JP2017089910A - バーナユニットの改造方法、バーナユニット及びボイラ - Google Patents

バーナユニットの改造方法、バーナユニット及びボイラ Download PDF

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Abstract

【課題】運転効率を高くすることができ、かつ、バーナの寿命を長くすることができるバーナユニットの改造方法、バーナユニット及びボイラを提供する。【解決手段】列状に配置された複数の油バーナ(21)を有するバーナユニット(20a)を固形燃料で燃焼可能にするバーナユニット(20)の改造方法である。バーナユニット(20)の改造方法は、油バーナ(21)と油バーナ(21)の間に石油コークスバーナ(31)を設置するステップ(ステップS14)と、油バーナ(21)と石油コークスバーナ(31)との間に二次空気が流れる補助空気ノズル(42)を設置するステップ(ステップS16)と、を有する。【選択図】図2

Description

本発明は、油バーナのバーナユニットを油バーナと石油コークスバーナとを有するバーナユニットに改良するバーナユニットの改造方法、油バーナと石油コークスバーナとを有するバーナユニット及びボイラに関する。
一般的な油焚きボイラは、中空形状をなして鉛直方向に設置される火炉を有し、この火炉壁に複数の油バーナ(油を噴射するバーナ)が周方向に沿って配設されると共に、上下方向に複数段にわたって配置されている。また、石炭焚きボイラ等、微粉炭等の固形燃料(固体燃料)を燃焼させるボイラは、固形燃料(固体燃料)バーナ(固形燃料を噴射するバーナ)とパイロットバーナとなる油バーナを備えている(特許文献1参照)。
特開2013−104642号公報
ここで、油焚きボイラは、油以外の燃料を燃焼させるように改造する場合がある。具体的には、油焚きボイラを固形燃料である石油コークスを燃焼させる石油コークス焚きボイラに改造される場合がある。この場合、油バーナが配置されているバーナユニットの一部に石油コークスバーナを追加設置する。または一部の油バーナを石油コークスバーナに置き換える。このように、既設のバーナユニットに単純に追設した石油コークスバーナでは、設置位置や形状によって、運転効率が低下すること、また、バーナの寿命が短くなってしまうことがある。
本発明は、上述した課題を解決するものであり、運転効率を高くすることができ、かつ、バーナの寿命を長くすることができるバーナユニットの改造方法、バーナユニット及びボイラを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するためにバーナユニットの改造方法は、列状に配置された複数の油バーナを有するバーナユニットを固形燃料で燃焼可能にするバーナユニットの改造方法であって、前記油バーナと前記油バーナの間に石油コークスバーナを設置するステップと、前記油バーナと前記石油コークスバーナとの間に二次空気が流れる補助空気ノズルを設置するステップと、を有することを特徴とする。
バーナユニットの改造方法によれば、油バーナと石油コークスバーナとの間に補助空気ノズルを設置することで、石油コークスバーナの設計自由度を高くすることができ、石油コークスバーナの形状を燃焼効率が高い形状とすることができる。また、石油コークスバーナに隣接して補助空気ノズルを配置することで、火炉から石油コークスバーナにふく射される熱の一部を遮蔽することができ、石油コークスバーナの熱負荷を低減し寿命を長くすることができる。これにより、適切な燃焼条件で石油コークスを燃焼でき、かつ、バーナの寿命を長くできる。
バーナユニットの改造方法は、前記補助空気ノズルの開口面の一部に開口面積低減構造を設置するステップを有することが好ましい。これにより、補助空気ノズルから供給される空気の流速及び流量を調整することができる。
また、バーナユニットの改造方法は、前記石油コークスバーナを設置する前に、前記油バーナと前記油バーナとの間に配置された床面の一部を除去するステップをさらに有することが好ましい。これにより、石油コークスバーナを簡単に設置することができる。
また、バーナユニットの改造方法は、前記補助空気ノズルは、先端の前記石油コークスバーナと隣接している面及び前記油バーナと隣接している面の少なくとも一方が火炉側に向かうにしたがって、前記補助空気ノズルの基部が長手に延在する方向から先端の絞り角で絞られた絞り形状であり、前記先端の絞り角が10度以上15度以下であることが好ましい。これにより、補助空気ノズルで輻射熱を遮蔽しつつ、隣接するバーナの角度調整できる範囲が小さくなることを抑制できる。
