーク接続を要求するための要求メッセージをブロードキャストする。
オプションとして、要求メッセージは、第1通信機器の機器識別子を含み、要求メッセージは、第1通信機器の種類識別子及び第1通信機器のアドレスの中の少なくとも一つを含む。
上記のように、本発明の実施例によって提供するネットワーク接続方法によると、第1通信機器は、ネットワーク接続機器にネットワーク接続を要求するための要求メッセージをブロードキャストして、ネットワーク接続機器が、ネットワーク接続機器の現在の状態が機器接続禁止状態にあると、ネットワーク接続機器にバインディングされた端末に状態切替要求を送信して、端末が送信した回答情報に基づいてネットワーク接続機器の状態を機器接続許可状態に切り替えるようにすることにより、ネットワーク接続機器の状態を機器接続許可状態に切り替えさせた後に、第1通信機器はネットワークに接続できるようになる。本発明の実施例によると、ネットワーク接続機器を介して端末に状態切替要求を送信することにより、関連技術でのネットワーク接続過程が複雑になる問題を解決して、ネットワーク接続過程を簡素化する有益な効果を達成した。
図5−1は、例示的な他の実施例に係るネットワーク接続方法を示すフローチャートである。当該ネットワーク接続方法を図1に示した実施環境中に適用する例を挙げて、本実施例を説明する。図5−1を参照すると、当該ネットワーク接続方法は、以下のステップを含んでもよい。
ステップ501において、第1通信機器は、ネットワーク接続機器の現在の状態を検出して、ネットワーク接続機器の現在の状態が機器接続禁止状態にあると、ネットワーク接続機器にバインディングされた端末に状態切替要求を送信するためのネットワーク接続機器に、ネットワーク接続を要求するための要求メッセージをブロードキャストする。
ここで、本発明の実施例においては、第1通信機器が図1に示した実施環境中の第1通信機器110であり、ネットワーク接続機器が図1に示した実施環境中のネットワーク接続機器120であり、ネットワーク接続機器にバインディングされた端末が図1に示した実施環境中の端末130である例を挙げて、説明する。
ここで、第1通信機器110は、スマートカメラ、スマートソケット、スマートブレスレット、スマートテレビ、赤外線リモコン、等のような機器であってもよい。第1通信機器110は、ネットワークに接続されていない状態にあると、第1通信機器110にネットワーク接続サービスを提供するためのネットワーク接続機器120に、ネットワーク接続を要求するための要求メッセージをブロードキャストしてもよい。
ここで、当該要求メッセージは、第1通信機器110の機器識別子を含み、第1通信機器110の種類識別子及び第1通信機器110のアドレスの中の少なくとも一つをさらに含む。一例として、当該要求メッセージは、ビーコンリクエストメッセージであってもよいし、第1通信機器110のアドレスは、第1通信機器110のMACアドレスであってもよい。第1通信機器110の機器識別子がID−Aであり、種類識別子がID−mであり、MACアドレスがID−2であると想定すると、要求メッセージ内には、機器識別子ID−Aと、種類識別子ID−m及びMACアドレスID−2の中の少なくとも一つとが、含まれている。
第1通信機器110は、第1通信機器110に電源を投入したと同時に、自身がネットワークに接続されていない状態にあることが検出されると、ネットワーク接続機器120に、ネットワーク接続を要求するための要求メッセージをブロードキャストしてもよいし、第1通信機器110がリセットされた後に、ネットワーク接続機器120に、ネットワーク接続を要求するための要求メッセージをブロードキャストしてもよいし、本発明の実施例においてはこれに対して限定しないことを説明する必要がある。一実現方法において、第1通信機器110は、第1通信機器110がこの前にネットワーク接続したことがあり、第1通信機器110にネットワーク接続情報が保存されていると、第1通信機器110に電源を投入した際に、優先に、自身に保存されたネットワーク接続情報に基づいてネットワークに接続してもよいし、本発明の実施例においてはこれに対して限定しない。
ステップ502において、ネットワーク接続機器は、第1通信機器がブロードキャストした要求メッセージであって、ネットワーク接続を要求するための要求メッセージを、受信する。
ネットワーク接続機器120は、第1通信機器110がネットワーク接続機器120にネットワーク接続を要求するための要求メッセージをブロードキャストすると、第1通信機器110がブロードキャストした、ネットワーク接続を要求するための要求メッセージを受信することになる。一例として、ネットワーク接続機器120は、第1通信機器110がブロードキャストしたビーコンリクエストメッセージを受信する。当該ビーコンリクエストメッセージは、第1通信機器110の機器識別子ID−Aと、第1通信機器110種類識別子ID−m及びMACアドレスID−2の中の少なくとも一つとを含む。
ステップ503において、ネットワーク接続機器は、ネットワーク接続機器の現在の状態を検出する。ネットワーク接続機器の現在の状態が機器接続禁止状態にあると、ステップ504乃至ステップ511を実行し、ネットワーク接続機器の現在の状態が機器接続許可状態にあると、ステップ512乃至ステップ514を実行する。
ネットワーク接続機器120は、第1通信機器110がブロードキャストしてネットワーク接続を要求するための要求メッセージを受信した後に、ネットワーク接続機器120の現在の状態を検出してもよい。ネットワーク接続機器120の現在の状態は、機器接続禁止状態及び機器接続許可状態の中の任意の一つであってもよい。
ステップ504において、ネットワーク接続機器の現在の状態が機器接続禁止状態にあると、ネットワーク接続機器にバインディングされた端末であって、状態切替要求に基づいて回答情報を生成するための端末に、状態切替要求を送信する。
ステップ503において、ネットワーク接続機器120は、ネットワーク接続機器120の現在の状態が機器接続禁止状態にあることが検出されると、ネットワーク接続機器120にバインディングされた端末に状態切替要求を送信してもよい。ここで、ネットワーク接続機器120にバインディングされた端末は、図1に示した実施環境中の端末130であってもよい。このため、ネットワーク接続機器120は、端末130に、第1通信機器110の機器識別子ID−Aが含まれた状態切替要求を送信する。
本発明の実施例において、ネットワーク接続機器120は、第1通信機器110がブロードキャストした要求メッセージを受信した後に、直ちに、端末130に状態切替要求を送信してもよいし、所定の期間をあけて要求メッセージが受信されたか否かを検出して、要求メッセージが受信されたら、端末130に状態切替要求を送信してもよいことを説明する必要がある。ここで、ネットワーク接続機器120は、所定の期間内で、複数の通信機器からの要求メッセージを受信する可能性もある。また、所定の期間は実際の場面によって設定してもよく、本発明の実施例においてはこれに対して限定しない。
一例として、図5−2は、図5−1に示す実施例によって提供するネットワーク接続機器がネットワーク接続機器にバインディングされた端末に状態切替要求を送信する方法を示すフローチャートである。本実施例においては、ネットワーク接続機器120が所定の期間をあけて端末130に状態切替要求を送信する例を挙げて、説明する。図5−2を参照すると、当該方法は、以下のステップを含んでもよい。
サブステップ5041において、ネットワーク接続機器は、第1通信機器が送信した要求メッセージを受信したタイミングから所定の期間内に受信した要求メッセージを、当該所定の期間内に送信した全ての通信機器の機器識別子が記録された機器識別子リストを生成する。
ネットワーク接続機器120が所定の期間をあけて端末130に状態切替要求を送信すると、ネットワーク接続機器120は、まず、受信した要求メッセージ内の通信機器の機器識別子に基づいて、機器識別子リストを生成してもよい。当該機器識別子リストには、ネットワーク接続機器120が、第1通信機器110が送信した要求メッセージを受信したタイミングから所定の期間内に受信した要求メッセージを、当該所定の期間内に送信した全ての通信機器の機器識別子が記録されてもよい。当該所定の期間内に、ネットワーク接続機器120が、さらに、図1に示した実施環境中の第2通信機器150、等の他の通信機器が送信したネットワーク接続を要求するための要求メッセージを受信したと想定し、且つ、第2通信機器150の機器識別子がID−Bであると想定すると、ネットワーク接続機器120は、第1通信機器110の機器識別子ID−A及び第2通信機器150の機器識別子ID−Bに基づいて、機器識別子リストを生成する。当該機器識別子リストは、以下の表1に示したようなものである。
サブステップ5042において、ネットワーク接続機器は、ネットワーク接続機器にバインディングされた端末に機器識別子リストが含まれた状態切替要求を送信する。
ネットワーク接続機器120は、機器識別子リストを生成した後に、ネットワーク接続機器120にバインディングされた端末に、機器識別子リストが含まれた状態切替要求を送信してもよい。一例として、ネットワーク接続機器120は、端末130に、表1に示した機器識別子リストが含まれた状態切替要求を送信する。
ステップ505において、端末は、端末にバインディングされたネットワーク接続機器が送信する状態切替要求であって、ネットワーク接続機器が、第1通信機器がブロードキャストしたネットワーク接続を要求するための要求メッセージを受信して、ネットワーク接続機器の現在の状態が機器接続禁止状態にあると判断した後に送信した状態切替要求を、受信する。
ネットワーク接続機器120は、ネットワーク接続機器120にバインディングされた端末に状態切替要求を送信すると、ネットワーク接続機器120にバインディングされた端末はネットワーク接続機器120が送信した状態切替要求を受信することになる。
一例として、図5−3は、図5−1に示す実施例によって提供する端末が、ネットワーク接続機器が送信した状態切替要求を受信する方法を示すフローチャートである。図5−3を参照すると、当該方法は、以下のステップを含んでもよい。
