JP2017074078A - ドラム駆動装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】内部の負荷状態が変動するドラムの起動駆動を安定的に制御することができるドラム駆動装置を実現する。
【解決手段】鉛直に対して角度を有する回転軸を持つドラム51と、回転子59に永久磁石を有しドラム51を駆動するドラムモータ60と、ドラムモータ60に電流を制御して供給し駆動するインバータ回路71と、ドラムモータ60を回転子59の磁極位置とは独立した信号を発生しドラムモータ60を駆動できる同期運転手段72と、ドラムモータ60を回転子59の磁極位置に応じた信号を発生しドラムモータ60を駆動できる位置フィードバック運転手段73とを有し、インバータ回路71は、ドラム51内部の負荷状態に応じて、2つの運転手段72、73のドラムモータ60起動の設定値を変更可能としたことにより、内部の負荷状態が変動するドラム51の起動駆動を安定的に制御する。
【選択図】図1

Description

本発明は、一般家庭や事務所などで使用されるドラム式洗濯機、ドラム式洗濯乾燥機、ドラム式衣類乾燥機などの衣類処理装置や、工場、工事現場などで使用され、食品、廃棄物、生コンクリートなどを撹拌するため、円筒状のドラム内に、固体、液体、紛体、流体などを収め、鉛直から角度を有する回転軸で回転をすることで、地球の重力の作用が変化し、撹拌されるドラム駆動装置に関するものである。
従来、この種の装置は、ドラム起動時の負荷トルク変動が周期的でないものに関して、ドラムの回転角に応じて同期運転モードから位置フィードバック運転モードへの切り替えを行い、ドラムの起動駆動を行っていた(例えば、特許文献1参照)。
図1は本発明のドラム駆動装置のブロック図を示すものであるが、これを援用して従来のドラム駆動装置の構成および動作を以下に説明する。図1において、ドラム51は、鉛直に対して90度の角度をもった状態、すなわち水平の回転軸を持った状態でベアリング52、53によって回転自在に支持され、内部に衣類などの洗濯物54が入るものとなっている。
ドラム51は、ネオジウムおよびジスプロシウムなどの希土類を含む永久磁石55、56、57、58を持つ回転子59を回転自在に保持して構成した4極のドラムモータ60から、小プーリ62、ベルト63、大プーリ64を経て10分の1に減速されての回転駆動がなされるものとなっている。
なお、ドラム51の外側には樹脂製の外容器66と、給水弁67、排水弁68、蓋69が設けられ、蓋69から投入されたドラム51内の洗濯物54に水、および洗剤を作用させ、洗濯を行うことができるものとなっている。
また、ドラム駆動装置は、ドラムモータ60に電流を供給するインバータ回路71を有し、インバータ回路71は、同期運転手段72と、位置フィードバック運転手段73と、切替手段74と、第1の電流成分Idと第2の電流成分Iqに分けて出力電流を制御するモータ電流制御部75を有する。同期運転手段72は、ドラムモータ60の回転子59の磁極位置とは独立した信号S1を発生し、位置フィードバック運転手段73は、回転子59の磁極位置に応じた信号S2を発生し、切替手段74は、まず同期運転手段72からの信号S1をモータ電流制御部75に接続することによりドラムモータ60を起動し、起動からのドラム51の回転角が最初に90度となる時点より以降に、モータ電流制御部75への入力を、位置フィードバック運転手段73からの信号S2に切り替えるものとなっている。
これにより、ドラム51の内容物に起因する周期的でない負荷トルクの変動を抑制したドラム起動駆動を実現している。
特開2014−147153号公報
しかしながら、このような従来のドラム駆動装置は、使用状況に応じてドラムの内容物(洗濯物や食品、廃棄物、生コンクリートなど)の負荷状態(収容量やその偏り量)がその都度変動するものについて、ドラムを過剰制御してしまったり、または起動できなかったりという課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、ドラムの内容物の負荷状態が変動するドラム起動駆動において、安定的に駆動することのできるドラム駆動装置を提供する。
