JP2017083547A - レンズ鏡筒および撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】レンズ退避格納機能を有する小型の格納型レンズ鏡筒および撮像装置を提供する。
【解決手段】レンズ鏡筒301は、撮像装置の本体305に対して突出した状態から本体内への格納動作を行う。レンズ鏡筒は、光軸に対して直交し、かつ互いに直交する第1の方向および第2の方向にシフト可能な第1のレンズユニット103と、第1のレンズユニットを第1および第2の方向のうち一方および他方の方向にシフト駆動する第1および第2のシフトアクチュエータ207,208と、第1のレンズユニットよりも像面側に配置され、格納動作において光軸上から上記一方の方向に退避する第2のレンズユニット107とを有する。第1のレンズユニットは、格納動作において、上記一方の方向のうち第2レンズユニットが退避する側とは反対側に第1のシフトアクチュエータによりシフト駆動され、第2のレンズユニットに対して第1の方向において並ぶ位置に移動する。
【選択図】図4

Description

本発明は、防振レンズユニットを含み、撮像装置の本体に対して格納されるレンズ鏡筒に関する。
デジタルカメラ等の撮像装置には、手振れ等のカメラ振れによる像振れを低減するために、カメラ振れの検出結果に基づいて防振レンズを光軸が延びる方向(以下、光軸方向という)に対して直交する方向にシフトさせる光学防振機能を有するものがある。
一方、撮像装置に用いられるレンズ鏡筒には、撮像装置の本体に対して突出した状態から該本体に対して格納される格納(沈胴)型のレンズ鏡筒がある。さらに、このような格納型のレンズ鏡筒には、格納された状態での光軸方向の長さの短縮化、つまりは撮像装置のより薄型化を図るため、レンズ退避格納機能を有するものもある。
レンズ退避格納機能は、レンズ鏡筒の格納動作において、該レンズ鏡筒内の複数のレンズのうち一部のレンズを光軸上から光軸に直交する方向に退避させ、該退避によって空いた光軸上のスペースに別のレンズを移動させる機能である。特許文献1には、防振レンズを光軸上の位置から退避させ、該退避により空いた光軸上のスペースに、防振レンズよりも像面側に配置された別のレンズが入り込むようにしたレンズ鏡筒が開示されている。
特開2015−045816号公報
しかしながら、特許文献1にて開示されたレンズ鏡筒では、防振レンズを防振のための本来のシフト範囲を超える退避位置まで退避させる。このため、防振レンズをシフト範囲内でシフトさせるシフト駆動ユニットに防振レンズを退避位置まで移動させる退避機構を設ける必要があり、退避機構も含めたシフト駆動ユニットの構成が複雑化し、該シフト駆動ユニットが大型化しやすい。したがって、該シフト駆動ユニットを内蔵したレンズ鏡筒、さらには該レンズ鏡筒が格納される撮像装置の大型化につながる。
本発明は、レンズ退避格納機能を有する小型の格納型レンズ鏡筒およびこれを備えた撮像装置を提供する。
本発明の一側面としてのレンズ鏡筒は、撮像装置の本体に対して突出した状態から本体内への格納動作を行う。該レンズ鏡筒は、光軸に対して直交し、かつ互いに直交する第1の方向および第2の方向にシフト可能な第1のレンズユニットと、第1のレンズユニットを第1および第2の方向のうち一方の方向にシフト駆動する第1のシフトアクチュエータと、第1のレンズユニットを第1および第2の方向のうち他方の方向にシフト駆動する第2のシフトアクチュエータと、第1のレンズユニットよりも像面側に配置され、格納動作において光軸上から上記一方の方向に退避する第2のレンズユニットとを有する。そして、第1のレンズユニットは、格納動作において、上記一方の方向のうち第2レンズユニットが退避する側とは反対側に第1のシフトアクチュエータによりシフト駆動されて、第2のレンズユニットに対して第1の方向において並ぶ位置に移動することを特徴とする。
本発明の他の一側面としての撮像装置は、本体と、該本体に対して突出した状態から本体内への格納動作を行うレンズ鏡筒とを有する。レンズ鏡筒は、該撮像装置の振れによる像振れを低減する防振動作用のレンズユニットであって、光軸に対して直交し、かつ互いに直交する第1の方向および第2の方向にシフト可能な第1のレンズユニットと、第1のレンズユニットを第1および第2の方向のうち一方の方向にシフト駆動する第1のシフトアクチュエータと、第1のレンズユニットを第1および第2の方向のうち他方の方向にシフト駆動する第2のシフトアクチュエータと、第1のレンズユニットよりも像面側に配置され、格納動作において光軸上から上記一方の方向に退避する第2のレンズユニットとを有する。該撮像装置は、第1および第2のシフトアクチュエータを制御する制御手段を有する。レンズ鏡筒が本体内に格納された状態において、第1のレンズユニットは上記一方の方向に退避した第2のレンズユニットに対して上記一方の方向に並ぶ位置に配置される。制御手段は、格納動作において、第1のレンズユニットが該一方の方向のうち第2レンズユニットが退避する側とは反対側にシフト駆動されるように第1のシフトアクチュエータを制御することを特徴とする。
