JP2017088387A - クレーン車 - Google Patents

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Abstract

【課題】第1ウインチ及び着脱可能な第2ウインチを備えるクレーン車を、姿勢を安定させた状態で動作させる手段を提供する。【解決手段】クレーン車は、第1フックと、第2フックと、第1ウインチと、旋回体に着脱可能な第2ウインチ及びウエイトと、第2ウインチ及びウエイトの一方が旋回体に装着されていることを示す検出信号を出力するセンサと、クレーン車の動作を指示する操作信号を出力する第1操作部と、制御部とを備える。制御部は、第1操作部から操作信号が出力され、且つセンサから検出信号が出力されていることに応じて(S11:Yes&S12:Yes)、該クレーン車を動作させる動作制御処理(S13)と、第1操作部から操作信号が出力され、且つセンサから検出信号が出力されていないことに応じて(S11:Yes&S12:No)、該クレーン車を動作を規制する規制処理とを実行する。【選択図】図7

Description

この発明は、第1ウインチ及び着脱可能な第2ウインチを有するクレーン車に関する。
例えば特許文献1には、走行機能を有するキャリアと、キャリア上で旋回可能な旋回台と、旋回台に起伏可能に取り付けられたブームと、ブームの先端に着脱可能なジブと、wワイヤを繰り出し或いは巻き取るメインウインチ及びサブウインチとを備えるクレーン車が開示されている。メインウインチは、例えば、ブームの先端に吊下されたメインフックの昇降に用いられる。また、サブウインチは、例えば、ブームの先端に吊下されたサブフックの昇降、ジブの先端に吊下されたジブフックの昇降、或いはブームに対するジブの着脱に用いられる。
特開2009−202981号公報
特許文献1に記載のメインウインチ及びサブウインチは、旋回台の後部において、前後方向に並べて配置されている。そのため、旋回台の旋回半径は、メインウインチ及びサブウインチの分だけ増大する。そこで、クレーン車の停車位置の近くに障害物等がある狭い作業現場においては、サブウインチを取り外して使用したいとの要請がある。
しかしながら、サブウインチは、ワイヤの繰り出し及び巻き取りのみならず、吊荷を吊り上げた際のクレーン車の姿勢を安定させるためのカウンタウエイトとしても機能する。そのため、サブウインチを取り外した状態でクレーン車を使用する場合、サブウインチの重量に相当するカウンタウエイトをクレーン車に搭載しないと、クレーン車の姿勢が不安定になる可能性がある。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、第1ウインチ及び着脱可能な第2ウインチを備えるクレーン車を、姿勢を安定させた状態で動作させる手段を提供することにある。
(1) 本発明に係るクレーン車は、走行体と、旋回可能に上記走行体に支持された旋回体と、起伏及び伸縮可能に上記旋回体に支持されたブームと、上記ブームの先端に吊下可能な第1フック及び第2フックと、上記第1フックを吊下するワイヤを繰り出し及び巻き取る第1ウインチと、上記旋回体に着脱可能であり、上記第2フックを吊下するワイヤを繰り出し及び巻き取る第2ウインチと、上記第2ウインチが取り外された上記旋回体に着脱可能なウエイトと、上記第2ウインチ及び上記ウエイトの一方が上記旋回体に装着されていることに応じて、検出信号を出力するセンサと、上記ブームの起伏、上記ブームの伸縮、或いは上記第1ウインチによるワイヤの繰り出し或いは巻き取りを指示する操作を受け付けたことに応じて、当該操作に対応する操作信号を出力する第1操作部と、制御部とを備える。上記制御部は、上記第1操作部から上記操作信号が出力され、且つ上記センサから上記検出信号が出力されていることに応じて、当該操作信号に従って該クレーン車を動作させる動作制御処理と、上記第1操作部から上記操作信号が出力され、且つ上記センサから上記検出信号が出力されていないことに応じて、当該操作信号に従った該クレーン車の動作を規制する規制処理とを実行する。
