JP2017087140A - 分離装置及び電気集塵装置 - Google Patents
分離装置及び電気集塵装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2017087140A JP2017087140A JP2015220612A JP2015220612A JP2017087140A JP 2017087140 A JP2017087140 A JP 2017087140A JP 2015220612 A JP2015220612 A JP 2015220612A JP 2015220612 A JP2015220612 A JP 2015220612A JP 2017087140 A JP2017087140 A JP 2017087140A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electrode plate
- electrode
- separation device
- solid
- linear electrodes
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A50/00—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE in human health protection, e.g. against extreme weather
- Y02A50/20—Air quality improvement or preservation, e.g. vehicle emission control or emission reduction by using catalytic converters
- Y02A50/2351—Atmospheric particulate matter [PM], e.g. carbon smoke microparticles, smog, aerosol particles, dust
Abstract
【課題】第1電極板に集めた固体を電界により移動させるときに固体が再飛散するのを抑制可能な分離装置及び電気集塵装置を提供する。
【解決手段】分離装置100は、第1電極板1aと、第2電極板2と、電圧印加回路と、を備える。第1電極板1aは、ベース11と、ベース11において第2電極板2に対向する一面に沿って配置されている複数の線状電極12と、を備える。複数の線状電極12は、第1電極板1aの厚さ方向に直交する規定方向D1に並んでいる。電圧印加回路は、気体中の固体を第1電極板1aに集めるように第1電極板1aと第2電極板2との間に電界を発生させ、かつ、第1電極板1aにある固体を規定方向D1に移動させるように第1電極板1aの電界を変化させる構成である。複数の線状電極12のうち少なくとも一部の線状電極12における第1端121及び122は、第2電極板2を第2電極板2の厚さ方向に投影した投影領域の外にある。
【選択図】図1
【解決手段】分離装置100は、第1電極板1aと、第2電極板2と、電圧印加回路と、を備える。第1電極板1aは、ベース11と、ベース11において第2電極板2に対向する一面に沿って配置されている複数の線状電極12と、を備える。複数の線状電極12は、第1電極板1aの厚さ方向に直交する規定方向D1に並んでいる。電圧印加回路は、気体中の固体を第1電極板1aに集めるように第1電極板1aと第2電極板2との間に電界を発生させ、かつ、第1電極板1aにある固体を規定方向D1に移動させるように第1電極板1aの電界を変化させる構成である。複数の線状電極12のうち少なくとも一部の線状電極12における第1端121及び122は、第2電極板2を第2電極板2の厚さ方向に投影した投影領域の外にある。
【選択図】図1
Description
本発明は、分離装置及び電気集塵装置に関する。
従来、気体中に含まれている固体(分離対象固体)を気体から分離する分離装置を備えた機器としては、電気集塵装置が知られている(例えば、特許文献1)。
特許文献1に記載された電気集塵装置は、アイオナイザ(ionizer)によってガス中に含まれている塵埃をイオン化し、このイオン化塵埃を高圧電極板(第2電極板)と集塵電極板(第1電極板)との間に発生させた平等電界により集塵電極板に付着させるように構成されている。また、電気集塵装置は、この電気集塵装置の運転中もしくは運転終了後に清掃期間を設け、この清掃期間中に、集塵電極板に進行波電界カーテンを発生させて、この集塵電極板に付着している塵埃を塵埃溜めに排除するように構成されている。ここで、電気集塵装置は、集塵電極板に付着している塵埃を進行波電界カーテンにより所定方向に移動させるようになっている。
電気集塵装置の分野では、集電電極板に付着している塵埃を塵埃溜め(容器)に移動させる途中で塵埃が再飛散するのを抑制することが望まれている。
本発明の目的は、第1電極板に集めた固体を電界により移動させるときに固体が再飛散するのを抑制可能な分離装置及び電気集塵装置を提供することにある。
