JP2017087922A - 車両のキャブ構造 - Google Patents

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由紀子 小澤
Yukiko Ozawa
由紀子 小澤
雄一郎 宇野
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雄一郎 宇野
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Abstract

【課題】簡易な構成にて昇降用ステップを強固に支持する。
【解決手段】キャブ3は、昇降用ステップ4と、昇降用ステップ4を支持するステー60と、車体フレーム2に支持されている被支持部32と、を備え、ステー60は、長手方向の一端側に設けられ昇降用ステップ4に固定されている一端側固定部62と、長手方向の他端側に設けられ被支持部32に固定されている他端側固定部63と、を有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、昇降用のステップを備えるキャブ構造に関する。
トラック等の大型車両は、車両の前後方向に延びている車体フレームに取り付けられたキャブを有する。キャブは、運転席を形成しており、複数のパネルを接合した構造となっている。
ところで、キャブにおいて、運転席は高い位置に位置する。このため、乗員が運転席に乗り込んだり運転席から降りたりする際の補助用に、乗員が足を乗せる足場となる昇降用ステップがキャブの側面に設けられているものがある。
特開2014−65429号公報
乗員が昇降用ステップに足を乗せると、昇降用ステップに荷重が加わる。昇降用ステップは、通常キャブに設けられたステー等の支持部材によって支持されているが、上記の荷重による昇降用ステップの変形を抑制するためには、支持部材に強固に支持されていることが望ましい。なお、複数の支持部材で昇降用ステップを支持する方策も検討されうるが、かかる場合には、部品点数が増えると共に、キャブに複数の支持部材を配置させるスペースの確保が困難となる。
そこで、本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、簡易な構成にて昇降用ステップを強固に支持することを目的とする。
本発明の一の態様においては、昇降用のステップと、前記ステップを支持する支持部材と、車体フレームに支持されている被支持部と、を備え、前記支持部材は、長手方向の一端側に設けられ前記ステップに固定されている一端側固定部と、前記長手方向の他端側に設けられ前記被支持部に固定されている他端側固定部と、を有する、車両のキャブ構造を提供する。
かかる車両のキャブ構造によれば、ステップを支持する支持部材の他端側固定部が被支持部に固定されていることで、支持部材をキャブの下方に配置させやすくなる。また、支持部材の長手方向がステップに加わる荷重の向きに対して略直交しやすくなるので、支持部材は、ステップを介して伝達されてくる荷重に対する耐力が大きくなり、ステップを強固に支持できる。
また、前記支持部材は、前記長手方向に管状に延びており、前記支持部材の前記長手方向の一端側と前記長手方向の他端側とが、平行に延びるように設けられていることとしてもよい。かかる場合には、支持部材がステップに加わる荷重に対して有効に抗うことができるので、一つの支持部材でステップを強固に支持することが可能となる。
また、前記一端側固定部及び前記他端側固定部は、前記一端側固定部と前記他端側固定部を結ぶ仮想線が、昇降の際に前記ステップに加わる荷重の方向と直交するように、設けられていることとしてもよい。
また、前記車両のキャブ構造は、ウォッシャ液を収容するウォッシャタンクを更に備え、前記ウォッシャタンクは、前記支持部材に固定されていることとしてもよい。
本発明によれば、簡易な構成にて昇降用ステップを強固に支持できるという効果を奏する。
本発明の一の実施形態に係る車両1の側面図を示す模式図である。 昇降用ステップ4及び周辺部の構成を示す図である。 図2からウォッシャタンク5を除いた構成を示す図である。 昇降用ステップ4の支持構成を説明するための斜視図である。 昇降用ステップ4に加わる荷重Fと、一端側固定部62及び他端側固定部63の配置との関係を説明するための模式図である。
<車両の構成>
図1を参照しながら、本発明の一の実施形態に係る車両1の構成の一例について説明する。
図1は、一の実施形態に係る車両1の側面図を示す模式図である。なお、図1では、説明の便宜上、車両1の前方側を示している。車両1は、ここではトラックである。図1に示すように、車両1は、車体フレーム2と、キャブ3と、昇降用ステップ4と、ウォッシャタンク5とを有する。