前記従来の課題を解決するために、本発明のドラム駆動装置は、鉛直に対して角度を有する回転軸を持つドラムと、回転子に永久磁石を有し前記ドラムを駆動するドラムモータと、前記ドラムモータに電流を制御して供給し駆動するインバータ回路とを備え、前記インバータ回路は、前記ドラムモータを前記回転子の磁極位置とは独立した信号を発生し前記ドラムモータを駆動する同期運転手段と、前記ドラムモータを前記回転子の磁極位置に応じた信号を発生し前記ドラムモータを駆動する位置フィードバック運転手段とを有し、前記インバータ回路は、前記ドラムの内部の負荷状態に応じて、前記同期運転手段および前記位置フィードバック運転手段の前記ドラムモータを起動するときの設定値を変更可能としたものである。
これによって、ドラム内部の負荷状態に応じて、同期運転モードおよび位置フィードバック運転モードの設定値を的確に変更し、ドラムの過剰制御や起動不良を起こすことなく、安定的なドラム起動駆動を実現することができる。
本発明のドラム駆動装置は、使用状況に応じてドラムの内容物の負荷状態が変動するドラム駆動において、ドラムの過剰制御や起動不良を起こすことなく、安定的なドラム起動駆動を実現することができる。
本発明の実施の形態1のドラム駆動装置のブロック図 同ドラム駆動装置の同期運転手段および切替手段の詳細ブロック図 同ドラム駆動装置の同期運転手段の動作の一例を示す動作波形図 同ドラム駆動装置の位置フィードバック運転手段の詳細ブロック図 同ドラム駆動装置のモータ電流制御部の詳細ブロック図 同ドラム駆動装置の切替動作の前後での各変数の変化を示した波形図 同ドラム駆動装置の切替動作前後の電流ベクトル図 本発明の実施の形態2のドラム駆動装置を用いたドラム式洗濯機の布量検知動作を示す説明図
第1の発明のドラム駆動装置は、鉛直に対して角度を有する回転軸を持つドラムと、回転子に永久磁石を有し前記ドラムを駆動するドラムモータと、前記ドラムモータに電流を制御して供給し駆動するインバータ回路とを備え、前記インバータ回路は、前記ドラムモータを前記回転子の磁極位置とは独立した信号を発生し前記ドラムモータを駆動する同期運転手段と、前記ドラムモータを前記回転子の磁極位置に応じた信号を発生し前記ドラムモータを駆動する位置フィードバック運転手段とを有し、前記インバータ回路は、前記ドラムの内部の負荷状態に応じて、前記同期運転手段および前記位置フィードバック運転手段の前記ドラムモータを起動するときの設定値を変更可能としたものである。
これにより、ドラム内部の負荷状態に応じて、同期運転モードおよび位置フィードバッ
ク運転モードの設定値を的確に変更し、ドラムの過剰制御や起動不良を起こすことなく、安定的なドラム起動駆動を実現することができる。
第2の発明は、第1の発明において、前記インバータ回路は、予め決められた複数通りの設定値を切り替えながらドラム起動駆動を行うものである。これにより、ドラム内部の負荷状態を推定することなく、予め試験的に求められた複数通りの設定値に切り換えることによって、安定的なドラム起動駆動を実現することができる。
第3の発明は、第1の発明において、前記インバータ回路は、前記ドラムの内部の負荷容量に応じて、前記ドラムモータを起動するときの設定値を変更するものである。これにより、ドラム内部の負荷容量に応じて同期運転モードおよび位置フィードバック運転モードの設定値を的確に変更し、ドラムの過剰制御や起動不良を起こすことなく、安定的なドラム起動駆動を実現することができる。
第4の発明は、第1または第3の発明において、前記インバータ回路は、前記ドラムの内部の負荷偏り量に応じて、前記ドラムモータを起動するときの設定値を変更するものである。これにより、ドラム内部の負荷偏り量に応じて同期運転モードおよび位置フィードバック運転モードの設定値を的確に変更し、ドラムの過剰制御や起動不良を起こすことなく、安定的なドラム起動駆動を実現することができる。
