JP2017084568A - 固定構造、固定方法、及び、照明器具 - Google Patents
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Abstract
【課題】 本発明が解決しようとする課題は、2つの部材を固定する固定作業の効率を向上することが可能な固定構造、固定方法、及び、取付金具を固定する固定作業の効率を向上することが可能な照明器具を提供することである。
【解決手段】 実施形態によれば、固定構造は、第1の部材に対して第2の部材を固定する固定構造である。前記第1の部材は、第1の基部と、前記第1の基部に形成された第1の孔部、及び、前記第1の孔部に対して所定の方向に沿って前方に形成された第2の孔部を備えたスライド係合孔部と、前記第1の基部に形成された前記第1の基部を貫通する厚み方向係合孔部と、前記厚み方向係合孔部に対して前記所定の方向に前方に配置された当接部と、を備える。前記第2の部材は、第2の基部と、前記第2の基部から突出したスライド係合部と、前記スライド係合部が前記第2の孔部内に配置された際に前記当接部に前記第1の基部の厚み方向に当接する厚み方向係合部と、を備える。
【選択図】図5
【解決手段】 実施形態によれば、固定構造は、第1の部材に対して第2の部材を固定する固定構造である。前記第1の部材は、第1の基部と、前記第1の基部に形成された第1の孔部、及び、前記第1の孔部に対して所定の方向に沿って前方に形成された第2の孔部を備えたスライド係合孔部と、前記第1の基部に形成された前記第1の基部を貫通する厚み方向係合孔部と、前記厚み方向係合孔部に対して前記所定の方向に前方に配置された当接部と、を備える。前記第2の部材は、第2の基部と、前記第2の基部から突出したスライド係合部と、前記スライド係合部が前記第2の孔部内に配置された際に前記当接部に前記第1の基部の厚み方向に当接する厚み方向係合部と、を備える。
【選択図】図5
Description
本発明の実施形態は、2つの部材を互いに固定する固定構造、2つの部材を互いに固定する固定方法、及び、固定構造を有する照明器具に関する。
照明器具は、例えば、天井に固定される器具本体、器具本体に着脱可能に取り付けられる光源モジュールを有している。
器具本体、または、光源モジュールは取付金具を有し、他方は、取付金具に着脱可能に取り付けられるトーションバネ等の被取付部を有している。取付金具は、一般的に、ボルト等の取り付け部材、または、溶接により、固定されている。
筐体等の部材に、取付金具等の部材を固定する固定作業の効率を向上することが求められている。
本発明が解決しようとする課題は、2つの部材を固定する固定作業の効率を向上することが可能な固定構造、及び、固定方法を提供することである。
また、本発明が解決しようとする課題は、取付金具を固定する固定作業の効率を向上することが可能な照明器具を提供することである。
本発明によれば、2つの部材を互いに固定する固定作業の効率を向上することが可能となる。また、本発明によれば、取付金具を固定する固定作業の効率を向上することが可能となる。
実施形態によれば、固定構造は、第1の部材に対して第2の部材を固定する固定構造である。
前記第1の部材は、第1の基部と、前記第1の基部に形成され、前記第1の基部を貫通する第1の孔部、及び、前記第1の孔部に対して所定の方向に沿って前方に形成され、前記第1の基部を貫通し、かつ、前記第1の孔部に連通する第2の孔部を具備したスライド係合孔部と、前記第1の基部に形成され、前記第1の基部を貫通する厚み方向係合孔部と、前記厚み方向係合孔部に対して前記所定の方向に沿って前方に配置された当接部と、を備える。
前記第2の部材は、第2の基部と、前記第2の基部から突出し、前記第1の孔部内と前記第2の孔部内とに配置可能な大きさを有し、前記第2の孔部内に配置された際に、前記第2の孔部の縁部に前記所定の方向及びこの逆方向に当接する大きさを有するスライド係合部と、前記第2の基部に対して前記スライド係合部が突出する側に配置され、前記スライド係合部が前記第1の孔部内に配置された際に前記厚み方向係合孔部内に配置され、且つ、前記スライド係合部が前記第2の孔部内に配置された際に前記当接部に前記第1の基部の厚み方向に当接する厚み方向係合部と、を備える。
照明器具1は、器具本体2と、光源モジュール3と、取付金具7と、被取付部32と、を有する。器具本体2は、筐体4、及び、筐体4に設けられた電源回路5を有する。
光源モジュール3は、支持体30、及び、支持体30に設けられた光源34を有する。取付金具7は、筐体4と支持体30との何れか一方に固定される。取付金具7は、本実施形態では、一例として、筐体4に設けられる。
被取付部32は、筐体4と支持体30との他方に設けられ、取付金具7に着脱可能に取り付けられる。被取付部32は、本実施形態では、一例として、支持体30に設けられる。
