JP2017075620A - 密封装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】密封流体に金属粉が含まれていてもシールリップの摩耗が促進されず、よって長期間に亙って安定したシール性能を発揮することができる密封装置を提供する。また併せて、軸の回転に伴って発生する軸方向ポンピング力を利用してシール性能を向上させることができる密封装置を提供する。【解決手段】ハウジングと軸との間に装着されて機内の密封流体が機外へ漏洩するのを抑制する密封装置であって、密封流体には磁力によって吸着可能な金属粉が含まれる密封装置において、ハウジング側に固定されるオイルシールと、軸側に固定される回転環とを有する。オイルシールは、取付部とシールリップとを有し、取付部の内周面と回転環の外周面とを非接触で径方向に対向して配置する。回転環の外周面に、磁力によって金属粉を吸着する金属粉吸着部を設け、同じく回転環の外周面に、回転時のポンピング作用によって密封流体を機内側へ押し戻すネジシール部を設ける。【選択図】図1
Description
本発明は、シール技術に係る密封装置に関する。本発明の密封装置は例えば、減速機用の密封装置として用いられる。また、本発明の密封装置は例えば、歯車などの作動部品の摩耗による金属粉が機内で発生する環境下で用いられる。
ロボットの関節構造や、エレベータ等の搬送装置には、駆動モータからの回転運動を所定のトルクや速度に変更するための減速機が取り付けられている。減速機は、複数の歯車を噛み合わせることでトルクや速度を変更する。また、減速機は歯車を使用するため、機内には潤滑油やグリースが封入される。機内の潤滑油やグリースは、出力軸や入力軸の外周に装着される密封装置で密封される。
ここで、従来、密封装置としては図3に示すように、一般的な、摺動作動するシールリップ52を備えるオイルシール51が用いられている(特許文献1参照)。
しかしながら、このように減速機用の密封装置として一般的なオイルシール51を用いる場合には、以下の不都合がある。
すなわち減速機では複数の歯車が噛み合うため、歯車の摩耗(接触摩耗)によって金属粉が発生し、この金属粉が機内の潤滑油やグリースに混入する。したがって金属粉がシールリップ52の摺動部に咬み込むと、これによりシールリップ52の摩耗(摺動摩耗)が促進されてしまう。したがって金属粉が存在してもシールリップ52の摩耗が促進されず、よって長期間に亙って安定したシール性能を発揮することができる密封装置が求められる。
また、本発明に対する他の従来技術として図4に示すように、磁気を帯びた金属環53をオイルシール51に組み付ける技術が開発されている(特許文献2参照)。
しかしながらこの図4の技術では、磁気を帯びた金属環53をオイルシール51に組み付けるため、金属環53は軸54側に装着されず、よって軸54と共に回転しない。したがってオイルシール51に金属環53を追加する構成としても、軸54の回転に伴って発生する遠心力や軸方向ポンピング力をシール性能の向上に利用することができないと云う不都合がある。
本発明は以上の点に鑑みて、密封流体に金属粉が含まれていてもシールリップの摩耗が促進されず、よって長期間に亙って安定したシール性能を発揮することができる密封装置を提供することを目的とする。また併せて、軸の回転に伴って発生する軸方向ポンピング力を利用してシール性能を向上させることができる密封装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の密封装置は、ハウジングと前記ハウジングの軸孔に挿通した軸との間に装着されて機内の密封流体が機外へ漏洩するのを抑制する密封装置であって、前記密封流体には磁力によって吸着可能な金属粉が含まれる密封装置において、前記ハウジングに固定されるオイルシールと、前記オイルシールの機内側で前記軸に固定される回転環とを有し、前記オイルシールは、前記ハウジングの軸孔内周に取り付けられる取付部と、摺動作動するシールリップとを有し、前記取付部の内周面と前記回転環の外周面とを非接触で径方向に対向して配置し、前記回転環の外周面に、磁力によって前記金属粉を吸着する金属粉吸着部を設け、同じく前記回転環の外周面に、回転時のポンピング作用によって前記密封流体を機内側へ押し戻すネジシール部を設けたことを特徴とする。
