JP2017078916A - 情報処理装置、情報処理システム、及び情報処理方法 - Google Patents

情報処理装置、情報処理システム、及び情報処理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】商品を購入するユーザの満足度を向上させる情報処理装置、情報処理システム、及び情報処理方法を提供する。【解決手段】情報処理装置11、110は、複数の端末装置12と通信可能な通信部17、170と、記憶部18と、制御部19、190と、を備える。制御部19、190は、ユーザを一意に識別可能なユーザIDと、商品を一意に識別可能な商品IDと、を端末装置12から受信すると、ユーザIDに対応付けて商品IDを記憶部18に記憶し、記憶部18に記憶された各商品IDに対応付けて、商品IDに対応する商品情報に基づいて算出したスコアを記憶部18に記憶し、スコアに基づいてランキング情報を生成する。【選択図】図1

Description

本発明は情報処理装置、情報処理システム、及び情報処理方法に関する。
従来、ユーザが購入した商品の購入履歴を記憶する情報処理システムが知られている。例えば特許文献1には、ユーザが購入した商品について、購入済み又は廃棄済みであることを示す購入履歴を登録しておき、ユーザが購入対象として希望する商品が購入済み又は廃棄済みである場合に警告を行う技術が開示されている。
特開2009−205293号公報
しかしながら、従来の技術は、ユーザによる商品の無駄な重複購入又は再購入のミスを防止するものであって、例えば商品を購入するユーザの満足度を向上させて商品購入を促進するものではない。
かかる事情に鑑みてなされた本発明の目的は、商品を購入するユーザの満足度を向上させる情報処理装置、情報処理システム、及び情報処理方法を提供することにある。
上記課題を解決するために本発明に係る情報処理装置は、
複数の端末装置と通信可能な通信部と、
記憶部と、
制御部と、を備え、
前記制御部は、
ユーザを一意に識別可能なユーザIDと、商品を一意に識別可能な商品IDと、を端末装置から受信すると、前記ユーザIDに対応付けて前記商品IDを前記記憶部に記憶し、
前記記憶部に記憶された各商品IDに対応付けて、前記商品IDに対応する商品情報に基づいて算出したスコアを前記記憶部に記憶し、
前記スコアに基づいてランキング情報を生成する
ことを特徴とする。
また、本発明に係る情報処理システムは、
複数の端末装置と、前記複数の端末装置と通信可能な情報処理装置と、を備える情報処理システムであって、
前記端末装置は、
商品を一意に識別可能な商品IDを取得し、
ユーザを一意に識別可能なユーザIDと、取得された前記商品IDと、を前記情報処理装置へ送信し、
前記情報処理装置は、
ユーザIDと、商品IDと、を前記端末装置から受信すると、前記ユーザIDに対応付けて前記商品IDを記憶部に記憶し、
前記記憶部に記憶された各商品IDに対応付けて、前記商品IDに対応する商品情報に基づいて算出したスコアを前記記憶部に記憶し、
前記スコアに基づいてランキング情報を生成する
ことを特徴とする。
また、本発明に係る情報処理方法は、
情報処理装置が実行する情報処理方法であって、
ユーザを一意に識別可能なユーザIDと、商品を一意に識別可能な商品IDと、を端末装置から受信すると、前記ユーザIDに対応付けて前記商品IDを記憶部に記憶するステップと、
前記記憶部に記憶された各商品IDに対応付けて、前記商品IDに対応する商品情報に基づいて算出したスコアを前記記憶部に記憶するステップと、
前記スコアに基づいてランキング情報を生成するステップと、を含むことを特徴とする。
本発明に係る情報処理装置、情報処理システム、及び情報処理方法によれば、商品を購入するユーザの満足度が向上する。
本発明の第1実施形態に係る情報処理システムの概略構成を示すブロック図である。 図1の記憶部が記憶する情報を示す図である。 第1ランキング情報の例を示す図である。 第2ランキング情報の例を示す図である。 第1ランキング画面の例を示す図である。 第2ランキング画面の例を示す図である。 購入履歴画面の例を示す図である。 情報処理システムの第1動作を示すフローチャートである。 情報処理システムの第2動作を示すフローチャートである。 制御部がスコアを変化させる動作を示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態に係る情報処理システムの概略構成を示すブロック図である。 図12のオブジェクトの例を示す図である。 図12の読取装置を側方から見た図である。 第2実施形態に係る情報処理装置がスコアを算出する第3動作を示すフローチャートである。 第2実施形態に係る情報処理装置がスコアを変化させる第4動作を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について説明する。
(第1実施形態)
はじめに、図1を参照して、本発明の第1実施形態に係る情報処理システム10について説明する。情報処理システム10は、情報処理装置11と、複数の端末装置12と、表示装置13と、を備える。図1では、説明の簡便のため、端末装置12は1つのみ図示している。情報処理装置11及び複数の端末装置12は、例えばインターネット等のネットワーク14を介して、通信可能に接続される。
情報処理装置11は、例えばコンピュータである。情報処理装置11は、複数の端末装置12から、ユーザが購入した商品15に関する情報を受信する。本実施形態において、商品15は、音楽アーティスト(以下、「アーティスト」ともいう。)の関連商品(例えば、CD、グッズ、及び電子データ等)であるが、これに限られない。情報処理装置11は、受信した情報に基づいて、後述するように種々のランキングを決定する。情報処理装置11は、決定されたランキングを示す画面を、例えば端末装置12又は表示装置13に表示させる。
