JP2017075936A - 光学フィルムの製造装置及び製造方法 - Google Patents

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勉 古谷
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Abstract

【課題】欠陥を生じさせている可能性があるロール群を簡単に特定できる、光学フィルムの製造装置及び製造方法を提供することを目的とする。【解決手段】搬送されるフィルムに処理を施して光学フィルムを製造する光学フィルムの製造装置であって、前記フィルムに接触する複数のロールを備え、前記複数のロールは各ロールの固有値によって複数のグループに区分され、前記固有値は、前記各ロールの周方向の一点におけるマークが前記フィルムに転写された場合に、前記処理後のフィルムにおける前記マークのピッチに対応するように決定される、光学フィルムの製造装置。【選択図】図3

Description

本発明は、光学フィルムの製造装置及び製造方法に関する。
光学フィルムとは、光学装置の部材として用いられるなど、光学用途に用いられるフィルムをいう。画像表示装置(液晶表示装置、有機EL表示装置等)のような光学装置には各種の光学フィルムが使用されており、その代表例は、液晶表示装置等に用いられる偏光板である。偏光板は通常、偏光フィルムの少なくとも一方の面に保護フィルムが貼合された積層光学フィルムである。また、偏光板を構成する偏光フィルム、保護フィルムもそれぞれが光学フィルムである。
光学フィルムの製造方法は、フィルム(原料フィルム、及び原料フィルムに各種の処理を施して製造した光学フィルムを含む)を搬送する搬送工程を含む。偏光板の製造方法は、偏光フィルム、保護フィルム、及びこれらが貼合されてなる積層光学フィルムの搬送工程を含むものであり、その搬送工程と同時に搬送経路に沿って各種の処理(例えば、貼合処理)が施される。
ところで、上記のようなフィルムの搬送工程において、フィルムの表面に傷、汚れ、ピンホールなどの欠陥が生じることがある。従来、このような欠陥を検出するための種々の方法が提案されている(特開平11−223608号公報、特開2003−344301号公報等)。このような欠陥は、光学装置の品質を低下させるものであるため、除去されるべきものであり、そもそも歩留まりを低下させないために欠陥の発生が抑制されることが好ましい。
特開平11−223608号公報 特開2003−344301号公報
搬送されるフィルムに処理を施して光学フィルムを製造する製造装置では、フィルムが接触する種々のロール(ガイドロール、貼合ロール、冷却ロール、熱ロールなど)を備える。このようなロールにおいて、表面が汚れていると、この汚れがフィルムに転写されて、フィルムの表面に傷、汚れが生じることになる。光学フィルムの製造装置で用いられるロールの表面には、フィルムの貼合に用いられる接着剤が付着したり、フィルムの処理に用いられる処理液の塩が析出したりして汚れが生じやすい。ロールの表面の汚れは、洗浄液で洗浄するなどの簡単な方法で除去できる場合が多いものの、汚れているロールを目視で特定することは煩雑であり、一方、汚れているロールを特定せずに全てのロールを対象として洗浄を行うことも煩雑であった。
本発明者らは、光学フィルムの製造工程において、光学フィルムに欠陥が発生した場合に、欠陥を生じさせている可能性があるロール群を簡単に特定することができれば有用であると考えた。欠陥を生じさせている可能性があるロール群が特定されることにより、特定されたロール群に対して洗浄などのメンテナンスを行い、これにより欠陥の発生を効率的かつ簡便に抑制することができるからである。そこで、本発明は、欠陥を生じさせている可能性があるロール群を簡単に特定できる、光学フィルムの製造装置及び製造方法を提供することを目的とする。
本発明は、以下に示す光学フィルムの製造装置及び製造方法を提供する。
[1] 搬送されるフィルムに処理を施して光学フィルムを製造する光学フィルムの製造装置であって、
前記フィルムに接触する複数のロールを備え、
前記複数のロールは各ロールの固有値によって複数のグループに区分され、
前記固有値は、前記各ロールの周方向の一点におけるマークが前記フィルムに転写された場合に、前記処理後のフィルムにおける前記マークのピッチに対応するように決定される、光学フィルムの製造装置。