車体フレーム2は、車両1を支える骨格である。車体フレーム2は、車両1の前後方向(図1のX方向)に延びる一対のサイドフレームと、一対のサイドフレームを連結するために車幅方向に延びるクロスフレームとを有する。
キャブ3は、車体フレーム2の前部に取り付けられている。キャブ3は、複数のパネルを接合した略箱状体を成している。キャブ3の内部には、運転手等の乗員が座る運転席である車室が形成されている。キャブ3の下方には、エンジンが車体フレーム2に取り付けられているが、エンジンのメンテナンス等が可能となるように、キャブ3は車体フレーム2に対してチルト可能に取り付けられている。
昇降用ステップ4は、キャブ3の高い位置に形成された車室に乗員が乗り込んだり車室から降りたりする際の昇降用のステップである。昇降用ステップ4は、キャブ3の側面下方に設けられている。昇降用ステップ4は、詳細は後述するが、キャブ3に設けられたステー等によって支持されている。
ウォッシャタンク5は、ウォッシャ液を収容するタンクである。ウォッシャタンク5は、キャブ3の内部において前方に設けられている。ウォッシャ液は、ここではキャブ3のフロントガラスを洗浄するのに利用される。ウォッシャタンク5には、ウォッシャ液がフロントガラスへ向かって流れる流路5aが接続されている。なお、ウォッシャタンク5のウォッシャ液は、例えばポンプによってフロントガラスへ向けて供給される。
<昇降用ステップ4及び周辺部の構成>
図2〜図4を参照しながら、昇降用ステップ4及び周辺部の構成の一例について説明する。
図2は、昇降用ステップ4及び周辺部の構成を示す図である。図3は、図2からウォッシャタンク5を除いた構成を示す図である。図4は、昇降用ステップ4の支持構成を説明するための斜視図である。なお、図2〜図4には、説明の便宜上、キャブ3の下部が示されている。
昇降用ステップ4は、乗員が昇降の際に足を乗せる足場である。図4に示すように、昇降用ステップ4は、上段ステップ41と、下段ステップ42と、一対の側面ブラケット43、44とを有する。
上段ステップ41は、上下方向(図2のZ方向)において上方に位置し、下段ステップ42は、下方に位置する。上段ステップ41及び下段ステップ42は、水平に配置されている。
一対の側面ブラケット43、44は、図4に示すように、上段ステップ41及び下段ステップ42の両側に設けられている。側面ブラケット43、44には、上段ステップ41及び下段ステップ42が固定されている。本実施形態において、側面ブラケット43は、ステー60によって支持されている。
ステー60は、昇降用ステップ4を支持する支持部材である。ステー60は、昇降用ステップ4に加えて、ウォッシャタンク5を支持する機能も有する。ステー60は、図4に示すように、パイプ部61と、一端側固定部62と、他端側固定部63と、タンク支持部64とを有する。
パイプ部61は、ステー60の基部であり、長手方向に中空の管状に延びている。具体的には、パイプ部61は、キャブ3の車幅方向(図2のY方向)に沿うように延びている。ステー60の基部をパイプにすることで、ステー60の剛性が高まる。パイプ部61は、ここでは、他の部材との干渉を避けるために、長手方向の途中で屈曲している。ただし、これに限定されず、例えば、パイプ部61は、屈曲されずに長手方向に真っ直ぐに延びていてもよい。
一端側固定部62は、ステー60の長手方向の一端側に設けられ、パイプ部61の端部と繋がっている。一端側固定部62は、昇降用ステップ4の側面ブラケット43に固定されている。例えば、一端側固定部62は、ネジ等の締結部材によって側面ブラケット43に固定されている。また、一端側固定部62は、上下方向において側面ブラケット43の中央部に固定されている。具体的には、一端側固定部62は、側面ブラケット43の上段ステップ41が固定されている部分の近傍に固定されている。
他端側固定部63は、ステー60の長手方向の他端側に設けられ、パイプ部61の端部と繋がっている。他端側固定部63は、上下方向において一端側固定部62よりも上方に位置する。他端側固定部63は、車体フレーム2(図1)に支持されている被支持部32に固定されている。例えば、他端側固定部63は、ネジ等の締結部材によって被支持部32に固定されている。なお、被支持部32は、車幅方向においてキャブ3の下方の中央側に設けられている。
車両1においては、乗員が昇降用ステップ4に足を乗せると、昇降用ステップ4に荷重が加わる。本実施形態では、荷重による昇降用ステップ4の変形をステー60によって効果的に抑制するために、一端側固定部62及び他端側固定部63は下記のように配置されている。
図5は、昇降用ステップ4に加わる荷重Fと、ステー60の一端側固定部62及び他端側固定部63の配置との関係を説明するための模式図である。図5では、乗員が足を昇降用ステップ4に乗せた際に昇降用ステップ4に加わる荷重Fの方向が、矢印で示されている。ここでは、荷重Fは、昇降用ステップ4の上段ステップ41の先端に斜めに加わっているものとする。また、図5には、一端側固定部62と他端側固定部63とを結んだ仮想線Lが示されている。
