JP2017090944A - 相続税申告書作成サーバ装置、相続税申告書作成プログラム、及び、相続税申告書作成システム - Google Patents

相続税申告書作成サーバ装置、相続税申告書作成プログラム、及び、相続税申告書作成システム Download PDF

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Abstract

【課題】相続人自らが、相続税申告書を容易に作成できることを目的とする。
【解決手段】相続税申告書作成サーバ装置は、財産の種類に応じた相続税申告書のフォーマットデータを記憶するフォーマット記憶手段と、複数種類の財産それぞれの財産情報を、前記ユーザ端末装置から取得する財産情報取得手段と、1以上の相続人それぞれの相続人情報であって、被相続人との続柄を含む相続人情報を、前記ユーザ端末装置から取得する相続人情報取得手段と、前記フォーマット記憶手段に記憶されているフォーマットデータを用いて、前記相続人情報、及び、前記財産情報に基づいて、前記財産情報取得手段で取得した財産の種類に応じた相続税申告書を提出可能な態様で印刷するための申告書データを作成する申告書作成手段とを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、ネットワークを利用して相続税の申告書を作成する技術に関する。
納税に関して、例えば、確定申告などの納税手続きは、納税者自らが作成する場合も多く、毎年行う手続きであることから、申告書の作成は徐々に慣れていくことが考えられる。
しかし、相続税の申告書は、殆どの人にとっては、一生に数回作成するか否かである。国税局のホームページにおいて相続税申告書作成フォームの提供は行われてはいるものの、相続する財産は多岐にわたり、また、専門的な知識が必要であるので、納税者自らが作成することは困難な場合が多い。よって、相続人の多くは、相続税申告書の作成を税理士等に依頼する。
相続税申告書の作成を税理士等に依頼した場合、当然ながら、作成手数料が発生するが、税理士等により報酬額が異なる場合がある。そこで、予め相続税額を試算するシステムを構築し、その結果を基に税理士等に依頼し、また、相続税額の試算に用いたデータを利用することで申告書の作成期間を短縮させる技術が提案されている(特許技術文献1参照)。
この技術によれば、相続財産の額に応じた妥当な報酬額を予め予測することができ、適切な税理士等に依頼をすることが可能となる。
特開2003−187031号公報
しかし、上記技術によっても、相続財産の額に応じた報酬額を税理士等に支払う必要はある。従って、相続財産の額が多くない場合には、相続人自らが、相続税申告書を作成できることが望ましい。
そこで、本発明は、相続人自らが、相続税申告書を容易に作成できることを目的とする。
本発明にかかる一態様の相続税申告書作成サーバ装置は、互いにネットワークを介して接続されるユーザ端末装置と相続税申告書作成サーバ装置とで構成される申告書作成システムの前記相続税申告書作成サーバ装置であって、財産の種類に応じた相続税申告書のフォーマットデータを記憶するフォーマット記憶手段と、複数種類の財産それぞれの財産情報を、前記ユーザ端末装置から取得する財産情報取得手段と、1以上の相続人それぞれの相続人情報であって、被相続人との続柄を含む相続人情報を、前記ユーザ端末装置から取得する相続人情報取得手段と、前記フォーマット記憶手段に記憶されているフォーマットデータを用いて、前記相続人情報、及び、前記財産情報に基づいて、前記財産情報取得手段で取得した財産の種類に応じた相続税申告書を提出可能な態様で印刷するための申告書データを作成する申告書作成手段とを備えることを特徴とする。
このような構成の相続税申告書作成サーバ装置によれば、ユーザは、相続人に関する情報、相続する財産に関する情報を、ユーザ端末装置に入力すると、税務署に提出できる態様の相続税申告書の申告書データを得ることができるので、ユーザは、申告書データを印刷しさえすれば、相続税の申告書を税務署に提出して相続税の申告を行うことが可能となる。また、申告書のフォーマットの変更等があった場合でも、ユーザは、その変更を知らなくても、正しいフォーマットの申告書を作成することが可能となる。
また、上述の相続税申告書作成サーバ装置において、前記財産情報、及び、前記相続人情報に基づいて、相続税申告書の提出義務の有無を判定する提出義務判定手段と、前記提出義務判定部の判定結果を、前記ユーザ端末装置に送信する送信手段とを、更に備えることが好ましい。
この構成によれば、ユーザは、相続人に関する情報、相続する財産に関する情報をユーザ端末装置に入力するだけで、相続税申告書の提出義務の有無を知ることが可能となる。
また、上述の相続税申告書作成サーバ装置において、前記相続税申告書と、当該相続税申告書と共に提出する書類とを対応付けて記憶する記憶手段を、更に備え、前記申告書作成手段は、作成した相続税申告書に対応付けて記憶されている前記書類に基づいて、印刷した相続税申告書と共に提出する添付物リストを作成することが好ましい。
この構成によれば、申告書に添付すべき添付物を知ることができるので、税務署に申告書を提出するとき添付物も提出することが可能となる。つまり、再度、提出する等の手間を省くことが可能となる。
