JP2017083674A - フェルール - Google Patents

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Abstract

【課題】接着剤を均一に硬化させることができると共に、接着剤の固着力を向上させることのできるフェルールを提供する。【解決手段】光ファイバの芯線14を収容するフェルール本体16と、フェルール本体が挿入されるフェルール挿入孔17aと、光ファイバで導光される光線を屈折させるレンズ部21とを有するレンズフェルール17Aとを備え、フェルール挿入孔の内周面に、梨地加工部150、151が設けられている。【選択図】図4

Description

本発明は、光ファイバの端部を保持するフェルールに関する。
従来よりレーザ光などの光を伝達する光ファイバが光通信分野で広く用いられている。
このような光ファイバの端部は、筒状のフェルールにより保持され、光ファイバ同士を接続する光コネクタ等に適用されている。
この種のフェルールに関する技術が種々提案されている(例えば、特許文献1等)。
図8および図9に示すように、特許文献1に係るフェルールF100は、フェルール本体116と、フェルール本体116の先端に嵌合するレンズキャップ117とを備えている。
そして、フェルール本体116は、フェルール円筒部の中心軸線に沿って光ファイバ14の挿入穴を備えると共にフェルール円筒部の前端部に嵌合用小径部の前端面に当接する基部120と、基部120の前端面に設けた中心軸線を頂点とする凸レンズ部121と、基部120の後端部の外周から突出する嵌合用小径筒に外挿する嵌合用筒部113を備えている。
また、フェルール本体116の嵌合用小径部116aは、レンズキャップ117の嵌合用筒部117aに嵌合されて固着されている。
特開2014−228846号公報
ここで、フェルール本体とレンズ付きフェルール(レンズフェルール)とは、紫外線硬化型透明接着剤等で固着されている。
ところが、接着剤に対して紫外線を均一に照射することが難しく、接着剤の硬化が不均一になり易いという不都合がある。
このため、不均一に硬化した接着剤の収縮により、フェルール本体およびレンズフェルールに歪みを生じ、光ファイバの調心ズレが発生して、光損失が増大するという問題があった。
さらに、紫外線硬化型透明接着剤等が塗布されるフェルール本体およびレンズフェルールの対向面は比較的平滑であるため、紫外線照射によって硬化した接着剤の固着力が弱く、剥がれ易いという難点があった。
そのため、フェルール本体とレンズフェルールが、光ファイバの接続作業時などに、接着剤の剥離等によって分離あるいは脱落してしまうという問題があった。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、接着剤を均一に硬化させることができると共に、接着剤の固着力を向上させることのできるフェルールを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明に係るフェルールは、光ファイバの芯線を収容するフェルール本体と、前記フェルール本体が挿入されるフェルール挿入孔と、前記光ファイバで導光される光線を屈折させるレンズ部とを有するレンズフェルールと、 を備え、前記フェルール挿入孔の内周面に、梨地加工部が設けられていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のフェルールにおいて、前記光ファイバの芯線の先端と、該先端に対向配置される前記レンズフェルールの端面との間に形成される第1の接着剤貯留部と、前記レンズフェルールの後端部と、前記フェルール本体との間に形成される第2の接着剤貯留部と、をさらに備え、前記第1の接着剤貯留部に貯留される接着剤によって、前記光ファイバの芯線の先端のみと該先端に対向配置される前記レンズフェルールの端面との間を接着すると共に、前記第2の接着剤貯留部に貯留される接着剤によって、前記レンズフェルールの後端部のみと前記フェルール本体との間を接着することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載のフェルールにおいて、前記フェルール本体の先