JP2017081592A - 詰め替え容器用口栓、及び詰め替え容器 - Google Patents

詰め替え容器用口栓、及び詰め替え容器 Download PDF

Info

Publication number
JP2017081592A
JP2017081592A JP2015211268A JP2015211268A JP2017081592A JP 2017081592 A JP2017081592 A JP 2017081592A JP 2015211268 A JP2015211268 A JP 2015211268A JP 2015211268 A JP2015211268 A JP 2015211268A JP 2017081592 A JP2017081592 A JP 2017081592A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
main body
plug
slide member
refill container
container
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2015211268A
Other languages
English (en)
Inventor
亀田 克巳
Katsumi Kameda
克巳 亀田
真司 斎木
Shinji Saiki
真司 斎木
金野 誠
Makoto Konno
誠 金野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority to JP2015211268A priority Critical patent/JP2017081592A/ja
Publication of JP2017081592A publication Critical patent/JP2017081592A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Packages (AREA)
  • Closures For Containers (AREA)

Abstract

【課題】詰め替えの際に、中身がこぼれず、円滑に流れる詰め替え容器用口栓、及び詰め替え容器を提供する。【解決手段】回り止めリブ18と回り止め溝35とによって口栓本体10に対する回転が規制され、軸方向に摺動するスライド部材30を備え、口栓本体10は、破断可能な薄肉部51を介して口栓本体10と連結し一端の側を封止する閉塞部50と、他端から延びる内周面にめねじ14が形成された側壁部12とを有し、口栓本体10と、スライド部材30とは液密嵌合部21で嵌合し、スライド部材30は、フランジ33と、閉塞部50と対向する突き刺し部31とを有し、本体容器の口部に形成されているねじと、側壁部12のめねじ14とがかみ合わされた際に、口部内面と、スライド部材外周面36とが嵌合し、口部天面がフランジ33を押し込むことによって、突き刺し部31が、口栓本体10から閉塞部50を部分的に付着した状態で破断するように構成される。【選択図】図7

Description

本発明は、詰め替え容器用口栓、及び詰め替え容器に関し、より詳細には、本体容器に中身を補充する詰め替え容器用の口栓、及びこれを備えた詰め替え容器に関する。
堅固な材料で構成されていたり、液状の中身を適量だけ取り出せるディスペンサが付属していたりすることで耐久性や、利便性等の高い本体容器に対し、中身を補充するための詰め替え容器が広く用いられている。詰め替え容器は、軽装であったり、柔軟な材料が用いられていたりすることで、材料の使用量の削減や、廃棄物の減容等が実現されている。詰め替え容器から本体容器への中身の補充を容易にするための詰め替え容器用口栓の形状が種々検討されている。
特許文献1には、筒状開口部の外面にねじを有する本体容器に充填される詰め替え用の内容物を収納する詰め替え容器用のスパウトであって、スパウトの筒部の内面には、本体容器の筒状開口部の外面に設けられたねじと螺合するねじが設けられていること、更に、スパウトが本体容器の筒状開口部に挿入可能な管体を筒部内に有することを特徴とする詰め替え容器用スパウトが開示されている。
更に、特許文献2には、本容器に詰め替える内容物が収容される容器本体と、容器本体の口部に装着され、注出口が形成された装着筒と、注出口を閉塞するシール部と、装着筒におけるシール部より容器軸方向に沿う容器本体の外側に位置する部分に、シール部側に向けてスライド移動可能に支持される操作部材と、を備え、装着筒には、容器軸方向に直交する径方向に貫通して容器軸方向に延びる溝部が形成され、操作部材は、装着筒の径方向外側に配設されて本容器に当接される当接部と、装着筒の径方向内側に配設され、該装着筒に対する操作部材のスライド移動に伴ってシール部を容器軸方向に押し込み注出口を開放させる押し込み部と、当接部と押し込み部とを連結し、溝部内を容器軸方向に沿って移動可能とされた連結部と、を備え、装着筒には、容器軸方向に沿う容器本体の外側から操作部材を覆う蓋部材が離脱自在に配設されることを特徴とする詰め替え容器が開示されている。
特開2006−089133号公報 特開2013−112408号公報
飲料等の商品に広く用いられている口栓付きパウチは詰め替え用の容器としても利用されている。本体容器に中身の補充が行われる際には詰め替え用パウチのキャップが開けられ、口栓が、本体容器の口に差し込まれる。その際に、場合によっては勢い余って中身がこぼれてしまうことがある。
更に、例えば、中身が、防腐剤等が無添加の化粧品では、埃や、雑菌等が混入してしまうと品質が維持できなくなることから、詰め替えの際に異物の混入を防ぐ対策が必要とされる場合も数多く存在する。
特許文献1の詰め替え容器用スパウトによれば、本体容器から詰め替え容器が外れるおそれがなく、本体容器に対して詰め替え容器を確実に連結することができるとされている。そして、特許文献1の詰め替え容器用スパウトによれば、詰め替え容器から本体容器に移し替えられる内容物が本体容器の筒状開口部の外側に漏れ出すことを確実に防止できるという優れた利点が得られるとされている。
しかしながら、特許文献1の詰め替え容器用スパウトでは、本体容器の筒状開口部に、詰め替え容器用スパウトを連結するまでの間には依然として内容物が漏れ出すことがある。
一方で、特許文献2の詰め替え容器では、詰め替え時に、詰め替え容器における上下が反転してもシール部(注出口)が開放しない。このため、特許文献2の詰め替え容器によれば、詰め替え作業を簡便に行うことができ、詰め替え時に内容物をこぼし難く、本容器内の内容物が残留している場合であっても詰め替え作業を行うことができるとされている。
しかしながら、特許文献2の詰め替え容器は、本容器のねじとかみ合うねじを備えておらず、詰め替え時の本容器と、詰め替え容器との連結が不確実であり、内容物が確実に漏れ出さないとは言えない。更に、特許文献2の詰め替え容器では、注出口が開放された後にシール部が、詰め替え容器の内部に混入し、詰め替え容器が絞りだされる際の妨げになったり、詰め替え容器から本容器への内容物の流路を塞いだりしてしまうことがある。更に、シール部が膜状体である場合には破断後に異物となってしまう可能性がある。更に、特許文献2の詰め替え容器では部品点数が多く、組み立て作業が煩雑となってしまい、費用を抑制することができない。