[2] 前記マークのピッチは、前記ロールの周長と、前記ロールの通過点から前記処理が完了するまでに前記フィルムに施される延伸の倍率とに基づいて算出される、[1]に記載の光学フィルムの製造装置。
[3] 前記マークのピッチは、前記ロールの周方向の一点で前記フィルムにマークを転写して予め測定される、[1]に記載の光学フィルムの製造装置。
[4] 前記処理が完了した後の前記フィルムにおける周期的な欠陥のピッチを測定する検査部と、
前記欠陥のピッチと前記固有値とに基づいて、欠陥を生じさせている可能性がある前記ロールの属する前記グループを特定する特定部と、をさらに備える[1]〜[3]のいずれかに記載の光学フィルムの製造装置。
[5] 前記特定部により特定された前記グループに属する前記ロールをメンテナンスするメンテナンス工程をさらに備える[1]〜[4]のいずれかに記載の光学フィルムの製造装置。
[6] 前記メンテナンス工程は、前記ロールを洗浄する工程を含む、[5]に記載の光学フィルムの製造装置。
[7] 搬送されるフィルムに処理を施して光学フィルムを製造する光学フィルムの製造方法であって、
複数のロールに接触させながらフィルムを搬送する搬送工程を備え、
前記複数のロールは各ロールの固有値によって複数のグループに区分され、
前記固有値は、前記各ロールの周方向の一点におけるマークが前記フィルムに転写された場合に、前記処理後の前記フィルムにおける前記マークのピッチに対応するように決定される、光学フィルムの製造方法。
本発明によれば、光学フィルムの製造装置及び製造方法において、欠陥を生じさせている可能性があるロール群を簡単に特定することができる。
本発明に係る光学フィルム(偏光フィルム)の製造装置の一例を示す断面図である。 本発明に係る光学フィルム(偏光板)の製造装置の一例を示す断面図である。 ロールの固有値の決定方法を説明するための光学フィルムの製造装置を示す断面図である。 ロールの固有値の決定方法を説明するための光学フィルムの製造装置を示す断面図である。 本発明の光学フィルムの製造装置の一例を示す断面図である。
[光学フィルムの製造装置及び製造方法]
本発明は、搬送されるフィルムに処理を施して光学フィルムを製造する光学フィルムの製造装置及び製造方法に係る。本発明の光学フィルムの製造装置は、フィルムに接触する複数のロールを備え、複数のロールは各ロールの固有値によって複数のグループに区分されている。各ロールの固有値は、各ロールの周方向の一点におけるマークがフィルムに転写された場合に、処理後のフィルムにおける当該マークのピッチに対応するように決定される。
ここでいうマークは、ロールの固有値の決定に用いられる概念であり、以下の〔a〕の方法により固有値を決定する場合は仮想であり、以下の〔b〕の方法により固有値を決定する場合は予備試験時に実際にロールにマークを付す。上記〔b〕の方法により固有値を決定する場合に、予備試験時にロールに付すマークは、フィルムに転写されるものであれば特に限定されることはなく、フィルムに形状が転写される凸状物であっても、フィルムに色が転写される着色マークであってもよい。ロールの固有値の決定に用いられるマークのピッチは、フィルムの製造工程においてフィルムで検出されるロールに由来する周期的な欠陥のピッチと一致する。ロールに由来する周期的な欠陥としては、ロールの表面に傷、汚れ、ピンホールなどの欠陥が生じ、これがフィルムに転写されたものなどが想定される。ロールの表面に生じる汚れとしては、フィルムの貼合に用いられる接着剤が付着して生じる汚れや、フィルムの処理に用いられる処理液の塩が析出して生じる汚れなどが想定される。
(固有値の決定)
各ロールの固有値は、以下の方法〔a〕又は方法〔b〕によって決定することができる。
〔a〕ロールの周長をL、ロールの通過点から処理が完了するまでにフィルムに施される延伸の倍率をnとして、n×Lに対応する値をロールの固有値とする。例えば、n×Lを固有値とする。
〔b〕予備試験として、ロールの周方向の一点にフィルムに転写されるマークを付し、処理後のフィルムにおけるマークのピッチを測定し、かかる測定値に対応する値をロールの固有値とする。例えば、かかる測定値を固有値とする。
光学フィルムの製造装置における処理内容によっては、正確な延伸の倍率nが不明である場合がある。このような場合には、上記した方法〔b〕によりロールの固有値を決定することが好ましい。
