JP2017081389A - 乗員検知方法及び乗員検知装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】より詳細に乗員の着座状態を検知することのできる乗員検知方法を提供すること。
【解決手段】ECUは、シートクッションの四隅に対応する位置に設けられた各荷重センサによる各センサ荷重検出値、及びこれら各センサ荷重検出値の合計値であるシート全体としてのシート荷重の検出値Wxに基づいて、その乗員が着座するシートに生じたシート荷重の偏向を検知する。また、ECUは、シート荷重の検出値Wxが、シートに乗員が着座した状態におけるシート荷重の基準値Wsから減少した状態にあるか否かを判定する。そして、ECUは、シート荷重の偏向が検知されたとき、シート荷重の検出値Wxが当該シート荷重の基準値Wsから減少した状態にある場合には、乗員の着座姿勢が、シート荷重の偏向方向に傾いているものと判定する。
【選択図】図10

Description

本発明は、乗員検知方法及び乗員検知装置に関するものである。
従来、車両用シートにおける乗員の着座状態を検知する方法として、そのシートに生じた荷重の偏り、即ちシート荷重の偏向を監視する方法が知られている。例えば、特許文献1に記載のサイドエアバッグ制御装置において、車両のシートを支持する4本の脚部には、それぞれ、荷重センサが設けられている。また、この従来例では、これら4つのセンサ荷重検出値を合計することにより全体のシート荷重が検出される。更に、その車幅方向外側に位置する2つの荷重センサを用いることにより、当該車幅方向外側の荷重検出値が求められる。そして、この車幅方向外側の荷重検出値を全体のシート荷重で除することにより、そのシートにおける幅方向荷重比率が演算される。
即ち、この場合、その幅方向荷重比率が大きい程、そのシート荷重が車幅方向外側に偏向しているものと判定される。更に、この従来例では、その幅方向荷重比率が所定の閾値を超える場合には、シートの乗員が大きく車幅方向外側に偏って着座した偏向着座状態にあるものと判定される。そして、このような場合には、サイドエアバッグの展開を禁止することにより、そのサイドエアバッグをより効果的に機能させる構成になっている。
特開2008−143481号公報
しかしながら、上記のようなエアバッグの展開制御においては、常に、その制御内容の改善が進められている。また、近年では、このようなエアバッグの展開制御のみならず、様々な制御分野において、そのシートにおける乗員の着座状態が考慮されるようになっている。そして、これにより、その着座状態検知についてもまた、より詳細に乗員の着座状態を把握することが求められることから、この点において、なお改善の余地を残すものとなっていた。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、より詳細に乗員の着座状態を検知することのできる乗員検知方法及び乗員検知装置を提供することにある。
上記課題を解決する乗員検知方法は、車両のシート荷重を検出する工程と、前記シートに対する乗員の着座を検知する工程と、前記シートに乗員が着座した状態における前記シート荷重の基準値を設定する工程と、前記シート荷重の偏向を検知する工程と、前記シート荷重の検出値が前記基準値から減少した状態にあるか否かを判定する工程と、前記シート荷重の偏向が検知されたとき、該シート荷重の検出値が前記基準値から減少した状態にある場合には、前記乗員の着座姿勢が、前記シート荷重の偏向方向に傾いていると推定する工程と、を備えることが好ましい。
即ち、シートに着座する乗員は、その着座姿勢が傾くことにより、シート上に位置する臀部や大腿部等以外の部位で自らの体重を支える割合が増加した状態になる。そして、これにより生ずるシート荷重(の検出値)の減少を監視することで、精度よく、その偏向した着座状態の類型が、着座姿勢の傾きであると推定することができる。
上記課題を解決する乗員検知方法は、前記シート荷重の偏向が検知されたとき、該シート荷重の検出値が前記基準値から減少した状態にない場合には、前記乗員の着座位置が、前記シート荷重の偏向方向にずれていると推定する工程を備えることが好ましい。
即ち、シートに対する乗員の着座位置が何れかの方向にずれている場合であっても、その体重をシート上に位置する臀部や大腿部等で支える割合に変化がない場合には、全体のシート荷重(の検出値)に変化は生じない。従って、上記構成によれば、シートに対する着座位置のズレを、その着座姿勢の傾きと区別して検知することができる。