そこで本発明の目的は、詰め替えの際に、中身がこぼれず、円滑に流れる詰め替え容器用口栓、及び詰め替え容器を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明は、本体容器に中身を補充する詰め替え容器用口栓であって、一端から他端まで延びる筒状の口栓本体と、前記口栓本体の内周面の側で、回り止め部によって前記口栓本体に対する回転が規制され、軸方向に摺動する筒状のスライド部材とを備え、前記口栓本体は、破断可能な薄肉部を介して前記口栓本体と連結し、前記一端の側を封止する閉塞部と、前記他端から延びる前記内周面にねじが形成された側壁部とを有し、前記口栓本体と、前記スライド部材とは液密嵌合部で嵌合し、前記スライド部材は、前記液密嵌合部よりも前記他端の側で外周面から外方に突出するフランジと、前記液密嵌合部よりも前記一端の側で前記閉塞部と対向する突き刺し部とを有し、前記本体容器の口部に形成されているねじと、前記側壁部の前記ねじとがかみ合わされた際に、前記口部の内周面と、前記スライド部材の前記外周面とが嵌合し、前記口部の天面が前記フランジを押し込むことによって、前記突き刺し部が、前記口栓本体から前記閉塞部を部分的に付着した状態で破断するように構成されることを特徴とする。
更に、前記液密嵌合部は、前記回り止め部よりも前記他端の側に位置することを特徴とする。
更に、前記回り止め部は、前記口栓本体の前記一端の側から前記軸方向に延びる回り止めリブと、前記スライド部材の前記一端の側から前記軸方向に延びる回り止め溝とによって構成されることを特徴とする。
更に、前記突き刺し部は、最も前記他端の側に位置する基部と、最も前記一端の側に位置する頂部とを有し、前記スライド部材の前記一端の側への摺動が完了した際に、前記基部は、前記閉塞部より前記他端の側に位置することを特徴とする。
更に、前記側壁部の前記他端には取り外し可能な閉塞部材が取り付けられることを特徴とする。
前記側壁部は、前記他端の外周面から外方に突出する外周リブを更に有することを特徴とする。
前記口栓本体は、前記内周面に形成された本体係合部を更に有し、前記スライド部材は、前記外周面から外方に突出し、前記本体容器の前記口部に取り付けられる前に前記本体係合部と嵌合する第1係合部と、前記第1係合部よりも前記他端の側で前記外周面から外方に突出し、前記本体容器の前記口部が取り付けられて前記スライド部材の摺動が完了した際に前記本体係合部と嵌合する第2係合部とを更に有することを特徴とする。
更に、前記本体係合部は、前記内周面から内方に突出し、前記スライド部材の前記外周面と密着し、前記本体係合部が前記液密嵌合部を構成することを特徴とする。
前記口栓本体は、前記側壁部の一端から内方に突出する肩部を更に備え、前記肩部は、前記フランジの前記一端の側への摺動を止めるように構成されていることを特徴とする。
前記スライド部材は、前記外周面に溝を更に有し、前記口部の前記内周面と、前記スライド部材の前記外周面とが嵌合した際の嵌合面は前記溝以外において液密となるように構成されていることを特徴とする。
前記スライド部材は、前記他端の側に向かって内方に収縮する注出部誘い面を更に備えることを特徴とする。
更に、本発明は、前記口部の外周面に前記ねじが形成されている前記本体容器に中身を補充する詰め替え容器であって、前記詰め替え容器は、上述されたいずれかの詰め替え容器用口栓を備えることを特徴とする。
本発明によれば、本体容器に中身を補充する詰め替え容器用口栓であって、一端から他端まで延びる筒状の口栓本体と、口栓本体の内周面の側で、回り止め部によって口栓本体に対する回転が規制され、軸方向に摺動する筒状のスライド部材とを備え、口栓本体は、破断可能な薄肉部を介して口栓本体と連結し、一端の側を封止する閉塞部と、他端から延びる内周面にねじが形成された側壁部とを有し、口栓本体と、スライド部材とは液密嵌合部で嵌合し、スライド部材は、液密嵌合部よりも他端の側で外周面から外方に突出するフランジと、液密嵌合部よりも一端の側で閉塞部と対向する突き刺し部とを有し、本体容器の口部に形成されているねじと、側壁部のねじとがかみ合わされた際に、口部の内周面と、スライド部材の外周面とが嵌合し、口部の天面がフランジを押し込むことによって、突き刺し部が、口栓本体から閉塞部を部分的に付着した状態で破断するように構成されるので、詰め替えの際に、中身がこぼれず、円滑に流れる詰め替え容器用口栓を提供することができる。
更に、液密嵌合部は、回り止め部よりも他端の側に位置する構成によれば、詰め替えの際に、中身がよりこぼれず、円滑に流れる詰め替え容器用口栓を提供することができる。
更に、回り止め部は、口栓本体の一端の側から軸方向に延びる回り止めリブと、スライド部材の一端の側から軸方向に延びる回り止め溝とによって構成されるので、詰め替えの際に、中身がこぼれず、より円滑に流れる詰め替え容器用口栓を提供することができる。
更に、突き刺し部は、最も他端の側に位置する基部と、最も一端の側に位置する頂部とを有し、スライド部材の一端の側への摺動が完了した際に、基部は、閉塞部より他端の側に位置する構成によれば、詰め替えの際に、中身がこぼれず、より円滑に流れる詰め替え容器用口栓を提供することができる。
更に、側壁部の他端には取り外し可能な閉塞部材が取り付けられる構成によれば、輸送時や、保管時に中身がこぼれず、かつ異物が混入しない詰め替え容器用口栓を提供することができる。
側壁部は、他端の外周面から外方に突出する外周リブを更に有する構成によれば、表面積の広がった口栓本体の他端を効果的に活用することができる。そして、口栓本体の他端を下側にして載置しやすくしたり、口栓本体の他端に閉塞部材を取り付けやすくしたりすることができる。
口栓本体は、内周面に形成された本体係合部を更に有し、スライド部材は、外周面から外方に突出し、本体容器の口部に取り付けられる前に本体係合部と嵌合する第1係合部と、第1係合部よりも他端の側で外周面から外方に突出し、本体容器の口部が取り付けられてスライド部材の摺動が完了した際に本体係合部と嵌合する第2係合部とを更に有する構成によれば、詰め替えの際に、より確実に中身がこぼれず、円滑に流れる詰め替え容器用口栓を提供することができる。
更に、本体係合部は、内周面から内方に突出し、スライド部材の外周面と密着し、本体係合部が液密嵌合部を構成するので、詰め替えの際に、より確実に中身がこぼれず、円滑に流れる詰め替え容器用口栓を提供することができる。
口栓本体は、側壁部の一端から内方に突出する肩部を更に備え、肩部は、フランジの一端の側への摺動を止めるように構成されているので、詰め替えの際に、セットの完了が分かりやすい詰め替え容器用口栓を提供することができる。
スライド部材は、外周面に溝を更に有し、口部の内周面と、スライド部材の外周面とが嵌合した際の嵌合面は溝以外において液密となるように構成されているので、詰め替えの際に、空気の置換が行われ、より確実に中身がこぼれず、より円滑に流れる詰め替え容器用口栓を提供することができる。
スライド部材は、他端の側に向かって内方に収縮する注出部誘い面を更に備える構成によれば、本体容器に対する詰め替え容器用口栓の位置合わせができ、詰め替え容器をスムースに差し込むことができる。このため、詰め替えの際に、より確実に中身がこぼれず、円滑に流れる詰め替え容器用口栓を提供することができる。
更に、本発明によれば、口部の外周面にねじが形成されている本体容器に中身を補充する詰め替え容器であって、詰め替え容器は、上述されたいずれかの詰め替え容器用口栓を備えるので、詰め替えの際に、中身がこぼれず、円滑に流れる詰め替え容器用口栓を備えた詰め替え容器を提供することができる。
