JP2017083927A - 火災受信機 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な構造により操作部前面に保護プレートを容易に取付け可能とする。【解決手段】受信機パネル12は、操作部位を外部に露出して配置した第1操作部16と、第1操作部16の下側に、操作部位の外側を覆って下向きに開閉自在な小扉20を設けた第2操作部とを備える。第1操作部16の両側に形成した一対のスリット穴の各々に一対の取付部材22を嵌合して保護プレート24をビス26で固定し、保護プレート24で第1操作部16を覆って保護すると共に、保護プレート24の下部内側に小扉20を当接して閉鎖状態に保持する。取付部材22は左右を区別することなく第1操作部16のスリット穴に嵌合自在な対象構造としている。【選択図】図2

Description

本発明は、操作部の前に透明な保護プレートを取付けて保護するようにした火災受信機に関する。
従来、火災報知設備に設けられた例えばP型の火災受信機にあっては、火災受信機から引き出された回線に発信機や火災感知器等を接続して回線単位に火災を監視しており、火災が発生した場合には、音響や表示灯によって管理人等の建物関係者に火災警報を出力すると共に、火災発生階及び直上階に設置した地区音響装置から地区音響警報を出力するようにしている。
また、複数の住棟を防災センタ等で監視する規模の大きな火災報知設備にあっては、住棟毎に火災受信機を設け、防災センタで集中監視しており、住棟毎に設置した火災受信機は共有スペース等の人が出入りする場所に設置する場合がある。
このように人の出入りする場所に火災受信機を設置した場合、火災受信機の操作部に物が当ると誤ったスイッチ操作が行われることから、操作部の前にアクリル板等を使用した透明な保護プレートを取付けるようにしている。
図15は従来の火災受信機に対する保護プレートの取付構造を示した説明図である。図15(A)に示すように、火災受信機100の受信機パネル102には、火災代表点灯、障害代表点灯、地区表示灯を配置した表示部104が設けられ、その下に外部に露出して操作部106が設けられ、操作部106の下に設けた小扉108の内側に別の操作部を設けている。保護プレート110の取付けは、操作部106の両側に取付部材112を取付け、保護プレート110をビス114により固定している。
操作部106に対する取付金具112の取付けは、図15(B)に示すように、扉構造の受信機パネル102を開いて、表示部104及び操作部106の裏側に配置している回路基板の取付カバーのビスを緩めて開口部の間に隙間を形成し、この隙間に取付部材112を差し込んで取付カバーのビスを締めることで固定している。
図16は従来の火災受信機に対する保護プレートの別の取付け構造を示した説明図である。この場合は図16(A)に示すように、操作部106の両側に取付部材112をビス114で取付固定し、続いて図16(B)に示すように、取付部材112に対し保護プレート110をビス114により固定している。
特開平7−262469号公報 特開平10−124768号公報
しかしながら、このような従来の火災受信機に対する保護プレートの取付構造にあっては、火災受信機の操作部の両側に取付部材を固定するため、受信機パネルを開いて内側からビスを緩めて挟み込んだり、操作部の両側に取付部材をビス止め固定するといった作業が必要となり、操作部両側の内側に窪んだ狭いスペースに取付部材をビス止め等により固定する作業になることから、取付部材の取付け固定に手間と時間がかかり、保護プレートを取付固定するまでの作業が煩雑になるという問題がある。
本発明は、簡単な構造により操作部前面に保護プレートを容易に取付け可能とする火災受信機を提供することを目的とする。
(火災受信機の保護プレート取付構造)
本発明は、受信機前面パネルに、操作部位を外部に露出して配置した第1操作部と、第1操作部の下側に、操作部位の外側を覆って下向きに開閉自在な小扉を設けた第2操作部とを備えた火災受信機に於いて、