端末装置12は、例えば携帯電話、スマートフォン、PC、又は店舗に設置されたレジスタ等の情報処理機能を有する装置である。端末装置12は、ユーザが購入した商品15を一意に識別可能な商品IDを取得し、当該商品IDと、ユーザを一意に識別可能なユーザIDと、を情報処理装置11へ送信する。本実施形態において、例えば同一の商品15であっても、個々の商品15に異なる商品IDが対応付けられる。
具体的には、端末装置12は、例えばカメラ機能又はRFタグ読取機能を用いて、商品15に付された任意の形式のタグ16(例えば、二次元コード又はRFタグ等)を読み取ることによって、商品IDを取得する。タグ16は、例えば二次元コード又はRFタグ等であって、商品15に一体として設けられてもよく、商品15とは別体として設けられてもよい。また、商品15が例えば音楽データ又は動画データ等の電子データである場合、タグ16は、電子データに付されたメタデータとして設けられてもよい。また具体的には、端末装置12は、予め記憶されたユーザIDを読み出し、又はユーザの会員カード等を読み取ることでユーザIDを取得する。以下、端末装置12は、ユーザが所有する携帯電話、スマートフォン、又はPCであるものとして説明する。
表示装置13は、例えば液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ、又はプラズマディスプレイ等の表示デバイスを含む。表示装置13は、情報処理装置11から受信した情報に基づいて、上述したランキングを示す画面を表示する。例えば、表示装置13は、比較的大型の表示デバイスを有しており、アーティストのライブ会場に設置されるが、表示装置13の構成及び設置場所はこれに限られない。表示装置13は、情報処理装置11によって決定されたランキングを示す画面を、例えばアーティストのライブ中に表示する。
次に、情報処理システム10の各構成要素の詳細について説明する。
まず、情報処理装置11について説明する。情報処理装置11は、通信部17と、記憶部18と、制御部19と、を備える。
通信部17は、有線又は無線でネットワーク14に接続され、ネットワーク14に接続された外部装置との間で情報の送受信を行うインターフェースを含む。本実施形態において通信部17は、ネットワーク14を介して端末装置12との間で通信を行う。また通信部17は、有線又は無線で表示装置13と接続され、表示装置13との間で情報の送受信を行うインターフェースを含む。
記憶部18は、例えば記憶装置を含んで構成され、情報処理装置11の動作に必要な種々の情報及びプログラムを記憶する。例えば記憶部18は、全ての商品IDと、当該商品IDに対応する商品15の商品情報と、を対応付けた対応情報を予め記憶してもよい。商品情報の詳細については後述する。
制御部19は、例えば専用のプロセッサ又は特定のプログラムを読み込むことによって特定の機能を実現するCPUを含む。制御部19は、情報処理装置11全体の動作を制御する。例えば制御部19は、通信部17を介して端末装置12又及び表示装置13との間で情報の送受信を行う。
また制御部19は、上述したように端末装置12から受信した情報に基づいて種々のランキングを決定する。以下、具体的に説明する。
はじめに制御部19は、端末装置12からユーザID及び商品IDを受信すると、当該ユーザIDに対応付けて当該商品IDを記憶部18に記憶する。
続いて制御部19は、上述した対応情報に基づいて、当該商品IDに対応する商品情報を抽出することによって取得する。或いは、制御部19は、端末装置12から当該商品IDに対応する商品情報を受信することによって取得してもよい。
続いて制御部19は、取得した商品情報に基づいてスコアを算出し、当該商品IDに対応付けて当該スコアを記憶部18に記憶する。
ここで図2を参照して、商品情報の詳細及びスコアの算出方法について具体的に説明する。図2は、上述した制御部19の動作によって、記憶部18に記憶される情報の例である。当該情報は、ユーザIDに対応付けて、商品IDを含む。また当該情報は、商品IDに対応付けて、商品情報、及びスコア情報を含む。
本実施形態において、商品情報は、属性情報と、点数情報と、を含む。
属性情報は、商品15の属性を示す情報である。本実施形態において、属性には、アーティストグループ名及びアーティスト名が含まれるが、商品15の性質及び内容等に応じた任意の属性が含まれてもよい。図2に示す例では、例えばアーティストグループ「グループA」と、「グループA」に所属するアーティスト「アーティストA1」、「アーティストA2」と、が示されている。
点数情報は、スコアの算出に用いられるパラメータを含む。本実施形態において、点数情報は、商品15(の名称)に応じて予め定められたポイント、商品15の価格、及び商品15の個数を含むが、商品15に関する他のパラメータが含まれてもよい。本実施形態において、スコアは、例えば商品15に定められたポイント(例えば、10ポイント)に商品15の個数(例えば、1個)を乗じた値(例えば、10ポイントx1個=10ポイント)である。スコアの算出方法には、上述したものに限られず、点数情報を用いた任意の算出方法が採用可能である。
スコア情報は、倍率と、スコアと、を含む。
倍率は、上述したように点数情報に基づいて算出されたスコアの値(例えば、10ポイント)に乗じられる係数である。倍率は、1つのユーザIDに対応付けられた商品IDの組み合わせに応じて変化し得る。例えば、制御部19は、1つのユーザIDに所定の複数の商品IDが対応付けられているか否かを判定する。所定の複数の商品IDが対応付けられていると判定された場合、制御部19は、当該所定の複数の商品IDに対応する倍率を変化させる。倍率が変化することによって、スコアが変化する。かかる構成によって、ユーザが所定の1組の商品15(例えば、CD及びDVD)を購入した場合、当該商品15の商品IDに対応する倍率が例えば増加し、その結果スコアが増加する。このため、当該1組の商品15を纏めて購入する動機付けをユーザに与えることができる。
スコアは、対応する商品IDのスコアである。制御部19は、上述したように点数情報に基づいて算出された値(例えば、10ポイント)に倍率(例えば、1.0倍)を乗じて算出した値(例えば、10ポイント)を最終的なスコアとして、商品IDに対応付けて記憶部18に記憶する。例えば、図2に示す例では、商品ID「gds001」のスコアは10ポイントであり、商品ID「gds002」に対応するスコアは6ポイントである。