上記の目的を達成するためにバーナユニットは、火炉に設置され、火炉内で燃料を燃焼させるバーナユニットであって、列状に配置された複数の油バーナと、前記油バーナの間に配置された少なくとも1つの石油コークスバーナと、前記石油コークスバーナと前記油バーナの間に配置された2つ以上の補助空気ノズルと、前記補助空気ノズルと接続された風箱と、を有し、前記補助空気ノズルは、先端の鉛直方向で、前記石油コークスバーナと隣接している面及び前記油バーナと隣接している面の少なくとも一方が、火炉側に向かうにしたがって前記補助空気ノズルの基部が長手に延在する方向から先端の絞り角で絞られた絞り形状であり、前記先端の絞り角が10度以上15度以下であることを特徴とする。
バーナユニットは、油バーナと石油コークスバーナとの間に補助空気ノズルを設置することで、石油コークスバーナの設計自由度を高くすることができ、燃焼効率を高くすることができる。また、石油コークスバーナに隣接して補助空気ノズルを配置することで、火炉から石油コークスバーナにふく射される熱の一部を遮蔽することができ、石油コークスバーナの熱負荷を低減し寿命を長くすることができる。また、先端の絞り角が10度以上15度以下とすることで、補助空気ノズルで輻射熱を遮蔽しつつ、隣接するバーナの角度調整できる範囲が小さくなることを抑制できる。
また、前記石油コークスバーナは、石油コークス及び前記石油コークスを搬送する燃料一次空気を噴射する燃料ノズルと、前記燃料ノズルの外周を囲って配置され、前記風箱と接続し、前記風箱から供給される空気を燃焼用二次空気として前記火炉内に供給する燃焼用二次空気ノズルと、を有することが好ましい。これにより、石油コークスをより多く燃焼させることができる。
また、前記補助空気ノズルは、開口面の一部に開口面積低減構造が設けられていることが好ましい。これにより、補助空気ノズルから供給される空気の流速及び流量をより大きい範囲で調整することができ、流速を早くすることができる。
また、前記開口面積低減構造は、バーナユニットの燃焼状態を計測する計測端子であることが好ましい。これにより、設置する必要な部材を有効活用できる。
また、前記開口面積低減構造は、前記石油コークスバーナから噴射される石油コークスに点火する点火装置であることが好ましい。これにより、設置する必要な部材を有効活用できる。
また、前記補助空気ノズルは、前記風箱に供給される全空気の量に対して前記複数の補助空気ノズルの先端から前記火炉に供給する空気の量の総量が5%以下であることが好ましい。これにより、燃料の燃焼に与える影響を小さくしつつ、石油コークスバーナの熱負荷を低減することができる。
上記の目的を達成するためにボイラは、火炉と、火炉の火炉壁に配置された上記のいずれかに記載のバーナユニットと、前記バーナユニットから火炉内に噴射された燃料と空気が燃焼されることで生成される燃焼ガスと熱交換を行って熱を回収する熱交換器と、を有することを特徴とする。これにより、石油コークスと油の両方が燃焼可能となる。また、石油コークスバーナを高い自由度で設計して、燃焼性能が高い形状にすることができる。また、補助空気ノズルにより、石油コークスバーナの熱負荷を低減することができ、バーナユニットの寿命を長くすることができる。
本発明によれば、油バーナと石油コークスバーナとの間に補助空気ノズルを設置することで、石油コークスバーナの設計自由度が向上するため、燃焼効率が高くなるよう設計することができる。また、石油コークスバーナに隣接して補助空気ノズルを配置することで、火炉から石油コークスバーナに輻射される熱の一部を遮蔽することができ、石油コークスバーナの熱負荷を低減し寿命を長くすることができる。
図1は、本実施形態のボイラを示す概略構成図である。 図2は、バーナユニットを火炉側から見た概略構成図である。 図3は、図2の部分拡大図である。 図4は、バーナユニットの一部の側面図である。 図5は、補助空気ノズルの他の例の概略構成を示す正面図である。 図6は、図5のA−A線の断面図である 図7は、バーナユニットの改造方法の一例を示すフローチャートである。 図8は、改良前のバーナユニットを示す概略構成図である。 図9は、改良後のバーナユニットを示す概略構成図である。
以下に添付図面を参照して、好適な実施形態を詳細に説明する。なお、この実施形態により本発明が限定されるものではなく、また、実施形態が複数ある場合には、各実施形態を組み合わせて構成するものも含むものである。図1から図9を用いて、本実施形態について説明する。図1から図6、図8及び図9は、紙面の上下方向が鉛直方向上下方向を示している。以降の説明で、上や上方とは鉛直方向上側を示し、下や下方とは鉛直方向下側を示すものである。