第5の発明は、第2〜第4のいずれかの発明において、前記インバータ回路は、前記ドラムモータを起動する前に設定値を変更するものである。これにより、適切なタイミングで同期運転モードおよび位置フィードバック運転モードの設定値を変更し、ドラムの過剰制御や起動不良を起こすことなく、安定的なドラム起動駆動を実現することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施形態1におけるドラム駆動装置のブロック図を示すものである。図1において、ドラム51は、鉛直に対して90度の角度をもった状態、すなわち水平の回転軸を持った状態でベアリング52、53によって回転自在に支持され、内部に衣類などの洗濯物54が入るものとなっている。ここで、本発明で言う鉛直とは、重力の向きを示しているものであり、垂直、あるいは水平に対して直角と同義語として扱っている。
ドラム51は、ネオジウムおよびジスプロシウムなどの希土類を含む永久磁石55、56、57、58を持つ回転子59を回転自在に保持して構成した4極のドラムモータ60によって回転駆動される。ドラム51は、ドラムモータ60から、小プーリ62、ベルト63、大プーリ64を経て10分の1に減速される。ドラム51の外側には樹脂製の外容器66と、給水弁67、排水弁68、蓋69が設けられ、ドラム51内の洗濯物54に水、および洗剤を作用させ、洗濯を行うことができるものとなっている。
また、ドラム駆動装置は、ドラムモータ60に電流を制御して供給し駆動するインバータ回路71を備え、インバータ回路71は、同期運転手段72と、位置フィードバック運転手段73と、切替手段74と、第1の電流成分Idと第2の電流成分Iqに分けてドラムモータ60への出力電流を制御するモータ電流制御部75を有している。同期運転手段72は、ドラムモータ60の回転子59の磁極位置とは独立した信号S1を発生し、位置フィードバック運転手段73は、回転子59の磁極位置に応じた信号S2を発生する。切替手段74は、まず同期運転手段72からの信号S1をモータ電流制御部75に接続することにより、ドラムモータ60を起動し、起動からのドラム51の回転角が一定度数(例
えば90度)以降に、モータ電流制御部75への入力を、位置フィードバック運転手段73からの信号S2に切り替えるものである。
なお、図1において、信号S1、S2はいずれも1本の線で示されているが、実際にはそれぞれ第2の電流成分の設定値Iqr、モータの位相θ、モータの電気角速度ωの信号をそれぞれ伝送する3本で構成されている。また、本実施の形態においては、切替手段74は、同期運転手段72が起動から所定時間後に変化する信号Fを受けて、信号S1からS2への切り替えを行うものとなっている。
図2は、本実施の形態のドラム駆動装置の同期運転手段72および切替手段74の詳細ブロック図を示している。図2において、起動からの時間を計測するタイマー80は、時間tを出力し、時限器81、電流設定器82、角速度設定器83に入力される。電流設定器82は、切替手段74にIqr1として電流設定値を出力し、角速度設定器83からは切替手段74にω1として電気角速度が出力され、さらにω1の時間積分を行う積分器86を経て、モータの位相θ1としても出力される。切替手段74は、同期運転手段72からのデジタル信号として時限器81から出力される信号Fがローの場合には信号S1を、ハイの場合には信号S2を選択し、Iqr、θ、ωの各信号がモータ電流制御部75へ出力される。
図3は、本実施の形態のドラム駆動装置の同期運転手段72の動作波形図を示している。図3(a)は信号Fの論理、図3(b)は電流の設定値Iqr1、図3(c)は角速度ω1、図3(d)は位相θ1をそれぞれ横軸に時間tとして示している。
図3(a)に示すように、モータ電流制御部75に同期運転手段72が有効に動作する期間、すなわち信号Fがローとなる期間を同期運転期間とする。起動から3.0秒間の上記同期運転期間においては、Iqr1については、図3(b)に示すように、前半の1.0秒間の期間には3Aから6Aへ直線的に増加し、その後の2.0秒間は6Aを保持するものとなり、ω1については図3(c)に示すように、直線的に増加するものとしている。モータ位相θ1は、ω1を時間積分したものとなるが、2π(360度)となった時点で0にリセットされる変数を用いて表現しているため、図3(d)に見られるような波形となっている。