サブステップ5051において、端末は、端末にバインディングされたネットワーク接続機器が送信した機器識別子リストが含まれた状態切替要求であって、第1通信機器が送信した要求メッセージを受信したタイミングから所定の期間内に受信した要求メッセージを、当該所定の期間内に送信した全ての通信機器の機器識別子が記録された機器識別子リストが含まれた状態切替要求を、受信する。
一例として、端末130は、ネットワーク接続機器120が送信した表1に示した機器識別子リストが含まれた状態切替要求を受信してもよい。当該表1に示した機器識別子リストには、ネットワーク接続機器120が第1通信機器110が送信した要求メッセージを受信したタイミングから所定の期間内に受信した要求メッセージを、当該所定の期間内に送信した全ての通信機器の機器識別子が記録されている。
ステップ506において、端末は、状態切替要求に基づいて、回答情報を生成する。
端末130は、ネットワーク接続機器120が送信した状態切替要求を受信した後に、状態切替要求に基づいて回答情報を生成してもよい。
一例として、図5−4は、図5−1に示す実施例によって提供する端末が状態切替要求に基づいて回答情報を生成する方法を示すフローチャートである。図5−4を参照すると、当該方法は、以下のステップを含んでもよい。
サブステップ5061において、端末は、状態切替要求に基づいて、機器識別子リストを表示する。
端末130は、端末130が受信した状態切替要求に機器識別子リストを含まれていると、機器表示リストを表示してもよい。一例として、端末130は、表1に示した機器識別子リストを表示する。端末130は、機器識別子リストを表示する際に、さらに、機器識別子に対応する通信機器の名称と提示情報とを表示してもよいことを説明する必要がある。
一例として、図5−5は、図5−1に示す実施例によって提供する端末の表示インターフェイスを示す図である。図5−5を参照すると、端末130に、現在、表示インターフェイス510が表示されている。表示インターフェイス510には、機器識別子リスト511、及び、「以下の機器がネットワーク接続を要求しています。状態を切り替えますか?」との提示情報が含まれている。ここで、機器識別子リスト511には、第1通信機器と第1通信機器の機器識別子ID−A、及び、第2通信機器と第2通信機器の機器識別子ID−Bが含まれている。図5−5を参照すると、表示インターフェイス510には、さらに、「はい」、及び、「いいえ」のボタンが含まれている。
本発明の実施例においては、端末130が状態切替要求に基づいて機器識別子リストを表示する例を挙げて説明したが、実際に適用する場合には、ネットワーク接続機器120が送信した状態切替要求内に機器識別子リストが含まれていないと、端末130により提示情報のみ表示してもよいし、一例として、提示情報は、「通信機器がネットワーク接続を要求しています。状態を切り替えますか?」、或いは、「2つの通信機器がネットワーク接続を要求しています。状態を切り替えますか?」等であってもよいし、本発明の実施例においてはこれに対して限定しないことを説明する必要がある。
サブステップ5062において、端末のユーザが、機器識別子リスト中から選択した機器識別子である目標機器識別子をトリガして生成したトリガ命令を受信する。
ユーザは、端末130が機器識別子リストを表示した後に、機器識別子リスト中から機器識別子を選択してもよい。ここで、ユーザが選択した機器識別子を目標機器識別子として、ネットワーク接続機器120の現在の状態を機器接続許可状態に切り替えて、目標機器識別子に対応する通信機器をネットワークに接続させる。ユーザが目標機器識別子を選択する際にトリガ命令を生成してもよい。端末130は、ユーザが目標機器識別子をトリガして生成したトリガ命令を受信する。
一例として、図5−5に示したように、ユーザは、図5−5に示した機器識別子リスト511中の機器識別子ID−Bをクリックしてもよい。この時、当該機器識別子ID−Bが目標機器識別子になる。端末130は、ユーザが目標機器識別子ID−Bをトリガして生成したトリガ命令を受信してもよい。
本発明の実施例において、端末130のユーザが目標機器識別子をトリガして生成したトリガ命令を受信したことを、ユーザが、ネットワーク接続機器120が現在の状態を機器接続許可状態に切り替えることに同意したと同時に、ネットワーク接続機器120が目標機器識別子に対応する通信機器のみをネットワークに接続させることに同意したことであると考えてもよいことを説明する必要がある。例えば、端末130がユーザによって目標機器識別子ID−Bをトリガして生成したトリガ命令を受信したことは、ユーザが、ネットワーク接続機器120が現在の状態を機器接続許可状態に切り替えることに同意したと同時に、ネットワーク接続機器120が目標機器識別子ID−Bに対応する通信機器(第2通信機器である)のみをネットワークに接続させることに同意したことを、説明する。
図5−5に示したように、ユーザが、図5−5に示した表示インターフェイス510の「はい」ボタンをクリックする時にも、該当するトリガ命令を生成できるし、端末130は当該トリガ命令を受信することになることをさらに説明する必要がある。
ユーザが、ネットワーク接続機器120が現在の状態を機器接続許可状態に切り替えることに同意したと同時に、ネットワーク接続機器120がネットワーク接続を要求した全ての通信機器をネットワークに接続させることを許可したと、見てもよい。当然ながら、ユーザは、ネットワーク接続機器120が現在の状態を機器接続許可状態に切り替えることに同意しないと、図5−5に示した表示インターフェイス510の「いいえ」ボタンをクリックして該当するトリガ命令を生成してもよい。
サブステップ5063において、端末は、トリガ命令に基づいて、目標機器識別子が含まれた回答情報を生成する。
端末130は、ユーザが目標機器識別子をトリガして生成したトリガ命令を受信した場合、トリガ命令に基づいて目標機器識別子が含まれた回答情報を生成してもよい。一例として、当該回答情報は、「機器識別子ID−Bに対応する通信機器に対するネットワーク接続を許可する」との情報であってもよい。
ユーザがクリックしたボタンが、図5−5に示した表示インターフェイス510の「はい」ボタンであれば、端末130により生成した回答情報は「現在の状態を機器接続許可状態に切り替えることを許可する」との情報であってもよいことを説明する必要がある。当然ながら、ユーザがクリックしたボタンが、図5−5に示した表示インターフェイス510の「いいえ」ボタンであれば、端末130によって生成した回答情報は「現在の状態を機器接続許可状態に切り替えることを不可する」との情報であってもよい。ここで、本実施例に示した回答情報は、単に、例示的なものであり、本発明を限定しない。
ステップ507において、端末の回答情報が、ネットワーク接続機器の状態を機器接続許可状態に切り替えるための指示であると、ネットワーク接続機器の状態を機器接続許可状態に切り替えるためのネットワーク接続機器に、回答情報を送信する。
端末130は、ネットワーク接続機器120が送信した状態切替要求を受信した後に、ネットワーク接続機器120に、回答情報を送信してもよい。一例として、端末130は、ネットワーク接続機器120に、「現在の状態を機器接続許可状態に切り替えることを許可する」、或いは、「機器識別子ID−Bに対応する通信機器に対するネットワーク接続を許可する」との回答情報を送信する。
ステップ508において、ネットワーク接続機器は、端末が送信した回答情報を受信する。
端末130がネットワーク接続機器120に回答情報を送信すると、ネットワーク接続機器120は、端末130が送信した回答情報を受信してもよい。一例として、ネットワーク接続機器120は、端末130が送信した、「現在の状態を機器接続許可状態に切り替えることを許可する」、或いは、「機器識別子ID−Bに対応する通信機器に対するネットワーク接続を許可する」との回答情報を受信する。
ステップ509において、ネットワーク接続機器は、回答情報が、ネットワーク接続機器の状態を機器接続許可状態に切り替えるための指示であると、ネットワーク接続機器の状態を機器接続許可状態に切り替える。
ネットワーク接続機器120は、端末130が送信した回答情報を受信した後、回答情報が、ネットワーク接続機器120が状態を機器接続許可状態に切り替えるようにするための指示であると、ネットワーク接続機器120の現在の状態を機器接続許可状態に切り替える。本発明の実施例において、回答情報は、「現在の状態を機器接続許可状態に切り替える」、或いは、「機器識別子ID−Bに対応する通信機器に対する接続ネットワークを許可する」との情報であってもよい。当該回答情報がネットワーク接続機器120の状態を機器接続許可状態に切り替えるように指示するため、ネットワーク接続機器120は、ネットワーク接続機器120の状態を機器接続許可状態に切り替える。
ネットワーク接続機器120がネットワーク接続機器120の状態を機器接続許可状態に切り替えさせた後に、もし、ネットワーク接続機器120がずっと機器接続許可状態にあると、ネットワーク接続機器120が、ネットワークを悪意に利用しようとする機器もネットワークに接続させるおそれもあるため、ネットワーク接続機器120が所定の期間内に機器接続許可状態を維持するようにした後に、再び状態を機器接続禁止状態に切り替える必要があることを説明する必要がある。一例として、図5−6は、図5−1に示す実施例によって提供するネットワーク接続機器がネットワーク接続機器の状態を機器接続許可状態に切り替える方法を示すフローチャートである。図5−6を参照すると、当該方法は、以下のステップを含んでもよい。
サブステップ5091において、ネットワーク接続機器は、ネットワーク接続機器の状態を機器接続許可状態に切り替えて、ネットワーク接続機器が所定の期間内に機器接続許可状態になるようにする。