本実施形態に係る詰め替え容器用口栓の一例が示された平面図である。 図1の詰め替え容器用口栓の正面図である。 図1の詰め替え容器用口栓の側面図である。 図1の詰め替え容器用口栓の底面図である。 図1のV−V線断面図である。 図2に、スライド部材の初期の位置が模式的に重ね合わされた正面図である。 図5の要部拡大断面図である。 本実施形態に係る詰め替え容器用口栓を備えた詰め替え容器の一例が示された正面図である。 本体容器への詰め替え容器の連結開始時の状態が示された要部断面図である。 本体容器への詰め替え容器の連結完了時の状態が示された要部断面図である。
以下に、図面を参照しつつ、本発明の実施形態の詳細を説明する。まず、ここでは図示せぬ本体容器に中身を補充する本実施形態に係る詰め替え容器を構成する詰め替え容器用口栓について詳細に説明する。図1は、本実施形態に係る詰め替え容器用口栓1の一例が示された平面図である。ここでは、説明の便宜上、平面視で円状の口栓本体10から直径方向の両側に略三角形状に突出する接着部11、11が位置する図1における左右方向がそれぞれ左、及び右とされる。なお、ここでの平面図では、詰め替えの際に本体容器と連結される側が示されている。
図1に示されるように、詰め替え容器用口栓1は口栓本体10と、スライド部材30とを備える。なお、好ましくは、口栓本体10には、図示せぬ摘み部によって取り外し可能な閉塞部材としてのフィルムシール60が取り付けられており、図1に示される平面図においては、詰め替え容器用口栓1の各構成の大部分がフィルムシール60によって隠れた状態となっている。本体容器と連結される側に、取り外し可能なフィルムシール60が取り付けられる構成によって、フィルムシール60が取り外されるまで口栓本体10の内部をきれいな状態に保つことができ、詰め替えの際に外部から異物が混入することを防止することができる。更に、フィルムシール60が取り付けられる構成によって輸送時、保管時に中身がこぼれない。口栓本体10へのフィルムシール60の取り付けの方法は熱等による融着でも良く、接着剤等による貼り付けでも良い。
図2は図1の詰め替え容器用口栓1の正面図であり、図3はその側面図であり、図4はその底面図である。口栓本体10は、一端から他端まで延びる筒状に構成される。ここでは、接着部11が位置する図2での下側が口栓本体10の一端とされ、フィルムシール60が取り付けられる図2での上側が口栓本体10の他端とされる。なお、説明の便宜上、口栓本体10の一端(図2での下側)、及び他端(図2での上側)が位置する側が口栓本体10に限らずそれぞれ単に、一端の側、及び他端の側と称される。
口栓本体10は、円筒状の側壁部12を有する。更に、口栓本体10は、図2等に例示されるように、側壁部12の他端の外周面から外方に突出する外周リブ13を有することが好ましい。外周リブ13を有する構成によれば、表面積の広がった口栓本体10の他端を効果的に活用することができる。より具体的に、外周リブ13を有する構成によって例えば、口栓本体10の他端を下側にした状態で載置しやすくしたり、口栓本体10の他端にフィルムシール60を取り付けやすくしたりすることができる。
なお、外周リブ13は、フィルムシール60に限らず、他の閉塞部材の取り付け部として、シュリンク包装の抜け止めや、オーバーキャップとの嵌合等に用いられても良い。これらの他の閉塞部材によっても、詰め替えの際に、塵埃や、雑菌等の異物が外部から混入することを防止することができる。これらの閉塞部材の材料は、異物の混入が防止されるものであれば特に限定はなく、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタラート、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル、アルミニウム箔が用いられる。なお、外周リブ13は、閉塞部材の取り付けやすさの点で、側壁部12の他端の外周面から外方に突出することが好ましい。しかしながら、外周リブ13は、成形が可能であること、及び閉塞部材の取り付けが可能であることという条件を満たすのであれば、内方に突出する形態であっても構わない。
口栓本体10には、側壁部12の一端に連接して接着部11が設けられている。接着部11は、詰め替え容器用口栓1の取り付けの対象である詰め替え容器の形状に応じて形成されれば良い。
本実施形態においては、可撓性を有する材料が重ね合わされた上で接着されて袋状に形成されたパウチのような容器への取り付けに用いられる舟形の接着部11が例示されている。すなわち、図4の底面視で示されるように接着部11は、詰め替え容器用口栓1の正面(図4の上)、及び背面(図4の下)の両側において、円弧状の中央の部分から接線状に左右両側に延びて形成されている。そして、図2に示される接着部11の正面側の側面が詰め替え容器の一側の内面に接着され、図3に、その半分が示される接着部11の背面側の側面が詰め替え容器の他側の内面に接着されることによって詰め替え容器用口栓1が詰め替え容器に取り付けられる。
なお、接着部11の底面視における円弧状の部分の内方には円形の閉塞部50が薄肉部51を介して形成される。このように、口栓本体10の一端の側は閉塞部50によって、流路部20の開口が封止されるように構成される。そして、薄肉部51が破断することによって開口が開放されて、中身の流路部20を形成する。
図5は図1のV−V線断面図である。口栓本体10の側壁部12には、他端から延びる内周面にねじ、すなわちめねじ14が形成される。めねじ14は、本体容器の口部に形成されているねじ、すなわちおねじとかみ合って、本体容器と、詰め替え容器とが緩みにくく、確実に連結される形状であれば良い。
より具体的には、本体容器のおねじの寸法に合わせて、めねじ14の谷径(側壁部12の内周面の外径に相当)や、山径、ピッチ(一端の側と、他端の側とで隣り合うめねじ14、14におけるそれぞれのねじ山(ねじ谷)間の距離)等が形成されている。めねじ14は、本体容器のおねじに対応したものであれば良く、その形状は、一条ねじであっても良く、二条ねじや、三条ねじ等の多条ねじであっても良い。更に、平面視において、めねじ14の一方の端から他方の端までの間を周回する角度である巻き角度についても本体容器と、詰め替え容器とが緩みにくく、確実に連結される角度であれば良い。
口栓本体10は、めねじ14よりも一端の側に、側壁部12の内周面の一端から内方に突出する肩部15を有している。なお、肩部15は、接着部11と、側壁部12との境に合わせると形成しやすくて良い。
閉塞部50は、口栓本体10の一端の側を封止する。より具体的に、閉塞部50は、口栓本体10の一端に円板状に形成される。そして、閉塞部50は、その外縁が周回状の薄肉部51を介して接着部11と接続される。閉塞部50は、接着部11に形成されている開口に対応した形状とされる。
薄肉部51は、接着部11に形成される開口と略同寸で形成される。薄肉部51は、一端の側から断面視で、V字型の溝状に形成されることが、成形が容易であること、破断が、容易、かつ確実に行えること、及び破断後の形状が保持されやすいことから好ましい。
筒状のスライド部材30は、口栓本体10の内周面の側、かつ閉塞部50より他端の側に口栓本体10、閉塞部50、及び薄肉部51と同軸上に収容される。なお、スライド部材30は、本体容器の口部に取り付けられる前、すなわち詰め替えのまだ行われていない図5に示される初期の位置から一端の側に向かって、口栓本体10に対して軸方向に摺動するように構成される。口栓本体10と、スライド部材30とは、例えば肩部15の付近の液密嵌合部21で液密に嵌合している。