端面と、前記レンズフェルールの前記フェルール挿入孔内の端面との間には、紫外線硬化型透明接着剤が充填され、該紫外線硬化型透明接着剤は、前記光ファイバを介して導入される紫外線の照射によって硬化されるように構成されていることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載のフェルールにおいて、前記フェルール本体の外周面と、前記レンズフェルールの前記フェルール挿入孔の内周面との間に、紫外線硬化型透明接着剤が充填され、該紫外線硬化型透明接着剤は、外部から照射される紫外線によって硬化されるように構成されていることを特徴とする。
本発明によれば、接着剤を均一に硬化させることができると共に、接着剤の固着力を向上させることのできるフェルールを提供することができる。
第1の実施の形態に係るフェルールを用いた光コネクタの構成例を示す概略構成図である。 第1の実施の形態に係るフェルールの構成例を示す断面図(a)および一部拡大図(b)である。 第1の実施の形態に係るフェルールの調心および接着剤硬化の手順を示す概略説明図である。 第2の実施の形態に係るレンズフェルールの構成例を示す断面図である。 第2の実施の形態に係るレンズフェルールを備えるフェルールの構成例を示す側面図(a)および断面図(b)である。 第3の実施の形態に係るフェルールの構成例を示す断面図である。 第3の実施の形態に係るフェルールの他の構成例を示す断面図である。 従来技術に係るフェルールの構成を示す断面図である。 従来技術に係るレンズ付きフェルール同士をコネクタハウジング内で突き合わせた状態を示す断面図である。
[第1の実施の形態に係るフェルールおよび光コネクタ]
図1を参照して、第1の実施の形態に係るフェルールF1を用いた光コネクタ100について説明する。
図1は、第1の実施の形態に係るフェルールF1を用いた光コネクタ100の構成例を示す概略構成図である。
光コネクタ100は、フェルール本体(インナーフェルール)16、レンズフェルール17等の部材で構成される一対のフェルール組付体(フェルールアッシ)1と、フェルール組付体1のレンズフェルール17(17A)等を収容するハウジング(コネクタハウジング)2と、一対のフェルール組付体1の位置決めを行うホルダ3とから構成されている。
なお、フェルール本体16と、レンズフェルール17との結合体をフェルールF1と呼ぶものとする。
各フェルール組付体1は、光ファイバ11と、この光ファイバ11の光ファイバ芯線14の先端部が挿入される実施形態のフェルール本体16と、光ファイバ11の外側被覆部(二次被覆)11aおよび抗張力繊維線(図示せず)をフェルール本体16に固定する加締めスリーブ15および加締めリング13とを備えている。
図1に示す光ファイバ11は、中空タイプのものであり、光ファイバ芯線14の外周を図示しない内側被覆部で被覆し、内側被覆部に沿って複数の抗張力繊維線と、抗張力繊維線をさらに被覆する外側被覆部11aとから構成されている。
光ファイバ芯線14は、例えばプラスチック光ファイバ(POF=Plastic Optical Fiber)等で形成される。
各フェルール本体16の先端部16aは、各レンズフェルール17の後端側に穿設されているフェルール挿入孔17aに挿入されて、紫外線硬化型透明接着剤G1、G2(図2参照)によって固定されるようになっている。
なお、図2おいて、符号20は、レンズ部21を保護する保護筒部、符号22は、多角形状の鍔部である。
また、フェルール挿入孔17aの内壁には、後出の図4に示すような梨地加工部150、151が設けられている。なお、梨地加工部150、151の詳細については後述する。
ここで、図2等を参照して、フェルールF1の製造方法および光コネクタ100の作製方法について説明する。
まず、中空光ファイバ11をカットし、加締めリング13および加締めスリーブ15を先通しする。
次いで、二次被覆11aを必要な長さにわたって除去した状態で、スリット加工する。
次に、抗張力繊維を所定長さカットし、ファイバ芯線14をフェルール本体16に挿入する。
フェルール本体16とファイバ芯線14を固着し、レンズフェルール17Aにファイバ付のフェルール本体16を挿入する。