筐体4は、筐体用底壁部12と、筐体用底壁部12に形成され、筐体用底壁部12を貫通する第1の孔部17a、及び、第1の孔部17aに対してスライド方向S1に沿って前方に形成され、筐体用底壁部12を貫通し、かつ、第1の孔部17aに連通する第2の孔部17bを有したスライド係合孔部17と、筐体用底壁部12に形成され、筐体用底壁部12を貫通する厚み方向係合孔部18と、厚み方向係合孔部18に対してスライド方向S1に沿って前方に配置された部分12cと、を有する。
取付金具7は、金具用基部20と、金具用基部20から突出し、第1の孔部17a内と第2の孔部17b内とに配置可能な大きさを有し、第2の孔部17b内に配置された際に、第2の孔部17bの縁部にスライド方向S1及びこの逆方向S2に当接する大きさを有するスライド係合部21と、金具用基部20に対してスライド係合部21が突出する側に配置され、スライド係合部21が第1の孔部17a内に配置された際に厚み方向係合孔部18内に配置され、且つ、スライド係合部21が第2の孔部17b内に配置された際に部分12cに筐体用底壁部12の厚み方向に当接する厚み方向係合部23と、を有する。
また、スライド係合孔部17は、第1の孔部17aと第2の孔部17bとに連通してS1スライド方向に延び、幅が第1の孔部17aから第2の孔部17bにかけて漸次狭くなり、かつ、筐体用底壁部12を貫通する第1の案内溝部17cを有する。スライド係合部21は、スライド方向S1に沿って前端21aから後端21bにかけてスライド方向S1に対して傾斜して立ち上がり、後端21bから前端21aにかけて幅方向の長さが漸次短くなり、かつ、幅方向の最大長が、第1の案内溝部17cの幅の最短長さよりも長い。
また、スライド係合部21は、内部に、後端21bに開口する収容部21dを有する。第2の孔部17bの縁部は、収容部21d内に係合可能な係合用突出部17fを有する。
また、厚み方向係合部23のスライド方向S1の前端部は、スライド方向S1に対して傾斜する傾斜部23cを有する。
一実施形態に係る照明器具1を、図1〜15を用いて説明する。
図1は、照明器具1を示す斜視図である。
図2は、照明器具1を示す断面図である。
図2は、照明器具1を示す断面図である。
図1,2に示すように、照明器具1は、天井等の被固定部1aに固定される器具本体2、及び、器具本体2に着脱可能に取り付けられる光源モジュール3を有している。
図3は、器具本体2を示す斜視図である。
図3に示すように、器具本体2は、天井等の被固定部1aに固定される筐体(第1の部材)4、筐体4内に配置された電源回路5、筐体4内に配置された端子台6、及び、筐体4にスライドすることにより固定された取付金具(第2の部材)7を有している。
筐体4は、天井等の被固定部に固定される筐体本体10、及び、筐体本体10の両端に配置された端壁部11を有している。
筐体本体10は、図2に示すように、光源モジュール3を内側に配置可能な、断面凹形状に形成されている。具体的には、筐体本体10は、天井等の被固定部側に配置される矩形状の筐体用底壁部(第1の基部)12、筐体用底壁部12の両縁から立ち上がる筐体用側壁部13、筐体用側壁部13の先端から筐体本体10の外側であってかつ筐体用底壁部12側に延出する延出壁部14を有している。
筐体用底壁部12は、一方向に長い矩形状に形成されている。
図4は、筐体用底壁部12において取付金具7が固定される部位及びその近傍を示す斜視図である。
図4に示すように、筐体用底壁部12には、筐体4を被固定部に固定する為のボルト等の取り付け部材が通る貫通孔等、複数の貫通孔15が形成されている。
また、筐体用底壁部12は、取付金具7がスライドすることにより係合する係合孔部16を有している。係合孔部16は、スライド係合孔部17、及び、厚み方向係合孔部18を有している。係合孔部16の詳細は、後で説明する。
筐体用側壁部13は、図2に示すように、筐体用底壁部12に沿って延びている。延出壁部14は、筐体用側壁部13に沿って延びている。延出壁部14の表面は、光源モジュール3から照射された光を反射可能な反射板を構成している。端壁部11は、筐体本体10の両端に設けられており、筐体本体10の両端開口を閉塞している。
電源回路5は、外部から供給される電力を光源モジュール3に対応した電力に変換した後、光源モジュール3に供給可能に構成されている。
端子台6は、電源回路5と光源モジュール3との電気的な接続を可能に構成されている。具体的には、端子台6は、電源回路5に接続されている。また、端子台6は、光源モジュール3側の配線が接続可能に形成されている。端子台6を介して、電源回路5からの電力が光源モジュール3に供給される。
取付金具7は、筐体用底壁部12に対して、取付金具7に予め設定されたスライド方向S1にスライドすることにより、固定可能に形成されている。本実施形態では、スライド方向S1は、一例として直線方向であり、筐体用底壁部12の長手方向に平行な方向のうちの一方向である。すなわち、スライド方向S1は、予め設定された所定の方向であり、取付金具7は、この所定の方向に沿ってスライドされることとなる。
本実施形態では、一例として、取付金具7は、一対設けられており、筐体用底壁部12の長手方向に離間して配置されている。また、取付金具7は、互いに向かい合って配置されており、一方の取付金具7に設定されたスライド方向S1は、他方の取付金具7のスライド方向S1に対して逆方向となっている。
