JP2017081811A - 溶融スラグの処理装置および溶融スラグの処理方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】スラグ鍋またはスラグ樋から流下する溶融スラグに対して固体粒子を投射する投射装置と、上記固体粒子が上記溶融スラグと衝突することにより生成して飛散したスラグ粒子および上記固体粒子の表面にスラグが付着した粒子であるスラグ付着固体粒子を取り込む導入管と、を備える溶融スラグの処理装置。
【選択図】図2
Description
CaO+CO2 → CaCO3・・・(1)
2FeO+2CaO+CO2 → CO+2CaO・Fe2O3・・・(2)
例えば、CO2ガスを用いた風砕処理により粒径2.5mm以下のスラグ粒子を作成する場合、下記風砕スラグ粒径予測式(Lubanskaの式)から計算されるスラグ1t当り必要ガス量は5t以上となり、処理するスラグ質量の5倍以上ものCO2ガスを吹き付ける必要がある。
しかし、特許文献4に記載されているようなスラグ凝固装置を用いると、スラグ凝固サイズが大きくなり、破砕して粒状化したとしても風砕スラグほど細かく微粒子化することができない。そのため、CO2ガスとの接触面積が少なくなり、固定化できるCO2ガス量が少なくなる。
[1]スラグ鍋またはスラグ樋から流下する溶融スラグに対して固体粒子を投射する投射装置と、上記固体粒子が上記溶融スラグと衝突することにより生成して飛散したスラグ粒子および上記固体粒子の表面にスラグが付着した粒子であるスラグ付着固体粒子を取り込む導入管と、を備える溶融スラグの処理装置。
[2]上記投射装置は、回転体を回転させることにより上記固体粒子を投射する投射装置である、上記[1]に記載の溶融スラグの処理装置。
[3]酸化性ガスを含む冷却ガスを、上記スラグ粒子および上記スラグ付着固体粒子に吹き付ける送風装置を更に備える、上記[1]または[2]に記載の溶融スラグの処理装置。
[4]上記投射装置による上記固体粒子の投射方向と、上記送風装置による上記冷却ガスの送風方向とが異なる、上記[3]に記載の溶融スラグの処理装置。
[5]上記送風装置は、上記固体粒子が上記溶融スラグと衝突する位置の下方位置に向けて、上記冷却ガスを送風する、上記[3]または[4]に記載の溶融スラグの処理装置。
[6]上記導入管に取り込まれた上記スラグ粒子および上記スラグ付着固体粒子から熱回収を行なう熱回収装置を更に備える、上記[1]または[2]に記載の溶融スラグの処理装置。
[7]上記導入管に取り込まれた上記スラグ粒子および上記スラグ付着固体粒子から熱回収を行なう熱回収装置を更に備える、上記[3]〜[5]のいずれかに記載の溶融スラグの処理装置。
[8]上記スラグ粒子および上記スラグ付着固体粒子に吹き付けられた上記冷却ガスを、上記熱回収装置に導入して熱回収を行なう、上記[7]に記載の溶融スラグの処理装置。
[9]上記導入管が、冷媒を用いて冷却できる冷却構造を有し、上記導入管の冷却に用いた上記冷媒を上記熱回収装置に導入して熱回収を行なう、上記[6]または[7]に記載の溶融スラグの処理装置。
[10]上記固体粒子が上記溶融スラグと衝突する位置の下方位置に配置され、上記導入管に取り込まれなかった残存スラグを上記導入管に送り込む残存スラグ送り装置を更に備える、上記[1]〜[9]のいずれかに記載の溶融スラグの処理装置。
[11]上記固体粒子が、粒状の凝固スラグを含む、上記[1]〜[10]のいずれかに記載の溶融スラグの処理装置。
[12]上記固体粒子が、金属粒子を含む、上記[1]〜[10]のいずれかに記載の溶融スラグの処理装置。
[13]上記スラグ粒子および上記スラグ付着固体粒子をサイズ毎に篩分けするスクリーニング装置と、上記スクリーニング装置で篩分けされた粒子を上記投射装置に循環供給する搬送装置と、を更に備える上記[1]〜[12]のいずれかに記載の溶融スラグの処理装置。
[14]上記スラグ付着固体粒子からスラグを剥離させて分離する分離装置を更に備える、上記[1]〜[13]のいずれかに記載の溶融スラグの処理装置。
[15]上記[1]〜[14]のいずれかに記載の溶融スラグの処理装置を用いて、溶融スラグを連続的に固化処理する、溶融スラグの処理方法。
まず、図1に基づいて、本発明の概要を説明する。
図1は、流下する溶融スラグ1に対する固体粒子2の投射によって、スラグ粒子3およびスラグ付着固体粒子4が飛散した状態を示す概略図である。
