JP2017076873A - 画像処理装置、画像処理方法、及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】投影表示時に、撮影する原稿と投影表示する画像との色の差が発生しないように制御する画像処理装置、画像処理方法、及びプログラムを提供する。【解決手段】画像の投影表示を行う際の第1の環境情報S401と、原稿が撮影された際の第2の環境情報S403とから、投影表示する際の光源色に応じた画像データに原稿の画像データを変換する補正テーブルS404を作成し、補正テーブルを用いて変換した画像データに基づく原稿の画像を投影表示S407するようにして、投影表示時S409に、撮影する原稿と投影表示する画像との色の差が発生しないように制御する。【選択図】図4

Description

本発明は、撮影された原稿の画像を投影表示する画像処理装置、画像処理方法、及びプログラムに関する。
MFP(Multi Function Printer)のスキャナの代わりに原稿を撮影する手段と撮影した原稿の画像等を表示する手段を有し、原稿を撮影して、撮影した原稿の画像を投影表示する画像処理装置がある。このような画像処理装置において、撮影した原稿の画像は、ホワイトバランス補正等の画像処理が施される。画像処理が施された原稿の画像は、例えば適切な色味となるように原稿の紙白部がホワイトバランス補正により白く補正されて真っ白となっている。また、撮影した画像のホワイトバランス補正の際、色補正を行うときに熟練していないオペレータでも、ホワイトバランスを崩すことなく、適正に色調整を行うことを可能にする技術が提案されている(特許文献1参照)。
特開2006−101297号公報
原稿を撮影し、撮影した原稿の画像を投影表示する画像処理装置は、設置場所の照明光を用いて撮影するので、白熱電球の光のような暖色系の照明光の下では、撮影時に原稿の紙白は黄色やオレンジ色に見える。しかし、撮影した原稿の画像を投影表示した際、原稿の紙白はホワイトバランス補正が行われており真っ白なものとなる。そのため、撮影が終わって原稿を取り除き投影表示した画像に切り替わる際、黄色やオレンジ色から急に真っ白となる。その際、撮影する原稿と投影表示する画像との色の差が発生し、装置の使用者が違和感を抱くことになる。ホワイトバランス補正されていない画像を投影表示した場合でも、投影光のため照明光や投影表示する背景の影響を受ける。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、投影表示時に、撮影する原稿と投影表示する画像との色の差が発生しないように制御することを目的とする。
本発明に係る画像処理装置は、画像の投影表示を行う際の第1の環境情報を取得する情報取得手段と、前記情報取得手段により取得した前記第1の環境情報と、原稿が撮影された際に取得された第2の環境情報とから、投影表示する際の光源色に応じた画像データに前記原稿の画像データを変換する補正テーブルを作成する補正テーブル作成手段と、前記補正テーブルを用いて変換した画像データに基づく前記原稿の画像を投影表示する投影手段とを有することを特徴とする。
本発明によれば、投影表示時の第1の環境情報と撮影時の第2の環境情報とから作成した補正テーブルを用いて原稿の画像データを補正することで、投影表示時に、撮影する原稿と投影表示する画像との色の差が発生しないように制御することが可能となる。
本発明の実施形態における画像処理装置の構成例を示す図である。 本実施形態における撮影部の構成例を示す図である。 本実施形態における画像処理部の構成例を示す図である。 本実施形態における画像処理装置の動作例を示すフローチャートである。 本実施形態における投影時の状態を説明する図である。 本実施形態における撮影時の状態を説明する図である。 本実施形態における投影表示設定画面の例を示す図である。 本実施形態における画像処理装置の他の動作例を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、以下に説明する構成等は一例にすぎず、本発明はそれらの構成等に限定されるものではない。
図1は、本発明の一実施形態に係る画像処理装置の構成例を示すブロック図である。本実施形態における画像処理装置100は、原稿を撮影して、撮影した原稿の画像を投影表示する。画像処理装置100は、内部バス101を介して相互に接続されるCPU102、メモリ103、HDD104、UI表示部105、撮影部106、画像処理部107、投影部108、及びネットワークI/F109を有する。また、画像処理装置100は、ネットワークI/F109を介してネットワーク110と接続されている。
CPU(Central Processing Unit)102は、内部バス101を介して接続された各部を制御し、画像処理装置100を統括的に制御するプロセッサである。メモリ103は、ROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)を含む。メモリ103のROMは、CPU102が画像処理装置100を制御するために実行する各種命令(アプリケーションプログラム含む)や各種データを記憶する。メモリ103のRAMは、CPU102のワークエリアとして機能する。