図5に示すように、一端側固定部62及び他端側固定部63は、仮想線Lが荷重Fの方向に対して直交するように設けられている。すなわち、ステー60は、長手方向の一端側と長手方向の他端側とが平行に延びるように、設けられている。かかる場合には、ステー60が荷重Fに対して有効に抗うことができるので、一つのステー60で昇降用ステップ4を強固に支持することが可能となる。なお、仮想線Lが荷重Fの方向に対して直交するとは、仮想線Lと荷重Fの方向との成す角度が90度の場合だけでなく、一定範囲の角度(一例として、85度〜95度)を含むものとする。
図2に戻り、ステー60の構成の説明を続ける。
タンク支持部64は、パイプ部61に設けられており、側面ブラケット43の傍に設けられたウォッシャタンク5を支持する。具体的には、図2に示すようにタンク支持部64にウォッシャタンク5の下部51が固定されていることで、下部51がタンク支持部64に支持される。かかる場合には、一つのステー60が、昇降用ステップ4及びウォッシャタンク5の両方を支持することで、昇降用ステップ4及びウォッシャタンク5をそれぞれ単独で支持するステーを2つ設ける場合に比べて、部品点数を削減できる。
タンク支持部64は、パイプ部61に溶接等で接合されたブラケットであり、ウォッシャタンク5の下部51に固定されている。タンク支持部64は、パイプ部61の長手方向の中央よりも一端側固定部62側に設けられている。なお、ウォッシャタンク5は、キャブ3のタンク固定部34(図3)にも固定されている。これにより、ウォッシャタンク5をより安定して支持できる。上記では、タンク支持部64がウォッシャタンク5の下部を支持することとしたが、これに限定されず、例えば、タンク支持部64はウォッシャタンク5の側面を支持してもよい。
<本実施形態における効果>
上述したように、昇降用ステップ4を支持するステー60は、長手方向の一端側に設けられ昇降用ステップ4に固定されている一端側固定部62と、長手方向の他端側に設けられ、車体フレーム2に支持されている被支持部32に固定されている他端側固定部63とを有する。
かかる場合には、他端側固定部63がキャブ3の下部に位置する被支持部32に固定されることで、ステー60をキャブ3の下方に配置させやすくなる。また、ステー60の長手方向が昇降用ステップ4に加わる荷重Fの向きに対して略直交しやすくなるので、ステー60は、昇降用ステップ4を介して伝達される荷重Fに対する耐力が大きくなり、昇降用ステップ4を強固に支持できる。
なお、上記では、昇降用ステップ4が上段ステップ41及び下段ステップ42を有する2段ステップであることとしたが、これに限定されない。例えば、昇降用ステップ4は、一つのステップのみを有することとしてもよい。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更又は改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。そのような変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
2 車体フレーム
3 キャブ
4 昇降用ステップ
5 ウォッシャタンク
32 被支持部
60 ステー
61 パイプ部
62 一端側固定部
63 他端側固定部
64 タンク支持部

Claims (4)

  1. 昇降用のステップと、
    前記ステップを支持する支持部材と、
    車体フレームに支持されている被支持部と、
    を備え、
    前記支持部材は、長手方向の一端側に設けられ前記ステップに固定されている一端側固定部と、前記長手方向の他端側に設けられ前記被支持部に固定されている他端側固定部と、を有する、車両のキャブ構造。
  2. 前記支持部材は、前記長手方向に管状に延びており、
    前記支持部材の前記長手方向の一端側と前記長手方向の他端側とが、平行に延びるように設けられている、
    請求項1に記載の車両のキャブ構造。
  3. 前記一端側固定部及び前記他端側固定部は、前記一端側固定部と前記他端側固定部を結ぶ仮想線が、昇降の際に前記ステップに加わる荷重の方向と直交するように、設けられている、
    請求項1又は2に記載の車両のキャブ構造。
  4. ウォッシャ液を収容するウォッシャタンクを更に備え、
    前記ウォッシャタンクは、前記支持部材に固定されている、
    請求項1から3のいずれか1項に記載の車両のキャブ構造。

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