図1は、本実施形態のボイラを示す概略構成図である。本実施形態のボイラ10は、油焚きボイラを石油コークス焚きボイラに改造したボイラである。油焚きボイラは、流体燃料としての重油または、軽油、石炭のスラリーなどを燃料として用いる。油焚きボイラは、液体燃料を油バーナにより噴霧媒体としての蒸気(または、高圧空気、高圧ガス、可燃性ガスなど)により微粒化させて噴霧し、火炉内で燃焼させ、この燃焼により発生した熱を回収することが可能なボイラである。また、石油コークス焚きボイラは、固形燃料(固体燃料)の1つである石油コークス(PC:Petroleum Coke)を燃料として用いる。石油コークス焚きボイラは、石油コークスを粉砕して微粒化し、微粒化した石油コークスを搬送空気(一次空気)で石油コークスバーナから火炉内に噴霧し、火炉内で燃焼させ、この燃焼により発生した熱を回収することが可能なボイラである。
本実施形態において、図1に示すように、ボイラ10は、火炉11と燃焼装置12とを有する。火炉11は、四角筒の中空形状をなして鉛直方向に沿って設置され、この火炉11を構成する火炉壁の下部に燃焼装置12が設けられている。
燃焼装置12は、複数のバーナユニット20を有する。バーナユニット20は、火炉11の壁面に装着されている。バーナユニット20は、例えば、火炉11の四角筒の4隅に配置されている。また、バーナユニット20は、火炉11の四角筒の4つの面のそれぞれに配置してもよいし、対向する2面に配置してもよい。
以下、図1から図4を用いてバーナユニット20について説明する。図2は、バーナユニットを火炉側から見た概略構成図である。図3は、図4は、バーナユニットの一部の側面図である。バーナユニット20は、複数の油バーナ21と、複数の石油コークスバーナ(PCバーナ)31と、複数の補助空気ノズル42と、風箱44と、上部空気ノズル46と、下部空気ノズル48と、を有する。
複数の油バーナ21は、図1及び図2に示すように、バーナユニット20の延在方向と、火炉11の壁面の延在方向が直交するよう鉛直方向に並んでいる。油バーナ21は、一列で配置されている。油バーナ21は、隣接する油バーナ21と隙間を空けて配置されている。本実施形態のバーナユニット20は、4つの油バーナ21を配置した例としたが、その数は限定されない。
油バーナ21は、油バーナガン54が燃料油供給配管22を介して燃料油供給源23に連結されており、燃料油供給配管22に燃料供給量を調整可能な流量調整弁24が設けられている。また、各油バーナ21の油バーナガン54は、蒸気供給配管25を介して蒸気供給源26に連結されており、蒸気供給配管25に蒸気供給量を調整可能な流量調整弁27が設けられている。
油バーナ21は、図4に示すように、先端部51と基部52とを有する。先端部51は、基部52の火炉11の端部に配置されている。先端部51は、基部52に対して鉛直方向、つまり、水平方向に平行な軸を支点として回転可能な状態で基部52に支持されている。先端部51は、先端つまり基部52から離れるほど開口径が小さくなる。つまり先端部51は、絞りが設けられている。油バーナ21は、先端部51と基部52に延在して設けられた、油バーナガン54と燃焼用二次空気ノズル56と点火トーチ58(図3参照)とを有する。油バーナガン54は、燃料である液体燃料を火炉11の内部に噴霧する。燃焼用二次空気ノズル56は、油バーナガン54の周囲の設けられた流路であり、火炉11側と反対側の端部が風箱44と接続している。燃焼用二次空気ノズル56は、風箱44から供給された燃焼用の空気を火炉11の内部に供給する。点火トーチ58と、燃焼用二次空気ノズル56に配置されている。点火トーチ58は、油バーナガン54から噴射される燃料を着火する。
図3に示すように、複数のPCバーナ31は、油バーナ21と油バーナ21との間に配置されている。一例として本実施形態のPCバーナ31は、4つの油バーナの間となる3か所に配置されている。