図5は、取付金具7が筐体用底壁部12に固定された状態を示す斜視図である。
図6は、取付金具7を示す平面図である。
図7は、取付金具7を示す側面図である。
図6は、取付金具7を示す平面図である。
図7は、取付金具7を示す側面図である。
図5,6,7に示すように、取付金具7は、筐体用底壁部12の内面12aに面して配置される金具用基部(第2の基部)20、金具用基部20に形成されたスライド係合部21、金具用基部20においてスライド係合部21に隣接した部分に形成された第1の溝部22、金具用基部20に形成された厚み方向係合部23、金具用基部20において厚み方向係合部23の周囲に形成された第2の溝部24及び、金具用基部20から立ち上がる縦壁部25を有している。取付金具7は、例えば、1枚の金属板に対して、折り曲げ加工等の機械加工を施すことにより、形成されている。
金具用基部20は、平板形状に形成されている。金具用基部20は、筐体用底壁部12において取付金具7が固定される部位近傍に形成された貫通孔15との干渉を避ける形状を有している。具体的には、金具用基部20のスライド方向S1に前縁部の中央には、貫通孔15との干渉を避ける凹み部20aを有している。換言すると、金具用基部20のスライド方向S1の前縁部の幅方向の両端部には、スライド方向S1に突出する突出部20bが形成されている。金具用基部20において筐体用底壁部12の内面12aに対向する底面20cは、平面に形成されている。
スライド係合部21は、例えば複数形成されている。本実施形態では、スライド係合部は、一例として、一対形成されている。さらに具体的には、本実施形態では、スライド係合部21は、突出部20bに1つずつ形成されている。
スライド係合部21は、図7に示すように、金具用基部20の底面20cに対して突出している。スライド係合部21は、その底面21cが、スライド方向S1に沿って前端21aから後端21b側に向かって立ち上がる曲面、または、スライド方向S1に対して傾斜する傾斜面に形成されている。また、スライド係合部21の底面21cは、後端21bから前端21aにかけて、その幅が狭まる形状に形成されている。本実施形態では、スライド係合部21の底面21cは、一例として、前端21aから後端21b側に向かって立ち上がる、略1/4球面形状に形成されている。
また、スライド係合部21は、断面凹状に形成されており、後端21bは、開口している。この為、スライド係合部21内には、収容部21dが形成されている。
第1の溝部22は、スライド係合部21に対してスライド方向S1に沿って後方に形成されている。第1の溝部22は、スライド係合部21の後端21bに沿って延びている。第1の溝部22は、金具用基部20を貫通している。
厚み方向係合部23は、図6に示すように、例えば、複数形成されている。本実施形態では、厚み方向係合部23は、一対形成されている。さらに具体的には、本実施形態では、厚み方向係合部23は、スライド係合部21に対して、スライド方向S1に後方に形成されている。
厚み方向係合部23は、金具用基部20に対してその厚み方向にずれた位置に位置する本体部23a、及び、本体部23aと金具用基部20とを連結する連結部23bを有している。
本体部23aは、金具用基部20に対して、金具用基部20の底面20c側にずれた位置に配置されている。本体部23aは、その表面23dと金具用基部20の底面20cとの間が、筐体用底壁部12の厚みと略同じ幅となる位置に配置されている。本体部23aは、例えば平面視矩形状に形成されている。本体部23aの表面23dは、例えば、金具用基部20の底面20cと平行な平面に形成されている。
本体部23aのスライド方向S1に沿って前端部には、図7に示すように、金具用基部20から離れる方向に傾斜する傾斜部23cが形成されている。傾斜部23cの表面23fは、スライド方向S1に対して傾斜するとともに、幅方向Wに平行な平面に形成されている。なお、幅方向Wは、金具用基部20の底面20c及び表面において、スライド方向S1に直交する方向である。
連結部23bは、本体部23aの金具用基部20側の縁において、傾斜部23c及び傾斜部23cよりもスライド方向S1に沿って若干後方の位置までを除いた部分を、金具用基部20に連結している。連結部23bは、金具用基部20から屈曲して延出している。
第2の溝部24は、厚み方向係合部23において連結部23bを除いた部分と金具用基部20との間に形成されており、金具用基部20を貫通している。
図5,6に示すように、縦壁部25は、金具用基部20のスライド方向S1に沿って後端縁に形成されている。縦壁部25には、係止用貫通孔25aが形成されている。係止用貫通孔25aの縁において、金具用基部20と反対側の部分には、係止用貫通孔25aの内側に向かって突出する係止部25bが形成されている。
ここで、係合孔部16の詳細について説明する。係合孔部16は、図4に示すように、スライド係合部21が係合可能に形成されたスライド係合孔部17、及び、厚み方向係合部23が係合可能に形成された厚み方向係合孔部18を有している。
