JP2017089175A - 間仕切りパネル装置 - Google Patents

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Waku Tsuchiyama
和功 土山
憲太郎 鞠子
Kentaro Mariko
憲太郎 鞠子
圭吾 斉藤
Keigo Saito
圭吾 斉藤
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Abstract

【課題】パネル壁面に横方向の連続性を与え、空間的な広がりを演出する間仕切りパネル装置を提供する。
【解決手段】左右に立設された複数の支柱2間に、複数の横連結杆3を架設して形成された矩形枠の少なくとも前面にパネル材4を取付けてなる間仕切パネル装置1であって、左右に連接するパネル材4の側縁同士を当接させ、かつ上下に連接する各パネル材4の上縁及び下縁同士を所定間隔離間させて配置することで横目地7を形成するとともに、少なくとも横目地7から露出する部分の矩形枠の表面材の明度は、パネル材の壁面4sの明度よりも低くした。
【選択図】図1

Description

本発明は、オフィス等の空間を任意の領域に仕切る間仕切りパネル装置に関する。
オフィスやショールーム等の主に室内の空間は、その空間の利用目的に合わせて所望の広さに仕切るために、従来各種の間仕切りパネル装置が用いられている。これらの間仕切りパネル装置は、複数のパネルをフレームに取り付けることでパネル壁面を形成することが一般的であり、各パネルの寸法公差や取付け作業時の作業性を考慮し、縦方向又は横方向にパネル間の目地を形成している。
このような間仕切りパネル装置として、特許文献1には、ブロックパネルを、複数の支柱と該支柱間に架け渡された横連結杆に固定するものが開示されており、この間仕切りパネル装置においては、縦方向及び横方向の両方に目地が形成されている。
特開2007−016526(第10頁、第2図)
また、横方向の連続性を壁面に与えて広がりのある空間を演出し、パネル壁面に高級感を出すために、縦方向の目地は極力小さくしながら横方向に所定寸法の横目地を形成することが行われている。このように広がりのある空間や高級感を演出するために、特許文献1の間仕切りパネル装置では、ブロックパネルを左右方向に隙間無く配置し、横目地を形成しても、上下のブロックパネル間に形成された横目地から支柱と横連結杆の接続部が見えてしまい、当該部分において横方向の連続性が損なわれ、間仕切りパネル装置が使用される空間に広がりを演出することが充分ではなかった。
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、パネル壁面に横方向の連続性を与え、空間的な広がりを演出する間仕切りパネル装置を提供することを目的としている。
前記課題を解決するために、本発明の間仕切りパネル装置は、
左右に立設された複数の支柱間に、複数の横連結杆を架設して形成された矩形枠の少なくとも前面にパネル材を取付けてなる間仕切パネル装置であって、
左右に連接する前記パネル材の側縁同士を当接させ、かつ上下に連接する各パネル材の上縁及び下縁同士を所定間隔離間させて配置することで横目地を形成するとともに、
少なくとも前記横目地から露出する部分の前記矩形枠の表面材の明度は、前記パネル材の壁面の明度よりも低いことを特徴としている。
この特徴によれば、パネル材の側縁同士を当接させるとともに、横目地に位置する矩形枠の明度をパネル材の壁面の明度より低くすることで、横目地を際立たせ、左右に連接するパネル材同士の境界から意識を逸らし、かつ上下に隣接するパネル材の間に形成される横目地に位置する矩形枠の色が、支柱部材と横連結杆の接続部の段差により形成される影の色に近似することから、当該接続部の影や段差の視認性を下げることができるため、間仕切りパネル装置に横方向の連続性を与えて空間的な広がりを演出することができる。
前記パネル材の厚みは、前記横目地の二倍以上であることを特徴としている。
この特徴によれば、パネル材の厚み分、支柱部材と横連結杆の接続部はパネル材の壁面から奥まった位置に配されるため、横目地に入射した光が支柱部材と横連結杆との接続部に届きにくく、支柱部材と横連結杆との接続部が目立ちにくい。
前記パネル材の壁面と、該パネル材の壁面と直交するパネル材の上縁及び下縁とは、同じ明度であることを特徴としている。
この特徴によれば、横目地に入射する光の加減によってパネル材の上縁及び下縁に自然な濃淡のグラデーションがつくため、パネル材の壁面とパネル材の上縁及び下縁の色が馴染みやすく、美観に優れる。