PCバーナ31は、図4に示すように、先端部61と基部62とを有する。先端部61は、基部62の火炉11の端部に配置されている。先端部61は、基部62の軸方向に対して鉛直上下方向に噴出し方向が変わるよう、つまり、水平方向に軸線が直交するように設けた図示しない軸を支点として回転可能な状態で基部62に支持されている。先端部61は、先端つまり基部62から離れるほど開口径が小さくなる。つまり先端部61は、燃焼用二次空気ノズル66に絞りが設けられている。PCバーナ31は、先端部61と基部62に延在して設けられた、燃料ノズル64と燃焼用二次空気ノズル66とを有する。燃料ノズル64は、燃料である石油コークスと石油コークスを搬送する搬送空気である一次空気とを火炉11の内部に噴霧する。燃焼用二次空気ノズル66は、燃料ノズル64の周囲の設けられた流路であり、火炉11側と反対側の端部が風箱44と接続している。燃焼用二次空気ノズル66は、風箱44から供給された空気を火炉11の内部に供給する。
PCバーナ31は、石油コークス供給配管(PC供給配管)32を介して石油コークス供給源(PC供給源)33に連結されている。石油コークス供給源(PC供給源)33は、PC供給配管32を介してPCバーナ31に石油コークスを供給する。PC供給源33は、微粒化した石油コークスを空気搬送でPC供給配管32に供給する。例えば、石油コークスを貯留するバンクと、石油コークスを粉砕する粉砕機(ミル)と、を有し、バンクに貯留された石油コークスを粉砕機で粉砕して、微粒化した石油コークスを空気搬送でPC供給配管32に供給する。複数のPCバーナ31に石油コークスを供給してもよいし、PCバーナ31毎に別々に設けてもよい。
複数の補助空気ノズル42は、油バーナ21とPCバーナ31との間に設けられている。より具体的には、補助空気ノズル42は、PCバーナ31の上側と下側とのそれぞれに設けられている。補助空気ノズル42は、図4に示すように、先端部71と基部72とを有する。先端部71は、基部72の火炉11の端部に配置されている。先端部71は、基部72に対して鉛直方向、つまり、水平方向に平行な軸を支点として回転可能な状態で基部72に支持されている。先端部71は、先端つまり基部72から離れるほど開口径が小さくなる。つまり先端部71は、絞りが設けられている。補助空気ノズル42は、火炉11側と反対側の端部が風箱44と接続されている。
風箱44は、油バーナ21、PCバーナ31及び補助空気ノズル42の装着位置に設けられている。風箱44は、燃焼用二次空気ノズル56、66及び補助空気ノズル42の火炉11側とは反対側の端部と接続されている。風箱44は、空気ダクト29の一端部が連結されており、この空気ダクト29は、他端部に送風機30が装着されている。風箱44は、空気ダクト29から供給された空気が、燃焼用二次空気ノズル56、66及び補助空気ノズル42に流入する。
上部空気ノズル46は、バーナユニット20の鉛直方向上側の端部に設けられている。本実施形態では、鉛直方向において一番上側に配置された油バーナ21の鉛直方向上側の位置に配置されている。下部空気ノズル48は、バーナユニット20の鉛直方向下側の端部に設けられている。本実施形態では、鉛直方向において一番下側に配置された油バーナ21の鉛直方向下側の位置に配置されている。上部空気ノズル46と下部空気ノズル48は、火炉11側の端部が、火炉11に露出し、火炉11と反対側の端部が風箱44と接続されている。上部空気ノズル46と下部空気ノズル48は、風箱から供給される空気を火炉11内に噴射する。
バーナユニット20は、PC供給源33からPC供給配管32を通して、各PCバーナ31のPC燃料ノズル64に石油コークス及び一次空気が供給される。また、バーナユニット20は、空気ダクト29から排ガスと熱交換して加熱された燃焼用空気が風箱44を介して燃焼用二次空気ノズル66に燃焼用二次空気として供給される。PCバーナ31は、微粒化された石油コークスが一次空気とともに火炉11に噴射され、石油コークスと一次空気が噴射された空間の周囲に燃焼用二次空気を噴射することで、火炉11内で火炎を形成することができる。また、バーナユニット20は、風箱44を介して補助空気ノズル42に補助空気を供給する。補助空気ノズル42は、火炉11内に補助空気を噴射する。
また、バーナユニット20は、各油バーナ21に、燃料油供給源23から燃料油供給配管22を通して燃料が供給されると共に、蒸気供給源26から蒸気供給配管25を通して蒸気が供給される。バーナユニット20は、空気ダクト29から排ガスと熱交換して加熱された燃焼用空気が風箱44に供給され、供給された燃焼用空気が燃焼用二次空気ノズル56に供給される。そのため、油バーナ21は燃料と蒸気を混合して微粒化した後、混合流体として火炉11内に噴射すると共に、燃焼用空気を火炉11内に噴射し、火炉11内で火炎を形成することができる。また、バーナユニット20は、上部空気ノズル46及び下部空気ノズル48からも風箱44から供給された加熱空気を火炉11内に補助空気として供給し、火炎を形成する燃料の燃焼を補助する。