図8は、取付金具7が筐体用底壁部12に固定された状態を、筐体用底壁部12の底面12b側から見た斜視図である。
また、図8は、スライド係合部21がスライド係合孔部17に係合し、かつ、厚み方向係合部23が厚み方向係合孔部18に係合した状態を示している。
図4,8に示すように、スライド係合孔部17は、第1の孔部17a、第1の孔部17aに対してスライド方向S1に沿って前方に配置された第2の孔部17b、及び、第1の孔部17aと第2の孔部17bに連通する、スライド方向S1に延びた第1の案内溝部17cを有している。
第1の孔部17aは、取付金具7のスライド係合部21を内側に配置可能な大きさを有している。第1の孔部17aは、例えば、平面視で矩形状に形成されている。第1の孔部17aの幅方向W1の長さは、スライド係合部21の幅方向Wの長さに対して若干長い。
なお、幅方向W1は、スライド方向S1に対して直交するとともに、筐体用底壁部12の面12a,12bに平行な方向である。取付金具7が筐体用底壁部12に固定されると、幅方向W,W1は、平行となる。
第2の孔部17bは、スライド係合部21を内側に配置可能な大きさを有している。第2の孔部17bは、例えば、平面視で半円形状に形成されている。第2の孔部17bの幅方向W1の最大長は、スライド係合部21の幅方向Wの最大長と同じ、または、略同じ長さを有している。
第2の孔部17bの縁部には、第2の孔部17bの内側に向かって突出する係合用突出部17fが形成されている。本実施形態では、一例として、係合用突出部17fは、第2の孔部17bの縁部において、スライド方向S1に後ろ側となる部分と、第1の案内溝部17cの縁部17dにおいて一端17eの近傍の部分とによって、係合用突出部17fが形成されている。
係合用突出部17fは、例えば、先細となる形状を有しており、第2の孔部17b内にスライド係合部21が配置された状態において、先端部がスライド係合部21の収容部21d内に収容可能に形成されている。さらに、係合用突出部17fの先端部は、スライド係合部21の後端21bに係合可能に形成されている。
第1の案内溝部17cは、スライド方向S1に沿って連結部23bと略同じ長さを有している。第1の案内溝部17cは、第1の孔部17aから第2の孔部17bに向かってその幅が、漸次狭まる形状を有している。この為、第1の案内溝部17cの縁は、スライド方向S1に対して傾斜している。
第1の案内溝部17cの第2の孔部17b側の一端17eは、第2の孔部17bの幅方向Wの中央部に連通している。第1の案内溝部17cの一端17eの幅は、第1の案内溝部17cの幅において最短となり、スライド係合部21の幅方向Wの最大長よりも短い。
厚み方向係合孔部18は、スライド係合孔部17に対してスライド方向S1に沿って後方に形成されている。厚み方向係合孔部18は、厚み方向係合部23を内側に配置可能な第3の孔部18a、及び、第3の孔部18aからスライド方向S1に沿って前方に延出する第2の案内溝部18bを有している。
第3の孔部18aは、例えば、平面視が矩形状に形成されている。第2の案内溝部18bは、厚み方向係合部23の連結部23bを内側に配置可能に形成されている。具体的には、第2の案内溝部18bは、第3の孔部18aのスライド方向S1に沿って前縁の幅方向内側端から、スライド方向S1に沿って延出している。
第2の案内溝部18bの幅は、連結部23bの幅に対して若干大きい幅を有している。第2の案内溝部18bは、スライド方向S1に沿って連結部23bのスライド方向S1に沿う長さと略同じ長さを有している。
次に、取付金具7の筐体用底壁部12への取り付け方法について、説明する。
図9,10は、取付金具7を筐体用底壁部12に取り付ける際の取り付け手順を示す斜視図である。なお、図9,10は、筐体用底壁部12を、底面12b側から見た状態を示している。
まず、図9に示すように、スライド係合部21をスライド係合孔部17の第1の孔部17a内に配置し、かつ、厚み方向係合部23の本体部23aを厚み方向係合孔部18の第3の孔部18a内に配置する。
次に、図10に示すように、取付金具7を、案内溝部17c,18bに沿って、スライド方向S1にスライドする。取付金具7を案内溝部17c,18bに沿ってスライドすることにより、スライド係合部21が第1の案内溝部17cに沿って第1の孔部17aから第2の孔部17bへ向かって移動する。
また、厚み方向係合部23は、傾斜部23cにより、筐体用底壁部12の底面12b上にスムーズに乗り上げる。そして、厚み方向係合部23の本体部23aの表面23dが筐体用底壁部12の底面12bに接触した状態で、スライドされる。すなわち、筐体用底壁部12において第3の孔部18aに対してスライド方向S1に前方に位置する部分12cが、本体部23aと筐体用底壁部12の厚み方向に当接する当接部として機能する。厚み方向係合部23の連結部23bは、第2の案内溝部18b内を移動する。
第1の案内溝部17cは、その幅が第1の孔部17aから第2の孔部17bにかけて漸次狭まる形状を有している。この為、取付金具7をスライド方向S1に沿ってスライドすると、スライド係合部21は、1/4球面形状となる底面21cによって、第1の案内溝部17cの縁部17dを押し広げる。
