JP2017088234A - コップふた - Google Patents

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Abstract

【課題】飲み物用コップに装着されて、コップとコップふたの結合部位を通じて漏水することを防止するコップふたを提供する。【解決手段】コップの上端開口部をカバーするコップふた100において、一側に傾く表面を有する底部と、底部の縁に沿って形成されて、それぞれ内壁120aと内壁の上端部で連結される外壁120bでなされた第1飲み物ガイド121と第2飲み物ガイド122を具備して、底部の一番低い部位と前記第1飲み物ガイドの内壁の間に第1排出孔125を具備している。内壁と外壁は相互間に台形形状の側断面を有する二重壁構造で形成されて、内壁はガイド部の上端部に水平な仮想の接線(L)から時計方向に45゜乃至89゜の傾斜角を有しながら形成されて、外壁はガイド部の上端部に水平な仮想の接線(L)から時計方向に91.1゜乃至95゜の傾斜角を有しながら形成されることを特徴とする。【選択図】図2

Description

本発明は、テークアウトコーヒーなどの飲み物用コップに着せられるコップふたに関するものであり、より詳細には、飲み物用コップに装着されてコップ内の飲み物を飲用する時に飲み物の一部が冷やし空間に安定的に収容された状態で冷やしながら飲用されるようにして、コップとコップふたの結合部位を通じて漏水される飲み物によって服などが汚染することを防止するコップふたに関するものである。
テークアウト専門店などで販売されるコーヒーなどの飲み物を盛った飲み物用コップにはコップの上側をカバーするコップふたが装着される。このようなコップふたは、飲み物があふれるか、または零れ落ちることを防止してコップを有して安全に移動することができるようにしてくれる。
従来のコップふたは、飲み物を飲めるようにする穴を具備して、その穴に口をつけるか、または別途のストローをさして飲み物を飲むようにする構造を有する。ところが、従来のコップふたは飲み物が目に見えないために、特に熱い飲み物を飲もうとする場合どの程度の量がいつ口に触れるか知れなくて非常に気を付けなければならない。すなわち、口に火傷をすることがあるという恐れのため大部分の使用者がコップふたをコップからとり除いて飲用していて本来の機能を発揮することができない実情である。
これに、前記のような従来のコップふたの問題点を解決するために、大韓民国公開特許公報第10-2003-0020154号には、冷やしお皿部を形成して使用者が高温の飲み物を口で吹いて冷やすことができるようにすることで高温の飲み物による唇や舌、口蓋などの火傷をあらかじめ防止することができるようにするし、使用者が願う温度で内容物を冷やして取食することができるようにするコップふたが提示された。
前記コップふたで冷やしお皿部は、排出孔から排出される飲み物の温度を使用者が冷やすことができるように凹に形成されて、コップふたの胴体を傾いた状態で所定角度回転する間に排出孔から排出される飲み物を収容できるように排出孔近所から胴体の円周方向に所定角度以上取り囲む形成の溢れ防止顎を具備します。
ところが、前記のような従来のコップふたで、溢れ防止顎は単純に胴体の上側面一部区間に所定高さを有しながら垂直するように突出形成される所定厚さの単一壁構造を有するために、冷やし空間の容積率が大きくなるようにして飲み物の収容量が多くなるようにすることはできるが、外力に対応して構造的な安定感が落ちて、製品成形作業時に生産に多くの不便さを惹起させる問題点がある。
併せて、溢れ防止顎が所定厚さの単一壁構造を有することによって、溢れ防止顎に唇をつけて飲み物を飲用する時使用者の下の唇に接触される溢れ防止顎の外面で形状変化がなされなくて柔らかい感じを有し難いし、使用者の下の唇縁部位で漏水が発生される可能性の高い問題点がある。