上記課題を解決する乗員検知方法は、前記シート荷重の偏向が検知されたとき、該シート荷重の偏向方向が前記シートの後側であり、且つ前記シート荷重の検出値が前記基準値から増加した状態にある場合には、前記乗員の着座姿勢が、後方に傾倒したシートバックにもたれ掛かった姿勢であると推定する工程を備えることが好ましい。
即ち、多くの場合、シートに着座する乗員は、車両の床部に下ろした自らの足によって、その体重の一部を支える状態となっている。そして、その足により体重を支える割合は、乗員が後方に傾倒したシートバックにもたれ掛かることにより減少する。
つまり、乗員が後方に傾倒したシートバックにもたれ掛かり、体重を預けることで、そのシート荷重が後側に偏向する。そして、このとき、シートが乗員の体重を支える割合が増えることによって、そのシート荷重の検出値が増加することになる。従って、上記構成によれば、精度よく、そのシートに着座する乗員が後方に傾倒したシートバックにもたれ掛かっていることを推定することができる。
上記課題を解決する乗員検知方法は、前記シート荷重の基準値を設定する工程は、前記乗員の着座が検知された後、前記シート荷重の検出値が安定している場合に、該検出値を前記シート荷重の基準値として保持するものであることが好ましい。
即ち、多くの場合、乗員がシートに着座する際には、一度、偏りのない適正な着座状態となる。そして、この状態で安定したシート荷重の検出値をシート荷重の基準値に設定することにより、より精度よく、その詳細な乗員の着座状態検知を行うことができる。
上記課題を解決する乗員検知方法は、前記シート荷重の基準値を設定する工程は、前記シート荷重に偏向がないことを条件として、前記シート荷重の検出値を前記基準値として保持するものであることが好ましい。
上記構成によれば、より精度よく、その詳細な乗員の着座状態検知を行うことができる。
上記課題を解決する乗員検知装置は、車両のシート荷重を検出する荷重検出部と、前記シートに対する乗員の着座を検知する着座検知部と、前記シートに乗員が着座した状態における前記シート荷重の基準値を設定する荷重基準値設定部と、前記シート荷重の偏向を検知する荷重偏向検知部と、前記シート荷重の検出値が前記基準値から減少した状態にあるか否かを判定する荷重減少判定部と、前記シート荷重の偏向が検知されたとき、該シート荷重の検出値が前記基準値から減少した状態にある場合には、前記乗員の着座姿勢が、前記シート荷重の偏向方向に傾いていると推定する傾斜姿勢推定部と、を備えることが好ましい。
上記課題を解決する乗員検知装置は、前記シート荷重の偏向が検知されたとき、該シート荷重の検出値が前記基準値から減少した状態にない場合には、前記乗員の着座位置が、前記シート荷重の偏向方向にずれていると推定する位置ずれ推定部を備えることが好ましい。
上記課題を解決する乗員検知装置は、前記シート荷重の偏向が検知されたとき、該シート荷重の偏向方向が前記シートの後側であり、且つ前記シート荷重の検出値が前記基準値から増加した状態にある場合には、前記乗員の着座姿勢が、後方に傾倒したシートバックにもたれ掛かった姿勢であると推定する背もたれ姿勢推定部を備えることが好ましい。
本発明によれば、より詳細に乗員の着座状態を検知することができる。
車両シートの側面図。 車両シートの下方に設けられた荷重センサ、及び乗員検知装置としてのECUを示す概略構成図。 乗員検知の処理手順を示すフローチャート。 着座検知判定の処理手順を示すフローチャート。 着座状態偏向判定の処理手順を示すフローチャート。 シート荷重偏向判定の処理手順を示すフローチャート(前側荷重偏向判定)。 シート荷重偏向判定の処理手順を示すフローチャート(車幅方向荷重偏向判定)。 乗員の着座姿勢が前方に傾いている場合の説明図(前傾姿勢)。 乗員の着座位置が前方にずれている場合の説明図(前座り)。 着座姿勢の違いによるシート荷重の差異を示す説明図。 感圧センサが設けられた車両シートの側面図。 別例のシート荷重基準値設定の処理手順を示すフローチャート。 シート荷重偏向判定の処理手順を示すフローチャート(後側荷重偏向判定)。 後傾シートバックもたれ姿勢判定の処理手順を示すフローチャート。
以下、車両用のシートに実装された乗員検知装置に関する一実施形態を図面に従って説明する。