上記構成によれば、第2ウインチ及びウエイトの一方が装着されている場合に、操作信号に従ってクレーン車が動作され、第2ウインチ及びウエイトのいずれもが装着されていない場合に、操作信号に従ったクレーン車の動作が規制される。その結果、姿勢を安定させた状態でクレーン車を動作させることができる。
(2) 好ましくは、該クレーン車は、第1接続部及び第2接続部を有しており、上記ブームの先端に着脱可能なジブと、上記第1接続部及び上記第2接続部に着脱可能であり、上記第1ウインチ或いは上記第2ウインチによるワイヤの繰り出し或いは巻き取りを指示する操作を受け付けたことに応じて、上記操作信号を出力する第2操作部とを備える。上記制御部は、上記動作制御処理において、上記第1接続部を通じて上記第2操作部から上記操作信号が出力されたことに応じて、上記第1ウインチにワイヤを繰り出し或いは巻き取らせ、上記第2接続部を通じて上記第2操作部から上記操作信号が出力されことに応じて、上記第2ウインチにワイヤを繰り出し或いは巻き取らせる。
上記構成によれば、第2ウインチが旋回体に装着されている場合に、第2接続部に接続された第2操作部を用いて第2ウインチを動作させることによって、ジブをブームに着脱することができる。一方、第2ウインチが旋回体に装着されていない場合に、第1接続部に接続された第2操作部を用いて第1ウインチを動作させることによって、ジブをブームに着脱することができる。これにより、第2ウインチを取り外した状態でも、ジブの着脱が可能になる。
(3) 好ましくは、上記制御部は、上記第1接続部を通じて上記第2操作部から上記操作信号が出力され、且つ上記センサから上記検出信号が出力されていることに応じて、上記動作制御処理を実行し、上記第1接続部を通じて上記第2操作部から上記操作信号が出力され、且つ上記センサから上記検出信号が出力されていないことに応じて、上記規制処理を実行する。
ジブの着脱は、第2ウインチ或いはウエイトが装着されていなくても安全に行うことができる。しかしながら、ジブの着脱後にクレーン車を動作させるためには、第2ウインチ或いはウエイトが装着されている必要がある。そこで、第2ウインチ及びウエイトが旋回体に装着されていない場合には、第2操作部を通じた第1ウインチの動作を規制するのが望ましい。
(4) 好ましくは、該クレーン車は、報知部をさらに備える。上記制御部は、上記規制処理を実行したことに応じて、上記第2ウインチ及び上記ウエイトが上記旋回体に装着されていないことを上記報知部に報知させる報知処理を実行する。
上記構成によれば、クレーン車の動作が規制されている原因を、作業者に認識させることができる。
(5) 好ましくは、上記旋回体に装着された上記第2ウインチは、上記旋回体に装着された上記ウエイトより、上記旋回体の旋回中心から離れた位置にまで延設される。
上記構成によれば、第2ウインチを取り外し且つウエイトを装着することによって、旋回体の旋回半径が小さくなる。その結果、狭い作業現場においても安定した姿勢でクレーン車を動作させることができる。
本発明によれば、第2ウインチ及びウエイトの一方が装着されている場合に、操作信号に従ってクレーン車が動作され、第2ウインチ及びウエイトのいずれもが装着されていない場合に、操作信号に従ったクレーン車の動作が規制される。その結果、姿勢を安定させた状態でクレーン車を動作させることができる。
図1は、第2ウインチ35が装着されたオールテレーンクレーン100の側面図である。 図2は、ジブ28及びオプショナルカウンタウエイト37が装着されたオールテレーンクレーン100の側面図である。 図3は、ジブ28の側面図、及びジブ28の基端部の拡大図である。 図4は、オールテレーンクレーン100の部分平面図であって、(A)は第2ウインチ35が装着された状態を、(B)はオプショナルカウンタウエイト37が装着された状態を示す。 図5は、オールテレーンクレーン100のブロック図である。 図6は、サブウインチ/オプショナルカウンタウエイト検出センサ(以下、「S/Oセンサ」と表記する。)44の具体的な構成の例を示す図である。 図7は、クレーン制御処理のフローチャートである。