一方、大部分の飲み物用コップの場合に紙で作られて、円筒形状で製造時必須にコップの縦長方向で接合部が発生するようになるが、このような接合部を有するコップの開口端には紙厚さ位の段差が発生するようになる。したがって、コップの開口端にコップふたの結合部を結合させてコップふたの飲用孔を通じて飲み物を飲んでも、コップの開口端に発生された段差によって開口端と結合部の接触部位に微細な公差が発生されて飲み物が漏水されることがある。
また、コップの開口端に接合部が位置しなくてもコップふたの結合部と開口端との間には結合のための公差が不可欠で存在するだけでなく、コップとコップふたの材質の差による熱膨張係数の差によって公差が拡がって飲み物が漏水されることがよく発生するようになる。
結局、コップふたを使ってコップの飲み物を飲用する途中使用者が認知することができない状態で前記のように漏水が発生する場合、飲み物によって使用者の服などが汚染する問題点がある。
大韓民国特許公開公報第10-2003-0020154号(2003年3月8日公開) 大韓民国特許登録公報第10-2003-0065958号(2003年8月9日公開)
本発明は、飲み物を飲用する時第1飲み物ガイドの外壁が使用者の下の唇と接触時にやんわりと押さられて下の唇によってカバーされる外壁の接触面積が増大されるようにして飲み物が下の唇の縁に漏水されることを防止するコップふたを提供することをその目的とする。
また、本発明は飲み物用コップに装着されてコップ内の飲み物を飲用する時コップとコップふたの結合部位を通じて漏水される飲み物によって服などが汚染することを防止するコップふたを提供することを他の目的とする。
前記の目的を達成するために、本発明によるコップの上端開口部をカバーするコップふたは、一側に傾く表面を有する底部と、該底部の縁に沿って形成され、それぞれ内壁と内壁の上端部で連結される外壁でなされた第1飲み物ガイドと第2飲み物ガイドとを具備して、前記底部の一番低い部位と前記第1飲み物ガイドの内壁の間に第1排出孔を具備して前記第1排出孔の周りに飲み物の冷やし空間(S)を提供して、前記第2飲み物ガイドは前記第1飲み物ガイドの反対側に位置するガイド部と、及び前記ガイド部の外壁下端に沿って形成されて前記コップの上端と脱着可能に結合される結合部と、を含んで、前記内壁と前記外壁は相互間に台形形状の側断面を有する二重壁構造で形成されて、前記内壁は前記ガイド部の上端部に水平な仮想の接線(L)から時計方向に45゜乃至89゜の傾斜角を有しながら形成されて、前記外壁は前記ガイド部の上端部に水平な仮想の接線(L)から時計方向に91.1゜乃至95゜の傾斜角を有しながら形成されることを特徴とする。
前記コップふたにおいて、前記第1飲み物ガイドは、前記底部からの高さが前記第2飲み物ガイドに比べて相対的に高く形成されることを特徴とする。
前記コップふたにおいて、前記底部の表面は、第1傾斜面と、第1傾斜面に延長されて第1傾斜面より傾斜度がさらに大きい第2傾斜面または傾斜階段を具備することを特徴とする。
前記コップふたにおいて、前記第2飲み物ガイドの上端部に残余飲み物を飲用するための第2排出孔をさらに具備することを特徴とする。
前記コップふたにおいて、前記結合部の前記第1飲み物ガイドが位置した部位で延長形成されて前記コップとの結合部位から漏水される飲み物の流れを遮断する漏水遮断パネルと、をさらに含むことを特徴とする。
前記コップふたにおいて、前記漏水遮断パネルは、前記漏水遮断パネルを前記コップの上端が成す仮想の面と水平な状態で前記結合部と連結してから、使用時に前記漏水遮断パネルを前記コップの長さ方向に折曲した状態で前記結合部と連結する連結部を具備したことを特徴とする。
前記コップふたにおいて、前記漏水遮断パネルは、中央一部が前記連結部と接する上辺を具備して、漏水される飲み物の流れを遮断する遮断部と、及び使用時に使用者の手によって前記コップと共に把持されるか、またはコップホルダに差し込まれる把持部を具備して、前記把持部は前記遮断部に比べて相対的に幅が狭いことを特徴とする。