他の一態様の相続税申告書作成プログラムは、互いにネットワークを介して接続されるユーザ端末装置と相続税申告書作成サーバ装置とで構成される申告書作成システムの前記相続税申告書作成サーバ装置で用いられる相続税申告書作成プログラムであって、財産の種類に応じた相続税申告書のフォーマットデータを記憶するフォーマット記憶手段と、複数種類の財産それぞれの財産情報を、前記ユーザ端末装置から取得する財産情報取得手段と、1以上の相続人それぞれの相続人情報であって、被相続人との続柄を含む相続人情報を、前記ユーザ端末装置から取得する相続人情報取得手段と、前記フォーマット記憶手段に記憶されているフォーマットデータを用いて、前記相続人情報、及び、前記財産情報に基づいて、前記財産情報取得手段で取得した財産の種類に応じた相続税申告書を提出可能な態様で印刷するためのデータを作成する申告書作成手段として、前記相続税申告書作成サーバ装置を機能させることを特徴とする。
このような構成の相続税申告書作成プログラムによれば、申告書作成システムを容易に構成することが可能性となる。
本発明にかかる申告書作成システムを用いることによって、相続人自らが、相続税申告書を容易に作成することができる。
実施形態にかかる相続税申告書作成システムの構成例を示す図である。 実施形態にかかる相続税申告書作成システムの機能ブロック図である。 申告書情報テーブルの構成及び内容の例を示す図である。 添付物情報テーブルの構成及び内容の例を示す図である。 財産集計情報テーブルの構成及び内容の例を示す図である。 相続税申告処理のフローチャートである。 申告書作成処理のフローチャートである。 メンバー登録画面の例を示す図である。 入力前チェック画面の例を示す図である。 人的情報入力画面の例を示す図である。 財産情報入力メニュー画面の例を示す図である。 金融財産入力画面の例を示す図である。 レクチャー画面の例を示す図である。 土地財産入力画面の例を示す図である。 生前贈与財産入力画面の例を示す図である。 相続税申告書の例を示す図である。 相続税申告書の例を示す図である。
<実施形態>
実施形態の相続税申告書作成システムは、印刷すれば、そのまま税務署に提出できる相続税申告書一式のデータを作成する。更に、添付すべき書類(資料)のリストや、申告までに行ういわゆるTodoリストを作成する。ユーザは、相続税申告書一式のデータを自宅のプリンターで印刷し、Todoリストに沿って添付資料を取得し、必要な署名捺印等を行って、税務署に提出すればよい。
ユーザは、本発明である申告書作成システムを起動し、パソコンの画面に順次表示される入力画面に、相続人の人的情報、及び、財産情報を入力していきさえすれば、申告書一式を手に入れることができる。
尚、相続税申告書作成システムでは、ユーザが所望するタイミングで、ユーザの入力を支援するためのレクチャー画面を表示し、また、税理士に助けを求める手段を提供して、相続人自らが申告書を作成するための支援も行うこととしている。
以下、本発明にかかる実施の一形態を図面に基づいて説明する。
<構成>
図1は、相続税申告書作成システム100の構成例を示す図である。相続税申告書作成システム100は、サーバ装置1000、ユーザ端末装置2000、及び、ネットワーク101を備える。
サーバ装置1000は、相続税申告書を作成するサイトを運営するための、いわゆるサーバ装置である。
ユーザ端末装置2000A、ユーザ端末装置2000B、ユーザ端末装置2000Cは、相続税申告書を作成するユーザが有する、いわゆるパソコン等の端末装置である。以下、ユーザ端末装置2000A、B、Cを総称して、ユーザ端末装置2000という。尚、図1では、説明の便宜上、ユーザ端末装置2000として3つを記載しているが、これらの数に限られない。
ユーザ端末装置2000は、インターネット等の広域ネットワークであるネットワーク101を介して、サーバ装置1000と接続される。
ユーザ端末装置2000は、例えば、Webブラウザ機能を有し、サーバ装置1000にHTTP(Hyper Text Transfer Protocol)リクエストを送信し、そのレスポンスとしてWebページ等の表示データを受信して、相続税申告書を作成する画面をディスプレイに表示する。一方、サーバ装置1000は、ユーザ端末装置2000からのリクエストに応じて、Webページ等の表示データを作成してユーザ端末装置2000に送信する。相続税申告書を作成しようとするユーザは、ユーザ端末装置2000に表示される相続税申告書の作成画面に必要事項を入力して、申告書を作成する。つまり、ユーザ端末装置2000は、サーバ装置1000が運営する相続税申告書作成サイトを介して、申告書を作成することになる。
次に、図2を用いて、サーバ装置1000、及び、ユーザ端末装置2000の構成を説明する。図2は、相続税申告書作成システムの機能ブロック図である。
サーバ装置1000は、申告書作成システム制御部1100、通信部1200、メンバー登録部1300、相続人情報取得部1400、財産情報取得部1500、申告書提出義務判定部1600、申告書作成部1700、入出力部1800、相続税マスタ情報記憶部8100、申告書フォーマット記憶部8200、画面情報記憶部8300、及び、メンバー情報記憶部8400を備える。
申告書作成システム制御部1100は、他の機能部を制御して、相続税申告書を作成するための処理を行う。
通信部1200は、ネットワーク101を介して、ユーザ端末装置2000と通信する。
メンバー登録部1300は、ユーザ端末装置2000からの依頼に応じて、サイトを利用するユーザを登録する処理を行う。ユーザ端末装置2000からメンバー登録の依頼があると、メンバー登録部1300は、メンバー登録画面をユーザ端末装置2000に表示させ、ユーザ端末装置2000からメンバー情報を取得し、取得したメンバー情報をメンバー情報記憶部8400に記憶させる。
