JP2017076244A - 画像処理システム、画像処理装置及びその画像処理方法 - Google Patents

画像処理システム、画像処理装置及びその画像処理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】過去に印刷した画像処理装置が配置してあるロケーションと異なるロケーションへ出向いた場合でも、過去の印刷データを再度印刷することができる。
【解決手段】クラウドストレージ200と各ロケーションに配置された画像処理装置310をネットワーク100を介して接続して印刷を行う画像処理システムにおいて、画像処理装置310は、クラウドストレージ200から受信した履歴一覧に基づき過去の印刷データを選択可能に表示し、選択された印刷データを印刷したときにその印刷履歴をクラウドストレージ200に送信する。クラウドストレージ200は、画像処理装置310から送信されてくる印刷履歴を過去の印刷履歴として印刷データとともに保存し、保存した印刷履歴及び印刷データから履歴一覧を作成して画像処理装置310に送信する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ネットワークを介して接続された画像処理装置によって印刷を行う画像処理システム及び画像処理装置に関するものである。
近年、デジタルカメラ、携帯情報端末、携帯電話等の普及により、ユーザがこれらの機器を用いて多くの写真を撮影し、これらの機器を写真印刷サービスを行う店舗に持って行き、撮影した写真データの中から所望の写真データを選択して印刷するニーズが拡大傾向にある。
この写真印刷サービスでは、デジタルカメラ、携帯情報端末、携帯電話等に保存された写真データを有線インタフェース又は無線インタフェースを介して店舗に配置した画像処理装置に送信する。そして、ユーザ自身が操作画面を見ながら所望の写真データを選択して印刷できるようになっている(例えば、特開2012−63800号公報(特許文献1)参照)。
特開2012−63800号公報
しかしながら、上記の構成の画像処理システムでは、過去に印刷した店舗と異なる店舗へ出向いた場合では、過去に印刷した写真データを持参していないために再度印刷することができなかった。また、過去の印刷よりも高品位に印刷できる場合でも、そのまま印刷していた。
本発明が解決しようとする課題は、過去に印刷した店舗と異なる店舗へ出向いた場合、過去に印刷した写真データを持参していなくても再度印刷することを可能とする画像処理システムを提供することにある。また、過去の印刷よりも高品位に印刷することを可能とする画像処理システムを提供することにある。
上記課題を解決するために本発明に関する画像処理システムは、クラウドストレージとネットワークを介して接続された画像処理装置が印刷を行う画像処理システムであって、前記クラウドストレージは、前記画像処理装置が過去に印刷を行った画像の出力品位を含む印刷履歴及び印刷データを格納し、前記画像処理装置は、前記クラウドストレージが格納する前記印刷履歴及び前記印刷データに基づいて印刷を行うことを特徴とするものである。
本発明によれば、クラウドストレージに画像処理装置が過去に印刷した画像の印刷履歴及び印刷データを格納したので、過去に印刷した写真データを画像処理装置に持参していなくても、過去に印刷した写真を再度印刷することができる。更に、前記クラウドストレージが格納する前記印刷履歴には、過去に印刷を行った画像の出力品位が含まれているため、ユーザはこれを参考に印刷データを選択することができるので、今回の画像処理装置の性能、機能を把握していないユーザでも、過去の印刷よりも高品位に印刷することができるという効果を有する。
第1の実施の形態に関する画像処理システムの構成図である。 第1の実施の形態に関する画像処理装置の外観図である。 第1の実施の形態に関する画像処理装置のブロック図である。 第1の実施の形態に関するクラウドストレージのブロック図である。 第1の実施の形態に関するユーザ情報の構成の説明図である。 第1の実施の形態に関する装置管理情報を示す説明図である。 第1の実施の形態に関する印刷履歴管理情報の構成の説明図である。 第1の実施の形態に関するユーザの印刷履歴の説明図である。 第1の実施の形態に関する画像処理システムの動作フローチャートである。 第1の実施の形態に関するユーザ認証ダイアログボックスの画面例の説明図である。 第1の実施の形態に関する印刷データ選択ダイアログボックスの画面例の説明図である。 第1の実施の形態に関する印刷データ選択ダイアログボックスの画面例の説明図である。 第1の実施の形態に関する印刷データ選択ダイアログボックスの画面例の説明図である。 第1の実施の形態に関する外部装置を接続するときのガイダンスの表示例の説明図である。 第1の実施の形態に関する印刷設定ダイアログボックスの画面例の説明図である。 第1の実施の形態に関する印刷設定ダイアログボックスの人物補正の選択画面例の説明図である。 第1の実施の形態に関する印刷設定ダイアログボックスの風景補正の選択画面例の説明図である。 第1の実施の形態に関するプレビューダイアログボックスの画面例の説明図である。 第1の実施の形態に関する印刷履歴の送信選択のガイダンスの表示例の説明図である。 第1の実施の形態に関するユーザ登録ダイアログボックスの画面例の説明図である。
(第1の実施の形態)
以下に本発明を実施するための最良の形態である第1の実施の形態を説明する。各図面に共通な要素には同一の符号を付す。以下、第1の実施の形態の画像処理システム及び画像処理装置の構成を説明する。尚、以下の説明では、写真データを印刷データとした例を説明するが、写真データでなくともよい。また、以下の説明では、印刷装置を画像処理装置の例として説明するが、多機能プリンタであってもよい。
図1は、第1の実施の形態に関する画像処理システムの構成図である。第1の実施の形態に関する画像処理システム1000は、遠隔地にあるクラウドストレージ200とネットワーク100を介して接続された画像処理装置310によって印刷を行うためのシステムである。画像処理システム1000は、クラウドストレージ200と、各店舗としてのロケーション300に配置される画像処理装置310と、クラウドストレージ200と各ロケーション300の画像処理装置310を接続するネットワーク100により構成される。
クラウドストレージ200は遠隔地に配置され、後述するユーザ情報、装置情報及び過去に行った印刷の印刷履歴を格納する。そして、クラウドストレージ200は、これらの情報を画像処理装置310に送信するとともに、画像処理装置310からこれらの情報を受信し、格納する。店舗としてのロケーション300には一台の画像処理装置310が配置されるが、複数の画像処理装置310を配置した構成としてもよい。画像処理装置310は、クラウドストレージ200に格納された印刷データを遠隔地において印刷可能とするものである。
図2は、第1の実施の形態に関する画像処理装置の外観図である。画像処理装置310は、各店舗としてのロケーション300に配置され、ユーザの操作によって動作する。画像処理装置310は、後述する印刷実行部317を内蔵するとともに、ユーザへのガイダンスの表示及び操作入力を行うユーザ操作手段としてのユーザ操作部321と、その近傍にデジタルカメラ、携帯情報端末、携帯電話等の図示しない外部装置から写真データを印刷データとして取り込むための外部ストレージインタフェース311と、LANケーブル等でネットワーク100に接続されネットワーク100とのデータ送受信を行う送受信手段としての通信インタフェース312を備える。
ユーザ操作手段としてのユーザ操作部321は、LCDパネル上に透明タッチパネルを積層した操作部であり、LCDパネルに表示される操作画面上に設けられた透明タッチパネルに対しユーザが操作入力を行うものである。
尚、店舗に配置される画像処理装置310では、その近傍に印刷を行ったときの代金を支払うための課金ユニット350が配置されるのが一般的であるが、課金ユニット350は本発明には直接関係しないため、簡略化のためにその説明は省略する。
図3は、第1の実施の形態に関する画像処理装置のブロック図である。第1の実施の形態に関する画像処理装置310は、外部装置から印刷データを取り込むための外部ストレージインタフェース311と、ネットワーク100とのデータ送受信を行うための送受信手段としての通信インタフェース312と、当該画像処理装置310の後述する装置固有の情報1311並びに当該画像処理装置310の後述する設定可能な印刷設定項目1312からなる装置情報1310を記憶するための装置情報記憶部313を有する。