第1操作部の両側に形成したスリット穴と、
第1操作部の両側に形成したスリット穴の各々に着脱自在に嵌合して支持される一対の取付部材と、
一対の取付部材にビス止めにより着脱自在に取付けられ、第1操作部の前面を覆うと共に下側を小扉の前に位置して閉鎖状態に保持する保護プレートと、
を設けたことを特徴とする。
(取付部材)
第1操作部は、両側の上下2箇所にスリット穴を形成し、
取付部材は、短冊状の本体部の上下から外側に向けて第1操作部のスリット穴の各々に嵌合する一対の嵌合片を一体に形成すると共に、本体部に形成した一対の嵌合片の間を前方に起立した後に前面パネルに平行に屈曲して保護プレートを固定支持するプレート取付部を一体に形成し、上下及び左右を入れ替えても第1操作部のスリット穴に嵌合自在な対称構造を備える。
(取付部材の小扉による位置決め構造)
一対の取付部材は、第1操作部の両側に嵌合した場合に、第2操作部を閉鎖している小扉の上縁に下端を当接して位置決めする位置決め構造を備える。
(保護プレートの回動による取付固定)
第1操作部の片側のスリット穴は取付部材の嵌合片の幅に適合した第1スリット幅に形成し、第1操作部の反対側のスリット穴は取付部材の嵌合片の幅を超える所定の第2スリット幅に形成し、
第1操作部の片側に一方の取付部材を嵌合した状態で、保護プレートの反対側に固定した他方の取付部材の嵌合片を第2スリット幅のスリット穴に斜め上方から嵌合して保護プレートを下向きに回動することで、第1操作部の片側に取付けた一方の取付部材の前面に保護プレートを位置させて取付固定する構造を備える。
(保護プレートのスライド構造)
一対の取付部材に対する保護プレートのビス止めによる取付固定状態で、保護プレートを上方に移動して第1操作部の操作を可能とするスライド構造を設ける。このスライド構造は、保護プレートのビス穴を上方にスライド自在な所定長の長穴とする。また、スライド構造は、第1操作部の両側のスリット穴を、取付部材を上下にスライド可能な所定のスリット幅としても良い。
(基本的な効果)
本発明は、受信機前面パネルに、操作部位を外部に露出して配置した第1操作部と、第1操作部の下側に、操作部位の外側を覆って下向きに開閉自在な小扉を設けた第2操作部とを備えた火災受信機に於いて、第1操作部の両側に形成したスリット穴と、第1操作部の両側に形成したスリット穴の各々に着脱自在に取付けて支持される一対の取付部材と、一対の取付部材にビス止めにより着脱自在に取付けられ、第1操作部の前面を覆うと共に下側を小扉の前に位置して閉鎖状態に保持する保護プレートとを設けるようにしたため、第1操作部の両側に対する取付部材の取付は、スリット穴に対する取付部材の嵌合で済み、ビス止めによる取付固定を必要としないことから、取付部材の火災受信機に対する取付け作業が容易となり、保護プレートの取付けにより、操作部に外部から物が当たっても操作されないように確実に保護することを可能とする。
また、保護プレートを取付け固定すると、小扉も閉鎖状態に保持され、外部から小扉に物が当たっても開くことはなく、小扉内に設けたスイッチを確実に保護する。
(取付部材による効果)
また、第1操作部は、両側の上下2箇所にスリット穴を形成し、取付部材は、短冊状の本体部の上下から外側に向けて第1操作部のスリット穴の各々に嵌合する一対の嵌合片を一体に形成すると共に、本体部に形成した一対の嵌合片の間を前方に起立した後に内側に屈曲して保護プレートを固定支持するプレート取付部を一体に形成し、上下及び左右を入れ替えても第1操作部のスリット穴に嵌合自在な対称構造を備えるようにしたため、取付部材の嵌合片を第1操作部のスリット穴に横から差し込んで嵌合することで、簡単且つ容易に取付ることができ,また、取外しも簡単且つ容易にできる。
また、一対の取付部材は第1操作部の左右のスリット穴に対する位置や向きの制約はなく、取付部材を左右入れ替えても、スリット穴に差し込んで嵌合することができ、取付部材を左右で区別する必要がないことから、作業性に優れる。