相続人情報取得部1400は、相続人に関する情報を取得する処理を行う。相続人情報取得部1400は、相続人情報の入力画面をユーザ端末装置2000に表示させ、ユーザ端末装置2000から相続人に関する情報を取得する。
財産情報取得部1500は、相続する財産に関する情報を取得する処理を行う。具体的には、相続人情報取得部1400は、財産情報の入力画面をユーザ端末装置2000に表示させ、ユーザ端末装置2000から財産に関する情報を取得する。
申告書提出義務判定部1600は、相続人情報取得部1400、及び、財産情報取得部1500で取得した情報を元に、申告書を提出する義務があるか否かを判断する。具体的には、課税価格の合計額が基礎控除額を超えるか否かを判定し、超える場合には、申告書の提出義務があると判断し、超えない場合には、申告書の提出の必要がないと判断する。
申告書作成部1700は、相続人情報取得部1400、及び、財産情報取得部1500で取得した情報を元に、特例の適用や控除を行い、提出が必要な申告書のフォーム(雛形)に、相続人や相続財産の情報を埋め込んで、提出が必要な申告書のデータを作成する。また、申告書作成部1700は、申告書に添付して提出すべき資料の一覧等を作成する。
入出力部1800は、表示部、及び、入力部を備える。表示部は、各記憶部に記憶されているデータや、プログラムによるGUI(Graphical User Interface)等を出力する機器であり、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)ディスプレイ、有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ等の表示装置である。入力部は、さまざまな操作指示を管理サーバ装置1000に入力する機器、例えば、キーボード、マウス、タッチパネル等である。
相続税マスタ情報記憶部8100は、申告書として提出する書類の種類、提出が必須の書類か否か、提出する場合の条件等、相続税の算出に必要な情報を記憶する。
申告書フォーマット記憶部8200は、申告書として提出する書類のフォーマット(雛形)のデータを記憶する。
画面情報記憶部8300は、ユーザ端末装置2000の表示部に表示させる画面、例えば、メンバー登録画面や、レクチャー画面等のデータを記憶する。
メンバー情報記憶部8400は、登録されたユーザに関するメンバー情報や、メンバー毎の作成した申告書や、作成途中の申告書の情報等を記憶する。
次に、ユーザ端末装置2000は、通信部2100、入出力部2200、相続税申告処理部2300、及び、申告書類データ記憶部2400を備える。
通信部2100は、ネットワーク101を介して、サーバ装置1000と通信する。
入出力部2200は、表示部、及び、入力部を備える。表示部は、メンバー登録するための登録画面等を出力する表示装置であり、入力部は、メンバーの情報や財産情報等をユーザ端末装置2000に入力するためのキーボード等である。
相続税申告処理部2300は、サーバ装置1000の各機能部と通信を行って、相続税申告書を作成し、作成した申告書のデータを受信して申告書類データ記憶部2400に記憶させる。
申告書類データ記憶部2400は、サーバ装置1000から受信した申告書のデータを記憶する。
サーバ装置1000、ユーザ端末装置2000は、上述のようにいわゆるコンピュータで構成され、それぞれハードディスク等の記憶部(不図示)に格納されているソフトウェアプログラムがCPU(Central Processing Unit)により実行されることによって上述の各機能部の全部又は一部がコンピュータに機能的に構成される。
<データ>
次に、相続税申告書作成システム100で用いる主なデータについて説明する。尚、実施形態で用いる、相続税を申告する際に提出すべき書類名や表番号等は、一例であり、国税庁から発表される適宜書類の名称等に、適時書き換えられるものとする。
図3は、申告書情報テーブル8110の構成及び内容の例を示す図である。申告書情報テーブル8110は、サーバ装置1000の相続税マスタ情報記憶部8100に記憶されており、提出する申告書の一式(全申告書)を管理するテーブルである。書類毎に、1レコードが登録されている。尚、相続税マスタ情報記憶部8100には、申告書情報テーブル8110の他、控除額や特例の条件等、相続税の算出に必要なデータが記憶されている。
申告書情報テーブル8110は、必須/選択8111、種類8112、書類名8113、枚数8114、控え8115、要件8116、及び、ファイル名8117を有する。
必須/選択8111は、種類8112で示される書類が、必須の書類か否かを示す。「必須」は、必ず提出しなければならない必須の書類であることを示し、「選択」は、相続する財産の種類に応じて、提出しなければならない書類を示す。
種類8112は、書類名8113で示される書類の表番号、いわゆる識別子を示す。
書類名8113は、書類の名称を示す。
枚数8114は、種類8112で示される書類の枚数を示す。「1〜」は、相続人の数に応じて異なることを示す。
控え8115は、種類8112で示される書類の控えとして必要な枚数を示す。
要件8116は、種類8112で示される書類が選択される場合の要件を示す。
ファイル名8117は、種類8112で示される書類のフォーマット(雛形)のデータのファイル名を示す。データは、申告書フォーマット記憶部8200に記憶されている。