HDD(Hard Disk Drive)104は、撮影によって得られたデジタル画像データ(以下、単に「画像データ」とも称す。)や各種設定データ等を保存する。UI(ユーザインタフェース)表示部105は、種々の情報を表示したり、表示画面を介したユーザからの各種指示を受け付けたりする。UI表示部105は、例えばタッチスクリーン機能を有する液晶パネルなどで構成される。
撮影部106は、図示していないカメラ等で原稿等を撮影し、撮影した原稿等の画像データ及び環境情報等を出力する。画像処理部107は、撮影された原稿等の画像データに各種のデジタル補正を行う。投影部108は、画像処理部107で補正した画像データに基づく画像等を図示していないプロジェクタ等で投影し表示する。
ネットワークI/F(インタフェース)109は、ネットワーク110を介して接続されているPC(Personal Computer)等の外部の機器との間で、画像データの送受信等の通信を行うためのインタフェースである。ネットワーク110は、例えばLAN(Local Area Network)やインターネット等である。本実施形態における画像処理装置100は、予め設定してあるアドレスのPC等の機器に撮影部106で撮影した原稿等の画像データを送付したり、PC等の機器から画像データを受信して投影部108で画像データに基づく画像を投影したりする。なお、撮影によって得られた画像データをPC等の機器に送付する際は、ホワイトバランス補正等が行われて紙白部が真っ白となっている画像データとなっている。そのため、PC等の機器のデジタルデータと合成する際、デジタルデータに基づく表示において背景が白いものとの親和性が高くユーザが使いやすい画像データとなっている。
なお、本実施形態における画像処理装置の構成要素は前述の内容に限定されない。例えば、タッチスクリーンに代えてユーザが各種操作を行うためのマウスやキーボード等で構成される入力部を設けるなどしてもよく、画像処理装置が有する構成要素は、その用途等に応じて適宜追加や変更され得るものである。
図2は、本実施形態における撮影部106の構成例を示す図である。図2には、原稿を撮影し、撮影した原稿の画像データと撮影したときの環境情報を生成する場合の撮影部106の構成例を示している。撮影部106は、画像デジタル化部201、環境情報取得部203、及びホワイトバランス補正部205を有する。
画像デジタル化部201は、図示していないカメラにより撮影された画像をデジタル化して画像データ202に変換し出力する。環境情報取得部203は、画像デジタル化部201から出力される画像データ202から白色点の情報である白色点情報204を取得して出力する。白色点情報204は、例えば色温度(ケルビン)、色度(例えばX,Y,Z値)、読み取り値(R(Red),G(Green),B(Blue))等の白色点がわかる情報であればよい。
ホワイトバランス補正部205は、環境情報取得部203から出力される白色点情報204に基づいて、画像デジタル化部201から出力される画像データ202にホワイトバランス補正を行う。ホワイトバランス補正部205は、白色点情報204を基に紙白部等の原稿の白い部分が真っ白(R=255,G=255,B=255)の値となるように画像データ202を補正し、補正した画像データ206を出力する。なお、ホワイトバランス補正部205は、画像データ202に対してホワイトバランス補正を行わないようにも制御可能となっている。
ここでは、図2に示した撮影部106が、補正したデジタル画像データ206を得るまで処理を行う例を示したが、これに限定されるものではない。例えば、撮影部106は撮影して補正していない画像データを出力するだけで、画像処理部107が、環境情報(白色点情報)を取得し、さらにホワイトバランス補正を行うようにしてもよい。
図3は、本実施形態における画像処理部107の構成例を示す図である。図3には、補正情報(補正テーブル)に基づいて、入力画像データを出力画像データに変換する場合の画像処理部107の構成例を示している。画像処理部107は、画像変換部301を有する。画像変換部301は、入力画像データ(Rin,Gin,Bin)302を、補正情報303を参照して出力画像データ(Rout,Gout,Bout)304に変換し出力する。画像変換部301での画像データの変換方法は、CPU102で設定が行われ、さまざまな変換が可能となっている。詳細に関しては後述する。
図4は、本実施形態における画像処理装置100の動作例を示すフローチャートである。図4には、画像処理装置100が、原稿を撮影し、撮影した原稿の画像を投影表示する処理の流れを示している。この一連の処理は、CPU102が、HDD104に格納されているプログラムをメモリ103内のRAMにロードして実行することで実現される。
