JP2017082701A - 気体用ポンプ - Google Patents

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Abstract

【課題】ダイアフラムに連結して往復動する伝達部で、偏心カム部との摩擦で生じた熱を周囲に放出可能として、伝達部の温度上昇による変形を抑え、伝達部の形状等精度を維持してダイアフラムへの悪影響を防止できる気体用ポンプを提供する。
【解決手段】伝達部31における偏心カム部40との接触面近傍に放熱部31dを設けて、伝達部31の表面積を増やし、伝達部31から周囲雰囲気への放熱性能を向上させることから、偏心カム部40と伝達部接触面との接触、摩擦に伴って発生する摩擦熱に起因する伝達部31の過剰な温度上昇を抑制し、伝達部31の熱変形を必要最小限に留めて、伝達部31の変形によるダイアフラム23、24などポンプ他部分への悪影響を抑えられ、ポンプとしての信頼性及び品質の向上が図れる。
【選択図】 図4

Description

本発明は、空気給排で膨縮するエアバッグに対し、空気を送給するエアポンプ等として用いられるダイアフラム式の気体用ポンプに関する。
ダイアフラムポンプは、ダイアフラムを往復動させて、ポンプ内容積を増やして移送対象の流体を吸込む状態とポンプ内容積を減らして流体を吐出する状態とを繰り返す容積型ポンプであり、流体を吸込み、吐出する部分に摺動箇所がないため、漏れが発生しにくい上、潤滑油等の汚染のない清浄な流体送給が可能といった特長を有しており、空気を送給するエアポンプ用途に従来から多く使用されてきた。
こうしたダイアフラムポンプにおいて、ダイアフラムの駆動源としてモータを採用したものは従来から広く使用されており、その典型的な例が、実公昭48−25701号公報に開示されている。この従来のダイアフラムポンプは、モータの回転でクランクアームを動かし、このクランクアームと一体に連結するダイアフラムを往復動させる、クランク機構による極めて簡略な駆動機構を有していた。
ただし、このような機構を用いた従来のダイアフラムポンプは、モータで駆動されるクランクアームが揺動するため、ダイアフラムにおけるクランクアーム端部との伝達部分は、一体のクランクアームの揺動に伴って揺れるように動いて大きく変形することとなり、その分、耐久性の点で問題が生じやすいものとなっていた。
上記の点については、問題点を解消したダイアフラムポンプが既に提案されており、そのような従来の他のダイアフラムポンプの例として、特開2012−219722号公報や特開2015−17505号公報に開示されるものがある。
例示した従来の他のダイアフラムポンプは、対向配置の二つのダイアフラム中心に連結する振動子又は軸状部材を往復駆動することで、ダイアフラムを直線的に往復動させる構成を有するものである。振動子又は軸状部材は往復動のみ許容される状態で支持されることで、これらに直線移動以外の動きが生じず、ダイアフラムの変形も振動子又は軸状部材の直線移動由来のもののみとすることができる。
実公昭48−25701号公報 特開2012−219722号公報 特開2015−17505号公報
従来のダイアフラムポンプは、前記各特許文献に示される構成を有しており、特に前記特許文献2、3に示されるものは、振動子又は軸状部材が直線往復運動のみ行うようにされることで、ダイアフラムに過度の負担をかけることがなく、ポンプ寿命を長くでき、且つダイアフラムを大きな力及び振幅で駆動でき、大きな吐出流量や吐出圧力を得られ、液体の圧送にも利用できるとされている。
ただし、前記特許文献2に示される従来のダイアフラムポンプは、永久磁石を有する振動子を、交流電源が接続される電磁コイルの作用で振動させ、振動子に連結されたダイアフラムを往復動させる電磁振動型とされていることから、振動子を挟み込むように配設されて振動子を動かせるだけの磁力を発生させる電磁コイルに一定の大きさが必要となるなど、ポンプ全体が大がかりなものとなり、小型化が難しいという課題を有していた。