図6において後述するように、装置固有の情報1311は、画像処理装置310を識別するための装置IDと、画像処理装置310の機種名としてのプリンタ情報と、画像処理装置310の配置場所を示すロケーション300とからなる。設定可能な印刷設定項目1312は、その画像処理装置310に対して設定可能な「印刷品位」等の項目である。
印刷設定項目1312には、設定内容1313が含まれる。例えば印刷設定項目1312としての「印刷品位」の設定内容1313は、「多諧調印刷、きれい、ふつう、粗い」のいずれかである。そして、このそれぞれの設定内容1313は、出力品位1314の数値を含む。出力品位1314の数値は、合計されて出力品位1314の合計値となる。
ここで、上記出力品位1314は、画像処理装置310の解像度や諧調数等の印刷品位、使用可能な用紙種類、特色トナーの有無、風景・人物補正等の画像処理機能の有無に応じて、印刷出力画像の綺麗さへの効果をあらかじめ定めた数値である。従って、印刷出力画像が綺麗になるものほど、出力品位1314の数値(合計値)は高い値となる。
この装置情報記憶部313に記憶される装置情報1310は、後述する図6に示すクラウドストレージ200の装置情報格納部240に格納される装置情報1310と同様の内容となる。
更に、第1の実施の形態に関する画像処理装置310は、ユーザ操作手段としてのユーザ操作部321に対し操作画面の表示を行う画面表示部315と、ユーザ操作部321によって印刷データの選択及び印刷設定を行う画面操作部316と、選択された印刷データを設定された印刷設定に基づいて印刷実行する印刷実行部317と、画像処理装置310全体の制御を行う制御部320を備える。
外部ストレージインタフェース311は、印刷データを保持する携帯情報端末、携帯電話及びデジタルカメラ等の図示しない外部装置を接続するためのインタフェースであり、USB(Universal Serial Bus)に代表される有線接続であってもよいし、Bluetooth(登録商標)に代表される無線接続等のインタフェース形態であってもよい。
また、画面表示部315は、ユーザ操作手段としてのユーザ操作部321を用いて、後述するユーザ認証ダイアログボックス800、印刷データ選択ダイアログボックス500、プレビューダイアログボックス600及び印刷設定ダイアログボックス700の操作画面を表示し、クラウドストレージ200から受信する後述する履歴一覧等を表示する。また、画面操作部316は、ユーザ操作部321によって表示された印刷データ選択ダイアログボックス500、プレビューダイアログボックス600及び印刷設定ダイアログボックス700から印刷データの選択及び印刷設定を受付ける。
図4は、第1の実施の形態に関するクラウドストレージのブロック図である。クラウドストレージ200は、過去の印刷履歴1210及び印刷データ1220を格納するとともに、画像処理装置310が印刷を実行したときには、その都度受信し、過去の印刷履歴1210及び印刷データ1220として格納する。そのためクラウドストレージ200は、ネットワーク100からのデータ送受信を行うための送受信手段としての通信インタフェース220と、ユーザ認証を行うためのユーザID及びパスワードを保存するユーザ情報格納部230と、これまでに印刷に使用された各ロケーション300の画像処理装置310について後述する装置情報を保存する装置情報格納部240と、各ロケーション300の画像処理装置310から送信されてくる後述する印刷履歴及び印刷データを過去の印刷履歴及び印刷データとして保存する印刷履歴格納部250と、これらの各部を制御するストレージ制御部210を備える。
ユーザ情報格納部230は、ユーザ情報1400を保存するものである。図5は、第1の実施の形態に関するユーザ情報の構成の説明図である。ユーザ情報1400は、ユーザID1410とパスワード1420からなり、これらが対応付けられた構成となっている。そして、後述するユーザ登録のあった全てのユーザのユーザ情報が、ユーザ認証の際に参照されるユーザ情報1400としてユーザ情報格納部230に保存される。
装置情報格納部240は、各画像処理装置310の装置固有の情報1311及び設定可能な印刷設定項目1312からなる装置情報1310を管理し、装置管理情報1300として保存するものである。図6は、第1の実施の形態に関する装置管理情報を示す説明図である。
装置情報1310の装置固有の情報1311は、画像処理装置310を識別するための装置IDと、画像処理装置310の機種名としてのプリンタ情報と、画像処理装置310の配置場所を示すロケーション300から構成される。
装置情報1310の設定可能な印刷設定項目1312は、後述するように複数の印刷設定項目1312からなる。そして、この印刷設定項目1312ごとの設定内容1313には、その効果を数値によってあらかじめ定めた出力品位1314の数値を含む。
図6に示す例では、装置情報(a)は、装置IDが「EC44F8BB-66AE」、機種名としてのプリンタ情報が「C6666」、ロケーション300が「芝浦」の画像処理装置310である。装置情報(b)は、装置IDが「48A864B5-805A」、機種名としてのプリンタ情報が「C4444」、ロケーション300が「高崎」の画像処理装置310である。装置情報(c)は、装置IDが「614A4721-C679」、機種名としてのプリンタ情報が「C3333」、ロケーション300が「福島」の画像処理装置310である。これらは、これまでに印刷に使用された例となっている。
装置情報(a)には、この画像処理装置310において設定可能な印刷設定項目1312の一つとして印刷品位があり、その設定内容1313が「多諧調印刷、きれい、ふつう、粗い」のいずれかであり、それぞれ設定した場合の出力品位1314が「多諧調印刷」では「70」、「きれい」では「60」、「ふつう」では「40」、「粗い」では「20」であることが保存されている。
更に、設定可能な印刷設定項目1312として特色トナーがあり、その設定内容1313が「クリアトナー」であり、「クリアトナー」を設定した場合の出力品位1314が「25」であることが保存されている。
更に、設定可能な印刷設定項目1312として「用紙種類」があり、その設定内容1313が「普通紙、上質紙、光沢紙」のいずれかであり、それぞれ設定した場合の出力品位1314が「普通紙」では「10」、「上質紙」では「20」、「光沢紙」では「35」 であることが保存されている。
更に、設定可能な印刷設定項目1312として「画像処理効果」があり、その設定内容1313が「標準、人物補正、風景補正、鮮やか」のいずれかであり、それぞれ設定した場合の出力品位1314が「標準」では「0」、「人物補正」では「5」、「風景補正」では「4」、「鮮やか」では「3」 であることが保存されている。
更に、装置情報(b)には、この画像処理装置310において設定可能な印刷設定項目1312の一つとして印刷品位があり、その設定内容1313が「多諧調印刷、きれい、ふつう、粗い」のいずれかであり、それぞれ設定した場合の出力品位1314が「多諧調印刷」では「60」、「きれい」では「40」、「ふつう」では「30」、「粗い」では「20」であることが保存されている。
ここで、上記のように、設定内容1313が同じ「多諧調印刷」でも装置情報(a)では出力品位1314が「70」であるのに対し、装置情報(b)では出力品位1314が「60」で異なる数値として保存されている。これは、装置情報(a)の機種が高機能・高性能な機種である場合では、装置情報(b)の機種より出力品位1314を高く設定すべきであるためである。
更に、設定可能な印刷設定項目1312として特色トナーがあり、その設定内容1313が「クリアトナー」であり、「クリアトナー」を設定した場合の出力品位1314が「25」であることが保存されている。
更に、設定可能な印刷設定項目1312として「用紙種類」があり、その設定内容1313が「普通紙、上質紙、光沢紙」のいずれかであり、それぞれ設定した場合の出力品位1314が「普通紙」では「10」、「上質紙」では「20」、「光沢紙」では「35」 であることが保存されている。
