JP2017077801A - Vehicle seat - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、自動車等の車両に搭載される車両用シートに係り、特に、後突時におけるシート(シートバック部)への入力(シートバック部を後傾させる力)を緩和するようにしたものに関する。 The present invention relates to a vehicle seat mounted on a vehicle such as an automobile, and in particular, to reduce input to the seat (seat back portion) at the time of a rear collision (force to tilt the seat back portion backward). About.
自動車等の車両用シートにおいては、自動車等の車両の後方からの衝突、所謂、後突時における乗員(着座者)の保護が重要になっている。
この種、従来技術としては、例えば、特開平10−287164号公報(特許文献1)に記載されたものがある。この特許文献1のものは、予めシートバック部を上半部と下半部に分離しておき、車両の後突の際の衝撃によって、シートバック部全体が後傾されると、この後傾に追従して、シートバック部の前記上半部及びその上端のヘッドレストを、シートバック部の前記下半部に対して一体的に前傾させるようにしている。これにより、乗員(着座者)のむち打ち等を防止するようにした車両用シートが、この特許文献1に記載されている。
In vehicle seats such as automobiles, it is important to protect passengers (seaters) at the time of a collision from the rear of a vehicle such as an automobile, that is, a so-called rear collision.
As this kind and a prior art, there exist some which were described in Unexamined-Japanese-Patent No. 10-287164 (patent document 1), for example. In this
上記特許文献1のものでは、車両の後突の際の衝撃によって、シートバック部全体が後傾してしまうのを防止することはできず、着座者に対して、後突時における衝撃からの保護を十分に行うことはできないという課題があった。
In the thing of the said
本発明の目的は、車両の後突時に、シートバック部への入力(シートバック部を後傾させる力)を抑制することのできる車両用シートを得ることにある。 An object of the present invention is to obtain a vehicle seat that can suppress input to the seat back portion (force to tilt the seat back portion backward) at the time of a rear collision of the vehicle.
上記目的を達成するため、本発明は、シートクッション部を構成する左右のクッションフレームの後端側に、シートバック部を構成する左右のサイドフレームが回動軸を介して連結されている車両用シートにおいて、前記シートバック部は、前記左右のサイドフレームと、これら左右のサイドフレームに接続されて、前記左右のサイドフレームを一体化するパイプフレームを備え、このパイプフレームは、前記サイドフレームに沿って上下方向に延びてその上端側は前記サイドフレームの上端よりも上方に突出する上部を有し、更に、前記パイプフレームの上部に前後方向に回動自在に吊り下げられ、後突時に着座者に作用する後方への荷重を受けて後方へ回動する作動板装置と、前記回動軸に設けられた滑車等で構成された荷重方向変更手段と、この荷重方向変更手段に架け渡され、一端が前記パイプフレームの上部側と結合され、他端が前記作動板装置に結合されているワイヤとを備え、前記作動板装置が後方へ回動すると、前記ワイヤを介して、前記パイプフレームに対し前方への荷重を作用させるように構成していることを特徴とする。 In order to achieve the above-mentioned object, the present invention is for a vehicle in which left and right side frames constituting a seat back portion are connected to rear end sides of left and right cushion frames constituting a seat cushion portion via a rotating shaft. In the seat, the seat back portion includes the left and right side frames and a pipe frame that is connected to the left and right side frames and integrates the left and right side frames, and the pipe frame extends along the side frames. The upper end side of the upper side of the side frame has an upper portion that protrudes upward from the upper end of the side frame, and is suspended from the upper portion of the pipe frame so as to be pivotable in the front-rear direction. A load direction change hand composed of an actuating plate device that receives a load applied to the rear and rotates backward, and a pulley provided on the rotating shaft. And a wire that spans the load direction changing means, one end is coupled to the upper side of the pipe frame, and the other end is coupled to the working plate device, and the working plate device rotates backward. In this case, a forward load is applied to the pipe frame via the wire.
本発明によれば、車両の後突時に、シートバック部への入力(シートバック部を後傾させる力)を抑制することのできる車両用シートを得ることができる効果がある。 ADVANTAGE OF THE INVENTION According to this invention, there exists an effect which can obtain the vehicle seat which can suppress the input (force which tilts back a seat back part) to a seat back part at the time of a vehicle rear-end collision.