図3(a),(b)を用いて、光学フィルムの製造装置における各ロールの固有値の決定方法について具体的に説明する。図3(a),(b)に示す製造装置は、周長が異なる二つのロール1,2と、処理部4aと、を備え、搬送されるフィルム3に対して処理部4aにより処理を施して光学フィルムを製造する装置である。ロール1の周長をL1とし、ロール2の周長をL2とする。ロール1はロール2より小径であるので、周長L1<周長L2である。
図3(a)に示すように、ロール1の周方向の一点にマーク1aが付されている場合、これがフィルム3に転写される。ロール1を通過したフィルム3に転写されているマーク1a’のピッチをP1とすると、ピッチP1はロール1の周長L1に一致する。その後、処理部4aによりフィルム3に処理を施す。処理部4aを通過したフィルム3に転写されているマーク1a’のピッチをP11とする。処理部4aにおいて、フィルム3が長さ方向にn倍延伸されているとすると、P11=n×P1=n×L1となる。図3(a)は、処理部4における延伸倍率n倍が1倍である場合を示している。
図3(a)に示す装置において、ロール1の固有値は、ピッチP11に対応するように決定される。ピッチP11は、予備試験で測定した値であっても(方法〔b〕)、n×L1で算出された値であっても(方法〔a〕)よい。
図3(b)に示すように、ロール2の周方向の一点にマーク2aが付されている場合、これがフィルム3に転写される。ロール2を通過したフィルム3に転写されているマーク2a’のピッチをP2とすると、ピッチP2はロール2の周長L2に一致する。その後、処理部4aによりフィルム3に処理を施す。処理部4aを通過したフィルム3に転写されているマーク2a’のピッチをP21とする。処理部4aにおいて、フィルム3が長さ方向にn倍延伸されているとすると、P21=n×P2=n×L2となる。図3(b)は、処理部4aの延伸倍率n倍が1倍である場合を示している。
図3(b)に示す装置において、ロール2の固有値は、ピッチP21に対応するように決定される。ピッチP21は、予備試験で測定した値であっても(方法〔b〕)、n×L2で算出された値であっても(方法〔a〕)よい。
図4は、処理部4bの総延伸倍率n倍が1倍より大きい場合を示す。図4において、処理部4bを通過したフィルム3に転写されているマーク1a’のピッチをP12とする。処理部4bにおける総延伸倍率をn倍とすると、P12=n×P1=n×L1となり、P12はn倍が1倍である図3(a)に示す装置におけるP11とは異なる。すなわち、同じロール1であっても、ロール1の通過点から処理が完了するまでの長さ方向の延伸倍率が異なる場合、その固有値は異なる値となる。
(グループの区分)
本発明の光学フィルムの製造装置においては、複数のロールが、固有値に応じて複数のグループに区分されている。図5を用いて、光学フィルムの製造装置において、複数のロールが、固有値に応じてどのようにグループに区分されるかについて具体例を示す。図5に示す光学フィルムの製造装置は、図3(a),(b)に示す製造装置において、ロール1と同じ直径、すなわち同じ周長L1のロール1’,1’’をさらに備え、ロール2と同じ直径、すなわち同じ周長L2のロール2’,2’’をさらに備える装置である。ロール1,1’,1’’を通過したフィルム3には同じ処理部4aによって処理が施されるので、これらは同じ固有値を有する。処理部4aの延伸倍率が1倍なので、ロール1,1’,1’’の固有値を周長L1とし、固有値L1を有するロールをグループG1に区分する。ロール2,2’,2’’を通過したフィルム3には同じ処理部4aによって処理が施されるので、これらは同じ固有値を有する。処理部4aの延伸倍率が1倍なので、ロール2,2’,2’’の固有値を周長L2とし、固有値L2を有するロールのグループをグループG2に区分する。表1にグループ区分を示す。
Figure 2017075936
(検査工程)
図5に示す光学フィルムの製造装置は、処理部4aを通過したフィルム3の周期的な欠陥のピッチを測定する検査部5を備える。検査部5は、フィルム3の表面の欠陥を検出できるものであればその検出方法は特に限定されないが、例えば、フィルム3の表面の光学画像を検出して、検出した画像に対して、平滑化、2次微分、2値化する等の画像処理を行うことにより欠陥を検出するものである。そして、検出された欠陥の内、周期的に発生している欠陥について、そのピッチを算出する。
(特定工程)
