JP2017074042A - アルコール飲料熟成デバイス - Google Patents

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Abstract

【課題】アルコール飲料を熟成させるためのデバイスを提供する。
【解決手段】容器と超音波エネルギデバイスとを含むアルコール飲料熟成デバイスを提供する。容器は、アルコール飲料を保持するための内部容積を定め、超音波エネルギデバイスは、容器の内部容積内のアルコール飲料を超音波エネルギに曝すように構成される。超音波エネルギデバイスは、容器の内部容積への超音波エネルギの180度よりも大きい露出の範囲を定め、それによってそこに収容されたアルコール飲料は、超音波エネルギに効率的に曝される。
【選択図】図1

Description

本発明は、一般的に、アルコール飲料を熟成させるためのデバイスに関する。
ウォッカ、テキーラ、ラム、バーボン、スコッチ、及びブランデーなどのようなアルコール飲料は、一般的に蒸留工程を通して生成される。生成された状態で、多くの生成物は、飲料の味及び滑らかさを改善するために熟成される。例えば、バーボン及びスコッチは、典型的に、消費用に販売される前に少なくとも3年熟成される。ラム、テキーラ、及びブランデーは、2年から10年又は更に長い様々な期間にわたって熟成される。
過去においては、バーボン及びスコッチのようなアルコール飲料は、例えば、長い期間にわたってオーク樽又はオーク材の中で熟成されてきた。飲料は、望ましくない化合物を除去し、かつある一定の色、香味、及び芳香を添えて飲料の滑らかさ及び味を高めるために木製容器で熟成される。熟成工程中に、蒸留物は、リグニン、タンニン、及び炭水化物のような木材中の成分と反応することができる。蒸留及び熟成の技術は、過去数百年間にわたってほとんど変わっていない。
残念ながら、従来の熟成工程のコストは莫大であり、多くの場合に消費者への蒸留酒コストの半分から3分の2又は更に多くを占める。例えば、生成物品質を保証するために、オーク樽は、注意深く制御された温度及び湿度条件の下で倉庫に非常に長い期間にわたって保管しなければならない。樽は、製造することが非常に高価であるだけでなく、かなりの量の空間も占める。更に、アルコール生成物の多くは、樽の孔隙を通した蒸発によって熟成中に失われる可能性がある。
これに加えて、自然な樽熟成はまた、蒸留酒の香味及び品質を改善すると考えられる化学反応に対して限界を呈している。例えば、蒸留酒の滑らかさ及び香味を保証すると考えられる酸化及びエステル化反応は、蒸発による生成物の喪失を制限するのに好ましい温度では非効率であり、かつ完了に至るまで進行できない傾向がある。すなわち、望ましい化学反応を促進するための高温と生成物の蒸発を制限するのに望ましい低温との間で熟成工程に関して均衡点を取り決めなければならない。
米国特許第7,063,867号明細書
アルコール飲料を超音波エネルギに曝す段階を伴う、アルコール飲料を急速に熟成させるある一定の工程が開発されている。例えば、全ての関連事項に関して本明細書に引用によって組み込まれているTyler、III他に付与された米国特許第7,063,867号明細書は、アルコール飲料を開示された量の超音波エネルギに曝す段階を含む、アルコール飲料を熟成させる工程に関するものである。しかし、アルコール飲料を効率的に超音波エネルギに曝す機能を有するデバイスに対する必要性が依然として存在している。従って、アルコール飲料を効率的に超音波エネルギに曝すことができるアルコール飲料を熟成させるためのデバイスは有益であると考えられる。
本発明の態様及び利点は、以下の説明に一部は示されることになり、又はその説明から明白である場合があり、又は本発明の実施を通して習得することができる。
本発明の開示の一例示的実施形態において、アルコール飲料熟成デバイスを提供する。アルコール飲料熟成デバイスは、アルコール飲料を保持するための内部容積を定める容器を含む。アルコール飲料熟成デバイスは、これに加えて、容器の内部容積内のアルコール飲料を超音波エネルギに曝すための超音波エネルギデバイスを含む。超音波エネルギデバイスは、容器の内部容積への超音波エネルギの180度よりも大きい露出の範囲を定める。
本発明の開示の例示的態様において、アルコール飲料熟成デバイスを使用してアルコール飲料を熟成させる方法を提供する。アルコール飲料熟成デバイスは、内部容積を有する容器と、容器の内部容積への180度よりも大きい露出の範囲を定める超音波エネルギデバイスとを含む。本方法は、容器の内部容積に熟成させるアルコール飲料を与える段階と、容器の内部容積内のアルコール飲料に対して超音波エネルギデバイスを使用して180度を超える範囲の方向に超音波エネルギを与える段階とを含む。