続いて制御部19は、商品IDに対応付けてスコアを記憶部18に記憶すると、当該スコアに基づいてランキング情報を生成する。例えば、制御部19は、複数のユーザIDにそれぞれ対応付けられた複数の商品IDのうち、所定の属性を有する商品15の商品IDを識別する。続いて制御部19は、識別された商品IDに対応付けられたスコアの合計値(合計スコア)に基づいて、複数の属性それぞれ又は複数のユーザIDそれぞれに順位を定める。そして制御部19は、当該順位を含むランキング情報を生成する。以下、各属性に順位が定められる第1ランキングと、各ユーザIDに順位が定められる第2ランキングと、について具体的に説明する。
まず、各属性に順位が定められる第1ランキングについて説明する。はじめに制御部19は、順位を定める対象となる複数の属性を選択する。ここでは、アーティストグループ「アーティストA」に所属する複数のアーティスト名「アーティストA1」、「アーティストA2」、「アーティストA3」…が選択されるものとして説明する。
続いて制御部19は、記憶部18に記憶された複数のユーザIDにそれぞれ対応付けられた複数の商品IDのうち、対象である複数の属性(「アーティストA1」、「アーティストA2」、「アーティストA3」…)のそれぞれが対応付けられた商品IDを識別する。そして制御部19は、識別された商品IDのスコアを用いて、属性毎に合計スコアを算出する。図3に示す例では、「アーティストA1」の合計スコアは16500ポイント、「アーティストA2」の合計スコアは14500ポイント、及び「アーティストA3」の合計スコアは12500ポイントである。
続いて制御部19は、例えば合計スコアが大きい順に、複数の属性それぞれに順位を定める。図3に示す例では、「アーティストA1」、「アーティストA2」、「アーティストA3」に、それぞれ1位、2位、3位が定められている。
そして制御部19は、第1ランキング情報を生成する。本実施形態において、制御部19は、図3に示すように、順位を定める対象となる複数の属性(「アーティストA1」、「アーティストA2」、「アーティストA3」…)と、各属性の順位と、各属性の合計スコアと、を含む第1ランキング情報を生成する。
ここで、属性毎に算出された合計スコアは、例えばアーティストの関連商品がユーザによって購入された数又は売上金額等と相関するので、当該アーティストの人気を示す指標となる。したがって、かかる第1ランキング情報は、例えば同一のアーティストグループに所属する複数のアーティストそれぞれの人気の程度を順位付けて示唆する情報である。例えば、図3に示す第1ランキング情報は、合計スコアが最も高い「アーティストA1」が、「グループA」の中で最も人気が高いアーティストであることを示唆している。
次に、各ユーザIDに順位が定められる第2ランキングについて説明する。はじめに制御部19は、順位を定める対象となる複数のユーザIDを選択する。ここでは、記憶部18に記憶された全てのユーザIDが対象として選択されるものとして説明するが、制御部19は、任意の複数のユーザIDを対象として選択してもよい。
続いて制御部19は、1以上の属性を選択する。ここで制御部19は、1以上の属性を自動的に選択してもよく、或いは端末装置12から受信する情報に基づいて当該情報に示された属性を選択してもよい。ここでは、「グループA」及び「アーティストA1」の2つの属性が選択されるものとして説明する。
続いて制御部19は、記憶部18に記憶された複数のユーザIDにそれぞれ対応付けられた複数の商品IDのうち、選択された1以上の属性(「グループA」及び「アーティストA1」)が対応付けられた商品IDを識別する。そして制御部19は、識別された商品IDのスコアを用いて、ユーザID毎に合計スコアを算出する。図4に示す例では、「user001」の合計スコアは160ポイント、「user011」の合計スコアは140ポイント、及び「user101」の合計スコアは120ポイントである。
続いて制御部19は、例えば合計スコアが大きい順に、複数のユーザIDそれぞれに順位を定める。図4に示す例では、「user001」、「user011」、「user101」に、それぞれ1位、2位、3位が定められている。
そして制御部19は、上述のように選択された属性に関する第2ランキング情報を生成する。本実施形態において、制御部19は、図4に示すように、選択された1以上の属性(「グループA」及び「アーティストA1」)と、順位を定める対象となる複数のユーザID(「user001」、「user011」、「user101」…)と、各ユーザIDの順位と、各ユーザIDの合計スコアと、を含む第2ランキング情報を生成する。
ここで、ユーザID毎に算出された合計スコアは、例えばアーティストの関連商品がユーザによって購入された数又は売上金額等と相関するので、例えば当該アーティストに対するユーザの興味を示す指標となる。したがって、かかる第2ランキング情報は、所定のアーティストに対するユーザの興味の程度を順位付けて示唆する情報である。例えば、図4に示す第2ランキング情報は、合計スコアが最も高い「user001」が、「アーティストA1」に対する興味が最も高いユーザであることを示唆している。
続いて制御部19は、ランキング情報を生成すると、当該ランキング情報の少なくとも一部(例えば、1位から3位まで)が表示されるランキング画面の表示指示を、端末装置12又は表示装置13へ送信する。ランキング画面の表示指示には、ランキング画面を表示するために必要な情報、例えばランキング情報及び種々の画像等が含まれる。或いは、制御部19は、ランキング画面を表示させる画像信号(映像信号)を、表示装置13に対して出力してもよい。また制御部19は、ランキング画面を表示させた端末装置12から後述する購入履歴取得要求を受信すると、購入履歴画面の表示指示を端末装置12へ送信する。各種画面に関する制御部19の動作の詳細については後述する。