例えば、溶融スラグ1を微粒子化するためにCO2ガスを用いる場合、CO2固定化のために必要なCO2ガス量に対して過剰にCO2ガスを供給しなければならない。しかし、本発明によれば、CO2ガスは、溶融スラグ1の微粒子化には使用せずに、得られたスラグ粒子3およびスラグ付着固体粒子4に吹き付けて、固定化に特化して使用できる。
また、固体粒子2として、金属粒子を用いてもよく、その具体例としては、鉄球、カットワイヤーなどが挙げられる。スラグ付着固体粒子4からスラグを分離する際に、固体粒子2と付着した凝固スラグとの圧縮強度が同程度であると、破砕およびスクリーニング処理による分離が難しい場合がある。そこで、固体粒子2として、圧縮強度が高い金属粒子を用いることで、付着したスラグを分離しやすくなる。
図2は、第1の実施形態の溶融スラグの処理装置101の全体構成を示す概略図である。図2に示す溶融スラグの処理装置101(以下、単に「処理装置101」ともいう)は、溶融スラグ1を流下させるスラグ鍋11を有する。例えば、スラグ鍋11を傾転して溶融スラグ1を流下させるが、スラグ樋(図示せず)から流下させてもよい。
回転体12aにより固体粒子2を投射する投射装置12は、回転体12aの運動エネルギーによって直接的に固体粒子2が加速されるため、例えば、ガスなどの流動媒体を用いて固体粒子2を間接的に加速させる装置に比べて、固体粒子2の投射を効率良く行なうことができる。
回転体12aの回転方向は、時計回りに限定されず、反時計回りに回転させてもよい。この場合、回転体12aにより投射された固体粒子2は、流下する溶融スラグ1に対して、溶融スラグ1の流下方向とは逆方向(図2中、下側から上側に向かう方向)から衝突する。
更に、回転体12aの回転軸方向は、水平方向に限定されず、鉛直方向であってもよい。この場合、回転体12aは、水平方向に設置され、流下する溶融スラグ1に対して、固体粒子2を水平方向に衝突させることができる。
また、投射装置12の台数は、1台に限定されることはなく、2台以上の投射装置12を設置してもよい。
なお、以下では、導入管13において、飛散したスラグ粒子3およびスラグ付着固体粒子4が取り込まれる側の開口を「入口」と呼び、他端側の開口を「出口」と呼ぶ。
冷却ガスとしては、上述した反応式(1)および(2)に基づき、空気(酸素)やCO2等の酸化性ガスを含むガスを用いることが好ましい。
上述したように、固体粒子2の投射によって過剰なガスを吹き付けることなく溶融スラグ1を微粒子化できるため、CO2ガスをその固定化のみに特化して使用できる。
冷却ガスは、溶融スラグ1に対してではなく、固体粒子2の投射により微粒子化したスラグ粒子3およびスラグ付着固体粒子4に対して吹き付けられる。
ここで、投射装置12の投射方向D1と送風装置18の送風方向D2とが同じである場合、冷却ガスは、主として溶融スラグ1に対して吹き付けられてしまい、スラグ粒子3およびスラグ付着固体粒子4に対して吹き付けられにくくなるおそれがある。
このため、投射装置12の投射方向D1と送風装置18の送風方向D2とは、図3に示すように、互いに異なることが好ましい。なお、図3では、一例として、導入管13の入口近傍に送風装置18が配置されている。
図4は、送風装置18の位置を変更した変形例1を示す概略図である。
送風装置18は、図4に示すように、固体粒子2が溶融スラグ1と衝突する位置の下方位置に向けて冷却ガスを送風するように配置されてもよい。このような配置を採用することにより、溶融スラグ1の一部が固体粒子2と衝突せずに落下した場合においても、この落下した溶融スラグ1は、送風装置18から送風される冷却ガスにより、スラグ粒子3となって、導入管13の入口に導入される。こうして、溶融スラグ1の回収量を増加させることができる。
図5は、残存スラグ送り装置24を追加した変形例を示す概略図である。
上述したように、溶融スラグ1の一部は、投射された固体粒子2と衝突せずに、残存スラグとして落下して、導入管13に取り込まれない場合が考えられる。
このような場合を考慮して、図5に示すように、投射された固体粒子2が溶融スラグ1と衝突する位置の下方位置に、残存スラグ送り装置24を配置してもよい。
残存スラグ送り装置24は、固体粒子2と衝突せずに落下して導入管13に取り込まれなかった残存スラグを、導入管13の入口に送り込む。残存スラグ送り装置24が残存スラグを導入管13に送り込むための機構としては、例えば、回転ロールが挙げられるが、これに限定されるものではない。
処理装置101においては、導入管13の出口から分岐して、分岐管19が設けられている。送風装置18からスラグ粒子3およびスラグ付着固体粒子4に吹き付けられた冷却ガスは、熱交換され、分岐管19を通って回収される。