上記構成を備える本発明の密封装置においては、ハウジングに固定されるオイルシールのほかに軸に固定される回転環が設けられ、オイルシールの取付部の内周面と回転環の外周面とが非接触で径方向に対向して配置され、このうち一方の回転環の外周面に金属粉吸着部およびネジシール部が設けられているため、金属粉吸着部が磁力によって金属粉を吸着し、ネジシール部が回転時のポンピング作用によって密封流体を機内側へ押し戻す。したがってこれらの磁力による吸着作用およびポンピング作用によって金属粉がシールリップの摺動部に到達しにくくなるため、金属粉の咬み込みによってシールリップの摺動部が早期に摩耗するのを抑制することが可能とされる。
オイルシールと組み合わされる回転環としては、金属環を備えるものが想定され、この場合は金属環を着磁することにより金属粉吸着部を設定し、かつ金属環の外周面にネジシール部を形成する。また、回転環としては、金属環にゴム状弾性体を接着したものであっても良く、この場合はゴム状弾性体を着磁することにより金属粉吸着部を設定し、かつゴム状弾性体の外周面にネジシール部を形成する。
本発明の密封装置は、金属粉が発生しやすい減速機用の密封装置として好適に利用される。
本発明によれば、密封流体に金属粉が含まれていてもシールリップの摩耗が促進されず、よって長期間に亙って安定したシール性能を発揮することができる密封装置を提供することができる。また併せて、軸の回転に伴って発生する軸方向ポンピング力を利用してシール性能を向上させることができる密封装置を提供することができる。
本発明には、以下の実施形態が含まれる。
(1)オイルシールの機内側に磁性のスリンガ(回転環)を設け、スリンガの外周面にネジを設ける。
(2)オイルシールの機内側にスリンガ(回転環)を設け、スリンガの外周面に磁性のゴムを設け、磁性ゴムの表面にネジを設ける。
(3)オイルシールの機内側に磁性のスリンガ(回転環)を設け、スリンガの外周面に磁性のゴムを設け、磁性ゴムの表面にネジを設ける。
(1)オイルシールの機内側に磁性のスリンガ(回転環)を設け、スリンガの外周面にネジを設ける。
(2)オイルシールの機内側にスリンガ(回転環)を設け、スリンガの外周面に磁性のゴムを設け、磁性ゴムの表面にネジを設ける。
(3)オイルシールの機内側に磁性のスリンガ(回転環)を設け、スリンガの外周面に磁性のゴムを設け、磁性ゴムの表面にネジを設ける。
つぎに本発明の実施例を図面にしたがって説明する。
図1は、本発明の実施例に係る密封装置11を示している。当該実施例に係る密封装置11は、減速機のシール部に用いられ、機内Aの潤滑油やグリースなどの密封流体(図示せず)が機外Bへ漏洩しないようにシールする。密封流体には、磁力によって吸着可能な金属粉(図示せず)が含まれる。
密封装置11は、ハウジング61側に装着されるオイルシール21と、ハウジング61の軸孔61aに挿通する軸62側に装着される回転環31とを有している。
オイルシール21は、ハウジング61の軸孔61a内周に嵌合される筒状の取付部22を備え、この取付部22の軸方向一方(機外B側、図では左方)の端部から径方向内方へ向けフランジ状のリップ保持部23が設けられ、このリップ保持部23の内周端部にシールリップ28およびダストリップ29が保持されている。またオイルシール21はその構成部品として、金属製の補強環24と、この補強環24に被着(架橋接着)されたゴム状弾性体25とを備え、後者のゴム状弾性体25によって、外周シール部26および端面シール部27とともに上記シールリップ28およびダストリップ29が一体に成形されている。補強環24は、筒状部24aの軸方向一方の端部から径方向内方へ向けフランジ部24bを一体成形したものであって、筒状部24aは上記外周シール部26とともに取付部22をなし、フランジ部24bは上記端面シール部27とともにリップ保持部23をなしている。
一方、回転環31は、金属環(スリンガ)32の単体によって構成されている。金属環32は、シールリップ28の機内A側において軸62の周面62aに嵌合される環状の取付部33を備え、この取付部33から径方向外方へ向けフランジ状の径方向立ち上がり部34が一体成形され、径方向立ち上がり部34の外周端部から軸方向一方へ向け円筒部35が一体成形されている。円筒部35はオイルシール21の取付部22の内周側に配置され、円筒部35の外周面35aは取付部22の内周面22aに対し非接触で径方向に対向して配置され、ここに径方向の微小間隙cの形成による非接触式のラビリンスシール部36が設定されている。