本発明の他の一側面としての制御プログラムは、本体と、該本体に対して突出した状態から本体内への格納動作を行うレンズ鏡筒とを有する撮像装置に用いられるコンピュータプログラムである。レンズ鏡筒は、該撮像装置の振れによる像振れを低減する防振動作用のレンズユニットであって、光軸に対して直交し、かつ互いに直交する第1の方向および第2の方向にシフト可能な第1のレンズユニットと、第1のレンズユニットを第1および第2の方向のうち一方の方向にシフト駆動する第1のシフトアクチュエータと、第1のレンズユニットを第1および第2の方向のうち他方の方向にシフト駆動する第2のシフトアクチュエータと、第1のレンズユニットよりも像面側に配置され、格納動作において光軸上から上記一方の方向に退避する第2のレンズユニットとを有する。レンズ鏡筒が本体内に格納された状態において、第1のレンズユニットは上記一方の方向に退避した第2のレンズユニットに対して該一方の方向に並ぶ位置に配置される。制御プログラムは、格納動作において、該撮像装置のコンピュータに、第1のレンズユニットが上記一方の方向のうち第2レンズユニットが退避する側とは反対側にシフト駆動されるように第1のシフトアクチュエータを制御させることを特徴とする。
本発明によれば、レンズ退避格納機能を有しつつも、小型で電力消費が少ない格納型レンズ鏡筒を実現することができ、これを備えた撮像装置の小型化、薄型化および省電力化に寄与することができる。
本発明の実施例1であるレンズ鏡筒を備えた撮像装置の構成を示す図。 図1中のシフトレンズ駆動制御部の構成を示すブロック図。 実施例1におけるレンズ鏡筒の繰り出し状態および格納状態での各レンズユニットの位置を示す図。 実施例1におけるレンズ鏡筒の繰り出し状態および格納状態でのフォーカスレンズユニットおよびシフトレンズユニットを示す図。 実施例1におけるカメラの動作を示すフローチャート。 実施例1におけるシフトレンズユニットに対する制御ゲインを示す図。 実施例1におけるシフトレンズユニットの位置を示す図。 本発明の実施例2におけるカメラの動作を示すフローチャート。 実施例2においてシフトレンズユニットに加えるシフト駆動力の例を示す図。 実施例2においてシフトレンズユニットに加えるシフト駆動力の別の例を示す図。
以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。
図1には、本発明の実施例1である格納型のレンズ鏡筒を備えたカメラ(撮像装置)の構成を示す。
ズームレンズとこれを保持する保持枠を含むズームレンズユニット101は、レンズ鏡筒の光軸が伸びる方向(以下、光軸方向という)に移動してズーム(変倍)を行う。ズーム駆動制御部102は、モータ等の不図示のズームアクチュエータを含み、ズームレンズユニット101の駆動(ズーム駆動)を制御する。
シフトレンズとこれを保持する保持枠を含む防振動作用のシフトレンズユニット(第1のレンズユニット)103は、光軸に対して直交し、かつ互いに直交する第1の方向および第2の方向に移動(シフト)してカメラ振れによる像振れを低減する防振動作を行う。カメラ振れは、手振れ等により生ずるカメラの振れである。シフトレンズ駆動制御部104は、それぞれシフトレンズユニット103を第1の方向および第2の方向にシフトさせる不図示の2つのシフトアクチュエータ(ただし、図2を用いて説明する)を含み、シフトレンズユニット103のシフト駆動を制御する。ズーム駆動制御部102およびシフトレンズ駆動制御部104はそれぞれ、省電力モードにおいては、ズームアクチュエータおよびシフトアクチュエータへの電力供給を停止する。
絞り・シャッタユニット105は、後述する撮像素子(撮像面)に対する光量調節と露光制御と行う。絞り・シャッタ駆動制御部106は、絞り・シャッタユニット105の駆動を制御する。
フォーカスレンズとこれを保持する保持枠を含むフォーカスレンズユニット(第2のレンズユニット)107は、シフトレンズユニット103よりも撮像面側(像面側)に配置され、光軸方向に移動してピント調整を行う。フォーカス駆動制御部108は、AF動作を行ってフォーカスレンズユニット107の駆動を制御する。
撮像素子109は、CCDセンサやCMOSセンサ等の光電変換素子により構成される。撮像素子109は、ズームレンズユニット101、シフトレンズユニット103、絞り・シャッタユニット105およびフォーカスレンズユニット107により構成される撮像光学系により形成される被写体像を光電変換して撮像信号を生成する。
撮像信号処理部110は、撮像素子109から出力された撮像信号から映像信号を生成する。映像信号処理部111は、映像信号に対してその用途に応じた処理を行い、画像データを生成する。