スライド部材30は、液密嵌合部21よりも一端の側で、閉塞部50と対向する突き刺し部31を有する。更に、突き刺し部31の一端の側には、スライド部材30を軸方向に貫通する開口部32が形成される。一方で、スライド部材30は、液密嵌合部21よりも他端の側で外周面から外方に突出するフランジ33を有する。スライド部材30のフランジ33よりも他端の側が注出部34である。注出部34の他端の側には、スライド部材30を軸方向に貫通する開口が形成される。開口部32から、スライド部材30の内部を経て、注出部34を通り抜けるまでの空間が中身の流路部20となる。
なお、フランジ33よりも一端の側の口栓本体10、及びスライド部材30の構成は、平面視で例えば角型であっても良く円形に限定されるものではない。しかしながら、これらは、本体容器への詰め替え容器の取り付けの容易さや、中身の流れやすさ等の観点から円形であることがより好ましい。
図6は、図2に、スライド部材30の初期の位置が模式的に重ね合わされた正面図である。突き刺し部31は、最も他端の側に位置する突き刺し部基部31bと、最も一端の側に位置する突き刺し部頂部31tとを有する。図6に例示されたスライド部材30は、一端の側の端部が斜めに切断され、スライド部材30の軸方向の中途に位置する突き刺し部基部31bから一端の側の突き刺し部頂部31tに向かって正面視で三角形状の突き刺し部31を有している。突き刺し部頂部31tは、スライド部材30が初期の位置において閉塞部50と接触する程度に位置すると良い。一方で、突き刺し部基部31bは、スライド部材30の摺動が完了した状態において薄肉部51の他端側に位置すると良い。突き刺し部31は、このような位置関係が満たされるのであれば例示された正面視で三角形状には限らず、例えば段状に形成されていても良い。
図6では、突き刺し部基部31bと、突き刺し部頂部31tとの間が斜めに切断されているのに対し、突き刺し部基部31b、及び突き刺し部頂部31tではそれぞれが、軸方向に対して垂直に形成されている例が示されている。突き刺し部頂部31tは、軸方向に対して垂直に形成されることによって、閉塞部50への突き刺さりが防がれて、薄肉部51を効率良く押し破る力を伝えることができるため、閉塞部50の押し込み、及び薄肉部51の破断がより確実となる。
開口部32は、突き刺し部31の内周に位置し、スライド部材30の一端の側の端に楕円状に形成されている。広い面積を有する開口部32によって詰め替えの際に中身をより高速で流すことができる。
フランジ33より一端の側の領域における外周にはスライド部材外周面36が略同一径に形成される。液密嵌合部21よりも他端の側におけるスライド部材外周面36には、外方に突出して、スライド部材30の周方向に環状に延びるスライド部材第1係合部37が形成されている。スライド部材第1係合部37よりも更に他端の側には同様に、スライド部材第2係合部38が形成されている。なお、スライド部材第2係合部38よりも更に他端の側には上述されたフランジ33が形成されている。
図7は図5の要部拡大断面図である。口栓本体10は、肩部15よりも一端の側に、同一径に内周面が形成された本体内周部16を有する。本体内周部16は、対向するスライド部材外周面36との間にわずかな隙間を有する。この隙間によって、スライド部材30の口栓本体10に対する滑りが良好となる。なお、本体内周部16の一端が、上述された接着部11に形成されている開口の周縁となる。
口栓本体10の肩部15の付近には、本体内周部16から内方に突出して、口栓本体10の周方向に環状に延びる本体係合部17が形成されている。本体係合部17は、スライド部材外周面36と密着し、液密嵌合部21を構成する。液密嵌合部21を構成する本体係合部17によって口栓本体10と、スライド部材30との間に中身が浸入しないようにすることができる。なお、液密嵌合部21は、本体内周部16と、スライド部材外周面36とが液密に嵌合される構成であれば良く、口栓本体10、及びスライド部材30のいずれに形成されていても構わない。
本体係合部17は、図7に例示されるように肩部15の付近に形成されることが、スライド部材30の動きやすさ等の観点から好ましいものの、肩部15よりも一端の側の本体内周部16に形成されていても良い。なお、口栓本体10は、本体係合部17が1つとされることで、スライド部材30がより動きやすくなって良く、本体係合部17が複数とされることで、中身がよりこぼれにくくなって良い。
本体内周部16には、内方に突出して、一端の側から軸方向に延びる回り止めリブ18が形成されている。一方で、スライド部材外周面36には、一端の側から軸方向に延びる回り止め溝35が形成されている。これら、回り止めリブ18と、回り止め溝35とによってスライド部材30の回り止め部が構成されている。回り止め部は、初期の状態で嵌合しており、そして、スライド部材30の一端の側への摺動が完了するまでの範囲で嵌合する長さで形成されれば良い。回り止め部によって、口栓本体10に対してスライド部材30が回らないので、突き刺し部31が薄肉部51を破断する際に、全周にわたって破断してしまうことが防止される。
なお、回り止め部は、口栓本体10に対してスライド部材30が回転しない構成であれば良く、成形、及び組み立てが可能ならば、リブと、溝とが逆に形成されていても構わない。更に、上述されたフランジ33よりも一端の側の口栓本体10、及びスライド部材30の構成が、平面視で例えば角型とされることによっても周り止め部を構成することができる。
液密嵌合部21は、回り止め部よりも他端の側に位置することが好ましい。こうすることで、回り止めリブ18と、回り止め溝35とに間隙を有していたとしても中身が、口栓本体10と、スライド部材30との間からは漏れることがない。
回り止め部は、平面視で対称に設けられることでその成形が容易となることから2箇所や、4箇所等に設けられても良い。しかしながら、回り止め部は、1箇所に設けられさえすればその機能を発揮することができる。回り止め部が1箇所の場合には、突き刺し部頂部31tの位置に合わせて設けられることが好ましい。こうすることで、回り止めリブ18と、回り止め溝35とを初期に嵌合させることが容易にできる。更に、回り止めリブ18が、口栓本体10の一端に接続している、すなわち、薄肉部51に隣接している場合には、突き刺し部頂部31tが薄肉部51を押し込む際に回り止めリブ18を有することによって応力を集中させて破断しやすくすることもできる。
上述されたように、薄肉部51は、接着部11に形成される開口と略同寸で形成される。したがって、薄肉部51は、スライド部材外周面36や、突き刺し部31の外周面とも略同寸で形成される。これによって、突き刺し部31は、薄肉部51に沿った押し込みによって、薄肉部51を容易に破断させることができ、かつ薄肉部51を全周は破断させずに、部分的に、口栓本体10に付着した状態で破断させることができる。このような構成によって、薄肉部51が破断された後に閉塞部50が、詰め替え容器の内部に混入し、詰め替え容器が絞りだされる際の妨げになったり、詰め替え容器から本体容器への中身の流路をふさいだりしてしまうことがない。したがって、このような構成の詰め替え容器用口栓1によればより円滑に中身が流れるようにすることができる。
なお、薄肉部51は、口栓本体10から破断しやすく、かつ口栓本体10に一部が連結された状態で破断される構成であれば良く、その形状は限定されない。例えば、薄肉部51は、円周方向に断面形状や厚さが異なるように形成されていても良い。