本発明に係る一態様の分離装置は、第1電極板と、第2電極板と、電圧印加回路と、を備える。前記第1電極板と前記第2電極板とが前記第2電極板の厚さ方向において対向している。前記第1電極板は、板状であり電気絶縁性を有するベースと、前記ベースにおいて前記第2電極板に対向する一面に沿って配置されている複数の線状電極と、を備える。前記複数の線状電極は、第1電極板の厚さ方向に直交する規定方向に並んでいる。前記複数の線状電極のうち前記規定方向において隣り合う2つの線状電極同士が離れている。前記電圧印加回路は、気体中の固体を前記第1電極板に集めるように前記第1電極板と前記第2電極板との間に電界を発生させ、かつ、前記第1電極板にある固体を前記規定方向に移動させるように前記第1電極板の電界を変化させる構成である。前記複数の線状電極のうち少なくとも一部の線状電極における長さ方向の第1端及び第2端は、前記第2電極板を前記厚さ方向において前記第1電極板に投影した投影領域の外にある。
本発明に係る一態様の電気集塵装置は、気体中の固体を帯電させる帯電装置と、前記分離装置と、を備える。
本発明の分離装置及び電気集塵装置においては、第1電極板に集めた固体を電界により移動させるときに固体が再飛散するのを抑制可能となる。
下記の実施形態において説明する各図は、模式的な図であり、各構成要素の大きさや厚さそれぞれの比が、必ずしも実際の寸法比を反映しているとは限らない。
(実施形態)
第1電極板1a以下では、本実施形態の分離装置100について、図1〜7に基づいて説明する。
第1電極板1a以下では、本実施形態の分離装置100について、図1〜7に基づいて説明する。
分離装置100は、気体中に含まれている固体(分離対象固体)を、静電力を利用して分離する分離装置である。
分離装置100は、第1電極板1aと、第2電極板2と、電圧印加回路3と、を備える。第1電極板1と第2電極板2とが第2電極板2の厚さ方向において対向している。第1電極板1aは、板状であり電気絶縁性を有するベース11と、ベース11において第2電極板2に対向する一面に沿って配置されている複数(12個)の線状電極12と、を備える。複数の線状電極12は、第1電極板1aの厚さ方向に直交する規定方向D1に並んでいる。複数の線状電極12のうち規定方向D1において隣り合う2つの線状電極12同士が離れている。電圧印加回路3は、気体中の固体を第1電極板1aに集めるように第1電極板1aと第2電極板2との間に電界を発生させ、かつ、第1電極板1aにある固体を規定方向D1に移動させるように第1電極板1aの電界を変化させる構成である。複数(12個)の線状電極12のうち少なくとも一部(11個)の線状電極12における長さ方向の第1端121及び第2端122は、第2電極板2を第2電極板2の厚さ方向において第1電極板1aに投影した投影領域の外にある。以上の構成により、分離装置100は、第1電極板1aに集めた固体を電界により移動させるときに固体が再飛散するのを抑制可能となる。「第1電極板1aの電界」とは、少なくとも第1電極板1aにおいて第2電極板2に対向する一面付近の電界を意味する。「複数の線状電極12の各々における長さ方向の第1端121及び第2端122は、第2電極板2を第2電極板2の厚さ方向において第1電極板1aに投影した投影領域の外にある」とは、複数の線状電極12の各々における第1端121及び第2端122が、第2電極板2の厚さ方向において第2電極板2に重ならないことを意味する。なお、図4、5、7A、7B、7C及び7Dでは、電界の向きを破線の矢印で模式的に示してある。図7A〜7Dでは、固体として、プラスに帯電している微粒子(帯電微粒子)6を模式的に記載してある。微粒子6は、プラスに帯電している。分離装置100は、第1電極板1aと第2電極板2との間の空間4から規定方向D1に沿って排出された固体が入る容器9(図3参照)を備えるのが好ましい。これにより、分離装置100では、空間4から規定方向D1に沿って排出される固体を容器9に溜めることが可能となり、固体が飛散するのを抑制することが可能となる。容器9は、トレイ(蓋がない容器)である。
本明細書においては、第1電極板1aと電圧印加回路3とで、固体を規定方向D1に搬送する搬送装置を構成している。言い換えれば、搬送装置は、第1電極板1aと、電圧印加回路3と、を備える。搬送装置においては、電圧印加回路3は、第1電極板1aにある固体を規定方向D1に移動させるように第1電極板D1の電界を変化させる構成であればよい。搬送装置では、固体を搬送する搬送性能の向上を図ることが可能となる。
気体としては、例えば、空気、排気ガス等が挙げられる。第1電極板1aと第2電極板2との間の空間4を通る物質としては、気体を構成している気体分子、気体中に含まれている固体等がある。気体分子としては、例えば、窒素分子、酸素分子等が挙げられる。固体としては、例えば、微粒子、塵埃等が挙げられる。微粒子としては、例えば、粒子状物質等を挙げることができる。粒子状物質としては、微粒子として直接大気中に放出される一次生成粒子、気体として大気中に放出されたものが大気中で微粒子として生成される二次生成粒子等がある。一次生成粒子としては、例えば、土壌粒子(黄砂等)、粉塵、植物性粒子(花粉等)、動物性粒子(カビの胞子等)、煤等が挙げられる。粒子状物質は、大きさの分類として、例えば、PM0.5、PM2.5(微小粒子状物質)、PM10、SPM(浮遊粒子状物質)等を挙げることができる。
分離装置100は、一例として、図8に示すように、帯電装置200と共に電気集塵装置300を構成する。