次に、端末装置12について説明する。図1に示すように、端末装置12は、端末通信部20と、端末読取部21と、端末記憶部22と、端末表示部23と、端末制御部24と、を備える。
端末通信部20は、有線又は無線でネットワーク14に接続され、ネットワーク14に接続された外部装置との間で情報の送受信を行うインターフェースを含む。本実施形態において端末通信部20は、ネットワーク14を介して情報処理装置11との間で通信を行う。
端末読取部21は、例えばカメラモジュール又はRFタグリーダ等を含む。本実施形態において端末読取部21は、ユーザが購入した商品15に付されたタグ16(例えば、二次元コード又はRFタグ)を読み取って、当該商品15の商品IDを取得する。タグ16には、商品IDのほか、当該商品15の商品情報(例えば、属性情報及び点数情報)が記憶されてもよい。かかる構成において、端末読取部21は、タグ16を読み取って、当該商品15の商品ID及び商品情報を取得する。
端末記憶部22は、例えば記憶装置を含んで構成され、端末装置12の動作に必要な種々の情報及びプログラムを記憶する。例えば、端末記憶部22は、ユーザのユーザIDを記憶する。また端末記憶部22は、情報処理システム10に専用のアプリケーションを記憶する。専用のアプリケーションは、例えばネットワーク14を介して所定のアプリケーション配信サーバから取得される。当該専用のアプリケーションが端末制御部24によって実行されることによって、本実施形態に係る端末装置12の動作が実現される。
端末表示部23は、例えば液晶ディスプレイ又は有機ELディスプレイ等の表示デバイスを含んで構成され、種々の画面を表示可能である。また端末表示部23は、例えばタッチパネルとして構成され、画面に対するユーザ操作を受け付ける入力インターフェースとして機能する。
端末制御部24は、例えば専用のプロセッサ又は特定のプログラムを読み込むことによって特定の機能を実現するCPUを含む。端末制御部24は、端末装置12全体の動作を制御する。例えば端末制御部24は、端末通信部20を介して情報の送受信を行う。また例えば、端末制御部24は、ユーザによって購入された商品15に付されたタグ16から商品ID(及び商品情報)を取得する。或いは、端末制御部24は、ユーザによって購入された商品15が電子データである場合、メタデータとして当該電子データに付されたタグ16から商品ID(及び商品情報)を取得する。
また端末制御部24は、タグ16から商品ID(及び商品情報)を取得すると、ユーザIDと、商品ID(及び商品情報)と、を情報処理装置11へ送信する。
また端末制御部24は、情報処理装置11から各種画面の表示指示を受信すると、当該表示指示に基づいて各種画面を端末表示部23に表示させる。本実施形態において、各種画面には、第1ランキング画面、第2ランキング画面、及び購入履歴画面が含まれる。
ここで、図5乃至図7を参照して、端末装置12及び表示装置13に表示させる各種画面、及び各種画面に関する情報処理装置11及び端末装置12の動作の詳細について説明する。
まず、図5を参照して、属性に順位が定められる第1ランキング情報に基づく第1ランキング画面25について説明する。第1ランキング画面25は、第1ランキング情報に示される複数の属性(例えば、「アーティストA1」、「アーティストA2」、「アーティストA3」)の順位を表示する画面である。本実施形態において、第1ランキング画面25は、第1ランキング情報に含まれる順位並びに順位に対応する属性及び合計スコアがそれぞれ表示される複数の第1領域26を含む。
好適には、端末装置12の端末制御部24は、第1ランキング画面25上の第1領域26に対するユーザ操作を検出すると、当該第1領域26に対応する属性に関する第2ランキング画面の表示要求を情報処理装置11へ送信する。第2ランキング画面の詳細については後述する。また情報処理装置11の制御部19は、当該要求を端末装置12から取得すると、当該要求に示される属性に関する第2ランキング画面の表示指示を端末装置12へ送信する。第2ランキング画面の表示指示には、当該属性に関する第2ランキング情報が含まれる。
好適には、端末装置12へ送信される第1ランキング画面25の表示指示には、端末装置12上で動作可能な所定のアプリケーションをダウンロードさせるための情報が更に含まれる。所定のアプリケーションは、例えば第1ランキング情報に示される属性であるアーティストグループ又はアーティストに関するアプリケーション(例えば、アーティストグループ又はアーティストが提供するファン向けの公式アプリケーション)であるが、これに限られない。またアプリケーションをダウンロードさせるための情報は、例えばアプリケーションのダウンロードページのURLを含む。かかる構成において、第1ランキング画面25上には、ダウンロードボタン27が表示される。端末装置12の端末制御部24は、ダウンロードボタン27に対するユーザ操作を検出すると、ダウンロードページのURLに基づいて、例えば当該アプリケーションのダウンロードページを表示させる。
次に、図6を参照して、ユーザIDに順位が定められる第2ランキング情報に基づく第2ランキング画面28について説明する。第2ランキング画面28は、第2ランキング情報に示される属性(例えば、「グループA」及び「アーティストA1」)に関する複数のユーザIDの順位を表示する画面である。本実施形態において、第2ランキング画面28は、第2ランキング情報に示される属性が表示される第2領域29と、順位並びに順位に対応するユーザID及び合計スコアがそれぞれ表示される複数の第3領域30と、を含む。
好適には、端末装置12の端末制御部24は、第2ランキング画面28上の第3領域30に対するユーザ操作を検出すると、当該第3領域30に対応するユーザIDを含む購入履歴取得要求を情報処理装置11へ送信する。情報処理装置11の制御部19は、当該要求を端末装置12から取得すると、当該要求に示されるユーザIDに対応する購入履歴画面31の表示指示を端末装置12へ送信する。購入履歴画面31の表示指示には、購入履歴画面31を表示するために必要な情報、例えば当該ユーザIDに対応付けて記憶部18に記憶された商品ID、当該商品IDに対応する商品情報の少なくとも一部、商品名、及び商品画像等が含まれる。そして端末装置12の端末制御部24は、受信した表示指示に基づいて、購入履歴画面31を端末表示部23に表示させる。