以下、本発明の好ましい実施形態が、適宜図面が参照されつつ説明される。なお、本実施形態は、本発明の一態様にすぎず、本発明の要旨を変更しない範囲で実施態様が変更されてもよいことは言うまでもない。
[オールテレーンクレーン100]
図1及び図2を参照して、本実施形態に係るオールテレーンクレーン100を説明する。本実施形態に係るオールテレーンクレーン100は、走行体10と、クレーン装置20とを主に備える。オールテレーンクレーン100は、クレーン車の一例である。但し、クレーン車の具体例はオールテレーンクレーン100に限定されず、例えば、ラフテレーンクレーン、カーゴクレーン等であってもよい。
[走行体10]
走行体10は、図1及び図2に示されるように、複数のタイヤ11と、走行キャビン12と、アウトリガ13とを主に備える。走行体10は、エンジン(図示省略)の動力によってタイヤ11が回転されることによって、走行する。但し、走行体10は、タイヤ11に代えてキャタピラによって走行するものであってもよい。
走行キャビン12は、走行体10の走行を制御するための操作部(例えば、ステアリング、シフトレバー、アクセルペダル、及びブレーキペダル等)を有する。走行キャビン12に搭乗した作業者(すなわち、運転者)は、操作部を操作することによって、走行体10を走行させる。
アウトリガ13は、クレーン装置20を動作させる際にオールテレーンクレーン100の姿勢を安定させるものである。本実施形態に係るアウトリガ13は、走行体10の前方及び後部の2カ所において、左右両側に設けられている(図1及び図2では、一方側のみを図示)。アウトリガ13は、走行体10から左右方向に張り出した位置において地面に接地する張出状態と、地面から離間した状態で走行体10に格納される格納状態とに状態変化が可能である。
[クレーン装置20]
クレーン装置20は、図1及び図2に示されるように、旋回体(ベースの一例)21と、ブーム22と、クレーンキャビン23と、第1フック24と、第2フック25とを主に備える。クレーン装置20は、旋回体21に搭載されたエンジン(図示省略)の動力が油圧システム(図示省略)を通じて伝達されることによって動作する。また、ブーム22の先端には、図2及び図3に示されるジブ28を着脱することができる。
旋回体21は、走行体10に旋回可能に支持されている。旋回体21は、旋回モータ31(図5参照)によって旋回される。ブーム22は、起伏及び伸縮可能に旋回体21に支持されている。ブーム22は、起伏シリンダ32(図1、図2、及び図5参照)によって起伏され、伸縮シリンダ33(図5参照)によって伸縮される。
クレーンキャビン23は、クレーン装置20の動作を制御するための第1操作部45(図5参照)と、各種情報を表示する表示部36とを有する。第1操作部45は、例えば、旋回体21の旋回、ブーム22の伸縮及び起伏、ジブ28の伸縮及び起伏、フック25、26の昇降を指示する操作を受け付ける。第1操作部45は、例えば、旋回レバー、起伏レバー、伸縮レバー、第1ウインチレバー、第2ウインチレバー、及び各種ボタン等を含む。クレーンキャビン23に搭乗した作業者は、第1操作部45を操作することによって、クレーン装置20を動作させる。
[第1フック24、第2フック25]
第1フック24は、図1に示されるように、ワイヤ26によってブーム22の先端に吊下される。そして、第1フック24は、第1ウインチ34がワイヤ26を巻き取り或いは繰り出すことによって昇降する。第1フック24は、第2フック25と比較して、重い吊荷を吊り上げることができるが、昇降速度が遅い。
第2フック25は、図1に示されるように、ワイヤ27によってブーム22の先端に吊下される。また、第2フック25は、図2に示されるように、第2ウインチ35が旋回体21に装着されている場合に、ブーム22に支持されたジブ28の先端にワイヤ27によって吊下される。第2フック25は、第2ウインチ35がワイヤ27を巻き取り或いは繰り出すことによって昇降する。第2フック25は、第1フック24と比較して、昇降速度が速いが、軽い吊荷しか吊り上げることができない。