図5に示す光学フィルムの製造装置は、不図示の特定部を備える。特定部は、表1に示すグループ区分のデータに基づいて、ピッチが測定された欠陥を生じさせている可能性があるロールのグループを特定する特定工程を行う。特定工程は、特定部の代わりに、表1に示すグループ区分のデータに基づいて人によりなされてもよい。検査部5で測定された周期的な欠陥のピッチが、例えばL1であった場合は、かかるピッチL1と同じ固有値が含まれるグループG1を欠陥を生じさせている可能性があるロールのグループとして特定する。検査部5で測定された周期的な欠陥のピッチが、例えばL2であった場合は、かかるピッチL2と同じ固有値が含まれるグループG2を欠陥を生じさせている可能性があるロールのグループとして特定する。
なお、欠陥を生じさせているロールの固有値と、検査部5で測定される周期的な欠陥のピッチとの間にズレが生じる場合もあるので、特定部においては、このズレを考慮して欠陥を生じさせているグループが特定されるようにすることが好ましい。また、上記では、一つの固有値に一つのグループが対応するようにグループの区分がなされている場合について説明したが、ある数値範囲に含まれる固有値に一つのグループが対応するようにグループの区分がなされてもよい。各グループに属するロールは、一つであっても、複数であってもよい。
(メンテナンス工程)
特定工程の後、メンテナンス工程を行うことが好ましい。メンテナンス工程では、特定工程により特定されたグループに属するロールについて、その不具合の状況に応じて、洗浄、修復、交換等を行う。どのようなメンテナンスが適しているかは、特定されたロールの状態を目視にて確認することにより判断してもよい。または、まずは洗浄を行い、その後も検査工程により欠陥が検出される場合には次のメンテナンスを行うようにしてもよい。グループ内に属しているロールの内、いずれのロールが欠陥を生じさせているのかをさらに特定して、かかるロールについてのみメンテナンスを行うようにしてもよい。メンテナンス工程は、シャワーをかけてロールを洗浄するなどフィルムの搬送を停止させずに行うことができる場合は停止させずに行ってもよく、修復、交換などが必要となる場合は、フィルムの搬送を停止させてから行う。
複数のロールのグループの区分方法は、メンテナンスの方法を共通化できるロールが同じグループに属するように区分することができる。例えば、同じ洗浄液で洗浄可能なロールはメンテナンスの方法を共通化しやすい。また、同じ材質で構成されているロールはメンテナンスの方法を共通化しやすい。各工程に配置されるロールの周長(または径)を選択して、各ロールが所望のグループに区分されるようにすることができる。本発明によると、欠陥を生じさせている可能性があるロールのグループを容易に特定することができる。また、かかる特定に基づきメンテナンスを行うことにより、フィルムの周期的な欠陥の発生を効率的にかつ簡便に抑制することができる。
本発明に係る製造装置及び製造方法によって製造される光学フィルムは、例えば画像表示装置(液晶表示装置等)のような光学装置の一部材として用いられる光学部材であり、偏光フィルム、表面処理層を有する保護フィルム、位相差特性を有する保護フィルム(位相差フィルム)、偏光フィルムの少なくとも一面に保護フィルムが貼合されてなる偏光板等が挙げられる。保護フィルムの表面に設けられた表面処理層としては、ハードコート層、防眩層、帯電防止層、反射防止層、防汚層等が挙げられる。本願明細書において、光学フィルムは、多層体であっても単層体であってもよい。
<第1の実施形態>
第1の実施形態では、偏光フィルムの製造装置及び製造方法の実施の形態を示しながら、本発明に係る光学フィルムの製造装置及び製造方法について詳細に説明する。
(搬送工程)
図1は、偏光フィルムの製造方法に用いられる製造装置の一例を模式的に示す断面図である。図1に示される偏光フィルムの製造装置は、ポリビニルアルコール系樹脂からなるフィルム10を、原反ロール11より連続的に巻出しながらフィルム搬送経路に沿って搬送させることにより、フィルム搬送経路上に設けられる膨潤浴13、染色浴15、架橋浴17、及び洗浄浴19を順次通過させ、その後、乾燥炉70を通過させるように構成されている(搬送工程)。得られた偏光フィルム60は、検査部81による欠陥検査がなされた後に、例えば、そのまま次の偏光板作製工程(偏光フィルム60の片面又は両面に保護フィルムを貼合する工程)に搬送することができる。図1における矢印は、フィルムの搬送方向を示している。図1における膨潤浴13、染色浴15、架橋浴17及び洗浄浴19のような、フィルム搬送経路上に設けられるポリビニルアルコール系樹脂フィルムに対して処理を施す処理液を収容する浴を総称して「処理浴」ともいう。