また、金属環32はその全体が着磁されている(磁気を帯びている)。したがって金属環32はその表面に、密封流体に含まれる金属粉を磁力によって吸着することが可能とされており、特に、円筒部35の外周面35aは、上記微小間隙cに侵入してきた金属粉を吸着することが可能な金属粉吸着部37とされている。
また、加えて、円筒部35の外周面35aには、ネジ状(螺旋状)の溝38が形成されており、この溝38により、回転時のポンピング作用によって、上記微小間隙cに侵入してきた密封流体を機内A側へ押し戻すことが可能なネジシール部39が設けられている。
上記構成の密封装置11は、オイルシール21のシールリップ28が軸62の周面62aに摺動可能に接触することにより密封流体をシールするが、シールリップ28の機内A側に位置して、ラビリンスシール部36、金属粉吸着部37およびネジシール部39が設けられているため、ラビリンスシール部36が密封流体を通過しにくくし、金属粉吸着部37が磁力によって金属粉を吸着し、ネジシール部39が回転時のポンピング作用によって密封流体を機内A側へ押し戻す。
したがって、これらのラビリンス作用、吸着作用およびポンピング作用によって金属粉がシールリップ28の摺動部に到達しにくくなるため、金属粉の咬み込みによってシールリップ28の摺動部が早期に摩耗するのを抑制することが可能とされている。したがって本発明所期の目的どおり、密封流体に金属粉が含まれていてもシールリップ28の摺動摩耗が促進されず、長期間に亙って安定したシール性能を発揮することができる密封装置を提供することができ、併せて、軸62の回転に伴って発生する軸方向ポンピング力を利用してシール性能を向上させることができる密封装置を提供することができる。
尚、上記図1の実施例における回転環31は、これに代えて、以下のような構成としても良い。
すなわち図2に示すように、回転環31は、金属環(スリンガ)32と、この金属環32に被着(架橋接着)されたゴム状弾性体40との組み合わせによって構成されている。
金属環32は、シールリップ28の機内A側において軸62の周面62aに嵌合される環状の取付部33を備え、この取付部33から径方向外方へ向けフランジ状の径方向立ち上がり部34が一体成形され、径方向立ち上がり部34の外周端部から軸方向一方へ向け円筒部35が一体成形されている。ゴム状弾性体40は、円筒部35の外周面に全周に亙って被着され、筒状に成形されている。
ゴム状弾性体40は、オイルシール21の取付部22の内周側に配置され、ゴム状弾性体40の外周面40aは取付部22の内周面22aに対し非接触で径方向に対向して配置され、ここに径方向の微小間隙cの形成による非接触式のラビリンスシール部41が設定されている。
また、ゴム状弾性体40はその全体が着磁されている(磁気を帯びている)。したがってゴム状弾性体40はその表面に、密封流体に含まれる金属粉を磁力によって吸着することが可能とされており、特に、ゴム状弾性体40の外周面40aは、上記微小間隙cに侵入してきた金属粉を吸着することが可能な金属粉吸着部42とされている。
また、加えて、ゴム状弾性体40の外周面40aには、ネジ状(螺旋状)の溝43が形成されており、この溝43により、回転時のポンピング作用によって、上記微小間隙cに侵入してきた密封流体を機内A側へ押し戻すことが可能なネジシール部44が設けられている。
ゴム状弾性体40への着磁は、磁気エンコーダ等における着磁技術と同様に、磁性粉を混入したゴム材料を用いて成形品を成形してから成形品に着磁処理を施すことによって行われ、これによりゴム状弾性体40は、N極S極を円周上交互に所定ピッチで多数磁極化した着磁パターンを備えるものとされている。金属環32は着磁されていないが、ゴム状弾性体40とともに着磁されていても良い。
当該実施例においては、ゴム状弾性体40にネジ加工を施すため、金属環32にネジ加工を施す場合と比較して、ネジ加工が容易である利点がある。
11 密封装置
21 オイルシール
22,33 取付部
22a 内周面
23 リップ保持部
24 補強環
24a 筒状部
24b フランジ部
25,40 ゴム状弾性体
26 外周シール部
27 端面シール部
28 シールリップ
29 ダストリップ
31 回転環
32 金属環
34 径方向立ち上がり部
35 円筒部
35a,40a 外周面
36,41 ラビリンスシール部
37,42 金属粉吸着部
38,43 溝