以下、本発明の車両用シートの具体的実施例を、図面を用いて説明する。各図において、同一符号を付した部分は同一或いは相当する部分を示している。 Hereinafter, specific examples of the vehicle seat of the present invention will be described with reference to the drawings. In each figure, the part which attached | subjected the same code | symbol has shown the part which is the same or it corresponds.
本発明の車両用シートの実施例1を、図1〜図6を用いて説明する。
まず、図1〜図5を用いて、本実施例1の車両用シートの全体構成を説明する。図1は本発明の車両用シートの実施例1を示す斜視図で、右サイドフレームを取り外したフレーム構造を示す図、図2は図1に示す車両用シートの正面図、図3は図1に示す車両用シートの側面図、図4は図1に示す車両用シートの側面図で、シートバック部を後方に傾斜させた状態を示す図、図5は図4に示す状態の車両用シートの斜視図である。
A vehicle seat according to a first embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS.
First, the overall configuration of the vehicle seat according to the first embodiment will be described with reference to FIGS. 1 is a perspective view showing a first embodiment of a vehicle seat according to the present invention, showing a frame structure with a right side frame removed, FIG. 2 is a front view of the vehicle seat shown in FIG. 1, and FIG. 4 is a side view of the vehicle seat shown in FIG. 1. FIG. 5 is a view showing a state in which the seat back portion is inclined rearward. FIG. 5 is a vehicle seat in the state shown in FIG. FIG.
図1〜図5において、1は車両用シートで、この車両用シート1は、シートバック部1Aと、シートクッション部1Bなどから構成されている。前記シートバック部1Aは、左右のサイドフレーム2を備え、前記シートクッション部1Bは左右のクッションフレーム3を備えている。なお、図1、図3〜図5では、前記右サイドフレーム2を取り外した状態で示している。
1 to 5,
また、前記シートバック部1Aは、前記左右のサイドフレーム2に接続されて、これら左右のサイドフレーム2を一体化するパイプフレーム4を備えている。このパイプフレーム4は、前記サイドフレーム2に沿って上下方向に延び、その上端側は前記サイドフレーム2の上端よりも上方に突出する上部4aを有している。
The
前記シートクッション部1Bを構成する前記左右のクッションフレーム3の後端側に、前記シートバック部1Aを構成する前記左右のサイドフレーム2が回動軸5を介して連結されている。また、図4、図5に示すように、前記サイドフレーム2は前記クッションフレーム3に対して、リクライニング機構(図示せず)を介して所定の傾斜角度に傾斜できるように構成されている。
The left and
本実施例においては、前記パイプフレーム4の上部4aに、作動板装置6が、前後方向に回動自在に吊り下げられている。この作動板装置6は、後突の発生時に着座者(乗員)に作用する後方への荷重を受けて、後方へ回動するように構成されている。
In this embodiment, the
この構成を更に詳しく説明する。前記作動板装置6は、板状の荷重受部(作動板)6aと、パイプ材で略U字状に構成され、前記荷重受部6aを一体に取り付けたホルダー部6bなどから構成されている。前記ホルダー部6bは、前記荷重受部6aよりも上部まで伸びた部分と、下部まで伸びた部分を有しており、この下部まで伸びた部分にはワイヤ結合部6cが設けられている。一方、前記パイプフレーム4には、その上部4aの水平部分に、前記作動板6を取り付けるための取付部(ブラケット)7が設けられている。この取付部7に、前記作動板装置6が前記ホルダー部6bを介して吊り下げられている。
This configuration will be described in more detail. The actuating