表示部112は、映像信号処理部111から出力された画像データを表示する。姿勢情報制御部114は、映像信号処理部111および表示部112に対して、カメラの姿勢に応じた設定を行う。撮像素子109および表示部112の動作は、表示制御部113によって制御される。
電源部115は、カメラ全体への電源供給を行う。外部入出力端子部116は、外部との間で通信信号や映像信号を入出力するための端子である。操作部117は、ユーザが操作可能なボタン、ダイヤルおよびタッチパネル等の操作部材を含む。例えば、電源のオン/オフを切り替える電源ボタン、静止画撮像モードと動画撮像モードを選択するモード選択ボタンおよびズームの開始とズーム方向(広角方向または望遠方向)を指示するズームボタンを含む。また、操作部117は、撮像準備動作と撮像動作を開始させるための2段階操作(半押し操作と全押し操作)が可能な撮像ボタンおよびシフトレンズユニット103に防振動作を行わせる(防振ON)か否(防振OFF)かを選択するための防振選択ボタンを含む。
記憶部118は、撮像により得られた画像データ等の様々なデータを記憶する。メイン制御部119は、ズーム駆動制御部102、シフトレンズ駆動制御部104、絞り・シャッタ駆動制御部106およびフォーカス駆動制御部108を制御して、撮像素子109による良好な被写体像の撮像を可能とする。また、メイン制御部119は、撮像信号処理部110、映像信号処理部111、表示制御部113および姿勢情報制御部114を制御して、良好な映像信号の生成と表示を可能とする。本実施例では、メイン制御部119およびシフトレンズ駆動制御部104により制御手段が構成される。
このように構成されたカメラにおいて、操作部117に設けられた電源ボタンがオン操作されると、カメラ本体から、それまで格納状態であったレンズ鏡筒が繰り出し(突出し)、カメラが撮像可能状態となる。このレンズ鏡筒の繰り出し動作および後述する格納動作は、ズームレンズユニット101をズーム駆動するズームアクチュエータの駆動によって行われる。
操作部117に設けられたズームボタンが操作されると、メイン制御部119は、ズーム駆動制御部102にズームボタンの操作方向(広角方向または望遠方向)に応じて、ズームレンズユニット101を駆動させる。
そして、操作部117に設けられた撮像ボタンが半押し操作されると、メイン制御部119は、フォーカス駆動制御部108にAF動作を行わせ、フォーカスレンズユニット107を駆動させてピント調整を行わせる。また、メイン制御部119は、絞り・シャッタ駆動制御部106に絞り・シャッタユニット105を適正露出が得られるように設定動作を行わせる。
撮像ボタンが全押し操作されると、メイン制御部119は、撮像素子109に被写体像の光電変換を行わせ、撮像信号処理部110に画像データを生成させる。そして、生成された画像データを記憶部118に記憶させたり表示部112に表示させたりする。
撮像可能状態となった後、操作部117に設けられた防振選択ボタンにおいて防振ONが選択されている場合には、メイン制御部119はシフトレンズ駆動制御部104に防振動作を指示する。防振動作の指示を受けたシフトレンズ駆動制御部104は、防振OFFの指示がなされるまで防振動作を行う。
電源ボタンがオフ操作されると、それまで繰り出し状態(突出状態)であったレンズ鏡筒が格納動作を行い、カメラ本体内に格納される。このときの格納動作におけるレンズ鏡筒内での各レンズユニットの動きについては後述する。
図2には、シフトレンズ駆動制御部104の構成を示す。シフトレンズ駆動制御部104は、垂直方向としてのピッチ方向のカメラ振れを検出するピッチ振れセンサ201と、水平方向としてのヨー向のカメラ振れを検出するヨー振れセンサ202を有する。各振れセンサは、ジャイロセンサ(角速度センサ)により構成され、角速度を示す振れ信号を出力する。
また、シフトレンズ駆動制御部104は、ピッチ方向およびヨー方向に対して45度をなす第1の方向(一方の方向)にシフトレンズユニット103を駆動する第1のシフトアクチュエータ207を有する。また、第1の方向に対して直交する第2の方向(他方の方向)にシフトレンズユニット103を駆動する第2のシフトアクチュエータ208も有する。各シフトアクチュエータは、シフトレンズユニット103とこれをシフト可能に保持する不図示のシフトベース部材のうち一方と他方に設けられたコイルとマグネットにより構成されている。コイルに通電されることで発生する電磁力(ローレンツ力)により、シフトレンズユニット103を駆動する。
なお、図2では第1および第2のシフトアクチュエータ207,208がシフトレンズユニット103に対してピッチ方向およびヨー方向に配置されているが、実際にはシフトレンズユニット103に対して45度回転した位置にそれぞれ配置されている。