前記矩形枠は、少なくとも前記横目地から露出する部分に前記パネル材の壁面よりも明度の低いシール材を貼付されていることを特徴としている。
この特徴によれば、矩形枠が露出する箇所の明度を容易に下げることができ、各部品の加工が簡易になる。
前記パネル材と天井との間に露出する部分の前記矩形枠の表面材の明度、及び前記パネル材と床面との間に露出する部分の前記矩形枠の表面材の明度の少なくともいずれか一方の明度は、前記パネル材の壁面の明度よりも低いことを特徴としている。
この特徴によれば、矩形枠の天井側及び床面側に横目地に略平行に明度の低い領域が形成されるため、間仕切りパネル装置に横方向の連続性を与えて空間的な広がりを演出することができる。
本発明に係る間仕切りパネル装置を示す正面図である。 間仕切りパネル装置の分解斜視図である。 間仕切りパネル装置の矩形枠の接続構造周辺の拡大斜視図である。 図1におけるA‐A端面図とその一部拡大図である。 図1の図中央付近の二点鎖線部の拡大図である。
本発明に係る間仕切りパネル装置を実施するための形態を実施例に基づいて以下に説明する。
実施例に係る間仕切りパネル装置につき、図1から図5を参照して説明する。以下、図1の紙面手前を間仕切りパネル装置の前方、紙面左右を間仕切りパネル装置の左右として説明する。
図1(a)及び(b)に示されるように、間仕切りパネル装置1は主に室内のオフィス空間やショールーム等の空間を、その空間の利用目的に合わせて所望の広さに区分けするために取付けられるものである。間仕切りパネル装置1は主に、左右方向に複数立設された支柱2と、該支柱2の間に高さ方向に複数架けられた横連結杆3と、支柱2及び横連結杆3とにより形成される矩形枠に支持されている複数のブロックパネル4,4,…とにより構成されている。
支柱2は、薄肉鋼板を曲げ加工と溶接して製作されており、その全面が黒色で塗装された長尺部材であり、長手方向に沿って所定間隔毎に複数の止め金具用スリット14Aと受け金具用スリット14Bが前後対称に二つずつ形成されている(図3参照)。なお、支柱2は、アルミ材の押し出し加工により製作されたものでもよい。
図2に示されるように、横連結杆3(3A、3B、3C)は薄肉鋼板を曲げ加工と溶接して製作されており、その全面が黒色で塗装された長尺部材であり、支柱2に架けられる高さ位置の違いにより3種類の部材に区別されている。すなわち、天井Cのベース6に取付けられる上部結合材3A(いわゆる笠木)、支柱2に取付けられた中間結合部材受け金具12に固定される中間結合部材3B及び床面Fのベース6に取付けられる下部結合材3C(いわゆる巾木)である。なお、横連結杆3はアルミ材の押し出し加工によりにより製作されたものでもよい。
また、横連結杆3である中間結合部材3Bは、上方に向けて開口している上部片30と、下方に向けて開口している下部片31とにより構成されている(図4参照)。なお、横連結杆3の支柱2への取付け構造については後述する。
図2及び図3に示されるように、ブロックパネル4,4,…は、薄肉鋼板を曲げ加工により成形され、全面を白色に塗装された板状部材であり、パネル材の壁面4s,4s,…により間仕切りパネル装置1の壁面を形成している。また、パネル材の壁面4sと直交する面として、ブロックパネル4,4,…の上下にはパネル材の上側面及び下側面4t(パネル材の上縁及び下縁)が、左右にはパネル側面4uがそれぞれ形成されている。また、パネル材の壁面4sの裏側には断熱材4dが接着剤により取り付けられており、断熱材4dの上部には上向きの開口を有する板バネ状の抑え金具4aが取り付けられている。
天井Cと床面Fとには、アルミ材の押し出し加工により成形された長尺部材で、化粧板であるハカマ5,5がネジ止めによりそれぞれ取り付けられている。
図2に示されるように、間仕切りパネル装置1は、前後面の両面にブロックパネル4,4,…を有する構造となっている。床面F及び天井Cに取付けられる長尺のベース6,6の端部にジョッキ10及びボラ11を介して支柱2が固定される。そしてこの支柱2の側面に複数設けられた止め金具用スリット14Aにパネル止め金具13が、受け金具用スリット14Bに中間結合部材受け金具12が、それぞれ固定される。