(取付部材の小扉による位置決め構造の効果)
また、一対の取付部材は、第1操作部の両側に取付した場合に、第2操作部を閉鎖している小扉の上縁に下端を当接して位置決めする位置決め構造を備えるようにしたため、第2操作部の小扉を閉じた状態で、第1操作部の両側のスリット穴に取付金具の嵌合片を差し込むことで、ビス等に取付金具を固定していなくとも、保護プレートのビス止めに対応した位置決めが可能となり、小扉による取付部材の位置決めにより、保護プレートのビス止めによる取付作業を容易に行うことを可能とする。
(保護プレートの回動による取付固定の効果)
また、第1操作部の片側のスリット穴は取付部材の嵌合片の幅に適合した第1スリット幅に形成し、第1操作部の反対側のスリット穴は取付部材の嵌合片の幅を超える所定の第2スリット幅に形成し、第1操作部の片側に一方の取付部材を取付した状態で、保護プレートの反対側に固定した他方の取付部材の嵌合片を第2スリット幅のスリット穴に斜め上方から嵌合して保護プレートを下向きに回動することで、第1操作部の片側に取付した一方の取付部材の前面に保護プレートを位置させて取付固定する構造を備えるようにしたため、第1操作部の片側のスリット穴に一方に取付部材の嵌合片を嵌合して取付けた状態で、保護プレートにビス止め固定している他方の取付部材を、第1操作部の反対側のスリット幅の広いスリット穴に斜め上方から差し込んで回動することにより、簡単且つ容易に取付部材による保護プレートの取付け作業を可能とする。
(保護プレートのスライド構造による効果)
また、一対の取付部材に対する保護プレートのビス止めによる取付状態で、保護プレートを上方に移動して第1操作部の操作を可能とするスライド構造を設け、例えば、スライド構造は、保護プレートのビス穴を上方にスライド自在な所定長の長穴とするか、或いは、スライド構造は、第1操作部の両側のスリット穴を、取付部材を上下にスライド可能な所定のスリット幅とするようにしたため、点検等で保護プレートを設けた火災受信機の操作を必要とした場合、保護プレートを取り外すことなく、スライドさせることで第1操作部の操作を簡単に行うことを可能とする。また、第2操作部を閉鎖している小扉を開いて操作を簡単に行うことを可能とする。
火災受信機の実施形態を小扉を開けた状態で示した説明図 火災受信機の操作部に対する保護プレートの組立分解構造を示した説明図 操作部に保護プレートを取り付けた火災受信機を示した説明図 操作部に対する保護プレートの組立分解構造を取り出して示した説明図 取付部材を正面、側面及び平面で示した説明図 左右一対で用いる取付部材を示した説明図 操作部の両側に形成したスリット穴の部分を個別に取り出して示した説明図 取付部材による保護プレートの取付構造を側面から取出して示した説明図 保護プレートを回動操作により取付ける火災受信機の構造を示した説明図 図9の火災受信機の操作部両側に形成したスリット穴の部分を個別に取り出して示した説明図 保護プレートのスライド穴により移動自在とした火災受信機を示した説明図 図12の火災受信機で保護プレートを移動した状態を示した説明図 操作部両側に形成した取付部材の移動させるスリット穴の部分を個別に取り出して示した説明図 図13の火災受信機で保護プレートを移動した状態を示した説明図 従来の火災受信機における保護プレートの取付構造を示した説明図 従来の火災受信機における別の保護プレートの取付構造を示した説明図
[火災受信機の概要]
図1は火災受信機の実施形態を小扉を開いた状態で示した説明図である。図1に示すように、火災型受信機10は建物の防災センタや管理人室等に設置されており、発信機や火災感知器等を信号回線により接続して火災を監視し、また、警報回線に地区音響装置等を接続している。
火災受信機10は箱形の本体11と扉構造の受信機パネル12で構成している。受信機パネル12には、表示部14及び第1操作部16を配置しており、第1操作部16の下側には開閉自在な小扉20を設けた第2操作部18を配置している。