また、前記特許文献3に示される従来のダイアフラムポンプは、対向配置の二つのダイアフラム中心に連結する軸状部材を、この軸状部材の中間の結合孔で偏心部材と結合し、偏心部材をモータで回転駆動すると軸状部材及びダイアフラムが直線的に往復動する構成を有し、ポンプの小型化が図りやすいものの、回転する偏心部材と軸状部材との接触部分や、軸状部材外周面とポンプ本体部貫通孔の内壁面との摺接部分における、継続的な摩擦により発生する熱が、軸状部材の各部の温度を大きく上昇させることとなる。このような軸状部材の温度上昇は、軸状部材の変形をもたらし、こうした変形に基づく軸状部材の往復移動に係る精度の悪化は、この軸状部材と一体に固定されるダイアフラムの変形状態にも悪影響を及ぼす。詳細には、ダイアフラムに、直線往復運動によるもの以外の変形成分、すなわち、前記特許文献1のような変形、が生じることとなり、その結果として、ダイアフラムにおける変形の負担が増大し、ダイアフラムの耐久性低下など、品質の低下を招きやすくなるという課題を有していた。
本発明は前記課題を解消するためになされたもので、ダイアフラムに連結して往復動する伝達部で、偏心カム部との摩擦で生じた熱を周囲に放出可能として、伝達部の温度上昇による変形を抑え、伝達部の形状等精度を維持してダイアフラムへの悪影響を防止できる気体用ポンプを提供することを目的とする。
本発明の開示に係る気体用ポンプは、所定のハウジングに間隔をおいて配置した二つのダイアフラムポンプと、当該各ポンプのダイアフラムにそれぞれ連結されてダイアフラム間に移動可能として配置される伝達部と、当該伝達部に接触しながら回転する偏心カム部と、偏心カム部を回転駆動する電動機とを備え、偏心カム部の回転により伝達部を往復動させて二つのダイアフラムを作動させ、気体を送給可能とする気体用ポンプにおいて、前記伝達部が、前記偏心カム部と接する部分として、偏心カム部の大きさと略同じ間隔をなして対向する二つの接触面を少なくとも有すると共に、当該接触面近傍の伝達部所定箇所に、接触面で生じた熱を周囲雰囲気中に放出可能とする放熱部を形成されるものである。
このように本発明の開示によれば、伝達部における偏心カム部との接触面近傍に放熱部を設けて、伝達部の表面積を増やし、伝達部から周囲雰囲気への放熱性能を向上させることにより、偏心カム部と伝達部接触面との接触、摩擦に伴って発生する摩擦熱に起因する伝達部の過剰な温度上昇を抑制し、伝達部の熱変形を必要最小限に留めて、伝達部の変形によるダイアフラムなどポンプ他部分への悪影響を抑えられ、ポンプとしての信頼性及び品質の向上が図れる。
また、本発明の開示に係る気体用ポンプは必要に応じて、前記放熱部が、伝達部における前記接触面の近傍部分外周に複数突設された突出部とされるものである。
このように本発明の開示によれば、放熱部として伝達部の接触面近傍部分外周に突出部を突設し、突出部から周囲雰囲気へ放熱可能とすることにより、往復動する伝達部の外周に位置する突出部がハウジング内の空気と高頻度で接触しやすく、摩擦による熱が発生する伝達部の接触面から外側へ熱を移動させた上で効率よく周囲へ放熱でき、伝達部の熱による変形とそれに伴うポンプ他部分への悪影響を確実に阻止できる。
また、本発明の開示に係る気体用ポンプは必要に応じて、前記伝達部が、前記接触面の近傍部分外周に複数突設された前記放熱部としての突出部の先端側に、突出部の先端と相互に連結して一体化しつつ伝達部の最外周部位となる外縁部を設けられるものである。
このように本発明の開示によれば、伝達部の接触面近傍部分外周における放熱部である突出部の先端側にさらに外縁部を設けて、突出部先端を外縁部と連結し、複数の突出部を伝達部の外方でも相互に一体化することにより、放熱部の構造的な強度を高めて伝達部全体として変形しにくくし、放熱による温度上昇抑制と合わせて伝達部の熱変形をより確実に防止できる。また、一体化した突出部は振動しにくくなり、放熱部の振動による音の発生も抑えられる。
また、本発明の開示に係る気体用ポンプは必要に応じて、前記伝達部が、前記放熱部としての複数の突出部間を所定箇所で横断して、当該突出部間の空隙部分を前記所定箇所で仕切って閉じる略板状の隔壁部を有し、当該隔壁部を放熱部の一部とされるものである。