時限器81が、t=3.0秒で、信号Fをローからハイに上げた時点で、信号Fを受けた切替手段74は、信号S1から信号S2へと信号を切り替え、位置フィードバック運転手段73への切り替えを行う。なお、第1の電流成分の設定値Idrに関しては、本実施の形態においては、切替手段74から信号Fがローでは0A、ハイでは−3.8Aが選択されて出力される。
第2の電流成分の設定値Iqr1の値については、モータトルクに比例して反映されるため、Iqr1の値を大きくすればドラムモータ60を駆動するトルクを大きくすることができる。また、角速度ω1の値はモータUVW相の電流周波数に比例し、角速度ω1の傾きはドラムモータ60の加速度に比例するため、ドラムモータ60の電流周波数および角速度ω1の増加傾きを調整することにより、ドラムモータ60の起動回転数および起動速度を制御することが可能である。
上記同期運転期間における同期運転モードにおいて、ドラム51内部の負荷容量が小さい場合は、ドラムモータ60の起動に必要なトルクは小さく、またモータ電流周波数に対する追従性も高いため、起動初期のIqr1を大きく設定しすぎると、ドラムモータ60内の永久磁石が急速に引き寄せられ、異音や振動を発する場合がある。これを避けるため、負荷容量が小さいときは、起動初期のIqr1を小さく、またモータ電流周波数を高く
設定することで、ドラム起動を過剰に制御することなく、安定的に起動駆動することができる。
ドラム51内部の負荷容量が大きい場合は、ドラムモータ60の起動に必要なトルクは大きく、またモータ電流周波数に対する追従性も低いため、起動初期のIqr1を小さく設定しすぎると、ドラムモータ60の起動に必要なトルクが足りず、起動不良を起こす場合がある。これを避けるため、負荷容量が大きいときは、起動初期のIqr1を大きく、またモータ電流周波数を低く設定することで、ドラム51の起動不良を解消し、安定的に起動駆動することができる。
また、ドラム51内部の負荷偏り量が大きい場合は、ドラム51起動回転時に内容物が崩れ負荷トルクが大きく変動する可能性がある。位置フィードバック運転手段73に比べ、同期運転手段72は回転子59の磁極位置とは独立した電流を供給するため、振動や負荷変動が発生しても電流の供給は継続される。従って、ドラム51内部の負荷偏り量が大きい場合は、同期運転期間を長くすることにより、ドラム51内の内容物に起因する周期的でない負荷トルクの変動を抑制し、安定的に起動駆動することができる。
ドラム51内部の負荷偏り量が小さい場合は、ドラム51起動回転時の負荷トルク変動は小さい。同期運転手段72に比べ、負荷の状態を推定しながら駆動することが可能である位置フィードバック運転手段73の方が高精度かつ省エネルギーの運転が可能であるため、位置フィードバック運転手段73で安定した駆動が実現できる。従って、ドラム51内部の負荷偏り量が小さい場合は、同期運転期間を短くすることにより、早い段階での位置フィードバック運転に切替できるため、高精度かつ省エネルギーの起動駆動をすることができる。
図4は、本実施の形態のドラム駆動装置の位置フィードバック運転手段73の詳細ブロック図を示している。図4において、速度誤差増幅手段90は、ドラムモータ60の角速度の設定値ωrを出力する速度設定手段89からのωrと、切替手段74から得た角速度ωとの差、すなわち速度誤差からPI(比例と積分)の要素を作用させて加算し、Iqr2を出力するものとなっており、ドラムモータ60の回転が設定された速度になるようにトルクが加減される。
位相誤差推定器91は、後述するモータ電流制御部75からの電流Id、Iq、電圧Vd、Vq、および角速度ωを入力し、これにドラムモータ60の誘導起電力定数、q軸インダクタンスLq、抵抗値Raなどのパラメータを用いて計算を行うことにより、現在、モータ電流制御部75が用いている位相θと、ドラムモータ60の電圧方程式が成り立つ位相との差Δθを計算する。本実施の形態においては、(Vd−Ra・Id+ω・Lq・Iq)を、(Vq−Ra・Iq−ω・Lq・Id)で除した上で、その逆正接関数を取り、また符号を逆にした値にて、制御が用いているdq座標に対する実dq位相の誤差Δθとして計算される。