表示部14には各種代表灯、地区表示灯、各種書表示灯等を設けている。
第1操作部16には、管理者が使用する各種スイッチ等を外部に露出して設けている。第2操作部18には、保守点検や回線登録の際に使用する各種のスイッチを設けており、通常監視状態では小扉20を閉じており、点検作業等を行う場合に、小扉20を下側に開いて必要なスイッチ操作を行う。
[操作部の保護構造]
図2は火災受信機の操作部に対する保護プレートの組立分解構造を示した説明図、図3は操作部に保護プレートを取り付けた火災受信機を示した説明図である。
火災受信機10を人通りのある場所等に設置する場合には、図2及び図3に示すように、一対の取付部材22を使用し、火災受信機10の第1操作部16を覆って保護プレート24を取付け、第1操作部16に外部から物が当たっても、誤ったスイッチ操作が行われることを防止している。
(取付部材の取付構造)
図4は操作部に対する保護プレートの組立分解構造を取り出して示した説明図、図5は取付部材を正面、側面及び平面で示した説明図、図6は左右一対で用いる取付部材を示した説明図、図7は操作部の両側に形成したスリット穴の部分を個別に取り出して示した説明図である。
図4に示すように、受信機パネル12に窪み形成した第1操作部16の両側の上下のコーナ部にはスリット穴28を形成しており、スリット穴28に取付部材22の嵌合片を横から挿入することで取付けている。
取付部材22は図5に示すように、金属板を折り曲げ加工して形成しており、短冊状の本体部22aの上下から外側(図示左側)に向けて嵌合片22bを形成している。また、嵌合片22bの間となる本体部22aから起立して内側(図示右側)に屈曲することでプレート取付部22cを形成し、その上下方向の中央となる位置にねじ穴30を形成している。
また、取付部材22は横方向の中心線34に対し上下に嵌合片22bを形成した本体部22a、及びプレート取付部22cを対象形状とした対象構造としており、これにより同じ取付部材22を左右を区別することなく、図7に示す第1操作部16の両側のスリット穴28に挿入して嵌合することができる。ここで、第1操作部16の両側に形成したスリット穴28は、取付部材22の嵌合片22bを横から挿入可能なスリット幅L1を有する。
即ち図6(A)は第1操作部16の左側に取付ける取付部材22を示しており、図6(B)は第1操作部16の右側に取付ける取付部材22を示しているが、両者は第1操作部16の配置位置に応じ、嵌合片22b及びプレート取付部22cの向きが相互に反対向きとなっているが、図5に示した同じ構造の取付部材22を2個使用している。
このような対象構造をもった取付部材22を使用することで、第1操作部16の両側に取付部材22を取付ける場合に、左右で区別することなく、同じものを使用でき、取付部材22の製造コストの低減及び作業性の向上を可能とする。
(保護プレートの取付構造)
図8は取付部材による保護プレートの取付構造を側面から取出して示した説明図であり、図8(A)に組立分解構造を示し、図8(B)に取付構造を示す。
図8(A)に示すように、保護プレート24を取付ける場合には、まず、受信機パネル12の第1操作部16の両側のスリット穴28に、取付部材22の嵌合片22bを挿入して嵌合する。このとき、第1操作部16の下側の小扉20を閉鎖した状態で取付部材22を嵌合しており、取付けた取付部材22は小扉20の上縁20aに当接し、これにより取付部材22を所定の取付位置に位置決め保持することができる。
続いて、保護プレート24のビス穴に外側からビス26を通し、取付部材22のネジ穴にビス26をねじ込んで固定する。この保護プレート24の固定状態で、図8(B)に示すように、保護プレート24の下部内側が小扉20の上部に当接し、小扉20を保護プレート24によって閉鎖状態に保持する。