前記コップふたにおいて、前記漏水遮断パネルは、前記コップの長さ方向に折曲された状態で使用者が把持し易いように外表面に水平方向の凹凸部が形成されることを特徴とする。
前記コップふたにおいて、前記漏水遮断パネルは、前記コップの長さ方向に折曲された状態で漏水された飲み物の流れを邪魔するように内表面に水平方向の凹凸部が形成されることを特徴とする。
本発明によれば、コップふたガイド部の内壁と外壁が相互間台形形状の側断面を有するように二重壁構造で形成されて冷やし空間に飲み物の一部が満ち溢れないように安定的に収容された状態で冷やしながら飲用されるようにして、外壁が使用者の下の唇接触時やんわりと押されられて柔らかいか、またはふかふかの感じを有するようにして下の唇によってカバーされる外壁の接触面積が増大されるようにして飲み物の飲用の飲み物が下の唇の縁に漏水されることができないようにできる。
また本発明によれば、飲み物用コップに装着されて、コップ内の飲み物を飲用する時コップとコップふたの結合部位を通じて漏水される飲み物の流れを漏水遮断パネルによって遮断してコップの外表面に再び染みこむようにするか、またはコップと漏水遮断パネルとの間で散らばるようにして汚染を防止することができる。
一方、本発明の効果は以上で言及した効果に制限されないし、言及されなかった他の効果らは請求範囲の記載から当業者に明確に理解されることができるであろう。
本発明の望ましい第1実施例によるコップふたを示した斜視図である。 本発明の望ましい第1実施例によるコップふたを示した側断面図である。 本発明の望ましい第1実施例によるコップふたを示した使用状態側断面図である。 コップの上端開口部わくとコップふたの結合部との間で飲み物が漏水される状況を示したものである。 本発明の望ましい第2実施例によるコップふたを示した斜視図である。 本発明の望ましい第2実施例によるコップふたを示した平面図である。 本発明の望ましい第2実施例によるコップふたを示した使用状態図である。 本発明の望ましい第2実施例によるコップふたによって漏水される飲み物が遮られる状況を示したものである。 本発明の望ましい第2実施例によるコップふたがコップホルダと共に使われることを示した使用状態図である。
以下で、添付された図面を参照しながら本発明の望ましい実施例に対して詳しく説明することにする。
図1乃至図3を参照して、本発明の望ましい第1実施例を説明する。
本発明の望ましい第1実施例によるコップふた100は、コップ10の上端開口部をカバーして、一側に傾く表面を有する底部110、底部の縁に沿って形成されて、それぞれ内壁120aと内壁の上端部で連結される外壁120bでなされた第1飲み物ガイド121と第2飲み物ガイド122を具備して、底部の一番低い部位と第1飲み物ガイドの内壁の間に第1排出孔125を具備して第1排出孔の周りに飲み物の冷やし空間(S)を提供するガイド部120、ガイド部の外壁下端に沿って形成されてコップの上端と脱着可能に結合される結合部130を含んで構成される。
ここで、コップふた100は、通常的なプラスチック、シリコンなどのようなさまざまな適用が可能な材質を有することができる。また、コップふた100は公知のテークアウトコーヒー用の紙コップに対応した実施形態を有するが、これはあくまでも本発明の理解を助けるためのものであるだけで、それの一部構成要素が誇張されるか、または省略されるなど実際とは差があり得る。
底部110は、コップ10の上端開口部をカバーして一側に傾く表面111を有する。底部110はその外周縁を取り囲むガイド部120と共に、少量の飲み物を収容させて飲めるようにする器模様の冷やし空間(S)が形成されることができるようにする。このために、底部110の表面111は第1傾斜面111aと、階段なしにまたは段差を有して第1傾斜面に延長されて第1傾斜面より傾斜度がさらに大きい第2傾斜面111bまたは傾斜階段を具備することが望ましい。