このように本発明の開示によれば、伝達部の放熱部をなす突出部間に隔壁部を設け、突出部間の空隙部分を横断して閉じる隔壁部が放熱部の一部として伝達部の接触面近傍部分における表面積を増やすことにより、接触面からの熱に対する放熱性を上げて放熱効率を高められると共に、突出部間に位置する隔壁部が突出部間の空隙を閉じて開口を生じさせず、応力に対する放熱部の強度を大きく向上させて伝達部全体の保形性を高めることができ、伝達部の変形に起因する問題を一切発生させず、ポンプの信頼性を大きく向上させられる。さらに、隔壁部による強度向上で突出部を含む伝達部全体で振動発生を抑えられ、伝達部が音の発生源とならず、ポンプの防音性も高められる。
本発明の第1の実施形態に係る気体用ポンプの概略構成斜視図である。 本発明の第1の実施形態に係る気体用ポンプの正面図である。 本発明の第1の実施形態に係る気体用ポンプの右側面図である。 図2のA−A断面図である。 図3のB−B断面図である。 本発明の第1の実施形態に係る気体用ポンプにおける伝達部の平面図である。 本発明の第1の実施形態に係る気体用ポンプにおける電動機の右側面図である。 本発明の第1の実施形態に係る気体用ポンプにおける伝達部の一のダイアフラム突出方向への移動状態を示す横断面図である。 本発明の第1の実施形態に係る気体用ポンプにおける伝達部の他のダイアフラム突出方向への移動状態を示す横断面図である。 本発明の第1の実施形態に係る気体用ポンプにおける伝達部の一のダイアフラム突出方向への移動状態を示す縦断面図である。 本発明の第1の実施形態に係る気体用ポンプにおける伝達部の他のダイアフラム突出方向への移動状態を示す縦断面図である。 本発明の第2の実施形態に係る気体用ポンプにおける要部概略構成説明図である。 本発明の第2の実施形態に係る気体用ポンプにおける伝達部の一のダイアフラム突出方向への移動状態を示す横断面図である。 本発明の第2の実施形態に係る気体用ポンプにおける伝達部の他のダイアフラム突出方向への移動状態を示す横断面図である。 本発明の第3の実施形態に係る気体用ポンプにおける要部概略構成説明図である。 本発明の第3の実施形態に係る気体用ポンプにおける伝達部の一のダイアフラム突出方向への移動状態を示す横断面図である。 本発明の第3の実施形態に係る気体用ポンプにおける伝達部の他のダイアフラム突出方向への移動状態を示す横断面図である。
(本発明の第1の実施形態)
以下、本発明の第1の実施形態に係る気体用ポンプを前記図1ないし図11に基づいて説明する。本実施形態においては、使用者のマッサージ対象箇所を押圧する複数のエアバッグを有するマッサージ機で、各エアバッグに対し空気を送給するエアポンプとして用いられる気体用ポンプの例について説明する。
前記各図において本実施形態に係る気体用ポンプ1は、ハウジング10に間隔をおいて配置した二つのポンプ部21、22と、これら各ポンプ部21、22のダイアフラム23、24にそれぞれ連結されて二つのダイアフラム23、24間に移動可能として配置される伝達部31と、この伝達部31に接触しながら回転する偏心カム部40と、この偏心カム部40を回転駆動する電動機50とを備える構成である。
前記ポンプ部21、22は、ダイアフラムポンプであり、中空容器状のハウジング10外周部に所定間隔で対向する配置として二つ配設される構成である。ダイアフラムポンプとしては、それぞれポンプ室21a、22aに面する、変形可能なダイアフラム23、24と気体の出入りを制御する逆止弁25、26、27、28とを有する構造で、ダイアフラム23、24を往復動させて、ポンプ室に一方の逆止弁25、27を通じて気体を吸込む状態と、他方の逆止弁26、28を通じて気体を吐出する状態とを繰り返す公知の構成であり、詳細な説明を省略する。
前記伝達部31は、中央部分に偏心カム部40を収められる大きさの孔部31aのある環状部材で形成され、軸状に突出する両端部をダイアフラム23、24にそれぞれ連結され、ハウジング10内に所定範囲で移動可能として配設される構成である。
伝達部31の孔部31aは、偏心カム部40の大きさよりわずかに大きい間隔をなして対向する二つの直線部分のある長円形断面の孔形状とされ、この長円形の孔長手方向が、ポンプ部21、22のダイアフラム23、24中心を通る仮想線と直交する配置とされる。そして、伝達部31の孔部周縁部のうち、長円形断面の直線部分にあたる二つの対向する平面部分が、偏心カム部40と接する接触面31b、31cとなる。
なお、孔部31aの長円形断面の孔長手方向における大きさは、偏心カム部40の可動範囲より大きくされ、接触面31b、31c以外で伝達部31と偏心カム部40との接触は生じない。