収束手段92は、速度推定手段93と、積分器94を有しており、速度推定手段93は、Δθが零に収束するように、PI(比例・積分)を用いて永久磁石55、56、57、58の角速度ω2の計算を行うものとなっており、さらにω2は積分器94にて時間積分の計算が行われることにより、推定位相θ2として出力される。信号Fがローの期間中においては、積分器94は推定位相θ2としてΔθが出力されるように、常に更新されており、速度推定手段93についても、角速度ω2としてωとなるように、常に積分要素の更新が行われる。
位置フィードバック運転手段73の動作が有効となっている状態においては、位相誤差
推定器91と収束手段92の動作、作用によって、位置センサレスでのドラムモータ60の運転を行う構成となっている。
なお、本実施の形態において、位相誤差推定器91は、Δθの計算式を用いたが、それに限定されるものではなく、ドラムモータ60に供給される電圧と電流に関する値と、ドラムモータ60のパラメータを用い、位相の誤差Δθ、またはd軸の電圧差に関する値などを導き出すものであっても構わず、要は回転子59の磁極位置に応じた信号を発生しながら、ドラムモータ60を運転することができるものであればよい。
余弦アンプ95は、Δθの余弦関数に、切替手段74からのIqrを乗じたIref値を出力するものとなっており、速度誤差増幅手段90は、信号Fがローの期間中においては、出力された設定値Iqr2がIref値に等しくなるよう、内部の積分器の値を常に更新している。
図5は、本実施の形態のドラム駆動装置のモータ電流制御部75の詳細ブロック図を示している。なお、モータ電流制御部75は、インバータ回路71からドラムモータ60に3相の電流を供給するものであるが、入力される位相θとして、U相電流による起磁力を基準とした場合の、永久磁石55、56、57、58による磁束の向き、すなわち真のd軸の位相と正しく合致している場合には、入力されたIdrは永久磁石55、56、57、58の磁束に平行な第1の電流成分となり、Iqrはそれに対して直交し+90度(π/2)分位相が進んだ第2の電流成分となり、所望の電流ベクトルに制御されるものとなる。
図5において、モータ電流制御部75は、電流誤差増幅器98、99、座標変換器100、101、PWMパワーモジュール103、直流電源104、電流検知回路105を有しており、電流誤差増幅器98は設定値Idrと座標変換器101の出力であるIdの差をPI(比例・積分)計算して電圧Vdとして出力するものである。電流誤差増幅器99は、切替手段74から得た設定値Iqrと座標変換器101の出力であるIqの差を同様にPI(比例・積分)計算してVqとして出力するものとなっている。座標変換器100は、電流誤差増幅器98、99からそれぞれ出力されるVdとVqとθを入力し、数式1を用いるなどして、Vu、Vv、Vwに変換するものである。
Figure 2017074078
このように、3相を使用することにより、ドラムモータ60、インバータ回路71の構成が比較的簡単でありながら、連続的でスムーズなパワー伝達が可能であるという効果があるが、特に3相に限定されるものではなく、2相、4相、5相などであっても構わない。
PWMパワーモジュール103は、図示しない6石のIGBT、および電子回路等で構
成されたもので、Vu、Vv、Vwと、直流電源104から、280Vの直流電圧を受け、PWM(パルス幅変調)を行いながら、3相の交流をU、V、Wとして出力し、数アンペアの電流をドラムモータ60へと供給していくものとなっており、具体的にはマイクロコンピュータ内にワンチップ構成されたパルス幅変調器と、それとは別パッケージで設けられたパワー部分との総合体として構成されたものとなっている。
U相とW相については、電流検知回路105の検知素子106、107を通過させることにより、電流IuとIwの瞬時値が検知され、座標変換器101に入力される。なお、検知素子106、107については、検知対象となる電流により磁路に起磁力を発生させ、その磁界から電流値を検出するものや、シャント抵抗と呼ばれる抵抗の電圧降下から検知を行うものなどが利用可能である。