図4は、添付物情報テーブル8120の構成及び内容の例を示す図である。添付物情報テーブル8120は、サーバ装置1000の相続税マスタ情報記憶部8100に記憶されており、提出する申告書に添付する書類を管理するテーブルである。書類毎に、1レコードが登録されている。
添付物情報テーブル8120は、必須/任意8121、資料名8122、種類8123、及び、コメント8124を有する。
必須/任意8121は、資料名8122で示される資料が、必須の資料か否かを示す。「必須」は、必ず提出しなければならない必須の資料であることを示し、「任意」は、相続人の意志により、つまり、相続する財産に応じて添付する資料を示す。
資料名8122は、資料の名称を示す。
種類8123は、資料名8122で示される資料を添付する申告書の票番号を示す。
コメント8124は、資料名8122で示される資料に関する種々の情報を示す。例えば、資料名8122で示される資料が「原本」でなければならないこと、代用として添付できる資料、提出しなければならない場合等が記載されている。
図5は、財産集計情報テーブル8410の構成及び内容の例を示す図である。財産集計情報テーブル8410は、登録メンバー毎に作成され、サーバ装置1000のメンバー情報記憶部8400に記憶される。この財産集計情報テーブル8410は、登録メンバーが入力した相続人情報及び財産情報を、集計したテーブルである。尚、メンバー情報記憶部8400には、財産集計情報テーブル8410の他、メンバーが入力した財産ごとの集計データや、相続人情報など、相続税の算出に必要な集計データ等が記憶されている。
財産集計情報テーブル8410は、財産種類8411、総額8412、配偶者8413、子供1(8414)、及び、子供2(8415)を有する。
財産種類8411は、財産の種類を示す。
総額8412は、財産種類8411で示される財産の総額を示す。
配偶者8413は、相続人の1人である配偶者が相続する金額を示す。
子供1(8414)は、相続人の1人である子供1が相続する金額を示す。
子供2(8415)は、相続人の1人である子供2が相続する金額を示す。
<動作>
次に、図6〜図17を用いて、相続税申告書作成システム100が行う処理について説明する。
図6は、相続税申告処理のフローチャートである。図6において、破線で記載されている矩形(ステップS14、S15)は、ユーザが自ら行う処理であることを示す。
相続税申告書作成システム100を利用して相続税申告書を作成しようとするユーザは、通信部2100を介して相続税申告書作成サイトにアクセスし、メンバー登録を行う(ステップS10、S20)。具体的には、例えば、ユーザは、相続税申告処理部2300を介して、相続税申告書作成サイト(サーバ装置1000)からメンバー登録を行うためのメンバー登録画面WIN01を取得し、入出力部2200の表示部に表示させる。
図8に、メンバー登録(マイページ)画面WIN01の例を示す。メンバー登録画面WIN01は、登録者の名前、連絡先のメールアドレス等の他に、被相続人の情報、相続税の申告期限、申告書の提出場所、相続人の数等、メンバー登録に必要な情報の入力領域を有する。ユーザは、各入力領域に情報を入力し、「上記で申告書を出力する」と表示されたボタン81を押下する。ボタン81が押下されたことを検出した相続税申告処理部2300は、入力された登録情報をサーバ装置1000に送信する。サーバ装置1000の通信部1200及び申告書作成システム制御部1100を介して登録情報を受信したメンバー登録部1300は、受信した登録情報をメンバー情報記憶部8400に記憶させる。これで、メンバー登録が行われたことになる。
尚、「サポート税理士の紹介依頼」と表示されたボタン80が押下されると、サーバ装置1000から、予め定められている税理士の連絡先が表示される。メンバーは、表示された税理士に連絡とって、助言を受けることや、申告の引継ぎを依頼することが可能となる。実施形態では、申告書の作成途中からでも引き継いで申告書の作成・提出を依頼できる税理士の紹介を行うサービスをしているが、他の士業等の紹介を行うサービスを提供しても良い。例えば、相続税申告に必要な戸籍謄本一式の資料取得を依頼する法務事務所(行政書士・司法書士)の紹介サービスである。戸籍謄本には、原戸籍、閉鎖謄本など種類があり、また、依頼する市町村が複数に及ぶ場合は、戸籍謄本一式の資料の取得依頼を行える法務事務所の紹介サービスはメンバーにとって便利である。メンバーは、戸籍謄本一式の資料を参照して、後述の人的情報などを入力することができる。また、不動産業者を紹介するサービスを行っても良い。相続人が事後の納税資金の確保や相続財産の分与などのために土地などの不動産を手放す場合に、対象物件の周囲の取引状況等から参考取引額を知らせてくれる不動産業者を紹介する。相続税の評価額の算出には、路線価評価方式での評価額を用いるため、実際に売買されている金額とは異なるが、例えば、相続人間で遺産分割する際の参考となる。
メンバー登録が行われると、申告書作成システム制御部1100は、次に、相続税申告書の作成のための情報の入力処理を行う前の、入力前チェック処理を行う。この入力前チェック処理は、メンバーが相続する財産の種類を取得するための処理である。相続する財産の種類はメンバー毎に異なるため、メンバーの相続する財産に応じた情報入力画面を表示するためである。申告書作成システム制御部1100は、入力前チェック画面WIN10を、ユーザ端末装置2000に送信する。ユーザ端末装置2000の相続税申告処理部2300は、入力前チェック画面WIN10を表示部に表示させる。