もっとも、導入管13に取り込まれたスラグ粒子3およびスラグ付着固体粒子4の熱を、送風装置18からの冷却ガスだけで回収することは、接触時間が短い等の理由から、困難であり、後述する熱回収装置14を用いて、別途、熱回収が行なわれる。
このため、導入管13の入口から取り込まれた高温のスラグ粒子3およびスラグ付着固体粒子4は、自重によって導入管13の内部を滑落し、導入管13の出口で排出されて、熱回収装置14におけるチャンバ15の内部に充填される。
熱回収装置14は、スラグ粒子3およびスラグ付着固体粒子4を、例えば、バッチ式または連続式で取り込む。一例として、チャンバ15の導入口には、ロータリーフィーダ16が取り付けられている。ロータリーフィーダ16は、導入管13の出口で排出された高温のスラグ粒子3およびスラグ付着固体粒子4をチャンバ15の内部に送り込むと共に、チャンバ15に充填されたスラグ粒子3およびスラグ付着固体粒子4の熱を、チャンバ15の導入口から漏らさないようにシールする。
分離装置20は、スラグ付着固体粒子4から、固体粒子2の表面に付着していた凝固スラグを、剥離させて分離する。以下では、固体粒子2の表面から剥離したスラグを便宜的に「剥離スラグ」とも言う。
分離装置20としては、特に限定されず、従来公知の装置を使用でき、例えば、回転自在なドラムにスラグ付着固体粒子4を投入して回転させることで、回転時の衝撃によって、固体粒子2の表面のスラグを破砕して剥離させる方式などが挙げられる。このとき、スラグ粒子3も併せて投入されることは妨げられない。
なお、固体粒子2として粒状の凝固スラグを使用している場合には、必ずしも分離装置20での分離を行なわなくてもよい。
しかし、固体粒子2の表面から剥離した剥離スラグの形状は、真球状にはなりにくいため、この剥離スラグを含むスラグ22は、滑り合って積めないという事態を回避できる効果も期待できる。
しかし、熱回収した後の固体粒子2は、分離装置20を経ていたとしても、その表面には、剥離しきらなかったスラグが残存している場合がある(すなわち、いまだ、スラグ付着固体粒子4である場合がある)。そのようなスラグ付着固体粒子4は、表面に残存しているスラグの分だけ固体粒子2よりも粗大化しており、投射装置12での処理が不安定になるおそれがある。
また、固体粒子2として粒状の凝固スラグを使用している場合は、スラグ22として回収されなかったスラグ粒子3(例えば、比較的大きいスラグ粒子3)も、投射装置12に循環供給して、固体粒子2として使用できる。しかし、この場合も、やはり、固体粒子2の径よりも粗大な場合は、投射装置12での処理が不安定となり得る。
そこで、投射装置12で使用するのに適したサイズの粒子だけを循環利用するために、サイズ毎に篩分けを行なうスクリーニング装置21を用いて、分離装置20を経たスラグ粒子3およびスラグ付着固体粒子4のスクリーニング処理(篩分け)を行なう。
スクリーニング装置21での篩分けの後、循環利用する粒子については、搬送装置23によって投射装置12まで搬送されて、溶融スラグ1に対して投射される。
図6は、第2の実施形態の溶融スラグの処理装置102の全体構成を示す概略図である。第2の実施形態においては、上述した第1の実施形態と同一の部分は同一の符号で示し、説明を省略する。なお、図4に基づいて説明した変形例1および図5に基づいて説明した変形例2は、第2の実施形態においても適用できる。
図6に示すように、第2の実施形態の処理装置102では、送風装置18からスラグ粒子3およびスラグ付着固体粒子4に吹き付けられた冷却ガスを、熱回収装置14に導入して、熱回収のための冷却ガスとして再利用する。
送風装置18からの冷却ガスは、高温のスラグ粒子3およびスラグ付着固体粒子4の表面に対して吹き付けられるが、上述したように、これら粒子の表面と冷却ガスとの接触時間が短いため、十分に熱を回収することは困難である。そこで、この冷却ガスを、下流側に配置される熱回収装置14に導入することで、送風装置18からの吹き付け時に回収されなかった熱を回収することができる。
図7は、第3の実施形態の溶融スラグの処理装置103の全体構成を示す概略図である。第3の実施形態においては、上述した第1の実施形態および第2の実施形態と同一の部分は同一の符号で示し、説明を省略する。なお、図4に基づいて説明した変形例1および図5に基づいて説明した変形例2は、第3の実施形態においても適用できる。