このような保護プレート24の取付構造により、外部からの物が当たった場合に保護プレート24で受け、第1操作部16に設けている操作スイッチの誤操作を確実に防止する。また、外部からの物が小扉20に当っても、保護プレート24により閉鎖状態に保持されていることから、小扉20が誤って開いてしまい、そこに別の物が外から当って操作スイッチが誤操作されることを確実に防止する。
[保護プレートの回動による取付構造]
図9は保護プレートを回動操作により取付ける火災受信機の構造を示した説明図、図10は図9の火災受信機の操作部両側に形成したスリット穴の部分を個別に取り出して示した説明図である。
本実施形態にあっては、図9(B)に示すように、右側に取付部材22を取付けてビス26により固定した保護プレート24を準備し、図9(A)に示すように、受信機パネル1012に設けた第1操作部16の右側のスリット穴に、保護プレート24の右端に固定した取付部材22の嵌合片を斜め上方から嵌め入れ、続いて、右側を支点に保護プレート24を下向きに回動し、第1操作部16の左側に予め取付けている取付部材22の前に保護プレート24を位置させ、ビス26により固定する。このように保護プレート24を回動して取付けることにより、簡単且つ容易に取付部材22による保護プレート24の取付け作業を行うことかできる。
図9(A)に示した保護プレート24の回動操作による取付作業を実現するため、図10(A)に示す操作部16の左側は、図7(A)と同じ、取付部材22の嵌合片22bに対応し所定のスリット幅L1のスリット穴28を形成しているが、図10(B)に示す操作部の右側については、取付部材22の嵌合片22bに対応し所定のスリット幅を超える所定のスリット幅L2をもつスリット長穴28aを形成しており、これにより図9(B)に示した保護プレート24の右端に固定した取付部材22のスリット長穴28aに対する斜め上方からの挿入と下向きとなる回動を可能としている。なお、スリット穴28とスリット長穴28aは左右を逆に入れ替えても良い。
[保護ブレードのスライド構造]
(保護プレートのスライドビス穴)
図11は保護プレートのスライドビス穴により移動自在とした火災受信機を示した説明図、図12は図11の火災受信機で保護プレートを移動した状態を示した説明図である。
図11に示すように、本実施形態の火災受信機10は、保護プレート24のビス穴を上方にスライド自在な所定長Lのスライドビス穴32とし、図5に示した取付部材22のねじ穴30を上側に形成し、そこにビス26をねじ込んでおり、第1操作部16の操作を点検等の際に必要とする場合には、図12に示すように、ビス26を緩め、保護プレート24を取付部材22に対し上方にスライドして移動し、第1操作部16を操作可能に開放し、例えば警報停止スイッチ等の操作を可能とする。
また、保護プレート24を上方にスライドすることで、小扉20の閉鎖状態が解除され、小扉20を開いて第2操作部の必要なスイッチ操作を可能とする。
このような保護プレート24のスライド構造により、点検等で保護プレート24を設けた火災受信機10の操作を必要とした場合、保護プレート24を取り外すことなく、スライドさせることで、第1操作部16の操作及び小扉20を開いて第2操作部の操作を簡単に行うことを可能とする。
(取付部材のスライドスリット穴)
図13は操作部両側に形成した取付部材の移動させるスリット穴の部分を個別に取り出して示した説明図、図14は図13の火災受信機で保護プレートを移動した状態を示した説明図である。
本実施形態の保護プレートのスライド構造にあっては、図13に示すように、第1操作部16の両側に形成したスリット穴を、取付部材22を上方に所定長L3のスライドスリット穴28bとしている。
このような取付部材22のスライド構造により、第1操作部16の操作を点検等の際に必要とする場合には、図14に示すように、保護プレート24を上方に押し上げることで保護プレート24は取付部材のスライドにより移動し、第1操作部16を操作可能に開放し、例えば警報停止スイッチ等の操作を可能とする。また、保護プレート24を上方にスライドすることで、小扉20の閉鎖状態が解除され、小扉20を開いて第2操作部の必要なスイッチ操作を可能とする。