次に、図7を参照して、購入履歴画面31について説明する。購入履歴画面31は、ユーザが過去に購入した商品15に関する情報を表示する画面である。本実施形態において、購入履歴画面31は、購入履歴取得要求に係るユーザIDが表示される第4領域32と、当該ユーザIDに対応付けて情報処理装置11に記憶された商品IDに対応する商品名、ポイント、価格、個数、及び商品画像がそれぞれ表示される複数の第5領域33と、を含む。
好適には、端末装置12へ送信される購入履歴画面31の表示指示には、商品IDに対応する商品15をユーザが購入するための情報が更に含まれる。商品15をユーザが購入するための情報は、例えば当該商品15の購入ページのURLを含む。かかる構成において、端末装置12の端末制御部24は、購入履歴画面31上の第5領域33に対するユーザ操作を検出すると、購入ページのURLに基づいて、例えば当該第5領域33に対応する商品15の購入ページを表示させる。
次に、図8のフローチャートを参照して、情報処理システム10が備える情報処理装置11及び端末装置12の第1動作について説明する。第1動作によって、端末装置12にランキング画面が表示される。
ステップS100:はじめに端末装置12の端末制御部24は、ユーザによって購入された商品15に付されたタグ16から商品IDを取得する。
ステップS101:続いて端末制御部24は、ユーザID及び商品IDを情報処理装置11へ送信する。
ステップS102:次に情報処理装置11の制御部19は、端末装置12からユーザID及び商品IDを受信すると、当該ユーザIDに対応付けて当該商品IDを記憶部18に記憶する。
ステップS103:続いて制御部19は、当該商品IDに対応する商品情報に基づいて、当該商品IDに対応するスコアを算出する。
ステップS104:続いて制御部19は、当該商品IDに対応付けて、ステップS103で算出したスコアを記憶部18に記憶する。
ステップS105:続いて制御部19は、ステップS104で記憶部18に記憶したスコアに基づいて、ランキング情報を生成する。
ステップS106:続いて制御部19は、ステップS105で生成したランキング情報の少なくとも一部が表示されるランキング画面の表示指示を、端末装置12へ送信する。
ステップS107:そして端末装置12の端末制御部24は、ステップS106のランキング画面の表示指示を受信すると、当該表示指示に基づいてランキング画面を表示する。
次に、図9のフローチャートを参照して、情報処理システム10が備える情報処理装置11及び端末装置12の第2動作について説明する。第2動作によって、端末装置12に購入履歴画面31が表示される。また、端末装置12の端末表示部23には、第2ランキング画面28(図6参照)が表示されているものとして説明する。
ステップS200:はじめに端末装置12の端末制御部24は、第2ランキング画面28上の第3領域30に対するユーザ操作を検出すると、当該第3領域30に対応するユーザIDを含む購入履歴取得要求を情報処理装置11へ送信する。
ステップS201:次に情報処理装置11の制御部19は、端末装置12から受信した購入履歴取得要求に含まれるユーザIDに対応する購入履歴画面31の表示指示を、端末装置12へ送信する。購入履歴画面31の表示指示には、購入履歴画面31を表示するために必要な情報、例えば当該ユーザIDに対応付けて記憶部18に記憶された商品ID、当該商品IDに対応する商品情報の少なくとも一部、商品名、及び商品画像等が含まれる。好適には、購入履歴画面31の表示指示には、商品IDに対応する商品15をユーザが購入するための情報が更に含まれる。
ステップS202:そして端末装置12の端末制御部24は、受信した表示指示に基づいて、購入履歴画面31を端末表示部23に表示させる。
次に、図10のフローチャートを参照して、算出されたスコアを変化させる情報処理装置11の動作について説明する。本動作は、例えば上述したステップS103(図8参照)において実行される。
ステップS300:はじめに制御部19は、1つのユーザIDに対応付けられた商品IDに対応する商品情報に含まれる点数情報に基づいて、商品ID毎にスコアを算出する。
ステップS301:続いて制御部19は、当該ユーザIDに所定の複数の商品IDが対応付けられているか否かを判定する。ユーザIDに所定の複数の商品IDが対応付けられていると判定された場合(ステップS301−Yes)、ステップS302に進む。一方、ユーザIDに所定の複数の商品IDが対応付けられていないと判定された場合(ステップS301−No)、本動作が終了する。
ステップS302:ステップS301においてユーザIDに所定の複数の商品IDが対応付けられていると判定された場合(ステップS301−Yes)、制御部19は、例えば倍率を変化させることによって、当該所定の複数の商品IDに対応するスコアを変化させる。
以上述べたように、第1実施形態に係る情報処理装置11によれば、端末装置12から受信したユーザID及び商品IDを記憶し、商品IDに対応する商品情報に基づいて算出したスコアを記憶し、スコアに基づいてランキング情報を生成する。かかる構成によって、ユーザによって購入された商品15に応じてランキングが生成されるので、例えばユーザが単に商品15を購入する構成と比較して、商品15を購入するユーザの満足度が向上する。
また、かかる構成は、例えばアーティスト関連商品の販売事業等、いわゆるファンビジネスにおいて特に好適である。即ち、ファンビジネスにおいて、特定のアーティスト関連商品を購入するユーザは、当該アーティストのファンである蓋然性が高く、関連商品の購入に対して積極的である。このようなユーザは、自身と同じくアーティストのファンである他のユーザ、及び他のユーザが所有する関連商品に対する興味が比較的高い。また、このようなユーザは、自身が所有する関連商品を他のユーザに対して顕示したい要求が比較的高い。したがって、各ユーザが購入した関連商品に応じたランキングを介して、多様な関連商品を所有するユーザ同士が関わる機会が増加するので、関連商品を購入するユーザの満足度が向上する。