前記作動板装置6の荷重受部6aは、後突発生時に、着座者の後方慣性移動による衝撃荷重(後突時に着座者に作用する車体前後方向後ろ向きの荷重)を受けるように配置されており、この荷重が所定値以上になると、前記作動板装置6は後方へ移動(回動)するように構成されている。なお、前記左右のサイドフレーム2間には、ばねや弾性体などで構成された張力構造体(図示せず)が張られており、着座者の着座等による通常使用時の入力荷重は、前記張力構造体により受け止められ、前記作動板装置6は作動しない(後方移動しない)ように構成されている。
The
本実施例では、前記回動軸5は、左右の前記クッションフレーム3のそれぞれ設けられている。即ち、前記左右のクッションフレーム3には、前記複数の各回動軸5を支持するための軸支持ブラケット13が設けられており、この軸支持ブラケット13と前記クッションフレーム3とにより、前記回動軸5は支持されている。
In this embodiment, the
また、本実施例では、前記各回動軸5における前記サイドフレーム2よりも内側には、それぞれ滑車(荷重方向変更手段)10が回転自在に設けられている。また、前記シートバック部1Aの前記パイプフレーム4における前記上部4a前側にも滑車(荷重方向変更手段)9がブラケット部9aを介して取り付けられている。
Further, in the present embodiment, pulleys (load direction changing means) 10 are rotatably provided inside the
11はワイヤで、このワイヤ11は前記滑車10に架け渡され、前記ワイヤ11の一端は前記パイプフレーム4の上部4a側に前記滑車9を介して結合されている。また、前記ワイヤ11の他端は、前記作動板装置6の前記ワイヤ結合部6cに結合されている。
このように構成することにより、後突が発生して、着座者の後方慣性移動による衝撃荷重が所定値以上になると、前記作動板装置6の荷重受部6aに、この衝撃荷重が作用して、前記作動板装置6を後方へ移動させる。これに伴い、前記ワイヤ11にも、前記作動板装置6の後方移動に伴って、大きな張力が発生し、このワイヤ11の張力により、前記パイプフレーム4の上部4a側には、前記滑車9を介して前方に引っ張られる荷重が作用する。
With this configuration, when a rear collision occurs and the impact load due to the backward inertia movement of the seated person exceeds a predetermined value, the impact load acts on the
従って、前記シートバック部1Aの主に下部側には、着座者による後方慣性移動による衝撃荷重が作用するものの、同時に前記シートバック部1Aの上部側には、前記ワイヤ11に発生する張力により前方へ引っ張られる荷重が発生し、この結果、シートバック部1Aが後方に倒れるのを抑制することができる。
Therefore, although an impact load due to backward inertial movement by a seated person acts mainly on the lower side of the
前記作動板装置6が後方へ回動すると、前記ワイヤ11を介して、前記パイプフレーム4に対し、前方への荷重が作用する動作について、図6を用いて詳細に説明する。図6は本発明の実施例1における車両用シートの動作説明図である。
An operation in which a forward load acts on the
図6において、14は、シートバック部1Aとシートクッション部1Bにより構成されている車両用シート1に着座している着座者(乗員)を示している。また、2はシートバック部1Aのサイドフレーム、3はシートクッション部1Bのクッションフレーム、9,10は図1〜図5に示す上下の滑車(荷重方向変更手段)を示している。上部の滑車9は前記シートバック部1Aのパイプフレーム4の上部4a(図1等参照)に回転自在に支持され、下部の滑車10は前記クッションフレーム3に回転自在に支持されている。
In FIG. 6,
6,6´は上述した作動板装置で、この作動板装置6,6´は、荷重受部6a,6a´、ホルダー部6b,6b´、ワイヤ結合部6c,6c´を備え、前記パイプフレーム4上部の取付部(ブラケット)7に、前後方向に揺動自在に取り付けられている。
6 and 6 'are the operation plate devices described above, and the
11は、一端が前記上部の滑車9を介して前記パイプフレーム4上部に結合され、他端が前記下部の滑車10を介して前記作動板装置6下部の前記ワイヤ結合部6cに結合されているワイヤを示している。
11, one end is coupled to the upper portion of the