図1に示すように、車両用のシート1は、シートクッション2と、このシートクッション2の後端部に対して傾動自在に設けられたシートバック3と、を備えている。そして、そのシートバック3の上端には、ヘッドレスト4が設けられている。
本実施形態では、車両の床部Fには、車両前後方向に延びる左右一対のロアレール5が設けられている。また、これら各ロアレール5には、それぞれ、その延伸方向に沿って当該ロアレール5上を相対移動可能なアッパレール6が装着されている。そして、本実施形態のシート1は、これらの各ロアレール5及びアッパレール6が形成するシートスライド装置10の上方に支持される構成となっている。
また、図1及び図2に示すように、本実施形態では、シート1の下方には、複数の荷重センサ11が設けられている。具体的には、これらの荷重センサ11(11a〜11d)は、上記のようにシートスライド装置10を構成する支持部材としてのアッパレール6と当該アッパレール6の上方に支持されたシート1との間、詳しくは、そのシートクッション2のフレームとの間に介在されている。尚、これらの荷重センサ11には、周知の歪みセンサが用いられている。そして、これらの各荷重センサ11は、それぞれ、略矩形状の着座面2sを有するシートクッション2の四隅に対応する位置に配置されている。
図2に示すように、これら各荷重センサ11の出力信号は、乗員検知装置としてのECU20に入力される。そして、本実施形態のECU20は、各荷重センサ11a〜11dの出力信号に基づいて、当該各荷重センサ11a〜11dが設けられた4つの領域、即ちシートクッション2の着座面2sを前後左右に4分割した各領域A1〜A4毎に、そのシート荷重(センサ荷重検出値Wa〜Wd)を検出する構成になっている。
即ち、第1の荷重センサ11aによるセンサ荷重検出値Waは、シート1における前方外側(アウター側、図2中、領域A1)のシート荷重を示し、第2の荷重センサ11bによるセンサ荷重検出値Wbは、前方内側(インナー側、同図中、領域A2)のシート荷重を示している。そして、第3の荷重センサ11cによるセンサ荷重検出値Wcは、シート1における後方外側(同図中、領域A3)のシート荷重を示し、第4の荷重センサ11dによるセンサ荷重検出値Wdは、後方内側(同図中、領域A4)のシート荷重を示すものとなっている。
また、本実施形態のECU20は、これら各センサ荷重検出値Wa〜Wdの合計値Wtを演算し、その合計値Wtをシート1全体としてのシート荷重の検出値Wxとする(Wx=Wt=Wa+Wb+Wc+Wd)。そして、本実施形態のECU20は、これらの各センサ荷重検出値Wa〜Wd、及びその合計値Wtであるシート荷重の検出値Wxに基づいて、そのシート1に対する乗員30の着座状態を検知する構成になっている。
詳述すると、図3のフローチャートに示すように、本実施形態のECU20は、センサ荷重検出値Wa〜Wdを取得すると(ステップ101)、続いて、これら各センサ荷重検出値Wa〜Wdの合計値Wtを演算することにより、その合計値Wtをシート1全体としてのシート荷重の検出値Wxとする(ステップ102)。そして、このシート荷重の検出値Wxに基づいて、そのシート1に乗員30が着座した状態にあるか否かを判定する(着座検知判定、ステップ103)。
具体的には、図4のフローチャートに示すように、本実施形態のECU20は、この着座検知判定(図3参照、ステップ103)において、そのシート荷重の検出値Wxが予め設定された所定の閾値Wth以上であるか否かを判定する(ステップ201)。また、ECU20は、そのシート荷重の検出値Wxが安定しているか否かを判定する(ステップ202)。尚、本実施形態のECU20は、このシート荷重安定状態判定において、そのシート荷重の検出値Wxが、所定時間、所定の変動範囲内にある場合に、当該シート荷重の検出値Wxが安定しているものと判定する。そして、そのシート荷重の検出値Wxが閾値Wth以上であり(W≧Wth、ステップ201:YES)、且つシート荷重の検出値Wxが安定している場合(ステップ202:YES)に、そのシート1に乗員30が着座しているものと判定する(着座検知、ステップ203)。
また、本実施形態のECU20は、このステップ203において、シート1に対する乗員30の着座を検知した場合には、続いて、そのとき検出されたシート荷重の検出値Wxを、シート1に乗員30が着座した状態におけるシート荷重の基準値Wsに設定する(ステップ204)。そして、その設定したシート荷重の基準値Wsを記憶領域20a(図2参照)に保持(記憶)する構成になっている。