電気集塵装置300は、気体中の固体を帯電させる帯電装置200と、分離装置100と、を備える。これにより、電気集塵装置300では、空気等の気体中に含まれている固体(塵埃等)を気体から分離することができるので、気体を清浄化することが可能となる。また、電気集塵装置300では、第1電極板1aに集めた固体を電界により移動させるときに固体が再飛散するのを抑制可能となる。帯電装置200は、分離装置100の上流側に配置される。本明細書における「上流側」は、気体の流れる方向でみたときの上流側(一次側)を意味する。また、本明細書における「下流側」は、気体の流れる方向でみたときの下流側(二次側)を意味する。電気集塵装置300は、例えば、帯電装置200の上流側の第1ダクト401から入ってくる気体(空気)中の固体を帯電させ、固体が分離された気体(清浄化された空気)を分離装置100の下流側の第2ダクト402へ出すことが可能である。電気集塵装置300は、例えば、空気清浄器、住宅の天井裏等に配置して屋外からの空気を浄化して室内へ供給する空気浄化システム等に適用することができる。空気清浄器、空気浄化システム等では、電気集塵装置300を備えることにより、PM2.5等の微粒子がフィルタ装置へ到達するのを抑制することが可能となる。これにより、空気清浄器、空気浄化システム等では、フィルタ装置の長寿命化を図ることが可能となる。言い換えれば、空気清浄器、空気浄化システム等では、フィルタ装置に捕集される微粒子等の総質量が増加することによる圧力損失の上昇を抑制することが可能となる。これにより、空気清浄器、空気浄化システム等では、フィルタ装置の交換頻度を少なくすることが可能となる。
フィルタ装置は、例えば、エアフィルタであり、HEPAフィルタ(high efficiency particulate air filter)により構成されている。エアフィルタは、ULPAフィルタ(ultra low penetration air filter)等でもよい。「HEPAフィルタ」とは、定格流量で粒径が0.3μmの粒子に対して99.97%以上の粒子捕集率をもち、かつ初期圧力損失が245Pa以下の性能をもつエアフィルタである。「ULPAフィルタ」とは、定格流量で粒径が0.15μmの粒子に対して99.9995%以上の粒子捕集率をもち、かつ初期圧力損失が245Pa以下の性能をもつエアフィルタである。第1ダクト401の流入口側には、電気集塵装置300で分離する固体よりも大きな固体(埃等)を捕集するプレフィルタを配置してあるのが好ましい。これにより、空気清浄器、空気浄化システム等では、電気集塵装置300及びフィルタ装置の長寿命化を図ることが可能となる。
帯電装置200及び分離装置100それぞれの各構成要素については、以下に詳細に説明する。
帯電装置200は、外部から供給された気体に含まれている固体を帯電させるように構成されている。より詳細には、帯電装置200は、図8〜10に示すように、第1電極201と、第1電極201から離れている第2電極202と、電圧印加回路203と、を備える。帯電装置200では、電圧印加回路203から第1電極201と第2電極202との間に直流電圧を印加する。なお、図10では、電圧印加回路203を直流電源の図記号で表してある。
帯電装置200では、第1電極201の形状が線状であり、第2電極202の形状が板状である。これにより、帯電装置200では、第1電極201と第2電極202との間に不平等電界を発生させることができる。
第1電極201は、その長さ方向に直交する断面形状が円形状である。第1電極201は、ステンレス鋼により形成されている。第1電極201は、放電極を構成する。
第2電極202は、外周形状が矩形状(直角四辺形状)である。第2電極202は、アルミニウムにより形成されている。
帯電装置200は、第1電極201と第2電極202とを保持しているフレーム7を備えている。フレーム7は、電気絶縁性を有する樹脂により構成されている。フレーム7の内周面には、第1電極201の上端及び下端それぞれが嵌っている穴73U及び73Bがある。また、フレーム7の内周面には、第2電極202の上端及び下端それぞれが嵌っている溝74U及び74Bがある。これにより、帯電装置200では、フレーム7により第1電極201及び第2電極202それぞれを位置決めすることができ、第1電極201と第2電極202との相対的な位置関係を維持することができる。つまり、第2電極202の厚さ方向における第1電極201と第2電極202との距離を一定に保つことができる。フレーム7の形状は、矩形枠状である。フレーム7には、第1電極201に電気的に接続された第1電線221(図9B参照)が通っている第1貫通孔71がある。フレーム7においては、第1貫通孔71と穴73Uとがつながっている(通じている)。また、フレーム7には、第2電極202に電気的に接続された第2電線222(図9B参照)が通っている第2貫通孔72がある。フレーム7においては、第2貫通孔72と溝74Uとがつながっている(通じている)。
帯電装置200は、第1電極201を4つ備え、第2電極202を5つ備え、これら4つの第1電極201と5つの第2電極202とが1つのフレーム7により保持されている。帯電装置200では、5つの第2電極202と4つの第1電極201とが交互に一定の間隔で配置されている。要するに、帯電装置200では、複数の第2電極202と、複数の第2電極202のうち隣り合う2つの第2電極202の間において2つの第2電極202から離れている第1電極201と、を備える。隣り合う第2電極202間の距離は、一例として、30mmである。