上述されたように、スライド部材外周面36の外径は、本体内周部16の内径よりわずかに小に形成される。スライド部材外周面36の外径が本体内周部16の内径に近づきすぎると、口栓本体10に対してスライド部材30が動きにくくなり、本体内周部16の内径より小さすぎると隙間に中身が浸入しやすくなったり、スライド部材30ががたつきやすくなったりして好ましくない。
上述されたように、スライド部材30は組み立ての際に、突き刺し部頂部31tが閉塞部50と接触する程度に位置される。この状態において、スライド部材第1係合部37は、本体係合部17と嵌合する位置、より具体的には、本体係合部17よりも一端の側に設けられており、スライド部材30が他端の側へと動かないように構成されている。したがって、本体係合部17と、スライド部材第1係合部37とが嵌合する位置関係がスライド部材30の初期の位置とされている。そして、この状態で、口栓本体10の一端の側が上向き(図7から上下反転された状態)にされたとしても、スライド部材30が他端の側へ移動して、口栓本体10から外れることがないような構成になされている。
一方で、スライド部材30は、口栓本体10の肩部15と、フランジ33とによって一端の側への移動の範囲が規制される。すなわち、スライド部材30は、フランジ33が、初期の位置から、一端の側の方向に押し込まれ、肩部15と接することでその摺動が完了するように構成されている。肩部15は、フランジ33の一端の側への移動を止めるように構成されるので、詰め替えの際に、セットの完了が分かりやすい。そして、肩部15は、フランジ33の一端の側への移動を止めるように構成されるので、スライド部材30が一端の側に行き過ぎる等して口栓本体10と、スライド部材30との間等から中身が漏れ出すことがない。そして、肩部15と、フランジ33との位置関係によって、スライド部材30の移動の距離を適切に設計することができる。
スライド部材30の摺動が完了した状態においてスライド部材第2係合部38は、本体係合部17と嵌合する位置、より具体的には、本体係合部17よりも一端の側に設けられており、スライド部材30が他端の側へと動かないように構成されている。すなわち、スライド部材30は、フランジ33が、一端の側の方向に押し込まれ、スライド部材第2係合部38が本体係合部17を乗り越えた後にその摺動が完了するように構成されている。そして、スライド部材30の摺動が完了した際には本体係合部17と、スライド部材第2係合部38とによって、口栓本体10の一端の側が上向き(図7から上下反転された状態)にされたとしても、スライド部材30が他端の側へ移動しないように構成されている。
このように、詰め替え容器用口栓1は、スライド部材第1係合部37、及びスライド部材第2係合部38を有する構成によって、スライド部材30の移動を状況に応じて停止し、より確実に中身がこぼれないようにすることができる。
なお、スライド部材30が初期の位置にある際における側壁部12の内周面の側には、フランジ33を境として他端の側に、第1空間部22が形成され、一端の側に、第2空間部23が形成されている。詰め替え容器用口栓1は、詰め替えの際に、第1空間部22に本体容器の口部が差し込まれるように構成されている。そして、スライド部材30の摺動が完了した際、すなわちスライド部材30が一端の側の方向に押し込まれ、肩部15と、フランジ33とが接触した際における側壁部12の内周面の側には、第2空間部23が消失する。
スライド部材30は、フランジ33よりも他端の側に注出部34を有する。注出部34は、他端の側を先端として、フランジ33から延びて構成される。スライド部材30は、図7に例示されるように、注出部34の外周面である注出部側壁40の他端の側に向かって内方に収縮する注出部誘い面41を更に備えていることが好ましい。先端が、テーパ状に形成された注出部誘い面41によって本体容器の開口に対して、詰め替え容器用口栓1の位置合わせができ、詰め替え容器用口栓1を差し込みやすくすることができる。更に、注出部34の一端の側が、本体容器の口部内面よりも太く形成されることによって注出部側壁40を本体容器の口部内面に確実に密着させることができる。したがって、詰め替えの際に、本体容器と、詰め替え容器用口栓1との間からより確実に中身がこぼれないようにすることができる。
スライド部材30は、図7に例示されるように、注出部側壁40と、この注出部側壁40につながったフランジ33における注出部34の側の面とに側面視でL字状にくぼんだ溝42を更に有していることが好ましい。注出部側壁40と、本体容器の口部内面とが密着した状態において、溝42と、本体容器の口部内面との間には空隙が形成される。
このように、図7に例示される詰め替え容器用口栓1は、本体容器の口部内面と、スライド部材30の注出部側壁40とが嵌合した際の嵌合面は溝42以外において液密となる一方で、溝42は空気の通り道となるように構成されている。したがって、詰め替えの際に、本体容器と、詰め替え容器用口栓1との間からより確実に中身がこぼれず、更に、本体容器の内部の空気が容易に排出(置換)されることによってより円滑に中身が流れるようにすることができる。
詰め替え容器用口栓1は、成形性に優れ、柔軟性を有し、密着性に優れ、引き裂き性に優れ、詰め替え容器との接着性、好ましくは熱接着性に優れる材料であると良い。詰め替え容器用口栓1の材料としてより具体的には、低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィンを用いることができ、更に、これらの熱可塑性樹脂が混合されたものであっても良い。そして、これらの熱可塑性樹脂を用い、射出成形等によって、口栓本体10、及びスライド部材30の2つの部品をそれぞれ形成し、これらを組み合わせることによって詰め替え容器用口栓1を作製することができる。
本実施形態に係る詰め替え容器は、詰め替え容器用口栓1を備える。図8は、本実施形態に係る詰め替え容器用口栓1を備えた詰め替え容器80の一例が示された正面図である。図8には、パウチ70に詰め替え容器用口栓1が取り付けられた詰め替え容器80が例示されている。
パウチ70は、可撓性を有するフィルムが重ね合わされた上でその周縁部が接着されて袋状に形成されたものである。そして、図8に示されるように、接着部11の正面側の側面11fが、パウチ70の一側の内面71に接着され、図示せぬ接着部11の背面側の側面が、パウチ70の他側の内面に接着されている。接着部11(正面側の側面11f)と、パウチ70(内面71)との接着は、熱融着であることが好ましいものの、接着剤等によって貼りつけても良い。
詰め替え容器80の製造工程は、パウチ70に図示せぬ中身が充填されてから詰め替え容器用口栓1が取り付けられても良く、先に、詰め替え容器用口栓1の取り付けられたパウチ70に中身が充填されても良く、状況に応じて適宜選択される。先に、詰め替え容器用口栓1の取り付けられたパウチ70に中身を充填する場合には、中身の充填用に、未接着の周縁部を残しておき、中身の充填後に接着が行われるようにすれば良い。
パウチ70を構成するフィルムは、中身の性質や、包装材料としてのフィルムに要求される機能に応じて適宜選択される。フィルムは、単層であっても多層であっても良い。多層フィルムの場合には内側から例えば、ヒートシール層、及び基材層が積層された2層構造とすることができる。詰め替え容器用口栓1と接するパウチ70の内側がヒートシール層とされることで、パウチ70のヒートシール層と、詰め替え容器用口栓1の接着部11とを容易に熱融着させることができる。