ネットワーク接続機器120は、端末130が送信した回答情報を受信した後に、回答情報が、ネットワーク接続機器120の状態を機器接続許可状態に切り替えるようにするための指示であると、ネットワーク接続機器120の状態を機器接続許可状態に切り替えて、ネットワーク接続機器120が所定の期間内に機器接続許可状態になるようにする。ここで、所定の期間は、実際の場面によって設定してもよいし、本発明の実施例においてはこれに対して限定しない。一例として、所定の期間は、1分間である。
所定の期間は、ネットワーク接続機器120と端末130との間で予め決められたものであってもよいし、ネットワーク接続機器120が自身の状况によって設定したものであってもよいし、或いは、端末130が送信した回答情報内に含まれているものであってもよいことを説明する必要がある。ネットワーク接続機器120は、回答情報内の期間に基づいて、ネットワーク接続機器120の状態を機器接続許可状態に切り替えた後に、ネットワーク接続機器120が当該期間内に機器接続許可状態になるようにする。
ステップ510において、ネットワーク接続機器は、目標機器識別子に対応する通信機器をネットワークに接続させる。
ネットワーク接続機器120は、ネットワーク接続機器120がステップ508で受信した回答情報内に目標機器識別子が含まれていると、当該目標機器識別子に対応する通信機器をネットワークに接続させる。一例として、ネットワーク接続機器120は、ネットワーク接続機器120が受信した回答情報が、「機器識別子ID−Bに対応する通信機器に対するネットワーク接続を許可する」との情報であると、機器識別子ID−Bに対応する通信機器(第2通信機器である)をネットワークに接続させる。
ステップ511において、ネットワーク接続機器は、目標機器識別子に対応する通信機器に、目標機器識別子に対応する通信機器に対するネットワーク接続に成功したことを指示するための応答メッセージを送信する。
ネットワーク接続機器120は、目標機器識別子に対応する通信機器をネットワークに接続させた後に、目標機器識別子に対応する通信機器に、応答メッセージを送信してもよい。ここで、応答メッセージ内には関連許可ビットが含まれてもよい。当該関連許可ビットの値が第1所定の数値であると、当該応答メッセージはネットワーク接続成功を指示し、当該関連許可ビットの値が第2所定の数値であると、当該応答メッセージはネットワーク接続失敗を指示する。一例として、第1所定の数値は「1」であり、第2所定の数値は「0」である。
本発明の実施例において、目標機器識別子に対応する通信機器に対するネットワーク接続に成功したため、応答メッセージ内の当該関連許可ビットの値は第1所定の数値である。例えば、ネットワーク接続機器120が第2通信機器に応答メッセージを送信して、当該応答メッセージ内の関連許可ビットの値が第1所定の数値であると、当該応答メッセージは第2通信機器に対するネットワーク接続に成功したことを指示する。
ステップ512において、ネットワーク接続機器の現在の状態が機器接続許可状態にあると、ネットワーク接続機器が、第1通信機器がネットワーク接続機器により接続を許可する機器であるか否かを判断する。
ネットワーク接続機器120は、ステップ503でネットワーク接続機器120の現在の状態が機器接続許可状態にあることが検出されると、第1通信機器110が、ネットワーク接続機器120により接続を許可する機器であるか否かを判断してもよい。
ここで、ネットワーク接続機器120は、第1通信機器110がブロードキャストした要求メッセージ内に、第1通信機器110の種類識別子及び第1通信機器110のアドレスの中の少なくとも一つが含まれているため、第1通信機器110の種類識別子、或いは、第1通信機器110のアドレスに基づいて、第1通信機器110が、ネットワーク接続機器120により接続を許可する機器であるか否かを判断してもよい。
一例として、図5−7は、図5−1に示す実施例によって提供するネットワーク接続機器120が、第1通信機器110がネットワーク接続機器120により接続を許可する機器であるか否かを判断する方法を示すフローチャートである。本実施例において、ネットワーク接続機器120は、第1通信機器110の種類識別子に基づいて第1通信機器110が、ネットワーク接続機器120により接続を許可する機器であるか否かを判断する。図5−7を参照すると、当該方法は、以下のステップを含んでもよい。
サブステップ5121aにおいて、ネットワーク接続機器は、第1通信機器の種類識別子に基づいて、第1通信機器の種類がネットワーク接続機器により接続を許可する種類であるか否かを判断する。
ここで、ネットワーク接続機器120は、接続を許可する種類識別子を保存して、第1通信機器110の種類識別子、及び、ネットワーク接続機器120に保存した種類識別子に基づいて、第1通信機器110の種類がネットワーク接続機器120により接続を許可する種類であるか否かを判断してもよい。一例として、ネットワーク接続機器120は、第1通信機器110の種類識別子に基づいて、ネットワーク接続機器120に保存した種類識別子を検索して、ネットワーク接続機器120に保存した種類識別子の中に第1通信機器110の種類識別子と同一な識別子が存在すると、ネットワーク接続機器120は、第1通信機器110の種類がネットワーク接続機器120により接続を許可する種類であると判断する。一例として、ネットワーク接続機器120に保存した種類識別子は、表2に示したようなものである。
表2を参照すると、ネットワーク接続機器120に保存した種類識別子は、ID−n及びID−mを含む。ステップ501から分かるように、第1通信機器110の種類識別子がID−mであり、ネットワーク接続機器120に保存した種類識別子の中に第1通信機器110の種類識別子ID−mと同一な識別子が存在する。そのため、ネットワーク接続機器120は、第1通信機器110の種類がネットワーク接続機器120により接続を許可する種類であると判断する。
サブステップ5122aにおいて、ネットワーク接続機器は、第1通信機器の種類がネットワーク接続機器により接続を許可する種類であると、第1通信機器がネットワーク接続機器により接続を許可する機器であると判断する。
ネットワーク接続機器120は、ネットワーク接続機器120がサブステップ5121aで第1通信機器110の種類がネットワーク接続機器120により接続を許可する種類であると判断すると、第1通信機器110がネットワーク接続機器120により接続を許可する機器であると判断する。本発明の実施例において、第1通信機器110の種類がネットワーク接続機器120により接続を許可する種類であるため、第1通信機器110はネットワーク接続機器120により接続を許可する機器である。
他の例として、図5−8は、図5−1に示す実施例によって提供するネットワーク接続機器が第1通信機器がネットワーク接続機器により接続を許可する機器であるか否かを判断する他の方法を示すフローチャートである。本実施例において、ネットワーク接続機器120は、第1通信機器110のアドレスに基づいて、第1通信機器110が、ネットワーク接続機器120により接続を許可する機器であるか否かを判断する。図5−8を参照すると、当該方法は、以下のステップを含んでもよい。
サブステップ5121bにおいて、ネットワーク接続機器は、第1通信機器のアドレスがネットワーク接続機器により接続を許可するアドレス範囲に属するか否かを判断する。
ここで、ネットワーク接続機器120に、接続を許可するアドレス範囲を保存してもよい。ネットワーク接続機器120は、第1通信機器110のアドレスに基づいて、第1通信機器110のアドレスがネットワーク接続機器120に保存した接続を許可するアドレス範囲に属するか否かを判断する。一例として、ネットワーク接続機器120に保存した接続を許可するアドレス範囲は、[ID−1、ID−100]であってもよいし、当該アドレス範囲である[ID−1、ID−100]内には、アドレスID−1、ID−2、ID−3.......ID−100の合計100個のアドレスが含まれている。
ステップ501から分かるように、第1通信機器110のアドレスがID−2であり、第1通信機器110のアドレスがネットワーク接続機器120により接続を許可するアドレス範囲である[ID−1、ID−100]に属する。
サブステップ5122bにおいて、ネットワーク接続機器は、第1通信機器のアドレスがネットワーク接続機器により接続を許可するアドレス範囲に属すると、第1通信機器がネットワーク接続機器により接続を許可する機器であると判断する。
ネットワーク接続機器120は、ネットワーク接続機器120がサブステップ5121bで第1通信機器110のアドレスがネットワーク接続機器120により接続を許可するアドレス範囲に属すると判断すると、第1通信機器110がネットワーク接続機器120により接続を許可する機器であると判断する。本発明の実施例において、第1通信機器110のアドレスID−2がネットワーク接続機器120により接続を許可するアドレス範囲である[ID−1、ID−100]に属するため、ネットワーク接続機器120は、第1通信機器110がネットワーク接続機器120により接続を許可する機器であると判断する。
ステップ513において、ネットワーク接続機器は、第1通信機器がネットワーク接続機器により接続を許可する機器であると、第1通信機器をネットワークに接続させる。
ネットワーク接続機器120は、ネットワーク接続機器120がステップ512で第1通信機器110がネットワーク接続機器120により接続を許可する機器であると判断すると、第1通信機器110をネットワークに接続させる。本発明の実施例において、第1通信機器110がネットワーク接続機器120により接続を許可する機器であるため、ネットワーク接続機器120は、第1通信機器110をネットワークに接続させる。
ステップ514において、ネットワーク接続機器は、第1通信機器に、第1通信機器に対するネットワーク接続に成功したことを指示するための応答メッセージを送信する。