図7に示すように、第3の実施形態の処理装置103では、導入管13が、冷媒を用いて冷却できる冷却構造を有する。導入管13を通過する時点のスラグ粒子3およびスラグ付着固体粒子4は1000℃前後の高温状態にあるため、これら高温粒子からの輻射熱や接触伝熱によって、導入管13の内壁が高温化する場合がある。そこで、導入管13に冷却構造を設けて、導入管13の内壁を保護する。
この冷却構造としては、特に限定されないが、例えば、導入管13の外壁側にフィンを形成して、このフィンに当てるように冷媒を流通させる構造;導入管13の外周にパイプを這わせて、このパイプ内に冷媒を流通させる構造;等が挙げられる。冷媒としては、例えば、冷却ガスが挙げられるが、冷却水などの液体を用いてもよい。
そして、導入管13の冷却に用いた冷媒を、下流側に配置される熱回収装置14に導入することで、この冷媒を用いて、チャンバ15に充填されたスラグ粒子3およびスラグ付着固体粒子4の熱を回収することができる。
なお、冷媒として冷却水を用いることで、チャンバ15のスラグ粒子3およびスラグ付着固体粒子4が濡れることは差し支えない。
2:固体粒子
3:スラグ粒子
4:スラグ付着固体粒子
11:スラグ鍋
12:投射装置
12a:回転体
13:導入管
14:熱回収装置
15:チャンバ
16:ロータリーフィーダ
17:ポンプ
18:送風装置
19:分岐管
20:分離装置
21:スクリーニング装置
22:スラグ
23:搬送装置
24:残存スラグ送り装置
101:溶融スラグの処理装置(第1の実施形態)
102:溶融スラグの処理装置(第2の実施形態)
103:溶融スラグの処理装置(第3の実施形態)
D1:投射方向
D2:送風方向
Claims (15)
- スラグ鍋またはスラグ樋から流下する溶融スラグに対して固体粒子を投射する投射装置と、前記固体粒子が前記溶融スラグと衝突することにより生成して飛散したスラグ粒子および前記固体粒子の表面にスラグが付着した粒子であるスラグ付着固体粒子を取り込む導入管と、を備える溶融スラグの処理装置。
- 前記投射装置は、回転体を回転させることにより前記固体粒子を投射する投射装置である、請求項1に記載の溶融スラグの処理装置。
- 酸化性ガスを含む冷却ガスを、前記スラグ粒子および前記スラグ付着固体粒子に吹き付ける送風装置を更に備える、請求項1または2に記載の溶融スラグの処理装置。
- 前記投射装置による前記固体粒子の投射方向と、前記送風装置による前記冷却ガスの送風方向とが異なる、請求項3に記載の溶融スラグの処理装置。
- 前記送風装置は、前記固体粒子が前記溶融スラグと衝突する位置の下方位置に向けて、前記冷却ガスを送風する、請求項3または4に記載の溶融スラグの処理装置。
- 前記導入管に取り込まれた前記スラグ粒子および前記スラグ付着固体粒子から熱回収を行なう熱回収装置を更に備える、請求項1または2に記載の溶融スラグの処理装置。
- 前記導入管に取り込まれた前記スラグ粒子および前記スラグ付着固体粒子から熱回収を行なう熱回収装置を更に備える、請求項3〜5のいずれか1項に記載の溶融スラグの処理装置。
- 前記スラグ粒子および前記スラグ付着固体粒子に吹き付けられた前記冷却ガスを、前記熱回収装置に導入して熱回収を行なう、請求項7に記載の溶融スラグの処理装置。
- 前記導入管が、冷媒を用いて冷却できる冷却構造を有し、
前記導入管の冷却に用いた前記冷媒を前記熱回収装置に導入して熱回収を行なう、請求項6または7に記載の溶融スラグの処理装置。 - 前記固体粒子が前記溶融スラグと衝突する位置の下方位置に配置され、前記導入管に取り込まれなかった残存スラグを前記導入管に送り込む残存スラグ送り装置を更に備える、請求項1〜9のいずれか1項に記載の溶融スラグの処理装置。
- 前記固体粒子が、粒状の凝固スラグを含む、請求項1〜10のいずれか1項に記載の溶融スラグの処理装置。
- 前記固体粒子が、金属粒子を含む、請求項1〜10のいずれか1項に記載の溶融スラグの処理装置。
- 前記スラグ粒子および前記スラグ付着固体粒子をサイズ毎に篩分けするスクリーニング装置と、前記スクリーニング装置で篩分けされた粒子を前記投射装置に循環供給する搬送装置と、を更に備える請求項1〜12のいずれか1項に記載の溶融スラグの処理装置。
- 前記スラグ付着固体粒子からスラグを剥離させて分離する分離装置を更に備える、請求項1〜13のいずれか1項に記載の溶融スラグの処理装置。
- 請求項1〜14のいずれか1項に記載の溶融スラグの処理装置を用いて、溶融スラグを連続的に固化処理する、溶融スラグの処理方法。
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