図3に示されるように、パネル止め金具13には、係合部13a,13aが支柱2の前後方向対称に二つ設けられており、これら係合部13a,13aを支柱2の止め金具用スリット14Aと係合することにより、パネル止め金具13が支柱2に支持されるようになっている。また、係合部13a,13aの下部には、ブロックパネル4,4,…を懸架するための懸架部13b,13bが支柱2の前後方向対称に二つ設けられており、懸架部13b,13bに対してブロックパネル4,4,…の幅方向端部における裏側の上下略中央に形成された懸架用スリット4cを係止させる構造となっている。
また、中間結合部材受け金具12は、断面略コ字状の部材であり、金属板を屈曲して一体成形されており、上面12aと、上面12aの前後端から下方に直角にそれぞれ延びる側面12b,12bと、これら側面12b,12bの外側にそれぞれ延びる延出部12c,12cと、これら延出部12c,12cの上下端に形成される上向突片12d,下向き突片12eと、を有して主に構成されている。
中間結合部材受け金具12は、延出部12c,12cを支柱2の止め金具用スリット14A,14Aにそれぞれ挿入し、金具用スリット14A,14Aの裏面に上向突片12dと下向き突片12eを当接させるように係合させる。この状態で、中間結合部材受け金具12の上面12aに、下方に開口する略コ字状の中間結合部材3Bの下部片31を載置し、中間結合部材3Bの下部片31と上部片30をそれぞれ貫通する孔32と、固定用孔12fを挿通するネジ(図示せず)により中間結合部材受け金具12と中間結合部材3Bとを連結し、中間結合部材3Bを支柱2に対して支持させる構造になっている。
中間結合部材受け金具12と中間結合部材3Bとの連結の際、中間結合部材3Bの端面3uが支柱2の側面2aに当接した状態で初めて、中間結合部材受け金具12の固定用孔12fと中間結合部材3Bの孔32とが重なるようになっており、中間結合部材受け金具12と中間結合部材3Bとが連結されることにより、支柱2の側面2aと中間結合部材3Bの端面3uが隙間なく当接された状態となる。
前述した中間結合部材受け金具12と中間結合部材3Bとの連結により支柱2と中間結合部材3Bとで矩形枠が形成される。
ブロックパネル4,4,…は、ブロックパネル4,4,…の内側の上部には抑え金具4aが、下部には脚部4bが、左右の上下略中央には懸架用スリット4c(図3参照)が、それぞれ形成されており、抑え金具4aがブロックパネル4の上側に位置する中間結合部材3Bの下部片31の下向片31aを挟み込み、懸架用スリット4cを支柱2に取付けられたパネル止め金具13の懸架部13bに係合させ、脚部4bをブロックパネル4の下側に位置する中間結合部材3Bの上部片30の上向片30aに係合させる。これにより、ブロックパネル4が支柱2及び中間結合部材3Bにより構成される矩形枠に固定される構造となっている。
パネル止め金具13は、支柱2に取付けられた状態で、懸架部13b,13bが支柱2の側面2aと略当接するような構造となっている。一方、懸架用スリット4cは、ブロックパネル4の内側の幅方向端部から中心方向に所定距離内側に寄って形成されている。そのため、ブロックパネル4がパネル止め金具13に係止された際には、ブロックパネル4の幅方向端部が支柱2の前後面2b,2bに対して所定寸法重なるようになっている。ここでいう所定寸法とは、ブロックパネル4のパネル側面4uから支柱2の側面2aまでの寸法であり、言い換えると支柱2の前後面2b,2bの幅方向(左右方向)の長さの略半分の寸法である。ブロックパネル4,4を支柱2に取り付けた状態において、図5に示されるように、左右に隣接するブロックパネル4,4のパネル側面4u,4u(側縁)同士が当接した状態となる。
中間結合部材3B,3Bの支柱2に取付けられる上下方向の間隔が、ブロックパネル4の高さよりも大きく設定されているため、図5に示されるように、上下方向に隣接して支持されるブロックパネル4,4,…の間には予め設定された所定寸法αの横目地7が形成されることになる。本実施における所定寸法αは4mmであるが、その寸法は設計に応じて任意に調整されるため、この限りではない。更に、この横目地7の内側に中間結合部材3Bが位置しているため、支柱2と中間結合部材3Bとの接続部9が横目地7から部分的に覗くように露出する状態となる。
図2から図4では図示していないが、矩形枠を構成する支柱2及び中間結合部材3Bは、その全面に黒色の塗装が施されている。ブロックパネル4,4,…のパネル材の壁面4sは白色に塗装されており、これらブロックパネル4,4,…と矩形枠との明度が反転したものとなっている。これによれば、横目地7に位置する矩形枠の明度をパネル材の壁面4sの明度より低くすることで、横目地7を敢えて際立たせ、左右に連接するパネル材4,4同士の境界から意識を逸らさせ、かつ上下に隣接するパネル材4,4の間に形成される横目地7に位置する矩形枠の色が、支柱部材2と中間結合部材3Bの接続部の段差により形成される影の色に近似することから、当該接続部の影や段差の視認性を下げることができるため、間仕切りパネル装置1に横方向の連続性を与えて空間的な広がりを演出することができる。