ネットワーク接続機器120は、第1通信機器110をネットワークに接続させた後に、第1通信機器110に応答メッセージを送信してもよい。ここで、応答メッセージ内には、関連許可ビットが含まれてもよいし、当該関連許可ビットの値が第1所定の数値であると、当該応答メッセージはネットワーク接続成功を指示し、当該関連許可ビットの値が第2所定の数値であると、当該応答メッセージはネットワーク接続失敗を指示する。一例として、第1所定の数値は「1」であり、第2所定の数値は「0」である。本発明の実施例において、第1通信機器110に対するネットワーク接続に成功したため、応答メッセージ内の当該関連許可ビットの値は第1所定の数値である。
ネットワーク接続機器120は、ネットワーク接続機器120によってステップ503でネットワーク接続機器120の現在の状態が機器接続禁止状態にあることが検出されると、第1通信機器110に応答メッセージを送信してもよいし、当該応答メッセージ内の関連許可ビットの値は第2所定の数値であり、当該応答メッセージは第1通信機器110に対するネットワーク接続に失敗したことを指示するため、第1通信機器110が再びネットワーク接続機器120にネットワークに接続するための要求メッセージをブロードキャストするようにしてもよいことを説明する必要がある。
本発明の実施例によって提供するネットワーク接続方法のステップの順序を適当に調整してもよいし、場合によってはステップを増やしたり減らしたりしてもよいことを説明する必要がある。一例として、ステップ512乃至514をステップ504乃至511の後に位置させてもよいし、ステップ504乃至511の前に位置させてもよい。当業者が創造的労働をせずに本発明の技術範囲内で変更して得られた方法は、すべて本発明の保護範囲内に含まれるため、ここでは詳細に説明しない。
上記のように、本発明の実施例によって提供するネットワーク接続方法によると、ネットワーク接続機器は、第1通信機器がブロードキャストした要求メッセージを受信して、ネットワーク接続機器の現在の状態を検出し、現在の状態が機器接続禁止状態にあると、ネットワーク接続機器にバインディングされた端末に状態切替要求を送信すると同時に、端末が送信した回答情報に基づいてネットワーク接続機器の状態を機器接続許可状態に切り替えることにより、ネットワーク接続機器の状態を機器接続許可状態に切り替えさせた後に、第1通信機器がネットワークに接続できるようにするようになる。本発明の実施例によると、ネットワーク接続機器を介して端末に状態切替要求を送信することにより、関連技術でのネットワーク接続過程が複雑になる問題を解決して、ネットワーク接続過程を簡素化する有益な効果を達成した。
以下は、本発明の装置の実施例であり、本発明の方法の実施例を実行することができる。本発明の装置の実施例において記述していない細部内容に対しては、本発明の方法の実施例を参照してください。
図6は、例示的な一実施例に係るネットワーク接続機器を示すブロック図である。当該ネットワーク接続機器は、ソフトウェア、ハードウェア、或いは、両方の組合せによって、図1に示した実施環境中のネットワーク接続機器120の一部、或いは、全部を、実現されてもよい。図6を参照すると、当該ネットワーク接続機器は、第1受信モジュール610、検出モジュール620、第1送信モジュール630、第2受信モジュール640、及び、切替モジュール650を備える。
第1受信モジュール610は、第1通信機器がブロードキャストした要求メッセージであって、ネットワーク接続を要求するための要求メッセージを、受信する。
検出モジュール620は、ネットワーク接続機器の現在の状態を検出する。
第1送信モジュール630は、検出モジュール620によりネットワーク接続機器の現在の状態が機器接続禁止状態にあることが検出されると、ネットワーク接続機器にバインディングされた端末であって、状態切替要求に基づいて回答情報を生成するための端末に、状態切替要求を送信する。
第2受信モジュール640は、端末が送信した回答情報を受信する。
切替モジュール650は、第2受信モジュール640が受信した回答情報が、ネットワーク接続機器の状態を機器接続許可状態に切り替えるための指示であると、ネットワーク接続機器の状態を機器接続許可状態に切り替える。
上記のように、本発明の実施例によって提供するネットワーク接続機器によると、ネットワーク接続機器は、第1通信機器がブロードキャストした要求メッセージを受信して、ネットワーク接続機器の現在の状態を検出し、現在の状態が機器接続禁止状態にあると、ネットワーク接続機器にバインディングされた端末に状態切替要求を送信すると同時に、端末が送信した回答情報に基づいてネットワーク接続機器の状態を機器接続許可状態に切り替えることにより、ネットワーク接続機器の状態を機器接続許可状態に切り替えさせた後に、第1通信機器がネットワークに接続できるようにするようになる。本発明の実施例によると、ネットワーク接続機器を介して端末に状態切替要求を送信することにより、関連技術でのネットワーク接続過程が複雑になる問題を解決して、ネットワーク接続過程を簡素化する有益な効果を達成した。
図7は、例示的な他の実施例に係るネットワーク接続機器を示すブロック図である。当該ネットワーク接続機器は、ソフトウェア、ハードウェア、或いは、両方の組合せによって、図1に示した実施環境中のネットワーク接続機器120の一部、或いは、全部を、実現されてもよい。図7を参照すると、当該ネットワーク接続機器は、第1受信モジュール701、検出モジュール702、第1送信モジュール703、第2受信モジュール704、及び、切替モジュール705を備えてもよいが、これに限定されない:
第1受信モジュール701は、第1通信機器がブロードキャストした要求メッセージであって、ネットワーク接続を要求するための要求メッセージを、受信する。
検出モジュール702は、ネットワーク接続機器の現在の状態を検出する。
第1送信モジュール703は、検出モジュール702によりネットワーク接続機器の現在の状態が機器接続禁止状態にあると判断すると、ネットワーク接続機器にバインディングされた端末であって、状態切替要求に基づいて回答情報を生成するための端末に、状態切替要求を送信する。
第2受信モジュール704は、端末が送信した回答情報を受信する。
切替モジュール705は、第2受信モジュール704が受信した回答情報が、ネットワーク接続機器の状態を機器接続許可状態に切り替えるための指示であると、ネットワーク接続機器の状態を機器接続許可状態に切り替える。
オプションとして、要求メッセージは、第1通信機器の機器識別子を含み、状態切替要求は、第1通信機器の機器識別子を含む。
第1送信モジュール703は、第1通信機器が送信した要求メッセージを受信したタイミングから所定の期間内に受信した要求メッセージを、当該所定の期間内に送信した全ての通信機器の機器識別子が記録された機器識別子リストを生成して、ネットワーク接続機器にバインディングされた端末に、機器識別子リストが含まれた状態切替要求を送信する。
オプションとして、回答情報は、端末のユーザが機器識別子リスト中から選択した機器識別子である目標機器識別子を含む。
当該ネットワーク接続機器は、第1接続モジュール706、及び第2送信モジュール707をさらに備える。
第1接続モジュール706は、目標機器識別子に対応する通信機器をネットワークに接続させる。
第2送信モジュール707は、目標機器識別子に対応する通信機器に、目標機器識別子に対応する通信機器に対するネットワーク接続に成功したことを指示するための応答メッセージを送信する。
オプションとして、当該ネットワーク接続機器は、判断モジュール708、第2接続モジュール709、および、第3送信モジュール710をさらに備える。
判断モジュール708は、検出モジュール702によりネットワーク接続機器の現在の状態が機器接続許可状態にあると判断すると、第1通信機器がネットワーク接続機器により接続を許可する機器であるか否かを判断する。
第2接続モジュール709は、判断モジュール708により第1通信機器がネットワーク接続機器により接続を許可する機器であると判断すると、第1通信機器をネットワークに接続させる。
第3送信モジュール710は、第1通信機器に、第1通信機器に対するネットワーク接続に成功したことを指示するための応答メッセージを送信する。
オプションとして、要求メッセージは、第1通信機器の種類識別子を含む。
判断モジュール708は、第1通信機器の種類識別子に基づいて、第1通信機器の種類がネットワーク接続機器により接続を許可する種類であるか否かを判断して、第1通信機器の種類がネットワーク接続機器により接続を許可する種類であると、第1通信機器がネットワーク接続機器により接続を許可する機器であると判断する。
オプションとして、要求メッセージは、第1通信機器のアドレスを含む。
判断モジュール708は、第1通信機器のアドレスがネットワーク接続機器により接続を許可するアドレス範囲に属するか否かを判断して、第1通信機器のアドレスがネットワーク接続機器により接続を許可するアドレス範囲に属すると、第1通信機器がネットワーク接続機器により接続を許可する機器であると判断する。
オプションとして、切替モジュール705は、ネットワーク接続機器の状態を機器接続許可状態に切り替えて、ネットワーク接続機器が所定の期間内に機器接続許可状態になるようにする。
上記のように、本発明の実施例によって提供するネットワーク接続機器によると、ネットワーク接続機器は、第1通信機器がブロードキャストした要求メッセージを受信して、ネットワーク接続機器の現在の状態を検出し、現在の状態が機器接続禁止状態にあると、ネットワーク接続機器にバインディングされた端末に状態切替要求を送信すると同時に、端末が送信した回答情報に基づいてネットワーク接続機器の状態を機器接続許可状態に切り替えることにより、ネットワーク接続機器の状態を機器接続許可状態に切り替えさせた後に、第1通信機器がネットワークに接続できるようにするようになる。本発明の実施例によると、ネットワーク接続機器を介して端末に状態切替要求を送信することにより、関連技術でのネットワーク接続過程が複雑になる問題を解決して、ネットワーク接続過程を簡素化する有益な効果を達成した。