図9に、入力前チェック画面WIN10の例を示す。入力前チェック画面WIN10は、相続する財産の種類をチェックするためのチェック領域10を有する。チェック領域10の左側には、項目11として、相続税申告書を作成するために入力しなければならない人的情報、財産の種類等が表示され、確認内容12として、入力する具体的な情報が表示され、確認資料13として、情報を入力する際には、どのような書類のどこの項目に記載されている内容を入力する必要があるかなどの説明が表示される。メンバーは、自分が相続する財産の種類に対応するチェック領域10にチェックを入れ、確認内容12、確認資料13として表示されている内容を参照して、必要な書類を手元に置いて、申告書を作成するための情報を入力していく。相続税申告書作成システム100では、この入力前チェック画面WIN10を表示することで、メンバーが事前に必要な書類等を取得することができ、手戻りなくスムーズに申告書作成のためのデータ入力が行えることを可能としている。また、チェック領域10にチェックを入れた財産の入力画面のみが表示されるので、申告書の作成を迅速に行うことが可能となる。
メンバーが入力前チェック画面WIN10のチェック領域10にチェックを入力して確定ボタン(不図示)を押下すると、相続税申告処理部2300は、入力されたチェック領域10に対応する項目13、つまり、財産の種類を示す項目データ(以下、「財産種類データ」という。)を、サーバ装置1000に送信する。
財産種類データを受信したサーバ装置1000の申告書作成システム制御部1100は、受信した財産種類データを作業メモリに記憶し、次に、相続人情報を取得する(ステップS11、S21)。具体的には、申告書作成システム制御部1100は、相続人情報取得部1400に相続人情報の取得を依頼する。依頼を受けた相続人情報取得部1400は、人的情報入力画面WIN20をユーザ端末装置2000に送信し、ユーザ端末装置2000に表示させる。
図10に、人的情報入力画面WIN20の例を示す。人的情報入力画面WIN20は、相続人を選択するためのチェック領域14、相続人の名前、生年月日等を入力するための入力領域15、及び、配偶者税額軽減適用16を有する。配偶税額軽減適用16には、相続人として配偶者が選択されると、「適用有」が相続人情報取得部1400によって表示される。尚、「続柄」の「長男長女」等は、「孫」等の法定相続人も選択できるようになっており、選択内容に応じて「相続人の情報」の「子供1」等が変更されて表示される。メンバーは、チェック領域14にチェックを入れて相続人を選択し、各入力領域に情報を入力し、「保存」と表示されたボタン82を押下する。メンバーは、入力前チェック画面WIN10の確認資料13に示された資料、つまり、「戸籍謄本」を参照しながら入力を行う。「保存」と表示されたボタン82が押下されたことを検出した相続税申告処理部2300は、入力された相続人情報を、サーバ装置1000に送信する。
相続人情報を受信したサーバ装置1000の相続人情報取得部1400は、受信した相続人情報をメンバー情報記憶部8400に記憶させる。
相続人情報が作業メモリに記憶されると、申告書作成システム制御部1100は、次に、財産情報を取得する(ステップS12、S22)。具体的には、申告書作成システム制御部1100は、財産情報取得部1500に財産情報の取得を依頼する。依頼を受けた財産情報取得部1500は、まず、財産情報入力メニュー画面WIN30をユーザ端末装置2000に送信し、ユーザ端末装置2000に表示させる。
図11に、財産情報入力メニュー画面WIN30の例を示す。財産情報入力メニュー画面WIN30は、財産の種類17、入力・修正ボタン18、財産配分情報19を有する。財産の種類17には、作業メモリに記憶されている財産種類データ、つまり、入力前チェック画面WIN10(図9)において、メンバーがチェック領域10にチェックを入れた財産の種類が表示される。尚、図11では、入力前チェック画面WIN10に表示された財産の全種類が、財産の種類17として表示されている。メンバーは、情報を入力しようとする財産の種類17に対応する入力・修正ボタン18を押下して、その財産用の入力画面を表示させて、財産情報を入力する。財産配分情報19には、入力された財産情報に基づいて算出した金額が、財産情報取得部1500によって算出され表示される。
例えば、財産情報取得部1500は、財産の種類17の「現金・預金など」に対応する入力・修正ボタン18が押下されたことをユーザ端末装置2000から受信すると、金融財産入力画面WIN31をユーザ端末装置2000に送信し、表示させる。
図12に、金融財産入力画面WIN31の例を示す。金融財産入力画面WIN31は、相続財産の明細入力領域20、及び、遺産分割額入力領域21が表示される。尚、図12では、遺産分割額入力領域21に「配偶者」、「相続人1」、「相続人2」、「相続人3」と表示されているが、人的情報入力画面WIN20で入力された名前等が表示されることとしても良い。メンバーは、金融財産入力画面WIN31の相続財産の明細入力領域20に、金融機関名等を入力し、遺産分割額入力領域21に、それぞれの相続人への配分額を入力し、「保存」と表示されたボタン83を押下する。「保存」と表示されたボタン83が押下されたことを検出した相続税申告処理部2300は、入力された金融財産情報を、サーバ装置1000に送信する。