更に、設定可能な印刷設定項目1312として「画像処理効果」があり、その設定内容1313が「標準、人物補正、風景補正、鮮やか、セピア、モノクローム」のいずれかであり、それぞれ設定した場合の出力品位1314が「標準」では「0」、「人物補正」では「10」、「風景補正」では「8」、「鮮やか」では「6」、「セピア」では「5」、「モノクローム」では「4」 であることが保存されている。
更に、装置情報(c)は、設定可能な印刷設定項目1312としては特色トナーがあるが、この画像処理装置310では設定可能な特色トナーがない旨が保存されている。
更に、設定可能な印刷設定項目1312としての「画像処理効果」の出力品位1314が、「標準」では「0」、「人物補正」では「5」、「風景補正」では「4」、「鮮やか」では「3」 であることが保存されている。その他の設定可能な印刷設定項目1312は、装置情報(a)装置情報(b)と同様であるので説明を省略する。
このように、これまでに印刷に使用された画像処理装置310ごとの装置情報1310が、装置管理情報1300として装置情報格納部240に保存される構成となっている。
図4に戻り、更に、印刷履歴格納部250は、過去の印刷履歴1210及び印刷データ1220をユーザIDごとに管理し、印刷履歴管理情報1200として保存する格納部である。
図7は、第1の実施の形態に関する印刷履歴管理情報の構成の説明図である。印刷履歴管理情報1200は、ユーザIDごとに、過去に印刷を行った画像の印刷履歴1210と印刷データ1220を対応させて保存する構成となっている。印刷履歴1210は次に説明するように印刷が行われた過去における画像処理装置310等の装置固有の情報1311、印刷日情報1252、印刷設定項目1312及び「出力品位の合計値1255」からなる。印刷データ1220はその時に印刷が行われた画像のデータである。図7に示す例では、ユーザIDが「A0001」のユーザが過去に印刷を行った複数の画像が画像a、画像b、・・・画像zであり、印刷履歴(a)を画像aの印刷データと対応させ、印刷履歴(b)を画像bの印刷データと対応させ、・・・印刷履歴(z)を画像zの印刷データと対応させて保存されている。
また、過去に印刷を行った履歴である印刷履歴1210は、図8に示すユーザの印刷履歴の構成となっている。
図8は、第1の実施の形態に関するユーザの印刷履歴の説明図である。印刷履歴1210は、装置固有の情報1311、印刷日情報1252、印刷設定項目1312の設定内容1313及び出力品位の合計値1255から構成される。そして、装置固有の情報1311は前述の装置ID、ロケーションからなり、印刷日情報1252は、過去に印刷が行われた年月日からなる。設定内容1313は、印刷の際にユーザにより設定された印刷品位、特色トナー、用紙種類及び画像処理効果からなる。出力品位の合計値1255は、設定された設定内容1313に基づく画像の出力品位1314の数値を合計した値である。
図8に示す印刷履歴1210は、装置IDが「EC44F8BB-66AE」、ロケーション300が「芝浦」の画像処理装置310によって、2015年5月2日に画像aが印刷され、装置IDが「48A864B5-805A」、ロケーション300が「高崎」の画像処理装置310によって、2015年1月26日に画像bが印刷され、更に、装置IDが「614A4721-C679」、ロケーション300が「福島」の画像処理装置310によって、2014年8月17日に画像cが印刷されたことを示す。
従って、印刷履歴(a)は、印刷された装置固有の情報1311として、装置IDが「EC44F8BB-66AE」であり、印刷されたロケーション300が「芝浦」であり、印刷日情報1252として印刷された日付が「2015年5月2日」であることが保存されている。
更に、印刷設定項目1312の設定内容1313としては、印刷品位が「多諧調印刷」であり、特色トナーとして「クリアトナー」が設定され、用紙種類として「光沢紙」が設定され、画像処理効果として「標準」が設定されて印刷されたことが保存されている。
そして、出力品位の合計値1255は、装置IDが「EC44F8BB-66AE」の画像処理装置310で印刷されているので、図6に示す装置情報(a)の出力品位1314に基づいて算出される。即ち、印刷品位が「多諧調印刷」に設定されているので、出力品位の合計値1255に「70」が加算され、特色トナーとして「クリアトナー」が設定されているので出力品位の合計値1255に「25」が加算される。更に、用紙種類として「光沢紙」が設定されているので出力品位の合計値1255に「35」が更に加算され、画像処理効果は「標準」に設定されているので出力品位の合計値1255に加算はなく、計「130」が出力品位の合計値1255となり、この値が出力品位の合計値1255として保存されている。
同様に、印刷履歴(b)では、印刷された装置固有の情報1311として、装置IDが「48A864B5-805A」であり、印刷されたロケーション300が「高崎」であり、印刷日情報1252として、印刷された日付が「2015年1月26日」であることが保存されている。
更に、印刷設定項目1312の設定内容1313としては、印刷品位が「多諧調印刷」であり、特色トナーは設定されず、用紙種類として「上質紙」が設定され、画像処理効果として「風景補正」が設定されて印刷されたことが保存されている。
そして、出力品位の合計値1255は、装置IDが「48A864B5-805A」の画像処理装置310で印刷されているので、図6に示す装置情報(b)の出力品位1314に基づいて算出される。即ち、印刷品位が「多諧調印刷」に設定されているので、出力品位の合計値1255に「60」が加算され、特色トナーは設定されていないので出力品位の合計値1255に加算はされない。更に、用紙種類として「上質紙」が設定されているので出力品位の合計値1255に「20」が更に加算され、画像処理効果として「人物補正」が設定されているので出力品位の合計値1255に「10」が更に加算され、計「90」が出力品位の合計値1255となり、この値が出力品位の合計値1255として保存されている。
同様に、印刷履歴(c)では、印刷された装置固有の情報1311として、装置IDが「614A4721-C679」であり、印刷されたロケーションが「福島」であり、印刷日情報1252として、印刷された日付が「2014年8月17日」であることが保存されている。
更に、印刷設定項目1312の設定内容1313としては、印刷品位が「きれい」であり、特色トナーは設定されず、用紙種類として「普通紙」が設定され、画像処理効果として「標準」が設定されて印刷されたことが保存されている。
そして、出力品位の合計値1255は、装置IDが「614A4721-C679」の画像処理装置310で印刷されているので、図6に示す装置情報(c)の出力品位1314に基づいて算出される。即ち、印刷品位が「きれい」に設定されているので、出力品位の合計値1255に「40」が加算され、特色トナーは設定されていないため出力品位の合計値1255に加算はされない。更に、用紙種類として「普通紙」が設定されているので出力品位の合計値1255に「10」が更に加算され、画像処理効果は「標準」に設定されているので出力品位の合計値1255に加算はなく、計「50」が出力品位の合計値1255となり、この値が出力品位の合計値1255として保存されている。
このように、これまでに印刷された過去の印刷履歴1210が印刷データ1220と対応付けられてユーザごとに印刷履歴格納部250に保存される構成となっている。
以上の構成により第1の実施の形態に関する画像処理システム1000及び画像処理装置310は以下のように動作する。
図9は、第1の実施の形態に関する画像処理システムの動作フローチャートである。尚、本フローチャートでは画像処理装置310の動作をステップSp、クラウドストレージ200の動作をステップScとして表している。以下、第1の実施の形態に関する画像処理システム1000及び画像処理装置310の動作を、図9に示す動作フローチャート及び図10〜図19に示すユーザ操作部321に表示される画面例の説明図を都度用いて説明する。
Sp01:先ず、画像処理装置310の制御部320は、画面表示部315に対し、ユーザ認証を行うか否かをユーザが選択するためにユーザ認証ダイアログボックス800をユーザ操作部321に表示するよう指示する。図10は、第1の実施の形態に関するユーザ認証ダイアログボックスの画面例の説明図である。