また、伝達部31における接触面近傍部分の外周複数箇所には、接触面31b、31cで生じた熱を、周囲雰囲気、すなわちハウジング10内の空気中に放出可能とする、略フィン状の突出部である放熱部31dがそれぞれ配設される構成である。
前記偏心カム部40は、円形の板カムであり、電動機50の出力軸51にカムの円中心を偏心させた状態で取り付けられ、ハウジング10内で伝達部31の孔部31aに収まるようにして配設される構成である。この偏心カム部40は、伝達部31と接触する最外周の部分が、より内側の他部分に対し回転可能な外輪部41とされていることで、伝達部31の接触面31b、31cとは転がり接触となり、摩擦を必要最小限に抑えられる仕組みである。
この偏心カム部40を伝達部31の孔部31aに収め、偏心カム部40と伝達部31の接触面31b、31cとが接触するようにして、偏心カム部40を電動機50で回転駆動すると、偏心カム部40が接触面31b、31cと転がり接触しながら伝達部31を押し動かし、伝達部31及び各ダイアフラム23、24を偏心カム部40の電動機出力軸51中心に対する偏心量の2倍のストロークで直線的に往復動させることとなる。
前記電動機50は、公知の直流電動機であり、偏心カム部40を取り付けられる出力軸51のある側をハウジング10内に挿入して配設され、外部の電源(図示を省略)と接続されて電力供給を受け、出力軸51を回転させてポンプ部21、22を駆動するものである。
、この電動機50は、必要に応じて、電源側で電力供給状態を制御され、出力軸51の回転数を調整されて、伝達部31及びダイアフラム23、24の往復動の頻度を変えることで、ポンプ部21、22の吐出流量を変化させられる仕組みである。
次に、本実施形態に係る気体用ポンプの作動状態について説明する。
空気供給を開始する場合、電動機50を作動させて、出力軸51を回転させ、この出力軸51に一体に取り付けられた偏心カム部40も回転させる。偏心カム部40は、伝達部31の二つの接触面31b、31cを交互に押しながら回転する一方、孔部31aの孔長手方向については、偏心カム部40は伝達部31に対し孔部31a内で相対移動するのみで、伝達部31の動きに影響を与えない。これにより、伝達部31はダイアフラム23、24中心を通る仮想線と平行な向きに直線的に往復動することとなる。
伝達部31の往復動に伴い、伝達部両端に連結された各ダイアフラム23、24も往復動し、各ダイアフラム23、24は、公知のダイアフラムポンプ同様、ダイアフラム23をポンプ室21a側に突出させる方向に動いて、ポンプ室21a内容積を減らし、逆止弁26を通じてポンプ室21aから空気を吐出すると共に、ポンプ室22a内容積を増やし、逆止弁27を通じてポンプ室22aに空気を吸込む状態(図8、図10参照)と、逆に、ダイアフラム24をポンプ室22a側に突出させる方向に動いて、ポンプ室22a内容積を減らし、逆止弁28を通じてポンプ室22aから空気を吐出すると共に、ポンプ室21a内容積を増やし、逆止弁25を通じてポンプ室21aに空気を吸込む状態(図9、図11参照)とを繰り返す。
これにより、各ポンプ部21、22から断続的に空気を吐出して、マッサージのエアバッグ等の対象物に空気を供給する状態が継続することとなる。
伝達部31と各ダイアフラム23、24が往復動している、ポンプとしての作動状態において、回転する偏心カム部40と伝達部31の接触面31b、31cとが接触し、摩擦が生じることで、この伝達部31の接触面31b、31cで摩擦熱が発生する。ただし、偏心カム部40外周と接触面31b、31cとの接触を転がり接触として、摩擦を最小限に抑えると共に、発生した熱が伝達部31を伝わる中、接触面31b、31c近傍の伝達部外周に設けた放熱部31dから周囲の空気に熱が放出され、その分、伝達部31の温度上昇が抑えられることで、発生した熱による伝達部31の変形を阻止できる。
なお、伝達部31外周の放熱部31dにおいては、略フィン状の突出部による表面積増加分の放熱性能向上と共に、伝達部31の往復動に伴って放熱部31dに対し相対移動するハウジング10内の空気が、一種の気流として放熱部31dと次々に接触する状態となることで、伝達部31を伝わって放熱部31dに達した熱を効率よく放熱でき、伝達部31における過剰な温度上昇とそれに伴う変形を確実に阻止できる。