なお、図1には、ブーム22の先端にフック24、25の両方が吊下され、且つ旋回体21に第2ウインチ35が装着されたオールテレーンクレーン100が図示されている。しかしながら、図1から第2フック25及び第2ウインチ35を取り外し、旋回体21にオプショナルカウンタウエイト37を装着した状態で、オールテレーンクレーン100を使用してもよい。
また、図2には、ブーム22に装着されたジブ28の先端に第2フック25が吊下され、旋回体21にオプショナルカウンタウエイト37が装着されたオールテレーンクレーン100が図示されている。さらには、図2からオプショナルカウンタウエイト37を取り外し、旋回体21に第2ウインチ35を装着し、第1フック24をブーム22の先端に吊下し、第2フック25をジブ28の先端に吊下した状態で、オールテレーンクレーン100を使用してもよい。
[ジブ28]
ジブ28は、図2に示されるように、ブーム22の先端に着脱可能に構成されている。ブーム22の先端に装着されたジブ28は、ブーム22に対して起伏可能に支持されている。また、ジブ28は、伸縮可能であってもよい。ジブ28がブーム22に装着されることによって、クレーン装置20の作業範囲が拡大される。ブーム22の先端から取り外されたジブ28は、例えば、別の場所で保管する他、ブーム22の側面或いは下面に沿って格納されてもよい。
ジブ28は、図3に示されるように、第2操作部46が着脱可能な第1接続部28A及び第2接続部28Bを有する。接続部28A、28Bは、ジブ28の基端側(ブーム22に近い側)に設けられている。さらに、接続部28A、28Bは、信号線28Cによって後述する制御部50(図5参照)と接続されている。接続部28A、28Bは、ブーム22に着脱されるジブ28を移動させるために、第1ウインチ34或いは第2ウインチ35の動作を制御する第2操作部46が装着されるインタフェースである。
第2操作部46は、例えば、ジブ28をブーム22に着脱するときに接続部28A、28Bの一方に装着され、それ以外のときは接続部28A、28Bから取り外される。第2操作部46は、第1接続部28Aに装着された状態で作業者による操作を受け付けたことに応じて、第1ウインチ34によるワイヤ26の繰り出し或いは巻き取りを指示する操作信号を出力する。一方、第2操作部46は、第2接続部28Bに装着された状態で作業者による操作を受け付けたことに応じて、第2ウインチ35によるワイヤ27の繰り出し或いは巻き取りを指示する操作信号を出力する。
[第1ウインチ34、第2ウインチ35]
第1ウインチ34は、図1に示されるように、旋回体21の旋回中心より後方(旋回中心よりクレーンキャビン23から遠い位置)において、旋回体21に搭載されている。第2ウインチ35は、第1ウインチ34のさらに後方において、旋回体21に搭載されている。すなわち、第2ウインチ35は、第1ウインチ34より旋回体21の旋回中心から離れた位置において、旋回体21に搭載される。また、第2ウインチ35は、旋回体21に着脱可能に構成されている。ウインチ34、35は、ワイヤ26、27を繰り出し或いは巻き取ることによって、フック24、25を昇降させる。
[オプショナルカウンタウエイト37]
オプショナルカウンタウエイト37は、図2に示されるように、第2ウインチ35が取り外された旋回体21に搭載される。すなわち、第2ウインチ35及びオプショナルカウンタウエイト37は、両方を同時に旋回体21に装着することはできず、いずれか一方が選択的に旋回体21に装着される。オプショナルカウンタウエイト37は、旋回体21に着脱可能に構成されている。オプショナルカウンタウエイト37は、第2ウインチ35と略同一の重量を有するウエイトの一例である。