V相の電流Ivについては、本実施の形態においては検知していないが、Iu+Iv+Iw=0の関係から、入力されたIuとIwよりIvも求められるものであり、座標変換器101は、数式2を用いるなどすることにより、θを用いてd軸の電流Idと、q軸の電流Iqを計算する。
Figure 2017074078
図6は、本実施の形態のドラム駆動装置の切替手段74の、出力される信号Fによる切替動作の前後での各変数の変化を横軸の時間をやや拡大して示した波形図である。図6において、いずれも切替手段74の入出力信号となるIqr、ω、θを次のように表してある。図6(a)は破線でIqr1、一点鎖線でIqr2、実線でIqrを、図6(b)は破線でω1、一点鎖線でω2、実線でωを、図6(c)は破線でθ1、一点鎖線でθ2、実線でθを示している。
図6(c)に示すように、切替手段74の動作、作用により、t<3.0秒においてはθ=θ1となり、t>3.0秒においてはθ=θ2となる。また、図6(a)に示すように、t<3.0秒でのIqr2に関しては、前述したようにIqr1から余弦アンプ95を経た出力Irefが速度誤差増幅手段90の出力、すなわちIqr2となるように積分成分の更新が継続され、図6(b)、図6(c)に示すように、ω2についてはω1と同値、またθ2についても常にΔθと等しくなるようにが継続的にセットされる。
図7は、本実施の形態のドラム駆動装置における、切替手段74による切替動作前後の電流ベクトルを、真のdq座標上で示したものである。図7において、切替直前のIqr値であるIqr1は長さとしては、Iqr1の値である6Aあるが、向きとしてq軸に対し第1象限にΔθだけ傾きを持ったものとなっており、真q軸成分としては、余弦アンプ95の出力、すなわちIqr1にΔθの余弦を乗じたIrefと等しいものとなり、切替直後にはIqrはIqr2=Irefへと変化する。
同期運転モードから位置フィードバック運転モードへの切替を行うタイミング(本実施の形態ではt=3.0秒)において、ドラム51内部の負荷容量が小さい場合は、位置フィードバック運転モードの起動初期値Iqr2を設定するタイミングで、Iqr1との差異が生じ、急に負荷トルクが小さくなることによって、異音や振動を発する場合がある。
これを避けるため、負荷容量が小さい場合は、同期運転時のIqr1を小さく設定するとともに、位置フィードバック運転の起動初期値Iqr2をIqr1に近づくような値に設定することにより、切替時に生じる負荷トルクの変動を失くし、安定的な起動接続を行うことができる。
また、ドラム51内部の負荷容量が大きい場合は、位置フィードバック運転モードとなるタイミングで、急に負荷トルクが大きくなることによって、ドラム51の角速度の急激な加速(オーバーシュート)が発生しやすく、異音や振動を発したり、正常に起動できなかったりする場合がある。これを避けるため、負荷容量が大きい場合は、同期運転時のIqr1を大きく設定するとともに、位置フィードバック運転時の起動初期値Iqr2をIqr1に近づくような値に設定することにより、切替時に生じる負荷トルク変動を失くし、安定的な起動接続を行うことができる。
このように、同期運転モードおよび位置フィードバック運転モードの切り替えを利用したドラム起動駆動において、ドラム起動駆動の動作は負荷容量および負荷偏り量に大きく依存するため、安定的なドラム起動駆動を実現するためには、前記2つの運転手段(同期運転手段72および位置フィードバック運転手段73)の設定値は、ドラム51内部の負荷容量および負荷偏り量に的確に対応できる構成としておくことが重要である。
そこで、本発明では、同期運転モードの設定値として、「同期運転期間、起動初期値Iqr1、モータ電流周波数」、位置フィードバック運転モードの設定値として、「起動初期値Iqr2」を予め実験的に負荷容量の大小、負荷偏り量の大小にそれぞれ場合分けして求め、複数通りを用意してある。