一方、スライド係合部21は、第1の案内溝部17cの縁部17dに押圧されることによって、縁部17dにより第1の案内溝部17cから押し出される方向に押圧される。しかしながら、厚み方向係合部23が底面12bに接触していることによって、取付金具7が筐体用底壁部12から離れることが防止されるので、スライド係合部21が第1の案内溝部17cから押し出されることが防止される。
取付金具7がスライド方向S1にさらにスライドされると、図8に示すように、スライド係合部21が、両係合用突出部17f間を通過してスライド係合孔部17の第2の孔部17b内に進入する。
スライド係合部21が第2の孔部17b内に配置されることにより、スライド係合部21の底面21cが第2の孔部17bの縁部に当接するので、取付金具7がスライド方向S1にさらに移動することが防止される。
さらに、スライド係合部21が第2の孔部17b内に進入すると、縁部17dに対するスライド係合部21による押圧状態が解除される。この為、スライド係合部21に押し広げられた第1の案内溝部17cの縁部17dが、その弾性力により、押し広げられた状態から元との状態に戻る。第1の案内溝部17cの縁部17dが弾性力により戻ると、係合用突出部17fの先端部がスライド係合部21の後端開口から収容部21d内に入り込む。
係合用突出部17fの先端部がスライド係合部21の収容部21d内に入り込むことによって、係合用突出部17fがスライド係合部21の後端縁にスライド方向S1に係合する。この係合により、取付金具7が上記スライド方向S1の逆方向S2に移動することが防止される。
このように、スライド係合部21の底面21cがスライド方向S1にスライド係合孔部17の第2の孔部17bの縁に当接し、かつ、係合用突出部17fの先端部がスライド係合部21の後端縁に係合することにより、スライド係合部21が第2の孔部17b内に固定される。この為、取付金具7が、筐体用底壁部12の面方向に固定される。
さらに、厚み方向係合部23の本体部23aが筐体用底壁部12の底面12bに筐体用底壁部12の厚み方向に接触することにより、取付金具7が、筐体用底壁部12に、筐体用底壁部12の厚み方向に固定される。
このように構成された器具本体2は、図2に示すように、筐体4の筐体用底壁部12の底面12bを天井等の被固定部1aに向けた姿勢で被固定部にねじ等の取り付け部材により固定される。この為、取付金具7は、筐体用底壁部12に対して下方に突出することとなる。
図11は、光源モジュール3を示す分解斜視図である。
図11に示すように、光源モジュール3は、支持体30、支持体30に固定された保持部材31、保持部材31に保持され、取付金具7に着脱可能に取り付けられる被取付部32(図12に示す)、支持体30に支持された基板33、基板33に設けられた光源34、支持体30に取り付けられるカバー35、及び、カバー35の両端に設けられた端壁部36を有している。
支持体30は、図2に示すように、断面凹形状に形成されている。具体的には、支持体30は、支持体用底壁部37、及び、支持体用底壁部37の両縁から立ち上がる支持体用側壁部38を有している。
支持体用底壁部37は、一方向に長い平形状を有している。支持体用側壁部38は、支持体用底壁部37に沿って延びている。支持体用側壁部38の外面には、カバー35が係合可能なカバー用係合部39が形成されている。カバー用係合部39は、支持体用側壁部38の先端部に形成されており、外側に突出している。また、カバー用係合部39は、支持体用側壁部38に沿って延びている。
図12は、保持部材31及びその周辺を示す斜視図である。
図12に示すように、保持部材31は、支持体30の支持体用底壁部37及び支持体用側壁部38の内面に固定される。保持部材31は、取付金具7と同数設けられている。保持部材31は、光源モジュール3が器具本体2に取り付けられた際に取付金具7と対向する部位に設けられている。
保持部材31は、支持体用底壁部37及び支持体用側壁部38に沿って形成され、支持体用底壁部37及び支持体用側壁部38に固定された保持部材用基部40、保持部材用基部40から延出し、支持体用側壁部38との間にカバー35を配置可能な側壁部41、及び、被取付部32が固定される固定部42を有している。
保持部材用基部40は、支持体用底壁部37及び支持体用側壁部38に沿う断面凹形状に形成されている。側壁部41は、保持部材用基部40の幅方向の両端に形成されている。側壁部41は、支持体用側壁部38との間に隙間を有している。
固定部42は、保持部材用基部40の幅方向両端部に1つずつ形成されている。固定部42は、被取付部32の端部を固定可能に形成されている。
被取付部32は、例えば、一対のトーションばねを連結して枠形状に形成されている。被取付部32は、その端部43が固定部42に固定される。被取付部32は、端部43側を支点として、第1の位置P1及び第2の位置P2の間で変位可能である。
第1の位置P1は、通常位置する位置であり、被取付部32に対して外力が加わっていない状態において、被取付部32が位置する位置である。第1の位置P1では、被取付部32は、支持体用底壁部37に沿って延びている。