ヒートシール層には、ヒートシール性に優れた例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、環状ポリオレフィンといったポリオレフィンを原料としたフィルムが用いられれば良い。ヒートシール層の厚さは、10 μm以上であることが好ましく、40 μm以上であることがより好ましく、80 μm〜200 μmであることが特に好ましい。基材層には例えば、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリアミドを原料に製造され、二軸延伸されたフィルムが用いられれば良い。基材層の厚さは、10 μm〜50 μmであることが好ましく、12 μm〜25 μmであることがより好ましい。更に、ヒートシール層は基材層に対して、2倍〜20倍の厚さであることが好ましく、4倍〜10倍の厚さであることがより好ましい。
多層フィルムには必要に応じて、酸素や水蒸気等の透過を阻止するガスバリア性や、可視光や紫外線等の透過を阻止する遮光性等を付加するためのバリア層が更に設けられても良い。バリア層には例えば、酸化アルミニウムや酸化ケイ素等の蒸着膜や、アルミニウム箔が用いられれば良い。バリア層は複数の層であっても構わない。更に、基材層の表面や、裏面には印刷層が設けられていても良い。各層の積層方法には限定はなく、例えばポリウレタン系接着剤によるドライラミネーションによって積層することができる。更に、基材層の表面には外層が設けられていても良い。
更に、詰め替え容器80の包装形態についても特に限定はなく、例示されたパウチ70以外にも、スタンディングパウチ、二方シール袋、三方シール袋、四方シール袋、ガゼット袋、ピロー包装袋、角底袋、バッグインボックス内袋、その他等の各種の包装形態から選択して用いることができる。
更に、詰め替え容器80は、上述された包装容器に限らず紙容器であっても良い。紙容器に、詰め替え容器用口栓1が取り付けられる場合には例えば、接着部11の他端の側に平面視で、側壁部12より外方に突出するフランジ状の平坦面を有していると良い。そして、紙容器の例えば天板の内面と、詰め替え容器用口栓1の接着部11の平坦面とが接着されれば良い。なお、平坦面の形状は円形であることが接着性の点で好ましいものの、四角形や、多角形、不定形状であっても構わない。紙容器の形態についても特に限定はなく、詰め替えに適した形状、例えばフラットトップ型のような天面が平坦な容器であると良い。
紙容器を構成する積層材は、上述されたパウチ70を構成するフィルムの基材層に上述された合成樹脂の替わりに紙材が用いられれば良い。紙材としては、コートボール等の板紙、純白ロール紙、ミルクカートン原紙、コート紙、クラフト紙、加工紙等を用いることができる。紙材による層は複数に積層されていても良い。紙材の坪量は、紙容器の形態に応じて適宜決定することができ、80 g/m〜600 g/mであることが好ましく、100 g/m〜450 g/mであることがより好ましい。更に、紙材の厚さは、110 μm〜860 μmであることが好ましく、140 μm〜640 μmであることがより好ましい。
更に、詰め替え容器80は、上述された包装容器や紙容器に限らずボトルであっても良い。ボトルは、詰め替えの容易性の観点から可撓性を有する材料であることが好ましいものの、ボトルに充填される中身が、自重で容易に流れ落ちる程度に流動性を充分に有する場合には、可撓性を有さない材料、例えばガラス瓶であっても構わない。
次に、本実施形態に係る詰め替え容器80による中身の詰め替え方法について詳細に説明する。図9は、本体容器100への詰め替え容器80の連結開始時の状態が示された要部断面図であり、図10は、本体容器100への詰め替え容器80の連結完了時の状態が示された要部断面図である。なお、図9、及び図10では、上述された図5や、図8等とは上下が反転され、口栓本体10の一端が上側に、口栓本体10の他端が下側に示されている。
詰め替えの際にはまず、口栓本体10から、ほこり除けとしてのフィルムシール60が剥がされる。詰め替え容器用口栓1は、フィルムシール60によって覆われて清浄な状態なので、詰め替え容器80の口部や内面にほこりや菌等の異物が入らない状態で詰め替えが開始される。フィルムシール60が剥がされたことによって露出した第1空間部22が口部101と重なるように本体容器100に、詰め替え容器80が連結される。
詰め替えの際には、口部101が上を向いた本体容器100の上方から詰め替え容器用口栓1が、その他端の側が下向きとなるように上下反転されて取り付けられる。このように、詰め替え容器80がひっくり返されても、中身は、閉塞部50によって密封されているのでこぼれない。したがって、詰め替えを始める前に、本体容器100に、詰め替え容器80を取り付ける際に勢い余って、詰め替え容器80から中身をこぼすことがない。更に、詰め替えの際に、本体容器100の側をひっくり返す必要がないので本体容器100に残液があっても中身をこぼさずに詰め替えを行うことができる。更に、スライド部材30は、初期の位置において、本体係合部17と、スライド部材第1係合部37とが嵌合しているので詰め替え容器80がひっくり返されても口栓本体10から外れることはない。
スライド部材30の注出部34は、その先端に、注出部誘い面41がテーパ状に形成されていることによって本体容器100の口部内面102に誘い込まれて本体容器100の開口部103に挿入されやすくなっている。そして、開口部103に注出部34が挿入された際には口部内面102と、注出部側壁40とが液密に嵌合する。したがって、この時点で、詰め替え容器80から本体容器100へと中身が流れた場合に、口部内面102と、注出部側壁40との嵌合部からの液漏れを防ぐことができる状態となっている。ただし、少なくとも、口部天面105と、フランジ33とが液密に嵌合していれば口部内面102と、注出部側壁40とが液密に嵌合していなくても液漏れを防ぐことができる。
次に、本体容器100に対して詰め替え容器用口栓1を回転させると、本体容器100のおねじ104(ねじ)と、口栓本体10の側壁部12のめねじ14とがかみ合い、詰め替え容器用口栓1が、本体容器100の口部101にねじ込まれていく。その際には、注出部34の外面の注出部側壁40と、口栓本体10の側壁部12とで詰め替え容器用口栓1が本体容器100に対してセンタリングされているので、確実、かつスムースに回転が可能である。ここで、センタリングとは、ずれの生じている本体容器100のおねじ104の回転軸と、口栓本体10のめねじ14の回転軸とを一致させるように寄せることである。
詰め替え容器用口栓1が口部101にねじ込まれていく際にはスライド部材30のフランジ33が、本体容器100の口部天面105に当たる。このため、スライド部材30は、本体容器100によって一端の側に押し込まれ、第2空間部23の体積が減少するように、口栓本体10に対して回転しながら一端の側(図9の上側)に移動する。
スライド部材30が一端の側に移動することで、突き刺し部31が、口栓本体10の一端の側を封止していた閉塞部50を押し込んで、薄肉部51は、口栓本体10から破断する。この際に、おねじ104と、めねじ14とのかみ合いの力が用いられているため、強い力を必要とせずに、突き刺し部31による閉塞部50の破断を行うことができる。