バーナユニット20は、燃料として石油コークスと液体燃料の両方を用いず、油バーナ21に液体燃料を供給し、PCバーナ31に石油コークスを供給せずに、油バーナ21から噴射する液体燃料のみで火炎を形成してもよい。また、バーナユニット20は、油バーナ21に液体燃料を供給せず、PCバーナ31に石油コークスを供給し、PCバーナ31から噴射する石油コークスのみで、火炎を形成してもよい。
火炉11は、上部に煙道131が連結されており、この煙道131に、対流伝熱部(熱回収部)として排ガスの熱を回収するための過熱器(スーパーヒータ)132,133、再熱器134,135、節炭器(エコノマイザ)136,137,138が設けられており、火炉11での燃焼で発生した排ガスと水との間で熱交換が行われる。
従って、燃焼装置12から燃料と空気が火炉11内に供給され、火炉11内で燃料と空気とが燃焼して火炎が生じ、この火炉11内の下部で火炎が生じると、燃焼ガス(排ガス)がこの火炉11内を上昇し、煙道131に排出される。
このとき、図示しない給水ポンプから供給された水は、節炭器136,137,138によって予熱された後、図示しない蒸気ドラムに供給され火炉壁の各水管(図示せず)に供給される間に加熱されて飽和蒸気となり、図示しない蒸気ドラムに送り込まれる。更に、図示しない蒸気ドラムの飽和蒸気は過熱器132,133に導入され、燃焼ガスによって過熱される。過熱器132,133で生成された過熱蒸気は、図示しない発電プラント(例えば、タービン等)に供給される。また、タービンでの膨張過程の途中で取り出した蒸気は、再熱器134,135に導入され、再度過熱されてタービンに戻される。なお、火炉11をドラム型(蒸気ドラム)として説明したが、この構造に限定されるものではない。
ボイラ10は、以上のように、バーナユニット20の油バーナ21とPCバーナ31との間に補助空気ノズル42を配置している。これにより、油バーナ21の隙間にあわせたサイズで設計したPCバーナ31を設置する必要が無くなり、PCバーナ31の設計に併せて空いた隙間に設置するように補助空気ノズル42を設計することにより、PCバーナ31の設計自由度を高くすることができる。PCバーナ31の設計自由度を高くすることができることで、PCバーナ31の形状を燃焼性能が高くなる形状とすることができる。
また、油バーナ21とPCバーナ31との間に補助空気ノズル42を配置し、油バーナ21とPCバーナ31との間に隙間がなくなることで、未燃分等の煤が、油バーナ21とPCバーナ31との周囲に堆積することを抑制できる。PCバーナ31と隣接して補助空気ノズル42を配置することで、補助空気ノズル42でPCバーナ31に向かう火炉11の鉛直上下方向からの輻射熱を遮ることができ、油バーナ21とPCバーナ31が過熱することを抑制することができる。また、補助空気ノズル42は、補助空気を噴射することで、輻射熱で加熱される先端部71を自ら冷却することができる。これにより、バーナユニット20は、油バーナ21とPCバーナ31の周囲に、特に油バーナの先端部51とPCバーナの先端部61に熱負荷が集中して、部分的に温度が上昇することを抑制できる。これにより、油バーナ21とPCバーナ31及びバーナユニット20を損傷しにくくすることができ、油バーナ21とPCバーナ31の寿命を長くすることができる。補助空気ノズル42の先端部71は、補助空気で自らを冷却しているが火炉11の輻射熱を受けるため、PCバーナ31の先端部61や油バーナ21の先端部51よりも寿命が短くなる場合があるが、補助空気ノズル42の先端部71は交換が簡単である。このため、交換に手間がかかる油バーナ21やPCバーナ31を輻射熱から保護することで、バーナユニット20をより長期間に渡り稼働率を高い状態にすることができる。
ここで、補助空気ノズル42は、先端部61のPCバーナ31と隣接している面及び先端部51の油バーナ21と隣接している面の少なくとも一方の絞りの角度、つまり、補助空気ノズル42の先端部71の鉛直上下側の面と基部52が長手に延在する方向(本実施形態では水平方向)とのなす角θを、10度以上15度以下として、なす角θを大きくしないことが好ましい。補助空気ノズル42は、先端部61のPCバーナ31と隣接している面及び先端部51の油バーナ21と隣接している面の両方の面の絞りの角度θを、10度以上15度以下とすることが好ましい。なす角θを10度以上とすることで、補助空気ノズル42に干渉することなく隣接するPCバーナ31の先端部61や油バーナ21の先端部51が転向できる角度調整範囲を広くすることができ、火炉11内の火炎の制御性能を高くすることができ、燃焼効率を高くすることができる。なす角θを15度以下とすることで、PCバーナ31や油バーナ21への、特に先端部への火炉11からの輻射熱を遮る性能を高くすることができる。ここで、補助空気ノズル42は、PCバーナ31の燃焼用二次空気ノズル66から火炉11に供給される燃焼用二次空気の流速よりも速い流速の補助空気を火炉11に供給することが好ましい。補助空気の流速を速くすることで、補助空気ノズル42自体を冷却する性能を高くすることができる。