本発明のこれら及び他の特徴、態様、及び利点は、以下の説明及び添付の特許請求の範囲を参照することによってより良く理解されることになる。本明細書に組み込まれてその一部を成す添付図面は、本発明の実施形態を例示し、その説明と共に本発明の原理を説明するのに役立つものである。
当業者に向けたその最良のモードを含む本発明の完全かつ実施可能な開示は、添付図面を参照する本明細書に示されている。
本発明の開示の例示的実施形態によるアルコール飲料を熟成させるためのシステムの側面図である。 本発明の開示の例示的実施形態による図1の例示的システムからのアルコール飲料熟成デバイスの斜視図である。 図2の例示的アルコール飲料熟成デバイスの正面図である。 図2の例示的アルコール飲料熟成デバイスの底部分の概略断面図である。 図2の例示的アルコール飲料熟成デバイスの上面図である。 本発明の開示の例示的実施形態による超音波エネルギデバイスの上面簡略図である。 図6の例示的超音波エネルギデバイスの側面簡略図である。 本発明の開示の別の例示的実施形態によるアルコール飲料熟成デバイスの側面図である。 本発明の開示の例示的態様によるアルコール飲料を熟成させる方法の流れ図である。
これから本発明の実施形態を提示するために詳細を参照することになるが、その1又は2以上の例は、添付図面に説明されている。この詳細説明では、図面における特徴を参照するために数字及び文字による指定を使用する。図面及び説明での同様又は類似の指定は、本発明の同様又は類似の部分を指すために使用している。本明細書に使用するように、用語「第1」、「第2」、及び「第3」は、1つの構成要素を他と識別するために使用する場合があり、個々の構成要素の位置又は重要度を意味するように意図したものではない。用語「上流」及び「下流」は、流路における流体流れに関して相対的な方向を指す。例えば、「上流」は、流体が流れて来る方向を指し、「下流」は、流体が流れて行く方向を指す。
ここで、同一の数字が図面全体を通して同じ要素を示す図面を参照すると、図1は、アルコール飲料を効率的に熟成させるためのシステム10を表している。本明細書に使用するように、「アルコール飲料」は、一般的に、ウォッカ、テキーラ、ラム、ウィスキー、バーボン、スコッチ、ブランデーなどのようなあらゆる蒸留酒を指す。
システム10は、一般的に、供給貯蔵タンク12、アルコール飲料熟成デバイス14、及び送出貯蔵タンク16を含む。供給貯蔵タンク12は、熟成デバイス14によって熟成されるある容積のアルコール飲料を収容することができる。これ似たいshちえ、送出貯蔵タンク16は、熟成デバイス14によって熟成されたある容積のアルコール飲料を取り込んで保持する。描写する実施形態に関して、供給貯蔵タンク12は、アルコール飲料を供給貯蔵タンク12からアルコール飲料熟成デバイス14を通して送出貯蔵タンク16まで少なくとも部分的に重力給送することができるように、送出貯蔵タンク16の上方に位置決めされる。
供給貯蔵タンク12及び送出貯蔵タンク16は、各々、ほぼ同じ大きさのタンクとすることができ、更に、供給貯蔵タンク12及び送出貯蔵タンク16の各々は、あらゆる適切な材料で形成することができる。例えば、ある一定の例示的実施形態において、供給貯蔵タンク12及び送出貯蔵タンク16の一方又は両方は、適切なプラスチック又は金属材料で形成することができる。
ここで図2及び3を参照すると、図1のシステム10に含まれる例示的アルコール飲料熟成デバイス14の斜視図及び正面図が与えられている。アルコール飲料熟成デバイス14は、軸線方向A(軸線方向中心線15は参考までに仮想的に表されている)、半径方向R、及び周方向Cを定める。図示の実施形態に関して、アルコール飲料熟成デバイス14は、垂直に向いた熟成デバイスとして構成される。従って、図示の実施形態において、軸線方向Aは、垂直方向と実質的に平行とすることができる。
これに加えて、アルコール飲料熟成デバイス14は、一般的に、アルコール飲料を保持するための内部容積20を定める容器18と、容器18の内部容積20内のアルコール飲料を超音波エネルギに曝すための超音波エネルギデバイス22とを含む。図示の実施形態に関して、容器18は、所望であればアルコール飲料熟成デバイス14を容易に移動することができるように、可動フレーム24によって所定位置に保持される。より詳細には、可動フレーム24は、ほぼ周方向Cに沿って容器18の周りに延びる周方向支持バー26を含み、複数の半径方向安定化バー28が、周方向支持バー26から容器18まで半径方向Rに沿って内方に延びている。半径方向安定化バー28の各々の遠位端30では、半径方向安定化バー28は、容器18と接触して容器18を安定化するように構成されたバンパー32を含む。バンパー32の各々は、容器18に損傷を与えないように及び/又は容器18を把持するために、例えば、エラストマー又は他のゴム材料のようなあらゆる適切な材料で形成することができる。