また、シフトレンズ駆動制御部104は、シフトレンズ103の第1および第2の方向でのシフト位置を検出する第1のシフト位置センサ209および第2のシフト位置センサ210を有する。各シフト位置センサは、例えばホール素子により構成されている。さらに、シフトレンズ駆動制御部104は、姿勢検出部211と防振制御部203を有する。姿勢検出部211は、カメラの姿勢を検出して姿勢検出信号を出力する。
防振制御部203は、ピッチおよびヨー振れセンサ201,202からの振れ信号を用いて第1および第2の方向での振れ量(角度)を算出する。そして、該振れ量と第1および第2のシフト位置センサ209,210から得られる現在の実シフト位置とに基づいて、像振れを低減するためのシフトレンズユニット103の第1および第2の方向での目標シフト位置を算出する。防振制御部203は、算出した目標シフト位置に向かってシフトレンズユニット103をシフト駆動するように第1および第2のシフトアクチュエータ207,208の駆動(コイルへの通電)の制御を開始する。これにより、シフトレンズユニット103は、第1および第2の方向での目標シフト位置に向かってシフトを開始する。
さらに防振制御部203は、第1および第2のシフト位置センサ209,210により得られる実シフト位置がそれぞれ第1および第2の方向の目標シフト位置に近づくように第1および第2のシフトアクチュエータ207,208のフィードバック制御を行う。この際、防振制御部203は、第1および第2のシフトアクチュエータ207,208の制御を、PID(Proportional-Integral-Derivative)制御によって行う。すなわち、実シフト位置と目標シフト位置との偏差、その積分値およびその微分値の3つの要素によって制御を行う。こうしてシフトレンズユニット103が第1および第2の方向において目標シフト位置に到達することで像振れが抑制される。
図3(A),(B)にはそれぞれ、繰り出し状態と格納状態にあるレンズ鏡筒301内での各レンズユニットの位置を光軸方向に対して直交する方向から見て示している。また、図4(A),(B)にはそれぞれ、繰り出し状態と格納状態にあるレンズ鏡筒301内でのフォーカスレンズユニット107およびシフトレンズユニット103を光軸方向の像面側から見て示している。これらの図において、AXLは光軸を示す。また、図3(A)および図4(A)は、シフトレンズユニット103が防振動作のために光軸AXLに対してシフトしていない中立状態を示している。
レンズ鏡筒301は、カメラ本体305から繰り出した繰り出し状態では長く伸び、カメラ本体305内に格納された格納状態では短く縮む伸縮構造を有する。繰り出し状態でのレンズ鏡筒301内には、被写体側から順に、固定された第1のレンズユニット302と、前述したズームレンズユニット101、絞り・シャッタユニット105、シフトレンズユニット103およびフォーカスレンズユニット107が配置されている。なお、図3(A)において絞り・シャッタユニット105とシフトレンズユニット103の配置順が図1に示したそれらの配置順と異なるが、実際の配置順はいずれであってもよい。また、絞り・シャッタユニット105とシフトレンズユニット103は一体化されていてもよい。
カメラ本体305内におけるフォーカスレンズ107よりも像面側には撮像素子109が配置されている。
図3(B)に示すように、レンズ鏡筒301が格納状態になると、第1のレンズユニット302、ズームレンズユニット101、絞り・シャッタユニット105およびシフトレンズユニット103が撮像素子109に近づくように像面側に移動する。これにより、第1のレンズユニット302、ズームレンズユニット101、絞り・シャッタユニット105、シフトレンズユニット103および撮像素子109間の間隔が繰り出し状態よりも狭くなる。また、フォーカスレンズユニット107は、光軸AXL上の位置から第1の方向に退避する。より具体的には、フォーカスレンズユニット107は、図4(A)に示す繰り出し状態での光軸AXL上の位置から、図4(B)に黒矢印で示すように光軸AXLに対して第1の方向に外れた位置である退避位置に回転して退避する。
そして、フォーカスレンズユニット107が退避することで空いたスペースに、シフトレンズユニット103が移動する(入り込む)。これにより、シフトレンズユニット103は、フォーカスレンズユニット107に対して第1の方向において並ぶ位置に収まる。このようなレンズ退避格納機能を有することで、格納状態でのレンズ鏡筒301の全長をレンズ退避格納機能を有さない場合に比べてより短縮することができる。