金融財産情報を受信したサーバ装置1000の財産情報取得部1500は、受信した金融財産情報をメンバー情報記憶部8400に記憶させ、また、集計データを作成しメンバー情報記憶部8400に記憶させる。財産情報取得部1500は、他の財産についても、同様に、メンバーによって入力された情報をメンバー情報記憶部8400に記憶させ、必要に応じて集計データ等を作成してメンバー情報記憶部8400に記憶させる。
金融財産入力画面WIN31において、メンバーは、「レクチャーページ」と表示されたボタン84を押下する。サーバ装置1000の財産情報取得部1500は、ユーザ端末装置2000から「レクチャーページ」ボタン84が押下されたことを受信すると、レクチャー画面WIN40をユーザ端末装置2000に送信し、表示させる。図13に、レクチャー画面WIN40の例を示す。レクチャー画面WIN40には、表示されている財産情報画面に応じて、つまり、メンバーが入力している相続の種類に応じて、財産の配分等を行う際に参考になる情報が表示される。メンバーは、レクチャー画面WIN40に表示されている内容を参考にして、金融財産入力画面WIN31にデータ入力を行う。
また、図14に、財産情報入力メニュー画面WIN30(図11参照)において、財産の種類17の「土地」に対応する入力・修正ボタン18が押下され場合に表示される土地財産入力画面WIN32の例を示す。土地財産入力画面WIN32には、土地の基本情報入力領域22、及び、土地の詳細の入力領域23が表示される。メンバーは、土地の基本情報入力領域22に、土地の所在地、所有者等を入力し、土地の詳細の入力領域23に、土地の路線価、区分等を入力する。
また、図15に財産情報入力メニュー画面WIN30(図11参照)において、財産の種類17の「生前贈与の財産」に対応する入力・修正ボタン18が押下され場合に表示される、生前贈与財産入力画面WIN33の例を示す。生前贈与財産入力画面WIN33には、生前贈与財産入力領域24が表示される。メンバーは、相続人それぞれについて、贈与された財産についての情報を入力する。
財産情報取得部1500は、財産情報入力メニュー画面WIN30(図11参照)に、財産の種類17として表示されている全ての財産について、金融財産入力画面WIN31等のような入力画面を表示させ、すべての画面にデータが入力されると、財産情報が入力された旨を申告書作成システム制御部1100に通知する。
財産情報が入力された旨の通知を受けると、申告書作成システム制御部1100は、作業メモリに記憶されている情報、メンバー情報記憶部8400に記憶されている財産情報、相続人情報、集計データ等を参照して、財産集計情報テーブル8410(図5参照)を作成し、メンバー情報記憶部8400に記憶させる(ステップS23)。
そして、申告書作成システム制御部1100は、申告書提出義務判定部1600に、申告書提出義務の有無の判定を依頼する。依頼を受けた申告書提出義務判定部1600は、財産集計情報テーブル8410を参照して、申告書の提出義務を判定する(ステップS24)。具体的には、申告書提出義務判定部1600は、課税価格が基礎控除額を超えている場合は、申告書の提出義務があると判定し、課税価格が基礎控除額以下の場合は、申告書の提出義務がないと判定する。
申告書作成システム制御部1100は、申告書の提出義務(納税義務)の有無を表示し、また、提出義務がある場合は、申告書データを作成するか否かの問い合わせを表示した画面を作成し、ユーザ端末装置2000に送信する。ユーザ端末装置2000の相続税申告処理部2300は、受信した画面を表示する。申告書データを作成する旨の操作、例えば、申告書作成ボタンの押下を、メンバーが行ったことを検知すると、相続税申告処理部2300は、その旨をサーバ装置1000に送信する(ステップS13:Yes)。申告書データの作成を終了する旨の操作、例えば、終了ボタンの押下を、メンバーが行ったことを検知すると、相続税申告処理部2300は、処理を終了する(ステップS13:No)。尚、申告書の提出義務がない場合は、申告書データを作成する旨の操作は行えないものとする。
申告書を作成する旨の通知を受けたサーバ装置1000の申告書作成システム制御部1100は、申告書作成部1700に申告書データの作成を依頼する。
依頼を受けた申告書作成部1700は、相続税マスタ情報記憶部8100に記憶されている申告書情報テーブル8110、添付物情報テーブル8120、申告書フォーマット記憶部8200に記憶されている申告書のフォーマット(雛形)、メンバー情報記憶部8400に記憶されている財産集計情報テーブル8410などを参照して、申告書一式のデータを作成する(ステップS25)。
ここで、図7を用いて、ステップS25の申告書作成処理について説明する。図7は、申告書作成処理のフローチャートである。
申告書作成部1700は、申告書情報テーブル8110を参照して、必須/選択8111として「必須」が記載されているレコードにファイル名8117として設定されているファイル名、例えば、「F01」のフォーマットデータを、申告書フォーマット記憶部8200から読み出す。そして、申告書作成部1700は、読み出したフォーマットの所定箇所に、相続人の名前や、相続する財産の額等のデータを埋め込んで、必須の申告書を必要枚数分作成する(ステップS30)。この際、申告書作成部1700は、相続税申告書作成システム100が提供するサービスの範囲内で、特例の適用や控除を行って、相続税を算出する。例えば、相続人に配偶者の記入があれば自動で配偶者控除を適用し、贈与税の加算は入力画面で入力があればその額を控除し、退職金・保険金の非課税も受け取った金額の入力があれば自動的に相続人の数☓500万の非課税額を控除するなどである。また、小規模宅地の評価減は、適用を受ける財産と各人ごとの適用を受ける面積が入力され、適用を受ける旨が入力された場合に行うなどである。