突き刺し部頂部31tによって破断された薄肉部51は薄肉破断部51bを形成する。薄肉破断部51bは、突き刺し部頂部31tを起点に薄肉部51の円周上に広がっていく。しかしながら、詰め替え容器用口栓1は、スライド部材30の一端の側への摺動が完了した際に、突き刺し部基部31bは、閉塞部50より他端の側に位置するように構成されている。したがって、薄肉破断部51bは、薄肉部51の全周に波及することはなく、口栓本体10と、閉塞部50とが連結したままの薄肉連結部51cが突き刺し部基部31bの側に残る。
このように、閉塞部50は、スライド部材30の一端の側への摺動が完了した際にも、薄肉連結部51cで口栓本体10と連結されているため、詰め替え容器80の内部に脱落しない。更に、その際に、突き刺し部基部31bと、薄肉連結部51cとが引っかかって戻りにくくなっている。したがって、閉塞部50が、詰め替え容器80の内部に混入し、詰め替え容器80が絞りだされる際の妨げになったり、詰め替え容器80から本体容器100への中身の流路をふさいだりしてしまうことがない。
図10に示されるように、スライド部材30が、口栓本体10の一端よりも突出し、詰め替え容器80の内部から、開口部32、スライド部材30の内部、注出部34へと続く流路部20が連通すると詰め替え容器80から本体容器100への中身の注出が始まる。図10には、中身の流れfが模式的に矢印で示されている。図10に例示されるように、開口部32が、スライド部材30の一端の側の端に形成されていて、開口部32の面積を広く取ることができ、詰め替えの際に中身をより高速に流すことができる。
詰め替え容器80から本体容器100へと中身が流れている間には、液密嵌合部21を構成する本体係合部17と、スライド部材外周面36とは周方向に全周にわたって液密に嵌合している。これによって、本体内周部16と、スライド部材外周面36との間から、第2空間部23、及び第1空間部22を経て、側壁部12と、本体容器100の口部101との間に至るまでの部分からの液漏れを防止することができる。
なお、本体容器100に対して詰め替え容器用口栓1を回転させていくと、第2空間部23の体積が漸減していく。そして、フランジ33が、口栓本体10の肩部15に接した時点で第2空間部23がなくなり、本体容器100に対する詰め替え容器80の回転、及びスライド部材30による薄肉部51の破断、及び閉塞部50の持ち上げが完了する。スライド部材30の摺動が完了した際には本体係合部17と、スライド部材第2係合部38とによって、スライド部材30が他端の側(図10の下側)へ移動しない。このため、流路部20が安定的に確保され続ける一方で、本体容器100から詰め替え容器80を取り外す際には速やかに、口部101から注出部34を取り外すことができる。なお、回転の完了は、これに限らず、本体容器100と、めねじ14とのかかりの完了や、本体容器100と、口栓本体10との接触等、種々の方法によって規定することができる。
以上のように、本実施形態に係る詰め替え容器用口栓1の構成によれば、本体容器100の口部101に詰め替え容器用口栓1を取り付けて中身を注出するまで誤って中身をこぼすことはない。更に、フィルムシール60を有する構成によって、外部から、ほこりやごみ、菌等の異物が侵入することはない。そして、本実施形態に係る詰め替え容器用口栓1の構成によれば、突き刺し部31が確実に、薄肉部51を破断した上で閉塞部50を持ち上げ、充分な流路が確保できるため、高速での詰め替えが可能である。
以上に説明がなされたように、本実施形態に係る詰め替え容器用口栓1は、一端から他端まで延びる筒状の口栓本体10と、本体内周部16の側で、回り止め部を構成する回り止めリブ18と回り止め溝35とによって口栓本体10に対する回転が規制され、軸方向に摺動する筒状のスライド部材30とを備え、口栓本体10は、破断可能な薄肉部51を介して口栓本体10と連結し、一端の側を封止する閉塞部50と、他端から延びる内周面にめねじ14が形成された側壁部12とを有し、口栓本体10と、スライド部材30とは液密嵌合部21で嵌合し、スライド部材30は、液密嵌合部21よりも他端の側でスライド部材外周面36から外方に突出するフランジ33と、液密嵌合部21よりも一端の側で閉塞部50と対向する突き刺し部31とを有し、本体容器100の口部101に形成されているおねじ104と、側壁部12のめねじ14とがかみ合わされた際に、口部内面102と、スライド部材外周面36とが嵌合し、口部天面105がフランジ33を押し込むことによって、突き刺し部31が、口栓本体10から閉塞部50を部分的に付着した状態で破断するように構成される。
本実施形態に係る構成よれば、詰め替え容器用口栓1が本体容器100と重ね合わされ、本体容器100に対して詰め替え容器80を回転させない限り、閉塞部50によって中身が密封されている。このため、実際に、詰め替えが行われるまでは、詰め替え容器80がいかなる向きとされても中身が漏れ出すことがない。すなわち、本体容器100と、詰め替え容器80との連結の際に勢い余って中身がこぼれてしまうことがなく、更に、本体容器100に残液があっても問題なく詰め替えを行うことができる。更に、本実施形態に係る構成よれば、中身を密封する閉塞部50は、流路部20が開放されて、詰め替えが開始された後にも口栓本体10と連結されたままで分離しない。このため、閉塞部50は、詰め替え容器80の内部に混入し、詰め替え容器80が絞りだされる際の妨げになったり、詰め替え容器80から本体容器100への中身の流路をふさいだりしてしまうことがない。
したがって、本実施形態によれば、詰め替えの際に、中身がこぼれず、円滑に流れる詰め替え容器用口栓1、及び詰め替え容器80を提供することができる。
更に、本実施形態に係る詰め替え容器用口栓1は、側壁部12の他端には取り外し可能なフィルムシール60が取り付けられると良い。このように構成されることによって、詰め替えの際に異物が混入することを防止することができる。
本開示は、本体容器100に対して中身を補充する詰め替え容器用口栓1、及びこれを備えた詰め替え容器80に好適に利用することができる。しかしながら、本開示は、上述された実施形態に限定されるものではない。本開示の詰め替え容器80に充填される中身も、流動性を有し、詰め替えて用いられるものであれば特に限定されず、化粧品、洗剤、医薬品等の日用品や、飲料、調味料等の食品、その他であっても良い。更に、本開示に係る詰め替え容器用口栓1を備えた詰め替え容器80は、詰め替えの際に異物が混入することが効果的に防止されているため、防腐剤の無添加化粧品のような細心の注意を要する中身の収容にも好適である。更に、中身は、流動性を有するのであれば紛体であっても適用可能である。そして、本開示の詰め替え容器80が密封性を有するとともに、酸素や、水蒸気等に対するバリア性を付与することも可能であるので、長期保存用にも適している。
1 詰め替え容器用口栓
10 口栓本体
12 側壁部
13 外周リブ
14 めねじ(ねじ)
15 肩部
17 本体係合部
18 回り止めリブ
21 液密嵌合部
30 スライド部材
31 突き刺し部
31b 突き刺し部基部(基部)
31t 突き刺し部頂部(頂部)
32 開口部
33 フランジ
35 回り止め溝
36 スライド部材外周面(外周面)
37 スライド部材第1係合部(第1係合部)
38 スライド部材第2係合部(第2係合部)
41 注出部誘い面
42 溝
50 閉塞部
51 薄肉部
51b 薄肉破断部
51c 薄肉連結部
60 フィルムシール(閉塞部材)
70 パウチ
80 詰め替え容器

Claims (12)

  1. 本体容器に中身を補充する詰め替え容器用口栓であって、
    一端から他端まで延びる筒状の口栓本体と、