図8は、例示的なさらに他の実施例に係るネットワーク接続機器を示すブロック図である。当該ネットワーク接続機器は、ソフトウェア、ハードウェア、或いは、両方の組合せによって、図1に示した実施環境中の端末130の一部、或いは、全部を、実現されてもよい。図8を参照すると、当該ネットワーク接続機器は、受信モジュール810、生成モジュール820、及び、送信モジュール830を備える。
受信モジュール810は、端末にバインディングされたネットワーク接続機器が送信する状態切替要求であって、ネットワーク接続機器が、第1通信機器がブロードキャストしたネットワーク接続を要求するための要求メッセージを受信して、ネットワーク接続機器の現在の状態が機器接続禁止状態にあると判断した後に送信した状態切替要求を、受信する。
生成モジュール820は、受信モジュール810が受信した状態切替要求に基づいて、回答情報を生成する。
送信モジュール830は、生成モジュール820が生成した回答情報を、回答情報が、ネットワーク接続機器の状態を機器接続許可状態に切り替えるための指示であると、ネットワーク接続機器の状態を機器接続許可状態に切り替えるためのネットワーク接続機器に、送信する。
上記のように、本発明の実施例によって提供するネットワーク接続機器によると、端末は、端末にバインディングされたネットワーク接続機器が送信した状態切替要求を受信して、状態切替要求に基づいて回答情報を生成すると同時に、ネットワーク接続機器に回答情報を送信して、ネットワーク接続機器が回答情報に基づいてネットワーク接続機器の状態を機器接続許可状態に切り替えることにより、ネットワーク接続機器の状態を機器接続許可状態に切り替えさせた後に、第1通信機器はネットワークに接続できるようになる。本発明の実施例によると、端末が、ネットワーク接続機器が送信した状態切替要求を受信することにより、関連技術でのネットワーク接続過程が複雑になる問題を解決して、ネットワーク接続過程を簡素化する有益な効果を達成した。
オプションとして、状態切替要求は、第1通信機器の機器識別子を含む。
受信モジュール810は、端末にバインディングされたネットワーク接続機器が送信した機器識別子リストが含まれた状態切替要求であって、第1通信機器が送信した要求メッセージを受信したタイミングから所定の期間内に受信した要求メッセージを、当該所定の期間内に送信した全ての通信機器の機器識別子が記録された機器識別子リストが含まれた状態切替要求を、受信する。
オプションとして、生成モジュール820は、状態切替要求に基づいて、機器識別子リストを表示して、ユーザが、機器識別子リスト中から選択した機器識別子である目標機器識別子をトリガして生成したトリガ命令を受信して、トリガ命令に基づいて、目標機器識別子が含まれた回答情報を生成する。
上記のように、本発明の実施例によって提供するネットワーク接続機器によると、端末は、端末にバインディングされたネットワーク接続機器が送信した状態切替要求を受信して、状態切替要求に基づいて回答情報を生成すると同時に、ネットワーク接続機器に回答情報を送信して、ネットワーク接続機器が回答情報に基づいてネットワーク接続機器の状態を機器接続許可状態に切り替えるようにすることにより、ネットワーク接続機器の状態を機器接続許可状態に切り替えさせた後に、第1通信機器はネットワークに接続できるようになる。本発明の実施例によると、端末が、ネットワーク接続機器が送信した状態切替要求を受信することにより、関連技術でのネットワーク接続過程が複雑になる問題を解決して、ネットワーク接続過程を簡素化する有益な効果を達成した。
図9は、例示的な他の実施例に係るネットワーク接続機器を示すブロック図である。当該ネットワーク接続機器は、ソフトウェア、ハードウェア、或いは、両方の組合せによって、図1に示した実施環境中の第1通信機器110の一部、或いは、全部を、実現されてもよい。図9を参照すると、当該ネットワーク接続機器は、ブロードキャストモジュール910を備える。
ブロードキャストモジュール910は、ネットワーク接続機器の現在の状態を検出して、ネットワーク接続機器の現在の状態が機器接続禁止状態にあると、ネットワーク接続機器にバインディングされた端末に状態切替要求を送信するためのネットワーク接続機器に、ネットワーク接続を要求するための要求メッセージをブロードキャストする。
オプションとして、要求メッセージは、第1通信機器の機器識別子を含み、要求メッセージは、第1通信機器の種類識別子及び第1通信機器のアドレスの中の少なくとも一つを含む。
上記のように、本発明の実施例によって提供するネットワーク接続機器によると、第1通信機器は、ネットワーク接続機器にネットワーク接続を要求するための要求メッセージをブロードキャストして、ネットワーク接続機器が、ネットワーク接続機器の現在の状態が機器接続禁止状態にあると、ネットワーク接続機器にバインディングされた端末に状態切替要求を送信して、端末が送信した回答情報に基づいてネットワーク接続機器の状態を機器接続許可状態に切り替えるようにすることにより、ネットワーク接続機器の状態を機器接続許可状態に切り替えさせた後に、第1通信機器はネットワークに接続できるようになる。本発明の実施例によると、ネットワーク接続機器を介して端末に状態切替要求を送信することにより、関連技術でのネットワーク接続過程が複雑になる問題を解決して、ネットワーク接続過程を簡素化する有益な効果を達成した。
図10は、例示的な一実施例に係るネットワーク接続機器1000を示すブロック図である。ネットワーク接続機器1000は、図1に示した実施環境中のネットワーク接続機器120であってもよい。例えば、機器1000は、ゲートウェイ、ルータ、等であってもよい。
図10を参照して、機器1000は、プロセスアセンブリ1002、メモリ1004、電源アセンブリ1006、マルチメディアアセンブリ1008、オーディオアセンブリ1010、入出力(I/O)インターフェイス1012、センサアセンブリ1014、及び通信アセンブリ1016のような一つ以上のアセンブリを含んでよい。
プロセスアセンブリ1002は、一般的には機器1000の全体の動作を制御するものであり、例えば、表示、電話呼び出し、データ通信、カメラ動作、及び記録動作と関連する動作を制御する。プロセスアセンブリ1002は、一つ以上のプロセッサ1020を含み、これらによって命令を実行することにより、上記の方法の全部、或いは一部のステップを実現するようにしてもよい。なお、プロセスアセンブリ1002は、一つ以上のモジュールを含み、これらによってプロセスアセンブリ1002と他のアセンブリの間のインタラクションを容易にするようにしてもよい。例えば、プロセスアセンブリ1002は、マルチメディアモジュールを含み、これらによってマルチメディアアセンブリ1008とプロセスアセンブリ1002の間のインタラクションを容易にするようにしてもよい。
メモリ1004は、各種類のデータを記憶することにより機器1000の動作を支援するように構成される。これらのデータの例は、機器1000において動作するいずれのアプリケーションプログラム又は方法の命令、連絡対象データ、電話帳データ、メッセージ、画像、ビデオ等を含む。メモリ1004は、いずれの種類の揮発性メモリ、不揮発性メモリ記憶デバイスまたはそれらの組み合わせによって実現されてもよく、例えば、SRAM(StaticRandomAccessMemory)EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read−Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、PROM(Programmable ROM)、ROM(Read Only Member)、磁気メモリ、フラッシュメモリ、磁気ディスク、或いは光ディスクである。
電源アセンブリ1006は、機器1000の多様なアセンブリに電力を供給する。電源アセンブリ1006は、電源管理システム、一つ以上の電源、及び機器1000のための電力の生成、管理及び割り当てに関連付けられている他のアセンブリを含んでもよい。
マルチメディアアセンブリ1008は、前記機器1000とユーザの間に一つの出力インターフェイスを提供するスクリーンを含む。上記の実施例において、スクリーンは液晶モニター(LCD)とタッチパネル(TP)を含んでもよい。スクリーンがタッチパネルを含むことにより、スクリーンはタッチスクリーンを実現することができ、ユーザからの入力信号を受信することができる。タッチパネルは一つ以上のタッチセンサを含んでおり、タッチ、スワイプ、及びタッチパネル上のジェスチャを検出することができる。前記タッチセンサは、タッチ、或いはスワイプの動作の境界だけでなく、前記のタッチ、或いはスワイプ操作に係る継続時間及び圧力も検出できる。上記の実施例において、マルチメディアアセンブリ1008は、一つのフロントカメラ、及び/又はリアカメラを含む。機器1000が、例えば撮影モード、或いはビデオモード等の動作モードにある場合、フロントカメラ、及び/又はリアカメラは外部からマルチメディアデータを受信できる。フロントカメラとリアカメラのそれぞれは、一つの固定型の光レンズ系、或いは可変焦点距離と光学ズーム機能を有するものであってもよい。
オーディオアセンブリ1010は、オーディオ信号を入出力するように構成されてもよい。例えば、オーディオアセンブリ1010は、一つのマイク(MIC)を含み、機器1000が、例えば呼出しモード、記録モード、及び音声認識モード等の動作モードにある場合、マイクは外部のオーディオ信号を受信することができる。受信されたオーディオ信号は、さらにメモリ1004に記憶されたり、通信アセンブリ1016を介して送信されたりされる。上記の実施例において、オーディオアセンブリ1010は、オーディオ信号を出力するための一つのスピーカーをさらに含む。
I/Oインターフェイス1012は、プロセスアセンブリ1002と周辺インターフェイスモジュールの間にインターフェイスを提供するものであり、上記周辺インターフェイスモジュールは、キーボード、クリックホイール、ボタン等であってもよい。これらのボタンは、ホームボタン、ボリュームボタン、作動ボタン、ロッキングボタンを含んでもよいが、これらに限定されない。