バーナユニット20は、風箱44に供給される全空気の量に対する複数の補助空気ノズル42の先端から火炉11に供給する空気の量の総量を5%以下とすることが好ましい。補助空気ノズル42から供給する空気の量の総量を、風箱44に供給される全空気の量の5%以下とすることで、PCバーナ31での石油コークスの燃焼と、油バーナ21での液体燃料の燃焼に与える影響を低減することができる。
図5は、補助空気ノズルの他の例の概略構成を示す正面図である。図6は、図5のA−A線断面図である。図5及び図6に示す補助空気ノズル42aは、補助空気が流れる流路内に開口面積低減機構80が配置されている。開口面積低減機構80は、配置されていない場合よりも、補助空気ノズル42aの開口面積を減少させる機構である。ここで、開口面積は、補助空気ノズル42aの火炉側の先端の面αまたは、補助空気ノズル42aの最も開口面積が小さい位置における補助空気の流れ方向に直交する面の面積である。本実施形態では、一例として開口面積低減機構80は、フレイムスキャナ(火炎検出器)82と、点火トーチ(点火装置)84の少なくとも1つとを有する。フレイムスキャナ82は、火炉11内部で形成される火炎の状況を検出する。点火トーチ84は、PCバーナ31から噴射される石油コークスを着火させる種火を火炉11内に供給する。フレイムスキャナ82や点火トーチ84は、一般にはPCバーナ31または油バーナ21に設置するが、補助空気ノズル42aに設置することで、PCバーナ31または油バーナ21の狭い空間に配設する必要が無く、補助空気ノズル42aの設置開口面積低減機構80として利用する。
補助空気ノズル42aは、開口面積低減機構80を設けることで、開口面積を小さくすることができる。これにより、補助空気ノズル42aの先端部71の開口、つまり外周が大きい場合も、開口での補助空気の流速を早くすることができる。先端部71の開口での補助空気の流速は、30m/s以上50m/s以下の流速とするとさらに好ましい。これにより、補助空気の流れの圧力損失を大きくし過ぎないで、補助空気ノズル42aの自己への冷却性能を高くすることができ、補助空気ノズル42aの耐久性を高くすることができる。また、開口面積低減機構80で開口面積を調整可能とすることで、補助空気ノズルから供給される空気の流速及び流量をより大きい範囲で調整することができる。また、バーナユニット20として必要なフレイムスキャナ(火炎検出器)82や、点火トーチ84などを開口面積低減機構80に用いることがで、新たな部材を追加せずに、補助空気ノズル42aの性能を高くすることができ、また、PCバーナ31や油バーナ21の内部に配置する部品を少なくすることができる。
本実施形態のバーナユニット20aは、開口面積低減機構80としてフレイムスキャナ(火炎検出器)82や、点火トーチ84などを用いることで、バーナユニット20の全体の部品点数を低減させることができるが、これに限定されない。バーナユニット20aは、開口面積低減機構80として板状の部材を設置してもよい。また、本実施形態のバーナユニット20aは、開口面積低減機構80としてフレイムスキャナ(火炎検出器)82以外のPCバーナの燃焼状態を検出する機器の計測端子を配置してもよい。
また、本実施形態のバーナユニット20aは、試運転後や定期メンテナンス時に、その際の補助空気ノズル42aの状態、PCバーナ31の状態及び油バーナ21の少なくとも1つの状態に基づいて、補助空気ノズル42aから供給する空気流量及び空気流速を算出し、その算出結果に基づいて、開口面積低減機構80の配置及び大きさを決定することが好ましい。これにより、バーナユニット20aの寿命を長くすることができる。また、補助空気ノズル42の状態とPCバーナ31の状態に応じて空気量を設定することで、交換が簡単な補助空気ノズル42の先端が、交換に手間がかかるPCバーナ31よりも先に交換が必要な状態にすることができる。
また、本実施形態のバーナユニット20aは、開口面積低減機構80を設けたが、上述した補助空気ノズル42aの絞り角の範囲内であれば、先端41の絞り形状を調整し、開口面積を増減させてもよい。