図3のフローチャートに示すように、本実施形態のECU20は、ステップ103の着座検知判定において、シート1に乗員30が着座した状態にあると判定した場合(ステップ104:YES)には、その乗員30の着座状態が何れかの方向に偏向した着座状態にあるか否かを判定する(着座状態偏向判定、ステップ105)。そして、本実施形態の車両においては、この着座状態偏向判定の結果、つまり、そのシート1に対する乗員の着座状態が適正なものであるか否かに基づいて、そのエアバッグの展開制御モードが選択され、及びウォーニングランプやスピーカー(図示略)等を用いた報知出力が実行されるようになっている。
詳述すると、図5のフローチャートに示すように、本実施形態のECU20は、この着座状態偏向判定(図3参照、ステップ105)において、先ず、その乗員30が着座するシート1にシート荷重の偏向が生じているか否かを判定する(シート荷重偏向判定、ステップ301)。
具体的には、図6のフローチャートに示すように、ECU20は、シート1の前方荷重(図2参照、領域A1,A2のシート荷重)を示すセンサ荷重検出値Wa,Wbの合計値を各センサ荷重検出値Wa〜Wdの合計値Wtで除することにより、シート1における前方荷重比率Rfを演算する(Rf=(Wa+Wb)/Wt、ステップ401)。そして、この前方荷重比率Rfが所定の閾値R1以上であるか否かを判定し(ステップ402)、当該前方荷重比率Rfが閾値R1以上であると判定した場合(Rf≧R1、ステップ402:YES)には、シート荷重が前側に偏向した状態にあると判定する(前側重心、ステップ403)。
また、図7のフローチャートに示すように、ECU20は、シート1の外側荷重(図2参照、領域A1,A3のシート荷重)を示すセンサ荷重検出値Wa,Wcの合計値を各センサ荷重検出値Wa〜Wdの合計値Wtで除することにより、シート1における幅方向荷重比率Rwを演算する(Rw=(Wa+Wc)/Wt、ステップ501)。そして、この幅方向荷重比率Rwが所定の閾値R2以上であるか否かを判定し(ステップ502)、当該幅方向荷重比率Rwが閾値R2以上であると判定した場合(Rw≧R2、ステップ502:YES)には、シート荷重が車幅方向外側に偏向した状態にあると判定する(外側重心、ステップ503)。
更に、上記ステップ502において、幅方向荷重比率Rwが所定の閾値R2よりも低いと判定した場合(Rw<R2、ステップ502:NO)、ECU20は、続いて、その幅方向荷重比率Rwが所定の閾値R3以下であるか否かを判定する(ステップ504)。そして、その幅方向荷重比率Rwが閾値R3以下であると判定した場合(Rw≦R3、ステップ504:YES)には、シート荷重が車幅方向内側に偏向した状態にあると判定する構成になっている(内側重心、ステップ505)。
また、図5のフローチャートに示すように、本実施形態のECU20は、ステップ301のシート荷重偏向判定において、シート荷重の偏向を検知した場合(ステップ302:YES)には、続いて、その記憶領域20aから上記シート荷重の基準値Wsを読み出す(ステップ303)。更に、ECU20は、このシート荷重の基準値Wsでシート荷重の検出値Wxを除することにより、その基準値Wsに対する検出値Wxの比率を演算する(シート荷重基準値比:α=Wx/Ws、ステップ304)。そして、本実施形態のECU20は、このシート荷重基準値比αに基づいて、その偏向した着座状態の類型を推定する構成になっている(ステップ305〜ステップ307)。
即ち、例えば、図8に示すように、シート1に着座する乗員30の姿勢が前方に傾いている場合(前傾姿勢)、その重心がシート1の前側に位置することで、上記シート荷重偏向判定において、そのシート荷重の前側偏向が検知される(図6参照)。そして、図9に示すように、シート1に対する乗員30の着座位置が前方にずれている場合(前座り)にも、その重心がシート1の前側に位置することで、シート荷重の前側偏向が検知されることになる。
しかしながら、このように同じくシート荷重の前側偏向を伴う着座状態であっても、これら「前傾姿勢」と「前座り」との間には、そのシート1に着座する乗員30の姿勢に大きな違いが存在する。そして、本実施形態のECU20は、このような着座姿勢の違いによるシート荷重の差異、詳しくは当該シート荷重の検出値Wxがシート荷重の基準値Wsから減少した状態にあるか否かに基づいて、その偏向した着座状態の類型が、シート荷重の偏向方向における「着座姿勢の傾き」又は「着座位置のズレ」の何れであるかを推定する構成になっている。