このユーザ認証ダイアログボックス800には、印刷履歴を利用するためのユーザ認証を行う場合に選択するラジオボタン810と、印刷履歴を利用せずユーザ認証を行わない場合に選択するラジオボタン820が表示される。ラジオボタン810の近傍には、ユーザ認証を行ってログオンすることにより、印刷履歴を用いて、印刷したことのある写真をより高品位に印刷できる旨のガイダンスが表示される。即ち、「ログインすることにより、印刷履歴を取得し、印刷したことのある写真をより高品位に印刷出力できます」と表示される。
そして、ユーザがユーザ認証を行い、印刷履歴を利用することを所望する場合は、ユーザはラジオボタン810を選択してユーザID及びパスワードを入力し、OKボタン830を押下する。
すると、画像処理装置310の制御部320は、通信インタフェース312に対し、入力されたユーザID及びパスワードをネットワーク100を経由してクラウドストレージ200に送出するよう指示する。
Sc01:クラウドストレージ200のストレージ制御部210は、通信インタフェース220に対し、ユーザID及びパスワードを受信するよう指示する。そして、ストレージ制御部210は、ユーザ情報格納部230を参照して認証処理を行う。即ち、ユーザIDがユーザ情報格納部230にあり、そのパスワードが一致するか否かのユーザ認証を行う。そして、ストレージ制御部210は、通信インタフェース220に対し、認証結果をネットワーク100を経由して画像処理装置310に送信するよう指示する。このユーザ認証が完了すると、画像処理装置310は、クラウドストレージ200に保存されている印刷履歴を参照することが可能となる。
一方、ステップSp01において、ユーザが印刷履歴を参照しないで、ユーザが持参した図示しない外部装置の印刷データを用いて印刷を所望するときは、ユーザはラジオボタン820を選択してOKボタン830を押下する。
Sp02:ユーザ認証ダイアログボックス800のラジオボタン810の選択及びラジオボタン820の選択のいずれの場合も、ユーザによりOKボタン830が押下されると、画像処理装置310の制御部320は、画面表示部315に対し、印刷データを選択するための印刷データ選択ダイアログボックス500を表示するよう指示する。
図11〜図13は、第1の実施の形態に関する印刷データ選択ダイアログボックスの画面例の説明図である。印刷データ選択ダイアログボックス500は、図11並びに図12及び図13に示すように2種類の形態をとり得る。即ち、一方は図11に示すように、外部ストレージインタフェース311に接続された図示しない外部装置に保存されている印刷データを用いる場合であり、他方は図12及び図13に示すように、クラウドストレージ200に保存されている前述の印刷履歴管理情報1200(図7参照)を用いる場合である。
図11〜図13において、画面切替タブ510は、印刷する印刷データの所在を切替えるものである。まず、一方の図11に示す印刷データ選択ダイアログボックス500は、画面切替タブ510の「ローカル」タブを選択した場合に表示される操作画面である。画像処理装置310の制御部320は、画面操作部316に対し、ユーザによる「ローカル」タブの選択を受付けるよう指示する。ユーザが「ローカル」タブを選択するときはステップSp03へ進む。
他方の図12及び図13に示す印刷データ選択ダイアログボックス500は、画面切替タブ510の「履歴」タブを選択した場合に表示される操作画面である。画像処理装置310の制御部320は、画面操作部316に対し、ユーザによる「履歴」タブの選択を受付けるよう指示する。ユーザが「履歴」タブを選択するときは、ステップSp04へ進む。
なお、印刷データ選択ダイアログボックス500の履歴一覧ビュー570には、後のステップSp07において、クラウドストレージ200の印刷履歴格納部250からユーザIDに該当する印刷履歴管理情報1200の印刷履歴1210及び印刷データ1220が読み出されて表示される。即ち、履歴一覧ビュー570には、後述するように検索条件に合致した順番(図12は日付順及び図13は「より綺麗順」である)に並べ替えた履歴一覧が表示される。
また、ステップSp01のユーザ認証ステップにおいて、図10に示すラジオボタン820を選択しユーザ認証を行わない場合は、印刷履歴1210及び印刷データ1220を使用できないので、図11に示す印刷データ選択ダイアログボックス500は、画面切替タブ510の「ローカル」タブのみを表示し、「履歴」タブを表示しないようにしてもよい。
Sp03:ステップSp02において表示された印刷データ選択ダイアログボックス500により、ユーザが画面切替タブ510の「ローカル」タブを選択したときは、画像処理装置310の制御部320は、画面表示部315に対し、外部装置を接続するためのガイダンス990を表示するよう指示する。図14は、第1の実施の形態に関する外部装置を接続するときのガイダンスの表示例の説明図である。
図14に示すガイダンスの表示例では、USBメモリによる有線接続による印刷の場合の接続方法のガイダンス991及び携帯情報端末又は携帯電話のBluetooth(登録商標)による無線通信による印刷の場合の接続方法のガイダンス992を示す。
ガイダンス991は「以下のように、持参した外部装置を外部ストレージインタフェースに接続してください。」と表示する。そして、ガイダンス992は「以下のように、持参した外部装置を外部ストレージインタフェースにかざしてください。」と表示する。このほかの可能な接続方法も表示するようにしてもよい。
そして、ユーザがガイダンスに従い外部装置を接続すると、画像処理装置310の制御部320は、外部ストレージインタフェース311に対し、外部装置の印刷データを読み込むよう指示する。
その後、ステップSp07に進んで、画像処理装置310の制御部320は、画面表示部315に対し、読み込んだ印刷データの一覧を前述の図11に示す印刷データ選択ダイアログボックス500の印刷データ一覧ビュー520に列挙するよう指示する。印刷データ一覧ビュー520には、外部ストレージインタフェース311に接続された外部装置に読み出された印刷データの一覧が表示される。図11に示す画面例では、画像A〜画像Dが画像欄520aに一覧として表示されている。なお、スクロールバー520bの操作により、画像欄520aに表示しきれない画像も表示することができる。以後はステップSp08へ進む。
Sp04:一方、ステップSp02において表示された印刷データ選択ダイアログボックス500により、ユーザが印刷履歴を使用して印刷を所望するときは、ユーザは画面切替タブ510の「履歴」タブを選択する。すると、画像処理装置310の制御部320は画面操作部316に対し、「履歴」タブの選択を受信するよう指示する。そして、画像処理装置310の制御部320は通信インタフェース312に対し、その画像処理装置310の装置情報をネットワーク100を経由してクラウドストレージ200に送信するよう指示する。
即ち、前述の図6に示す装置情報1310として、画像処理装置310を識別するための装置ID、画像処理装置310の機種名としてのプリンタ情報及び配置場所を示すロケーション300並びに画像処理装置310に対して設定可能な印刷設定項目1312及びその設定内容1313ごとの出力品位1314の数値を含んでクラウドストレージ200に送信される。
Sc02:クラウドストレージ200のストレージ制御部210は、通信インタフェース220に対し、画像処理装置310の装置情報を受信するよう指示する。そして、装置情報格納部240に対し、受信した装置情報を今回使用されている画像処理装置310の装置情報として保存するよう指示する。このとき、装置情報格納部240に既に同じ装置IDの装置情報がある場合は、これに上書きして更新するのがよい。
Sp05:続いて、画像処理装置310の制御部320は、画面操作部316に対し、図12及び図13に示す印刷データ選択ダイアログボックス500のラジオボタン560により選択されている検索条件(日付順又はより綺麗順)を受信するよう指示する。そして、通信インタフェース312に対し、選択されている検索条件(日付順又はより綺麗順)をクラウドストレージ200に送信するよう指示する。
即ち、ラジオボタン560によって「最近印刷した順で表示」が選択されている場合は、検索条件として「日付順」を送信するよう指示し、「より綺麗に印刷される順で表示」が選択されている場合は、検索条件として「より綺麗順」をクラウドストレージ200に送信するよう指示する。
Sc03:すると、クラウドストレージ200のストレージ制御部210は、通信インタフェース220に対し、この検索条件(日付順又はより綺麗順)を受信するよう指示する。