また、申告書作成部1700は、例えば、相続人が1名であれば第1表を1枚、2名又は3名であれば、第1表を1枚と、第1表(続)を1枚、4名であれば、第1表を1枚と、第1表(続)を2枚などと、必要な枚数の申告書を作成する。また、控え8115として数値が設定されている場合は、その数値の枚数分のデータをコピーして作成する(ステップS31)。
次に、相続人として配偶者がいる場合は(ステップS34:Yes)、控除に必要な申告書、第5表を作成する(ステップS33)。具体的には、種類8112として「第5表」が設定されているレコードにファイル名8117として設定されているファイル名「F05」のフォーマットデータを、申告書フォーマット記憶部8200から読み出す。そして、申告書作成部1700は、読み出したフォーマットの所定箇所に課税価格等のデータを埋め込んで、「配偶者の税額軽減額の計算書」を作成する。
また、小規模宅地がある場合には(ステップS34:Yes)、申告書作成部1700は、例えば、種類8112として「第11・11の2の表の付表1」が設定されているレコードにファイル名8117として設定されているファイル名のフォーマットデータを、申告書フォーマット記憶部8200から読み出し、読み出したフォーマットの所定箇所に宅地面積等のデータを埋め込んで、「小規模宅地等についての課税価格の計算明細書」を作成する。その他、必要な書類も、同様に作成する(ステップS35)。
また、生前贈与がある場合には(ステップS36:Yes)、申告書作成部1700は、例えば、種類8112として「第4表」が設定されているレコードにファイル名8117として設定されているファイル名「F04」のフォーマットデータを、申告書フォーマット記憶部8200から読み出し、読み出したフォーマットの所定箇所に贈与額等のデータを埋め込んで、「暦年課税分の贈与税額控除の計算書」を作成する。その他、必要な書類も、同様に作成する。
図7では、説明の便宜上、破線の矩形内に示すように、配偶者がいる場合、小規模宅地がある場合、贈与がある場合の3つの場合の申告書を選択的に作成することとしているが、これに限らず、必要な書類を作成するものとする。
このように、申告書作成部1700は、メンバーの相続人情報及び財産情報に応じて、必要な申告書を、必要な部数分作成する。
そして、申告書作成部1700は、添付物情報テーブル8120を参照して、作成した申告書の種類が種類8123として設定されており、必須/任意8121として「必須」が設定されているレコードから、資料名8122として設定されている資料名、及び、コメント8124として設定されているテキストを読み出して、申告書に添付すべき添付物リスト及びTo−doリストを作成する。更に、申告書作成部1700は、作成した申告書の種類が種類8123として設定されているレコードから、資料名8122として設定されている資料名、及び、コメント8124として設定されているテキストを読み出して、任意の添付書類として添付物リスト及びTo−doリストに追加する(ステップS38)。
そして、申告書作成部1700は、作成した申告書、添付物リスト及びTo−doリストをまとめて、申告書一式のデータを作成し、メンバー情報記憶部8400に記憶させる(ステップS30)。
これで、図6のステップS25の申告書作成処理が終了する。
申告書作成システム制御部1100は、申告書一式のデータをメンバー情報記憶部8400から読み出して、読み出したデータをユーザ端末装置2000に送信する(ステップS26)。
申告書一式のデータを、サーバ装置1000から受信した相続税申告処理部2300は、受信したデータを申告書類データ記憶部2400に記憶させる。
メンバーは、申告書類データ記憶部2400に記憶されている申告書一式のデータをプリンターで印刷し(ステップS14)、添付物リスト及びTo−doリストに従って添付物を取得又は作成する。図16、図17に、申告書及び添付物の例を示す。図16の書類90は、第1表「相続税の申告書」及び第1表(続)「相続税の申告書(続)」の例であり、書類91は、第13表「債務及び葬式費用の明細書」である。図17の書類92は、第11・11の2の表の付表1「小規模宅地等についての課税価格の計算明細書」等であり、書類92は、添付物の「遺産分割協議書」である。尚、「遺産分割協議書」は、本システムで作成し、メンバーは、署名捺印を行い、添付物として提出する。
そして、メンバーは、印刷した申告書一式と添付物とを、最寄りの税務署に提出する(ステップS15)。
このように、相続税申告書作成システム100では、相続人は、表示画面に沿って、必要な情報を入力していくだけで、印刷すればそのまま税務署に提出できる申告書を作成することができる。更に、申告書に添付しなければならない添付物のリストも得ることができるので、簡便にかつ安価に、相続税の申告を行うことができる。
実施形態では、入力前チェック画面WIN10(図9参照)にチェック領域10を設け、チェック領域10にチェックを入れた財産の入力画面のみが表示されることとしているが、チェック領域10を設けなくても良い。この場合、財産情報入力メニュー画面WIN30(図11参照)には、相続税申告書作成システム100で入力可能な財産の全種類(図9参照)が、財産の種類17として表示され、メンバーは、財産の種類17に対応する入力・修正ボタン18を押下して、その財産用の入力画面を表示させて、財産情報を入力する。申告書作成部1700は、入力があった財産情報を元に、相続税申告書を作成する。