また、情報処理装置11は、属性毎に算出された合計スコアに基づいて各属性の順位を決定する。そして情報処理装置11は、複数の属性と、複数の属性それぞれの順位と、属性毎に算出された合計スコアと、を含む第1ランキング情報を生成する。かかる第1ランキング情報によれば、複数の属性、例えば同一のアーティストグループに所属する複数のアーティストそれぞれの人気の程度を順位付けて示唆することができる。
また、情報処理装置11は、ユーザID毎に算出された合計スコアに基づいて各ユーザIDの順位を決定する。そして情報処理装置11は、複数のユーザIDと、複数のユーザIDそれぞれの順位と、ユーザID毎に算出された合計スコアと、を含む第2ランキング情報を生成する。かかる第2ランキング情報によれば、所定の属性、例えば所定のアーティストに対するユーザの興味の程度を順位付けて示唆することができる。
また、情報処理装置11は、ランキング画面の表示指示を受信した端末装置12からの要求に応じて、要求に係るユーザIDに対応付けられた商品IDに対応する商品情報の少なくとも一部を含む、購入履歴画面31の表示指示を端末装置12へ送信する。かかる構成によって、例えば他のユーザが過去に購入した商品15をユーザが閲覧可能となるので、上述したように他のユーザ及び他のユーザが所有する商品15に対する興味が比較的高いユーザの満足度が更に向上する。
また、購入履歴画面31の表示指示には、商品15をユーザが購入するための情報が更に含まれる。かかる構成によって、ユーザは、購入履歴画面31を経由して、例えば他のユーザが過去に購入した商品15を購入可能となるので、情報処理システム10の利便性が向上する。
また、ランキング画面の表示指示には、アーティストに関する所定のアプリケーションを端末装置12にダウンロードさせるための情報が含まれる。かかる構成によって、例えばアーティストグループ又はアーティストが提供するファン向けの公式アプリケーションのダウンロードをユーザに促すので、ユーザの満足度が更に向上する。
また、情報処理装置11は、所定の複数の商品IDが1つのユーザIDに対応付けられている場合、当該複数の商品IDに対応するスコアを変化させる。かかる構成によって、ユーザが所定の1組の商品15(例えば、CD及びDVD)を購入した場合、当該商品15の商品IDに対応するスコアが例えば増加するので、当該1組の商品15を纏めて購入する動機付けをユーザに与えることができる。
(第2実施形態)
次に、図11を参照して、本発明の第2実施形態に係る情報処理システム100について説明する。第1実施形態と同一の構成については同一の符号を付し、説明は省略する。第2実施形態に係る情報処理システム100は、情報処理装置110と、複数の端末装置12と、表示装置13と、読取装置340と、を備える。情報処理装置110及び読取装置340は、ネットワーク14又は有線若しくは無線を介して、通信可能に接続される。
後述するように、第2実施形態に係る情報処理装置110は、実行する処理の詳細が第1実施形態と異なる。概略として、第2実施形態に係る情報処理装置110は、端末装置12から受信し記憶部18に記憶した商品IDと、読取装置340から受信した商品IDと、の比較に基づいて、スコアを算出し、又は算出されたスコアに乗じる倍率を変化させる点が、第1実施形態と異なる。
また、第2実施形態に係る商品150には、商品150とは別体であってタグ16が付されたオブジェクト350が付属する。したがって、ユーザは、商品150を購入すると、商品150とともにオブジェクト350を入手する。本実施形態において、オブジェクト350は、例えば図12に示すように略球形状であり、内部にタグ16(RFタグ)を備える。オブジェクト350の形状は、略球形状に限られず、例えばカード形状等、任意の形状が採用可能である。本実施形態において、タグ16はRFタグであるが、例えばオブジェクト350の表面に印刷された二次元コード等、任意の形式のタグが採用可能である。オブジェクト350は、例えば玉入れゲームのように、ユーザによって読取装置340に投げ込まれる。
図11に示す読取装置340は、例えばアーティストのライブ会場に設置される。読取装置340は、ユーザによって投げ込まれたオブジェクト350のタグ16を読み取って、商品IDを取得する
次に、第2実施形態に係る情報処理システム100の各構成要素の詳細について説明する。
まず、読取装置340について説明する。読取装置340は、例えば図13に示すように、オブジェクト呼び込み部360と、読取部370と、を備える。
オブジェクト呼び込み部360は、例えば半球殻形状に形成され、オブジェクト350が通過するための少なくとも1つの貫通孔380が形成される。オブジェクト呼び込み部360に投げ込まれたオブジェクト350は、重力によって半球殻形状の内壁に沿って貫通孔380まで移動する。オブジェクト呼び込み部360の形状は、半球殻形状に限られず、オブジェクト呼び込み部360に投げ込まれたオブジェクト350を貫通孔380まで呼び込む任意の形状が採用可能である。
読取部370は、例えば筒状に形成され、筒の一端がオブジェクト呼び込み部360の貫通孔380に連結される。読取部370は、例えばRFタグリーダを含んで構成され、筒の内部を通過するオブジェクト350のタグ16を読み取って商品IDを取得する。そして読取部370は、取得した商品IDを情報処理装置110へ送信する。
次に、情報処理装置110について説明する。情報処理装置110は、例えば図11に示すように、通信部170と、記憶部18と、制御部190と、を備える。記憶部18は、第1実施形態と同一であり、説明は省略する。
通信部170は、第1実施形態と同様に、ネットワーク14を介して端末装置12との間で通信を行い、有線又は無線を介して表示装置13との間で通信を行う。また通信部170は、ネットワーク14又は有線若しくは無線を介して、読取装置340との間で通信を行う。