この際に、必要に応じてレンズフェルール17A内に屈折率整合材を注入するようにしてもよい。
次いで、光ファイバの芯線14を収容するフェルール本体16の先端面106と、レンズフェルール17Aのフェルール挿入孔内の端面107との間に、紫外線硬化型透明接着剤G1を充填または塗布する。
さらに、フェルール本体16の外周面16aと、レンズフェルール17Aのフェルール挿入孔17aの内周面との間に、紫外線硬化型透明接着剤G2が充填されている。
ここで、図3に示すように、光源(レーザ光源等)50に接続されているフェルールF1aからなるマスターMAと、パワーメータ51および紫外線光源(UV光源)52とに択一的に切換え可能に接続されているフェルールF1bからなるサンプルSA(調心および接着剤の硬化処理を施される側のフェルール)とをレンズフェルール17A同士が対向するように配置する。
そして、光源50をオンして、光源50から出射されるレーザ光を、光ファイバ11を介してフェルールF1aに導入し、サンプルSA側のフェルールF1bに入射させる。
次いで、サンプルSA側のフェルールF1bから光ファイバ11を介して接続されるパワーメータ51の光出力値を確認しながら、光ファイバの芯線14の位置および角度を調整する調心作業を行う。
そして、調心作業が完了すると、サンプルSA側のフェルールF1bの光ファイバ11から光ファイバ201に接続を切り換えてUV光源52に接続させる。
次いで、UV光源52をオンして、UV光源52から出射されるUV光を、光ファイバ102を介してフェルールF1bに導入する。
これにより、図2(b)に示すように、光ファイバの芯線14の先端からUV光をレンズ部21側に出射させる。なお、芯線14は、コア部14aと補強層14bとを有しており、より正確には、UV光はコア部14aを伝播し、このコア部14aの先端から出射される。
そして、このUV光は、紫外線硬化型透明接着剤G1に照射され、この紫外線硬化型透明接着剤G1を硬化させる。
これにより、調心された光ファイバの芯線14をいち早く紫外線硬化型透明接着剤G1によって固定することができる。
次いで、フェルール本体16の外周面16aと、レンズフェルール17Aのフェルール挿入孔17aの内周面との間の紫外線硬化型透明接着剤G2に対して、図2(a)に示すように外部のUV光源53から紫外線(UV)を照射して、紫外線硬化型透明接着剤G2を硬化させる。
ここで、挿入孔17aの内周面には、梨地加工部150、151が設けられているので、UV光源53から照射されるUV光を拡散させることができる。
これにより、図2(b)に示すように、フェルール本体16の外周面16aと、レンズフェルール17Aのフェルール挿入孔17aの内周面との間に充填されている紫外線硬化型透明接着剤G2が、梨地加工部150、151によって拡散されたUV光によって、均一に硬化される。
したがって、接着剤が不均一に硬化した場合に発生する局所的な収縮により、レンズフェルール17Aやフェルール本体16に歪みが生じることを抑制することができ、光ファイバの芯線14の調心ズレを低減して、光損失を抑制した光結合を行うことができる。
また、梨地加工部150、151は、表面が比較的粗いため、紫外線硬化型透明接着剤G2に対してアンカー効果を得ることができ、レンズフェルール17Aとフェルール本体16との固着力をより高めることができる。
さらに、上述のように、調心された光ファイバの芯線14の先端部およびフェルール16の先端面106は、紫外線硬化型透明接着剤G1によって既にレンズフェルール17Aの端面107に固着されているので、レンズフェルール17Aのフェルール挿入孔17aの内周面との間の紫外線硬化型透明接着剤G2が硬化の際に収縮を生じたとしても、光ファイバ14の調心ズレを抑制することができる。
次いで、二次被覆および抗張力繊維を加締めリング13と加締めスリーブ15の間に挟み、加締め処理をする。
同様の加工により、合計4つの端末加工が終わると、各端末をハウジング2に挿入し、ホルダ3を下側から嵌合させることにより、コリメートされた光コネクタ100が完成される。
[第2の実施の形態に係るレンズフェルールおよびフェルール]
図4および図5を参照して、第2の実施の形態に係るレンズフェルール17Bおよびこのレンズフェルール17Bを用いたフェルールF2について説明する。