図4に示されるように、ブロックパネル4,4,…の前後方向の厚みβは、横目地7の所定寸法αの2倍以上に設定されている。このため、間仕切りパネル装置が室内に設置された場合に、矩形枠を構成する支柱2及び中間結合部材3Bはパネル材の壁面4sから奥まった位置に配されるため、横目地7に室内灯の光が入射した場合であっても、横目地7に入射した光が支柱2と中間結合部材3Bとの接続部9に届きにくくなっている。これによれば、支柱2と中間結合部材3Bの接続部9に陰影が形成されづらく、支柱2と中間結合部材3Bの接続部9の段差のつなぎ目の視認性を下げ、横目地7が連続して左右方向に形成されている印象を与えることができる。
また、明度の高いパネル材の上側面及び下側面4t,4tにより形成される横目地7に入射する光によってパネル材の上側面及び下側面4t,4tの面上に形成されたブロックパネル4の影が形成されるが、ブロックパネル4,4,…のパネル材の上側面及び下側面4t,4tは、パネル材の壁面4sと同じ白色に塗装されているため、パネル材の上側面及び下側面4t,4tの面上に影が形成されたことにより、パネル材の上側面及び下側面4t,4tの色が黒色に近づくことになる。そのため、パネル材の壁面4sの色と、パネル材の上側面及び下側面4t,4tの明度の高い色と、矩形枠を構成する支柱2及び中間結合部材3Bの明度の低い色とにより、自然な濃淡のグラデーションがつくため、横目地7から露出する矩形枠を構成する支柱2及び中間結合部材3Bと、パネル材の壁面4sとの境界線が薄れ、美観に優れる。
また、上部部結合材3A及び下部結合材3Cは、それらの外面が、明度の低い色に塗装されている。そして、ブロックパネル4と天井Cとの間で外部に露出する領域δ(図4参照。)及び下部結合材3Cとブロックパネル4と床Fとの間で外部に露出する領域ε(図4参照。)は、これらの明度が低くかつ横方向に延びて形成されているため、横方向に連続する印象を与えている。さらに、これらの領域δ、領域εは、横目地7と平行に配置されているため、間仕切りパネル装置1に一層の横方向の連続性を与えて空間的な広がりを演出することができる。なお、間仕切りパネル装置1の具体的な態様(天井側が目立ち易い等の態様)に応じて、領域δと領域εの一方のみを明度の低い色に塗装してもよい。
尚、矩形枠の表面材である支柱2や中間結合部材3Bの明度については、全面への塗装によるものについて説明しているが、横目地7に位置する該当領域γ(図3参照)にのみ塗装を施してもよいし、塗装はせずに該当領域γに明度の低いシール材を貼付する態様であっても構わない。
同様に、上部結合材3A及び下部結合材3Cについても、全面への塗装によるものではなく、領域δ及び領域εにのみ塗装を施してもよいし、明度の低いシール材を貼付する態様であっても構わない。
以上、本発明の実施例を図面により説明してきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
例えば、上記実施例においては、ブロックパネル4,4,…として薄肉鋼板を使用しているが、ブロックパネル4,4,…の材質としてはこの他のものであってもよく、木材やFRP等の樹脂材料であってもよい。また、ガラス材や樹脂材のうち、光透過性材料のパネルを鋼板等で形成した枠材に嵌めて構成したものでもよい。この場合において、パネル材が光透過性材料である場合には、本発明における壁面を形成する面とは、パネル材が嵌められる枠材の表面を指すことになる。
また、上記実施例においては、支柱2や中間結合部材3Bの材質として、アルミの押し出し材を使用しているが、支柱2や中間結合部材3Bの材質としてはこの他のものであってもよく、薄肉鋼板、木材若しくはFRP等の樹脂材料であってもよい。
また、上記実施例においては、接続部9の周辺に関し、支柱2と中間結合部材3Bとにのみ黒色の塗装を施しているが、これに限らず、共に矩形枠を形成する中間結合部材受け金具12にも同様に黒色の塗装を施してもよく、これによれば、仮に支柱2と中間結合部材3Bとの連結精度を落としたとても、支柱2と中間結合部材3Bとの段差のつなぎ目の視認性を下げることができる。尚、中間結合部材受け金具12についても支柱2と中間結合部材3Bと同様に、全面塗装に限らず横目地7に位置する該当領域にのみ塗装が施されてもよい。