Sc04:そして、クラウドストレージ200のストレージ制御部210は、受信した検索条件に従い、認証されたユーザIDに基づいて印刷履歴格納部250に保存された印刷履歴を検索し、検索条件に合致した順番に並べ替えた履歴一覧を作成する。
例えば、検索条件として「日付順」が送信されてきた場合は、クラウドストレージ200のストレージ制御部210は、印刷履歴格納部250に保存されている認証済のユーザIDの印刷履歴から、印刷履歴1210の印刷日が新しいものから順番に印刷履歴を取得する。
図8に示す印刷履歴1210の例では、印刷日の新しい印刷履歴(a)、印刷履歴(b)、印刷履歴(c)の順番で印刷履歴を取得し履歴一覧を作成する。尚、この履歴一覧は、印刷履歴1210とその印刷履歴に対応する印刷データ1220から構成される。
一方、検索条件として「より綺麗順」が送信されてきた場合は、まず、クラウドストレージ200のストレージ制御部210は、今回使用されている画像処理装置310において、適用可能な印刷設定により実現可能な出力品位の合計値1255を、その画像処理装置310の装置情報1300から算出する。一方、印刷履歴格納部250に保存されているユーザIDの複数の印刷履歴1210から、「出力品位の合計値1255」を参照する。そして、画像処理装置310の実現可能な出力品位の合計値1255と、各印刷履歴1210の「出力品位の合計値1255」が比較される。
当該画像処理装置310で印刷することにより、出力品位の合計値1255の向上が見込まれる場合は、出力品位の合計値1255が向上する幅が大きい印刷履歴1210を優先し、順番に印刷履歴を取得する。そして、取得した印刷履歴に基づいて画像処理装置310に表示させるための履歴一覧を作成する。
例えば、ロケーション300が「高崎」の画像処理装置310を用いて印刷する場合では、検索条件として「より綺麗順」で印刷履歴を取得して、以下のように履歴一覧を作成する。
先ず、実現可能な出力品位の合計値1255を算出するために、装置情報格納部240から該当する装置情報1310を取得する。即ち、ロケーション300が「高崎」で、プリンタ情報「C4444」の画像処理装置310を用いて印刷する場合は、該当する装置情報1310は、装置情報格納部240から図6に示す装置情報(b)として取得される。
この取得された装置情報(b)から実現可能な出力品位の合計値1255を計算すると、印刷品位では多諧調印刷の出力品位1314が「60」と最も高く、特色トナーではクリアトナーの出力品位1314が「25」と最も高く、用紙種類では光沢紙の出力品位1314が「35」と最も高く、画像処理効果では人物補正の出力品位1314が「10」と。これらを合計すると、実現可能な出力品位の合計値1255は「130」となる。
一方、印刷履歴格納部250に保存された当該ユーザIDの印刷履歴である図8の印刷履歴を参照すると、印刷履歴(a)の出力品位の合計値1255が「130」で、印刷履歴(b)の出力品位の合計値1255が「90」で、印刷履歴(c)の出力品位の合計値1255が「50」となっている。
従って、今回、ロケーション300が「高崎」でプリンタ情報が「C4444」の画像処理装置310を用いて印刷する場合、印刷履歴(a)からでは出力品位の合計値1255の向上はなく、印刷履歴(b)からでは「90」→「130」に出力品位の合計値1255が向上し、印刷履歴(c)からでは「50」→「130」に出力品位の合計値1255が向上することになる。
このように、印刷しようとするロケーション300の画像処理装置310において、出力品位の合計値1255の向上が見込まれる場合は、出力品位の合計値1255が向上する幅が大きい印刷履歴1210を優先し、印刷履歴(c)、印刷履歴(b)、印刷履歴(a)の順番で印刷履歴を取得する。そして、取得した印刷履歴の順番に基づいて履歴一覧を作成する。
尚、検索条件として、「日付順」、「より綺麗順」のいずれかによる順番で印刷履歴を取得して履歴一覧を作成するように説明したが、検索条件が設定されないときは、印刷履歴格納部250に保存された順番のままに印刷履歴を取得して履歴一覧を作成するようにしてもよい。
Sc05:そして、クラウドストレージ200のストレージ制御部210は、通信インタフェース220に対し、検索条件(日付順又はより綺麗順)に従い、以上のように作成した履歴一覧を画像処理装置310に返信するよう指示する。
Sp06:画像処理装置310の制御部320は、通信インタフェース312に対し、クラウドストレージ200から送信されてきた履歴一覧を受信するよう指示する。
Sp07:次に、画像処理装置310の制御部320は、画面表示部315に対し、受信した履歴一覧を図12又は図13に示すように履歴一覧ビュー570に表示するよう指示する。
即ち、ユーザによって、ラジオボタン560の「最近印刷した順で表示」が選択された場合では、クラウドストレージ200から、印刷日の新しい順に印刷履歴1210とその印刷データ1220が履歴一覧として送信されてくる。従って、図12に示す履歴一覧ビュー570に印刷履歴(a)に対応する印刷データの画像(a)、印刷履歴(b)に対応する印刷データの画像(b)、更に、図示していないが印刷履歴(c)に対応する印刷データの画像(c)の順に画像欄570aに表示する。尚、画像表示はサムネイル表示とするのがよい。
同時に、表示欄570bに各画像の印刷日及びロケーション等を表示するとともに、表示欄570cには、出力品位の合計値1255を最大限に向上させる適用可能な印刷設定項目1312の設定内容1313及び実現可能な出力品位の合計値1255を表示する。
例えば、前述のように、ロケーション300が「高崎」の画像処理装置310を用いて印刷する場合では、実現可能な出力品位の合計値1255は「130」であり、印刷履歴(a)の出力品位の合計値1255が「130」で、印刷履歴(b)の出力品位の合計値1255が「90」で、印刷履歴(c)の出力品位の合計値1255が「50」である。従って、印刷履歴(a)に対応する画像(a)の印刷では出力品位の合計値1255の向上はなく、印刷履歴(b)に対応する画像(b)の印刷では「90」→「130」に出力品位の合計値1255が向上し、印刷履歴(c)に対応する画像(c)の印刷では「50」→「130」に出力品位の合計値1255が向上する。
この場合、図12に示す印刷履歴(a)に対応する画像(a)の表示欄570cには、出力品位の合計値1255が向上する設定内容1313はなく、適用可能な印刷設定には、「特になし」と表示し、その出力品位の合計値1255が「130」であることを表示する。
図12に示す印刷履歴(b)に対応する画像(b)の表示欄570cには、印刷履歴(b)での印刷では、「クリアトナー」と「光沢紙」を使用していなかつた。しかしながら、今回印刷しようとしているロケーション300が「高崎」の画像処理装置310では、図6に示す装置情報(b)を参照すと、「クリアトナー」と「光沢紙」が適用可能な印刷設定であることが分かる。従って、適用可能な設定内容1313には「クリアトナー」及び「光沢紙」を表示し、その設定内容1313にしたときの出力品位の合計値1255である「130」を表示する。
同様に、図示していないが、印刷履歴(c)に対応する画像(c)の表示欄570cには、印刷履歴(c)での印刷では、「多諧調印刷」、「クリアトナー」、「光沢紙」及び「画像処理効果」を使用していなかつた。しかしながら、今回印刷しようとしているロケーション300が「高崎」の画像処理装置310では、図6に示す装置情報(b)を参照すと、「多諧調印刷」、「クリアトナー」、「光沢紙」及び「人物補正」が適用可能な設定内容1313であるとする。従って、適用可能な設定内容1313には「多諧調印刷」、「クリアトナー」、「光沢紙」及び「人物補正」が表示され、その設定内容1313にしたときの出力品位の合計値1255である「130」を表示する。
一方、ユーザによって、ラジオボタン560の「より綺麗に印刷される順で表示」が選択されている場合では、クラウドストレージ200から、出力品位の合計値1255がより向上する順に印刷履歴が履歴一覧として送信されてくる。従って、履歴一覧ビュー570には、図13に示すように画像欄570aに、印刷履歴(c)に対応する画像(c)、印刷履歴(b)に対応する画像(b)、更に、図示していないが印刷履歴(a)に対応する画像(a)の順に表示する。
このとき、図12に示す日付順の表示の場合と同様に、各画像について、表示欄570bに印刷日及びロケーション等を表示し、表示欄570cに出力品位の合計値1255を最大限に向上させる適用可能な印刷設定項目1312の設定内容1313及び実現可能な出力品位の合計値1255を表示する。