このため、ビス26を緩めたり、保護プレート24を取り外すことなく、保護プレート24をスライドさせることで、第1操作部16の操作及び小扉20を開いて第2操作部の操作を簡単に行うことを可能とする。
[本発明の変形例]
上記の実施形態は火災受信機を例にとっているが、装置パネルに操作部を設けた監視盤や制御盤等につき、同様に、取付金具を用いた保護プレートの取付構造を適用しても良い。
また、本発明は上記の実施形態に限定されず、その目的と利点を損なうことのない適宜の変形を含み、更に上記の実施形態に示した数値による限定は受けない。
10:火災受信機
11:本体
12:受信機パネル
14:表示部
16:第1操作部
18:第2操作部
20,108:小扉
22:取付部材
22a:本体部
22b:嵌合片
22c:プレート取付部
24:保護プレート
26:ビス
28:スリット穴
28a:スリット長穴
28b:スライドスリット穴
30:ビス穴
32:スライドビス穴
110:保護プレート
112:取付部材

Claims (7)

  1. 受信機前面パネルに、操作部位を外部に露出して配置した第1操作部と、前記第1操作部の下側に、操作部位の外側を覆って下向きに開閉自在な小扉を設けた第2操作部とを備えた火災受信機に於いて、
    前記第1操作部の両側に形成したスリット穴と、
    前記第1操作部の両側に形成したスリット穴の各々に着脱自在に嵌合して支持される一対の取付部材と、
    前記一対の取付部材にビス止めにより着脱自在に取付けられ、前記第1操作部の前面を覆うと共に下側を前記小扉の前に位置して閉鎖状態に保持する保護プレートと、
    を設けたことを特徴とする火災受信機。
  2. 請求項1記載の火災受信機に於いて、
    前記第1操作部は、両側の上下2箇所に前記スリット穴を形成し、
    前記取付部材は、短冊状の本体部の上下から外側に向けて前記第1操作部のスリット穴の各々に嵌合する一対の嵌合片を一体に形成すると共に、前記本体部に形成した一対の嵌合片の間を前方に起立した後に前面パネルに平行に屈曲して前記保護プレートを固定支持するプレート取付部を一体に形成し、上下及び左右を入れ替えても前記第1操作部のスリット穴に嵌合自在な対称構造を備えたことを特徴とする火災受信機。
  3. 請求項1記載の火災受信機に於いて、前記一対の取付部材は、前記第1操作部の両側に嵌合した場合に、前記第2操作部を閉鎖している前記小扉の上縁に下端を当接して位置決めする位置決め構造を備えたことを特徴とする火災受信機。
  4. 請求項2記載の火災受信機に於いて、
    前記第1操作部の片側のスリット穴は前記取付部材の嵌合片の幅に適合した第1スリット幅に形成し、前記第1操作部の反対側のスリット穴は前記取付部材の嵌合片の幅を超える所定の第2スリット幅に形成し、
    前記第1操作部の片側に一方の取付部材を取付した状態で、前記保護プレートの反対側に固定した他方の取付部材の嵌合片を前記第2スリット幅のスリット穴に斜め上方から嵌合して前記保護プレートを下向きに回動することで、前記第1操作部の片側に嵌合した前記一方の取付部材の前面に前記保護プレートを位置させて取付固定する構造を備えたことを特徴とする火災受信機。
  5. 請求項2記載の火災受信機に於いて、前記一対の取付部材に対する前記保護プレートのビス止めによる取付状態で、前記保護プレートを上方に移動して前記第1操作部の操作を可能とするスライド構造を設けたことを特徴とする火災受信機。
  6. 請求項5記載の火災受信機に於いて、前記スライド構造は、前記保護プレートのビス穴を上方にスライド自在な所定長の長穴としたことを特徴とする火災受信機。
  7. 請求項5記載の火災受信機に於いて、前記スライド構造は、前記第1操作部の両側のスリット穴を前記取付部材を上下にスライド可能な所定のスリット幅としたことを特徴とする火災受信機。
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