帯電装置200では、隣り合う第1電極201と第2電極202との間に、電圧印加回路203から所定の電圧値(例えば、4kV)の直流電圧が印加されることにより、第1電極201と第2電極202との間の空間204にコロナ放電を発生させることができる。帯電装置200は、コロナ放電により気体中の固体を帯電させることができる。より詳細には、帯電装置200は、第1電極201と第2電極202との間の空間204を通る気体中の固体をプラスに帯電させることができる。帯電装置200では、第2電極202が電気的に接地されているのが好ましい。なお、図10では、電界の向きを破線の矢印で模式的に示してある。
分離装置100では、帯電装置200を通過するときにプラスに帯電した固体を含む気体が第1電極板1aと第2電極板2との間の空間4に流入する。分離装置100では、気体中の帯電している固体を静電力によって気体から分離して集める収集部(捕集部)を構成している。
第1電極板1aにおけるベース11の形状は、矩形板状である。したがって、ベース11の外周形状は、矩形状である。第1電極板1aの厚さ方向とベース11の厚さ方向とは同じである。
ベース11は、電気絶縁性を有する基板により構成されている。より詳細には、ベース11は、ガラスエポキシ樹脂基板により構成されている。ガラスエポキシ樹脂基板は、例えば、UL746E規格によるFR−4.0のグレードを満たすのが好ましい。
第1電極板1aでは、複数の線状電極12の厚さが同じであるのが好ましい。各線状電極12の厚さは、ベース11の厚さよりも小さい。各線状電極12の厚さは、一例として15μmとしてある。ベース11の厚さは、一例として、2.8mmとしてある。複数の線状電極12の各々は、長さ方向に直交する断面が矩形状である。複数の線状電極12の各々は、導電性を有する。より詳細には、複数の線状電極12の各々は、導電層により構成されている。導電層は、銅層(銅はく)であるが、単層構造に限らず、積層構造を有していてもよい。
第1電極板1aは、ベース11の厚さ方向に直交する表面及び裏面それぞれに複数の線状電極12が形成されている。第1電極板1aは、例えば、両面プリント配線板により構成することができる。
第1電極板1aは、ベース11の一面(表面、裏面)上にある複数の線状電極12を覆っている電気絶縁層を更に備えるのが好ましい。これにより、分離装置100では、帯電している固体の第1電極板1aへの付着力を低減することが可能となる。よって、分離装置100は、第1電極板1aにおいて第1電極板1aに付着した固体を移動させるのに必要な電界の大きさの低減を図ることが可能となる。電気絶縁層は、電気絶縁性を有する。電気絶縁層の厚さは、一例として50μmである。電気絶縁層の材料としては、例えば、太陽インキ株式会社製のPSR(登録商標)−4000 SP19Aを採用することができるが、これに限らない。
第2電極板2は、アルミニウムにより形成されている。第2電極板2の形状は、矩形板状である。第2電極板2の平面サイズは、第1電極板1aの平面サイズよりも小さい。また、規程方向D1(以下、「第1方向D1」ともいう)及び第2電極板2の厚さ方向に直交する第2方向D2における第2電極板2の長さは、第1電極板1aの線状電極12の長さよりも短い。分離装置100では、第1電極板1aの平面サイズを第2電極板2の平面サイズよりも大きくし、かつ、線状電極12の長さを第2方向D2における第2電極板2の長さよりも長くしてある。これにより、分離装置100では、第1電極板1aにおける線状電極12の第1端121及び第2端122が、第1電極板1aの厚さ方向において第2電極板2と重ならない構成を実現することができる。複数の線状電極12のうち規定方向D1の先頭側(図1Aにおける下側)にある線状電極12については第2電極板2と重なっていてもよい。
分離装置100は、第1電極板1aと第2電極板2とを保持しているフレーム5を備えている。フレーム5の形状は、矩形枠状である。分離装置100では、フレーム5の内側に第1電極板1a及び第2電極板2が配置されている。
フレーム5は、電気絶縁性を有する樹脂により構成されている。フレーム5の内周面には、第1電極板1aの上端及び下端それぞれが嵌っている穴53U及び53Bがある。また、フレーム5の内周面には、第2電極板2の上端及び下端それぞれが嵌っている溝54U及び54Bがある。これにより、分離装置100では、フレーム5により第1電極板1a及び第2電極板2それぞれを位置決めすることができ、第1電極板1aと第2電極板2との相対的な位置関係を維持することができる。つまり、第2電極板2の厚さ方向における第1電極板1aと第2電極板2との距離を一定に保つことができる。
分離装置100では、フレーム5の第1端51の開口が気体の流入口を構成し、第2端52の開口が気体の流出口を構成している。分離装置100では、流入口から流出口に向かう方向と第2方向D2とが揃うようにフレーム5に対して第1電極板1a及び第2電極板2が配置されているのが好ましい。
分離装置100は、第1電極板1aと第2電極板2とが第1電極板1aの厚さ方向において空間4を介して交互に並んでいるのが好ましい。この場合、分離装置100では、フレーム5と互いに隣り合う第2電極板2及び第1電極板1aとで囲まれた空間の各々が気体の流路を構成する。これにより、分離装置100では、第1電極板1aと第2電極板2との距離の縮小化を図りながらも外部(ここでは、帯電装置200)から流すことのできる気体の流量の増加を図ることが可能となる。互いに対向する第1電極板1aと第2電極板2との距離は、一例として2mmである。