センサアセンブリ1014は、機器1000に各種の状態に対する評価を提供するための一つ以上のセンサを含む。例えば、センサアセンブリ1014は、機器1000のON/OFF状態、機器1000のディスプレイとキーパッドのようなアセンブリの相対的な位置決めを検出できる。また、例えば、センサアセンブリ1014は、機器1000、或いは機器1000の一つのアセンブリの位置変更、ユーザと機器1000とが接触しているか否か、機器1000の方位、又は加速/減速、機器1000の温度の変化を検出できる。センサアセンブリ1014は、何れの物理的接触がない状態にて付近の物体の存在を検出するための近接センサを含んでもよい。センサアセンブリ1014は、撮影アプリケーションに適用するため、CMOS、又はCCD画像センサのような光センサを含んでもよい。上記の実施例において、当該センサアセンブリ1014は、加速度センサ、ジャイロスコープセンサ、磁気センサ、圧力センサ、及び温度センサをさらに含んでもよい。
通信アセンブリ1016は、機器1000と他の機器の間に有線、又は利便性のよい形態の通信を提供する。機器1000は、例えばWiFi(登録商標)、2G、3G、或いはこれらの組み合わせのような、通信規格に基づいた無線ネットワークに接続されてもよい。一つの例示的な実施例において、通信アセンブリ1016は、放送チャンネルを介して外部の放送管理システムからの放送信号、又は放送に関連する情報を受信する。一つの例示的な実施例において、前記通信アセンブリ1016は、近距離無線通信(NFC)モジュールをさらに含むことにより、近距離通信を可能にする。例えば、NFCモジュールは、RFID(Radio Frequency IDentification)技術、IrDA(Infrared Data Association)技術、UWB(Ultra Wide Band)技術、BT(Bluetooth(登録商標))技術、他の技術に基づいて実現できる。
例示的な実施例において、機器1000は、一つ以上のASIC(ApplicationSpecific Integrated Circuit)、DSP(Digital Signal Processor)、DSPD(Digital Signal Processing Device)、PLD(Programmable Logic Device)、FPGA(Field−Programmable Gate Array)、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサ、または他の電子部品によって実現されるものであり、上記方法を実行する。
例示的な実施例において、さらに、命令を含むコンピュータ読取り可能な非一時的な記録媒体、例えば命令を含むメモリ1004を提供しており、機器1000のプロセッサ1020により上記命令を実行して上記方法を実現する。例えば、前記コンピュータ読取り可能な非一時的な記録媒体は、ROM、RAM、CD−ROM、磁気テープ、フロッピー(登録商標)ディスク、光データ記憶デバイス等である。
コンピュータ読取り可能な非一時的な記録媒体は、当該記録媒体中の命令が機器1000のプロセッサによって実行される際に、機器1000に、ネットワーク接続方法を実行させる。
当該方法は、
第1通信機器がブロードキャストした要求メッセージであって、ネットワーク接続を要求するための要求メッセージを、受信するステップと、
ネットワーク接続機器の現在の状態を検出するステップと、
ネットワーク接続機器の現在の状態が機器接続禁止状態にあると、ネットワーク接続機器にバインディングされた端末であって、状態切替要求に基づいて回答情報を生成するための端末に、状態切替要求を送信するステップと、
端末が送信した回答情報を受信するステップと;
回答情報が、ネットワーク接続機器の状態を機器接続許可状態に切り替えるための指示であると、ネットワーク接続機器の状態を機器接続許可状態に切り替えるステップと
を含む。
オプションとして、要求メッセージは、第1通信機器の機器識別子を含み、状態切替要求は、第1通信機器の機器識別子を含み、
ネットワーク接続機器にバインディングされた端末に状態切替要求を送信するステップは、
第1通信機器が送信した要求メッセージを受信したタイミングから所定の期間内に受信した要求メッセージを、当該所定の期間内に送信した全ての通信機器の機器識別子が記録された機器識別子リストを生成するステップと、
ネットワーク接続機器にバインディングされた端末に機器識別子リストが含まれた状態切替要求を送信するステップと
を含む。
オプションとして、回答情報は、端末のユーザが機器識別子リスト中から選択した機器識別子である目標機器識別子を含む。
当該方法は、
目標機器識別子に対応する通信機器をネットワークに接続させるステップと、
目標機器識別子に対応する通信機器に、目標機器識別子に対応する通信機器に対するネットワーク接続に成功したことを指示するための応答メッセージを送信するステップと
をさらに含む。
オプションとして、当該方法は、
ネットワーク接続機器の現在の状態が機器接続許可状態にあると、第1通信機器がネットワーク接続機器により接続を許可する機器であるか否かを判断するステップと、
第1通信機器がネットワーク接続機器により接続を許可する機器であると、第1通信機器をネットワークに接続させるステップと、
第1通信機器に、第1通信機器に対するネットワーク接続に成功したことを指示するための応答メッセージを送信するステップと
をさらに含む。
オプションとして、要求メッセージは、第1通信機器の種類識別子を含み、
第1通信機器がネットワーク接続機器により接続を許可する機器であるか否かを判断するステップは、
第1通信機器の種類識別子に基づいて、第1通信機器の種類がネットワーク接続機器により接続を許可する種類であるか否かを判断するステップと、
第1通信機器の種類がネットワーク接続機器により接続を許可する種類であると、第1通信機器がネットワーク接続機器により接続を許可する機器であると判断するステップと
を含む。
オプションとして、要求メッセージは、第1通信機器のアドレスを含み、
第1通信機器がネットワーク接続機器により接続を許可する機器であるか否かを判断するステップは、
第1通信機器のアドレスがネットワーク接続機器により接続を許可するアドレス範囲に属するか否かを判断するステップと、
第1通信機器のアドレスがネットワーク接続機器により接続を許可するアドレス範囲に属すると、第1通信機器がネットワーク接続機器により接続を許可する機器であると判断するステップと
を含む。
オプションとして、ネットワーク接続機器の状態を機器接続許可状態に切り替えるステップは、
ネットワーク接続機器の状態を機器接続許可状態に切り替えて、ネットワーク接続機器が所定の期間内に機器接続許可状態になるようにするステップ
を含む。
上記のように、本発明の実施例によって提供するネットワーク接続機器によると、ネットワーク接続機器は、第1通信機器がブロードキャストした要求メッセージを受信して、ネットワーク接続機器の現在の状態を検出し、現在の状態が機器接続禁止状態にあると、ネットワーク接続機器にバインディングされた端末に状態切替要求を送信すると同時に、端末が送信した回答情報に基づいてネットワーク接続機器の状態を機器接続許可状態に切り替えることにより、ネットワーク接続機器の状態を機器接続許可状態に切り替えさせた後に、第1通信機器がネットワークに接続できるようにするようになる。本発明の実施例によると、ネットワーク接続機器を介して端末に状態切替要求を送信することにより、関連技術でのネットワーク接続過程が複雑になる問題を解決して、ネットワーク接続過程を簡素化する有益な効果を達成した。
図11は、例示的な他の実施例に係るネットワーク接続機器1100を示すブロック図である。当該ネットワーク接続機器1100は、図1に示した実施環境中の端末130であってもよい。例えば、機器1100は、携帯電話、コンピュータ、デジタル放送端末、メッセージ送受信デバイス、ゲームコンソール、タブレットデバイス、医療機器、フィットネス機器、パーソナルデジタルアシスタント等であってもよい。
図11を参照して、機器1100は、プロセスアセンブリ1102、メモリ1104、電源アセンブリ1106、マルチメディアアセンブリ1108、オーディオアセンブリ1110、入出力(I/O)インターフェイス1112、センサアセンブリ1114、及び通信アセンブリ1116のような一つ以上のアセンブリを含んでよい。
プロセスアセンブリ1102は、一般的には機器1100の全体の動作を制御するものであり、例えば、表示、電話呼び出し、データ通信、カメラ動作、及び記録動作と関連する動作を制御する。プロセスアセンブリ1102は、一つ以上のプロセッサ1120を含み、これらによって命令を実行することにより、上記の方法の全部、或いは一部のステップを実現するようにしてもよい。なお、プロセスアセンブリ1102は、一つ以上のモジュールを含み、これらによってプロセスアセンブリ1102と他のアセンブリの間のインタラクションを容易にするようにしてもよい。例えば、プロセスアセンブリ1102は、マルチメディアモジュールを含み、これらによってマルチメディアアセンブリ1108とプロセスアセンブリ1102の間のインタラクションを容易にするようにしてもよい。
メモリ1104は、各種類のデータを記憶することにより機器1100の動作を支援するように構成される。これらのデータの例は、機器1100において動作するいずれのアプリケーションプログラム又は方法の命令、連絡対象データ、電話帳データ、メッセージ、画像、ビデオ等を含む。メモリ1104は、いずれの種類の揮発性メモリ、不揮発性メモリ記憶デバイスまたはそれらの組み合わせによって実現されてもよく、例えば、SRAM(StaticRandomAccessMemory)EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read−Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、PROM(Programmable ROM)、ROM(Read Only Member)、磁気メモリ、フラッシュメモリ、磁気ディスク、或いは光ディスクである。