図4は、第2の実施の形態に係るレンズフェルール17Bの構成例を示す断面図、図5(a)は、第2の実施の形態に係るレンズフェルール17Bを備えるフェルールF2の構成例を示す側面図、図5(b)はその断面図である。
なお、第1の実施の形態に係るフェルールF1と同様の構成については、同一符号を付して重複した説明は省略する。
図4に示すように、第2の実施の形態に係るレンズフェルール17Bでは、フェルール挿入孔17aの内周面に梨地加工部150、151が設けられている。
梨地加工部150、151は、例えば、挿入孔17aの内周面にブラスト処理を施すことにより形成される。
挿入孔17aの内周面に、このような梨地加工部150、151を設けることにより、図5(a)に示すように外部に配置されるUV光源52a、52bから照射されるUV光を拡散させることができる。
これにより、図5(b)に示すように、フェルール本体16の外周面16aと、レンズフェルール17Bのフェルール挿入孔17aの内周面との間に充填されている紫外線硬化型透明接着剤G2が、梨地加工部150、151によって拡散されたUV光によって、均一に硬化される。
したがって、接着剤が不均一に硬化した場合に発生する局所的な収縮により、レンズフェルール17Bやフェルール本体16に歪みが生じることを抑制することができ、光ファイバの芯線14の調心ズレを低減して、光損失を抑制した光結合を行うことができる。
また、梨地加工部150、151は、表面が比較的粗いため、紫外線硬化型透明接着剤G2に対してアンカー効果を得ることができ、レンズフェルール17Bとフェルール本体16との固着力をより高めることができる。
一方、図4に示すように、レンズフェルール17Bのフェルール挿入孔17aの前端側(図4上、左端側)には、梨地加工を施さない透明部108が設けられている。
これにより、透明部108を介してレンズフェルール17Bの外部からフェルール本体16の挿入位置を確認したり、接着剤に気泡を生じていないかなどの視認を行うことができる。
[第3の実施の形態に係るフェルール]
図6および図7を参照して、第3の実施の形態に係るフェルールF3a、F3bについて説明する。
ここで、図6は、第3の実施の形態に係るフェルールF3aの構成例を示す断面図、図7は、他の構成例に係る第3の実施の形態に係るフェルールF3bを示す断面図である。
なお、第1の実施の形態に係るフェルールF1と同様の構成については、同一符号を付して重複した説明は省略する。
図6に示す第3の実施の形態に係るフェルールF3aは、光ファイバの芯線14を収容するフェルール本体16と、フェルール本体16が挿入されるフェルール挿入孔17aと、光ファイバ11で導光される光線を屈折させるレンズ部21とを有するレンズフェルール17Cと、光ファイバ11の芯線14の先端14aと、先端14aに対向配置されるレンズフェルール17Cの端面107との間に形成される第1の接着剤貯留部25と、レンズフェルールの後端部22aと、フェルール本体16との間に形成される第2の接着剤貯留部35とを備えている。
そして、第1の接着剤貯留部25に貯留される接着剤Gaによって、光ファイバ11の芯線14の先端14aのみと、先端14aに対向配置されるレンズフェルール17Cの端面107との間を接着すると共に、第2の接着剤貯留部35に貯留される接着剤Gbによって、レンズフェルール17Cの後端部22aのみとフェルール本体16との間を接着するようになっている。
なお、接着剤Gaおよび接着剤Gbとしては、紫外線硬化型透明接着剤を用いることができる。
また、フェルール挿入孔17aの内周面の一部(後端部22a)に梨地加工部151が設けられている。
そして、紫外線硬化型透明接着剤を用いる場合には、第1の実施の形態で説明したように、接着剤Gaについては光ファイバ11の芯線14で導光されるUV光の照射によって硬化させ、接着剤Gbについては外部から照射されるUV光によって硬化させるようにできる。
この際に、第2の接着剤貯留部35に貯留される接着剤Gbが、梨地加工部151によって拡散されたUV光によって、均一に硬化される。