具体的には、図5のフローチャートに示すように、本実施形態のECU20は、上記ステップ304において演算されたシート荷重基準値比αが所定の閾値α0よりも小さいか否かを判定する(ステップ305)。そして、そのシート荷重基準値比αが閾値α0よりも小さい場合(α<α0、ステップ305:YES)には、シート荷重の検出値Wxが当該シート荷重の基準値Wsから減少した状態にあると判定して、そのシート1に着座する乗員30の姿勢がシート荷重の偏向方向に傾いていると判定する(ステップ306)。
また、本実施形態のECU20は、上記ステップ305において、そのシート荷重基準値比αが閾値α0以上である場合(α≧α0、ステップ305:NO)には、シート荷重の検出値Wxが当該シート荷重の基準値Wsから減少した状態ではないものと判定する。そして、この場合には、そのシート1に対する乗員30の着座位置がシート荷重の偏向方向にずれていると判定する構成になっている(ステップ307)。
即ち、例えば、図9に示すように、シート1に対する乗員30の着座位置が前方にずれている場合であっても、その乗員30の体重をシートクッション2の着座面2sに当接する臀部や大腿部で支える割合に変化がない場合には、シート1全体のシート荷重である検出値Wxは、その着座位置にズレがない場合(図1参照)と変わらない。そして、これは、その乗員30の着座位置が車幅方向外側又は内側にずれている場合についても同様である。
しかしながら、例えば、図8に示すように、シート1に着座する乗員30の姿勢が前方に傾いている場合、この乗員30は、その体重の一部を車両の床部Fに下ろした自らの足で支える割合が増加した状態になっている。また、その着座姿勢が車幅方向外側に大きく傾いている場合、この乗員30は、車室の壁部を構成するサイドドア等にもたれかかることで、その体重の一部を肩や肘等で支える状態になっている。更に、着座姿勢が車幅方向内側に大きく傾いている場合、この乗員30は、コンソールボックス等に肘をつくことで、その体重の一部を支える状態になっている。そして、これらの場合には、シート1に着座する乗員30が、そのシートクッション2の着座面2sに当接する臀部や大腿部以外の部位で自らの体重を支える割合が増加した分だけ、シート荷重の検出値Wxが減少することになる。
図10に示すように、本実施形態のECU20は、この点を踏まえ、シート荷重の偏向が検知されたとき、シート荷重の検出値Wxが当該シート荷重の基準値Wsから減少した状態にある場合には、その偏向した着座状態の類型が、着座姿勢の傾きであると推定する。即ち、例えば、その乗員30が前座り状態である場合に検出されるシート荷重の検出値Wxは、当該シート荷重の基準値Wsとほぼ変わらないのに対し(W1≒Ws)、乗員30が前傾姿勢である場合に検出されるシート荷重の検出値Wxは、当該シート荷重の基準値Wsよりも小さな値となる(W2<Ws)。そして、本実施形態のECU20は、これにより、より詳細に、そのシート1に対する乗員30の着座状態を検知することが可能になっている。
以上、本実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)荷重検出部、着座検知部及び荷重偏向検知部としてのECU20は、シートクッション2の四隅に対応する位置に設けられた各荷重センサ11による各センサ荷重検出値Wa〜Wd、及びその合計値Wtであるシート1全体としてのシート荷重の検出値Wxに基づいて、その乗員30が着座するシート1に生じたシート荷重の偏向を検知する。また、荷重基準値設定部及び荷重減少判定部としてのECU20は、シート荷重の検出値Wxが、シート1に乗員30が着座した状態におけるシート荷重の基準値Wsから減少した状態にあるか否かを判定する。そして、傾斜姿勢推定部としてのECU20は、シート荷重の偏向が検知されたとき、シート荷重の検出値Wxが当該シート荷重の基準値Wsから減少した状態にある場合には、乗員30の着座姿勢が、シート荷重の偏向方向に傾いているものと推定する。
即ち、シート1に着座する乗員30は、その着座姿勢が傾くことにより、シート1上に位置する臀部や大腿部等以外の部位で自らの体重を支える割合が増加した状態になる。そして、これにより生ずるシート荷重(の検出値Wx)の減少を監視することで、精度よく、その偏向した着座状態の類型が、着座姿勢の傾きであると推定することができる。