本発明の第1実施例によるコップふた100の場合、第1傾斜面111aと併せて第1傾斜面111aよりさらに急傾斜面である第2傾斜面111bまたは傾斜階段を通じて冷やし空間(S)の容積を増加させると共にガイド部120の高さを低めるようにして製品がスリム化されることができる。この時、底部110の表面111はコップ10の上端開口部わく11より大体的に高く形成されることが望ましいが、例えば、コップ10の内部上端部に飲み物の味を向上させるためのホイッピングクリームが収容される場合、ホイッピングクリームが底部110の表面111によって押されるようになることを防止するためである。
ガイド部120は底部110と結合部130との間に所定高さを有して隆起されて飲み物の冷やし空間(S)を提供して、飲み物の飲用が容易であるように飲み物を使用者の口で案内する飲み物案内手段である。ガイド部120は内壁120aと内壁の上端部で連結される外壁120bで形成されて、内壁120aと外壁120bとの間隔は上端部を除き口につけて飲み物を取るのに適当な距離を維持する。
また、ガイド部120は、冷やし空間(S)に対応される部位、すなわち、底部110の一番低い部位を中心に所定角度以上取り囲みながら隆起される第1飲み物ガイド121がその対向部位である第2飲み物ガイド122より底部110からの高さが相対的に高くて、その間は多段の階段模様で連結される形状を有することができる。しかし、本発明の範囲はこれに限定されないで、第1飲み物ガイド121と第2飲み物ガイド122は底部110からの高さが等しく形成されるか、または多様な高さを有しながら形成されることもできる。
ガイド部120は、内壁120aと外壁120bが相互間台形形状の側断面を有するように二重壁構造で形成されて、冷やし空間(S)に飲み物の一部が安定的に収容されるようにする。また、外壁120bが使用者の下の唇接触時やんわりと押されられて柔らかいか、またはふかふかの感じを有するようにして下の唇に接触される外壁120bの接触面積が増大されるようにして、飲用時飲み物が下の唇の縁に漏水されることができないようにする。
より具体的に、内壁120aの場合ガイド部120の上端部に水平な仮想の接線(L)から時計方向に略45゜乃至89゜の傾斜角θを有しながら斜めに形成されて、外壁120bの場合ガイド部120の上端部に水平な仮想の接線(L)から時計方向に略91.1゜乃至95゜の傾斜角θを有しながら斜めに形成されて、相互間側面から眺める時の断面が台形形状を有する二重壁構造を有するようになる。
内壁120aの場合底部110の円盤形状の表面111から延長された状態で所定の高さで突出形成されて、外壁120bの場合内壁120aの上端部から下に向けて延長されて結合部120に連結される構成を有するようになる。
これに、内壁120aは底部110の円盤形状の表面から延長された状態を有するようになって、外壁120bに比べて外力発生時に作用される引張強度が相対的に大きい状態を有するようになる。よって、内壁120aはガイド部120の耐久性を高めるようになる。
また、外壁120bは内壁120aが底部110の表面111から延長されて固定端状態を有することに比べて、内壁120aから結合部130に延長されて自由端状態を有することによって内壁120aに比べて外力発生時に作用される引張強度が相対的に小さな状態を有するようになる。よって、使用者の下の唇接触時に内壁120aとの空間を向けて外形が潰れるように一時的に加圧されて飲み物の飲用時に使用者にとって柔らかいか、またはふかふかの感じを有するようにすることができる。また、下の唇と外壁120bの接触面積が単一壁構造に比べて増大されるようにして、飲み物の飲用時飲み物が下の唇の縁に漏水されることができないようにできる。