こうして、ポンプの作動を継続しても、伝達部31に熱による変形が生じにくいことから、伝達部31が各ダイアフラム23、24を直線的に往復動させる状態に変化はなく、各ダイアフラム23、24の変形も、伝達部31の直線移動由来のもの以外の変形成分の発生は抑えられるなど、従来のダイアフラムポンプのような伝達部の温度上昇に起因するポンプ各部への悪影響はない。
ポンプによる空気供給の必要がなくなったら、電動機50への電力供給を止めて電動機50の作動を停止させ、伝達部31及びダイアフラム23、24の往復動によるポンプ部21、22での空気吸込み、吐出を終了してポンプを停止状態に移行させる。
このように、本実施形態に係る気体用ポンプは、伝達部31における偏心カム部40との接触面31b、31c近傍に放熱部31dを設けて、伝達部31の表面積を増やすなど周囲雰囲気としての空気との接触の機会を増大させ、伝達部31から空気への放熱性能を向上させることから、偏心カム部40と伝達部接触面31b、31cとの接触、摩擦に伴って発生する摩擦熱に起因する伝達部31の過剰な温度上昇を抑制し、伝達部31の熱変形を必要最小限に留めて、伝達部31の変形によるダイアフラム23、24などポンプ他部分への悪影響を抑えられ、ポンプとしての信頼性及び品質の向上が図れる。
なお、前記実施形態に係る気体用ポンプにおいて、伝達部31の放熱部31dは、伝達部31外周に突設される複数の略フィン状の突出部としてそれぞれ形成される構成としているが、この他、複数の薄い略フィン状の突出部の先端同士を連結した一体構造の放熱部として、放熱部としての強度を高める構成とすることもできる。
(本発明の第2の実施形態)
本発明の第2の実施形態に係る気体用ポンプを前記図12ないし図14に基づいて説明する。本実施形態においても、マッサージ機のエアポンプとしての気体用ポンプの例について説明する。
前記各図において本実施形態に係る気体用ポンプは、前記第1の実施形態と同様、ポンプ部21、22と、伝達部32と、偏心カム部40と、電動機50とを備える一方、異なる点として、伝達部32が、接触面32b、32cの近傍部分外周に放熱部32dとしての突出部を複数突設されると共に、その外側に外縁部32eを設けられる構成を有するものである。
なお、本実施形態の気体用ポンプにおけるポンプ部21、22、偏心カム部40、及び電動機50については、前記第1の実施形態同様の構成であり、詳細な説明を省略する。
前記伝達部32は、前記第1の実施形態同様、中央部分に偏心カム部40を収められる大きさの孔部32aのある環状部材で形成され、軸状に突出する両端部をポンプ部21、22の各ダイアフラム23、24にそれぞれ連結され、中空容器状のハウジング10内に所定範囲移動可能として配設される構成である。
この伝達部32における孔部32aと、孔部周縁部の接触面32b、32cについては、前記第1の実施形態と同様の構成である。
この他、伝達部32は、その接触面32b、32cの近傍部分外周に放熱部32dである突出部を孔部32aの孔長手方向と平行な向きに並べて複数突設され、さらにこれら突出部の先端側に、突出部の先端と相互に連結して一体化しつつ伝達部の最外周部位となる外縁部32eを設けられる。各放熱部32d間の空隙部分は、外縁部32eを設けたことで、伝達部32に穿設した貫通孔状となる。
次に、本実施形態に係る気体用ポンプの作動状態について説明する。
前記第1の実施形態同様、空気供給を開始する場合、電動機50を作動させて、電動機の出力軸25a及びこれに取り付けられた偏心カム部40を回転させる。偏心カム部40が、伝達部32の二つの接触面32b、32cを交互に押しながら回転することで、伝達部32はダイアフラム23、24各中心を通る仮想線と平行な向きに直線的に往復動する。
この伝達部32の往復動に伴い、伝達部両端に連結された各ダイアフラム23、24も往復動し、各ダイアフラム23、24は、ダイアフラム23をポンプ室21a側に突出させる方向に動いて、ポンプ室21a内容積を減らし、逆止弁26を通じてポンプ室21aから空気を吐出すると共に、ポンプ室22a内容積を増やし、逆止弁27を通じてポンプ室22aに空気を吸込む状態(図13参照)と、逆に、ダイアフラム24をポンプ室22a側に突出させる方向に動いて、ポンプ室22a内容積を減らし、逆止弁28を通じてポンプ室22aから空気を吐出すると共に、ポンプ室21a内容積を増やし、逆止弁25を通じてポンプ室21aに空気を吸込む状態(図14参照)とを繰り返す。