(2)位置ずれ推定部としてのECU20は、シート荷重の偏向が検知されたとき、シート荷重の検出値Wxが当該シート荷重の基準値Wsから減少した状態にない場合には、乗員30の着座位置が、シート荷重の偏向方向にずれているものと推定する。
即ち、シート1に対する乗員30の着座位置が何れかの方向にずれている場合であっても、その乗員30の体重をシートクッション2の着座面2sに当接する臀部や大腿部で支える割合に変化がない場合には、全体のシート荷重(検出値Wx)に変化は生じない。従って、上記構成によれば、シート1に対する着座位置のズレを、その着座姿勢の傾きと区別して検知することができる。
(3)荷重基準値設定部としてのECU20は、シート1に対する乗員30の着座が検知された後、シート荷重の検出値Wxが安定している場合に、その検出値Wxをシート荷重の基準値Wsとして保持する。
即ち、多くの場合、乗員30がシート1に着座する際には、一度、偏りのない適正な着座状態となる。そして、この状態で安定したシート荷重の検出値Wxをシート荷重の基準値Wsに設定することにより、より精度よく、その詳細な乗員の着座状態検知を行うことができる。
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
・上記実施形態では、シート1の下方には、そのシートクッション2の四隅に対応する位置に、それぞれ、荷重センサ11(11a〜11d)が設けられることとした。しかし、これに限らず、シート荷重の検出及びその偏向検知に用いる荷重センサ11の数及びその配置は、任意に変更してもよい。即ち、荷重センサ11の数は、2つでも3つでもよく、5つ以上であってもよい。例えば、シート1の前後方向に離間した2つの荷重センサ11を含む構成であれば、その前後方向におけるシート荷重の偏向を検知することができる。そして、車幅方向に離間した2つの荷重センサ11を含む構成であれば、その車幅方向(内側及び外側)におけるシート荷重の偏向を検知することができる。
・また、図11に示すように、シートクッション2の着座面2sに感圧部を形成する着座センサ40を組み合わせる構成としてもよい。具体的には、この図11に例示するシート1Bにおいて、着座センサ40には、複数の感圧点を有するシート状の感圧センサ41が用いられている。そして、この感圧センサ41をシート表皮2aの裏側に配置することにより、その着座面2sの全域に感圧部を形成する構成になっている。
即ち、着座センサ40を用いて着座面2sの圧力分布を検出する。そして、この圧力分布に基づいて、そのシート荷重の偏向を検知する構成としてもよい。このような構成を採用することで、荷重センサ11の数を一つにすることができる。尚、この場合、荷重センサ11は、着座面2sの中央に対応する位置に設けるとよい。また、その着座センサ40によりシート1Bに対する乗員30の着座を検知する構成であってもよい。そして、着座センサ40を構成する感圧センサ41が荷重値を検出可能なものである場合、即ち、この感圧センサ41が荷重センサとしての機能を有するものである場合には、上記実施形態の荷重センサ11のようなシート1と当該シート1の支持部材との間に介在される歪みセンサを用いない構成としてもよい。
・上記実施形態では、シート1に対する乗員30の着座が検知された後、シート荷重の検出値Wxが安定している場合に、その検出値Wxをシート荷重の基準値Wsとして保持することとした。
しかし、これに限らず、図12のフローチャートに示すように、ステップ603において、シート1に対する乗員30の着座を検知した後、シート荷重偏向判定を実行する(ステップ604)。そして、シート荷重に偏向がないことを条件として(ステップ605:NO)、そのとき検出されたシート荷重の検出値Wxを、シート荷重の基準値Wsとして記憶領域20aに保持(記憶)する構成としてもよい(ステップ606)。
尚、ステップ601〜ステップ603の処理は、図4のフローチャート中におけるステップ201〜ステップ203の処理と同一である。このような構成を採用することで、より精度よく、その詳細な乗員の着座状態検知を行うことができる。そして、乗員30の着座を検知した直後以外においても、シート荷重の検出値Wxが安定し、且つシート荷重に偏向がない場合には、そのシート荷重値の検出値Wxを当該シート荷重の基準値Wsに設定する構成としてもよい。