図13に示す表示例では、画像(c)を過去に印刷したロケーション300が「福島」の画像処理装置310では、「多諧調印刷」「クリアトナー」、「光沢紙」及び「人物補正」を使用して印刷していなかつた。しかしながら、今回印刷しようとしているロケーション300が「高崎」の画像処理装置310では、図6に示す装置情報(b)を参照することにより、「多諧調印刷」「クリアトナー」、「光沢紙」及び「人物補正」が適用可能な印刷設定項目1312であることが分かる。従って、これらの項目を表示欄570cに表示し、更に印刷での出力品位の合計値1255及び今回の設定で向上する出力品位の合計値1255を、「50」→「130」として表示する。
また、画像(b)を印刷したときのロケーション300が「高崎」の画像処理装置310では、「クリアトナー」、「光沢紙」を使用して印刷していなかつた。しかしながら、今回印刷しようとしているロケーション300が「高崎」の画像処理装置310では、図6に示す装置情報(b)を参照することにより、「クリアトナー」、「光沢紙」が適用可能な印刷設定項目1312であることが分かる。従って、これらの項目を表示欄570cに表示し、更に過去の印刷における出力品位の合計値1255及び今回の設定で向上する出力品位の合計値1255を、「90」→「130」として表示する。
また、図示していないが、画像(a)を印刷したときのロケーション300が「芝浦」の画像処理装置310では、出力品位の合計値1255が向上する印刷設定項目1312の設定内容1313をすべて設定している。従って、今回出力品位の合計値1255が向上する設定内容1313はなく、適用可能な設定内容1313は、「特になし」と表示欄570cに表示し、その出力品位の合計値1255が「130」であることを表示する。
尚、以上の図12、図13に示す印刷データ選択ダイアログボックス500への表示の説明では、クラウドストレージ200から送信されてきた履歴一覧に基づいて、すべての画像を選択可能に表示するように説明した。しかしながら、過去に印刷したときの出力品位の合計値1255よりも、今回の画像処理装置310により印刷した場合に、出力品位の合計値1255が向上する画像のみを表示するようにしてもよい。或いは、クラウドストレージ200が、出力品位の合計値1255が向上する画像のみ履歴一覧に含め、画像処理装置310に送信するようにしてもよい。
Sp08:次に、ユーザは、図12又は図13に示す印刷データ選択ダイアログボックス500によって印刷したい印刷データを選択する。この選択は、スクロールバー570dによって画像欄570aを移動させて表示し、所望とする画像欄570aをクリックすることにより行う。尚、スクロールバー570dを設けずに画面の一部をタッチし画面を移動させることによりスクロールさせるようにしてもよい。画像処理装置310の制御部320は、画面操作部316に対し、ユーザによる印刷データの選択を受信するよう指示する。
Sp09:そして、ユーザは、図11〜図13に示す印刷データ選択ダイアログボックス500において、印刷設定ボタン550を押下することにより印刷設定を行う。画像処理装置310の制御部320は、画面操作部316に対し、ユーザによる印刷設定ボタンの押下を受信するよう指示する。
図15は、第1の実施の形態に関する印刷設定ダイアログボックスの画面例の説明図である。この印刷設定ダイアログボックス700は、今回使用している画像処理装置310において設定可能な印刷設定が選択可能に表示される。
図15に示す例は、今回使用している画像処理装置310が、図6に示す装置情報(b)のロケーション300が「高崎」の画像処理装置310である場合の例であり、印刷設定項目1312としての「印刷品位」710、「特色トナー」720、「用紙種類」730、「画像処理効果」740が選択可能に表示される。
そして、更に、「印刷品位」710では、設定内容1313としての「粗い」、「ふつう」、「きれい」、「多諧調印刷」が選択可能に表示されている。また、「特色トナー」720では設定内容1313としての「クリアトナー」のみが選択可能であり、「用紙種類」730では設定内容1313としての「普通紙」、「上質紙」、「光沢紙」が選択可能に表示されている。また、「画像処理効果」740では、設定内容1313としての「標準」、「風景補正」、「人物補正」、「鮮やか」、「セピア」及び「モノクローム」が選択可能に表示される。
そして、ユーザは、各印刷設定項目1312の設定内容1313のラジオボタン又はチェックボックスによって所望の内容を選択する。
尚、人物補正741のチェックボックスが選択されたときは、人物補正の詳細を選択できるように人物補正の選択ついての印刷設定ダイアログボックス900を表示する。
図16は、第1の実施の形態に関する印刷設定ダイアログボックスの人物補正の選択画面例の説明図である。図16に示す印刷設定ダイアログボックス900のチェックボックス910には、今回の画像処理装置310の人物補正において選択可能な項目が表示される。例えば、小顔処理を含む「顔の輪郭の調整」、「顔の照明の調整」、「しわ、吹き出物、しみ等の除去」、更には、「目の拡大を含む目、唇の形又は色の調整」、そして花又は星等の追加による「背景の追加」が表示される。
ユーザは、所望する人物補正をチェックボックス910によって選択した後、OKボタン920を押下する。すると、選択された補正項目が保持されて図15の印刷設定ダイアログボックス700に戻る。一方、キャンセルボタン930が押下された場合は、チェックボックス910によって選択された内容をリセットし、図15に示す印刷設定ダイアログボックス700に戻る。
また、図15に示す風景補正742のチェックボックスが選択されたときは、風景補正の詳細を選択できるように風景補正の選択ついての印刷設定ダイアログボックス950を表示する。
図17は、第1の実施の形態に関する印刷設定ダイアログボックスの風景補正の選択画面例の説明図である。図17に示す風景補正の印刷設定ダイアログボックス950のチェックボックス960には、今回の画像処理装置310において選択可能な項目が表示される。例えば、「彩度、コントラストの調整」、「クラシック調」、「カラーバランス、レベル補正、トーンカーブによる調整」、「ノイズ除去」、更には複数枚の画像を合成して原画像より高いダイナミックレンジとする「HDR(high dynamic range imaging)処理」961が選択可能に表示される。尚、「HDR処理」961が選択されたときは、印刷データ選択ダイアログボックス500によって複数の画像を選択できるようにするとよい。
ユーザは、所望とする風景補正の項目をチェックボックス960によって選択した後、OKボタン970を押下すると、選択された補正項目が保持されて図15に示す印刷設定ダイアログボックス700に戻る。一方、キャンセルボタン980が押下された場合は、チェックボックス960によって選択された内容をリセットし、図15に示す印刷設定ダイアログボックス700に戻る。
そして、図15に示す印刷設定ダイアログボックス700において、OKボタン750が押下されると印刷設定ダイアログボックス700によって選択された内容を印刷設定とし、図11〜図13に示す印刷データ選択ダイアログボックス500の表示画面に戻る。一方、キャンセルボタン760が押下されると印刷設定として選択された内容はリセットされ、図11〜図13に示す印刷データ選択ダイアログボックス500の表示画面に戻る。
また、図12又は図13に示す印刷データ選択ダイアログボックス500において、プレビューボタン580を押下することにより、選択された画像を印刷したときのプレビューを表示させることができる。
この場合、画像処理装置310の制御部320は、画面表示部315に対し、ステップSp08において選択された画像のプレビューダイアログボックス600を表示するよう指示する。図18は、第1の実施の形態に関するプレビューダイアログボックスの画面例の説明図である。
図18において、プレビュー620には第1の印刷プレビューとして過去の印刷の際に設定されていた印刷設定による印刷プレビューを「以前の印刷結果」として表示する。一方、プレビュー630には第2の印刷プレビューとして今回設定する印刷設定による印刷プレビューを「設定を適用したときの印刷結果」として表示する。チェックボックス610は、印刷設定を切替えるものであり、その印刷設定の効果がプレビュー630にリアルタイムで反映される。