ここで、内壁120aが45゜未満の傾斜角を有するようになれば飲み物の飲用時飲み物が冷やし空間(S)から易しく流れてあふれるようになって使用者に不安感を与えることがあるし冷やし空間(S)の体積が著しく減少されて飲み物を冷やしながら飲用し難い問題点がある。また、反対に内壁120aが89゜超過の傾斜角を有するようになれば冷やし空間(S)の体積は増加されることができるが外壁120bと台形形状の側断面を有する二重壁構造を有することができなくなってて外力に対応する構造的な安定感が大きく低下されて、製品成形作業時にモールドから分離の不便な問題点がある。また、外壁120bが91.1゜未満の傾斜角を有するようになれば製品成形作業時にモールドから分離の不便な問題点があって、反対に95゜超過の傾斜角を有するようになれば、使用者が下の唇を接触した状態で冷やし空間(S)で冷やされた飲み物を内壁120aに沿って飲むのが非常に不便な問題点がある。
第1排出孔125は、底部110の一番低い部位と第1飲み物ガイド121の内壁120aとの間に位置して、第1排出孔125周りに飲み物の冷やし空間(S)を形成することで、コップ10内部の飲み物や空気が冷やし空間(S)に収容されるか、または排出されるようにする。ここで、第1排出孔125は底部表面111の第2傾斜面111bまたは傾斜階段に位置した一番低い部位と第1飲み物ガイド121の連結部位に所定の大きさを有して第2傾斜面111bまたは傾斜階段の円弧に沿って円弧形状で形成されることが望ましい。
一方、本発明の望ましい第1実施例によるコップふた100には残余飲み物を飲用するための第2排出孔126をさらに具備することができるが、第2排出孔126は第2飲み物ガイド122の上端部に単一穴でなされた円弧形状で形成されることが望ましい。
ここで、第1排出孔125と第2排出孔126は、単一穴でなされた円弧形状を有する代りに、複数個の小さな通孔らが円弧形状で配列されて開口による変形が防止されるようにすることもできる。
したがって、本発明の望ましい第1実施例によるコップふた100では一対の排出孔125、126のうちいずれか一つの排出孔を通じて飲み物を取る場合、他の一つの排出孔がエアベント機能をしてコップ10の内部から飲み物の排出が容易であるようにできる。
また、円弧形状の第1排出孔125を通じて飲み物が薄くひろがった状態で排出されて冷やし空間(S)に少量が収容されることで、使用者がそのまま飲むのに熱い飲み物の温度を短い時間に低めて安全に飲むようにする。また、使用者の鼻周辺にさらに多い飲み物の香(コーヒー香り)が広がるようにして使用者が飲み物の味と香をさらに豊かに吟味するようにできる。
また、冷やし空間(S)を通じる飲み物摂取後には冷やし空間(S)に残った残余飲み物が第1排出孔125を通じてコップ10の内部に再流入されることで、第1排出孔125の周辺に飲み物の跡が残らなくて美観上及び衛生上に優秀な使用をはかることができる。
一方、本発明の望ましい第1実施例によるコップふた100は、底部110の表面111縁に所定幅と厚さを有して円周に沿って第2傾斜面111bまたは傾斜階段や第1排出孔125まで陰刻形成される第1案内溝(図示せず)と、第2排出孔126が形成される第2飲み物ガイド122の内壁120aに所定幅と厚さを有して陰刻形成されて第1案内溝(図示せず)に延長される第2案内溝(図示せず)をさらに含むことができる。
したがって、コップ10内部に残っている飲み物の量が少なくて第1排出孔125を通じて飲み物を取ることができない場合に、底部110の表面111または冷やし空間(S)に居残った飲み物が第1案内溝と第2案内溝を通じてそれぞれ第1排出孔125や第2排出孔126側に案内されるようにして、底部110上に居残った飲み物がめちゃくちゃに流れて使用者口周りに付くか服で流れることを防止することができる。
一方、本発明の望ましい第1実施例によるコップふた100は、第2飲み物ガイド122の第2排出孔126を密閉する飲み物漏水防止栓(図示せず)をさらに含むことができる。