本発明を表現するために、上述において図面を参照しながら実施形態を通して本発明を適切且つ十分に説明したが、当業者であれば上述の実施形態を変更及び/または改良することは容易に為し得ることであると認識すべきである。したがって、当業者が実施する変更形態または改良形態が、請求の範囲に記載された請求項の権利範囲を離脱するレベルのものでない限り、当該変更形態または当該改良形態は、当該請求項の権利範囲に包括されると解釈される。
100 相続税申告書作成システム
1000 サーバ装置
1100 申告書作成システム制御部
1200 2100 通信部
1300 メンバー登録部
1400 相続人情報取得部
1500 財産情報取得部
1600 申告書提出義務判定部
1700 申告書作成部
2000 ユーザ端末装置
2300 相続税申告処理部
8100 相続税マスタ情報記憶部
8200 申告書フォーマット記憶部
8300 画面情報記憶部
8400 メンバー情報記憶部

Claims (5)

  1. 互いにネットワークを介して接続されるユーザ端末装置と相続税申告書作成サーバ装置とで構成される申告書作成システムの前記相続税申告書作成サーバ装置であって、
    財産の種類に応じた相続税申告書のフォーマットデータを記憶するフォーマット記憶手段と、
    複数種類の財産それぞれの財産情報を、前記ユーザ端末装置から取得する財産情報取得手段と、
    1以上の相続人それぞれの相続人情報であって、被相続人との続柄を含む相続人情報を、前記ユーザ端末装置から取得する相続人情報取得手段と、
    前記フォーマット記憶手段に記憶されているフォーマットデータを用いて、前記相続人情報、及び、前記財産情報に基づいて、前記財産情報取得手段で取得した財産の種類に応じた相続税申告書を提出可能な態様で印刷するための申告書データを作成する申告書作成手段と
    を備えることを特徴とする相続税申告書作成サーバ装置。
  2. 前記財産情報、及び、前記相続人情報に基づいて、相続税申告書の提出義務の有無を判定する提出義務判定手段と、
    前記提出義務判定部の判定結果を、前記ユーザ端末装置に送信する送信手段とを、更に備える
    ことを特徴とする請求項1に記載の相続税申告書作成サーバ装置。
  3. 前記相続税申告書と、当該相続税申告書と共に提出する書類とを対応付けて記憶する記憶手段を、更に備え、
    前記申告書作成手段は、作成した相続税申告書に対応付けて記憶されている前記書類に基づいて、印刷した相続税申告書と共に提出する添付物リストを作成する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の相続税申告書作成サーバ装置。
  4. 互いにネットワークを介して接続されるユーザ端末装置と相続税申告書作成サーバ装置とで構成される申告書作成システムの前記相続税申告書作成サーバ装置で用いられる相続税申告書作成プログラムであって、
    財産の種類に応じた相続税申告書のフォーマットデータを記憶するフォーマット記憶手段と、
    複数種類の財産それぞれの財産情報を、前記ユーザ端末装置から取得する財産情報取得手段と、
    1以上の相続人それぞれの相続人情報であって、被相続人との続柄を含む相続人情報を、前記ユーザ端末装置から取得する相続人情報取得手段と、
    前記フォーマット記憶手段に記憶されているフォーマットデータを用いて、前記相続人情報、及び、前記財産情報に基づいて、前記財産情報取得手段で取得した財産の種類に応じた相続税申告書を提出可能な態様で印刷するためのデータを作成する申告書作成手段として、前記相続税申告書作成サーバ装置を機能させる
    ことを特徴とする相続税申告書作成プログラム。
  5. 互いにネットワークを介して接続されるユーザ端末装置と相続税申告書作成サーバ装置とで構成される相続税申告書作成システムであって、
    前記相続税申告書作成サーバ装置は、
    財産の種類に応じた相続税申告書のフォーマットデータを記憶するフォーマット記憶手段と、
    複数種類の財産それぞれの財産情報を、前記ユーザ端末装置から受信する財産情報取得手段と、
    1以上の相続人それぞれの相続人情報であって、被相続人との続柄を含む相続人情報を、前記ユーザ端末装置から受信する相続人情報取得手段と、
    前記フォーマット記憶手段に記憶されているフォーマットデータを用いて、前記相続人情報、及び、前記財産情報に基づいて、前記財産情報取得手段で取得した財産の種類に応じた相続税申告書を提出可能な態様で印刷するための申告書データを作成し、前記ユーザ端末装置に送信する申告書作成手段とを備え、
    前記ユーザ端末装置は、
    前記財産情報をユーザから取得して、前記相続税申告書作成サーバ装置に送信する財産情報送信手段と、
    前記相続人情報をユーザから取得して、前記相続税申告書作成サーバ装置に送信する相続人情報送信手段と、
    前記相続税申告書作成サーバ装置から、前記申告書データを受信する受信手段とを備える
    ことを特徴とする相続税申告書作成システム。
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