なお、図4(A)及び図4(B)に示されるように、第2ウインチ35が装着された状態の旋回体21の旋回半径Rは、オプショナルカウンタウエイト37が装着された状態の旋回体21の旋回半径Rより大きい。すなわち、旋回体21に装着された第2ウインチ35は、旋回体21に装着されたオプショナルカウンタウエイト37より、旋回体21の旋回中心から離れた位置にまで延設される。換言すれば、オプショナルカウンタウエイト37が装着されたオールテレーンクレーン100は、第2ウインチ35が装着されたオールテレーンクレーン100と比較して、狭い作業現場で使用することができる。
また、第2ウインチ35が旋回体21に装着されているとは、例えば、第2ウインチ35が旋回体21の所定の位置に固定され、不図示の作動油タンクから延出された流路が第2ウインチ35に接続され、後述するS/Oセンサ44のケーブル44Aと第1装着部44Bとが装着された状態を指す。また、オプショナルカウンタウエイト37が旋回体21に装着されているとは、例えば、オプショナルカウンタウエイト37が旋回体21の所定の位置に固定され、後述するS/Oセンサ44のケーブル44Aと第2装着部44Cとが装着された状態を指す。
[制御部50]
オールテレーンクレーン100は、図5に示されるように、制御部50を備える。制御部50は、オールテレーンクレーン100の動作を制御する。制御部50は、記憶部51に記憶されたプログラムを実行するCPU(Central Processing Unit)によって実現されてもよいし、ハードウェア回路によって実現されてもよいし、これらの組み合わせであってもよい。記憶部51は、CPUによって実行されるプログラム、及びプログラムの実行中に一時記憶される各種情報を記憶する。
制御部50は、旋回角センサ41、起伏角センサ42、ブーム長さセンサ43、S/Oセンサ44、第1操作部45、及び第2操作部46から出力される各種信号を取得する。また、制御部50は、取得した各種信号に基づいて、旋回モータ31、起伏シリンダ32、伸縮シリンダ33、第1ウインチ34、及び第2ウインチ35の動作を制御する。さらに、制御部50は、表示部36に各種情報を表示させる。
なお、本実施形態に係る旋回モータ31、起伏シリンダ32、伸縮シリンダ33、第1ウインチ34、及び第2ウインチ35は、油圧式のアクチュエータである。すなわち、制御部50は、供給する作動油の方向及び流量を制御することによって、各アクチュエータを動作させる。但し、本発明のアクチュエータは油圧式に限定されず、電動式等であってもよい。また、クレーン装置20は、ジブ28を伸縮或いは起伏させるアクチュエータをさらに備えてもよい。
旋回角センサ41は、旋回体21の旋回角度(例えば、走行体10の前進方向を0°とした時計回り方向の角度)に応じた検出信号を出力する。起伏角センサ42は、ブーム22の起伏角度(水平方向とブーム22とのなす角)に応じた検出信号を出力する。ブーム長さセンサ43は、ブーム22の長さに応じた検出信号を出力する。ジブ28が伸縮或いは起伏が可能な場合、クレーン装置20は、ジブ28の長さ或いは起伏角度を検出するセンサをさらに備えてもよい。
[S/Oセンサ44]
S/Oセンサ44は、第2ウインチ35及びオプショナルカウンタウエイト37の一方が旋回体21に装着されていることに応じて、検出信号を出力するセンサの一例である。一方、S/Oセンサ44は、第2ウインチ35及びオプショナルカウンタウエイト37の両方が旋回体21に装着されていないことに応じて、検出信号を出力しない。S/Oセンサ44は、例えば図6に示されるように、制御部50から延出されたケーブル44Aと、第2ウインチ35に設けられた第1装着部44Bと、オプショナルカウンタウエイト37に設けられた第2装着部44Cとで構成される。
S/Oセンサ44は、ケーブル44Aの延出端が第1装着部44B或いは第2装着部44Cに装着されることによって、閉回路を構成する。そして、制御部50は、この状態のS/Oセンサ44に電圧を印加することによって生じる電流を、検出信号として取得する。一方、ケーブル44Aが第1装着部44B及び第2装着部44Cのどちらにも装着されていない場合、制御部50によってS/Oセンサ44に電圧が印加されても、検出信号である電流は流れない。