分離装置100は、第1電極板1aを4つ備え、かつ、第2電極板2を5つ備え、これら4つの第1電極板1aと5つの第2電極板2とが1つのフレーム5により保持されている。分離装置100では、5つの第2電極板2と4つの第1電極板1aとが交互に一定の間隔で配置されている。要するに、分離装置100では、複数の第2電極板2と、複数の第2電極板2のうち隣り合う2つの第2電極板2の間において2つの第2電極板2から離れている第1電極板1aと、を備える。
フレーム5の4つの側壁のうちの規定方向D1に沿った方向と直交する1つの側壁(下壁)511には、規定方向D1へ移動した固体を排出させる排出孔55(図2C参照)がある。分離装置100は、容器9を収納する下カバー19を備えているのが好ましい。下カバー19は、上面が開口された矩形箱状である。下カバー19は、フレーム5の下側に配置されている。下カバー19は、フレーム5に対して着脱自在であるのが好ましい。これにより、分離装置100では、フレーム5から下カバー19を取り外すことにより、容器9を取り出すことが可能となる。なお、容器9は、下カバー19を取り外さなくても下カバー19から引き出せるように構成してもよい。
また、フレーム5の4つの側壁のうち規定方向D1に沿った方向と直交する他の1つの側壁(上壁)512には、2つの貫通孔56及び57がある。一方の貫通孔56には、各第1電極板1aと電圧印加回路3とを接続する2本の電線15A及び15C(図2A参照)が通っている。他方の貫通孔57には、各第1電極板1aと電圧印加回路3とを接続する他の2本の電線15B及び15D(図2A参照)が通っている。分離装置100は、2つの貫通孔56及び57を覆う上カバーを備えているのが好ましい。
第1電極板1aは、ベース11の表面及び裏面それぞれにおいて複数の線状電極12のうち規定方向D1に並び組にした4個の線状電極12A、12B、12C及び12Dそれぞれが4個ずつ設けられている。図1及び1Bの各々では、線状電極12A、12B、12及び12Dを区別するために、異なるハッチングを付してあるが、これらのハッチングは断面を表すものではない。
第1電極板1aでは、ベース11の表面及び裏面それぞれに4個ずつ設けられた線状電極12Aが配線13Aにより電気的に接続されている。また、第1電極板1aでは、ベース11の表面及び裏面それぞれに4個ずつ設けられた線状電極12Bが配線13Bにより電気的に接続されている。また、第1電極板1aでは、ベース11の表面及び裏面それぞれに4個ずつ設けられた線状電極12Cが配線13Cにより電気的に接続されている。また、第1電極板1aでは、ベース11の表面及び裏面それぞれに4個ずつ設けられた線状電極12Dが配線13Dにより電気的に接続されている。配線13A、13B、13C及び13Dの各々は、ベース11の厚さ方向に貫通した貫通配線を含んでいる。分離装置100では、配線13A、13B、13C及び13Dに繋がっているランド(Land)14A、14B、14C及び14Dが、それぞれ、電線15A、15B、15C及び15Dと電気的に接続されている。
電圧印加回路3は、第1駆動回路と、第2駆動回路と、を備える。第1駆動回路は、第1電極板1aの複数の線状電極12と第2電極板2との間に第2電極板2を高電位側として電圧を印加する回路である。第2駆動回路は、第1電極板1aに付着している固体を規定方向D1に移動させるように第1電極板1aの電界を時系列的に変化させる回路である。
分離装置100では、電圧印加回路3を制御する制御装置を備えていてもよい。この場合、制御装置が、電圧印加回路3の第1駆動回路を動作させる第1機能と、電圧印加回路3の第2駆動回路を動作させる第2機能と、を有していればよい。制御装置は、例えば、コンピュータ(マイクロコンピュータ等)に所定のプログラムを実行させることにより実現することができる。所定のプログラムは、例えば、コンピュータのメモリに記憶されていればよい。制御装置は、操作入力を受け付ける操作部の操作入力に基づいて電圧印加回路3の第1駆動回路と第2駆動回路とのいずれか一方を制御するように構成されていてもよい。いずれにしても、分離装置100では、外部から空間4へ給気が行われているときに第1駆動回路を動作させ、外部から空間4への気体の給気が停止されているときに第2駆動回路を動作させるのが好ましい。電気集塵装置300は、帯電装置200と分離装置100とに気体を流す送風装置を備えていてもよく、送風装置が動作している場合は空間4への給気が行われ、送風装置が停止している場合は空間4への給気が停止されているとみなすことができる。送風装置は、例えば、電動ファン、ブロワ等により構成することができる。送風装置は、帯電装置200の上流側に配置されていてもよいし、分離装置100の下流側に配置されていてもよい。
電圧印加回路3の第1駆動回路は、第1電極板1aの複数の線状電極12と第2電極板2との間に第2電極板2を高電位側として電圧を印加する。図4では、電圧印加回路3の第1駆動回路が動作している場合の電界の向きを破線の矢印で模式的に記載してある。
要するに、分離装置100では、電圧印加回路3の第1駆動回路が動作することにより、気体中の固体を第1電極板1aに集めるように第1電極板1aと第2電極板2との間に電界を発生させる。より詳細には、電圧印加回路3は、第1電極板1aの複数の線状電極12を低電位側、第2電極板2を高電位側として、複数の線状電極12と第2電極板2との間に所定の電圧値(例えば、4kV)の直流電圧を印加する。これにより、気体中のプラスに帯電している固体は、第1電極板1aと第2電極板2との間に発生する電界によるクーロン力を受けて第1電極板1aに付着すると推考される。第1駆動回路から第1電極板1aの複数の線状電極12と第2電極板2との間に第2電極板2を高電位側として電圧を印加する場合には、第1電極板1aの複数の線状電極12が電気的に接地されているのが好ましい。
