JP2017086027A5

JP2017086027A5 -

Info

Publication number: JP2017086027A5
Application number: JP2015223490A
Authority: JP
Filing date: 2015-11-13
Publication date: 2018-11-29
Anticipated expiration: 2035-11-13

Claims

ヒトＫＰＮＡ２タンパク質に対して２００ｎＭ以下の解離定数（Ｋ_Ｄ）を示す結合能をするＲＮＡアプタマー。
Ａ）配列番号１に示される塩基配列を含む、又は
Ｂ）配列番号１に示される塩基配列において、１又は数個の塩基が欠失、置換、挿入又は付加された塩基配列を含むものである、請求項１に記載のＲＮＡアプタマー。
Ａ）配列番号２に示される塩基配列を含む、又は
Ｂ）配列番号２に示される塩基配列において、１又は数個の塩基が欠失、置換、挿入又は付加された塩基配列を含むものである、請求項１に記載のＲＮＡアプタマー。
化学修飾したヌクレオチドを有することを特徴とする、請求項１〜３のいずれか一項に記載のＲＮＡアプタマー。
各ピリミジンヌクレオチドにおけるリボース部位の２’位は、同一又は異なって、無置換であるか、又はフッ素原子、メトキシ基、アミノ基、２’,４’−ＢＮＡ基、及び水素原子からなる群のいずれかの原子又は基で置換されていることを特徴とする、請求項４に記載のＲＮＡアプタマー。
３’末端及び／又は５’末端がインバーストデオキシチミジン（ｉｄＴ）又はポリエチレングリコールにより修飾されていることを特徴とする、請求項１〜５のいずれか一項に記載のＲＮＡアプタマー。
標識化されたものである、請求項１〜６のいずれか一項に記載のＲＮＡアプタマー。
機能性化合物が結合されている、請求項１〜６のいずれか一項に記載のＲＮＡアプタマー。
請求項１〜８のいずれか一項に記載のＲＮＡアプタマーを固定してなる担体。
転写によって請求項１〜３のいずれか一項に記載のＲＮＡアプタマーに変換可能なＤＮＡ。
３’末端にＲＮＡポリメラーゼ認識配列が付加されている、請求項１０に記載のＤＮＡ。
ＲＮＡポリメラーゼ認識配列がＴ７プロモーター配列である、請求項１１に記載のＤＮＡ。
請求項１〜８のいずれか一項に記載のＲＮＡアプタマーを含む、ＫＰＮＡ２タンパク質検出用試薬。
生体由来のサンプルに対して、請求項１〜８のいずれか一項に記載のＲＮＡアプタマー、請求項９記載の担体、又は請求項１３記載の試薬を接触させる工程を含む、ＫＰＮＡ２タンパク質の検出方法。
生体由来のサンプルに対して、請求項１〜８のいずれか一項に記載のＲＮＡアプタマー、又は請求項１３記載の試薬を適用することを特徴とする、ＫＰＮＡ２タンパク質を発現する細胞の検出方法。
癌細胞の検出方法である、請求項１５に記載の検出方法。
癌の診断のための検出方法であって、
Ａ）生体由来のサンプルに対して、請求項１〜８のいずれか一項に記載のＲＮＡアプタマー、又は請求項１３記載の試薬を接触させる工程、及び
Ｂ）サンプルと特異的に結合したＲＮＡアプタマーを検出する工程を含む、
方法。
請求項１〜８のいずれか一項に記載のＲＮＡアプタマーを有効成分として含有する医薬組成物。
癌治療用組成物である、請求項１８に記載の医薬組成物。
請求項１〜８のいずれか一項に記載のＲＮＡアプタマーを有効成分として含有する、ＫＰＮＡ２タンパク質発現細胞に対する細胞増殖阻害剤。
請求項１〜８のいずれか一項に記載のＲＮＡアプタマーを有効成分として含有する、ＫＰＮＡ２タンパク質に対する機能阻害剤。
ＫＰＮＡ２タンパク質の核移行能を阻害するためのｉｎｖｉｔｒｏ又はｅｘｖｉｖｏの方法であって、生体由来のサンプルに対して請求項１〜８のいずれか一項に記載のＲＮＡアプタマー、又は請求項２１記載のＫＰＮＡ２タンパク質に対する機能阻害剤を適用する工程を含む、方法。
ＫＰＮＡ２タンパク質を発現する細胞の増殖を抑制するためのｉｎｖｉｔｒｏ又はｅｘｖｉｖｏの方法であって、生体由来のサンプルに対して請求項１〜８のいずれか一項に記載のＲＮＡアプタマー、又は請求項２１記載のＫＰＮＡ２タンパク質に対する機能阻害剤を適用する工程を含む、方法。