図18に示す表示例のチェックボックス610は、図13に示す画像(c)を選択した場合の例であり、図13に示す画像(c)の表示欄570cに表示されている適用可能な印刷設定がそのまま「おすすめ設定」として表示される。即ち、今回使用しているロケーション300が「高崎」の画像処理装置310では、設定内容1313が「多諧調印刷」、「クリアトナー」、「光沢紙」、「人物補正」の選択が可能であり、これらのチェックボックスが「おすすめ設定」として最初に表示される。そして、チェックボックス610を操作して印刷設定を切替えることにより、その印刷設定の効果がプレビュー630にリアルタイムで反映されるので、印刷設定の効果を容易に確認することができる。
尚、人物補正611のチェックボックスについては、これが選択されたときは、前述の図16の人物補正の選択画面を表示する。そして、ユーザは、所望とする人物補正をチェックボックス910において選択した後、OKボタン920を押下すると、選択された補正項目が保持されて図18に示すプレビューダイアログボックス600に戻る。このとき、チェックボックス910によって選択された人物補正の効果がプレビュー630に反映されて表示される。一方、キャンセルボタン930が押下された場合は、チェックボックス910によって選択された内容をリセットし、図18に示すプレビューダイアログボックス600に戻る。
そして、図18に示すプレビューダイアログボックス600によって適用ボタン640が押下されると、チェックボックス610によって選択された内容を印刷設定として保持し、プレビューダイアログボックス600を終了する。
一方、キャンセルボタン650が押下された場合は、チェックボックス610によって選択された内容を破棄しプレビューダイアログボックス600を終了する。
Sp10:次に、図11〜図13に示す印刷データ選択ダイアログボックス500において、ユーザにより印刷ボタン530が押下されると、画像処理装置310の制御部320は、印刷実行部317に対し、ステップSp09において設定された印刷設定に基づいて、選択された印刷データの印刷を実行するよう指示する。一方、キャンセルボタン540が押下された場合は、印刷を実行せずに本処理を終了する。
Sp11:そして、ステップSp10において、画像処理装置310の印刷が実行された場合は、制御部320は、通信インタフェース312に対し、印刷履歴管理情報1200の元データとなる今回の印刷における装置固有の情報1311、印刷日情報1252、設定された印刷設定及び出力品位の合計値1255を、印刷履歴としてクラウドストレージ200に送信するよう指示する。
このとき、この印刷履歴をクラウドストレージ200に送信するかどうかをユーザが選択できるようにしてもよい。図19は、第1の実施の形態に関する印刷履歴の送信選択のガイダンスの表示例の説明図である。
図19に示す表示例では、ラジオボタン1120と、ラジオボタン1130を選択可能に表示する。また、ラジオボタン1120の近傍に「今回の印刷履歴を、次回以降も利用する」を表示し、ラジオボタン1130の近傍に「今回の印刷履歴を、次回以降利用しない」を表示する。更に「次回以降も利用する」を選択すれば、次回以降印刷するときに、再度、更に高品質に印刷することができる旨のガイダンス1110を表示する。
そして、「今回の印刷履歴を、次回も利用する」を選択するラジオボタン1120が選択されてOKボタン1140が押下されたときのみ、印刷履歴をクラウドストレージ200に送信する。
尚、画像処理装置310の外部ストレージインタフェース311に接続された図示しない外部装置に保存されている印刷データをステップSp03において取得し、印刷実行した場合は、印刷履歴とともにその印刷データもクラウドストレージ200に送信することも可能である。この場合、送信の際に、ユーザ登録画面を表示して、ユーザ登録を行う。
図20は、ユーザ登録ダイアログボックスの画面例の説明図である。ユーザ登録ダイアログボックス850にユーザID、パスワード入力欄860を表示してユーザが所望とするユーザID、パスワードの入力を促すとともに、ユーザ登録により今回以降の印刷履歴を使用した印刷ができる旨のガイダンス870を表示する。そして、ユーザID、パスワードが入力され、ユーザ登録が終了すると印刷データとともに印刷履歴をクラウドストレージ200に送信する。
そして、ステップSp11の送信処理が終了すると、画像処理装置310は、本処理を終了し、ステップSp01のユーザ認証ダイアログボックス800によるユーザ認証から新たに開始する。
Sc06:一方、クラウドストレージ200のストレージ制御部210は、通信インタフェース220に対し、画像処理装置310から印刷完了後に送信されてきた印刷履歴を受信するよう指示する。
Sc07:そして、クラウドストレージ200のストレージ制御部210は、印刷履歴格納部250に対し、受信した印刷履歴について、図7に示す印刷履歴管理情報1200のように保存するよう指示する。このとき、過去の印刷の印刷履歴1210に今回の印刷履歴1210を上書きするようにしてもよい。
尚、外部ストレージを用いて印刷された場合は、クラウドストレージ200は、ユーザ登録によって入力されたユーザID、パスワードをユーザ情報格納部230に図5に示すように追加登録するとともに、印刷履歴格納部250に図7に示すようにユーザIDごとに印刷履歴1210、印刷データ1220を保存する。以上の処理が終了すると、画像処理システム1000及び画像処理装置310の動作を終了する。
以上のように、第1の実施の形態に関する画像処理システム1000及び画像処理装置310によれば、過去に印刷したロケーション300と異なるロケーション300へ出向いた場合でも、過去に印刷した印刷データ1220を自ら保持することなく、過去に印刷した印刷データ1220を再度印刷することができる。更に、今回のロケーション300に配置された画像処理装置310の性能、機能を把握していないユーザでも、過去の印刷よりも高品位に印刷することができる。
(第1の実施形態の変形例)
以上の第1の実施の形態に関する画像処理システム1000及び画像処理装置310の説明では、印刷履歴格納部250から取得した印刷履歴1210及び印刷データ1220の順番について、クラウドストレージ200において、画像処理装置310から送信されてくる検索条件に合致するように並べ替えて履歴一覧を作成するように説明した。しかしながら、クラウドストレージ200では、認証されたユーザIDの印刷履歴1210及び印刷データ1220を取得しても並び替えを行わずにその全部を画像処理装置310に送信するようにし、画像処理装置310側において検索条件に合致するように印刷履歴の順番を並べ替えるようにしてもよい。
また、以上の第1の実施の形態に関する画像処理システム1000及び画像処理装置310の説明では、今回の印刷に際し、出力品位の合計値1255を最大限に向上させる適用可能な印刷設定項目1312の設定内容1313の取得及び実現可能な出力品位の合計値1255の算出を、クラウドストレージ200において行って、履歴一覧とともに画像処理装置310に送信するように説明した。しかしながら、出力品位の合計値1255を最大限に向上させる適用可能な印刷設定項目1312の設定内容1313の取得及び実現可能な出力品位の合計値1255の算出を、画像処理装置310において行って表示欄570cに表示するようにしてもよい。
更に、第1の実施の形態に関する画像処理システム1000及び画像処理装置310の説明では、ロケーション300ごとに1台の画像処理装置310を配置した構成として説明した。しかしながら、複数台の画像処理装置310を配置し、同じロケーション300でも、異なる画像処理装置310で印刷するときに、過去の印刷履歴1210及び印刷データ1220を使用し、出力品位の合計値1255が向上する適用可能な印刷設定項目1312の設定内容1313を表示するようにしてもよい。
100 ネットワーク
200 クラウドストレージ
230 ユーザ情報格納部
240 装置情報格納部
250 印刷履歴格納部
310 画像処理装置
313 装置情報記憶部
317 印刷実行部
321 ユーザ操作部
500 印刷データ選択ダイアログボックス
600 プレビューダイアログボックス
1000 画像処理システム
1210 印刷履歴
1220 印刷データ
1310 装置情報

Claims (23)