したがって、接着剤が不均一に硬化した場合に発生する局所的な収縮により、レンズフェルール17Bやフェルール本体16に歪みが生じることを抑制することができ、光ファイバの芯線14の調心ズレを低減して、光損失を抑制した光結合を行うことができる。
また、梨地加工部151は、表面が比較的粗いため、接着剤Gbに対してアンカー効果を得ることができ、レンズフェルール17Cとフェルール本体16との固着力をより高めることができる。
このように本実施の形態では、第1の接着剤貯留部25と第2の接着剤貯留部35とに貯留される接着剤Gaおよび接着剤Gbによって、芯線14の固定、およびレンズフェルール17Cとフェルール本体16との固着を行っている。
したがって、フェルール本体16の外周面16aと、レンズフェルール17Cのフェルール挿入孔17aの内周面との間200に接着剤を充填する場合に比して、より少ない量の接着剤で固定等を行うことができる。
これにより、本実施の形態では、接着剤Ga、Gbの収縮による影響を抑えることができ、レンズフェルール17Cやフェルール本体16の歪みを低減して、光損失を抑制した光結合を行うことができる。
図7に示す第3の実施の形態の他の構成に係るフェルールF3bでは、レンズフェルール17Dのフェルール挿入孔17aの先端側(図7上は、左端側)に凹部を形成し、この凹部を第1の接着剤貯留部26としている。
このような構成に係るフェルールF3bによっても、上述のフェルールF3aと同様の効果を得ることができる。
以上、本発明のフェルールを図示の実施形態に基づいて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、各部の構成は、同様の機能を有する任意の構成のものに置き換えることができる。
F1、F1a、F1b、F2、F3a、F3b…フェルール
1…フェルール組付体
2…ハウジング
3…ホルダ
11…光ファイバ
11a…二次被覆(外側被覆部)
13…加締めリング
14…光ファイバ芯線(芯線)
14a…先端
15…加締めスリーブ
16…フェルール本体
16a…先端部
17(17A〜17D)…レンズフェルール
17a…フェルール挿入孔
21…レンズ部
22…鍔部
25、26…第1の接着剤貯留部
35…第2の接着剤貯留部
50…光源
52、52a、52b、53…UV光源
100…光コネクタ
150、151…梨地加工部
G1、G2…紫外線硬化型透明接着剤
Ga、Gb、Gc…接着剤

Claims (4)

  1. 光ファイバの芯線を収容するフェルール本体と、
    前記フェルール本体が挿入されるフェルール挿入孔と、前記光ファイバで導光される光線を屈折させるレンズ部とを有するレンズフェルールと、
    を備え、
    前記フェルール挿入孔の内周面に、梨地加工部が設けられていることを特徴とするフェルール。
  2. 前記光ファイバの芯線の先端と、該先端に対向配置される前記レンズフェルールの端面との間に形成される第1の接着剤貯留部と、
    前記レンズフェルールの後端部と、前記フェルール本体との間に形成される第2の接着剤貯留部と、
    をさらに備え、
    前記第1の接着剤貯留部に貯留される接着剤によって、前記光ファイバの芯線の先端のみと該先端に対向配置される前記レンズフェルールの端面との間を接着すると共に、前記第2の接着剤貯留部に貯留される接着剤によって、前記レンズフェルールの後端部のみと前記フェルール本体との間を接着することを特徴とする請求項1に記載のフェルール。
  3. 前記フェルール本体の先端面と、前記レンズフェルールの前記フェルール挿入孔内の端面との間には、紫外線硬化型透明接着剤が充填され、
    該紫外線硬化型透明接着剤は、前記光ファイバを介して導入される紫外線の照射によって硬化されるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載のフェルール。
  4. 前記フェルール本体の外周面と、前記レンズフェルールの前記フェルール挿入孔の内周面との間に、紫外線硬化型透明接着剤が充填され、
    該紫外線硬化型透明接着剤は、外部から照射される紫外線によって硬化されるように構成されていることを特徴とする請求項3に記載のフェルール。
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