ここで、飲み物漏水防止栓は、第2排出孔126の一側や結合部130の結合口131に帯模様またはしわを有しながら延長される延長線と、第2排出孔126の形状に対応される断面を有しながら前記延長線の端部に形成される栓と、該栓の上側に形成されて第2排出孔126の開閉を容易にする取っ手と、第2排出孔126の開放時に前記取っ手が保管収容されるように前記取っ手に対応された形状を有しながら第2排出孔126の一側や結合口131に形成される収容溝を含むことができる。
結合部130は、コップ10上端開口部わく11の外側を囲みながら脱付着可能に結合 または分離されて飲み物が漏水されることを防止する結合口131と、結合口131の下側に延長されて結合口131とわく11との間の脱付着を容易にするスカート132を具備する。
以下、本発明の望ましい第1実施例によるコップふた100の作用に対して説明すれば次のようである。
先ず、コップふた100の第1排出孔125を使用者の口を向けて位置させた後コップ10を傾ければ、コップ10に盛られた飲み物の一部が第1排出孔125を通じて底部110の冷やし空間(S)で排出収容されて大気に露出される。
したがって、使用者にとって冷やし空間(S)に収容された飲み物の一部を熱い場合口で吹いて冷やしながら飲むようにできて、冷やし空間(S)の飲み物を目で確認するようにすると共に、第2排出孔126を通じて外部に排出される飲み物の熱気を避けながら飲み物の香を鼻を通じて近くで匂いを嗅ぐようにできる。
この時、第1飲み物ガイド121の場合底部110と結合部130との間に所定高さを有して隆起されて飲み物の冷やし空間(S)を提供して、コップ10を傾けて冷やし空間(S)の飲み物を飲む時第2飲み物ガイド122上端に鼻が触れる不便さを解消することができる。また、内壁120aと外壁120bが相互間台形形状の側断面を有するように二重壁構造で形成されることで、外力の作用時単一壁に比べて向上された耐久性を有するようにできる。また、外壁120bが使用者の下の唇接触時やんわりと押されられて柔らかいか、またはふかふかの感じを有するようにして、下の唇によって接触される外壁120bの接触面積が増大されるようにして飲用時に飲み物が下の唇の縁に漏水されることができないようにできる。
一方、前記のような状態で、飲み物を取った後再びコップ10を正常に立てれば冷やし空間(S)の残余飲み物は第1排出孔125に沿ってコップ10の内部に再流入されて、これに、第1排出孔125の周辺に飲み物の跡が残らなくて美観上、衛生上に優秀な使用をはかることができる。
一方、前記のような方法を通じて、コップ10の飲み物をある程度取って第1排出孔125を通じて飲み物を取ることができない場合には、コップふた100の第2排出孔126に使用者の口を位置させた後コップ10を傾ければコップ10に盛られた残余飲み物が第2排出孔126を通じて排出されて使用者が残余飲み物まで容易に取ることができるようになる。
図4は、本発明の望ましい第1実施例によるコップふた100を使って飲み物を飲用する場合、コップ10の上端開口部わく11とコップふたの結合部130の間で飲み物が漏水(a)される場合が発生することがあることを見せる。飲み物の漏水(a)はコップ10の接合部に生成された段差、コップ10とコップふた100の結合のための公差またはコップ10とコップふた100の材質の差による熱膨張係数の差などによってよく発生されることがある。よって、コップふた100を使ってコップ10の飲み物を飲用する途中、使用者が認知することができない状態で図4に示されたところのような漏水が発生する場合、その漏水はただ何滴に過ぎないが使用者の服などが汚染する場合が発生することがある。本発明の望ましい第2実施例はこのような飲み物の漏水から保護するための手段を提供する。
以下で図5乃至図9を参照して、本発明の望ましい第2実施例を説明する。