なお、S/Oセンサ44には、常に電圧が印加されていてもよいし、必要なとき(例えば、後述するステップS12)にのみ電圧が印加されてもよい。また、第1装着部44B内の回路の抵抗rと、第2装着部44C内の抵抗rとを異ならせることにより、制御部50は、第2ウインチ35及びオプショナルカウンタウエイト37のどちらが旋回体21に装着されているかを、電流の大きさによって判断することができる。
表示部36には、旋回体21の旋回角度、ブーム22の長さ、ブーム22の起伏角度、ブーム22の作業半径、及びフック25、26に吊り下げられた吊荷の重量等が表示される。また、表示部36には、後述するステップS15等において、各種メッセージが表示される。なお、表示部36及び第1操作部45の一部は、例えば、過負荷防止装置のディスプレイ及び操作パネルを兼ねていてもよい。表示部36は、報知部の一例である。但し、報知部の具体例は表示部36に限定されず、ガイド音声を出力するスピーカや、点灯或いは点滅するLEDランプ等であってもよい。
[クレーン制御処理]
次に、図7を参照して、クレーン装置20の動作を制御する制御部50の処理を説明する。制御部50は、例えば、クレーン装置20を動作させる操作を第1操作部45を通じて受け付けた(すなわち、第1操作部45から操作信号が出力された)ことに応じて、図7に示されるクレーン制御処理を実行する。
まず、制御部50は、第1操作部45から操作信号が出力されたことに応じて(S11)、第2ウインチ35或いはオプショナルカウンタウエイト37が旋回体21に装着されているか否かを判断する(S12)。すなわち、制御部50は、ステップS12において、S/Oセンサ44から検出信号が出力されているか否かを判断する。
そして、制御部50は、第1操作部45から操作信号が出力され、且つS/Oセンサ44から検出信号が出力されていることに応じて(S11:Yes&S12:Yes)、第1操作部45から出力された操作信号に従ってアクチュエータを動作させる(S13)。すなわち、制御部50は、ステップS13において、第1操作部45から出力された操作信号に対応する方向及び流量の作動油を、不図示の作動油タンクからアクチュエータに供給する。そして、制御部50は、第1操作部45からの操作信号が停止されるまで(S14:Yes)、アクチュエータを継続して動作させる。ステップS13の処理は、動作制御処理の一例である。
一方、制御部50は、第1操作部45から操作信号が出力され、且つS/Oセンサ44から検出信号が出力されていないことに応じて(S11:Yes&S12:No)、第1操作部45から出力された操作信号に従ったアクチュエータの動作を規制する。すなわち、制御部50は、ステップS13の処理を実行しない。この処理は、規制処理の一例である。また、制御部50は、第2ウインチ35及びオプショナルカウンタウエイト37が旋回体21に装着されていないことを示すメッセージを、表示部36に表示させる(S15)。ステップS15の処理は、報知処理の一例である。
なお、アクチュエータの動作を規制するとは、アクチュエータを全く動作させないことのみならず、例えば、通常(すなわち、ステップS13)より小さな定格荷重の範囲内でアクチュエータを動作させること、或いは通常より遅い動作速度でアクチュエータを動作させること等であってもよい。また、ステップS11で出力される操作信号は、例えば、ブーム22の起伏、ブーム22の伸縮、第1フック24の昇降、ジブ28の起伏、或いはジブ28の伸縮に対応する。
一方、制御部50は、旋回体21の旋回或いは第2フック25の昇降に対応する操作信号が第1操作部45から出力されたことに応じて(S11:Yes)、S/Oセンサ44から検出信号が出力されているか否かに拘わらず、旋回モータ31或いは第2ウインチ35を動作させてもよい(S13)。旋回体21の旋回は、第2ウインチ35或いはオプショナルカウンタウエイト37が装着されていなくても安全に行うことができる。また、第2ウインチ35が装着されていなければ第2フック25は昇降されない。