これにより、前記第1の実施形態同様、各ポンプ部21、22から断続的に空気を吐出して、対象物に空気を供給する状態が継続することとなる。
ポンプとしての作動状態において、回転する偏心カム部40と伝達部32の接触面32b、32cとが接触し、摩擦が生じることで、前記第1の実施形態と同様に、伝達部32の接触面32b、32cで摩擦熱が発生する。
発生した熱が伝達部32を伝わる中、伝達部32の接触面32b、32c近傍部分に設けた放熱部32dから、周囲雰囲気としてのハウジング10内空気に熱が放出される。これと合わせて、前記第1の実施形態同様、偏心カム部40外周と接触面32b、32cとの接触を転がり接触とし、摩擦を最小限に抑えていることで、伝達部32の温度上昇が抑えられることとなり、発生した熱による伝達部32の変形を阻止できる。
この伝達部32における接触面32b、32c近傍部分においては、放熱部32dの配設により生じた表面積増加分の放熱性能向上と共に、伝達部32の往復動に伴って伝達部32に対し相対移動するハウジング10内の空気の一部が、一種の気流として放熱部32d間の貫通孔状の空隙部分に出入りしつつ放熱部32dと次々に接触する状態となることで、伝達部32を伝わって放熱部32dに達した熱を効率よく放熱でき、伝達部32における過剰な温度上昇とそれに伴う変形を確実に阻止できる。
こうして、前記第1の実施形態同様、ポンプの作動を継続しても、伝達部32に熱による変形が生じにくいことから、伝達部32が各ダイアフラム23、24を直線的に往復動させる状態に変化はなく、各ダイアフラム23、24にも伝達部32の直線移動由来の変形以外の異常な変形成分は発生せず、従来ポンプのような伝達部の温度上昇に基づく悪影響を未然に防止できる。
ポンプによる空気供給の必要がなくなったら、前記第1の実施形態と同様に、電動機50への電力供給を止めて電動機50の作動を停止させ、ポンプを作動状態から停止状態に移行させる。
このように、本実施形態に係る気体用ポンプは、伝達部32の接触面32b、32c近傍部分外周における放熱部32dである突出部の先端側にさらに外縁部32eを設けて、突出部先端を外縁部32eと連結し、複数の突出部を伝達部の外方でも相互に一体化することにより、放熱部32dの構造的な強度を高めて伝達部32全体として変形しにくくし、放熱による温度上昇抑制と合わせて、ポンプ部21、22の異常につながりかねない伝達部32の熱変形をより確実に防止できる。また、一体化した突出部は振動しにくくなり、放熱部32dの振動による音の発生も抑えられる。
なお、前記実施形態に係る気体用ポンプにおいては、伝達部32の接触面32b、32cの近傍部分外周における複数の突出部を放熱部32dとして用いる構成としているが、この他、突出部の外側に位置する外縁部32eを薄板状に形成して、この突出部間の空隙部分と伝達部の外側空間に挟まれた外縁部32eについても、一種のフィンとして放熱に用いる構成とすることもできる。さらに、この外縁部32eに、前記第1の実施形態のようにフィン状に突出する放熱部分を合わせて設けるようにすることもできる。
(本発明の第3の実施形態)
本発明の第3の実施形態に係る気体用ポンプを前記図15ないし図17に基づいて説明する。本実施形態においても、マッサージ機のエアポンプとしての気体用ポンプの例について説明する。
前記各図において本実施形態に係る気体用ポンプは、前記第2の実施形態と同様、ポンプ部21、22と、伝達部33と、偏心カム部40と、電動機50とを備える一方、異なる点として、伝達部33が、放熱部33dとしての複数の突出部間を横断して突出部間の空隙部分を仕切って閉じる隔壁部33fをさらに備える構成を有するものである。
なお、本実施形態の気体用ポンプにおけるポンプ部21、22、偏心カム部40、及び電動機50については、前記第1及び第2の実施形態同様の構成であり、詳細な説明を省略する。
前記伝達部33は、前記第1及び第2の実施形態と同様、中央部分に偏心カム部40を収められる大きさの孔部33aのある環状部材で形成され、軸状に突出する両端部をポンプ部21、22の各ダイアフラム23、24にそれぞれ連結され、中空容器状のハウジング10内に所定範囲移動可能として配設される構成である。