本発明の望ましい第2実施例によるコップふた200は、コップ10の上端開口部をカバーして、一側に傾く表面を有する底部210、底部の縁に沿って形成されて、それぞれ内壁と内壁の上端部で連結される外壁でなされた第1飲み物ガイドと第2飲み物ガイドを具備して、底部の一番低い部位と第1飲み物ガイドの内壁の間に第1排出孔を具備して第1排出孔の周りに飲み物の冷やし空間(S)を提供するガイド部220、ガイド部の外壁下端に沿って形成されてコップの上端と脱着可能に結合される結合部230、結合部の第1飲み物ガイド221が位置した部位で延長形成されてコップとの結合部位から漏水される飲み物の流れを遮断する漏水遮断パネル240を含んで構成される。
本発明の望ましい第2実施例によるコップふた200で、底部210、ガイド部220、第1排出孔225、第2排出孔226及び結合部230の構成的特徴は、本発明の望ましい第1実施例によるコップふた100の底部110、ガイド部120、第1排出孔125、第2排出孔126及び結合部130と実質的に等しいので、以下では重複された説明は略することにする。
図5と図6を参照すれば、本発明の望ましい第2実施例によるコップふた200で、漏水遮断パネル240は使用者がコップ10の飲み物を飲用する時コップ10と結合部230の結合部位で漏水される飲み物の流れを遮断することで、漏水された飲み物が使用者が願わない所で流れることをあらかじめ防止する。このために漏水遮断パネル240は、結合部230からコップ10の上端が成す仮想の面と水平な状態で延長形成されるが、結合部230の360゜のうちで使用者が主に飲み物を飲用する第1飲み物ガイド221が位置した部位で延長されることが望ましい。
漏水遮断パネル240は平面形状のパネルであり、漏水される飲み物の流れを遮断する遮断部241と、使用時使用者の手によってコップ10と共に把持されるか、またはコップホルダに挟まれる把持部242を具備するが、把持部242は遮断部241に比べて相対的に幅が狭く形成されることが望ましい。
また、遮断部242の上段241aの中央一部は結合部230と連結される連結部243と接して、上段241aの残り部分は中央部に比べてすこし上がるように形成されることが望ましい。よって、図7で遮断部241の上段241aのうち連結部243に接する部分を除いた部分は結合部230のスカート232下端より高く位置するようになる。このような構成によって漏水遮断パネル240は結合部230と連結された連結部243部位だけではなく、その横の部位でも完璧に漏水を遮断することができるようになる。
連結部243は漏水遮断パネル240をコップ10の上端が成す仮想の面と水平な状態で結合部230と連結してから、図7に示されたように使用時には漏水遮断パネル240をコップ10の長さ方向に折曲した状態で連結する。
漏水遮断パネル240は、コップふた200の他の部位と同じくプラスチック、シリコンなどのようなさまざまな適用が可能な材質を有するが、外表面に多様な広告文具などが印刷または突き出成形されるようにして広告効果を提供することもできる。
また、漏水遮断パネル240がカップ10の長さ方向に折曲された状態で使用者が把持し易いように漏水遮断パネル240の外表面に水平方向の凹凸部244aが形成されることができる。また漏水遮断パネル240がカップ10の長さ方向に折曲された状態で漏水された飲み物の流れを邪魔するように漏水遮断パネル240の内表面に水平方向の凹凸部244bが形成されることができる。
以下、本発明の望ましい第2実施例によるコップふた200の作用に対して説明すれば次のようである。
コップふた200を飲み物が盛られたコップ10に結合して、コップふた200から漏水遮断パネル240の把持部242を取って下に下れば、漏水遮断パネル240の連結部243は漏水遮断パネル240がカップ10の長さ方向に折曲される。
この状態で使用者が第1飲み物ガイド221を通じて飲み物を飲むようになれば、図8に示されたようにコップ10の上端開口部わく11とコップふた200の結合部230の間で飲み物の漏水(a)が発生しても、漏水された何滴の飲み物は漏水遮断パネル240によってその流れが遮られてコップ10の外表面に再び染みこむようになるか、またはコップ10と漏水遮断パネル240との間で散らばるようになって汚染を防止することができる。