図13は、被取付部32が第2の位置P2にある状態を示す斜視図である。
図13に示すように、第2の位置P2は、被取付部32が、支持体用底壁部37に対して立ち上がる位置である。第2の位置P2は、被取付部32をその弾性力に抗って第1の位置P1から起立した位置である。
基板33は、図11に示すように、例えば、支持体用底壁部37に沿って延びる板形状である。基板33は、支持体用底壁部37の底面に支持される。基板33には、図示しない配線が設けられている。この配線は、基板33から延出している。
光源34は、基板33上に設けられている。光源34は、例えばLEDであり、上述の配線に電気的に接続されている。このように、本実施形態では、光源34は、一例として、基板33を介して、支持体30に支持されている。
カバー35は、図2に示すように、断面凹状に形成されている。カバー35の縁部は、支持体30の支持体用側壁部38と保持部材31の側壁部41との間に配置される。カバー35の縁部には、カバー用係合部39に係合可能なカバー用被係合部44が形成されている。カバー用被係合部44は、縁部から内側に突出しており、縁部に沿って延びている。
このように構成された光源モジュール3の器具本体2への取り付け方法について説明する。
図13,14は、光源モジュール3の器具本体2への取り付け手順の一例を示す斜視図である。
なお、図13,14では、器具本体2は、取付金具7の一部のみ示しており、他の部分については図示を省略している。
まず、図13に示すように、光源モジュール3を、被取付部32が取付金具7に向く姿勢で、器具本体2に対向させる。次に、被取付部32を第1の位置P1から引き起こすことにより、第2の位置P2に移動する。次に、被取付部32の先端を、取付金具7の係止部25bに係止させる。
次に、基板33から延出する配線を、端子台6に接続する。配線が端子台6に接続されることにより、電源回路5から出力された電力が、光源34に供給されるようになる。
次に、図14に示すように、光源モジュール3を、器具本体2に向かって押し込む。この際に、被取付部32は、被取付部32自体の弾性力により、第2の位置P2から第1の位置P1に戻る。この為、被取付部32は、第1の位置P1にある状態において、取付金具7の係止部25bに係止した状態が、図2に示すように維持される。このように維持されることにより、被取付部32の弾性力により、図2に示すように、光源モジュール3が器具本体2に取り付けられる。
このように構成された照明器具1では、取付金具7は、スライド係合部21、及び、厚み方向係合部23を有し、筐体本体10の筐体用底壁部12は、スライド係合孔部17、及び、厚み方向係合孔部18を有している。
この為、取付金具7を筐体用底壁部12に対してスライド方向S1にスライドするだけで、スライド係合部21をスライド係合孔部17の第2の孔部17bに係合可能であり、かつ、厚み方向係合部23の本体部23aを厚み方向係合孔部18に係合可能である。
スライド係合部21がスライド係合孔部17の第2の孔部17bに係合することにより、取付金具7は、筐体用底壁部12の面方向に移動することが防止される。厚み方向係合部23が厚み方向係合孔部18に係合することにより、取付金具7が筐体用底壁部12から離れる方向に移動することが防止される。
取付金具7は、筐体用底壁部12の面方向に移動することが防止され、かつ、筐体用底壁部12から離れる方向に移動することが防止されることにより、筐体用底壁部12に固定される。
このように、取付金具7を筐体用底壁部12に対してスライド方向S1にスライドするだけで、取付金具7を筐体用底壁部12に固定することができるので、取付金具7の筐体本体10への固定作業の作業効率を向上することができる。
さらに、取付金具7の固定には、ねじ等の固定部材が不要となるので、照明器具1の部品点数の増加を防止できる。
また、スライド係合部21を一対形成するとともにこれらスライド係合部21を互いに取付金具7の金具用基部20の幅方向に離間した位置に配置し、かつ、厚み方向係合部23をスライド係合部21に対してスライド方向S1に沿って後方の位置に形成することにより、金具用基部20において仮想矩形の頂点となる位置に、それぞれ、スライド係合部21または厚み方向係合部23のいずれかかが配置されることとなる。
この為、取付金具7が筐体用底壁部12に固定された状態を、安定して維持することができる。
また、厚み方向係合部23の本体部23aの前端部に傾斜部23cを形成することにより、取付金具7をスライドする際に、本体部23aが筐体用底壁部12の底面12b上にスムーズに乗り上がることが可能となるので、取付金具7の筐体本体10への固定作業をスムーズに行うことができる。
また、スライド係合部21の底面21cが、スライド方向S1に前端21aから後端21bにかけて滑らかに立ち上がる1/4球面状に形成されることにより、スライド係合部21がスライド係合孔部17の第1の案内溝部17c内をスムーズに移動するようになるので、取付金具7をスムーズにスライドすることが可能となる。