この伝達部33における孔部33aと、孔部周縁部の接触面33b、33cについても、前記第1及び第2の実施形態と同様の構成である。
この他、伝達部33は、第2の実施形態同様、接触面33b、33cの近傍部分外周に放熱部33dである突出部を孔部33aの孔長手方向と平行な向きに並べて複数突設され、さらにこれら突出部の先端側に、突出部の先端と相互に連結して一体化しつつ伝達部の最外周部位となる外縁部33eを設けられる。
そして、前記第2の実施形態とは異なる点として、伝達部33は、放熱部33dである複数の突出部間を所定箇所で横断して、この突出部間の空隙部分を前記所定箇所で仕切って閉じる略板状の隔壁部33fを有しており、各放熱部33d間の空隙部分は、隔壁部33fを底部として伝達部33に穿設した凹部状となることで、各放熱部33d間の空隙部分が貫通孔状の場合より強度を高められると共に、隔壁部33fも放熱部の一部とされる分、周囲雰囲気と接触可能な表面積を増やすことができ、伝達部として十分な強度を付与しつつ放熱性向上が図れる。これにより、通常時より電動機の回転数を高めて伝達部の往復動の頻度を増やし、ポンプ部の吐出流量を増大させようとする場合、伝達部に加わる力と発熱量も増えるが、こうした作動条件にも伝達部を問題なく対応させられることとなり、ポンプの使用範囲を広げて汎用性を与えられる。
次に、本実施形態に係る気体用ポンプの作動状態について説明する。
前記第1及び第2の実施形態同様、空気供給を開始する場合、電動機50を作動させて、電動機の出力軸35a及びこれに取り付けられた偏心カム部40を回転させる。偏心カム部40が、伝達部33の二つの接触面33b、33cを交互に押しながら回転することで、伝達部33はダイアフラム23、24各中心を通る仮想線と平行な向きに直線的に往復動する。
この伝達部33の往復動に伴い、これに連結された各ダイアフラム23、24も往復動し、各ダイアフラム23、24は、ダイアフラム23をポンプ室21a側に突出させる方向に動いて、ポンプ室21a内容積を減らし、逆止弁26を通じてポンプ室21aから空気を吐出すると共に、ポンプ室22a内容積を増やし、逆止弁27を通じてポンプ室22aに空気を吸込む状態(図16参照)と、逆に、ダイアフラム24をポンプ室22a側に突出させる方向に動いて、ポンプ室22a内容積を減らし、逆止弁28を通じてポンプ室22aから空気を吐出すると共に、ポンプ室21a内容積を増やし、逆止弁25を通じてポンプ室21aに空気を吸込む状態(図17参照)とを繰り返す。
これにより、前記第1及び第2の実施形態同様、各ポンプ部21、22から断続的に空気を吐出して、対象物に空気を供給する状態が継続することとなる。
ポンプとしての作動状態において、回転する偏心カム部40と伝達部33の接触面33b、33cとが接触し、摩擦が生じることで、伝達部33の接触面33b、33cで摩擦熱が発生する。
発生した熱が伝達部33を伝わる中、伝達部33の接触面33b、33c近傍部分に設けた放熱部33dから、周囲雰囲気としてのハウジング10内空気に熱が放出される。これと合わせて、前記第1の実施形態同様、偏心カム部40外周と接触面33b、33cとの接触を転がり接触とし、摩擦を最小限に抑えていることで、伝達部33の温度上昇が抑えられることとなり、発生した熱による伝達部33の変形を阻止できる。
伝達部33の接触面33b、33c近傍部分では、放熱部33dや隔壁部33fの配設により生じた表面積増加分の放熱性能向上と共に、往復動する伝達部33に対し相対移動するハウジング10内の空気の一部が、一種の気流として放熱部33d間の凹部状の空隙部分に入って放熱部33dや隔壁部33fと接触する状態となることで、伝達部33を伝わって放熱部33dや隔壁部33fに達した熱を効率よく放熱でき、伝達部33における過剰な温度上昇とそれに伴う変形を確実に阻止できる。
こうして、ポンプの作動を継続しても、伝達部33に熱による変形が生じにくいことから、伝達部33が各ダイアフラム23、24を直線的に往復動させる状態に変化はなく、各ダイアフラム23、24にも伝達部33の直線移動由来の変形以外の異常な変形成分は発生せず、従来ポンプのような伝達部の温度上昇に基づく悪影響を未然に防止できる。