偏光フィルムの製造装置は、上記各処理浴、及び乾燥炉70の他、搬送されるフィルムを支持する及び/又は処理する複数のロールを備える。図1においては、搬送されるフィルムを支持する、あるいはさらにフィルム搬送方向を変更することができるガイドロール21〜35、搬送されるフィルムを押圧・挟持し、その回転による駆動力をフィルムに与えることができる、あるいはさらにフィルム搬送方向を変更することができるニップロール50〜55、乾燥炉70内でのフィルムの乾燥を促進させる加熱ロール71〜73がロールとして適宜の位置に配置されている。
ガイドロールやニップロールは、各処理浴、乾燥炉の前後や処理浴中に配置することができ、これにより処理浴へのフィルムの導入・浸漬及び処理浴からの引き出しを行うことができる〔図1参照〕。例えば、各処理浴中に1以上のガイドロールを設け、これらのガイドロールに沿ってフィルムを搬送させることにより、各処理浴にフィルムを浸漬させることができる。本明細書でいうロールとは、上記したガイドロール、ニップロール及び加熱ロールに限定されることはなく、搬送されるフィルムの接触時に回転する全てのロールを含み、例えばフィルム表面への成型用のロール、フィルムを冷却する冷却ロール等が含まれる。ロールは、駆動ロールであってもフリーロールであってもよい。
図1に示される偏光フィルム製造装置は、各処理浴の前後にニップロールが配置されており(ニップロール50〜54)、これにより、いずれか1以上の処理浴中で、その前後に配置されるニップロール間に周速差をつけて縦一軸延伸を行うロール間延伸を実施することが可能になっている。
(グループの区分)
図1の製造装置に備えられている複数のロール(ガイドロール21〜35、ニップロール50〜55、加熱ロール71〜73)は、ロールの周長、及びロールの通過点から検査部81に至るまでにフィルムに施される延伸の倍率に応じて各ロールの固有値が決定されて、各グループに区分される。図1においては、3種類の周長を有するロール(「小径ロール」、「中径ロール」、「大径ロール」とする)を採用している。小径ロールの周長をL3、中径ロールの周長をL4、大径ロールの周長をL5とする。
原反ロール11から巻き出されるフィルム10がすでに延伸されている延伸フィルムであり、原反ロール11から検査部81に至るまでフィルムが延伸されない場合、すなわち各ロールの通過点から検査部81に至るまでのフィルムの延伸倍率n倍が1倍である場合についてのグループの区分方法の一例を説明する。各ロールの固有値を、周長及び延伸倍率に基づいて算出した値とする。表2に、かかる固有値に基づくグループの区分の一例を挙げる。
Figure 2017075936
ガイドロール21〜35は小径ロールのグループG3に、ニップロール50〜55は中径ロールのグループG4に、加熱ロール71〜73は大径ロールのグループG5に区分されている。グループの区分の情報は、例えば不図示の特定部内、または外部の特定部内に保持される。表2に示すグループの区分方法によると、同じ種類(ガイドロール、ニップロール、加熱ロール)のロールが同じグループに属するように区分されるので、メンテナンスの方法を共通化することができ好ましい。表2に示すグループの区分方法に限定されることはなく、例えば、膨潤浴由来の汚れが付着しやすいロール群と、染色浴由来の汚れが付着しやすいロール群と、架橋浴由来の汚れが付着しやすいロール群と、洗浄浴由来の汚れが付着しやすいロール群とがそれぞれ同じグループに区分されるように製造装置を設計してもよい。この場合、各グループのロールについて、汚れの原因である処理浴内の溶液を洗浄液として洗浄することができるなど、メンテナンスの方法を共通化することができ好ましい。
本実施形態では、グループ数を3としたが、2以上であれば特に限定されない。本発明の製造装置の特定部では、欠陥を生じさせている可能性があるロールの特定を、それが属するグループを特定することにより行なう。ロールの周長の種類が限定されている場合は、ロールの固有値の種類も限定されることになるので、各固有値に応じて異なるグループを構成するようにグループ分けをすることが好ましい。ただし、ロールの周長の種類が多い場合や、光学フィルムの製造工程で種々の倍率で延伸処理が施される場合であって、固有値の種類が多数ある場合は、各グループに属する固有値の範囲を規定してグループの区分を行ってもよい。