以上説明した本実施形態によれば、取付金具7をスライドすることによって底壁部に固定できるので、取付金具7の筐体本体10への固定作業の作業効率を向上することができる。
なお、本実施形態では、スライド係合部21に対して、スライド方向S1に沿って後方に厚み方向係合部23が形成されているが、これに限定されない。
図15は、取付金具7の変形例を示す平面図である。
図15に示すように、スライド係合部21は、厚み方向係合部23に対してスライド方向S1に沿って後方に配置されてもよい。この場合、スライド係合孔部17、及び、厚み方向係合孔部18は、図15に示すスライド係合部21及び厚み方向係合部23に対応した位置に形成される。
スライド係合部21が、厚み方向係合部23に対してスライド方向S1に沿って後方に形成されることにより、取付金具7の固定作業をより一層効率よく行うことができる。この点について、具体的に説明する。
取付金具7をスライドする際に作業者が縦壁部25を把持して当該スライドを行う場合、スライド係合部21が第1の案内溝部17cの縁部17dにより第1の案内溝部17cから押し出す力を受けると、取付金具7には、縦壁部25と金具用基部20との交点となる金具用基部20の後縁を支点として、筐体用底壁部12から離れる方向に回転するモーメントが作用する。
しかしながら、スライド係合部21に対してスライド方向S1に沿って前方に厚み方向係合部23が形成されることにより、金具用基部20の後端に対してスライド係合部21よりも離れた位置に厚み方向係合部23が配置されることとなる。
この為、上述のモーメントにより生じる厚み方向係合部23の本体部23aと筐体用底壁部12の底面12bとの間に作用する摩擦力を小さくすることができるので、取付金具7をより一層スムーズにスライドすることができるようになる。取付金具7をスムーズにスライドすることができることにより、取付金具7の筐体本体10への固定作業の効率を向上することができる。
また、本実施形態では、スライド係合部21の底面21cは、1/4球面状に形成されている。他の例としては、底面21cは、円錐状に形成されてもよい。または、底面21cは、三角錐状に形成されてもよい。
要するに、スライド係合部21は、第1の案内溝部17c内を移動可能となるように、スライド方向S1に沿って前端から後端にかけてスライド方向S1に対して傾斜して立ち上がるとともに、スライド方向S1に沿って後端から前端にかけて、その幅が狭まる形状であれば良い。この形状の一例として、本実施形態で用いた1/4の球面形状、上述の円錐形状、及び、上述の三角錐形状がある。
また、本実施形態では、取付金具7は、器具本体2の筐体4に設けられ、被取付部32は、光源モジュール3の支持体30に設けられている。他の例としては、取付金具7が光源モジュール3の支持体30に設けられ、被取付部32が、器具本体2の筐体4に設け荒れてもよい。この場合、スライド係合孔部17及び厚み方向係合孔部18は、支持体30の支持体用底壁部37に形成されることとなる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…照明器具、2…器具本体、3…光源モジュール、4…筐体(第1の部材)、5…電源回路、7…取付金具(第2の部材)、12…筐体用底壁部(第1の基部)、12c…部分(当接部)、17…スライド係合孔部、17a…第1の孔部、17b…第2の孔部、17c…第1の案内溝部、17f…係合用突出部(突出部)、18…厚み方向係合孔部、20…金具用基部、21…スライド係合部、21a…前端、21b…後端、21d…収容部、23…厚み方向係合部、23c…傾斜部、30…支持体(第1の部材)、32…被取付部、34…光源、37…支持体用底壁部(第1の基部)。
Claims (6)
- 第1の部材に対して第2の部材を固定する固定構造であって、
前記第1の部材は、第1の基部と;前記第1の基部に形成され、前記第1の基部を貫通する第1の孔部、及び、前記第1の孔部に対して所定の方向に沿って前方に形成され、前記第1の基部を貫通し、かつ、前記第1の孔部に連通する第2の孔部を具備したスライド係合孔部と、前記第1の基部に形成され、前記第1の基部を貫通する厚み方向係合孔部と;前記厚み方向係合孔部に対して前記所定の方向に沿って前方に配置された当接部と;を具備し、
前記第2の部材は、第2の基部と;前記第2の基部から突出し、前記第1の孔部内と前記第2の孔部内とに配置可能な大きさを有し、前記第2の孔部内に配置された際に、前記第2の孔部の縁部に前記所定の方向及びこの逆方向に当接する大きさを有するスライド係合部と;前記第2の基部に対して前記スライド係合部が突出する側に配置され、前記スライド係合部が前記第1の孔部内に配置された際に前記厚み方向係合孔部内に配置され、且つ、前記スライド係合部が前記第2の孔部内に配置された際に前記当接部に前記第1の基部の厚み方向に当接する厚み方向係合部と;を具備する
ことを特徴とする固定構造。 - 前記スライド係合孔部は、前記第1の孔部と前記第2の孔部とに連通して前記所定の方向に延び、幅が前記第1の孔部から前記第2の孔部にかけて漸次狭くなり、かつ、前記第1の基部を貫通する案内溝部を具備し、