上記のように複数通り用意した各設定値を利用してドラム起動駆動を行なう方法を以下に例示する。実際のドラム起動駆動において、まず複数通り用意した各設定値の組み合わせの中から一つが選択され、ドラム起動を試みる。この条件でモータ起動不良が発生した時には、予め求めた複数通りの設定値を順次切り替えながら、ドラムの再起動を行う。これにより、ドラム51内部の負荷状態を推定することなく、予め試験的に求められた複数通りの設定値を切り替えることによって、安定的なドラム起動駆動を実現することができる。
なお、ここでいう順次切り替えの順次とは、あらかじめ定めた順番という意味に限定されるものではなく、直前の設定値の組み合わせとは異なる設定値の組み合わせに切り替えることを必要に応じて繰り返すという意味である。
以下に具体的な一例を示す。同期運転モードの設定値として、組み合わせ1(同期運転期間:3秒、起動初期値Iqr1の最大値:5A)と組み合わせ2(同期運転期間:5秒、起動初期値Iqr1の最大値:6A)との2種類があらかじめ用意されているとする。
まず、消費電力が少なく、かつ、短い時間で位置フィードバック運転に切り替えられる組み合わせ1の設定値で起動を試みる。ここで正常に起動できなかった場合は、負荷容量もしくは負荷偏り量が大きいと思われるので、より大きいトルクが得られる組み合わせ2の設定値に切り替えて再度起動させる、という具合である。なお、位置フィードバック運転モードの設定値(起動初期値Iqr2や位置フィードバック運転時のループゲイン値)も、組み合わせ1、組み合わせ2の設定値と対にして用意しておく。組み合わせ2と対となる設定値を組み合わせ1と対となる設定値より大きい値に設定してあるが、ここでは詳細な説明は省略する。
(実施の形態2)
本発明の実施の形態2におけるドラム駆動装置が上記実施の形態1と異なる点は、布量センサーや負荷偏り量センサー等の推定手段を用いて、ドラム51内部の負荷容量や負荷偏り量を推定する構成とした点である。他の構成は実施の形態1と同じであり、詳細な説明は省略する。
同期運転モードおよび位置フィードバック運転モードの切り替えを利用したドラム起動駆動において、前記2つの運転手段(同期運転手段72および位置フィードバック運転手段73)の適正な設定値は、負荷容量および負荷偏り量に大きく依存するため、安定的なドラム起動駆動を実現するためには、ドラム51内部の負荷容量および負荷偏り量を推定することは重要なことである。本実施の形態のドラム駆動装置によれば、布量センサーや負荷偏り量センサー等の推定手段による推定結果に応じて最適な設定値の組み合わせを選択し、その条件でドラム起動を行う。このようにすれば、より効率的に安定的なドラム起動駆動を実現することができる。
図8は、本発明の実施の形態2のドラム駆動装置を用いたドラム式洗濯機の布量検知動作を示す説明図である。図8に示すように、ドラムモータ60を加速および減速させることにより、ドラム51内部の負荷容量に応じて変動するモータ電流値(回転数上昇区間ΔN1におけるIq1、回転数下降区間ΔN2におけるIq2)を評価することによって、負荷容量を推定するものである。
布量センサー(図示せず)によるドラム51内部の布量の計測は一般的には、運転スタート直後に行われる行程の一つで、ドラム51内部の負荷状態が乾布である可能性が高いため、比較的に安定的に起動することができる。布量推定後、水分を含んだ負荷状態を想定して推定された負荷容量に応じて、同期運転モードおよび位置フィードバック運転モードの設定値を変更することにより、安定的なドラム起動駆動を実現する。
なお、本実施の形態においては、モータ電流値を用いた布量推定方法を説明したが、それに限定されるものではなく、ドラム51内部の負荷容量を推定できる方法であればよい。
また、負荷偏り量は、ドラム51を駆動するたびに変動するものであり、ドラム起動駆動の前に、直前の負荷偏り量を評価し、設定値を変更することが望ましい。これにより、ドラム駆動の度に変動する負荷偏り量をより正確に推定することができ、負荷偏り量に応じた最適な設定値を変更することができる。負荷偏り量については、振動センサーやモータ回転数の変動具合を評価することにより、ドラム51内部の負荷偏り量を推定することができる。
なお、上記のドラム51内部の負荷容量に応じて設定値を変更する方法と、ドラム51内部の負荷偏り量に応じて設定値を変更する方法とは、併用しても個別に単独で用いても効果を得ることができる。