ポンプによる空気供給の必要がなくなったら、前記第1及び第2の実施形態と同様に、電動機50への電力供給を止めて電動機50の作動を停止させると、ポンプを作動状態から停止状態に移行させられる。
このように、本実施形態に係る気体用ポンプは、伝達部33の放熱部33dをなす突出部間に隔壁部33fを設け、突出部間の空隙部分を横断して閉じる隔壁部33fが放熱部の一部として伝達部33の接触面33b、33c近傍部分における表面積を増やすことから、接触面33b、33cからの熱に対する放熱性を上げて放熱効率を高められると共に、突出部間に位置する隔壁部33fが突出部間の空隙を閉じて開口を生じさせず、応力に対する放熱部33dの強度を大きく向上させて伝達部33全体の保形性を高めることができ、伝達部33の変形に起因する問題を一切発生させず、ポンプの信頼性を大きく向上させられる。さらに、隔壁部33fによる強度向上で突出部を含む伝達部33全体で振動発生を抑えられ、伝達部33が音の発生源とならず、ポンプの防音性も高められる。
なお、前記実施形態に係る気体用ポンプにおいては、伝達部33における放熱部33dとしての複数の突出部間に、これら突出部間を横断して突出部間の空隙部分を仕切って閉じる隔壁部33fを設けて、突出部間の空隙部分を凹部状とする構成としているが、これに限らず、所定の突出部間には隔壁部を設けず、その突出部間の空隙部分を貫通孔状として、突出部間の空隙部分が凹部状となる箇所と貫通孔状となる箇所を混在させるようにしてもかまわない。
また、前記実施形態に係る気体用ポンプにおいては、伝達部33における放熱部33dとしての複数の突出部の先端側に、突出部の先端と相互に連結して一体化する外縁部33eを設け、外縁部33eと突出部に囲まれた空隙部分を隔壁部33fで仕切って閉じた構成としているが、これに限らず、突出部の先端側に外縁部を設けず、突出部間の空隙部分が伝達部外方の空間から見て溝状となる場合にも、複数の突出部間を横断して突出部間の空隙部分を仕切る隔壁部を設ける構成とすることができる。
1 気体用ポンプ
10 ハウジング
21、22 ポンプ部
21a、22a ポンプ室
23、24 ダイアフラム
25、26 逆止弁
27、28 逆止弁
31、32、33 伝達部
31a 孔部
31b、31c 接触面
31d 放熱部
32a 孔部
32b、32c 接触面
32d 放熱部
32e 外縁部
33a 孔部
33b、33c 接触面
33d 放熱部
33e 外縁部
33f 隔壁部
40 偏心カム部
41 外輪部
50 電動機
51 出力軸

Claims (4)

  1. 所定のハウジングに間隔をおいて配置した二つのダイアフラムポンプと、当該各ポンプのダイアフラムにそれぞれ連結されてダイアフラム間に移動可能として配置される伝達部と、当該伝達部に接触しながら回転する偏心カム部と、偏心カム部を回転駆動する電動機とを備え、偏心カム部の回転により伝達部を往復動させて二つのダイアフラムを作動させ、気体を送給可能とする気体用ポンプにおいて、
    前記伝達部が、前記偏心カム部と接する部分として、偏心カム部の大きさと略同じ間隔をなして対向する二つの接触面を少なくとも有すると共に、当該接触面近傍の伝達部所定箇所に、接触面で生じた熱を周囲雰囲気中に放出可能とする放熱部を形成されることを
    特徴とする気体用ポンプ。
  2. 前記請求項1に記載の気体用ポンプにおいて、
    前記放熱部が、伝達部における前記接触面の近傍部分外周に複数突設された突出部とされることを
    特徴とする気体用ポンプ。
  3. 前記請求項2に記載の気体用ポンプにおいて、
    前記伝達部が、前記接触面の近傍部分外周に複数突設された前記放熱部としての突出部の先端側に、突出部の先端と相互に連結して一体化しつつ伝達部の最外周部位となる外縁部を設けられることを
    特徴とする気体用ポンプ。
  4. 前記請求項2又は3に記載の気体用ポンプにおいて、
    前記伝達部が、前記放熱部としての複数の突出部間を所定箇所で横断して、当該突出部間の空隙部分を前記所定箇所で仕切って閉じる略板状の隔壁部を有し、当該隔壁部を放熱部の一部とされることを
    特徴とする気体用ポンプ。
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