制御部190は、第1実施形態と同様に、情報処理装置110全体の動作を制御する。例えば、制御部190は、通信部170を介して端末装置12、表示装置13、及び読取装置340との間で情報の送受信を行う。
また制御部190は、端末装置12から受信し記憶部18に記憶した商品IDと、読取装置340から受信した商品IDと、の比較に基づいて、スコアを算出する。或いは、制御部190は、端末装置12から受信し記憶部18に記憶した商品IDと、読取装置340から受信した商品IDと、の比較に基づいて、算出されたスコアに乗じる倍率を変化させる。以下、具体的に説明する。
まず、図14のフローチャートを参照して、商品IDの比較に基づいてスコアを算出する情報処理装置110の第3動作について説明する。
ステップS400:はじめに制御部190は、第1実施形態と同様に、端末装置12からユーザID及び商品IDを受信すると、当該ユーザIDに対応付けて当該商品IDを記憶部18に記憶する。
ステップS401:続いて制御部190は、例えばアーティストのライブ中に、オブジェクト350が投げ込まれた読取装置340から商品IDを受信する。
ステップS402:続いて制御部190は、ステップS400で記憶部18に記憶した商品IDと、ステップS401で読取装置340から受信した商品IDと、を比較する。そして制御部190は、読取装置340から受信した商品IDが記憶部18に記憶されているか否かを判定する。商品IDが記憶部18に記憶されていると判定された場合(ステップS402−Yes)、ステップS401に進む。一方、商品IDが記憶部18に記憶されていないと判定された場合(ステップS402−No)、当該商品IDに対応するスコアを算出することなく、本動作を終了する。
ステップS403:ステップS402において商品IDが記憶部18に記憶されていると判定された場合(ステップS402−Yes)、制御部190は、当該商品IDに対応するスコアを算出する。スコアの算出方法は、第1実施形態と同一であるため、説明は省略する。
次に、図15のフローチャートを参照して、商品IDの比較に基づいて、算出されたスコアに乗じる倍率を変化させる情報処理装置110の第4動作について説明する。
ステップS500:はじめに制御部190は、第1実施形態と同様に、端末装置12からユーザID及び商品IDを受信すると、当該ユーザIDに対応付けて当該商品IDを記憶部18に記憶する。
ステップS501:続いて制御部190は、当該商品IDに対応する倍率を所定値αに定める。所定値αは、任意に定めてもよい。
ステップS502:続いて制御部190は、第1実施形態と同様に、当該商品IDに対応するスコアを算出する。具体的には、制御部190は、例えば商品情報に含まれる点数情報を用いて、商品150に定められたポイント(例えば、10ポイント)に商品150の個数(例えば、1個)及び倍率αをそれぞれ乗じた値(10ポイントx1個xα=10αポイント)をスコアとして算出し、当該商品IDに対応付けて記憶部18に記憶する。
ステップS503:続いて制御部190は、例えばアーティストのライブ中に、オブジェクト350が投げ込まれた読取装置340から商品IDを受信する。
ステップS504:続いて制御部190は、ステップS500で記憶部18に記憶した商品IDと、ステップS503で読取装置340から受信した商品IDと、を比較する。そして制御部190は、読取装置340から受信した商品IDが記憶部18に記憶されているか否かを判定する。商品IDが記憶部18に記憶されていると判定された場合(ステップS504−Yes)、ステップS505に進む。一方、商品IDが記憶部18に記憶されていないと判定された場合(ステップS504−No)、ステップS502で記憶部18に記憶したスコアを変更することなく、本動作を終了する。
ステップS505:ステップS504において商品IDが記憶部18に記憶されていると判定された場合(ステップS504−Yes)、制御部190は、倍率をαから所定値βに変化させる。βは、例えばαよりも大きい任意の値である。
ステップS506:そして制御部190は、ステップS502で記憶部18に記憶したスコアを変化させる。具体的には、制御部190は、例えば商品情報に含まれる点数情報を用いて、商品150に定められたポイント(例えば、10ポイント)に商品150の個数(例えば、1個)及び倍率βをそれぞれ乗じた値(10ポイントx1個xβ=10βポイント)をスコアとして算出し、当該商品IDに対応付けて記憶部18に記憶する。このようにして、スコアが10αポイントから10βポイントに変化(増加)する。
以上述べたように、第2実施形態に係る情報処理装置110は、商品IDを読取装置340から受信すると、当該商品IDがユーザIDに対応付けて記憶部18に記憶されている場合、当該商品IDに対応付けてスコアを算出し(第3動作)、或いは当該商品IDに対応付けて算出したスコアを変化させる(第4動作)。かかる構成によって、商品150に付属するオブジェクト350のタグ16が、端末装置12及び読取装置340の双方で読み取られた場合に、当該商品150の商品IDに対応するスコアが算出され、或いは算出されたスコアが例えば増加する。したがって、例えば上述したように読取装置340がライブ会場に設置される場合、オブジェクト350を読取装置340へ投げ入れる玉入れゲームに参加する動機付けをユーザに与えるので、ユーザ参加型のライブイベントが実現可能となり、ライブイベントの興趣性が向上する。
本発明を諸図面や実施例に基づき説明してきたが、当業者であれば本開示に基づき種々の変形や修正を行うことが容易であることに注意されたい。したがって、これらの変形や修正は本発明の範囲に含まれることに留意されたい。例えば、各手段、各ステップ等に含まれる機能等は論理的に矛盾しないように再配置可能であり、複数の手段やステップ等を1つに組み合わせたり、或いは分割したりすることが可能である。
また、上述した実施形態に係る情報処理装置11、110又は端末装置12として機能させるために、コンピュータ又は携帯電話等の情報処理機能を有する装置を好適に用いることができる。このような装置は、実施形態に係る情報処理装置11、110又は端末装置12の各機能を実現する処理内容を記述したプログラムを、装置の記憶部に格納し、装置のCPUによって当該プログラムを読み出して実行させることによって実現可能である。