ただし、単純にフォーカスレンズユニット107が退避して空いたスペースにシフトレンズユニット103を入り込ませるだけでは、シフトレンズユニット103との干渉を避けるためにフォーカスレンズユニット107の退避量を大きくする必要がある。この結果、レンズ鏡筒301の径を大きくしなければならなくなる。このため、本実施例では、シフトレンズユニット103がシフト可能であることを利用し、図4(B)に白矢印で示すようにシフトレンズユニット103を第1の方向におけるフォーカスレンズユニット107が退避した側とは反対側に所定シフト量だけシフトさせる。これにより、レンズ鏡筒301の径を大きくすることなく、フォーカスレンズユニット107が退避して空いたスペースにシフトレンズユニット103を入り込ませることができる。
所定シフト量は、シフトレンズユニット103の防振動作のためのシフト可能量の範囲であってシフトレンズユニット103とフォーカスレンズユニット107との干渉を避けることができるシフト量であればよい。
また、本実施例では、フォーカスレンズユニット107が退避する方向と第1のシフトアクチュエータ207が単独でシフトレンズユニット103をシフトさせることができる第1の方向とを合わせている。このため、レンズ鏡筒301の格納動作においてシフトレンズユニット103をシフトさせるために第2のシフトアクチュエータ208を駆動する必要がない。したがって、第1および第2のシフトアクチュエータ207,208の両方を駆動する場合に比べて消費電力を低減することができる。
次に、レンズ鏡筒の繰り出し状態から格納状態への格納動作およびその制御について説明する。レンズ鏡筒の繰り出し状態から格納状態に到達するまでの間、フォーカスレンズユニット107は光軸上を撮像素子に向かって移動しながら、光軸上から退避位置に向かって徐々に退避(回転)する。このフォーカスレンズユニット107の退避動作は、例えばレンズ鏡筒内に設けられ、レンズ鏡筒の格納動作に伴って光軸回りで回転する不図示のカム環に形成されたカムによって行われるようにすればよい。
そして、この間に、シフトレンズユニット103も、光軸上を撮像素子側に移動するとともに、少なくとも格納動作が完了する手前で所定シフト量だけフォーカスレンズユニット107が退避した側とは反対側にシフトする。これにより、格納動作の完了時において、フォーカスレンズユニット107が退避位置に、シフトレンズユニット103が所定シフト量だけシフトした位置にあり、フォーカスレンズユニット107とシフトレンズユニット103が第1の方向に並ぶ。
図5のフローチャートには、レンズ鏡筒の格納動作を含むカメラの動作を示す。コンピュータとしてのメイン制御部119は、コンピュータプログラムであるカメラ制御プログラムに従って該動作を制御する。まず、ステップS101においてカメラの電源ボタンがオン操作されると、メイン制御部119は、ズームアクチュエータを駆動してレンズ鏡筒を格納状態から繰り出す。この後、メイン制御部119は、ステップS102でレンズ鏡筒が広角端(Wide位置)に到達した撮像可能状態にてレンズ鏡筒の繰り出しを停止し、ステップS103で図1に示したカメラ内の各部を起動する。
次にステップS104では、メイン制御部119は、電源ボタンがオフ操作されたか否かを判定し、オフ操作されていない場合にはステップS103に戻ってカメラの起動状態を維持する。一方、電源ボタンがオフ操作された場合には、メイン制御部119はステップS105に進んでレンズ鏡筒を格納動作させるようズームアクチュエータの駆動を開始する。そして、ステップS106にて干渉回避のためのシフトレンズユニット103のシフト(以下、格納シフトともいう)が許可されると、ステップS107に進む。
なお、シフトレンズユニット103の格納シフトが許可されるのは、格納動作の開始後、所定時間が経過した時点または格納動作が所定量だけ進行した時点である。これは以下の理由による。格納動作の開始後しばらくの間はまだ撮像素子109による撮像と表示部112での画像の表示が行われている場合がある。この間にシフトレンズユニット103の格納シフトが行われると、表示部112にて表示されている画像が歪む等してユーザに違和感を与えるおそれがあるためである。また、表示部112での画像の表示が行われている間はシフトレンズユニット103による防振動作を可能としておくことが望ましいためである。
ステップS107では、メイン制御部119は、シフトレンズユニット103とフォーカスレンズユニット107との干渉が生じない第2の方向におけるシフトレンズ駆動制御部104(防振制御部203)での制御ゲインを下げるように変更する。つまり、第2のシフトアクチュエータ207に対する制御ゲインを下げる。これにより、第2のシフトアクチュエータ207での消費電力を低減させることができる。