可動フレーム24は、これに加えて、ほぼ軸線方向Aに沿って延びる複数の軸線方向支持バー34を含み、軸線方向支持バー34は、周方向Cで容器18のベースの周りに延びるスカート36に周方向支持バー26を接続する。スカート36は、容器18を支えるように構成された1又は2以上の部材(図示せず)に取り付けられるか又はそれらを含むことができる。スカート36は、次に、複数の脚38に取り付けられ、各脚38は、アルコール飲料熟成デバイス14を望ましい位置へ移動することを可能にするように設計されたキャスタ又はローラ40を有する。
更に、可動フレーム24は、周方向支持バー26から垂直方向に沿って上方にかつ容器18の上部にわたって延びる垂直に延びる、支持バー42を更に含む。以下で説明するように、1又は2以上の電線又は他の制御要素を、容器18上部の上に位置決めされた支持バー42の一部分から垂下させることができる。
勿論、図示の例示的可動フレーム24は、単に一例として提供するに過ぎず、他の例示的実施形態では熟成デバイス14は、容器18を安定化するためのあらゆる他の適切なフレームを含むことができることを理解すべきである。例えば、別の例示的実施形態において、可動フレーム24は、代わりに、所望であれば容易に移動されるようには構成されない静止フレームであってもよい。これに加えて、別の例示的実施形態において、容器18の少なくとも一部分もフレームと見なされるように、フレームの1又は2以上の態様は、容器18と一体に形成することができる。
これに加えて、制御パネル44が、その上に複数の制御部46を有して可動フレーム24に取り付けられて設けられる。制御部46は、以下で説明するように、アルコール飲料熟成デバイス14の1又は2以上の作動を制御するように構成することができる。ある一定の例示的実施形態において、制御部46のうちの1又は2以上は、容器18の近くに位置決めされる電子機器の量を最小にするために空圧作動式制御部である場合がある。
アルコール飲料熟成デバイス14の容器18は、ほぼ第1端と第2端の間で軸線方向Aに沿って延びている。具体的には、図示の例示的アルコール飲料熟成デバイス14は、垂直方向に向けられる。従って、図示の実施形態に関して、第1端を上端48と見なすことができ、第2端を下端50と見なすことができる。これに加えて、例示的容器18は、第1及び第2端48、50の間に実質的に円筒形状の本体52を定め、かつ一体に形成されて実質的にドーム又は半球形状のキャップ54を下端50に含む。対照的に、容器18は、容器18によって定められる内部容積20を閉じ込める取外し可能な蓋56を上端48に含む。しかし、他の例示的実施形態において、容器18は、あらゆる他の適切な形状及び/又は向きを有することができる。例えば、別の例示的実施形態において、容器18は、正方形、矩形、卵形、又は他の多角形又は湾曲した断面形状を有することができる。これに加えて、例示的容器18は、垂直方向に沿って向くように示しているが、別の例示的実施形態において、容器18は、代わりに、あらゆる他の適切な方向に向けることができる。例えば、別の例示的実施形態において、容器18は、容器18の軸線方向Aが水平方向と実質的に平行に延びるように、ほぼ水平方向に沿って向けることができる。
更に図示の実施形態を参照すると、容器18は、透明、半透明、又は半透過性の材料で形成され、ユーザが容器18の内部容積20を見ることを可能にする。例えば、容器18は、ガラス材料、透明プラスチック材料(商標名プレキシガラス又はアクリライトで公知の材料など)、ホウケイ酸ガラス、石英ガラス、ポリカーボネートガラス材料、又はあらゆる他の適切な材料で形成することができる。しかし、これに代えて、容器18は、適切な金属材料、不透明プラスチック材料、又はセラミック材料のような不透明材料で形成することができる。
容器18は、これに加えて、入口58(図1に幻影的に示す)と出口60を定める。図1の例示的システム10に関して、入口58は、入口導管62を通して供給貯蔵タンク12と流体連通している。同様に、出口は、出口導管64を通して送出貯蔵タンク16と流体連通している。
ここで同じく図4を参照すると、容器18によって定められる入口58の上部断面概略図が与えられている。図示のように、図示の実施形態の入口58は、アルコール飲料熟成デバイス14の半径方向とある角度を定める。より詳細には、入口58は入口流れ方向Fを定め、入口流れ方向Fは、入口58からアルコール飲料熟成デバイス14の中心軸線15に延びる半径方向基準線61と角度59を定める。角度59は、ある一定の実施形態では、0より大きいあらゆる角度とすることができる。例えば、角度59は、約15度〜約75度、約30度〜約45度のような約5度と約85度の間とすることができる。このような構成は、容器18を通るアルコール飲料の望ましい流れを生成することができる。例えば、このような構成は、容器18を通るアルコール飲料の螺旋状流れを生成し、アルコール飲料が軸線方向Aに沿って出口60に向けて流れる時に超音波エネルギデバイス22を取り囲むことができる(例えば、渦巻き状/螺旋状流れにおいて)。