上記の各実施の形態においては、ドラムモータ60は、小プーリ62、大プーリ64、ベルト63を介してドラム51を回転駆動する構成となっており、機構的な一定の減速(10分の1)があるため、ドラムモータ60に必要なトルクが小さくて済むものとなり、装置の小型化、低コスト化に有利なものとなっている。しかしながら、必ずしも小プーリ62、大プーリ64、ベルト63を使用しなければならないというものではなく、例えばギア(歯車)での減速を行うものや、ドラム51とドラムモータ60を直接接続し、機構的な減速なしとしたダイレクト駆動などと称されるものであってもよく、いずれの場合でも、本発明は、最終的に駆動されるドラム51の回転角に視点をおいてなされたものである。
また、上記の各実施の形態においては、ドラム51の回転軸は、鉛直に対して90度という角度を持ち、すなわち回転軸が水平となるドラム駆動装置を示しているものとなっているが、90度以外でも、地球の重力によって生じるドラム51のモーメント、すなわちトルクは大なり小なり発生するものとなり、鉛直に対して例えば10度程度の角度を持って、縦型と呼ばれるようなドラム式洗濯機を構成した場合にあっても、重力の作用によるトルク変動に対応した安定したドラム起動駆動が必要となる傾向は、十分に発生するものとなり、本発明の効果が期待できるものとなる。
以上のように、本発明にかかるドラム駆動装置は、ドラム式洗濯機のような使用状況に応じてドラム内部の負荷状態(衣類の量や衣類の偏り)がその都度変動するものについて、ドラム内部の負荷状態に応じて、同期運転モードおよび位置フィードバック運転モードの設定値を的確に変更し、ドラムの過剰制御や起動不良を起こすことなく、安定的にドラムを起動駆動することが可能となるため、一般家庭などで使用される鉛直に対して角度をもったドラムの回転軸を有する、縦型ドラム駆動装置、ドラム式ドラム駆動装置、ドラム式洗濯乾燥機やドラム式乾燥機、また縦型洗濯機と呼ばれる形であり鉛直から角度を有した回転軸とすることによる使い勝手の改善を図ったもの等に有用である。
さらに、食品を扱う回転式の調理器や、廃棄物を処理する回転ドラム、またコンクリート粉と土砂を撹拌するコンクリート・ミキサーなどの用途にも適用できる。
51 ドラム
55、56、57、58 永久磁石
59 回転子
60 ドラムモータ
71 インバータ回路
72 同期運転手段
73 位置フィードバック運転手段
74 切替手段
75 モータ電流制御部
89 速度設定手段
90 速度誤差増幅手段
93 速度推定手段

Claims (5)

  1. 鉛直に対して角度を有する回転軸を持つドラムと、回転子に永久磁石を有し前記ドラムを駆動するドラムモータと、前記ドラムモータに電流を制御して供給し駆動するインバータ回路とを備え、前記インバータ回路は、前記ドラムモータを前記回転子の磁極位置とは独立した信号を発生し前記ドラムモータを駆動する同期運転手段と、前記ドラムモータを前記回転子の磁極位置に応じた信号を発生し前記ドラムモータを駆動する位置フィードバック運転手段とを有し、前記インバータ回路は、前記ドラムの内部の負荷状態に応じて、前記同期運転手段および前記位置フィードバック運転手段の前記ドラムモータを起動するときの設定値を変更可能としたことを特徴とするドラム駆動装置。
  2. 前記インバータ回路は、予め決められた複数通りの設定値を切り替えながらドラム起動駆動を行うことを特徴とする請求項1記載のドラム駆動装置。
  3. 前記インバータ回路は、前記ドラムの内部の負荷容量に応じて、前記ドラムモータを起動するときの設定値を変更することを特徴とする請求項1記載のドラム駆動装置。
  4. 前記インバータ回路は、前記ドラムの内部の負荷偏り量に応じて、前記ドラムモータを起動するときの設定値を変更することを特徴とする請求項1または3記載のドラム駆動装置。
  5. 前記インバータ回路は、前記ドラムモータを起動する前に設定値を変更することを特徴とする請求項2〜4のいずれか1項記載のドラム駆動装置。
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