図6に、第2の方向での制御ゲインの変更例を示す。Wide位置から格納位置に向かって格納動作する途中までは、第2の方向での制御ゲインをノーマルに維持する。このノーマルな制御ゲインは、防振動作においてシフトレンズユニット103をシフト駆動する際の第1および第2のシフトアクチュエータ207,208に対して設定される制御ゲイン(第1の制御ゲイン)である。この後、格納シフトが許可されると、第2の方向での制御ゲインを徐々にノーマルな制御ゲインから0(第2の制御ゲイン)まで下げる。こうして第2の方向での制御ゲインが0になった状態でレンズ鏡筒の格納動作が継続されるようにする。
第2の方向での制御ゲインを変更する方法としては、防振制御部203の第2のシフトアクチュエータ208に対するフィードバックゲインを下げてもよいし、第2のシフトアクチュエータ208のコイルに通電する通電量を直接指示して下げてもよい。
次にステップS108では、メイン制御部119は、シフトレンズユニット103の第1の方向への格納シフトを行う。図7に、シフトレンズユニット103の第1の方向での位置の変化を示す。Wide位置とTele位置(望遠端)との間では中立状態のシフトレンズユニット103は光軸上に位置する。そして、Wide位置から格納位置に向かって格納動作する途中において格納シフトが許可されると、シフトレンズユニット103の格納シフトが開始され、格納動作の完了前にシフトレンズユニット103の格納シフトが完了する。この後、シフトレンズユニット103は、退避位置にあるフォーカスレンズユニット107に干渉することなく、フォーカスレンズユニット107と第1の方向にて並ぶ位置に入り込むことができる。
こうして、ステップS109にてレンズ鏡筒の格納動作が完了すると、メイン制御部119はカメラの各部への電源供給を遮断する。
本実施例では、レンズ退避格納機能を有するレンズ鏡筒の格納動作において、シフトレンズユニット103の格納シフトを行うことで、フォーカスレンズユニット107の退避量を小さくすることができる。しかも、シフトレンズユニット103の格納シフトを第1のシフトアクチュエータ207のみを駆動することで行う。このため、本実施例によれば、レンズ退避格納機能を有しつつも、小型(小径)で電力消費が少ない格納型レンズ鏡筒を実現することができる。したがって、このレンズ鏡筒を備えたカメラの小型化および薄型化に寄与することができる。
次に、本発明の実施例2について説明する。本実施例のカメラの基本的な構成は実施例1のカメラと同じであり、本実施例において実施例1と共通する構成要素には実施例1と同符号を付す。以下では、主として実施例1との相違点について説明する。
図1に括弧書きで示した干渉防止制御部120は、レンズ鏡筒の格納動作において、シフトレンズユニット103がレンズ鏡筒内の他の部材と干渉しないようにシフトレンズユニット103をシフト駆動したりズーム駆動制御部102を制御したりする。ここにいう「他の部材」には、フォーカスレンズユニット107およびこれ以外の部材を含む。本実施例では、メイン制御部119、シフトレンズ駆動制御部104および干渉防止制御部120により制御手段が構成される。
図8のフローチャートには、レンズ鏡筒の格納動作を含むカメラの動作を示す。コンピュータとしてのメイン制御部119は、コンピュータプログラムであるカメラ制御プログラムに従って該動作を制御する。
ステップS201〜ステップS206は、実施例1(図5)のステップS101〜ステップS106と同じである。ステップS206でシフトレンズユニット103の格納シフトが許可されると、メイン制御部119はステップS207に進む。ステップS207において、メイン制御部119は、シフトレンズユニット103とフォーカスレンズユニット107を含むレンズ鏡筒内の他の部材とが干渉しているか否かを判定する。干渉の有無は、干渉が発生しないWide位置において防振制御部203がPID制御で算出する実シフト位置と目標シフト位置との偏差の積分値を基準値とし、該基準値と格納動作中である現在の積分値とを比較して行う。現在の積分値が基準値より大きい場合には干渉が有りと判定する。
ステップS207において干渉が有ると判定したメイン制御部119は、ステップS210に進み、干渉防止制御部120を通じてシフトレンズユニット103を第1の方向および第2の方向における干渉を回避できる側にシフト駆動する二軸制御を行う。このとき、第1の方向については、シフトレンズユニット103と退避動作中のフォーカスレンズユニット107との干渉が生じている可能性が高い。このため、干渉防止制御部120は、第1のシフトアクチュエータ207に、図9の上側に示すように、その干渉を回避する側、すなわちフォーカスレンズユニット107の退避側とは反対側(図の下側)に振動的なシフト駆動力(トルク)を発生させる。これにより、シフトレンズユニット103とフォーカスレンズユニット107との干渉を解消する。
一方、第2の方向については、第2のシフトアクチュエータ208に、図9の下側に示すように正方向と負方向の振動的なシフト駆動力を順次発生させる。これにより、シフトレンズユニット103とフォーカスレンズユニット107以外の他の部材との干渉を解消する。