電源アセンブリ1106は、機器1100の多様なアセンブリに電力を供給する。電源アセンブリ1106は、電源管理システム、一つ以上の電源、及び機器1100のための電力の生成、管理及び割り当てに関連付けられている他のアセンブリを含んでもよい。
マルチメディアアセンブリ1108は、前記機器1100とユーザの間に一つの出力インターフェイスを提供するスクリーンを含む。上記の実施例において、スクリーンは液晶モニター(LCD)とタッチパネル(TP)を含んでもよい。スクリーンがタッチパネルを含むことにより、スクリーンはタッチスクリーンを実現することができ、ユーザからの入力信号を受信することができる。タッチパネルは一つ以上のタッチセンサを含んでおり、タッチ、スワイプ、及びタッチパネル上のジェスチャを検出することができる。前記タッチセンサは、タッチ、或いはスワイプの動作の境界だけでなく、前記のタッチ、或いはスワイプ操作に係る継続時間及び圧力も検出できる。上記の実施例において、マルチメディアアセンブリ1108は、一つのフロントカメラ、及び/又はリアカメラを含む。機器1100が、例えば撮影モード、或いはビデオモード等の動作モードにある場合、フロントカメラ、及び/又はリアカメラは外部からマルチメディアデータを受信できる。フロントカメラとリアカメラのそれぞれは、一つの固定型の光レンズ系、或いは可変焦点距離と光学ズーム機能を有するものであってもよい。
オーディオアセンブリ1110は、オーディオ信号を入出力するように構成されてもよい。例えば、オーディオアセンブリ1110は、一つのマイク(MIC)を含み、機器1100が、例えば呼出しモード、記録モード、及び音声認識モード等の動作モードにある場合、マイクは外部のオーディオ信号を受信することができる。受信されたオーディオ信号は、さらにメモリ1104に記憶されたり、通信アセンブリ1116を介して送信されたりされる。上記の実施例において、オーディオアセンブリ1110は、オーディオ信号を出力するための一つのスピーカーをさらに含む。
I/Oインターフェイス1112は、プロセスアセンブリ1102と周辺インターフェイスモジュールの間にインターフェイスを提供するものであり、上記周辺インターフェイスモジュールは、キーボード、クリックホイール、ボタン等であってもよい。これらのボタンは、ホームボタン、ボリュームボタン、作動ボタン、ロッキングボタンを含んでもよいが、これらに限定されない。
センサアセンブリ1114は、機器1100に各種の状態に対する評価を提供するための一つ以上のセンサを含む。例えば、センサアセンブリ1114は、機器1100のON/OFF状態、機器1100のディスプレイとキーパッドのようなアセンブリの相対的な位置決めを検出できる。また、例えば、センサアセンブリ1114は、機器1100、或いは機器1100の一つのアセンブリの位置変更、ユーザと機器1100とが接触しているか否か、機器1100の方位、又は加速/減速、機器1100の温度の変化を検出できる。センサアセンブリ1114は、何れの物理的接触がない状態にて付近の物体の存在を検出するための近接センサを含んでもよい。センサアセンブリ1114は、撮影アプリケーションに適用するため、CMOS、又はCCD画像センサのような光センサを含んでもよい。上記の実施例において、当該センサアセンブリ1114は、加速度センサ、ジャイロスコープセンサ、磁気センサ、圧力センサ、及び温度センサをさらに含んでもよい。
通信アセンブリ1116は、機器1100と他の機器の間に有線、又は利便性のよい形態の通信を提供する。機器1100は、例えばWiFi(登録商標)、2G、3G、或いはこれらの組み合わせのような、通信規格に基づいた無線ネットワークに接続されてもよい。一つの例示的な実施例において、通信アセンブリ1116は、放送チャンネルを介して外部の放送管理システムからの放送信号、又は放送に関連する情報を受信する。一つの例示的な実施例において、前記通信アセンブリ1116は、近距離無線通信(NFC)モジュールをさらに含むことにより、近距離通信を可能にする。例えば、NFCモジュールは、RFID(Radio Frequency IDentification)技術、IrDA(Infrared Data Association)技術、UWB(Ultra Wide Band)技術、BT(Bluetooth(登録商標))技術、他の技術に基づいて実現できる。
例示的な実施例において、機器1100は、一つ以上のASIC(ApplicationSpecific Integrated Circuit)、DSP(Digital Signal Processor)、DSPD(Digital Signal Processing Device)、PLD(Programmable Logic Device)、FPGA(Field−Programmable Gate Array)、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサ、または他の電子部品によって実現されるものであり、上記方法を実行する。
例示的な実施例において、さらに、命令を含むコンピュータ読取り可能な非一時的な記録媒体、例えば命令を含むメモリ1104を提供しており、機器1100のプロセッサ1120により上記命令を実行して上記方法を実現する。例えば、前記コンピュータ読取り可能な非一時的な記録媒体は、ROM、RAM、CD−ROM、磁気テープ、フロッピー(登録商標)ディスク、光データ記憶デバイス等である。
コンピュータ読取り可能な非一時的な記録媒体は、当該記録媒体中の命令が機器1100のプロセッサによって実行される際に、機器1100に、ネットワーク接続方法を実行させる。
当該方法は、
端末にバインディングされたネットワーク接続機器が送信する状態切替要求であって、ネットワーク接続機器が、第1通信機器がブロードキャストしたネットワーク接続を要求するための要求メッセージを受信して、ネットワーク接続機器の現在の状態が機器接続禁止状態にあると判断した後に送信した状態切替要求を、受信するステップと、
状態切替要求に基づいて、回答情報を生成するステップと、
回答情報が、ネットワーク接続機器の状態を機器接続許可状態に切り替えるための指示であると、ネットワーク接続機器の状態を機器接続許可状態に切り替えるためのネットワーク接続機器に、回答情報を送信するステップと
を含む。
オプションとして、状態切替要求は、第1通信機器の機器識別子を含み、端末にバインディングされたネットワーク接続機器が送信する状態切替要求であって、を受信するステップは、
端末にバインディングされたネットワーク接続機器が送信した機器識別子リストが含まれた状態切替要求であって、第1通信機器が送信した要求メッセージを受信したタイミングから所定の期間内に受信した要求メッセージを、当該所定の期間内に送信した全ての通信機器の機器識別子が記録された機器識別子リストが含まれた状態切替要求を、受信するステップ
を含む。
オプションとして、状態切替要求に基づいて、回答情報を生成するステップは、
状態切替要求に基づいて、機器識別子リストを表示するステップと、
ユーザが、機器識別子リスト中から選択した機器識別子である目標機器識別子をトリガして生成したトリガ命令を受信するステップと、
トリガ命令に基づいて、目標機器識別子が含まれた回答情報を生成するステップと
を含む。
上記のように、本発明の実施例によって提供するネットワーク接続機器によると、端末は、端末にバインディングされたネットワーク接続機器が送信した状態切替要求を受信して、状態切替要求に基づいて回答情報を生成すると同時に、ネットワーク接続機器に回答情報を送信して、ネットワーク接続機器が回答情報に基づいてネットワーク接続機器の状態を機器接続許可状態に切り替えるようにすることにより、ネットワーク接続機器の状態を機器接続許可状態に切り替えさせた後に、第1通信機器はネットワークに接続できるようになる。本発明の実施例によると、端末が、ネットワーク接続機器が送信した状態切替要求を受信することにより、関連技術でのネットワーク接続過程が複雑になる問題を解決して、ネットワーク接続過程を簡素化する有益な効果を達成した。
図12は、例示的なさらに他の実施例に係るネットワーク接続機器1200を示すブロック図である。当該ネットワーク接続機器1200は、図1に示した実施環境中の第1通信機器110であってもよい。例えば、機器1200は、スマートカメラ、スマートソケット、携帯電話、コンピュータ、デジタル放送端末、メッセージ送受信デバイス、ゲームコンソール、タブレットデバイス、医療機器、フィットネス機器、パーソナルデジタルアシスタント等であってもよい。
図12を参照して、機器1200は、プロセスアセンブリ1202、メモリ1204、電源アセンブリ1206、マルチメディアアセンブリ1208、オーディオアセンブリ1210、入出力(I/O)インターフェイス1212、センサアセンブリ1214、及び通信アセンブリ1216のような一つ以上のアセンブリを含んでよい。
プロセスアセンブリ1202は、一般的には機器1200の全体の動作を制御するものであり、例えば、表示、電話呼び出し、データ通信、カメラ動作、及び記録動作と関連する動作を制御する。プロセスアセンブリ1202は、一つ以上のプロセッサ1220を含み、これらによって命令を実行することにより、上記の方法の全部、或いは一部のステップを実現するようにしてもよい。なお、プロセスアセンブリ1202は、一つ以上のモジュールを含み、これらによってプロセスアセンブリ1202と他のアセンブリの間のインタラクションを容易にするようにしてもよい。例えば、プロセスアセンブリ1202は、マルチメディアモジュールを含み、これらによってマルチメディアアセンブリ1208とプロセスアセンブリ1202の間のインタラクションを容易にするようにしてもよい。