分離装置100では、電圧印加回路3の第1駆動回路が動作することにより、空間4を通る気体に含まれている分粒径以上の固体(微粒子6)を第1電極板1aに付着させることができ、分粒径以上の固体が分離された気体を流出口から下流側へ流すことができる。分離装置100では、電圧印加回路3から第1電極板1aと第2電極板2との間に印加する直流電圧の電圧値を変えることにより、分粒特性を容易に変えることが可能である。
電圧印加回路3の第2駆動回路は、第1電極板1aにある固体(第1電極板1aに付着している固体)を規定方向D1に移動させるように第1電極板1aの電界を時系列的に変化させる。言い換えれば、電圧印加回路3の第2駆動回路は、規程方向D1を進行方向とする進行波電界(traveling wave electric field)を発生させるように構成されている。これにより、分離装置100では、進行波電界によって固体を規定方向D1に移動させる(搬送する)ことが可能となる。
より詳細には、電圧印加回路3の第2駆動回路は、第1電極板1aの線状電極12A、12B、12C及び12Dに対して、例えば図5及び6に示すように、90度ずつ位相のずれた矩形波交流電圧CH1、CH2、CH3及びCH4を印加する。これにより、分離装置100では、電圧印加回路3により、第1電極板1aにある固体を規定方向D1に移動させるように第1電極板1aの電界を変化させることができる。なお、図5及び7は、進行波電界の原理説明図であり、図7中のプラスに帯電している微粒子6の位置は説明の便宜上の位置に過ぎず、実際の位置を示しているわけではない。
矩形波交流電圧CH1、CH2、CH3及びCH4の各々は、最大値がHV(例えば、4kV)の矩形波交流電圧である。電圧印加回路3の第2駆動回路は、第1電極板1aに対して4種類の電圧印加パターンがある。より詳細には、図6の期間T1、T2、T3及びT4それぞれで線状電極12A、12B、12C及び12Dの組への電圧印加パターンが異なる。
図6の期間T1の電圧印加パターンでは、図7Aのように線状電極12A及び12Bの電圧の極性がマイナス(“−”)、線状電極12C及び12Dの電圧の極性がプラス(“+”)となり、破線の矢印で示す向きの電界が発生する。これにより、プラスに帯電している微粒子6のうち線状電極12Bと線状電極12Cとの間の電界中にある微粒子6は、線状電極12Bへ向かって移動する。
図6の期間T2の電圧印加パターンでは、図7Bのように線状電極12A及び12Dの電圧の極性がプラス(“+”)、線状電極12B及び12Cの電圧の極性がマイナス(“−”)となり、破線の矢印で示す向きの電界が発生する。これにより、プラスに帯電している微粒子6のうち線状電極12Aと線状電極12Bとの間の電界中にある微粒子6は、線状電極12Bへ向かって移動する。また、プラスに帯電している微粒子6のうち線状電極12Cと線状電極12Dとの間の電界中にある微粒子6は、線状電極12Cへ向かって移動する。
図6の期間T3の電圧印加パターンでは、図7Cのように線状電極12A及び12Bの電圧の極性がプラス(“+”)、線状電極12C及び12Dの電圧の極性がマイナス(“−”)となり、破線の矢印で示す向きの電界が発生する。これにより、プラスに帯電している微粒子6のうち線状電極12Bと線状電極12Cとの間の電界中にある微粒子6は、線状電極12Cへ向かって移動する。
図6の期間T4の電圧印加パターンでは、図7Dのように線状電極12A及び12Dの電圧の極性がマイナス(“−”)、線状電極12B及び12Cの電圧の極性がプラス(“+”)となり、破線の矢印で示す向きの電界が発生する。これにより、プラスに帯電している微粒子6のうち線状電極12Cと線状電極12Dとの間の電界中にある微粒子6は、線状電極12Dへ向かって移動する。
図5では、線状電極12A、12B、12C及び12Dの組への電圧印加パターンが期間T2の電圧印加パターンの場合の線状電極12A、12B、12C及び12Dの電圧の極性をプラス(“+”)、マイナス(“−”)で例示してある。図5では、期間T2の電圧印加パターンのときに微粒子6を規定方向D1へ移動させるのに寄与する電界の向きH2と、期間T3の電圧印加パターンのときに微粒子6を規定方向D1へ移動させるのに寄与する電界の向きH3と、を破線の太さの違いで区別してある。
以上の説明から分かるように、電圧印加回路3では、プラスに帯電している微粒子6を規定方向D1へ移動させる進行波電界を発生させることができる。なお、進行波電界を発生させるための線状電極12の組及び電圧印加パターンの種類は上述の例に限定されず、適宜変更してよい。
本実施形態の分離装置100では、複数の線状電極12のうち少なくとも一部の線状電極12における第1端121及び第2端122が、第2電極板2の厚さ方向において第2電極板2に重ならない。これにより、分離装置100では、電圧印加回路3が気体中の帯電している固体を第1電極板1に集めるように第1電極板1と第2電極板2との間に電界を発生させたときに、線状電極12の第1端121及び第2端122へ帯電している固体が付着するのを抑制することが可能となる。したがって、分離装置100では、固体を規定方向D1へ移動させるときに、第1電極板1aから空間4の範囲外へ向かう電界成分に起因して線状電極12の第1端121及び第2端122から固体が再飛散するのを抑制することが可能となる。