特に、図1から3を再度参照すると、アルコール飲料熟成デバイス14は、連続流れアルコール飲料熟成デバイスとして構成することができる。より詳細には、熟成されるアルコール飲料の連続流れは、容器18の入口58から容器18を通って(例えば、図4に関して上述した方法で)容器18の出口60まで流動することができる。超音波エネルギデバイス22からの熟成デバイス14で熟成されるアルコール飲料への超音波エネルギの露出量は、従って、熟成デバイス14の容器18を通るアルコール飲料の流量を調節することによって制御することができる。従って、幻影的に部分的に示すように、入口導管62の一部分は、フレーム24の様々なフレーム部材を通って容器18の制御パネル44に延びることができる。制御パネル44の制御部46は、制御つまみ65を有する流量計量デバイス63を含む。流量計量デバイス63及び制御つまみ65は、入口導管62を通る流れを調節することによって熟成デバイス14の容器18を通るアルコール飲料の流量を制御するように構成される。
更に、上述のように、供給貯蔵タンク12で熟成されるアルコール飲料を熟成デバイス14まで重力給送することができる。同様に、熟成デバイスから熟成されたアルコール飲料を送出貯蔵タンク16まで重力給送することができる。例えば、図示のように、出口60は、容器18の下端48の近くに位置決めされ、入口58は、容器18の上端48の近くに位置決めされる。これに加えて、容器18の出口60は、送出貯蔵タンク16の入口66の上方に位置決めされてこのような重力給送を容易にするのを助ける。
しかし、別の例示的実施形態において、システム10は、あらゆる他の適切な方法で熟成デバイス14への及びそれを通るアルコール飲料の流れに備えることができることを認めなければならない。例えば、他の実施形態において、1又は2以上のポンプ又は他の類似デバイスを使用して、アルコール飲料熟成デバイス14を通してアルコール飲料を給送することができる。従って、このような例示的実施形態において、供給貯蔵タンク12及び/又は送出貯蔵タンク16は、アルコール飲料熟成デバイス14に対してあらゆる適切な位置及び高さに位置決めすることができる。これに加えて、このような例示的実施形態において、ポンプ又は他の類似なデバイスは、制御パネル44の制御部46と作動可能に通信している場合がある。
これに加えて、図1から3を依然として参照すると、図示の実施形態に関して、超音波エネルギデバイス22は、容器18の内部容積20を少なくとも部分的に貫通して延びる。より詳細には、図示の例示的実施形態に関して、容器18は、軸線方向A(図1)に沿った、つまり上端48と下端50の間の高さHを定める。これに加えて、超音波エネルギデバイス22は、実質的に容器18の高さHに沿って、かつ実質的にアルコール飲料熟成デバイス14の軸線方向Aに沿って延びる。本明細書に使用するように、「約」又は「実質的に」のような近似用語は、10%の誤差範囲内であることを指す。
更に、ここで同じく図5を参照すると、図1の例示的アルコール飲料熟成デバイス14の上面図を与えており、超音波エネルギデバイス22は、実質的に容器18の中心を貫通して更に延びている。従って、このような構成を使用して、アルコール飲料熟成デバイス14は、容器18の内部容積20に収容されたアルコール飲料の超音波エネルギデバイス22からの超音波エネルギへの露出を最大にすることができる。より詳細には、図示の例示的アルコール飲料熟成デバイス14の超音波エネルギデバイス22は、容器18の内部容積20に対する超音波エネルギの180度よりも大きい露出の範囲70を定める。特に、図示の例示的実施形態に関して、容器18の内部容積20に対する超音波エネルギの周方向Cに沿って定められる時の露出の範囲70は、約360度である。これに加えて、容器18の実質的円筒形状と容器18の中心を貫通して延びる超音波エネルギデバイス22の位置とが与えられると、アルコール飲料熟成デバイス14は、超音波エネルギデバイス22の有効半径内に位置決めされるアルコール飲料の量を最大にすることができる。
本明細書に使用するように、「露出の範囲」は、第1構成要素(例えば、超音波エネルギデバイス22)内の基準点から始まる直線が、依然として第2構成要素(例えば、容器18の内部容積)と交差しながら回転することができる角度範囲(軸線方向Aに垂直な平面のような平面内の)を指すことを認めなければならない。従って、超音波エネルギデバイス22から超音波エネルギを供給することに関して、超音波エネルギの露出の範囲は、超音波エネルギデバイス22によって超音波エネルギが容器18の内部容積20に供給される角度範囲を指す。