次に、図7から図9を用いて、バーナユニットの改造方法について説明する。図7は、バーナユニットの改造方法の一例を示すフローチャートである。図8は、改良前のバーナユニットを示す概略構成図である。図9は、改良後のバーナユニットを示す概略構成図である。図8に示す改造前のバーナユニット20aは、油バーナ21を備え、PCバーナ31は備えていない。また、バーナユニット20aは、油バーナ21をメンテナンスする際に作業者が作業を行うメンテナンス用床90が油バーナ21の鉛直方向下側で、かつ、風箱44に対向する位置に配置されている。作業者は、メンテナンス用床90に乗った状態で、バーナユニット20aのメンテナンスを行う。具体的には、作業者は、メンテナンス用床90に乗った状態で、バーナユニット20aの油バーナ21の油バーナガン54を油バーナガン54aの位置まで引き抜き、油バーナガン54の先端のバーナチップの交換等のメンテナンスを行う。
このように、油焚きボイラで使用されているバーナユニット20aを石油コークスも燃焼できるバーナユニット20に改造する。まず、作業者は、メンテナンス用床90の火炉11側の一部を取り外す(ステップS12)。例えば、図8及び図9に示すように、作業者は、メンテナンス用床90の一部94を切断して、メンテナンス用床90の火炉11側の一部を取り外し、改造メンテナンス用床92とする。
次に、作業者は、PCバーナ31を設置する(ステップS14)。作業者は、油バーナ21の間にPCバーナ31を設置する。このとき、作業者は、PCバーナ31が設置できるように風箱44や火炉11の内壁も加工する。次に、作業者は、補助空気ノズル42を設置する(ステップS16)。作業者は、油バーナ21とPCバーナ31との間に補助空気ノズル42を設置する。これにより、図9に示すように、油バーナ21と油バーナ21との間に、補助空気ノズル42とPCバーナ31と補助空気ノズル42とが列状に配置されたバーナユニット20bとなる。なお、本実施形態では、PCバーナ31を設置した後、補助空気ノズル42を設置したが、設置する順番を逆にしてもよい。次に、作業者は、補助空気ノズル内にフレイムスキャナ82、点火トーチ84つまり開口面積低減機構80を設置する(ステップS18)。
バーナユニットの改造方法は、油焚きボイラ用のバーナユニット20aにPCバーナ31と補助空気ノズル42を設置し、バーナユニット20bとすることで、石油コークスの燃焼が可能なバーナユニット20とすることができる。また、バーナユニットの改造方法は、油バーナ21とPCバーナ31との間に補助空気ノズル42を設置することで、PCバーナ31を燃焼性能が高い形状に設計しつつ、油バーナ21とPCバーナ31と間に隙間が生じることを抑制することができる。また、油バーナ21とPCバーナ31との間に補助空気ノズル42を配置することで、油バーナ21とPCバーナ31に隣接する位置に、PCバーナ31に向かう火炉11からの輻射熱を遮蔽する機構を付けることができる。これにより、油バーナ21とPCバーナ31の寿命を長くすることができる。この際に、補助空気ノズル42の先端部71は、補助空気で自らを冷却しているが、油バーナ21の先端部51やPCバーナ31の先端部61よりも寿命が短くなる場合がある。しかしながら、補助空気ノズル42の先端部71は交換が簡単であるため、交換に手間がかかる油バーナ21やPCバーナ31を輻射熱から保護することで、バーナユニット20をより長期間に渡り稼働率を高い状態にすることができる。
また、バーナユニットの改造方法は、メンテナンス用床90を一部除去することで、風箱とメンテナンス用床90との間の空間を大きくすることができる。これにより、PCバーナを簡単に設置することができる。また、バーナユニットの改造方法は、開口面積低減機構80を設置することで、補助空気ノズルの形状をそのままの状態で、補助空気の流速、流量を調整することができる。
また、バーナユニットの改造方法は、試運転後や定期メンテナンス時に、その際の補助空気ノズル42の状態、PCバーナ31の状態及び油バーナ21の少なくとも1つの状態に基づいて、補助空気ノズルから供給する空気流量及び空気流速を算出し、その算出結果に基づいて、開口面積低減機構80の配置及び大きさを決定し、開口面積低減機構80を調整することが好ましい。これにより、バーナユニット20aの寿命を長くすることができる。また、補助空気ノズル42の状態とPCバーナ31の状態に応じて空気量を設定することで、交換が簡単な補助空気ノズル42の先端が、交換に手間がかかるPCバーナ31の先端部61よりも先に交換が必要な状態にすることができる。