10、100 情報処理システム
11、110 情報処理装置
12 端末装置
13 表示装置
14 ネットワーク
15、150 商品
16 タグ
17、170 通信部
18 記憶部
19、190 制御部
20 端末通信部
21 端末読取部
22 端末記憶部
23 端末表示部
24 端末制御部
25 第1ランキング画面
26 第1領域
27 ダウンロードボタン
28 第2ランキング画面
29 第2領域
30 第3領域
31 購入履歴画面
32 第4領域
33 第5領域
340 読取装置
350 オブジェクト
360 オブジェクト呼び込み部
370 読取部
380 貫通孔

Claims (12)

  1. 複数の端末装置と通信可能な通信部と、
    記憶部と、
    制御部と、を備え、
    前記制御部は、
    ユーザを一意に識別可能なユーザIDと、商品を一意に識別可能な商品IDと、を端末装置から受信すると、前記ユーザIDに対応付けて前記商品IDを前記記憶部に記憶し、
    前記記憶部に記憶された各商品IDに対応付けて、前記商品IDに対応する商品情報に基づいて算出したスコアを前記記憶部に記憶し、
    前記スコアに基づいてランキング情報を生成する、情報処理装置。
  2. 請求項1に記載の情報処理装置であって、
    前記商品情報は、所定のポイント、前記商品の価格、及び個数のうち少なくとも1つを示す点数情報を含み、
    前記制御部は、前記点数情報に基づいて前記スコアを算出する、情報処理装置。
  3. 請求項2に記載の情報処理装置であって、
    前記制御部は、
    複数のユーザIDにそれぞれ対応付けられた商品IDのうち、所定の属性を有する商品の商品IDを識別し、
    識別された前記商品IDに対応付けられた前記スコアに基づいて、前記ランキング情報を生成する、情報処理装置。
  4. 請求項3に記載の情報処理装置であって、
    前記制御部は、
    識別された前記商品IDに対応付けられた前記スコアを用いて属性毎に算出された合計スコアに基づいて、各属性の順位を決定し、
    複数の属性と、前記複数の属性それぞれの前記順位と、属性毎に算出された前記合計スコアと、を含む前記ランキング情報を生成する、情報処理装置。
  5. 請求項3に記載の情報処理装置であって、
    前記制御部は、
    識別された前記商品IDに対応付けられた前記スコアを用いてユーザID毎に算出された合計スコアに基づいて、各ユーザIDの順位を決定し、
    複数のユーザIDと、前記複数のユーザIDそれぞれの前記順位と、ユーザID毎に算出された前記合計スコアと、を含む前記ランキング情報を生成する、情報処理装置。
  6. 請求項5に記載の情報処理装置であって、
    前記制御部は、
    前記ランキング情報の少なくとも一部が表示されるランキング画面の表示指示を前記端末装置へ送信し、
    前記ランキング画面の表示指示を受信した前記端末装置から、ユーザIDを含む購入履歴取得要求を受信すると、前記ユーザIDに対応付けられた前記商品IDに対応する商品情報の少なくとも一部を含む購入履歴画面の表示指示を、前記端末装置へ送信する、情報処理装置。
  7. 請求項6に記載の情報処理装置であって、
    前記購入履歴画面の表示指示は、前記ユーザIDに対応付けられた前記商品IDに対応する商品をユーザが購入するための情報を更に含む、情報処理装置。
  8. 請求項6又は7に記載の情報処理装置であって、
    前記商品は、アーティストの関連商品を含み、
    前記属性は、商品に関連するアーティストグループ名及びアーティスト名の少なくとも一方を含み、
    前記ランキング画面の表示指示は、アーティストグループ又はアーティストに関する所定のアプリケーションを前記端末装置にダウンロードさせるための情報を含む、情報処理装置。
  9. 請求項1乃至8の何れか一項に記載の情報処理装置であって、
    前記制御部は、所定の複数の商品IDが1つのユーザIDに対応付けられている場合、前記複数の商品IDに対応する前記スコアを変化させる、情報処理装置。
  10. 請求項1乃至9の何れか一項に記載の情報処理装置であって、
    前記通信部は、読取装置と通信可能であり、
    前記制御部は、
    商品IDを前記読取装置から受信すると、前記商品IDがユーザIDに対応付けて前記記憶部に記憶されている場合、前記商品IDに対応付けて前記スコアを算出し、又は、前記商品IDに対応付けて算出したスコアを変化させる、情報処理装置。
  11. 複数の端末装置と、前記複数の端末装置と通信可能な情報処理装置と、を備える情報処理システムであって、
    前記端末装置は、
    商品を一意に識別可能な商品IDを取得し、
    ユーザを一意に識別可能なユーザIDと、取得された前記商品IDと、を前記情報処理装置へ送信し、
    前記情報処理装置は、
    ユーザIDと、商品IDと、を前記端末装置から受信すると、前記ユーザIDに対応付けて前記商品IDを記憶部に記憶し、
    前記記憶部に記憶された各商品IDに対応付けて、前記商品IDに対応する商品情報に基づいて算出したスコアを前記記憶部に記憶し、
    前記スコアに基づいてランキング情報を生成する、情報処理システム。
  12. 情報処理装置が実行する情報処理方法であって、
    ユーザを一意に識別可能なユーザIDと、商品を一意に識別可能な商品IDと、を端末装置から受信すると、前記ユーザIDに対応付けて前記商品IDを記憶部に記憶するステップと、
    前記記憶部に記憶された各商品IDに対応付けて、前記商品IDに対応する商品情報に基づいて算出したスコアを前記記憶部に記憶するステップと、
    前記スコアに基づいてランキング情報を生成するステップと、を含む、情報処理方法。
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