ここで図6及び7を参照すると、本発明の開示の例示的実施形態による超音波エネルギデバイス22の概略断面図が与えられている。より詳細には、図6は、軸線方向Aに沿った例示的超音波エネルギデバイス22の上部概略断面図を与え、図7は、半径方向Rに沿った例示的超音波エネルギデバイス22の側部概略断面図を与える。図6及び7の超音波エネルギデバイス22は、図1から5の例示的超音波エネルギデバイス22と実質的に同じ方法で構成することができ、従って、同一又は同様の付番は、同一又は同様の部分を指すことができる。
少なくともある一定の例示的実施形態において、超音波エネルギデバイス22は、超音波エネルギを生成するための1又は2以上のスピーカを含む。より詳細には、図示の実施形態に関して、超音波エネルギデバイス22は、超音波エネルギを生成するための複数のスピーカ72を含む。超音波エネルギデバイス22は、容器18の内部容積内のアルコール飲料を複数のスピーカ72によって生成される超音波エネルギに曝すように構成される。ある一定の例示的実施形態において、複数のスピーカ72は、スピーカ72の1又は2以上のアレイ74を含むことができ、各アレイ74は、軸線方向Aに沿って離間した複数のスピーカ72を含む。図示の実施形態に関して、超音波エネルギデバイス22は、軸線方向に向けたスピーカ72の4個のアレイ74を含み、各アレイ74は、周方向Cに沿って離間する。このような構成を使用して、超音波エネルギデバイス22は、超音波エネルギデバイス22の軸線方向中心線78に対して周方向Cに沿って約360度までの方向範囲(矢印76に示す)にある超音波エネルギを与えることを可能にすることができる。例えば、超音波エネルギデバイス22は、容器18の内部容積20内のアルコール飲料を第1方向に第1の側80から、かつ第2の反対方向に第2のかつ反対の側82から超音波エネルギに曝すように位置決めすることができる。
特に、図示の実施形態に関して、スピーカ72の各々は、比較的狭い範囲(例えば、約90度)の方向に超音波エネルギを与える単一指向性スピーカとして構成することができる。しかし、別の例示的実施形態において、スピーカ72のうちの1又は2以上は、比較的広い範囲(例えば、180度、270度、360度)の方向に超音波エネルギを与える無指向性スピーカとして構成することができることを認めなければならない。このような構成を使用して、超音波エネルギデバイスは、所望範囲の方向に超音波エネルギを与えるために単一の無指向性スピーカを単に含むことができる。これに加えて、更に他の実施形態において、複数のスピーカ72は、代わりにあらゆる他の適切な構成に配置することができる。例えば、スピーカ72の軸線方向に延びるアレイ74の代わりに、超音波エネルギデバイス22は、スピーカの1又は2以上の渦巻き又は螺旋状アレイを含むことができる。
スピーカ72は、超音波エネルギを発生させるためのあらゆる適切なスピーカ技術を含むことができる。例えば、ある一定の例示的実施形態において、複数のスピーカ72のうちの1又は2以上は、プッシュ−プルスピーカ技術のようなあらゆる適切なダイナミックスピーカ技術を含むことができる。これに加えて、スピーカ72は、幅広い範囲の超音波エネルギを容器18の内部容積に与えるように構成することができる。例えば、ある一定の例示的実施形態において、複数のスピーカ72によって与えられる超音波エネルギは、少なくとも約5ワット/リットルのような少なくとも約3ワット/リットル、又はより詳細には、約10〜約80ワット/リットルの電力とすることができる。更に、超音波エネルギデバイス22の複数のスピーカ72によって与えられる超音波エネルギは、約20,000Hzを超える周波数、より詳細には、約20,000〜約170,000Hzとすることができる。例えば、一実施形態において、超音波エネルギは、約35,000Hzを超える周波数とすることができる。例えば、一実施形態において、超音波エネルギは、約80,000Hzの周波数とすることができる。勿論、他の実施形態において、複数のスピーカ72は、あらゆる他の適切な電力又はあらゆる他の適切な周波数の超音波エネルギを供給することができる。