分離装置100では、複数の線状電極12の各々における第1端121及び第2端122は、規程方向D1に向かって傾斜しているのが好ましい。これにより、分離装置100では、分離装置100の第1変形例における第1電極板1b(図11参照)のように複数の線状電極12の各々が全長に亘って直線状である場合と比べて、固体の再飛散を抑制することが可能となる。より詳細には、分離装置100では、固体を規定方向D1へ移動させるときに、線状電極12の第1端121及び第2端122に付着していた固体が空間4の範囲内へ移動しやすくなる。これにより、分離装置100では、線状電極12の第1端121及び第2端122からの固体の再飛散を抑制することが可能となる。第1変形例では、複数の線状電極12の各々における第1端121と第2端122との間の中間部は、直線状である。
分離装置100では、複数の線状電極12のうち規定方向D1とは反対の方向における先頭の線状電極12(図1A及び1Bそれぞれにおいて一番上の線状電極12)は、第2電極板2を厚さ方向において第1電極板1に投影した投影領域の外にあるのが好ましい。言い換えれば、分離装置100では、複数の線状電極12のうち規定方向D1とは反対の方向における先頭の線状電極12が第2電極板2の厚さ方向において第2電極板2と重ならないのが好ましい。これにより、分離装置100では、電圧印加回路3が気体中の帯電している固体を第1電極板1に集めるように第1電極板1と第2電極板2との間に電界を発生させたときに、先頭の線状電極12へ帯電している固体が付着するのを抑制することが可能となる。したがって、分離装置100では、固体を規定方向D1へ移動させるときに、第1電極板1aから空間4の範囲外へ向かう電界成分に起因して先頭の線状電極12から固体が再飛散するのを抑制することが可能となる。
分離装置100の第2変形例における第1電極板1cは、図12に示すように、複数の線状電極12の各々が第1方向D1とは反対側に凸となる曲線状である。
分離装置100の第3変形例における第1電極板1dは、図13に示すように、複数の線状電極12の各々が、第1方向D1とは反対側に凸となる2つの曲線が第2方向D2に並んだ形状である。
分離装置100の第4変形例における第1電極板1eは、図14に示すように、第1電極板1aと比べて、複数の線状電極12の各々における第2方向D2に沿った直線状の部分を短くし直線状の部分から傾いた部分を長くした形状である。
分離装置100の第5変形例における第1電極板1fは、図15に示すように、複数の線状電極12の各々が第1方向D1とは反対側に尖ったV字状(逆V字状)の形状である。
分離装置100の第6変形例における第1電極板1gは、図16に示すように、複数の線状電極12の各々が、第1方向D1とは反対側に尖った2つのV字が第2方向D2に並んだ形状(逆W字状)の形状である。
実施形態に記載した材料、数値等は、好ましい例を示しているだけであり、それに限定する主旨ではない。更に、本願発明は、その技術的思想の範囲を逸脱しない範囲で、構成及び形状それぞれに適宜変更を加えることが可能である。
例えば、ベース11は、ガラスエポキシ樹脂基板に限らず、他の樹脂系基板、セラミック等により構成されていてもよい。また、第1電極板1は、ベース11に複数の線状電極12が埋め込まれていてもよい。
また、第1電極板1は、両面プリント配線板に限らず、例えば、2つの片面プリント配線板を貼り合せて構成してもよい。
また、複数の線状電極12の各々において長さ方向に直交する断面形状は、矩形状に限らず、例えば、台形状でもよい。
また、第1電極201の形状は、線状に限らず、例えば、針状でもよい。
また、帯電装置200において固体を帯電させる方式は、コロナ放電を利用する方式に限らず、他の方式でもよい。
また、電気集塵装置300は、帯電装置200において固体をプラスに帯電させ、分離装置100においてプラスに帯電している固体を規定方向D1へ移動させるように構成されているが、これに限らない。要するに、電気集塵装置300は、帯電装置200において固体をマイナスに帯電させ、分離装置100においてマイナスに帯電している固体を規定方向D1へ移動させるように構成してもよい。
また、送風装置は、分離装置100が備えていてもよい。
また、電気集塵装置300は、例えば、電気掃除機等に適用してもよい。
100 分離装置
1a、1b、1c、1d、1e、1f、1g 第1電極板
11 ベース
12 線状電極
121 第1端
122 第2端
2 第2電極板
3 電圧印加回路
4 空間
6 微粒子(固体)
9 容器
D1 規定方向
200 帯電装置
300 電気集塵装置
1a、1b、1c、1d、1e、1f、1g 第1電極板
11 ベース
12 線状電極
121 第1端
122 第2端
2 第2電極板
3 電圧印加回路
4 空間
6 微粒子(固体)
9 容器
D1 規定方向
200 帯電装置
300 電気集塵装置
Claims (5)
- 第1電極板と、第2電極板と、電圧印加回路と、を備え、
前記第1電極板と前記第2電極板とが前記第2電極板の厚さ方向において対向しており、
前記第1電極板は、板状であり電気絶縁性を有するベースと、前記ベースにおいて前記第2電極板に対向する一面に沿って配置されている複数の線状電極と、を備え、
前記複数の線状電極は、前記第1電極板の厚さ方向に直交する規定方向に並んでおり、
前記複数の線状電極のうち前記規定方向において隣り合う2つの線状電極同士が離れており、