39,44 ネジシール部
61 ハウジング
61a 軸孔
62 軸
62a 周面
c 径方向微小間隙
A 機内
B 機外
21 オイルシール
22,33 取付部
22a 内周面
23 リップ保持部
24 補強環
24a 筒状部
24b フランジ部
25,40 ゴム状弾性体
26 外周シール部
27 端面シール部
28 シールリップ
29 ダストリップ
31 回転環
32 金属環
34 径方向立ち上がり部
35 円筒部
35a,40a 外周面
36,41 ラビリンスシール部
37,42 金属粉吸着部
38,43 溝
39,44 ネジシール部
61 ハウジング
61a 軸孔
62 軸
62a 周面
c 径方向微小間隙
A 機内
B 機外
Claims (4)
- ハウジングと前記ハウジングの軸孔に挿通した軸との間に装着されて機内の密封流体が機外へ漏洩するのを抑制する密封装置であって、前記密封流体には磁力によって吸着可能な金属粉が含まれる密封装置において、
前記ハウジングに固定されるオイルシールと、前記オイルシールの機内側で前記軸に固定される回転環とを有し、
前記オイルシールは、前記ハウジングの軸孔内周に取り付けられる取付部と、摺動作動するシールリップとを有し、
前記取付部の内周面と前記回転環の外周面とを非接触で径方向に対向して配置し、
前記回転環の外周面に、磁力によって前記金属粉を吸着する金属粉吸着部を設け、
同じく前記回転環の外周面に、回転時のポンピング作用によって前記密封流体を機内側へ押し戻すネジシール部を設けたことを特徴とする密封装置。 - 請求項1記載の密封装置において、
前記回転環は、着磁された金属環を備え、
前記金属環の外周面に前記ネジシール部を設けたことを特徴とする密封装置。 - 請求項1記載の密封装置において、
前記回転環は、金属環と、前記金属環に接着されるとともに着磁されたゴム状弾性体とを備え、
前記ゴム状弾性体の外周面に前記ネジシール部を設けたことを特徴とする密封装置。 - 請求項1、2または3記載の密封装置において、
当該密封装置は、減速機用の密封装置として用いられることを特徴とする密封装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015201834A JP2017075620A (ja) | 2015-10-13 | 2015-10-13 | 密封装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015201834A JP2017075620A (ja) | 2015-10-13 | 2015-10-13 | 密封装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017075620A true JP2017075620A (ja) | 2017-04-20 |
Family
ID=58550097
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015201834A Pending JP2017075620A (ja) | 2015-10-13 | 2015-10-13 | 密封装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2017075620A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102018121784B4 (de) * | 2017-09-13 | 2021-03-18 | Fanuc Corporation | Motor zum Unterdrücken des Eindringens von Fremdkörpern |
-
2015
- 2015-10-13 JP JP2015201834A patent/JP2017075620A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102018121784B4 (de) * | 2017-09-13 | 2021-03-18 | Fanuc Corporation | Motor zum Unterdrücken des Eindringens von Fremdkörpern |
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