更に、図6及び7から見ることができるように、超音波エネルギデバイス22は、外側エンクロージャ84と内側ハウジング86を含む。超音波エネルギデバイス22の複数のスピーカ72は、外側エンクロージャ84及び内側ハウジング86内に位置決めされる。特に、超音波エネルギデバイス22の複数のスピーカ72は、内側ハウジング86内に位置決めされる。例えば、複数のスピーカ72及び内側ハウジング86は、超音波エネルギデバイス22内に位置決めされたプレハブユニットとすることができる。超音波エネルギデバイス22は、これに加えて、外側エンクロージャ84内の複数のスピーカ72を取り囲む液体を含む。より詳細には、その液体は、超音波エネルギデバイス22の外側エンクロージャ84と内側ハウジング86の間に定められる環状空洞88に位置決めされる。液体は、超音波エネルギを伝達するために適切なあらゆる液体とすることができる。例えば、液体は、水、1又は2以上の添加物を有する水混合液、蒸留液、又はあらゆる他の適切な液体とすることができる。特に、内側ハウジング86を取り囲む環状空洞88内に中間液体を包含することで、容器18の内部容積20内のアルコール飲料の汚染を防止することができる。例えば、内側ハウジング86及びスピーカ72がプレハブユニットとして構成される場合に、内側ハウジング86は、アルコールと生成された超音波エネルギとに露出された時に劣化する場合がある材料で形成することができる。内側ハウジング86の劣化は、それが露出される液体を汚染する場合がある。従って、環状空洞88内に中間液体を包含することで、いかなるそのような汚染も、容器18内で蒸留されているいずれのアルコール飲料にも到達しないようにすることができる。
超音波エネルギデバイス22、又は特に超音波エネルギデバイス22の複数のスピーカ72は、電源と電気連通している場合がある。例えば、図示の実施形態のような少なくともある一定の例示的実施形態において、複数のスピーカ72は、電源と有線連通している場合がある。電源は、複数のスピーカ72の各々に給電する中央電源とすることができる。更に、電源は、超音波エネルギデバイス22内に収容することができ、又はこれに代えて、電源は、超音波エネルギデバイス22の外部にある場合がある。例えば、電源は、1又は2以上の電線路を通して超音波エネルギデバイス22及び複数のスピーカ72に接続された建屋ユーティリティ配管とすることができる。1又は2以上の電線路は、超音波エネルギデバイス22に取り付けられ、かつエネルギデバイス22のフレーム24の垂直方向支持バー42から垂下させることができる(図1から3を参照)。これに代えて、複数のスピーカ72のうちの1又は2以上は、このようなスピーカ72に給電するための電池又は電池パックのような個別の電源を含むことができる。
超音波エネルギデバイス22は、超音波エネルギデバイス22が含まれたアルコール飲料熟成デバイス14の複数の制御部に作動可能に接続することができる。例えば、複数の制御部は、図1から3の実施形態に関して上述した制御パネル44上の制御部46として構成することができる。制御部46は、ユーザが超音波エネルギデバイス22の周波数及び/又は電力レベルを必要に応じて変えることを可能にすることができる。
本発明の開示の例示的態様によるアルコール飲料熟成デバイスは、アルコール飲料を超音波エネルギに効率的に曝してこのようなアルコール飲料を熟成させることを可能にすることができる。特に、超音波エネルギを容器内の広範囲の方向に発生させる機能を有する超音波エネルギデバイスを超音波エネルギの容器内の飲料への露出が最大化されるような位置に位置決めすることにより、アルコール飲料を必要に応じて超音波エネルギにより効率的に曝すことができる。
ここで図8を参照すると、本発明の開示の別の例示的実施形態による例示的アルコール飲料熟成デバイス14の側面図が与えられている。図8の例示的アルコール飲料熟成デバイス14は、図1から5に関して上述した例示的アルコール飲料熟成デバイス14と実質的に同じ方法で構成することができる。例えば、図示のように、例示的アルコール飲料熟成デバイス14は、一般的に、アルコール飲料を保持するための内部容積20を定める容器18と、容器18の内部容積20内のアルコール飲料を超音波エネルギに曝すための超音波エネルギデバイス22とを含む。上述の例示的実施形態と同様に、図8の例示的アルコール飲料熟成デバイス14に関して、超音波エネルギデバイス22は、ほぼ容器の高さHに沿って延びている。しかし、特に、図8の例示的実施形態に関して、超音波エネルギデバイス22は、正確には熟成デバイス14の軸線方向Aに沿って延びてはいない。より詳細には、図8の実施形態に関して、超音波エネルギデバイス22は中心軸線78を定め、容器18も中心軸線90を定める。図示の実施形態に対する容器18の中心軸線90は、熟成デバイス14の中心軸線15及び軸線方向Aと平行である(図1)。これに加えて、図示の実施形態に関して、超音波エネルギデバイス22の中心軸線78は、容器18の中心軸線からオフセットされている。より詳細には、超音波エネルギデバイス22の中心軸線78は、容器18の中心軸線90と角度92を定める。ある一定の実施形態において、超音波エネルギデバイス22の中心軸線78と容器18の中心軸線90の間の角度92は、1度〜約15度の間とすることができる。例えば、角度92は、約3度〜約8度のような約2度〜約10度の間とすることができる。このような構成は、超音波エネルギデバイス22と容器18の外壁間に発生する定在波/定常波の量を防ぐか又は最小にすることにより、容器18の一体性の維持を助けることができる。