各グループに属する固有値の範囲を規定してグループの区分を行う場合、グループ数を多くすることにより各グループに属するロールの数を少なくすることができる。したがって、特定されたグループ内のロールをメンテナンスするメンテナンス工程を後段に設ける場合に、メンテナンス対象となるロールの数を少なくすることができ、メンテナンス工程の煩雑さを低減することができる。各グループに属するロールの数は1つであってもよい。
なお、グループの区分は、グループに関係なく装置内に設けられたロールについて、その後固有値に応じて適宜グループ分けを行ってもよいし、予め配置後の固有値を計算し所望の固有値となるロールを選択して各位置に配置してグループ分けを行ってもよい。予め配置後の固有値を計算して所望の固有値となるロールを選択して各位置に配置する場合には、例えば、ゾーン毎に異なるグループに属するようにロールを選択することができる。この場合、特定工程で、欠陥を生じさせている可能性があるロールが配置されているゾーンを特定することができ、メンテナンス対象のロールが同じゾーン内に配置されているのでメンテナンス工程におけるメンテナンスがしやすいという利点がある。
(検査工程)
本発明の製造装置は、偏光フィルム60の表面の欠陥を検出する検査工程を行う検査部81を備える。検査部81は、偏光フィルム60の表面の欠陥を検出できるものであればその検出方法は特に限定されないが、例えば、偏光フィルム60の表面の光学画像を検出して、検出した画像に対して、平滑化、2次微分、2値化する等の画像処理を行うことにより欠陥を検出するものである。そして、検出された欠陥の内、周期的に発生している欠陥について、そのピッチを算出する。
図1に示す製造装置では、検査部81の位置を乾燥炉70の後段としたが、検査部81の位置はかかる位置に限定されることはなく、乾燥炉70より前段に設けてもよい。後段の特定工程では、検査部81の位置に応じて、検査部81より前段のロールのみを対象として、欠陥を生じさせている可能性があるロールのグループを特定することができる。なお、本実施形態の製造装置及び製造方法においては、欠陥を検出する検査部81に代えて、偏光フィルム60の表面の欠陥を目視により検出する検査工程を採用してもよい。この場合も、周期的に発生している欠陥について、そのピッチを測定する。また、検査工程は、図1に示すようにフィルムの搬送経路上で行なってもよいし、製造された偏光フィルムを部分的に切り取って検査対象のサンプルを作製し、かかるサンプルについて周期的な欠陥の発生の有無、及び発生している場合には欠陥のピッチを検出するようにしてもよい。
(特定工程)
その後、不図示の特定部では、保存されているグループ区分の固有値のデータに基づいて、測定された欠陥のピッチに対応する固有値を含むグループを特定する特定工程を行う。特定工程は、管理されているグループ区分のデータに基づいて人によりなされてもよい。
偏光フィルム60等の光学フィルムにおいて歩留りを低下させる欠陥の大きさは、通常10μm〜50μm程度である。光学フィルムは光学装置の部材として用いられるため、光を入射した際の散乱、屈折、回折等により、光学フィルムを目視で観察した際の欠陥の大きさは、ロールに存在する欠陥の原因となる不具合(異物、傷等)の大きさよりも大きくなる可能性がある。よって、ロールの状態を目視にて確認するのみでは、欠陥を生じさせている不具合(異物、傷等)があるロールを特定することが困難な場合がある。そのような場合でも、本発明の装置及び方法によれば、欠陥を生じさせている可能性があるロールの属するグループを特定することができ、グループ内のロールに対してメンテナンス工程を行うことにより欠陥の発生を効率的にかつ簡単に抑制することができる。
(メンテナンス工程)
特定工程の後、メンテナンス工程を行うことが好ましい。メンテナンス工程では、特定工程により特定されたグループに属するロールについて、その不具合の状況に応じて、洗浄、修復、交換等を行う。どのようなメンテナンスが適しているかは、特定されたロールの状態を目視にて確認することにより判断してもよい。または、まずは洗浄を行い、その後も検査工程により欠陥が検出される場合には次のメンテナンスを行うようにしてもよい。グループ内に属しているロールの内、いずれのロールが欠陥を生じさせているのかをさらに特定して、かかるロールについてのみメンテナンスを行うようにしてもよい。メンテナンス工程は、シャワーをかけてロールを洗浄するなどフィルムの搬送を停止させずに行うことができる場合は停止させずに行ってもよく、修復、交換などが必要となる場合は、フィルムの搬送を停止させてから行う。