メモリ1204は、各種類のデータを記憶することにより機器1200の動作を支援するように構成される。これらのデータの例は、機器1200において動作するいずれのアプリケーションプログラム又は方法の命令、連絡対象データ、電話帳データ、メッセージ、画像、ビデオ等を含む。メモリ1204は、いずれの種類の揮発性メモリ、不揮発性メモリ記憶デバイスまたはそれらの組み合わせによって実現されてもよく、例えば、SRAM(StaticRandomAccessMemory)EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read−Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、PROM(Programmable ROM)、ROM(Read Only Member)、磁気メモリ、フラッシュメモリ、磁気ディスク、或いは光ディスクである。
電源アセンブリ1206は、機器1200の多様なアセンブリに電力を供給する。電源アセンブリ1206は、電源管理システム、一つ以上の電源、及び機器1200のための電力の生成、管理及び割り当てに関連付けられている他のアセンブリを含んでもよい。
マルチメディアアセンブリ1208は、前記機器1200とユーザの間に一つの出力インターフェイスを提供するスクリーンを含む。上記の実施例において、スクリーンは液晶モニター(LCD)とタッチパネル(TP)を含んでもよい。スクリーンがタッチパネルを含むことにより、スクリーンはタッチスクリーンを実現することができ、ユーザからの入力信号を受信することができる。タッチパネルは一つ以上のタッチセンサを含んでおり、タッチ、スワイプ、及びタッチパネル上のジェスチャを検出することができる。前記タッチセンサは、タッチ、或いはスワイプの動作の境界だけでなく、前記のタッチ、或いはスワイプ操作に係る継続時間及び圧力も検出できる。上記の実施例において、マルチメディアアセンブリ1208は、一つのフロントカメラ、及び/又はリアカメラを含む。機器1200が、例えば撮影モード、或いはビデオモード等の動作モードにある場合、フロントカメラ、及び/又はリアカメラは外部からマルチメディアデータを受信できる。フロントカメラとリアカメラのそれぞれは、一つの固定型の光レンズ系、或いは可変焦点距離と光学ズーム機能を有するものであってもよい。
オーディオアセンブリ1210は、オーディオ信号を入出力するように構成されてもよい。例えば、オーディオアセンブリ1210は、一つのマイク(MIC)を含み、機器1200が、例えば呼出しモード、記録モード、及び音声認識モード等の動作モードにある場合、マイクは外部のオーディオ信号を受信することができる。受信されたオーディオ信号は、さらにメモリ1204に記憶されたり、通信アセンブリ1216を介して送信されたりされる。上記の実施例において、オーディオアセンブリ1210は、オーディオ信号を出力するための一つのスピーカーをさらに含む。
I/Oインターフェイス1212は、プロセスアセンブリ1202と周辺インターフェイスモジュールの間にインターフェイスを提供するものであり、上記周辺インターフェイスモジュールは、キーボード、クリックホイール、ボタン等であってもよい。これらのボタンは、ホームボタン、ボリュームボタン、作動ボタン、ロッキングボタンを含んでもよいが、これらに限定されない。
センサアセンブリ1214は、機器1200に各種の状態に対する評価を提供するための一つ以上のセンサを含む。例えば、センサアセンブリ1214は、機器1200のON/OFF状態、機器1200のディスプレイとキーパッドのようなアセンブリの相対的な位置決めを検出できる。また、例えば、センサアセンブリ1214は、機器1200、或いは機器1200の一つのアセンブリの位置変更、ユーザと機器1200とが接触しているか否か、機器1200の方位、又は加速/減速、機器1200の温度の変化を検出できる。センサアセンブリ1214は、何れの物理的接触がない状態にて付近の物体の存在を検出するための近接センサを含んでもよい。センサアセンブリ1214は、撮影アプリケーションに適用するため、CMOS、又はCCD画像センサのような光センサを含んでもよい。上記の実施例において、当該センサアセンブリ1214は、加速度センサ、ジャイロスコープセンサ、磁気センサ、圧力センサ、及び温度センサをさらに含んでもよい。
通信アセンブリ1216は、機器1200と他の機器の間に有線、又は利便性のよい形態の通信を提供する。機器1200は、例えばWiFi(登録商標)、2G、3G、或いはこれらの組み合わせのような、通信規格に基づいた無線ネットワークに接続されてもよい。一つの例示的な実施例において、通信アセンブリ1216は、放送チャンネルを介して外部の放送管理システムからの放送信号、又は放送に関連する情報を受信する。一つの例示的な実施例において、前記通信アセンブリ1216は、近距離無線通信(NFC)モジュールをさらに含むことにより、近距離通信を可能にする。例えば、NFCモジュールは、RFID(Radio Frequency IDentification)技術、IrDA(Infrared Data Association)技術、UWB(Ultra Wide Band)技術、BT(Bluetooth(登録商標))技術、他の技術に基づいて実現できる。
例示的な実施例において、機器1200は、一つ以上のASIC(ApplicationSpecific Integrated Circuit)、DSP(Digital Signal Processor)、DSPD(Digital Signal Processing Device)、PLD(Programmable Logic Device)、FPGA(Field−Programmable Gate Array)、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサ、または他の電子部品によって実現されるものであり、上記方法を実行する。
例示的な実施例において、さらに、命令を含むコンピュータ読取り可能な非一時的な記録媒体、例えば命令を含むメモリ1204を提供しており、機器1200のプロセッサ1220により上記命令を実行して上記方法を実現する。例えば、前記コンピュータ読取り可能な非一時的な記録媒体は、ROM、RAM、CD−ROM、磁気テープ、フロッピー(登録商標)ディスク、光データ記憶デバイス等である。
コンピュータ読取り可能な非一時的な記録媒体は、当該記録媒体中の命令が機器1200のプロセッサによって実行される際に、機器1200に、ネットワーク接続方法を実行させる。
当該方法は、
ネットワーク接続機器の現在の状態を検出して、ネットワーク接続機器の現在の状態が機器接続禁止状態にあると、ネットワーク接続機器にバインディングされた端末に状態切替要求を送信するためのネットワーク接続機器に、ネットワーク接続を要求するための要求メッセージをブロードキャストするステップ
を含む。
オプションとして、要求メッセージは、第1通信機器の機器識別子を含み、要求メッセージは、第1通信機器の種類識別子及び第1通信機器のアドレスの中の少なくとも一つを含む。
上記のように、本発明の実施例によって提供するネットワーク接続機器によると、第1通信機器は、ネットワーク接続機器にネットワーク接続を要求するための要求メッセージをブロードキャストして、ネットワーク接続機器が、ネットワーク接続機器の現在の状態が機器接続禁止状態にあると、ネットワーク接続機器にバインディングされた端末に状態切替要求を送信して、端末が送信した回答情報に基づいてネットワーク接続機器の状態を機器接続許可状態に切り替えるようにすることにより、ネットワーク接続機器の状態を機器接続許可状態に切り替えさせた後に、第1通信機器はネットワークに接続できるようになる。本発明の実施例によると、ネットワーク接続機器を介して端末に状態切替要求を送信することにより、関連技術でのネットワーク接続過程が複雑になる問題を解決して、ネットワーク接続過程を簡素化する有益な効果を達成した。
図13は、例示的な一実施例に係るネットワーク接続システム1300の構成を示す模式図である。図13を参照すると、当該ネットワーク接続システム1300は、第1通信機器1310、ネットワーク接続機器1320及び端末1330を備える。
ここで、第1通信機器1310は、図9、或いは、図12に示したネットワーク接続機器を含む。
ネットワーク接続機器1320は、図6、図7、或いは、図10に示したネットワーク接続機器を含む。
端末1330は、図8、或いは、図11に示したネットワーク接続機器を含む。
上記のように、本発明の実施例によって提供するネットワーク接続システムによると、第1通信機器は、ネットワーク接続機器に要求メッセージを送信し、ネットワーク接続機器は、第1通信機器がブロードキャストした要求メッセージを受信して、ネットワーク接続機器の現在の状態を検出して、現在の状態が機器接続禁止状態にあると、ネットワーク接続機器にバインディングされた端末に状態切替要求を送信すると同時に、端末が送信した回答情報に基づいてネットワーク接続機器の状態を機器接続許可状態に切り替えることにより、ネットワーク接続機器の状態を機器接続許可状態に切り替えさせた後に、第1通信機器がネットワークに接続できるようにするようになる。本発明の実施例によると、ネットワーク接続機器を介して端末に状態切替要求を送信することにより、関連技術でのネットワーク接続過程が複雑になる問題を解決して、ネットワーク接続過程を簡素化する有益な効果を達成した。
当業者は、明細書を検討して本発明を実施した後、本発明の他の実施例を容易に考え出すことができる。本願は、本発明のいずれの変形、用途、又は適応的な変更をカバーすることを意図しており、これらの変形、用途、又は適応的な変更は、本発明の一般的な原理に従い、また、本発明は公開していない当該技術分野の公知の知識又は通常の技術手段を含む。明細書と実施例は単なる例示として考慮され、本発明の本当の範囲と趣旨は以下の特許請求の範囲に記載される。
本発明は上記に記述され、また図面で示した厳密な構成に限定されず、その範囲を逸脱しない限り多様な置換えと変更を行うことができると、理解されるべきである。本発明の範囲は添付の特許請求の範囲のみにより限定される。
本願は、出願番号がCN201510463356.3であって、出願日が2015年7月31日である中国特許出願に基づいて優先権を主張し、当該中国特許出願のすべての内容を援用する。