前記電圧印加回路は、気体中の固体を前記第1電極板に集めるように前記第1電極板と前記第2電極板との間に電界を発生させ、かつ、前記第1電極板にある固体を前記規定方向に移動させるように前記第1電極板の電界を変化させる構成であり、
前記複数の線状電極のうち少なくとも一部の線状電極における長さ方向の第1端及び第2端は、前記第2電極板を前記厚さ方向において前記第1電極板に投影した投影領域の外にある
ことを特徴とする分離装置。 - 前記複数の線状電極の各々における前記第1端及び前記第2端は、前記規定方向に向かって傾斜している
ことを特徴とする請求項1記載の分離装置。 - 前記複数の線状電極のうち前記規定方向とは反対の方向における先頭の線状電極は、前記投影領域の外にある
ことを特徴とする請求項1又は2記載の分離装置。 - 前記第1電極板と前記第2電極板との間の空間から前記規定方向に沿って排出された固体が入る容器を備える
ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の分離装置。 - 気体中の固体を帯電させる帯電装置と、請求項4記載の分離装置と、を備える
ことを特徴とする電気集塵装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015220612A JP2017087140A (ja) | 2015-11-10 | 2015-11-10 | 分離装置及び電気集塵装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015220612A JP2017087140A (ja) | 2015-11-10 | 2015-11-10 | 分離装置及び電気集塵装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017087140A true JP2017087140A (ja) | 2017-05-25 |
Family
ID=58766868
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015220612A Pending JP2017087140A (ja) | 2015-11-10 | 2015-11-10 | 分離装置及び電気集塵装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2017087140A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2023282089A1 (ja) * | 2021-07-08 | 2023-01-12 | 日本未来科学研究所合同会社 | 二酸化炭素処理システム及び二酸化炭素処理方法 |
-
2015
- 2015-11-10 JP JP2015220612A patent/JP2017087140A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2023282089A1 (ja) * | 2021-07-08 | 2023-01-12 | 日本未来科学研究所合同会社 | 二酸化炭素処理システム及び二酸化炭素処理方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR101860489B1 (ko) | 전기집진장치 및 이를 포함하는 공기청정기 | |
JP5761461B2 (ja) | 電気集塵装置 | |
JP4687595B2 (ja) | 電気集塵装置 | |
JP2009072772A (ja) | 電気集塵装置 | |
KR20170051893A (ko) | 전기식 집진필터 | |
WO2017212688A1 (ja) | 荷電装置、電気集塵機、換気装置及び空気清浄機 | |
JP2009112916A (ja) | 排ガス浄化装置 | |
JP2017087140A (ja) | 分離装置及び電気集塵装置 | |
JP4983566B2 (ja) | 清浄空気製造装置 | |
JP6752736B2 (ja) | 電気集塵装置 | |
JP2006297182A (ja) | 空気清浄装置及び空気清浄装置を組込んだキッチンユニット | |
JP7177418B2 (ja) | 静電フィルタおよび静電フィルタのフィルタプレートのためのラック | |
JPH05154408A (ja) | 電気集塵装置 | |
CN112154032B (zh) | 静电除尘器和送风设备 | |
KR20170054674A (ko) | 전기집진장치 | |
JP2011224470A (ja) | 清浄空気製造装置および換気機能付清浄空気製造装置 | |
JP2011161355A (ja) | 集塵装置 | |
JP2010131540A (ja) | 集塵セルおよびエアクリーナ | |
KR20200077722A (ko) | 도전성 섬유를 이용하는 미세입자 분리장치 | |
WO2017154803A1 (ja) | 粒子分離装置、換気装置及び空気清浄機 | |
CN216419781U (zh) | 电磁集尘装置和系统以及气体净化器 | |
WO2016125442A1 (ja) | 集塵装置 | |
WO2016067554A1 (ja) | 電気集塵装置 | |
JP2018140320A (ja) | 粒子分離装置、換気装置及び空気清浄機 | |
KR20120058827A (ko) | 전기 집진 장치 |