なお、図9では、各シフトアクチュエータにおいて短時間のシフト駆動力を周期的に複数回発生させることで振動的なシフト駆動力を発生させる場合を示しているが、図10に示すように所定時間の間、継続してシフト駆動力を発生させてもよい。
この後、ステップS211において、メイン制御部119は、ズームレンズユニット101が、レンズ鏡筒の格納動作が完了したときの位置であるズーム格納位置の近傍(ズーム格納位置まで所定移動量の範囲内)に到達しているか否かを判定する。ズームレンズユニット101がまだズーム格納位置の近傍に到達していない場合には、メイン制御部119は、ステップS207に戻り、再度、干渉の有無を判定する。一方、ズームレンズユニット101がズーム格納位置の近傍に到達している場合には、メイン制御部119は、干渉が継続しているものとしてステップS212に進み、ズームアクチュエータをそれまでとは逆転させてレンズ鏡筒を繰り出す。こうして、干渉がなくなるWide位置までズーム駆動を行った後、メイン制御部119はステップS207に戻る。
ステップS207にて干渉が無いと判定した場合には、メイン制御部119は、ステップS208に進む。ステップS208では、メイン制御部119は、第2のシフトアクチュエータ208の駆動を停止し、第1のシフトアクチュエータ207を駆動して(すなわち一軸制御を行って)シフトレンズユニット103の格納シフトを行う。この後、ステップS209において、メイン制御部119は、レンズ鏡筒の格納動作が完了したか否かを判定し、完了していなければステップS207に戻り、完了していればカメラの各部への電源供給を遮断する。
本実施例でも、実施例1と同様に、レンズ退避格納機能を有するレンズ鏡筒の格納動作において、シフトレンズユニット103の格納シフトを行うことで、フォーカスレンズユニット107の退避量を小さくすることができる。しかも、シフトレンズユニット103の格納シフトを第1のシフトアクチュエータ207のみを駆動することで行う。このため、本実施例でも、レンズ退避格納機能を有しつつも、小型(小径)で電力消費が少ない格納型レンズ鏡筒を実現することができる。したがって、このレンズ鏡筒を備えたカメラの小型化および薄型化に寄与することができる。
また、本実施例では、レンズ鏡筒の格納動作においてシフトレンズユニット103と他の部材との干渉が生じた場合は、該干渉を解消するためにシフトレンズユニット103にシフト駆動力を加えたりレンズ鏡筒を繰り出したりして、再度、格納動作を行う。このため、一旦、上記干渉が生じても、レンズ鏡筒の格納動作を完了させることができる。
各実施例では、フォーカスレンズユニット107の光軸上からの退避動作とシフトレンズユニット103の格納シフトとが第1の方向(一方の方向)での互いに反対側に行われ、格納シフトが第1のシフトアクチュエータ207により行われる場合について説明した。しかし、これら退避動作と格納シフトが第2の方向(一方の方向)における互いに反対側に行われ、格納シフトが第2のシフトアクチュエータ208によって行われるようにしてもよい。この場合、第2のシフトアクチュエータ208が「第1のシフトアクチュエータ」に相当する。このように、退避動作と格納シフトは第1および第2の方向のうち一方の方向に行われればよく、格納シフトは第1および第2のシフトアクチュエータのうち該一方の方向にシフトレンズユニット103をシフト駆動するシフトアクチュエータにより行われればよい。
また、各実施例では、第1および第2の方向がピッチ方向およびヨー方向に対して45度の角度をなす方向である場合について説明したが、第1および第2の方向をピッチ方向およびヨー方向のうち一方と他方にしてもよい。
以上説明した各実施例は代表的な例にすぎず、本発明の実施に際しては、各実施例に対して種々の変形や変更が可能である。
103 シフトレンズユニット
107 フォーカスレンズユニット
119 メイン制御部

Claims (8)

  1. 撮像装置の本体に対して突出した状態から前記本体内への格納動作を行うレンズ鏡筒であって、
    光軸に対して直交し、かつ互いに直交する第1の方向および第2の方向にシフト可能な第1のレンズユニットと、
    前記第1のレンズユニットを前記第1および第2の方向のうち一方の方向にシフト駆動する第1のシフトアクチュエータと、
    前記第1のレンズユニットを前記第1および第2の方向のうち他方の方向にシフト駆動する第2のシフトアクチュエータと、
    前記第1のレンズユニットよりも像面側に配置され、前記格納動作において前記光軸上から前記一方の方向に退避する第2のレンズユニットとを有し、
    前記第1のレンズユニットは、前記格納動作において、前記一方の方向のうち前記第2レンズユニットが退避する側とは反対側に前記第1のシフトアクチュエータによりシフト駆動されて、前記第2のレンズユニットに対して前記第1の方向において並ぶ位置に移動することを特徴とするレンズ鏡筒。