また、図9に示されたように使用者は本発明の望ましい第2実施例によるコップふた200と共にコップホルダ20を使うことができる。この時、コップふた200の漏水遮断パネル240をコップ10の長さ方向に折曲した状態でコップホルダ20を挟めば、漏水遮断パネル240の把持部242がコップホルダ20内側で固定されるので、コップふた200をさらに便利で安全に使うことができる。
10 コップ
100 コップふた
110 底部
120 ガイド部
120a 内壁
120b 外壁
121 第1飲み物ガイド
122 第2飲み物ガイド
125 第1排出孔
126 第2排出孔
130 結合部

Claims (9)

  1. コップの上端開口部をカバーするコップふたにおいて、
    一側に傾く表面を有する底部と、
    前記底部の縁に沿って形成されて、それぞれ内壁と内壁の上端部で連結される外壁でなされた第1飲み物ガイドと第2飲み物ガイドを具備して、前記底部の一番低い部位と前記第1飲み物ガイドの内壁の間に第1排出孔を具備して前記第1排出孔の周りに飲み物の冷やし空間(S)を提供して、前記第2飲み物ガイドは前記第1飲み物ガイドの反対側に位置するガイド部と、及び
    前記ガイド部の外壁下端に沿って形成されて前記コップの上端と脱着可能に結合される結合部と、を含んで、
    前記内壁と前記外壁は相互間に台形形状の側断面を有する二重壁構造で形成されて、
    前記内壁は前記ガイド部の上端部に水平な仮想の接線(L)から時計方向に45゜乃至89゜の傾斜角を有しながら形成されて、
    前記外壁は前記ガイド部の上端部に水平な仮想の接線(L)から時計方向に91.1゜乃至95゜の傾斜角を有しながら形成されることを特徴とするコップふた。
  2. 前記第1飲み物ガイドは、
    前記底部からの高さが前記第2飲み物ガイドに比べて相対的に高く形成されることを特徴とする請求項1に記載のコップふた。
  3. 前記底部の表面は、
    第1傾斜面と、第1傾斜面に延長されて第1傾斜面より傾斜度がさらに大きい第2傾斜面または傾斜階段を具備することを特徴とする請求項1に記載のコップふた。
  4. 前記第2飲み物ガイドの上端部に残余飲み物を飲用するための第2排出孔をさらに具備することを特徴とする請求項1に記載のコップふた。
  5. 前記結合部の前記第1飲み物ガイドが位置した部位で延長形成されて前記コップとの結合部位から漏水される飲み物の流れを遮断する漏水遮断パネルと、をさらに含むことを特徴とする請求項1乃至4のうちいずれか一つに記載のコップふた。
  6. 前記漏水遮断パネルは、
    前記漏水遮断パネルを前記コップの上端が成す仮想の面と水平な状態で前記結合部と連結してから、使用時前記漏水遮断パネルを前記コップの長さ方向に折曲した状態で前記結合部と連結する連結部を具備したことを特徴とする請求項5に記載のコップふた。
  7. 前記漏水遮断パネルは、
    中央一部が前記連結部と接する上辺を具備して、漏水される飲み物の流れを遮断する遮断部と、及び
    使用時使用者の手によって前記コップと共に把持されるか、またはコップホルダに差し込まれる把持部を具備して、
    前記把持部は前記遮断部に比べて相対的に幅が狭いことを特徴とする請求項6に記載のコップふた。
  8. 前記漏水遮断パネルは、
    前記コップの長さ方向に折曲された状態で使用者が把持し易いように外表面に水平方向の凹凸部が形成されることを特徴とする請求項5に記載のコップふた。
  9. 前記漏水遮断パネルは、
    前記コップの長さ方向に折曲された状態で漏水された飲み物の流れを邪魔するように内表面に水平方向の凹凸部が形成されることを特徴とする請求項5に記載のコップふた。
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