また、上記実施例においては、接続部9は支柱2と中間結合部材3Bにより形成され、中間結合部材受け金具12は中間結合部材3Bに覆われて外部から視認できない位置に配置されているが、中間結合部材受け金具が支柱2と中間結合部材3Bを連結している状態が外部から視認できる構造になっていてもよい。その場合には、中間結合部材受け金具も含めて、本発明の矩形枠の表面材を構成していることになる。このように複数の部材により矩形枠の表面材が構成される場合には、横目地7から覗く部品の凹凸が目立たないようにすることで、横目地7の横方向の連続性を損なわないように配慮して矩形枠の表面材の明度を低くする必要がある。
また、上記実施例においては、支柱2の前後の両側にブロックパネル4,4,…が取り付けられる構造について説明したが、この態様に限られず、支柱の前側方にのみブロックパネル4,4,…が取り付けられる構造であっても構わない。
また、上記実施例においては、左右方向に隣接するブロックパネル4,4,…のパネル側面4uが互いに当接される例について説明したが、この態様に限られず、ブロックパネル4,4,…が横方向につながる印象を与えられる程度に、極めて僅かな寸法の間隙を有して隣接していても良い。さらに、ブロックパネル4,4,…のパネル側面4u,4uが互いに当接乃至極めて僅かな寸法の間隙を有して隣接する領域の後方において、支柱2がブロックパネル4,4,…の裏面に幅方向に長さを有して当接して配置される構造としているため、間仕切りパネル装置1の内部からパネル側面4u,4uの間から光が漏れることが抑制され、横目地7が連続して左右方向に形成されている印象を与えることができる。
また、上記実施例においては、ブロックパネル4,4,…の壁面4sを白色、矩形枠の表面材を黒色の例において説明したが、このように全く逆の明度を採用することで、横目地7の横方向の連続性を顕著に与え、パネル装置の空間的な広がりを顕著に演出することができる。
しかしながら、この態様に限られず明度の違いがあれば他の各種の色相を有していても構わないし、パネル材の壁面4sと矩形枠の表面材の色相については、それぞれ異なるものであっても構わない。この点については、パネル材の上側面及び下側面4tについても同様である。
1 間仕切りパネル装置
2 支柱(矩形枠)
3 横連結杆
3B 中間結合部材(横連結杆)(矩形枠)
3u 中間結合部材端面(パネル材の側縁)
4 ブロックパネル(パネル材)
4s パネル材壁面
4t パネル材の上側面,下側面(パネル材の上縁,下縁)
4u パネル側面(パネル側縁)
6 ベース
7 横目地
8 当接部
9 接続部
12 中間結合部材受け金具(矩形枠)
13 パネル止め金具
α 横目地の寸法
β ブロックパネル厚み

Claims (5)

  1. 左右に立設された複数の支柱間に、複数の横連結杆を架設して形成された矩形枠の少なくとも前面にパネル材を取付けてなる間仕切パネル装置であって、
    左右に連接する前記パネル材の側縁同士を当接させ、かつ上下に連接する各パネル材の上縁及び下縁同士を所定間隔離間させて配置することで横目地を形成するとともに、
    少なくとも前記横目地から露出する部分の前記矩形枠の表面材の明度は、前記パネル材の壁面の明度よりも低いことを特徴とする間仕切りパネル装置。
  2. 前記パネル材の厚みは、前記横目地の二倍以上であることを特徴とする請求項1に記載の間仕切りパネル装置。
  3. 前記パネル材の壁面と、該パネル材の壁面と直交するパネル材の上縁及び下縁とは、同じ明度であることを特徴とする請求項1または2に記載の間仕切りパネル装置。
  4. 前記矩形枠は、少なくとも前記横目地から露出する部分に前記パネル材の壁面よりも明度の低いシール材を貼付されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の間仕切りパネル装置。
  5. 前記パネル材と天井との間に露出する部分の前記矩形枠の表面材の明度、及び前記パネル材と床面との間に露出する部分の前記矩形枠の表面材の明度の少なくともいずれか一方の明度は、前記パネル材の壁面の明度よりも低いことを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の間仕切りパネル装置。
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