[ジブ28の着脱作業]
図7に示されるクレーン制御処理は、第1ウインチ34を用いてジブ28をブーム22に着脱する場合にも実行される。以下、第1ウインチ34を用いてジブ28をブーム22に装着する手順を説明する。なお、ジブ28をブーム22から取り外す手順は、下記の手順の逆順である。
まず、作業者は、ワイヤ26によってブーム22の先端に吊下された第1フック24を取り外し、ワイヤ26をジブ28の所定の位置に取り付ける。次に、作業者は、第1接続部28Aに装着した第2操作部46を操作して第1ウインチ34を動作させることによって、ジブ28をブーム22の先端に取り付ける。次に、作業者は、ワイヤ26によってジブ28の先端に第2フック25を吊下する。そして、制御部50は、上記の作業中にクレーン制御処理を実行する。
すなわち、制御部50は、第1接続部28Aを通じて第2操作部46から操作信号が出力され、且つS/Oセンサ44から検出信号が出力されていることに応じて(S11:Yes&S12:Yes)、第2操作部46からの操作信号が停止されるまで第1ウインチ34を動作させる(S13)。一方、制御部50は、第1接続部28Aを通じて第2操作部46から操作信号が出力され、且つS/Oセンサ44から検出信号が出力されていないことに応じて(S11:Yes&S12:No)、第1ウインチ34の動作を規制すると共に、表示部36にメッセージを表示させる(S15)。
一方、第2ウインチ35を用いてジブ28をブーム22に着脱する場合には、クレーン制御処理を実行する必要はない。すなわち、作業者は、ワイヤ27によってブーム22の先端に吊下された第2フック25を取り外し、ワイヤ27をジブ28の所定の位置に取り付ける。次に、作業者は、第2接続部28Bに装着した第2操作部46を操作して第2ウインチ35を動作させることによって、ジブ28をブーム22の先端に取り付ける。次に、作業者は、ワイヤ27によってジブ28の先端に第2フック25を吊下する。
そして、制御部50は、第2接続部28Bを通じて第2操作部46から操作信号が出力されたことに応じて、S/Oセンサ44から検出信号が出力されているか否かに拘わらず、当該操作信号に従った方向及び流量の作動油を、第2ウインチ35に供給してもよい。そして、第2ウインチ35が旋回体21に装着されていれば、供給された作動油によって第2ウインチ35が動作する。一方、第2ウインチ35が旋回体21に装着されていなければ、第2操作部46を操作しても何も起こらない。
[本実施形態の作用効果]
上記の実施形態によれば、第2ウインチ35及びオプショナルカウンタウエイト37の一方が旋回体21に装着されている場合に、操作信号に従ってオールテレーンクレーン100が動作され、第2ウインチ35及びオプショナルカウンタウエイト37が旋回体21に装着されていない場合に、操作信号に従ったオールテレーンクレーン100の動作が規制される。その結果、姿勢を安定させた状態でオールテレーンクレーン100を動作させることができる。また、第2ウインチ35及びオプショナルカウンタウエイト37の装着忘れが表示部36を通じて報知されるので、オールテレーンクレーン100の動作が規制されている原因を、作業者に認識させることができる。
また、上記の実施形態によれば、第2ウインチ35が旋回体21に装着されている場合に、第2接続部28Bに接続された第2操作部46を用いて第2ウインチ35を動作させることによって、ジブ28をブーム22に着脱することができる。一方、第2ウインチ35が旋回体21に装着されていない場合に、第1接続部28Aに接続された第2操作部46を用いて第1ウインチ34を動作させることによって、ジブ28をブーム22に着脱することができる。なお、第2ウインチ35が旋回体21に装着されている場合に、第1ウインチ34を用いて、ジブ28をブーム22に着脱してもよい。