ステップS401において、画像処理装置100は、図示していない起動スイッチが押されて起動されると、環境情報取得処理(投影時)を実行する。具体的には、図5に示すように照明502により光をあて、背景シート501だけの原稿を置かない状態で、CPU102による制御に従って投影部108が真っ白な画像(R=255,G=255,B=255)を投影する。この状態で、CPU102による制御に従って撮影部106が撮影を行い、撮影によって得られた画像データを基に環境情報取得部203により投影時の白色点データW_Proを第1の環境情報(投影時白色点情報)として取得してメモリ103に保存する。その後、投影を終了してステップS402に進む。
投影時の白色点データW_Proの一例としては、R_Pro=248、G_Pro=245、B_Pro=250のようにR(Red)、G(Green)、B(Blue)の各色のデータで取得できる。なお、白色点データとしてはR、G、Bのデータに限られるものではなく、色温度や色度であってもよい。
ステップS402において、画像処理装置100は、撮影する原稿が置かれたかを判断する。画像処理装置100のCPU102が、撮影する原稿が置かれたと判断した場合にはステップS403に進み、撮影する原稿が置かれていないと判断した場合には置かれたと判断するまで次のステップに進まない。
ステップS403において、画像処理装置100は、環境情報取得処理(撮影時)を実行する。図6に示すように投影部108による投影をやめ、照明502により光をあて、CPU102による制御に従って撮影部106が原稿601を撮影する。撮影部106は、撮影によって得られた画像データを基に環境情報取得部203により撮影時の白色点データW_Phoを第2の環境情報(撮影時白色点情報)として取得してメモリ103に保存する。そして、ステップS404に進む。
撮影時の白色点データW_Phoの一例としては、R_Pho=247、G_Pho=238、B_Pho=209のようにR、G、Bの各色のデータで取得できる。なお、白色点データとしてはR、G、Bのデータに限られるものではなく、色温度や色度であってもよい。
ステップS404において、画像処理装置100は、光源色補正テーブル作成処理を実行する。光源色補正テーブル作成処理では、画像処理装置100のCPU102が投影表示する画像の画像データを光源色に応じた画像データに変換する光源色補正テーブルを作成する。光源色補正テーブル作成処理において、画像処理装置100のCPU102は、まず光源色変換係数Kを求める。光源色変換係数Kは、投影時の白色点データW_Proと撮影時の白色点データW_Phoとから、K=W_Pho/W_Proとして求める。
R、G、Bの各色のデータで白色点データW_Pro、W_Phoを取得した場合、光源色変換係数Kは、K_R=R_Pho/R_Pro、K_G=G_Pho/G_Pro、K_B=B_Pho/B_Proにより求める。そして、光源色変換係数K(K_R、K_G、K_B)を用い、
Rout=K_R×Rin
Gout=K_G×Gin
Bout=K_B×Bin
を算出することで0から255までの8ビットの画像データの補正テーブルを作成することができる。光源色補正テーブルの作成が終わるとステップS405に進む。
ステップS405において、画像処理装置100は、撮影した原稿のホワイトバランス補正された画像(WB_ON画像)を取得する。具体的には、撮影部106のホワイトバランス補正部205でホワイトバランス補正された画像データを取得してメモリ103に記憶する。撮影した原稿のホワイトバランス補正された画像(WB_ON画像)の取得が終わるとステップS406に進む。
なお、画像処理装置100は、このホワイトバランス補正された画像(WB_ON画像)をPC等の機器に送付する場合、撮影時の白色点データW_Phoを含めた形でPC等の機器に送付する。撮影時の白色点データW_Phoを含めて送付するのは、再度PC等の機器から画像データを受信して投影する際に、撮影時の白色点データW_Phoを使用するためである。
ステップS406において、画像処理装置100は、投影表示設定が光源色であるかを判断する。画像処理装置100のCPU102は、例えばUI表示部105に表示される図7に例示した投影表示設定画面701の光源色ボタン702又はホワイト色ボタン703のどちらが選択されているかに応じて投影表示設定が光源色であるか否かを判断する。光源色ボタン702が選択されている場合、画像処理装置100のCPU102は投影表示設定が光源色であると判断してステップS407に進む。一方、ホワイト色ボタン703が選択されている場合、画像処理装置100のCPU102は投影表示設定が光源色ではない(ホワイト色である)と判断してステップS408に進む。