ここで図9を参照すると、アルコール飲料熟成デバイスを使用してアルコール飲料を熟成させる方法(100)が与えられている。例示的方法(100)は、図1から5に関して上述した例示的アルコール飲料熟成デバイス14又はあらゆる他の適切なアルコール飲料熟成デバイス14(図8に関して上述した例示的アルコール飲料熟成デバイス14など)を利用してアルコール飲料を熟成させることができる。従って、例示的方法(100)では、内部容積を有する容器と超音波エネルギデバイスとを含むアルコール飲料熟成デバイスを利用することができる。超音波エネルギデバイスは、内部容積に対する180度よりも大きい露出の範囲を定めることができる。
例示的方法(100)は、(102)において、熟成されるアルコール飲料を容器の内部容積に与える段階を含む。ある一定の例示的態様において、(102)での熟成されるアルコール飲料を容器の内部容積に与える段階は、熟成されるアルコール飲料を供給貯蔵タンクから容器の内部容積まで重力給送する段階を含むことができる。
例示的方法(100)は、これに加えて、(104)において、超音波エネルギデバイスを用いて容器の内部容積内のアルコール飲料に180度を超える範囲の方向に超音波エネルギを与える段階を含む。より詳細には、ある一定の例示的態様において、(104)で容器の内部容積内のアルコール飲料に超音波エネルギを与える段階は、超音波エネルギデバイスを用いて容器の内部容積内のアルコール飲料に約360度の範囲の方向に超音波エネルギを与える段階を更に含むことができる。
図9を更に参照すると、例示的方法(100)は、これに加えて、(106)において、容器の内部容積から容器の上端の近くに位置決めされた容器の出口を通してアルコール飲料を排出する段階を含む。
更に、図1から5に関して及び図8に関して上述した例示的システム10は、アルコール飲料を熟成させるために使用されるが、他の例示的実施形態において、熟成デバイスを含む例示的システムは、アルコール飲料を熟成させるようには構成されない場合があり、これに代えて、例えば、バイオ燃料、酢又は他の食品、香料などを熟成させるために使用される場合があることを認めなければならない。
この文書は、最良のモードを含む本発明を開示するための実施例と、同じくあらゆるデバイス又はシステムを作って使用すること及びあらゆる組み込まれた方法を実行することを含む当業者が本発明を実施することを可能にするための実施例とを使用している。本発明の特許請求可能な範囲は、特許請求の範囲によって定められ、かつ当業者に想起される他の実施例を含む場合がある。そのような他の実施例は、それらが特許請求の範囲の文字通りの用語と相違のない構造的要素を含む場合、又はそれらが特許請求の範囲の文字通りの用語と実質的でない相違を有する同等な構造的要素を含む場合に、特許請求の範囲内であるように意図している。
12 供給貯蔵タンク
14 アルコール飲料熟成デバイス
16 送出貯蔵タンク
22 超音波エネルギデバイス
65 制御つまみ

Claims (25)

  1. アルコール飲料を保持するための内部容積を定める容器と、
    前記容器の前記内部容積内の前記アルコール飲料を超音波エネルギに曝すための超音波エネルギデバイスとを含み、前記超音波エネルギデバイスは、前記容器の前記内部容積への超音波エネルギの180度よりも大きい露出の範囲を定める、
    ことを特徴とするアルコール飲料熟成デバイス。
  2. 前記容器の前記内部容積への超音波エネルギの前記露出の範囲は、約360度であることを特徴とする請求項1に記載のアルコール飲料熟成デバイス。
  3. アルコール飲料熟成デバイスが、軸線方向及び周方向を定め、
    前記露出の範囲は、前記周方向に沿って定められる、
    ことを特徴とする請求項1に記載のアルコール飲料熟成デバイス。
  4. 前記超音波エネルギデバイスは、前記容器の前記内部容積内の前記アルコール飲料を第1の方向に第1の側から、かつ反対の第2の方向に反対の第2の側から超音波エネルギに曝すように位置決めされることを特徴とする請求項1に記載のアルコール飲料熟成デバイス。
  5. 前記超音波エネルギデバイスは、超音波エネルギを生成するための1又は2以上のスピーカを含み、
    前記超音波エネルギデバイスは、前記容器の前記内部容積内の前記アルコール飲料を前記1又は2以上のスピーカからの前記超音波エネルギに曝すように構成される、
    ことを特徴とする請求項1に記載のアルコール飲料熟成デバイス。
  6. 前記1又は2以上のスピーカは、プッシュ−プルスピーカのアレイを含むことを特徴とする請求項5に記載のアルコール飲料熟成デバイス。
  7. 前記超音波エネルギデバイスは、エンクロージャを含み、