前記スライド係合部は、前記所定の方向に沿って前端から後端にかけて前記所定の方向に対して傾斜して立ち上がり、前記後端から前記前端にかけて幅方向の長さが漸次短くなり、かつ、前記幅方向の最大長が、前記案内溝部の幅の最短長さよりも長い
ことを特徴とする請求項1に記載の固定構造。 - 前記スライド係合部は、内部に、前記後端に開口する収容部を具備し、
前記第2の孔部の縁部は、前記収容部内に係合可能な突出部を具備する
ことを特徴とする請求項2に記載の固定構造。 - 前記厚み方向係合部の前記所定の方向の前端部は、前記所定の方向に対して傾斜する傾斜部を具備する
ことを特徴とする請求項1に記載の固定構造。 - 第1の部材に対して第2の部材をスライド方向にスライドすることにより前記第2の部材を前記第1の部材に固定する固定方法であって、
前記第1の部材は、第1の基部と;前記第1の基部に形成され、前記第1の基部を貫通する第1の孔部、及び、前記第1の孔部に対して前記スライド方向に沿って前方に形成され、前記第1の基部を貫通し、かつ、前記第1の孔部に連通する第2の孔部を具備したスライド係合孔部と;前記第1の基部に形成され、前記第1の基部を貫通する厚み方向係合孔部と;前記厚み方向係合孔部に対して前記スライド方向に沿って前方に配置された当接部と;を具備し、
前記第2の部材は、第2の基部と;前記第2の基部から突出し、前記第1の孔部内と前記第2の孔部内とに配置可能な大きさを有し、前記第2の孔部内に配置された際に、前記第2の孔部の縁部に前記スライド方向及びこの逆方向に当接する大きさを有するスライド係合部と;前記第2の基部に対して前記スライド係合部が突出する側に配置され、前記スライド係合部が前記第1の孔部内に配置された際に前記厚み方向係合孔部内に配置され、且つ、前記スライド係合部が前記第2の孔部内に配置された際に前記当接部に前記第1の基部の厚み方向に当接する厚み方向係合部と;を具備し、
前記スライド係合部を前記第1の孔部内に配置するとともに前記厚み方向係合部を前記厚み方向係合孔部内に配置し、
前記第2の部材を前記スライド方向にスライドすることにより、前記スライド係合部を前記第1の孔部から前記第2の孔部に移動して前記スライド方向及びこの逆方向に前記第2の孔部の縁部を前記スライド係合部に当接させ、かつ、前記厚み方向係合部を前記厚み方向に前記当接部に当接させる
ことを特徴とする固定方法。 - 筐体、及び、前記筐体に設けられた電源回路を具備する器具本体と;
支持体、及び、前記支持体に設けられた光源を具備する光源モジュールと;
前記筐体と前記支持体との何れか一方に、固定された取付金具と;
前記筐体と前記支持体との他方に設けられ、前記取付金具に着脱可能に取り付けられる被取付部と;
を具備し、
前記一方は、第1の基部と;前記第1の基部に形成され、前記第1の基部を貫通する第1の孔部、及び、前記第1の孔部に対して所定の方向に沿って前方に形成され、前記第1の基部を貫通し、かつ、前記第1の孔部に連通する第2の孔部を具備したスライド係合孔部と;前記第1の基部に形成され、前記第1の基部を貫通する厚み方向係合孔部と;前記厚み方向係合孔部に対して前記所定の方向に沿って前方に配置された当接部と;を具備し、
前記取付金具は、第2の基部と;前記第2の基部から突出し、前記第1の孔部内と前記第2の孔部内とに配置可能な大きさを有し、前記第2の孔部内に配置された際に、前記第2の孔部の縁部に前記所定の方向及びこの逆方向に当接する大きさを有するスライド係合部と;前記第2の基部に対して前記スライド係合部が突出する側に配置され、前記スライド係合部が前記第1の孔部内に配置された際に前記厚み方向係合孔部内に配置され、且つ、前記スライド係合部が前記第2の孔部内に配置された際に前記当接部に前記第1の基部の厚み方向に当接する厚み方向係合部と;を具備する
ことを特徴とする照明器具。
Priority Applications (1)
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JP2015210974A JP2017084568A (ja) | 2015-10-27 | 2015-10-27 | 固定構造、固定方法、及び、照明器具 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (1)
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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DE112018002089T5 (de) | 2017-04-21 | 2020-01-02 | Denso Corporation | Gassensor |
-
2015
- 2015-10-27 JP JP2015210974A patent/JP2017084568A/ja active Pending
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