・上記実施形態では、シート荷重の基準値Wsでシート荷重の検出値Wxを除することによりシート荷重基準値比を演算する(α=Wx/Ws)。そして、このシート荷重基準値比αが閾値α0よりも小さい場合に(α<α0)、シート荷重の検出値Wxが当該シート荷重の基準値Wsから減少した状態にあると判定することとした。しかし、これに限らず、荷重減少状態の判定方法は、例えば、そのシート荷重の基準値Wsと検出値Wxとの差分値を所定の閾値に比較する等、任意に変更してもよい。
・上記実施形態では、シート1の前側及び車幅方向両側の三方向について、そのシート荷重の偏向判定を実行する。そして、そのシート荷重の偏向が検知されたとき、シート荷重の検出値Wxが当該シート荷重の基準値Wsから減少した状態にある場合には、これら三方向について、その乗員30の着座姿勢が、シート荷重の偏向方向に傾いているものと推定することとした。しかし、これに限らず、着座姿勢の傾斜推定を行う方向については、任意に設定してもよい。例えば、シート荷重が前側に偏向している場合についてのみ、その着座姿勢の前傾を推定する構成であってもよい。また、シート荷重が車幅方向外側に偏向している場合についてのみ、その着座姿勢が車室の壁部を構成するサイドドア等にもたれ掛かった外側傾斜姿勢(所謂ドアもたれ姿勢)にあることを推定する構成であってもよい。更に、シート荷重が車幅方向内側に偏向している場合についてのみ、その着座姿勢がコンソールボックス等に肘をついた内側傾斜姿勢(所謂肘付き姿勢)にあることを推定する構成であってもよい。そして、これら三方向のうちの何れか2方向について、その着座姿勢の傾斜推定を行う構成であってもよい。
・更に、シート荷重の偏向が検知されたとき、そのシート荷重の偏向方向がシート1の後側であり、且つシート荷重の検出値Wxが当該シート荷重の基準値Wsから増加した状態にある場合には、乗員30の着座姿勢が、後方に傾倒したシートバック3にもたれ掛かった姿勢であると推定する構成としてもよい。
即ち、多くの場合、シート1に着座する乗員30は、車両の床部Fに下ろした自らの足によって、その体重の一部を支える状態となっている。そして、その足により体重を支える割合は、乗員30が後方に傾倒したシートバック3にもたれ掛かることにより減少する。
つまり、乗員30が後方に傾倒したシートバック3にもたれ掛かり、体重を預けることで、そのシート荷重が後側に偏向する。そして、このとき、シート1が乗員30の体重を支える割合が増えることによって、そのシート荷重の検出値Wxが増加することになる。従って、シート荷重の後側偏向時、そのシート荷重(の検出値Wx)の増加を監視することにより、精度よく、そのシート1に着座する乗員30が後方に傾倒したシートバック3にもたれ掛かっていることを推定することができる。
具体的には、図13のフローチャートに示すように、上記前方荷重比率Rfが所定の閾値R4以下であるか否かを判定し(ステップ702)、当該前方荷重比率Rfが閾値R4以下であると判定した場合(Rf≦R4、ステップ702:YES)には、シート荷重が後側に偏向した状態にあると判定するとよい(後側重心、ステップ703)。尚、ステップ701の処理は、図6におけるステップ401の処理と同一である。即ち、この例においては、前方荷重比率Rfを前後方向荷重比率として用いる。
また、図14のフローチャートに示すように、そのシート荷重の後側偏向が検知された場合(ステップ801:YES)には、シート荷重の基準値Wsを読み出して(ステップ802)、シート荷重基準値比βを演算する(β=Wx/Ws、ステップ803)。更に、そのシート荷重基準値比βが所定の閾値β0よりも大きいか否かを判定する(ステップ804)。そして、そのシート荷重基準値比βが所定の閾値β0よりも大きい場合(ステップ804:YES)に、乗員30の着座姿勢が、後方に傾倒したシートバック3にもたれ掛かった姿勢であると推定するとよい(ステップ805)。
次に、以上の実施形態から把握することのできる技術的思想を記載する。
(イ)前記荷重基準値設定部は、前記乗員の着座が検知された後、前記シート荷重の検出値が安定している場合に、該検出値を前記シート荷重の基準値として保持すること、を特徴とする乗員検知装置。
(ロ)前記荷重基準値設定部は、前記シート荷重に偏向がないことを条件として、前記シート荷重の検出値を前記基準値として保持すること、を特徴とする乗員検知装置。
(ハ)前記シート荷重は、前記シートと該シートの支持部材との間に介在された荷重センサにより検出されるものであること、を特徴とする。