実線で示す着座者14は、通常の状態での着座姿勢を示しており、破線で示す着座者14´は、後突が発生して、着座者が後方に慣性移動した状態を示している。この図6に示すように、後突発生時に、着座者14,14´の後方慣性移動による衝撃荷重が所定値以上になると、前記作動板装置6の荷重受部6aに荷重が作用する。これにより、前記作動板装置6は、白抜き矢印で示すように、前記取付部7回りに回動して、破線6´(6a´,6b´,6c´)で示すように、後方へ移動する。
A seated
これに伴い、前記ワイヤ11は、矢印で示す方向に大きな張力が発生し、シートバック部1Aのサイドフレーム2の上部は、矢印で示すように、前方へ引っ張られる。従って、後突発生時に、シートバック部1Aには着座者14,14´の後方慣性移動による衝撃荷重により、後方へ倒れる方向の荷重が発生するものの、同時に、前記シートバック部1Aの上部には、該シートバック部1Aを前方に引っ張る力が発生する。これにより、シートバック部1Aの後傾を抑制することができ、後突時における衝撃から着座者を保護することができるから、着座者のむち打ち等を防止したり、軽減できる効果が得られる。
Along with this, a large tension is generated in the direction indicated by the arrow, and the upper part of the
なお、前記下部の滑車10の径を大きくするほど、前記シートバック部1Aを前方に引っ張る力(シートバック部1Aにおける回動軸5回りの回転モーメント)を大きくすることができ、シートバック部1Aの後傾抑制効果を増大できる。従って、前記滑車10の径は周囲の部材との緩衝を回避できる範囲でできるだけ大きくすると良い。
As the diameter of the
なお、上述した実施例1では、前記回動軸5は、前記左右の各クッションフレーム3と、この各クッションフレーム3にそれぞれ取り付けられた軸支持ブラケット13を介して回転支持される複数の回動軸で構成され、前記複数の回動軸5のそれぞれに前記滑車10を設けている。しかし、本発明は、前記回動軸5を前記左右の各クッションフレーム3のそれぞれ設けるものには限定されない。即ち、前記回動軸5を、前記左右のクッションフレーム3に跨る1本の軸で構成しても良い。このように、前記回動軸5を1本の軸で構成する場合には、前記回動軸5を前記左右のクッションフレームで回転支持し、この1本の回動軸5の左側と右側のそれぞれに、前記サイドフレーム2と前記滑車10を回転自在に設けるようにすれば良い。このように構成することにより、上述した軸支持ブラケット13を不要にでき、回動軸5の支持も、左右の前記クッションフレーム3によって、更に強固に固定することができる。
In the first embodiment described above, the
なお、本実施例1では、前記荷重方向変更手段9,10を、滑車を用いて構成している例を説明したが、前記荷重方向変更手段9,10は、滑車に限定されるものではなく、前記作動板装置6の後方への回動による荷重を、前記ワイヤ11を介して前記パイプフレーム4の上部に伝達できるように、前記ワイヤ11をガイドできるものであれば良く、回転しない円板状のものや円柱状のもので構成しても良い。
In addition, although the said Example 1 demonstrated the example which comprised the said load direction change means 9 and 10 using the pulley, the said load direction change means 9 and 10 is not limited to a pulley. Any disk can be used as long as it can guide the
次に、本発明の車両用シートの実施例2を、図7を用いて説明する。図7は、本実施例2の車両用シートを示す斜視図で、右サイドフレームを取り外したフレーム構造を示す図である。また、図7において、上述した図1〜図6と同一符号を付した部分は同一或いは相当する部分を示しており、上記実施例1と異なる部分を中心に説明する。 Next, Example 2 of the vehicle seat of the present invention will be described with reference to FIG. FIG. 7 is a perspective view showing the vehicle seat of the second embodiment, and shows a frame structure with the right side frame removed. In FIG. 7, the portions denoted by the same reference numerals as those in FIGS. 1 to 6 described above indicate the same or corresponding portions, and the description will focus on portions different from the first embodiment.