なお、ジブ28の着脱は、第2ウインチ35及びオプショナルカウンタウエイト37が旋回体21に装着されていなくても安全に行うことができる。しかしながら、ジブ28の着脱後にオールテレーンクレーン100を動作させるためには、第2ウインチ35或いはオプショナルカウンタウエイト37が旋回体21に装着されている必要がある。そこで、第2ウインチ35及びオプショナルカウンタウエイト37が旋回体21に装着されていない場合には、第1接続部28Aに接続された第2操作部46による第1ウインチ34の動作を規制するのが望ましい。
10・・・走行体
20・・・クレーン装置
22・・・ブーム
24・・・第1フック
25・・・第2フック
28・・・ジブ
32・・・起伏シリンダ
33・・・伸縮シリンダ
34・・・第1ウインチ
35・・・第2ウインチ
36・・・表示部
44・・・S/Oセンサ
45・・・第1操作部
46・・・第2操作部
50・・・制御部
100・・・オールテレーンクレーン

Claims (5)

  1. 走行体と、
    旋回可能に上記走行体に支持された旋回体と、
    起伏及び伸縮可能に上記旋回体に支持されたブームと、
    上記ブームの先端に吊下可能な第1フック及び第2フックと、
    上記第1フックを吊下するワイヤを繰り出し及び巻き取る第1ウインチと、
    上記旋回体に着脱可能であり、上記第2フックを吊下するワイヤを繰り出し及び巻き取る第2ウインチと、
    上記第2ウインチが取り外された上記旋回体に着脱可能なウエイトと、
    上記第2ウインチ及び上記ウエイトの一方が上記旋回体に装着されていることに応じて、検出信号を出力するセンサと、
    上記ブームの起伏、上記ブームの伸縮、或いは上記第1ウインチによるワイヤの繰り出し或いは巻き取りを指示する操作を受け付けたことに応じて、当該操作に対応する操作信号を出力する第1操作部と、
    制御部とを備えるクレーン車であって、
    上記制御部は、
    上記第1操作部から上記操作信号が出力され、且つ上記センサから上記検出信号が出力されていることに応じて、当該操作信号に従って該クレーン車を動作させる動作制御処理と、
    上記第1操作部から上記操作信号が出力され、且つ上記センサから上記検出信号が出力されていないことに応じて、当該操作信号に従った該クレーン車の動作を規制する規制処理とを実行するクレーン車。
  2. 該クレーン車は、
    第1接続部及び第2接続部を有しており、上記ブームの先端に着脱可能なジブと、
    上記第1接続部及び上記第2接続部に着脱可能であり、上記第1ウインチ或いは上記第2ウインチによるワイヤの繰り出し或いは巻き取りを指示する操作を受け付けたことに応じて、上記操作信号を出力する第2操作部とを備えており、
    上記制御部は、上記動作制御処理において、
    上記第1接続部を通じて上記第2操作部から上記操作信号が出力されたことに応じて、上記第1ウインチにワイヤを繰り出し或いは巻き取らせ、
    上記第2接続部を通じて上記第2操作部から上記操作信号が出力されことに応じて、上記第2ウインチにワイヤを繰り出し或いは巻き取らせる請求項1に記載のクレーン車。
  3. 上記制御部は、
    上記第1接続部を通じて上記第2操作部から上記操作信号が出力され、且つ上記センサから上記検出信号が出力されていることに応じて、上記動作制御処理を実行し、
    上記第1接続部を通じて上記第2操作部から上記操作信号が出力され、且つ上記センサから上記検出信号が出力されていないことに応じて、上記規制処理を実行する請求項2に記載のクレーン車。
  4. 該クレーン車は、報知部をさらに備えており、
    上記制御部は、上記規制処理を実行したことに応じて、上記第2ウインチ及び上記ウエイトが上記旋回体に装着されていないことを上記報知部に報知させる報知処理を実行する請求項1から3のいずれかに記載のクレーン車。
  5. 上記旋回体に装着された上記第2ウインチは、上記旋回体に装着された上記ウエイトより、上記旋回体の旋回中心から離れた位置にまで延設される請求項1から4のいずれかに記載のクレーン車。
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