(ニ)前記シート荷重は、前記シートの着座面を構成するシート表皮の裏側に設けられた荷重センサにより検出されるものであること、を特徴とする。
1,1B…シート、2…シートクッション、2a…シート表皮、2s…着座面、3…シートバック、4…ヘッドレスト、5…ロアレール、6…アッパレール、11(11a〜11d)…荷重センサ、20…ECU(乗員検知装置、荷重検出部、着座検知部、荷重偏向検知部、荷重基準値設定部、荷重減少判定部、傾斜姿勢推定部、位置ずれ推定部、及び背もたれ姿勢推定部)、20a…記憶領域、30…乗員、40…着座センサ、41…感圧センサ(荷重センサ)、A1〜A4…領域、Wa〜Wd…センサ荷重検出値、Wt…合計値、Wx…シート荷重の検出値、Wth…閾値、Rf…前方荷重比率(前後方向荷重比率)、Rw…幅方向荷重比率、R1〜R4…閾値、Ws…シート荷重の基準値、α,β…シート荷重基準値比、α0,β0…閾値。

Claims (8)

  1. 車両のシート荷重を検出する工程と、
    シートに対する乗員の着座を検知する工程と、
    前記シートに乗員が着座した状態における前記シート荷重の基準値を設定する工程と、
    前記シート荷重の偏向を検知する工程と、
    前記シート荷重の検出値が前記基準値から減少した状態にあるか否かを判定する工程と、
    前記シート荷重の偏向が検知されたとき、該シート荷重の検出値が前記基準値から減少した状態にある場合には、前記乗員の着座姿勢が、前記シート荷重の偏向方向に傾いていると推定する工程と、を備える乗員検知方法。
  2. 請求項1に記載の乗員検知方法において、
    前記シート荷重の偏向が検知されたとき、該シート荷重の検出値が前記基準値から減少した状態にない場合には、前記乗員の着座位置が、前記シート荷重の偏向方向にずれていると推定する工程を備えること、を特徴とする乗員検知方法。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の乗員検知方法において、
    前記シート荷重の偏向が検知されたとき、該シート荷重の偏向方向が前記シートの後側であり、且つ前記シート荷重の検出値が前記基準値から増加した状態にある場合には、前記乗員の着座姿勢が、後方に傾倒したシートバックにもたれ掛かった姿勢であると推定する工程を備えること、を特徴とする乗員検知方法。
  4. 請求項1〜請求項3の何れか一項に記載の乗員検知方法において、
    前記シート荷重の基準値を設定する工程は、前記乗員の着座が検知された後、前記シート荷重の検出値が安定している場合に、該検出値を前記シート荷重の基準値として保持するものであること、を特徴とする乗員検知方法。
  5. 請求項4に記載の乗員検知方法において、
    前記シート荷重の基準値を設定する工程は、前記シート荷重に偏向がないことを条件として、前記シート荷重の検出値を前記基準値として保持するものであること、
    を特徴とする乗員検知方法。
  6. 車両のシート荷重を検出する荷重検出部と、
    シートに対する乗員の着座を検知する着座検知部と、
    前記シートに乗員が着座した状態における前記シート荷重の基準値を設定する荷重基準値設定部と、
    前記シート荷重の偏向を検知する荷重偏向検知部と、
    前記シート荷重の検出値が前記基準値から減少した状態にあるか否かを判定する荷重減少判定部と、
    前記シート荷重の偏向が検知されたとき、該シート荷重の検出値が前記基準値から減少した状態にある場合には、前記乗員の着座姿勢が、前記シート荷重の偏向方向に傾いていると推定する傾斜姿勢推定部と、を備える乗員検知装置。
  7. 請求項6に記載の乗員検知装置において、
    前記シート荷重の偏向が検知されたとき、該シート荷重の検出値が前記基準値から減少した状態にない場合には、前記乗員の着座位置が、前記シート荷重の偏向方向にずれていると推定する位置ずれ推定部を備えること、を特徴とする乗員検知装置。
  8. 請求項6又は請求項7に記載の乗員検知装置において、
    前記シート荷重の偏向が検知されたとき、該シート荷重の偏向方向が前記シートの後側であり、且つ前記シート荷重の検出値が前記基準値から増加した状態にある場合には、前記乗員の着座姿勢が、後方に傾倒したシートバックにもたれ掛かった姿勢であると推定する背もたれ姿勢推定部を備えること、を特徴とする乗員検知装置。
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