ステップS407において、画像処理装置100は、ステップS405でメモリ103に記憶してある画像データを光源色に応じた補正画像データに変換する。具体的には、画像処理装置100の画像処理部107が、ステップS404で作成した光源色補正テーブルを用いて画像データの変換を行い、メモリ上の画像データを書き換える。画像データの変換が終わるとステップS408に進む。
ステップS408において、画像処理装置100は、撮影が済み原稿が取り除かれたか否かを判断する。画像処理装置100のCPU102は、撮影部106のカメラの画像を基に判断を行い、原稿が取り除かれたと判断した場合にはステップS409に進み、原稿が取り除かれていないと判断した場合には次のステップに進まない。
ステップS409において、画像処理装置100は、メモリ103に記憶している画像データに基づく画像を投影部108により投影表示する。ここで投影表示される画像は、ステップS403で撮影した原稿の画像であり、ステップS406で確認した投影表示設定に応じた画像データに基づく画像が投影表示される。
すなわち、投影表示設定において光源色ボタン702が選択されている場合、メモリ103に記憶している画像データはステップS407で補正された画像データであり、その光源色に応じて補正された画像データに基づく画像が投影表示される。また、投影表示設定においてホワイト色ボタン703が選択されている場合、メモリ103に記憶している画像データはステップS405で取得したホワイトバランス補正された画像データであり、その画像データに基づく画像が投影表示される。画像を投影するとステップS410に進む。
ステップS410において、画像処理装置100は、原稿の撮影が終了したか否かを判断する。画像処理装置100のCPU102は、図示していない撮影終了ボタンが押されたか否かによって原稿の撮影が終わったかを判断する。原稿の撮影が終了していると画像処理装置100のCPU102が判断した場合には動作を終了し、原稿の撮影が終了していないと判断した場合には、ステップS402に戻り撮影する原稿が置かれるまで撮影済みの原稿の画像を投影表示する。
なお、画像処理装置100が原稿を撮影して投影表示する場合の例を説明したが、予め撮影された画像データに基づく画像をプレビュー表示することも可能である。図8は、本実施形態における画像処理装置100の他の動作例を示すフローチャートである。図8には、予め撮影されている画像データに基づく画像を画像処理装置100においてプレビュー表示する場合の処理の流れを示している。図8に示す処理も、CPU102が、HDD104に格納されているプログラムをメモリ103内のRAMにロードして実行することで実現される。
ステップS401において、画像処理装置100は、図示していない起動スイッチが押されて起動されると、環境情報取得処理(投影時)を実行する。この環境情報取得処理(投影時)は、図4のステップS401での環境情報取得処理(投影時)と同様であり、画像処理装置100は、投影時の白色点データW_Proを第1の環境情報(投影時白色点情報)として取得しメモリ103に保存する。
次に、ステップS801において、画像処理装置100は、プレビューモードが開始されたかを判断し、開始されたと判断した場合にはステップS802に進む。ステップS802において、画像処理装置100は、プレビューしたい画像の選択を装置の使用者に促し、その応答としての装置の使用者による選択操作等に従って画像を選択する。画像の選択が終わるとステップS803に進む。
ステップS803において、画像処理装置100は、ステップS802で選択した画像の画像データをPC等の機器から受信する。このとき、画像処理装置100は、ホワイトバランス補正された画像(WB_ON画像)の画像データとともに撮影時の白色点データW_Phoを受信し、取得したWB_ON画像の画像データと撮影時の白色点データW_Phoとをメモリ103に記憶する。メモリ103に画像データ及び撮影時の白色点データが記憶されるとステップS404に進む。
以降のステップS404、S406、S407、S409での処理は、図4に示したステップS404、S406、S407、S409での処理と同様であるので、その説明は省略する。なお、図8に示すステップS407においては、画像処理装置100は、ステップS803でメモリ103に記憶してある画像データを光源色に応じた補正画像データに変換する。また、図8に示すステップS409においては、画像処理装置100は、ステップS406で確認した投影表示設定に従った、ステップS802で選択した画像を投影表示する。
また、ホワイトバランス補正された画像データに適用した例を説明したが、ホワイトバランス補正していない画像に対しても同様に適用可能である。ホワイトバランス補正していない画像であっても、光源色補正テーブルを参照して変換することで、図5に示した背景シート501(背景色)や照明502(光源色)の影響を考慮した色味に近づけることができる。