    前記口栓本体の内周面の側で、回り止め部によって前記口栓本体に対する回転が規制され、軸方向に摺動する筒状のスライド部材と
    を備え、
    前記口栓本体は、
    破断可能な薄肉部を介して前記口栓本体と連結し、前記一端の側を封止する閉塞部と、
    前記他端から延びる前記内周面にねじが形成された側壁部と
    を有し、
    前記口栓本体と、前記スライド部材とは液密嵌合部で嵌合し、
    前記スライド部材は、前記液密嵌合部よりも前記他端の側で外周面から外方に突出するフランジと、
    前記液密嵌合部よりも前記一端の側で前記閉塞部と対向する突き刺し部と
    を有し、
    前記本体容器の口部に形成されているねじと、前記側壁部の前記ねじとがかみ合わされた際に、前記口部の内周面と、前記スライド部材の前記外周面とが嵌合し、前記口部の天面が前記フランジを押し込むことによって、前記突き刺し部が、前記口栓本体から前記閉塞部を部分的に付着した状態で破断するように構成されることを特徴とする
    詰め替え容器用口栓。
  2. 前記液密嵌合部は、前記回り止め部よりも前記他端の側に位置することを特徴とする
    請求項1に記載の詰め替え容器用口栓。
  3. 前記回り止め部は、
    前記口栓本体の前記一端の側から前記軸方向に延びる回り止めリブと、
    前記スライド部材の前記一端の側から前記軸方向に延びる回り止め溝と
    によって構成されることを特徴とする
    請求項1乃至2のいずれか1項に記載の詰め替え容器用口栓。
  4. 前記突き刺し部は、
    最も前記他端の側に位置する基部と、
    最も前記一端の側に位置する頂部と
    を有し、
    前記スライド部材の前記一端の側への摺動が完了した際に、前記基部は、前記閉塞部より前記他端の側に位置することを特徴とする
    請求項1乃至3のいずれか1項に記載の詰め替え容器用口栓。
  5. 前記側壁部の前記他端には取り外し可能な閉塞部材が取り付けられることを特徴とする
    請求項1乃至4のいずれか1項に記載の詰め替え容器用口栓。
  6. 前記側壁部は、前記他端の外周面から外方に突出する外周リブ
    を更に有することを特徴とする
    請求項1乃至5のいずれか1項に記載の詰め替え容器用口栓。
  7. 前記口栓本体は、前記内周面に形成された本体係合部
    を更に有し、
    前記スライド部材は、前記外周面から外方に突出し、前記本体容器の前記口部に取り付けられる前に前記本体係合部と嵌合する第1係合部と、
    前記第1係合部よりも前記他端の側で前記外周面から外方に突出し、前記本体容器の前記口部が取り付けられて前記スライド部材の摺動が完了した際に前記本体係合部と嵌合する第2係合部と
    を更に有することを特徴とする
    請求項1乃至6のいずれか1項に記載の詰め替え容器用口栓。
  8. 前記本体係合部は、前記内周面から内方に突出し、前記スライド部材の前記外周面と密着し、
    前記本体係合部が前記液密嵌合部を構成することを特徴とする
    請求項7に記載の詰め替え容器用口栓。
  9. 前記口栓本体は、前記側壁部の一端から内方に突出する肩部
    を更に備え、
    前記肩部は、前記フランジの前記一端の側への摺動を止めるように構成されていることを特徴とする
    請求項1乃至8のいずれか1項に記載の詰め替え容器用口栓。
  10. 前記スライド部材は、前記外周面に溝
    を更に有し、
    前記口部の前記内周面と、前記スライド部材の前記外周面とが嵌合した際の嵌合面は前記溝以外において液密となるように構成されていることを特徴とする
    請求項1乃至9のいずれか1項に記載の詰め替え容器用口栓。
  11. 前記スライド部材は、前記他端の側に向かって内方に収縮する注出部誘い面
    を更に備えることを特徴とする
    請求項1乃至10のいずれか1項に記載の詰め替え容器用口栓。
  12. 前記口部の外周面に前記ねじが形成されている前記本体容器に中身を補充する詰め替え容器であって、
    前記詰め替え容器は、請求項1乃至11のいずれか1項に記載の詰め替え容器用口栓を備えることを特徴とする
    詰め替え容器。
JP2015211268A 2015-10-27 2015-10-27 詰め替え容器用口栓、及び詰め替え容器 Pending JP2017081592A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015211268A JP2017081592A (ja) 2015-10-27 2015-10-27 詰め替え容器用口栓、及び詰め替え容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015211268A JP2017081592A (ja) 2015-10-27 2015-10-27 詰め替え容器用口栓、及び詰め替え容器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2017081592A true JP2017081592A (ja) 2017-05-18

Family

ID=58710540

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015211268A Pending JP2017081592A (ja) 2015-10-27 2015-10-27 詰め替え容器用口栓、及び詰め替え容器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2017081592A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20140083879A1 (en) Cutting and dispensing closures
JP4628779B2 (ja) 詰め替え容器用スパウトおよび詰め替え容器
JP5121144B2 (ja) パウチ用口栓、口栓付きパウチ、および包装体
JPH0571152U (ja) 易リフィル性容器
JP5365361B2 (ja) 詰替え容器用口栓
JP2013203464A (ja) 詰め替え容器
JP5365283B2 (ja) 詰替え容器
JP6972750B2 (ja) 注出具および注出具付きパウチ
JP2017114546A (ja) 注出口組合体、及び注出口組合体付容器
JP2020019542A (ja) 注出用包装袋
JP2011020735A (ja) 詰替え容器
JP2018203338A (ja) キャップ嵌合用口栓付紙容器
JP2017081592A (ja) 詰め替え容器用口栓、及び詰め替え容器
JP2005088926A (ja) 注出口付き袋
JP2017114561A (ja) 詰め替え容器用口栓、及び詰め替え容器
JP2017081591A (ja) 詰め替え容器用口栓、及び詰め替え容器
JP2012066855A (ja) 紙製コップ形飲料容器
JP2010235151A (ja) 詰替え容器用口栓および詰替え容器
JP6076072B2 (ja) スパウト装置および容器
JP6085936B2 (ja) パウチ容器
JP2021079977A (ja) 袋状容器の注出口ユニット
JP2005206163A (ja) 口栓付き袋
JP6631016B2 (ja) 詰め替え用容器
JP7134683B2 (ja) 詰め替え容器
JP2013107674A (ja) 容器用口栓