    前記1又は2以上のスピーカは、前記エンクロージャ内に位置決めされる、
    ことを特徴とする請求項5に記載のアルコール飲料熟成デバイス。
  8. 前記超音波エネルギデバイスは、前記1又は2以上のスピーカを取り囲む内側ハウジングと、前記エンクロージャ内の前記内側ハウジングを取り囲む液体とを更に含むことを特徴とする請求項7に記載のアルコール飲料熟成デバイス。
  9. 前記1又は2以上のスピーカは、前記容器の容積に基づいて少なくとも約3ワット/リットルの電力を提供することを特徴とする請求項5に記載のアルコール飲料熟成デバイス。
  10. 前記超音波エネルギデバイスは、少なくとも部分的に前記容器を通って延びることを特徴とする請求項1に記載のアルコール飲料熟成デバイス。
  11. アルコール飲料熟成デバイスが、軸線方向を定め、
    前記超音波エネルギデバイスは、実質的に前記軸線方向に沿って延びる、
    ことを特徴とする請求項1に記載のアルコール飲料熟成デバイス。
  12. 前記超音波エネルギデバイスは、実質的に前記容器の中心を通って延びることを特徴とする請求項1に記載のアルコール飲料熟成デバイス。
  13. アルコール飲料熟成デバイスが、軸線方向を定め、
    前記容器は、前記軸線方向に沿った高さを定め、
    前記超音波エネルギデバイスは、実質的に前記容器の前記高さに沿って延びる、
    ことを特徴とする請求項1に記載のアルコール飲料熟成デバイス。
  14. 前記容器は、中心軸線を定め、
    前記超音波エネルギデバイスは、中心軸線を定め、
    前記超音波エネルギデバイスの前記中心軸線は、前記容器の前記中心軸線との1度よりも大きい角度を定める、
    ことを特徴とする請求項1に記載のアルコール飲料熟成デバイス。
  15. 前記容器の前記中心軸線との前記超音波エネルギデバイスの前記中心軸線によって定められる前記角度は、2度よりも大きく、かつ約15度よりも小さいことを特徴とする請求項14に記載のアルコール飲料熟成デバイス。
  16. 前記容器は、入口及び個別の出口を定めることを特徴とする請求項1に記載のアルコール飲料熟成デバイス。
  17. 前記出口は、前記容器の上端の近くに位置決めされ、
    前記入口は、前記容器の下端の近くに位置決めされる、
    ことを特徴とする請求項16に記載のアルコール飲料熟成デバイス。
  18. 前記入口は、入口流れ方向を定め、
    前記容器は、中心軸線と、前記入口から前記容器の前記中心軸線まで延びる半径方向基準線とを更に定め、
    前記入口流れ方向は、前記半径方向基準線との0よりも大きい角度を定める、
    ことを特徴とする請求項16に記載のアルコール飲料熟成デバイス。
  19. 前記半径方向基準線との前記入口流れ方向の間で定められる前記角度は、約5度と約85度の間であることを特徴とする請求項18に記載のアルコール飲料熟成デバイス。
  20. 前記入口と前記出口の間でアルコール飲料の連続流れを熟成させるように構成されることを特徴とする請求項16に記載のアルコール飲料熟成デバイス。
  21. アルコール飲料熟成デバイスの前記容器へのアルコール飲料の流量を計量するために前記容器の前記入口と流体連通する流量計量デバイス、
    を更に含むことを特徴とする請求項20に記載のアルコール飲料熟成デバイス。
  22. 内部容積を有する容器と前記内部容積への180度よりも大きい露出の範囲を定める超音波エネルギデバイスとを含むアルコール飲料熟成デバイスを使用してアルコール飲料を熟成させる方法であって、
    熟成されるアルコール飲料を前記容器の前記内部容積に与える段階と、
    前記容器の前記内部容積内の前記アルコール飲料に前記超音波エネルギデバイスを用いて180度を超える範囲の方向に超音波エネルギを与える段階と、
    を含むことを特徴とする方法。
  23. 前記容器の前記内部容積から前記容器の上端の近くに位置決めされた前記容器の出口を通して前記アルコール飲料を排出する段階、
    を更に含むことを特徴とする請求項22に記載の方法。
  24. 熟成される前記アルコール飲料を前記容器の前記内部容積に与える段階は、熟成される前記アルコール飲料を前記容器の前記内部容積まで重力給送する段階を含むことを特徴とする請求項22に記載の方法。
  25. 前記容器の前記内部容積内の前記アルコール飲料に前記超音波エネルギデバイスを用いて180度を超える範囲の方向に超音波エネルギを与える段階は、前記容器の前記内部容積内の前記アルコール飲料に前記超音波エネルギデバイスを用いて約360度の範囲の方向に超音波エネルギを与える段階を含むことを特徴とする請求項22に記載の方法。
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