<第2の実施形態>
第2の実施形態では、偏光板の製造装置及び製造方法の実施の形態を示しながら、本発明に係る光学フィルムの製造装置及び製造方法のグループの区分について詳細に説明する。図2は、偏光板の製造方法に用いられる製造装置の一例を模式的に示す断面図である。図2に示される偏光板の製造装置においては、偏光フィルム60とともに、その上下において保護フィルム61,62を並行して搬送させ、フィルム間に接着剤(不図示)を介在させて3枚のフィルム(偏光フィルム60、保護フィルム61,62)を積層した積層体を一対の貼合ロール97間を通過させる。その後、乾燥炉41を通過させることにより接着剤が乾燥され、偏光フィルム60の両面に保護フィルム61,62が貼合された偏光板64が製造される。偏光板64は、検査部65による検査を経て巻き取られる。
図2に示す製造装置においては、偏光フィルム60の搬送用のガイドロール91,92と、保護フィルム35の搬送用のガイドロール93,94と、保護フィルム37の搬送用のガイドロール95,96とで異なる周長のガイドロールを採用し、それぞれが異なるグループに属するように区分されている。このようにゾーン毎(偏光フィルム60の搬送ゾーン、保護フィルム61の搬送ゾーン、保護フィルム62の搬送ゾーン)に異なるグループに属するようにロールを選択して配置することにより、特定工程では、欠陥を生じさせている可能性があるロールが配置されているゾーン(グループ)を特定することができるので、メンテナンス対象のロールが同じゾーン内に配置されているのでメンテナンス工程におけるメンテナンスがしやすいという利点がある。
本実施形態における検査工程、特定工程、メンテナンス工程の詳細は、第1の実施形態における上記説明の通りである。
1,1’,1’’ ロール、2,2’,2’’ ロール、3 フィルム、4a,4b 処理部、5 検査部、10 原反フィルム、11 原反ロール、13 膨潤浴、15 染色浴、17 架橋浴、19 洗浄浴、21〜35 ガイドロール、50〜55 ニップロール、60 偏光フィルム、61,62 保護フィルム、63,70 乾燥炉、64 偏光板、65,81 検査部、71〜73 加熱ロール。

Claims (7)

  1. 搬送されるフィルムに処理を施して光学フィルムを製造する光学フィルムの製造装置であって、
    前記フィルムに接触する複数のロールを備え、
    前記複数のロールは各ロールの固有値によって複数のグループに区分され、
    前記固有値は、前記各ロールの周方向の一点におけるマークが前記フィルムに転写された場合に、前記処理後のフィルムにおける前記マークのピッチに対応するように決定される、光学フィルムの製造装置。
  2. 前記マークのピッチは、前記ロールの周長と、前記ロールの通過点から前記処理が完了するまでに前記フィルムに施される延伸の倍率とに基づいて算出される、請求項1に記載の光学フィルムの製造装置。
  3. 前記マークのピッチは、前記ロールの周方向の一点で前記フィルムにマークを転写して予め測定される、請求項1に記載の光学フィルムの製造装置。
  4. 前記処理が完了した後の前記フィルムにおける周期的な欠陥のピッチを測定する検査部と、
    前記欠陥のピッチと前記固有値とに基づいて、欠陥を生じさせている可能性がある前記ロールの属する前記グループを特定する特定部と、をさらに備える請求項1〜3のいずれか1項に記載の光学フィルムの製造装置。
  5. 前記特定部により特定された前記グループに属する前記ロールをメンテナンスするメンテナンス工程をさらに備える請求項1〜4のいずれか1項に記載の光学フィルムの製造装置。
  6. 前記メンテナンス工程は、前記ロールを洗浄する工程を含む、請求項5に記載の光学フィルムの製造装置。
  7. 搬送されるフィルムに処理を施して光学フィルムを製造する光学フィルムの製造方法であって、
    複数のロールに接触させながらフィルムを搬送する搬送工程を備え、
    前記複数のロールは各ロールの固有値によって複数のグループに区分され、
    前記固有値は、前記各ロールの周方向の一点におけるマークが前記フィルムに転写された場合に、前記処理後の前記フィルムにおける前記マークのピッチに対応するように決定される、光学フィルムの製造方法。
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