10 ボイラ
11 火炉
12 燃焼装置
20、20a、20b バーナユニット
21 油バーナ
22 燃料油供給配管
23 燃料油供給源
25 蒸気供給配管
31 石油コークスバーナ(PCバーナ)
32 石油コークス供給配管(PC供給配管)
33 石油コークス供給原(PC供給源)
42、42a 補助空気ノズル
44 風箱
46 上部空気ノズル
48 下部空気ノズル
51、61、71 先端部
52、62、72 基部
54 油バーナガン
56、66 燃焼用二次空気ノズル
58 点火トーチ
64 PC燃料ノズル
80 開口面積低減機構
82 フレイムスキャナ
84 点火トーチ
90 メンテナンス用床
92 一部
94 改良メンテナンス用床

Claims (11)

  1. 列状に配置された複数の油バーナを有するバーナユニットを固形燃料で燃焼可能にするバーナユニットの改造方法であって、
    前記油バーナと前記油バーナの間に石油コークスバーナを設置するステップと、
    前記油バーナと前記石油コークスバーナとの間に二次空気が流れる補助空気ノズルを設置するステップと、を有することを特徴とするバーナユニットの改造方法。
  2. 前記補助空気ノズルの開口面の一部に開口面積低減構造を設置するステップを有することを特徴とする請求項1に記載のバーナユニットの改造方法。
  3. 前記石油コークスバーナを設置する前に、前記油バーナと前記油バーナとの間に配置された床面の一部を除去するステップをさらに有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のバーナユニットの改造方法。
  4. 前記補助空気ノズルは、先端の前記石油コークスバーナと隣接している面及び前記油バーナと隣接している面の少なくとも一方が、火炉側に向かうにしたがって、前記補助空気ノズルの基部が長手に延在する方向から先端の絞り角で絞られた絞り形状であり、前記先端の絞り角を10度以上15度以下であることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のバーナユニットの改造方法。
  5. 火炉に設置され、火炉内で燃料を燃焼させるバーナユニットであって、
    列状に配置された複数の油バーナと、
    前記油バーナの間に配置された少なくとも1つの石油コークスバーナと、
    前記石油コークスバーナと前記油バーナの間に配置された2つ以上の複数の補助空気ノズルと、
    前記補助空気ノズルと接続された風箱と、を有し、
    前記補助空気ノズルは、先端の鉛直方向で、前記石油コークスバーナと隣接している面及び前記油バーナと隣接している面の少なくとも一方が、火炉側に向かうにしたがって前記補助空気ノズルの基部が長手に延在する方向から先端の絞り角で絞られた絞り形状であり、前記先端の絞り角が10度以上15度以下であることを特徴とするバーナユニット。
  6. 前記石油コークスバーナは、石油コークス及び前記石油コークスを搬送する燃料一次空気を噴射する燃料ノズルと、
    前記燃料ノズルの外周を囲って配置され、前記風箱と接続し、前記風箱から供給された空気を燃焼用二次空気として前記火炉内に供給する燃焼用二次空気ノズルと、を有する請求項5に記載のバーナユニット。
  7. 前記補助空気ノズルは、開口面の一部に開口面積低減構造が設けられていることを特徴とする請求項5または請求項6に記載のバーナユニット。
  8. 前記開口面積低減構造は、バーナユニットの燃焼状態を計測する計測端子であることを特徴とする請求項7に記載のバーナユニット。
  9. 前記開口面積低減構造は、前記石油コークスバーナから噴射される石油コークスに点火する点火装置であることを特徴とする請求項7または請求項8に記載のバーナユニット。
  10. 前記補助空気ノズルは、前記風箱に供給される全空気の量に対して前記複数の補助空気ノズルの先端から前火炉に供給する空気の量の総量が5%以下であることを特徴とする請求項5から請求項9のいずれか一項に記載のバーナユニット。
  11. 火炉と、
    前記火炉の火炉壁に配置された請求項5から請求項10のいずれか一項に記載のバーナユニットと、
    前記バーナユニットから火炉内に噴射された燃料と空気が燃焼されることで生成される燃焼ガスと熱交換を行って熱を回収する熱交換器と、を有することを特徴とするボイラ。
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