以上のように本実施形態においては、投影表示時に、撮影する原稿と投影表示する画像との色の差を減らし、例えば、撮影が終わって原稿を取り除き投影表示した画像に切り替わる際、黄色やオレンジ色から急に真っ白となることを防止することができる。本実施形態によれば、撮影する原稿と投影表示する画像との色の差を低減することができ、装置の使用者が抱く違和感を軽減することができる。
(本発明の他の実施形態)
本発明は、前述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読み出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
なお、前記実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化のほんの一例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその技術思想、又はその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
100:画像処理装置 102:CPU 103:メモリ 104:HDD 105:UI表示部 106:撮影部 107:画像処理部 108:投影部 109:ネットワークI/F 201:画像デジタル化部 203:環境情報取得部 205:ホワイトバランス補正部 301:画像変換部

Claims (9)

  1. 画像の投影表示を行う際の第1の環境情報を取得する情報取得手段と、
    前記情報取得手段により取得した前記第1の環境情報と、原稿が撮影された際に取得された第2の環境情報とから、投影表示する際の光源色に応じた画像データに前記原稿の画像データを変換する補正テーブルを作成する補正テーブル作成手段と、
    前記補正テーブルを用いて変換した画像データに基づく前記原稿の画像を投影表示する投影手段とを有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 原稿を撮影する撮影手段を有し、
    前記第2の環境情報は、前記撮影手段により撮影した原稿の画像データを基に前記情報取得手段により取得することを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. 前記第2の環境情報は、投影表示する撮影された原稿の画像データとともに前記画像処理装置に供給されることを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  4. 前記情報取得手段は、原稿を置かずに画像の投影表示を行う状態での撮影により得られた画像データを基に前記第1の環境情報を取得することを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の画像処理装置。
  5. 前記投影手段は、表示設定に応じて、前記補正テーブルを用いて変換した画像データに基づく前記原稿の画像、又は前記補正テーブルによる変換を行っていない画像データに基づく前記原稿の画像を投影表示することを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の画像処理装置。
  6. 前記補正テーブルによる変換を行っていない画像データは、撮影された原稿のホワイトバランス補正された画像データであることを特徴とする請求項5記載の画像処理装置。
  7. 前記第1の環境情報及び前記第2の環境情報は、色温度、色度、及び読み取り値の少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項1〜6の何れか1項に記載の画像処理装置。
  8. 画像の投影表示を行う際の第1の環境情報を取得する情報取得工程と、
    前記情報取得工程で取得した前記第1の環境情報と、原稿が撮影された際に取得された第2の環境情報とから、投影表示する際の光源色に応じた画像データに前記原稿の画像データを変換する補正テーブルを作成する補正テーブル作成工程と、
    前記補正テーブルを用いて変換した画像データに基づく前記原稿の画像を投影表示する投影工程とを有することを特徴とする画像処理方法。
  9. 画像の投影表示を行う際の第1の環境情報を取得する情報取得ステップと、
    前記情報取得ステップで取得した前記第1の環境情報と、原稿が撮影された際に取得された第2の環境情報とから、投影表示する際の光源色に応じた画像データに前記原稿の画像データを変換する補正テーブルを作成する補正テーブル作成ステップと、
    前記補正テーブルを用いて変換した画像データに基づく前記原稿の画像を投影手段により投影表示させる投影ステップとをコンピュータに実行させるためのプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN112164005A (zh) * 2020-09-24 2021-01-01 Oppo(重庆)智能科技有限公司 图像颜色校正方法、装置、设备及存储介质

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