図7に示す本実施例2においては、上述した実施例1における上部の滑車(荷重方向変更手段)9を廃止し、代わりに、パイプフレーム4の上部4aに溶接などにより固定され、前記パイプフレーム4に沿って下方に延びるブラケット15を設けたものである。このブラケット15は上端側のみが前記パイプフレーム4に固定され、その下部は自由端となっていて、このブラケット15が変形できる範囲で、前後方向に撓むことができる。また、このブラケット15の下端には、ワイヤ16の一端が結合され、このワイヤ16の他端は、回動軸5に回転自在に支持されている滑車(荷重方向変更手段)10を介して、作動板装置6のワイヤ結合部6cに結合されている。他の構成は、上記実施例1と同様である。
In the second embodiment shown in FIG. 7, the upper pulley (load direction changing means) 9 in the first embodiment described above is eliminated, and instead, the
このように構成しても上記実施例1と同様の効果が得られる。即ち、後突が発生して、着座者の後方慣性移動による衝撃荷重が所定値以上になると、前記作動板装置6の荷重受部6aに、前記衝撃荷重が作用し、前記作動板装置6を後方へ移動させる。これに伴い、前記ワイヤ16にも、前記作動板装置6の後方移動に伴って、大きな張力が発生し、このワイヤ16の張力により、前記ブラケット15を介して、前記パイプフレーム4の上部4a側には、前方に引っ張られる荷重が作用する。従って、前記シートバック部1Aが後方に倒れるのを抑制することができる。
また、本実施例2によれば、上記実施例1における上部の滑車9を設ける必要がないので、構成もより簡単にすることができる。
Even if comprised in this way, the effect similar to the said Example 1 is acquired. That is, when a rear collision occurs and the impact load due to the backward inertial movement of the seated person exceeds a predetermined value, the impact load acts on the
Further, according to the second embodiment, since it is not necessary to provide the
なお、前記ブラケット15は前後方向に撓むものには限られず、撓みのほとんどない剛性の高いブラケットとしても良い。また、前記ブラケット15に代えて、棒材(細長い棒状の部材)やパイプ材、或いは板材を使用し、それらの部材の一端側を前記パイプフレーム4の上部4a側に接続し、これらの部材の下部には前記ワイヤ16の一端を結合し、このワイヤ16の他端を、前記滑車(荷重方向変更手段)10を介して前記作動板装置6に結合するようにしても良い。
The
次に、本発明の車両用シートの実施例3を、図8を用いて説明する。図8は、本実施例3の車両用シートを示す斜視図で、右サイドフレームを取り外したフレーム構造を示す図である。また、図8において、上述した図1〜図7と同一符号を付した部分は同一或いは相当する部分を示しており、上記実施例1、2と異なる部分を中心に説明する。 Next, a third embodiment of the vehicle seat of the present invention will be described with reference to FIG. FIG. 8 is a perspective view showing the vehicle seat of the third embodiment, and shows a frame structure with the right side frame removed. In FIG. 8, the parts denoted by the same reference numerals as those in FIGS. 1 to 7 described above are the same or corresponding parts, and the description will focus on parts different from the first and second embodiments.
図8に示す本実施例3においても、上記実施例2と同様に、前記実施例1における上部の滑車(荷重方向変更手段)9を廃止している。代わりに、本実施例3においては、図8に示すように、パイプフレーム4の上部4aにヒンジ部17を取り付け、このヒンジ部17によって前後方向に回動されるブラケット18を、該ヒンジ部17に、溶接などの手段で取り付けている。また、上記実施例2と同様に、前記ブラケット18の下端には、ワイヤ16の一端が結合され、このワイヤ16の他端は、回動軸5に回転自在に支持されている滑車(荷重方向変更手段)10を介して、作動板装置6のワイヤ結合部6cに結合されている。他の構成は、上記実施例1または2と同様である。
Also in the third embodiment shown in FIG. 8, the upper pulley (load direction changing means) 9 in the first embodiment is abolished as in the second embodiment. Instead, in the third embodiment, as shown in FIG. 8, the
この実施例3のように構成しても上記実施例1と同様の効果が得られる。即ち、後突が発生して、着座者の後方慣性移動による衝撃荷重が所定値以上になると、前記作動板装置6の荷重受部6aに前記衝撃荷重が作用し、前記作動板装置6を後方へ移動させる。これに伴い、前記ワイヤ16にも、前記作動板装置6の後方移動に伴って大きな張力が発生し、この張力により、前記ブラケット18を介して前記パイプフレーム4の上部4a側を前方に引っ張る荷重が作用して、前記シートバック部1Aが後方に倒れるのを抑制できる。
Even if it is configured as in the third embodiment, the same effect as in the first embodiment can be obtained. That is, when a rear collision occurs and the impact load due to the backward inertial movement of the seated person exceeds a predetermined value, the impact load acts on the
本実施例3においても、上記実施例1における上部の滑車9を設ける必要がないので、前記実施例2と同様に、構成を簡単にすることができる。また、本実施例3によれば、ワイヤ16に発生する張力の方向に沿ってブラケット18が回動するので、前記ワイヤ16に発生する張力を効率良くパイプフレーム4の上部4aに伝達することができる効果も得られる。
Also in the third embodiment, since it is not necessary to provide the
なお、本実施例3においても、上記実施例2と同様に、前記ブラケット18に代えて、棒材やパイプ材等を使用し、それらの部材の一端側を前記ヒンジ部17に接続し、これらの部材の下部には前記ワイヤ16の一端を結合し、このワイヤ16の他端を、前記滑車(荷重方向変更手段)10を介して前記作動板装置6に結合するようにしても良い。
In the third embodiment, as in the second embodiment, instead of the
また、本発明は上述した各実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。また、上記した実施例は本発明を分かり易く説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。 The present invention is not limited to the above-described embodiments, and includes various modifications. The above-described embodiments have been described in detail for easy understanding of the present invention, and are not necessarily limited to those having all the configurations described.