  1. クラウドストレージとネットワークを介して接続された画像処理装置が印刷を行う画像処理システムであって、
    前記クラウドストレージは、前記画像処理装置が過去に印刷を行った画像の出力品位を含む印刷履歴及び印刷データを格納し、
    前記画像処理装置は、前記クラウドストレージが格納する前記印刷履歴及び前記印刷データに基づいて印刷を行うことを特徴とする画像処理システム。
  2. 前記印刷履歴は、ユーザが過去に印刷を行った前記画像処理装置の装置固有の情報、印刷を行った年月日を示す印刷日情報、前記画像処理装置の設定内容に基づく前記画像の出力品位を含むことを特徴とする請求項1記載の画像処理システム。
  3. 前記画像処理装置は、前記クラウドストレージから過去の前記印刷履歴及び前記印刷データを受信する送受信手段と、
    前記送受信手段により受信した前記印刷履歴及び前記印刷データを選択可能に表示するユーザ操作手段と、
    選択された前記印刷データを設定された前記設定内容に基づいて印刷する印刷手段を備えたことを特徴とする請求項2記載の画像処理システム。
  4. 前記クラウドストレージは、前記印刷履歴及び前記印刷データを格納する印刷履歴格納部を有し、
    前記印刷履歴格納部は、前記印刷履歴及び前記印刷データをユーザIDごとに保存し、
    前記印刷履歴は、前記画像処理装置の装置固有の情報、印刷日情報、印刷設定項目の前記設定内容、前記設定内容ごとにその効果をあらかじめ定めた前記出力品位の合計値を含むことを特徴とする請求項3記載の画像処理システム。
  5. 前記装置固有の情報は、装置ID及び装置が配置されているロケーションを含むことを特徴とする請求項4記載の画像処理システム。
  6. 前記印刷設定項目は、画像の印刷品位、特色トナー、用紙の種類及び画像処理効果のいずれか一又は複数であり、
    前記画像の印刷品位の前記設定内容は、多諧調印刷、きれい、ふつう、粗いのいずれか一であり、前記用紙の種類の前記設定内容は、普通紙、上質紙、光沢紙のいずれか一であり、前記画像処理効果の前記設定内容は、標準、人物補正、風景補正、鮮やか、セピア、モノクロームのいずれか一であることを特徴とする請求項4記載の画像処理システム。
  7. 前記ユーザ操作手段に表示する前記印刷履歴には、前記印刷データとともに、
    前記画像処理装置で印刷することにより、前記出力品位の合計値の向上が見込まれる場合は、向上する前記出力品位の合計値を含むことを特徴とする請求項4記載の画像処理システム。
  8. 前記ユーザ操作手段には、前記印刷設定項目の前記設定内容に基づいて印刷することにより、前記出力品位の合計値が向上する幅が大きい前記印刷履歴を優先し、順番に前記印刷履歴を表示することを特徴とする請求項7記載の画像処理システム。
  9. 前記ユーザ操作手段には、前記印刷履歴の前記印刷日情報に基づき、印刷日の新しい順に前記印刷履歴を表示することを特徴とする請求項4記載の画像処理システム。
  10. 前記ユーザ操作手段には、
    前記画像処理装置で印刷することにより、前記出力品位の合計値の向上が見込まれる場合の前記出力品位の合計値が向上する幅が大きい順又は印刷日の新しい順に前記印刷履歴を選択可能に表示することを特徴とする請求項4記載の画像処理システム。
  11. クラウドストレージとネットワークを介して接続されて印刷を行う画像処理装置であって、
    前記クラウドストレージに格納された過去に印刷を行った画像の出力品位を含む印刷履歴及び印刷データを受信する送受信手段と、
    前記送受信手段によって受信した前記印刷履歴及び前記印刷データに基づいて印刷を行う印刷実行手段を有することを特徴とする画像処理装置。
  12. 前記印刷履歴は、ユーザが過去に印刷を行った前記画像処理装置の装置固有の情報、印刷を行った年月日を示す印刷日情報、前記画像処理装置の設定内容に基づく前記画像の出力品位を含むことを特徴とする請求項11記載の画像処理装置。
  13. 更に、前記送受信手段により受信した前記印刷履歴及び前記印刷データを選択可能に表示するとともに前記設定内容を設定可能に表示するユーザ操作手段を有し、
    前記印刷実行手段は、選択された前記印刷データを設定された前記設定内容に基づいて印刷することを特徴とする請求項12記載の画像処理装置。
  14. 前記クラウドストレージは、前記印刷履歴及び前記印刷データを格納する印刷履歴格納部を有し、
    前記印刷履歴格納部は、前記印刷履歴及び前記印刷データをユーザIDごとに保存し、
    前記印刷履歴は、前記画像処理装置の装置固有の情報、印刷日情報、印刷設定項目の前記設定内容、前記設定内容ごとにその効果をあらかじめ定めた前記出力品位の合計値を含むことを特徴とする請求項13記載の画像処理装置。
  15. 前記装置固有の情報は、装置ID及び装置が配置されているロケーションを含むことを特徴とする請求項14記載の画像処理装置。
  16. 前記印刷設定項目は、画像の印刷品位、特色トナー、用紙の種類及び画像処理効果のいずれか一又は複数であり、
    前記画像の印刷品位の前記設定内容は、多諧調印刷、きれい、ふつう、粗いのいずれか一であり、前記用紙の種類の前記設定内容は、普通紙、上質紙、光沢紙のいずれか一であり、前記画像処理効果の前記設定内容は、標準、人物補正、風景補正、鮮やか、セピア、モノクロームのいずれか一であることを特徴とする請求項14記載の画像処理装置。
  17. 前記ユーザ操作手段に表示する前記印刷履歴には、前記印刷データとともに、
    前記画像処理装置で印刷することにより、前記出力品位の合計値の向上が見込まれる場合は、向上する前記出力品位の合計値を含むことを特徴とする請求項14記載の画像処理装置。
  18. 前記ユーザ操作手段には、前記印刷設定項目の前記設定内容に基づいて印刷することにより、前記出力品位の合計値が向上する幅が大きい前記印刷履歴を優先し、順番に前記印刷履歴を表示することを特徴とする請求項17記載の画像処理装置。
  19. 前記ユーザ操作手段には、前記印刷履歴の前記印刷日情報に基づき、印刷日の新しい順に前記印刷履歴を表示することを特徴とする請求項14記載の画像処理装置。
  20. 前記ユーザ操作手段には、
    前記画像処理装置で印刷することにより、前記出力品位の合計値の向上が見込まれる場合の前記出力品位の合計値が向上する幅が大きい順又は印刷日の新しい順に前記印刷履歴を選択可能に表示することを特徴とする請求項14記載の画像処理装置。
  21. 前記ユーザ操作手段は、前記印刷実行手段による印刷実行後、印刷に係わる前記印刷履歴及び前記印刷データを前記クラウドストレージに保存するか否かを選択可能に表示し、
    前記送受信手段は、前記クラウドストレージに保存することの選択があったとき、前記印刷履歴及び前記印刷データを前記クラウドストレージへ送信することを特徴とする請求項13記載の画像処理装置。
  22. 前記ユーザ操作手段は、
    前記印刷履歴格納部に格納された前記印刷履歴及び前記印刷データに基づく第1の印刷プレビューと、
    前記印刷設定項目の前記設定内容に基づく第2の印刷プレビューを選択可能に表示することを特徴とする請求項13記載の画像処理装置。
  23. クラウドストレージとネットワークを介して接続された画像処理装置により印刷を行う画像処理装置の画像処理方法であって、
    前記クラウドストレージに対し、ユーザ認証を行うユーザ認証工程と、
    前記クラウドストレージに対し、装置の固有の情報及び設定可能な印刷設定情報を含む装置情報を送受信手段より送信する装置情報送信工程と、
    前記クラウドストレージに格納された印刷履歴及び印刷データから所望の印刷データを検索する検索条件を送信する検索条件送信工程と、
    前記クラウドストレージから前記検索条件に適合した前記印刷履歴及び前記印刷データを前記送受信手段により受信する履歴一覧受信工程と、
    受信した前記印刷履歴及び前記印刷データを画面表示部に選択可能に表示するとともに画像の出力品位の合計値を表示する履歴一覧表示工程と、
    ユーザが前記履歴一覧表示工程により選択された印刷データを受信する印刷データ選択工程と、
    前記印刷データ選択工程によって受信した印刷データに基づいて印刷を実行する印刷実行工程含むことを特徴とする画像処理装置の画像処理方法。
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