  2. 本体と、該本体に対して突出した状態から前記本体内への格納動作を行うレンズ鏡筒とを有する撮像装置であって、
    前記レンズ鏡筒は、
    該撮像装置の振れによる像振れを低減する防振動作用のレンズユニットであって、光軸に対して直交し、かつ互いに直交する第1の方向および第2の方向にシフト可能な第1のレンズユニットと、
    前記第1のレンズユニットを前記第1および第2の方向のうち一方の方向にシフト駆動する第1のシフトアクチュエータと、
    前記第1のレンズユニットを前記第1および第2の方向のうち他方の方向にシフト駆動する第2のシフトアクチュエータと、
    前記第1のレンズユニットよりも像面側に配置され、前記格納動作において前記光軸上から前記一方の方向に退避する第2のレンズユニットとを有し、
    該撮像装置は、前記第1および第2のシフトアクチュエータを制御する制御手段を有しており、
    前記レンズ鏡筒が前記本体内に格納された状態において、前記第1のレンズユニットは前記一方の方向に退避した前記第2のレンズユニットに対して前記一方の方向に並ぶ位置に配置され、
    前記制御手段は、前記格納動作において、前記第1のレンズユニットが前記一方の方向のうち前記第2レンズユニットが退避する側とは反対側にシフト駆動されるように前記第1のシフトアクチュエータを制御することを特徴とする撮像装置。
  3. 前記制御手段は、
    前記第1のレンズユニットを前記防振動作のためにシフト駆動する際の前記第1および第2のシフトアクチュエータに対する制御ゲインを第1の制御ゲインとするとき、
    前記格納動作での前記第2のシフトアクチュエータに対する第2の制御ゲインを前記第1の制御ゲインよりも下げることを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
  4. 前記制御ゲインは、前記格納動作において、前記第2のシフトアクチュエータに対する制御ゲインを前記第1の制御ゲインに維持した後に、該格納動作の途中で前記第1の制御ゲインよりも下げることを特徴とする請求項3に記載の撮像装置。
  5. 前記制御手段は、
    前記格納動作における前記第1のレンズユニットと前記レンズ鏡筒内の他の部材との干渉の有無を検出し、
    前記干渉を検出した場合は、前記第1および第2のシフトアクチュエータにシフト駆動力を発生させることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の撮像装置。
  6. 前記制御手段は、
    前記防振動作において、前記第1のレンズユニットの目標シフト位置と実シフト位置との偏差、該偏差の積分値および該偏差の微分値を用いて前記第1および第2のシフトアクチュエータの制御を行い、
    前記格納動作において、前記積分値を用いて前記干渉を検出することを特徴とする請求項5に記載の撮像装置。
  7. 前記制御手段は、前記第1および第2のシフトアクチュエータに前記シフト駆動力を発生させても前記干渉が解消しない場合は、前記レンズ鏡筒を前記本体から突出する方向に駆動することを特徴とする請求項5または6に記載の撮像装置。
  8. 本体と、該本体に対して突出した状態から前記本体内への格納動作を行うレンズ鏡筒と
    を有する撮像装置であり、
    前記レンズ鏡筒は、
    該撮像装置の振れによる像振れを低減する防振動作用のレンズユニットであって、光軸に対して直交し、かつ互いに直交する第1の方向および第2の方向にシフト可能な第1のレンズユニットと、
    前記第1のレンズユニットを前記第1および第2の方向のうち一方の方向にシフト駆動する第1のシフトアクチュエータと、
    前記第1のレンズユニットを前記第1および第2の方向のうち他方の方向にシフト駆動する第2のシフトアクチュエータと、
    前記第1のレンズユニットよりも像面側に配置され、前記格納動作において前記光軸上から前記一方の方向に退避する第2のレンズユニットとを有し、
    前記レンズ鏡筒が前記本体内に格納された状態において、前記第1のレンズユニットは前記一方の方向に退避した前記第2のレンズユニットに対して前記一方の方向に並ぶ位置に配置されるように構成された撮像装置のコンピュータに、前記第1および第2のシフトアクチュエータを制御する動作を行わせるコンピュータプログラムであって、
    前記格納動作において、前記コンピュータに、前記第1のレンズユニットが前記一方の方向のうち前記第2レンズユニットが退避する側とは反対側にシフト駆動されるように前記第1のシフトアクチュエータを制御させることを特徴とする撮像装置の制御プログラム。
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