1:車両用シート、1A:シートバック部、1B:シートクッション部、
2:サイドフレーム、3:クッションフレーム、
4:パイプフレーム、4a:上部、5:回動軸、
6:作動板装置、6a,6a´:荷重受部(作動板)、
6b,6b´:ホルダー部、6c,6c´:ワイヤ結合部、
7:取付部(ブラケット)、9:滑車(荷重方向変更手段)、9a:ブラケット部、
10:滑車(荷重方向変更手段)、11,16:ワイヤ、13:軸支持ブラケット、
14,14´:着座者(乗員)、15,18:ブラケット、17:ヒンジ部。
1: vehicle seat, 1A: seat back part, 1B: seat cushion part,
2: side frame, 3: cushion frame,
4: pipe frame, 4a: upper part, 5: rotating shaft,
6: Actuating plate device, 6a, 6a ': Load receiving part (actuating plate),
6b, 6b ': holder part, 6c, 6c': wire coupling part,
7: mounting portion (bracket), 9: pulley (load direction changing means), 9a: bracket portion,
10: pulley (load direction changing means), 11, 16: wire, 13: shaft support bracket,
14, 14 ': Seated person (occupant), 15, 18: Bracket, 17: Hinge part.
Claims (11)
前記シートバック部は、前記左右のサイドフレームと、これら左右のサイドフレームに接続されて、前記左右のサイドフレームを一体化するパイプフレームを備え、このパイプフレームは、前記サイドフレームに沿って上下方向に延びてその上端側は前記サイドフレームの上端よりも上方に突出する上部を有し、更に、
前記パイプフレームの上部に前後方向に回動自在に吊り下げられ、後突時に着座者に作用する後方への荷重を受けて後方へ回動する作動板装置と、
前記回動軸に設けられた荷重方向変更手段と、
この荷重方向変更手段に架け渡され、一端が前記パイプフレームの上部側と結合され、他端が前記作動板装置に結合されているワイヤとを備え、
前記作動板装置が後方へ回動すると、前記ワイヤを介して、前記パイプフレームに対し前方への荷重を作用させるように構成している
ことを特徴とする車両用シート。 In the vehicle seat in which the left and right side frames constituting the seat back portion are connected to the rear end sides of the left and right cushion frames constituting the seat cushion portion via a rotation shaft,
The seat back portion includes the left and right side frames and a pipe frame that is connected to the left and right side frames and integrates the left and right side frames, and the pipe frame extends in the vertical direction along the side frames. And the upper end side of the side frame has an upper portion protruding upward from the upper end of the side frame, and
An operation plate device that is hung from the upper part of the pipe frame so as to be pivotable in the front-rear direction, and that is pivoted rearward by receiving a rearward load acting on a seated person at the time of a rear collision;
A load direction changing means provided on the rotating shaft;
A wire that spans the load direction changing means, one end is coupled to the upper side of the pipe frame, and the other end is coupled to the working plate device;
When the operation plate device rotates rearward, a forward load is applied to the pipe frame via the wire.
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Family Applications (1)
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10981478B2 (en) | 2018-06-07 | 2021-04-20 | Tachi-S Co., Ltd. | Seat for vehicle |
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JP5388271B2 (en) * | 2008-10-20 | 2014-01-15 | 日本発條株式会社 | Back seat frame structure of vehicle seat and vehicle seat having the structure |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10981478B2 (en) | 2018-06-07 | 2021-04-20 | Tachi-S Co., Ltd. | Seat for vehicle |
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